JPH09270163A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH09270163A JPH09270163A JP7801396A JP7801396A JPH09270163A JP H09270163 A JPH09270163 A JP H09270163A JP 7801396 A JP7801396 A JP 7801396A JP 7801396 A JP7801396 A JP 7801396A JP H09270163 A JPH09270163 A JP H09270163A
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- JP
- Japan
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- data
- track
- disc
- toc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トラックナンバーをダビングできるディスク装
置を提供する。 【解決手段】MD再生装置100にセットされたMD1
からデータが読み出されて、音声データについてはDR
AM6に一時格納された後、アナログコード40を介し
てMD録再装置200にセットされた録再用MD20に
アナログダビングされる。TOCデータについては、S
RAM9からデコーダ7及びエンコーダ22を介さずに
光コード50でMD録再装置200のSRAM25に伝
送されて格納される。このTOCデータのスタートアド
レスに基づいて、MD20に記録された音声データの各
トラックがイントロ再生される。再生中にユーザが操作
キー部35のエンターキーを押すとそのトラックのアド
レスデータがMD20に記録される。よって、MD1と
同じトラックナンバーがMD20にダビングされ、トラ
ックナンバーを利用した様々な便利な機能をMD1と同
様に享受することができる。
置を提供する。 【解決手段】MD再生装置100にセットされたMD1
からデータが読み出されて、音声データについてはDR
AM6に一時格納された後、アナログコード40を介し
てMD録再装置200にセットされた録再用MD20に
アナログダビングされる。TOCデータについては、S
RAM9からデコーダ7及びエンコーダ22を介さずに
光コード50でMD録再装置200のSRAM25に伝
送されて格納される。このTOCデータのスタートアド
レスに基づいて、MD20に記録された音声データの各
トラックがイントロ再生される。再生中にユーザが操作
キー部35のエンターキーを押すとそのトラックのアド
レスデータがMD20に記録される。よって、MD1と
同じトラックナンバーがMD20にダビングされ、トラ
ックナンバーを利用した様々な便利な機能をMD1と同
様に享受することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク装置に
関する。詳しくは、第1のディスクより読み出された音
声データがディスクダビング側に設けられた第2のディ
スクにアナログダビングされた後に、第2のディスクを
第1のディスクより読み出された各トラックのスタート
アドレスから順次イントロ再生しながら、第2のディス
クの各スタートアドレスにエンターキーでトラックナン
バーを付与するようにしたもので、音声データと共にト
ラックナンバーを付与できるようにしたものである。
関する。詳しくは、第1のディスクより読み出された音
声データがディスクダビング側に設けられた第2のディ
スクにアナログダビングされた後に、第2のディスクを
第1のディスクより読み出された各トラックのスタート
アドレスから順次イントロ再生しながら、第2のディス
クの各スタートアドレスにエンターキーでトラックナン
バーを付与するようにしたもので、音声データと共にト
ラックナンバーを付与できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニディスク(以下、「MD」と
いう)より音声データを再生するディスク装置(MD再
生装置)や、録再用MDに音声データを記録することも
可能なディスク装置(MD録再装置)が提案されてい
る。録再用MDには従来周知のようにATRAC(Adap
tive Transform Acoustic Coding)と称される音声信号
圧縮技術によって約1/5にデータ量が圧縮された状態
で音声データの記録が行われる。
いう)より音声データを再生するディスク装置(MD再
生装置)や、録再用MDに音声データを記録することも
可能なディスク装置(MD録再装置)が提案されてい
る。録再用MDには従来周知のようにATRAC(Adap
tive Transform Acoustic Coding)と称される音声信号
圧縮技術によって約1/5にデータ量が圧縮された状態
で音声データの記録が行われる。
【0003】再生用MDには、TOC(Table of Conte
nts)データとして、トラック数などのトラックデータ
や、各トラックのスタートアドレス及びエンドアドレス
などのアドレスデータ、そしてディスク名やトラック名
などの文字データが記録されている。録再用MDには、
録音時にこれらのTOCデータが初めて記録される。
nts)データとして、トラック数などのトラックデータ
や、各トラックのスタートアドレス及びエンドアドレス
などのアドレスデータ、そしてディスク名やトラック名
などの文字データが記録されている。録再用MDには、
録音時にこれらのTOCデータが初めて記録される。
【0004】図4(a)及び図4(b)にMDのエリア
区分とTOCデータが記録されるエリアのセクタ区分を
示す。
区分とTOCデータが記録されるエリアのセクタ区分を
示す。
【0005】図4(a)において、再生専用MDは、T
OCエリア(リードインエリア)、音声データエリア及
びリードアウトエリアに区分され、TOCデータはTO
Cエリアに記録されている。一方、録再用MDは、リー
ドインエリア、UTOCエリア(ユーザTOCエリ
ア)、音声データエリア及びリードアウトエリアに区分
され、TOCエリアからリードされたTOCデータはU
TOCエリアに再記録される。
OCエリア(リードインエリア)、音声データエリア及
びリードアウトエリアに区分され、TOCデータはTO
Cエリアに記録されている。一方、録再用MDは、リー
ドインエリア、UTOCエリア(ユーザTOCエリ
ア)、音声データエリア及びリードアウトエリアに区分
され、TOCエリアからリードされたTOCデータはU
TOCエリアに再記録される。
【0006】また、TOCエリア及びUTOCエリア
は、図4(b)に示すようにそれぞれ複数のセクタから
構成される。セクタ0には、ファーストTNO、ラスト
TNOなどのトラックデータや、スタートアドレスやエ
ンドアドレスなどの各トラックのアドレスデータが記録
される。セクタ1及びセクタ4にはディスク名や各トラ
ック名などの文字データが記録される。
は、図4(b)に示すようにそれぞれ複数のセクタから
構成される。セクタ0には、ファーストTNO、ラスト
TNOなどのトラックデータや、スタートアドレスやエ
ンドアドレスなどの各トラックのアドレスデータが記録
される。セクタ1及びセクタ4にはディスク名や各トラ
ック名などの文字データが記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MD再生装
置とMD録再装置とを接続し、MD再生装置(マスター
側)で再生するMDのデジタル音声データをアナログ信
号に変換した後、デジタル信号に再変換して、MD録再
装置(スレーブ側)にセットした録再用MDにアナログ
ダビングする場合、ダビングできるのは音声データのみ
であるから、デジタルコードデータであるTOCデータ
についてはダビングすることはできない。その結果、T
OCデータがないために、マスター側で複数のトラック
からなるものでも、スレーブ側では1トラックとして取
り扱われてしまう。これは、TOCデータに含まれるト
ラックデータやアドレスデータに基づいてトラック番号
などを判断することから、TOCデータがないと、あた
かも一本のトラックとして取り扱われてしまうからであ
る。
置とMD録再装置とを接続し、MD再生装置(マスター
側)で再生するMDのデジタル音声データをアナログ信
号に変換した後、デジタル信号に再変換して、MD録再
装置(スレーブ側)にセットした録再用MDにアナログ
ダビングする場合、ダビングできるのは音声データのみ
であるから、デジタルコードデータであるTOCデータ
についてはダビングすることはできない。その結果、T
OCデータがないために、マスター側で複数のトラック
からなるものでも、スレーブ側では1トラックとして取
り扱われてしまう。これは、TOCデータに含まれるト
ラックデータやアドレスデータに基づいてトラック番号
などを判断することから、TOCデータがないと、あた
かも一本のトラックとして取り扱われてしまうからであ
る。
【0008】TOCデータを記録できないために、スレ
ーブ側MDでもマスター側MDと同じトラックとして区
切るためには、ユーザが手作業でTOCデータを作成す
る必要がある。例えば、音声データのダビング中でマス
ター側MDの各トラックの先頭が再生されたときに、ユ
ーザがTOCデータ作成用のマーカー信号をスレーブ側
MDに打ち込んだり、スレーブ側MDを全曲再生してそ
の間にマーカー信号の打ち込み作業を行う必要がある。
しかし、これらの方法では相当の時間や労力を要するこ
とになる。
ーブ側MDでもマスター側MDと同じトラックとして区
切るためには、ユーザが手作業でTOCデータを作成す
る必要がある。例えば、音声データのダビング中でマス
ター側MDの各トラックの先頭が再生されたときに、ユ
ーザがTOCデータ作成用のマーカー信号をスレーブ側
MDに打ち込んだり、スレーブ側MDを全曲再生してそ
の間にマーカー信号の打ち込み作業を行う必要がある。
しかし、これらの方法では相当の時間や労力を要するこ
とになる。
【0009】この問題を解決するために、入力音声信号
が所定時間以上に渡り規定レベル以下(無音部)になっ
たことを検知するLEVEL SYNC(レベル・シン
ク)機能を備えたMD録再装置がある。無音部とトラッ
ク間の区切りが一致するMDをアナログダビングすると
きには、このレベル・シンク機能を利用してトラック番
号を自動的に生成して記録することができ、マスター側
と同じトラックとして区切ることができる。
が所定時間以上に渡り規定レベル以下(無音部)になっ
たことを検知するLEVEL SYNC(レベル・シン
ク)機能を備えたMD録再装置がある。無音部とトラッ
ク間の区切りが一致するMDをアナログダビングすると
きには、このレベル・シンク機能を利用してトラック番
号を自動的に生成して記録することができ、マスター側
と同じトラックとして区切ることができる。
【0010】しかし、このレベル・シンク機能を用いて
も、例えばクラシックのように切れ目なく次の楽章に続
くような音声データをアナログダビングするときには、
楽章と楽章との間に無音部分がないため、各楽章の切れ
目を検出できず、これら楽章間にトラック番号を打ち込
むことができない。そのため、複数のトラックからなる
ものが1トラックとして取り扱われてしまうこととな
り、特定の楽章を指定して再生できなくなってしまう。
フェイドアウトしながら次のトラックに移行するような
ソースについても同様である。また、マスター側MDの
トラック間の区切りに無音部が必ずあったとしても、そ
れが規定時間(例えば3秒間)以下であるときにもトラ
ック番号を打ち込めない。
も、例えばクラシックのように切れ目なく次の楽章に続
くような音声データをアナログダビングするときには、
楽章と楽章との間に無音部分がないため、各楽章の切れ
目を検出できず、これら楽章間にトラック番号を打ち込
むことができない。そのため、複数のトラックからなる
ものが1トラックとして取り扱われてしまうこととな
り、特定の楽章を指定して再生できなくなってしまう。
フェイドアウトしながら次のトラックに移行するような
ソースについても同様である。また、マスター側MDの
トラック間の区切りに無音部が必ずあったとしても、そ
れが規定時間(例えば3秒間)以下であるときにもトラ
ック番号を打ち込めない。
【0011】また、無音部が規定時間以上続くときに
は、トラックの区切りでないところでもスレーブ側では
トラックを区切ってしまうので、1トラックからなるも
のが逆に複数のトラックとして扱われることとなってし
まう。
は、トラックの区切りでないところでもスレーブ側では
トラックを区切ってしまうので、1トラックからなるも
のが逆に複数のトラックとして扱われることとなってし
まう。
【0012】このように、アナログダビングの場合で
は、レベル・シンク機能を用いても、マスター側MDの
音声データの内容(無音部とトラックの区切りの対応)
によっては、スレーブ側MDでマスター側と同じトラッ
クで区切ることができないおそれがあった。
は、レベル・シンク機能を用いても、マスター側MDの
音声データの内容(無音部とトラックの区切りの対応)
によっては、スレーブ側MDでマスター側と同じトラッ
クで区切ることができないおそれがあった。
【0013】そこで、この発明は、ディスク間で音声デ
ータをアナログダビングする場合、音声データの内容に
関係なく、マスター側ディスクと同じトラックナンバー
をスレーブ側ディスクに付与することができるディスク
装置を提供するものである。
ータをアナログダビングする場合、音声データの内容に
関係なく、マスター側ディスクと同じトラックナンバー
をスレーブ側ディスクに付与することができるディスク
装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
装置は、第1のディスクより読み出された、少なくとも
複数のトラックのスタートアドレスを含むTOCデータ
を格納するメモリ手段と、再生されたアドレスにトラッ
クナンバーを付与するエンターキーとを有し、第1のデ
ィスクより読み出された音声データが、ディスクダビン
グ側に設けられた第2のディスクにアナログダビングさ
れた後に、ダビングされた音声データを第2のディスク
より読み出して、メモリ手段に格納された各トラックの
スタートアドレスから順次イントロ再生し、この再生内
容を有効とするときにはイントロ再生中にエンターキー
を操作することによって、第2のディスクの各スタート
アドレスにトラックナンバーを順次付与できるようにし
たものである。
装置は、第1のディスクより読み出された、少なくとも
複数のトラックのスタートアドレスを含むTOCデータ
を格納するメモリ手段と、再生されたアドレスにトラッ
クナンバーを付与するエンターキーとを有し、第1のデ
ィスクより読み出された音声データが、ディスクダビン
グ側に設けられた第2のディスクにアナログダビングさ
れた後に、ダビングされた音声データを第2のディスク
より読み出して、メモリ手段に格納された各トラックの
スタートアドレスから順次イントロ再生し、この再生内
容を有効とするときにはイントロ再生中にエンターキー
を操作することによって、第2のディスクの各スタート
アドレスにトラックナンバーを順次付与できるようにし
たものである。
【0015】第1のディスクより読み出されて、アナロ
グ変換されずにデジタルデータのままスレーブ側メモリ
手段に格納されるTOCデータには、複数のトラックの
スタートアドレスが含まれる。第1のディスクより読み
出された音声データは、ディスクダビング側に設けられ
た第2のディスクにアナログダビングされる。この後、
ダビングされた音声は第2のディスクより読み出され
て、メモリ手段に格納された各トラックのスタートアド
レスから順次イントロ再生され、この再生内容を有効と
するときにはイントロ再生中にエンターキーを操作する
ことによって、第2のディスクの各スタートアドレスに
トラックナンバーが順次付与される。
グ変換されずにデジタルデータのままスレーブ側メモリ
手段に格納されるTOCデータには、複数のトラックの
スタートアドレスが含まれる。第1のディスクより読み
出された音声データは、ディスクダビング側に設けられ
た第2のディスクにアナログダビングされる。この後、
ダビングされた音声は第2のディスクより読み出され
て、メモリ手段に格納された各トラックのスタートアド
レスから順次イントロ再生され、この再生内容を有効と
するときにはイントロ再生中にエンターキーを操作する
ことによって、第2のディスクの各スタートアドレスに
トラックナンバーが順次付与される。
【0016】よって、マスター側ディスクの音声データ
の内容に関係なく、マスター側と同じトラックナンバー
を常に短時間で簡単にスレーブ側ディスクに付与でき
る。したがって、ユーザはスレーブ側ディスクでも、マ
スター側と同じトラックナンバーを利用する様々な機能
を享受することができる。
の内容に関係なく、マスター側と同じトラックナンバー
を常に短時間で簡単にスレーブ側ディスクに付与でき
る。したがって、ユーザはスレーブ側ディスクでも、マ
スター側と同じトラックナンバーを利用する様々な機能
を享受することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態とし
てのMD録再装置200について、図1以下を参照して
説明する。図1は、MD再生装置100及びMD録再装
置200を示す。
てのMD録再装置200について、図1以下を参照して
説明する。図1は、MD再生装置100及びMD録再装
置200を示す。
【0018】図1において、第1のディスクとしてのM
D1を再生するMD再生装置100は、光ピックアップ
2、RFアンプ部3、デコーダ4、メモリコントローラ
5、DRAM6、デコーダ7、D/Aコンバータ8、S
RAM9、システムコントローラ10及び切替スイッチ
SW1,SW2を有する。
D1を再生するMD再生装置100は、光ピックアップ
2、RFアンプ部3、デコーダ4、メモリコントローラ
5、DRAM6、デコーダ7、D/Aコンバータ8、S
RAM9、システムコントローラ10及び切替スイッチ
SW1,SW2を有する。
【0019】光ピックアップ2を構成する複数の光検出
器(図示せず)の出力信号は、RFアンプ部3に供給さ
れる。このRFアンプ部3より得られるトラッキングエ
ラー信号及びフォーカスエラー信号はサーボ制御回路
(図示せず)に供給され、そのサーボ制御回路によって
光ピックアップ2のトラッキングサーボ及びフォーカス
サーボ、さらに光ピックアップ2を所定位置に移動する
送りモータやスピンドルモータの回転も制御される。
器(図示せず)の出力信号は、RFアンプ部3に供給さ
れる。このRFアンプ部3より得られるトラッキングエ
ラー信号及びフォーカスエラー信号はサーボ制御回路
(図示せず)に供給され、そのサーボ制御回路によって
光ピックアップ2のトラッキングサーボ及びフォーカス
サーボ、さらに光ピックアップ2を所定位置に移動する
送りモータやスピンドルモータの回転も制御される。
【0020】RFアンプ部3より得られるMD1の再生
RF信号はEFMとCIRCのデコーダ4に供給され、
復調処理が行われると共に誤り訂正処理が行われる。こ
のデコーダ4で誤り訂正されたデータの中で音声データ
に係る圧縮符号化データは、メモリコントローラ5を介
してDRAM6に一時格納される。このDRAM6に格
納された圧縮符号化音声データはメモリコントローラ5
で順次読み出され、切替スイッチSW1の可動端子aが
b側に接続されるとデコーダ7に供給されて伸張復号化
処理される。デコーダ7より出力される線形なデジタル
音声データは、切替スイッチSW2の可動端子dがe側
に接続されるとD/Aコンバータ8に供給されてアナロ
グ音声信号に変換され、アナログ出力端子11に導出さ
れる。一方、切替スイッチSW2の可動端子dがf側に
接続されるとデジタル音声データはD/A変換されずに
そのままの形態でデジタル出力端子12に導出される。
RF信号はEFMとCIRCのデコーダ4に供給され、
復調処理が行われると共に誤り訂正処理が行われる。こ
のデコーダ4で誤り訂正されたデータの中で音声データ
に係る圧縮符号化データは、メモリコントローラ5を介
してDRAM6に一時格納される。このDRAM6に格
納された圧縮符号化音声データはメモリコントローラ5
で順次読み出され、切替スイッチSW1の可動端子aが
b側に接続されるとデコーダ7に供給されて伸張復号化
処理される。デコーダ7より出力される線形なデジタル
音声データは、切替スイッチSW2の可動端子dがe側
に接続されるとD/Aコンバータ8に供給されてアナロ
グ音声信号に変換され、アナログ出力端子11に導出さ
れる。一方、切替スイッチSW2の可動端子dがf側に
接続されるとデジタル音声データはD/A変換されずに
そのままの形態でデジタル出力端子12に導出される。
【0021】デコーダ4で誤り訂正されたデータで、M
D1のTOCエリア又はUTOCエリアに記録された音
声データに係るTOCデータは、メモリコントローラ5
を介してSRAM9に格納される。このTOCデータの
SRAM9への格納は音声データ読み込み前に行われ
る。切替スイッチSW1の可動端子aがc側に接続され
ると、SRAM9に格納されたTOCデータは、メモリ
コントローラ5を介して読み出されてデジタルデータと
してデジタル出力端子12に導出される。
D1のTOCエリア又はUTOCエリアに記録された音
声データに係るTOCデータは、メモリコントローラ5
を介してSRAM9に格納される。このTOCデータの
SRAM9への格納は音声データ読み込み前に行われ
る。切替スイッチSW1の可動端子aがc側に接続され
ると、SRAM9に格納されたTOCデータは、メモリ
コントローラ5を介して読み出されてデジタルデータと
してデジタル出力端子12に導出される。
【0022】上述したデコーダ4、メモリコントローラ
5及び切替スイッチSW1,SW2の動作は、マイコン
を含むシステムコントローラ10によって制御される。
5及び切替スイッチSW1,SW2の動作は、マイコン
を含むシステムコントローラ10によって制御される。
【0023】第2のディスクとしてのMD20の記録/
再生を行うMD録再装置200は、A/Dコンバータ2
1、エンコーダ/デコーダ22、メモリコントローラ2
3、DRAM24、SRAM25、エンコーダ/デコー
ダ26、システムコントローラ27、ヘッド駆動回路2
8、磁気ヘッド29及び切替スイッチSW3,SW4を
有する。
再生を行うMD録再装置200は、A/Dコンバータ2
1、エンコーダ/デコーダ22、メモリコントローラ2
3、DRAM24、SRAM25、エンコーダ/デコー
ダ26、システムコントローラ27、ヘッド駆動回路2
8、磁気ヘッド29及び切替スイッチSW3,SW4を
有する。
【0024】MD再生装置100のアナログ出力端子1
1より出力されるアナログ音声信号は、アナログコード
40を介してMD録再装置200のアナログ入力端子3
1に供給されて、A/Dコンバータ21で線形なデジタ
ル音声データに変換される。このデジタル音声データ
は、切替スイッチSW3,SW4の可動端子g,jがそ
れぞれh側、k側に接続されることで、圧縮伸張のエン
コーダ/デコーダ22に供給されてATRAC方式の圧
縮符号化などのエンコード処理された後、メモリコント
ローラ23を介してDRAM24に格納される。
1より出力されるアナログ音声信号は、アナログコード
40を介してMD録再装置200のアナログ入力端子3
1に供給されて、A/Dコンバータ21で線形なデジタ
ル音声データに変換される。このデジタル音声データ
は、切替スイッチSW3,SW4の可動端子g,jがそ
れぞれh側、k側に接続されることで、圧縮伸張のエン
コーダ/デコーダ22に供給されてATRAC方式の圧
縮符号化などのエンコード処理された後、メモリコント
ローラ23を介してDRAM24に格納される。
【0025】また、MD再生装置100のデジタル出力
端子12より出力されるデジタル音声データは、光コー
ド(光ケーブル)50を介してMD録再装置200のデ
ジタル入力端子32に供給され、切替スイッチSW3,
SW4の可動端子g,jがそれぞれi側、k側に接続さ
れることでエンコーダ/デコーダ22でエンコード処理
された後、DRAM24に供給される。
端子12より出力されるデジタル音声データは、光コー
ド(光ケーブル)50を介してMD録再装置200のデ
ジタル入力端子32に供給され、切替スイッチSW3,
SW4の可動端子g,jがそれぞれi側、k側に接続さ
れることでエンコーダ/デコーダ22でエンコード処理
された後、DRAM24に供給される。
【0026】DRAM24に格納された音声信号に係る
圧縮符号化データはメモリコントローラ23を介して順
次読み出されてEFMとCIRCのエンコーダ/デコー
ダ26に供給されて、誤り訂正処理のためのエンコード
処理されると共に変調処理される。
圧縮符号化データはメモリコントローラ23を介して順
次読み出されてEFMとCIRCのエンコーダ/デコー
ダ26に供給されて、誤り訂正処理のためのエンコード
処理されると共に変調処理される。
【0027】エンコーダ/デコーダ26より出力される
記録音声データはヘッド駆動回路28に供給される。こ
れにより、磁気ヘッド29の出力磁界が記録音声データ
によって変調され、光ピックアップ33からのレーザ光
との共働でもって、記録音声データが録再用MD20に
磁界変調記録される。
記録音声データはヘッド駆動回路28に供給される。こ
れにより、磁気ヘッド29の出力磁界が記録音声データ
によって変調され、光ピックアップ33からのレーザ光
との共働でもって、記録音声データが録再用MD20に
磁界変調記録される。
【0028】上述したメモリコントローラ23及びエン
コーダ/デコーダ26の動作は、マイコンを含むステム
コントローラ27によって制御される。
コーダ/デコーダ26の動作は、マイコンを含むステム
コントローラ27によって制御される。
【0029】MD録再装置200は、さらに光ピックア
ップ33及びRFアンプ部34を有する。再生時には、
MD20に記録された音声データが光ピックアップ33
によって検出され、その出力信号がRFアンプ部34に
供給される。そして、エンコーダ/デコーダ26で復調
処理や誤り訂正処理されてDRAM24に一時格納され
た圧縮符号化音声データは、メモリコントローラ23を
介して読み出され、システムコントローラ27の制御に
よって切替スイッチSW4の可動端子jがk側に接続さ
れることでエンコーダ/デコーダ22で伸張復号化処理
される。そしてその音声が図示しないスピーカより出力
される。
ップ33及びRFアンプ部34を有する。再生時には、
MD20に記録された音声データが光ピックアップ33
によって検出され、その出力信号がRFアンプ部34に
供給される。そして、エンコーダ/デコーダ26で復調
処理や誤り訂正処理されてDRAM24に一時格納され
た圧縮符号化音声データは、メモリコントローラ23を
介して読み出され、システムコントローラ27の制御に
よって切替スイッチSW4の可動端子jがk側に接続さ
れることでエンコーダ/デコーダ22で伸張復号化処理
される。そしてその音声が図示しないスピーカより出力
される。
【0030】システムコントローラ27には、ユーザが
種々の操作を行うための操作キー部35が接続されると
共に、この操作キー部35による操作手順やシステムの
状態などが表示される表示器36が接続される。操作キ
ー部35には、後述するエンターキー、スキップキーや
カーソルキーなども配設される。MD20の再生中にエ
ンターキーが押されると、押された位置をスタートアド
レスとしてトラックナンバーが付与される。スキップキ
ーが押されると、再生が中止されて次のトラックにジャ
ンプして再生が再開される。また、カーソルキーはアド
レスデータを修正して再生開始位置を微調整するもので
ある。
種々の操作を行うための操作キー部35が接続されると
共に、この操作キー部35による操作手順やシステムの
状態などが表示される表示器36が接続される。操作キ
ー部35には、後述するエンターキー、スキップキーや
カーソルキーなども配設される。MD20の再生中にエ
ンターキーが押されると、押された位置をスタートアド
レスとしてトラックナンバーが付与される。スキップキ
ーが押されると、再生が中止されて次のトラックにジャ
ンプして再生が再開される。また、カーソルキーはアド
レスデータを修正して再生開始位置を微調整するもので
ある。
【0031】以上の構成において、MD1に記録された
音声データ及びTOCデータのダビングの手順を図面に
基づいて説明する。図2及び図3はダビングモード時の
システムコントローラ10,27及びメモリコントロー
ラ5,23の制御動作を示すフローチャートである。
音声データ及びTOCデータのダビングの手順を図面に
基づいて説明する。図2及び図3はダビングモード時の
システムコントローラ10,27及びメモリコントロー
ラ5,23の制御動作を示すフローチャートである。
【0032】操作キー部35が操作されてダビングモー
ドに設定されると、マスター側のメディアがスレーブ側
のメディアと同一であるか否かがMD録再装置200の
システムコントローラ27で判定され(ステップST
1)、同一でないと判定されるときはステップST10
1に進んで、ダビングモードを、音声データのみをダビ
ングするモードに変更することが表示器36に表示さ
れ、ステップST102に進んで音声データがマスター
ディスクMD1からスレーブディスクMD20にダビン
グされる。
ドに設定されると、マスター側のメディアがスレーブ側
のメディアと同一であるか否かがMD録再装置200の
システムコントローラ27で判定され(ステップST
1)、同一でないと判定されるときはステップST10
1に進んで、ダビングモードを、音声データのみをダビ
ングするモードに変更することが表示器36に表示さ
れ、ステップST102に進んで音声データがマスター
ディスクMD1からスレーブディスクMD20にダビン
グされる。
【0033】ステップST1で同一メディアであると判
定されるときは、ステップST2に進んでアナログダビ
ングするか又はデジタルダビングするかが判定される。
操作キー部35が操作されてデジタルダビングをするよ
うに指定されたときは、SRAM9に格納されたMD1
のTOCデータの中からダビングの許可・不許可に関す
るデータがメモリコントローラ5を介して読み出され
て、デジタルダビングが可能か否かが判定される。デジ
タルダビングが可能であると判定されるときは、ステッ
プST201に進んで音声データがデジタルダビングさ
れた後、ステップST202に進んで、SRAM9に格
納されたMD1のTOCデータが、光コード50を介し
て録再装置200にデジタル伝送されてMD20にダビ
ングされる。
定されるときは、ステップST2に進んでアナログダビ
ングするか又はデジタルダビングするかが判定される。
操作キー部35が操作されてデジタルダビングをするよ
うに指定されたときは、SRAM9に格納されたMD1
のTOCデータの中からダビングの許可・不許可に関す
るデータがメモリコントローラ5を介して読み出され
て、デジタルダビングが可能か否かが判定される。デジ
タルダビングが可能であると判定されるときは、ステッ
プST201に進んで音声データがデジタルダビングさ
れた後、ステップST202に進んで、SRAM9に格
納されたMD1のTOCデータが、光コード50を介し
て録再装置200にデジタル伝送されてMD20にダビ
ングされる。
【0034】ただし、周知のように、SCMS(シリア
ル・コピー・マネージメント・システム)の制限によっ
て、デジタルダビングでは一回しかシリアルコピーでき
ない。よって、二回目以降のシリアルコピーで、音声デ
ータとTOCデータを共にダビングするためには後述す
るアナログダビングしなければならない。
ル・コピー・マネージメント・システム)の制限によっ
て、デジタルダビングでは一回しかシリアルコピーでき
ない。よって、二回目以降のシリアルコピーで、音声デ
ータとTOCデータを共にダビングするためには後述す
るアナログダビングしなければならない。
【0035】以下、ステップST2で、アナログダビン
グが選択された場合について説明する。
グが選択された場合について説明する。
【0036】まず、切替スイッチSW1,SW2の各可
動端子a,dがそれぞれb,e側に接続され、DRAM
6に一時的に格納された圧縮符号化音声データが、メモ
リコントローラ5を介してデコーダ7に供給されて伸張
処理や復号処理された後、D/Aコンバータ8でアナロ
グ音声信号に変換されてアナログ出力端子11に導出さ
れる(ステップST3)。
動端子a,dがそれぞれb,e側に接続され、DRAM
6に一時的に格納された圧縮符号化音声データが、メモ
リコントローラ5を介してデコーダ7に供給されて伸張
処理や復号処理された後、D/Aコンバータ8でアナロ
グ音声信号に変換されてアナログ出力端子11に導出さ
れる(ステップST3)。
【0037】このアナログ音声信号は、アナログコード
40を介してMD録再装置200のアナログ入力端子3
1に供給される。そして、A/Dコンバータ21で線形
なデジタル音声データに変換された後、切替スイッチS
W3の可動端子gがh側に接続されることでエンコーダ
/デコーダ22で圧縮符号化される(ステップST
4)。
40を介してMD録再装置200のアナログ入力端子3
1に供給される。そして、A/Dコンバータ21で線形
なデジタル音声データに変換された後、切替スイッチS
W3の可動端子gがh側に接続されることでエンコーダ
/デコーダ22で圧縮符号化される(ステップST
4)。
【0038】圧縮符号化されたデジタル音声データは、
切替スイッチSW4の可動端子jがk側に接続されるこ
とによりメモリコントローラ23及びDRAM24を介
してエンコーダ/デコーダ26に供給されて、誤り訂正
処理のためのエンコード処理及び変調処理が施された
後、ヘッド駆動回路28を介して磁気ヘッド29でもっ
て順次MD20に磁気変調記録される(ステップST
5)。ステップST3〜ステップST5までの動作はス
テップST6でマスター側のMD1の音声データが全て
ダビングされたと判定されるまで続けられる。
切替スイッチSW4の可動端子jがk側に接続されるこ
とによりメモリコントローラ23及びDRAM24を介
してエンコーダ/デコーダ26に供給されて、誤り訂正
処理のためのエンコード処理及び変調処理が施された
後、ヘッド駆動回路28を介して磁気ヘッド29でもっ
て順次MD20に磁気変調記録される(ステップST
5)。ステップST3〜ステップST5までの動作はス
テップST6でマスター側のMD1の音声データが全て
ダビングされたと判定されるまで続けられる。
【0039】ステップST6で音声ダビングが終了した
と判定されると、MD再生装置100のSRAM9に格
納されたMD1のTOCデータがメモリコントローラ5
を介して順次読み出される。そして、システムコントロ
ーラ10の制御によって切替スイッチSW1の可動端子
aがc側に接続されることにより、MD1に記録された
TOCデータが光コード50を介してMD録再装置20
0側に伝送される。このTOCデータは、システムコン
トローラ27の制御によって切替スイッチSW4の可動
端子jがl側に接続されることにより、メモリコントロ
ーラ23を介してメモリ手段としてのSRAM25に順
次格納される(ステップST7)。
と判定されると、MD再生装置100のSRAM9に格
納されたMD1のTOCデータがメモリコントローラ5
を介して順次読み出される。そして、システムコントロ
ーラ10の制御によって切替スイッチSW1の可動端子
aがc側に接続されることにより、MD1に記録された
TOCデータが光コード50を介してMD録再装置20
0側に伝送される。このTOCデータは、システムコン
トローラ27の制御によって切替スイッチSW4の可動
端子jがl側に接続されることにより、メモリコントロ
ーラ23を介してメモリ手段としてのSRAM25に順
次格納される(ステップST7)。
【0040】続いて、TOCデータの格納が終了したS
RAM25より、TOCデータの一部としてのアドレス
データAdd1(MD1の第1トラックのスタートアド
レス及びエンドアドレス)がメモリコントローラ23を
介して読み出され(ステップST8,ST9)、そのス
タートアドレスから、MD20の音声データが光ピック
アップ33で検索される。そして、システムコントロー
ラ27の制御によって切替スイッチSW4の可動端子j
がk側に接続され、エンコーダ/デコーダ22でデコー
ド処理されてその音声が3秒間スピーカより出力される
(ステップST10)。
RAM25より、TOCデータの一部としてのアドレス
データAdd1(MD1の第1トラックのスタートアド
レス及びエンドアドレス)がメモリコントローラ23を
介して読み出され(ステップST8,ST9)、そのス
タートアドレスから、MD20の音声データが光ピック
アップ33で検索される。そして、システムコントロー
ラ27の制御によって切替スイッチSW4の可動端子j
がk側に接続され、エンコーダ/デコーダ22でデコー
ド処理されてその音声が3秒間スピーカより出力される
(ステップST10)。
【0041】スピーカより出力される音声をユーザが聴
いてマスター側のMD1の第1トラックの先頭から正し
く再生されていると判断してエンターキーを押した場合
(ステップST11)は、磁気ヘッド29でもってMD
20のUTOCエリアの対応箇所にアドレスデータAd
d1が記録され(ステップST12)、ステップST1
3に進む。
いてマスター側のMD1の第1トラックの先頭から正し
く再生されていると判断してエンターキーを押した場合
(ステップST11)は、磁気ヘッド29でもってMD
20のUTOCエリアの対応箇所にアドレスデータAd
d1が記録され(ステップST12)、ステップST1
3に進む。
【0042】ステップ13では、ステップST10で再
生されたトラック(この場合、第1トラック)が最終ト
ラックであるか否かが判定される。最終トラックでない
と判定されるときは、ステップST14に進んでステッ
プST10で再生するトラックが次トラック(第2のト
ラック)に変更され、再生トラックが最終トラックであ
るとステップST13で判定されるまでステップST9
〜ステップST13までの各動作が続けられる。ステッ
プST13で再生トラックが最終トラックであると判定
されるときは、このダビングモードから抜けることにな
る。
生されたトラック(この場合、第1トラック)が最終ト
ラックであるか否かが判定される。最終トラックでない
と判定されるときは、ステップST14に進んでステッ
プST10で再生するトラックが次トラック(第2のト
ラック)に変更され、再生トラックが最終トラックであ
るとステップST13で判定されるまでステップST9
〜ステップST13までの各動作が続けられる。ステッ
プST13で再生トラックが最終トラックであると判定
されるときは、このダビングモードから抜けることにな
る。
【0043】ステップST11でエンターキーが押され
なかったと判定される場合には、ステップST15に進
んでスキップキーが押されたか否かが判定され、スキッ
プキーが押されたと判定されるときはステップST12
に進む。一方、スキップキーが押されなかったと判定さ
れるときは、ステップ16に進んで、ユーザによってカ
ーソルキーが操作されたか否かが判定される。カーソル
キーが操作されたと判定されるときはステップST17
に進み、操作されていないと判定されるときはステップ
ST10からの処理を再び繰り返す。
なかったと判定される場合には、ステップST15に進
んでスキップキーが押されたか否かが判定され、スキッ
プキーが押されたと判定されるときはステップST12
に進む。一方、スキップキーが押されなかったと判定さ
れるときは、ステップ16に進んで、ユーザによってカ
ーソルキーが操作されたか否かが判定される。カーソル
キーが操作されたと判定されるときはステップST17
に進み、操作されていないと判定されるときはステップ
ST10からの処理を再び繰り返す。
【0044】ステップST17では、ステップST10
で再生する第NトラックのアドレスデータAddNがメ
モリコントローラ25を介して読み出され、カーソルキ
ーの移動に合わせてそのアドレスデータAddNが修正
される。そして、ステップST10からの処理が再び繰
り返される。
で再生する第NトラックのアドレスデータAddNがメ
モリコントローラ25を介して読み出され、カーソルキ
ーの移動に合わせてそのアドレスデータAddNが修正
される。そして、ステップST10からの処理が再び繰
り返される。
【0045】以上説明したように本実施の形態において
は、ダビングモードでは、MD再生装置100にセット
されたマスター側のディスクMD1の音声データがMD
録再装置200にセットされたスレーブ側ディスクMD
20にアナログダビングされた後、マスター側のSRA
M9に格納されたMD1のTOCデータが、音声圧縮伸
張や変調・復調のデコーダ・エンコーダ7,22を介さ
ずにデジタルデータのままスレーブ側のSRAM25に
伝送されて格納される。そしてMD1のTOCデータの
各スタートアドレスからMD20の各トラックが順次イ
ントロ再生される。再生中にトラック分割用のエンター
キーが押されると、MD20にそのアドレスデータが記
録され、MD1と同じトラックナンバーが付与される。
は、ダビングモードでは、MD再生装置100にセット
されたマスター側のディスクMD1の音声データがMD
録再装置200にセットされたスレーブ側ディスクMD
20にアナログダビングされた後、マスター側のSRA
M9に格納されたMD1のTOCデータが、音声圧縮伸
張や変調・復調のデコーダ・エンコーダ7,22を介さ
ずにデジタルデータのままスレーブ側のSRAM25に
伝送されて格納される。そしてMD1のTOCデータの
各スタートアドレスからMD20の各トラックが順次イ
ントロ再生される。再生中にトラック分割用のエンター
キーが押されると、MD20にそのアドレスデータが記
録され、MD1と同じトラックナンバーが付与される。
【0046】また、再生中にユーザがカーソルキーを各
トラックの先頭位置に移動することによりアドレスデー
タAddNの微調整が行われる。よって、その位置から
音声データを再びイントロ再生してユーザがエンターキ
ーを操作することにより、修正されたアドレスにトラッ
クナンバーを付与することができる。したがって、マス
ター側のディスクMD1のTOCデータのアドレスデー
タによって、スレーブ側のディスクMD20が各トラッ
クの先頭から正確に再生できなかったとしても、正確な
アドレスデータがスレーブ側のディスクMD20のUT
OCエリアに記録される。
トラックの先頭位置に移動することによりアドレスデー
タAddNの微調整が行われる。よって、その位置から
音声データを再びイントロ再生してユーザがエンターキ
ーを操作することにより、修正されたアドレスにトラッ
クナンバーを付与することができる。したがって、マス
ター側のディスクMD1のTOCデータのアドレスデー
タによって、スレーブ側のディスクMD20が各トラッ
クの先頭から正確に再生できなかったとしても、正確な
アドレスデータがスレーブ側のディスクMD20のUT
OCエリアに記録される。
【0047】なお、本実施の形態において、TOCデー
タのメモリ手段としてSRAM25を用いたが、フラッ
シュメモリやDRAMなどの他のメモリを用いてもよ
い。また、アドレスデータのダビング終了後に、SRA
M25から文字データを読み出してMD20のUTOC
エリアにダビングするようにしてもよい。
タのメモリ手段としてSRAM25を用いたが、フラッ
シュメモリやDRAMなどの他のメモリを用いてもよ
い。また、アドレスデータのダビング終了後に、SRA
M25から文字データを読み出してMD20のUTOC
エリアにダビングするようにしてもよい。
【0048】また、本実施の形態においては、ダビング
モード中にカーソルキーを用いて各トラックの先頭アド
レスを微調整する例を示したが、このような調整はダビ
ングモード終了後に行うようにして、ダビングモード時
にはおおよそのトラック開始位置(アドレスデータAd
dN)を仮に記録するようにしてもよい。これによっ
て、ダビングモード時の作業が更に簡単になる。
モード中にカーソルキーを用いて各トラックの先頭アド
レスを微調整する例を示したが、このような調整はダビ
ングモード終了後に行うようにして、ダビングモード時
にはおおよそのトラック開始位置(アドレスデータAd
dN)を仮に記録するようにしてもよい。これによっ
て、ダビングモード時の作業が更に簡単になる。
【0049】また、マスター側ディスクとして、文字や
記号などが記録されているものを用いたり、スレーブデ
ィスクとして記録が可能なものを用いれば、他の光磁気
ディスク(MO)、フロッピーディスク(FD)、ディ
ジタルビデオディスク(DVD)などにも本発明は適用
できる。
記号などが記録されているものを用いたり、スレーブデ
ィスクとして記録が可能なものを用いれば、他の光磁気
ディスク(MO)、フロッピーディスク(FD)、ディ
ジタルビデオディスク(DVD)などにも本発明は適用
できる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、第1のディスクから
第2のディスクにアナログダビングされた音声データ
は、デジタルデータのままメモリ手段に格納された第1
のディスクのTOCデータに含まれる各トラックのスタ
ートアドレスから順次イントロ再生され、再生中にエン
ターキーを操作することで第2のディスクの各スタート
アドレスにトラックナンバーが順次付与される。
第2のディスクにアナログダビングされた音声データ
は、デジタルデータのままメモリ手段に格納された第1
のディスクのTOCデータに含まれる各トラックのスタ
ートアドレスから順次イントロ再生され、再生中にエン
ターキーを操作することで第2のディスクの各スタート
アドレスにトラックナンバーが順次付与される。
【0051】よって、マスター側ディスクの音声データ
をスレーブ側ディスクにアナログダビングする場合に、
マスター側ディスクの音声データの内容に関係なく、マ
スター側と同じトラックナンバーを常に短時間で簡単に
スレーブ側ディスクに付与できる。したがって、ユーザ
はスレーブ側ディスクでも、マスター側と同じトラック
ナンバーを利用した様々な機能を享受することができる
という顕著な効果を奏する。
をスレーブ側ディスクにアナログダビングする場合に、
マスター側ディスクの音声データの内容に関係なく、マ
スター側と同じトラックナンバーを常に短時間で簡単に
スレーブ側ディスクに付与できる。したがって、ユーザ
はスレーブ側ディスクでも、マスター側と同じトラック
ナンバーを利用した様々な機能を享受することができる
という顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】ダビングモード時の制御ルーチンを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】ダビングモード時の制御ルーチンを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】ミニディスクのエリア区分を示す図である。
1 ミニディスク 2,33 光ピックアップ 3,34 RFアンプ部 4 EFMとCIRCのデコーダ 5,23 メモリコントローラ 6,24 DRAM 7 音声伸張のデコーダ 8 D/Aコンバータ 9,25 SRAM 10,27 システムコントローラ 11 アナログ出力端子 12 デジタル出力端子 20 録再用ミニディスク 21 A/Dコンバータ 22 音声圧縮伸張のエンコーダ/デコーダ 26 EFMとCIRCのエンコーダ/デコーダ 28 ヘッド駆動回路 29 磁気ヘッド 31 アナログ入力端子 32 デジタル入力端子 33 光ピックアップ 35 操作キー部 36 表示器 40 光コード 50 アナログコード 100 MD再生装置 200 MD録再装置
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のディスクより読み出された、少な
くとも複数のトラックのスタートアドレスを含むTOC
データを格納するメモリ手段と、 再生されたアドレスにトラックナンバーを付与するエン
ターキーとを有し、 上記第1のディスクより読み出された音声データが、デ
ィスクダビング側に設けられた第2のディスクにアナロ
グダビングされた後に、 上記ダビングされた音声データを第2のディスクより読
み出して、上記メモリ手段に格納された各トラックのス
タートアドレスから順次イントロ再生し、この再生内容
を有効とするときにはイントロ再生中に上記エンターキ
ーを操作することによって、上記第2のディスクの上記
各スタートアドレスにトラックナンバーを順次付与でき
るようにしたことを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 上記メモリ手段に格納されたTOCデー
タには文字データが含まれ、この文字データをトラック
ナンバー付与後に上記第2のディスクに記録できるよう
にしたことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7801396A JPH09270163A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7801396A JPH09270163A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270163A true JPH09270163A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13649917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7801396A Withdrawn JPH09270163A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09270163A (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7801396A patent/JPH09270163A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |