[go: up one dir, main page]

JP2001010605A - 包装方法及び包装機 - Google Patents

包装方法及び包装機

Info

Publication number
JP2001010605A
JP2001010605A JP11184666A JP18466699A JP2001010605A JP 2001010605 A JP2001010605 A JP 2001010605A JP 11184666 A JP11184666 A JP 11184666A JP 18466699 A JP18466699 A JP 18466699A JP 2001010605 A JP2001010605 A JP 2001010605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
bag
packaging
articles
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11184666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4421014B2 (ja
Inventor
Eiji Nakano
栄二 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omori Machinery Co Ltd filed Critical Omori Machinery Co Ltd
Priority to JP18466699A priority Critical patent/JP4421014B2/ja
Publication of JP2001010605A publication Critical patent/JP2001010605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4421014B2 publication Critical patent/JP4421014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被包装物を構成する偏平状物品が前後に崩れ
ることなく搬送でき、従来の包装形態を変えることなく
包装処理する包装方法を提供すること 【解決手段】 製袋器13に帯状フィルム11を供給し
て筒状に製袋し、フィルム重合端14aが右側面にくる
筒状フィルム14を形成する。被包装物搬送供給装置3
0上を、複数の偏平状物品を起立させた状態で搬送し、
筒状フィルム内に供給する。起立しているので、前後に
崩れることがない。次いで、筒状フィルム内に被包装物
を収納した状態のまま搬送し、その搬送途中で筒状フィ
ルムのフィルム重合端をセンターシール装置18でセン
ターシールし、その後、エンドシール装置24の一対の
エンドシーラ24aにて、筒状フィルム14の所定位置
を、搬送方向の両側から挟むとともにシール・カットす
る。これにより、従来のピロー包装体と同一形態の包装
体25が製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の偏平状物品
を重ねた状態で包装することのできる包装方法及び包装
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ティーバッグやコーヒーバッグ等を包装
する場合、図1に示すように、まず、個々のティーバッ
グを個別包装して形成される偏平状の個包装品1を複数
個積層し、その状態で周囲を包装フィルム2で囲繞する
とともにピロー包装などしてその複数の個包装品1を密
封収納した包装体3を製造するようになっている。これ
により、複数の個包装品1が綺麗に積層された状態で収
納される。
【0003】この包装形態を製造するための包装機は、
一般的なピロー包装機を用いることができる。よく知ら
れているように、ピロー包装機は上方或いは下方が開放
した略U(逆U)字状やC字状の製袋器を用い、帯状フ
ィルムをその製袋器を通過させることにより筒状に製袋
する。これにより、帯状フィルムの両側縁が重合され、
その重合端は、搬送方向に対して、筒状フィルムの下部
或いは上部中央付近に形成される。
【0004】また、その製袋器の前後も開口しており、
上流側に設置された搬送供給装置から所定間隔ごとに搬
送される被包装物がその開口から製袋器ひいては筒状フ
ィルム内に供給されることになる。そして、その搬送供
給装置の一例としては、図2に示すようなものがある。
【0005】すなわち、複数の個包装品1が積層された
被包装物5を受ける搬送面6と、その搬送面6の中央か
ら上方に突出する押送フィンガ7と、搬送面6の両側に
起立配置された側壁8とを有する。側壁8により被包装
物5の横方向の移動が抑制される。これにより、押送フ
ィンガ7が前進移動すると、被包装物5の後側に接触す
るので、被包装物5は押送フィンガ7の移動に追従して
搬送面6上を前進移動する。よって、押送フィンガ7の
配置ピッチ間隔で被包装物5が前進移動し、下流側の製
袋器に順次供給される。
【0006】そして、製袋器の下流側に設置された水平
平面内で自転するセンターシールローラにより、フィル
ム重合部を、熱シールし(これにより、図1に示すセン
ターシール部9が形成される)、さらに下流側に配置さ
れるエンドシール装置により筒状フィルムの被包装物間
を上下からシール・カットする(これにより、図1に示
すエンドシール部10が形成される)ようにしている。
製袋器の開放位置等から、同図(a)に示すようにセン
ターシール部10が上に来るタイプと、同図(b)に示
すように下に来るタイプがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の包装機では以下に示す問題を有する。すなわ
ち、複数の個包装品1は、図2に示すような搬送供給装
置を用い、上下に積層した状態のまま搬送され製袋器に
供給される。そのため、図から明らかなように、被包装
物5の側方へのずれは側壁8により阻止されるが、被包
装物5の前方にはその移動を阻止する部材がないので、
上方の個包装物1が前方にずれ落ちてしまう(押送フィ
ンガ7の移動速度よりも早く移動する)おそれがある。
すると、綺麗に包装できないばかりか、ずれ量が大きく
なると、エンドシール装置でのかみ込みが発生する等の
問題を有する。
【0008】特に、ティーバッグの個包装物1等の三方
シールのように膨らみがあり、しかも、前後方向で膨ら
み方が均一でない(三方シールの場合、未シールの1辺
が他の3辺のシール部に比べて膨らむ)と、各個包装物
1を同一向きに重ねた場合には、被包装物5全体では、
周囲の4辺の厚みの差はより大きくなり、上方に行くほ
ど個包装物1は全体的に傾斜状に積層されることにな
る。従って、滑り落ちやすくなる。
【0009】さらに、係る前方へのずれ(滑り落ち)
は、搬送供給装置上のみならず、製袋器内を通過中や、
筒状フィルム内に個包装物1が供給され筒状フィルムと
ともに個包装物1が前進移動する際にも、同様の問題が
発生する。
【0010】一方、係る前方へのずれを防止するために
は、被包装物1の前側にも搬送面6から上方に突出する
フィンガを設け、そのフィンガと押送フィンガ7間の距
離を被包装物5の全長に合わせるとともに、両フィンガ
を同速度で移動することにより対応できる。しかし、係
る構成をとると、被包装物の全長が変わるごとに両フィ
ンガの間隔を変えなければならず煩雑であり、また、全
長と同じ間隔のフィンガ間に被包装物を供給する処理も
煩雑となり、実用的でない。さらに、このずれ防止策で
は、製袋器内や筒状フィルム内における前方へのずれは
防止することができない。
【0011】また、別の解決手段としては、個包装品1
を積層した状態で、トレーや台紙などに収め荷崩れしに
くくした状態で包装処理をすることができる。しかし、
係る処理をすると、そのトレー等に収納する手間が増
え、また、余分な資材が増えてコスト高となるばかりで
なく、最終的に廃棄されるごみ量を増やすことになり環
境にも良くない。
【0012】さらに、従来のように個包装物1を上下に
積み重ねた場合、下側の個包装物1には、上方に積層さ
れた個包装物1の荷重が加わるので、内容物によっては
押し潰されるおそれもある。
【0013】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、従来の包装形態を変えることなく、製袋器へ供給す
る前の搬送途中や、筒状フィルム内へ供給中並び筒状フ
ィルムとともに搬送中の被包装物を構成する偏平状物品
が前後に崩れることなく、精度よく包装処理をすること
のできる包装方法及び包装機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る包装方法では、製袋器に帯状フィ
ルムを供給して筒状に製袋するとともに、その製袋時
に、前記帯状フィルムの両側縁が、筒状に製袋された筒
状フィルムの一方の側面所定位置で重合させてフィルム
重合端とする。一方、複数の偏平状物品を起立させると
ともに、搬送方向と直交する方向に整列させた物品群か
らなる被包装物を所定間隔ごとに搬送し、前記製袋器に
供給する。そして、前記筒状フィルム内に前記被包装物
を収納した状態のまま搬送し、その搬送途中で前記筒状
フィルムの前記フィルム重合端をセンターシールし、そ
の後、前記筒状フィルムの所定位置を、搬送方向の両側
から一対のエンドシーラにて、挟むとともにエンドシー
ルするようにした(請求項1)。
【0015】上記方法を実施するに適した本発明に係る
包装機としては、例えば複数の偏平状物品を包装する包
装機であって、前記複数の偏平状物品を起立させるとと
もに、搬送方向と直交する方向に整列させた状態で搬送
して製袋器に供給する搬送供給装置と、前記製袋器に帯
状フィルムを連続して供給する手段(実施の形態では、
ローラ12に相当し、他に、原反ロールから帯状フィル
ムを取り出す/引き出す機構等も該当する)と、前記帯
状フィルムが前記製袋器を通過することにより筒状に形
成された筒状フィルムのフィルム重合端をシールするセ
ンターシール装置と、前記筒状フィルムの進行方向と直
交する方向をシールするエンドシール装置とを備え、前
記製袋器は、前記進行方向と直交する断面が略コ字状に
形成され、前記エンドシール装置のシーラーのシール面
が、上下方向に延びるように配置するようにした(請求
項2)。
【0016】そして好ましくは、前記搬送供給装置は、
搬送路上を横切るように延びる複数の押送バーと、その
押送バーを前記搬送路に沿って前進移動させる装置とを
備えることである(請求項3)。
【0017】本発明によれば、複数の偏平状物品を起立
させるとともに、搬送方向と直交する方向に整列させた
ため、各偏平状物品は、それぞれ搬送供給装置の搬送面
の上に直接接触した状態となる。よって、偏平状物品の
後方より押送すると、荷崩れ等することなく搬送するこ
とができる。従って、製袋器つまり筒状フィルム内に綺
麗に整列した状態で供給することができる。さらには、
製袋器内の通過や、筒状フィルムに供給後筒状フィルム
とともに移動する最中においても、各偏平状物品が相互
に相対移動することがなく、前方へのずれを生じない。
【0018】そして、筒状フィルムの所定位置をセンタ
ーシール,エンドシールすることにより、包装体が製造
できる。このとき、前方への位置ずれがないので、エン
ドシール装置における噛み込みも生じない。
【0019】また、筒状フィルムのフィルム重合端が、
側方に来るようにしたため、センターシール部は、偏平
状物品の偏平な表面側に対向するように形成され、しか
も、エンドシールを筒状フィルムの側方から挟むように
行ったため、偏平状物品の偏平な表面とほぼ平行な方向
に延びるように形成される。よって、最終的な包装形態
は、従来のピロー包装の包装体と同じになり、違和感が
ない。
【0020】
【発明の実施の形態】図3は、本発明に係る包装機の好
適な一実施の形態を示している。同図に示すように、図
示省略の原反ロールから連続して引き出してくる帯状フ
ィルム11を複数のローラ12を掛け渡して製袋器13
に導くようになっている。製袋器13は、C字状、より
具体的には前後が開口した直方体の箱状となり、さらに
進行方向右側の上流側(進行方向後方)が開放されると
ともに、図4(a)に示すように、その右側壁13aの
上下方向中間位置が切断され、切断された端部が外側に
折り曲げられてガイド片13a′となる。さらに、この
ガイド片13a′,13a′間に所定の隙間13bが形
成される。
【0021】これにより、帯状フィルム11が製袋器1
3を通過すると、その製袋器13の天面13c,左側壁
13d,底面13e並びに右側壁13aの内面に沿って
折り込まれ筒状に製袋される。しかも、帯状フィルム1
1の両側縁は、隙間13bを介して製袋器外に突出され
るとともに、ガイド片13a′に沿って折り曲げられ重
ね合わされる。
【0022】よって、製袋器13を通過することによ
り、右側面中央にフィルム重合部14aを有する筒状フ
ィルム14が製袋される。このように、通常であれば、
フィルム重合端14aは上部または下部に形成されるよ
うに製袋器が設置されるのに対し、本形態では、右側面
に形成されるように製袋器を設置したことがポイントの
1つである。なお、右側面に設けるのではなく、包装機
のタイプその他の要因から左側面に筒状フィルム14の
フィルム重合端14aが来るようにしてもよい。要は、
進行方向の両側面のいずれかに位置させれば良い。
【0023】一方、製袋器13の上流側には、被包装物
搬送供給装置30(詳細は後述する)が設けられ、図5
に示すように、この被包装物搬送供給装置30により、
起立状態で左右に並んだ偏平状物品20からなる被包装
物21を所定間隔ごとに搬送し、係る被包装物21を、
製袋器13で製袋される筒状フィルム14内に供給す
る。これにより、図4(b)に示すように、複数の偏平
状物品(個包装物)20の集合体からなる被包装物21
(起立配置している)が、筒状フィルム14内に収納さ
れ、その状態で搬送される。
【0024】また、この製袋器13の下流側には、ピン
チローラ15、ヒートバー16並びにセンターシールロ
ーラ17の順に配置されたセンターシール装置18が設
置されている。このピンチローラ15は、筒状フィルム
14のフィルム重合端14aを両側から挟みながら回転
することにより、筒状フィルム14に対して搬送力を与
えるようにしている。さらに、ヒートバー16は、通過
するフィルム重合端14aを加熱する。そして、下流側
のセンターシールローラ17は、ヒートバー16で加熱
されたフィルム重合端14aを加圧しながら冷却させて
固化することにより、熱シールする機能を有する。もち
ろん図示のようにヒートバー16で加熱するものに限ら
ず、回転式のシール装置を用いても良い。
【0025】そして、本発明の特徴としては、従来と相
違してフィルム重合端14aが進行方向右側面に位置す
るので、センターシール装置18も右側面側に配置して
いる。つまり、ローラ15,17の回転軸を水平面上に
位置させている(従来は垂直面上にしている)。
【0026】また、このセンターシール装置18の下流
側には、上下一対の搬送ベルトコンベア23が設置さ
れ、被包装物が収納された筒状フィルム14の上下を挟
むとともに搬送し、その下流側に配置されたエンドシー
ル装置24に安定供給する。なお、必ずしも図示のよう
に上下に搬送ベルトコンベア23を設ける必要はなく、
下部に吸着ベルトその他の搬送手段を設けるなど、各種
の変形実施が可能となる。
【0027】エンドシール装置24は、一対のエンドシ
ーラ24a,24aを有し、そのエンドシーラ24a,
24aで筒状フィルム14を挟んだ状態で、内蔵するヒ
ータで加熱・加圧して熱シールするとともに、内蔵カッ
ターで切断する。これにより、包装体25が形成され、
筒状フィルム14から分離された包装体25は、シュー
トコンベア26上を搬送され、搬出される。なお、エン
ドシール装置24は、エンドシーラ24a,24aのシ
ール面が常時対向する状態で所定の軌跡で回転移動する
(少なくとも一定期間は筒状フィルムを挟持した状態で
平行移動する領域を持つ)ボックスモーションタイプの
ものでもよく、また、エンドシーラ24a,24aがシ
ール面と反対側の端部を回転中心として回転する回転式
のものでもよい。
【0028】ここで、本発明では、エンドシーラ24
a,24aを起立配置し、筒状フィルム14を、その左
右から挟むようにしている。これにより、製造される包
装体25は、図6に示すように、エンドシール部25a
は上下方向に延び、センターシール部25bは、両エン
ドシール部25a,25a間を渡るようにして右側面に
形成される。この図6と従来の包装機で製造された図1
(a)とを比較すると明らかなように、搬出される姿勢
が90度変わっているものの、被包装物21(偏平状物
品20)と包装体25(エンドシール部25a,センタ
ーシール部25b)の相対位置関係は同じとなる。
【0029】さらに本発明では、被包装物搬送供給装置
30は、図5に示すように、被包装物21を受ける搬送
面31と、この搬送面31の両側に起立配置されたガイ
ド側壁32と、そのガイド側壁32の上方に所定の空間
Kを置いて搬送方向と平行に配置されたガイド棒33
と、上記空間Kを介してガイド側壁32の外側から搬送
面31の上方まで挿入配置された水平平面内を旋回する
押送バー34とを備えている。この押送バー34は、図
3に示すように、その先端が搬送面31の上方に位置し
た状態のまま搬送面31に沿って平行移動(矢印A)
し、搬出側先端(製袋器13の近く)まで移動すると、
水平平面内で軸方向に移動し(矢印B)、その先端が搬
送面31から外に、つまりガイド側壁32の外側に後退
移動する。その後、所定の経路を通って被包装物21の
搬送方向と逆方向(矢印C)に進み、搬送面31の上流
側に戻るとともに、空間K内を介して押送バー34の先
端が搬送面31の上方に来るように移動する(矢印
D)。なお、矢印C方向への移動は、搬送面31の上方
を移動する押送バーと同一平面内でもよいし、上下方向
に異なる高さ位置を移動してもよい。要は、係る矢印C
方向に移動し、上流側に戻る押送バーが、搬送方向(矢
印A方向)に移動する押送バーと干渉しなければよい。
【0030】係る構成にすると、図示するように、搬送
面31の上に、複数の偏平状物品20を起立状態で搬送
方向と平行に置くと、横倒れはガイド側壁32とガイド
棒33により抑制され、また、個々の偏平状物品20が
起立し、搬送面31上に接触しているので、従来のよう
に荷崩れを生じることがない。
【0031】従って、押送バー34が、搬送面31上を
移動すると、図5に示すように、起立した個々の偏平状
物品20の後端に接触するとともに、前方へ押送する。
これにより、被包装物21も搬送面31上を前進移動す
ることになり、この移動時に個々の偏平状物品20が押
送バー34の移動速度よりも早く前進移動することはな
く、図5に示した状態のまま荷崩れすることなく搬送さ
れる。
【0032】次に、本発明に係る包装方法の好適な一実
施の形態を説明する。まず、製袋器13に帯状フィルム
11を供給して筒状に製袋する。このとき、帯状フィル
ム11の両側縁が、筒状フィルム14の一方の側面(右
側面)で重合する。つまり、フィルム重合端14aは、
右側面の高さ方向中央付近に来るように製袋する。
【0033】一方、被包装物搬送供給装置30の搬送面
31上には、複数の偏平状物品20を起立させるととも
に、搬送方向と直交する方向に整列させた物品群からな
る被包装物21を所定間隔ごとに配置し、押送バー34
によって搬送し、製袋器13ひいては筒状フィルム14
内に供給する。そして、筒状フィルム14内に収納され
た被包装物21を筒状フィルム14と共に搬送する。
【0034】次いで、筒状フィルム14内に被包装物2
1を収納した状態のまま搬送し、その搬送途中で筒状フ
ィルム14のフィルム重合端14aをセンターシール装
置18にてセンターシールし、その後、エンドシール装
置24の一対のエンドシーラ24aにて、筒状フィルム
14の所定位置(前後の被包装物21の間)を、搬送方
向の両側から挟むとともにエンドシールする。これによ
り、従来のピロー包装体と同一形態(搬出時は90度立
った状態)の包装体25が製造できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る包装方法及
び包装機では、各偏平状物品を起立状態で搬送するよう
にしたため、製袋器へ供給する前の搬送途中で被包装物
を構成する偏平状物品が前後に崩れることがなくなる。
さらに、整列された偏平状物品は、製袋器内の通過中
や、筒状フィルム内に供給され筒状フィルムとともに移
動中、さらにはエンドシール装置を通過する際にも起立
されているので、包装機内での移動中のいずれの位置で
も個々の偏平状物品が相対移動し前方へ位置ずれするこ
とがなく、綺麗に整列した状態のまま搬送できる。よっ
て、筒状フィルムの所望の位置に精度良く供給でき、包
装処理する際に被包装物の噛み込みを生じることもな
く、精度よく包装処理をすることができる。
【0036】被包装物搬送供給装置上での被包装物の向
きを90度回転して起立させたため、それに合わせて筒
状フィルムのフィルム重合端の位置を側面側に位置さ
せ、エンドシールもフィルムの両側面から挟み込む(エ
ンドシール部は上下方向に延びるように形成される)よ
うにしたため、従来の包装形態を変えることなく、包装
体を製造できる。
【0037】さらに、個々の偏平状物品がそれぞれ起立
し、その上方に別の偏平状物品が乗ることもないので、
偏平状物品が他の偏平状物品の荷重を受けて潰されるこ
とがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の包装体の一例を示す図である。
【図2】従来の包装機における被包装物搬送供給装置の
一例を示す図である。
【図3】本発明に係る包装機の好適な一実施の形態を示
す図である。
【図4】(a)は製袋器を示す側面図である。(b)は
センターシール装置の部分における断面図である。
【図5】被包装物搬送供給装置を示す図である。
【図6】図3に示す装置で製造される包装体の一例を示
す図である。
【符号の説明】
11 帯状フィルム 12 ローラ 13 製袋器 14 筒状フィルム 14a フィルム重合端 18 センターシール装置 24 エンドシール装置 24a エンドシーラ 25 包装体 25a エンドシール部 25b センターシール部 30 被包装物搬送供給装置 31 搬送面 34 押送バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 BA16 CA01 CA08 DC02 DD03 DD04 DF01 FA03 FB02 FB07 GB06 GC07 3E051 AA03 AB05 BA14 CA08 CB06 DA06 DB06 EA03 EB06 FB02 FC04 FD02 HA02 HA07 HC03 HE01 JA02 KA03 KA08 KB01 LA04 LA09 LB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製袋器に帯状フィルムを供給して筒状に
    製袋するとともに、その製袋時に、前記帯状フィルムの
    両側縁が、筒状に製袋された筒状フィルムの一方の側面
    所定位置で重合させてフィルム重合端を形成するように
    し、 一方、複数の偏平状物品を起立させるとともに、搬送方
    向と直交する方向に整列させた物品群からなる被包装物
    を所定間隔ごとに搬送し、前記製袋器に供給し、 次いで、前記筒状フィルム内に前記被包装物を収納した
    状態のまま搬送し、その搬送途中で前記筒状フィルムの
    前記フィルム重合端をセンターシールし、 その後、前記筒状フィルムの所定位置を、搬送方向の両
    側から一対のエンドシーラにて、挟むとともにエンドシ
    ールすることを特徴とする包装方法。
  2. 【請求項2】 複数の偏平状物品を包装する包装機であ
    って、 前記複数の偏平状物品を起立させるとともに、搬送方向
    と直交する方向に整列させた状態で搬送して製袋器に供
    給する搬送供給装置と、 前記製袋器に帯状フィルムを連続して供給する手段と、 前記帯状フィルムが前記製袋器を通過することにより筒
    状に形成された筒状フィルムのフィルム重合端をシール
    するセンターシール装置と、 前記筒状フィルムの進行方向と直交する方向をシールす
    るエンドシール装置とを備え、 前記製袋器は、前記進行方向と直交する断面が略コ字状
    に形成され、 前記エンドシール装置のシーラーのシール面が、上下方
    向に延びるように配置されたことを特徴とする包装機。
  3. 【請求項3】 前記搬送供給装置は、搬送路上を横切る
    ように延びる複数の押送バーと、その押送バーを前記搬
    送路に沿って前進移動させる装置とを備えたことを特徴
    とする請求項2に記載の包装機。
JP18466699A 1999-06-30 1999-06-30 包装方法及び包装機 Expired - Lifetime JP4421014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18466699A JP4421014B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 包装方法及び包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18466699A JP4421014B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 包装方法及び包装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001010605A true JP2001010605A (ja) 2001-01-16
JP4421014B2 JP4421014B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=16157242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18466699A Expired - Lifetime JP4421014B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 包装方法及び包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4421014B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255986A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Hochland Natec Gmbh 包装された食品スライスを積層させる方法及びデバイス
JP2011213416A (ja) * 2003-12-29 2011-10-27 Illinois Tool Works Inc <Itw> 形成・装填・シール機
JP2012171658A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Omori Mach Co Ltd 搬送装置および方法
JP2014097834A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Omori Mach Co Ltd 包装機
JP2015009820A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 株式会社フジキカイ 横形製袋充填機における集合品の位置ズレ防止装置
WO2015029560A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 ブラザー工業株式会社 包装装置、溶着用のフィルムおよびフィルムカセット
CN112278439A (zh) * 2020-10-14 2021-01-29 余姚市华栋茶业有限公司 一种茶叶包自动打包机
JP2021138429A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 大森機械工業株式会社 ピロー包装機
JP2022023498A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 大森機械工業株式会社 ピロー包装機

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213416A (ja) * 2003-12-29 2011-10-27 Illinois Tool Works Inc <Itw> 形成・装填・シール機
JP2009255986A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Hochland Natec Gmbh 包装された食品スライスを積層させる方法及びデバイス
JP2012171658A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Omori Mach Co Ltd 搬送装置および方法
JP2014097834A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Omori Mach Co Ltd 包装機
JP2015009820A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 株式会社フジキカイ 横形製袋充填機における集合品の位置ズレ防止装置
JPWO2015029560A1 (ja) * 2013-08-26 2017-03-02 ブラザー工業株式会社 包装装置
WO2015029560A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 ブラザー工業株式会社 包装装置、溶着用のフィルムおよびフィルムカセット
US10232963B2 (en) 2013-08-26 2019-03-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Packaging device
JP2021138429A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 大森機械工業株式会社 ピロー包装機
JP7523108B2 (ja) 2020-03-06 2024-07-26 大森機械工業株式会社 ピロー包装機
JP2022023498A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 大森機械工業株式会社 ピロー包装機
JP7474497B2 (ja) 2020-07-27 2024-04-25 大森機械工業株式会社 ピロー包装機
CN112278439A (zh) * 2020-10-14 2021-01-29 余姚市华栋茶业有限公司 一种茶叶包自动打包机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4421014B2 (ja) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0819081B1 (en) Method and apparatus for automatically packaging a food or non food product
EP2070822B1 (en) METHODS FOR THE JOINT WRAPPING OF BAGS WITH THEIR CONTENTS, and APPLYING MACHINE
US3881296A (en) Method and apparatus for packaging
JPH0571443B2 (ja)
JPH01294406A (ja) 包装機
CN115916649A (zh) 立式制袋填充包装机、装有内容物的薄膜包装袋的制造方法
JP2001010605A (ja) 包装方法及び包装機
JP3045278B2 (ja) 包装装置
EP1172295A1 (en) Automatic packaging machine
JP4373701B2 (ja) ガゼット包装機
JP6532511B2 (ja) 間欠型ピロー包装機
EP1095856A2 (en) Multipack type horizontal packaging machine
JP2023101043A (ja) 底マチ付き包装袋連包を給袋する給袋装置及び当該給袋装置を備えた包装機
JP2012020791A (ja) 横シール装置
JP7523108B2 (ja) ピロー包装機
JPH0634244Y2 (ja) 薬剤分包袋の搬送装置
JP7644880B1 (ja) 搬送手段
CN113439059B (zh) 用于生产管状包装体的设备和方法
JP7642240B2 (ja) 包装機
JP3592972B2 (ja) 包装装置
JP3528173B2 (ja) 包装装置
JPH08183509A (ja) 印刷物等の自動連続包装装置
JP2003226304A (ja) 包装機の被包装物噛み込み防止装置
JP6634227B2 (ja) ピロー包装機
JPH06127523A (ja) 物品包装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091007

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4421014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term