JPH09268221A - プリプレグ用樹脂組成物 - Google Patents
プリプレグ用樹脂組成物Info
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- JPH09268221A JPH09268221A JP10611396A JP10611396A JPH09268221A JP H09268221 A JPH09268221 A JP H09268221A JP 10611396 A JP10611396 A JP 10611396A JP 10611396 A JP10611396 A JP 10611396A JP H09268221 A JPH09268221 A JP H09268221A
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- epoxy resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 FRPを形成したときに制振性、耐衝撃性、
層間靱性のすぐれたプリプレグ用樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 [A]エポキシ樹脂としてポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および
/またはポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂をエポキシ樹脂全使用量100重量部
のうち10〜50重量部含むエポキシ樹脂、[B]硬化
剤および硬化促進剤を必須成分とすることを特徴とする
プリプレグ。
層間靱性のすぐれたプリプレグ用樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 [A]エポキシ樹脂としてポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および
/またはポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂をエポキシ樹脂全使用量100重量部
のうち10〜50重量部含むエポキシ樹脂、[B]硬化
剤および硬化促進剤を必須成分とすることを特徴とする
プリプレグ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリプレグ用樹脂組
成物、特に該樹脂組成物を繊維に含浸させたプリプレグ
を繊維強化プラスチック(FRP)に形成したときに、
制振性(振動減衰性)に優れ、かつ曲げ強さ、曲げ弾性
率、層間剪断強度などの力学物性にも優れたFRPが得
られるプリプレグ用樹脂組成物に関するものである。
成物、特に該樹脂組成物を繊維に含浸させたプリプレグ
を繊維強化プラスチック(FRP)に形成したときに、
制振性(振動減衰性)に優れ、かつ曲げ強さ、曲げ弾性
率、層間剪断強度などの力学物性にも優れたFRPが得
られるプリプレグ用樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭素繊維、ガラス繊維、芳香族ポリアミ
ド繊維などの強化繊維とエポキシ樹脂からなる複合材料
は、比強度、比弾性率に優れているため、ゴルフシャフ
ト、釣竿、テニスラケット、スキーの板、競技用自転車
のリムなどのプレミアスポーツで使用されるスポーツ用
品、航空機などの構造材料、土木材料、産業用ロール、
スピーカ材などの分野において広く使用されている。
ド繊維などの強化繊維とエポキシ樹脂からなる複合材料
は、比強度、比弾性率に優れているため、ゴルフシャフ
ト、釣竿、テニスラケット、スキーの板、競技用自転車
のリムなどのプレミアスポーツで使用されるスポーツ用
品、航空機などの構造材料、土木材料、産業用ロール、
スピーカ材などの分野において広く使用されている。
【0003】これらの分野に用いられる繊維強化複合材
料にはいずれも軽量、高剛性といった特性が求められる
とともに、運動の安定性の確保や人体への衝撃を緩和す
るために高振動減衰性が求められる。従来から、炭素繊
維強化プラスチックの炭素繊維としてピッチ系炭素繊維
を用いることにより、振動減衰性が向上することが立証
されているが、十分な振動減衰特性であるとはいえな
い。
料にはいずれも軽量、高剛性といった特性が求められる
とともに、運動の安定性の確保や人体への衝撃を緩和す
るために高振動減衰性が求められる。従来から、炭素繊
維強化プラスチックの炭素繊維としてピッチ系炭素繊維
を用いることにより、振動減衰性が向上することが立証
されているが、十分な振動減衰特性であるとはいえな
い。
【0004】また、従来、微細な粒子状の圧電性物質と
導電性物質または半導電性物質とを含んだ、エネルギー
変換機能を有する組成物を用い、振動エネルギーを電気
エネルギーを介して最終的に熱エネルギーに変換して散
逸させることによって制振効果を発揮させる方法はすで
に公知であり、特公昭61−46498号公報、特開昭
61−8365号公報、特開昭62−255135号公
報、特開昭63−20362号公報などに記載されてい
る。
導電性物質または半導電性物質とを含んだ、エネルギー
変換機能を有する組成物を用い、振動エネルギーを電気
エネルギーを介して最終的に熱エネルギーに変換して散
逸させることによって制振効果を発揮させる方法はすで
に公知であり、特公昭61−46498号公報、特開昭
61−8365号公報、特開昭62−255135号公
報、特開昭63−20362号公報などに記載されてい
る。
【0005】しかしながらこれらの方法では、制振性を
発揮させるために圧電材料を多量に添加せねばならず、
さらに、用いる圧電材料の密度が大きいことから軽量化
がはかれないという問題がある。
発揮させるために圧電材料を多量に添加せねばならず、
さらに、用いる圧電材料の密度が大きいことから軽量化
がはかれないという問題がある。
【0006】また、特公平1−25702号公報や、実
開昭64−46221号公報には、高弾性率樹脂と繊維
の層と高振動減衰特性を有する樹脂と繊維の層を積層し
た制振材が開示されている。しかし、これらは制振性が
向上するものの、層間強度などの力学特性が大幅に低下
するという問題がある。
開昭64−46221号公報には、高弾性率樹脂と繊維
の層と高振動減衰特性を有する樹脂と繊維の層を積層し
た制振材が開示されている。しかし、これらは制振性が
向上するものの、層間強度などの力学特性が大幅に低下
するという問題がある。
【0007】特開昭63−162732号公報、特開昭
63−170427号公報および特開昭63−1704
28号公報には耐衝撃性向上剤としてポリアミド微粒
子、ポリカーボネート微粒子、ポリエチレン微粒子など
の熱可塑性樹脂微粒子をエポキシ樹脂などの熱硬化性樹
脂に添加した樹脂組成物が開示されている。しかしこれ
らのポリアミド微粒子、ポリカーボネート微粒子などい
わゆるエンジニアリングプラスチックは樹脂組成物の制
振性を向上させる効果が低く、またポリエチレン微粒子
の場合は熱硬化性樹脂との親和性が悪いために層間強度
など樹脂組成物のその他の物性を低下させやすいという
問題がある。
63−170427号公報および特開昭63−1704
28号公報には耐衝撃性向上剤としてポリアミド微粒
子、ポリカーボネート微粒子、ポリエチレン微粒子など
の熱可塑性樹脂微粒子をエポキシ樹脂などの熱硬化性樹
脂に添加した樹脂組成物が開示されている。しかしこれ
らのポリアミド微粒子、ポリカーボネート微粒子などい
わゆるエンジニアリングプラスチックは樹脂組成物の制
振性を向上させる効果が低く、またポリエチレン微粒子
の場合は熱硬化性樹脂との親和性が悪いために層間強度
など樹脂組成物のその他の物性を低下させやすいという
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、FR
Pを形成したときに制振性、耐衝撃性、層間靱性のすぐ
れたプリプレグ用樹脂組成物を提供することにある。
Pを形成したときに制振性、耐衝撃性、層間靱性のすぐ
れたプリプレグ用樹脂組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のプリプレグ用樹脂組成物は、[A]エポキ
シ樹脂としてポリエチレングリコールジグリシジルエー
テル型エポキシ樹脂および/またはポリプロピレングリ
コールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂を、エポキ
シ樹脂全使用量100重量部のうち10〜50重量部含
むエポキシ樹脂、[B]硬化剤および硬化促進剤を必須
成分とすることを特徴とする。
め、本発明のプリプレグ用樹脂組成物は、[A]エポキ
シ樹脂としてポリエチレングリコールジグリシジルエー
テル型エポキシ樹脂および/またはポリプロピレングリ
コールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂を、エポキ
シ樹脂全使用量100重量部のうち10〜50重量部含
むエポキシ樹脂、[B]硬化剤および硬化促進剤を必須
成分とすることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳述
する。
する。
【0011】本発明で使用されるエポキシ樹脂のうち、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂およびポリプロピレングリコールジグリシジルエ
ーテル型エポキシ樹脂は、複合材料に高い振動減衰特性
を与えるものであり、分子量400〜10000のもの
が好ましく使用され、さらに好ましくは分子量500〜
5000のものが使用される。
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂およびポリプロピレングリコールジグリシジルエ
ーテル型エポキシ樹脂は、複合材料に高い振動減衰特性
を与えるものであり、分子量400〜10000のもの
が好ましく使用され、さらに好ましくは分子量500〜
5000のものが使用される。
【0012】本発明に使用できる具体的なポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル樹脂としては、デナコ
ールEX−841、EX−861(以上ナガセ化成工業
社製)が挙げられる。
グリコールジグリシジルエーテル樹脂としては、デナコ
ールEX−841、EX−861(以上ナガセ化成工業
社製)が挙げられる。
【0013】また、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル型エポキシ樹脂としては、デナコールEX
−2000、EX−4000(以上ナガセ化成工業社
製)が挙げられる。該ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル型エポキシ樹脂および/またはポリプロピ
レングリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂の
使用量はエポキシ樹脂全使用量100重量部のうち10
〜50重量部、より好ましくは20〜40重量部であ
る。
ジルエーテル型エポキシ樹脂としては、デナコールEX
−2000、EX−4000(以上ナガセ化成工業社
製)が挙げられる。該ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル型エポキシ樹脂および/またはポリプロピ
レングリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂の
使用量はエポキシ樹脂全使用量100重量部のうち10
〜50重量部、より好ましくは20〜40重量部であ
る。
【0014】該組成比が10重量部未満では、高い振動
減衰特性を有する複合材料が得られず、50重量部を超
えると複合材料の剛性が低下するので好ましくない。
減衰特性を有する複合材料が得られず、50重量部を超
えると複合材料の剛性が低下するので好ましくない。
【0015】本発明の組成物に使用される上記以外の成
分のエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノール
ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エ
ポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂およびグ
リシジルエステル型エポキシ樹脂等あるいはこれらの混
合物が挙げられる。
分のエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノール
ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エ
ポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂およびグ
リシジルエステル型エポキシ樹脂等あるいはこれらの混
合物が挙げられる。
【0016】本発明の組成物に用いられるエポキシ樹脂
の粘度は、通常0.1〜300poise、好ましくは
1〜200poiseの粘度を有しているものが用いら
れる。
の粘度は、通常0.1〜300poise、好ましくは
1〜200poiseの粘度を有しているものが用いら
れる。
【0017】ビスフェノールA型エポキシ樹脂としては
エピコート825、エピコート828(いずれも油化シ
ェルエポキシ社製)等が挙げられる。
エピコート825、エピコート828(いずれも油化シ
ェルエポキシ社製)等が挙げられる。
【0018】ビスフェノールF型エポキシ樹脂としては
エピコート807(油化シェルエポキシ社製)、エポト
ートYDF170(東都化成社製)、エピクロン830
(大日本インキ化学工業社製)、EP−4900(旭電
化工業社製)、PY−306(旭チバ社製)等が挙げら
れる。フェノールノボラック型エポキシ樹脂としてはエ
ピコート152、エピコート154(いずれも油化シェ
ルエポキシ社製)等が挙げられる。
エピコート807(油化シェルエポキシ社製)、エポト
ートYDF170(東都化成社製)、エピクロン830
(大日本インキ化学工業社製)、EP−4900(旭電
化工業社製)、PY−306(旭チバ社製)等が挙げら
れる。フェノールノボラック型エポキシ樹脂としてはエ
ピコート152、エピコート154(いずれも油化シェ
ルエポキシ社製)等が挙げられる。
【0019】クレゾールノボラック型エポキシ樹脂とし
てはYDCN−701、YDCN−702(いずれも東
都化成社製)等が挙げられ、グリシジルアミン型エポキ
シ樹脂としてはスミエポキシELM100、スミエポキ
シELM434(いずれも住友化学工業社製)等が挙げ
られる。
てはYDCN−701、YDCN−702(いずれも東
都化成社製)等が挙げられ、グリシジルアミン型エポキ
シ樹脂としてはスミエポキシELM100、スミエポキ
シELM434(いずれも住友化学工業社製)等が挙げ
られる。
【0020】グリシジルエステル型エポキシ樹脂として
は、エピコート190P、エピコート191P(いずれ
も油化シェルエポキシ社製)等が挙げられる。
は、エピコート190P、エピコート191P(いずれ
も油化シェルエポキシ社製)等が挙げられる。
【0021】本発明で使用される硬化剤としてはジシア
ンジアミドが好ましく用いられ、エポキシ樹脂組成物の
硬化性および貯蔵安定性を考慮して、ポリエチレングリ
コールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および/ま
たはポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル型
エポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂100重量部に対して
通常1〜10重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲で
硬化剤は使用される。本発明で使用される硬化促進剤と
しては一般にウレア誘導体が使用される。具体的に好ま
しいウレア誘導体としては、フェニルジメチルウレア、
3−(4−クロフェニル)−1,1ジメチルウレア、3
−(3、4−ジクロロフェニル)−1,1ジメチルウレ
ア(DCMU)等が挙げられる。
ンジアミドが好ましく用いられ、エポキシ樹脂組成物の
硬化性および貯蔵安定性を考慮して、ポリエチレングリ
コールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および/ま
たはポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル型
エポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂100重量部に対して
通常1〜10重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲で
硬化剤は使用される。本発明で使用される硬化促進剤と
しては一般にウレア誘導体が使用される。具体的に好ま
しいウレア誘導体としては、フェニルジメチルウレア、
3−(4−クロフェニル)−1,1ジメチルウレア、3
−(3、4−ジクロロフェニル)−1,1ジメチルウレ
ア(DCMU)等が挙げられる。
【0022】硬化促進剤の使用量はエポキシ樹脂の硬化
性および貯蔵安定性を考慮してポリエチレングリコール
ジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および/またはポ
リプロピレングリコールジグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂を含むエポキシ樹脂100重量部に対して通常1
〜10重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲で使用さ
れる。
性および貯蔵安定性を考慮してポリエチレングリコール
ジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および/またはポ
リプロピレングリコールジグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂を含むエポキシ樹脂100重量部に対して通常1
〜10重量部、好ましくは2〜8重量部の範囲で使用さ
れる。
【0023】各成分の混合方法については特に制限はな
いが、例えば、硬化剤および硬化促進剤と、20℃で液
状、好ましくは20℃で粘度20poise以下のエポ
キシ樹脂の一部あるいは全部をロール、好ましくは3本
ロールを用いて混合した後、これを残りのエポキシ樹脂
と所定の温度まで加熱しながら混合しても良い。通常、
硬化剤および硬化促進剤はエポキシ樹脂中に粒子として
分散された状態で使用される。
いが、例えば、硬化剤および硬化促進剤と、20℃で液
状、好ましくは20℃で粘度20poise以下のエポ
キシ樹脂の一部あるいは全部をロール、好ましくは3本
ロールを用いて混合した後、これを残りのエポキシ樹脂
と所定の温度まで加熱しながら混合しても良い。通常、
硬化剤および硬化促進剤はエポキシ樹脂中に粒子として
分散された状態で使用される。
【0024】本発明の樹脂組成物を用いたプリプレグに
使用することができる強化繊維は特に制限されるもので
はないが、例えば炭素繊維、ガラス繊維、芳香族ポリア
ミド繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊
維、チタン酸カリウム繊維等およびこれらの混繊糸を使
用することができる。さらに本発明の樹脂組成物を用い
たプリプレグの形態は不織布プリプレグ、一方向材プリ
プレグあるいは織物プリプレグとすることができる。
使用することができる強化繊維は特に制限されるもので
はないが、例えば炭素繊維、ガラス繊維、芳香族ポリア
ミド繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊
維、チタン酸カリウム繊維等およびこれらの混繊糸を使
用することができる。さらに本発明の樹脂組成物を用い
たプリプレグの形態は不織布プリプレグ、一方向材プリ
プレグあるいは織物プリプレグとすることができる。
【0025】本発明のプリプレグ用樹脂組成物を強化繊
維に含浸させて、プリプレグを製造する方法としては特
に制限はないが、樹脂組成物を通常50〜90℃に加温
して強化繊維に含浸させるいわゆるホットメルト法が好
ましく採用される。
維に含浸させて、プリプレグを製造する方法としては特
に制限はないが、樹脂組成物を通常50〜90℃に加温
して強化繊維に含浸させるいわゆるホットメルト法が好
ましく採用される。
【0026】本発明の樹脂組成物を用いて製造された繊
維強化プラスチック成形体の力学物性は、通常、層間剪
断強度5〜20kgf/mm2 、曲げ強度100〜30
0kgf/mm2 、 曲げ弾性率10〜30tf/mm2
というように優れたものとなる。
維強化プラスチック成形体の力学物性は、通常、層間剪
断強度5〜20kgf/mm2 、曲げ強度100〜30
0kgf/mm2 、 曲げ弾性率10〜30tf/mm2
というように優れたものとなる。
【0027】さらに本発明の樹脂組成物を用いて製造さ
れた繊維強化プラスチック成形体は、対数減衰率が通常
0.05〜0.5の制振性に優れた成形体が得られる。
れた繊維強化プラスチック成形体は、対数減衰率が通常
0.05〜0.5の制振性に優れた成形体が得られる。
【0028】本発明において層間剪断強度はASTM
D2344−84、曲げ強度、曲げ弾性率は3点曲げに
よるJIS K7074−88に準拠して測定した。
D2344−84、曲げ強度、曲げ弾性率は3点曲げに
よるJIS K7074−88に準拠して測定した。
【0029】また、制振性についてはJIS G060
2制振鋼板の振動減衰特性試験法の中の片端固定、打撃
加振法に準拠しており、初期変位はステップ入力した。
2制振鋼板の振動減衰特性試験法の中の片端固定、打撃
加振法に準拠しており、初期変位はステップ入力した。
【0030】
【実施例】以下に本発明について実施例で具体的に説明
するが本発明はこれによって制限されるものではない。
するが本発明はこれによって制限されるものではない。
【0031】実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポトートYD−0
11:東都化成社製)30重量部にクレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂(エポトートYDCN−701:東都
化成社製)26重量部、グリシジルアミン型エポキシ樹
脂(YH−434:東都化成社製)8重量部、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂(エピコート807:油化シェ
ルエポキシ社製)6重量部、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル型エポキシ樹脂(デナコールEX−
861:ナガセ化成工業社製)30重量部、ジシアンジ
アミド4重量部およびDCMU6重量部を混合して、混
合マトリックス樹脂を得た。
11:東都化成社製)30重量部にクレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂(エポトートYDCN−701:東都
化成社製)26重量部、グリシジルアミン型エポキシ樹
脂(YH−434:東都化成社製)8重量部、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂(エピコート807:油化シェ
ルエポキシ社製)6重量部、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル型エポキシ樹脂(デナコールEX−
861:ナガセ化成工業社製)30重量部、ジシアンジ
アミド4重量部およびDCMU6重量部を混合して、混
合マトリックス樹脂を得た。
【0032】次に、この混合マトリックス樹脂をリバー
スロールコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィ
ルムを得た。
スロールコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィ
ルムを得た。
【0033】該樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭
素繊維(東レ( 株) 製T700)の上下から供給して含
浸し、繊維体積含有率60%のプリプレグを作製した。
このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊維量は190
g/m2 、マトリックス樹脂量は85g/m2 であっ
た。該プリプレグを一方向に積層し、これをオートクレ
イブ中において、圧力7kg/cm2 、130℃で2時
間保持して成形し、積層板(CFRP板)を得た。この
積層板を25mm×260mmの片持ち梁状にして、こ
れに初期変位を与えた後の振動減衰を非接触センサーで
読みとり得られた減衰曲線のピークを指数関数で近似
し、対数減衰率を評価した。その結果、対数減衰率は
0.10であった。
素繊維(東レ( 株) 製T700)の上下から供給して含
浸し、繊維体積含有率60%のプリプレグを作製した。
このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊維量は190
g/m2 、マトリックス樹脂量は85g/m2 であっ
た。該プリプレグを一方向に積層し、これをオートクレ
イブ中において、圧力7kg/cm2 、130℃で2時
間保持して成形し、積層板(CFRP板)を得た。この
積層板を25mm×260mmの片持ち梁状にして、こ
れに初期変位を与えた後の振動減衰を非接触センサーで
読みとり得られた減衰曲線のピークを指数関数で近似
し、対数減衰率を評価した。その結果、対数減衰率は
0.10であった。
【0034】前記積層板の25℃における物性は、0°
曲げ強さ140kgf/mm2 、0°曲げ弾性率13.
0tf/mm2 、層間剪断強さ(ILSS)9kgf/
mm2 であった。
曲げ強さ140kgf/mm2 、0°曲げ弾性率13.
0tf/mm2 、層間剪断強さ(ILSS)9kgf/
mm2 であった。
【0035】実施例2 ポリプロピレングリコールジグリシジル型エポキシ樹脂
(ナガセ化成工業社製デナコールEX−4000)30
重量部をポリエチレングリコールジグリシジル型エポキ
シ樹脂の替わりに用いた以外は実施例1と同様に成形し
て積層板を製造した。その結果、該積層板の対数減衰率
は0.11であり、25℃における物性は、0°曲げ強
さ145kgf/mm2 、0°曲げ弾性率14.0tf
/mm2、 層間剪断強さ(ILSS)9kgf/mm2
であった。
(ナガセ化成工業社製デナコールEX−4000)30
重量部をポリエチレングリコールジグリシジル型エポキ
シ樹脂の替わりに用いた以外は実施例1と同様に成形し
て積層板を製造した。その結果、該積層板の対数減衰率
は0.11であり、25℃における物性は、0°曲げ強
さ145kgf/mm2 、0°曲げ弾性率14.0tf
/mm2、 層間剪断強さ(ILSS)9kgf/mm2
であった。
【0036】実施例3 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(YDCN−70
1:東都化成社製)26重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
30重量部にグリシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−
434:東都化成社製)8重量部、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂(YDF−170:東都化成社製)6重量
部、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エ
ポキシ樹脂(デナコールEX−861:ナガセ化成工業
製)15重量部、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル型エポキシ樹脂(デナコールEX4000:
ナガセ化成工業製)15重量部、ジシアンジアミド4重
量部およびDCMU6重量部を混合して、混合マトリッ
クス樹脂を得た。
1:東都化成社製)26重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
30重量部にグリシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−
434:東都化成社製)8重量部、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂(YDF−170:東都化成社製)6重量
部、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エ
ポキシ樹脂(デナコールEX−861:ナガセ化成工業
製)15重量部、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル型エポキシ樹脂(デナコールEX4000:
ナガセ化成工業製)15重量部、ジシアンジアミド4重
量部およびDCMU6重量部を混合して、混合マトリッ
クス樹脂を得た。
【0037】この混合マトリックス樹脂をリバースロー
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊
維量は190g/m2 、マトリックス樹脂量(樹脂目
付)は85g/m2 であった。
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊
維量は190g/m2 、マトリックス樹脂量(樹脂目
付)は85g/m2 であった。
【0038】このプリプレグを一方向に積層し、これを
オートクレイブ中において、圧力7Kg/cm2 、13
0℃で2時間保持して成形し、積層板を得た。繊維体積
含有率(Vf)は60%であった。この積層板を25m
m×260mmの片持ち梁状にして、これに初期変位を
与えた後の振動減衰を非接触センサーで読みとり得られ
た減衰曲線のピークを指数関数で近似し、対数減衰率を
評価した。その結果、対数減衰率は0.11であった。
オートクレイブ中において、圧力7Kg/cm2 、13
0℃で2時間保持して成形し、積層板を得た。繊維体積
含有率(Vf)は60%であった。この積層板を25m
m×260mmの片持ち梁状にして、これに初期変位を
与えた後の振動減衰を非接触センサーで読みとり得られ
た減衰曲線のピークを指数関数で近似し、対数減衰率を
評価した。その結果、対数減衰率は0.11であった。
【0039】この積層板の25℃における物性は、0°
曲げ強さ140Kgf/mm2 、0°曲げ弾性率13.
0tf/mm2 、層間剪断強度(ILSS)9Kgf/
mm2 であった。
曲げ強さ140Kgf/mm2 、0°曲げ弾性率13.
0tf/mm2 、層間剪断強度(ILSS)9Kgf/
mm2 であった。
【0040】比較例1 一方向プリプレグT700/#2500(トレカ:P3
052S−12)を一方向に積層し、これをオートクレ
イブ中で、圧力7kg/cm2 、130℃で2時間保持
して成形し、積層板(CFRP板)を作製した。前記プ
リプレグの繊維体積含有率は60%、単位面積当たりの
炭素繊維量は125g/m2 、樹脂量は62g/m2 で
あった。
052S−12)を一方向に積層し、これをオートクレ
イブ中で、圧力7kg/cm2 、130℃で2時間保持
して成形し、積層板(CFRP板)を作製した。前記プ
リプレグの繊維体積含有率は60%、単位面積当たりの
炭素繊維量は125g/m2 、樹脂量は62g/m2 で
あった。
【0041】この積層板について、実施例1と同様にし
て対数減衰率を評価したところ、対数減衰率は0.00
9と小さかった。またこの積層板の25℃における物性
は、0°曲げ強さ160kgf/mm2 、0°曲げ弾性
率15.0tf/mm2 、 層間剪断強さ(ILSS)1
0kgf/mm2 であった。
て対数減衰率を評価したところ、対数減衰率は0.00
9と小さかった。またこの積層板の25℃における物性
は、0°曲げ強さ160kgf/mm2 、0°曲げ弾性
率15.0tf/mm2 、 層間剪断強さ(ILSS)1
0kgf/mm2 であった。
【0042】比較例2 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(YDCN−70
1:東都化成社製)37重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
30重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エピコ
ート828:油化シェルエポキシ社製)13重量部にグ
リシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−434:東都化
成社製)10重量部、ビスフェノールF型エポキシ樹脂
(YDF−170:東都化成社製)5重量部、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(デナコールEX−861:ナガセ化成工業製)5重量
部、ジシアンジアミド4重量部およびDCMU6重量部
を混合して混合マトリックス樹脂を得た。
1:東都化成社製)37重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
30重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エピコ
ート828:油化シェルエポキシ社製)13重量部にグ
リシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−434:東都化
成社製)10重量部、ビスフェノールF型エポキシ樹脂
(YDF−170:東都化成社製)5重量部、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(デナコールEX−861:ナガセ化成工業製)5重量
部、ジシアンジアミド4重量部およびDCMU6重量部
を混合して混合マトリックス樹脂を得た。
【0043】この混合マトリックス樹脂をリバースロー
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊
維量は190g/m2 、マトリックス樹脂量は85g/
m2 であった。
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。このプリプレグの単位面積当たりの炭素繊
維量は190g/m2 、マトリックス樹脂量は85g/
m2 であった。
【0044】このプリプレグを一方向に積層し、オート
クレイブ中において、圧力7Kg/cm2 、130℃で
2時間保持して成形し、積層板を得た。繊維体積含有率
(Vf)は60%であった。この積層板を25mm×2
60mmの片持ち梁状にして、これに初期変位を与えた
後の振動減衰を非接触センサーで読みとり得られた減衰
曲線のピークを指数関数で近似し、対数減衰率を評価し
た。その結果、対数減衰率は0.01であった。
クレイブ中において、圧力7Kg/cm2 、130℃で
2時間保持して成形し、積層板を得た。繊維体積含有率
(Vf)は60%であった。この積層板を25mm×2
60mmの片持ち梁状にして、これに初期変位を与えた
後の振動減衰を非接触センサーで読みとり得られた減衰
曲線のピークを指数関数で近似し、対数減衰率を評価し
た。その結果、対数減衰率は0.01であった。
【0045】この積層板の25℃における物性は、0°
曲げ強さ155Kgf/mm2 、0°曲げ弾性率15.
0tf/mm2 、層間剪断強度(ILSS)9Kgf/
mm2 であった。
曲げ強さ155Kgf/mm2 、0°曲げ弾性率15.
0tf/mm2 、層間剪断強度(ILSS)9Kgf/
mm2 であった。
【0046】比較例3 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(YDCN−70
1:東都化成社製)15重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
15重量部にグリシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−
434:東都化成社製)6重量部、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂(YDF−170:東都化成社製)4重量
部、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エ
ポキシ樹脂(デナコールEX−861:ナガセ化成工業
製)60重量部、ジシアンジアミド4重量部およびDC
MU6重量部を混合して、混合マトリックス樹脂を得
た。
1:東都化成社製)15重量部、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂(エポトートYD−011:東都化成社製)
15重量部にグリシジルアミン型エポキシ樹脂(YH−
434:東都化成社製)6重量部、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂(YDF−170:東都化成社製)4重量
部、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル型エ
ポキシ樹脂(デナコールEX−861:ナガセ化成工業
製)60重量部、ジシアンジアミド4重量部およびDC
MU6重量部を混合して、混合マトリックス樹脂を得
た。
【0047】この混合マトリックス樹脂をリバースロー
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。単位面積当たりの炭素繊維量は190g/
m2 、マトリックス樹脂量は85g/m2 であった。こ
のプリプレグを一方向に積層し、オートクレイブ中にお
いて、圧力7Kg/cm2 、130℃で2時間保持して
成形し、積層板を得た。繊維体積含有率(Vf)は60
%であった。前記積層板は、マトリックス樹脂の動的剪
断弾性率が0.51Kgf/mm2 程度と低く、ゴム状
であったため、複合材料としての使用に耐えないもので
あり、物性の測定も不可能であった。
ルコーターを用いて離型紙上に塗布し、樹脂フィルムを
得た。この樹脂フィルムを、一方向に引き揃えた炭素繊
維(T700)の上下から供給して含浸し、プリプレグ
を作製した。単位面積当たりの炭素繊維量は190g/
m2 、マトリックス樹脂量は85g/m2 であった。こ
のプリプレグを一方向に積層し、オートクレイブ中にお
いて、圧力7Kg/cm2 、130℃で2時間保持して
成形し、積層板を得た。繊維体積含有率(Vf)は60
%であった。前記積層板は、マトリックス樹脂の動的剪
断弾性率が0.51Kgf/mm2 程度と低く、ゴム状
であったため、複合材料としての使用に耐えないもので
あり、物性の測定も不可能であった。
【0048】このように、実施例1、2および3の樹脂
組成物を繊維に含浸させたプリプレグによる積層板は、
曲げ強さ、曲げ弾性率および層間剪断強さが高く、比較
例1、2および3による積層板よりも極めて優れた制振
性を有することがわかる。
組成物を繊維に含浸させたプリプレグによる積層板は、
曲げ強さ、曲げ弾性率および層間剪断強さが高く、比較
例1、2および3による積層板よりも極めて優れた制振
性を有することがわかる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリプレ
グ用樹脂組成物を繊維に含浸させたプリプレグによって
成形されたFRPは、制振性に優れかつ物性も良好であ
る。
グ用樹脂組成物を繊維に含浸させたプリプレグによって
成形されたFRPは、制振性に優れかつ物性も良好であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 [A]エポキシ樹脂としてポリエチレン
グリコールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂および
/またはポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂をエポキシ樹脂全使用量100重量部
のうち10〜50重量部含むエポキシ樹脂、[B]硬化
剤および硬化促進剤を必須成分とすることを特徴とする
プリプレグ用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10611396A JPH09268221A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10611396A JPH09268221A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268221A true JPH09268221A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14425415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10611396A Pending JPH09268221A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09268221A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006083216A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | エポキシ樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ |
JP2006274110A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Toray Ind Inc | プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2013531081A (ja) * | 2010-05-05 | 2013-08-01 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | 低毒性1成分エポキシ樹脂組成物 |
WO2022085522A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液状樹脂組成物及びその硬化物 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP10611396A patent/JPH09268221A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006083216A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | エポキシ樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ |
JP2006274110A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Toray Ind Inc | プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2013531081A (ja) * | 2010-05-05 | 2013-08-01 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | 低毒性1成分エポキシ樹脂組成物 |
WO2022085522A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 液状樹脂組成物及びその硬化物 |
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