JPH09274897A - アルカリ系ボタン形電池 - Google Patents
アルカリ系ボタン形電池Info
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- JPH09274897A JPH09274897A JP8083689A JP8368996A JPH09274897A JP H09274897 A JPH09274897 A JP H09274897A JP 8083689 A JP8083689 A JP 8083689A JP 8368996 A JP8368996 A JP 8368996A JP H09274897 A JPH09274897 A JP H09274897A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルカリ系ボタン形電池のセパレータと正極
の間に介在する空気層を取り除き内部抵抗値の低い電池
を提供する。 【解決手段】 アルカリ系ボタン形電池の断面L字型樹
脂製ガスケット7において、セパレータ5に接する面に
設けた凸部7bがセパレータ5と正極4の間に介在する
空気層9を取り除き、正極負極間のイオン伝導効率を高
め、電池の内部抵抗値を低下させる。
の間に介在する空気層を取り除き内部抵抗値の低い電池
を提供する。 【解決手段】 アルカリ系ボタン形電池の断面L字型樹
脂製ガスケット7において、セパレータ5に接する面に
設けた凸部7bがセパレータ5と正極4の間に介在する
空気層9を取り除き、正極負極間のイオン伝導効率を高
め、電池の内部抵抗値を低下させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ系ボタン
形電池に関するものである。
形電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアルカリ系ボタン形電池の一例に
ついて以下に説明する。
ついて以下に説明する。
【0003】図3はアルカリ系ボタン形電池の一種のボ
タン形空気亜鉛電池の断面図である。図において1は底
部に空気孔1aを開口した有底円筒状の正極ケースであ
って、底部から空気拡散紙2、4ふっ化ポリエチレン製
の微孔膜3、マンガン酸化物を主体とする正極4、セル
ローズ半透膜製のセパレータ5が順次収容される。6は
負極ケースであって断面が略L字状をなす筒状の樹脂製
ガスケット7が外周部に嵌合され、内部には電解液を充
分に含んだ負極亜鉛8が充填される。
タン形空気亜鉛電池の断面図である。図において1は底
部に空気孔1aを開口した有底円筒状の正極ケースであ
って、底部から空気拡散紙2、4ふっ化ポリエチレン製
の微孔膜3、マンガン酸化物を主体とする正極4、セル
ローズ半透膜製のセパレータ5が順次収容される。6は
負極ケースであって断面が略L字状をなす筒状の樹脂製
ガスケット7が外周部に嵌合され、内部には電解液を充
分に含んだ負極亜鉛8が充填される。
【0004】この種の電池の組立は一般的に負極亜鉛8
の面と正極ケース1内のセパレータ5の面が接触する方
向で負極側と正極側がカップリングされ、金型によって
正極ケース1の開口部が内部方向にクリンプされる。樹
脂製ガスケット7は正極ケース1の開口部と負極ケース
6に挟圧されボタン形空気亜鉛電池は液密に密封され
る。
の面と正極ケース1内のセパレータ5の面が接触する方
向で負極側と正極側がカップリングされ、金型によって
正極ケース1の開口部が内部方向にクリンプされる。樹
脂製ガスケット7は正極ケース1の開口部と負極ケース
6に挟圧されボタン形空気亜鉛電池は液密に密封され
る。
【0005】また正極ケース1のクリンプ時の折曲圧力
は樹脂製ガスケット7の底部7aを通してセパレータ
5,正極4,微孔膜3のそれぞれの外周部に上下方向に
伝達され、前記する各部品の外周部のみが圧縮される。
ここで、セパレータ5,正極4,微孔膜3の各部品外周
部の圧縮時、セパレータ5と正極4の間に介在するわず
かな空気層9はセパレータ5と正極4の間で密封され、
電池組み立て後電解液のイオン伝導を阻害し、電池内部
の抵抗の上昇につながる。
は樹脂製ガスケット7の底部7aを通してセパレータ
5,正極4,微孔膜3のそれぞれの外周部に上下方向に
伝達され、前記する各部品の外周部のみが圧縮される。
ここで、セパレータ5,正極4,微孔膜3の各部品外周
部の圧縮時、セパレータ5と正極4の間に介在するわず
かな空気層9はセパレータ5と正極4の間で密封され、
電池組み立て後電解液のイオン伝導を阻害し、電池内部
の抵抗の上昇につながる。
【0006】そこで、正極4とセパレータ5とを、イオ
ン透過を阻害しない、例えば電解液で溶解するカルボキ
シメチルセルローズなどで接着させることによって空気
層9の形成を未然に防ぐ手段を施したり、あらかじめ正
極ケース1に電解液を注入後、セパレータ5を載置し正
極ケース1の開口部をクリンプすることで、正極ケース
1と負極ケース6間にある電解液によるイオン導伝性を
確保するという手段が考えられる。
ン透過を阻害しない、例えば電解液で溶解するカルボキ
シメチルセルローズなどで接着させることによって空気
層9の形成を未然に防ぐ手段を施したり、あらかじめ正
極ケース1に電解液を注入後、セパレータ5を載置し正
極ケース1の開口部をクリンプすることで、正極ケース
1と負極ケース6間にある電解液によるイオン導伝性を
確保するという手段が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、正極4とセパ
レータ5を接着剤により密着させる手段では、接着剤が
正極4とセパレータ5のイオン透過性を阻害し、しかも
接着剤の配置手段による電池の内部抵抗を上昇する固体
が電池の生産時に生成する問題点があり、また、あらか
じめ正極4に電解液を注入後、封口する手段の場合は、
電解液の注入時に電解液が飛散し、電池や組み立てライ
ンを汚してしまう問題が発生することがあっていずれも
難点がある。
レータ5を接着剤により密着させる手段では、接着剤が
正極4とセパレータ5のイオン透過性を阻害し、しかも
接着剤の配置手段による電池の内部抵抗を上昇する固体
が電池の生産時に生成する問題点があり、また、あらか
じめ正極4に電解液を注入後、封口する手段の場合は、
電解液の注入時に電解液が飛散し、電池や組み立てライ
ンを汚してしまう問題が発生することがあっていずれも
難点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明のアルカリ系ボタン形電池は、正極ケースと
負極ケースの間に介在されていて筒状をなすガスケット
の底部であって正極面上に配置されたセパレータと接す
る面に、電池の中心部から外周部に向かう凸部または凹
部溝を形成したガスケットを使用するものであり、前記
凸部または凹部溝の存在によってセパレータと正極の間
に介在した空気層の空気量が殆んど消失するものであ
る。
め、本発明のアルカリ系ボタン形電池は、正極ケースと
負極ケースの間に介在されていて筒状をなすガスケット
の底部であって正極面上に配置されたセパレータと接す
る面に、電池の中心部から外周部に向かう凸部または凹
部溝を形成したガスケットを使用するものであり、前記
凸部または凹部溝の存在によってセパレータと正極の間
に介在した空気層の空気量が殆んど消失するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載に係る発明は、負極
活物質となる亜鉛とアルカリ性電解液が充填され、外周
部に断面L字形で筒状の樹脂製ガスケットを嵌着した有
底円筒上の負極ケースを備えるアルカリ系ボタン形電池
で、前記樹脂製ガスケットにおいて、正極面上に配置さ
れたセパレータと接する面に、中心部から外周部に向か
う凸部が形成されているものであり、この凸部によりセ
パレータと正極の間に介在した空気層の空気量が殆んど
消失し、従って電池組立後、時間が経過すると電池の内
部抵抗が低下するものである。
活物質となる亜鉛とアルカリ性電解液が充填され、外周
部に断面L字形で筒状の樹脂製ガスケットを嵌着した有
底円筒上の負極ケースを備えるアルカリ系ボタン形電池
で、前記樹脂製ガスケットにおいて、正極面上に配置さ
れたセパレータと接する面に、中心部から外周部に向か
う凸部が形成されているものであり、この凸部によりセ
パレータと正極の間に介在した空気層の空気量が殆んど
消失し、従って電池組立後、時間が経過すると電池の内
部抵抗が低下するものである。
【0010】請求項2記載に係る発明は、凸部の大きさ
を高さ0.1〜0.2mm、幅0.1〜0.5mmとし
たもので、これにより請求項1記載の発明の作用に加え
て電解液が前記凸部の形成によっても電池外に漏出しな
いものである。
を高さ0.1〜0.2mm、幅0.1〜0.5mmとし
たもので、これにより請求項1記載の発明の作用に加え
て電解液が前記凸部の形成によっても電池外に漏出しな
いものである。
【0011】また、請求項3記載に係る発明は、負極活
物質となる亜鉛とアルカリ性電解液が充填され、外周部
に断面L字形で筒状の樹脂製ガスケットを嵌着した有底
円筒状の負極ケースを備えるアルカリ系ボタン形電池
で、前記樹脂製ガスケットにおいて、正極面上に配置さ
れたセパレータと接する面に、中心部から外周部に向か
う凹部溝が形成されているものであり、この凹部溝によ
りセパレータと正極の間に介在した空気層の空気量が殆
んど消失し、従って電池組立後、時間が経過すると電池
の内部抵抗が低下するものである。
物質となる亜鉛とアルカリ性電解液が充填され、外周部
に断面L字形で筒状の樹脂製ガスケットを嵌着した有底
円筒状の負極ケースを備えるアルカリ系ボタン形電池
で、前記樹脂製ガスケットにおいて、正極面上に配置さ
れたセパレータと接する面に、中心部から外周部に向か
う凹部溝が形成されているものであり、この凹部溝によ
りセパレータと正極の間に介在した空気層の空気量が殆
んど消失し、従って電池組立後、時間が経過すると電池
の内部抵抗が低下するものである。
【0012】請求項4記載に係る発明は、凹部溝の大き
さを深さ0.1〜0.25mm、幅0.3〜1.0mm
としたもので、これにより請求項3記載に係る発明の作
用に加えて電解液が前記凹部溝の形成によっても電池外
に漏出しないものである。
さを深さ0.1〜0.25mm、幅0.3〜1.0mm
としたもので、これにより請求項3記載に係る発明の作
用に加えて電解液が前記凹部溝の形成によっても電池外
に漏出しないものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例につき説明する。なお図
3に示す従来例と同一構成部分には同一符号を使用し、
詳細な説明は省略する。
3に示す従来例と同一構成部分には同一符号を使用し、
詳細な説明は省略する。
【0014】(実施例1)以下、本発明の実施例1を図
1を参考にしながら説明する。
1を参考にしながら説明する。
【0015】図1において樹脂製ガスケット7は図3に
おける正極4上に配置されたセパレータ5と接する底部
7aの面に、中心部から外周部に向かう凸部7bを形成
したものである。
おける正極4上に配置されたセパレータ5と接する底部
7aの面に、中心部から外周部に向かう凸部7bを形成
したものである。
【0016】そして表1に示すように樹脂製ガスケット
7に2等辺3角柱状の凸部7bを4ケ所形成し、それぞ
れの凸部7bの高さhを0.15mmとして、凸部7b
の基部の幅wの寸法を変えて空気亜鉛電池を作成し、そ
れぞれの電池を試料電池AないしEとした。
7に2等辺3角柱状の凸部7bを4ケ所形成し、それぞ
れの凸部7bの高さhを0.15mmとして、凸部7b
の基部の幅wの寸法を変えて空気亜鉛電池を作成し、そ
れぞれの電池を試料電池AないしEとした。
【0017】
【表1】
【0018】また、従来例として、正極4の面上に配置
したセパレータ5と接する面が一様に平滑面であるガス
ケットを用いる以外は本実施例1と同様の空気亜鉛電池
を作成し、これを比較電池Sとした。
したセパレータ5と接する面が一様に平滑面であるガス
ケットを用いる以外は本実施例1と同様の空気亜鉛電池
を作成し、これを比較電池Sとした。
【0019】電池AないしEは通常生産品と同様の条件
でそれぞれ20個作成し、個々の内部抵抗について、電
池としての組立直後,20℃下において24時間後,4
8時間後,72時間後,96時間後,120時間後のそ
れぞれの経時変化を調査した。この実験で得られた結果
を表2に示す。
でそれぞれ20個作成し、個々の内部抵抗について、電
池としての組立直後,20℃下において24時間後,4
8時間後,72時間後,96時間後,120時間後のそ
れぞれの経時変化を調査した。この実験で得られた結果
を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】表2中の数値は試料電池AないしEのそれ
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗値で
ある。樹脂製ガスケット7の正極4の面上に配置された
セパレータ5と接する面に凸部7bを形成することによ
り、電池の内部抵抗が電池組立直後の値から、時間の経
過とともに低下することが確認された。またその効果は
凸部の基部の幅wの変化による効果の傾向はなく、内部
抵抗の値はAないしEの試料電池で一様に安定化した。
ここで本発明の効果の確認をするために上記の試験実施
後の各試料電池を分解し、空気層9の状態を観察したと
ころ比較電池Sには依然空気層9の存在が確認された
が、本発明の実施例である電池AないしEにおいてはそ
れぞれの試料電池別に多少の差はあるが、空気層9の空
気量はほとんど消失していた。試料電池AないしEの組
立直後の分解調査ではそれぞれの電池について一様に空
気層9の存在が確認されたことを考慮し、得られた実験
結果を考察すると、本発明の効果が確認できる。
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗値で
ある。樹脂製ガスケット7の正極4の面上に配置された
セパレータ5と接する面に凸部7bを形成することによ
り、電池の内部抵抗が電池組立直後の値から、時間の経
過とともに低下することが確認された。またその効果は
凸部の基部の幅wの変化による効果の傾向はなく、内部
抵抗の値はAないしEの試料電池で一様に安定化した。
ここで本発明の効果の確認をするために上記の試験実施
後の各試料電池を分解し、空気層9の状態を観察したと
ころ比較電池Sには依然空気層9の存在が確認された
が、本発明の実施例である電池AないしEにおいてはそ
れぞれの試料電池別に多少の差はあるが、空気層9の空
気量はほとんど消失していた。試料電池AないしEの組
立直後の分解調査ではそれぞれの電池について一様に空
気層9の存在が確認されたことを考慮し、得られた実験
結果を考察すると、本発明の効果が確認できる。
【0022】(実施例2)次に、表3に示すように樹脂
製ガスケット7の底部7aに2等辺3角柱状の凸部7b
を4ケ所形成し、それぞれの凸部7bの基部の幅wの寸
法をそれぞれ0.5mmとして、凸部の高さhの寸法を
変えて空気亜鉛電池を作成し、それぞれの試料電池をF
ないしIとした。実施例1と同様に試料電池FないしI
について通常生産品と同様の条件でそれぞれ20個作成
し、個々の内部抵抗の、組立直後,20℃の下で24時
間保存後,48時間保存後,72時間保存後,96時間
保存後,120時間保存後の経時変化を調査した。この
実験で得られた結果を表4に示す。
製ガスケット7の底部7aに2等辺3角柱状の凸部7b
を4ケ所形成し、それぞれの凸部7bの基部の幅wの寸
法をそれぞれ0.5mmとして、凸部の高さhの寸法を
変えて空気亜鉛電池を作成し、それぞれの試料電池をF
ないしIとした。実施例1と同様に試料電池FないしI
について通常生産品と同様の条件でそれぞれ20個作成
し、個々の内部抵抗の、組立直後,20℃の下で24時
間保存後,48時間保存後,72時間保存後,96時間
保存後,120時間保存後の経時変化を調査した。この
実験で得られた結果を表4に示す。
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】表4中の数値は試料電池FないしIのそれ
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗値で
ある。樹脂製ガスケット7に凸部7bを形成することに
より、電池の内部抵抗が組立直後の値から、時間の経過
とともに低下することが確認された。また、その効果は
凸部7bの基部の幅wが0.5mmと一定のとき、凸部
の高さhが増すほど大きくなる傾向を確認した。なおS
は樹脂製ガスケット7の底部7aに凸部を設けない比較
電池であって、組立直後から120時間経過しても電池
の内部抵抗値は殆んど下らないものであって、空気層9
の組立直後と時間経過後の変化が少ないことが理解でき
る。
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗値で
ある。樹脂製ガスケット7に凸部7bを形成することに
より、電池の内部抵抗が組立直後の値から、時間の経過
とともに低下することが確認された。また、その効果は
凸部7bの基部の幅wが0.5mmと一定のとき、凸部
の高さhが増すほど大きくなる傾向を確認した。なおS
は樹脂製ガスケット7の底部7aに凸部を設けない比較
電池であって、組立直後から120時間経過しても電池
の内部抵抗値は殆んど下らないものであって、空気層9
の組立直後と時間経過後の変化が少ないことが理解でき
る。
【0026】(実施例3)本発明の実施例3によるボタ
ン形空気電池は樹脂製ガスケット7に形成した凸部7b
が電池構成において、セパレータ5と正極4の外周部と
の圧着が部分的に緩い箇所を形成しており、その結果、
正極4と正極ケース1との密着が部分的に弱い箇所が形
成される。その部分を電解液が経過し、ついには空気孔
1aから流出することが懸念されるため、実施例1及び
実施例2で用いた試料電池AないしIについて45℃,
湿度70%下の多湿環境下の定抵抗放電試験を行ない、
放電に伴う空気孔1aからの電解液の流出現象を観察し
た。この実験で得られた結果を表5に示す。
ン形空気電池は樹脂製ガスケット7に形成した凸部7b
が電池構成において、セパレータ5と正極4の外周部と
の圧着が部分的に緩い箇所を形成しており、その結果、
正極4と正極ケース1との密着が部分的に弱い箇所が形
成される。その部分を電解液が経過し、ついには空気孔
1aから流出することが懸念されるため、実施例1及び
実施例2で用いた試料電池AないしIについて45℃,
湿度70%下の多湿環境下の定抵抗放電試験を行ない、
放電に伴う空気孔1aからの電解液の流出現象を観察し
た。この実験で得られた結果を表5に示す。
【0027】
【表5】
【0028】表5中の数値は試料電池AないしIのそれ
ぞれ5個の45℃,湿度70%下の多湿環境下の定抵抗
放電後にそれぞれの空気孔1aを観察した際の電解液流
出現象の発生率である。凸部7bの高さhが0.2mm
を越え、その幅が0.5mmを越えると空気孔1aから
電解液が流出する恐れのあることがわかった。これらの
結果より、樹脂製ガスケットに形成する凸部7bのサイ
ズは、高さhが0.1〜0.2mm、基部の幅wが0.
1〜0.5mmの範囲で形成することが、電池の内部抵
抗値が一様に低く安定で、かつ空気孔1aからの電解液
の流出の恐れのないボタン形空気亜鉛電池を得ることが
できる。
ぞれ5個の45℃,湿度70%下の多湿環境下の定抵抗
放電後にそれぞれの空気孔1aを観察した際の電解液流
出現象の発生率である。凸部7bの高さhが0.2mm
を越え、その幅が0.5mmを越えると空気孔1aから
電解液が流出する恐れのあることがわかった。これらの
結果より、樹脂製ガスケットに形成する凸部7bのサイ
ズは、高さhが0.1〜0.2mm、基部の幅wが0.
1〜0.5mmの範囲で形成することが、電池の内部抵
抗値が一様に低く安定で、かつ空気孔1aからの電解液
の流出の恐れのないボタン形空気亜鉛電池を得ることが
できる。
【0029】(実施例4)以下、本発明の実施例4を図
2を参考にしながら説明する。
2を参考にしながら説明する。
【0030】図2において、樹脂製ガスケット7は、図
3における正極4上に配置されたセパレータ5と接する
底部7cの面に、中心部から外周部に向かう凹部溝7d
を形成したものである。表6に示すように樹脂製ガスケ
ット7に断面が2等辺3角状の凹部溝7dを4ケ所形成
し、それぞれの凹部溝7dの深さmを0.15mmとし
て、凹部溝7dの基部の幅wの寸法を変えて空気亜鉛電
池を作成し、それぞれの電池を試料電池JないしNとし
た。
3における正極4上に配置されたセパレータ5と接する
底部7cの面に、中心部から外周部に向かう凹部溝7d
を形成したものである。表6に示すように樹脂製ガスケ
ット7に断面が2等辺3角状の凹部溝7dを4ケ所形成
し、それぞれの凹部溝7dの深さmを0.15mmとし
て、凹部溝7dの基部の幅wの寸法を変えて空気亜鉛電
池を作成し、それぞれの電池を試料電池JないしNとし
た。
【0031】
【表6】
【0032】また、従来例として、正極4の面上に配置
したセパレータ5と接する面が一様に平滑面であるガス
ケットを用いる以外は本発明実施例4と同様の空気亜鉛
電池を作成し、これを比較電池Sとした。
したセパレータ5と接する面が一様に平滑面であるガス
ケットを用いる以外は本発明実施例4と同様の空気亜鉛
電池を作成し、これを比較電池Sとした。
【0033】電池JないしNは通常生産品と同様の条件
でそれぞれ20個作成し、個々の内部抵抗について、電
池としての組立直後,20℃下において24時間後,4
8時間後,72時間後,96時間後,120時間後のそ
れぞれの経時変化を調査した。この実験で得られた結果
を表7に示す。
でそれぞれ20個作成し、個々の内部抵抗について、電
池としての組立直後,20℃下において24時間後,4
8時間後,72時間後,96時間後,120時間後のそ
れぞれの経時変化を調査した。この実験で得られた結果
を表7に示す。
【0034】
【表7】
【0035】表7中の数値は試料電池JないしNのそれ
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池の内部抵抗値
である。樹脂製ガスケット7の正極4の面上に配置され
たセパレータ5と接する面、すなわち底部7cに凹部溝
7dを形成することにより、電池の内部抵抗が電池組立
直後の値から、時間の経過とともに低下することが確認
された。またその効果は凹部溝7dの基部の幅wが増す
ほど大きくなる傾向が判明した。ここで本発明の効果の
確認をするために上記の試験実施後の各試料電池を分解
し、空気層9の状態を観察したところ比較電池Sには依
然として空気層9の存在が確認されたが、本発明の実施
例である試料電池JないしNにおいては、それぞれの試
料電池別に多少の差はあるが、空気層9の空気量はほと
んど消失していた。試料電池JないしNの組立直後の分
解調査ではそれぞれの試料電池について一様に空気層9
の存在が確認されたことを考慮し、得られた実験結果を
考察すると、本発明実施例4の効果が確認できる。
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池の内部抵抗値
である。樹脂製ガスケット7の正極4の面上に配置され
たセパレータ5と接する面、すなわち底部7cに凹部溝
7dを形成することにより、電池の内部抵抗が電池組立
直後の値から、時間の経過とともに低下することが確認
された。またその効果は凹部溝7dの基部の幅wが増す
ほど大きくなる傾向が判明した。ここで本発明の効果の
確認をするために上記の試験実施後の各試料電池を分解
し、空気層9の状態を観察したところ比較電池Sには依
然として空気層9の存在が確認されたが、本発明の実施
例である試料電池JないしNにおいては、それぞれの試
料電池別に多少の差はあるが、空気層9の空気量はほと
んど消失していた。試料電池JないしNの組立直後の分
解調査ではそれぞれの試料電池について一様に空気層9
の存在が確認されたことを考慮し、得られた実験結果を
考察すると、本発明実施例4の効果が確認できる。
【0036】(実施例5)次に表8に示すように樹脂製
ガスケット7の底部7cに断面が2等辺三角形状の凹部
溝7dを4ケ所形成し、それぞれの凹部溝7dの基部の
幅wの寸法をそれぞれ0.5mmとして凹部溝7dの深
さmの寸法を変えて空気亜鉛電池を作成し、それぞれの
試料電池をOないしRとした。実施例4と同様に試料電
池OないしRについて通常生産品と同様の条件でそれぞ
れ20個作成し、個々の内部抵抗の、組立直後,20℃
の下で24時間後,48時間保存後,72時間保存後,
96時間保存後,120時間保存後の経時変化を調査し
た。その実験で得られた結果を表9に示す。
ガスケット7の底部7cに断面が2等辺三角形状の凹部
溝7dを4ケ所形成し、それぞれの凹部溝7dの基部の
幅wの寸法をそれぞれ0.5mmとして凹部溝7dの深
さmの寸法を変えて空気亜鉛電池を作成し、それぞれの
試料電池をOないしRとした。実施例4と同様に試料電
池OないしRについて通常生産品と同様の条件でそれぞ
れ20個作成し、個々の内部抵抗の、組立直後,20℃
の下で24時間後,48時間保存後,72時間保存後,
96時間保存後,120時間保存後の経時変化を調査し
た。その実験で得られた結果を表9に示す。
【0037】
【表8】
【0038】
【表9】
【0039】表9中の数値は試料電池OないしRのそれ
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗であ
る。樹脂製ガスケット7の底部7cに凹部溝7dを形成
することにより、電池の内部抵抗が組立直後の値から、
時間の経過とともに低下することが確認された。またそ
の効果は凹部溝7dの基部の幅wが0.5mmと一定の
とき、凹部溝7dの深さmが深いほど大きくなる傾向と
なることを確認した。なおSは樹脂製ガスケット7の底
部に凹部溝を設けない比較電池であって、組立直後から
120時間経過しても電池の内部抵抗値は殆んど下らな
いものであって、空気層9の組立直後と時間経過後の変
化が少ないことが理解できる。
ぞれ20個の一定時間経過後の平均の電池内部抵抗であ
る。樹脂製ガスケット7の底部7cに凹部溝7dを形成
することにより、電池の内部抵抗が組立直後の値から、
時間の経過とともに低下することが確認された。またそ
の効果は凹部溝7dの基部の幅wが0.5mmと一定の
とき、凹部溝7dの深さmが深いほど大きくなる傾向と
なることを確認した。なおSは樹脂製ガスケット7の底
部に凹部溝を設けない比較電池であって、組立直後から
120時間経過しても電池の内部抵抗値は殆んど下らな
いものであって、空気層9の組立直後と時間経過後の変
化が少ないことが理解できる。
【0040】(実施例6)実施例6によるボタン形空気
電池は樹脂製ガスケット7に形成した底部7cの凹部溝
7dが電池構成において、セパレータ5と正極4の外周
部との圧着が部分的に緩い箇所を形成しており、その結
果、正極4と正極ケース1との密着が部分的に弱い箇処
が形成される。その部分を電解液が通過し、ついには空
気孔1aから流出することが懸念される。実施例4およ
び実施例5で用いた試料電池JないしRについて45
℃,湿度70%下での多湿環境下の定抵抗放電試験を行
ない、放電に伴う空気孔1aからの電解液の流出現象を
観察した。この実験で得られた結果を表10に示す。
電池は樹脂製ガスケット7に形成した底部7cの凹部溝
7dが電池構成において、セパレータ5と正極4の外周
部との圧着が部分的に緩い箇所を形成しており、その結
果、正極4と正極ケース1との密着が部分的に弱い箇処
が形成される。その部分を電解液が通過し、ついには空
気孔1aから流出することが懸念される。実施例4およ
び実施例5で用いた試料電池JないしRについて45
℃,湿度70%下での多湿環境下の定抵抗放電試験を行
ない、放電に伴う空気孔1aからの電解液の流出現象を
観察した。この実験で得られた結果を表10に示す。
【0041】
【表10】
【0042】表10中の数値は試料電池JないしRのそ
れぞれ5個の45℃,湿度70%下の多湿環境下の定抵
抗放電後にそれぞれの空気孔1aを観察した際の電解液
流出現象の発生率である。
れぞれ5個の45℃,湿度70%下の多湿環境下の定抵
抗放電後にそれぞれの空気孔1aを観察した際の電解液
流出現象の発生率である。
【0043】凹部溝7dの基部の幅wが1.0mmを越
えると空気孔1aから電解液が流出する恐れのあること
がわかった。これらの結果より、樹脂製ガスケット7の
底部7cに形成する凹部溝7dのサイズは深さmが0.
1ないし0.25mmで、幅が0.3ないし1.0mm
の範囲で形成することが電池の内部抵抗値が一様に低く
安定で、かつ空気孔1aからの電解液の流出の恐れのな
いボタン形空気亜鉛電池を得ることができる。
えると空気孔1aから電解液が流出する恐れのあること
がわかった。これらの結果より、樹脂製ガスケット7の
底部7cに形成する凹部溝7dのサイズは深さmが0.
1ないし0.25mmで、幅が0.3ないし1.0mm
の範囲で形成することが電池の内部抵抗値が一様に低く
安定で、かつ空気孔1aからの電解液の流出の恐れのな
いボタン形空気亜鉛電池を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のボタン形アルカ
リ電池では、ガスケットにおいて、正極面上に配置され
たセパレータと接する面に、中心部から外周部に向かい
凸部または凹部が形成されたものを用いることにより、
電池の内部抵抗値を一様に低く安定させることができ
る。
リ電池では、ガスケットにおいて、正極面上に配置され
たセパレータと接する面に、中心部から外周部に向かい
凸部または凹部が形成されたものを用いることにより、
電池の内部抵抗値を一様に低く安定させることができ
る。
【図1】(a)本発明の実施例1ないし3に示す空気亜
鉛電池に使用するガスケットの断面図 (b)同ガスケットの底面図
鉛電池に使用するガスケットの断面図 (b)同ガスケットの底面図
【図2】(a)本発明の実施例4ないし6に示す空気亜
鉛電池に使用するガスケットの断面図 (b)同ガスケットの底面図
鉛電池に使用するガスケットの断面図 (b)同ガスケットの底面図
【図3】従来の空気亜鉛電池を示す側断面図
1 正極ケース 1a 空気孔 4 正極 5 セパレータ 6 負極ケース 7 樹脂製ガスケット 7a,7c 底部 7b 凸部 7d 凹部溝 8 負極亜鉛 9 空気層 w 基部の幅 h 高さ m 深さ
フロントページの続き (72)発明者 岡本 次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 負極活物質となる亜鉛とアルカリ性電解
液が充填され、外周部に断面L字形で筒状の樹脂製ガス
ケットを嵌着した有底円筒状の負極ケースを備えるアル
カリ系ボタン形電池で、前記樹脂製ガスケットにおい
て、正極面上に配置されたセパレータと接する面に、中
心部から外周部に向かう凸部が形成されているアルカリ
系ボタン形電池。 - 【請求項2】 樹脂製ガスケットに形成した凸部の大き
さを、高さ0.1ないし0.2mm、幅0.1ないし
0.5mmとした請求項1記載のアルカリ系ボタン形電
池。 - 【請求項3】 負極活物質となる亜鉛とアルカリ性電解
液が充填され、外周部に断面L字形で筒状の樹脂製ガス
ケットを嵌着した有底円筒状の負極ケースを備えるアル
カリ系ボタン形電池で、前記樹脂製ガスケットにおい
て、正極面上に配置されたセパレータと接する面に、中
心部から外周部に向かう凹部溝が形成されているアルカ
リ系ボタン形電池。 - 【請求項4】 ガスケットに形成した凹部溝の大きさ
が、深さ0.1ないし0.25mm、幅0.3〜1.0
mmとした請求項3記載のアルカリ系ボタン形電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8083689A JPH09274897A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | アルカリ系ボタン形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8083689A JPH09274897A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | アルカリ系ボタン形電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09274897A true JPH09274897A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13809468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8083689A Pending JPH09274897A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | アルカリ系ボタン形電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09274897A (ja) |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8083689A patent/JPH09274897A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |