JPH09273759A - 電子レンジ - Google Patents
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- JPH09273759A JPH09273759A JP8129496A JP8129496A JPH09273759A JP H09273759 A JPH09273759 A JP H09273759A JP 8129496 A JP8129496 A JP 8129496A JP 8129496 A JP8129496 A JP 8129496A JP H09273759 A JPH09273759 A JP H09273759A
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 238000010411 cooking Methods 0.000 abstract description 17
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒータ調理の際に加熱室内の熱気を逃げにく
くでき、加熱効率を向上させる。 【解決手段】 内部を加熱室12とする内箱13の側面
外側に、外箱11の内面との間に空間部26を形成する
状態で、内箱13の側面上部の排気口23と、外箱11
の底部11aの排気口24とを連通させる排気ダクト2
2を設ける。ヒータ15による調理の際に、加熱室12
内の熱気が排気ダクト22側へ出たとしても、その熱気
は排気口24からは容易には排出されず、排気ダクト2
2内の上部に溜まるようになる。
くでき、加熱効率を向上させる。 【解決手段】 内部を加熱室12とする内箱13の側面
外側に、外箱11の内面との間に空間部26を形成する
状態で、内箱13の側面上部の排気口23と、外箱11
の底部11aの排気口24とを連通させる排気ダクト2
2を設ける。ヒータ15による調理の際に、加熱室12
内の熱気が排気ダクト22側へ出たとしても、その熱気
は排気口24からは容易には排出されず、排気ダクト2
2内の上部に溜まるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被調理物を加熱す
るヒータを備えた電子レンジに関する。
るヒータを備えた電子レンジに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の電子レンジの
従来構成について、図3を参照して説明する。外箱1の
内部には、内部を加熱室2とする内箱3が配設されてい
る。内箱3の右側面の外側にはレンジ調理用のマグネト
ロン4が配設され、加熱室2内の上部にはヒータ調理用
のヒータ5が配設されている。外箱1と内箱3との間に
は、外箱1の右側面に形成された吸気口1aと内箱3の
右側面上部に形成された吸気口3aとを連通させる吸気
ダクト6が設けられていると共に、内箱3の左側面上部
に形成された排気口3bと外箱1の左側面上部に形成さ
れた排気口1bとを連通させる排気ダクト7が横向きに
設けられている。
従来構成について、図3を参照して説明する。外箱1の
内部には、内部を加熱室2とする内箱3が配設されてい
る。内箱3の右側面の外側にはレンジ調理用のマグネト
ロン4が配設され、加熱室2内の上部にはヒータ調理用
のヒータ5が配設されている。外箱1と内箱3との間に
は、外箱1の右側面に形成された吸気口1aと内箱3の
右側面上部に形成された吸気口3aとを連通させる吸気
ダクト6が設けられていると共に、内箱3の左側面上部
に形成された排気口3bと外箱1の左側面上部に形成さ
れた排気口1bとを連通させる排気ダクト7が横向きに
設けられている。
【0003】上記吸気ダクト6内には加熱室用ファン装
置8が配設されていて、この加熱室用ファン装置8が駆
動されると、図中矢印Aで示すように、外箱1外の空気
が吸気ダクト6内に吸引されると共に風が吸気口3aか
ら加熱室2内に送り込まれ、これに伴い加熱室2内の空
気が排気ダクト7を通して外部へ排出されるようになっ
ている。また、外箱1の底部1cの右部には冷却用ファ
ン装置9が配設されていて、この冷却用ファン装置9が
駆動されると、図中矢印Bで示すように、外箱1外の空
気が底部1cに形成された底部吸気口1dから外箱1内
に吸引されると共に、風がマグネトロン4等の電気部品
に吹き付けられ、この後、外箱1と内箱3との間を通し
て外箱1の底部1cにおける左部に形成された底部排気
口1eから外部へ排出されるようになっている。
置8が配設されていて、この加熱室用ファン装置8が駆
動されると、図中矢印Aで示すように、外箱1外の空気
が吸気ダクト6内に吸引されると共に風が吸気口3aか
ら加熱室2内に送り込まれ、これに伴い加熱室2内の空
気が排気ダクト7を通して外部へ排出されるようになっ
ている。また、外箱1の底部1cの右部には冷却用ファ
ン装置9が配設されていて、この冷却用ファン装置9が
駆動されると、図中矢印Bで示すように、外箱1外の空
気が底部1cに形成された底部吸気口1dから外箱1内
に吸引されると共に、風がマグネトロン4等の電気部品
に吹き付けられ、この後、外箱1と内箱3との間を通し
て外箱1の底部1cにおける左部に形成された底部排気
口1eから外部へ排出されるようになっている。
【0004】上記した従来構成においては、次のような
欠点がある。すなわち、加熱室2内に収容された被調理
物10をヒータ5により調理する場合、加熱室2内の熱
気が排気ダクト7から外部へ逃げやすく、その分エネル
ギーロスとなると共に加熱室2内の温度分布が悪くな
り、加熱効率が悪くなってしまう。
欠点がある。すなわち、加熱室2内に収容された被調理
物10をヒータ5により調理する場合、加熱室2内の熱
気が排気ダクト7から外部へ逃げやすく、その分エネル
ギーロスとなると共に加熱室2内の温度分布が悪くな
り、加熱効率が悪くなってしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ヒータを備えた電子レンジにおい
て、ヒータ調理の際に加熱室内の熱気を逃げにくくで
き、加熱効率を向上できる電子レンジを提供するにあ
る。
あり、その目的は、ヒータを備えた電子レンジにおい
て、ヒータ調理の際に加熱室内の熱気を逃げにくくで
き、加熱効率を向上できる電子レンジを提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは、
上記の目的を達成するために、底部に排気口を有する外
箱と、この外箱内に配設され、吸気口及び排気口を有す
ると共に内部を加熱室とした内箱と、前記加熱室内に収
容された被調理物を加熱するマグネトロン及びヒータ
と、前記内箱の吸気口から前記加熱室内へ風を送る加熱
室用ファン装置と、前記マグネトロンを含む電気部品な
どを冷却する冷却用ファン装置と、前記内箱の外側に前
記外箱の内面との間に空間部を形成する状態で設けら
れ、内箱の排気口と外箱底部の排気口とを連通させる排
気ダクトとを具備したことを特徴とするものである。
上記の目的を達成するために、底部に排気口を有する外
箱と、この外箱内に配設され、吸気口及び排気口を有す
ると共に内部を加熱室とした内箱と、前記加熱室内に収
容された被調理物を加熱するマグネトロン及びヒータ
と、前記内箱の吸気口から前記加熱室内へ風を送る加熱
室用ファン装置と、前記マグネトロンを含む電気部品な
どを冷却する冷却用ファン装置と、前記内箱の外側に前
記外箱の内面との間に空間部を形成する状態で設けら
れ、内箱の排気口と外箱底部の排気口とを連通させる排
気ダクトとを具備したことを特徴とするものである。
【0007】上記構成において、ヒータ調理を行なった
場合、加熱室内の熱気が排気ダクト側へ出たとしても、
その熱気は外箱底部の排気口からは容易には排出されな
いので、加熱室内の熱気が外部へ容易に出てしまうこと
はない。
場合、加熱室内の熱気が排気ダクト側へ出たとしても、
その熱気は外箱底部の排気口からは容易には排出されな
いので、加熱室内の熱気が外部へ容易に出てしまうこと
はない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1を参照して説明する。外箱11の内部には、内部
を加熱室12とする内箱13が配設されている。内箱1
3の右側面の外側にはレンジ調理用のマグネトロン14
が配設され、加熱室12内の上部にはヒータ調理用のヒ
ータ15が配設されている。外箱11と内箱13との間
の右部には、外箱11の右側面に形成された吸気口16
と内箱13の右側面上部に形成された吸気口17とを接
続する吸気ダクト18が設けられている。その吸気ダク
ト18内には、加熱室用ファン装置19が配設されてい
る。
て図1を参照して説明する。外箱11の内部には、内部
を加熱室12とする内箱13が配設されている。内箱1
3の右側面の外側にはレンジ調理用のマグネトロン14
が配設され、加熱室12内の上部にはヒータ調理用のヒ
ータ15が配設されている。外箱11と内箱13との間
の右部には、外箱11の右側面に形成された吸気口16
と内箱13の右側面上部に形成された吸気口17とを接
続する吸気ダクト18が設けられている。その吸気ダク
ト18内には、加熱室用ファン装置19が配設されてい
る。
【0009】外箱11の底部11aにおいて、マグネト
ロン14の下方に対応する右部には冷却用ファン装置2
0が配設されていると共に、この冷却用ファン装置20
の回りに底部吸気口21が多数個形成されている。
ロン14の下方に対応する右部には冷却用ファン装置2
0が配設されていると共に、この冷却用ファン装置20
の回りに底部吸気口21が多数個形成されている。
【0010】そして、内箱13の左側面の外側には、排
気ダクト22が上下方向に延びる形態で設けられてい
る。この排気ダクト22は、内箱13の左側面上部に形
成された排気口23を外側から覆う状態で、この排気口
23と、外箱11の底部11aの左部に形成された排気
口24とを連通させている。この排気ダクト22の外面
と外箱11の内面との間には、外箱11と内箱13との
間の冷却風通路25の一部を構成する空間部26が形成
されている。外箱11の底部11aには、その空間部2
6と対応する部分にも排気口27が形成されている。排
気ダクト22の下端部には、U字形をなす水受け部28
が一体に形成されている。
気ダクト22が上下方向に延びる形態で設けられてい
る。この排気ダクト22は、内箱13の左側面上部に形
成された排気口23を外側から覆う状態で、この排気口
23と、外箱11の底部11aの左部に形成された排気
口24とを連通させている。この排気ダクト22の外面
と外箱11の内面との間には、外箱11と内箱13との
間の冷却風通路25の一部を構成する空間部26が形成
されている。外箱11の底部11aには、その空間部2
6と対応する部分にも排気口27が形成されている。排
気ダクト22の下端部には、U字形をなす水受け部28
が一体に形成されている。
【0011】内箱13の下部には、排気ダクト22側と
内箱13下方の冷却風通路25側とを仕切る仕切り板2
9が設けられている。従って、この場合、排気ダクト2
2は、内箱13の排気口23から外箱11底部11aの
排気口24にわたって、他の冷却風通路25から独立し
た形態となっている。なお、内箱13の底部には、被調
理物30を載せる皿31を回転させるRTモータ32が
配設されている。
内箱13下方の冷却風通路25側とを仕切る仕切り板2
9が設けられている。従って、この場合、排気ダクト2
2は、内箱13の排気口23から外箱11底部11aの
排気口24にわたって、他の冷却風通路25から独立し
た形態となっている。なお、内箱13の底部には、被調
理物30を載せる皿31を回転させるRTモータ32が
配設されている。
【0012】次に上記構成の作用を説明する。まず、レ
ンジ調理を行なう場合には、被調理物30を加熱室12
内の皿31に載せ、図示しない扉を閉じた状態で、調理
のスタート操作を行なう。すると、RTモータ32、マ
グネトロン14、加熱室用ファン装置19、冷却用ファ
ン装置20が通電駆動される。
ンジ調理を行なう場合には、被調理物30を加熱室12
内の皿31に載せ、図示しない扉を閉じた状態で、調理
のスタート操作を行なう。すると、RTモータ32、マ
グネトロン14、加熱室用ファン装置19、冷却用ファ
ン装置20が通電駆動される。
【0013】このうち、RTモータ32が通電駆動され
ることにより、被調理物30が回転される。マグネトロ
ン14が通電駆動されることにより、加熱室12内にマ
イクロ波が供給され、そのマイクロ波により被調理物3
0が加熱調理される。また、加熱室用ファン装置19が
通電駆動されることにより、図1に矢印Cで示すよう
に、外箱11外の空気が吸気ダクト18を通して加熱室
12内に供給され、これに伴い加熱室12内の空気が排
気ダクト22を通して外箱11底部11aの排気口24
から外部へ排出される。さらに、冷却用ファン装置20
が通電駆動されることにより、図1に矢印Dで示すよう
に、外箱11外の空気が底部吸気口21から外箱11内
に吸引され、その空気がマグネトロン14を含む電気部
品などに吹き付けられてこれらを冷却し、この後、冷却
風通路25を通って外箱11底部11aの排気口27か
ら排出される。
ることにより、被調理物30が回転される。マグネトロ
ン14が通電駆動されることにより、加熱室12内にマ
イクロ波が供給され、そのマイクロ波により被調理物3
0が加熱調理される。また、加熱室用ファン装置19が
通電駆動されることにより、図1に矢印Cで示すよう
に、外箱11外の空気が吸気ダクト18を通して加熱室
12内に供給され、これに伴い加熱室12内の空気が排
気ダクト22を通して外箱11底部11aの排気口24
から外部へ排出される。さらに、冷却用ファン装置20
が通電駆動されることにより、図1に矢印Dで示すよう
に、外箱11外の空気が底部吸気口21から外箱11内
に吸引され、その空気がマグネトロン14を含む電気部
品などに吹き付けられてこれらを冷却し、この後、冷却
風通路25を通って外箱11底部11aの排気口27か
ら排出される。
【0014】一方、ヒータ調理を行なう場合には、被調
理物30を加熱室12内に収容し、図示しない扉を閉じ
た状態で、調理のスタート操作を行なう。すると、ヒー
タ15が通電されて発熱する。このヒータ15の熱によ
り被調理物30が加熱調理される。この場合、RTモー
タ32、加熱室用ファン装置19及び冷却用ファン装置
20は通電されない。
理物30を加熱室12内に収容し、図示しない扉を閉じ
た状態で、調理のスタート操作を行なう。すると、ヒー
タ15が通電されて発熱する。このヒータ15の熱によ
り被調理物30が加熱調理される。この場合、RTモー
タ32、加熱室用ファン装置19及び冷却用ファン装置
20は通電されない。
【0015】このとき、加熱室12内の熱気が排気ダク
ト22側へ出たとしても、その熱気が下部の排気口24
から外部へ容易に出ることはないので、熱気は排気ダク
ト22内の上部に溜まることになり、加熱室12内と排
気ダクト22内の排気口23付近での温度がほぼ同じに
なる。従って、加熱室12内の熱気が外部へ容易に出て
しまうことはないので、従来に比べて、エネルギーロス
を少なくできると共に加熱室12内の温度分布を良好に
でき、加熱効率を向上できる。また、排気ダクト22内
の温度が高くなっても、この排気ダクト22の外側には
空間部26があるので、その空間部26の断熱作用によ
り、外箱11が熱くなることを一層防止できる。
ト22側へ出たとしても、その熱気が下部の排気口24
から外部へ容易に出ることはないので、熱気は排気ダク
ト22内の上部に溜まることになり、加熱室12内と排
気ダクト22内の排気口23付近での温度がほぼ同じに
なる。従って、加熱室12内の熱気が外部へ容易に出て
しまうことはないので、従来に比べて、エネルギーロス
を少なくできると共に加熱室12内の温度分布を良好に
でき、加熱効率を向上できる。また、排気ダクト22内
の温度が高くなっても、この排気ダクト22の外側には
空間部26があるので、その空間部26の断熱作用によ
り、外箱11が熱くなることを一層防止できる。
【0016】また、上記した実施例において、レンジ調
理或いはヒータ調理の際に、被調理物30から発生した
蒸気が排気ダクト22内で結露して水滴W(図1に二点
鎖線で示す)となったとしても、その水滴Wは排気ダク
ト22の内面を伝って下端部の水受け部28に受けられ
て溜められるようになるから、電子レンジの設置面31
が水で汚れることを防止できる。水受け部28に溜めら
れた水は、自然に蒸発することになる。
理或いはヒータ調理の際に、被調理物30から発生した
蒸気が排気ダクト22内で結露して水滴W(図1に二点
鎖線で示す)となったとしても、その水滴Wは排気ダク
ト22の内面を伝って下端部の水受け部28に受けられ
て溜められるようになるから、電子レンジの設置面31
が水で汚れることを防止できる。水受け部28に溜めら
れた水は、自然に蒸発することになる。
【0017】ちなみに、従来構成(図3)において、被
調理物10から発生した蒸気が外箱1の排気口1b付近
で結露して水滴W(図3に二点鎖線で示す)となった場
合、その水滴Wが外箱1の外面を伝って電子レンジの設
置面を汚すおそれがある。この点、本実施例において
は、そのような不具合を極力防止できる。
調理物10から発生した蒸気が外箱1の排気口1b付近
で結露して水滴W(図3に二点鎖線で示す)となった場
合、その水滴Wが外箱1の外面を伝って電子レンジの設
置面を汚すおそれがある。この点、本実施例において
は、そのような不具合を極力防止できる。
【0018】また、排気ダクト22は、内箱13の排気
口23から外箱11底部11aの排気口24にわたっ
て、他の冷却風通路25から独立した形態となっている
ので、仮にヒータ調理の際に冷却用ファン装置20を通
電駆動し、冷却風通路25を通った空気が排気口27か
ら排出されたとしても、その冷却用ファン装置20によ
る風に引っ張られて加熱室12内の熱気が排出されるこ
とを防止できる。
口23から外箱11底部11aの排気口24にわたっ
て、他の冷却風通路25から独立した形態となっている
ので、仮にヒータ調理の際に冷却用ファン装置20を通
電駆動し、冷却風通路25を通った空気が排気口27か
ら排出されたとしても、その冷却用ファン装置20によ
る風に引っ張られて加熱室12内の熱気が排出されるこ
とを防止できる。
【0019】図2は本発明の第2実施例を示したもので
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、容器状をなす水受け部33
は、排気ダクト22とは別部材にて形成されていて、排
気ダクト22の下方に対応する部位に、外箱11の底部
11aに対して着脱可能に取り付けられている。この場
合、外箱11の底部11aの排気口24と27は、その
水受け部33により仕切られている。このような第2実
施例の場合には、水受け部33を外箱11の底部11a
から外すことにより、水受け部33に溜まった水を容易
に排出できる利点がある。
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、容器状をなす水受け部33
は、排気ダクト22とは別部材にて形成されていて、排
気ダクト22の下方に対応する部位に、外箱11の底部
11aに対して着脱可能に取り付けられている。この場
合、外箱11の底部11aの排気口24と27は、その
水受け部33により仕切られている。このような第2実
施例の場合には、水受け部33を外箱11の底部11a
から外すことにより、水受け部33に溜まった水を容易
に排出できる利点がある。
【0020】本発明は上記した実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば排気ダクト22を内箱13の背面
に設けることもでき、又、冷却用ファン装置により加熱
室12内へ風を送る構成としても良い。更に、吸気口1
7にダンパーを取り付け、ヒータ調理時にこのダンパー
により吸気口17を閉塞することで、風が加熱室12内
に入り込まない様にしても良い等、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施できる。
ものではなく、例えば排気ダクト22を内箱13の背面
に設けることもでき、又、冷却用ファン装置により加熱
室12内へ風を送る構成としても良い。更に、吸気口1
7にダンパーを取り付け、ヒータ調理時にこのダンパー
により吸気口17を閉塞することで、風が加熱室12内
に入り込まない様にしても良い等、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施できる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の電子レンジによれば、ヒ
ータ調理の際に、加熱室内の熱気が排気ダクト側へ出た
としても、その熱気は外箱底部の排気口からは容易には
排出されないので、加熱室内の熱気を逃げにくくでき、
加熱効率を向上できる。
ータ調理の際に、加熱室内の熱気が排気ダクト側へ出た
としても、その熱気は外箱底部の排気口からは容易には
排出されないので、加熱室内の熱気を逃げにくくでき、
加熱効率を向上できる。
【0022】請求項3記載の電子レンジによれば、排気
ダクト内で結露が生じても、その水滴を水受け部にて受
けて溜めることにより、電子レンジの設置面などを汚す
ことを防止できる。請求項4記載の電子レンジによれ
ば、例えばヒータ調理の際に冷却風通路を風が通過して
も、その風に引っ張られて加熱室内の熱気が排気ダクト
から排出されることを極力防止できる。
ダクト内で結露が生じても、その水滴を水受け部にて受
けて溜めることにより、電子レンジの設置面などを汚す
ことを防止できる。請求項4記載の電子レンジによれ
ば、例えばヒータ調理の際に冷却風通路を風が通過して
も、その風に引っ張られて加熱室内の熱気が排気ダクト
から排出されることを極力防止できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断正面図
【図2】本発明の第2実施例を示す要部の拡大縦断正面
図
図
【図3】従来構成を示す図1相当図
11は外箱、11aは底部、12は加熱室、13は内
箱、14はマグネトロン、15はヒータ、17は吸気
口、19は加熱室用ファン装置、20は冷却用ファン装
置、22は排気ダクト、23,24は排気口、25は冷
却風通路、26は空間部、27は排気口、28は水受け
部、30は被調理物、33は水受け部である。
箱、14はマグネトロン、15はヒータ、17は吸気
口、19は加熱室用ファン装置、20は冷却用ファン装
置、22は排気ダクト、23,24は排気口、25は冷
却風通路、26は空間部、27は排気口、28は水受け
部、30は被調理物、33は水受け部である。
Claims (4)
- 【請求項1】 底部に排気口を有する外箱と、 この外箱内に配設され、吸気口及び排気口を有すると共
に内部を加熱室とした内箱と、 前記加熱室内に収容された被調理物を加熱するマグネト
ロン及びヒータと、 前記内箱の吸気口から前記加熱室内へ風を送る加熱室用
ファン装置と、 前記マグネトロンを含む電気部品などを冷却する冷却用
ファン装置と、 前記内箱の外側に前記外箱の内面との間に空間部を形成
する状態で設けられ、内箱の排気口と外箱底部の排気口
とを連通させる排気ダクトとを具備したことを特徴とす
る電子レンジ。 - 【請求項2】 排気ダクトは、内箱の側面に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項3】 排気ダクトに水受け部を設けたことを特
徴とする請求項1または2記載の電子レンジ。 - 【請求項4】 排気ダクトは、内箱の排気口から外箱底
部の排気口にわたって、他の冷却風通路から独立してい
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8129496A JPH09273759A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1996
- 1996-04-03 JP JP8129496A patent/JPH09273759A/ja active Pending
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