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JPH09255802A - 積層板用プリプレグ - Google Patents

積層板用プリプレグ

Info

Publication number
JPH09255802A
JPH09255802A JP6827996A JP6827996A JPH09255802A JP H09255802 A JPH09255802 A JP H09255802A JP 6827996 A JP6827996 A JP 6827996A JP 6827996 A JP6827996 A JP 6827996A JP H09255802 A JPH09255802 A JP H09255802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
prepreg
weight
resin
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6827996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Iketani
国夫 池谷
Yoshiyuki Takahashi
良幸 高橋
Shigeru Ekusa
繁 江草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP6827996A priority Critical patent/JPH09255802A/ja
Publication of JPH09255802A publication Critical patent/JPH09255802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O

Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノボラック型エポキシ樹脂を使用しないかあ
るいは使用量を少なくしても、成形性が良好で、耐熱
性、耐燃性、層間密着性、半田耐熱性等が優れた積層板
を得ることができるプリプレグを提供する。 【解決手段】 樹脂成分が、(1)エポキシ当量が16
0〜270である末端2官能直鎖状エポキシ樹脂、
(2)エポキシ当量が450〜800であり、臭素化率
が18〜28重量%ある末端2官能直鎖状エポキシ樹
脂、(3)テトラブロムビスフェノールA、及び(4)
硬化剤及び又は硬化促進剤を必須成分とするエポキシ樹
脂組成物であるプリプレグ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅張積層板、多層
プリント配線板等の積層板に使用されるプリプレグに関
し、高濃度の樹脂ワニスを使用した場合でも含浸性、耐
熱性及び耐燃性に優れていて、ノボラック型エポキシ樹
脂を使用しないかあるいは使用量を減ずることができる
プリプレグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント配線板は、一般的に
は、両面又は片面に回路加工を施し、黒処理した内層回
路板に、熱硬化性樹脂を基材に含浸し乾燥したプリプレ
グを1枚以上重ね、その上面に金属箔を重ね合わせて、
加熱加圧して得られている。熱硬化性樹脂としては主と
してエポキシ樹脂が使用され、エポキシ樹脂は、通常エ
ポキシ当量が350から800程度の末端二官能直鎖状
エポキシ樹脂と、耐熱性や耐薬品性の向上のためにノボ
ラック型エポキシ樹脂を樹脂全体の15ないし25重量
%程度配合していた。更に、インシチュウ(in-situ)
方式、即ち低分子量のビスフェノールA型エポキシ樹脂
とテトラブロムビスフェノールA(以下、TBBAとい
う)及び又はビスフェノールAを主成分としたエポキシ
樹脂ワニスを使用し、このワニスを基材に含浸し乾燥す
る段階で重合反応しB−ステージ化する方法において
は、低粘度であるため樹脂ワニスを高濃度化して溶剤使
用量を低減することが可能であった。
【0003】このように、従来のプリプレグにおいて
は、ガラス転移温度(Tg)向上のために配合されてい
るノボラック型エポキシ樹脂による硬化物の脆さとその
価格の高さが問題となっている。更に、FRー4グレー
ドの場合ノボラック型エポキシ樹脂が通常難燃化されて
いないため、臭素化物を配合しなければならないが、通
常配合される臭素化エポキシ樹脂は、臭素化部分が分解
し易く、半田耐熱性において層間剥離により膨れ等を生
じ易いといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点を解決す
るため、本発明はインシチュウ方式を採用し、かつ臭素
化率がUL規格の難燃性を満たす20%という最低値を
大きく越えた高い値にすることによりガラス転移温度を
高くしたものである。これにより、目的とする前記ノボ
ラック型エポキシ樹脂の低減を達成することができた。
よって、本発明は、層間密着性,ガラス転移温度及び難
燃性がともに優れ、成形性も良好である積層板用プリプ
レグを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂成分が、
(1)エポキシ当量が160〜270である末端2官能
直鎖状エポキシ樹脂、(2)エポキシ当量が450〜8
00であり、臭素化率が18〜28重量%ある末端2官
能直鎖状エポキシ樹脂、(3)テトラブロムビスフェノ
ールA、及び(4)硬化剤及び又は硬化促進剤を必須成
分とするエポキシ樹脂組成物であることを特徴とするプ
リプレグ、に関するものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
目的は、発明が解決しようとする課題の項で述べたよう
に、加熱時剥離等の原因となるノボラック型エポキシ樹
脂を減量または不要とし、ガラス転移温度および吸湿半
田耐熱性が両立して優れた積層板用プリプレグを提供す
ることにある。本発明者は、プリプレグの樹脂組成につ
いて鋭意検討を行った結果、ノボラック型エポキシ樹脂
を配合した場合はもちろん、全く配合しなくても、臭素
化率を一定量以上とし、エポキシ当量の異なる2種以上
のビスフェノールA型エポキシ樹脂と硬化剤及び又は硬
化促進剤を組み合わせることにより、ガラス転移温度と
半田耐熱性、さらに層間密着性をも優れたものとするこ
とができ、またノボラック型エポキシ樹脂の配合による
脆さが原因でピール強度や打抜き性が低下するという欠
点をなくすることができたものである。
【0007】エポキシ樹脂は、高いガラス転移温度と、
半田耐熱性及び密着性の向上を得、ノボラック型エポキ
シ樹脂を不要とするために、エポキシ当量が160〜2
70である末端2官能の直鎖状エポキシ樹脂と、エポキ
シ当量が450〜800である末端2官能の直鎖状エポ
キシ樹脂とを組み合わせる。末端2官能の直鎖状エポキ
シ樹脂の代表的なものとしては、2官能フェノールとエ
ピハロヒドリンとを反応して得られるエポキシ樹脂、か
かる2官能エポキシ樹脂と2官能フェノールの交互共重
合反応によって得られるエポキシ樹脂等があり、これら
は数種類のものを併用することも可能である。例えば、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル
型エポキシ樹脂、2、6−ナフトール型ジグリシジルエ
ーテル重合物、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とテト
ラブロモビスフェノールA共重合物、ビスフェノールF
型エポキシ樹脂とテトラブロモビスフェノールA共重合
物、ビスフェノールS型エポキシ樹脂とテトラブロモビ
スフェノールA共重合物等が例示される。
【0008】ビスフェノールA型エポキシ樹脂の分子量
について言及する。成形性やピール強度を考えた場合、
高分子量のものが好ましいものの、ガラス転移温度は逆
に低化しやすくなる。エポキシ樹脂の基本骨格や硬化剤
の種類によって多少の絶対値上の差異はあるものの、こ
の傾向については実質的に変りない。エポキシ樹脂を使
用したプリント回路板で実用上必要とされるガラス転移
温度は、平均エポキシ当量で表して750程度で実用レ
ベルに達する。また、平均エポキシ当量が160以下と
小さい場合、ノボラック型エポキシ樹脂を全く使用して
いない積層板においても、ガラス転移温度は充分高いレ
ベルであるものの、必要な成形特性が発現しない。これ
は、架橋点が多過ぎているとともに、硬化剤の配合量も
当量比1程度では多すぎ、硬化時間が必要以上に短くな
る。このため、プリプレグ製造の際乾燥機の温度を低く
する必要が生じるが、この様な条件では、プリプレグ中
に溶剤が残り、成形後の積層板が加熱等により層間剥離
を生じる原因となる。また、平均エポキシ当量が750
を越える場合は、硬化速度が遅く架橋密度が低下するた
め十分なガラス転移温度が得られない。この対策として
硬化促進剤の配合量を多くすることが考えられるが、硬
化性を補う添加量にすると樹脂ワニスの保存性が大きく
低下することとなる。
【0009】硬化剤について説明する。本発明において
は、通常硬化剤として有機ポリアミンを使用する。有機
ポリアミンは、ジアミノジフェニルメタン等の芳香族ポ
リアミン、あるいはジシアンジアミド等の複合アミン化
合物等であって、これらの内から選ばれた1種または2
種以上を、当量比でエポキシ樹脂の0.3倍から1.2
倍量配合することにより適当な硬化性を得ることができ
る。芳香族ポリアミンが当量比で硬化剤全体の80%を
越えるような配合量では、硬化性や保存性等の特性を劣
化することがあるので、注意して使用する必要がある。
【0010】硬化促進剤は必要に応じて配合される。そ
の種類は特に限定するものではないが、イミダゾール系
硬化促進剤は硬化性(ガラス転移温度の向上など)に効
果があり、ホスフィン系硬化促進剤やDBUはイオン性
不純物抽出量の低下に効果的であるため、この目的のた
め好ましく使用されることがある。イミダゾール系硬化
促進剤としては、2−メチルイミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル
イミダゾール、2,4’−ジアミノ−6−[2’−エチ
ル−4’−メチルイミダゾリル−(1’)]エチル−s
−トリアジン、2−メチルイミダゾール・イソシアヌル
酸付加物、2−メチルイミダゾール・トリメリット酸付
加物等があり、また、ホスフィン系硬化促進剤として
は、トリフェニルホスフィン、トリフェニルホスフィン
フェノール塩等がある。このなかで、密着性の向上のた
めには、2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチ
ル−2−ウンデシルイミダゾール又は2,4−ジアミノ
−6−{2’−ウンデシルイミダゾリル−(1’)}エ
チル−s−トリアジンを各々単独もしくは併用使用する
ことが好ましい。
【0011】エポキシ樹脂100重量部に対する硬化促
進剤の量は0.1〜0.8重量部が成形性向上及び吸湿
半田耐熱性の両立等のために好ましい範囲である。0.
8重量部を越える添加量になると、硬化が速過ぎて成形
性が悪くなるとともに、吸湿半田耐熱性とワニス保存性
とが両立しないか、あるいは両方の特性が低下するよう
になる。一方、0.1重量部未満の添加量では、硬化性
(ガラス転移温度や耐溶剤性等)が不十分となり、密着
性も低下するようになる。ただし、この範囲より少ない
配合においても、二種類以上の硬化促進剤を併用するこ
とにより前記特性の向上を図ることができる。本発明に
おいて、硬化剤を使用せず、硬化促進剤のみでも本発明
の目的を達成することができる。
【0012】本発明において、エポキシ当量が450〜
800であり、臭素化率が18〜28重量%ある末端2
官能直鎖状エポキシ樹脂は、樹脂組成物の固形分中10
〜70重量%含まれることが好ましい。この割合におい
て、耐燃性が十分で、適正な架橋密度を有した、良好な
特性を有する積層板を得ることができる。また、エポキ
シ樹脂組成物の臭素化率を樹脂組成物の固形分中24〜
32重量%とすることによりUL規格の94V−0を達
成することができる。
【0013】溶剤は、ワニス粘度やワニス濃度を調整す
る目的で、溶解性を妨げない範囲で、配合することは可
能である。このような溶剤としては、アセトン、メチル
エチルケトン(MEK)、メタノール、トルエン、ジオ
キサン、セロソロブ、カルビトールおよびそのアセテー
ト、ジメチルホルムアミド(DMF)、キシレン、ジグ
ライム等であり、2種以上を混合して使用することも可
能である。
【0014】さらに、必要に応じて金属箔あるいはガラ
スクロス等の無機物と樹脂との密着性を向上する目的
で、カップリング剤を配合することも可能である。例え
ば、カップリング剤としては、シランカップリング剤、
チタネート系カップリング剤、アルミキレート系カップ
リング剤等が使用可能であり、例えば、クロロプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−ウ
レイドプロピルトリエトキシシラン、イソプロピルトリ
イソステアロイルチタネート、イソプロピルトリメタク
リルチタネート、イソプロピルトリ(ジオクチルフィロ
フォスフェート)チタネート、イソプロピルイソステア
ロイルジ(4−アミノベンゾイル)チタネート等が例示
される。エポキシ樹脂100重量部に対する配合量は
0.1から2.0重量部が好ましい。0.1重量部未満
では前記密着性の向上効果が不十分であり、2.0重量
部を越えてもこれ以上の向上がみられないようになり、
特に未反応部が生じることがあり硬化の妨げになる。
【0015】さらに、必要に応じて、プリプレグの外観
特性の向上(はじき、クレーター、ボイド等を少なくす
ること)ために、表面張力調整剤として消泡剤を配合す
ることができる。消泡剤としては、ノンシリコーン系
(特に、アクリル系)ものがすべり特性が良好となるの
で好ましい。かかる消泡剤の配合量はエポキシ樹脂10
0重量部に対して0.1から2.0重量部でが好まし
い。0.1重量部未満ではその配合効果が小さく、2.
0重量部より多く配合すると樹脂ワニスのゲルタイムを
短縮するため、適正配合量の範囲にする必要がある。こ
の範囲で十分な外観特性向上効果を発現する。
【0016】塗布方法としては、有機溶剤を含有する樹
脂ワニスを繊維基材に含浸できる方法であれば、いずれ
も適用できるが、それぞれの方法には含浸に最適な粘度
があるため、その塗布方法により、反応性希釈剤、溶剤
の種類、配合量の調整が必要になる。
【0017】本発明のプリプレグにおいて、エポキシ樹
脂の硬化状態は半硬化状態であるBステージであるが、
そのなかでもタックフリーの状態又はそれ以上反応を進
めることにより取り扱いが容易になる。
【0018】本発明のプリプレグを用いることにより、
従来のプリプレグにおいて使用されていたノボラック型
エポキシ樹脂を不要または削減することができ、更に、
インシチュウ方式の採用により樹脂濃度を高くすること
ができ、これにより溶剤の使用量を減少させることがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0020】(実施例1)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(エポキシ当量190)25重量部と、Br化率2
6%のビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量
750)40重量部、更にTBBA35重量部をMEK
60重量部に溶解し、エポキシ樹脂ワニスとした。別
に、硬化剤としてジシアンジアミド1重量部をDMFに
溶解し、これを前記エポキシ樹脂ワニスに添加した。次
に、硬化促進剤として2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール0.3重量部を添加した後、調合容器中で混合し
た。さらに、MEKにより粘度調整を行い、塗布用エポ
キシ樹脂ワニスを得た。このエポキシ樹脂ワニスをガラ
スクロスに含浸、乾燥して厚さ180μmのプリプレグ
を得た。
【0021】一方、基材厚0.1mm、銅箔厚35μm
のガラス織布エポキシ樹脂両面銅張積層板を表面研磨
し、ソフトエッチングして防錆処理を除いた後、エッチ
ングにより回路加工し、さらに黒化処理を行って内層用
プリント配線板を得た。
【0022】前記プリプレグをこの内層用プリント配線
板の両面にそれぞれ1枚ずつ重ね合わせ、更にその両面
に厚さ18μmの銅箔を1枚ずつ重ね、真空圧プレスに
て最高到達温度が170℃、昇温冷却含め150分間で
加熱加圧成形し、多層プリント配線板を得た。
【0023】(実施例2〜3)ワニスの組成を表1上欄
に示したように変更した以外は実施例1と同様の方法に
より多層プリント配線板を作製した。
【0024】(比較例1〜3)エポキシ樹脂ワニスの組
成を表1上欄に示すように変更した以外は前記各実施例
と同様の方法により多層プリント回路板を作製した。
【0025】
【表1】
【0026】各実施例及び比較例で得られた多層プリン
ト配線板の特性(プリプレグの含浸性、ガラス転移温
度、耐燃性、打抜き性、ピール強度及び半田耐熱性)を
評価し、その結果を表1の下欄に示す。
【0027】(測定方法) 1.プリプレグの含浸性:プリプレグ中のボイド数を顕
微鏡で観察した。5.2mm2 当たりの数、50以下:
良、数100以上:不良 2.ガラス転移温度:粘弾性法による(昇温速度3℃/
分)。 3.耐燃性:UL94V法による。 4.打抜き性:ASTM法による。 5.ピール強度:JIS C 6481による。 6.半田耐熱性:プレッシャクッカー(125℃,2.
3気圧,30分間)後、260℃半田浴に20分間ディ
ップし、膨れの有無を観察した。
【0028】
【発明の効果】本発明のプリプレグは含浸性が良好であ
り、これを用いて多層プリント配線板、銅張り積層板等
の積層板としたとき、成形性が良好で、耐熱性、耐燃
性、層間密着性、半田耐熱性等が優れている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層板用プリプレグにおいて、樹脂成分
    が、(1)エポキシ当量が160〜270である末端2
    官能直鎖状エポキシ樹脂、(2)エポキシ当量が450
    〜800であり、臭素化率が18〜28重量%ある末端
    2官能直鎖状エポキシ樹脂、(3)テトラブロムビスフ
    ェノールA、及び(4)硬化剤及び又は硬化促進剤を必
    須成分とするエポキシ樹脂組成物であることを特徴とす
    る積層板用プリプレグ。
  2. 【請求項2】 前記エポキシ当量が450〜800であ
    り、臭素化率が18〜28重量%ある末端2官能直鎖状
    エポキシ樹脂(2)が、樹脂組成物固形分中10〜70
    重量%を含むものである請求項1記載のプリプレグ。
  3. 【請求項3】 前記エポキシ樹脂組成物の臭素化率が、
    樹脂組成物固形分中24〜32重量%である請求項1又
    は2記載のプリプレグ。
JP6827996A 1996-03-25 1996-03-25 積層板用プリプレグ Pending JPH09255802A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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