JPH09278058A - プラスチック材料からなる手持ち型容器 - Google Patents
プラスチック材料からなる手持ち型容器Info
- Publication number
- JPH09278058A JPH09278058A JP34164496A JP34164496A JPH09278058A JP H09278058 A JPH09278058 A JP H09278058A JP 34164496 A JP34164496 A JP 34164496A JP 34164496 A JP34164496 A JP 34164496A JP H09278058 A JPH09278058 A JP H09278058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- container
- container according
- skirt
- end wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
- B65D47/12—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages having removable closures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
- B65D47/18—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages for discharging drops; Droppers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Packages (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来容器の欠点を軽減し、同時に他の利点を
提供することのできる、プラスチック材料からなる手持
ち型容器を提供する。 【解決手段】 プラスチック材料からなる手持ち型容器
(1) は、着脱可能なキャップ(5) と、回転によって破損
されるように設計された連結手段(20)と、容器に入れら
れた物質(P) の放出システム(4) とを備えている。その
システム(4) は、容器のオリフィス(13)の周囲に取り付
けられて固定されかつキャップ(5) で覆われている。そ
のキャップ(5) は、軸に沿って一列に並んだ少なくとも
2つの部分を備えている。それらの部分は脆弱帯からな
る連結手段(20)により互いに連結されており、キャップ
(5) におけるそれらの部分の1つは、シールされた固定
手段により容器本体(3) に固定されている。
提供することのできる、プラスチック材料からなる手持
ち型容器を提供する。 【解決手段】 プラスチック材料からなる手持ち型容器
(1) は、着脱可能なキャップ(5) と、回転によって破損
されるように設計された連結手段(20)と、容器に入れら
れた物質(P) の放出システム(4) とを備えている。その
システム(4) は、容器のオリフィス(13)の周囲に取り付
けられて固定されかつキャップ(5) で覆われている。そ
のキャップ(5) は、軸に沿って一列に並んだ少なくとも
2つの部分を備えている。それらの部分は脆弱帯からな
る連結手段(20)により互いに連結されており、キャップ
(5) におけるそれらの部分の1つは、シールされた固定
手段により容器本体(3) に固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック材料か
らなる手持ち型容器に関するものである。
らなる手持ち型容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1971年に発行されたフランス国の公
開特許公報FR−A−2,045,875号には、使用
前に、栓の手段によって気密的に閉鎖されている、プラ
スチック材料からなる容器が開示されている。具体的に
は、その閉鎖栓は、薄い襟によって容器の首部に固定さ
れるスカート部を有している。
開特許公報FR−A−2,045,875号には、使用
前に、栓の手段によって気密的に閉鎖されている、プラ
スチック材料からなる容器が開示されている。具体的に
は、その閉鎖栓は、薄い襟によって容器の首部に固定さ
れるスカート部を有している。
【0003】この閉鎖栓は、回転または押し付けにより
その襟を破損することで容器から分離される。その後、
計量分配栓が容器の首部の周囲に設けられたねじ山にね
じ合わされる。
その襟を破損することで容器から分離される。その後、
計量分配栓が容器の首部の周囲に設けられたねじ山にね
じ合わされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器か
ら一旦分離されると使い捨てされる閉鎖栓を有するよう
な容器は、使用者がねじ合わせ操作によって分配栓を嵌
める必要がある上、誤ってねじ合わせすることで密封性
の低下を引き起こすおそれがあるため、最初の使用の際
は便利ではない。
ら一旦分離されると使い捨てされる閉鎖栓を有するよう
な容器は、使用者がねじ合わせ操作によって分配栓を嵌
める必要がある上、誤ってねじ合わせすることで密封性
の低下を引き起こすおそれがあるため、最初の使用の際
は便利ではない。
【0005】また、特に、容器に含まれている物質が無
菌状態で保存される必要があるときには、その容器がそ
の物質を汚染するおそれがある。
菌状態で保存される必要があるときには、その容器がそ
の物質を汚染するおそれがある。
【0006】本発明の目的は、前記したような従来容器
の欠点を軽減し、同時に他の利点を提供することのでき
る、プラスチック材料からなる手持ち型容器を考案する
ことにある。
の欠点を軽減し、同時に他の利点を提供することのでき
る、プラスチック材料からなる手持ち型容器を考案する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、容器のオリフィスを閉鎖するための着脱可能なキ
ャップと、同容器のさらなる使用のために回転によって
破損されるように設計された、キャップ及び容器本体を
結ぶ連結手段との両方を備え、容器に入れられた物質を
放出するための放出システムをさらに備え、そのシステ
ムは、容器のオリフィスの周囲に取り付けられてそこに
固定されかつキャップで覆われており、そのキャップ
は、軸に沿って一列に並んだ少なくとも2つの部分を備
え、それらの部分は脆弱帯により構成された前記連結手
段により互いに連結されており、キャップにおけるそれ
らの部分の1つは、シールされた固定手段により容器本
体に固定されていることを特徴とする、プラスチック材
料からなる手持ち型容器を提供する。
明は、容器のオリフィスを閉鎖するための着脱可能なキ
ャップと、同容器のさらなる使用のために回転によって
破損されるように設計された、キャップ及び容器本体を
結ぶ連結手段との両方を備え、容器に入れられた物質を
放出するための放出システムをさらに備え、そのシステ
ムは、容器のオリフィスの周囲に取り付けられてそこに
固定されかつキャップで覆われており、そのキャップ
は、軸に沿って一列に並んだ少なくとも2つの部分を備
え、それらの部分は脆弱帯により構成された前記連結手
段により互いに連結されており、キャップにおけるそれ
らの部分の1つは、シールされた固定手段により容器本
体に固定されていることを特徴とする、プラスチック材
料からなる手持ち型容器を提供する。
【0008】本発明の他の特徴によれば、前記キャップ
と前記放出システムとが、容器の最初の使用の後に、一
方から他方の中への取り外し可能な相互係合をシール状
態において行うことのできる相補的形状の手段を含んで
いる。
と前記放出システムとが、容器の最初の使用の後に、一
方から他方の中への取り外し可能な相互係合をシール状
態において行うことのできる相補的形状の手段を含んで
いる。
【0009】本発明の1つの実施の形態では、キャップ
の第1部分はスカート部に境界を接する端壁によって構
成され、キャップの第2部分は、同スカート部の直径よ
りも大きい直径の環状基部によって構成されるととも
に、形状が環状である前記脆弱帯によりそこに連結され
ている。
の第1部分はスカート部に境界を接する端壁によって構
成され、キャップの第2部分は、同スカート部の直径よ
りも大きい直径の環状基部によって構成されるととも
に、形状が環状である前記脆弱帯によりそこに連結され
ている。
【0010】キャップの基部は、接着剤またはヒートシ
ール処理によって、容器本体にシール状態に固着されて
いるのが有利である。
ール処理によって、容器本体にシール状態に固着されて
いるのが有利である。
【0011】好ましくは、放出システムは、容器のオリ
フィスに通じる管状要素を備えており、キャップと放出
システムとを相互係合させることを可能にする相補的形
状の手段は、管状要素の自由端部と、キャップの端壁の
内面に設けられた中央突起とから構成されている。この
突起には、管状要素の自由端部の直径よりごくわずかだ
け大きい直径を有する隠れオリフィスによる穴が形成さ
れている。
フィスに通じる管状要素を備えており、キャップと放出
システムとを相互係合させることを可能にする相補的形
状の手段は、管状要素の自由端部と、キャップの端壁の
内面に設けられた中央突起とから構成されている。この
突起には、管状要素の自由端部の直径よりごくわずかだ
け大きい直径を有する隠れオリフィスによる穴が形成さ
れている。
【0012】その突起におけるオリフィスの内壁は、組
立性を改善しキャップと放出システムとの間のシール性
を改善するために、膨張部を形成する環状リブを含んで
いるのが有利である。
立性を改善しキャップと放出システムとの間のシール性
を改善するために、膨張部を形成する環状リブを含んで
いるのが有利である。
【0013】本発明の第2の実施の形態では、容器に含
まれた物質を放出するための放出システムのよりよい使
用を達成する目的で、第1の実施の形態が特にそのキャ
ップにおいて改善されている。
まれた物質を放出するための放出システムのよりよい使
用を達成する目的で、第1の実施の形態が特にそのキャ
ップにおいて改善されている。
【0014】この改善において、キャップは、放出シス
テムの自由端部だけを取り外すために破損されるように
設計された第2脆弱帯を含んでいる。
テムの自由端部だけを取り外すために破損されるように
設計された第2脆弱帯を含んでいる。
【0015】このような本発明の第2の実施の形態で
は、キャップには、軸に沿って一列に並んだ3つの部分
が設けられている。その1は、第1スカート部と境界を
接する端壁を備えた端壁部であり、その2は、第2脆弱
帯によって第1スカート部に連結された第2スカート部
を備えた中央部すなわちキャップ本体であり、その3
は、漏れ防止固着手段によって容器本体に固着され、第
1脆弱帯により形成された第1連結手段によって第2ス
カート部に連結された環状基部である。
は、キャップには、軸に沿って一列に並んだ3つの部分
が設けられている。その1は、第1スカート部と境界を
接する端壁を備えた端壁部であり、その2は、第2脆弱
帯によって第1スカート部に連結された第2スカート部
を備えた中央部すなわちキャップ本体であり、その3
は、漏れ防止固着手段によって容器本体に固着され、第
1脆弱帯により形成された第1連結手段によって第2ス
カート部に連結された環状基部である。
【0016】キャップの中央部は非外傷性の端片から作
るのが有利である。
るのが有利である。
【0017】そして、放出システムがカニューレによっ
て構成されているときは、本発明の改善点を含んだ容器
を最初に使用する際に、カニューレを実質的にその高さ
全体にわたって取り外すために、キャップと容器本体と
の間に設けられた第1脆弱帯を破損することが可能にな
り、あるいは、キャップと容器との間の第1脆弱帯が実
質的に破損可能であるので、カニューレの自由端部だけ
を取り外すために、第2脆弱帯だけを破損することが可
能になる。
て構成されているときは、本発明の改善点を含んだ容器
を最初に使用する際に、カニューレを実質的にその高さ
全体にわたって取り外すために、キャップと容器本体と
の間に設けられた第1脆弱帯を破損することが可能にな
り、あるいは、キャップと容器との間の第1脆弱帯が実
質的に破損可能であるので、カニューレの自由端部だけ
を取り外すために、第2脆弱帯だけを破損することが可
能になる。
【0018】キャップの第1スカート部には、回転によ
ってキャップの第2脆弱帯の破損を容易にするために、
フィンのような把握のための手段が設けられているのが
有利である。
ってキャップの第2脆弱帯の破損を容易にするために、
フィンのような把握のための手段が設けられているのが
有利である。
【0019】一般に、キャップもプラスチック材料から
作られる。この材料は、不溶性あるいは生分解性のポリ
マーやコポリマーに基礎を置く高分子のプラスチック材
料、特に低密度ポリエチレンや低密度線状ポリエチレン
のような、容器を作るために用いられる材料と同じであ
るのが有利である。
作られる。この材料は、不溶性あるいは生分解性のポリ
マーやコポリマーに基礎を置く高分子のプラスチック材
料、特に低密度ポリエチレンや低密度線状ポリエチレン
のような、容器を作るために用いられる材料と同じであ
るのが有利である。
【0020】本発明の1つの利点によれば、容器の最初
の使用の後に、キャップは、その端壁の内面に設けられ
た突起によって、放出システムの管状要素を損傷するこ
となくこれをシール状態に閉鎖することで、容器中にま
だ含まれている物質を保有することを可能にする。
の使用の後に、キャップは、その端壁の内面に設けられ
た突起によって、放出システムの管状要素を損傷するこ
となくこれをシール状態に閉鎖することで、容器中にま
だ含まれている物質を保有することを可能にする。
【0021】本発明の別の利点によれば、容器本体に接
合されまたは嵌め込まれてシールされたキャップを有す
る容器は、組立体に不正操作ができないようにし、ま
た、放出システムと前記物質とを外部の要素やパラメー
タから隔離された状態に維持することを可能にする。も
し、そのキャップを嵌める前に容器が殺菌されかつ容器
への充填操作が無菌状態で行われるならば、あるいは、
キャップが設けられて物質を含んだ容器が殺菌されるな
らば、特に、物質を無菌に保つことを可能にする。
合されまたは嵌め込まれてシールされたキャップを有す
る容器は、組立体に不正操作ができないようにし、ま
た、放出システムと前記物質とを外部の要素やパラメー
タから隔離された状態に維持することを可能にする。も
し、そのキャップを嵌める前に容器が殺菌されかつ容器
への充填操作が無菌状態で行われるならば、あるいは、
キャップが設けられて物質を含んだ容器が殺菌されるな
らば、特に、物質を無菌に保つことを可能にする。
【0022】本発明のさらに別の利点によれば、キャッ
プは、使い捨てされるものではなく、これを開けて容器
の最初の使用をした後に放出システムの定位置に戻され
ることのできるものであり、それによって、容器の内容
物を保護することを可能にし、また、同物質が自然環境
へ漏れ出すのを防止するとともにその容器を使い捨てに
することを可能にする。
プは、使い捨てされるものではなく、これを開けて容器
の最初の使用をした後に放出システムの定位置に戻され
ることのできるものであり、それによって、容器の内容
物を保護することを可能にし、また、同物質が自然環境
へ漏れ出すのを防止するとともにその容器を使い捨てに
することを可能にする。
【0023】本発明の容器は工業的に無数の用途を有し
ている。特に、この容器は、注射器、チューブあるいは
プラスチック材料からなるフラスコから構成されていて
もよく、それによって例えば、殺菌されたあるいは殺菌
されない製剤、医療や準医療のための製剤、殺虫剤また
は化粧用製剤を収容しかつ計量分配することが可能にな
る。
ている。特に、この容器は、注射器、チューブあるいは
プラスチック材料からなるフラスコから構成されていて
もよく、それによって例えば、殺菌されたあるいは殺菌
されない製剤、医療や準医療のための製剤、殺虫剤また
は化粧用製剤を収容しかつ計量分配することが可能にな
る。
【0024】特に、この容器は例えば、動物の乳房内へ
の製剤を含んだ注射器、一回分または複数回分の量の眼
科用物質を含んだフラスコ、または一回分または複数回
分の量の寄生虫駆除物質を含んだチューブなどから構成
されてもよい。
の製剤を含んだ注射器、一回分または複数回分の量の眼
科用物質を含んだフラスコ、または一回分または複数回
分の量の寄生虫駆除物質を含んだチューブなどから構成
されてもよい。
【0025】本発明のその他の利点、特徴及び詳細は、
単なる例として添付された図面を参照してなされた次の
説明的記述から明らかになる。
単なる例として添付された図面を参照してなされた次の
説明的記述から明らかになる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。なお、これによって本発明が限定される
ものではない。
いて説明する。なお、これによって本発明が限定される
ものではない。
【0027】図1に示され、本発明の第1の実施の形態
を構成する容器1は、物質Pを入れるように設計された
中空の本体3と、物質放出システム4と、この放出シス
テム4の周囲に取り付けられたキャップ5とを備えてい
る。
を構成する容器1は、物質Pを入れるように設計された
中空の本体3と、物質放出システム4と、この放出シス
テム4の周囲に取り付けられたキャップ5とを備えてい
る。
【0028】放出システム4は、例えば、管状要素10
によって軸方向へ伸びる環状基部8を有するカニューレ
7から構成されている。
によって軸方向へ伸びる環状基部8を有するカニューレ
7から構成されている。
【0029】図1に示される例では、カニューレ7の基
部8は例えばオーバーモールディングにより容器本体3
と一体になっており、基部8の中央開口は容器1の出口
オリフィス13を形成する。このオリフィス13は、そ
の自由端に開口する管状要素10によって区画された貫
通ダクト14に通じている。
部8は例えばオーバーモールディングにより容器本体3
と一体になっており、基部8の中央開口は容器1の出口
オリフィス13を形成する。このオリフィス13は、そ
の自由端に開口する管状要素10によって区画された貫
通ダクト14に通じている。
【0030】具体的には、容器本体3と放出システム4
とは単一部を構成しており、それによって、容器1の放
出システム4の基部8と出口オリフィス13との間にお
ける、例えばねじ結合手段などの結合手段を省略するこ
とが可能になる。
とは単一部を構成しており、それによって、容器1の放
出システム4の基部8と出口オリフィス13との間にお
ける、例えばねじ結合手段などの結合手段を省略するこ
とが可能になる。
【0031】図2において、キャップ5は、軸に沿って
一列に並んだ少なくとも2つの部分を備えている。その
1つは、スカート部18に境界を接する端壁16から構
成され、他の1つは、スカート部18よりも直径が大き
く形状が環状である脆弱帯20でスカート部18に連結
された環状基部19から構成されている。
一列に並んだ少なくとも2つの部分を備えている。その
1つは、スカート部18に境界を接する端壁16から構
成され、他の1つは、スカート部18よりも直径が大き
く形状が環状である脆弱帯20でスカート部18に連結
された環状基部19から構成されている。
【0032】一般に、キャップ5は、放出システム4の
管状要素10がキャップ5のスカート部18の内側に受
け入れられた状態で、また放出システム4の基部8がキ
ャップ5の基部19の内側に受け入れられた状態で、放
出システム4に嵌め被せられるようにされている。
管状要素10がキャップ5のスカート部18の内側に受
け入れられた状態で、また放出システム4の基部8がキ
ャップ5の基部19の内側に受け入れられた状態で、放
出システム4に嵌め被せられるようにされている。
【0033】この目的のために、キャップ5のスカート
部18は、放出システム4の管状要素10の高さよりも
高い高さで延びているとともに、その内径が管状要素1
0の外径よりも大きくなっており、一方、キャップ5の
基部19は、その内径が放出システム4の基部8の外径
よりも大きくなっている。
部18は、放出システム4の管状要素10の高さよりも
高い高さで延びているとともに、その内径が管状要素1
0の外径よりも大きくなっており、一方、キャップ5の
基部19は、その内径が放出システム4の基部8の外径
よりも大きくなっている。
【0034】キャップ5の基部19の自由端は、容器本
体3にこれをシールする状態で嵌まるように設計されて
いる。
体3にこれをシールする状態で嵌まるように設計されて
いる。
【0035】この目的のために、キャップ5の基部19
の自由端は例えば、容器本体3の外面に形成された肩部
24を圧迫するよう設計された、半径方向外側へ広がる
リム22を含んでいる(図1)。スカート部18のリム
22と容器本体3の肩部24とが接着剤またはヒートシ
ール処理によって固着されて、その組立体は完全にシー
ルされる。
の自由端は例えば、容器本体3の外面に形成された肩部
24を圧迫するよう設計された、半径方向外側へ広がる
リム22を含んでいる(図1)。スカート部18のリム
22と容器本体3の肩部24とが接着剤またはヒートシ
ール処理によって固着されて、その組立体は完全にシー
ルされる。
【0036】もし、ヒートシール処理が行われるときに
は、ホットシール、超音波シール、高周波または誘導シ
ールの公知技術が用いられる。好ましくは、超音波ヒー
トシール処理が用いられる。
は、ホットシール、超音波シール、高周波または誘導シ
ールの公知技術が用いられる。好ましくは、超音波ヒー
トシール処理が用いられる。
【0037】キャップ5の端壁16の内面には中央突起
25が含まれている。この中央突起25は、シール状態
で管状要素10の自由端部10aと協同するようにされ
ている。より正確には、この突起25には、管状要素1
0の自由端部10aの外径よりごくわずかだけ大きい内
径を有する隠れオリフィス27による穴が形成されてい
る。
25が含まれている。この中央突起25は、シール状態
で管状要素10の自由端部10aと協同するようにされ
ている。より正確には、この突起25には、管状要素1
0の自由端部10aの外径よりごくわずかだけ大きい内
径を有する隠れオリフィス27による穴が形成されてい
る。
【0038】有利なことに、隠れオリフィス27の内壁
は、組立性を改善しキャップ5と放出システム4とのシ
ール性を改善するように設計された膨張部を構成するた
めに突出する環状リブ29を含んでいる(図2)。加え
て、そのような組立性を促進するために、隠れオリフィ
ス27への入口は広げられている。
は、組立性を改善しキャップ5と放出システム4とのシ
ール性を改善するように設計された膨張部を構成するた
めに突出する環状リブ29を含んでいる(図2)。加え
て、そのような組立性を促進するために、隠れオリフィ
ス27への入口は広げられている。
【0039】キャップ5の脆弱帯20は、スカート部1
8や環状基部19の厚さよりもかなり薄い厚さの膜とし
て形成されているため、それをキャップ5の周りに回転
させるための道具をなんら用いることなく、それを破損
することができる。
8や環状基部19の厚さよりもかなり薄い厚さの膜とし
て形成されているため、それをキャップ5の周りに回転
させるための道具をなんら用いることなく、それを破損
することができる。
【0040】キャップ5は好ましくは、熱可塑性材料を
押出成形することにより作られ、スカート部18や基部
19の厚さは、取り扱い中に起こる変形を避けるために
そこへ十分な剛性を与えるよう設計されている。キャッ
プ5を作るのに用いられるプラスチック材料は、一般
に、容器本体3や組立体システム4を作るのに用いられ
るものと同じである。
押出成形することにより作られ、スカート部18や基部
19の厚さは、取り扱い中に起こる変形を避けるために
そこへ十分な剛性を与えるよう設計されている。キャッ
プ5を作るのに用いられるプラスチック材料は、一般
に、容器本体3や組立体システム4を作るのに用いられ
るものと同じである。
【0041】図1は、製造後であって最初の使用前の容
器1を示している。容器本体3にシール状態で取り付け
られているキャップ5は、キャップ5が嵌められて完全
に保護される放出システム4とともに気密的にシールさ
れて、不正操作のできない組立体を提供することを可能
にする。
器1を示している。容器本体3にシール状態で取り付け
られているキャップ5は、キャップ5が嵌められて完全
に保護される放出システム4とともに気密的にシールさ
れて、不正操作のできない組立体を提供することを可能
にする。
【0042】容器1の最初の使用のために、脆弱帯20
が破損を引き起こすように容器本体3に対する回転運動
がキャップ5に与えられ、それによって、キャップ5は
分離され、基部19は容器本体3に固定されて残る。カ
ニューレ7はその後、容器本体3に含まれた物質Pを、
意図された使用による方法を用いて放出するのに使われ
る。
が破損を引き起こすように容器本体3に対する回転運動
がキャップ5に与えられ、それによって、キャップ5は
分離され、基部19は容器本体3に固定されて残る。カ
ニューレ7はその後、容器本体3に含まれた物質Pを、
意図された使用による方法を用いて放出するのに使われ
る。
【0043】前記使用の目的のために、キャップ5は、
キャップ5のオリフィス27にある管状要素10の自由
端を保持するような状態で放出システム4を覆うための
位置に置かれてもよい。
キャップ5のオリフィス27にある管状要素10の自由
端を保持するような状態で放出システム4を覆うための
位置に置かれてもよい。
【0044】組立体は、その端を確実に保持するような
状態に作られ、それによって、キャップ5を組立体シス
テム4の上に残すことができ、また、物質Pが汚染され
たり外部へ広がったりすることを防止するために管状要
素10の自由端をシール状態に閉鎖することができる。
状態に作られ、それによって、キャップ5を組立体シス
テム4の上に残すことができ、また、物質Pが汚染され
たり外部へ広がったりすることを防止するために管状要
素10の自由端をシール状態に閉鎖することができる。
【0045】図3に示すように、キャップ5のスカート
部18は、例えば多角形であってもよく、特に8角形で
あってもよく、それによって、容器1の最初の使用の準
備ができてキャップ5を回転操作する際のキャップ5の
把握を容易にする。
部18は、例えば多角形であってもよく、特に8角形で
あってもよく、それによって、容器1の最初の使用の準
備ができてキャップ5を回転操作する際のキャップ5の
把握を容易にする。
【0046】図4からわかるように、キャップ5の基部
19はその自由端にリム22を含んでいない。そのよう
な場合には、キャップ5の環状基部19は容器本体3に
係合し、次いで、適切なシールをするために例えば接着
剤によりそこに固着される。
19はその自由端にリム22を含んでいない。そのよう
な場合には、キャップ5の環状基部19は容器本体3に
係合し、次いで、適切なシールをするために例えば接着
剤によりそこに固着される。
【0047】図4及び図5において、キャップ5のスカ
ート部18は、形状が円錐形であり、容器1の最初の使
用に際してキャップ5を保持するのをいっそう容易にす
るためにフィン30が上にある。
ート部18は、形状が円錐形であり、容器1の最初の使
用に際してキャップ5を保持するのをいっそう容易にす
るためにフィン30が上にある。
【0048】図6及び図7に示す変形例では、キャップ
5のスカート部18は、形状が円錐形であり、それぞれ
円錐の母線上にある4つのフィン30を有している。
5のスカート部18は、形状が円錐形であり、それぞれ
円錐の母線上にある4つのフィン30を有している。
【0049】最後に、容器本体3、放出システム4及び
/またはキャップ5は、使用するプラスチック材料、意
図する用途、容器中に含まれる物質に適合する顔料を導
入することで着色してもよい。容器本体3が栓42で閉
鎖されるフィルタオリフィス40を含んでいることは自
然である(図1)。
/またはキャップ5は、使用するプラスチック材料、意
図する用途、容器中に含まれる物質に適合する顔料を導
入することで着色してもよい。容器本体3が栓42で閉
鎖されるフィルタオリフィス40を含んでいることは自
然である(図1)。
【0050】図8に示すように、第2の実施の形態で
は、図1に示す第1の実施の形態におけるのと共通の要
素には同一の符号が用いられている。
は、図1に示す第1の実施の形態におけるのと共通の要
素には同一の符号が用いられている。
【0051】図8において、カニューレ7のような放出
システム4とキャップ5との間における相補的形状の手
段は、カニューレ7の自由端部10aと、容器本体3に
固定された基部19から遠く離れたキャップ5の端壁部
5aとから構成されている。
システム4とキャップ5との間における相補的形状の手
段は、カニューレ7の自由端部10aと、容器本体3に
固定された基部19から遠く離れたキャップ5の端壁部
5aとから構成されている。
【0052】キャップ5の端壁部5aは、内径がカニュ
ーレ7の自由端部10aの外径よりごくわずかだけ大き
いスカート部18aに境界を接する端壁16を備えてい
るので、部分5a・10aの間で確実に係合する組立体
を得ることができる。スカート部18aは、形状が環状
である第2脆弱帯50によってキャップ5と一体化され
ているスカート部18に連結されている。
ーレ7の自由端部10aの外径よりごくわずかだけ大き
いスカート部18aに境界を接する端壁16を備えてい
るので、部分5a・10aの間で確実に係合する組立体
を得ることができる。スカート部18aは、形状が環状
である第2脆弱帯50によってキャップ5と一体化され
ているスカート部18に連結されている。
【0053】このように、キャップ5は、端壁部5a、
スカート部18すなわちキャップ本体及び基部19によ
ってそれぞれ構成された、全体として3つの部分を備え
ている。これら3つの部分はモールド成形によって単一
片として形成するのが有利である。
スカート部18すなわちキャップ本体及び基部19によ
ってそれぞれ構成された、全体として3つの部分を備え
ている。これら3つの部分はモールド成形によって単一
片として形成するのが有利である。
【0054】そして、容器の最初の使用の際に、カニュ
ーレ7の自由端部10aだけを取り外すために回転を施
すことで、キャップ5の2つのスカート部18・18a
どうしの間の第2脆弱帯50だけを破損することができ
る。キャップ5の端壁部5aは、容器1の最初の使用の
後にカニューレ7の自由端部10aの上に置かれること
のできる、分離可能な一種の第2キャップをなす。
ーレ7の自由端部10aだけを取り外すために回転を施
すことで、キャップ5の2つのスカート部18・18a
どうしの間の第2脆弱帯50だけを破損することができ
る。キャップ5の端壁部5aは、容器1の最初の使用の
後にカニューレ7の自由端部10aの上に置かれること
のできる、分離可能な一種の第2キャップをなす。
【0055】キャップ5の本体を形成するスカート部1
8は、第2脆弱帯50だけが破損される場合には、カニ
ューレ7の周囲の非外傷性の端片から構成されているの
が有利である。
8は、第2脆弱帯50だけが破損される場合には、カニ
ューレ7の周囲の非外傷性の端片から構成されているの
が有利である。
【0056】その後は、容器の使用に依存して、カニュ
ーレ7を実質的にその高さ全体にわたって取り外すため
に、キャップ5におけるスカート部18と基部19との
間の第1脆弱帯20を破損することもできる。
ーレ7を実質的にその高さ全体にわたって取り外すため
に、キャップ5におけるスカート部18と基部19との
間の第1脆弱帯20を破損することもできる。
【0057】回転によって部分5aを破損することを容
易にするために、キャップ5の端壁部5aにおけるスカ
ート部18の周囲にいくつかの把握手段30aが設けら
れているのが有利である。これらの把握手段30aは例
えばフィンから構成されていてもよい。
易にするために、キャップ5の端壁部5aにおけるスカ
ート部18の周囲にいくつかの把握手段30aが設けら
れているのが有利である。これらの把握手段30aは例
えばフィンから構成されていてもよい。
【0058】一般に、カニューレ7の自由端部10aを
キャップ5の端壁部5aに組み合わす方法は、これら2
つの部分の間のシール性を改善するために、図2に示す
ように変更されてもよい。
キャップ5の端壁部5aに組み合わす方法は、これら2
つの部分の間のシール性を改善するために、図2に示す
ように変更されてもよい。
【0059】最後に、図8に部分的に示す容器1は、図
1に示すのと同じ種類のもの、すなわち、充填用開口の
設けられた中空体であってもよいが、これに代えて、例
えば注射器の本体によって構成されてもよい。
1に示すのと同じ種類のもの、すなわち、充填用開口の
設けられた中空体であってもよいが、これに代えて、例
えば注射器の本体によって構成されてもよい。
【0060】放出システムがカニューレであるときは、
カニューレは、その自由端部10aを除いて管状要素1
0を囲む非外傷性の端片に係合してもよい。
カニューレは、その自由端部10aを除いて管状要素1
0を囲む非外傷性の端片に係合してもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明は、前記のように構成されている
ので、次のような顕著な効果を奏することができる。
ので、次のような顕著な効果を奏することができる。
【0062】容器の最初の使用の後に、キャップは、そ
の端壁の内面に設けられた突起によって、放出システム
の管状要素を損傷することなくこれをシール状態に閉鎖
することで、容器中にまだ含まれている物質を保有する
ことが可能になる。
の端壁の内面に設けられた突起によって、放出システム
の管状要素を損傷することなくこれをシール状態に閉鎖
することで、容器中にまだ含まれている物質を保有する
ことが可能になる。
【0063】容器本体に接合されまたは嵌め込まれてシ
ールされたキャップを有する容器は、組立体に不正操作
ができないようにし、また、放出システムと前記物質と
を外部の要素やパラメータから隔離された状態に維持す
ることを可能にする。もし、そのキャップを嵌める前に
容器が殺菌されかつ容器への充填操作が無菌状態で行わ
れるならば、あるいは、キャップが設けられて物質を含
んだ容器が殺菌されるならば、特に、物質を無菌に保つ
ことを可能にする。
ールされたキャップを有する容器は、組立体に不正操作
ができないようにし、また、放出システムと前記物質と
を外部の要素やパラメータから隔離された状態に維持す
ることを可能にする。もし、そのキャップを嵌める前に
容器が殺菌されかつ容器への充填操作が無菌状態で行わ
れるならば、あるいは、キャップが設けられて物質を含
んだ容器が殺菌されるならば、特に、物質を無菌に保つ
ことを可能にする。
【0064】キャップは、使い捨てされるものではな
く、これを開けて容器の最初の使用をした後に放出シス
テムの定位置に戻されることのできるものであり、それ
によって、容器の内容物を保護することを可能にし、ま
た、同物質が自然環境へ漏れ出すのを防止するとともに
その容器を使い捨てにすることを可能にする。
く、これを開けて容器の最初の使用をした後に放出シス
テムの定位置に戻されることのできるものであり、それ
によって、容器の内容物を保護することを可能にし、ま
た、同物質が自然環境へ漏れ出すのを防止するとともに
その容器を使い捨てにすることを可能にする。
【0065】本発明の容器は工業的に無数の用途を有し
ている。特に、この容器は、注射器、チューブあるいは
プラスチック材料からなるフラスコから構成されていて
もよく、それによって例えば、殺菌されたあるいは殺菌
されない製剤、医療や準医療のための製剤、殺虫剤また
は化粧用製剤を収容しかつ計量分配することが可能にな
る。
ている。特に、この容器は、注射器、チューブあるいは
プラスチック材料からなるフラスコから構成されていて
もよく、それによって例えば、殺菌されたあるいは殺菌
されない製剤、医療や準医療のための製剤、殺虫剤また
は化粧用製剤を収容しかつ計量分配することが可能にな
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態を構成する容器を通
る軸に沿った断面図である。
る軸に沿った断面図である。
【図2】図1に示される容器のキャップを、半分は外面
で、半分は軸に沿った断面図で示した図である。
で、半分は軸に沿った断面図で示した図である。
【図3】図2に示されるキャップの平面図である。
【図4】図2に示されるキャップの変形例から構成され
ている、軸に沿った断面図である。
ている、軸に沿った断面図である。
【図5】図4に示されるキャップの平面図である。
【図6】図2に示されるキャップの別の変形例から構成
されている、軸に沿った断面図である。
されている、軸に沿った断面図である。
【図7】図6に示されるキャップの平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を構成するキャップ
を通る軸に沿った断面図である。
を通る軸に沿った断面図である。
1 容器 3 本体 4 放出システム 5 キャップ 5a 端壁部 7 カニューレ 8 基部 10 管状要素 10a 自由端部(相補的形状の手段) 13 オリフィス 14 貫通ダクト 16 端壁 18 スカート部 18a スカート部 19 基部 20 第1脆弱帯 22 リム 24 肩部 25 中央突起 27 隠れオリフィス(相補的形状の手段) 29 リブ 30 フィン 30a 把握手段 40 フィルタオリフィス 42 栓 50 第2脆弱帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596183491 lere avenue 2065 m−L. I.D.06516 CARROS FRAN CE (72)発明者 ギュジ フィリップ フランス、06000 ニース、112 ルート ドゥ サン−ピエール−ドゥ−フェリック
Claims (16)
- 【請求項1】 容器のオリフィス(13)を閉鎖するための
着脱可能なキャップ(5) と、同容器のさらなる使用のた
めに回転によって破損されるように設計された、キャッ
プ(5) 及び容器本体(3) を結ぶ連結手段(20)との両方を
備え、 容器に入れられた物質(P) を放出するための放出システ
ム(4) をさらに備え、そのシステム(4) は、容器のオリ
フィス(13)の周囲に取り付けられてそこに固定されかつ
キャップ(5) で覆われており、そのキャップ(5) は、軸
に沿って一列に並んだ少なくとも2つの部分を備え、そ
れらの部分は脆弱帯によって構成された前記連結手段(2
0)により互いに連結されており、キャップ(5) における
それらの部分の1つは、シールされた固定手段により容
器本体(3) に固定されていることを特徴とするプラスチ
ック材料からなる手持ち型容器。 - 【請求項2】 前記キャップ(5) と前記放出システム
(4) とが、容器の最初の使用の後に、一方から他方の中
への取り外し可能な相互係合をシール状態において行う
ことのできる相補的形状の手段(27,10a)を含んでいるこ
とを特徴とする請求項1記載の容器。 - 【請求項3】 キャップ(5) の第1部分が、スカート部
(18)に境界を接する端壁(16)によって構成され、キャッ
プ(5) の第2部分が、同スカート部(18)の直径よりも大
きい直径の環状基部(19)によって構成されるとともに、
形状が環状である前記脆弱帯(20)によりそこに連結され
ていることを特徴とする請求項2記載の容器。 - 【請求項4】 キャップ(5) の基部(19)が、接着剤によ
って容器本体(3) にシール状態に固着されていることを
特徴とする請求項3記載の容器。 - 【請求項5】 キャップ(5) の基部(19)が、ヒートシー
ル処理によって容器本体(3) にシール状態に固着されて
いることを特徴とする請求項3記載の容器。 - 【請求項6】 放出システム(4) が、容器のオリフィス
(13)に通じる管状要素(10)を備えており、キャップ(5)
と放出システム(4) とを相互係合させることを可能にす
る相補的形状の手段が、管状要素(10)の自由端部(10a)
と、キャップ(5) の端壁(16)の内面に設けられた中央突
起(25)とから構成され、その突起(25)には、管状要素(1
0)の自由端部(10a) の直径よりごくわずかだけ大きい直
径を有する隠れオリフィス(27)による穴が形成されてい
ることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載
の容器。 - 【請求項7】 突起(25)におけるオリフィス(27)の内壁
が、組立性を改善しキャップ(5) と放出システム(4) と
の間のシール性を改善するために環状リブ(29)を含んで
いることを特徴とする請求項6記載の容器。 - 【請求項8】 相補的形状の手段が、放出システム(4)
の自由端部(10a) とキャップ(5) の端壁部(5a)とから構
成され、その端壁部(5a)が、放出システム(4) の自由端
部(10a) だけを取り外すために破損されるように設計さ
れた第2脆弱帯(50)によって、キャップ(5) の本体に連
結されていることを特徴とする請求項1記載の容器。 - 【請求項9】 キャップ(5) が、軸に沿って一列に並ん
だ少なくとも3つの部分を備えており、それら3つの部
分はそれぞれ、スカート部(18a) と境界を接する端壁(1
6)を備えた端壁部(5a)、第2脆弱帯(50)によってその端
壁部のスカート部(18a) に連結されたスカート部(18)を
備えた中央部、第1脆弱帯を形成する前記連結手段(20)
によって中央部のスカート部(18)に連結された環状基部
(19)から構成されていることを特徴とする請求項8記載
の容器。 - 【請求項10】 キャップ(5) のスカート部(18)が非外
傷性の端片から構成されていることを特徴とする請求項
9記載の容器。 - 【請求項11】 キャップ(5) を構成する3つの部分
が、モールド成形によって得られた単一片からなること
を特徴とする請求項9記載の容器。 - 【請求項12】 端壁部(5a)のスカート部(18a) が、回
転によって第2脆弱帯(50)の破損を容易にするために、
フィン(30a) によって囲まれていることを特徴とする請
求項9記載の容器の改良。 - 【請求項13】 キャップが、不溶性あるいは生分解性
のポリマーやコポリマーをベースにした高分子の熱可塑
性材料を押出成形したプラスチック材料から作られてい
ることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記
載の容器。 - 【請求項14】 熱可塑性材料が低密度ポリエチレンま
たは低密度線状ポリエチレンであることを特徴とする請
求項13記載の容器。 - 【請求項15】 容器(3) 本体とキャップ(5) 本体とが
同じプラスチック材料から作られていることを特徴とす
る請求項13または14記載の容器。 - 【請求項16】 プラスチック材料の注射器、チューブ
またはフラスコから構成されていることを特徴とする請
求項1〜15のいずれか1つに記載の容器。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9515419A FR2742733B1 (fr) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | Recipient manipulable en matiere plastique |
FR9515419 | 1995-12-22 | ||
FR9607848A FR2742734B1 (fr) | 1995-12-22 | 1996-06-25 | Perfectionnement a un recipient manipulable en matiere plastique |
FR9607848 | 1996-06-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278058A true JPH09278058A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=26232406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34164496A Pending JPH09278058A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-20 | プラスチック材料からなる手持ち型容器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0780316B1 (ja) |
JP (1) | JPH09278058A (ja) |
DE (1) | DE69603147T2 (ja) |
FR (1) | FR2742734B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326632A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Kao Corp | キャップ付き容器 |
WO2010123164A1 (ko) * | 2009-04-22 | 2010-10-28 | 주식회사 한국알테코 | 접착제용기 및 접착제를 수용한 접착제용기 제품의 생산방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020073927A1 (en) * | 2000-08-04 | 2002-06-20 | Chamberlain Jeffrey Lynn | Dog watering toy |
CN102846472A (zh) * | 2011-06-30 | 2013-01-02 | 北京快舒尔医疗技术有限公司 | 用于无针注射的液体药品包装瓶 |
ITRM20130430A1 (it) * | 2013-07-19 | 2015-01-20 | Ok Club S R L | FLACONE MONO O PLURIDOSE IDONEO PER LÂeuro¿EROGAZIONE DI LIQUIDI |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1306389A (ja) | 1969-06-06 | 1973-02-07 | ||
US4319701A (en) * | 1978-03-15 | 1982-03-16 | Respiratory Care, Inc. | Blow molded container having an insert molded in situ |
DE2933111A1 (de) * | 1979-08-16 | 1981-02-26 | Brueggemann L Kg | Behaelter zum ausgeben von fluessigkeiten |
FR2571026B1 (fr) * | 1984-10-03 | 1986-12-12 | Cebal | Capsule a vis en matiere plastique pour la fermeture inviolable d'un tube et utilisation de ladite capsule |
DE8510139U1 (de) * | 1985-04-04 | 1985-07-18 | Metallwarenfabrik Linhardt & Co GmbH, 7521 Hambrücken | Tube mit Verschluß |
US4844272A (en) * | 1988-11-28 | 1989-07-04 | Continental Plastics, Inc. | Closure system with extendable tamper band bonded to container |
-
1996
- 1996-06-25 FR FR9607848A patent/FR2742734B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1996-12-17 EP EP19960402757 patent/EP0780316B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-17 DE DE69603147T patent/DE69603147T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-20 JP JP34164496A patent/JPH09278058A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326632A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Kao Corp | キャップ付き容器 |
WO2010123164A1 (ko) * | 2009-04-22 | 2010-10-28 | 주식회사 한국알테코 | 접착제용기 및 접착제를 수용한 접착제용기 제품의 생산방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2742734A1 (fr) | 1997-06-27 |
DE69603147D1 (de) | 1999-08-12 |
EP0780316A1 (fr) | 1997-06-25 |
EP0780316B1 (fr) | 1999-07-07 |
DE69603147T2 (de) | 2000-03-02 |
FR2742734B1 (fr) | 2000-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4571242A (en) | Tamper proof cap for syringes and the like | |
US5121856A (en) | Sleeved dispensing vial | |
EP0685400B1 (en) | Torque-resistant closure for a hermetically sealed container | |
US4134511A (en) | Container with frangible seal | |
US4926915A (en) | Ampul | |
JP4159354B2 (ja) | 滴下式液体分配器 | |
US5586672A (en) | Tube made of plastics material having a tearable cap, said tube with a cover | |
US4568004A (en) | Container allowing drop by drop dispensing of a dose of a fluid substance | |
US7540389B2 (en) | Bottle for fluid products, particularly pharmaceutical, medicinal and cosmetic products | |
JPH11347101A (ja) | シ―リングビ―ドを備えたノズルを含むハ―メチックシ―ル容器 | |
US5228593A (en) | Container-closure assembly | |
JP2008502422A (ja) | 容器用不正開封防止オーバーキャップ | |
EP2768739B1 (en) | Eyewash container | |
AU712796B2 (en) | Container with reusable closure mounted in one piece and method of manufacture thereof | |
JP2002302145A (ja) | ハーメチックシール容器用閉成インサート及びハーメチックシール容器 | |
IL276162A (en) | Assembly and method for delivering microvolume drops from a squeeze bottle | |
US3978859A (en) | Closure member for pierceable access ports | |
US4569456A (en) | Sealed container with replaceable plug insert | |
JPH09278058A (ja) | プラスチック材料からなる手持ち型容器 | |
KR100580269B1 (ko) | 사용하고 버리는 음료 용기 및 그 꼭지 | |
EP4255817B1 (en) | Reclosable container with protection for the dispensing mouth | |
JP3462288B2 (ja) | 医療製品のためのパッケージ | |
US2804203A (en) | Ligature receptacle | |
JP2000177762A (ja) | 加熱殺菌乃至滅菌方法及びそれに用いる樹脂製キャップ | |
CN112638347B (zh) | 用于临时连接两个容器的装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |