JPH09289329A - 電子回路モジュール - Google Patents
電子回路モジュールInfo
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- JPH09289329A JPH09289329A JP10044496A JP10044496A JPH09289329A JP H09289329 A JPH09289329 A JP H09289329A JP 10044496 A JP10044496 A JP 10044496A JP 10044496 A JP10044496 A JP 10044496A JP H09289329 A JPH09289329 A JP H09289329A
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- Japan
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- pin
- heat conduction
- electronic circuit
- printed board
- heat
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0201—Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は電子回路モジュールの1つである光
電変換モジュールに関し、放熱性の向上を実現すること
を課題とする。 【解決手段】 光電変換モジュール30は、回路基板3
5とIC素子36とピン電気端子37とよりなる電子回
路構造体34と、補助放熱構造体34とをシールドケー
ス32の内部に収容した構造を有する。補助放熱構造体
34は、ピン電気端子に対応する貫通孔70を有する熱
伝導板60と、熱伝導板60に植えて固定してある複数
の熱伝導ピン61とよりなる補助放熱構造体を、上記貫
通孔を上記るするシールドケース32とよりなり、貫通
孔70をピン電気端子37と嵌合させて設けてある。光
電変換モジュールは、電気ピン端子37をマザープリン
ト板90と電気的に接続させて、且つ、熱伝導ピン61
をマザープリント板90と固定させてマザープリント板
90上に搭載され、IC素子36で発生した熱は、電気
ピン端子37を通ってマザープリント板90に逃がされ
ると共に、熱伝導板60及び熱伝導ピン61を通ってマ
ザープリント板90に逃がされる。
電変換モジュールに関し、放熱性の向上を実現すること
を課題とする。 【解決手段】 光電変換モジュール30は、回路基板3
5とIC素子36とピン電気端子37とよりなる電子回
路構造体34と、補助放熱構造体34とをシールドケー
ス32の内部に収容した構造を有する。補助放熱構造体
34は、ピン電気端子に対応する貫通孔70を有する熱
伝導板60と、熱伝導板60に植えて固定してある複数
の熱伝導ピン61とよりなる補助放熱構造体を、上記貫
通孔を上記るするシールドケース32とよりなり、貫通
孔70をピン電気端子37と嵌合させて設けてある。光
電変換モジュールは、電気ピン端子37をマザープリン
ト板90と電気的に接続させて、且つ、熱伝導ピン61
をマザープリント板90と固定させてマザープリント板
90上に搭載され、IC素子36で発生した熱は、電気
ピン端子37を通ってマザープリント板90に逃がされ
ると共に、熱伝導板60及び熱伝導ピン61を通ってマ
ザープリント板90に逃がされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子回路モジュール
に係り、特に、光通信装置の一部を構成する光電変換モ
ジュールに関する。光通信装置の一部を構成する光電変
換モジュールは、半導体レーザを組み込んだ構成であ
る。光通信装置の光電変換モジュールの周りの温度は、
最高で、約65度C程度となる。一般に、半導体レーザ
は、温度が90度C程度を越えると光出力が低下する特
性を有する。このため、光電変換モジュールは、放熱性
が良いことが要求される。
に係り、特に、光通信装置の一部を構成する光電変換モ
ジュールに関する。光通信装置の一部を構成する光電変
換モジュールは、半導体レーザを組み込んだ構成であ
る。光通信装置の光電変換モジュールの周りの温度は、
最高で、約65度C程度となる。一般に、半導体レーザ
は、温度が90度C程度を越えると光出力が低下する特
性を有する。このため、光電変換モジュールは、放熱性
が良いことが要求される。
【0002】近年、光通信装置は、信号がこれまでの1
00Mbpsから例えば600Mbpsと高くなる傾向
にある。信号の周波数が高まると、光電変換モジュール
を構成するICの消費電力が1W程度から5W程度にま
で増え、光電変換モジュールの温度が上昇する。よっ
て、半導体レーザが確実に正常に動作するようにするた
めには、光電変換モジュールを今までより放熱性が良い
ようにすることが必要とされる。
00Mbpsから例えば600Mbpsと高くなる傾向
にある。信号の周波数が高まると、光電変換モジュール
を構成するICの消費電力が1W程度から5W程度にま
で増え、光電変換モジュールの温度が上昇する。よっ
て、半導体レーザが確実に正常に動作するようにするた
めには、光電変換モジュールを今までより放熱性が良い
ようにすることが必要とされる。
【0003】
【従来の技術】図16は、従来の1例の光電変換モジュ
ール10を示す。光電変換モジュール10は、電子回路
構造体11と、電磁波をシールドするためのシールドケ
ース12と、半導体レーザ素子13とを有する。電子回
路構造体11は、回路基板15と、回路基板15に搭載
してある半導体素子16と、上端を回路基板11に固定
されて下方に延在しておりシールドケース12の底面よ
り突き出ているピン状の電気端子17とを有する。
ール10を示す。光電変換モジュール10は、電子回路
構造体11と、電磁波をシールドするためのシールドケ
ース12と、半導体レーザ素子13とを有する。電子回
路構造体11は、回路基板15と、回路基板15に搭載
してある半導体素子16と、上端を回路基板11に固定
されて下方に延在しておりシールドケース12の底面よ
り突き出ているピン状の電気端子17とを有する。
【0004】光電変換モジュール10は、ピン状の電気
端子17をマザープリント板18の孔に差し込まれ、半
田付けされて、マザープリント板18上に搭載される。
動作時、半導体素子16で発生した熱は、マザープリン
ト板18に到り、符号21で示すようにマザープリント
板18内に拡がって、符号22で示すようにマザープリ
ント板18の表面から大気中に逃がされる。ここで、半
導体素子16で発生した熱のマザープリント板18への
熱伝導は、熱が符号20で示すように専ら電気端子17
内を伝導することによって行われる。なお、光電変換モ
ジュール10の周囲の温度は最高で65度Cにもなる。
端子17をマザープリント板18の孔に差し込まれ、半
田付けされて、マザープリント板18上に搭載される。
動作時、半導体素子16で発生した熱は、マザープリン
ト板18に到り、符号21で示すようにマザープリント
板18内に拡がって、符号22で示すようにマザープリ
ント板18の表面から大気中に逃がされる。ここで、半
導体素子16で発生した熱のマザープリント板18への
熱伝導は、熱が符号20で示すように専ら電気端子17
内を伝導することによって行われる。なお、光電変換モ
ジュール10の周囲の温度は最高で65度Cにもなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の光電
変換モジュール10は、半導体素子16で発生した熱の
マザープリント板18への熱伝導が専ら電気端子17に
よって行われる構成であるため、半導体素子16とマザ
ープリント板18との間の熱抵抗R0が比較的高い。こ
のため、半導体素子16が効率良く冷却されず、半導体
素子16は高い温度となる。このため、自らも発熱して
いる半導体レーザ素子13が、半導体素子16の高い温
度の影響を受け、場合によっては、温度が90度C程度
を越え、その結果、光出力が低下して、光通信に悪影響
が出る虞れがあった。
変換モジュール10は、半導体素子16で発生した熱の
マザープリント板18への熱伝導が専ら電気端子17に
よって行われる構成であるため、半導体素子16とマザ
ープリント板18との間の熱抵抗R0が比較的高い。こ
のため、半導体素子16が効率良く冷却されず、半導体
素子16は高い温度となる。このため、自らも発熱して
いる半導体レーザ素子13が、半導体素子16の高い温
度の影響を受け、場合によっては、温度が90度C程度
を越え、その結果、光出力が低下して、光通信に悪影響
が出る虞れがあった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決した電
子回路モジュールを提供することを目的とする。
子回路モジュールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回路
基板と、該回路基板に搭載してある半導体素子と、該回
路基板に固定してあるピン電気端子とよりなる電子回路
構造体と、内部に該電子回路構造体を収容するシールド
ケースとよりなり、上記ピン電気端子が該シールドケー
スの底より該シールドケース外に突き出している構造を
有し、上記ピン電気端子をマザープリント板と電気的に
接続されて該マザープリント板上に搭載される電子回路
モジュールにおいて、上記ピン電気端子に対応する貫通
孔を有する熱伝導板と、該熱伝導板に植えて固定してあ
る複数の熱伝導ピンとよりなる補助放熱構造体を、上記
貫通孔を上記ピン電気端子と嵌合させて、且つ、該熱伝
導ピンを上記ケースの底より該ケース外に突き出させて
設けてなる構成を有し、上記電気ピン端子を上記マザー
プリント板と電気的に接続させて、且つ、上記の熱伝導
ピンを該マザープリント板と固定させて該マザープリン
ト板上に搭載される構成としたものである。
基板と、該回路基板に搭載してある半導体素子と、該回
路基板に固定してあるピン電気端子とよりなる電子回路
構造体と、内部に該電子回路構造体を収容するシールド
ケースとよりなり、上記ピン電気端子が該シールドケー
スの底より該シールドケース外に突き出している構造を
有し、上記ピン電気端子をマザープリント板と電気的に
接続されて該マザープリント板上に搭載される電子回路
モジュールにおいて、上記ピン電気端子に対応する貫通
孔を有する熱伝導板と、該熱伝導板に植えて固定してあ
る複数の熱伝導ピンとよりなる補助放熱構造体を、上記
貫通孔を上記ピン電気端子と嵌合させて、且つ、該熱伝
導ピンを上記ケースの底より該ケース外に突き出させて
設けてなる構成を有し、上記電気ピン端子を上記マザー
プリント板と電気的に接続させて、且つ、上記の熱伝導
ピンを該マザープリント板と固定させて該マザープリン
ト板上に搭載される構成としたものである。
【0008】請求項2の発明は、回路基板と、該回路基
板に搭載してある半導体素子と、該回路基板に固定して
あるピン電気端子とよりなる電子回路構造体と、内部に
該電子回路構造体を収容するシールドケースとよりな
り、上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シ
ールドケース外に突き出している構造を有し、上記ピン
電気端子をマザープリント板と電気的に接続されて該マ
ザープリント板上に搭載される電子回路モジュールにお
いて、上記ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝
導板と、該熱伝導板を貫通して植えて固定してあり、該
熱伝導板より上方と下方に突き出ている複数の熱伝導ピ
ンとよりなる補助放熱構造体を、上記貫通孔を上記ピン
電気端子と嵌合させて、且つ、該熱伝導ピンを上記ケー
スの底より該ケース外に突き出させて設けてなる構成を
有し、該熱伝導ピンの上端を上記回路基板に突き当て
て、上記電気ピン端子を上記マザープリント板と電気的
に接続させて、且つ、上記の熱伝導ピンを該マザープリ
ント板と固定させて該マザープリント板上に搭載される
構成としたものである。
板に搭載してある半導体素子と、該回路基板に固定して
あるピン電気端子とよりなる電子回路構造体と、内部に
該電子回路構造体を収容するシールドケースとよりな
り、上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シ
ールドケース外に突き出している構造を有し、上記ピン
電気端子をマザープリント板と電気的に接続されて該マ
ザープリント板上に搭載される電子回路モジュールにお
いて、上記ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝
導板と、該熱伝導板を貫通して植えて固定してあり、該
熱伝導板より上方と下方に突き出ている複数の熱伝導ピ
ンとよりなる補助放熱構造体を、上記貫通孔を上記ピン
電気端子と嵌合させて、且つ、該熱伝導ピンを上記ケー
スの底より該ケース外に突き出させて設けてなる構成を
有し、該熱伝導ピンの上端を上記回路基板に突き当て
て、上記電気ピン端子を上記マザープリント板と電気的
に接続させて、且つ、上記の熱伝導ピンを該マザープリ
ント板と固定させて該マザープリント板上に搭載される
構成としたものである。
【0009】請求項3の発明は、回路基板と、該回路基
板に搭載してある半導体素子と、該回路基板に固定して
あるピン電気端子とよりなる電子回路構造体と、内部に
該電子回路構造体を収容するシールドケースとよりな
り、上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シ
ールドケース外に突き出している構造を有し、上記ピン
電気端子をマザープリント板と電気的に接続されて該マ
ザープリント板上に搭載される電子回路モジュールにお
いて、上記ピン電気端子に追加してあり該回路基板より
上方に突き出している突き出し部と、該突き出し部の上
端に固定してある熱伝導板と、該熱伝導板上の放熱フィ
ンとよりなる補助放熱構造体を有し、上記電気ピン端子
の下端を上記マザープリント板と電気的に接続させて該
マザープリント板上に搭載される構成としたものであ
る。
板に搭載してある半導体素子と、該回路基板に固定して
あるピン電気端子とよりなる電子回路構造体と、内部に
該電子回路構造体を収容するシールドケースとよりな
り、上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シ
ールドケース外に突き出している構造を有し、上記ピン
電気端子をマザープリント板と電気的に接続されて該マ
ザープリント板上に搭載される電子回路モジュールにお
いて、上記ピン電気端子に追加してあり該回路基板より
上方に突き出している突き出し部と、該突き出し部の上
端に固定してある熱伝導板と、該熱伝導板上の放熱フィ
ンとよりなる補助放熱構造体を有し、上記電気ピン端子
の下端を上記マザープリント板と電気的に接続させて該
マザープリント板上に搭載される構成としたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2、及び図3は、本発明
の第1実施例になる光電変換モジュール30を示す。光
電変換モジュール30は、電子回路構造体31と、電磁
波をシールドするための金属製のシールドケース32
と、半導体レーザ素子33と、本発明の要部をなす放熱
補助構造体34とを有する。電子回路構造体31と放熱
補助構造体34とはシールドケース32内に収容してあ
る。シールドケース32内に組み込むに先立って、電子
回路構造体31と放熱補助構造体34とは一体化されて
いるけれども、説明の便宜上、電子回路構造体31と放
熱補助構造体34とは別体であるとして説明する。
の第1実施例になる光電変換モジュール30を示す。光
電変換モジュール30は、電子回路構造体31と、電磁
波をシールドするための金属製のシールドケース32
と、半導体レーザ素子33と、本発明の要部をなす放熱
補助構造体34とを有する。電子回路構造体31と放熱
補助構造体34とはシールドケース32内に収容してあ
る。シールドケース32内に組み込むに先立って、電子
回路構造体31と放熱補助構造体34とは一体化されて
いるけれども、説明の便宜上、電子回路構造体31と放
熱補助構造体34とは別体であるとして説明する。
【0011】電子回路構造体31は、長方形状の回路基
板35と、回路基板35の上下面に搭載してあるIC素
子36と、上端を回路基板35に固定されて下方に延在
しており、回路基板35の長手方向縁に沿って整列して
いるピン状の電気端子37と、回路基板35より突き出
た板状のアース端子38とを有する。信号の高速化に伴
って、電子回路構造体31の消費電力は5W程度に増え
ている。
板35と、回路基板35の上下面に搭載してあるIC素
子36と、上端を回路基板35に固定されて下方に延在
しており、回路基板35の長手方向縁に沿って整列して
いるピン状の電気端子37と、回路基板35より突き出
た板状のアース端子38とを有する。信号の高速化に伴
って、電子回路構造体31の消費電力は5W程度に増え
ている。
【0012】シールドケース32は、金属製のケース本
体40と、金属製の蓋41とよりなる。ケース本体40
は、下面の周囲に沿って枠状のフランジ42を有し、且
つ、長手方向の側面より内側に張り出たブラケット43
を有する。フランジ42の内側は、開口44となってい
る。
体40と、金属製の蓋41とよりなる。ケース本体40
は、下面の周囲に沿って枠状のフランジ42を有し、且
つ、長手方向の側面より内側に張り出たブラケット43
を有する。フランジ42の内側は、開口44となってい
る。
【0013】電子回路構造体31は、回路基板35をブ
ラケット43に固定して、シールドケース32内に組み
込んである。ピン状の電気端子37は、開口44を通っ
てシールドケース32の底面より下方に突き出ている。
板状のアース端子38はケース本体40の内面に押し当
たっている。
ラケット43に固定して、シールドケース32内に組み
込んである。ピン状の電気端子37は、開口44を通っ
てシールドケース32の底面より下方に突き出ている。
板状のアース端子38はケース本体40の内面に押し当
たっている。
【0014】半導体レーザ素子33は、球状のレンズ4
5等と共に、ホルダ46内に組み込まれている。ホルダ
46より、光ファイバ47が引き出されている。ホルダ
46は、ケース本体48にねじ止めしてあり、ケース本
体48より外側に突き出ている。半導体レーザ素子33
の端子48が、回路基板35と接続してある。
5等と共に、ホルダ46内に組み込まれている。ホルダ
46より、光ファイバ47が引き出されている。ホルダ
46は、ケース本体48にねじ止めしてあり、ケース本
体48より外側に突き出ている。半導体レーザ素子33
の端子48が、回路基板35と接続してある。
【0015】本発明の要部をなす放熱補助構造体34
は、熱伝導板60と、熱伝導板60に植えて固定してあ
り、下方に延在している複数の熱伝導ピン61とよりな
る。熱伝導板60は、上記の回路基板35と略同じサイ
ズを有し、図4(A)乃至(C)に示すように、大略、
長方形状の板体62と、板体62の表面62aのべたの
銅箔63と、板体62の裏面62bのべたの銅箔64と
よりなる。板体62の表面62a及び裏面62bのべた
の銅箔63、64は、熱抵抗を低くして熱伝導を良くす
るため、及び端子を半田付けするために設けてある。な
お、板体62は、便宜上、長手方向縁に沿う領域65、
66と、領域65、66の間の領域67とに区分され
る。
は、熱伝導板60と、熱伝導板60に植えて固定してあ
り、下方に延在している複数の熱伝導ピン61とよりな
る。熱伝導板60は、上記の回路基板35と略同じサイ
ズを有し、図4(A)乃至(C)に示すように、大略、
長方形状の板体62と、板体62の表面62aのべたの
銅箔63と、板体62の裏面62bのべたの銅箔64と
よりなる。板体62の表面62a及び裏面62bのべた
の銅箔63、64は、熱抵抗を低くして熱伝導を良くす
るため、及び端子を半田付けするために設けてある。な
お、板体62は、便宜上、長手方向縁に沿う領域65、
66と、領域65、66の間の領域67とに区分され
る。
【0016】板体62は、第1の貫通孔群68と、第2
の貫通孔群69とを有する。第1の貫通孔群63は、上
記の領域65、66に、上記のピン状電気端子37に対
応して、板体62長手方向縁に沿って夫々1列に並んで
いる複数の第1の貫通孔70よりなる。第2の貫通孔群
64は、上記の領域67に、3列に並んでいる複数の第
2の貫通孔71よりなる。第1の貫通孔70の開口のう
ち、熱伝導板60の表側の部分は、環状の銅箔無し部7
3を有し、この環状の銅箔無し部73の内側に、環状銅
箔部74を有する構成を有する。第1の貫通孔70の開
口のうち、熱伝導板60の裏側の部分は、環状の銅箔無
し部75を有し、この環状の銅箔無し部75の内側に、
環状銅箔部76を有する構成を有する。環状銅箔部7
4、76は、夫々、べた銅箔63、64に対して電気的
に絶縁してある。第2の貫通孔71の開口には、べた銅
箔63、64が臨んでいる。
の貫通孔群69とを有する。第1の貫通孔群63は、上
記の領域65、66に、上記のピン状電気端子37に対
応して、板体62長手方向縁に沿って夫々1列に並んで
いる複数の第1の貫通孔70よりなる。第2の貫通孔群
64は、上記の領域67に、3列に並んでいる複数の第
2の貫通孔71よりなる。第1の貫通孔70の開口のう
ち、熱伝導板60の表側の部分は、環状の銅箔無し部7
3を有し、この環状の銅箔無し部73の内側に、環状銅
箔部74を有する構成を有する。第1の貫通孔70の開
口のうち、熱伝導板60の裏側の部分は、環状の銅箔無
し部75を有し、この環状の銅箔無し部75の内側に、
環状銅箔部76を有する構成を有する。環状銅箔部7
4、76は、夫々、べた銅箔63、64に対して電気的
に絶縁してある。第2の貫通孔71の開口には、べた銅
箔63、64が臨んでいる。
【0017】各熱伝導ピン61は、上端側を、各第2の
貫通孔71に挿入されて、半田77により固定されて、
下方突き出ており、3列に並んでいる。半田77は、熱
伝導板60の表側と裏側とで、べた銅箔63、64のう
ち第2の貫通孔71の開口に臨んだ部分と熱伝導ピン6
1とを接続する。
貫通孔71に挿入されて、半田77により固定されて、
下方突き出ており、3列に並んでいる。半田77は、熱
伝導板60の表側と裏側とで、べた銅箔63、64のう
ち第2の貫通孔71の開口に臨んだ部分と熱伝導ピン6
1とを接続する。
【0018】ここで、熱伝導ピン61は、角柱であり、
図5に拡大して示すように、円の第2の貫通孔71に挿
入された状態では、熱伝導ピン61と第2の貫通孔71
との間には隙間78が空いてしまう。しかし、隙間76
内は半田75によって埋められており、熱伝導ピン61
と熱伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。
図5に拡大して示すように、円の第2の貫通孔71に挿
入された状態では、熱伝導ピン61と第2の貫通孔71
との間には隙間78が空いてしまう。しかし、隙間76
内は半田75によって埋められており、熱伝導ピン61
と熱伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。
【0019】上記構成の放熱補助構造体34は、全部の
第1の貫通孔70を対応するピン状電気端子37に嵌合
させて、ピン状電気端子37の途中の位置に半田79に
より固定されて、回路基板35より距離a下方の位置に
固定してある。半田77は、熱伝導板60の表側と裏側
とで、環状銅箔部73、75とピン状電気端子37とを
接続する。ピン状電気端子37は第1の貫通孔70を貫
通している。ピン状電気端子37と熱伝導ピン61と
は、整列している。また、ピン状電気端子37の下端3
7aと熱伝導ピン61の下端61aとは、同じ高さに揃
っている。
第1の貫通孔70を対応するピン状電気端子37に嵌合
させて、ピン状電気端子37の途中の位置に半田79に
より固定されて、回路基板35より距離a下方の位置に
固定してある。半田77は、熱伝導板60の表側と裏側
とで、環状銅箔部73、75とピン状電気端子37とを
接続する。ピン状電気端子37は第1の貫通孔70を貫
通している。ピン状電気端子37と熱伝導ピン61と
は、整列している。また、ピン状電気端子37の下端3
7aと熱伝導ピン61の下端61aとは、同じ高さに揃
っている。
【0020】ここで、ピン状電気端子37は、角柱であ
り、図5に拡大して示すように、円の第1の貫通孔70
に挿入された状態では、ピン状電気端子37と第1の貫
通孔70との間には隙間80が空いてしまう。しかし、
隙間80内は半田79によって埋められており、ピン状
電気端子37と熱伝導板60との間の熱抵抗は小さくな
っている。
り、図5に拡大して示すように、円の第1の貫通孔70
に挿入された状態では、ピン状電気端子37と第1の貫
通孔70との間には隙間80が空いてしまう。しかし、
隙間80内は半田79によって埋められており、ピン状
電気端子37と熱伝導板60との間の熱抵抗は小さくな
っている。
【0021】上記構成の放熱補助構造体34の熱伝導板
60は、下面のうち周囲に沿う部分を枠状のフランジ4
2に固定されている。熱伝導板60は、シールドケース
32内に位置しており、開口44を塞いでいる。熱伝導
ピン61は開口44通ってシールドケース32の底面よ
り下方に突き出ている。
60は、下面のうち周囲に沿う部分を枠状のフランジ4
2に固定されている。熱伝導板60は、シールドケース
32内に位置しており、開口44を塞いでいる。熱伝導
ピン61は開口44通ってシールドケース32の底面よ
り下方に突き出ている。
【0022】次に、上記構成の光電変換モジュール30
がマザープリント板90上に搭載されている状態、及
び、動作時のIC素子36の熱の放熱について説明す
る。図1に示すように、マザープリント板90には、ピ
ン状電気端子37に対応する孔91と、熱伝導ピン61
に対応する孔92とが形成してある。
がマザープリント板90上に搭載されている状態、及
び、動作時のIC素子36の熱の放熱について説明す
る。図1に示すように、マザープリント板90には、ピ
ン状電気端子37に対応する孔91と、熱伝導ピン61
に対応する孔92とが形成してある。
【0023】光電変換モジュール30は、図2及び図3
に示すように、ピン状電気端子37が孔91に差し込ま
れ、熱伝導ピン61が孔92に差し込まれ、共に半田9
3により固定されて、ケース本体40がマザープリント
板90の上面に接触した状態でマザープリント板90上
に搭載してある。
に示すように、ピン状電気端子37が孔91に差し込ま
れ、熱伝導ピン61が孔92に差し込まれ、共に半田9
3により固定されて、ケース本体40がマザープリント
板90の上面に接触した状態でマザープリント板90上
に搭載してある。
【0024】図6に示すように、動作時にIC素子36
で発生した熱は、熱伝導して、マザープリント板90に
到り、マザープリント板90の表裏面より、符号100
で示すように、大気中に放熱される。IC素子36で発
生した熱がマザープリント板90に到る経路は、大別し
て2つある。
で発生した熱は、熱伝導して、マザープリント板90に
到り、マザープリント板90の表裏面より、符号100
で示すように、大気中に放熱される。IC素子36で発
生した熱がマザープリント板90に到る経路は、大別し
て2つある。
【0025】1つは、IC素子36→回路基板35→ピ
ン状電気端子37→マザープリント板90の第1の経路
101である。これは、従来の光電変換モジュールも有
している経路である。もう1つは、ピン状電気端子37
の途中の位置102から分岐した経路であり、ピン状電
気端子37の途中の位置102→熱伝導板60→熱伝導
ピン61→マザープリント板90の第2の経路103で
ある。第2の経路103は、新たに加わった経路であ
る。
ン状電気端子37→マザープリント板90の第1の経路
101である。これは、従来の光電変換モジュールも有
している経路である。もう1つは、ピン状電気端子37
の途中の位置102から分岐した経路であり、ピン状電
気端子37の途中の位置102→熱伝導板60→熱伝導
ピン61→マザープリント板90の第2の経路103で
ある。第2の経路103は、新たに加わった経路であ
る。
【0026】IC素子36で発生した熱は、上記第1の
経路101を経てマザープリント板90に到って、そこ
から放熱されるとともに、第1の経路101の途中から
上記第2の経路103を経てマザープリント板90に到
って、そこから放熱される。第2の経路103について
みるに、ピン状電気端子37の途中の位置102まで熱
伝導してきた熱の一部は、図6(B)に矢印104で示
すように、熱伝導板60に四方八方に拡がって伝わる。
熱伝導板60に四方八方に拡がった熱は、矢印105で
示すように、四方八方から熱伝導ピン61に伝わる。
経路101を経てマザープリント板90に到って、そこ
から放熱されるとともに、第1の経路101の途中から
上記第2の経路103を経てマザープリント板90に到
って、そこから放熱される。第2の経路103について
みるに、ピン状電気端子37の途中の位置102まで熱
伝導してきた熱の一部は、図6(B)に矢印104で示
すように、熱伝導板60に四方八方に拡がって伝わる。
熱伝導板60に四方八方に拡がった熱は、矢印105で
示すように、四方八方から熱伝導ピン61に伝わる。
【0027】上記のように第2の経路103が新たに追
加れされているため、IC素子36とマザープリント板
90との間の熱抵抗R1は、従来の光電変換モジュール
のIC素子16とマザープリント板18との間の熱抵抗
R0より小さい。なお、図6(B)に示すように、半田
79が存在することによって、ピン状電気端子37と熱
伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。また、
半田75が存在することによって、熱伝導ピン61と熱
伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。このこ
とにも上記の熱抵抗R1を小さくしている。
加れされているため、IC素子36とマザープリント板
90との間の熱抵抗R1は、従来の光電変換モジュール
のIC素子16とマザープリント板18との間の熱抵抗
R0より小さい。なお、図6(B)に示すように、半田
79が存在することによって、ピン状電気端子37と熱
伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。また、
半田75が存在することによって、熱伝導ピン61と熱
伝導板60との間の熱抵抗は小さくなっている。このこ
とにも上記の熱抵抗R1を小さくしている。
【0028】IC素子36とマザープリント板90との
間の熱抵抗R1が小さいため、IC素子36で発生した
熱はマザープリント板90へ効率良く熱伝導され、IC
素子36は従来に比べて効率良く冷却される。このた
め、光電変換モジュール30の周囲の温度が最高で65
度Cになっており且つ電子回路構造体31の消費電力は
5W程度と増えている過酷な状況の下においても、IC
素子36の温度は、電子回路構造体の消費電力が2W程
度の場合と同程度に抑えられる。このため、半導体レー
ザ素子33の温度は、90度C以下に抑えられる。この
結果、半導体レーザ素子33は正常の光出力で動作し続
け、光通信は正常状態を維持する。
間の熱抵抗R1が小さいため、IC素子36で発生した
熱はマザープリント板90へ効率良く熱伝導され、IC
素子36は従来に比べて効率良く冷却される。このた
め、光電変換モジュール30の周囲の温度が最高で65
度Cになっており且つ電子回路構造体31の消費電力は
5W程度と増えている過酷な状況の下においても、IC
素子36の温度は、電子回路構造体の消費電力が2W程
度の場合と同程度に抑えられる。このため、半導体レー
ザ素子33の温度は、90度C以下に抑えられる。この
結果、半導体レーザ素子33は正常の光出力で動作し続
け、光通信は正常状態を維持する。
【0029】上記の放熱補助構造体34に代えて、図7
に示す放熱補助構造体34Aを使用してもよい。放熱補
助構造体34Aは、熱伝導板60Aを金属製とし、これ
に複数の熱伝導ピン61を固定した構成である。ピン状
電気端子37は、低融点ガラス110によって電気的に
絶縁されて固定してある。放熱補助構造体34Aは、熱
伝導板60Aを金属製であるため、熱抵抗が、放熱補助
構造体34の熱抵抗より小さく、都合がよい。
に示す放熱補助構造体34Aを使用してもよい。放熱補
助構造体34Aは、熱伝導板60Aを金属製とし、これ
に複数の熱伝導ピン61を固定した構成である。ピン状
電気端子37は、低融点ガラス110によって電気的に
絶縁されて固定してある。放熱補助構造体34Aは、熱
伝導板60Aを金属製であるため、熱抵抗が、放熱補助
構造体34の熱抵抗より小さく、都合がよい。
【0030】次に、本発明の第2実施例になる光電変換
モジュール30Aについて、図8、図9、及び図10を
参照して説明する。光電変換モジュール30Aは、放熱
補助構造体34B以外は、上記の光電変換モジュール3
0と同じである。図8、図9、及び図10中、図1、図
2、及び図3に示す構成部分と同じ構成部分には同じ符
号を付しその説明は省略する。
モジュール30Aについて、図8、図9、及び図10を
参照して説明する。光電変換モジュール30Aは、放熱
補助構造体34B以外は、上記の光電変換モジュール3
0と同じである。図8、図9、及び図10中、図1、図
2、及び図3に示す構成部分と同じ構成部分には同じ符
号を付しその説明は省略する。
【0031】放熱補助構造体34Bは、熱伝導ピン61
Aが熱伝導板60の上方に突き出した構成である。放熱
補助構造体34Bは、図10に示すように、熱伝導ピン
61Aの上端61Abが回路基板35の下面のアースパ
ターン120に押し当たった状態にある。
Aが熱伝導板60の上方に突き出した構成である。放熱
補助構造体34Bは、図10に示すように、熱伝導ピン
61Aの上端61Abが回路基板35の下面のアースパ
ターン120に押し当たった状態にある。
【0032】IC素子36で発生した熱がマザープリン
ト板90に到る経路は、図11に示すように、大別して
3つある。2つは、第1実施例で述べた第1の経路10
1と第2の経路103である。もう1つは、IC素子3
6→回路基板35→熱伝導ピン61A→マザープリント
板90の第3の経路121である。
ト板90に到る経路は、図11に示すように、大別して
3つある。2つは、第1実施例で述べた第1の経路10
1と第2の経路103である。もう1つは、IC素子3
6→回路基板35→熱伝導ピン61A→マザープリント
板90の第3の経路121である。
【0033】上記のように第3の経路121が新たに追
加れされているため、IC素子36とマザープリント板
90との間の熱抵抗R2は、従来の光電変換モジュール
のIC素子16とマザープリント板18との間の熱抵抗
R0より小さいのは勿論、第1実施例の光電変換モジュ
ール30のIC素子36とマザープリント板90との間
の熱抵抗R1よりも小さい。よって、IC素子36は更
に効率良く冷却され、半導体レーザ素子33の温度は、
90度C以下により確実に抑えられる。この結果、半導
体レーザ素子33が正常の光出力で動作し続けること、
即ち、光通信が正常状態を維持することをより確実に保
証出来る。
加れされているため、IC素子36とマザープリント板
90との間の熱抵抗R2は、従来の光電変換モジュール
のIC素子16とマザープリント板18との間の熱抵抗
R0より小さいのは勿論、第1実施例の光電変換モジュ
ール30のIC素子36とマザープリント板90との間
の熱抵抗R1よりも小さい。よって、IC素子36は更
に効率良く冷却され、半導体レーザ素子33の温度は、
90度C以下により確実に抑えられる。この結果、半導
体レーザ素子33が正常の光出力で動作し続けること、
即ち、光通信が正常状態を維持することをより確実に保
証出来る。
【0034】なお、放熱補助構造体34Bを、図7と同
じく、金属製の熱伝導板60Aで構成してもよい。次
に、本発明の第3実施例になる光電変換モジュール30
Bについて、図12、図13、及び図14を参照して説
明する。
じく、金属製の熱伝導板60Aで構成してもよい。次
に、本発明の第3実施例になる光電変換モジュール30
Bについて、図12、図13、及び図14を参照して説
明する。
【0035】光電変換モジュール30Bは、放熱補助構
造体34C以外は、上記の光電変換モジュール30と略
同じである。図12、図13、及び図14中、図1、図
2、及び図3に示す構成部分と同じ構成部分には同じ符
号を付しその説明は省略する。
造体34C以外は、上記の光電変換モジュール30と略
同じである。図12、図13、及び図14中、図1、図
2、及び図3に示す構成部分と同じ構成部分には同じ符
号を付しその説明は省略する。
【0036】放熱補助構造体34Cは、熱伝導ピン61
が設けられていず、ピン状電気端子37Aが回路基板3
5の上方にも突き出しており(この部分を突き出し部3
7Acという)、ピン状電気端子37Aの上端37Ab
に熱伝導板60Bが固定してあり、熱伝導板60Bの上
面に、放熱フィン130が固定してある金属板131が
ねじどめされた構成である。ピン状電気端子37Aと熱
伝導板60Bとは、ピン状電気端子37Aの上端37A
bが、熱伝導板60Bの孔132に途中まで嵌合して、
半田133により固定された構成である。ピン状電気端
子37Aの上端37Abと金属板131との下面との間
には、隙間134があり、ピン状電気端子37Aの上端
37Ab同士は、電気的に絶縁されている。
が設けられていず、ピン状電気端子37Aが回路基板3
5の上方にも突き出しており(この部分を突き出し部3
7Acという)、ピン状電気端子37Aの上端37Ab
に熱伝導板60Bが固定してあり、熱伝導板60Bの上
面に、放熱フィン130が固定してある金属板131が
ねじどめされた構成である。ピン状電気端子37Aと熱
伝導板60Bとは、ピン状電気端子37Aの上端37A
bが、熱伝導板60Bの孔132に途中まで嵌合して、
半田133により固定された構成である。ピン状電気端
子37Aの上端37Abと金属板131との下面との間
には、隙間134があり、ピン状電気端子37Aの上端
37Ab同士は、電気的に絶縁されている。
【0037】蓋41Bは、金属板131が嵌合する開口
135を有する。蓋41Bは、開口135内に金属板1
31が収まった状態で取り付けてある。IC素子36で
発生した熱は、熱伝導して、マザープリント板90に到
り、マザープリント板90の表裏面より、符号100で
示すように、大気中に放熱されると共に、放熱フィン1
30の表面より、符号140で示すように、大気中に放
熱される。
135を有する。蓋41Bは、開口135内に金属板1
31が収まった状態で取り付けてある。IC素子36で
発生した熱は、熱伝導して、マザープリント板90に到
り、マザープリント板90の表裏面より、符号100で
示すように、大気中に放熱されると共に、放熱フィン1
30の表面より、符号140で示すように、大気中に放
熱される。
【0038】IC素子36で発生した熱がマザープリン
ト板90に到る経路は、図15に示すように、第1実施
例で述べた第1の経路101である。IC素子36で発
生した熱が放熱フィン130に到る経路は、回路基板3
5→ピン状電気端子37の突き出し部37Ac→熱伝導
板60B→金属板131→放熱フィン130よりなる経
路141である。
ト板90に到る経路は、図15に示すように、第1実施
例で述べた第1の経路101である。IC素子36で発
生した熱が放熱フィン130に到る経路は、回路基板3
5→ピン状電気端子37の突き出し部37Ac→熱伝導
板60B→金属板131→放熱フィン130よりなる経
路141である。
【0039】上記のように経路141が新たに追加れさ
れているため、IC素子36よりマザープリント板90
及び放熱フィン130に熱伝導する熱量は多く、よっ
て、IC素子36は効率良く冷却され、半導体レーザ素
子33の温度は、90度C以下により抑えられる。この
結果、半導体レーザ素子33が正常の光出力で動作し続
けること、即ち、光通信が正常状態を維持することが保
証出来る。
れているため、IC素子36よりマザープリント板90
及び放熱フィン130に熱伝導する熱量は多く、よっ
て、IC素子36は効率良く冷却され、半導体レーザ素
子33の温度は、90度C以下により抑えられる。この
結果、半導体レーザ素子33が正常の光出力で動作し続
けること、即ち、光通信が正常状態を維持することが保
証出来る。
【0040】なお、本発明は、上記実施例に限らず、半
導体レーザ素子33を有しない構成の電子回路モジュー
ル、及び、ケースを有しない構造の電子回路モジュール
にも適用出来る。
導体レーザ素子33を有しない構成の電子回路モジュー
ル、及び、ケースを有しない構造の電子回路モジュール
にも適用出来る。
【0041】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝導板と、熱
伝導板に植えて固定してある複数の熱伝導ピンとよりな
る補助放熱構造体を、貫通孔をピン電気端子と嵌合させ
て、且つ、熱伝導ピンを上記ケースの底より該ケース外
に突き出させて設けてなり、電気ピン端子を上記マザー
プリント板と電気的に接続させて、且つ、熱伝導ピンを
マザープリント板と固定させてマザープリント板上に搭
載される構成であるため、半導体素子とマザープリント
板との間に熱伝導路を追加して設けることが出来、よっ
て、半導体素子とマザープリント板との間の熱抵抗を小
さく出来、よって、放熱性の向上を図ることが出来る。
ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝導板と、熱
伝導板に植えて固定してある複数の熱伝導ピンとよりな
る補助放熱構造体を、貫通孔をピン電気端子と嵌合させ
て、且つ、熱伝導ピンを上記ケースの底より該ケース外
に突き出させて設けてなり、電気ピン端子を上記マザー
プリント板と電気的に接続させて、且つ、熱伝導ピンを
マザープリント板と固定させてマザープリント板上に搭
載される構成であるため、半導体素子とマザープリント
板との間に熱伝導路を追加して設けることが出来、よっ
て、半導体素子とマザープリント板との間の熱抵抗を小
さく出来、よって、放熱性の向上を図ることが出来る。
【0042】請求項2の発明によれば、補助放熱構造体
を、複数の熱伝導ピンが熱伝導板を貫通して植えて固定
してあり、熱伝導板より上方と下方に突き出ている構成
とし、熱伝導ピンの上端を上記回路基板に突き当てて、
電気ピン端子をマザープリント板と電気的に接続させ
て、且つ、熱伝導ピンをマザープリント板と固定させて
マザープリント板上に搭載される構成としてあるため、
請求項1の発明に比べて、半導体素子とマザープリント
板との間に熱伝導路を更に追加して設けることが出来、
よって、半導体素子とマザープリント板との間の熱抵抗
を更に小さく出来、よって、放熱性の向上を更に図るこ
とが出来る。
を、複数の熱伝導ピンが熱伝導板を貫通して植えて固定
してあり、熱伝導板より上方と下方に突き出ている構成
とし、熱伝導ピンの上端を上記回路基板に突き当てて、
電気ピン端子をマザープリント板と電気的に接続させ
て、且つ、熱伝導ピンをマザープリント板と固定させて
マザープリント板上に搭載される構成としてあるため、
請求項1の発明に比べて、半導体素子とマザープリント
板との間に熱伝導路を更に追加して設けることが出来、
よって、半導体素子とマザープリント板との間の熱抵抗
を更に小さく出来、よって、放熱性の向上を更に図るこ
とが出来る。
【0043】請求項3の発明によれば、補助放熱構造体
を、ピン電気端子に追加してあり回路基板より上方に突
き出している突き出し部と、該突き出し部の上端に固定
してある熱伝導板と、熱伝導板上の放熱フィンとよりな
る構造とし、電気ピン端子の下端をマザープリント板と
電気的に接続させてマザープリント板上に搭載される構
成としたため、半導体素子の熱をマザープリント板に伝
導すると共に放熱フィンに伝導することが出来、よっ
て、放熱性の向上を図ることが出来る。
を、ピン電気端子に追加してあり回路基板より上方に突
き出している突き出し部と、該突き出し部の上端に固定
してある熱伝導板と、熱伝導板上の放熱フィンとよりな
る構造とし、電気ピン端子の下端をマザープリント板と
電気的に接続させてマザープリント板上に搭載される構
成としたため、半導体素子の熱をマザープリント板に伝
導すると共に放熱フィンに伝導することが出来、よっ
て、放熱性の向上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる光電変換モジュール
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】図1の光電変換モジュールの、II-II 線に沿う
断面図である。
断面図である。
【図3】図1の光電変換モジュールを、ケースを省略し
て示す、II-II 線に沿う断面図である。
て示す、II-II 線に沿う断面図である。
【図4】熱伝導板を示す図である。
【図5】図3中、符号Aで示す部分を拡大して示す平面
図である。
図である。
【図6】図1の光電変換モジュールの熱伝導(放熱)を
説明する図である。
説明する図である。
【図7】図1中の放熱補助構造体の変形例を示す図であ
る。
る。
【図8】本発明の第2実施例になる光電変換モジュール
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図9】図8の光電変換モジュールの、IX-IX 線に沿う
断面図である。
断面図である。
【図10】図8の光電変換モジュールを、ケースを省略
して示す、X−X線に沿う断面図である。
して示す、X−X線に沿う断面図である。
【図11】図8の光電変換モジュールの熱伝導(放熱)
を説明する図である。
を説明する図である。
【図12】本発明の第3実施例になる光電変換モジュー
ルの分解斜視図である。
ルの分解斜視図である。
【図13】図12の光電変換モジュールの、XIII-XIII
線に沿う断面図である。
線に沿う断面図である。
【図14】図12の光電変換モジュールを、ケースを省
略して示す、XIV-XIV 線に沿う断面図である。
略して示す、XIV-XIV 線に沿う断面図である。
【図15】図12の光電変換モジュールの熱伝導(放
熱)を説明する図である。
熱)を説明する図である。
【図16】従来例を示す図である。
30、30A,30B 光電変換モジュール 31 電子回路構造体 32 金属製のシールドケース 33 半導体レーザ素子 34、34A,34B,34C 放熱補助構造体 35 回路基板 36 IC素子 37 ピン状の電気端子 37Ac 突き出し部 45 球状のレンズ 46 ホルダ 47 光ファイバ 60、60A 熱伝導板 61、61A 熱伝導ピン 61Ab 上端 62 板体 63、64 べたの銅箔 68 第1の貫通孔群 69 第2の貫通孔群 70 第1の貫通孔 71 第2の貫通孔 73、75 環状の銅箔無し部 74、76 環状銅箔部 77、79 半田 90 マザープリント板 130 放熱フィン 131 金属板
Claims (3)
- 【請求項1】 回路基板と、該回路基板に搭載してある
半導体素子と、該回路基板に固定してあるピン電気端子
とよりなる電子回路構造体と、 内部に該電子回路構造体を収容するシールドケースとよ
りなり、 上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シール
ドケース外に突き出している構造を有し、 上記ピン電気端子をマザープリント板と電気的に接続さ
れて該マザープリント板上に搭載される電子回路モジュ
ールにおいて、 上記ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝導板
と、該熱伝導板に植えて固定してある複数の熱伝導ピン
とよりなる補助放熱構造体を、上記貫通孔を上記ピン電
気端子と嵌合させて、且つ、該熱伝導ピンを上記ケース
の底より該ケース外に突き出させて設けてなる構成を有
し、 上記電気ピン端子を上記マザープリント板と電気的に接
続させて、且つ、上記の熱伝導ピンを該マザープリント
板と固定させて該マザープリント板上に搭載される構成
としたことを特徴とする電子回路モジュール。 - 【請求項2】 回路基板と、該回路基板に搭載してある
半導体素子と、該回路基板に固定してあるピン電気端子
とよりなる電子回路構造体と、 内部に該電子回路構造体を収容するシールドケースとよ
りなり、 上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シール
ドケース外に突き出している構造を有し、 上記ピン電気端子をマザープリント板と電気的に接続さ
れて該マザープリント板上に搭載される電子回路モジュ
ールにおいて、 上記ピン電気端子に対応する貫通孔を有する熱伝導板
と、該熱伝導板を貫通して植えて固定してあり、該熱伝
導板より上方と下方に突き出ている複数の熱伝導ピンと
よりなる補助放熱構造体を、上記貫通孔を上記ピン電気
端子と嵌合させて、且つ、該熱伝導ピンを上記ケースの
底より該ケース外に突き出させて設けてなる構成を有
し、 該熱伝導ピンの上端を上記回路基板に突き当てて、上記
電気ピン端子を上記マザープリント板と電気的に接続さ
せて、且つ、上記の熱伝導ピンを該マザープリント板と
固定させて該マザープリント板上に搭載される構成とし
たことを特徴とする電子回路モジュール。 - 【請求項3】 回路基板と、該回路基板に搭載してある
半導体素子と、該回路基板に固定してあるピン電気端子
とよりなる電子回路構造体と、 内部に該電子回路構造体を収容するシールドケースとよ
りなり、 上記ピン電気端子が該シールドケースの底より該シール
ドケース外に突き出している構造を有し、 上記ピン電気端子をマザープリント板と電気的に接続さ
れて該マザープリント板上に搭載される電子回路モジュ
ールにおいて、 上記ピン電気端子に追加してあり該回路基板より上方に
突き出している突き出し部と、該突き出し部の上端に固
定してある熱伝導板と、該熱伝導板上の放熱フィンとよ
りなる補助放熱構造体を有し、 上記電気ピン端子の下端を上記マザープリント板と電気
的に接続させて該マザープリント板上に搭載される構成
としたことを特徴とする電子回路モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044496A JPH09289329A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 電子回路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044496A JPH09289329A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 電子回路モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09289329A true JPH09289329A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14274106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10044496A Withdrawn JPH09289329A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 電子回路モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09289329A (ja) |
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