JPH09292072A - 管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具 - Google Patents
管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具Info
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- JPH09292072A JPH09292072A JP8107519A JP10751996A JPH09292072A JP H09292072 A JPH09292072 A JP H09292072A JP 8107519 A JP8107519 A JP 8107519A JP 10751996 A JP10751996 A JP 10751996A JP H09292072 A JPH09292072 A JP H09292072A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望とする曲げ半径に屈曲して配管すること
ができる管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具を提供する
こと。 【解決手段】 一対の短管12と、これら両短管12の
間に跨がって組付けられ、かつ伸縮性に富む蛇腹部を有
する屈曲接続具21と、を備え、屈曲接続具21をその
蛇腹構造部22において、所望とする曲げ半径に容易に
屈曲させる。
ができる管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具を提供する
こと。 【解決手段】 一対の短管12と、これら両短管12の
間に跨がって組付けられ、かつ伸縮性に富む蛇腹部を有
する屈曲接続具21と、を備え、屈曲接続具21をその
蛇腹構造部22において、所望とする曲げ半径に容易に
屈曲させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として、送電
線、通信線(光ファイバも含む)等を地中に埋設するた
めに、送電線、通信線等が挿通される複数の管路を備え
た管体を屈曲して配管するときに用いられる管体の屈曲
接続管構造と屈曲接続具に関する。
線、通信線(光ファイバも含む)等を地中に埋設するた
めに、送電線、通信線等が挿通される複数の管路を備え
た管体を屈曲して配管するときに用いられる管体の屈曲
接続管構造と屈曲接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電線埋設用管体は、コンクリー
トや陶器等によって形成されるのが一般的である。ま
た、管体を屈曲して配管する場合には、図8に示すよう
に、管体(直管)101の端部に所要数の曲り管111
がシールパッキン151を介してそれぞれ接続される。
トや陶器等によって形成されるのが一般的である。ま
た、管体を屈曲して配管する場合には、図8に示すよう
に、管体(直管)101の端部に所要数の曲り管111
がシールパッキン151を介してそれぞれ接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配管の曲げ
半径は施工現場ごとで異なる場合があり、異なる曲げ半
径をもつ曲り管111を、それぞれコンクリートや陶器
によって形成しなければならず、これら曲り管111の
製作や管理に多くの手間を必要とする問題点があった。
また、施工現場において不測の障害物がある場合には、
配管の屈曲半径を変更しなければならず、その屈曲半径
に対応した曲げ管111を製作するために、配管の施工
が大幅に遅れるという問題点もあった。この発明の目的
は、所望とする曲げ半径に屈曲して配管することができ
る管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具を提供することで
ある。
半径は施工現場ごとで異なる場合があり、異なる曲げ半
径をもつ曲り管111を、それぞれコンクリートや陶器
によって形成しなければならず、これら曲り管111の
製作や管理に多くの手間を必要とする問題点があった。
また、施工現場において不測の障害物がある場合には、
配管の屈曲半径を変更しなければならず、その屈曲半径
に対応した曲げ管111を製作するために、配管の施工
が大幅に遅れるという問題点もあった。この発明の目的
は、所望とする曲げ半径に屈曲して配管することができ
る管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る管体の屈曲接続管構造は、一
対の短管と、これら両短管の間に跨がって組付けられ、
かつ伸縮性に富む蛇腹部を有する屈曲接続具と、を備え
ていることを特徴とする。したがって、一対の短管の間
に跨がって組付けられた屈曲接続具をその蛇腹構造部に
おいて、所望とする曲げ半径に容易に屈曲させることが
できる。
に、請求項1の発明に係る管体の屈曲接続管構造は、一
対の短管と、これら両短管の間に跨がって組付けられ、
かつ伸縮性に富む蛇腹部を有する屈曲接続具と、を備え
ていることを特徴とする。したがって、一対の短管の間
に跨がって組付けられた屈曲接続具をその蛇腹構造部に
おいて、所望とする曲げ半径に容易に屈曲させることが
できる。
【0005】また、請求項2の発明に係る管体の屈曲接
続構造は、両短管の間に設けられた剛性を有する保護パ
イプによって屈曲接続具の蛇腹構造部を外力から保護す
ることができるため、地中に埋設して使用する場合、土
圧によって屈曲接続具の蛇腹構造部が土圧などによって
押しつぶされる不具合を防止することができる。
続構造は、両短管の間に設けられた剛性を有する保護パ
イプによって屈曲接続具の蛇腹構造部を外力から保護す
ることができるため、地中に埋設して使用する場合、土
圧によって屈曲接続具の蛇腹構造部が土圧などによって
押しつぶされる不具合を防止することができる。
【0006】請求項3の発明に係る管体の屈曲接続管構
造は、請求項2に記載の管体の屈曲接続管構造におい
て、両短管の管路の対向する開口部にはこれら管路より
も大径の接続孔が形成され、一方の短管の接続孔には、
保護パイプの一端部が弾性的に支持されて揺動可能とさ
れ、同保護パイプの他端部が他方の短管の接続孔に遊嵌
されていることを特徴とする。したがって、一方の短管
の接続孔に保護パイプの一端部が弾性的に当接されて揺
動可能とされることで、保護パイプが屈曲接続具を、そ
の蛇腹構造部において屈曲したときには、その屈曲に追
従して保護パイプが揺動するため、同保護パイプが前記
蛇腹構造部の屈曲を妨げる不具合を防止することができ
る。
造は、請求項2に記載の管体の屈曲接続管構造におい
て、両短管の管路の対向する開口部にはこれら管路より
も大径の接続孔が形成され、一方の短管の接続孔には、
保護パイプの一端部が弾性的に支持されて揺動可能とさ
れ、同保護パイプの他端部が他方の短管の接続孔に遊嵌
されていることを特徴とする。したがって、一方の短管
の接続孔に保護パイプの一端部が弾性的に当接されて揺
動可能とされることで、保護パイプが屈曲接続具を、そ
の蛇腹構造部において屈曲したときには、その屈曲に追
従して保護パイプが揺動するため、同保護パイプが前記
蛇腹構造部の屈曲を妨げる不具合を防止することができ
る。
【0007】請求項4の発明に係る管体の屈曲接続管構
造は、請求項3に記載の管体の屈曲接続管構造におい
て、保護パイプの内径は短管の管路の内径と略同径に形
成されていることを特徴とする。したがって、両短管の
管路と保護パイプとの間に生じる段差面を積極的に軽減
することができ、前記管路に対し通路線等を挿通する作
業を容易に行うことができる。
造は、請求項3に記載の管体の屈曲接続管構造におい
て、保護パイプの内径は短管の管路の内径と略同径に形
成されていることを特徴とする。したがって、両短管の
管路と保護パイプとの間に生じる段差面を積極的に軽減
することができ、前記管路に対し通路線等を挿通する作
業を容易に行うことができる。
【0008】請求項5の発明に係る管体の屈曲接続具
は、長管、短管等の管体を屈曲して接続するための屈曲
接続具であって、伸縮性に富む蛇腹構造体と、その蛇腹
構造体の端部にそれぞれ設けられ、前記管体の端面に取
付けられる剛性を有する端板と、を備えていることを特
徴とする。したがって、両管体の端面に対し屈曲接続具
を、その両端板において安定よく確実に固定することが
できる。
は、長管、短管等の管体を屈曲して接続するための屈曲
接続具であって、伸縮性に富む蛇腹構造体と、その蛇腹
構造体の端部にそれぞれ設けられ、前記管体の端面に取
付けられる剛性を有する端板と、を備えていることを特
徴とする。したがって、両管体の端面に対し屈曲接続具
を、その両端板において安定よく確実に固定することが
できる。
【0009】請求項6の発明に係る管体の屈曲接続具
は、請求項5に記載の管体の屈曲接続具において、脱腹
構造体の両端部には端板の外周部を被うようにして端末
縁がそれぞれ形成され、その両端縁には前記端板に形成
された凹部に圧入されて弾状的に係着する係止突部が形
成されていることを特徴とする。したがって、蛇腹構造
体の両端末縁の係止突起を両端板の凹部に圧入して弾性
的に係着することで、蛇腹構造体の両端末縁に両端板を
容易にかつ確実に組付けることができる。
は、請求項5に記載の管体の屈曲接続具において、脱腹
構造体の両端部には端板の外周部を被うようにして端末
縁がそれぞれ形成され、その両端縁には前記端板に形成
された凹部に圧入されて弾状的に係着する係止突部が形
成されていることを特徴とする。したがって、蛇腹構造
体の両端末縁の係止突起を両端板の凹部に圧入して弾性
的に係着することで、蛇腹構造体の両端末縁に両端板を
容易にかつ確実に組付けることができる。
【0010】請求項7の発明に係る管体の屈曲接続具
は、請求項5又は6に記載の管体の屈曲接続具におい
て、抱腹構造体の両端部には端板の外周部を被うように
して端末縁がそれぞれ形成され、その両端末縁には管体
の端面に弾性的に密接する弾性リップがそれぞれ形成さ
れていることを特徴とする。したがって、脱腹構造体の
両端末縁の弾性リップを管体の端面に弾性的に密接させ
ることで、シール不良を防止することができる。
は、請求項5又は6に記載の管体の屈曲接続具におい
て、抱腹構造体の両端部には端板の外周部を被うように
して端末縁がそれぞれ形成され、その両端末縁には管体
の端面に弾性的に密接する弾性リップがそれぞれ形成さ
れていることを特徴とする。したがって、脱腹構造体の
両端末縁の弾性リップを管体の端面に弾性的に密接させ
ることで、シール不良を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
6にしたがって説明する。図1と図2において、管体の
屈曲接続管11は、一対の短管12と、屈曲接続具21
とを主体にして構成されている。前記両短管12は、配
管の直線部分を構成する管体(長管)1と同様にしてコ
ンクリート、陶器等によって形成されるとともに管体1
と同一断面形状に形成されている。そして、短管12の
内部には通信線、送電線等が挿通される複数個(例え
ば、4個)の管路13が貫設されている。さらに、図4
と図5に示すように、両短管12の中心部には、屈曲接
続具21を締付け固定するための締付ボルト16が挿通
される組付孔15が貫設されている。
6にしたがって説明する。図1と図2において、管体の
屈曲接続管11は、一対の短管12と、屈曲接続具21
とを主体にして構成されている。前記両短管12は、配
管の直線部分を構成する管体(長管)1と同様にしてコ
ンクリート、陶器等によって形成されるとともに管体1
と同一断面形状に形成されている。そして、短管12の
内部には通信線、送電線等が挿通される複数個(例え
ば、4個)の管路13が貫設されている。さらに、図4
と図5に示すように、両短管12の中心部には、屈曲接
続具21を締付け固定するための締付ボルト16が挿通
される組付孔15が貫設されている。
【0012】前記両短管12の間に跨がって組付けられ
る屈曲接続具21は、蛇腹構造体21と端板31によっ
て構成されている。蛇腹構造体22は、CR,NBR,
EPDM,シリコン等のゴムや塩化ビニル,PP,PE
等の軟質合成樹脂よりなり、ブロー成形、押出成形、射
出成形等によって形成され、伸縮性に富む蛇腹構造をな
している。
る屈曲接続具21は、蛇腹構造体21と端板31によっ
て構成されている。蛇腹構造体22は、CR,NBR,
EPDM,シリコン等のゴムや塩化ビニル,PP,PE
等の軟質合成樹脂よりなり、ブロー成形、押出成形、射
出成形等によって形成され、伸縮性に富む蛇腹構造をな
している。
【0013】図5と図6に示すように、前記蛇腹構造体
22の両端部には、端板31の外周部を被うようにして
端末縁23がそれぞれ形成されており、これら端末縁2
3の内側面には、所要数の係止爪24を有する係止突部
25が形成されている。さらに、前記端末縁23の外側
面には短管12の端面に弾性的に密接する弾性リップ2
6がそれぞれ形成されている。
22の両端部には、端板31の外周部を被うようにして
端末縁23がそれぞれ形成されており、これら端末縁2
3の内側面には、所要数の係止爪24を有する係止突部
25が形成されている。さらに、前記端末縁23の外側
面には短管12の端面に弾性的に密接する弾性リップ2
6がそれぞれ形成されている。
【0014】前記蛇腹構造体22の両端末縁23に外周
部が被われて組付けられる端板31は、剛性を有する硬
質合成樹脂板、金属板等によって方形の平板状に形成さ
れ、その一側面の周縁部近傍には、前記係止突部25が
圧入される凹部32が環状に形成されている。そして、
前記凹部32に対し、係止爪24を弾性変形させながら
係止突部25が圧入されることで、蛇腹構造体22の両
端末縁23に両端板31が組付けられるようになってい
る。
部が被われて組付けられる端板31は、剛性を有する硬
質合成樹脂板、金属板等によって方形の平板状に形成さ
れ、その一側面の周縁部近傍には、前記係止突部25が
圧入される凹部32が環状に形成されている。そして、
前記凹部32に対し、係止爪24を弾性変形させながら
係止突部25が圧入されることで、蛇腹構造体22の両
端末縁23に両端板31が組付けられるようになってい
る。
【0015】前記端板31には、短管12の各管路13
と略同一中心をなしかつ管路13よりも適宜に大径の貫
通孔33がそれぞれ貫設されている。さらに、端板31
の中心部には、締付ボルト16が挿通される組付孔34
が貫設されている。そして、両端板31の各組付孔34
に対しそれぞれ締付ボルト16が挿通された後、これら
締付ボルト16が両短管12の組付孔15にそれぞれ挿
通されてその締付ボルト16の先端にナット17を締付
けることで、両短管12の間に跨がって屈曲接続具21
が組付けられるようになっている。図5と図6に示すよ
うに、前記両短管12の間には、蛇腹構造体22の蛇腹
部を外力から保護するための硬質合成樹脂パイプ、金属
パイプ等よりなる剛性を有する保護パイプ41が設けら
れている。
と略同一中心をなしかつ管路13よりも適宜に大径の貫
通孔33がそれぞれ貫設されている。さらに、端板31
の中心部には、締付ボルト16が挿通される組付孔34
が貫設されている。そして、両端板31の各組付孔34
に対しそれぞれ締付ボルト16が挿通された後、これら
締付ボルト16が両短管12の組付孔15にそれぞれ挿
通されてその締付ボルト16の先端にナット17を締付
けることで、両短管12の間に跨がって屈曲接続具21
が組付けられるようになっている。図5と図6に示すよ
うに、前記両短管12の間には、蛇腹構造体22の蛇腹
部を外力から保護するための硬質合成樹脂パイプ、金属
パイプ等よりなる剛性を有する保護パイプ41が設けら
れている。
【0016】この実施の形態1において、両短管12の
各管路13に対向する開口部には、これら管路13より
も大径の接続孔14がそれぞれ形成されており、一方の
短管12の各接続孔14には、ブタジエンゴム等の粘着
ゴム材42によって各保護パイプ41の一端部が揺動可
能にそれぞれ弾性的に支持され、前記各保護パイプ41
の他端部が他方の接続孔14の中央付近まで遊嵌されて
各保護パイプ41の揺動及び管方向の移動が許容される
ようになっている。さらに、各保護パイプ41の内径は
短管12の管路13の内径と略同径に形成されている。
各管路13に対向する開口部には、これら管路13より
も大径の接続孔14がそれぞれ形成されており、一方の
短管12の各接続孔14には、ブタジエンゴム等の粘着
ゴム材42によって各保護パイプ41の一端部が揺動可
能にそれぞれ弾性的に支持され、前記各保護パイプ41
の他端部が他方の接続孔14の中央付近まで遊嵌されて
各保護パイプ41の揺動及び管方向の移動が許容される
ようになっている。さらに、各保護パイプ41の内径は
短管12の管路13の内径と略同径に形成されている。
【0017】この実施の形態の管体の屈曲接続管11は
上述したように構成される。したがって、施工現場にお
いて、管体1を屈曲して配管し地中に埋設する場合、図
2に示すように、管体1の端面にシールパッキン51を
介して一方の短管12の端面が接続される。そして、図
1と図2に示すように、屈曲接続管11は、その蛇腹構
造体22の蛇腹部において、所要とする曲げ半径をもっ
て屈曲される。また、前記屈曲接続管11の他方の短管
12の端面には、これとは別の屈曲接続管11の一方の
短管12の端面がシールパッキン51を介して接続さ
れ、その屈曲接続管11がその蛇腹構造体22の蛇腹部
において、所要とする曲げ半径をもって屈曲される。
上述したように構成される。したがって、施工現場にお
いて、管体1を屈曲して配管し地中に埋設する場合、図
2に示すように、管体1の端面にシールパッキン51を
介して一方の短管12の端面が接続される。そして、図
1と図2に示すように、屈曲接続管11は、その蛇腹構
造体22の蛇腹部において、所要とする曲げ半径をもっ
て屈曲される。また、前記屈曲接続管11の他方の短管
12の端面には、これとは別の屈曲接続管11の一方の
短管12の端面がシールパッキン51を介して接続さ
れ、その屈曲接続管11がその蛇腹構造体22の蛇腹部
において、所要とする曲げ半径をもって屈曲される。
【0018】すなわち、図2に示すように、管体1を屈
曲して配管する場合、その屈曲長さに応じて所要数の屈
曲接続管11が直列に配列されて使用され、最前列の屈
曲接続管11の短管12の端面には管体1がシールパッ
キン51を介して接続されることで、管体1が屈曲して
配管される。これによって、管体1及び短管12の管路
13が屈曲して連通され、その管路13には通信線、逆
電線等が挿通され、地中に埋設される。
曲して配管する場合、その屈曲長さに応じて所要数の屈
曲接続管11が直列に配列されて使用され、最前列の屈
曲接続管11の短管12の端面には管体1がシールパッ
キン51を介して接続されることで、管体1が屈曲して
配管される。これによって、管体1及び短管12の管路
13が屈曲して連通され、その管路13には通信線、逆
電線等が挿通され、地中に埋設される。
【0019】屈曲接続管11が地中に埋設されると、そ
の土圧が蛇腹構造体22の蛇腹部に作用するが、その蛇
腹部は保護パイプ41によって保護されるため、前記蛇
腹部が過大に変形されることが防止され、土圧によって
蛇腹部が破損される不具合が生じない。また、屈曲接続
管11がその蛇腹構造体22において所要とする曲げ半
径で屈曲される際、その両短管12の間の保護パイプ4
1は、その一端部が一方の短管12の接続孔14に粘着
ゴム材42によって弾性的に支持され、同保護パイプ4
1の他端部が他方の短管12の接続孔14に対し遊嵌状
態をなしているため、保護パイプ41は、前記屈曲を妨
げることなく、その屈曲に追従して搖動する。
の土圧が蛇腹構造体22の蛇腹部に作用するが、その蛇
腹部は保護パイプ41によって保護されるため、前記蛇
腹部が過大に変形されることが防止され、土圧によって
蛇腹部が破損される不具合が生じない。また、屈曲接続
管11がその蛇腹構造体22において所要とする曲げ半
径で屈曲される際、その両短管12の間の保護パイプ4
1は、その一端部が一方の短管12の接続孔14に粘着
ゴム材42によって弾性的に支持され、同保護パイプ4
1の他端部が他方の短管12の接続孔14に対し遊嵌状
態をなしているため、保護パイプ41は、前記屈曲を妨
げることなく、その屈曲に追従して搖動する。
【0020】また、前記保護パイプ41の内径は、短管
12の管路13の径とほぼ同径に形成されるため、管路
13と保護パイプ41との間に生じる段差面を積極的に
軽減することができ、通信線等の挿通作業を容易に行う
ことができる。また、屈曲接続具21において、その蛇
腹構造体22の両端末縁23に剛性を有する端板31が
組付けられているから、短管12の端面に対し屈曲接続
具21をその端板31において締付ボルト16とナット
17によって強固に締付け固定することができる。さら
に、蛇腹構造体22の両端末縁23に端板31を組付け
る場合、図6に示すように、端末縁23の係止突部25
を端板31の凹部32に圧入することで、同係止突部2
5の係止爪24が凹部32内で弾性変形して係着し、こ
れによって端板を容易にかつ確実に組付けることができ
る。また、蛇脱構造体22の両端末縁23の外側面に突
設された弾性リップ26が短管13の端面に弾性的に密
接するため、シール不良を防止することができる。
12の管路13の径とほぼ同径に形成されるため、管路
13と保護パイプ41との間に生じる段差面を積極的に
軽減することができ、通信線等の挿通作業を容易に行う
ことができる。また、屈曲接続具21において、その蛇
腹構造体22の両端末縁23に剛性を有する端板31が
組付けられているから、短管12の端面に対し屈曲接続
具21をその端板31において締付ボルト16とナット
17によって強固に締付け固定することができる。さら
に、蛇腹構造体22の両端末縁23に端板31を組付け
る場合、図6に示すように、端末縁23の係止突部25
を端板31の凹部32に圧入することで、同係止突部2
5の係止爪24が凹部32内で弾性変形して係着し、こ
れによって端板を容易にかつ確実に組付けることができ
る。また、蛇脱構造体22の両端末縁23の外側面に突
設された弾性リップ26が短管13の端面に弾性的に密
接するため、シール不良を防止することができる。
【0021】なお、前記実施の形態においては、一対の
短管12の間に跨がって屈曲接続具21を組付けて使用
する場合を例示したが、これに限るものではない。例え
ば、管体(長管)1の端面に直接に屈曲接続具21を組
付けて使用することもできる。また、屈曲接続具21の
蛇腹構造体22の両端末縁23の肉厚を適宜に増加する
ことで、端板31を一体に形成してもよく、さらに、端
板31をクリップ、カプラ、接着剤等を用いて管体(長
管)1又は、短管12の端面に取付けてもよい。さら
に、蛇腹構造体22において、蛇腹部のひだの数は限定
するものではなく、例えば、図7の(A)に示すように
ひだ22aが3つ、あるいはそれ以上あってもよく、図
7の(B)に示すように、ひだ22aが1つであっても
よい。
短管12の間に跨がって屈曲接続具21を組付けて使用
する場合を例示したが、これに限るものではない。例え
ば、管体(長管)1の端面に直接に屈曲接続具21を組
付けて使用することもできる。また、屈曲接続具21の
蛇腹構造体22の両端末縁23の肉厚を適宜に増加する
ことで、端板31を一体に形成してもよく、さらに、端
板31をクリップ、カプラ、接着剤等を用いて管体(長
管)1又は、短管12の端面に取付けてもよい。さら
に、蛇腹構造体22において、蛇腹部のひだの数は限定
するものではなく、例えば、図7の(A)に示すように
ひだ22aが3つ、あるいはそれ以上あってもよく、図
7の(B)に示すように、ひだ22aが1つであっても
よい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
管体の端面に取付けられる屈曲接続具を、伸縮性に富む
蛇腹部において所望とする曲げ半径に容易に屈曲するこ
とができ配管作業性の向上を図ることができる。
管体の端面に取付けられる屈曲接続具を、伸縮性に富む
蛇腹部において所望とする曲げ半径に容易に屈曲するこ
とができ配管作業性の向上を図ることができる。
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、管体の屈
曲接続管を屈曲した状態を示す縦断面図である。
曲接続管を屈曲した状態を示す縦断面図である。
【図2】同じく使用説明図である。
【図3】同じく管体の屈曲接続管を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】同じく図3のIV−IV線に基づく横断面図であ
る。
る。
【図5】同じく図4のV−V線に基づく縦断面図であ
る。
る。
【図6】同じく屈曲接続具を拡大して示す縦断面図であ
る。
る。
【図7】蛇腹構造体の他の実施態様を示す縦断面図であ
る。
る。
【図8】従来の曲り管の使用説明図である。
1 管体 11 屈曲接続管 12 短管 13 管路 14 接続孔 21 屈曲接続具 22 蛇腹構造体 23 端末縁 25 係止突部 26 弾性リップ 31 端板 32 凹部 41 保護パイプ
フロントページの続き (72)発明者 古橋 正吉 愛知県西春日井郡師勝町大字熊之庄字西出 107番地の2 (72)発明者 野間 篤 愛知県大府市横根町坊主山1番地の64 化 成工業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の短管と、これら両短管の間に跨が
って組付けられ、かつ伸縮性に富む蛇腹部を有する屈曲
接続具と、を備えていることを特徴とする管体の屈曲接
続管構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の配管の屈曲接続管構造
において、両短管の間には、屈曲接続具の蛇腹部を外力
から保護するための剛性を有する保護パイプが設けられ
ていることを特徴とする管体の屈曲接続草構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載の管体の屈曲接続管構造
において、両短管の管路の対向する開口部にはこれら管
路よりも大径の接続孔が形成され、一方の短管の接続孔
には、保護パイプの一端部が弾性的に支持されて揺動可
能とされ、同保護パイプの他端部が他方の短管の接続孔
に遊嵌されていることを特徴とする管体の屈曲接続管構
造。 - 【請求項4】 請求項3に記載の管体の屈曲接続管構造
において、保護パイプの内径は短管の管路の内径と略同
径に形成されていることを特徴とする管体の屈曲接続管
構造。 - 【請求項5】 長管、短管等の管体を屈曲して接続する
ための屈曲接続具であって、 伸縮性に富む蛇腹構造体と、その蛇腹構造体の端部にそ
れぞれ設けられ、前記管体の端面に取付けられる剛性を
有する端板と、を備えていることを特徴とする管体の屈
曲接続具。 - 【請求項6】 請求項5に記載の管体の屈曲接続具にお
いて、蛇腹構造体の両端部には端板の外周部を被うよう
にして端末縁がそれぞれ形成され、その両端縁には前記
端板に形成された凹部に圧入されて弾状的に係着する係
止突部が形成されていることを特徴とする管体の屈曲接
続具。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載の管体の屈曲接続
具において、蛇腹構造体の両端部には端板の外周部を被
うようにして端末縁がそれぞれ形成され、その両端末縁
には管体の端面に弾性的に密接する弾性リップがそれぞ
れ形成されていることを特徴とする管体の屈曲接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107519A JPH09292072A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107519A JPH09292072A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09292072A true JPH09292072A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14461263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8107519A Pending JPH09292072A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 管体の屈曲接続管構造と屈曲接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09292072A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001336685A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Kuraray Co Ltd | コンクリート二次製品の継手構造、継手およびその施工法 |
CN105605341A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-05-25 | 文登蓝岛建筑工程有限公司 | 一种用于sip板压机可自检易识别的胶管 |
CN114658933A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-06-24 | 青岛宏泰铜业有限公司 | 一种弯曲角可调型连接铜管 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107519A patent/JPH09292072A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001336685A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Kuraray Co Ltd | コンクリート二次製品の継手構造、継手およびその施工法 |
CN105605341A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-05-25 | 文登蓝岛建筑工程有限公司 | 一种用于sip板压机可自检易识别的胶管 |
CN114658933A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-06-24 | 青岛宏泰铜业有限公司 | 一种弯曲角可调型连接铜管 |
CN114658933B (zh) * | 2022-04-02 | 2024-02-20 | 青岛宏泰铜业有限公司 | 一种弯曲角可调型连接铜管 |
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