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JPH0926815A - プラント対話装置 - Google Patents

プラント対話装置

Info

Publication number
JPH0926815A
JPH0926815A JP19716095A JP19716095A JPH0926815A JP H0926815 A JPH0926815 A JP H0926815A JP 19716095 A JP19716095 A JP 19716095A JP 19716095 A JP19716095 A JP 19716095A JP H0926815 A JPH0926815 A JP H0926815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
screen
data
function
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19716095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Murata
仁 村田
Souji Kakimoto
操二 垣本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19716095A priority Critical patent/JPH0926815A/ja
Publication of JPH0926815A publication Critical patent/JPH0926815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能表示制御データ保存手段11は、機能表
示に対応して設けられ機能表示毎に下位画面表示制御デ
ータを保存する。機能表示データ作成手段10は、プラ
ントデータと下位画面表示制御データとから表示データ
を作成する。グループ別関連データ保存手段101は、
予め下位画面の内で関連する下位画面をグループにまと
めて関連グループ画面情報として保存する。関連データ
検索手段100は、関連画面表示の要求があると、グル
ープ別関連データ保存手段を検索して下位画面に属する
関連グループ画面情報を表示装置4に表示する。操作・
表示制御手段12は表示される関連グル−プ画面情報の
内で選択された下位画面を表示装置4に表示させるよう
に対応する機能表示データ作成手段へ表示要求する。 【解決手段】 段画面選択回数を減少してオペレータの
負担を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの状態を
画面表示し、オペレータと対話を行うプラント対話装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラントの大型化、構成機器の多
様化により、プラントの運転も複雑となり、オペレータ
が監視、操作しなければならない項目も増加する傾向に
ある。これに伴い、プラントを監視する機能も増加し、
オペレータがこれらを使用する際、複雑な情報と多数の
監視機能から必要とするプラント監視画面を選択して表
示させている。
【0003】図18は、上記する第1の例を示すプラン
ト対話装置の構成図である。
【0004】プラントデータ収集手段2は、プラント1
よりデータ収集し、プラントデータベース3に保存す
る。オペレータが操作装置5により操作・表示制御手段
12を通して機能Aに要求を行うと、機能A表示データ
作成手段10Aは、プラントデータベース3および機能
A表示制御データ保存手段11Aより、機能A表示デー
タを作成し、操作・表示制御手段12を通じて表示装置
4に機能Aの画面を表示する。
【0005】すなわち、画面の選択は、図19に示すよ
うに階層的になっており、図20に示す処理で説明する
と、表示装置4に表示される画面には、図19に示すよ
うに全機能メニュー画面(M)とこの全機能メニュー画
面(M)から系統メニュー画面(m)を選択する。例え
ば、A:系統図,B:トレンドグラフ,C:CRTオペ
レーションのいずれかを選択する。ここで、図20に示
すように全機能メニュー画面(M)から機能Aを選択す
る(S1)。これにより、機能Aの系統図が表示装置4
へ表示される。
【0006】次に、機能Aの系統図メニューから復水系
統αを選択すると、復水系統αの系統図が表示装置4に
表示され、例えば、ここで、系統図GR01を選択する
と系統図GR01が表示される(S2〜S4)。
【0007】その後に、別の画面選択するとき、全機能
メニュー画面(M)に戻り、再び全機能メニュー画面
(M)から、例えば、機能Bを選択すると、トレンドグ
ラフとなり、さらに、復水を選択し、さらに、トレンド
グラフTR01を選択するとトレンドグラフTR01が
プラントデータ収集手段2に表示される(S5〜S
8)。
【0008】図21は、以上の画面選択を説明するため
のもので、上位画面として全機能メニュー画面(M)
は、A:系統図,B:トレンドグラフ,C:CRTオペ
レーションがあり、下位画面として系統メニュー画面
(m)がα:復水,β:通風,γ:燃料がある。さら
に、これら系統メニュー画面(m)の下位画面が選択で
きるようになっている。
【0009】このように、オペレータが機能Bに要求を
行うと、機能B表示データ作成手段10Bは、プラント
データベース3および機能B表示制御データ保存手段1
1Bより、機能B表示データを作成してプラントデータ
収集手段2へ出力する。また、オペレータが機能Cに要
求を行うと、機能C表示データ作成手段10Cは、プラ
ントデータベース3および機能C表示制御データ保存手
段11Cより、機能C表示データを作成し、それぞれ操
作・表示制御手段12を通じて表示装置4に機能Bある
いは機能Cの画面を表示する。
【0010】従って、オペレータは、操作装置5より、
操作・表示制御手段12を通じて、機能AあるいはB,
C表示データ作成手段10A,10B,10Cに表示要
求を行うことにより、所望の機能の表示画面を得ること
ができた。
【0011】また、イベント検知手段30は、プラント
データベース3のデータを常時監視し、プラント状態の
変化イベントをとらえると、イベント表示手段31およ
びイベント関連情報検索手段32に通知する。通知を受
けたイベント表示手段31は、オペレータに通知するた
めにイベント発生を伝える表示データを作成し、操作・
表示制御手段12を通じて、表示装置4にイベント発生
通知を表示する。
【0012】一方、イベント関連情報検索手段32で
は、イベント通知により、該当する表示制御データをイ
ベント関連データ保存手段33により検索し、イベント
関連表示制御データ保存手段11Xに設定する。
【0013】機能X表示データ作成手段10xは、イベ
ント関連表示制御データ保存手段11Xからデータを取
出し、発生イベントに関する機能Xの表示データを作成
する。オペレータが、イベント表示手段31により表示
されたイベント発生情報を表示装置4にて確認後、操作
装置5より操作・表示制御手段12に対して、機能Xの
イベントに関する表示を要求すると、機能X表示データ
作成手段10xにより作成された発生イベントに関する
機能Xの表示情報が表示装置4に表示される。
【0014】また、図22は、第2の例を示すプラント
対話装置の構成図である。
【0015】まず、機能AあるいはB,C表示データ作
成手段10A,10B,10Cのそれぞれは、操作装置
5より要求された操作を操作・表示制御手段12を通じ
て受けると、表示装置4へ表示する。例えば、オペレー
タが操作装置5を通し、操作・表示制御手段12に機能
Aに関する表示要求を指定すると、操作・表示制御手段
12は、機能A表示データ作成手段10Aに表示要求を
送り、その応答として機能A表示データ作成手段10A
より受けた機能表示データを表示装置4に表示させる。
【0016】次に、オペレータが、別の機能の情報を表
示したい場合には、さらに、操作装置5から操作・表示
制御手段12へ所望の機能に関する表示要求を指定する
と、後優先にて、それまで表示していた機能Aの表示デ
ータがキャンセルされ、新たに要求した機能の所望のデ
ータに関する表示情報が表示装置4に表示される。
【0017】また、図23は、第3の例を示すプラント
対話装置の構成図である。
【0018】この例は、図22の場合と同様に、機能X
(親)の表示データ作成手段60は、操作装置5−1よ
り要求された操作を操作・表示制御手段12を通して受
け、表示装置4−1へ表示する。さらに、オペレータの
操作が機能X(親)の機能に従属した機能x(子)を要
求すると図22に示す下段のように、機能X(親)表示
データ作成手段60は、機能x(子)表示データ作成手
段61を起動し、表示装置4−1のほかに、別の区画に
て表示装置4−2を表示する。
【0019】表示装置4−2に表示時には、操作装置は
機能x(子)に従属した操作装置5−2となり、機能x
(子)に対するオペレーションを持つ状態となる。
【0020】例えば、具体的に図23の処理を図24を
参照して説明すると、まず、表示装置4−1の全機能メ
ニュー画面で機能Xを選択する(S11)。次に、機能
XからメニューNo.2を選択すると機能x(子)画面
がオープンして表示装置4−2に表示される(S12,
S13)。次に、別の(子)画面を選択するとき、一度
機能x(子)画面をクローズしてから機能xのメニュー
で、例えば、No.8を選択する(S14,S15)。
そして、機能x(子)画面No.8をオープンする(S
16)。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
乃至図24に基づいて説明したプラント対話装置では、
次のような問題がある。
【0022】まず、図18に示すプラント対話装置にお
いては、ある機能から別の機能を呼び出す際に一度その
機能を終了させて、その後新たに別の機能を呼び出す必
要があった。このため、ある画面を表示していた際には
一旦その機能を終了させ、その後新たに別の機能を呼び
出す操作が必要であり、オペレータは関連する別機能の
情報を見る際には頭から再び同様の機能表示要求を入力
する必要があった。
【0023】例えば、図20に示す処理では、一度処理
S1〜S4により表示装置4にGR01を表示した後に
別のTR02を表示するとき、新たに全機能メニュー画
面から処理S5〜S8の手順を経て実施する必要があっ
た。このため必要な画面を表示させるために画面選択を
何度もしなければならず、オペレータの負担が過大であ
り、また、画面選択が速やかにできなかった。
【0024】また、図18に示すイベント関連情報検索
手段32から通知されるイベント情報は最新の情報のみ
であり、イベントに関連する機能Xの表示データは常に
最新のもの一つのみであった。従って、同時に複数の異
常が発生した際には全てのイベント情報を把えることが
できなかった。また、1つのみのイベント情報であって
も、次に新たなイベントが発生した場合には、それまで
のイベント情報が最新情報に変更されてしまい、オペレ
ータはイベントが発生すると速やかに関連情報の収集を
実施する必要があった。また、正確なイベント情報の履
歴を把握することができなかった。
【0025】また、図22のプラント対話装置では、あ
る機能を表示するために、オペレータが操作装置5によ
り所望の機能の表示データ作成手段に対して表示要求を
行うが、その際それまで表示装置4により表示していた
機能に関する情報は保存しないため、一度別の機能を表
示要求した後では、それ以前に表示していた機能の表示
情報に容易に戻ることはできなかった。つまり、操作前
の表示状態にするためには、最初から機能に関する表示
要求を行う必要があった。そのため、画面表示のための
設定操作が複雑な機能に関しては、再び前操作を行わな
ければならないという煩雑な手間を要した。
【0026】また、図23に示すプラント対話装置で
は、機能X(親)表示データ作成手段60から機能x
(子)表示データ作成手段61が起動されている間は、
表示装置4−1に対する操作をすることができず、オペ
レータの操作手順が煩雑になりがちであった。
【0027】例えば、図24に示すように処理S13で
機能x(子)画面がオープンしているとき、表示装置4
−1から操作ができず、一旦、機能X(親)表示データ
作成手段60と機能x(子)表示データ作成手段61と
の関係を遮断して元の状態に戻さないと、次の操作がで
きなかった。
【0028】そこで、本発明は、必要な画面を即座に選
択して表示させ画面選択回数の減少によりオペレータの
負担を軽減するプラント対話装置を提供することを目的
とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、オペ
レータとの対話により上位メニュー画面から一つの機能
表示画面を表示装置に選択表示させると共に、選択され
た機能表示画面において必要な下位画面を表示装置に選
択表示させプラントと対話するプラント対話装置におい
て、上位メニュー画面のそれぞれの機能表示に対応して
設けられ機能表示毎に下位画面の下位画面表示制御デー
タを保存する機能表示制御データ保存手段と、これら機
能表示制御データ保存手段にそれぞれ対応して設けられ
プラントデータと下位画面の表示制御データとから表示
データを作成する機能表示データ作成手段と、予め下位
画面の内で関連する下位画面をグループにまとめて関連
グループ画面情報として保存するグループ別関連データ
保存手段と、いずれかの下位画面が表示装置に表示さ
れ、かつ、関連画面表示の要求があると、グループ別関
連データ保存手段を検索して下位画面に属する関連グル
ープ画面情報を表示装置に表示する関連データ検索手段
と、表示装置に表示される関連グル−プ画面情報の内で
選択された下位画面を表示装置に表示させるように対応
する機能表示データ作成手段へ表示要求する操作・表示
制御手段とを備えるようにしたものである。請求項1の
発明によれば、下位画面が表示装置に表示されていると
きに関連画面表示要求があると、グループ別関連データ
保存手段が検索され、下位画面に属する関連する関連グ
ループ画面情報が表示装置に表示される。この状態で関
連グループ画面情報の内からある下位画面が指定される
と機能表示データ作成手段が特定され機能表示データ作
成手段が起動され指定された下位画面が表示装置へ表示
される。これによって、従来のように機能が異なる下位
画面を選択するとき一度下位画面を消去して上位メニュ
ー画面に戻した後に改めて別の機能表示の下位画面へ切
替える必要がなく、即座に機能が異なっても関連する下
位画面へ切替えできる。従って、オペレータによる画面
選択回数が最小限に減少され、画面切替え時間が最小限
ででき、オペレータの負担が軽減でき、円滑にプラント
と対話することができる。
【0030】請求項2の発明は、オペレータとの対話に
より上位メニュー画面から一つのグループ表示画面を表
示装置に選択させると共に、選択されたグループ表示画
面において必要な下位画面を表示装置に選択表示させプ
ラントと対話するプラント対話装置において、予め下位
画面の内で関連する下位画面をグループにまとめ関連グ
ループ画面情報として保存すると共に、関連グループ画
面情報に対応する下位画面の表示制御データを保存する
グループ別表示制御データ保存手段と、表示装置に表示
される機能画面に対応して設けられプラントデータと下
位画面の表示制御データから表示データを作成する機能
表示データ作成手段と、いずれかの下位画面が表示装置
に表示され、かつ、関連画面表示の要求があると、グル
ープ別表示制御データ保存手段を検索して下位画面に属
するグループ表示画面の関連グル−プ画面情報を表示装
置へ表示させると共に、表示された関連グル−プ画面情
報の内でオペレータにより選択された関連グル−プ画面
選択情報を出力し、さらに、機能表示データ作成手段に
より作成された表示データを表示装置に表示する操作・
表示制御手段と、機能表示データ作成手段に対応して設
けられ関連画面グル−プ選択情報を解読して対応する機
能表示画面を特定してグループ別表示制御データ保存手
段から機能表示画面に対応する表示制御デ−タを取出し
機能表示データ作成手段へ出力するグループ別表示制御
データ解読手段とを設けるようにしたものである。請求
項2の発明によれば、表示装置に下位画面の関連画面情
報が表示されているときに、オペレータによって関連グ
ループ画面情報の中から選択された選択情報が解読さ
れ、解読された下位画面に対応する機能表示を行う機能
表示データ作成手段へ表示制御データが出力される。そ
して、下位画面対応する表示データが作成され表示装置
へ出力される。これにより、下位画面から別の機能表示
の下位画面を選択するときに、下位画面を消去して上位
メニュー画面に戻ってから下位画面を選択する必要がな
い。従って、オペレータの画面選択回数が減少でき、し
かも、短時間に切替えでき、オペレータの負担が軽減で
きる。また、グループ別表示制御データ保存手段に一括
して表示制御データを保存するようにしたために表示制
御データに変更が生じたときに機能別に個々の表示制御
データを変更する必要がない。
【0031】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載のプラント対話装置において、イベントが発生し
たときイベントを検知してイベント履歴を保存するイベ
ント発生履歴保存手段と、オペレータからの要求によっ
てイベント発生履歴保存手段を検索してイベントの履歴
を出力するイベント表示手段と、このイベント表示手段
からのイベントの履歴を取込みイベント関連データによ
ってイベント関連表示制御データを作成してイベント関
連表示制御データ保存手段へ保存する一方、イベント関
連表示制御データを対応する機能表示データ作成手段へ
出力するイベント関連情報検索手段とを付加するように
したものである。請求項3の発明によれば、イベント発
生毎にそれぞれのイベントの履歴が保存され、要求によ
って表示装置へ出力される。これによって、複数のイベ
ントが順次発生してもイベントの発生が後に発生したイ
ベントにより更新されることもなく、オペレータがイベ
ント発生毎に直ちに関連情報を収集する必要もなくな
る。従って、過去のイベントの発生状況を余裕をもって
把握でき、オペレータの負担も軽減される。
【0032】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかのプラント対話装置において、操作装置
からいずれかの機能表示データ作成手段へ表示要求され
た際の操作データを固定して操作データ保存手段へ保存
する一方、表示要求された機能表示データ作成手段から
他の機能表示データ作成手段へ切替わり、その後復帰し
たとき、操作データ保存手段へ保存した操作データを復
帰した機能表示データ作成手段へ出力して表示装置へ表
示させる操作保存手段を操作・表示制御手段に付加する
ようにしたものである。請求項4の発明によれば、機能
表示データ作成手段に表示要求があると操作データが固
定して保存される。その後に、停止した機能表示データ
作成手段が復帰すると固定保存された操作データが出力
され、操作・表示制御手段を介して表示装置へ表示され
る。これによって、操作データを設定中に他の画面に切
替えても再び復帰したとき設定済の操作データのみが再
現される。従って、設定済の操作データが、再現される
ため改めて全てを設定する手間が削減できオペレータの
負担が軽減できる。
【0033】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかのプラント対話装置において、起動中の
機能表示データ作成手段により表示される操作データと
設定中の操作データとを含めて保存データとして循環更
新して操作データ保存手段へ保存し、起動中の機能表示
データ作成手段が停止すると保存データを固定する一
方、復帰要求があると操作データ保存手段に固定された
保存データを取出し復帰した機能表示データ作成手段へ
出力する操作保存手段とを操作・表示制御手段に付加す
るようにしたものである。請求項5の発明によれば、表
示要求があると起動中の機能表示データ作成手段の操作
データと設定中の操作データとを含めて保存データとし
て操作データ保存手段へ保存され停止すると保存データ
が固定される。次に、復帰要求があると固定された保存
データが機能表示データ作成手段へ出力され操作・表示
制御手段を介して表示装置へ表示される。これによっ
て、操作データと設定中の操作データとが再現されるた
めに改めて設定する手間が削減され、オペレータの負担
が軽減できる。
【0034】請求項6の発明は、プラントの状況に応じ
てオペレータの対話処理によって親画面から子画面へ切
替え必要なプラントの監視操作画面を表示させプラント
と対話するプラント対話装置において、プラントデータ
と表示制御データとから表示データを作成する機能親表
示データ作成手段と、プラントデータと表示制御データ
とから表示データを作成する機能子表示データ作成手段
と、親画面の表示要求があると機能親表示データ作成手
段を起動させて表示装置へ親画面表示データへ出力する
一方、子画面の表示要求があると機能子表示データ作成
手段を起動させて親表示データと共に、子表示データを
表示装置へ出力し、別の子画面の表示要求があると機能
親表示データ作成手段を起動しつつ別の機能子表示デー
タ作成手段を起動させる操作・表示制御手段とを設ける
ようにしたものである。請求項6の発明によれば、親画
面と共に子画面を表示中に別の子画面の表示要求がある
と機能親表示データ作成手段の起動しつつ、別の機能子
表示データ作成手段を起動させ表示要求があった別の下
位画面へ切替える。これにより、従来のように上位の機
能親表示データ作成手段を起動させてその後に下位の機
能子表示データ作成手段を起動させる手間が削減でき
る。従って、オペレータの画面選択回数が減少し操作自
体も円滑にでき、オペレータの負担が軽減できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の第1実施例を示すプラン
ト対話装置の構成図である。
【0037】図1が従来例を示す図18と同一符号は、
同一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な点
は、図1が図18に関連データ検索手段100とグルー
プ別関連データ保存手段101とイベント発生履歴保存
手段102とを追設したことである。
【0038】ここで、グループ別関連データ保存手段1
01は、予め下位画面の内で関連する下位画面をグルー
プにまとめて関連グループ画面情報として保存するもの
である。関連データ検索手段100は、いずれかの下位
画面が表示装置4に表示され、かつ、関連画面表示の要
求があると、グループ別関連データ保存手段100を検
索して下位画面に属する関連グループ画面情報を表示装
置4に表示するものである。
【0039】イベント発生履歴保存手段102は、イベ
ントが発生したときイベントを検知してイベント履歴を
保存するものである。
【0040】まず、オペレータが、図2に示す処理に従
って、全機能メニュー画面(M)から、操作装置5によ
って系統図監視機能(機能A)を要求する(S21)。
これにより、操作・表示制御手段12が系統図監視(機
能A)の表示データ作成手段10Aを呼出し、機能A
(系統図監視機能)表示制御データ保存手段11Aより
系統図監視機能に登録されている系統図の情報を表示装
置4に系統メニュー画面(m)を表示する。
【0041】この系統メニュー画面(m)には、α:復
水系統,β:通風系統,γ:燃料系統がある。オペレー
タは系統表示メニューを確認し、所望の系統図を選択す
る。今回は復水系統(α)のメニューAαよりGRO1
という系統図を選択したとする(S22,S23)。
【0042】ここで、GRO1は、図3および図4に示
すように、グループ別関連データ保存手段101の中に
ある復水系統101αの系統図である。オペレータが操
作装置5からGRO1の指定を行うと、機能A(系統図
監視)表示データ作成手段10Aが表示制御データ保存
手段11AからGRO1の系統図表示データを取出し、
GRO1の系統図を表示する(S24)。
【0043】次に、GRO1に関連する別機能の表示内
容を確認するために、オペレータが操作装置5より、操
作・表示制御手段12にGRO1の関連画面表示を要求
すると、図4のグループ別関連データ保存手段101の
内で復水系統に関する関連データ保存手段101αの情
報が図4に示すように表示される(S25)。
【0044】ここで、トレンドグラフ(機能B)のTR
O2がオペレータにより、選択されると、操作・表示制
御手段12が今度は機能B(トレンドグラフ)表示デー
タ作成手段10Bに対し、TRO2の表示要求を行う。
機能B表示データ作成手段10Bは、機能B表示制御デ
ータ保存手段11Bから表示データを取出しTRO2の
表示情報を作成し、表示装置4に表示する(S26)。
このように、グループ別関連データ保存手段101を用
いてグループ内の機能A〜Cをワンタッチ操作にて切替
えることが可能となる。
【0045】一方、プラントデータベース3を常時監視
し、イベントの発生を検知するイベント検知手段30で
は、例えば、検知するイベントが警報状態となった場
合、プラントデータベース3が警報状態であるか否かを
監視し、あるポイントが警報状態になったタイミングに
よりイベント表示手段31へそのポイントおよび警報番
号が通知される。
【0046】これにより、イベント表示手段31では、
操作・表示制御手段12を通じて表示装置4へ警報の発
生を通知すると共に、図5に示すようにイベント発生履
歴保存手段102へ警報発生状況を保存する。
【0047】図5では、時刻10:05に警報番号2−
001の警報が発生し、その後、時刻10:10に警報
番号5−032,時刻10:15に警報番号0−00
5,時刻10:16に警報番号1−002,時刻10:
20に警報番号2−016の警報がそれぞれ発生したこ
とを示している。
【0048】ここで、オペレータがこれらの警報発生情
報より詳細な状況確認が必要なとき、例えば、操作装置
5より、この時刻10:15の警報情報を選択すると、
イベント関連情報検索手段32は、イベント発生履歴保
存手段102より時刻10:15の発生警報は警報番号
0−005であることを確認する。そして、発生警報に
関するイベント関連データ保存手段33が検索され、イ
ベント関連表示制御データ保存手段11Xへ保存する。
【0049】図5によれば、警報番号0−005警報に
関する機能Xのイベント関連表示制御データがイベント
関連表示制御データ保存手段11Xにセットされる。機
能X表示データ作成手段10xでは、操作・表示制御手
段12よりの機能表示要求に対し、イベント関連表示制
御データ保存手段11Xの中のFNO1の表示制御情報
に基づき、FNO1の表示データを作成し、操作・表示
制御手段12を通して、表示装置4に表示を行う。
【0050】このように第1実施例によれば、下位画面
が表示装置4に表示されているときに関連画面表示要求
があると、グループ別関連データ保存手段101が検索
され、下位画面に属する関連する関連グループ画面情報
が表示装置4に表示される。この状態で関連グループ画
面情報の内からある下位画面が指定されると指定された
下位画面が表示装置4へ表示される。これによって、従
来のように機能表示が異なる下位画面を選択するとき一
度下位画面を消去して上位メニュー画面に戻した後に改
めて別の機能表示の下位画面へ切替える必要がなく、即
座に関連する下位画面へ切替えできる。従って、オペレ
ータによる画面選択回数が最小限に減少され、画面切替
え時間が最小限ででき、オペレータの負担が軽減でき、
円滑にプラントと対話することができる。例えば、図2
と図20を対比すると明らかなように図20では、S4
から一度S5の処理が必要となるが図2では、即座に必
要な画面を選択できる。
【0051】図6は、本発明の第2実施例を示すプラン
ト対話装置の構成図である。
【0052】図6が従来例を示す図18と同一符号は、
同一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な点
は、図6が図18にグループ別表示制御データ保存手段
200とグループ別表示制御データ解読手段201とイ
ベント発生履歴保存手段102とを追設したことであ
る。
【0053】ここで、グループ別表示制御データ保存手
段200は、予め下位画面の内で関連する下位画面をグ
ループにまとめ関連グループ画面情報として保存すると
共に、関連グループ画面情報に対応する下位画面の表示
制御データを保存するものである。グループ別表示制御
データ解読手段201は、機能表示データ作成手段に対
応して設けられ関連グループ画面情報に対してオペレー
タが選択した関連画面グル−プ選択情報を解読して対応
する機能表示画面を特定してグループ別表示制御データ
保存手段200から機能表示画面に対応する表示制御デ
−タを取出し機能表示データ作成手段へ出力するもので
ある。
【0054】イベント発生履歴保存手段102は、イベ
ントが発生したときイベントを検知してイベント履歴を
保存するものである。
【0055】以上の構成で、図7に示す処理によりオペ
レータが、まず、グループ(系統)を選択するとする。
今回は、復水系統(α)を選択すると、操作・表示制御
手段12より、グループ別表示制御データ保存手段20
0の復水系統200αが選択される(S31)。
【0056】ここで、図8に示すように、関連データ部
を参照すると復水系統(α)における関連する各機能表
示がされる。例えば、系統図のGR01,GR02、ト
レンドグラフのTR01,TR02,TR03、CRT
オペレーションのOP01,OP02が表示されこれら
が関連していることが分かる。
【0057】オペレータが、この中から系統図GR01
を選択すると、その通知が系統図監視(機能A)を担当
する機能A表示データ作成手段10Aに渡される(S3
2,S33)。そして、グループ別表示制御データ解読
手段(A)201Aが、復水系統グループ別表示制御デ
ータ200αの表示制御データ部から機能A(系統図)
に必要な表示制御データを取込む。この表示制御データ
に基づき、機能A表示データ作成手段10AがGR01
の表示データを作成し、表示装置4へ表示する(S3
4)。
【0058】GR01を表示後、オペレータがGR01
に関連した情報を参照したい場合には、GR01に関連
データ表示要求を行うと、復水系統グループ別表示制御
データ200αの関連データ部が表示される(S3
5)。
【0059】そして、オペレータが所望の表示を選択す
ると、操作・表示制御手段12により、選択した機能に
関する表示データ作成手段10が起動される。例えば、
TR02を選択するとTR02のトレンドグラフが表示
される(S36)。
【0060】一方、第1実施例で説明したと同様にプラ
ントデータベース3を常時監視し、イベントの発生を検
知するイベント検知手段30では、例えば、検知するイ
ベントが警報状態となった場合、プラントデータベース
3が警報状態であるか否かを監視し、あるポイントが警
報状態になったタイミングにてイベント表示手段31へ
そのポイントおよび警報番号を通知する。
【0061】イベント表示手段31では、操作・表示制
御手段12を通じて表示装置4に警報の発生を通知する
と共に、図5に示す如く、イベント発生履歴保存手段1
02へ警報発生状況を保存する。
【0062】オペレータがこれらの警報発生情報より詳
細な状況確認を行おうとした場合には、操作装置5よ
り、特定の時刻の警報情報を選択する。イベント関連情
報検索手段32は、イベント発生履歴保存手段102よ
り特定の時刻の発生警報を確認しイベント関連データ保
存手段33より、発生警報に関するイベント関連データ
保存手段33を検索し、イベント関連表示制御データ保
存手段11Xへ保存する。
【0063】このように第2実施例によれば、表示装置
4に下位画面の関連画面情報が表示されているときに、
オペレータによって関連グループ画面情報の中から選択
された選択情報が解読されて、選択する下位画面の機能
表示が決定され対応する機能表示データ作成手段10へ
表示制御データが出力される。そして、下位画面に対応
する表示データが作成され表示装置4へ出力される。こ
れにより、下位画面から別の機能表示の下位画面を選択
するときに、下位画面を消去して上位メニュー画面に戻
ってから別の下位画面を選択する必要がない。従って、
オペレータの画面選択回数が減少でき、しかも、短時間
に切替えでき、オペレータの負担が軽減できる。
【0064】また、グループ別表示制御データ保存手段
200に一括して表示制御データを保存するようにした
ために表示制御データに変更が生じたときに機能別に個
々の表示制御データを変更する必要がない点が第1実施
例と異なる効果である。
【0065】図9は、本発明の第3実施例を示すプラン
ト対話装置の構成図である。
【0066】図9が従来例を示す図22と同一符号は、
同一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な点
は、図9が図22に操作保存手段300と操作データ保
存手段301とを追設したことである。
【0067】ここで、操作保存手段300は、操作装置
5からいずれかの機能表示データ作成手段10へ表示要
求された際の操作データを固定して操作データ保存手段
301へ保存する一方、表示要求された機能表示データ
作成手段10から他の機能表示データ作成手段10へ切
替わり、その後復帰したとき、操作データ保存手段30
1へ保存した操作データを復帰した機能表示データ作成
手段10へ出力して表示装置4へ表示させるようにした
ものである。
【0068】以上の構成で、例えば、図10に示す処理
のようにオペレータが操作装置5より操作・表示制御手
段12を通じて機能Aを起動すると、オペレータの表示
要求に対し、機能A表示データ作成手段10Aは、表示
データを作成し、表示装置4に表示を行う(S41)。
この結果、図11に示すように機能A画面51が表示さ
れる。このとき、機能A画面51上でオペレータが対話
操作によりAAAA部のように修正を開始すると、操作
保存手段300が修正前の機能A画面51の表示データ
を操作データ保存手段301へ保存する(S42)。機
能Aの表示が修正される(S43)。
【0069】次に、修正完了後に機能Bが要求される
と、画面は機能A画面51から機能B画面52へ図11
の中段のように切替わる(S44)。画面切替え後再び
復帰要求がされると、操作データ保存手段301に保存
されている修正前の表示データが取出され機能A表示デ
ータ作成手段10Aへ伝えられる。これにより、機能B
が機能される前に表示していた機能Aの情報が表示され
る(S45)。このとき、機能A画面51にて修正中で
あったAAAA部は、図11の下段のように修正前の状
態である××××に戻る。
【0070】このように、第3実施例によれば、機能表
示データ作成手段10に表示要求があると操作データが
固定して保存される。その後に、停止した機能表示デー
タ作成手段10が復帰すると固定保存された操作データ
が出力され、操作・表示制御手段12を介して表示装置
4へ表示される。これによって、操作データを設定中に
他の画面に切替えても再び復帰したとき設定済の操作デ
ータのみが再現される。従って、設定済の操作データ
が、再現されるため改めて全てを設定する手間が削減で
きオペレータの負担が軽減できる。
【0071】図12は、本発明の第4実施例を示すプラ
ント対話装置の構成図である。
【0072】図12が従来例を示す図22と同一符号
は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な
点は、図12が図22に操作保存手段400と操作デー
タ保存手段401とを追設したことである。
【0073】ここで、操作保存手段400は、起動中の
機能表示データ作成手段10により表示される操作デー
タと設定中の操作データとを含めて保存データとして循
環更新して操作データ保存手段401へ保存し、起動中
の機能表示データ作成手段10が停止すると保存データ
を固定する一方、復帰要求があると操作データ保存手段
401に固定された保存データを取出し復帰した機能表
示データ作成手段10へ出力するものである。
【0074】以上の構成で、例えば、図13に示すよう
にオペレータが操作装置5から操作・表示制御手段12
を介して機能Aを表示要求すると、表示データ作成手段
10Aが表示データを作成して表示装置4へ図14に示
すように機能Aを表示する(S51)。
【0075】この図14に示す機能A画面61上で、オ
ペレータが操作装置5より操作指令を通知すると、それ
らの操作データが操作保存手段400により操作データ
保存手段401へ保存される(S52)。図14に示す
機能A画面61上にてオペレータが対話操作AAAA部
を修正入力した際に入力操作時点で操作データ保存手段
301がとらえ、操作データ保存手段401へ保存す
る。この結果、その後、機能B画面62が起動された
後、機能A画面61へ復帰要求を行うと、画面入力中で
あったAAAA部も含めた形にて機能A画面63に戻る
ことができる(S53,S54)。
【0076】このように、第4実施例によれば、表示要
求があると起動中の機能表示データ作成手段10の操作
データと設定中の操作データとを含めて保存データとし
て操作データ保存手段401へ保存され停止すると保存
データが固定される。次に、復帰要求があると固定され
た保存データが機能表示データ作成手段10へ出力され
操作・表示制御手段12を介して表示装置4へ表示され
る。これによって、操作データと設定中の操作データと
が再現されるために改めて設定する手間が削減され、オ
ペレータの負担が軽減できる。
【0077】図15は、本発明の第5実施例を示すプラ
ント対話装置の構成図である。
【0078】図15が従来例を示す図23と同一符号
は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な
点は、図15が図23に示す操作・表示制御手段12と
構成を異にし、操作・表示制御手段12Aとしたことで
ある。
【0079】ここで、操作・表示制御手段12Aは、親
画面の表示要求があると機能親表示データ作成手段60
を起動させて表示装置4−1へ親画面表示データへ出力
する一方、子画面の表示要求があると機能子表示データ
作成手段61を起動させて親表示データと共に、子表示
データを表示装置4−2へ出力し、別の子画面の表示要
求があると機能親表示データ作成手段60を起動しつつ
別の機能子表示データ作成手段61を起動させるように
したものである。
【0080】以上の構成で、例えば、図16に示す手順
のようにオペレータが操作装置5−1から全機能メニュ
ーで機能Xを選択すると、操作・表示制御手段500に
よって機能X(親)表示データ作成手段60へ表示要求
がされる(S61)。この結果、図17に示すように機
能X(親)画面71が表示装置4−1へ表示される。
【0081】この機能X(親)画面71には、子画面選
択表示No.1〜No.10が表示されている。この機
能X(親)画面71上で、操作装置5−1から例えば、
子画面選択表示No.2(図示斜線部)が選択される
と、操作・表示制御手段12Aは機能x(子)表示デー
タ作成手段61によつて表示装置4−2に機能x(子)
画面73を表示する(S62,S63)。このとき、機
能X(親)画面72が表示装置4−2に表示されたまま
の状態とされる。
【0082】その後、機能X(親)画面72のNo.8
が選択されると、操作・表示制御手段12Aによって機
能X(親)画面74を表示装置4−1へ表示する一方、
機能x(子)画面75を表示装置4−2へ表示する。
【0083】このように、第5実施例によれば、親画面
と共に子画面を表示中に別の子画面の表示要求があると
機能親表示データ作成手段60を起動しつつ、別の機能
子表示データ作成手段61を起動させ表示要求があった
別の下位画面へ切替える。これにより、従来のように上
位の機能親表示データ作成手段を起動させてその後に下
位の機能子表示データ作成手段を起動させる手間が削減
できる。従って、オペレータの画面選択回数が減少し操
作自体も円滑にでき、オペレータの負担が軽減できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、関連する下位画面をまとめた関連グループ画面情
報の内からある下位画面を指定すると指定された下位画
面が表示装置へ表示するようにしたために従来のように
一度下位画面を消去して上位メニュー画面に戻した後に
改めて別の下位画面へ切替える必要がなく、即座に関連
する下位画面へ切替えでき、画面選択回数が最小限に減
少され、画面切替え時間が最小限ででき、オペレータの
負担が軽減できる。
【0085】請求項2の発明によれば、関連する下位画
面をまとめた関連グループ画面情報の中から選択された
選択情報が解読され、解読された下位画面に対応する表
示データが作成され表示装置へ出力するようにしたため
に下位画面から別の下位画面を選択するときに、下位画
面を消去して上位メニュー画面に戻ってから下位画面を
選択する必要がなく、画面選択回数が減少でき、しか
も、短時間に切替えでき、オペレータの負担が軽減でき
る。
【0086】請求項3の発明によれば、イベント発生毎
にそれぞれのイベントの履歴を保存して、表示装置へ出
力するようにしたために過去のイベントの発生状況を余
裕をもって把握でき、オペレータの負担も軽減される。
【0087】請求項4の発明によれば、表示要求がある
と操作データを固定して保存し、復帰すると固定保存さ
れた操作データを出力するようにしたために操作データ
を設定中に他の画面に切替えても再び復帰したとき設定
済の操作データのみが再現でき、改めて全てを設定する
手間が削減できオペレータの負担が軽減できる。
【0088】請求項5の発明によれば、表示要求がある
と起動中の機能表示データ作成手段の操作データと設定
中の操作データとを含めて保存データとして保存され停
止すると保存データを固定し、復帰要求があると固定さ
れた保存データを表示装置へ表示するようにしたために
操作データと設定中の操作データとが再現でき、改めて
設定する手間が削減でき、オペレータの負担が軽減でき
る。
【0089】請求項6の発明によれば、親画面と共に子
画面を表示中に別の子画面の表示要求があると機能親表
示データ作成手段の起動しつつ、別の機能子表示データ
作成手段を起動させ表示要求があった別の下位画面へ切
替えるようにしたために従来のように上位の機能親表示
データ作成手段を起動させてその後に下位の機能子表示
データ作成手段を起動させる手間が削減でき、画面選択
回数が減少し操作自体も円滑にでき、オペレータの負担
が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプラント対話装置の
構成図である。
【図2】図1のプラント対話装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1のプラント対話装置の作用を示す説明図で
ある。
【図4】図1のグループ別関連データ保存手段の構成図
である。
【図5】図1のイベント発生履歴保存手段とイベント関
連データ保存手段とを示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すプラント対話装置の
構成図である。
【図7】図6のプラント対話装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6のグループ別表示制御データ保存手段を示
す説明図である。
【図9】本発明の第3実施例を示すプラント対話装置の
構成図である。
【図10】図9のプラント対話装置の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】図9のプラント対話装置の作用を示す説明図
である。
【図12】本発明の第4実施例を示すプラント対話装置
の構成図である。
【図13】図12のプラント対話装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【図14】図12のプラント対話装置の作用を示す説明
図である。
【図15】本発明の第5実施例を示すプラント対話装置
の構成図である。
【図16】図15のプラント対話装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【図17】図15のプラント対話装置の作用を示す説明
図である。
【図18】第1の従来例を示すプラント対話装置の構成
図である。
【図19】図18のプラント対話装置の作用を示す説明
図である。
【図20】図18のプラント対話装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【図21】図18のプラント対話装置の第2の作用を示
す説明図である。
【図22】第2の従来例を示すプラント対話装置の構成
図である。
【図23】第3の従来例を示すプラント対話装置の構成
図である。
【図24】図23のプラント対話装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 プラント 2 プラントデータ収集手段 3 プラントデータベース 4 表示装置 5 操作装置 10A,10B,10C 表示データ作成手段 10x 機能X表示データ作成手段 11A,11B,11C 表示制御データ保存手段 11X イベント関連表示制御データ保存手段 12,12A,500 操作・表示制御手段 30 イベント検知手段 31 イベント表示手段 32 イベント関連情報検索手段 33 イベント関連データ保存手段 60 機能X(親)表示データ作成手段 61 機能x(子)表示データ作成手段 100 関連データ検索手段 101 グループ別関連データ保存手段 102 イベント発生履歴保存手段 200 グループ別表示制御データ保存手段 201 グループ別表示制御データ解読手段 300 操作保存手段 301 操作データ保存手段 400 操作保存手段 401 操作データ保存手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータとの対話により上位メニュー
    画面から一つの機能表示画面を表示装置に選択表示させ
    ると共に、選択された機能表示画面において必要な下位
    画面を表示装置に選択表示させプラントと対話するプラ
    ント対話装置において、 前記上位メニュー画面のそれぞれの機能表示に対応して
    設けられ機能表示毎に下位画面の下位画面表示制御デー
    タを保存する機能表示制御データ保存手段と、 これら機能表示制御データ保存手段にそれぞれ対応して
    設けられプラントデータと下位画面の表示制御データと
    から表示データを作成する機能表示データ作成手段と、 予め前記下位画面の内で関連する下位画面をグループに
    まとめて関連グループ画面情報として保存するグループ
    別関連データ保存手段と、 いずれかの下位画面が表示装置に表示され、かつ、関連
    画面表示の要求があると、前記グループ別関連データ保
    存手段を検索して前記下位画面に属する関連グループ画
    面情報を表示装置に表示する関連データ検索手段と、 前記表示装置に表示される関連グル−プ画面情報の内で
    選択された下位画面を表示装置に表示させるように対応
    する機能表示データ作成手段へ表示要求する操作・表示
    制御手段とを備えることを特徴とするプラント対話装
    置。
  2. 【請求項2】 オペレータとの対話により上位メニュー
    画面から一つのグループ表示画面を表示装置に選択させ
    ると共に、選択されたグループ表示画面において必要な
    下位画面を表示装置に選択表示させプラントと対話する
    プラント対話装置において、 予め下位画面の内で関連する下位画面をグループにまと
    め関連グループ画面情報として保存すると共に、関連グ
    ループ画面情報に対応する下位画面の表示制御データを
    保存するグループ別表示制御データ保存手段と、 前記表示装置に表示される機能画面に対応して設けられ
    プラントデータと下位画面の表示制御データから表示デ
    ータを作成する機能表示データ作成手段と、 いずれかの下位画面が表示装置に表示され、かつ、関連
    画面表示の要求があると、前記グループ別表示制御デー
    タ保存手段を検索して前記下位画面に属するグループ表
    示画面の関連グル−プ画面情報を表示装置へ表示させる
    と共に、表示された関連グル−プ画面情報の内でオペレ
    ータにより選択された関連グル−プ画面選択情報を出力
    し、さらに、前記機能表示データ作成手段により作成さ
    れた表示データを表示装置に表示する操作・表示制御手
    段と、 前記機能表示データ作成手段に対応して設けられ前記関
    連画面グル−プ選択情報を解読して対応する機能表示画
    面を特定して前記グループ別表示制御データ保存手段か
    ら前記機能表示画面に対応する表示制御デ−タを取出し
    前記機能表示データ作成手段へ出力するグループ別表示
    制御データ解読手段とを備えることを特徴とするプラン
    ト対話装置。
  3. 【請求項3】 イベントが発生したときイベントを検知
    してイベント履歴を保存するイベント発生履歴保存手段
    と、オペレータからの要求によって前記イベント発生履
    歴保存手段を検索してイベントの履歴を出力するイベン
    ト表示手段と、このイベント表示手段からの前記イベン
    トの履歴を取込みイベント関連データによってイベント
    関連表示制御データを作成してイベント関連表示制御デ
    ータ保存手段へ保存する一方、前記イベント関連表示制
    御データを対応する機能表示データ作成手段へ出力する
    イベント関連情報検索手段とを付加することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のプラント対話装置。
  4. 【請求項4】 前記操作装置からいずれかの機能表示デ
    ータ作成手段へ表示要求された際の操作データを固定し
    て操作データ保存手段へ保存する一方、前記表示要求さ
    れた機能表示データ作成手段から他の機能表示データ作
    成手段へ切替わり、その後復帰したとき、前記操作デー
    タ保存手段へ保存した操作データを復帰した機能表示デ
    ータ作成手段へ出力して表示装置へ表示させる操作保存
    手段を前記操作・表示制御手段に付加することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3記載のいずれかのプラント対
    話装置。
  5. 【請求項5】 起動中の機能表示データ作成手段により
    表示される操作データと設定中の操作データとを含めて
    保存データとして循環更新して操作データ保存手段へ保
    存し、起動中の機能表示データ作成手段が停止すると前
    記保存データを固定する一方、復帰要求があると前記操
    作データ保存手段に固定された保存データを取出し復帰
    した機能表示データ作成手段へ出力する操作保存手段と
    を前記操作・表示制御手段に付加することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のいずれかのプラント対話装
    置。
  6. 【請求項6】 プラントの状況に応じてオペレータの対
    話処理によって親画面から子画面へ切替え必要なプラン
    トの監視操作画面を表示させプラントと対話するプラン
    ト対話装置において、 プラントデータと表示制御データとから表示データを作
    成する機能親表示データ作成手段と、 プラントデータと表示制御データとから表示データを作
    成する機能子表示データ作成手段と、 親画面の表示要求があると機能親表示データ作成手段を
    起動させて表示装置へ親画面表示データへ出力する一
    方、子画面の表示要求があると機能子表示データ作成手
    段を起動させて前記親表示データと共に、子表示データ
    を表示装置へ出力し、別の子画面の表示要求があると前
    記機能親表示データ作成手段を起動しつつ別の機能子表
    示データ作成手段を起動させる操作・表示制御手段とを
    備えることを特徴とするプラント対話装置。
JP19716095A 1995-07-11 1995-07-11 プラント対話装置 Pending JPH0926815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004199258A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Toshiba Corp プロセス監視装置
JP2016154293A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 アズビル株式会社 施設管理装置および施設管理方法

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JP2004199258A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Toshiba Corp プロセス監視装置
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