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JPH09254937A - 三方シールフイルム包装方法および包装機 - Google Patents

三方シールフイルム包装方法および包装機

Info

Publication number
JPH09254937A
JPH09254937A JP8063309A JP6330996A JPH09254937A JP H09254937 A JPH09254937 A JP H09254937A JP 8063309 A JP8063309 A JP 8063309A JP 6330996 A JP6330996 A JP 6330996A JP H09254937 A JPH09254937 A JP H09254937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealer
vertical
horizontal
bag
packaged
Prior art date
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Granted
Application number
JP8063309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4002625B2 (ja
Inventor
Akira Moriya
章 森谷
Nobuaki Arasawa
荒沢信明
Hiromi Kagami
弘美 鏡
Hisashi Noto
壽 能登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Manufacturing Co Ltd filed Critical Suzuki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP06330996A priority Critical patent/JP4002625B2/ja
Publication of JPH09254937A publication Critical patent/JPH09254937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4002625B2 publication Critical patent/JP4002625B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】被包装物の性状や種類に拘らず供給コンベアか
らフオーマへの受け渡しにあたって正常に搬送でき、か
つ被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方シー
ル包袋を形成可能で、横シーラの溶着溶断位置を目視し
ながら調節する。 【解決手段】縦シーラ16を供給コンベア12と同速度
で三方シール包袋の縦方向包袋長分Lだけ駆動した後駆
動停止させ、横シーラ17a,17bを下式を実質的に
満足する移動量だけ縦方向に移動させ、 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマおよび横シーラ
間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、Lは三方シー
ル包袋の縦方向包袋長である。) 縦シーラ16が駆動停止している期間に横シーラ17
a,17bを1横シールサイクルだけ駆動し、縦シーラ
16が駆動されている期間に横シーラ17a,17bを
駆動停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は三方シールフイルム
包装方法および包装機に関し、特に、被包装物の性状や
種類に拘らず供給コンベアからフオーマへの受け渡しに
あたって正常に搬送でき、かつ被包装物の縦方向寸法に
応じた所定包袋長の三方シール包袋を形成可能で、横シ
ーラの溶着溶断位置を目視しながら調節することができ
る三方シールフイルム包装方法および包装機に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、包装フイルムに被包装物を被
包して縦シーラの溶着および横シーラ(エンドシーラ)
の溶着溶断により被包装物の縦方向寸法に応じた所定幅
の三方シール包袋を形成するフイルム包装機が知られて
いる(昭和53.12.20発行、特許庁公報53−2
19〔2568〕周知・慣用技術集(包装産業)、第3
1頁)。
【0003】このフイルム包装機は、図14に示すよう
に、被包装物100を送る込むアタッチメント101が
取付けられた供給コンベア102aを駆動する供給コン
ベア軸102a’と横シーラ103、103’および縦
シーラ104がモータ107、変速機108、減速機1
13、電磁クラッチ・ブレーキユニット111、軸10
5を介して駆動される。軸105にはリミットスイッチ
120をオンオフさせるカム119が取付られる。被包
装物100はフオーマ109によってフイルム115に
被包され、縦シーラ104の溶着により縦シールを行な
って筒状フイルムを形成し、補助コンベヤ軸102、1
02’により駆動される補助コンベヤ117、117a
で補助搬送され横シーラ103、103’の溶着溶断に
より被包装物100の縦方向寸法に応じた所定幅の包袋
長毎に三方シール包袋を形成し、送出コンベヤ軸11
4’によって駆動される送出コンベヤ114から搬出さ
れる。
【0004】この場合、フイルム115のレジスターマ
ーク116を検知する光電検知装置112が設けられ
る。ユニット111の電磁クラッチは光電検知装置11
2の信号で励磁されるようにし、電磁ブレーキは励磁が
切れるようにする。リミットスイッチ114の信号でユ
ニット111の電磁クラッチが切れるようにし、同時に
電磁ブレーキが励磁されるようにする。繰出しローラ1
06、106’と補助コンベヤ117、117aのフイ
ルム115の送り長さを横シーラ103、103’の1
回転に対して僅かに少なくなるように無段変速機110
を調節する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなフイルム包
装機においては、供給コンベア102aの搬送速度をフ
イルム115の供給速度より早くし、被包装物100を
アタッチメント101によって押出搬送し、供給コンベ
ア102aからフオーマ109へ受け渡している。しか
しながら、被包装物100の性状や種類によって、特に
和、洋菓子などの軟弱物、野菜などのバラ物のような難
搬送物では供給コンベア102aからフオーマ109へ
の受け渡しにあたって両者間の速度差に原因する摩擦に
よって常に正常に搬送できないという難点がある。
【0006】また、このようなフイルム包装機において
は、被包装物100の性状や種類によってその縦方向寸
法を変更する必要がある。この場合、フオーマ109と
横シーラ103、103’との縦方向距離は被包装物1
00の縦方向寸法の整数倍になければならない。したが
って、被包装物100の縦方向寸法を変更せんとすると
きは、この整数倍の関係を満足するように、フオーマ1
09の位置を変更すると共に、被包装物100の縦方向
寸法に対応したアタッチメント101が取付けられた供
給コンベア102aに交換しなければならない。このよ
うな位置変更やコンベア交換には極めて煩瑣な作業を強
いられるという難点がある。しかも包袋の縦方向寸法を
変更するときでも横シーラ103、103’は包袋長と
包袋長との丁度中間位置で溶着溶断され所定幅の包袋を
作成しなければならないが、この包袋長と包袋長との丁
度中間位置に横シーラ103、103’を溶着溶断させ
る位置決めが極めて面倒である。
【0007】本発明は、このような難点を解消するため
になされたもので、被包装物の性状や種類に拘らず供給
コンベアからフオーマへの受け渡しにあたって正常に搬
送でき、かつ被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長
の三方シール包袋を形成可能で、横シーラの溶着溶断位
置を目視しながら調節することができる三方シールフイ
ルム包装方法および包装機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による三方シールフイルム包装方法は、所定
間隔で取付けたアタッチメントにより位置決めされた被
包装物を積載した供給コンベアから受渡された被包装物
をフォーマにより包装フイルムに被包して縦シーラの溶
着および横シーラの溶着溶断により被包装物の縦方向寸
法に応じた所定包袋長の三方シール包袋を形成する三方
シールフイルム包装方法において、縦シーラを供給コン
ベアと同速度で三方シール包袋の縦方向包袋長分だけ駆
動した後駆動停止させ、横シーラを下式を実質的に満足
する移動量だけ縦方向に移動させ、 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマおよび横シーラ
間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、Lは三方シー
ル包袋の縦方向包袋長である。) 縦シーラが駆動停止している期間に横シーラを1横シー
ルサイクルだけ駆動し、縦シーラが駆動されている期間
に横シーラを駆動停止させることからなる。
【0009】また、本発明による三方シールフイルム包
装機は、所定間隔で取付けたアタッチメントにより位置
決めされた被包装物を積載した供給コンベアから受渡さ
れた被包装物をフォーマにより包装フイルムに被包して
縦シーラの溶着および横シーラの溶着溶断により被包装
物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方シール包袋を
形成する三方シールフイルム包装機において、縦シーラ
を供給コンベアと同速度で三方シール包袋の縦方向包袋
長分だけ駆動した後駆動停止させる縦シーラ駆動手段
と、横シーラを下式を実質的に満足する移動量だけ縦方
向に移動させる横シーラ移動機構と、 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマおよび横シーラ
間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、Lは三方シー
ル包袋の縦方向包袋長である。) 縦シーラが駆動停止している期間に横シーラを1横シー
ルサイクルだけ駆動し、縦シーラが駆動されている期間
に横シーラを駆動停止させる横シーラ駆動手段とを備え
たものである。
【0010】この三方シールフイルム包装方法および包
装機において、所定間隔で取付けたアタッチメントによ
り位置決めされた被包装物を積載した供給コンベアから
受渡された被包装物をフォーマにより包装フイルムに被
包して縦シーラの溶着および横シーラの溶着溶断により
被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方シール
包袋を形成するものである。
【0011】縦シーラは、供給コンベアと同速度で三方
シール包袋の縦方向包袋長分だけ駆動された後駆動停止
させられる。横シーラは、下式を実質的に満足する移動
量だけ縦方向に移動させられる。 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマおよび横シーラ
間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、Lは三方シー
ル包袋の縦方向包袋長である。) 縦シーラが駆動停止している期間に横シーラは1横シー
ルサイクルだけ駆動され、縦シーラが駆動されている期
間に横シーラは駆動停止させられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の三方シールフイル
ム包装方法および包装機を好ましい実施の形態例につい
て図面を参照して詳述する。図1に示すように、本発明
による三方シールフイルム包装方法およびこれを実施し
た横逆ピロー三方シールフイルム包装機は、所定間隔で
取付けたアタッチメント10により位置決めされた被包
装物11を積載した供給コンベア12から受渡された被
包装物11をフォーマ13(図2)により包装フイルム
14に被包してキャッチローラ15、縦シーラ16の溶
着および横シーラ17a、17bの溶着溶断により被包
装物11の縦方向寸法dに応じた所定包袋長Lの三方シ
ール包袋11aを形成するものである。なお、ここで縦
および縦方向の用語は、図1において包装フイルム14
および被包装物11の走行方向(矢印)を示し、横の用
語は、縦および縦方向に直交する方向(紙面に垂直)を
示す。また、図2において、16aはキャッチローラ1
5、縦シーラ16の垂直方向の位置を一体的に調節する
上下位置調節機構(図示せず)を操作する操作ハンドル
である。
【0013】三方シールフイルム包装機は、包装フイル
ム14に被包された被包装物11をフォーマ13および
横シーラ17a、17b間で搬送を補助する補助コンベ
ア18と、被包装物11が包装された三方シール包袋1
1aを搬出する搬出コンベア19とを備えている。図3
に示すように、三方シールフイルム包装機は、供給コン
ベア12を連続駆動するモータMaと、キャッチローラ
15、縦シーラ16を供給コンベア12と同速度で三方
シール包袋11aの縦方向包袋長L分だけ駆動した後駆
動停止させる縦シーラ駆動手段20として縦シーラ駆動
サーボモータMbおよび縦シーラ駆動回路21とを有し
ている。
【0014】また三方シールフイルム包装機は、縦シー
ラ16が駆動停止している期間に横シーラ17a、17
bを1横シールサイクルTaだけ駆動し、縦シーラ16
が駆動されている期間に横シーラ17a、17bを駆動
停止させる横シーラ駆動手段22として横シーラ駆動モ
ータMcおよび横シーラ駆動回路23を有している。モ
ータMa、縦シーラ駆動手段20の縦シーラ駆動回路2
1および横シーラ駆動手段22の横シーラ駆動回路23
は中央処理装置(CPU)24により制御される。中央
処理装置24にはデータ記憶装置(ROM)25、データ
入力装置26、データ表示装置27(図2)を備えてい
る。
【0015】さらに三方シールフイルム包装機は、横シ
ーラ17a、17bを下式を実質的に満足する移動量M
vだけ縦方向に移動させる横シーラ移動機構28を有し
ている。 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマ13および横シ
ーラ17a、17b間の縦方向距離、Nは2以上の正の
整数、Lは三方シール包袋の縦方向包袋長(図1)であ
る。) 即ち、図4〜図7に示すように、横シーラ17a、17
bは横シーラ移動体43上に立設された4本の案内棒2
9に橋設されたブラケット30a、30bにそれぞれ取
付けられている。ブラケット30a、30bは横シーラ
駆動モータMc(図3)の回転運動からそれぞれクラン
ク31a、31b、31cおよび31a、31dにより
互に離反(図4)、接近(図7)するように案内棒29
に沿って摺動し、直線運動変換されて駆動される。
【0016】この場合、図8〜図9に示すように、ブラ
ケット30a、30bが互に接近して横シーラ17a、
17bが接触し包装フイルム14を溶着溶断するとき
(図9)、ブラケット30bに取付けられているカム3
2と、搬出コンベア部33に取付けられているカムホロ
ワ34と一体的に構成されたアクチュエータ35により
搬出コンベア19は補助コンベア18から離反され、そ
の空間で横シーラ17bが上昇して横シーラ17aと接
触する。
【0017】横シーラ移動機構28は、図4〜図5、図
7〜図10に示すように、横シーラ移動台44に取付ら
れた操作ハンドル40と、操作ハンドル40により回転
される横シーラ操作ピニオン41と、横シーラ移動体4
3に固定され横シーラ操作ピニオン41により横シーラ
移動台44上で縦方向に移動されるラック42とからな
る。
【0018】このように構成された三方シールフイルム
包装方法および包装機において、被包装物11(図1、
図2)をアタッチメント10により位置決めして供給コ
ンベア12に積載し、包装フイルム14をフォーマ13
からキャッチローラ15、縦シーラ16に予め案内す
る。なお、包装フイルム14を縦シーラ16で溶着、横
シーラ17a、17bで溶着溶断できるように各シーラ
のヒータ(図示せず)は通電され温度制御される。
【0019】概略的に言って、所定間隔で取付けたアタ
ッチメント10により位置決めされた被包装物11を積
載した供給コンベア12から受渡された被包装物11は
フォーマ13により包装フイルム14に被包してキャッ
チローラ15で前方に送り込まれ、縦シーラ16の溶着
および横シーラ17a、17bの溶着溶断により被包装
物11の縦方向寸法dに応じた所定包袋長Lの三方シー
ル包袋11aが形成され搬出コンベア19から搬出され
る。
【0020】これらについて詳述すると、先ず、中央処
理装置24のデータ入力装置26から三方シール包袋の
縦方向包袋長Lを入力する(図11)。中央処理装置2
4はデータ記憶装置(ROM)25に格納されたプログラ
ムにしたがって実働可能なライン速度Spが下式を満足
するか否か演算する。 Sp<Spmax=(L*Sp)const/L (なお、(L*Sp)const はLとSpの積で予め定め
られている固有値、Spmaxは最大実働可能なライン速
度である。) 入力された縦方向包袋長Lに応じてライン速度Spが上
式を満足しないときはライン速度Spを減速値で入力
し、その結果、実働可能なライン速度Spが上記式を満
足すれば、中央処理装置24は、データ記憶装置25に
格納されたプログラムにしたがってライン速度Spでモ
ータMaにより供給コンベア12を連続駆動する。
【0021】この場合、三方シール包袋の縦方向包袋長
Lおよび供給コンベア12のライン速度Spはデータ表
示装置27で表示される。次に、中央処理装置24は、
データ記憶装置(ROM)25に格納されたプログラムに
したがって縦シーラ駆動手段20の縦シーラ駆動回路2
1から縦シーラ駆動サーボモータMbを駆動し、キャッ
チローラ15、縦シーラ16を供給コンベア12と同速
度Spで三方シール包袋の縦方向包袋長L分だけ駆動し
た後駆動停止させ、即ち間欠運動させる。このため被包
装物11は供給コンベア12からフォーマ13に受渡さ
れフォーマ13により包装フイルム14に被包され三方
シール包袋を準備する。縦シーラ16が駆動されると
き、縦シーラ16は供給コンベア12と同速度Spで同
期駆動されるので、被包装物11の性状や種類によっ
て、特に和、洋菓子などの軟弱物、野菜などのバラ物の
ような難搬送物でも供給コンベア12からフオーマ13
への受け渡しにあたって両者間の速度差に原因する摩擦
がなく常に正常に搬送できる。なお、補助コンベア18
は包装フイルム14で被包されている被包装物11の搬
送を補助する。
【0022】オペレータ(作業者)が横シーラ移動機構
28(図4〜図5、図7〜図10)の操作ハンドル40
を手動で回動させれば、横シーラ操作ピニオン41が回
転しラック42が縦方向に移動されるので、横シーラ1
7a、17bを下式を実質的に満足する移動量Mvだけ
縦方向に移動する。 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは移動量、Lpはフォーマ13および横シ
ーラ17a、17b間の縦方向距離、Nは2以上の正の
整数、Lは三方シール包袋の縦方向包袋長Lである。) 横シーラ17a、17bの移動は絶対値||の中のLp
−N・Lが正ならばフォーマ13側に、負ならばその反
対側に移動し(図12)、横シーラ17a、17bが移
動量Mvだけ移動されたとき横シーラ17a、17bは
包袋長Lの包袋11aと包袋11aとの丁度中間位置で
溶着溶断され所定幅の包袋を作成することができる。し
かも、この移動量Mvは横シーラ17a、17bの溶着
溶断位置が包袋長Lの包袋11aと包袋11aとの丁度
中間位置にくるように目視しながら調節することができ
る。なお、横シーラ移動機構28により移動できる横シ
ーラ17a、17bのフォーマ13との最大縦方向距離
Lpmax、最小縦方向距離Lpminを図10に示す。
【0023】中央処理装置24は、横シーラ駆動手段2
2の横シーラ駆動回路23から横シーラ駆動モータMc
を駆動し、縦シーラ16が駆動停止している期間の一部
または全部において横シーラ17a、17bを1横シー
ルサイクル(期間Ta、図13)だけ駆動し、縦シーラ
16が駆動されている期間に横シーラ17a、17bを
駆動停止させ、即ち間欠運動させる。この場合、横シー
ラ17a、17bは横シーラ移動体43上に立設された
4本の案内棒29(図4〜図7)に橋設されたブラケッ
ト30a、30bにそれぞれ取付けられ、ブラケット3
0a、30bは横シーラ駆動モータMc(図3)の回転
運動からそれぞれクランク31a、31b、31cおよ
び31a、31dにより互に離反(図4)、接近(図
7)するように案内棒29に沿って摺動し、直線運動変
換されて駆動される。
【0024】そして、ブラケット30a、30b(図8
〜図9)が互に接近して横シーラ17a、17bが接触
し包装フイルム14を溶着溶断するとき(図9)、ブラ
ケット30bに取付けられているカム32と、搬出コン
ベア部33に取付けられているカムホロワ34と一体的
に構成されたアクチュエータ35により搬出コンベア1
9は補助コンベア18から離反され、その空間で横シー
ラ17bが上昇して横シーラ17aと接触する。なお、
図13において、Tbは三方シール包袋サイクルの期
間、Tcは被包装物の縦方向寸法dに応じた所定包袋長
Lの三方シール包袋11aを作成する調整期間である。
このため被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三
方シール包袋を形成できる。
【0025】このように本発明の三方シールフイルム包
装方法および包装機によれば、所定間隔で取付けたアタ
ッチメント10により位置決めされた被包装物11を積
載した供給コンベア12から受渡された被包装物11を
フォーマ13により包装フイルム14に被包してキャッ
チローラ15で前方に送り込まれ、縦シーラ16の溶着
および横シーラ17a、17bの溶着溶断により被包装
物11の縦方向寸法dに応じた所定包袋長Lの三方シー
ル包袋11aを形成し搬出コンベア19から搬出するこ
とが可能であり、その際、被包装物の性状や種類に拘ら
ず供給コンベアからフオーマへの受け渡しにあたって正
常に搬送でき、被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋
長の三方シール包袋を形成可能で、かつ横シーラの溶着
溶断位置を目視しながら調節することができる。
【0026】なお、本発明は、上述の三方シールフイル
ム包装方法および包装機において、横逆ピロー三方シー
ルフイルム包装について述べたが、横正ピロー三方シー
ルフイルム包装にも同様に適用できる。また、上述の三
方シールフイルム包装方法および包装機において、横シ
ーラ17a、17bは横シーラ移動体43上に立設され
た4本の案内棒29に橋設されたブラケット30a、3
0bにそれぞれ取付けられ、ブラケット30a、30b
は横シーラ駆動モータの回転運動からそれぞれクランク
31a、31b、31cおよび31a、31dにより互
に離反、接近するように案内棒29に沿って摺動し、直
線運動変換されて駆動されるものとして構成したが、ロ
ータリ式またはボックス運動式の横シーラを使用しても
同様に適用できる。
【0027】さらに、上述の三方シールフイルム包装方
法および包装機では、横シーラ移動機構28として操作
ハンドル40を手動で回動させ、横シーラ操作ピニオン
41を回転しラック42を縦方向に移動させて横シーラ
の移動を行なったが、横シーラの縦方向移動を中央処理
装置の制御により行なうことも可能である。また、上述
の三方シールフイルム包装方法および包装機において、
被包装物11を被包した包装フイルム14に前方に送り
込むキャッチローラ15の機能は縦シーラ16に一体的
に組込むこともできる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
の三方シールフイルム包装方法および包装機によれば、
被包装物の性状や種類に拘らず供給コンベアからフオー
マへの受け渡しにあたって正常に搬送できる。また、被
包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方シール包
袋を形成可能である。さらに、横シーラの溶着溶断位置
を目視しながら調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三方シールフイルム包装機を示す側面
配置図。
【図2】本発明の三方シールフイルム包装機の一部を示
す斜視図。
【図3】本発明のフイルム包装機の制御系を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明によるフイルム包装機の横シーラの停止
位置および横シーラ移動機構を示す部分立面図。
【図5】本発明によるフイルム包装機の横シーラの停止
位置および横シーラ移動機構を示す部分側面図。
【図6】本発明によるフイルム包装機の横シーラを示す
部分平面図。
【図7】本発明によるフイルム包装機の横シーラの駆動
位置および横シーラ移動機構を示す部分立面。
【図8】本発明によるフイルム包装機の横シーラの停止
位置および補助コンベア、搬出コンベアの動作を示す説
明図。
【図9】本発明によるフイルム包装機の横シーラの駆動
位置および補助コンベア、搬出コンベアの動作を示す説
明図。
【図10】本発明によるフイルム包装機の横シーラ移動
機構による動作を示す説明図。
【図11】本発明によるフイルム包装機の動作を示すタ
イミングチャート。
【図12】本発明によるフイルム包装機の横シーラ移動
機構による動作を示す説明図。
【図13】本発明によるフイルム包装機の動作を示すタ
イミングチャート。
【図14】従来の三方シールフイルム包装機を示す側面
配置図。
【符号の説明】
10・・・・・・アタッチメント 11・・・・・・被包装物 11a・・・・・・三方シール包袋 12・・・・・・供給コンベア 13・・・・・・フォーマ 14・・・・・・包装フイルム 16・・・・・・縦シーラ 17a、17b・・・・・・横シーラ 20・・・・・・縦シーラ駆動手段(Mb・・・・・・縦シーラ駆動
サーボモータ、21・・・・・・縦シーラ駆動回路) 22・・・・・・横シーラ駆動手段(Mc・・・・・・横シーラ駆動
モータ、23・・・・・・横シーラ駆動回路) 28・・・・・・横シーラ移動機構(40・・・・・・操作ハンド
ル、41・・・・・・横シーラ操作ピニオン、42・・・・・・ラッ
ク) d・・・・・・被包装物の縦方向寸法 L・・・・・・三方シール包袋の縦方向包袋長 Mv・・・・・・移動量 Lp・・・・・・フォーマおよび横シーラ間の縦方向距離 N・・・・・・2以上の正の整数 Ta・・・・・・期間(1横シールサイクル)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 能登 壽 山形県山形市河原田3番地1株式会社鈴木 製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔で取付けたアタッチメントにより
    位置決めされた被包装物を積載した供給コンベアから受
    渡された前記被包装物をフォーマにより包装フイルムに
    被包して縦シーラの溶着および横シーラの溶着溶断によ
    り前記被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方
    シール包袋を形成する三方シールフイルム包装方法にお
    いて、 前記縦シーラを前記供給コンベアと同速度で前記三方シ
    ール包袋の縦方向包袋長分だけ駆動した後駆動停止さ
    せ、 前記横シーラを下式を実質的に満足する移動量だけ縦方
    向に移動させ、 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは前記移動量、Lpは前記フォーマおよび
    前記横シーラ間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、
    Lは前記三方シール包袋の縦方向包袋長である。) 前記縦シーラが駆動停止している期間に前記横シーラを
    1横シールサイクルだけ駆動し、前記縦シーラが駆動さ
    れている期間に前記横シーラを駆動停止させることを特
    徴とする三方シールフイルム包装方法。
  2. 【請求項2】所定間隔で取付けたアタッチメントにより
    位置決めされた被包装物を積載した供給コンベアから受
    渡された前記被包装物をフォーマにより包装フイルムに
    被包して縦シーラの溶着および横シーラの溶着溶断によ
    り前記被包装物の縦方向寸法に応じた所定包袋長の三方
    シール包袋を形成する三方シールフイルム包装機におい
    て、 前記縦シーラを前記供給コンベアと同速度で前記三方シ
    ール包袋の縦方向包袋長分だけ駆動した後駆動停止させ
    る縦シーラ駆動手段と、 前記横シーラを下式を実質的に満足する移動量だけ縦方
    向に移動させる横シーラ移動機構と、 Mv−|Lp−N・L|=0 (なお、Mvは前記移動量、Lpは前記フォーマおよび
    前記横シーラ間の縦方向距離、Nは2以上の正の整数、
    Lは前記三方シール包袋の縦方向包袋長である。) 前記縦シーラが駆動停止している期間に前記横シーラを
    1横シールサイクルだけ駆動し、前記縦シーラが駆動さ
    れている期間に前記横シーラを駆動停止させる横シーラ
    駆動手段とを備えたことを特徴とする三方シールフイル
    ム包装機。
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