JPH09262148A - 自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイス - Google Patents
自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイスInfo
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- JPH09262148A JPH09262148A JP10404396A JP10404396A JPH09262148A JP H09262148 A JPH09262148 A JP H09262148A JP 10404396 A JP10404396 A JP 10404396A JP 10404396 A JP10404396 A JP 10404396A JP H09262148 A JPH09262148 A JP H09262148A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 両側のリクライニング・デバイスのロック状
態を確認可能にし、さらに、自動車が走行する際、両側
ロック機構に発生される異音を回避する。 【解決手段】 両側ロック機構22が、外側、内側ブラ
ケット13,14に回転可能に支持される外側および内
側連動ピン23,24と、その外側、内側連動ピン2
3,24に回転方向に回り止めされて支持され、その外
側、内側ブラケットに揺動可能に支持される外側および
内側歯付きロック・プレート20,21をその外側、内
側ブラケットのセクタ・ギア18,19に掛け外しする
外側、内側カム25,26と、一端をその外側および内
側連動ピン23,24の一方に回転方向に遊び結合し、
他端をその外側、内側連動ピンの他方に回り止め結合し
てその両連動ピンを互いに連動可能にする連動ロッド2
7と、外側、内側連動ピン23,24の一方に取り付け
られるレバー28とを含む。
態を確認可能にし、さらに、自動車が走行する際、両側
ロック機構に発生される異音を回避する。 【解決手段】 両側ロック機構22が、外側、内側ブラ
ケット13,14に回転可能に支持される外側および内
側連動ピン23,24と、その外側、内側連動ピン2
3,24に回転方向に回り止めされて支持され、その外
側、内側ブラケットに揺動可能に支持される外側および
内側歯付きロック・プレート20,21をその外側、内
側ブラケットのセクタ・ギア18,19に掛け外しする
外側、内側カム25,26と、一端をその外側および内
側連動ピン23,24の一方に回転方向に遊び結合し、
他端をその外側、内側連動ピンの他方に回り止め結合し
てその両連動ピンを互いに連動可能にする連動ロッド2
7と、外側、内側連動ピン23,24の一方に取り付け
られるレバー28とを含む。
Description
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は自動車シートに使用
される両側ロック・リクライニング・デバイスに関す
る。
される両側ロック・リクライニング・デバイスに関す
る。
【0002】
【背景技術】通常、シート・バックを角度調整可能にす
るところの自動車シートに活用される両側ロック・リク
ライニング・デバイスでは、両側ロック機構が用いられ
る。そして、その両側ロック機構は、連動ロッドが両端
に外側および内側連動ピンを差し込んで回転方向に回り
止め結合し、そして、その外側連動ピンが操作レバーで
操作されるので、外側リクライニング・デバイスがロッ
ク状態であるとき、内側リクライニング・デバイスがロ
ックされているか確認できず、また、自動車が走行する
際、その外側および内側連動ピンとその連動ロッドとの
両結合箇所で芯ずれによる異音が発生される不具合があ
った。
るところの自動車シートに活用される両側ロック・リク
ライニング・デバイスでは、両側ロック機構が用いられ
る。そして、その両側ロック機構は、連動ロッドが両端
に外側および内側連動ピンを差し込んで回転方向に回り
止め結合し、そして、その外側連動ピンが操作レバーで
操作されるので、外側リクライニング・デバイスがロッ
ク状態であるとき、内側リクライニング・デバイスがロ
ックされているか確認できず、また、自動車が走行する
際、その外側および内側連動ピンとその連動ロッドとの
両結合箇所で芯ずれによる異音が発生される不具合があ
った。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、両側のリクライニン
グ・デバイスのロック状態を確認可能にし、さらに、自
動車が走行する際、両側ロック機構に発生される異音を
回避するところの自動車シートに使用される両側ロック
・リクライニング・デバイスの提供にある。
グ・デバイスのロック状態を確認可能にし、さらに、自
動車が走行する際、両側ロック機構に発生される異音を
回避するところの自動車シートに使用される両側ロック
・リクライニング・デバイスの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
両側ロック機構が、外側および内側シート・クッション
・ヒンジ・ブラケットに回転可能に支持される外側およ
び内側連動ピンと、その外側および内側連動ピンに回転
方向に回り止めされて支持され、そして、その外側およ
び内側シート・クッション・ヒンジ・ブラケットに揺動
可能に支持される外側および内側歯付きロック・プレー
トをその外側および内側シート・バック・ヒンジ・ブラ
ケットのセクタ・ギアに掛け外しする外側および内側カ
ムと、一端をその外側および内側連動ピンの一方に回転
方向に遊び結合し、そして、他端をその外側および内側
連動ピンの他方に回り止め結合してその両連動ピンを互
いに連動可能にする連動ロッドと、その外側および内側
連動ピンの一方に取り付けられるリクライニング・アジ
ャスタ・レバーとを含む、そして、そのレバーがロック
する方向に操作されると、その外側歯付きロック・プレ
ートがその遊び結合分だけロックする方向に揺動されて
その外側シート・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセ
クタ・ギアに接触され、同時に、その内側歯付きロック
・プレートがその内側シート・バック・ヒンジ・ブラケ
ットのそのセクタ・ギアに歯先間で接触されて両側には
その内側がロックされない限りその外側がロックしない
状態が取られ、そのとき、そのレバーが途中に位置され
てロック状態が確認される。そして、その状態でシート
・バックに荷重を加えてその両側はロックされる。
両側ロック機構が、外側および内側シート・クッション
・ヒンジ・ブラケットに回転可能に支持される外側およ
び内側連動ピンと、その外側および内側連動ピンに回転
方向に回り止めされて支持され、そして、その外側およ
び内側シート・クッション・ヒンジ・ブラケットに揺動
可能に支持される外側および内側歯付きロック・プレー
トをその外側および内側シート・バック・ヒンジ・ブラ
ケットのセクタ・ギアに掛け外しする外側および内側カ
ムと、一端をその外側および内側連動ピンの一方に回転
方向に遊び結合し、そして、他端をその外側および内側
連動ピンの他方に回り止め結合してその両連動ピンを互
いに連動可能にする連動ロッドと、その外側および内側
連動ピンの一方に取り付けられるリクライニング・アジ
ャスタ・レバーとを含む、そして、そのレバーがロック
する方向に操作されると、その外側歯付きロック・プレ
ートがその遊び結合分だけロックする方向に揺動されて
その外側シート・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセ
クタ・ギアに接触され、同時に、その内側歯付きロック
・プレートがその内側シート・バック・ヒンジ・ブラケ
ットのそのセクタ・ギアに歯先間で接触されて両側には
その内側がロックされない限りその外側がロックしない
状態が取られ、そのとき、そのレバーが途中に位置され
てロック状態が確認される。そして、その状態でシート
・バックに荷重を加えてその両側はロックされる。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の自動車シートに使用される両側ロ
ック・リクライニング・デバイスを説明するに、図1な
いし図3は、乗用車のサイド・シートに適用されるこの
発明の自動車シートに使用される両側ロック・リクライ
ニング・デバイスの具体例10を示し、この両側ロック
・リクライニング・デバイス10では、両側ロック機構
22が外側および内側シート・クッション・ヒンジ・ブ
ラケット13,14に回転可能に支持される外側および
内側連動ピン23,24と、その外側および内側連動ピ
ン23,24に回転方向に回り止めされて支持され、そ
して、その外側および内側シート・クッション・ヒンジ
・ブラケット13,14に揺動可能に支持される外側お
よび内側歯付きロック・プレート20,21をその外側
および内側シート・バック・ヒンジ・ブラケット15,
16のセクタ・ギア18,19に掛け外しする外側およ
び内側カム25,26と、一端をその外側および内側連
動ピン23,24の一方に回転方向に遊び結合し、そし
て、他端をその外側および内側連動ピン23,24の他
方に回り止め結合してその両連動ピン23,24を互い
に連動可能にする連動ロッド27と、その外側および内
側連動ピン23,24の一方に取り付けられるリクライ
ニング・アジャスタ・レバー28とを含んで構成され
る。
基づいて、この発明の自動車シートに使用される両側ロ
ック・リクライニング・デバイスを説明するに、図1な
いし図3は、乗用車のサイド・シートに適用されるこの
発明の自動車シートに使用される両側ロック・リクライ
ニング・デバイスの具体例10を示し、この両側ロック
・リクライニング・デバイス10では、両側ロック機構
22が外側および内側シート・クッション・ヒンジ・ブ
ラケット13,14に回転可能に支持される外側および
内側連動ピン23,24と、その外側および内側連動ピ
ン23,24に回転方向に回り止めされて支持され、そ
して、その外側および内側シート・クッション・ヒンジ
・ブラケット13,14に揺動可能に支持される外側お
よび内側歯付きロック・プレート20,21をその外側
および内側シート・バック・ヒンジ・ブラケット15,
16のセクタ・ギア18,19に掛け外しする外側およ
び内側カム25,26と、一端をその外側および内側連
動ピン23,24の一方に回転方向に遊び結合し、そし
て、他端をその外側および内側連動ピン23,24の他
方に回り止め結合してその両連動ピン23,24を互い
に連動可能にする連動ロッド27と、その外側および内
側連動ピン23,24の一方に取り付けられるリクライ
ニング・アジャスタ・レバー28とを含んで構成され
る。
【0006】さらに具体的には、その外側および内側連
動ピン23,24は、外周面に爪31,32を有する外
側および内側カラー29,30を回転方向に回り止め結
合し、また、その連動ロッド27は、パイプ・ロッドに
作られて一端に遊び切欠き33を、他端にはめ殺し切欠
き34をそれぞれ備え、その一端にその外側および内側
カラー29,30の一方を差し込んでその遊び切欠き3
3にその一方カラー29のその爪31をはめ合わせ、そ
して、その他端にその外側および内側カラー29,30
の他方を差し込んでそのはめ殺し切欠き34にその他方
のカラー30のその爪32をはめ合わせる。そして、こ
の場合では、その外側および内側カラー29,30は、
その外側および内側連動ピン23,24にセレーション
結合されて回転方向に回り止めされ、また、その爪3
1,32はキー状に形成される。
動ピン23,24は、外周面に爪31,32を有する外
側および内側カラー29,30を回転方向に回り止め結
合し、また、その連動ロッド27は、パイプ・ロッドに
作られて一端に遊び切欠き33を、他端にはめ殺し切欠
き34をそれぞれ備え、その一端にその外側および内側
カラー29,30の一方を差し込んでその遊び切欠き3
3にその一方カラー29のその爪31をはめ合わせ、そ
して、その他端にその外側および内側カラー29,30
の他方を差し込んでそのはめ殺し切欠き34にその他方
のカラー30のその爪32をはめ合わせる。そして、こ
の場合では、その外側および内側カラー29,30は、
その外側および内側連動ピン23,24にセレーション
結合されて回転方向に回り止めされ、また、その爪3
1,32はキー状に形成される。
【0007】また、この両側ロック・リクライニング・
デバイス10において、11は外側リクライニング・デ
バイス、12は内側リクライニング・デバイス、17は
ヒンジ・ピン、35はヒンジ・リターン・スプリング、
そして、36はレバー・スプリングである。
デバイス10において、11は外側リクライニング・デ
バイス、12は内側リクライニング・デバイス、17は
ヒンジ・ピン、35はヒンジ・リターン・スプリング、
そして、36はレバー・スプリングである。
【0008】したがって、そのレバー28がロックする
方向に操作されると、その外側歯付きロック・プレート
20が、図3−bに示されたように、その遊び結合分だ
けロックする方向に揺動されてその外側シート・バック
・ヒンジ・ブラケット15のそのセクタ・ギア18に接
触され、同時に、その内側歯付きロック・プレート21
が、図3−bに示されたように、その内側シート・バッ
ク・ヒンジ・ブラケット16のそのセクタ・ギア19に
歯先間で接触されてその両リクライニング・デバイス1
1,12にはその内側リクライニング・デバイス12が
ロックされない限りその外側リクライニング・デバイス
11がロックしない状態が取られ、そのとき、そのレバ
ー28が途中に位置されてロック状態が確認される。そ
して、その状態でそのサイド・シートのシート・バック
に荷重を加えてその外側および内側リクライニング・デ
バイス11,12はロックされる。また、この両側ロッ
ク機構22では、その連動ロッド27がその外側および
内側カラー29,30でその外側および内側連動ピン2
3,24に芯合わせられるので、その乗用車が走行する
際、その両側ロック機構22に発生される異音が回避さ
れる。
方向に操作されると、その外側歯付きロック・プレート
20が、図3−bに示されたように、その遊び結合分だ
けロックする方向に揺動されてその外側シート・バック
・ヒンジ・ブラケット15のそのセクタ・ギア18に接
触され、同時に、その内側歯付きロック・プレート21
が、図3−bに示されたように、その内側シート・バッ
ク・ヒンジ・ブラケット16のそのセクタ・ギア19に
歯先間で接触されてその両リクライニング・デバイス1
1,12にはその内側リクライニング・デバイス12が
ロックされない限りその外側リクライニング・デバイス
11がロックしない状態が取られ、そのとき、そのレバ
ー28が途中に位置されてロック状態が確認される。そ
して、その状態でそのサイド・シートのシート・バック
に荷重を加えてその外側および内側リクライニング・デ
バイス11,12はロックされる。また、この両側ロッ
ク機構22では、その連動ロッド27がその外側および
内側カラー29,30でその外側および内側連動ピン2
3,24に芯合わせられるので、その乗用車が走行する
際、その両側ロック機構22に発生される異音が回避さ
れる。
【0009】図4は、その前述された乗用車のそのサイ
ド・シートに適用されるこの発明の自動車シートに使用
される両側ロック・リクライニング・デバイスの別の具
体例40を部分的に示し、この両側ロック・リクライニ
ング・デバイス40では、両側ロック機構41が用いら
れ、そして、その両側ロック機構41は、先の両側ロッ
ク・リクライニング・デバイス10に活用されるその両
側ロック機構22において、その内側連動ピン24およ
び連動ロッド27が変形されて構成されている。
ド・シートに適用されるこの発明の自動車シートに使用
される両側ロック・リクライニング・デバイスの別の具
体例40を部分的に示し、この両側ロック・リクライニ
ング・デバイス40では、両側ロック機構41が用いら
れ、そして、その両側ロック機構41は、先の両側ロッ
ク・リクライニング・デバイス10に活用されるその両
側ロック機構22において、その内側連動ピン24およ
び連動ロッド27が変形されて構成されている。
【0010】その両側ロック機構41では、内側連動ピ
ン42が、外周面に爪43を備え、また、連動ロッド4
4が、パイプ・ロッドに作られ、一端をその外側連動ピ
ン23に回り止め結合し、そして、他端に遊び切欠き4
5を形成してその内側連動ピン42を差し込んでその遊
び切欠き45にその爪43をはめ合わせる。この場合、
その爪43はキー状に形成され、また、その連動ロッド
44は、その一端をその外側連動ピン23にセレーショ
ン結合して回転方向に回り止めされ、そして、その遊び
切欠き45にその爪43をはめ合わせてその他端をその
内側連動ピン42に遊び結合する。
ン42が、外周面に爪43を備え、また、連動ロッド4
4が、パイプ・ロッドに作られ、一端をその外側連動ピ
ン23に回り止め結合し、そして、他端に遊び切欠き4
5を形成してその内側連動ピン42を差し込んでその遊
び切欠き45にその爪43をはめ合わせる。この場合、
その爪43はキー状に形成され、また、その連動ロッド
44は、その一端をその外側連動ピン23にセレーショ
ン結合して回転方向に回り止めされ、そして、その遊び
切欠き45にその爪43をはめ合わせてその他端をその
内側連動ピン42に遊び結合する。
【0011】図5および図6は、その前述された乗用車
のそのサイド・シートに適用されるこの発明の自動車シ
ートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイ
スのさらに別の具体例50を部分的に示し、この両側ロ
ック・リクライニング・デバイス50では、両側ロック
機構51が用いられ、そして、その両側ロック機構51
は、先の両側ロック・リクライニング・デバイス10に
活用されるその両側ロック機構22において、その内側
連動ピン24および連動ロッド27が変形されて構成さ
れている。
のそのサイド・シートに適用されるこの発明の自動車シ
ートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイ
スのさらに別の具体例50を部分的に示し、この両側ロ
ック・リクライニング・デバイス50では、両側ロック
機構51が用いられ、そして、その両側ロック機構51
は、先の両側ロック・リクライニング・デバイス10に
活用されるその両側ロック機構22において、その内側
連動ピン24および連動ロッド27が変形されて構成さ
れている。
【0012】その両側ロック機構51では、内側連動ピ
ン52が、二面取り部分53を備え、また、連動ロッド
54が、パイプ・ロッドに作られ、一端をその外側連動
ピン23に回り止め結合し、そして、他端を長円形開口
55に押し潰してその内側連動ピン52のその二面取り
部分53に回転方向に遊び結合する。この場合、その連
動ロッド54は、その一端をその外側連動ピン23にセ
レーション結合して回転方向に回り止めされ、また、図
6に示されたように、その長円形開口55とその二面取
り部分53との間に遊び分のクリアランスが取られてそ
の他端をその長円形開口55にプレス加工し、そして、
その他端をその二面取り部分53にはめ合わせてその外
側および内側連動ピン23,52に回転方向に遊び結合
される。
ン52が、二面取り部分53を備え、また、連動ロッド
54が、パイプ・ロッドに作られ、一端をその外側連動
ピン23に回り止め結合し、そして、他端を長円形開口
55に押し潰してその内側連動ピン52のその二面取り
部分53に回転方向に遊び結合する。この場合、その連
動ロッド54は、その一端をその外側連動ピン23にセ
レーション結合して回転方向に回り止めされ、また、図
6に示されたように、その長円形開口55とその二面取
り部分53との間に遊び分のクリアランスが取られてそ
の他端をその長円形開口55にプレス加工し、そして、
その他端をその二面取り部分53にはめ合わせてその外
側および内側連動ピン23,52に回転方向に遊び結合
される。
【0013】図7ないし図9は、その前述された乗用車
のサイド・シートに適用されるこの発明の自動車シート
に使用される両側ロック・リクライニング・デバイスの
なおさらに別の具体例60を部分的に示し、この両側ロ
ック・リクライニング・デバイス60では、両側ロック
機構61が用いられ、そして、その両側ロック機構61
は、先の両側ロック・リクライニング・デバイス10に
活用されるその両側ロック機構22において、その外側
および内側連動ピン23,24および連動ロッド27が
変形されて構成されている。
のサイド・シートに適用されるこの発明の自動車シート
に使用される両側ロック・リクライニング・デバイスの
なおさらに別の具体例60を部分的に示し、この両側ロ
ック・リクライニング・デバイス60では、両側ロック
機構61が用いられ、そして、その両側ロック機構61
は、先の両側ロック・リクライニング・デバイス10に
活用されるその両側ロック機構22において、その外側
および内側連動ピン23,24および連動ロッド27が
変形されて構成されている。
【0014】その両側ロック機構61では、外側および
内側連動ピン62,63が、一端側にその外側および内
側カム25,26をセレーション結合可能にして他端側
にはめ込み段64,65および二面取り部分66,67
を備え、また、連動ロッド68が、パイプ・ロッドに作
られ、両端をはめ合わせ開口69,70に活用し、そし
てさらに、両端側を横断面長円形回止め部分71,72
に押し潰してその外側および内側連動ピン62,63の
その二面取り部分66,67に回転方向に遊び結合す
る。この場合、その連動ロッド68は、図8および図9
に示されたように、その回止め部分71,72とその二
面取り部分66,67との間に遊び分のクリアランスが
取られてその両端側を横断面長円形回止め部分71,7
2にプレス加工し、そして、その回止め部分71,72
をその二面取り部分66,67にはめ合わせてその外側
および内側連動ピン62,63に回転方向に遊び結合さ
れる。
内側連動ピン62,63が、一端側にその外側および内
側カム25,26をセレーション結合可能にして他端側
にはめ込み段64,65および二面取り部分66,67
を備え、また、連動ロッド68が、パイプ・ロッドに作
られ、両端をはめ合わせ開口69,70に活用し、そし
てさらに、両端側を横断面長円形回止め部分71,72
に押し潰してその外側および内側連動ピン62,63の
その二面取り部分66,67に回転方向に遊び結合す
る。この場合、その連動ロッド68は、図8および図9
に示されたように、その回止め部分71,72とその二
面取り部分66,67との間に遊び分のクリアランスが
取られてその両端側を横断面長円形回止め部分71,7
2にプレス加工し、そして、その回止め部分71,72
をその二面取り部分66,67にはめ合わせてその外側
および内側連動ピン62,63に回転方向に遊び結合さ
れる。
【0015】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0016】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング
・デバイスは、両側ロック機構が、外側および内側シー
ト・クッション・ヒンジ・ブラケットに回転可能に支持
される外側および内側連動ピンと、その外側および内側
連動ピンに回転方向に回り止めされて支持され、そし
て、その外側および内側シート・クッション・ヒンジ・
ブラケットに揺動可能に支持される外側および内側歯付
きロック・プレートをその外側および内側シート・バッ
ク・ヒンジ・ブラケットのセクタ・ギアに掛け外しする
外側および内側カムと、一端をその外側および内側連動
ピンの一方に回転方向に遊び結合し、そして、他端をそ
の外側および内側連動ピンの他方に回り止め結合してそ
の両連動ピンを互いに連動可能にする連動ロッドと、そ
の外側および内側連動ピンの一方に取り付けられるリク
ライニング・アジャスタ・レバーとを含むので、この発
明の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニ
ング・デバイスでは、そのレバーがロックする方向に操
作されると、その外側歯付きロック・プレートがその遊
び結合分だけロックする方向に揺動されてその外側シー
ト・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセクタ・ギアに
接触され、同時に、その内側歯付きロック・プレートが
その内側シート・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセ
クタ・ギアに歯先間で接触されて両側にはその内側がロ
ックされない限りその外側がロックしない状態が取ら
れ、そのとき、そのレバーが途中に位置されてロック状
態が確認され、そして、その状態で両側のリクライニン
グ・デバイスがシート・バックに荷重を加えることによ
ってロックされ、さらに、その外側および内側連動ピン
とその連動ロッドとが互いに芯合わせされて自動車が走
行する際にその両側ロック機構に発生する異音が回避さ
れ、その結果、自動車のリクライニング・シートにとっ
て非常に有用で実用的である。
自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング
・デバイスは、両側ロック機構が、外側および内側シー
ト・クッション・ヒンジ・ブラケットに回転可能に支持
される外側および内側連動ピンと、その外側および内側
連動ピンに回転方向に回り止めされて支持され、そし
て、その外側および内側シート・クッション・ヒンジ・
ブラケットに揺動可能に支持される外側および内側歯付
きロック・プレートをその外側および内側シート・バッ
ク・ヒンジ・ブラケットのセクタ・ギアに掛け外しする
外側および内側カムと、一端をその外側および内側連動
ピンの一方に回転方向に遊び結合し、そして、他端をそ
の外側および内側連動ピンの他方に回り止め結合してそ
の両連動ピンを互いに連動可能にする連動ロッドと、そ
の外側および内側連動ピンの一方に取り付けられるリク
ライニング・アジャスタ・レバーとを含むので、この発
明の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニ
ング・デバイスでは、そのレバーがロックする方向に操
作されると、その外側歯付きロック・プレートがその遊
び結合分だけロックする方向に揺動されてその外側シー
ト・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセクタ・ギアに
接触され、同時に、その内側歯付きロック・プレートが
その内側シート・バック・ヒンジ・ブラケットのそのセ
クタ・ギアに歯先間で接触されて両側にはその内側がロ
ックされない限りその外側がロックしない状態が取ら
れ、そのとき、そのレバーが途中に位置されてロック状
態が確認され、そして、その状態で両側のリクライニン
グ・デバイスがシート・バックに荷重を加えることによ
ってロックされ、さらに、その外側および内側連動ピン
とその連動ロッドとが互いに芯合わせされて自動車が走
行する際にその両側ロック機構に発生する異音が回避さ
れ、その結果、自動車のリクライニング・シートにとっ
て非常に有用で実用的である。
【図1】乗用車のサイド・シートに適用されるこの発明
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスの具体例を示した分解斜視図である。
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスの具体例を示した分解斜視図である。
【図2】両側ロック機構を示した分解斜視図である。
【図3】両側ロック・リクライニング・デバイスの動作
を示した動作説明図である。
を示した動作説明図である。
【図4】乗用車のサイド・シートに適用されるこの発明
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスの別の具体例を部分的に示した分解斜視図
である。
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスの別の具体例を部分的に示した分解斜視図
である。
【図5】乗用車のサイド・シートに適用されるこの発明
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスのさらに別の具体例を部分的に示した分解
斜視図である。
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスのさらに別の具体例を部分的に示した分解
斜視図である。
【図6】内側連動ピンと連動ロッドとの関係を示した断
面図である。
面図である。
【図7】乗用車のサイド・シートに適用されるこの発明
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスのなおさらに別の具体例を部分的に示した
分解斜視図である。
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイスのなおさらに別の具体例を部分的に示した
分解斜視図である。
【図8】外側連動ピンと連動ロッドとの関係を示した断
面図である。
面図である。
【図9】内側連動ピンと連動ロッドとの関係を示した断
面図である。
面図である。
22 両側ロック機構 23 外側連動ピン 24 内側連動ピン 25 外側カム 26 内側カム 27 連動ロッド 28 リクライニング・アジャスタ・レバー 29 外側カラー 30 内側カラー 31 爪 32 爪 33 遊び切欠き 34 はめ殺し切欠き
Claims (5)
- 【請求項1】 両側ロック機構が、外側および内側シー
ト・クッション・ヒンジ・ブラケットに回転可能に支持
される外側および内側連動ピンと、その外側および内側
連動ピンに回転方向に回り止めされて支持され、そし
て、その外側および内側シート・クッション・ヒンジ・
ブラケットに揺動可能に支持される外側および内側歯付
きロック・プレートをその外側および内側シート・バッ
ク・ヒンジ・ブラケットのセクタ・ギアに掛け外しする
外側および内側カムと、一端をその外側および内側連動
ピンの一方に回転方向に遊び結合し、そして、他端をそ
の外側および内側連動ピンの他方に回り止め結合してそ
の両連動ピンを互いに連動可能にする連動ロッドと、そ
の外側および内側連動ピンの一方に取り付けられるリク
ライニング・アジャスタ・レバーとを含むところの自動
車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デ
バイス。 - 【請求項2】 その外側および内側連動ピンが、外周面
に爪を有する外側および内側カラーを回転方向に回り止
め結合し、また、その連動ロッドが、パイプ・ロッドに
作られて一端に遊び切欠きを、他端にはめ殺し切欠きを
それぞれ備え、その一端にその外側および内側カラーの
一方を差し込んでその遊び切欠きにその一方のカラーの
爪をはめ合わせ、そして、その他端にその外側および内
側カラーの他方を差し込んでそのはめ殺し切欠きにその
他方のカラーの爪をはめ合わせる請求項1に記載の自動
車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デ
バイス。 - 【請求項3】 その外側および内側連動ピンの他方が、
外周面に爪を備え、また、その連動ロッドが、パイプ・
ロッドに作られ、一端をその外側および内側連動ピンの
一方に回り止め結合し、そして、他端に遊び切欠きを形
成してその外側および内側連動ピンの他方を差し込んで
その遊び切欠きにその爪をはめ合わせる請求項1に記載
の自動車シートに使用される両側ロック・リクライニン
グ・デバイス。 - 【請求項4】 その外側および内側連動ピンの他方が、
二面取り部分を備え、また、その連動ロッドが、パイプ
・ロッドに作られ、一端をその外側および内側連動ピン
の一方を回り止め結合し、そして、他端を長円形開口に
押し潰してその外側および内側連動ピンの他方のその二
面取り部分に回転方向に遊び結合する請求項1に記載の
自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング
・デバイス。 - 【請求項5】 その外側および内側連動ピンが、二面取
り部分を備え、また、その連動ロッドが、パイプ・ロッ
ドに作られ、両端を長円形開口に押し潰してその外側お
よび内側連動ピンのその二面取り部分に回転方向に遊び
結合する請求項1に記載の自動車シートに使用される両
側ロック・リクライニング・デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10404396A JPH09262148A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10404396A JPH09262148A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09262148A true JPH09262148A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14370200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10404396A Pending JPH09262148A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動車シートに使用される両側ロック・リクライニング・デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09262148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291562A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Fuji Kiko Co Ltd | 車両用シートリクライニング装置及びその製造方法 |
JP2005152148A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Delta Kogyo Co Ltd | シートのリクライニング装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10404396A patent/JPH09262148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291562A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Fuji Kiko Co Ltd | 車両用シートリクライニング装置及びその製造方法 |
JP2005152148A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Delta Kogyo Co Ltd | シートのリクライニング装置 |
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