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JPH09264364A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

Info

Publication number
JPH09264364A
JPH09264364A JP8054043A JP5404396A JPH09264364A JP H09264364 A JPH09264364 A JP H09264364A JP 8054043 A JP8054043 A JP 8054043A JP 5404396 A JP5404396 A JP 5404396A JP H09264364 A JPH09264364 A JP H09264364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservoir
oil liquid
cylinder
passage
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8054043A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kashiwagi
明 柏木
Takashi Nezu
隆 根津
Takao Nakatate
孝雄 中楯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP8054043A priority Critical patent/JPH09264364A/ja
Priority to KR1019970001430A priority patent/KR100228153B1/ko
Priority to US08/785,947 priority patent/US5901820A/en
Priority to DE19702550A priority patent/DE19702550C2/de
Publication of JPH09264364A publication Critical patent/JPH09264364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G13/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
    • B60G13/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dampers dissipating energy, e.g. frictionally
    • B60G13/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dampers dissipating energy, e.g. frictionally of fluid type
    • B60G13/08Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers having dampers dissipating energy, e.g. frictionally of fluid type hydraulic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧緩衝器において、キャビテーションおよ
びエアレーションを抑制して安定した減衰力を得る。 【解決手段】 シリンダ2内にピストン5を嵌装する。
シリンダ上下室2a,2b間を逆止弁10を介して連通させ、
シリンダ下室2bとリザーバ4とを逆止弁12を介して連通
させる。また、シリンダ上下室2a,2b間を伸び側減衰弁
29を介して連通させ、シリンダ下室2bとリザーバ4とを
縮み側減衰弁30を介して連通させて、ピストンロッド6
の伸びおよび縮み行程時に、それぞれ伸び側および縮み
側減衰弁29,30によって減衰力を発生させる。リザーバ
4内の接続孔23の開口部23a の上方にバッフルプレート
37を設ける。バッフルプレート37によって接続孔23の入
口部23b の流路断面積が緩やかに大きくなり、接続孔23
から流入する油液の流速が低下するので渦の発生を抑制
してキャビテーションおよびエアレーションを抑制でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
懸架装置等に装着される油圧緩衝器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両の懸架装置等に装着され
る従来の油圧緩衝器の一例について説明する。この種の
油圧緩衝器としては、油液が封入されたシリンダと、油
液およびガスが封入されたリザーバと、シリンダ内に摺
動可能に嵌装されてシリンダ内を第1室と第2室とに画
成するピストンと、一端がピストンに連結され他端が第
1室を通ってシリンダ外部へ延出されたピストンロッド
と、第1、第2室間を連通させる第1連通路と、第1連
通路に設けられ第2室側から第1室側への油液の流通の
みを許容する第1逆止弁と、第2室とリザーバとを連通
させる第2連通路と、第2連通路に設けられリザーバ側
から第2室側への油液の流通のみを許容する第2逆止弁
と、第1室と第2室とを連通させる伸び側通路と、伸び
側通路の油液の流動を制御して減衰力を発生させる伸び
側減衰力発生機構(オリフィス、ディスクバルブ等)
と、第2室とリザーバとを連通させる縮み側通路と、縮
み側通路の油液の流動を制御して減衰力を発生させる縮
み側減衰力発生機構(オリフィス、ディスクバルブ等)
とから構成されたものがある。
【0003】この構成により、ピストンロッドの伸び行
程時には、ピストンの移動にともなって第1逆止弁が閉
じて第1室の油液が加圧され、伸び側通路を通って第2
室へ流れて伸び側減衰力発生機構によって減衰力が発生
する。このとき、ピストンロッドがシリンダ内から退出
した分の油液がリザーバから第2連通路を通って第2室
へ流れる。また、縮み行程時には、第1逆止弁が開いて
第1、第2室の油液はほぼ同圧力となり、ピストンロッ
ドのシリンダ内への侵入分の油液が第2室から縮み側通
路を通ってリザーバへ流れて縮み側減衰力発生機構によ
って減衰力が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧緩衝器
では、図13に示すように、リザーバaに連通する通路b
(縮み側通路)は、リザーバaへの入口部cで流路断面
積が急激に大きくなるため、ピストンロッドの縮み行程
時にピストン速度が高速になって通路b(縮み側通路)
からリザーバaへの油液の流速が高速になると、流れは
壁面から剥離して噴流となり、そのまわりに強い渦dを
発生させる。なお、符号Sは、リザーバa内の油液の液
面を示す。
【0005】リザーバa内の油液中に渦dが発生する
と、渦dの中心付近の低圧部に気泡が発生して、キャビ
テーションによって安定した減衰力が得られなくなると
いう問題を生じる。また、この状態では、リザーバa内
のガスが油液中に溶け込みやすくなり、油液中に大量の
空気が溶け込むことによってエアレーションを生じやす
くなる。特に、リザーバ内の液面S付近に渦および気泡
が発生すると、リザーバa内のガスが油液中に溶け込み
易くなり問題となる。そして、ピストンロッドの伸び行
程時には、第2室内の油液の圧力が低下するので、リザ
ーバaから流入した油液中のガスが第2室内で気泡とな
ってエアレーションを生じて安定した減衰力が得られな
くなるという問題を生じる。特に、リザーバ容積が小さ
く、充分な油面高さを確保できないうえに、高減衰力を
発生させるようにした場合にキャビテーションおよびエ
アレーションを起こしやすくなる。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、リザーバへの油液の流入による渦の発生を抑制し
て安定した減衰力を得ることができる油圧緩衝器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の本発明は、油液が封入されたシリンダ
と、油液およびガスが封入されたリザーバと、前記シリ
ンダに摺動可能に嵌装されて該シリンダ内を2つのシリ
ンダ室に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連
結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストン
ロッドと、前記2つのシリンダ室間を連通させる第1油
液通路と、前記シリンダ室と前記リザーバ室とを連通さ
せる第2油液通路と、前記第1、第2油液通路の油液の
流動を制御する制御手段とを備え、前記ピストンロッド
のストロークにともなって生じる前記第1、第2油液通
路の油液の流動を前記制御手段によって制御して減衰力
を発生させる油圧緩衝器において、前記第2油液通路か
ら前記リザーバへの入口部の形状が前記第2油液通路か
ら前記リザーバ内へ流入する油液の流速を緩やかに低下
させるようになっていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、上記請求項1の
構成に加えて、第2油液通路からリザーバへの入口部の
形状が前記第2油液通路から前記リザーバ内へ流入する
油液の流路断面積を緩やかに大きくするようになってい
ることを特徴とする。
【0009】この構成により、第2油液通路からリザー
バへ流入する油液の流速は、リザーバへの入口部で緩や
かに低下するので、流れが壁面から剥離しにくくなり、
渦の発生を抑制することができる。
【0010】請求項3の発明は、上記の請求項1の構成
に加えて、リザーバ内の第2油液通路の開口部の上方に
バッフルプレートを設けたことを特徴とする。
【0011】この構成により、第2油液通路からリザー
バへ流入する油液の流速は、リザーバへの入口部で緩や
かに低下するので、流れの壁面からの剥離が生じにくく
なり、渦の発生を抑制することができ、また、バッフル
プレートによって渦をリザーバの液面付近から隔離する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態では、一例
として本発明を減衰力調整式油圧緩衝器に適用した場合
について説明する。
【0013】本発明の第1実施形態について図1ないし
図3および図9を用いて説明する。なお、図3は、本実
施形態の減衰力調整式油圧緩衝器の油圧回路図であり、
図3中において、図1および図2に示すものに対応する
部分には同一の番号を付してある。
【0014】図1ないし図3に示すように、減衰力調整
式油圧緩衝器1は、シリンダ2の外側に外筒3が設けら
れた二重筒構造になっており、シリンダ2と外筒3との
間にリザーバ4が形成されている。シリンダ2内には、
ピストン5が摺動可能に嵌装されており、このピストン
5によってシリンダ2内がシリンダ上室2aとシリンダ下
室2bとの2つのシリンダ室に画成されている。ピストン
5には、ピストンロッド6の一端がナット7によって連
結されており、ピストンロッド6の他端側は、シリンダ
上室2aを通り、シリンダ2および外筒3の上端部に装着
されたロッドガイド6Aおよびシール部材6Bに挿通されて
シリンダ2の外部へ延出されている。シリンダ2の下端
部には、シリンダ下室2bとリザーバ4とを区画するベー
スバルブ8が設けられている。そして、シリンダ2内に
は油液が封入されており、リザーバ4内には油液および
ガスが封入されている。
【0015】ピストン5には、シリンダ上下室2a,2b間
を連通させる油路9およびこの油路9のシリンダ下室2b
側からシリンダ上室2a側への油液の流通を許容する逆止
弁10が設けられている。また、ベースバルブ8には、シ
リンダ下室2bとリザーバ4とを連通させる油路11および
この油路11のリザーバ4側からシリンダ下室2b側への油
液の流通を許容する逆止弁12が設けられている。
【0016】シリンダ2の中央部外周には、略円筒状の
通路部材13が嵌合されている。シリンダ2の上部外周に
は、アッパチューブ14が嵌合されて通路部材13に結合さ
れており、シリンダ2との間に環状油路15を形成してい
る。環状油路15は、シリンダ2の上端部付近の側壁に設
けられた油路16を介してシリンダ上室2aに連通されてい
る。また、シリンダ2の下部外周には、ロワチューブ17
が嵌合されて通路部材13に結合されており、シリンダ2
との間に環状油路18を形成している。環状油路18は、シ
リンダ2の下端部付近の側壁に設けられた油路19を介し
てシリンダ下室2bに連通されている。外筒3には、通路
部材13に対向させて接続プレート20が取付けられてい
る。接続プレート20および通路部材13には、環状油路1
5,18にそれぞれ連通する接続管21,22が挿通、嵌合さ
れている。さらに、接続プレート20には、リザーバ4に
連通する接続孔23が設けられている。そして、接続プレ
ート20には、減衰力発生機構24が取付けられている。
【0017】減衰力発生機構24のケース25には、接続管
21,22および接続孔23にそれぞれ連通する油路26,27,
28が設けられており、ケース25内に油路26,27間の油液
の流動を制御して減衰力を発生させる伸び側減衰弁29
(制御手段)および油路27,28間の油液の流動を制御し
て減衰力を発生させる縮み側減衰弁30(制御手段)が設
けられている。そして、油路16、環状油路15、接続管2
1、油路26、油路27、接続管22、環状油路18および油路1
9によってシリンダ上下室2a,2b間を連通させる第1油
液通路を構成している。また、油路19、環状油路18、接
続管22、油路27、油路28および接続孔23によってシリン
ダ下室2bとリザーバ4とを連通させる第2油液通路を構
成している。
【0018】伸び側減衰弁29は、パイロット形圧力制御
弁であるメインバルブ31と、圧力制御弁であるサブバル
ブ32と、可変流量制御弁であるパイロット弁33(スプー
ル弁)とから構成されている。そして、ソレノイドアク
チュエータ34(以下、アクチュエータ34という)によっ
てパイロット弁33を操作して油路26,27間の流路面積を
変化させてオリフィス特性(減衰力がピストン速度のほ
ぼ2乗に比例する)を直接調整するとともに、パイロッ
ト圧を変化させてメインバルブ31の開弁圧力を変化させ
ることによってバルブ特性(減衰力がピストン速度にほ
ぼ比例する)を調整できるようになっている。なお、サ
ブバルブ32は、ピストン速度の低速域、すなわち、オリ
フィス特性域において減衰力の過度の上昇を抑制して適
度な減衰力を得るためのものである。
【0019】縮み側減衰弁30は、パイロット形圧力制御
弁であるメインバルブ35と、圧力制御弁であるサブバル
ブ36と、伸び側減衰弁29と共用のパイロット弁33とから
構成されている。そして、伸び側減衰弁29と同様、アク
チュエータ34によってパイロット弁33を操作して油路2
7,28間の流路面積を変化させてオリフィス特性を直接
調整するとともに、パイロット圧を変化させてメインバ
ルブ35の開弁圧力を変化させることによってバルブ特性
を調整できるようになっている。なお、サブバルブ36
は、ピストン速度の低速域、すなわち、オリフィス特性
域において減衰力の過度の上昇を抑制して適度な減衰力
を得るためのものである。
【0020】リザーバ4内には、接続孔23(第2油液通
路)のリザーバ4内の開口部23a の上方に略コの字形の
バッフルプレート37が設けられている。そして、接続孔
23(第2油液通路)のリザーバ4への入口部23b の形状
が接続孔23からリザーバ4へ流入する油液の流速を緩や
かに低下させるようになっている。すなわち、図9を参
照して説明すると、接続孔23の開口部23a の上方にバッ
フルプレート37を配置することによって、接続孔23から
リザーバ4内へ流入する油液の流路断面積がS1からS2
緩やかに大きくなるようになっており、この油液の流速
を緩やかに低下させるようになっている。また、バッフ
ルプレート37は、両端部を下方へ延ばした延出部37a に
よって接続孔23の開口部23a の上方を覆うように配置さ
れており、通路部材13または接続プレート20の少なくと
も一方に固定されている。ここで、バッフルプレート37
を弾性部材とすることによって、バッフルプレート37と
通路部材13および接続プレート20との接合部のシール性
を向上させるとともに、バッフルプレート37に衝突した
油液の流れを減衰させるようにすることが好ましい。
【0021】以上のように構成した本実施形態の作用に
ついて次に説明する。
【0022】ピストンロッド6の伸び行程時には、ピス
トン5の移動にともないピストン5の逆止弁10が閉じて
シリンダ上室2a側の油液が加圧され、油路16、環状油路
15、接続管21を通って減衰力発生機構24の油路26へ流
れ、さらに、油路26からサブバルブ32、パイロット弁3
3、油路27、接続管22、環状油路18および油路19を通っ
てシリンダ下室2bへ流れる。このとき、シリンダ上室2a
側の圧力がメインバルブ31の開弁圧力に達すると、メイ
ンバルブ31が開いて油液がサブバルブ32から油路27へ直
接流れる。一方、ピストンロッド6がシリンダ2内から
退出した分の油液がリザーバ4からベースバルブ8の逆
止弁12を開いてシリンダ下室2bへ流れる。
【0023】よって、伸び行程時には、ピストン速度が
低くメインバルブ31の開弁前には、パイロット弁33の流
路面積に応じてオリフィス特性の減衰力が発生し、ピス
トン速度が高くなり、シリンダ上室2a側の圧力が上昇し
てメインバルブ31が開くと、その開度に応じてバルブ特
性の減衰力が発生して減衰力の過度の上昇を抑制する。
そして、アクチュエータ34によってパイロット弁33の流
路面積を調整することによって、オリフィス特性を直接
調整するとともに、メインバルブ31のパイロット圧を変
化させてバルブ特性を調整することができる。
【0024】また、縮み行程時には、ピストン5の移動
にともない、ピストン5の逆止弁10が開いてシリンダ下
室2bの油液が油路9を通ってシリンダ上室2aに直接流入
することによってシリンダ上下室2a,2bがほぼ同圧力と
なるので、減衰力発生機構24の油路26,27間では油液の
流れが生じない。一方、ピストンロッド6のシリンダ2
内への侵入にともなってベースバルブ8の逆止弁12が閉
じ、ピストンロッド6が侵入した分、シリンダ2内の油
液が加圧されて、シリンダ下室2bから油路19、環状油路
18および接続管22を通って減衰力発生機構24の油路27へ
流れ、さらに、油路27からサブバルブ36、パイロット弁
33、油路28および接続孔23を通ってリザーバ4へ流れ
る。このとき、シリンダ上下室2a,2b側の圧力がメイン
バルブ35の開弁圧力に達すると、メインバルブ35が開い
て油液がサブバルブ36から油路28へ直接流れる。
【0025】よって、縮み行程時には、ピストン速度が
低くメインバルブ35の開弁前には、パイロット弁33の流
路面積に応じてオリフィス特性の減衰力が発生し、ピス
トン速度が高くなり、シリンダ上下室2a,2b側の圧力が
上昇してメインバルブ35が開くと、その開度に応じてバ
ルブ特性の減衰力が発生して減衰力の過度の上昇を抑制
する。そして、アクチュエータ34によってパイロット弁
33の流路面積を調整することによって、オリフィス特性
を直接調整するとともに、メインバルブ35のパイロット
圧を変化させてバルブ特性を調整することができる。
【0026】そして、縮み行程時において、接続孔23か
らリザーバ4へ流入する油液の流速は、バッフルプレー
ト37を設けたことによって、リザーバ4へ入口部23b で
緩やかに低下するので、流れが壁面から剥離しにくくな
り、渦の発生を抑制することができる。このため、渦の
発生にともなう気泡の発生および油液中へのガスの溶け
込みを抑制することができ、キャビテーションおよびエ
アレーションを防止して安定した減衰力を得ることがで
きる。
【0027】また、接続孔23のリザーバ4内の開口部23
a の上方に設けたバッフルプレート37によって、接続孔
23の入口部23b に発生する渦がリザーバ4内の液面S付
近から隔離されるので、液面S付近への渦および気泡の
発生を防止することができ、ガスの油液への溶け込みを
抑制することができる。
【0028】そして、縮み行程時のリザーバ4内の気泡
の発生および油液中へのガスの溶け込みが抑制されるの
で、伸び行程時にリザーバ4からベースバルブ8の油路
11を通ってシリンダ下室2bへ流入する油液がシリンダ下
室2b内で気泡を発生しにくくなり、伸び行程時において
もキャビテーションおよびエアレーションを防止して安
定した減衰力を得ることができる。
【0029】次に本発明の第2実施形態について図4、
図5および図10を参照して説明する。なお、第2実施形
態は、上記第1実施形態に対して、バッフルプレートが
異なる以外は概して同様の構造であるから、以下、第1
実施形態のものと同様の部分には同一の符号を付して異
なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0030】図4および図5に示すように、第2実施形
態の減衰力調整式油圧緩衝器38では、上記第1実施形態
のバッフルプレート37の代わりに、接続プレート20に、
接続孔23の開口部23a の上方および側方を覆う箱状のバ
ッフルプレート39が取付けられている。そして、接続孔
23(第2油液通路)のリザーバ4への入口部23b の形状
が接続孔23からリザーバ4へ流入する油液の流速を低下
させるようになっている。すなわち、図10を参照して説
明すると、接続孔23の開口部23a の上方にバッフルプレ
ート38を配置することによって、接続孔23からリザーバ
4内へ流入する油液の流路断面積がS1からS2へ緩やかに
大きくなるようになっており、この油液の流速を緩やか
に低下させるようになっている。
【0031】このように構成したことにより、上記第1
実施形態と同様、接続孔23からリザーバ4へ流入する油
液の流速は、バッフルプレート39を設けたことによっ
て、リザーバ4へ入口部23b で緩やかに低下するので、
流れが壁面から剥離しにくくなり、渦の発生を抑制する
ことができる。また、接続孔23の入口部23b に発生する
渦が箱状のバッフルプレート39によってリザーバ4内の
液面S付近から確実に隔離されるので、液面S付近への
渦および気泡の発生をより確実に防止することができ
る。このようにして、キャビテーションおよびエアレー
ションを防止して安定した減衰力を得ることができる。
【0032】次に本発明の第3実施形態について図6な
いし図8および図10を参照して説明する。なお、第3実
施形態は、上記第1、第2実施形態に対して、バッフル
プレートおよび接続孔が異なる以外は概して同様の構造
であるから、以下、第1実施形態のものと同様の部分に
は同一の符号を付して異なる部分についてのみ図示して
詳細に説明する。
【0033】図6ないし図8に示すように、第3実施形
態の減衰力調整式油圧緩衝器では、リザーバ4内には、
上記第1実施形態のバッフルプレート37の代わりに、円
筒状のバッフルプレート50が設けられている。バッフル
プレート50は、ロワチューブ17よりもやや大径で、その
上端部が通路部材13の下端部の外周に嵌合されてリザー
バ4内に固定されている。そして、バッフルプレート50
とロワチューブ17との間に環状流路51が形成されてお
り、環状流路51の上端部は通路部材13によって閉塞さ
れ、下端部はリザーバ4の下方に向かって開口されてい
る。
【0034】また、バッフルプレート50には、接続プレ
ート20の接続孔23(第2油液通路)に対向させて開口部
52が形成されている。第3実施形態では、接続プレート
20に2つの接続孔23が並設されており(図7参照)、バ
ッフルプレート50の開口部52は2つの接続孔23の開口面
積よりもやや大きな長孔となっている(図8参照)。2
つの接続孔23と開口部52との間は、接続プレート20とバ
ッフルプレート50との間に介装された開口部52と同様の
長孔形状の流路を有する管状の通路部材53によって連通
されている。通路部材53は、合成樹脂、ゴム等の弾性体
からなり、接続プレート20およびバッフルプレート50に
密着して接続孔23と開口部52との間を漏れなく連通でき
るようになっている。
【0035】そして、接続孔23のリザーバ4への入口部
23c の形状は、油液の流路断面積が接続孔23から通路部
材53にかけてやや大きくなり、さらに、開口部52から環
状流路51にかけては、環状流路51の上端部が通路部材13
によって閉塞され、下端部が開口されることにより、リ
ザーバ4への油液の流路断面積が緩やかに大きくなるよ
うになっており、接続孔23からリザーバ4へ流入する油
液の流速を緩やかに低下させるようになっている。
【0036】このように構成したことにより、上記第
1、第2実施形態と同様、接続孔23からリザーバ4へ流
入する油液の流速は、バッフルプレート50を設けたこと
によってリザーバ4への入口部23c で緩やかに低下する
ので、流れが壁面から剥離しにくくなり、渦の発生を抑
制することができる。また、環状流路51の上端部が通路
部材13によって閉塞されているので、入口部23c に発生
する渦がリザーバ4内の液面S付近から確実に隔離され
るので、液面S付近への渦および気泡の発生をより確実
に防止することができる。このようにして、キャビテー
ションおよびエアレーションを防止して安定した減衰力
を得ることができる。
【0037】なお、上記第1ないし第3実施形態では、
バッフルプレート37,39,50によって接続孔23の入口部
23b ,23c の流路断面積が緩やかに大きくなるようにし
ているが、このほか、図11に示すように、接続孔23の開
口部23a にディフューザ40を取付けて流路断面積S1
S2,S3が緩やかに大きくなるようにすることもできる。
また、図12に示すように、接続孔23の開口部23a を広が
り形状として、流路断面積がS1,S2,S3が緩やかに大き
くなるようにすることもできる。そして、接続孔23の開
口部を図11、図12に示すもの、その他の流路断面積が緩
やかに大きくなる管路形状とすることにより、入口部23
b の渦の発生を抑制することができ、キャビテーション
およびエアレーションを防止して安定した減衰力を得る
ことができる。
【0038】また、本発明は、上記第1ないし第3実施
形態に示す形式の油圧緩衝器に限らず、その他の形式の
ものであっても、油液およびガスが封入されたリザーバ
を含むものであれば、油液通路のリザーバへの入口部分
の通路形状を例えば図9ないし図12に示すような流路断
面積が緩やかに大きくなる形状(流路断面積が段階的に
大きくなる形状を含む)とするとことよって同様に適用
することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の油圧緩衝
器によれば、第2油液通路からリザーバへ流入する油液
の流速は、リザーバへの入口部で緩やかに低下するの
で、流れが壁面から剥離しにくくなり、渦の発生を抑制
することができる。また、バッフルプレートによって渦
をリザーバの液面付近から隔離することができる。その
結果、渦の発生にともなう気泡の発生および油液中への
ガスの溶け込みを抑制することができ、キャビテーショ
ンおよびエアレーションを防止して安定した減衰力を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の縦断面図である。
【図2】図1をA−A線によって一部破断して示す図で
ある。
【図3】図1に示す装置の油圧回路図である。
【図4】本発明の第2実施形態の縦断面図である。
【図5】図4をB−B線によって一部破断して示す図で
ある。
【図6】本発明の第3実施形態の要部の縦断面図であ
る。
【図7】図6のC−C線による横断面図である。
【図8】図6の装置をD−D線によって一部破断して示
す図である。
【図9】図1の装置の要部である接続孔からリザーバへ
の入口部分を拡大して示す概略図である。
【図10】図4の装置の要部である接続孔からリザーバ
への入口部分を拡大して示す概略図である。
【図11】本発明の他の実施形態の要部である接続孔か
らリザーバへの入口部分を拡大して示す概略図である。
【図12】本発明のさらに他の実施形態の要部である接
続孔からリザーバへの入口部分を拡大して示す概略図で
ある。
【図13】従来の油圧緩衝器の油液通路のリザーバへの
入口部分の概略図である。
【符号の説明】
1 減衰力調整式油圧緩衝器(油圧緩衝器) 2 シリンダ 2a シリンダ上室(シリンダ室) 2a シリンダ下室(シリンダ室) 4 リザーバ 5 ピストン 6 ピストンロッド 23 接続孔(第2油液通路) 23a 開口部 23b,23c 入口部 29 伸び側減衰弁(制御手段) 30 縮み側減衰弁(制御手段) 37,38,50 バッフルプレート S1,S2,S3 流路断面積

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、油液およ
    びガスが封入されたリザーバと、前記シリンダに摺動可
    能に嵌装されて該シリンダ内を2つのシリンダ室に画成
    するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が
    前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前
    記2つのシリンダ室間を連通させる第1油液通路と、前
    記シリンダ室と前記リザーバ室とを連通させる第2油液
    通路と、前記第1、第2油液通路の油液の流動を制御す
    る制御手段とを備え、前記ピストンロッドのストローク
    にともなって生じる前記第1、第2油液通路の油液の流
    動を前記制御手段によって制御して減衰力を発生させる
    油圧緩衝器において、前記第2油液通路から前記リザー
    バへの入口部の形状が前記第2油液通路から前記リザー
    バ内へ流入する油液の流速を緩やかに低下させるように
    なっていることを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 第2油液通路からリザーバへの入口部の
    形状が前記第2油液通路から前記リザーバ内へ流入する
    油液の流路断面積を緩やかに大きくするようになってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 リザーバ内の第2油液通路の開口部の上
    方にバッフルプレートを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の油圧緩衝器。
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