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JPH09278127A - 物品の入出荷方法及びシステム - Google Patents

物品の入出荷方法及びシステム

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Publication number
JPH09278127A
JPH09278127A JP8822996A JP8822996A JPH09278127A JP H09278127 A JPH09278127 A JP H09278127A JP 8822996 A JP8822996 A JP 8822996A JP 8822996 A JP8822996 A JP 8822996A JP H09278127 A JPH09278127 A JP H09278127A
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JP
Japan
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case
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Application number
JP8822996A
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English (en)
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Inventor
Yoshifumi Owada
能史 大和田
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
Priority to JP8822996A priority Critical patent/JP3796288B2/ja
Publication of JPH09278127A publication Critical patent/JPH09278127A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉢植え植物を競売する市場における一連の処
理作業の大半を自動化して、作業員の低減と処理効率の
向上とを図ること。 【解決手段】 市場内で、入荷する鉢植え植物に対して
与えられた入荷データを登録し、入荷部7ではケース搬
送のために複数の汎用のIDケース29に鉢植え植物を
入れ、且つ一つのアイテムの入荷データに対して、これ
ら複数のIDケース29の識別コード全てを対応させ、
この識別コードを以て、市場内で、見本仕分部8での見
本用IDケースのみの分離と、見本展示部11での見本
用ラベル貼付や搬送タイミングと、競り部15での買付
人のデータ入力や搬送タイミングと、保管部19での保
管位置への搬送と、出荷部23での買付人毎の搬出を行
い、市場内での一連の作業の自動化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品(例えば鉢植
えの競り市場)における入出荷作業の自動化を実現する
物品の入出荷方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品を競売する市場(例えば鉢植え植物
の市場等)には、一般に、荷主(生産者)から入荷を受
け付ける受付カウンタ、荷主が入荷する物品を受け取る
入荷部、入荷した物品の見本を陳列する見本展示部、入
荷した物品の内の見本として見本展示部に送られるもの
以外を保管する保管部、見本を競り台上において、入荷
した物品の競売を実施する競り部、競り落とされた物品
を買い主に出荷可能に整列集荷する出荷部等が設置され
ている。
【0003】そして、大量の入出荷を効率良く処理でき
るようにするために、各部における設備の改善が研究さ
れている。例えば、入荷部には荷主が入荷する物品を受
け取る入荷バースを複数基装備し、あるいは、出荷部に
は競り落とされた物品を買い主に出荷可能に整列集荷す
る出荷用シュートを複数基装備し、保管部や見本展示部
における棚の配列を工夫し、更には、市場内の各部間に
おいて物品を移動させる搬送手段の改善等が研究され、
市場内での入庫処理の自動化や、出庫処理の自動化等も
研究されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、物品を競売
する市場において、入荷から出荷までに必要な作業とし
ては、荷主からの入荷を受け付ける受け付け作業、入荷
した物品を見本展示部や保管部に振り分けて保管する入
庫処理作業、見本展示部に保管されている物品を順に競
り部に移す競り部搬入処理作業、競売によって買い主が
決った物品を競り部や見本展示部や保管部等の各部所か
ら出荷部に集荷する出庫処理作業などが挙げられるが、
従来の市場の場合は、上述した各種処理作業の内の一部
しか自動化されておらず、処理作業のために、多数の作
業員が必要となるという問題があった。また、市場内で
の上述の各処理作業の際には、誤って出荷されないよう
に、照合作業等が適時に必要となるが、このような照合
作業を人手に頼ると、多大に労力が必要となるばかり
か、作業員の疲労等に起因して照合ミス等の不都合が発
生する虞があり、処理効率の向上が困難になるという問
題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、物品を競売する市場における一連の処理
作業の大半を自動化することができ、それぞれの作業に
携わる作業員の人数を大幅に減らして省力化を実現する
と同時に、入出荷処理作業の処理効率を向上させること
のできる物品の入出荷方法及び装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、競
り市場での物品の入出荷方法であって、入荷部で入力さ
れて物品を種類毎に特定する入荷データに対して主制御
部が識別コードを対応させ、この識別コードを規定寸法
のIDケースの外表面上に表記し、物品を対応するID
ケースに所定数ずつ入れて搬送し、入荷部から搬出され
るIDケースの内の同一入荷データに対応する識別コー
ドのものを検出手段により検出して、その内の一つを見
本用IDケースとして見本展示部へ搬送し、且つ残りの
IDケースを物品保管部へ搬送してひとまとめにして保
管し、見本展示部に搬送されてくる見本用のIDケース
の識別コードを見本展示部に配置された検出手段により
検出し、この識別コードに対応する入荷データ内の買付
人用情報を表記する見本用ラベルを該IDケースに貼付
け、所定時間展示した後に競り部に搬送し、見本展示部
から搬送されてくるIDケースの識別コードを競り部に
配置された検出手段により検出し、この識別コードに対
応する入荷データ内の競り台に該IDケースを移動し、
競りにより買い付けした買付人のデータを主制御部にお
いて対応する入荷データに加えた後に該IDケースを搬
出し、競り部での買い付け後の見本用IDケースの識別
コードを保管部の直前に配置された検出手段により検出
し、該見本用のIDケースと同一入荷データに対応する
識別コードを有するIDケースを保管部から搬出して、
所定出荷部から配送を行う入出荷方法によって達成され
る。
【0007】上記の入出荷方法を実行するシステムとし
ては、入荷された物品を種類毎に特定する入荷データに
対応する識別コードを外表面上に表記する規定寸法のI
Dケースと、IDケースにその識別コードに対応する物
品を所定数ずつ入れる入荷部と、入荷部から搬出される
IDケースの内の同一入荷データに対応する識別コード
のものを検出手段により検出し、見本用IDケースとそ
れ以外の残りのIDケースとに分ける見本仕分部と、見
本用IDケースの識別コードを検出手段により検出し、
この識別コードに対応する入荷データ内の買付人用情報
を表記する見本用ラベルを該見本用IDケースに貼付
け、展示部に所定時間展示する見本展示部と、見本展示
部で所定時間展示された後に搬出されるIDケースの識
別コードを検出手段により検出し、この識別コードに対
応する入荷データ内に指定された競り台にIDケースを
移動し、競りにより買い付けした買付人のデータを対応
する入荷データに加える競り部と、見本用以外の残りの
IDケースを保管し、競り部から搬出される見本用ID
ケースの識別コードを検出手段により検出して、該見本
用のIDケースと同一入荷データに対応する識別コード
を有するIDケースを搬出する保管部と、見本用のID
ケースとそれと同一入荷データで保管部から搬出された
IDケースとをまとめて、買付人毎に物品を出荷する出
荷部と、を有する構成とすることができる。
【0008】また、上記の方法及びシステムを実現する
にあたり、物品を入荷する時点で物品の登録のために次
の工程を行うことができる。これは、入荷時に受付カウ
ンタにおいて、入荷データ(含:荷主コード、品番、サ
イズ、ケース数、個数/ケース等)が主制御部の記憶領
域に登録される。更に、この入荷データを表記している
ラベルが発行される。次に、入荷部ではこの入荷データ
を表記している入荷データ表示物(ラベル、カード等)
を検出手段(例えば、バーコードスキャナ、磁気ヘッド
等)によって読み取り、汎用されている規定寸法のID
ケースに予め付されている識別コードと対応させる。こ
れ以降は、上述のようにIDケースの表記された識別コ
ードをもとに各部の制御が行われ、必要に応じて入荷デ
ータの一部又は全部が引き出され、又は新たなデータが
追加される。
【0009】本発明の上記構成によれば、荷主は、最初
に受付カウンタに行って入荷データを主制御手段に入力
する入荷受け付けを済ませて、取り引きされる物品の1
アイテム(単一種類、入荷単位等)毎に発行された入荷
データ表示物(ラベル、カード等)と、物品を搬入する
入荷バースが指示された接車指示チケットとを受け取
る。その後、荷主は、接車指示チケットに指示された入
荷バースに行き、先に受け取った入荷データ表示物のデ
ータを入荷バースに配備されている端末装置(例えば、
磁気カード入力やバーコードスキャナによる読み取り
等)で入力し、識別コードが表記されたIDケースに1
アイテムの物品を入れることで、物品の入荷を開始す
る。そして、通常、物品は多数入荷するので、複数のI
Dケースに1アイテムの物を分けなければならない。
【0010】このような入荷バースからの入荷が開始さ
れると、入荷バースの搬送手段上に送り出されたIDケ
ースの全ての識別コードが、当該搬送手段上に装備され
たデータ読取装置(例えば、バーコードスキャナ)によ
って主制御手段に通知され、主制御手段は先に入力され
ている1アイテム毎の入荷データに対応させ、1アイテ
ム毎に入荷データ表示物に記述された入荷データとその
入荷に使用されたIDケースの全ての識別コードとをリ
ンクさせる。
【0011】以後、主制御手段は、各アイテム毎に入荷
データ表示物のデータとIDケースの識別コードとをリ
ンクさせて管理し、該主制御手段からの指示で市場内の
搬送手段の動作を制御する制御手段を介して、市場内で
の物品の搬送処理や保管処理等をIDケース単位で管理
させることが可能になる。
【0012】つまり、見本仕分部では、1アイテムに使
用される複数個のIDケースの内、例えば先頭のIDケ
ースを見本品として扱うことを予め処理プログラムに設
定しておくだけで、入荷バースからIDケースにより搬
入される物品の内の見本品用IDケースのみが抜き取ら
れて見本展示部における見本棚に移される。
【0013】見本展示部では、入荷データ内の買付人用
情報(含:荷主名、品番、個数等)をIDケースの識別
コードに対応させて読み出し、買付人が読めるように買
付人用情報を表記した見本用ラベルを見本用IDケース
に貼付け、展示部に所定時間展示する。
【0014】このように見本用IDケースは、所定時間
展示された後、競り部に搬送されて買い付けられるが、
その際、買い主のデータが見本用IDケースの識別コー
ドを基に入荷データに加えられる。
【0015】そして、競り部から搬出される買い付け後
の見本用IDケースと見本仕分部で分けられた残りのI
Dケースとに対して、保管部の保管棚で同一入荷データ
に含まれる識別コードを有するIDケースがまとめられ
て保管される。更に、買い主が決った物品を保管棚から
所定の出荷用シュートに集荷する出庫処理などの処理が
IDケースの識別コードを基に自動制御させられること
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示実施形態により、本発
明を説明する。図1乃至図10は本発明に係る物品(以
下、鉢植え植物について述べる)の入出荷方法を実現す
る入出荷システムの一実施形態を示したもので、図1は
本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷システム1の
全体構成図、図2は入出荷システム1に使用した主制御
手段(以後、ホストコンピュータとする)2と該ホスト
コンピュータにアクセス可能な端末の配備を示したコン
ピュータシステム図である。
【0017】入出荷システム1は、図1に示すように、
荷主から入荷を受け付ける受付カウンタ4と、荷主が入
荷する鉢植え植物を受け取る6基の入荷バース6a〜6
fが装備された入荷部7と、入荷した鉢植え植物の中か
ら見本のみを取り出す見本仕分部8と、見本を陳列・保
管する見本棚9が複数列・複数段に装備された見本展示
部11と、入荷した鉢植え植物の内の見本として見本展
示部11に送られるもの以外を保管する保管棚13が複
数列・複数段に装備された保管部15と、入荷した鉢植
え植物の見本を展示する4基の競り台17a〜17dを
有して入荷した鉢植え植物の競売が実施される競り部1
9と、競り落とされた鉢植え植物を買い主に出荷可能に
整列集荷する多数基(この例では、115基)の出荷用
シュート21を装備した出荷部23と、以上の入荷部7
や見本展示部11や保管部15や競り部19や出荷部2
3などの各部間での鉢植え植物の移動を行う搬送手段2
5とを具備する市場において、市場内での鉢植え植物の
移動処理や保管処理を自動制御するものである。
【0018】更に、当該市場内での入出荷に拘わる情報
を集中管理して、鉢植え植物の移動管理や在庫管理等を
行うホストコンピュータ2があり、入荷した鉢植え植物
を収容する規定寸法の収容容器(IDケース)を利用し
て市場内の鉢植え植物の移動等を行っている。IDケー
ス29には鉢植えが複数個収容できるようになってお
り、更にその外表面上に識別コードが表記されて、市場
内の鉢植え植物の移動等の制御に利用される。そして、
入荷部7の各入荷バース6a〜6fには、ホストコンピ
ュータ2へ搬入開始時データの入力が可能な端末装置3
1,32a〜32lが配置されている。更に、IDケー
ス29を各入荷バース6a〜6fから市場内の各部に移
動させるための搬送手段25と、この搬送手段25上の
各部の適所に装備され、IDケース29上の識別コード
を読み取ってホストコンピュータ2に通知する読取装置
36とが備えられている。そして、読取装置36とホス
トコンピュータ2とからのデータに基づき、この搬送手
段25による各部での搬送等を制御する各部の制御コン
ピュータ34a〜34gが配置されている。また、受付
カウンタ4や競り部19等には、ホストコンピュータ2
に対してデータの入出力可能な端末装置31,32a〜
32lが配置され、市場事務所37には、ホストコンピ
ュータ2から送られる入出荷状況の表示やデータの入出
力可能な物流管理コンピュータ38および物流管理用の
データを置いた物流サーバ39が配置されている。
【0019】以上の端末装置31,32a〜32lや、
制御コンピュータ34a〜34gや、読取装置36や、
物流管理コンピュータ38および物流サーバ39は、い
ずれも、図2に示すように、LAN41によってホスト
コンピュータ2に接続されていて、ホストコンピュータ
2へのデータの送受信が可能にされている。
【0020】上記構成において、受付カウンタ4での入
荷の受け付けの際には、入荷した鉢植え植物を特定する
入荷データとして、該受付カウンタ4に配備されている
端末装置(接車指示コンピュータ)31により、入荷す
る荷主の識別コードである荷主コードや、品番、入荷し
た鉢植え植物の品名、保管に必要な規定寸法のIDケー
ス29の数量を示すケース数、一つのIDケース29に
入れる鉢植え植物の数量を示す入数、入荷した鉢植え植
物の丈を示すサイズ、市場内での保管棚13を決定する
ための区分分けに従った荷高区分等の諸データを入力し
て、入荷した鉢植え植物をホストコンピュータ2に登録
する。
【0021】一方、ホストコンピュータ2には、端末装
置31から入力された入荷データに基づいて、その入荷
データの鉢植え植物群を保管するに適当な保管棚13の
位置を決定させると同時に、決定した保管棚13に鉢植
え植物を入庫させるための入荷バース6a〜6fを決定
させ、ホストコンピュータ2の決定に基づいて、荷主が
鉢植え植物を搬入する入荷バース6a〜6fを指示した
接車指示チケット44(図4参照)を発行すると共に、
入荷データに基づく管理データ(アイテムデータ)を記
述した入荷ラベル46(図5参照)を1アイテム単位で
発行する。
【0022】ここで、入荷バース6a〜6f決定に当た
って、保管棚13における収容位置が関係してくる。ま
ず、図3に示すように保管棚13の構成として、IDケ
ース29を載置・保管するレーン48が水平に複数列に
並んでフロアー49を構成し、更に、このフロアー49
が上下方向に7段に設けた多段・多列の棚となってい
る。端末装置31からの入荷データの入力に対してホス
トコンピュータ2が行う保管棚13の決定とは、その入
荷の鉢植え植物を収容するIDケース29を保管するレ
ーン48を何段の何列目のレーンにするか決定するもの
である。また、入荷部7に装備された各入荷バース6a
〜6fは、それぞれ、保管部15の入庫先のレーンが割
り当てられている。従って、保管するレーンを決定する
と、そのレーンの番号から、接車すべき入荷バース6a
〜6fが決定される。
【0023】接車指示チケット44は、図4に示すよう
に、荷下ろしする入荷バースを特定する番号データ44
aと、荷主コードデータ44bとを記載したものであ
る。また、入荷ラベル46は、図5に示すように、受付
カウンタ4の端末装置31で入力した入荷データを1ア
イテム毎に記述したもので、図示のように、入荷する荷
主コードを示すデータ46aや、品番46b、入荷した
鉢植え植物の品名46c、保管に必要な規定寸法のID
ケース29の数量を示すケース数46d、一つのIDケ
ース29に入れる鉢植え植物の数量を示す入数46e、
入荷した鉢植え植物の丈を示すサイズ46f、市場内で
の保管棚13を決定するための区分分けに従った荷高区
分46g、荷受番号46h、以上の各データを機械読み
取りし易いようにバーコード表示したバーコード部46
iが記述されている。
【0024】そして、図6に示すように、接車指示チケ
ット44による指示先の入荷バース6a〜6fでは、該
入荷バース6a〜6fに配備されている端末装置32a
〜32lに装備されたバーコードスキャナ(ハンディス
キャナ)33で入荷ラベル46のバーコード部46iを
読み取らせることによって、取引の1アイテム毎に入庫
の開始をホストコンピュータ2に通知した後に、搬入車
両28から入荷バースへの実際の搬入作業を開始する。
スキャナ33でバーコード部46iを読み取らせて、入
庫の開始をホストコンピュータ2に通知すると、ホスト
コンピュータ2は後述の空ケース供給ライン25aを使
って、空のIDケース29を該当の入荷バースに届け
る。
【0025】各入荷バース6a〜6fのライン25jと
ライン25kとの分岐部の手前には、これらの入荷バー
ス6a〜6fから搬送されるIDケース29の識別コー
ドを読み取って、ホストコンピュータ2に通知する読取
装置36が装備されている。この読取装置36は、この
一実施形態の場合は、搬送ラインの側部に固定設置され
たバーコードスキャナが使用されている。
【0026】IDケース29の識別コードが引き込み搬
送ライン25hの読取装置36から通知されると、以
後、ホストコンピュータ2は、取引の1アイテム毎に、
入荷ラベル46の情報とIDケース29の識別コードと
をリンクさせて管理する。そして、該ホストコンピュー
タ2が、市場内の搬送手段25の動作を制御するための
信号を各制御コンピュータ34a〜34gに出して、市
場内での鉢植え植物の移動処理や保管処理をIDケース
29単位で実施する。
【0027】ここで、IDケース29を搬送する搬送手
段25は、図1に示すように、空ケース供給ライン25
aの他、入荷部7と保管部15との間を循環するループ
状の保管品搬送ライン25b、見本の鉢植え植物の入っ
たIDケース29を見本展示部11に移す為の見本品搬
送ライン25c、見本展示部11に保管されているID
ケース29を競り部19の所定の競り台17a〜17d
に移す競り部搬送ライン25d、競り部19から保管品
搬送ライン25b上にIDケース29を戻す復帰搬送ラ
イン25e、保管品搬送ライン25bから分岐してID
ケース29を出荷部23の出荷用シュート21に運ぶ出
荷搬送ライン25f、保管品搬送ライン25bと出荷搬
送ライン25fとの分岐部に装備されて出荷先の出荷用
シュート21を選択可能な仕分けソータ25g、各入荷
バース6a〜6fを前述の各搬送ライン25a,25
b,25cに連絡する引き込み搬送ライン25hなど複
数個の搬送手段によって構成されている。
【0028】また、保管品搬送ライン25b上には、ホ
ストコンピュータ2からの指示に従って保管品搬送ライ
ン25b上のIDケース29を保管棚13の指定のレー
ン48に収容する入庫トラバーサ50と、ホストコンピ
ュータ2からの指示に従って指定のレーン48上のID
ケース29を保管品搬送ライン25b上に移す出庫トラ
バーサ51とが装備されている。
【0029】図6に示すように、入荷バースのIDケー
ス29を保管品搬送ライン25b又は見本品搬送ライン
25cに流す引き込み搬送ライン25hは、途中で分岐
して、保管品搬送ライン25bに合流するライン25j
と見本品搬送ライン25cに合流するライン25kとに
分れる。そして、ライン25jとライン25kとの分岐
部の手前には、IDケース29を止めて、見本展示部1
1に搬送されるIDケース29が先に入荷ラベル46に
示した荷高区分を越えていないかどうかチェックするた
めの、荷姿センサー53とストッパ54とが装備され、
また、分岐部を過ぎたライン25j上には、保管棚13
に搬送されるIDケース29が先に入荷ラベル46に示
した荷高区分を越えていないかどうかチェックするため
の、荷姿センサー55とストッパ56とが装備されてい
る。
【0030】そして、これらの荷高区分のチェックで
は、荷高区分を越えていることが荷姿センサー53,5
5によって検出された場合に、その旨をホストコンピュ
ータ2に通知すると共に、警告灯58の点灯によって作
業員に知らせて、荷の積み替え、あるいは、入荷バース
の端末装置を使って、ホストコンピュータ2に登録した
データの修正を実施させる。
【0031】次に、本発明の入出荷システムの制御につ
いて以下に述べる。ホストコンピュータ2が制御コンピ
ュータ34a〜34gを介して行う処理動作は、見本仕
分部8及び見本展示部11の場合、入荷バース6a〜6
fに搬入された鉢植え植物を見本品とそうでない物とに
分別して見本品を見本棚9に移す。そして、見本品以外
のものは先にホストコンピュータ2が決定した保管棚1
3に移して保管する入庫処理や、見本棚9に保管されて
いる鉢植え植物を順に競り台17a〜17dに送る競り
部搬入処理や、競売によって買い主が決った鉢植え植物
を競り台17a〜17dや見本棚9や保管棚13から所
定の出荷用シュート21に集荷する出庫処理などであ
る。
【0032】入庫処理の場合では、1アイテム分に使用
される複数個のIDケース29の内、最初に引き込み搬
送ライン25hの読取装置36で識別コードが読み取り
されたIDケース29を見本として見なし、その1ケー
ス分は引き込み搬送ライン25hから見本品搬送ライン
25cを経て見本展示部11に送られ、その他のケース
は引き込み搬送ライン25hから保管品搬送ライン25
bを介して保管棚13に送られるように、搬送手段25
の各部の動作が自動制御される。
【0033】各入荷バース6a〜6fから延びる見本品
搬送ライン25cは、途中までは中鉢品を収容したID
ケース29の搬送ラインとしても利用される。そのた
め、搬送手段25の途中から、中鉢用搬送ライン25m
が分岐している。各入荷バース6a〜6fから見本品搬
送ライン25cに送り出されたIDケース29は、該見
本品搬送ライン25cから中鉢用搬送ライン25mが分
岐する分岐点の手前に配置されたスキャナ67で識別コ
ードが確認され、該スキャナ67が接続されている制御
コンピュータ34fによる搬送ライン切替によって、中
鉢用搬送ライン25mに誤送されることが防止される。
【0034】入荷バース6a〜6fにおける搬入の際、
1アイテム分の全てのIDケース29を引き込み搬送ラ
イン25hに出し終わったら、作業者は端末装置32a
〜32lに装備されているアイテム完了釦71aを押下
して、1アイテム分の作業の終了をホストコンピュータ
2に通知する。続いて処理する別のアイテムがある場合
には、再び、入荷ラベル46をスキャナ33に読み込ま
せて、同様の荷下ろし作業を繰り返す。そして、全ての
アイテムが完了したら、作業者は、端末装置32a〜3
2lに装備されている作業完了釦71bを押下して、同
一荷主による全ての搬入作業が完了したことをホストコ
ンピュータ2に通知する。
【0035】見本品搬送ライン25cを進むIDケース
29は、その搬送ラインの途中に装備された制御コンピ
ュータ34gに接続されたスキャナ36で識別コードが
確認された上で、該制御コンピュータ34gによって動
作制御されるオートラベラ(ラベル発行・貼付装置)6
8によって見本ラベル69が貼付される。見本展示部1
1における見本棚9の保管エリアは、図1および図7に
示すように、保管品搬送ライン25b寄りの位置から順
に、苗物見本を保管しておく苗物保管エリア61、小鉢
見本を保管しておく小鉢見本保管エリア62、中鉢見本
を保管しておく中鉢見本保管エリア63の3つの保管エ
リアに区分かれている。そして、識別コードが確認され
たIDケース29は制御コンピュータ34gによって各
見本保管エリアに分けられる。
【0036】ここで、苗物および小鉢の保管エリア6
1,62は、IDケース29を載せるレーン65が、多
段・多列に装備された構成をなし、保管棚13における
保管段に応じて保管する列が設定される構成とすること
ができる。例えば、小鉢見本保管エリア62の場合、レ
ーン65が5列に設けられているが、第1列の各レーン
65は保管棚13の2段目の各レーン48に保管される
アイテムの見本の保管用であり、第2列の各レーン65
は保管棚13の3段目の各レーン48に保管されるアイ
テムの見本の保管用であり、第3列の各レーン65は保
管棚13の4段目の各レーン48に保管されるアイテム
の見本の保管用とするような対応をさせることができ
る。このように、保管棚13における保管位置と関連付
けて保管位置を設定して置くことにより、管理が明解に
なる。
【0037】上記オートラベラ68は、見本品搬送ライ
ン25c上を搬送されてくるIDケース29の両外側面
に、見本ラベル69を張るわけであるが、この見本ラベ
ル69は、見本展示部11における展示の際に、その商
品の入荷数量や荷主等の情報を買付け人に対して明らか
にするためのものである。図8に示すように、ホストコ
ンピュータ2が管理するリンクデータに基づいて、荷主
コード46a、荷受番号46h、品番46b、品名46
c、ケース数46d、サイズ46f、荷高区分46g、
競り台番号69a、1ケース当たりに収容された鉢の数
量である入数46e、競り台番号を記述したバーコード
69bなどの諸データが記述される。この見本ラベル6
9に記述される競り台番号は、予め荷主コード46aに
応じて設定されたものである。
【0038】競り部19では、競り台17a〜17dの
前方に買付け人席73が装備されている。そして、競り
部搬送ライン25dによって見本棚9から競り部19に
運ばれた見本品のIDケース29は、図9に示すよう
に、競り部搬送ライン25dに装備された読取装置(ス
キャナ)36によって見本ラベル69上に表示されたバ
ーコード69bが読み取られて、搬入する競り台が確認
され、指定の競り台で競売にかけられた後、出荷に備え
て、復帰搬送ライン25e,保管品搬送ライン25bを
経て、指定の出荷用シュート21に集荷されることにな
る。
【0039】入荷バース6a〜6fに搬入された鉢植え
植物の内、見本以外は、引き込み搬送ライン25hから
保管品搬送ライン25bに送り出され、搬送手段25上
で保管部15の近くに配備された読取装置(スキャナ)
36によってケースの識別コードの確認がなされ、その
確認結果に基づいて、入庫制御用の制御コンピュータ3
4aが入庫トラバーサ50の動作を制御して、保管棚1
3の所定のレーン48に収容させる。どの識別コードの
IDケース29を、どのレーン48に収納するかは、ホ
ストコンピュータ2から制御コンピュータ34aに指示
されている。ホストコンピュータ2は、一つのアイテム
のIDケース29が、同一のレーン48に並ぶように配
慮して、レーン番号の小さな空きレーンから順に棚が埋
まってゆくように、収容するレーンを決定している。
【0040】競り部19における競売では、競り落とし
た買い主の識別コード(買い主コード)等がホストコン
ピュータ2に通知され、ホストコンピュータ2は買い主
コードに対する出荷部23のシュート割り付けを行っ
て、どの識別コードを持つIDケース29をどの出荷用
シュート21に送出するかを、仕分けソータ25gを制
御する制御コンピュータ34bや出荷仕分け用の制御コ
ンピュータ34cに通知する。そして、競り部19から
搬送される見本品のIDケース29の識別コードを搬送
手段25上で保管部15の近くに配備された読取装置
(スキャナ)36で読み取り、この識別コードから読み
だされる同一の買取人に出荷するIDケース29を保管
部15から引き出して仕分けソータ25gに送る。出荷
搬送ライン25fに配備した出荷仕分け用の制御コンピ
ュータ34cによって、同一買取人向けの見本品とその
他のIDケース29をまとめて所定の出荷用シュート2
1に集荷させる。
【0041】以上のように、一実施形態の入出荷システ
ム1によれば、荷主は、最初に受付カウンタ4に行って
入荷データをホストコンピュータ2に入力する入荷受け
付けを済ませて、取り引きする1アイテム毎に発行され
た入荷ラベル46と、鉢植え植物を搬入する入荷バース
が指示された接車指示チケット44とを受け取る。その
後、荷主は、接車指示チケット44に指示された入荷バ
ース6a〜6fに行って、先に受け取った入荷ラベル4
6の記述を入荷バース6a〜6fに配備されている端末
装置31,32a〜32lに読み取らせることによっ
て、取引の1アイテム毎に入庫の開始をホストコンピュ
ータ2に通知してから、IDケース29に入れた鉢植え
植物の入庫を開始する。
【0042】入荷バース6a〜6fからの入庫が開始さ
れると、ホストコンピュータ2は、入荷バース6a〜6
fに引き込まれている引き込み搬送ライン25h上に送
り出されたIDケース29の識別コードが、当該引き込
み搬送ライン25h上に装備された読取装置36によっ
てホストコンピュータ2に通知され、ホストコンピュー
タ2は先に入力されている1アイテム毎の入荷データに
照して、1アイテム毎に入荷ラベル46に記述された入
荷データとその入荷に使用されたIDケース29の識別
コードとをリンクさせ、その入荷に使用された全IDケ
ース29を特定する。
【0043】以後、ホストコンピュータ2は、取引の1
アイテム毎に、入荷ラベル46の情報とIDケース29
の識別コードとをリンクさせて管理し、該ホストコンピ
ュータ2からの指示で市場内の搬送手段25の動作を制
御する制御コンピュータ34a〜34gを介して、市場
内での鉢植え植物の移動処理や保管処理をIDケース2
9単位で管理させることが可能になる。そして、一実施
形態で示したように、1アイテムに使用される複数個の
IDケース29の内、先頭のIDケース29を見本品と
して扱うこと等を予めホストコンピュータ2内の処理プ
ログラムに設定しておくことで、搬送手段25の動作を
制御する制御コンピュータ34a〜34gを介して、入
荷バース6a〜6fに搬入された鉢植え植物を見本品と
そうでない物とに分別して見本品を見本棚9に移すと共
に見本品以外のものはホストコンピュータ2の決定した
保管棚13に移して保管する入庫処理や、見本棚9に保
管されている鉢植え植物を順に競り台17a〜17dに
送る競り部搬入処理や、競売によって買い主が決った鉢
植え植物を競り台17a〜17dや見本棚9や保管棚1
3から所定の出荷用シュート21に集荷する出庫処理な
どの各処理を自動制御させることが可能になる。
【0044】従って、最初に受付カウンタ4で入荷デー
タの入力を済ませれば、後は、人手によるデータ入力が
極めて少なく、また、入出庫作業時に作業員が入荷デー
タと原物とを照合させる作業等が不要になり、鉢植え植
物を競売する市場における一連の処理作業の大半を自動
化することができ、それぞれの作業に携わる作業員の人
数を大幅に減らして省力化を実現すると同時に、入出荷
処理作業の処理効率を向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、受付カウンタで、入荷
物の各種データを表記している入荷ラベルと、鉢植え植
物を搬入する入荷バースが指示された接車指示チケット
とが発行される。その後、入荷バースでは鉢植え植物を
IDケースに入れて入庫を開始し、IDケースの識別コ
ードがホストコンピュータに先に入力されている1アイ
テム毎の入荷データとの対応を図られる。以後は、1ア
イテムに使用される複数個のIDケースの内、先頭のI
Dケースを見本品として扱うこと等を予めホストコンピ
ュータ内の処理プログラムに設定しておくことで、入荷
バースに搬入された鉢植え植物を見本品とそうでない物
とに分別して見本品を見本棚に移す処理や、見本品以外
のものはホストコンピュータの決定した保管棚に移して
保管する入庫処理や、見本棚に保管されている鉢植え植
物を順に競り台に送る競り部搬入処理や、競売によって
買い主が決った鉢植え植物を競り台や見本棚や保管棚か
ら所定の出荷用シュートに集荷する出庫処理などの各処
理を自動制御させることが可能になる。従って、最初に
受付カウンタで入荷データの入力を済ませれば、後は、
人手によるデータ入力が極めて少なく、また、入出庫作
業時に作業員が入荷データと原物とを照合させる作業等
が不要になり、鉢植え植物を競売する市場における一連
の処理作業の大半を自動化することができ、それぞれの
作業に携わる作業員の人数を大幅に減らして省力化を実
現すると同時に、入出荷処理作業の処理効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムに使用したホストコンピュータと該ホストコンピュ
ータにアクセス可能な端末の配備を示したコンピュータ
システム図である。
【図3】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムにおける保管棚の構成を示す拡大図である。
【図4】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムで使用する接車指示チケットの構成説明図である。
【図5】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムで使用する入荷ラベルの構成説明図である。
【図6】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムにおける入荷バースの拡大図である。
【図7】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムにおける見本棚の拡大図である。
【図8】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムで使用する見本ラベルの構成説明図である。
【図9】本発明の一実施形態の鉢植え植物の入出荷シス
テムにおける競り部の拡大図である。
【符号の説明】
1 入出荷システム 2 ホストコンピュータ 4 受付カウンタ 6a〜6f 入荷バース 7 入荷部 8 見本仕分部 9 見本棚 11 見本展示部 13 保管棚 15 保管部 17a〜17d 競り台 19 競り部 21 出荷用シュート 23 出荷部 25 搬送手段 25a 空ケース供給ライン 25b 保管品搬送ライン 25c 見本品搬送ライン 25d 競り部搬送ライン 25e 復帰搬送ライン 25f 出荷搬送ライン 25g 仕分けソータ 25h 引き込み搬送ライン 29 IDケース 31 端末装置 32a〜32l 端末装置 33 スキャナ 34a〜34g 制御コンピュータ 36 読取装置 38 物流管理コンピュータ 39 物流サーバ・コンピュータ 44 接車指示チケット 46 入荷ラベル 48 レーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競り市場での物品の入出荷方法であっ
    て、 入荷部(7)で入力されて物品を種類毎に特定する入荷
    データに対して主制御部(2)が識別コードを対応さ
    せ、この識別コードを規定寸法のIDケース(29)の
    外表面上に表記し、物品を対応するIDケース(29)
    に所定数ずつ入れて搬送し、 入荷部(7)から搬出されるIDケース(29)の内の
    同一入荷データに対応する識別コードのものを検出手段
    (67)により検出して、その内の一つを見本用IDケ
    ース(29)として見本展示部(11)へ搬送し、且つ
    残りのIDケース(29)を物品保管部(15)へ搬送
    してひとまとめにして保管し、 見本展示部(11)に搬送されてくる見本用のIDケー
    ス(29)の識別コードを見本展示部(11)に配置さ
    れた検出手段(36)により検出し、この識別コードに
    対応する入荷データ内の買付人用情報を表記する見本用
    ラベル(69)を該IDケース(29)に貼付け、所定
    時間展示した後に競り部(19)に搬送し、 見本展示部(11)から搬送されてくるIDケース(2
    9)の識別コードを競り部(19)に配置された検出手
    段(36)により検出し、この識別コードに対応する入
    荷データ内の競り台に該IDケース(29)を移動し、
    競りにより買い付けした買付人のデータを主制御部
    (2)において対応する入荷データに加えた後に該ID
    ケース(29)を搬出し、 競り部(19)での買い付け後の見本用IDケース(2
    9)の識別コードを保管部(15)の直前に配置された
    検出手段(36)により検出し、該見本用のIDケース
    (29)と同一入荷データに対応する識別コードを有す
    るIDケース(29)を保管部(15)から搬出して、
    所定出荷部(23)から配送を行うことを特徴とする入
    出荷方法。
  2. 【請求項2】 競り市場での物品の入出荷システムであ
    って、 入荷された物品を種類毎に特定する入荷データに対応す
    る識別コードを外表面上に表記する規定寸法のIDケー
    ス(29)と、 IDケース(29)にその識別コードに対応する物品を
    所定数ずつ入れる入荷部(7)と、 入荷部(7)から搬出されるIDケース(29)の内の
    同一入荷データに対応する識別コードのものを検出手段
    (67)により検出し、見本用IDケース(29)とそ
    れ以外の残りのIDケース(29)とに分ける見本仕分
    部(34f)と、 見本用IDケース(29)の識別コードを検出手段(3
    6)により検出し、この識別コードに対応する入荷デー
    タ内の買付人用情報を表記する見本用ラベル(69)を
    該見本用IDケース(29)に貼付け、展示部に所定時
    間展示する見本展示部(11)と、 見本展示部(11)で所定時間展示された後に搬出され
    るIDケース(29)の識別コードを検出手段(36)
    により検出し、この識別コードに対応する入荷データ内
    に指定された競り台(17)にIDケース(29)を移
    動し、競りにより買い付けした買付人のデータを対応す
    る入荷データに加える競り部(19)と、 見本用以外の残りのIDケース(29)を保管し、競り
    部(19)から搬出される見本用IDケース(29)の
    識別コードを検出手段(36)により検出して、該見本
    用のIDケース(29)と同一入荷データに対応する識
    別コードを有するIDケース(29)を搬出する保管部
    (15)と、 見本用のIDケース(29)とそれと同一入荷データで
    保管部から搬出されたIDケース(29)とをまとめ
    て、買付人毎に物品を出荷する出荷部(23)と、を有
    することを特徴とする入出荷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143777A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Toppan Forms Co Ltd 区分け方法及び区分けシステム
JP2005162377A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Meidensha Corp 卸売市場の業務支援方法および業務支援システム
KR100861381B1 (ko) * 2006-12-28 2008-10-01 주식회사 코로텍소팅시스템 컨베이어 화물 분류시스템
CN105741062A (zh) * 2014-12-11 2016-07-06 苏宁云商集团股份有限公司 自提业务控制方法和终端

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