JPH09293995A - 部品吸着方法 - Google Patents
部品吸着方法Info
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- JPH09293995A JPH09293995A JP8170902A JP17090296A JPH09293995A JP H09293995 A JPH09293995 A JP H09293995A JP 8170902 A JP8170902 A JP 8170902A JP 17090296 A JP17090296 A JP 17090296A JP H09293995 A JPH09293995 A JP H09293995A
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- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸着ミスを防止でき、部品を迅速に安定して
吸着することが可能になる部品吸着方法の提供。 【解決手段】 テープ基材9aの部品収納部9cに収納
した部品8を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工
程と、前記所定位置に供給された部品8を吸着可能なノ
ズルが下降する第二工程と、前記ノズル7が前記テープ
基材9a上面より所定の間隔を設けて停止する第三工程
と、ノズル7が下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品8を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズル
7が下死点位置又はその近傍位置で部品8を真空吸引す
る第五工程と、第五工程後ノズル7により吸着された部
品8を所定の位置へ移動させる第六工程とを設けたこと
を特徴とする。
吸着することが可能になる部品吸着方法の提供。 【解決手段】 テープ基材9aの部品収納部9cに収納
した部品8を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工
程と、前記所定位置に供給された部品8を吸着可能なノ
ズルが下降する第二工程と、前記ノズル7が前記テープ
基材9a上面より所定の間隔を設けて停止する第三工程
と、ノズル7が下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品8を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズル
7が下死点位置又はその近傍位置で部品8を真空吸引す
る第五工程と、第五工程後ノズル7により吸着された部
品8を所定の位置へ移動させる第六工程とを設けたこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品吸着方法に関
し、詳しくは所定間隔にかつ所定位置に供給されたテー
プ基材の部品収納部に収納した部品を、吸着可能なノズ
ルを下降させ、真空吸引によりノズルに部品を吸着し、
その後電子回路基板に実装するといった各種用途に利用
される部品吸着方法に関するものである。
し、詳しくは所定間隔にかつ所定位置に供給されたテー
プ基材の部品収納部に収納した部品を、吸着可能なノズ
ルを下降させ、真空吸引によりノズルに部品を吸着し、
その後電子回路基板に実装するといった各種用途に利用
される部品吸着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の部品吸着方法を、図14〜図21
を用いて説明する。図14に示す実装機において、9は
テーピング部品(部品集合体)であり、テープ基材9a
の長手方向に所定ピッチで設けられた部品8を収納する
部品収納部9cとこの部品収納部を覆う被覆テープ9b
とからなる。このテーピング部品9はリール22に捲回
された状態でテープカセット装置50に保持され、その
部品供給ガイド20の上面に沿って引き出され、部品供
給ガイド20の先端部上に被さる押えカバー30の部品
供給口40に向け移動される。そして、前記テーピング
部品9は移動の途中で、押えカバー30の部品供給口4
0の手前に一側から切り込んで形成されたスリット24
から引き出され、テープ基材9aから被覆テープ9bが
分離されリール36に巻き取られる。これによって、部
品供給口40には部品収納部9cが露出した状態のテー
プ基材9aが送られることになるが、押えカバー30に
より部品収納部9cを覆うことにより、部品が飛び出す
ことなく部品供給口40に安定供給することができるも
のである。
を用いて説明する。図14に示す実装機において、9は
テーピング部品(部品集合体)であり、テープ基材9a
の長手方向に所定ピッチで設けられた部品8を収納する
部品収納部9cとこの部品収納部を覆う被覆テープ9b
とからなる。このテーピング部品9はリール22に捲回
された状態でテープカセット装置50に保持され、その
部品供給ガイド20の上面に沿って引き出され、部品供
給ガイド20の先端部上に被さる押えカバー30の部品
供給口40に向け移動される。そして、前記テーピング
部品9は移動の途中で、押えカバー30の部品供給口4
0の手前に一側から切り込んで形成されたスリット24
から引き出され、テープ基材9aから被覆テープ9bが
分離されリール36に巻き取られる。これによって、部
品供給口40には部品収納部9cが露出した状態のテー
プ基材9aが送られることになるが、押えカバー30に
より部品収納部9cを覆うことにより、部品が飛び出す
ことなく部品供給口40に安定供給することができるも
のである。
【0003】さらに、押えカバー30には、部品8が不
用意に飛び出すのを防止するシャッタ32が設けられ、
このシャッタ32は、部品供給口40の上面を部品8の
供給動作に連動して開閉するように設けられ、吸着ノズ
ル(ノズル)7等による部品の取り出しが行われる時に
のみ、シャッタ32が開くことにより、適正な姿勢で吸
着ノズル7により部品を取り出すことができるものであ
る。
用意に飛び出すのを防止するシャッタ32が設けられ、
このシャッタ32は、部品供給口40の上面を部品8の
供給動作に連動して開閉するように設けられ、吸着ノズ
ル(ノズル)7等による部品の取り出しが行われる時に
のみ、シャッタ32が開くことにより、適正な姿勢で吸
着ノズル7により部品を取り出すことができるものであ
る。
【0004】一方、吸着ノズル7は図16、図17、図
21に示すように、部品8の取り出しが行なわれる時に
のみ降下し、テープ基材9a上面に当接した位置で停止
して、真空吸引により部品8を吸着する。そして、吸着
ノズル7は上昇し、所定の位置へ移動し部品検出を行
い、正しく部品8を吸着していることを検知できるよう
になっている。その後吸着ノズル7は基板60上に移動
して、基板60の所定位置に部品8を装着する。
21に示すように、部品8の取り出しが行なわれる時に
のみ降下し、テープ基材9a上面に当接した位置で停止
して、真空吸引により部品8を吸着する。そして、吸着
ノズル7は上昇し、所定の位置へ移動し部品検出を行
い、正しく部品8を吸着していることを検知できるよう
になっている。その後吸着ノズル7は基板60上に移動
して、基板60の所定位置に部品8を装着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この部品吸着
方法においては、図17に示すように吸着ノズル7の下
面7aがテープ基材9a上面に当接して真空吸着を行う
ため、部品収納部9cは閉じられた空間となり、部品収
納部9c全体がほぼ一様に圧力が低下することになり、
部品8の上面と下面間の圧力差は小さく、部品8を浮上
させる力は小さい。すなわち、吸着ノズル7に吸着され
る力が弱くなることになる。このため、いわゆる吸着ミ
ス(図19に示す立ち吸着や図20に示す未吸着など)
が発生し、吸着ノズル7が部品8を安定して吸着するこ
とができない。また、部品供給口40にて突き上げピン
10により、部品8を下方より上方に突き上げた場合も
同様であり、吸着ノズル7が部品8を安定して吸着する
ことができない(図19、図20)。
方法においては、図17に示すように吸着ノズル7の下
面7aがテープ基材9a上面に当接して真空吸着を行う
ため、部品収納部9cは閉じられた空間となり、部品収
納部9c全体がほぼ一様に圧力が低下することになり、
部品8の上面と下面間の圧力差は小さく、部品8を浮上
させる力は小さい。すなわち、吸着ノズル7に吸着され
る力が弱くなることになる。このため、いわゆる吸着ミ
ス(図19に示す立ち吸着や図20に示す未吸着など)
が発生し、吸着ノズル7が部品8を安定して吸着するこ
とができない。また、部品供給口40にて突き上げピン
10により、部品8を下方より上方に突き上げた場合も
同様であり、吸着ノズル7が部品8を安定して吸着する
ことができない(図19、図20)。
【0006】また、図18はノズル下面部7aとテープ
基材9a上面との間隔と時間の関係を示したものであ
り、ノズル下面部7aが点Fから点Gの間に移動してい
るとき部品8を吸着する。すなわち、部品1個を吸着す
るために許容される時間t1 は約0.005秒であり、
部品8の吸着から装着までのタクトタイムをさらに短縮
しようとすれば、このt1 がより短くなり、上記吸着ミ
スはさらに増加することになる。
基材9a上面との間隔と時間の関係を示したものであ
り、ノズル下面部7aが点Fから点Gの間に移動してい
るとき部品8を吸着する。すなわち、部品1個を吸着す
るために許容される時間t1 は約0.005秒であり、
部品8の吸着から装着までのタクトタイムをさらに短縮
しようとすれば、このt1 がより短くなり、上記吸着ミ
スはさらに増加することになる。
【0007】さらに、最近はプリント基板の小型化に伴
い、部品収納部9cの体積の小さいいわゆる微小部品
(縦1.0mm×横0.5mm×高さ0.35mmや縦
0.6mm×横0.3mm×高さ0.3mmの部品)の
実装が強く望まれている。これらの部品を吸着する場合
には、微小部品ゆえに吸着時に部品を浮上させる力が発
生しにくい。
い、部品収納部9cの体積の小さいいわゆる微小部品
(縦1.0mm×横0.5mm×高さ0.35mmや縦
0.6mm×横0.3mm×高さ0.3mmの部品)の
実装が強く望まれている。これらの部品を吸着する場合
には、微小部品ゆえに吸着時に部品を浮上させる力が発
生しにくい。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、吸着ノズルが部品を安定して吸着で
きる部品吸着方法を提供することを主たる目的とするも
のである。
ることを課題とし、吸着ノズルが部品を安定して吸着で
きる部品吸着方法を提供することを主たる目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1の発明は、テープ基材の部品収
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面より所定の間隔を設けて停止する第三工程
と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき部
品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五工
程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第六工程とを設けたことを特徴とする
部品吸着方法である。
成するために、請求項1の発明は、テープ基材の部品収
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面より所定の間隔を設けて停止する第三工程
と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき部
品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五工
程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第六工程とを設けたことを特徴とする
部品吸着方法である。
【0010】また、請求項2の発明は、テープ基材の部
品収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸
着可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前
記テープ基材上面より所定の間隔を設けて停止する第三
工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を
真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着
された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設け
たことを特徴とする部品吸着方法である。
品収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸
着可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前
記テープ基材上面より所定の間隔を設けて停止する第三
工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を
真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着
された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設け
たことを特徴とする部品吸着方法である。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の発明において、ノズルがテープ基材の上面より0.0
2mmから0.30mmの間隔を設けて停止することを
特徴とする。
の発明において、ノズルがテープ基材の上面より0.0
2mmから0.30mmの間隔を設けて停止することを
特徴とする。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1、2又
は3の発明において、ノズルがテープ基材の上面より所
定の間隔を設けて停止するよう予めテープ基材の寸法に
より所定位置を算出して求めたことを特徴とする。
は3の発明において、ノズルがテープ基材の上面より所
定の間隔を設けて停止するよう予めテープ基材の寸法に
より所定位置を算出して求めたことを特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項1、2又
は3の発明において、ノズル下面に突起部を設け、この
突起部がテープ基材上面に当接又は近接する位置をノズ
ルの下死点位置としたことを特徴とする。
は3の発明において、ノズル下面に突起部を設け、この
突起部がテープ基材上面に当接又は近接する位置をノズ
ルの下死点位置としたことを特徴とする。
【0014】上記方法によれば、ノズルがテープ基材上
面より所定の間隔を設けて停止する工程を有しているの
で、部品収納部内に空気が流れやすく、部品の上面と下
面に作用する圧力差が大きくなり、部品を浮上させる大
きな力が作用する。また請求項1の発明によれば、上記
作用に加え真空吸着と共に、突き上げピンにより部品を
下方から上方に突き上げているので、さらに部品収納部
内に空気が流れやすくなり、部品を浮上させる力はより
大きくなる。これにより、吸着ミスを大幅に防止するこ
とができ、部品を迅速に安定して吸着するのに役立つ。
面より所定の間隔を設けて停止する工程を有しているの
で、部品収納部内に空気が流れやすく、部品の上面と下
面に作用する圧力差が大きくなり、部品を浮上させる大
きな力が作用する。また請求項1の発明によれば、上記
作用に加え真空吸着と共に、突き上げピンにより部品を
下方から上方に突き上げているので、さらに部品収納部
内に空気が流れやすくなり、部品を浮上させる力はより
大きくなる。これにより、吸着ミスを大幅に防止するこ
とができ、部品を迅速に安定して吸着するのに役立つ。
【0015】請求項1、2の発明においては、請求項
3、4に示すように前記間隔を設定することが好適であ
る。
3、4に示すように前記間隔を設定することが好適であ
る。
【0016】他方、この間隔設定のためにノズルの下死
点位置を正確に位置決めすることは高精度の制御が必要
であり、又長期にわたって精度を保つことが困難である
という問題を抱えているが、請求項5の発明のように、
ノズル下面に突起部を設け、この突起部がテープ基材上
面に当接するようにする(場合によっては近接する位置
でもよい。)と、ノズルの下死点位置の位置決め制御が
容易となり、突起部の長さが前記間隔となるので、長期
にわたって前記間隔を高精度に保つことができる。な
お、テープ基材のクッション性により、ノズルの下死点
位置の誤差は吸収され、又ノズルとテープ基材の当接時
の衝撃は緩和される。
点位置を正確に位置決めすることは高精度の制御が必要
であり、又長期にわたって精度を保つことが困難である
という問題を抱えているが、請求項5の発明のように、
ノズル下面に突起部を設け、この突起部がテープ基材上
面に当接するようにする(場合によっては近接する位置
でもよい。)と、ノズルの下死点位置の位置決め制御が
容易となり、突起部の長さが前記間隔となるので、長期
にわたって前記間隔を高精度に保つことができる。な
お、テープ基材のクッション性により、ノズルの下死点
位置の誤差は吸収され、又ノズルとテープ基材の当接時
の衝撃は緩和される。
【0017】請求項6の発明は、テープ基材の部品収納
部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給する
第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可能
なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テー
プ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工程
と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき部
品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五工
程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第六工程とを設け、かつノズルが部品
を真空吸引する際、テープ基材に設けた空気通路から部
品収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とす
る部品吸着方法である。
部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給する
第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可能
なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テー
プ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工程
と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき部
品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五工
程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第六工程とを設け、かつノズルが部品
を真空吸引する際、テープ基材に設けた空気通路から部
品収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とす
る部品吸着方法である。
【0018】また請求項7の発明は、テープ基材の部品
収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給
する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着
可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記
テープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三
工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を
真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着
された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設
け、かつノズルが部品を真空吸引する際、テープ基材に
設けた空気通路から部品収納部内に空気が流入するよう
にしたことを特徴とする部品吸着方法である。また請求
項8の発明は、請求項6又は7の発明において、テープ
基材の部品収納部は部品を収納する第一空間部と、第一
空間部に段差をもって連通すると共にノズル当接面より
はみ出して外方に拡がる浅底の第二空間部を有するよう
に形成され、この第二空間部が空気通路となることを特
徴とする。
収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給
する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着
可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記
テープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三
工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を
真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着
された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設
け、かつノズルが部品を真空吸引する際、テープ基材に
設けた空気通路から部品収納部内に空気が流入するよう
にしたことを特徴とする部品吸着方法である。また請求
項8の発明は、請求項6又は7の発明において、テープ
基材の部品収納部は部品を収納する第一空間部と、第一
空間部に段差をもって連通すると共にノズル当接面より
はみ出して外方に拡がる浅底の第二空間部を有するよう
に形成され、この第二空間部が空気通路となることを特
徴とする。
【0019】また請求項9の発明は、請求項6又は7の
発明において、テープ基材に部品収納部と連通する空気
吸入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となることを
特徴とする。
発明において、テープ基材に部品収納部と連通する空気
吸入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となることを
特徴とする。
【0020】また請求項10の発明は、請求項6又は7
の発明において、テープ基材の下面に、ノズルが部品を
真空吸引する前に、部品収納部に連通する孔を設け、こ
の孔が空気通路となることを特徴とする。
の発明において、テープ基材の下面に、ノズルが部品を
真空吸引する前に、部品収納部に連通する孔を設け、こ
の孔が空気通路となることを特徴とする。
【0021】さらに請求項11の発明は、請求項10の
発明において、部品を下方から上方に突き上げる突き上
げピンを用いて孔を設けることを特徴とする。
発明において、部品を下方から上方に突き上げる突き上
げピンを用いて孔を設けることを特徴とする。
【0022】上記方法によれば、ノズルが部品を真空吸
引する際、テープ基材に設けた空気通路から部品収納部
内に空気が流入するようにしているので、部品収納部内
に空気が流れやすく、部品の上面と下面に作用する圧力
差が大きくなり、部品を浮上させる大きな力が作用す
る。また請求項6の発明によれば、上記作用に加え真空
吸着と共に、突き上げピンにより部品を下方から上方に
突きあげているので、さらに部品収納部内に空気が流れ
やすくなり、部品を浮上させる力はより大きくなる。こ
れにより、吸着ミスを大幅に防止することができ、部品
を迅速に安定して吸着するのに役立つ。そして上記方法
では、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテープ基材
上面に当接すること(場合によっては近接する位置でも
よい。)によって定めることができるので、その位置決
め制御が容易となる。なお、テープ基材のクッション性
により、ノズルの下死点位置の誤差は吸収され、又ノズ
ルとテープ基材の当接時の衝撃は緩和される。
引する際、テープ基材に設けた空気通路から部品収納部
内に空気が流入するようにしているので、部品収納部内
に空気が流れやすく、部品の上面と下面に作用する圧力
差が大きくなり、部品を浮上させる大きな力が作用す
る。また請求項6の発明によれば、上記作用に加え真空
吸着と共に、突き上げピンにより部品を下方から上方に
突きあげているので、さらに部品収納部内に空気が流れ
やすくなり、部品を浮上させる力はより大きくなる。こ
れにより、吸着ミスを大幅に防止することができ、部品
を迅速に安定して吸着するのに役立つ。そして上記方法
では、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテープ基材
上面に当接すること(場合によっては近接する位置でも
よい。)によって定めることができるので、その位置決
め制御が容易となる。なお、テープ基材のクッション性
により、ノズルの下死点位置の誤差は吸収され、又ノズ
ルとテープ基材の当接時の衝撃は緩和される。
【0023】そして請求項8、9、10のいずれの発明
も、テープの保管時、運搬時等においては、外部からの
塵埃から部品収納部内の部品を保護することができ、部
品吸着による部品取出しの直前になって、被覆テープを
剥離したり、孔を設けたりすることにより上記作用を営
むことができるように構成されているので、部品の保存
状態を良好に保つことができる。請求項11の発明は、
前記孔を突き上げピンを用いて設けることができ、装置
の複雑化を回避することができる。
も、テープの保管時、運搬時等においては、外部からの
塵埃から部品収納部内の部品を保護することができ、部
品吸着による部品取出しの直前になって、被覆テープを
剥離したり、孔を設けたりすることにより上記作用を営
むことができるように構成されているので、部品の保存
状態を良好に保つことができる。請求項11の発明は、
前記孔を突き上げピンを用いて設けることができ、装置
の複雑化を回避することができる。
【0024】請求項12の発明は、テープ基材の部品収
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが
下死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五
工程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定
の位置へ移動させる第六工程とを設け、かつノズルが部
品を真空吸引する際、ノズルに設けた空気通路から部品
収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とする
部品吸着方法である。
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが
下死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五
工程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定
の位置へ移動させる第六工程とを設け、かつノズルが部
品を真空吸引する際、ノズルに設けた空気通路から部品
収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とする
部品吸着方法である。
【0025】また請求項13の発明は、テープ基材の部
品収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸
着可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前
記テープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第
三工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品
を真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸
着された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設
け、かつノズルが部品を真空吸引する際、ノズルに設け
た空気通路から部品収納部内に空気が流入するようにし
たことを特徴とする部品吸着方法である。
品収納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸
着可能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前
記テープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第
三工程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品
を真空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸
着された部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設
け、かつノズルが部品を真空吸引する際、ノズルに設け
た空気通路から部品収納部内に空気が流入するようにし
たことを特徴とする部品吸着方法である。
【0026】また請求項14の発明は、請求項12又は
13の発明において、ノズルにノズル側面とノズル底面
とを連通する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路
となることを特徴とするものである。
13の発明において、ノズルにノズル側面とノズル底面
とを連通する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路
となることを特徴とするものである。
【0027】また請求項15の発明は、請求項12又は
13の発明において、ノズルにノズル側面とノズル底面
とを連通する孔を設け、この孔が空気通路となることを
特徴とするものである。
13の発明において、ノズルにノズル側面とノズル底面
とを連通する孔を設け、この孔が空気通路となることを
特徴とするものである。
【0028】さらに請求項16の発明は、請求項12又
は13の発明において、ノズルの外周部を多孔質材料で
形成し、この多孔質材料の多数の連通孔が空気通路とな
ることを特徴とするものである。
は13の発明において、ノズルの外周部を多孔質材料で
形成し、この多孔質材料の多数の連通孔が空気通路とな
ることを特徴とするものである。
【0029】上記方法によれば、ノズルが部品を真空吸
引する際、ノズルに設けた空気通路から部品収納部内に
空気が流入するようにしているので、部品収納部内に空
気が流れやすく、部品の上面と下面に作用する圧力差が
大きくなり、部品を浮上させる大きな力が作用する。ま
た請求項12の発明によれば、上記作用に加え真空吸着
と共に、突き上げピンにより部品を下方から上方に突き
あげているので、さらに部品収納部内に空気が流れやす
くなり、部品を浮上させる力はより大きくなる。これに
より、吸着ミスを大幅に防止することができ、部品を迅
速に安定して吸着するのに役立つ。そして上記方法で
は、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテープ基材上
面に当接すること(場合によっては近接する位置でもよ
い。)によって定めることができるので、その位置決め
制御が容易となる。なお、テープ基材のクッション性に
より、ノズルの下死点位置の誤差は吸収され、又ノズル
とテープ基材の当接時の衝撃は緩和される。
引する際、ノズルに設けた空気通路から部品収納部内に
空気が流入するようにしているので、部品収納部内に空
気が流れやすく、部品の上面と下面に作用する圧力差が
大きくなり、部品を浮上させる大きな力が作用する。ま
た請求項12の発明によれば、上記作用に加え真空吸着
と共に、突き上げピンにより部品を下方から上方に突き
あげているので、さらに部品収納部内に空気が流れやす
くなり、部品を浮上させる力はより大きくなる。これに
より、吸着ミスを大幅に防止することができ、部品を迅
速に安定して吸着するのに役立つ。そして上記方法で
は、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテープ基材上
面に当接すること(場合によっては近接する位置でもよ
い。)によって定めることができるので、その位置決め
制御が容易となる。なお、テープ基材のクッション性に
より、ノズルの下死点位置の誤差は吸収され、又ノズル
とテープ基材の当接時の衝撃は緩和される。
【0030】そして請求項14、15、16のいずれの
発明も、ノズルに工夫を凝らして空気通路を設け、テー
プは従来のものを使用できるようになっている。従って
テープの保管時、運搬時等においては、外部からの塵埃
から部品収納部内の部品を保護することができ、部品吸
着による部品取出しの直前になって、被覆テープを剥離
することにより上記作用を営むことができるように構成
されているので、部品の保存状態を良好に保つことがで
きる。
発明も、ノズルに工夫を凝らして空気通路を設け、テー
プは従来のものを使用できるようになっている。従って
テープの保管時、運搬時等においては、外部からの塵埃
から部品収納部内の部品を保護することができ、部品吸
着による部品取出しの直前になって、被覆テープを剥離
することにより上記作用を営むことができるように構成
されているので、部品の保存状態を良好に保つことがで
きる。
【0031】請求項17の発明は、テープ基材の部品収
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが
下死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五
工程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定
の位置へ移動させる第六工程とを設け、かつ部品収納部
開口がノズル底面の外形状に重ならない部分が生じるよ
うに構成し、ノズルが部品を真空吸引する際、前記重な
らない部分から部品収納部内に空気が流入するようにし
たことを特徴とする部品吸着方法である。
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置にあるとき
部品を下方から上方に突き上げる第四工程と、ノズルが
下死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第五
工程と、第五工程後ノズルにより吸着された部品を所定
の位置へ移動させる第六工程とを設け、かつ部品収納部
開口がノズル底面の外形状に重ならない部分が生じるよ
うに構成し、ノズルが部品を真空吸引する際、前記重な
らない部分から部品収納部内に空気が流入するようにし
たことを特徴とする部品吸着方法である。
【0032】請求項18の発明は、テープ基材の部品収
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を真
空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着さ
れた部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設け、
かつ部品収納部開口がノズル底面の外形状に重ならない
部分が生じるように構成し、ノズルが部品を真空吸引す
る際、前記重ならない部分から部品収納部内に空気が流
入するようにしたことを特徴とする部品吸着方法であ
る。
納部に収納した部品を所定間隔にかつ所定位置に供給す
る第一工程と、前記所定位置に供給された部品を吸着可
能なノズルが下降する第二工程と、前記ノズルが前記テ
ープ基材上面に当接又は近接した位置で停止する第三工
程と、ノズルが下死点位置又はその近傍位置で部品を真
空吸引する第四工程と、第四工程後ノズルにより吸着さ
れた部品を所定の位置へ移動させる第五工程とを設け、
かつ部品収納部開口がノズル底面の外形状に重ならない
部分が生じるように構成し、ノズルが部品を真空吸引す
る際、前記重ならない部分から部品収納部内に空気が流
入するようにしたことを特徴とする部品吸着方法であ
る。
【0033】上記方法によれば、ノズルが部品を真空吸
引する際、ノズルと部品収納部の重ならない部分から部
品収納部内に空気が流入するようにしているので、部品
収納部内に空気が流れやすく、部品の上面と下面に作用
する圧力差が大きくなり、部品を浮上させる大きな力が
作用する。また請求項17の発明によれば、上記作用に
加え真空吸着と共に、突き上げピンにより部品を下方か
ら上方に突きあげているので、さらに部品収納部内に空
気が流れやすくなり、部品を浮上させる力はより大きく
なる。これにより、吸着ミスを大幅に防止することがで
き、部品を迅速に安定して吸着するのに役立つ。そして
上記方法では、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテ
ープ基材上面に当接すること(場合によっては近接する
位置でもよい。)によって定めることができるので、そ
の位置決め制御が容易となる。なお、テープ基材のクッ
ション性により、ノズルの下死点位置の誤差は吸収さ
れ、又ノズルとテープ基材の当接時の衝撃は緩和され
る。しかも上記方法は、ノズル又は部品収納部の相対的
な形状を変更するという簡単な方法で実現できる。
引する際、ノズルと部品収納部の重ならない部分から部
品収納部内に空気が流入するようにしているので、部品
収納部内に空気が流れやすく、部品の上面と下面に作用
する圧力差が大きくなり、部品を浮上させる大きな力が
作用する。また請求項17の発明によれば、上記作用に
加え真空吸着と共に、突き上げピンにより部品を下方か
ら上方に突きあげているので、さらに部品収納部内に空
気が流れやすくなり、部品を浮上させる力はより大きく
なる。これにより、吸着ミスを大幅に防止することがで
き、部品を迅速に安定して吸着するのに役立つ。そして
上記方法では、ノズルの下死点位置を、ノズル下面がテ
ープ基材上面に当接すること(場合によっては近接する
位置でもよい。)によって定めることができるので、そ
の位置決め制御が容易となる。なお、テープ基材のクッ
ション性により、ノズルの下死点位置の誤差は吸収さ
れ、又ノズルとテープ基材の当接時の衝撃は緩和され
る。しかも上記方法は、ノズル又は部品収納部の相対的
な形状を変更するという簡単な方法で実現できる。
【0034】請求項19の発明は、部品を収納した部品
収納部を長手方向に複数設けたテープ基材を備えた部品
集合体において、ノズルが前記部品収納部の部品を真空
吸引する際、部品収納部に空気が流入するよう前記テー
プ基材に空気通路を設けたことを特徴とするものであ
る。
収納部を長手方向に複数設けたテープ基材を備えた部品
集合体において、ノズルが前記部品収納部の部品を真空
吸引する際、部品収納部に空気が流入するよう前記テー
プ基材に空気通路を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0035】請求項20の発明は、請求項19の発明に
おいて、テープ基材の部品収納部は部品を収納する第一
空間部と、第一空間部に段差をもって連通すると共にノ
ズル当接面よりはみ出して外方に拡がる浅底の第二空間
部を有するように形成され、この第二空間部が空気通路
となることを特徴とする。
おいて、テープ基材の部品収納部は部品を収納する第一
空間部と、第一空間部に段差をもって連通すると共にノ
ズル当接面よりはみ出して外方に拡がる浅底の第二空間
部を有するように形成され、この第二空間部が空気通路
となることを特徴とする。
【0036】また請求項21の発明は、請求項19の発
明において、テープ基材に部品収納部と連通する空気吸
入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となることを特
徴とする。
明において、テープ基材に部品収納部と連通する空気吸
入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となることを特
徴とする。
【0037】上記部品集合体を用いることにより、請求
項7〜10の発明の部品吸着方法を円滑に実施でき、こ
れら発明と同様の作用を営むことができる。
項7〜10の発明の部品吸着方法を円滑に実施でき、こ
れら発明と同様の作用を営むことができる。
【0038】請求項22の発明は、部品供給装置の部品
収納部から部品を真空吸引して保持し、保持した部品を
基板の所定位置に実装するノズルを有した実装機におい
て、ノズルが部品を真空吸引する際、前記部品収納部に
空気が流入するようにノズルに空気通路を設けたことを
特徴とするものである。
収納部から部品を真空吸引して保持し、保持した部品を
基板の所定位置に実装するノズルを有した実装機におい
て、ノズルが部品を真空吸引する際、前記部品収納部に
空気が流入するようにノズルに空気通路を設けたことを
特徴とするものである。
【0039】また請求項23の発明は、請求項22の発
明において、ノズルにノズル側面とノズル底面とを連通
する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路となるこ
とを特徴とする。
明において、ノズルにノズル側面とノズル底面とを連通
する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路となるこ
とを特徴とする。
【0040】また請求項24の発明は、請求項22の発
明において、ノズルにノズル側面とノズル底面とを連通
する孔を設け、この孔が空気通路となることを特徴とす
る。
明において、ノズルにノズル側面とノズル底面とを連通
する孔を設け、この孔が空気通路となることを特徴とす
る。
【0041】また請求項25の発明は、請求項22の発
明において、ノズルの外周部を多孔質材料で形成し、こ
の多孔質材料の多数の連通孔が空気通路となることを特
徴とする。
明において、ノズルの外周部を多孔質材料で形成し、こ
の多孔質材料の多数の連通孔が空気通路となることを特
徴とする。
【0042】上記実装機を用いることにより、請求項1
2〜16の発明の部品吸着方法を円滑に実施でき、これ
ら発明と同様の作用を営むことができる。
2〜16の発明の部品吸着方法を円滑に実施でき、これ
ら発明と同様の作用を営むことができる。
【0043】請求項26の発明は、部品を収納した部品
収納部を長手方向に複数設けたテープ基材を備えた部品
集合体を有し、前記テープ基材を送出することにより、
部品収納部内の部品をノズルが真空吸引する所定位置に
供給する部品供給装置において、テープ基材の下面にノ
ズルが部品を真空吸引する前に部品収納部に連通する孔
を形成する孔あけ手段を有することを特徴とするもので
ある。
収納部を長手方向に複数設けたテープ基材を備えた部品
集合体を有し、前記テープ基材を送出することにより、
部品収納部内の部品をノズルが真空吸引する所定位置に
供給する部品供給装置において、テープ基材の下面にノ
ズルが部品を真空吸引する前に部品収納部に連通する孔
を形成する孔あけ手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0044】また請求項27の発明は、請求項26の発
明において、部品を下方から上方に突き上げる突き上げ
ピンが孔あけ手段を兼ねることを特徴とする。
明において、部品を下方から上方に突き上げる突き上げ
ピンが孔あけ手段を兼ねることを特徴とする。
【0045】上記部品供給装置を用いることにより、請
求項10、11の発明の部品吸着方法を円滑に実施で
き、これら発明と同様の作用を営むことができる。
求項10、11の発明の部品吸着方法を円滑に実施で
き、これら発明と同様の作用を営むことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施形態の部品
吸着方法を、図1に示すフローチャートを用いて説明す
る。♯1は吸着ノズル(ノズル)が降下する工程、♯2
は吸着ノズルがテープ基材上面より所定の間隔を設けて
停止する工程、♯3は停止後真空吸引する工程、♯4は
突き上げピンにより部品を下方より上方に突き上げる工
程、♯5は吸着ノズルにより部品を吸着する工程、♯6
は吸着ノズルが部品を吸着後所定の位置へ移動・装着す
る工程である。この部品吸着方法を実施するに際して
は、図14で示す実装機、及び図14及び図15(a)
で示す部品供給装置が用いられる。
吸着方法を、図1に示すフローチャートを用いて説明す
る。♯1は吸着ノズル(ノズル)が降下する工程、♯2
は吸着ノズルがテープ基材上面より所定の間隔を設けて
停止する工程、♯3は停止後真空吸引する工程、♯4は
突き上げピンにより部品を下方より上方に突き上げる工
程、♯5は吸着ノズルにより部品を吸着する工程、♯6
は吸着ノズルが部品を吸着後所定の位置へ移動・装着す
る工程である。この部品吸着方法を実施するに際して
は、図14で示す実装機、及び図14及び図15(a)
で示す部品供給装置が用いられる。
【0047】次に、前記フローのうち要部について、図
2〜図8を用いて詳細に説明する。
2〜図8を用いて詳細に説明する。
【0048】図2は縦1.0mm×横0.5mm×高さ
0.35mmの部品8に適用した場合のテープ進行方向
の断面を示しているが、この部品8は紙製(樹脂製のも
のでもよい。)のテープ基材(図2に示すものは、厚み
0.45mmの主テープとその裏面に接着したボトムテ
ープとから構成されている。)9aに所定の間隔で設け
られた部品収納部9cに収納されており、部品収納部9
cの幅11は0.7mmであり、部品収納部9cの深さ
12は0.45mmである。吸着ノズル7のノズルの外
形寸法14は0.8mmであり、降下後吸着ノズルとテ
ープ基材9a間の間隔H1を設けて停止することにな
る。この間隔H1は0.02〜0.30mmの間、特に
0.05〜0.10mmの間で選定すると好適である。
また、10は部品を下方から上方に突き上げる突き上げ
ピンであり、ここでは図2の(b)に示すように、直径
2mmの針状のものとしたが、部品を下方から上方に突
き上げ可能であれば、形状はどんなものでもよい。な
お、部品集合体(テーピング部品)9としては、図15
に示すものを用いると好適であるが、図15に示すもの
に限定されないことは勿論である。
0.35mmの部品8に適用した場合のテープ進行方向
の断面を示しているが、この部品8は紙製(樹脂製のも
のでもよい。)のテープ基材(図2に示すものは、厚み
0.45mmの主テープとその裏面に接着したボトムテ
ープとから構成されている。)9aに所定の間隔で設け
られた部品収納部9cに収納されており、部品収納部9
cの幅11は0.7mmであり、部品収納部9cの深さ
12は0.45mmである。吸着ノズル7のノズルの外
形寸法14は0.8mmであり、降下後吸着ノズルとテ
ープ基材9a間の間隔H1を設けて停止することにな
る。この間隔H1は0.02〜0.30mmの間、特に
0.05〜0.10mmの間で選定すると好適である。
また、10は部品を下方から上方に突き上げる突き上げ
ピンであり、ここでは図2の(b)に示すように、直径
2mmの針状のものとしたが、部品を下方から上方に突
き上げ可能であれば、形状はどんなものでもよい。な
お、部品集合体(テーピング部品)9としては、図15
に示すものを用いると好適であるが、図15に示すもの
に限定されないことは勿論である。
【0049】図3は吸着ノズル7が降下する過程を示し
たもので、吸着ノズル7は上方より矢印Xの方向に降下
する。図4は吸着ノズル7がテープ基材9a上面より所
定の間隔H1を設けて停止した状態を示したもので、吸
着ノズル下面7aはテープ基材9a上面より所定の間隔
H1を設けて停止する。図5は停止後真空吸引を開始し
た状態を示したもので、真空吸引により吸着ノズル7周
辺と部品収納部9c内には矢印A、B、Cの方向に空気
の流れが発生し、部品8上面の圧力は低下し部品8下面
の圧力より低くなり、部品8に対して部品を浮上させる
力が作用する。
たもので、吸着ノズル7は上方より矢印Xの方向に降下
する。図4は吸着ノズル7がテープ基材9a上面より所
定の間隔H1を設けて停止した状態を示したもので、吸
着ノズル下面7aはテープ基材9a上面より所定の間隔
H1を設けて停止する。図5は停止後真空吸引を開始し
た状態を示したもので、真空吸引により吸着ノズル7周
辺と部品収納部9c内には矢印A、B、Cの方向に空気
の流れが発生し、部品8上面の圧力は低下し部品8下面
の圧力より低くなり、部品8に対して部品を浮上させる
力が作用する。
【0050】なお、真空吸引は吸着ノズル7の停止前に
行うこともできる。また、吸着ノズル7の下死点位置前
後より、突き上げピン10が矢印Yの方向に駆動を開始
している。図6は突き上げピン10により部品8を下方
より上方に突き上げた状態を示したもので、部品8が突
き上げピン10により上方に持ち上げられることで、吸
着ノズル7周辺と部品収納部9c内には矢印A、B、
C、D、Eの方向に空気の流れが発生し、図5の状態に
比べ部品8上面の圧力と部品8下面の圧力差はさらに大
きくなり、部品8に対してより大きな部品を浮上させる
力が作用する。これにより、部品8は確実に吸着ノズル
下面7aに吸着され、吸着ミスを大幅に防止することが
でき、部品8を迅速に安定して吸着することができる。
図7は部品8の吸着を完了した状態を示したもので、吸
着完了後も吸着ノズル7は真空吸引を継続しているた
め、部品8は吸着ノズル7に吸着された状態となる。こ
の後、吸着ノズル7に吸着された部品8は、所定の位置
へ移動・装着される。また、本実施形態においては、部
品8に対してより大きな部品を浮上させる力を作用させ
るために、突き上げピン10により部品8を下方から上
方に突き上げているが、吸着ノズル7の停止時において
吸着ノズル下面7aとテープ基材9a上面に所定の間隔
H1を設けていれば、部品8に対して部品を浮上させる
力が発生するので、必ずしも部品8を突き上げピン10
により突き上げていなくてもよい。なお、テープ基材9
aの厚さが異なる場合があるが、これは予めテープ厚さ
を記憶させておき、吸着ノズル7の下死点位置での吸着
ノズル下面7aとテープ基材9a上面とが所定の間隔H
1となるよう算出し、吸着ノズル7の下死点位置を求め
ることができる。
行うこともできる。また、吸着ノズル7の下死点位置前
後より、突き上げピン10が矢印Yの方向に駆動を開始
している。図6は突き上げピン10により部品8を下方
より上方に突き上げた状態を示したもので、部品8が突
き上げピン10により上方に持ち上げられることで、吸
着ノズル7周辺と部品収納部9c内には矢印A、B、
C、D、Eの方向に空気の流れが発生し、図5の状態に
比べ部品8上面の圧力と部品8下面の圧力差はさらに大
きくなり、部品8に対してより大きな部品を浮上させる
力が作用する。これにより、部品8は確実に吸着ノズル
下面7aに吸着され、吸着ミスを大幅に防止することが
でき、部品8を迅速に安定して吸着することができる。
図7は部品8の吸着を完了した状態を示したもので、吸
着完了後も吸着ノズル7は真空吸引を継続しているた
め、部品8は吸着ノズル7に吸着された状態となる。こ
の後、吸着ノズル7に吸着された部品8は、所定の位置
へ移動・装着される。また、本実施形態においては、部
品8に対してより大きな部品を浮上させる力を作用させ
るために、突き上げピン10により部品8を下方から上
方に突き上げているが、吸着ノズル7の停止時において
吸着ノズル下面7aとテープ基材9a上面に所定の間隔
H1を設けていれば、部品8に対して部品を浮上させる
力が発生するので、必ずしも部品8を突き上げピン10
により突き上げていなくてもよい。なお、テープ基材9
aの厚さが異なる場合があるが、これは予めテープ厚さ
を記憶させておき、吸着ノズル7の下死点位置での吸着
ノズル下面7aとテープ基材9a上面とが所定の間隔H
1となるよう算出し、吸着ノズル7の下死点位置を求め
ることができる。
【0051】図8は前記間隔H1と吸着率の関係を示
す。
す。
【0052】なお、本実施形態では、吸着ノズル7の下
死点位置での吸着ノズル下面7aとテープ基材9aの上
面の間に所定の間隔H1を設けているが、図13に示す
ように、吸着ノズル7に所定の高さの突起部63を設け
ることにより、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7aとテ
ープ基材9aに所定の間隔H2を設けることができる。
死点位置での吸着ノズル下面7aとテープ基材9aの上
面の間に所定の間隔H1を設けているが、図13に示す
ように、吸着ノズル7に所定の高さの突起部63を設け
ることにより、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7aとテ
ープ基材9aに所定の間隔H2を設けることができる。
【0053】また前記所定の間隔H2を設けるために、
押さえカバー30(図15)から間隔形成スペーサを部
品供給口40に向け延出形成してもよい。
押さえカバー30(図15)から間隔形成スペーサを部
品供給口40に向け延出形成してもよい。
【0054】また、本実施形態では、空気を流れやすく
するために吸着ノズル下面7aとテープ基材9a上面の
間に所定の間隔H1を設けているが、同様の効果は、テ
ープ基材9a側に空気を流れやすくする空気通路を設け
てもよい。
するために吸着ノズル下面7aとテープ基材9a上面の
間に所定の間隔H1を設けているが、同様の効果は、テ
ープ基材9a側に空気を流れやすくする空気通路を設け
てもよい。
【0055】すなわち、図9、図10に示す実施形態に
おいて、51はテープ基材であり、このテープ基材51
に部品8を収納する部品収納部51aを複数設けてい
る。この部品収納部51aは第一空間部51bと第二空
間部51cとからなり、第一空間部51bには部品8を
収納し、部品8の収納時、部品8の上面が第一空間部5
1bより若干上方に突出するよう構成されている。第二
空間部51cは第一空間部51bの上方に位置すると共
に両側方に拡大するように形成されており、又その高さ
は部品8の上面より高い位置まで形成されており、吸着
ノズル7が図9に円形で示すように、テープ基材51に
当接した時、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7aと部品
8とが当接しないよう設定されている。この吸着ノズル
7の吸着ノズル下面7aと部品8との間隔H3が約0.
02〜0.30mm程度に設定されると好適である。な
お本実施形態では、部品8はその上面が第一空間部51
bより上方に突出しているが、第一空間部51b内に埋
設するように構成してもよい。
おいて、51はテープ基材であり、このテープ基材51
に部品8を収納する部品収納部51aを複数設けてい
る。この部品収納部51aは第一空間部51bと第二空
間部51cとからなり、第一空間部51bには部品8を
収納し、部品8の収納時、部品8の上面が第一空間部5
1bより若干上方に突出するよう構成されている。第二
空間部51cは第一空間部51bの上方に位置すると共
に両側方に拡大するように形成されており、又その高さ
は部品8の上面より高い位置まで形成されており、吸着
ノズル7が図9に円形で示すように、テープ基材51に
当接した時、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7aと部品
8とが当接しないよう設定されている。この吸着ノズル
7の吸着ノズル下面7aと部品8との間隔H3が約0.
02〜0.30mm程度に設定されると好適である。な
お本実施形態では、部品8はその上面が第一空間部51
bより上方に突出しているが、第一空間部51b内に埋
設するように構成してもよい。
【0056】本実施形態は、上記のように第二空間部5
1cを吸着ノズル下面7aのテープ基材51に当接する
部分よりも側方(テープ基材51の長手方向にはみ出し
ても幅方向にはみ出してもよい。)にはみ出して開口す
るように形成し、この第二空間部51cが部品8を収納
する第一空間部51bと外気との間に空気を流れやすく
する空気通路となるように構成しているので、吸着ノズ
ル7がテープ基材51に当接した状態で部品8を真空吸
着する場合でも、部品収納部51a内に空気が流れやす
く、部品8の上面と下面に作用する圧力差は大きくな
り、部品8を浮上させる大きな力が作用することにな
る。なお、図5〜図7に示す場合と同様に、真空吸着と
共に突き上げピンにより部品8を下方から上方に突き上
げるようにすれば、さらに部品8を浮上させる力が大き
くなり、吸着ミスを大幅に防止することができる。
1cを吸着ノズル下面7aのテープ基材51に当接する
部分よりも側方(テープ基材51の長手方向にはみ出し
ても幅方向にはみ出してもよい。)にはみ出して開口す
るように形成し、この第二空間部51cが部品8を収納
する第一空間部51bと外気との間に空気を流れやすく
する空気通路となるように構成しているので、吸着ノズ
ル7がテープ基材51に当接した状態で部品8を真空吸
着する場合でも、部品収納部51a内に空気が流れやす
く、部品8の上面と下面に作用する圧力差は大きくな
り、部品8を浮上させる大きな力が作用することにな
る。なお、図5〜図7に示す場合と同様に、真空吸着と
共に突き上げピンにより部品8を下方から上方に突き上
げるようにすれば、さらに部品8を浮上させる力が大き
くなり、吸着ミスを大幅に防止することができる。
【0057】次に他の実施形態として図11、図12に
示すものを説明する。61はテープ基材であり、このテ
ープ基材61に部品8を収納する部品収納部61aを複
数設けている。62は空気吸入溝であり、前記部品収納
部61aと連通している。この場合空気吸入溝62は、
吸着ノズル7が図11に円形で示すようにテープ基材6
1に当接したとき、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7a
が部品収納部61aの全面を被覆しないように形成され
ている。これにより、吸着ノズル7が真空吸引したと
き、空気吸入溝62から部品収納部61aに空気が流入
するように構成されている。
示すものを説明する。61はテープ基材であり、このテ
ープ基材61に部品8を収納する部品収納部61aを複
数設けている。62は空気吸入溝であり、前記部品収納
部61aと連通している。この場合空気吸入溝62は、
吸着ノズル7が図11に円形で示すようにテープ基材6
1に当接したとき、吸着ノズル7の吸着ノズル下面7a
が部品収納部61aの全面を被覆しないように形成され
ている。これにより、吸着ノズル7が真空吸引したと
き、空気吸入溝62から部品収納部61aに空気が流入
するように構成されている。
【0058】本実施形態は、上記のように空気吸入溝6
2を吸着ノズル下面7aのテープ基材61に当接する部
分よりも側方(テープ基材61の長手方向にはみ出して
も幅方向にはみ出してもよい。)にはみ出して開口する
ように形成し、この空気吸入溝62が部品収納部61a
と外気との間に空気を流れやすくする空気通路となるよ
うに構成しているので、吸着ノズル7がテープ基材51
に当接した状態で部品8を真空吸着する場合でも、部品
収納部61a内に空気が流れやすく、部品8の上面と下
面に作用する圧力差は大きくなり、部品8を浮上させる
大きな力が作用することになる。なお、図5〜図7に示
す場合と同様に、真空吸着と共に突き上げピンにより部
品8を下方から上方に突き上げるようにすれば、さらに
部品8を浮上させる力が大きくなり、吸着ミスを大幅に
防止することができる。
2を吸着ノズル下面7aのテープ基材61に当接する部
分よりも側方(テープ基材61の長手方向にはみ出して
も幅方向にはみ出してもよい。)にはみ出して開口する
ように形成し、この空気吸入溝62が部品収納部61a
と外気との間に空気を流れやすくする空気通路となるよ
うに構成しているので、吸着ノズル7がテープ基材51
に当接した状態で部品8を真空吸着する場合でも、部品
収納部61a内に空気が流れやすく、部品8の上面と下
面に作用する圧力差は大きくなり、部品8を浮上させる
大きな力が作用することになる。なお、図5〜図7に示
す場合と同様に、真空吸着と共に突き上げピンにより部
品8を下方から上方に突き上げるようにすれば、さらに
部品8を浮上させる力が大きくなり、吸着ミスを大幅に
防止することができる。
【0059】上記図13、図9〜図10、図11〜図1
2の実施形態は、いずれもノズルの突起部又はノズル下
面がテープ基材上面に当接する位置を、ノズル下死点位
置としているので、その位置決め制御は容易となる。な
お、これらの場合においてノズル下死点位置をテープ基
材上面に近接した位置に決めた場合にも同様の作用効果
を得られる。この場合には、突起部63によって形成さ
れる間隔H2が若干大になったり(図13)、第二空間
部51Cによる空気通路にノズル7とテープ基材51の
上面との間の間隙が加わったり(図10)、空気吸入溝
62による空気通路にノズル7とテープ基材61の上面
との間の間隙が加わったり(図12)することにより、
部品収納部内に流入する空気量を増すことができる。又
ノズル下死点位置の位置決め制御がラフで、これをテー
プ基材上面に近接した位置に定めたにもかかわらず、ノ
ズル7がテープ基材に当接するという事態になっても、
当接時の衝撃はテープ基材のクッション性により緩和さ
れ、又部品収納部内への空気の流入は前記空気通路等に
よって確保される。
2の実施形態は、いずれもノズルの突起部又はノズル下
面がテープ基材上面に当接する位置を、ノズル下死点位
置としているので、その位置決め制御は容易となる。な
お、これらの場合においてノズル下死点位置をテープ基
材上面に近接した位置に決めた場合にも同様の作用効果
を得られる。この場合には、突起部63によって形成さ
れる間隔H2が若干大になったり(図13)、第二空間
部51Cによる空気通路にノズル7とテープ基材51の
上面との間の間隙が加わったり(図10)、空気吸入溝
62による空気通路にノズル7とテープ基材61の上面
との間の間隙が加わったり(図12)することにより、
部品収納部内に流入する空気量を増すことができる。又
ノズル下死点位置の位置決め制御がラフで、これをテー
プ基材上面に近接した位置に定めたにもかかわらず、ノ
ズル7がテープ基材に当接するという事態になっても、
当接時の衝撃はテープ基材のクッション性により緩和さ
れ、又部品収納部内への空気の流入は前記空気通路等に
よって確保される。
【0060】図22に示す本発明の実施形態は、図13
の実施形態の変形例であって、矩形断面の吸着ノズル7
の下面7aに突起部63を設けたものである。この突起
部63は、図22の(a)(b)に示すように、ノズル
下面7aの四隅部に設けたり、(c)に示すように対向
する二辺に帯状に設けたりして形成することができる。
なお図22に示す吸着ノズル7は、(b)(c)に示す
ような断面形状の吸気口7sを有しているが、種々な形
状の吸気口7sとすることができる。
の実施形態の変形例であって、矩形断面の吸着ノズル7
の下面7aに突起部63を設けたものである。この突起
部63は、図22の(a)(b)に示すように、ノズル
下面7aの四隅部に設けたり、(c)に示すように対向
する二辺に帯状に設けたりして形成することができる。
なお図22に示す吸着ノズル7は、(b)(c)に示す
ような断面形状の吸気口7sを有しているが、種々な形
状の吸気口7sとすることができる。
【0061】次に本発明の別の実施形態について、図2
3を参照して説明する。この実施形態は、テープ基材7
1の部品収納部71aに収納した部品8を所定間隔にか
つ所定位置に供給する第一工程と、前記所定位置に供給
された部品8を吸着可能なノズル7が下降する第二工程
と、前記ノズル7が前記テープ基材上面71bに当接又
は近接した位置で停止する第三工程と、ノズル7が下死
点位置又はその近傍位置で部品8を真空吸引する第四工
程と、第四工程後ノズル7により吸着された部品8を所
定の位置へ移動させる第五工程とを設け、かつノズル7
が部品8を真空吸引する際、テープ基材71に設けた空
気通路から部品収納部内に空気が流入するようにしたも
のであり、この点では図9〜図10、図11〜図12の
実施形態と同様であるが、前記空気通路をノズル7が部
品8を真空吸引する前にテープ基材71の下面71cに
設けられた孔71dによって構成したことを特徴とす
る。
3を参照して説明する。この実施形態は、テープ基材7
1の部品収納部71aに収納した部品8を所定間隔にか
つ所定位置に供給する第一工程と、前記所定位置に供給
された部品8を吸着可能なノズル7が下降する第二工程
と、前記ノズル7が前記テープ基材上面71bに当接又
は近接した位置で停止する第三工程と、ノズル7が下死
点位置又はその近傍位置で部品8を真空吸引する第四工
程と、第四工程後ノズル7により吸着された部品8を所
定の位置へ移動させる第五工程とを設け、かつノズル7
が部品8を真空吸引する際、テープ基材71に設けた空
気通路から部品収納部内に空気が流入するようにしたも
のであり、この点では図9〜図10、図11〜図12の
実施形態と同様であるが、前記空気通路をノズル7が部
品8を真空吸引する前にテープ基材71の下面71cに
設けられた孔71dによって構成したことを特徴とす
る。
【0062】前記孔71dは、ノズル7が下降しはじめ
ると動作する孔あけピン101によって形成され、ノズ
ル7の真空吸引時にはこの孔71dを通して部品収納部
71a内に空気が流入する。このため、効果的に部品8
を浮上させ、ノズル底面7aに確実に部品8を吸着させ
ることができる。
ると動作する孔あけピン101によって形成され、ノズ
ル7の真空吸引時にはこの孔71dを通して部品収納部
71a内に空気が流入する。このため、効果的に部品8
を浮上させ、ノズル底面7aに確実に部品8を吸着させ
ることができる。
【0063】前記孔あけピン101として、前記突き上
げピン10を利用すると好適である。突き上げピン10
を利用する場合には、第1動作としてノズル7が下降し
はじめたとき突き上げピン10を上下動させて前記孔7
1dを形成し、第2動作としてノズル7の真空吸引が開
始された後上動させて部品8を突き上げるようにすれば
よい。
げピン10を利用すると好適である。突き上げピン10
を利用する場合には、第1動作としてノズル7が下降し
はじめたとき突き上げピン10を上下動させて前記孔7
1dを形成し、第2動作としてノズル7の真空吸引が開
始された後上動させて部品8を突き上げるようにすれば
よい。
【0064】次に本発明の更に別の実施形態について、
図24を参照して説明する。この実施形態は、テープ基
材9aの部品収納部9cに収納した部品8を所定間隔に
かつ所定位置に供給する第一工程と、前記所定位置に供
給された部品8を吸着可能なノズル81が下降する第二
工程と、前記ノズル81が前記テープ基材上面9dに当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズル81
が下死点位置又はその近傍位置にあるとき突き上げピン
10により部品8を下方から上方に突き上げる第四工程
と、ノズル81が下死点位置又はその近傍位置で部品8
を真空吸引する第五工程と、第五工程後ノズル81によ
り吸着された部品8を所定の位置へ移動させる第六工程
とを設け、かつノズル81が部品8を真空吸引する際、
ノズル81に設けた空気通路から部品収納部9c内に空
気が流入するようにし、かつノズル側面82とノズル底
面83とを連通する切欠き部84をノズル81に設け、
この切欠き部84を前記空気通路としたことを特徴とす
るものである。
図24を参照して説明する。この実施形態は、テープ基
材9aの部品収納部9cに収納した部品8を所定間隔に
かつ所定位置に供給する第一工程と、前記所定位置に供
給された部品8を吸着可能なノズル81が下降する第二
工程と、前記ノズル81が前記テープ基材上面9dに当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズル81
が下死点位置又はその近傍位置にあるとき突き上げピン
10により部品8を下方から上方に突き上げる第四工程
と、ノズル81が下死点位置又はその近傍位置で部品8
を真空吸引する第五工程と、第五工程後ノズル81によ
り吸着された部品8を所定の位置へ移動させる第六工程
とを設け、かつノズル81が部品8を真空吸引する際、
ノズル81に設けた空気通路から部品収納部9c内に空
気が流入するようにし、かつノズル側面82とノズル底
面83とを連通する切欠き部84をノズル81に設け、
この切欠き部84を前記空気通路としたことを特徴とす
るものである。
【0065】図24に示すノズル81は、(c)に示す
ような形状の吸気口85を有しており、吸気口85の形
状を配慮し、両長辺の中央部P、Pと両短辺の中央部
Q、Qの4箇所に、(a)、(c)に示す形状の切欠き
部84を設けている。切欠き部84の個数や配設箇所は
図24に示すものに限定されず、例えばP、Pの2箇
所、Q、Qの2箇所、P、Pのうちの1箇所のみ、Q、
Qのうちの1箇所のみ等とすることができる。又切欠き
部84の形状は、図25の(a)、(b)において、左
側に底面図、右側に縦断側面図で示すような種々の形状
とすることができる。更に吸気口85の形状に応じて、
切欠き部84の配設箇所等を適宜定めることができ、例
えば、図26の(a)、(b)に示すようなものとする
ことができる。
ような形状の吸気口85を有しており、吸気口85の形
状を配慮し、両長辺の中央部P、Pと両短辺の中央部
Q、Qの4箇所に、(a)、(c)に示す形状の切欠き
部84を設けている。切欠き部84の個数や配設箇所は
図24に示すものに限定されず、例えばP、Pの2箇
所、Q、Qの2箇所、P、Pのうちの1箇所のみ、Q、
Qのうちの1箇所のみ等とすることができる。又切欠き
部84の形状は、図25の(a)、(b)において、左
側に底面図、右側に縦断側面図で示すような種々の形状
とすることができる。更に吸気口85の形状に応じて、
切欠き部84の配設箇所等を適宜定めることができ、例
えば、図26の(a)、(b)に示すようなものとする
ことができる。
【0066】図24〜図26に示す実施形態は、空気通
路として切欠き部84を設けたものであるが、図27に
示す実施形態にように、ノズル91にノズル側面92と
ノズル底面93とを連通する孔94を設け、この孔94
を空気通路とすることもできる。この孔94は吸気口9
5の形状を配慮して形成されるが、図27の(a)、
(b)に示すように直線状の孔とすることができる外、
(c)に示すように屈曲する孔とすることもできる。
路として切欠き部84を設けたものであるが、図27に
示す実施形態にように、ノズル91にノズル側面92と
ノズル底面93とを連通する孔94を設け、この孔94
を空気通路とすることもできる。この孔94は吸気口9
5の形状を配慮して形成されるが、図27の(a)、
(b)に示すように直線状の孔とすることができる外、
(c)に示すように屈曲する孔とすることもできる。
【0067】又図28に示す実施形態のように、ノズル
111の外周部112を多孔質材料で形成し、この多孔
質材料の多数の連通孔を前記空気通路とすることもでき
る。
111の外周部112を多孔質材料で形成し、この多孔
質材料の多数の連通孔を前記空気通路とすることもでき
る。
【0068】なお、図24〜図28に示す実施形態にお
いて、突き上げピン10により部品8を突き上げる工程
を省略してもよい。
いて、突き上げピン10により部品8を突き上げる工程
を省略してもよい。
【0069】次に図29に示す本発明の実施形態を説明
する。この実施形態は、テープ基材121の部品収納部
122に収納した部品8を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品8を
吸着可能なノズル123が下降する第二工程と、前記ノ
ズル123が前記テープ基材上面に当接又は近接した位
置で停止する第三工程と、ノズル123が下死点位置又
はその近傍位置にあるとき部品8を下方から上方に突き
上げる第四工程と、ノズル123が下死点位置又はその
近傍位置で部品8を真空吸引する第五工程と、第五工程
後ノズル123により吸着された部品8を所定の位置へ
移動させる第六工程とを設け、かつ部品収納部開口がノ
ズル底面の外形状に重ならない部分124が生じるよう
に構成し、ノズルが部品を真空吸引する際、前記重なら
ない部分124から部品収納部122内に空気が流入す
るようにしたものである。
する。この実施形態は、テープ基材121の部品収納部
122に収納した部品8を所定間隔にかつ所定位置に供
給する第一工程と、前記所定位置に供給された部品8を
吸着可能なノズル123が下降する第二工程と、前記ノ
ズル123が前記テープ基材上面に当接又は近接した位
置で停止する第三工程と、ノズル123が下死点位置又
はその近傍位置にあるとき部品8を下方から上方に突き
上げる第四工程と、ノズル123が下死点位置又はその
近傍位置で部品8を真空吸引する第五工程と、第五工程
後ノズル123により吸着された部品8を所定の位置へ
移動させる第六工程とを設け、かつ部品収納部開口がノ
ズル底面の外形状に重ならない部分124が生じるよう
に構成し、ノズルが部品を真空吸引する際、前記重なら
ない部分124から部品収納部122内に空気が流入す
るようにしたものである。
【0070】このような重ならない部分124は、図2
9の(a)に示すように、部品収納部122の幅方向両
端部に形成したり、(b)に示すように部品収納部12
2のテープ進行方向前後端部に形成したりすることがで
きる。又ノズル123の形状、取付姿勢、部品収納部1
22の形状等を適宜選択することにより、適量の空気が
部品収納部122内に流入させることができる。なお、
本実施形態においても、部品8を下方から上方に突き上
げる第四工程を省略することができる。
9の(a)に示すように、部品収納部122の幅方向両
端部に形成したり、(b)に示すように部品収納部12
2のテープ進行方向前後端部に形成したりすることがで
きる。又ノズル123の形状、取付姿勢、部品収納部1
22の形状等を適宜選択することにより、適量の空気が
部品収納部122内に流入させることができる。なお、
本実施形態においても、部品8を下方から上方に突き上
げる第四工程を省略することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明の部品吸着方法によれば、真空吸
引時に部品を浮上させるための空気流を生じさせること
ができるので、部品を迅速かつ確実に吸着することが可
能となり、吸着ミスを防止でき、さらに真空吸引時に突
き上げピンにより部品を下方から上方に突き上げること
を併合すると、より一層確実に部品を吸着することが可
能となる。又本発明は上記部品吸着方法を実施するに適
した部品集合体、実装機及び部品供給装置を提供するこ
とができる。
引時に部品を浮上させるための空気流を生じさせること
ができるので、部品を迅速かつ確実に吸着することが可
能となり、吸着ミスを防止でき、さらに真空吸引時に突
き上げピンにより部品を下方から上方に突き上げること
を併合すると、より一層確実に部品を吸着することが可
能となる。又本発明は上記部品吸着方法を実施するに適
した部品集合体、実装機及び部品供給装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の部品吸着方法の一実施形態を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図2】部品吸着時の要部を示し、(a)はその断面
図、(b)は突き上げピンの拡大図。
図、(b)は突き上げピンの拡大図。
【図3】吸着ノズル下降過程における要部の断面図。
【図4】吸着ノズル停止時における要部の断面図。
【図5】吸着開始時における要部の断面図。
【図6】突き上げピンによる部品突き上げ時の要部の断
面図。
面図。
【図7】吸着完了後の要部の断面図。
【図8】吸着ノズル下面とテープ基材の間隔と吸着率の
関係を示す図。
関係を示す図。
【図9】テーピング部品の部品収納部に第一空間部と第
二空間部を設けたときの斜視図。
二空間部を設けたときの斜視図。
【図10】その要部の断面図。
【図11】テーピング部品の部品収納部に吸気吸入溝を
設けたときの斜視図。
設けたときの斜視図。
【図12】その要部の断面図。
【図13】吸着ノズルの下面に突起部を設けたときの要
部の断面図。
部の断面図。
【図14】部品吸着方法に用いられる実装機の1例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図15】部品供給装置及びテーピング部品を示し、
(a)は部品供給装置の斜視図、(b)はその要部の拡
大斜視図、(c)はテーピング部品の平面図、(d)は
その断面図。
(a)は部品供給装置の斜視図、(b)はその要部の拡
大斜視図、(c)はテーピング部品の平面図、(d)は
その断面図。
【図16】従来の部品吸着方法における吸着ノズル降下
時の要部の断面図。
時の要部の断面図。
【図17】従来の部品吸着方法における部品吸着時の要
部の断面図。
部の断面図。
【図18】吸着ノズルとテープ基材の間隔と時間の関係
示す図。
示す図。
【図19】立ち吸着エラー時のノズル及びテープ基材の
断面図。
断面図。
【図20】未吸着エラー時のノズル及びテープ基材の断
面図。
面図。
【図21】従来の部品吸着方法を示すフローチャート。
【図22】本発明の部品吸着方法の他の実施形態を示
し、(a)はその断面図、(b)はそのノズル底面図、
(c)は変形例のノズル底面図。
し、(a)はその断面図、(b)はそのノズル底面図、
(c)は変形例のノズル底面図。
【図23】テープ基材下面に孔をあける実施形態の断面
図。
図。
【図24】ノズルに切欠き部を設ける実施形態を示し、
(a)はその断面図、(b)はそのノズルの斜視図、
(c)はノズルの底面図。
(a)はその断面図、(b)はそのノズルの斜視図、
(c)はノズルの底面図。
【図25】切欠き部の変形例を(a)、(b)に示す
図。
図。
【図26】切欠き部の変形例を(a)、(b)に示すノ
ズルの底面図。
ズルの底面図。
【図27】ノズルに孔を設ける実施形態を示し、(a)
はその斜視図、(b)はその断面図、(c)は変形例の
断面図。
はその斜視図、(b)はその断面図、(c)は変形例の
断面図。
【図28】ノズルの外周部を多孔質材料で形成した実施
形態を示すノズルの斜視図。
形態を示すノズルの斜視図。
【図29】本発明の部品吸着方法の更に別の実施形態を
(a)、(b)に示す平面図。
(a)、(b)に示す平面図。
7、81、91、111、123 ノズル 7a、83、93 ノズル下面 8 部品 9 部品集合体 9a、51、71、121 テープ基材 9c、51a、71a、122 部品収納部 10 突き上げピン 51b 第一空間部 51c 第一空間部 63 突起部 71c テープ基材下面 71d 孔 82、92 ノズル側面 83、93 ノズル底面 84 切欠き部 94 孔 101 孔あけピン 112 ノズル外周部 124 重ならない部分
Claims (27)
- 【請求項1】 テープ基材の部品収納部に収納した部品
を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前記
所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降す
る第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面より所
定の間隔を設けて停止する第三工程と、ノズルが下死点
位置又はその近傍位置にあるとき部品を下方から上方に
突き上げる第四工程と、ノズルが下死点位置又はその近
傍位置で部品を真空吸引する第五工程と、第五工程後ノ
ズルにより吸着された部品を所定の位置へ移動させる第
六工程とを設けたことを特徴とする部品吸着方法。 - 【請求項2】 テープ基材の部品収納部に収納した部品
を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前記
所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降す
る第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面より所
定の間隔を設けて停止する第三工程と、ノズルが下死点
位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第四工程
と、第四工程後ノズルにより吸着された部品を所定の位
置へ移動させる第五工程とを設けたことを特徴とする部
品吸着方法。 - 【請求項3】 ノズルがテープ基材の上面より0.02
mmから0.30mmの間隔を設けて停止することを特
徴とする請求項1又は2記載の部品吸着方法。 - 【請求項4】 ノズルがテープ基材の上面より所定の間
隔を設けて停止するよう予めテープ基材の寸法により所
定位置を算出して求めたことを特徴とする請求項1、2
又は3記載の部品吸着方法。 - 【請求項5】 ノズル下面に突起部を設け、この突起部
がテープ基材上面に当接又は近接する位置をノズルの下
死点位置とした請求項1、2又は3記載の部品吸着方
法。 - 【請求項6】 テープ基材の部品収納部に収納した部品
を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前記
所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降す
る第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当接
又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下死
点位置又はその近傍位置にあるとき部品を下方から上方
に突き上げる第四工程と、ノズルが下死点位置又はその
近傍位置で部品を真空吸引する第五工程と、第五工程後
ノズルにより吸着された部品を所定の位置へ移動させる
第六工程とを設け、かつノズルが部品を真空吸引する
際、テープ基材に設けた空気通路から部品収納部内に空
気が流入するようにしたことを特徴とする部品吸着方
法。 - 【請求項7】 テープ基材の部品収納部に収納した部品
を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前記
所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降す
る第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当接
又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下死
点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第四工程
と、第四工程後ノズルにより吸着された部品を所定の位
置へ移動させる第五工程とを設け、かつノズルが部品を
真空吸引する際、テープ基材に設けた空気通路から部品
収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とする
部品吸着方法。 - 【請求項8】 テープ基材の部品収納部は部品を収納す
る第一空間部と、第一空間部に段差をもって連通すると
共にノズル当接面よりはみ出して外方に拡がる浅底の第
二空間部を有するように形成され、この第二空間部が空
気通路となる請求項6又は7記載の部品吸着方法。 - 【請求項9】 テープ基材に部品収納部と連通する空気
吸入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となる請求項
6又は7記載の部品吸着方法。 - 【請求項10】 テープ基材の下面に、ノズルが部品を
真空吸引する前に、部品収納部に連通する孔を設け、こ
の孔が空気通路となる請求項6又は7記載の部品吸着方
法。 - 【請求項11】 部品を下方から上方に突き上げる突き
上げピンを用いて孔を設ける請求項10記載の部品吸着
方法。 - 【請求項12】 テープ基材の部品収納部に収納した部
品を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前
記所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降
する第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置にあるとき部品を下方から上
方に突き上げる第四工程と、ノズルが下死点位置又はそ
の近傍位置で部品を真空吸引する第五工程と、第五工程
後ノズルにより吸着された部品を所定の位置へ移動させ
る第六工程とを設け、かつノズルが部品を真空吸引する
際、ノズルに設けた空気通路から部品収納部内に空気が
流入するようにしたことを特徴とする部品吸着方法。 - 【請求項13】 テープ基材の部品収納部に収納した部
品を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前
記所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降
する第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第四工
程と、第四工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第五工程とを設け、かつノズルが部品
を真空吸引する際、ノズルに設けた空気通路から部品収
納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とする部
品吸着方法。 - 【請求項14】 ノズルにノズル側面とノズル底面とを
連通する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路とな
る請求項12又は13記載の部品吸着方法。 - 【請求項15】 ノズルにノズル側面とノズル底面とを
連通する孔を設け、この孔が空気通路となる請求項12
又は13記載の部品吸着方法。 - 【請求項16】 ノズルの外周部を多孔質材料で形成
し、この多孔質材料の多数の連通孔が空気通路となる請
求項12又は13記載の部品吸着方法。 - 【請求項17】 テープ基材の部品収納部に収納した部
品を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前
記所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降
する第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置にあるとき部品を下方から上
方に突き上げる第四工程と、ノズルが下死点位置又はそ
の近傍位置で部品を真空吸引する第五工程と、第五工程
後ノズルにより吸着された部品を所定の位置へ移動させ
る第六工程とを設け、かつ部品収納部開口がノズル底面
の外形状に重ならない部分が生じるように構成し、ノズ
ルが部品を真空吸引する際、前記重ならない部分から部
品収納部内に空気が流入するようにしたことを特徴とす
る部品吸着方法。 - 【請求項18】 テープ基材の部品収納部に収納した部
品を所定間隔にかつ所定位置に供給する第一工程と、前
記所定位置に供給された部品を吸着可能なノズルが下降
する第二工程と、前記ノズルが前記テープ基材上面に当
接又は近接した位置で停止する第三工程と、ノズルが下
死点位置又はその近傍位置で部品を真空吸引する第四工
程と、第四工程後ノズルにより吸着された部品を所定の
位置へ移動させる第五工程とを設け、かつ部品収納部開
口がノズル底面の外形状に重ならない部分が生じるよう
に構成し、ノズルが部品を真空吸引する際、前記重なら
ない部分から部品収納部内に空気が流入するようにした
ことを特徴とする部品吸着方法。 - 【請求項19】 部品を収納した部品収納部を長手方向
に複数設けたテープ基材を備えた部品集合体において、
ノズルが前記部品収納部の部品を真空吸引する際、部品
収納部に空気が流入するよう前記テープ基材に空気通路
を設けたことを特徴とする部品集合体。 - 【請求項20】 テープ基材の部品収納部は部品を収納
する第一空間部と、第一空間部に段差をもって連通する
と共にノズル当接面よりはみ出して外方に拡がる浅底の
第二空間部を有するように形成され、この第二空間部が
空気通路となる請求項19記載の部品集合体。 - 【請求項21】 テープ基材に部品収納部と連通する空
気吸入溝を設け、この空気吸入溝が空気通路となる請求
項19記載の部品集合体。 - 【請求項22】 部品供給装置の部品収納部から部品を
真空吸引して保持し、保持した部品を基板の所定位置に
実装するノズルを有した実装機において、ノズルが部品
を真空吸引する際、前記部品収納部に空気が流入するよ
うにノズルに空気通路を設けたことを特徴とする実装
機。 - 【請求項23】 ノズルにノズル側面とノズル底面とを
連通する切欠き部を設け、この切欠き部が空気通路とな
る請求項22記載の部品実装機。 - 【請求項24】 ノズルにノズル側面とノズル底面とを
連通する孔を設け、この孔が空気通路となる請求項22
記載の実装機。 - 【請求項25】 ノズルの外周部を多孔質材料で形成
し、この多孔質材料の多数の連通孔が空気通路となる請
求項22記載の実装機。 - 【請求項26】 部品を収納した部品収納部を長手方向
に複数設けたテープ基材を備えた部品集合体を有し、前
記テープ基材を送出することにより、部品収納部内の部
品をノズルが真空吸引する所定位置に供給する部品供給
装置において、テープ基材の下面にノズルが部品を真空
吸引する前に部品収納部に連通する孔を形成する孔あけ
手段を有することを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項27】 部品を下方から上方に突き上げる突き
上げピンが孔あけ手段を兼ねる請求項26記載の部品供
給装置。
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