[go: up one dir, main page]

JPH09272229A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

Info

Publication number
JPH09272229A
JPH09272229A JP8084281A JP8428196A JPH09272229A JP H09272229 A JPH09272229 A JP H09272229A JP 8084281 A JP8084281 A JP 8084281A JP 8428196 A JP8428196 A JP 8428196A JP H09272229 A JPH09272229 A JP H09272229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
image
image forming
color
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8084281A
Other languages
English (en)
Inventor
Juntaro Oku
淳太郎 奥
Hiroshi Yamaguchi
浩志 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8084281A priority Critical patent/JPH09272229A/ja
Publication of JPH09272229A publication Critical patent/JPH09272229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各補正用画像を正確かつ高精度に検出可能かつ
鮮明で高画質の多色画像を形成可能とする。 【解決手段】補正用画像検出手段40を搬送ベルト23
の幅方向に伸びるラインイメージセンサ41を含み各色
ごとの各補正用画像IMy1,IMy2、IMm1,I
Mm2、IMc1,IMc2、IMb1,IMb2を検
出可能に形成し、ラインイメージセンサ41の白歪補正
値決定の際に予め設定された信号レベル範囲内にないピ
クセルEがあるか否かを判別する第1の判別手段(4
4)と,予め設定された信号レベル範囲内にないと判別
されたピクセルEについては各補正用画像の検出対象か
ら除外する第1の検出対象除外手段(44)とを設け、
トナー等の汚れによる影響を排除可能に構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ベルトに形成
された補正用画像を検出して位置ずれ補正データを作成
し、この位置ずれ補正データを用いて補正制御しつつ画
像形成媒体に多色画像を形成する多色画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8において、多画像形成装置は、各色
(イエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックB)ご
との画像形成手段10Y,10M,10C,10Bを搬
送(Z)方向に間隔(等間隔とされる場合が多い)をお
いた所定装着位置にそれぞれ配設してなる。18は、定
着器である。
【0003】例えば画像形成手段10Bは、プロセス手
段11Bと露光手段12Bとからなる。プロセス手段1
1Bは、感光ドラム11DB,帯電器,現像器,転写器
(転写ローラ24B),廃トナー回収器,除電器等を含
み、全体として本体1の上方に開閉可能に設けられたカ
バー2を開放(オープン)した状態において着脱(出し
入れ)可能である。他のユニット10Y,10M,10
Cも同様な構造とされている。
【0004】また、露光手段12Bは、図9に示す如
く、レーザービーム発光器12B1,制御部12B2,
設定部12B3,ポリゴンミラー12B4,走査開始位
置検出器12B5を含み、レーザビームを主走査(X)
方向に移動(走査)しつつ照射して副走査(Y)方向に
回動する感光ドラム11DB上に静電潜像を描画する。
他(12Y,12M,12C)も同様である。また、各
露光手段12Y,12M,12C、12Bは単独でまた
は当該各プロセス手段11Y,11M,11C,11B
とともに一体的に本体1から出し入れ可能に形成される
場合がある。
【0005】図8の給紙手段5を形成するカセット5U
(5D)内の用紙(画像形成媒体)Pは、1枚ずつ給紙
ローラ6U(6D)でピックアップされ、かつ搬送ロー
ラ7U(7D)とレジストローラ8との協働によりタイ
ミングを調整して搬送ベルト23上に給紙される。吸着
装置9によって、用紙Pは搬送ベルト23に静電吸着さ
れる。搬送手段20を形成する搬送ベルト23は、駆動
ローラ21と従動ローラ22との間に渡設されかつ複数
のテンションローラ25で張設されつつZ方向に回行さ
れる。駆動ローラ21において搬送ベルト23から分離
された用紙Pは、定着器18を通り、切替機27の切替
選択により上部トレー3または下部トレー4へ排出され
る。
【0006】かかる装置では、印刷画像データは各色ご
とに理論的に分解されかつ各色ごとの画像形成手段10
Y,10M,10C,10Bによってそれぞれに画像形
成される。すなわち、露光手段12Y,12M,12
C,12Bに入力され、各プロセス手段11Y,11
M,11C,11Bで用紙P上に各色画像が形成される
から、多色印刷することができる。
【0007】ところで、鮮明で高画質の多色画像を得る
には、各画像形成手段10Y,10M,10C,10B
で印刷される各色画像が、同一用紙P上において理論的
な所定位置に印刷されなければならない。そこで、各プ
ロセス手段11Y,11M,11C,11Bを所定装着
位置に正確に位置決め装着するとともに、各露光手段1
2Y,12M,12C,12Bによる走査開始タイミン
グ等を正確に調整してある。着脱可能な露光手段の場合
には、これらも所定装着位置に正確に位置決め装着す
る。つまり、各画像形成手段10Y,10M,10C,
10Bを正確に位置決め装着し、X方向およびY方向の
印刷開始タイミング等を正確に調整する必要がある。
【0008】しかし、初期および運用途中において諸事
情により変化する場合がある。例えば、図10(A)に
示す如く理論的な基準画像IMと実際に形成された画像
IMaとが同一であることを正規とすれば、同(B)の
場合は実際画像IMa1(IMa2)は2点鎖線で示す
基準画像IMに対してZ方向でかつ進み(遅れ)方向に
平行位置ずれしている。また、平行位置ずれがない場合
でも平行位置ずれや長さ方向の伸縮が生ずる場合もあ
る。
【0009】かくして、各画像形成手段10Y,10
M,10Cおよび10Bに関与して各搬送ベルト23の
幅方向の両側に離隔されかつZ方向に伸長する色ごとの
理論的な補正用画像IMY,IMM,IMCおよびIM
Bを搬送中の搬送ベルト23に形成する補正用画像形成
手段と,実際に搬送ベルト23に形成された各色ごとの
補正用画像を検出する補正用画像検出手段と,検出され
た各色ごとの補正用画像データと基準画像データとを比
較して各色ごとの位置ずれ補正データを作成する位置ず
れ補正データ作成手段と,各位置ずれ補正データを記憶
する位置ずれ補正データ記憶手段と,搬送中の画像形成
媒体(用紙P)に各画像形成手段10Y,10M,10
C,10Bが当該各色画像を形成する際に位置ずれ補正
データ記憶手段に記憶されている各位置ずれ補正データ
を用いて補正制御する位置ずれ補正制御手段とを設けて
いる。
【0010】ここに、補正用画像形成手段は、図11
(A)に示す如く、搬送ベルト23の幅方向(図11で
左右方向)に間隔wbだけ離隔されたブラックBの理論
的な補正用画像IMB(IMB1,IMB2)を搬送ベ
ルト23上の縦ラインZ1,Z2に形成する。実際に形
成された補正用画像はIMb1,IMb2である。同
(B)に示すシアンCの補正用画像IMC〔IMC1
(IMc1),IMC2(IMc2)〕、同(C)に示
すマゼンタMの補正用画像IMM〔IMM1(IMm
1),IMM2(IMm2)〕および同(D)に示すイ
エローYの補正用画像IMY〔IMY1(IMy1),
IMY2(IMy2)〕の場合も同様である。
【0011】また、補正用画像検出手段には、図11
(E)に示すラインイメージセンサ41(ピクセルE)
を用いる型と,同(F)に示す一対の反射型フォトセン
サ141L,141Rを用いる型とがある。いずれの場
合でも、実際の各補正用画像(データ)IMb1,IM
b2、IMc1,IMc2、IMm1,IMm2、IM
y1,IMy2を検出する。但し、反射型フォトセンサ
141L,141Rの採用型は、図11(C),(D)
に示す水平位置ずれがあると検出不能となることから、
ゲイン調整用のアンプ,シェーディング補正回路,A/
Dコンバータ,補正用画像検出処理部等を含むラインイ
メージスキャナ採用型が多い。
【0012】さらに、位置ずれ補正データ作成手段は、
例えばブラックBの実際の補正用画像IMb1,IMb
2を基準画像データとすれば、各補正用画像の左端位置
は左側縦ラインZ1を基準にして各補正用画像IMc
1,IMm1,IMy1の位置ずれ補正用データ△PM
c,△PMm,△PMyを作成する。また、主走査
(X)方向に関しては、ブラックBの左側の補正用画像
IMb1(Z1)と右側の補正用画像IMb2(Z2)
との間隔Wbを基準として、各色の補正用画像IMc
1,IMc2、IMm1,IMm2、IMy1,IMy
2間の間隔Wc,Wm,Wyと当該間隔Wbとの差△W
c,△Wm,△Wyを作成(算出)する。
【0013】かくして、位置ずれ補正制御手段は、△P
Mc,△PMm,△PMyに対してはX方向の走査開始
タイミング(書出し位置)を調整して補正制御する。ま
た、△Wc,△Wm,△Wyに関しては、その大きさに
応じてビデオ用クロックの周波数を調整して補正制御す
る。また、WbよりX方向の間隔が長い場合はクロック
を速くし、短い場合はクロックを遅くする。よって、数
百μmのオーダーで補正制御しつつ各色画像を鮮明で高
画質に形成することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送ベルト2
3の幅方向に伸びるラインイメージセンサ41を用いた
場合、その検出範囲が広いので、ラインイメージセンサ
41やレンズ等にトナーなどの図11(E)に示す汚れ
DSTが付着すると、この汚れDSTを例えば同(C)
に示す補正用画像IMm1として検出してしまうことが
あるので、正確な各補正用画像の検出ができなくなって
しまう。この問題は、検出範囲を理論的な補正用画像位
置の近傍に限定した場合、例えば図5に示す両検出範囲
R1,R2に限定した場合には、その誤検出発生を軽減
できるが、完全に解消できるわけではない。また、検出
範囲R1,R2を限定すると、カセット5U,5D等の
位置のバラツキに対して各画像形成手段10Y,10
M,10C,10Bと関与して搬送ベルト23の幅方向
に移動調整して各色画像形成位置を一括して同一寸法だ
け切替可能な移動調整機構を具備する装置では、正確な
補正用画像を検出できなくなるばかりか補正制御が不能
となってしまう。
【0015】本発明の目的は、各補正用画像を正確かつ
高精度に検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像を形成す
ることができる多色画像形成装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成媒体の搬送方向に配設された各色ごとの画像形成手
段と,画像形成媒体を搬送方向に搬送する搬送ベルト
と,各画像形成手段に関与して搬送ベルト幅方向の両側
に離隔されかつ搬送方向に伸長する各色ごとの補正用画
像を搬送中の搬送ベルトに形成する補正用画像形成手段
と,搬送ベルトに形成された各色ごとの補正用画像を検
出する補正用画像検出手段と,検出された各色ごとの補
正用画像データと基準画像データとを比較して各色ごと
の主走査方向の位置ずれ補正データを作成する位置ずれ
補正データ作成手段と,作成された各色ごとの位置ずれ
補正データを記憶する位置ずれ補正データ記憶手段と,
搬送ベルトで搬送される画像形成媒体に各画像形成手段
が当該各色画像を形成する際に記憶されている位置ずれ
補正データを用いて補正制御する位置ずれ補正制御手段
とを具備してなる多色画像形成装置において、前記補正
用画像検出手段を前記搬送ベルトの幅方向に伸びるライ
ンイメージセンサを含み各色ごとの前記各補正用画像を
検出可能に形成し、ラインイメージセンサの白歪補正値
決定の際に予め設定された信号レベル範囲内にないピク
セルがあるか否かを判別する第1の判別手段と,予め設
定された信号レベル範囲内にないと判別されたピクセル
については前記各補正用画像の検出対象から除外する第
1の検出対象除外手段とを設けた、ことを特徴とする。
【0017】かかる発明では、第1の判別手段はライン
イメージセンサの白歪補正値決定の際に設定レベル範囲
内にないピクセルがあるか否かを判別する。すると、第
1の検出対象除外手段が設定レベル範囲内にないと判別
されたピクセルを各補正用画像の検出対象から除外す
る。したがって、ラインイメージセンサのピクセルに直
接または間接的に汚れが付着している場合は、以後当該
ピクセルを検出対象から除外できるので、トナー付着等
の汚れによる影響を排除して各補正用画像を正確かつ高
精度に検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像を形成する
ことができる。
【0018】また、請求項2の発明は、前記補正用画像
形成手段が前記各補正用画像を形成しようとする前記搬
送ベルトの位置が前記第1の検出対象除外手段によって
検出対象から除外されたピクセルに対応する位置と同じ
または接近しているか否かを判別する第2の判別手段を
設けるとともに、前記補正用画像形成手段が第2の判別
手段によって同じまたは接近していると判別された場合
に前記各補正用画像形成位置を当該ピクセルに対応する
位置よりも前記搬送ベルトの幅方向で離れた位置に切替
変更可能に形成されている多色画像形成装置である。
【0019】かかる発明では、第2の判別手段は、補正
用画像形成手段が形成しようとする各補正用画像の位置
と,第1の検出対象除外手段で検出対象から除外された
ピクセルに対応する位置とが同じまたは接近しているか
否かを判別する。すると、補正用画像形成手段が、各補
正用画像の形成位置を当該ピクセルに対応する位置より
も搬送ベルトの幅方向に離れた位置に切替える。したが
って、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得
る他、さらに補正用画像が検出除外されたピクセルと重
複したり干渉して当該補正用画像を検出できないまたは
検出不能となる状態を一掃できるとともに、補正用画像
検出手段の検出範囲を切替後の補正用画像に対応させて
切替可能にでき得るから、各補正画像を一段と正確に検
出できる。
【0020】また、請求項3の発明は、画像形成媒体の
搬送方向に配設された各色ごとの画像形成手段と,画像
形成媒体を搬送方向に搬送する搬送ベルトと,各画像形
成手段に関与して搬送ベルト幅方向の両側に離隔されか
つ搬送方向に伸長する各色ごとの補正用画像を搬送中の
搬送ベルトに形成する補正用画像形成手段と,搬送ベル
トに形成された各色ごとの補正用画像を検出する補正用
画像検出手段と,検出された各色ごとの補正用画像デー
タと基準画像データとを比較して各色ごとの主走査方向
の位置ずれ補正データを作成する位置ずれ補正データ作
成手段と,作成された各色ごとの位置ずれ補正データを
記憶する位置ずれ補正データ記憶手段と,搬送ベルトで
搬送される画像形成媒体に各画像形成手段が当該各色画
像を形成する際に記憶されている位置ずれ補正データを
用いて補正制御する位置ずれ補正制御手段とを具備して
なる多色画像形成装置において、前記補正用画像検出手
段を搬送ベルトの幅方向に伸びるラインイメージセンサ
を含み各色ごとの各補正用画像を検出可能に形成し、こ
の補正用画像検出手段で各補正用画像を検出する際に予
め設定された信号レベル範囲内に属する信号レベルで検
出したピクセルの連続数が予め設定された連続数と異な
るか否かを判定する判定手段と,この判定手段によって
信号レベル範囲内に属する信号レベルで検出されたピク
セルの連続数が設定連続数と異なると判定されたことを
条件に当該連続ピクセルについては各補正用画像の検出
対象から除外する第2の検出対象除外手段とを設けた、
ことを特徴とする。
【0021】かかる発明では、判定手段は、補正用画像
検出手段が補正用画像を検出した際に予め設定された信
号レベル範囲内に属する信号レベルで検出したピクセル
の連続数が予め設定された連続数と異なるか否かを判定
する。例えばラインイメージセンサに汚れが付着してい
ると鮮明な補正用画像と違いその広がりが大きいから、
設定信号レベル範囲が小さいとそのピクセルの連続数が
設定連続数よりも多くなる。また、設定信号レベル範囲
が大きいと非常に少なくなる。いずれの場合も異なると
判定される。つまり、汚れの付着があることを判定でき
る。すると、第2の検出対象除外手段は、設定連続数と
異なると判定された連続ピクセルについては補正用画像
の検出対象から除外する。したがって、トナー付着等の
汚れの影響を排除して各補正用画像を正確かつ高精度に
検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像を形成することが
できる。また、汚れの払拭作業のために多色画像形成運
転を停止しなければならない事態も回避でき得る。
【0022】さらに、請求項4の発明は、画像形成媒体
の搬送方向に配設された各色ごとの画像形成手段と,画
像形成媒体を搬送方向に搬送する搬送ベルトと,各画像
形成手段に関与して搬送ベルト幅方向の両側に離隔され
かつ搬送方向に伸長する各色ごとの補正用画像を搬送中
の搬送ベルトに形成する補正用画像形成手段と,搬送ベ
ルトに形成された各色ごとの補正用画像を検出する補正
用画像検出手段と,検出された各色ごとの補正用画像デ
ータと基準画像データとを比較して各色ごとの主走査方
向の位置ずれ補正データを作成する位置ずれ補正データ
作成手段と,作成された各色ごとの位置ずれ補正データ
を記憶する位置ずれ補正データ記憶手段と,搬送ベルト
で搬送される画像形成媒体に各画像形成手段が当該各色
画像を形成する際に記憶されている位置ずれ補正データ
を用いて補正制御する位置ずれ補正制御手段と,搬送ベ
ルトで搬送方向に搬送される画像形成媒体に形成される
各色ごとの画像形成位置を一括して搬送ベルトの幅方向
に移動調整可能な移動調整機構とを具備する多色画像形
成装置において、前記移動調整機構の移動調整量を検出
する移動調整量検出手段と,前記補正用画像検出手段の
検出範囲を検出された移動調整量だけかつその移動方向
に切替変更する検出範囲切替変更手段とを設けた、こと
を特徴とする。
【0023】かかる発明では、移動調整機構によって各
色ごとの画像形成位置を一括して同一寸法だけ移動調整
すると、移動調整量検出手段がその移動調整量を検出す
る。すると、検出範囲切替変更手段が、補正用画像検出
手段の検出範囲を検出された移動量だけかつその移動方
向に切替変更する。したがって、各色の画像形成位置の
一括移動調整があってもかつ補正用画像検出手段の検出
範囲を各補正用画像の理論位置の近傍に限定したとして
も、各補正用画像を正確かつ高精度に検出可能かつ鮮明
で高画質の多色画像を形成することができるとともに適
用性を拡大できかつ取扱いが容易となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本多色画像形成装置は、基本的構造
(5、10Y,10M,10C,10B、20等々)が
従来例(図8,図9)の場合と同様とされているが、補
正用画像検出手段40を搬送ベルト23の幅方向に伸び
るラインイメージセンサ41を含み各色ごとの各補正用
画像IMy1,IMy2、IMm1,IMm2、IMc
1,IMc2、IMb1,IMb2を検出可能に形成
し、ラインイメージセンサ41の白歪補正値決定の際に
予め設定された信号レベル範囲内にないピクセルEがあ
るか否かを判別する第1の判別手段(44)と,予め設
定された信号レベル範囲内にないと判別されたピクセル
Eについては各補正用画像の検出対象から除外する第1
の検出対象除外手段(44)とを設け、トナー等の汚れ
による影響を排除して各補正用画像を正確かつ高精度に
検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像を形成可能に構成
されている。
【0025】図1において、多色画像形成装置は、駆動
制御部30に各画像形成手段10Y,10M,10C,
10B、給紙手段5、搬送手段20および補正用画像検
出手段40を接続してなる。
【0026】駆動制御部30は、CPU31,ROM3
2,RAM33,操作部(PNL)34,表示部(IN
D)35,上位機(図示省略)とのデータ通信用のイン
ターフェイス(I/F)38,入出力ポート(I/O)
36・37を含み、上位機から転送されて来た印刷画像
データに基き各手段(10,5,20)を適時に適量だ
け駆動制御して画像形成媒体(用紙P)上に多色画像を
形成することができる。なお、各画像形成手段10Y,
10M,10C,10Bの制御部10YC,10MC,
10CC,10BCは、説明便宜的に駆動制御部30内
に収納するものとしてある。
【0027】補正用画像形成手段は、例えばROM32
に設定記憶されている各色(Y,M,C,B)ごとの理
論的な補正用画像IMY,IMM,IMC,IMBを用
いてZ方向に搬送中の搬送ベルト23に当該各補正用画
像を当該各画像形成手段10Y,10M,10C,10
Bと関与して形成する手段で、補正用画像形成制御プロ
グラムを格納させたROM32とCPU31とからな
る。
【0028】補正用画像IMY(IMY1,IMY
2)、IMM(IMM1,IMM2)、IMC(IMC
1,IMC2)、IMB(IMB1,IMB2)および
これらを搬送ベルト23に実際に形成した場合の各補正
用画像IMb1,IMb2、IMc1,IMc2、IM
m1,IMm2、IMy1,IMy2は、従来例(図1
1)の場合と同じである。
【0029】なお、各画像形成手段10Y,10M,1
0C,10Bとの関与とは、当該各露光手段12Y,1
2M,12C,12Bに当該各補正用画像に対応する露
光データを与え、当該各画像形成手段10に当該各補正
用画像の形成動作を行わせることである。
【0030】補正用画像検出手段40は、図2に示す如
く、ラインイメージセンサ(CCD)41,アンプ41
A,シューディング補正回路42,A/Dコンバータ4
3,補正用画像検出処理部44,イメージRAM45,
タイミング信号生成回路46,ゲイン補正回路47,蛍
光灯48のコントローラ48C,インターフェイス(I
/F)を含み、各色の補正用画像IMy1,IMy2、
IMm1,IMm2、IMc1,IMc2、IMb1,
IMb2を検出可能かつ駆動制御部30へ転送出力可能
である。
【0031】ラインイメージセンサ41は、図11
(E)に示す如く長手方向に多数の読取画素(ピクセル
E)を有し、蛍光灯48の照射光との関係で決まる搬送
ベルト23からの反射光を受光可能に配設され、各補正
用画像の読取可能範囲よりも長く搬送ベルト23の幅方
向に伸びる。もとより、搬送ベルト23の幅は、実際に
かつ位置ずれなく形成された各補正用画像(例えば、I
Mb1,IMb2)の間隔Wbよりも十分に長い。この
ラインイメージセンサ41は、補正用画像検出処理部4
4の管理下でタイミング信号生成回路46から出力され
るタイミング信号によってその長手方向に検出走査す
る。
【0032】補正用画像検出処理部44は、イエローY
の補正用画像IMYの検出期間、マゼンタMの補正用画
像IMMの検出期間、シアンCの補正用画像IMCの検
出期間およびブラックBの補正用画像IMBの検出期間
を自己管理する。この際、検出レベル(閾値TH)を各
色ごとに切替える。
【0033】なお、各補正用画像IMy1,IMy2、
IMm1,IMm2、IMc1,IMc2、IMb1,
IMb2については、A/Dコンバータ43から入力さ
れたデジタル信号が低レベルから高レベルに変化したこ
とを条件に検出される。
【0034】シェーディング補正回路42には、補正用
画像検出処理部44で作成された黒歪補正値と白歪補正
値とからなるシェーディング補正データが設定記憶され
る。すなわち、各補正用画像の検出以前に、補正用画像
検出処理部44がラインイメージセンサ41でかつ蛍光
灯48を消灯した状態で読取った図4(A1)に示す読
取データから同(A2)に示す黒歪補正値を求め、次い
で白板(図示省略)を読取った図4(B1)に示す読取
データを同(B2)に示す白歪補正値を求める。そし
て、各補正用画像を実際に検出する際には、シェーディ
ング補正回路42がラインイメージセンサ41(各ピク
セルE)からの読取データをシェーディング補正してか
ら、A/Dコンバータ43側に出力する。
【0035】ここに、補正用画像検出処理部44は、上
記白板を読取った時に、ラインイメージセンサ41やレ
ンズ等に図11(E)に示すような汚れDSTが付着し
ていると、白歪補正にて全てのピクセルEの信号レベル
を調整するために、汚れDSTの付着したピクセルの白
歪補正値が高くなる。この様なシェーディング補正され
る状態で各補正用画像を検出すると、汚れDSTに対応
するピクセルの白歪補正値が高いのである補正用画像と
して誤検出してしまう虞れが強い。
【0036】かくして、この実施形態では、実際の各補
正用画像を検出する際には、図4(B2)に示す白歪補
正値が定めた閾値TH以上のピクセルEについては汚れ
DSTが付着しているものとして検出対象から除去する
ように形成してある。
【0037】すなわち、ラインイメージセンサ41の白
歪補正値決定の際に予め設定された信号レベル範囲内に
ないピクセルEがあるか否かを判別する第1の判別手段
を補正用画像検出処理部44から形成しかつ設定信号レ
ベル範囲内にないと判別されたピクセルEについては各
補正用画像の検出対象から除外する第1の検出対象除外
手段も補正用画像検出処理部44から形成してある。な
お、第1の検出対象除外手段を駆動制御部(CPU3
1,ROM32)から構成してもよい。
【0038】なお、汚れDSTによっては乱反射等によ
り、逆に白歪補正値が低くなる場合があり得るので、設
定信号レベル範囲内において汚れDSTのための白歪補
正値の閾値THは1つでなく上限用と下限用の2つとし
てもよい。
【0039】また、位置ずれ補正データ作成手段は、駆
動制御部30内の位置ずれ補正データ作成制御プログラ
ムを格納させたROM32とCPU31とから形成さ
れ、補正用画像検出手段40で検出されかつそこから転
送入力された各色(Y,M,C,B)の補正用画像デー
タIMy1,IMy2、IMm1,IMm2、IMc
1,IMc2、IMb1,IMb2と、予め設定記憶さ
れた理論的なそれぞれの基準画像データ(この実施形態
では、実際に検出されたIMb1,IMb2)とを比較
して、各色ごとの位置ずれ補正データ(図11に示す△
PMc,△PMm,△Py、△Wc,△Wm,△Wy)
を作成する。
【0040】作成された各色ごとの位置ずれ補正データ
は、CPU31によってRAM33内の位置ずれ補正デ
ータ記憶手段33Mに記憶される。なお、図11(A)
に示すブラックBの補正用画像IMb1,IMb2、W
bについては、位置ずれがないのでつまり基準画像デー
タとしたので、位置ずれ補正データは作成されない。
【0041】位置ずれ補正制御手段は、Z方向に搬送ベ
ルト23で搬送されている画像形成媒体(用紙P)に各
画像形成手段10Y,10M,10C,10Bが当印刷
画像データに基く各色ごとの当該各画像を形成する際
に、位置ずれ補正データ記憶手段33Mに記憶されてい
る各色ごとの各位置ずれ補正データを用いて補正制御す
る手段で、位置ずれ補正制御プログラムを格納させたR
OM32とCPU31とからなる。各位置ずれ補正用デ
ータは、各露光手段12Y,12M,12C,12Bに
出力される。すると、各露光手段12Y,12M,12
C,12Bが、走査開始タイミング等を調整して具体的
に補正する。
【0042】次に、この第1の実施形態の作用・動作を
説明する。図1に示す補正用画像形成手段(31,3
2)は、ROM32に設定記憶された図11に示す理論
的な各補正用画像IMY,IMM,IMC,IMBを、
搬送中の搬送ベルト23の面に形成する。詳しくは、図
8に示す画像形成手段10Yと関与してイエローYの補
正用画像IMY(IMY1,IMY2)を形成する。同
様に、画像形成手段10Mと関与してマゼンタMの補正
用画像IMM(IMM1,IMM2)を形成し、画像形
成手段10Cと関与してシアンCの補正用画像IMC
(IMC1,IMC2)を形成する。さらに、画像形成
手段10Bと関与してブラックBの補正用画像IMB
(IMB1,IMB2)を形成する。
【0043】図11に示す実際の各補正用画像IMy
1,IMy2、IMm1,IMm2、IMc1,IMc
2、IMb1,IMb2が形成された搬送ベルト23が
図3に示す駆動ローラ21で下方に反転された後に蛍光
灯48が点灯され、図2に示す補正用画像検出処理部4
4の管理下でタイミング信号生成回路46からタイミン
グ信号が出力され、ラインイメージセンサ41が検出動
作する。このラインメージセンサ41で検出された信号
レベルは、アンプ41Aで増幅されかつシェーディング
補正回路42でシェーディング補正されてから、A/D
コンバータ43によってデジタル信号に変換されて補正
用画像検出処理部44に入力されるとともに、イメージ
RAM45に一旦記憶される。
【0044】補正用画像検出処理部44は、イエローY
の検出期間中は閾値をY用として補正用画像IMYにつ
いて実際に形成された補正用画像IMy1,IMy2を
検出し、イメージRAM45に記憶する。同様にして、
各検出期間中に補正用画像IMm1,IMm2、補正用
画像IMc1,IMc2、補正用画像IMb1,IMb
2を、それぞれに検出して記憶くする。しかる後に、各
補正用画像データIMb1,IMb2、IMc1,IM
c2、IMm1,IMm2、IMy1,IMy2を図2
に示すインターフェイス49を介して図1に示す駆動制
御部30へ転送出力する。
【0045】ここに、第1の検出対象除外手段を形成す
る補正用画像検出処理部44は、図4(B2)に示す閾
値THより高レベルのピクセルEについては図11
(E)に示す汚れDSTが付着しているものとして除去
する。したがって、汚れDSTによる影響を排除した状
態で検出処理するので、各補正用画像を正確かつ高精度
に検出することができる。
【0046】位置ずれ補正データ作成手段(31,3
2)は、各色(Y,M,C,B)の基準画像データ(こ
の実施形態では、IMb1,IMb2)と,転送入力さ
れて来た各色ごとの補正用画像データIMb1,IMb
2、IMc1,IMc2、IMm1,IMm2、IMy
1,IMy2とを用いて、各位置ずれ補正データ△PM
c,△PMm,△PMy、△Wc,△Wm,△Wyを作
成する。
【0047】位置ずれ補正制御手段(31,32)は、
インターフェイス38を介して上位機から転送入力され
た印刷画像データに基き各画像形成手段10Y,10
M,10C,10Bを用いてその画像を搬送ベルト23
でZ方向に搬送中の画像形成媒体(用紙P)に転写形成
する際(詳しくは、露光の際)に、RAM33(33
M)に記憶されている各色ごとの各位置ずれ補正用デー
タを用いて補正制御する。
【0048】しかして、この第1の実施形態によれば、
補正用画像検出手段40を搬送ベルト23の幅方向に伸
びるラインイメージセンサ41を含み各色ごとの各補正
用画像IMy1,IMy2、IMm1,IMm2、IM
c1,IMc2、IMb1,IMb2を検出可能に形成
し、ラインイメージセンサ41の白歪補正値決定の際に
予め設定された信号レベル範囲内にないピクセルEがあ
るか否かを判別する第1の判別手段(44)と,予め設
定された信号レベル範囲内にないと判別されたピクセル
Eについては各補正用画像の検出対象から除外する第1
の検出対象除外手段(44)とを設け、トナー付着等の
汚れによる影響を排除して各補正用画像を正確かつ高精
度に検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像形成可能に構
成されている。
【0049】また、第1の判別手段および第1の検出対
象除外手段が補正用画像検出処理部44から形成されて
いるので、低コストで具現化できる。
【0050】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、基本的構成が第1の実施形態(図1〜図3)の場合
と同じとされているが、さらに第2の判別手段(31,
32)を設けるとともに補正用画像形成手段(31,3
2)が第2の判別手段(31,32)によって同じまた
は接近していると判別された場合に各補正用画像形成位
置を当該ピクセルに対応する位置よりも搬送ベルト23
の幅方向で離れた位置に切替変更可能に形成されてい
る。
【0051】すなわち、第2の判別手段は、第2の判別
制御プログラムを格納させたROM32とCPU31と
からなり、補正用画像形成手段(31,32)が理論的
な各色の補正用画像〔例えば、ブラックBの図5(A)
に示すIMB(IMB1,IMB2)〕の形成位置が、
第1の検出対象除外手段(44)によって検出対象から
除外されたピクセルEに対応する位置と同じまたは接近
しているか否かを判別する。図5(A)に示す汚れDS
Tの付着している1以上のピクセルEは、左側の補正用
画像IMB1に接近していると判別される。
【0052】また、補正用画像形成手段(31,32)
は、第2の判別手段(31,32)によって補正用画像
IMB1と除外ピクセルとが接近されていると判別され
ると、補正用画像IMB1の形成位置を図5(B)に示
すように当該除外ピクセルに対応する位置よりも搬送ベ
ルト23の幅方向つまりX方向で除外ピクセルから離れ
た位置に切替変更可能に形成されている。図5では右方
向に切替変更されている。
【0053】なお、この切替変更移動量は、第2の判別
手段(31,32)が接近していると判別したその程度
に応じかつROM32に格納された切替変更移動量算出
プログラムに基きCPU31が決定するものとされてい
る。もとより、キー操作により設定変更可能としてもよ
い。
【0054】さらに、この第2の実施形態では、補正用
画像検出手段40(44)の検出範囲R1,R2が、図
5に示すように、補正用画像形成手段(31,32)に
よって形成される理論的な補正用画像(例えば、IM
B)の形成位置の近傍で補正用画像(IMB)を左右両
側において挟む一定範囲に限定されるものとされてい
る。また、この検出範囲(R1)は、第2の判別手段
(31,32)で接近判別されかつ補正用画像形成手段
(31,32)が理論的な補正用画像(IMB)の形成
位置を図5(A)から同(B)へ切替変更した場合に、
これに従動して当該検出範囲R1をその切替変更移動量
だけかつその移動方向に切替変更移動させることができ
るように形成されている。他の検出範囲R2は、そのま
まとされる。
【0055】しかして、この第2の実施形態によれば、
第2の判別手段(31,32)を設けるとともに補正用
画像形成手段(31,32)が第2の判別手段(31,
32)によって同じまたは接近していると判別された場
合に各補正用画像形成位置を当該ピクセルに対応する位
置よりも搬送ベルト23の幅方向で離れた位置に切替変
更可能に形成されているので、第1の実施形態の場合と
同様な作用効果を奏し得る他、さらに搬送ベルト23に
形成される各補正用画像とラインイメージセンサ41の
汚れDSTの付着したピクセルEとが重複や極接近する
ことがないから、各補正用画像を一段と正確に検出する
ことができる。また、検出範囲R1,R2が限定されて
いるので補正用画像検出処理部44の処理負担を軽減で
きかつ高速処理できるから画像形成の高速化にも有効で
ある。
【0056】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、基本的構成・機能が第1の実施形態の場合(図1〜
図3)と同様とされているが、さらに補正用画像検出手
段40で各補正用画像を検出する際に予め設定された信
号レベル範囲内に属する信号レベルで検出したピクセル
の連続数が予め設定された連続数と異なるか否かを判定
する判定手段(44)と,この判定手段(44)によっ
て信号レベル範囲内に属する信号レベルで検出されたピ
クセルの連続数が設定連続数と異なると判定されたこと
を条件に当該連続ピクセルについては各補正用画像の検
出対象から除外する第2の検出対象除外手段(44)と
を設け、トナー汚れ(DST)等の影響を排除可能に構
成されている。
【0057】すなわち、理論的な各補正用画像IMB,
IMC,IMM,IMYに基き実際に形成された各補正
用画像IMb1,IMb2、IMc1,IMc2、IM
m1,IMm2、IMy1,IMy2が例えば3ピクセ
ル相当の線幅でかつ鮮明であるのに対し、トナー汚れ等
は広がりを持ち不鮮明である場合が多い。
【0058】ここに、判定プログラムを格納させたRO
MとCPUとを含む補正用画像検出処理部44から形成
された判定手段および第2の検出対象除外手段は、検出
画像等の鮮明・不鮮明さを利用して、トナー付着等によ
る汚れDSTの影響を一掃可能に形成されている。
【0059】すなわち、図11(E)に示すラインイメ
ージセンサ41に汚れDSTが付着していると考える
と、この汚れDSTの位置に対応する図6(A)に示す
各ピクセルE3〜E8のデジタルの信号レベルは同
(B)の左側に示すものとなり、補正用画像(例えば、
IMb1)に対応するピクセルEn−1,En,En+
1の信号レベルは右側に示すものとなる。
【0060】ここに、予め設定された信号レベル範囲が
図6(B)に点線で示した設定閾値TH以上であれば、
判定手段(44)に予め連続数を“3”に設定してお
く。すると、判定手段(44)は、補正用画像を検出す
る際に設定閾値TH以上として検出したピクセルEの連
続数が設定連続数(“3”)と異なるか否かを判別す
る。
【0061】図6の場合は、6つの連続したピクセルE
3〜E8が設定閾値TH以上で検出されたが、その連続
数(“6”)は設定連続数(“3”)と異なるものと判
定される。一方、3つの連続したピクセルEn−1,E
n,En+1は設定連続数(“3”)と同じであると判
定される。
【0062】かくして、第2の検出対象除外手段(4
4)は、設定連続数(“3”)と異なる検出連続数
(“6”)のピクセルE3〜E8については各補正用画
像の検出対象としない。つまり、汚れDSTと判定して
除外する。したがって、設定連続数(“3”)と同じ連
続数(“3”)のピクセルEn−1,En,En+1が
補正用画像(IMb1)を検出したものとされる。
【0063】なお、ラインイメージセンサ41やレンズ
等には、トナー付着のみならず鋭い線状の傷が付くこと
もある。この傷を検出したピクセルEの連続数が例えば
“1”の場合があり得る。つまり、設定連続数
(“3”)以下の場合も排除する必要がある。かくし
て、判定手段(44)は、連続数が設定連続数と異なる
か否かによって判定するものとされている。
【0064】しかして、この第3の実施形態によれば、
判定手段(44)とこの判定手段(44)によって信号
レベル範囲内に属する信号レベルで検出されたピクセル
の連続数が設定連続数と異なると判定されたことを条件
に当該連続ピクセルについては各補正用画像の検出対象
から除外する第2の検出対象除外手段(44)とを設
け、トナー付着等の汚れDSTの影響を排除可能に構成
されているので、各補正用画像を正確かつ高精度に検出
可能かつ鮮明で高画質の多色画像を形成することができ
る。
【0065】また、判定手段(44)がピクセルの検出
連続数が設定連続数と異なるか否かによって補正用画像
か汚れDSTかを判定可能に形成されているので、トナ
ー付着等の広域汚れのみならず小さな傷等の影響も確実
に排除できる。
【0066】(第4の実施形態)この第4の実施形態
は、基本的構成・機能が第1実施形態の場合(図1〜図
3)と同様とされているが、さらに移動調整機構の移動
調整量を検出する移動調整量検出手段と,補正用画像検
出手段40の検出範囲R1,R2を検出された移動調整
量△だけかつその移動方向に切替変更する検出範囲切替
変更手段(31,32)とを設け、移動調整機構によっ
て各色画像形成位置が一括して同一寸法(△)だけ移動
調整された場合に補正用画像検出手段40の検出範囲R
1,R2を追従移動調整可能に構成されている。
【0067】移動調整機構は、図8に示す各画像形成手
段10Y,10M,10C,10Bと各カセット5U,
5Dとの各位置を主走査(X)方向に相対移動させ、各
色の画像形成可能位置を一括して同一寸法だけX方向に
移動調整可能な公知機構(図示省略)である。
【0068】例えば、図7(A1)に示す画像形成可能
位置(エリアAIM)を全体として同(A2)に示すよ
うに移動調整量△だけ左(右)方向に調整することがで
きる。移動調整量△はmmオーダー(例えば、2mm)
である。
【0069】移動調整量検出手段は、この移動調整量△
を検出する手段で、操作レバー等に従動検出するポテン
ショメーター,ホトダイオードやリニアスケール等から
形成される。但し、定量的に検出できなくともそのオー
ダーを検出可能であればよい。例えば、複数段階のリミ
ットスイッチ等によっても構成することができる。
【0070】もとより、移動調整機構を用いて書き出し
タイミングを調整した場合の移動調整量△が駆動制御部
30に記憶されている場合には、移動調整量検出手段を
その移動調整量△を読取り検出する構成としてもよい。
【0071】なお、補正用画像形成手段(31,32)
は、移動調整機構によって各色画像形成位置が△だけ調
整されたとしても何の影響もないが、関与する各画像形
成手段が10Y,10M,10C,10Bが一括して△
だけ調整されるので、結果としては各補正用画像IM
Y,IMM,IMC,IMBを△だけ調整した位置に形
成することになる。
【0072】また、この第4の実施形態における補正用
画像検出手段40は、第2の実施形態の場合と同様に検
出範囲R1,R2を切替変更可能に形成されている。各
検出範囲R1,R2間の間隔D1は一定とする。
【0073】検出範囲切替変更手段は、図7(B1)に
示す補正用画像検出手段40の検出範囲R1,R2を移
動調整量検出手段で検出された移動調整量△だけその移
動方向に図7(B2)に示すように切替変更するもの
で、駆動制御部30内の検出範囲切替変更プログラムを
格納させたROM32とCPU31とからなる。
【0074】したがって、数百μmオーダーの検出精度
および補正制御を持っていても、移動調整機構でmmオ
ーダーの調整があると検出および補正制御が不能となっ
てしまうが、移動調整量検出手段と検出範囲切替変更手
段(31,32)とが働くので、各補正用画像の正確な
検出と各画像形成の際の正確な補正制御を保障すること
ができる。
【0075】しかして、この第4の実施形態によれば、
移動調整機構の移動調整量△を検出する移動調整量検出
手段と補正用画像検出手段40の検出範囲R1,R2を
検出された移動調整量△だけかつその移動方向に切替変
更する検出範囲切替変更手段(31,32)とを設け、
移動調整機構によって各色画像形成位置が一括して移動
調整された場合に補正用画像検出手段40の検出範囲R
1,R2を追従移動調整可能に構成されているので、各
色の画像形成位置の一括移動調整があってもかつ補正用
画像検出手段40の検出範囲R1,R2を各補正用画像
の理論位置の近傍に限定したとしても、各補正用画像を
正確かつ高精度に検出可能かつ鮮明で高画質の多色画像
を形成することができるとともに適用性を拡大できかつ
取扱いが容易となる。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、補正用画像検
出手段を搬送ベルトの幅方向に伸びるラインイメージセ
ンサを含み各色ごとの各補正用画像を検出可能に形成
し、第1の判別手段と第1の検出対象除外手段とを設
け、ラインイメージセンサの白歪補正値決定の際に設定
信号レベル範囲内にないピクセルがある場合にはそれを
補正用画像の検出対象から除外可能に形成されているの
で、トナー付着等の汚れの影響を排除して各補正用画像
を正確かつ高精度に検出できかつ鮮明で高画質の多色画
像を形成することができる。
【0077】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の場合に加え第2の判別手段を設けるとともに補
正用画像形成手段が第2の判別手段によって同じまたは
接近していると判別された場合に各補正用画像形成位置
を当該ピクセルに対応する位置よりも搬送ベルトの幅方
向で離れた位置に切替変更可能に形成されているので、
請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さら
に補正用画像が検出除外されたピクセルと重複したり干
渉して当該補正用画像を検出できないまたは検出不能と
なる状態を一掃できるから各補正画像を一段と正確に検
出できる。
【0078】また、請求項3の発明によれば、補正用画
像検出手段を搬送ベルトの幅方向に伸びるラインイメー
ジセンサを含み各色ごとの各補正用画像を検出可能に形
成し、判定手段とこの判定手段によって信号レベル範囲
内に属する信号レベルで検出されたピクセルの連続数が
設定連続数と異なると判定されたことを条件に当該連続
ピクセルについては各補正用画像の検出対象から除外す
る第2の検出対象除外手段とを設けたので、トナー付着
等の汚れの影響を排除して各補正用画像を正確かつ高精
度に検出できかつ鮮明で高画質の多色画像を形成するこ
とができる。また、汚れの払拭作業のために多色画像形
成運転を停止しなければならない事態も回避でき得る。
【0079】さらに、請求項4の発明によれば、移動調
整機構の移動調整量を検出する移動調整量検出手段と補
正用画像検出手段の検出範囲を検出された移動調整量だ
けかつその移動方向に切替変更する検出範囲切替変更手
段とを設け、移動調整機構によって各色画像形成位置が
一括して移動調整された場合に補正用画像検出手段の検
出範囲を追従移動調整可能に構成されているので、各色
の画像形成位置の一括移動調整があってもかつ補正用画
像検出手段を各補正用画像の理論位置の近傍に限定して
も、各補正用画像を正確かつ高精度に検出できかつ鮮明
で高画質の多色画像を形成することができるとともに、
適用性が広くかつ取扱いも簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、補正用画像検出手段を説明するための
回路図である。
【図3】同じく、ラインイメージセンサの検出位置を説
明するための図である。
【図4】同じく、白歪補正値決定方法を説明するための
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を説明するための図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施形態を説明するための図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施形態を説明するための図で
ある。
【図8】従来例を説明するための全体構成図である。
【図9】同じく、露光動作を説明するための図である。
【図10】同じく、位置ずれ補正を説明するための図で
ある。
【図11】同じく、検出上の問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 本体 5 給紙手段 5U,5D カセット 10Y,10M,10C,10B 画像形成手段 11Y,11M,11C,11B プロセス手段 11DY,11DM,11DC,11DB 感光ドラム 12Y,12M,12C,12B 露光手段 20 搬送手段 23 搬送ベルト 30 駆動制御部 31 CPU(補正用画像形成手段,位置ずれ補正デー
タ作成手段,位置ずれ補正制御手段,第2の判別手段,
検出範囲切替変更手段) 32 ROM(補正用画像形成手段,位置ずれ補正デー
タ作成手段,位置ずれ補正制御手段,第2の判別手段,
検出範囲切替変更手段) 33 RAM 33M 位置ずれ補正データ記憶手段 40 補正用画像検出手段 41 ラインイメージセンサ E ピクセル 42 シューディング補正回路 43 A/Dコンバータ 44 補正用画像検出処理部(第1の判別手段,第1の
検出対象除外手段、判定手段,第2の検出対象除外手
段) P 用紙(画像形成媒体) X 主走査方向 Y 副走査方向 Z 搬送方向 IMY イエローの補正用画像 IMy1,IMy2 実際形成されたイエローの補正用
画像 IMM マゼンタの補正用画像 IMm1,IMm2 実際形成されたマゼンタの補正用
画像 IMC シアンの補正用画像 IMc1,IMc2 実際形成されたシアンの補正用画
像 IMB ブラックの補正用画像 IMb1,IMb2 実際形成されたブラックの補正用
画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/48 H04N 1/46 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成媒体の搬送方向に配設された各
    色ごとの画像形成手段と,画像形成媒体を搬送方向に搬
    送する搬送ベルトと,各画像形成手段に関与して搬送ベ
    ルト幅方向の両側に離隔されかつ搬送方向に伸長する各
    色ごとの補正用画像を搬送中の搬送ベルトに形成する補
    正用画像形成手段と,搬送ベルトに形成された各色ごと
    の補正用画像を検出する補正用画像検出手段と,検出さ
    れた各色ごとの補正用画像データと基準画像データとを
    比較して各色ごとの主走査方向の位置ずれ補正データを
    作成する位置ずれ補正データ作成手段と,作成された各
    色ごとの位置ずれ補正データを記憶する位置ずれ補正デ
    ータ記憶手段と,搬送ベルトで搬送される画像形成媒体
    に各画像形成手段が当該各色画像を形成する際に記憶さ
    れている位置ずれ補正データを用いて補正制御する位置
    ずれ補正制御手段とを具備してなる多色画像形成装置に
    おいて、 前記補正用画像検出手段を前記搬送ベルトの幅方向に伸
    びるラインイメージセンサを含み各色ごとの前記各補正
    用画像を検出可能に形成し、ラインイメージセンサの白
    歪補正値決定の際に予め設定された信号レベル範囲内に
    ないピクセルがあるか否かを判別する第1の判別手段
    と,予め設定された信号レベル範囲内にないと判別され
    たピクセルについては前記各補正用画像の検出対象から
    除外する第1の検出対象除外手段とを設けた、ことを特
    徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記補正用画像形成手段が前記各補正用
    画像を形成しようとする前記搬送ベルトの位置が前記第
    1の検出対象除外手段によって検出対象から除外された
    ピクセルに対応する位置と同じまたは接近しているか否
    かを判別する第2の判別手段を設けるとともに、前記補
    正用画像形成手段が第2の判別手段によって同じまたは
    接近していると判別された場合に前記各補正用画像形成
    位置を当該ピクセルに対応する位置よりも前記搬送ベル
    トの幅方向で離れた位置に切替変更可能に形成されてい
    る請求項1記載の多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成媒体の搬送方向に配設された各
    色ごとの画像形成手段と,画像形成媒体を搬送方向に搬
    送する搬送ベルトと,各画像形成手段に関与して搬送ベ
    ルト幅方向の両側に離隔されかつ搬送方向に伸長する各
    色ごとの補正用画像を搬送中の搬送ベルトに形成する補
    正用画像形成手段と,搬送ベルトに形成された各色ごと
    の補正用画像を検出する補正用画像検出手段と,検出さ
    れた各色ごとの補正用画像データと基準画像データとを
    比較して各色ごとの主走査方向の位置ずれ補正データを
    作成する位置ずれ補正データ作成手段と,作成された各
    色ごとの位置ずれ補正データを記憶する位置ずれ補正デ
    ータ記憶手段と,搬送ベルトで搬送される画像形成媒体
    に各画像形成手段が当該各色画像を形成する際に記憶さ
    れている位置ずれ補正データを用いて補正制御する位置
    ずれ補正制御手段とを具備してなる多色画像形成装置に
    おいて、 前記補正用画像検出手段を前記搬送ベルトの幅方向に伸
    びるラインイメージセンサを含み各色ごとの前記各補正
    用画像を検出可能に形成し、この補正用画像検出手段で
    前記各補正用画像を検出する際に予め設定された信号レ
    ベル範囲内に属する信号レベルで検出したピクセルの連
    続数が予め設定された連続数と異なるか否かを判定する
    判定手段と,この判定手段によって信号レベル範囲内に
    属する信号レベルで検出されたピクセルの連続数が設定
    連続数と異なると判定されたことを条件に当該連続ピク
    セルについては前記各補正用画像の検出対象から除外す
    る第2の検出対象除外手段とを設けた、ことを特徴とす
    る多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成媒体の搬送方向に配設された各
    色ごとの画像形成手段と,画像形成媒体を搬送方向に搬
    送する搬送ベルトと,各画像形成手段に関与して搬送ベ
    ルト幅方向の両側に離隔されかつ搬送方向に伸長する各
    色ごとの補正用画像を搬送中の搬送ベルトに形成する補
    正用画像形成手段と,搬送ベルトに形成された各色ごと
    の補正用画像を検出する補正用画像検出手段と,検出さ
    れた各色ごとの補正用画像データと基準画像データとを
    比較して各色ごとの主走査方向の位置ずれ補正データを
    作成する位置ずれ補正データ作成手段と,作成された各
    色ごとの位置ずれ補正データを記憶する位置ずれ補正デ
    ータ記憶手段と,搬送ベルトで搬送される画像形成媒体
    に各画像形成手段が当該各色画像を形成する際に記憶さ
    れている位置ずれ補正データを用いて補正制御する位置
    ずれ補正制御手段と,搬送ベルトで搬送方向に搬送され
    る画像形成媒体に形成される各色ごとの画像形成位置を
    一括して搬送ベルトの幅方向に移動調整可能な移動調整
    機構とを具備する多色画像形成装置において、 前記移動調整機構の移動調整量を検出する移動調整量検
    出手段と,前記補正用画像検出手段の検出範囲を検出さ
    れた移動調整量だけかつその移動方向に切替変更する検
    出範囲切替変更手段とを設けた、ことを特徴とする多色
    画像形成装置。
JP8084281A 1996-04-05 1996-04-05 多色画像形成装置 Pending JPH09272229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084281A JPH09272229A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 多色画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084281A JPH09272229A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 多色画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09272229A true JPH09272229A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13826082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8084281A Pending JPH09272229A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 多色画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09272229A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207728A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017207728A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7211238B2 (ja) エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法
JP2000050062A (ja) 画像入力装置
US9143629B2 (en) Systems and methods for streak detection in image array scanning
CN103379250B (zh) 图像读取装置以及图像形成装置
US20070172264A1 (en) Printer including unit for detecting color registration error and method of detecting color registration error
JPH1165315A (ja) 画像形成装置
JP2020123940A (ja) 傾き検出装置、読取装置、画像処理装置および傾き検出方法
JP7592974B2 (ja) 読取装置、画像処理装置および特徴量検出方法
JP3736880B2 (ja) 読取装置及び画像形成装置
JP3327299B2 (ja) 多重画像形成装置のレジ合わせ画像サンプリング補正方式
CN113835316B (zh) 位置检测装置、位置检测方法、以及图像形成装置
US7777921B2 (en) Digital scanning control method and system
US11258920B2 (en) Image diagnostic device, failure diagnostic apparatus, and diagnostic method
US6101359A (en) Image forming apparatus
JP2012054834A (ja) 画像読取り装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2000267508A (ja) 画像形成装置
JP4978078B2 (ja) 画像形成装置の制御方法および画像形成装置
JPH09272229A (ja) 多色画像形成装置
JP4609289B2 (ja) 画像読取り装置及び画像形成装置
JP2004120425A (ja) 原稿読取装置
JP2001157005A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP7631936B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法
JP7556256B2 (ja) 読取装置、画像形成装置および方法
US20250013182A1 (en) Image forming system
JP2024176965A (ja) 画像処理装置およびエッジ検出方法