JPH09286727A - グルタミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤 - Google Patents
グルタミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤Info
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- JPH09286727A JPH09286727A JP12641996A JP12641996A JPH09286727A JP H09286727 A JPH09286727 A JP H09286727A JP 12641996 A JP12641996 A JP 12641996A JP 12641996 A JP12641996 A JP 12641996A JP H09286727 A JPH09286727 A JP H09286727A
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Abstract
ン酸拮抗剤、及びテアニンを有効成分として含有し、グ
ルタミン酸受容体遮断作用を特徴とする神経細胞死予防
剤。 【効果】 テアニンは、グルタミン酸の毒性を有効に抑
制し、神経細胞死の拡大を停止できると共に、NMDA
型グルタミン酸受容体を遮断することができる。また、
テアニンは血液脳関門を通過しやすく、しかも腸管吸収
率も高いという特徴があり、さらに現在食品添加物とし
て認可され、日常的に摂取されている物質である。した
がって、グルタミン酸に起因する脳障害、例えば脳梗塞
や脳出血などの脳卒中、脳手術や脳損傷に伴う脳虚血の
治療、及び予防に有効である。
Description
因する脳障害、例えば脳梗塞や脳出血などの脳卒中、脳
手術や脳損傷に伴う脳虚血の治療及び予防に有効なグル
タミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤に関する。
ン酸は、通常は脳神経細胞において興奮性神経伝達物質
としてグルタミン酸受容体に作用し記憶や学習に関与す
る反面、過剰に存在した場合には神経細胞の過剰な興奮
をもたらし神経細胞に対する毒性を発揮することが知ら
れている。例えば、脳卒中に代表される脳虚血時には、
死んだ神経細胞から多量のグルタミン酸が流出し、グル
タミン酸の毒性によって周囲の神経細胞が連鎖的に死ん
でしまうことが確認されている。
タミン酸拮抗剤として従来は、クモの毒成分から抽出し
た物質(特公平7−94419号など)や、新規なポリ
アミン化合物(特開平2−256656号など)をグル
タミン酸受容体遮断剤として用いる発明が開示されてい
る。また、亜セレン及び亜セレンの塩をグルタミン酸拮
抗剤として用いる発明も開示されている(特開平4−2
47033号など)。
73号において、神経細胞内のCa2+濃度を上昇させる
ことによって神経細胞の長期増強現象を含むシナプスの
可塑性を増加させ、もって神経細胞乃至回路網の可塑的
変化をもたらすことができる脳機能改善剤として、テア
ニンを有効成分とする脳機能改善剤を提案した。
究を進めた結果なしたものであり、一次的又は継続的な
脳虚血などにより脳内グルタミン酸の著しい上昇が生じ
た際のグルタミン酸の毒性を有効に抑制することができ
る新たなグルタミン酸拮抗剤、及びグルタミン酸の毒性
を抑制するためにグルタミン酸受容体を遮断することが
できる神経細胞死予防剤を提供せんとするものである。
ついて鋭意研究した結果、新たにテアニンにはグルタミ
ン酸の毒性を抑制する作用とグルタミン酸受容体を遮断
する作用があることを見い出し、本発明に到達したもの
である。
として含有するグルタミン酸拮抗剤を提供すると共に、
テアニンを有効成分として含有し、グルタミン酸受容体
遮断作用を特徴とする神経細胞死予防剤をも提供する。
−グルタミン酸−γ−エチルアミド、又はL−グルタミ
ン酸−γ−エチルアミド及びこの誘導体の混合物をい
う。L−グルタミン酸−γ−エチルアミドの誘導体は、
例えば
く似た構造を有するアミノ酸であるが、他のアミノ酸が
血液脳関門をほとんど通過しないのに対し、テアニンは
血液脳関門を通過しやすく、さらに腸管吸収率も高いこ
とが知られている。これは、テアニンが構造内にエチル
基を有しており脂溶性であるからであると考えられる。
また、テアニンは現在食品添加物として認可され、日常
的に摂取されている物質であるから副作用が少ないこと
が期待できる。
種方法によって入手することが可能である。すなわち、
植物又は微生物などの培養法により生合成することも、
茶葉中から抽出することも、或いは化学合成することも
できる。例えば、工業的に入手するには、L−グルタミ
ン酸を加熱して得られるL−ピロリドンカルボン酸を銅
塩とした後、無水エチルアミンと反応させて、最後に脱
銅して得ることもできる。
死予防剤は、例えば、テアニンをそのまま精製水又は生
理食塩水などに溶解して投与することもでき、賦形剤、
結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味矯臭剤などを添
加し、周知の方法で、例えば錠剤、カプセル剤、か粒
剤、散剤、シロップ剤、ドリンク剤又は注射剤に成形し
て投与すればよい。また、投与形態としては、テアニン
が血液脳関門を通過しやすいことから、経口的に投与し
ても、非経口的に投与しても有効であるが、テアニンは
腸管吸収率も高いことから、特に経口的に投与した場合
には、他のアミノ酸を有効成分とする経口投与剤に比べ
て顕著な効果を奏することが期待できる。
験1の結果より、静脈注射した場合には、体重1kgに
対して0.174mgのテアニンを投与すれば脳内に吸
収され有効に作用することが認められていることから、
本発明においても、注射剤として投与する場合には体重
1kgに対して0.174mgのテアニンを投与すれば
脳内に吸収されグルタミン拮抗作用及びグルタミン受容
体遮断作用を示すものと考えられる。
経細胞にテアニンを単回投与し、蛍光性のCa2+感受性
色素であるfura−2を用いて当該細胞内Ca2+濃度
の経時変化を測定することにより、神経細胞内のグルタ
ミン酸受容体、特にNMDA型受容体に対するテアニン
の作用を検討した。
目のラットから胎児を取り出し、この胎児の脳を開けて
大脳皮質部位を切り出し、切り出した大脳皮質部位(切
片)から海馬体と中脳を除去した。得られた切片をメス
でよく刻み、遠沈管に移してDMEM培養液(DME
M:Dulbecco's Modified Eagle Medium1.34%、N
aHCO3 0.12%、Penicillin5000U/l、St
reptomycin0.001%、Pyruvate0.01%、使用時
に5%牛新生児血清および5%非働化馬血清を加え
る。)5mlを加えて1〜2分間静置した。ついで上清
を除去してパパイン酵素溶液を5ml加え37℃で5分
ごとに振盪しながら15分間インキュベートした。これ
を二度繰り返した後、上清を除去して血清入りDMEM
培養液5mlを加えてピペッティングし、細胞を分散さ
せた。そして、滅菌済レンズペーパーフィルターを通し
て別の遠沈管に移し、1000rpmで5分間遠心分離
した。上清を除去して再度血清入りDMEM培養液5m
lを加えた。
色し、血球計算板にて計数した。また、8穴のシリコン
樹脂製の枠の底にカバーガラスをはりつけてプレートと
し、プレートの各穴(以下、この穴をウェルという。)
の中をポリエチレンイミンにてコーティングしておき
(1ウェルあたりの内径は縦×横=8×11mm)、上
記の単離した細胞をこのプレートの各ウェル内に一定濃
度まき数日毎に培養液を交換しながら培養した。
の培地をMg2+0.8mM含む緩衝液に換えた後、先
ず、培養細胞の培地0.8mMMg2+を含むBSS溶液
(NaCl130mM,KCl5.4mM,CaCl2
1.8mM,Glucose 5.5mM及びHEPES 20mMを
NaOHでPH7.4に調製した。)に換え、細胞内に
fura−2を取り込ませ、1986年にKudoらの
開発した細胞内Ca2+濃度多点同時観察装置を用いて細
胞内Ca2+濃度の経時変化を測定した。次に、当該fu
ra−2を取り込ませた培養細胞にテアニン(市販品;
純度99%)を800μM添加して、神経細胞内Ca2+
濃度変動を測定した。他方、当該fura−2を取り込
ませた培養細胞にNMDA型受容体の特異的な阻害剤と
して知られているD−APVを50μM添加して予めN
MDA型受容体に結合させた後、テアニンを800μM
添加して神経細胞内Ca2+濃度の経時変化を測定した。
その後さらに、神経細胞内から添加したD−APV及び
テアニンを一旦除去した後、再度テアニンを800μM
添加して神経細胞内Ca2+濃度変動を測定した。これら
の測定結果を図1及び図2に示した。
培地だけの状態では、細胞内Ca2+濃度に変化は見られ
なかった(図1)。テアニンを800μM添加すると、
大きな一過性の細胞内Ca2+濃度の上昇が見られた(図
2)。しかし、予めD−APVを添加してNMDA型受
容体に結合させた後にテアニンを添加すると、図1とほ
ぼ同様の結果となり細胞内Ca2+濃度の上昇は認められ
なかった。さらに、神経細胞内からD−APV及びテア
ニンを一旦除去した後、再度テアニンを添加すると、図
2と同様の結果となり細胞内Ca2+濃度の上昇が認めら
れた。これより、テアニンは、神経細胞内のグルタミン
酸受容体、ことにNMDA型受容体と可逆的に結合して
細胞内Ca2+濃度の上昇を引き起こし、シナプスの可塑
的変化をもたらし、記憶や学習に効果的に作用し得るこ
とが判明した。
質初代培養神経細胞にグルタミン酸又はグルタミン酸と
テアニンの混和液を曝露し、曝露から所定時間経過後の
細胞内Ca2+濃度変動を測定することにより、グルタミ
ン酸の毒性に対するテアニンの拮抗作用を検討した。
1と同様に行った。
15日目の上記培養細胞にグルタミン酸200μM、グ
ルタミン酸200μM+テアニン(市販品;純度99
%)20μM、グルタミン酸200μM+テアニン10
0μM、またはグルタミン酸200μM+テアニン1m
Mにそれぞれ調製した水溶液を曝露し、曝露開始後16
時間経過した神経細胞を一旦塩溶液で洗浄した後、再び
塩溶液で満たし、それぞれの細胞内にfura−2を取
り込ませて当該細胞内Ca2+濃度を測定した。また、無
処理の神経細胞を用意し(以下、この無処理ものをコン
トールという。)、これについても同様に当該細胞内C
a2+濃度を測定した。神経細胞内のCa2+濃度変動は、
上記実施例1と同様に、1986年にKudoらの開発
した細胞内Ca2+濃度多点同時観察装置を用いて測定
し、この結果を以下の表1に示した。
て細胞内Ca2+濃度変動が見られたが、グルタミン酸の
みを投与した場合には半分のウエルにしか細胞内Ca2+
濃度変動が見られなかった。一方、グルタミン酸とテア
ニンとを同時に投与すると、グルタミン酸単独投与に比
して多くのウエルで細胞内Ca2+濃度変動が見られ、特
にグルタミン酸200μMに対してテアニン100μM
となるように調製した混和液を投与した場合には9割弱
のウエルにおいて細胞内Ca2+濃度変動が見られた。こ
れより、テアニンにはグルタミン酸の毒性を抑制する作
用があることが判明した。
質初代培養神経細胞にグルタミン酸、グルタミン酸とテ
アニンの混和液をそれぞれ一定時間曝露した後、当該神
経細胞からグルタミン酸を取り除き、その後の細胞内C
a2+濃度変動を経時的に測定することにより、グルタミ
ン酸の毒性がもたらす遅発性神経細胞死に対するテアニ
ンの拮抗作用を検討した。
1と同様に行った。
7日目の大脳皮質細胞の培養液を、無添加、グルタミン
酸100μM、グルタミン酸100μM+テアニン(市
販品;純度99%)100μM、またはグルタミン酸1
00μM+テアニン1000μMの4系列を設定して1
時間曝露した。曝露後それぞれの培養液で2回洗浄した
後、再び培養液に戻し、その後それぞれについて当該細
胞内Ca2+濃度を経時的に測定すると共に、曝露後1週
間経過後にそれぞれの培養神経細胞を免疫組織化学的に
染色しその状態を観察した。
実施例1と同様、培養細胞の培地を塩溶液に換え、細胞
内にfura−2を取り込ませ、1986年にKudo
らの開発した細胞内Ca2+濃度多点同時観察装置を用い
て、神経細胞の細胞内Ca2+濃度変動を測定した。この
結果を、以下の表2に示した。なお、表2における単位
は×10-2Hz。
胞を4%パラフォルムアルデヒドにて固定後、メタノー
ル酢酸溶液処理して細胞膜を破壊し、非特異的結合部位
を4%BSAにてマスキングした。これにまず希釈した
一次抗体を加え37℃で1〜2時間インキュベートして
反応させた後、希釈した二次抗体を加えて同条件で反応
させ、更に発色剤を加えて同条件で反応させた。これに
カバーガラスをかけて封入剤を充填し、遮光して−4℃
にて乾燥させ、それぞれ顕微鏡写真(図3〜図6)を撮
影した。以下の表3には今回用いた抗原と抗体及び発色
剤との組合せを示す。
00μM曝露した神経細胞では、洗浄後も時間経過とと
もにCa2+濃度変動の頻度が減少したのに比べ、グルタ
ミン酸100μM+テアニン1000μMを曝露した神
経細胞は、Ca2+濃度変動頻度の減少が顕著に抑えられ
ている。
り、コントロールでは神経細胞は突起を良く伸ばし神経
回路網を形成していることが確認できる(図3)。グル
タミン酸のみ曝露したものは細胞の輪郭がはっきりせ
ず、かなりダメージを受けている様子が観察できる(図
4)。これに対し、グルタミン酸100μM+テアニン
100μMを曝露した神経細胞にダメージは見られない
(図5)。また、グルタミン酸100μM+テアニン1
000μMを曝露した神経細胞は突起も良く伸びてお
り、神経回路網が良く形成されていることが分かった
(図6)。なお、表2の結果の中ではグルタミン酸10
0μM+テアニン100μMを曝露した神経細胞では、
Ca2+濃度変動頻度が減少してしまっているが、上述の
ように図5を見れば、形態的にはグルタミン酸の毒性を
抑制していることが分かる。
ニンが同時に存在すると、グルタミン酸100μMに対
しテアニン100μM程度でグルタミン酸の神経毒性を
抑制できる。すなわち、テアニンにはグルタミン酸の遅
発性毒性に対する抑制作用がり、遅発性神経細胞死から
神経細胞を救うことができ、さらに、グルタミン酸10
0μMに対しテアニン1000μM添加した場合には、
前述の効果に加えて神経細胞や神経膠細胞の生存維持に
まで貢献し、神経回路網の損傷を修復して正常な神経回
路網に戻す効果があることが分かった。
グルタミン酸の著しい上昇が生じた場合に、本発明のグ
ルタミン酸拮抗剤を経口投与、血中投与、直接投与その
他の手段により脳神経細胞に投与すれば、グルタミン酸
の毒性を有効に抑制することができ、特に死んだ細胞か
ら流出したグルタミン酸の毒性がもたらす遅発性神経細
胞死を抑制することができるから神経細胞死の拡大を停
止させることができる。したがって、グルタミン酸に起
因する脳障害、例えば脳梗塞や脳出血などの脳卒中、脳
手術や脳損傷に伴う脳虚血の治療に有効である。
DA型グルタミン酸受容体を遮断することができ、グル
タミン酸の過剰な興奮が神経細胞に伝達するのを阻止す
ることができるから、これより神経細胞死を予防するこ
とができる。したがって、グルタミン酸に起因する脳障
害、例えば脳梗塞や脳出血などの脳卒中、脳手術や脳損
傷に伴う脳虚血の予防にも有効である。
と同様にNMDA型グルタミン酸受容体に対するアゴニ
スト作用をもつが、その作用はグルタミン酸に比べてか
なり弱いため、グルタミン酸とテアニンとが併存する場
合にはNMDA型グルタミン酸受容体に対して競争的に
作用し、グルタミン酸の神経毒性を抑制するものと考え
ることができる。また、テアニンの神経細胞並びにグリ
ア細胞に対する保護効果もこれに寄与しているものと考
えることができる。
認可され、かつ日常的に摂取されているものであるか
ら、安全性に問題がないことも明らかである。
a2+濃度の経時変化を示したグラフである。
神経細胞Ca2+濃度の経時変化を示したグラフである。
経過した神経細胞の状態を示した顕微鏡写真である。
時間曝露し、曝露後1週間経過した神経細胞の状態を示
した顕微鏡写真である。
を添加した培養液で1時間曝露し、曝露後1週間経過し
た神経細胞の状態を示した顕微鏡写真である。
Mを添加した培養液で1時間曝露し、曝露後1週間経過
した神経細胞の状態を示した顕微鏡写真である。
Claims (4)
- 【請求項1】 テアニンを有効成分として含有するグル
タミン酸拮抗剤。 - 【請求項2】 経口投与剤としたことを特徴とする請求
項1に記載のグルタミン酸拮抗剤。 - 【請求項3】 テアニンを有効成分として含有し、グル
タミン酸受容体遮断作用を特徴とする神経細胞死予防
剤。 - 【請求項4】 経口投与剤としたことを特徴とする請求
項3に記載の神経細胞死予防剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12641996A JP3808130B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | グルタミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12641996A JP3808130B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | グルタミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09286727A true JPH09286727A (ja) | 1997-11-04 |
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ID=14934713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12641996A Expired - Lifetime JP3808130B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | グルタミン酸拮抗剤及び神経細胞死予防剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3808130B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-04-23 JP JP12641996A patent/JP3808130B2/ja not_active Expired - Lifetime
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