JPH09281830A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH09281830A JPH09281830A JP8092124A JP9212496A JPH09281830A JP H09281830 A JPH09281830 A JP H09281830A JP 8092124 A JP8092124 A JP 8092124A JP 9212496 A JP9212496 A JP 9212496A JP H09281830 A JPH09281830 A JP H09281830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paper
- cooling
- fixing device
- toner image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 2
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加熱場を通過した用紙の冷却を効率良く行なえ
る定着装置を提供する。 【解決手段】加熱場(6,7)を通過した用紙(4)に接触し、
用紙に冷却風を吹き出す多数の孔(1a)を備えてなる用紙
冷却ロール(1)を設けた。
る定着装置を提供する。 【解決手段】加熱場(6,7)を通過した用紙(4)に接触し、
用紙に冷却風を吹き出す多数の孔(1a)を備えてなる用紙
冷却ロール(1)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像を保持し
た用紙を加熱場に搬送し、トナー像を用紙上に定着させ
る定着装置に関する。
た用紙を加熱場に搬送し、トナー像を用紙上に定着させ
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の定着装置として、トナー
像を保持した用紙を、互いに圧接した加熱ロールおよび
加圧ロール間にて挟持搬送しながら、トナー像を用紙に
定着するようにした方式のものがある。
像を保持した用紙を、互いに圧接した加熱ロールおよび
加圧ロール間にて挟持搬送しながら、トナー像を用紙に
定着するようにした方式のものがある。
【0003】ところで、トナー像を用紙に定着する際
に、少なくとも熱作用を用いるこの種の定着装置におい
ては、定着工程後、冷めきらない用紙を排出部へ送り出
してしまうと、用紙上のトナーが他の用紙に接した状態
で冷えて固まってしまったり、または、用紙として連続
紙を用い、連続紙にトナー像を定着させた後、連続紙を
折りたたみながら排出する場合や、両面印刷を行なった
場合などには、用紙上のトナーが他の用紙に形成された
トナーと結合し、この結合した状態で冷えて固まってし
まうといった、いわゆる、「トナースティック現象」を
招いてしまう。
に、少なくとも熱作用を用いるこの種の定着装置におい
ては、定着工程後、冷めきらない用紙を排出部へ送り出
してしまうと、用紙上のトナーが他の用紙に接した状態
で冷えて固まってしまったり、または、用紙として連続
紙を用い、連続紙にトナー像を定着させた後、連続紙を
折りたたみながら排出する場合や、両面印刷を行なった
場合などには、用紙上のトナーが他の用紙に形成された
トナーと結合し、この結合した状態で冷えて固まってし
まうといった、いわゆる、「トナースティック現象」を
招いてしまう。
【0004】そこで、従来は、定着後の熱い用紙を冷却
するため、スタッカ内部で用紙にブロア等により空気を
吹き付けて冷却していた。
するため、スタッカ内部で用紙にブロア等により空気を
吹き付けて冷却していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いては、冷却風の風量を上げると用紙がばたつき、折り
畳み性を悪化させるため、吹き付ける空気の流量はあま
り上げることができず、冷却能力に限度があった。
いては、冷却風の風量を上げると用紙がばたつき、折り
畳み性を悪化させるため、吹き付ける空気の流量はあま
り上げることができず、冷却能力に限度があった。
【0006】定着装置の後方に設置されたスタッカ装置
内部の雰囲気温度は、常温に比べ高いため、用紙に空気
を吹き付けたとしても用紙を冷却する効果を得ることが
難しい。また、外気を用紙に吹き付けても、その空気は
スタッカ内部でよどみ、用紙を冷却する効果を得ること
が難しい。
内部の雰囲気温度は、常温に比べ高いため、用紙に空気
を吹き付けたとしても用紙を冷却する効果を得ることが
難しい。また、外気を用紙に吹き付けても、その空気は
スタッカ内部でよどみ、用紙を冷却する効果を得ること
が難しい。
【0007】本発明の目的は、加熱場を通過した用紙の
冷却を効率良く行なえる定着装置を提供することにあ
る。
冷却を効率良く行なえる定着装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナー像を
保持した用紙を加熱場に搬送し、トナー像を用紙上に定
着させる定着装置において、加熱場を通過した用紙に接
触し、用紙に冷却風を吹き出す多数の孔を備えてなる用
紙冷却ロールを設けることにより達成される。
保持した用紙を加熱場に搬送し、トナー像を用紙上に定
着させる定着装置において、加熱場を通過した用紙に接
触し、用紙に冷却風を吹き出す多数の孔を備えてなる用
紙冷却ロールを設けることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2を用いて本発明の
一実施例を説明する。
一実施例を説明する。
【0010】用紙冷却ローラ1は、用紙4にならって回
転することができ、また、加熱ローラ5と加圧ローラ6
の直後に配置されている。用紙冷却ローラ1の内部には
連続紙電子写真式印刷装置の外部の空気がブロア2等の
吸引または吐き出しによりホース3を介し通されてい
る。
転することができ、また、加熱ローラ5と加圧ローラ6
の直後に配置されている。用紙冷却ローラ1の内部には
連続紙電子写真式印刷装置の外部の空気がブロア2等の
吸引または吐き出しによりホース3を介し通されてい
る。
【0011】送り込まれた外部の空気は、冷却ローラ1
に施された多数の孔1aより吹き出る。また、用紙冷却
ローラ1は熱伝導性の良い材料で形成されているため、
ローラ内側で熱が奪われた場合は、用紙冷却ローラ1の
外周温度も低下する。
に施された多数の孔1aより吹き出る。また、用紙冷却
ローラ1は熱伝導性の良い材料で形成されているため、
ローラ内側で熱が奪われた場合は、用紙冷却ローラ1の
外周温度も低下する。
【0012】以上の構成により、用紙4がばたつかず、
折り畳み性を悪化させることなく、用紙冷却を実現させ
ることが可能となる。また、定着直後で用紙4の冷却を
行なうため用紙の冷却効率が向上される。さらに、ブロ
ア2と用紙冷却ローラ1との間に冷却装置7を実装し、
冷却流体8を冷すことで冷却能力が向上される。
折り畳み性を悪化させることなく、用紙冷却を実現させ
ることが可能となる。また、定着直後で用紙4の冷却を
行なうため用紙の冷却効率が向上される。さらに、ブロ
ア2と用紙冷却ローラ1との間に冷却装置7を実装し、
冷却流体8を冷すことで冷却能力が向上される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、加熱場を通過した用紙
の冷却を効率良く行なえる定着装置を提供することがで
きる。
の冷却を効率良く行なえる定着装置を提供することがで
きる。
【図1】本発明の定着装置の一実施例を示す概略図。
【図2】本発明の定着装置の要部断面側面図。
1…用紙冷却ローラ、1a…孔、2ブロア、3…ホー
ス、4…用紙、5…加熱ローラ、6…加圧ローラ、7…
冷却装置、8…冷却流体。
ス、4…用紙、5…加熱ローラ、6…加圧ローラ、7…
冷却装置、8…冷却流体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 勇夫 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 白田 宏 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】トナー像を保持した用紙を加熱場に搬送
し、トナー像を用紙上に定着させる定着装置において、
前記加熱場を通過した用紙に接触し、用紙に冷却風を吹
き出す多数の孔を備えてなる用紙冷却ロールを設けたこ
とを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8092124A JPH09281830A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8092124A JPH09281830A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09281830A true JPH09281830A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14045689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8092124A Withdrawn JPH09281830A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09281830A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002072833A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Fuji Xerox Co Ltd | カラー画像形成装置 |
US6741815B1 (en) * | 2002-04-08 | 2004-05-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with function of cooling sheet |
JP2008170695A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US7421237B2 (en) | 2004-03-08 | 2008-09-02 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP8092124A patent/JPH09281830A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002072833A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Fuji Xerox Co Ltd | カラー画像形成装置 |
US6741815B1 (en) * | 2002-04-08 | 2004-05-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with function of cooling sheet |
US7421237B2 (en) | 2004-03-08 | 2008-09-02 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
JP2008170695A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |