JPH09266029A - 低挿入力コネクタ - Google Patents
低挿入力コネクタInfo
- Publication number
- JPH09266029A JPH09266029A JP8076763A JP7676396A JPH09266029A JP H09266029 A JPH09266029 A JP H09266029A JP 8076763 A JP8076763 A JP 8076763A JP 7676396 A JP7676396 A JP 7676396A JP H09266029 A JPH09266029 A JP H09266029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- slider
- connector
- locking
- temporary locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
- H01R13/62927—Comprising supplementary or additional locking means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
- H01R13/62911—U-shaped sliding element
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さなスライダ操作力でコネクタを嵌合させ
ることができ、しかもコネクタ嵌合を行う前段階では、
仮係止されたスライダが本係止位置に簡単に移動してし
まわないようにする。 【解決手段】 雌型コネクタハウジング31、雄型コネ
クタハウジング32、雌型コネクタハウジング31にス
ライド自在のスライダ33、スライダ33を仮係止位置
に係止する仮係止機構、スライダ33を仮係止位置から
本嵌合位置にスライドさせることで、雄型コネクタハウ
ジング32を初期嵌合位置から本嵌合位置に移動させる
カム溝55、56及び係合凸部50a、50bを備えた
低挿入力コネクタにおいて、仮係止機構としての係止爪
39と解除突起38とを可撓アーム37上に設け、雄型
コネクタハウジング32を初期嵌合位置に移動した際
に、カム溝55に嵌まる係合凸部50aが、カム溝55
内に突出した解除突起38を押し下げ、可撓アーム37
を撓ませることで仮係止を解除するようにした。
ることができ、しかもコネクタ嵌合を行う前段階では、
仮係止されたスライダが本係止位置に簡単に移動してし
まわないようにする。 【解決手段】 雌型コネクタハウジング31、雄型コネ
クタハウジング32、雌型コネクタハウジング31にス
ライド自在のスライダ33、スライダ33を仮係止位置
に係止する仮係止機構、スライダ33を仮係止位置から
本嵌合位置にスライドさせることで、雄型コネクタハウ
ジング32を初期嵌合位置から本嵌合位置に移動させる
カム溝55、56及び係合凸部50a、50bを備えた
低挿入力コネクタにおいて、仮係止機構としての係止爪
39と解除突起38とを可撓アーム37上に設け、雄型
コネクタハウジング32を初期嵌合位置に移動した際
に、カム溝55に嵌まる係合凸部50aが、カム溝55
内に突出した解除突起38を押し下げ、可撓アーム37
を撓ませることで仮係止を解除するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダ方式の低
挿入力コネクタに関する。
挿入力コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、特開昭61−
203581号公報に記載のものが知られている。図5
はその例を示す。
203581号公報に記載のものが知られている。図5
はその例を示す。
【0003】このコネクタは、雌型コネクタハウジング
1と、雌型コネクタハウジング1の嵌合穴4内に挿入嵌
合される雄型コネクタハウジング2と、雌型コネクタハ
ウジング1の差込孔5に対し、コネクタ嵌合方向Fと直
交する方向にスライド自在に差し込まれるスライダ3と
を備えている。
1と、雌型コネクタハウジング1の嵌合穴4内に挿入嵌
合される雄型コネクタハウジング2と、雌型コネクタハ
ウジング1の差込孔5に対し、コネクタ嵌合方向Fと直
交する方向にスライド自在に差し込まれるスライダ3と
を備えている。
【0004】スライダ3は、雄型コネクタハウジング2
の上下外壁面2aに沿ってスライドする上下スライド板
13、14と、一側において上下スライド板13、14
を繋ぐ操作部12とを有したコ字形をなしている。雌型
コネクタハウジング1には可撓アーム7が設けられ、可
撓アーム7には仮係止爪8及び本係止爪9が設けられて
いる。スライダ3には、スライダ3が差し込み量の浅い
仮係止位置にあるときに、雌型コネクタハウジング1側
の仮係止爪8と係合する仮係止部16と、スライダ3が
差し込み量の深い本係止位置にあるときに、雌型コネク
タハウジング1側の本係止爪9と係合する本係止部17
とが設けられている。
の上下外壁面2aに沿ってスライドする上下スライド板
13、14と、一側において上下スライド板13、14
を繋ぐ操作部12とを有したコ字形をなしている。雌型
コネクタハウジング1には可撓アーム7が設けられ、可
撓アーム7には仮係止爪8及び本係止爪9が設けられて
いる。スライダ3には、スライダ3が差し込み量の浅い
仮係止位置にあるときに、雌型コネクタハウジング1側
の仮係止爪8と係合する仮係止部16と、スライダ3が
差し込み量の深い本係止位置にあるときに、雌型コネク
タハウジング1側の本係止爪9と係合する本係止部17
とが設けられている。
【0005】また、雄型コネクタハウジング2の上下外
壁面2aには係合凸部10、10が設けられ、スライダ
3の上下スライド板13、14の内面には、前記係合凸
部10、10の係合するカム溝15、15が形成されて
いる。カム溝15、15は、係合凸部10、10と共に
カム機構を構成するもので、コネクタ嵌合方向Fと平行
な入口15aと、その奥側のコネクタ嵌合方向Fに対し
傾斜した傾斜部15bとを有している。
壁面2aには係合凸部10、10が設けられ、スライダ
3の上下スライド板13、14の内面には、前記係合凸
部10、10の係合するカム溝15、15が形成されて
いる。カム溝15、15は、係合凸部10、10と共に
カム機構を構成するもので、コネクタ嵌合方向Fと平行
な入口15aと、その奥側のコネクタ嵌合方向Fに対し
傾斜した傾斜部15bとを有している。
【0006】このコネクタを用いる場合は、図6(a)
に示すように、最初にスライダ3の上下スライド板1
3、14を、雌型コネクタハウジング1の差込孔5から
挿入して、図6(b)に示すように仮係止位置まで差し
込む。すると、仮係止爪8が仮係合部16に係合して、
スライダ3がその位置に保持される。その状態で、雄型
コネクタハウジング2を初期嵌合位置まで嵌合する。そ
うすると、雄型コネクタハウジング2の係合凸部10
が、スライダ3のカム溝15の入口15aから傾斜部1
5bの始点まで侵入する。
に示すように、最初にスライダ3の上下スライド板1
3、14を、雌型コネクタハウジング1の差込孔5から
挿入して、図6(b)に示すように仮係止位置まで差し
込む。すると、仮係止爪8が仮係合部16に係合して、
スライダ3がその位置に保持される。その状態で、雄型
コネクタハウジング2を初期嵌合位置まで嵌合する。そ
うすると、雄型コネクタハウジング2の係合凸部10
が、スライダ3のカム溝15の入口15aから傾斜部1
5bの始点まで侵入する。
【0007】この状態で、図6(c)に示すように、ス
ライダ3を本係止位置まで深く差し込むと、カム溝15
の傾斜部15bの作用で、係合凸部10が奥に誘導さ
れ、雄型コネクタハウジング2が雌型コネクタハウジン
グ1の内部の本嵌合位置まで達し、両コネクタハウジン
グ1、2が本嵌合する。そして、本係止爪9が本係止部
17に係合することで、スライダ3が本係止されて、両
コネクタハウジング1、2が本嵌合状態でロックされ
る。
ライダ3を本係止位置まで深く差し込むと、カム溝15
の傾斜部15bの作用で、係合凸部10が奥に誘導さ
れ、雄型コネクタハウジング2が雌型コネクタハウジン
グ1の内部の本嵌合位置まで達し、両コネクタハウジン
グ1、2が本嵌合する。そして、本係止爪9が本係止部
17に係合することで、スライダ3が本係止されて、両
コネクタハウジング1、2が本嵌合状態でロックされ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
コネクタでは、スライダ3の仮係止状態を保持するため
に、係止爪8及び可撓アーム7に所定の係止強度を持た
せている。しかし、それでも、運搬時のショック等でス
ライダ3が仮係止位置から本係止位置まで移動してしま
い、コネクタ嵌合作業時にスライダ3を仮係止位置まで
戻さなければならない事態が生じることがあり、作業性
が悪かった。また、それを防ぐために仮係止の強度をさ
らに高くすると、今度は、スライダ3を本係止位置まで
操作する際の力が余計にかかり、低挿入力コネクタの本
来の機能を損なうという問題があった。
コネクタでは、スライダ3の仮係止状態を保持するため
に、係止爪8及び可撓アーム7に所定の係止強度を持た
せている。しかし、それでも、運搬時のショック等でス
ライダ3が仮係止位置から本係止位置まで移動してしま
い、コネクタ嵌合作業時にスライダ3を仮係止位置まで
戻さなければならない事態が生じることがあり、作業性
が悪かった。また、それを防ぐために仮係止の強度をさ
らに高くすると、今度は、スライダ3を本係止位置まで
操作する際の力が余計にかかり、低挿入力コネクタの本
来の機能を損なうという問題があった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、小さなスラ
イダ操作力でコネクタを嵌合させることができ、しかも
コネクタ嵌合を行う前段階では、仮係止されたスライダ
が本係止位置に簡単に移動してしまわないように確実に
保持しておくことのできる低挿入力コネクタを提供する
ことを目的とする。
イダ操作力でコネクタを嵌合させることができ、しかも
コネクタ嵌合を行う前段階では、仮係止されたスライダ
が本係止位置に簡単に移動してしまわないように確実に
保持しておくことのできる低挿入力コネクタを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に嵌合する第1、第2のコネクタハウジングと、第1の
コネクタハウジングに対し、前記第1、第2のコネクタ
ハウジングの嵌合方向と交差する方向にスライド自在に
設けられたスライダと、スライダを仮係止位置に係止す
る仮係止機構と、スライダと第2のコネクタハウジング
との間に設けられ、スライダを仮係止位置から本係止位
置にスライドさせることで、第2のコネクタハウジング
を初期嵌合位置から本嵌合位置に移動させるカム機構と
を備えた低挿入力コネクタにおいて、前記第2のコネク
タハウジングを初期嵌合位置に嵌合させた際に、前記仮
係止機構によるスライダの仮係止状態を解除する仮係止
解除手段を設けたことを特徴とする。
に嵌合する第1、第2のコネクタハウジングと、第1の
コネクタハウジングに対し、前記第1、第2のコネクタ
ハウジングの嵌合方向と交差する方向にスライド自在に
設けられたスライダと、スライダを仮係止位置に係止す
る仮係止機構と、スライダと第2のコネクタハウジング
との間に設けられ、スライダを仮係止位置から本係止位
置にスライドさせることで、第2のコネクタハウジング
を初期嵌合位置から本嵌合位置に移動させるカム機構と
を備えた低挿入力コネクタにおいて、前記第2のコネク
タハウジングを初期嵌合位置に嵌合させた際に、前記仮
係止機構によるスライダの仮係止状態を解除する仮係止
解除手段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項1の発明においては、スライダを仮
係止位置から本係止位置まで動かす時点では既に仮係止
状態が解除されているので、コネクタ嵌合のためにスラ
イダを移動させる際に仮係止解除のための力を使う必要
がない。よって、小さい力でコネクタの嵌合を行うこと
ができるという低挿入力コネクタ本来の機能向上を図る
ことができる。また、コネクタ嵌合時のスライダの操作
(例えば、スライダを強く押し込むこと)によってスラ
イダの仮係止状態を解除するのではないから、仮係止力
が大きくなるように仮係止機構の強度を設定しておいて
も全く問題はなく、運搬時のショック等でスライダが仮
係止位置から本係止位置へ誤って移動するような事態を
未然に防ぐことができる。従って、作業性の向上が図れ
る。
係止位置から本係止位置まで動かす時点では既に仮係止
状態が解除されているので、コネクタ嵌合のためにスラ
イダを移動させる際に仮係止解除のための力を使う必要
がない。よって、小さい力でコネクタの嵌合を行うこと
ができるという低挿入力コネクタ本来の機能向上を図る
ことができる。また、コネクタ嵌合時のスライダの操作
(例えば、スライダを強く押し込むこと)によってスラ
イダの仮係止状態を解除するのではないから、仮係止力
が大きくなるように仮係止機構の強度を設定しておいて
も全く問題はなく、運搬時のショック等でスライダが仮
係止位置から本係止位置へ誤って移動するような事態を
未然に防ぐことができる。従って、作業性の向上が図れ
る。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の低挿入
力コネクタであって、前記第1のコネクタハウジング
に、スライダの仮係止を行う係止爪と仮係止解除のため
の解除突起とを有した可撓アームを設け、前記第2のコ
ネクタハウジングに、該第2のコネクタハウジングを初
期嵌合位置に嵌合させた際に前記解除突起と干渉して可
撓アームを撓ませ、仮係止状態を解除する係合凸部を設
け、前記係止爪によって前記仮係止機構を構成し、前記
解除突起と係合凸部とによって前記仮係止解除手段を構
成したことを特徴とする。
力コネクタであって、前記第1のコネクタハウジング
に、スライダの仮係止を行う係止爪と仮係止解除のため
の解除突起とを有した可撓アームを設け、前記第2のコ
ネクタハウジングに、該第2のコネクタハウジングを初
期嵌合位置に嵌合させた際に前記解除突起と干渉して可
撓アームを撓ませ、仮係止状態を解除する係合凸部を設
け、前記係止爪によって前記仮係止機構を構成し、前記
解除突起と係合凸部とによって前記仮係止解除手段を構
成したことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明では、スライダを仮係止し
た状態で、第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に
嵌合させると、第2のコネクタハウジングに設けた係合
凸部が解除突起に干渉して、可撓アームが撓み、仮係止
状態が解除される。従って、その状態でスライダを操作
することにより、カム機構の作用で第2のコネクタハウ
ジングを本嵌合位置に移動することができ、コネクタの
本嵌合を達成することができる。
た状態で、第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に
嵌合させると、第2のコネクタハウジングに設けた係合
凸部が解除突起に干渉して、可撓アームが撓み、仮係止
状態が解除される。従って、その状態でスライダを操作
することにより、カム機構の作用で第2のコネクタハウ
ジングを本嵌合位置に移動することができ、コネクタの
本嵌合を達成することができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項2記載の低挿入
力コネクタであって、前記第1のコネクタハウジングが
相手コネクタの嵌合穴を有する雌型コネクタハウジン
グ、第2のコネクタハウジングが前記嵌合穴内に嵌合す
る雄型コネクタハウジングであり、前記スライダが、前
記雄型コネクタハウジングの上下外壁面に沿って移動す
る上下スライド板を有し、前記カム機構が、前記上下ス
ライド板の内面に形成されたカム溝と、前記雄型コネク
タハウジングの上下外壁面に突設され前記カム溝に係合
する前記係合凸部とからなり、前記スライダの仮係止状
態において前記解除突起が前記カム溝の途中に形成され
た貫通孔よりカム溝内に突出し、雌型コネクタハウジン
グの嵌合穴内の初期嵌合位置に前記雄型コネクタハウジ
ングを嵌合させたとき、前記係合凸部がカム溝に侵入
し、カム溝内に突出した前記解除突起と干渉して可撓ア
ームを撓ませ、スライダの仮係止状態を解除することを
特徴とする。
力コネクタであって、前記第1のコネクタハウジングが
相手コネクタの嵌合穴を有する雌型コネクタハウジン
グ、第2のコネクタハウジングが前記嵌合穴内に嵌合す
る雄型コネクタハウジングであり、前記スライダが、前
記雄型コネクタハウジングの上下外壁面に沿って移動す
る上下スライド板を有し、前記カム機構が、前記上下ス
ライド板の内面に形成されたカム溝と、前記雄型コネク
タハウジングの上下外壁面に突設され前記カム溝に係合
する前記係合凸部とからなり、前記スライダの仮係止状
態において前記解除突起が前記カム溝の途中に形成され
た貫通孔よりカム溝内に突出し、雌型コネクタハウジン
グの嵌合穴内の初期嵌合位置に前記雄型コネクタハウジ
ングを嵌合させたとき、前記係合凸部がカム溝に侵入
し、カム溝内に突出した前記解除突起と干渉して可撓ア
ームを撓ませ、スライダの仮係止状態を解除することを
特徴とする。
【0015】請求項3の発明では、スライダを仮係止す
ると、可撓アームに設けた解除突起が貫通孔よりカム溝
内に突出する。その状態で、雄型コネクタハウジングを
雌型コネクタハウジングの初期嵌合位置に嵌合させる
と、雄型コネクタハウジングに設けた係合凸部がカム溝
内に侵入する。そして、その係合凸部が、カム溝内に突
出した解除突起に干渉して、可撓アームを撓ませ、それ
により係止爪が係止位置から外れて、仮係止状態が解除
される。従って、その状態でスライダを動かすことによ
り、既に仮係止状態を解除されているスライダを軽い力
で本係止位置に移動することができ、それに伴うカム機
構の作用で、雄型コネクタハウジングを本嵌合位置に移
動して、両コネクタハウジングを本嵌合させることがで
きる。
ると、可撓アームに設けた解除突起が貫通孔よりカム溝
内に突出する。その状態で、雄型コネクタハウジングを
雌型コネクタハウジングの初期嵌合位置に嵌合させる
と、雄型コネクタハウジングに設けた係合凸部がカム溝
内に侵入する。そして、その係合凸部が、カム溝内に突
出した解除突起に干渉して、可撓アームを撓ませ、それ
により係止爪が係止位置から外れて、仮係止状態が解除
される。従って、その状態でスライダを動かすことによ
り、既に仮係止状態を解除されているスライダを軽い力
で本係止位置に移動することができ、それに伴うカム機
構の作用で、雄型コネクタハウジングを本嵌合位置に移
動して、両コネクタハウジングを本嵌合させることがで
きる。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載の低挿入
力コネクタであって、前記スライド板に、スライダを本
係止位置に移動した際に、前記係止爪が係止する係合凹
部を設けたことを特徴とする。
力コネクタであって、前記スライド板に、スライダを本
係止位置に移動した際に、前記係止爪が係止する係合凹
部を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明では、スライダを本係止位
置に移動した際に、係止爪が係合凹部に係止するので、
スライダを動かないように止めることができ、その状態
でカム溝と係合凸部が係合しているので、両コネクタハ
ウジングを本嵌合状態でロックすることができる。
置に移動した際に、係止爪が係合凹部に係止するので、
スライダを動かないように止めることができ、その状態
でカム溝と係合凸部が係合しているので、両コネクタハ
ウジングを本嵌合状態でロックすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0019】図1は実施形態のコネクタの分解斜視図、
図2はスライダを仮係止した状態を示す垂直断面図、図
3は同水平断面図、図4は同斜視図である。
図2はスライダを仮係止した状態を示す垂直断面図、図
3は同水平断面図、図4は同斜視図である。
【0020】このコネクタは、雌型コネクタハウジング
31と、雌型コネクタハウジング31の嵌合穴34内に
挿入嵌合される雄型コネクタハウジング32と、雌型コ
ネクタハウジング31に、コネクタ嵌合方向Fと直交す
る方向にスライド自在に装着されるスライダ33とを備
えている。
31と、雌型コネクタハウジング31の嵌合穴34内に
挿入嵌合される雄型コネクタハウジング32と、雌型コ
ネクタハウジング31に、コネクタ嵌合方向Fと直交す
る方向にスライド自在に装着されるスライダ33とを備
えている。
【0021】雌型コネクタハウジング31は、図1に示
すように上壁31a、下壁31b、両側壁31c、31
d、後壁31eで囲まれた雄型コネクタ嵌合穴34を有
している。図1中右側の側壁31cには、上下2箇所に
スリット状の差込孔35があけられている。スライダ3
3は、前記差込孔35から差し込まれることで、雄型コ
ネクタハウジング32の上下外壁面32aに沿ってスラ
イドする上下スライド板53、54と、一側において上
下スライド板53、54を繋ぐ操作部52とを有したコ
字形をなしている。
すように上壁31a、下壁31b、両側壁31c、31
d、後壁31eで囲まれた雄型コネクタ嵌合穴34を有
している。図1中右側の側壁31cには、上下2箇所に
スリット状の差込孔35があけられている。スライダ3
3は、前記差込孔35から差し込まれることで、雄型コ
ネクタハウジング32の上下外壁面32aに沿ってスラ
イドする上下スライド板53、54と、一側において上
下スライド板53、54を繋ぐ操作部52とを有したコ
字形をなしている。
【0022】雌型コネクタハウジング31の上壁31a
及び下壁31bには、上壁31a及び下壁31bの面に
対して直交する方向に撓み可能な可撓アーム37が設け
られている。可撓アーム37の内面には、スライダ33
を雌型コネクタハウジング31に対して仮係止及び本係
止するための係止爪(仮係止機構)39が設けられ、さ
らにそれと並んで仮係止を解除するための解除突起38
が形成されている。解除突起38は半球状のものであ
る。また、雌型コネクタハウジング31の前端開口縁に
は、後述する係合凸部50a、50bを挿入するための
切欠36が設けられている。
及び下壁31bには、上壁31a及び下壁31bの面に
対して直交する方向に撓み可能な可撓アーム37が設け
られている。可撓アーム37の内面には、スライダ33
を雌型コネクタハウジング31に対して仮係止及び本係
止するための係止爪(仮係止機構)39が設けられ、さ
らにそれと並んで仮係止を解除するための解除突起38
が形成されている。解除突起38は半球状のものであ
る。また、雌型コネクタハウジング31の前端開口縁に
は、後述する係合凸部50a、50bを挿入するための
切欠36が設けられている。
【0023】また、雄型コネクタハウジング32の上下
外壁面32aにはそれぞれ2つの係合凸部50a、50
bが設けられ、スライダ33の上下スライド板53、5
4の内面には、係合凸部50a、50bの係合する2本
のカム溝55、56が形成されている。カム溝55、5
6は、係合凸部50a、50bと共にカム機構を構成す
るものであり、コネクタ嵌合方向Fに平行な入口55
a、56aと、その奥側のコネクタ嵌合方向Fに対し傾
斜した傾斜部55b、56bと、図3に示すそのさらに
奥の平行部55d、56dとを有している。平行部55
d、56dは、スライダ33のスライド方向と平行(コ
ネクタ嵌合方向Fと直交する方向)に形成されている。
外壁面32aにはそれぞれ2つの係合凸部50a、50
bが設けられ、スライダ33の上下スライド板53、5
4の内面には、係合凸部50a、50bの係合する2本
のカム溝55、56が形成されている。カム溝55、5
6は、係合凸部50a、50bと共にカム機構を構成す
るものであり、コネクタ嵌合方向Fに平行な入口55
a、56aと、その奥側のコネクタ嵌合方向Fに対し傾
斜した傾斜部55b、56bと、図3に示すそのさらに
奥の平行部55d、56dとを有している。平行部55
d、56dは、スライダ33のスライド方向と平行(コ
ネクタ嵌合方向Fと直交する方向)に形成されている。
【0024】2本並んだカム溝55、56のうち、一方
のカム溝55の途中には貫通孔60があいており、スラ
イダ33が差し込み量の浅い仮係止位置にあるとき、解
除突起38がその貫通孔60よりカム溝55内に突出す
るようになっている。また、その状態のときには、係止
爪39にスライダ33の上下スライド板53、54の先
端が突き当たることで、スライダ33がその位置(仮係
止位置)に確実に係止されるようになっている。
のカム溝55の途中には貫通孔60があいており、スラ
イダ33が差し込み量の浅い仮係止位置にあるとき、解
除突起38がその貫通孔60よりカム溝55内に突出す
るようになっている。また、その状態のときには、係止
爪39にスライダ33の上下スライド板53、54の先
端が突き当たることで、スライダ33がその位置(仮係
止位置)に確実に係止されるようになっている。
【0025】また、スライダ33の上下スライド板5
3、54の外面には、スライダ33を差し込み量の深い
本係止位置に操作したときに、係止爪39と係合してス
ライダ33を本係止する係合凹部61と、そのとき解除
突起38を収容する収容凹部62とが形成されている。
また、上下スライド板53、54の後端側縁には、該側
縁に沿って平行な溝57を背後に切ることで中間部を撓
み可能になした両端固定のロック片59が形成され、該
ロック片59の中間部に略三角形のロック突起58が設
けられている。このロック突起58は、スライダ33が
仮係止位置にあるとき、図3に示すように、雌型コネク
タハウジング31の後壁31eに設けたロック孔40に
係合し、スライダ33が本係止位置にあるとき、ロック
孔41に係合するものである。
3、54の外面には、スライダ33を差し込み量の深い
本係止位置に操作したときに、係止爪39と係合してス
ライダ33を本係止する係合凹部61と、そのとき解除
突起38を収容する収容凹部62とが形成されている。
また、上下スライド板53、54の後端側縁には、該側
縁に沿って平行な溝57を背後に切ることで中間部を撓
み可能になした両端固定のロック片59が形成され、該
ロック片59の中間部に略三角形のロック突起58が設
けられている。このロック突起58は、スライダ33が
仮係止位置にあるとき、図3に示すように、雌型コネク
タハウジング31の後壁31eに設けたロック孔40に
係合し、スライダ33が本係止位置にあるとき、ロック
孔41に係合するものである。
【0026】次に作用を説明する。
【0027】このコネクタを使用する場合は、予めスラ
イダ33を雌型コネクタハウジング31に装着し、仮係
止しておく。即ち、スライダ33の上下スライド板5
3、54を、差込孔35、35からそれが止まるまで差
し込む。そうすると、図2、図3、図4に示すように、
スライド板53、54の先端が、可撓アーム37に設け
た係止爪39に突き当たって止まる。この状態で、スラ
イダ33は、その先の本係止位置まで差し込めないよう
に確実にロックされる。このとき、可撓アーム37に設
けた解除突起38は、貫通孔60よりカム溝55内に突
出する。また、雌型コネクタハウジング31の前端開口
縁の切欠36とカム溝55、56の入口55a、56a
とが一致する。運搬時等はこの状態で取り扱う。
イダ33を雌型コネクタハウジング31に装着し、仮係
止しておく。即ち、スライダ33の上下スライド板5
3、54を、差込孔35、35からそれが止まるまで差
し込む。そうすると、図2、図3、図4に示すように、
スライド板53、54の先端が、可撓アーム37に設け
た係止爪39に突き当たって止まる。この状態で、スラ
イダ33は、その先の本係止位置まで差し込めないよう
に確実にロックされる。このとき、可撓アーム37に設
けた解除突起38は、貫通孔60よりカム溝55内に突
出する。また、雌型コネクタハウジング31の前端開口
縁の切欠36とカム溝55、56の入口55a、56a
とが一致する。運搬時等はこの状態で取り扱う。
【0028】そして、コネクタ嵌合時には、その状態で
雄型コネクタハウジング32を雌型コネクタハウジング
31の初期嵌合位置に嵌合させる。即ち、雌型コネクタ
ハウジング31の嵌合穴34内に雄型コネクタハウジン
グ32を挿入し、各係合凸部50a、50bを、入口5
5a、56aより各カム溝55、56内に挿入する。雄
型コネクタハウジング32を初期嵌合位置まで挿入する
と、係合凸部50a、50bがカム溝55、56の傾斜
部55b、56bの始点に達し、それにより係合凸部5
0aが、カム溝55内に突出した解除突起38に干渉し
て、解除突起38を押圧し、可撓アーム37を撓ませ
る。従って、可撓アーム37が撓むことで係止爪39が
係止位置から外れ、仮係止状態が解除される(ここで
は、解除突起38と係合凸部50aが仮係止解除手段に
相当する)。
雄型コネクタハウジング32を雌型コネクタハウジング
31の初期嵌合位置に嵌合させる。即ち、雌型コネクタ
ハウジング31の嵌合穴34内に雄型コネクタハウジン
グ32を挿入し、各係合凸部50a、50bを、入口5
5a、56aより各カム溝55、56内に挿入する。雄
型コネクタハウジング32を初期嵌合位置まで挿入する
と、係合凸部50a、50bがカム溝55、56の傾斜
部55b、56bの始点に達し、それにより係合凸部5
0aが、カム溝55内に突出した解除突起38に干渉し
て、解除突起38を押圧し、可撓アーム37を撓ませ
る。従って、可撓アーム37が撓むことで係止爪39が
係止位置から外れ、仮係止状態が解除される(ここで
は、解除突起38と係合凸部50aが仮係止解除手段に
相当する)。
【0029】従って、その状態でスライダ33をさらに
深く差し込むことにより、既に仮係止状態を解除されて
いるスライダ33を、軽い力で本係止位置に移動するこ
とができ、それに伴うカム溝55、56の傾斜部55
b、56bの作用で、雄型コネクタハウジング32を本
嵌合位置に移動して、両コネクタハウジング31、32
を本嵌合させることができる。このとき、雌型コネクタ
はう31側の係止爪39がスライダ33の係合凹部61
に係止するので、スライダ33を動かないように止める
ことができ、その状態でカム溝55、56の平行部55
d、56dと係合凸部50a、50bとが係合している
ので、両コネクタハウジング31、32を本嵌合状態で
確実にロックすることができる。
深く差し込むことにより、既に仮係止状態を解除されて
いるスライダ33を、軽い力で本係止位置に移動するこ
とができ、それに伴うカム溝55、56の傾斜部55
b、56bの作用で、雄型コネクタハウジング32を本
嵌合位置に移動して、両コネクタハウジング31、32
を本嵌合させることができる。このとき、雌型コネクタ
はう31側の係止爪39がスライダ33の係合凹部61
に係止するので、スライダ33を動かないように止める
ことができ、その状態でカム溝55、56の平行部55
d、56dと係合凸部50a、50bとが係合している
ので、両コネクタハウジング31、32を本嵌合状態で
確実にロックすることができる。
【0030】なお、スライダ33が仮係止位置にあると
きは、ロック突起58が仮ロック孔40に係合し、本係
止位置にあるときはロック突起58が本ロック41に係
合する、従って、これによってスライダ33のさらに確
実な係止が行われる。
きは、ロック突起58が仮ロック孔40に係合し、本係
止位置にあるときはロック突起58が本ロック41に係
合する、従って、これによってスライダ33のさらに確
実な係止が行われる。
【0031】このコネクタでは、スライダ33を仮係止
位置から本係止位置まで動かす時点で既に仮係止状態が
解除されるようにしているので、コネクタ嵌合のために
スライダ33を移動させる際に、仮係止解除のための力
を使う必要がない。よって、小さい力でコネクタの嵌合
を行うことができる。また、コネクタ嵌合時のスライダ
33の操作(例えばスライダを強く押し込むこと)によ
ってスライダの仮係止状態を解除するのではないから、
仮係止力が大きくなるように仮係止機構の強度を設定し
ておいても全く問題はなく、運搬時のショック等でスラ
イダが仮係止位置から本係止位置へ誤って移動するよう
な事態を未然に防ぐことができる。従って、作業性の向
上が図れる。
位置から本係止位置まで動かす時点で既に仮係止状態が
解除されるようにしているので、コネクタ嵌合のために
スライダ33を移動させる際に、仮係止解除のための力
を使う必要がない。よって、小さい力でコネクタの嵌合
を行うことができる。また、コネクタ嵌合時のスライダ
33の操作(例えばスライダを強く押し込むこと)によ
ってスライダの仮係止状態を解除するのではないから、
仮係止力が大きくなるように仮係止機構の強度を設定し
ておいても全く問題はなく、運搬時のショック等でスラ
イダが仮係止位置から本係止位置へ誤って移動するよう
な事態を未然に防ぐことができる。従って、作業性の向
上が図れる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に移
動した時点で、スライダの仮係止状態を解除するように
したので、コネクタ嵌合時には小さい力でスライダを操
作することができ、低挿入力コネクタの機能向上を図る
ことができる。また、仮係止状態の解除を直接スライダ
を操作する力では行わないので、スライダの仮係止状態
を保持する力を強く設定しておくことができ、運搬時の
ショック等でスライダが本係止状態に移動してしまうよ
うな事態を未然に防ぐことができる。
よれば、第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に移
動した時点で、スライダの仮係止状態を解除するように
したので、コネクタ嵌合時には小さい力でスライダを操
作することができ、低挿入力コネクタの機能向上を図る
ことができる。また、仮係止状態の解除を直接スライダ
を操作する力では行わないので、スライダの仮係止状態
を保持する力を強く設定しておくことができ、運搬時の
ショック等でスライダが本係止状態に移動してしまうよ
うな事態を未然に防ぐことができる。
【0033】請求項2の発明によれば、係止爪と解除突
起を有した可撓アームを第1のコネクタハウジングに設
け、第2のコネクタハウジングに係合凸部を設けること
により、簡単な構造で請求項1の効果を奏することがで
きる。
起を有した可撓アームを第1のコネクタハウジングに設
け、第2のコネクタハウジングに係合凸部を設けること
により、簡単な構造で請求項1の効果を奏することがで
きる。
【0034】請求項3の発明によれば、カム機構の構成
要素である係合凸部を、仮係止解除手段の一要素として
兼用しているので、構造の簡略化が図れる。
要素である係合凸部を、仮係止解除手段の一要素として
兼用しているので、構造の簡略化が図れる。
【0035】請求項4の発明によれば、スライダを本係
止位置に固定することにより、コネクタハウジングを本
嵌合状態で確実にロックすることができる。
止位置に固定することにより、コネクタハウジングを本
嵌合状態で確実にロックすることができる。
【図1】本発明の実施形態の低挿入力コネクタの分解斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の実施形態の低挿入力コネクタの雌型コ
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す垂
直断面図である。
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す垂
直断面図である。
【図3】本発明の実施形態の低挿入力コネクタの雌型コ
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す水
平断面図である。
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す水
平断面図である。
【図4】本発明の実施形態の低挿入力コネクタの雌型コ
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す斜
視図である。
ネクタハウジングにスライダを仮係止した状態を示す斜
視図である。
【図5】従来の低挿入力コネクタの一例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図6】図5の低挿入力コネクタの動作説明図である。
31 雌型コネクタハウジング(第1のコネクタハウジ
ング) 32 雄型コネクタハウジング(第2のコネクタハウジ
ング) 33 スライダ 37 可撓アーム 38 解除突起(仮係止解除手段) 39 係止爪(仮係止機構) 55,56 カム溝 50a,50b 係合凸部 61 係合凹部
ング) 32 雄型コネクタハウジング(第2のコネクタハウジ
ング) 33 スライダ 37 可撓アーム 38 解除突起(仮係止解除手段) 39 係止爪(仮係止機構) 55,56 カム溝 50a,50b 係合凸部 61 係合凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに嵌合する第1、第2のコネクタハ
ウジング)と、 第1のコネクタハウジングに対し、前記第1、第2のコ
ネクタハウジングの嵌合方向と交差する方向にスライド
自在に設けられたスライダと、 スライダを仮係止位置に係止する仮係止機構と、 スライダと第2のコネクタハウジングとの間に設けら
れ、スライダを仮係止位置から本係止位置にスライドさ
せることで、第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置
から本嵌合位置に移動させるカム機構とを備えた低挿入
力コネクタにおいて、 前記第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に嵌合さ
せた際に、前記仮係止機構によるスライダの仮係止状態
を解除する仮係止解除手段を設けたことを特徴とする低
挿入力コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の低挿入力コネクタであっ
て、 前記第1のコネクタハウジングに、スライダの仮係止を
行う係止爪と仮係止解除のための解除突起とを有した可
撓アームを設け、前記第2のコネクタハウジングに、該
第2のコネクタハウジングを初期嵌合位置に嵌合させた
際に前記解除突起と干渉して可撓アームを撓ませ、仮係
止状態を解除する係合凸部を設け、前記係止爪によって
前記仮係止機構を構成し、前記解除突起と係合凸部によ
って前記仮係止解除手段を構成したことを特徴とする低
挿入力コネクタ。 - 【請求項3】 請求項2記載の低挿入力コネクタであっ
て、 前記第1のコネクタハウジングが相手コネクタの嵌合穴
を有する雌型コネクタハウジング、第2のコネクタハウ
ジングが前記嵌合穴内に嵌合する雄型コネクタハウジン
グであり、 前記スライダが、前記雄型コネクタハウジングの上下外
壁面に沿って移動する上下スライド板を有し、 前記カム機構が、前記上下スライド板の内面に形成され
たカム溝と、前記雄型コネクタハウジングの上下外壁面
に突設され前記カム溝に係合する前記係合凸部とからな
り、 前記スライダの仮係止状態において前記解除突起が前記
カム溝の途中に形成された貫通孔よりカム溝内に突出
し、 雌型コネクタハウジングの嵌合穴内の初期嵌合位置に前
記雄型コネクタハウジングを嵌合したとき、前記係合凸
部がカム溝に侵入し、カム溝内に突出した前記解除突起
と干渉して可撓アームを撓ませ、スライダの仮係止状態
を解除することを特徴とする低挿入力コネクタ。 - 【請求項4】 請求項3記載の低挿入力コネクタであっ
て、 前記スライド板に、スライダを本係止位置に移動した際
に、前記係止爪が係合する係合凹部を設けたことを特徴
とする低挿入力コネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07676396A JP3326069B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 低挿入力コネクタ |
US08/818,007 US5902141A (en) | 1996-03-29 | 1997-03-14 | Low insertion pressure connector |
EP97104542A EP0801441B1 (en) | 1996-03-29 | 1997-03-17 | Low insertion pressure connector |
DE69734795T DE69734795T2 (de) | 1996-03-29 | 1997-03-17 | Verbinder mit niedriger Einsteckkraft |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07676396A JP3326069B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 低挿入力コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266029A true JPH09266029A (ja) | 1997-10-07 |
JP3326069B2 JP3326069B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=13614642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07676396A Expired - Fee Related JP3326069B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 低挿入力コネクタ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5902141A (ja) |
EP (1) | EP0801441B1 (ja) |
JP (1) | JP3326069B2 (ja) |
DE (1) | DE69734795T2 (ja) |
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KR20160002380U (ko) * | 2014-12-30 | 2016-07-08 | 한국단자공업 주식회사 | 레버타입 커넥터 |
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KR102355948B1 (ko) * | 2016-08-24 | 2022-01-27 | 타이코에이엠피 주식회사 | 커넥터 어셈블리 |
DE102016120063B4 (de) * | 2016-10-20 | 2018-07-19 | Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg | Steckverbindung |
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