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JPH09252186A - 電子機器筐体のロック装置 - Google Patents

電子機器筐体のロック装置

Info

Publication number
JPH09252186A
JPH09252186A JP5982596A JP5982596A JPH09252186A JP H09252186 A JPH09252186 A JP H09252186A JP 5982596 A JP5982596 A JP 5982596A JP 5982596 A JP5982596 A JP 5982596A JP H09252186 A JPH09252186 A JP H09252186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
slider
lock slider
receiving portion
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5982596A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Nishi
信之 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP5982596A priority Critical patent/JPH09252186A/ja
Publication of JPH09252186A publication Critical patent/JPH09252186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器筐体のロック装置に関し、操作部を適
宜位置に配置することが可能で、かつ、操作も容易な電
子機器筐体のロック装置の提供を提供を目的とする。 【解決手段】連結対象装置1のロック受け部11に係合
されるロック位置と、ロック受け部11との係合が解除
されるアンロック位置との間で摺動自在で、かつ、付勢
手段2によりロック位置側に付勢されるロックスライダ
3と、ロックスライダ3の摺動方向に対して直交方向に
移動操作可能な操作子4とを有し、前記ロックスライダ
3には、操作子4の移動方向をロックスライダ3の移動
方向に変更する傾斜面30が設けられ、操作子4を操作
することによりロックスライダ3を付勢手段2の付勢力
に抗してアンロック位置側に強制移動可能とするように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器筐体のロック
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば機能拡張ユニット等を電子装置本
体に連結する際には、使用中のユニットの脱離を防止す
るために、双方をロック装置によりロックしておく必要
がある。
【0003】図2は、かかる場合に使用される電子機器
筐体のロック装置の従来例を示すもので、5は電子機器
筐体に摺動操作可能に装着されるロックレバー、11は
該電子機器筐体に連結される連結対象装置1側に形成さ
れるロック受け部、6は連結用コネクタであり、双方の
ロック操作は、電子機器筐体、あるいは連結対象装置1
を図2(a)において矢印A方向に相対移動させた後、
ロックレバー5を矢印B方向に移動させて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、次に述べる欠点がある。すなわち、ロッ
ク操作、あるいはロック解除操作はロックレバー5を直
接ロック方向に操作して行われるために、ロックレバー
5、正確にはロック操作部50はロック受け部11の延
長線上に配置される必要があり、設計の自由度が小さく
なってしまう。
【0005】また、ロックレバー5は手動により操作さ
れるために、操作が面倒で、かつロックし忘れ等が発生
しやすくなる。一方、ロック時の操作を簡単にし、さら
にロックし忘れを防止するためには、図2(c)に示す
ように、ロックレバー5をスプリング等の付勢手段2に
よりロック方向に付勢したロック構造も提案されてい
る。このロック構造によれば、連結対象装置1を電子機
器側に押し込むことにより、ロックレバー5はロック受
け部11への係合時に干渉して一旦アンロック方向に強
制移動させられた後、ロック受け部11に弾発係合して
ロックされるように構成されており、かかる従来例にお
いても、操作部50の配置範囲は限定されたものとなる
上に、ロック解除時には、付勢手段2の復元力に抗して
ロックレバー5をアンロック位置に停止させておく必要
が生じ、例えば電子機器筐体が大型で両手での操作が必
要な場合には、装着作業ができなくなってしまうという
欠点を有する。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、操作部を適宜位置に配置することが可能で、
かつ、操作も容易な電子機器筐体のロック装置の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、連結対象装置1のロック受け部11に係合されるロ
ック位置と、ロック受け部11との係合が解除されるア
ンロック位置との間で摺動自在で、かつ、付勢手段2に
よりロック位置側に付勢されるロックスライダ3と、ロ
ックスライダ3の摺動方向に対して直交方向に移動操作
可能な操作子4とを有し、前記ロックスライダ3には、
操作子4の移動方向をロックスライダ3の移動方向に変
更する傾斜面30が設けられ、操作子4を操作すること
によりロックスライダ3を付勢手段2の付勢力に抗して
アンロック位置側に強制移動可能とする電子機器筐体の
ロック装置を提供することにより達成される。
【0008】本発明において、ロックスライダ3は連結
対象装置1のロック受け部11に係合されるロック位置
と、ロック受け部11との係合が解除されるアンロック
位置との間で摺動自在とされており、付勢手段2により
ロック位置側に付勢される。
【0009】このロックスライダ3には、摺動方向に傾
斜する傾斜面30が設けられており、操作子4とロック
スライダ3とは該傾斜面30を介して相互に接触してい
る。いま、操作子4を図1(a)に示すロック位置から
図1(b)に示すアンロック位置側に摺動させると、操
作子4の押圧部40が傾斜面30を押しつける状態とな
り、ロックスライダ3は、傾斜面30により発生する分
力によりアンロック方向に移動させられる。
【0010】一方、この状態から操作子4をロック状態
に移動させると、ロックスライダ3は付勢手段2の復元
力によりロック位置に復帰する。すなわち、本発明にお
いて、ロックスライダ3の操作部、すなわち操作子4は
ロックスライダ3の摺動方向に対して直交方向面内の任
意の位置に設けることが可能となり、設計の自由度が大
幅に向上する。
【0011】さらに、操作子4がロック位置にあるとき
にはロックスライダ3は付勢手段2の付勢力より大きな
力が加えられた際には、自由にアンロック位置までの移
動が許容されるために、請求項2記載のように、ロック
スライダ3を、ロック受け部11への係合時に一旦アン
ロック側に移動した後ロック受け部11に弾発係合する
ように構成することにより、操作子4、およびロックス
ライダ3のいずれも操作することなく、ワンタッチでの
ロック操作が可能になる。
【0012】また、ロックスライダ3をアンロック位置
側に保持しておくことは、電子機器筐体を連結対象装置
1から取り外すときの作業性を向上させるために必要で
あり、かかる課題を解決するために、請求項3記載の発
明が提案される。
【0013】すなわち、請求項3記載の発明において、
傾斜面30には、ロックスライダ3の摺動方向に直交
し、アンロック側ストローク終端における操作子4が圧
接するストッパ面31が設けられる。
【0014】アンロック位置においては、ロックスライ
ダ3は付勢力の復元力によりロック位置側に付勢される
ために、該ロックスライダ3の傾斜面30に接する操作
子4は傾斜面30による分力によりアンロック側に移動
させられるが、アンロック状態においてストッパ面31
に乗り上げる状態とした本発明においては、ストッパ面
31がロックスライダ3の摺動方向に直交する面である
ために、操作子4にはストローク方向の分力が発生せ
ず、さらに、ストッパ面31から押圧力を受けるため
に、当該位置に停止することとなり、一旦操作子4をア
ンロック状態に移行させるだけで、ロックスライダ3の
アンロック状態の維持が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明が適用された電子機
器筐体のロック装置を示す。図中7は拡張ユニット等の
電子機器筐体、1は該拡張ユニット7が連結されるパソ
コン本体(連結対象装置)、11はパソコン本体1側に
開設されるロック受け部11であり、拡張ユニット7の
装着は、該拡張ユニット7を図1(a)において矢印A
方向に押しつけることにより行われる。
【0016】3は図1(a)において矢印B方向に摺動
自在なロックスライダ3、8はロックスライダ3の脱離
を防止するために拡張ユニット7の外郭70に固定され
るカバー、71はカバー8を固定するために外郭に突設
される固定用ボスであり、カバー8は、固定用フランジ
80を固定用ボス71の頂部に載せた状態でビス止めさ
れる。
【0017】9はロックスライダ3に形成されるフック
部であり、外郭70に開設された開口72から拡張ユニ
ット7の外方に突出する。このフック部9は先端に傾斜
面90を有しており、拡張ユニット7をパソコン本体1
側に押しつけて傾斜面90がロック受け部11の開口周
縁に干渉した際に、ロックスライダ3の摺動方向に分力
を受けるようにされる。
【0018】さらに、外郭70側に形成されるバネ収納
部73には、圧縮スプリング(付勢手段2)が収納され
るとともに、ロックスライダ3には中央部を切り起こし
てバネ受け座32が形成され、圧縮スプリング2の一端
をバネ受け座32に圧接させることにより、ロックスラ
イダ3に矢印C方向の付勢力を与えている。
【0019】また、上記ロックスライダ3の先端縁に
は、該ロックスライダ3の摺動方向に直交するストッパ
面31と、該ストッパ面31から徐々に内方に傾斜する
傾斜面30が形成される。
【0020】4は摘み部41の裏面に押圧部40を設け
た操作子で、外郭70のフック部露出辺縁に直交する辺
縁部に装着される。この操作子4は、上記辺縁部に沿っ
て摺動操作可能であり、押圧部40は先端には上記ロッ
クスライダ3側の傾斜面30に合致する傾斜面42が形
成される。
【0021】以上の構成の下、ロックスライダ3は、傾
斜面30が操作子4の傾斜面42に当接したロック位置
と、操作子4の押圧部40がストッパ面31に当接し、
操作子4側に移動できないアンロック位置において安定
であり、ロック位置にあるロックスライダ3は、操作子
4を図1(a)において矢印D方向に摺動させることに
よりアンロック位置に移行可能であり、さらに、アンロ
ック位置にあるロックスライダ3は、操作子4を反対方
向に移動させることによりロック位置に復帰可能とされ
る。
【0022】したがってこの実施の形態において、ま
ず、操作子4をロック位置に保持した状態で、拡張ユニ
ット7をパソコン本体1に押しつけると、フック部9の
傾斜面90がパソコン本体1側のロック受け部11の周
壁に干渉する。
【0023】操作子4がロック位置にある場合には、ロ
ックスライダ3はアンロック位置側への移動が許容され
るために、フック部9は傾斜面30による分力により一
旦アンロック位置側に移動した後、ロック受け部11に
弾発係止してロック状態に移行する。
【0024】この状態から操作子4をアンロック側に移
動させると、操作子4への操作力は傾斜面30によりロ
ックスライダ3の摺動方向への力に変換され、ロックス
ライダ3は付勢手段2の復元力に抗してアンロック位置
側に移動する。
【0025】ロックスライダ3がアンロック位置に達し
た後、わずかに操作子4のオーバーストロークが許容さ
れるこの実施の形態において、アンロック位置側のスト
ローク終端位置では操作子4の押圧部40がロックスラ
イダ3側のストッパ面31に当接しているので、ロック
スライダ3のロック方向への移動力による操作子4への
摺動方向の分力が付与されないために、操作子4はアン
ロック位置に保持され、なんらの保持力を要することな
くアンロック状態が維持される。
【0026】なお、以上の説明においては、拡張ユニッ
ト7側にロック装置を装着する場合を示したが、パソコ
ン本体1側にロック装置を装着することももちろん可能
であり、さらに、本ロック装置の適用は、パソコン本体
1への拡張ユニット7の連結以外にも種々使用可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロック操作部を適宜位置に配置することがで
きるために、設計の自由度を向上させることが可能にな
り、さらに、機器の取り外し、連結操作性も向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は平面図、(b)は
(a)のE−E線断面図、(c)はアンロック状態を示
す平面図である。
【図2】従来例を示す図で、(a)はロック方法を示す
斜視図、(b)ロック状態を示す断面図、(c)は他の
従来例におけるロック状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 連結対象装置 11 ロック受け部 2 付勢手段 3 ロックスライダ 30 傾斜面 31 ストッパ面 4 操作子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結対象装置のロック受け部に係合される
    ロック位置と、ロック受け部との係合が解除されるアン
    ロック位置との間で摺動自在で、かつ、付勢手段により
    ロック位置側に付勢されるロックスライダと、 ロックスライダの摺動方向に対して直交方向に移動操作
    可能な操作子とを有し、 前記ロックスライダには、操作子の移動方向をロックス
    ライダの移動方向に変更する傾斜面が設けられ、 操作子を操作することによりロックスライダを付勢手段
    の付勢力に抗してアンロック位置側に強制移動可能とす
    る電子機器筐体のロック装置。
  2. 【請求項2】前記ロックスライダはロック受け部への係
    合時に一旦アンロック側に移動した後ロック受け部に弾
    発係合する請求項1記載の電子機器筐体のロック装置。
  3. 【請求項3】前記傾斜面には、ロックスライダの摺動方
    向に直交し、アンロック側ストローク終端における操作
    子が圧接するストッパ面が設けられ、 操作子をアンロック位置に保持可能とした請求項1また
    は2記載の電子機器筐体のロック装置。
JP5982596A 1996-03-15 1996-03-15 電子機器筐体のロック装置 Pending JPH09252186A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5982596A JPH09252186A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電子機器筐体のロック装置

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JP5982596A JPH09252186A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電子機器筐体のロック装置

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JPH09252186A true JPH09252186A (ja) 1997-09-22

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JP5982596A Pending JPH09252186A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電子機器筐体のロック装置

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JP (1) JPH09252186A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018060470A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 富士通株式会社 電子装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018060470A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 富士通株式会社 電子装置

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