JPH09244595A - 表示制御方法および装置ならびに表示システム - Google Patents
表示制御方法および装置ならびに表示システムInfo
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- JPH09244595A JPH09244595A JP7930696A JP7930696A JPH09244595A JP H09244595 A JPH09244595 A JP H09244595A JP 7930696 A JP7930696 A JP 7930696A JP 7930696 A JP7930696 A JP 7930696A JP H09244595 A JPH09244595 A JP H09244595A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示速度を30フレーム/秒以上に保つこと
ができる表示制御技術を提供する。 【解決手段】 映像信号入力装置9,10からの映像情
報と中央処理装置からの画像情報とを合成し、この合成
情報(表示データ)に基づいて、表示状態の記憶性を有
する表示装置20により表示を行なうための表示制御方
法および装置において、前記画像情報において更新の行
われる走査領域(部分書換ラインフラグ情報)を検出
し、前記合成情報における、映像情報の走査領域とその
大きさ(映像データ領域情報)を検出し、前記検出され
た各走査領域および大きさに基づいて、前記映像情報と
画像情報のうち表示更新の行われているものを優先的に
前記表示装置に出力し、前記優先的な出力は、前記映像
情報により更新される走査領域と、前記画像情報におい
て更新される走査領域と、それ以外の走査領域とでイン
ターレス数を異ならせることで実現し、更に前記映像情
報の走査領域の大きさに応じてその走査領域におけるイ
ンターレス数を決定する。
ができる表示制御技術を提供する。 【解決手段】 映像信号入力装置9,10からの映像情
報と中央処理装置からの画像情報とを合成し、この合成
情報(表示データ)に基づいて、表示状態の記憶性を有
する表示装置20により表示を行なうための表示制御方
法および装置において、前記画像情報において更新の行
われる走査領域(部分書換ラインフラグ情報)を検出
し、前記合成情報における、映像情報の走査領域とその
大きさ(映像データ領域情報)を検出し、前記検出され
た各走査領域および大きさに基づいて、前記映像情報と
画像情報のうち表示更新の行われているものを優先的に
前記表示装置に出力し、前記優先的な出力は、前記映像
情報により更新される走査領域と、前記画像情報におい
て更新される走査領域と、それ以外の走査領域とでイン
ターレス数を異ならせることで実現し、更に前記映像情
報の走査領域の大きさに応じてその走査領域におけるイ
ンターレス数を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御技術に関
し、詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための
動作媒体として用い、電界の印加等によって更新された
表示状態を保持可能な表示素子を具えた表示装置の制御
技術に関するものである。
し、詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための
動作媒体として用い、電界の印加等によって更新された
表示状態を保持可能な表示素子を具えた表示装置の制御
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムなどには、情
報の視覚的表現機能を果たす情報表示手段として表示装
置が用いられており、このような表示装置としてはCR
T表示装置が広く知られている。ところが、CRTは特
に表示画面の厚み方向の長さをある程度必要とするた
め、全体としてその容積が大きくなり、表示装置全体の
小型化を図り難い。また、これにより、このようなCR
Tを表示器として用いた情報処理システムの使用にあた
っての自由度、すなわち設置場所、携帯性等の自由度が
損なわれる。
報の視覚的表現機能を果たす情報表示手段として表示装
置が用いられており、このような表示装置としてはCR
T表示装置が広く知られている。ところが、CRTは特
に表示画面の厚み方向の長さをある程度必要とするた
め、全体としてその容積が大きくなり、表示装置全体の
小型化を図り難い。また、これにより、このようなCR
Tを表示器として用いた情報処理システムの使用にあた
っての自由度、すなわち設置場所、携帯性等の自由度が
損なわれる。
【0003】この点を補うものとして液晶表示器(以
下、LCD:Liquid Crystal Disp
layという)を用いることができる。すなわち、LC
Dによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型化)を図
ることができる。このようなLCDの中には、上述した
強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectr
ic Liquid Crystalという)の液晶セ
ルを用いた表示器(以下、FLCD:FLC Disp
layという)があり、その特徴の1つは、その液晶セ
ルが電界の印加に対して表示状態の保存性を有すること
にある。すなわちFLCDは、その液晶セルが充分に薄
いものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の
印加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態
に配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC分子の双安定性により、FLCD
は記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCDの
詳細は、例えば特願昭62−76357号公報に記載さ
れている。
下、LCD:Liquid Crystal Disp
layという)を用いることができる。すなわち、LC
Dによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型化)を図
ることができる。このようなLCDの中には、上述した
強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectr
ic Liquid Crystalという)の液晶セ
ルを用いた表示器(以下、FLCD:FLC Disp
layという)があり、その特徴の1つは、その液晶セ
ルが電界の印加に対して表示状態の保存性を有すること
にある。すなわちFLCDは、その液晶セルが充分に薄
いものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の
印加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態
に配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC分子の双安定性により、FLCD
は記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCDの
詳細は、例えば特願昭62−76357号公報に記載さ
れている。
【0004】この結果、FLCDを駆動する場合には、
CRTや他の液晶表示器と異なり、表示画面の連続的な
リフレッシュ駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、
その連続的なリフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の
変更に当たる部分のみの表示状態を更新する部分書換駆
動が可能となる。
CRTや他の液晶表示器と異なり、表示画面の連続的な
リフレッシュ駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、
その連続的なリフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の
変更に当たる部分のみの表示状態を更新する部分書換駆
動が可能となる。
【0005】FLCDでは、表示装置から出力される表
示情報出力要求信号に従い、表示画面の縦方向のライン
数に対応したラインアドレスとそのラインの画素情報を
出力することにより部分書換駆動を行なって、見かけ上
の表示速度を向上させている。
示情報出力要求信号に従い、表示画面の縦方向のライン
数に対応したラインアドレスとそのラインの画素情報を
出力することにより部分書換駆動を行なって、見かけ上
の表示速度を向上させている。
【0006】また、近年、中央処理装置(以下、ホスト
CPU:Central Processing Un
itという)の飛躍的な処理速度の向上により、パーソ
ナルコンピュータ上で動画像を表示するアプリケーショ
ンが目覚ましく増えてきた。その一例として、ビデオカ
メラやビデオディスクプレーヤ等からの映像信号を、パ
ーソナルコンピュータの画像情報と合成して表示装置上
に出力するビデオキャプチャシステムがある。
CPU:Central Processing Un
itという)の飛躍的な処理速度の向上により、パーソ
ナルコンピュータ上で動画像を表示するアプリケーショ
ンが目覚ましく増えてきた。その一例として、ビデオカ
メラやビデオディスクプレーヤ等からの映像信号を、パ
ーソナルコンピュータの画像情報と合成して表示装置上
に出力するビデオキャプチャシステムがある。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ビデオキャプチャ
システムにおける部分書換制御手段に関しては先に本出
願人により特願平7−13784号として出願されてい
る。これによって提案されている手段を用いることによ
り、映像信号入力装置から入力された映像情報を部分書
換制御により優先的に表示することが可能となるが、よ
り良い表示品位を保つためには、映像情報の表示速度を
30フレーム/秒以上に保つ必要がある。しかしこれを
実現する手段は、まだ未解決のまま残されている。
システムにおける部分書換制御手段に関しては先に本出
願人により特願平7−13784号として出願されてい
る。これによって提案されている手段を用いることによ
り、映像信号入力装置から入力された映像情報を部分書
換制御により優先的に表示することが可能となるが、よ
り良い表示品位を保つためには、映像情報の表示速度を
30フレーム/秒以上に保つ必要がある。しかしこれを
実現する手段は、まだ未解決のまま残されている。
【0008】本発明は上述の観点に基づいてなされたも
のであり、表示速度を30フレーム/秒以上に保つこと
ができる表示制御技術を提供することにある。
のであり、表示速度を30フレーム/秒以上に保つこと
ができる表示制御技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明では、映像信号入力装置からの映像情報と中
央処理装置からの画像情報とを合成し、この合成情報に
基づいて、表示状態の記憶性を有する表示装置により表
示を行なうための表示制御方法および装置において、前
記画像情報において更新の行われる走査領域を検出し、
前記合成情報における、映像情報の走査領域を検出し、
前記映像情報の走査領域からその走査領域の大きさを検
出し、前記第1ないし第3検出手段による検出結果に基
づいて、前記映像情報と画像情報のうち表示更新の行わ
れているものを優先的に前記表示装置に出力するように
している。そして、この優先的出力は、前記映像情報に
より更新される走査領域と、前記画像情報において更新
される走査領域と、それ以外の走査領域とでインターレ
ス数を異ならせ、更に前記映像情報の走査領域の大きさ
に応じてその走査領域におけるインターレス数を決定す
ることにより行なうようにしている。
め、本発明では、映像信号入力装置からの映像情報と中
央処理装置からの画像情報とを合成し、この合成情報に
基づいて、表示状態の記憶性を有する表示装置により表
示を行なうための表示制御方法および装置において、前
記画像情報において更新の行われる走査領域を検出し、
前記合成情報における、映像情報の走査領域を検出し、
前記映像情報の走査領域からその走査領域の大きさを検
出し、前記第1ないし第3検出手段による検出結果に基
づいて、前記映像情報と画像情報のうち表示更新の行わ
れているものを優先的に前記表示装置に出力するように
している。そして、この優先的出力は、前記映像情報に
より更新される走査領域と、前記画像情報において更新
される走査領域と、それ以外の走査領域とでインターレ
ス数を異ならせ、更に前記映像情報の走査領域の大きさ
に応じてその走査領域におけるインターレス数を決定す
ることにより行なうようにしている。
【0010】これによれば、映像情報により更新される
走査領域と、画像情報において更新される走査領域と、
それ以外の走査領域とでインターレス数を異ならせ、更
に映像情報の走査領域の大きさに応じてその走査領域に
おけるインターレス数を決定するようにしたため、見か
け上の表示更新速度を30フレーム/秒以上に保つこと
ができ、FLCDの特徴である部分書換制御を生かした
高品位の表示画面を得ることができる。
走査領域と、画像情報において更新される走査領域と、
それ以外の走査領域とでインターレス数を異ならせ、更
に映像情報の走査領域の大きさに応じてその走査領域に
おけるインターレス数を決定するようにしたため、見か
け上の表示更新速度を30フレーム/秒以上に保つこと
ができ、FLCDの特徴である部分書換制御を生かした
高品位の表示画面を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る表示制御装置(ディスプレイ・コントローラ)を具え
たFLC表示装置をビデオキャプチャシステムの表示装
置として用いた情報処理システム全体のブロック図であ
る。
る表示制御装置(ディスプレイ・コントローラ)を具え
たFLC表示装置をビデオキャプチャシステムの表示装
置として用いた情報処理システム全体のブロック図であ
る。
【0012】図において、1は情報処理システム全体を
制御するホストCPU、210はホストCPU1と高速
バス2との間のインターフェースを行うブリッジであ
る。5はDRAMであり、主メモリとして使用され、ホ
ストCPU1により実行される制御プログラムを記憶し
たり、ホストCPU1による制御処理時、ワーク領域と
して使われる。2はアドレスバス、コントロールバス、
データバス等を備える高速バスで、例えばPCIバスで
ある。3は中速バス、例えばISAバスであり、ブリッ
ジ211により、高速バス2と中速バス3とが接続され
ている。4はシステム全体の初期化処理を行うプログラ
ム等を記憶するROMである。19はディスプレイ・コ
ントローラ(FLCDインターフェース部)であり、F
LCD20との間のインターフェースや、ビデオインタ
ーフェース8との間のインターフェースを制御してい
る。9はビデオディスクを再生するビデオディスクプレ
ーヤ、10は映像情報の取り込みを行うビデオカメラで
ある。ビデオディスクプレーヤ9あるいはビデオカメラ
10により取り込まれた映像情報は、ビデオインターフ
ェース8を介してディスプレイコントローラ19に転送
され、FLCD20上で再生される。
制御するホストCPU、210はホストCPU1と高速
バス2との間のインターフェースを行うブリッジであ
る。5はDRAMであり、主メモリとして使用され、ホ
ストCPU1により実行される制御プログラムを記憶し
たり、ホストCPU1による制御処理時、ワーク領域と
して使われる。2はアドレスバス、コントロールバス、
データバス等を備える高速バスで、例えばPCIバスで
ある。3は中速バス、例えばISAバスであり、ブリッ
ジ211により、高速バス2と中速バス3とが接続され
ている。4はシステム全体の初期化処理を行うプログラ
ム等を記憶するROMである。19はディスプレイ・コ
ントローラ(FLCDインターフェース部)であり、F
LCD20との間のインターフェースや、ビデオインタ
ーフェース8との間のインターフェースを制御してい
る。9はビデオディスクを再生するビデオディスクプレ
ーヤ、10は映像情報の取り込みを行うビデオカメラで
ある。ビデオディスクプレーヤ9あるいはビデオカメラ
10により取り込まれた映像情報は、ビデオインターフ
ェース8を介してディスプレイコントローラ19に転送
され、FLCD20上で再生される。
【0013】次に中速バス3に接続されている部分を説
明する。11はI/Oコントローラであり、パラレルあ
るいはシリアルインターフェースを備え、ハードディス
ク装置12、フロッピ・ディスク装置13のためのディ
スク・インターフェース機能をも備えている。16はキ
ーボード(KBD)・コントローラであり、文字、数字
等のキャラクタ、その他の入力を行うためのキーボード
17、ポインティングデバイスであるマウス18との間
のインターフェースを制御している。14はリアルタイ
ムクロックであり、クロックを計数して時間を計時する
タイマ機能も有している。15はオーディオサブシステ
ムであり、マイクからの音声信号を入力して中速バス3
に出力したり、あるいはバス3からの信号に基づいてス
ピーカに可聴信号として出力する。尚、FLCD20
は、例えば特開昭63−243993号公報等において
開示された表示器を用いて構成できるFLCD(FLC
ディスプレイ)である。
明する。11はI/Oコントローラであり、パラレルあ
るいはシリアルインターフェースを備え、ハードディス
ク装置12、フロッピ・ディスク装置13のためのディ
スク・インターフェース機能をも備えている。16はキ
ーボード(KBD)・コントローラであり、文字、数字
等のキャラクタ、その他の入力を行うためのキーボード
17、ポインティングデバイスであるマウス18との間
のインターフェースを制御している。14はリアルタイ
ムクロックであり、クロックを計数して時間を計時する
タイマ機能も有している。15はオーディオサブシステ
ムであり、マイクからの音声信号を入力して中速バス3
に出力したり、あるいはバス3からの信号に基づいてス
ピーカに可聴信号として出力する。尚、FLCD20
は、例えば特開昭63−243993号公報等において
開示された表示器を用いて構成できるFLCD(FLC
ディスプレイ)である。
【0014】以上説明した各種機器等を接続してなる情
報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、F
LCD20の表示画面に表示される各種情報に対応しな
がら操作を行う。すなわち、ハードディスク12、フロ
ッピーディスク13、キーボード17、マウス18から
供給される文字、画像情報等、また、ROM4、メイン
メモリ(DRAM)5に格納されたユーザーのシステム
操作にかかる操作情報等がFLCD20の表示画面に表
示され、ユーザーはこの表示を見ながら情報の編集、シ
ステムに対する指示操作を行う。ここで、上記各種機器
等は、それぞれFLCD20に対して表示情報供給手段
を構成する。
報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、F
LCD20の表示画面に表示される各種情報に対応しな
がら操作を行う。すなわち、ハードディスク12、フロ
ッピーディスク13、キーボード17、マウス18から
供給される文字、画像情報等、また、ROM4、メイン
メモリ(DRAM)5に格納されたユーザーのシステム
操作にかかる操作情報等がFLCD20の表示画面に表
示され、ユーザーはこの表示を見ながら情報の編集、シ
ステムに対する指示操作を行う。ここで、上記各種機器
等は、それぞれFLCD20に対して表示情報供給手段
を構成する。
【0015】図2はビデオインターフェース8とFLC
Dインターフェース部19の接続例を示すブロック図で
ある。同図に示すように、本形態のFLCDインターフ
ェース部19には、CRT用の表示制御回路である既存
のSVGAを利用したSVGA191が用いられる。S
VGA191の構成を図3を参照して説明する。
Dインターフェース部19の接続例を示すブロック図で
ある。同図に示すように、本形態のFLCDインターフ
ェース部19には、CRT用の表示制御回路である既存
のSVGAを利用したSVGA191が用いられる。S
VGA191の構成を図3を参照して説明する。
【0016】図3において、ホストCPU1が、FLC
Dインターフェース部19の表示メモリウィンドウ領域
内で、書込みのためにアクセスするその書換え表示デー
タは、高速バス2を介して転送され、FIFO(1)1
911に一時的に格納される。また、表示メモリウィン
ドウ領域をVRAM(1)192の任意の領域に投映す
るためのバンクアドレスデータも高速バス2を介して転
送される。画像データは、R,G,B各256階調を表
現する24ビットデータの形態を有している。ホストC
PU1からのコマンドや前述のバンクアドレスデータ
等、制御情報はレジスタセットデータの形態で転送さ
れ、また、ホストCPU1がSVGA側の状態を知る等
のためにレジスタゲットデータがホストCPU1側へ転
送される。FIFO(1)1911に格納されたレジス
タセットデータおよび画像データは順次出力され、これ
らのデータに応じてバスインターフェースユニット19
12やVGA1917中の各レジスタにセットされる。
VGA1917はこれらレジスタのセットされた状態に
よって、バンクアドレスとその画像データおよび制御コ
マンドを知ることができる。
Dインターフェース部19の表示メモリウィンドウ領域
内で、書込みのためにアクセスするその書換え表示デー
タは、高速バス2を介して転送され、FIFO(1)1
911に一時的に格納される。また、表示メモリウィン
ドウ領域をVRAM(1)192の任意の領域に投映す
るためのバンクアドレスデータも高速バス2を介して転
送される。画像データは、R,G,B各256階調を表
現する24ビットデータの形態を有している。ホストC
PU1からのコマンドや前述のバンクアドレスデータ
等、制御情報はレジスタセットデータの形態で転送さ
れ、また、ホストCPU1がSVGA側の状態を知る等
のためにレジスタゲットデータがホストCPU1側へ転
送される。FIFO(1)1911に格納されたレジス
タセットデータおよび画像データは順次出力され、これ
らのデータに応じてバスインターフェースユニット19
12やVGA1917中の各レジスタにセットされる。
VGA1917はこれらレジスタのセットされた状態に
よって、バンクアドレスとその画像データおよび制御コ
マンドを知ることができる。
【0017】VGA1917は、表示メモリウィンドウ
領域のアドレスとバンクアドレスに基づいて、これらに
対応するVRAM(1)192におけるVRAMアドレ
スを生成し、これとともに、メモリ制御信号としてのス
トローブ信号RASおよびCAS、チップセレクト信号
CS、およびライトイネーブル信号WEを、メモリイン
ターフェースユニット1915を介してVRAM(1)
192へ転送し、これにより、そのVRAMアドレスに
画像データを書き込むことができる。このとき、書き換
えられる画像データは、同様にメモリインターフェース
ユニット1915を介してVRAM(1)192へ転送
される。
領域のアドレスとバンクアドレスに基づいて、これらに
対応するVRAM(1)192におけるVRAMアドレ
スを生成し、これとともに、メモリ制御信号としてのス
トローブ信号RASおよびCAS、チップセレクト信号
CS、およびライトイネーブル信号WEを、メモリイン
ターフェースユニット1915を介してVRAM(1)
192へ転送し、これにより、そのVRAMアドレスに
画像データを書き込むことができる。このとき、書き換
えられる画像データは、同様にメモリインターフェース
ユニット1915を介してVRAM(1)192へ転送
される。
【0018】一方、VGA1917は、後に詳述される
ように、ビデオインターフェース8から入力される垂直
同期信号、水平同期信号およびピクセルクロックに従っ
て、VRAM(1)192から画像データを読み出し、
FIFO(2)1916へ格納する。FIFO(2)1
916からは、画像データが格納された順序で後段の表
示データ切換器195へ送出される。
ように、ビデオインターフェース8から入力される垂直
同期信号、水平同期信号およびピクセルクロックに従っ
て、VRAM(1)192から画像データを読み出し、
FIFO(2)1916へ格納する。FIFO(2)1
916からは、画像データが格納された順序で後段の表
示データ切換器195へ送出される。
【0019】SVGA191には、アクセラレータ機能
を果たすデータマニピュレータ1913およびグラフィ
ックスエンジン1914が設けられている。例えば、ホ
ストCPU1が、バスインターフェースユニット191
2のレジスタに、円およびその中心と半径に関するデー
タをセットして円の描画を指示すると、グラフィックエ
ンジン1914はその円表示データを生成し、データマ
ニピュレータ1913はこのデータをVRAM(1)1
92に書き込む。
を果たすデータマニピュレータ1913およびグラフィ
ックスエンジン1914が設けられている。例えば、ホ
ストCPU1が、バスインターフェースユニット191
2のレジスタに、円およびその中心と半径に関するデー
タをセットして円の描画を指示すると、グラフィックエ
ンジン1914はその円表示データを生成し、データマ
ニピュレータ1913はこのデータをVRAM(1)1
92に書き込む。
【0020】書換検出/フラグ生成回路1918は、V
GA1917が発生するVRAMアドレスを監視し、V
RAM(1)192の画像データが書き換えられた(書
き込まれた)時のVRAMアドレス、すなわちライトイ
ネーブル信号およびチップセレクト信号CSが有効とな
った時のVRAMアドレスを取り込む。そして、このV
RAMアドレスおよびホストCPU1から得られるVR
AMアドレスオフセット、総ライン数、総ラインビット
数の各データに基づいてラインアドレスを計算する。こ
の計算の概念を図4に示す。
GA1917が発生するVRAMアドレスを監視し、V
RAM(1)192の画像データが書き換えられた(書
き込まれた)時のVRAMアドレス、すなわちライトイ
ネーブル信号およびチップセレクト信号CSが有効とな
った時のVRAMアドレスを取り込む。そして、このV
RAMアドレスおよびホストCPU1から得られるVR
AMアドレスオフセット、総ライン数、総ラインビット
数の各データに基づいてラインアドレスを計算する。こ
の計算の概念を図4に示す。
【0021】図4に示されるように、VRAM(1)1
92上のアドレスXで示される画素は、FLCD画面の
ラインNに対応するものであり、また、1ラインは複数
の画素からなり、更に1画素は複数(n個)のバイトか
らなるものとする。このとき、ラインアドレス(ライン
番号N)は以下のように計算される。
92上のアドレスXで示される画素は、FLCD画面の
ラインNに対応するものであり、また、1ラインは複数
の画素からなり、更に1画素は複数(n個)のバイトか
らなるものとする。このとき、ラインアドレス(ライン
番号N)は以下のように計算される。
【0022】
【数1】 書換検出/フラグ生成回路1918は、この計算したラ
インアドレスに応じて、部分書換ラインフラグレジスタ
1919のフラグをセットする。この様子を図5に示
す。
インアドレスに応じて、部分書換ラインフラグレジスタ
1919のフラグをセットする。この様子を図5に示
す。
【0023】図5に明らかなように、例えば「L」とい
う文字を表示するため、VRAM(1)192上の対応
するアドレスの表示が書き換えられた場合、上記計算に
よって書き換えられたラインアドレスが検出され、この
アドレスに対応するレジスタにフラグが立てられる
(“1”がセットされる)。
う文字を表示するため、VRAM(1)192上の対応
するアドレスの表示が書き換えられた場合、上記計算に
よって書き換えられたラインアドレスが検出され、この
アドレスに対応するレジスタにフラグが立てられる
(“1”がセットされる)。
【0024】再び、図2を参照すると、CPU193
は、書換検出/フラグ生成回路1918の書換ラインフ
ラグレジスタの内容(部分書換ラインフラグ情報)を読
み出すことにより、VRAM(1)192の書き換えら
れたラインアドレスを検出することができる。
は、書換検出/フラグ生成回路1918の書換ラインフ
ラグレジスタの内容(部分書換ラインフラグ情報)を読
み出すことにより、VRAM(1)192の書き換えら
れたラインアドレスを検出することができる。
【0025】次に、本形態におけるビデオインターフェ
ース8の構成を、図6を参照して説明する。図6におい
て、ビデオカメラ10あるいはビデオディスクプレーヤ
9により取り込まれた、輝度信号(Y)、色信号(C)
および同期信号の混合された形のコンポジットビデオ信
号は、まず、YC分離器801により同期信号を含む輝
度信号(Y)と色信号(C)に分離される。次に、輝度
信号(Y)および色信号(C)は、マトリクス回路80
2により3原色の信号R(赤),G(緑),B(青)と
同期信号に分離され、3原色の信号R,G,Bは更にA
/Dコンバータ803によりアナログ/デジタル変換さ
れ、ウィンドウコントローラ804に入力される。マト
リクス回路802により分離された同期信号は、ウィン
ドウコントローラ804に入力されてアドレス情報を生
成するために利用される。また、マトリクス回路802
内にはクロックジェネレータを有しており、クロックジ
ェネレータにより生成されたピクセルクロックは、A/
Dコンバータ803に入力されて3原色信号R,G,B
のサンプリングクロックとして利用されたり、ウィンド
ウコントローラ804およびFLCDインターフェース
部19内のSVGA191に入力されて、各種動作の同
期を取るために使われる。
ース8の構成を、図6を参照して説明する。図6におい
て、ビデオカメラ10あるいはビデオディスクプレーヤ
9により取り込まれた、輝度信号(Y)、色信号(C)
および同期信号の混合された形のコンポジットビデオ信
号は、まず、YC分離器801により同期信号を含む輝
度信号(Y)と色信号(C)に分離される。次に、輝度
信号(Y)および色信号(C)は、マトリクス回路80
2により3原色の信号R(赤),G(緑),B(青)と
同期信号に分離され、3原色の信号R,G,Bは更にA
/Dコンバータ803によりアナログ/デジタル変換さ
れ、ウィンドウコントローラ804に入力される。マト
リクス回路802により分離された同期信号は、ウィン
ドウコントローラ804に入力されてアドレス情報を生
成するために利用される。また、マトリクス回路802
内にはクロックジェネレータを有しており、クロックジ
ェネレータにより生成されたピクセルクロックは、A/
Dコンバータ803に入力されて3原色信号R,G,B
のサンプリングクロックとして利用されたり、ウィンド
ウコントローラ804およびFLCDインターフェース
部19内のSVGA191に入力されて、各種動作の同
期を取るために使われる。
【0026】ウィンドウコントローラ804では、ホス
トCPU1からレジスタセットデータの形態で転送され
る、ビデオカメラ10あるいはビデオディスクプレーヤ
9により取り込まれた映像データを表示するためのX軸
方向およびY軸方向のサイズ情報に従い、A/Dコンバ
ータ803によりデジタル化された3原色の信号R,
G,Bを、ビット間引きあるいはビット補間等の手法に
より拡大/縮小を行ったり、レジスタ情報により決めら
れた位置への貼付けを行うためのアドレス情報生成処理
を行う。また、ウィンドウコントローラ804は、ホス
トCPU1からレジスタセットデータの形態で転送され
る、映像データを画像データ表示領域内のどの位置に表
示するかを示す映像データ領域情報を記憶しており、F
LCDインターフェース部19内のCPU193はこの
情報を読み出すことにより、画像データ表示領域内のど
の位置に映像データが表示されるのかを検出することが
できる。この映像データ領域情報の一例を、図7に示
す。また、図7の例に示される映像データ領域情報の表
示画面上での関係を、図8に示す。図8において、30
は、FLCDインターフェース部19内のVRAM
(1)192から読み出された画像データを表示するた
めの画像データ表示領域であり、画像データ表示領域3
0上には文字データおよび棒グラフを示したグラフィッ
クデータ31が表示されている。また、32は、ビデオ
インターフェース8から出力された映像データを表示す
るための映像データ表示領域である。X1は画像データ
表示領域左端を“0”とした時の、映像データの開始さ
れる位置を示す水平方向の画素数、X2は画像データ表
示領域左端を“0”とした時の、映像データの終了され
る位置を示す水平方向の画素数、Y1は画像データ表示
領域上端を“0”とした時の、映像データの開始される
位置を示す垂直方向の画素数、Y2は画像データ表示領
域上端を“0”とした時の、映像データの終了される位
置を示す垂直方向の画素数を示す。
トCPU1からレジスタセットデータの形態で転送され
る、ビデオカメラ10あるいはビデオディスクプレーヤ
9により取り込まれた映像データを表示するためのX軸
方向およびY軸方向のサイズ情報に従い、A/Dコンバ
ータ803によりデジタル化された3原色の信号R,
G,Bを、ビット間引きあるいはビット補間等の手法に
より拡大/縮小を行ったり、レジスタ情報により決めら
れた位置への貼付けを行うためのアドレス情報生成処理
を行う。また、ウィンドウコントローラ804は、ホス
トCPU1からレジスタセットデータの形態で転送され
る、映像データを画像データ表示領域内のどの位置に表
示するかを示す映像データ領域情報を記憶しており、F
LCDインターフェース部19内のCPU193はこの
情報を読み出すことにより、画像データ表示領域内のど
の位置に映像データが表示されるのかを検出することが
できる。この映像データ領域情報の一例を、図7に示
す。また、図7の例に示される映像データ領域情報の表
示画面上での関係を、図8に示す。図8において、30
は、FLCDインターフェース部19内のVRAM
(1)192から読み出された画像データを表示するた
めの画像データ表示領域であり、画像データ表示領域3
0上には文字データおよび棒グラフを示したグラフィッ
クデータ31が表示されている。また、32は、ビデオ
インターフェース8から出力された映像データを表示す
るための映像データ表示領域である。X1は画像データ
表示領域左端を“0”とした時の、映像データの開始さ
れる位置を示す水平方向の画素数、X2は画像データ表
示領域左端を“0”とした時の、映像データの終了され
る位置を示す水平方向の画素数、Y1は画像データ表示
領域上端を“0”とした時の、映像データの開始される
位置を示す垂直方向の画素数、Y2は画像データ表示領
域上端を“0”とした時の、映像データの終了される位
置を示す垂直方向の画素数を示す。
【0027】また、ウィンドウコントローラ804は、
画像データ表示領域の先頭を示す垂直同期信号および各
表示ラインの先頭であることを示す水平同期信号を生成
する。FLCDインターフェース部19内のSVGA1
91では、垂直同期信号および水平同期信号に従い、V
RAM(1)192から画像データを順次走査あるいは
一本飛び走査毎に読み出し、表示データ切換器195に
転送する。更に、ビデオインターフェース8内のウィン
ドウコントローラ804では、A/Dコンバータ803
からの3原色の信号R,G,Bを、ホストCPU1から
レジスタセットデータの形態で指示された処理を施した
後に、垂直同期信号、水平同期信号およびピクセルクロ
ックから映像データ表示領域を判断して映像データを順
次走査あるいは一本飛び走査毎に表示データ切換器19
5へ転送する。
画像データ表示領域の先頭を示す垂直同期信号および各
表示ラインの先頭であることを示す水平同期信号を生成
する。FLCDインターフェース部19内のSVGA1
91では、垂直同期信号および水平同期信号に従い、V
RAM(1)192から画像データを順次走査あるいは
一本飛び走査毎に読み出し、表示データ切換器195に
転送する。更に、ビデオインターフェース8内のウィン
ドウコントローラ804では、A/Dコンバータ803
からの3原色の信号R,G,Bを、ホストCPU1から
レジスタセットデータの形態で指示された処理を施した
後に、垂直同期信号、水平同期信号およびピクセルクロ
ックから映像データ表示領域を判断して映像データを順
次走査あるいは一本飛び走査毎に表示データ切換器19
5へ転送する。
【0028】図9に、本形態における表示データ切換器
195の構成を示す。表示データ切換器195におい
て、ビデオインターフェース8からの映像データとSV
GA191からの画像データとが合成されてFLCD2
0への表示データとして出力される様子を、図8の画面
構成の例に基づいて説明する。本形態では、画像データ
表示領域30の水平方向の画素数を1024、垂直方向
の画素数を768、X1の値を301、X2の値を55
0、Y1の値を201、Y2の値を400としている。
195の構成を示す。表示データ切換器195におい
て、ビデオインターフェース8からの映像データとSV
GA191からの画像データとが合成されてFLCD2
0への表示データとして出力される様子を、図8の画面
構成の例に基づいて説明する。本形態では、画像データ
表示領域30の水平方向の画素数を1024、垂直方向
の画素数を768、X1の値を301、X2の値を55
0、Y1の値を201、Y2の値を400としている。
【0029】カウンタ(1)1951は水平方向の画素
数を計数するカウンタであり、水平同期信号により初期
化されてピクセルクロックの立上りに同期してカウント
アップする。カウンタ(1)1951の内部では、ピク
セルクロックが1画素を構成するビット数に応じて分周
を行う分周器が内蔵されており、CPU193により設
定される画素構成情報に基づきピクセルクロックが分周
されて、カウンタのクロックとして使用される。例え
ば、1画素が1ビットで構成されている場合にはピクセ
ルクロックがそのままカウンタのクロックとして使用さ
れ、1画素が4ビットで構成されている場合(すなわち
16色表示あるいは16階調表示)には、ピクセルクロ
ックが4分周されてカウンタのクロックとして使用され
ることとなる。カウンタ(2)1952は垂直方向の画
素数を計数するカウンタであり、垂直同期信号により初
期化されて水平同期信号の立上りに同期してカウントア
ップする。
数を計数するカウンタであり、水平同期信号により初期
化されてピクセルクロックの立上りに同期してカウント
アップする。カウンタ(1)1951の内部では、ピク
セルクロックが1画素を構成するビット数に応じて分周
を行う分周器が内蔵されており、CPU193により設
定される画素構成情報に基づきピクセルクロックが分周
されて、カウンタのクロックとして使用される。例え
ば、1画素が1ビットで構成されている場合にはピクセ
ルクロックがそのままカウンタのクロックとして使用さ
れ、1画素が4ビットで構成されている場合(すなわち
16色表示あるいは16階調表示)には、ピクセルクロ
ックが4分周されてカウンタのクロックとして使用され
ることとなる。カウンタ(2)1952は垂直方向の画
素数を計数するカウンタであり、垂直同期信号により初
期化されて水平同期信号の立上りに同期してカウントア
ップする。
【0030】X1サイズレジスタ1953、X2サイズ
レジスタ1954、Y1サイズレジスタ1955、Y2
サイズレジスタ1956へは、CPU193がビデオイ
ンターフェース8から読み出した映像データ領域情報の
値が、それぞれCPU193により設定される。
レジスタ1954、Y1サイズレジスタ1955、Y2
サイズレジスタ1956へは、CPU193がビデオイ
ンターフェース8から読み出した映像データ領域情報の
値が、それぞれCPU193により設定される。
【0031】X1サイズ比較器1957では、X1サイ
ズレジスタ1953の値(本形態では301)とカウン
タ(1)1951の値とを比較し、カウンタ(1)19
51の値がX1サイズレジスタ1953の値以上の場
合、出力をハイレベル“1”とする。X2サイズ比較器
1958では、X2サイズレジスタ1954の値(本形
態では550)とカウンタ(1)1951の値とを比較
し、カウンタ(1)1951の値がX2サイズレジスタ
1954の値以下の場合、出力をハイレベル“1”とす
る。Y1サイズ比較器1959では、Y1サイズレジス
タ1955の値(本形態では201)とカウンタ(2)
1952の値とを比較し、カウンタ(2)1952の値
がY1サイズレジスタ1955の値以上の場合、出力を
ハイレベル“1”とする。Y2サイズ比較器1960で
は、Y2サイズレジスタ1956の値(本形態では40
0)とカウンタ(2)1952の値とを比較し、カウン
タ(2)1952の値がY2サイズレジスタ1956の
値以下の場合、出力をハイレベル“1”とする。
ズレジスタ1953の値(本形態では301)とカウン
タ(1)1951の値とを比較し、カウンタ(1)19
51の値がX1サイズレジスタ1953の値以上の場
合、出力をハイレベル“1”とする。X2サイズ比較器
1958では、X2サイズレジスタ1954の値(本形
態では550)とカウンタ(1)1951の値とを比較
し、カウンタ(1)1951の値がX2サイズレジスタ
1954の値以下の場合、出力をハイレベル“1”とす
る。Y1サイズ比較器1959では、Y1サイズレジス
タ1955の値(本形態では201)とカウンタ(2)
1952の値とを比較し、カウンタ(2)1952の値
がY1サイズレジスタ1955の値以上の場合、出力を
ハイレベル“1”とする。Y2サイズ比較器1960で
は、Y2サイズレジスタ1956の値(本形態では40
0)とカウンタ(2)1952の値とを比較し、カウン
タ(2)1952の値がY2サイズレジスタ1956の
値以下の場合、出力をハイレベル“1”とする。
【0032】X1サイズ比較器1957、X2サイズ比
較器1958、Y1サイズ比較器1959、Y2サイズ
比較器1960のそれぞれの出力は、4入力ANDゲー
ト1961に入力されており、全ての出力がハイレベル
“1”となった時に、4入力AND素子1961からハ
イレベル“1”の出力が表示データ切換信号としてセレ
クタ1962に出力される。セレクタ1962では、表
示データ切換信号の電圧レベルに応じて、映像データと
画像データのうち一方が選択され、FLCD20への表
示データとして、後段の二値化中間調処理回路194に
出力される。この様子を図10に示す。本形態では、表
示データ切換信号がローレベル“0”の時に画像データ
を表示データとして出力し、表示データ切換信号がハイ
レベル“1”の時に映像データを表示データとして出力
するものとしている。
較器1958、Y1サイズ比較器1959、Y2サイズ
比較器1960のそれぞれの出力は、4入力ANDゲー
ト1961に入力されており、全ての出力がハイレベル
“1”となった時に、4入力AND素子1961からハ
イレベル“1”の出力が表示データ切換信号としてセレ
クタ1962に出力される。セレクタ1962では、表
示データ切換信号の電圧レベルに応じて、映像データと
画像データのうち一方が選択され、FLCD20への表
示データとして、後段の二値化中間調処理回路194に
出力される。この様子を図10に示す。本形態では、表
示データ切換信号がローレベル“0”の時に画像データ
を表示データとして出力し、表示データ切換信号がハイ
レベル“1”の時に映像データを表示データとして出力
するものとしている。
【0033】二値化中間調処理回路194では、R,
G,B各色8ビットで表現される256階調もしくは2
56色の多値表示データを、FLCD20の表示画面に
おける各画素に対応した二値の画素データへ変換する処
理が行われる。本形態では上記表示画面の1画素は、図
11に示されるように、各色について面積の異なる表示
セルを有している。これに応じて1画素のデータも、図
11に示されるように、各色について2ビット(R1,
R2,G1,G2,B1,B2)を有する。従って、二
値化中間調処理回路194は各色8ビットの表示データ
を各色2ビットのデータ(すなわち各色4値データ)に
変換する。
G,B各色8ビットで表現される256階調もしくは2
56色の多値表示データを、FLCD20の表示画面に
おける各画素に対応した二値の画素データへ変換する処
理が行われる。本形態では上記表示画面の1画素は、図
11に示されるように、各色について面積の異なる表示
セルを有している。これに応じて1画素のデータも、図
11に示されるように、各色について2ビット(R1,
R2,G1,G2,B1,B2)を有する。従って、二
値化中間調処理回路194は各色8ビットの表示データ
を各色2ビットのデータ(すなわち各色4値データ)に
変換する。
【0034】以上のように、本形態では、VRAM
(1)192の表示データはR,G,B各色8ビットの
多値データとして格納され、これらが読み出され表示が
行われる時に二値化される。これにより、ホストCPU
1は、FLCD20側に対してCRTを用いた場合と同
様にアクセスでき、CRTとの互換性を確保できる。
(1)192の表示データはR,G,B各色8ビットの
多値データとして格納され、これらが読み出され表示が
行われる時に二値化される。これにより、ホストCPU
1は、FLCD20側に対してCRTを用いた場合と同
様にアクセスでき、CRTとの互換性を確保できる。
【0035】なお、この二値化中間調処理で用いられる
手法は、公知のものを用いることができ、このような手
法としては、例えば誤差拡散法、平均濃度法、ディザ法
等が知られている。
手法は、公知のものを用いることができ、このような手
法としては、例えば誤差拡散法、平均濃度法、ディザ法
等が知られている。
【0036】再び図2を参照すると、二値化中間調処理
回路194にて処理された表示データは、合成回路19
6に入力され、CPU193からのボーダーパターンデ
ータと合成された後に、VRAM(2)199に格納さ
れる。ボーダー生成回路197は、FLCD表示画面に
おけるボーダー部の画素データを生成する。すなわち、
図11に示されるように、FLCD20の表示画面は、
1280画素からなる1ラインを1024本有してお
り、この表示画面のうち表示に用いられないボーダー部
が表示画面を縁どるように形成される。SVGA191
から出力される画像データの有効表示領域としては、本
形態に示した1024画素×768ライン以外に、80
0画素×600ラインや640画素×480ライン等の
表示モードが有り、その有効表示領域以外のところがボ
ーダー部となる。
回路194にて処理された表示データは、合成回路19
6に入力され、CPU193からのボーダーパターンデ
ータと合成された後に、VRAM(2)199に格納さ
れる。ボーダー生成回路197は、FLCD表示画面に
おけるボーダー部の画素データを生成する。すなわち、
図11に示されるように、FLCD20の表示画面は、
1280画素からなる1ラインを1024本有してお
り、この表示画面のうち表示に用いられないボーダー部
が表示画面を縁どるように形成される。SVGA191
から出力される画像データの有効表示領域としては、本
形態に示した1024画素×768ライン以外に、80
0画素×600ラインや640画素×480ライン等の
表示モードが有り、その有効表示領域以外のところがボ
ーダー部となる。
【0037】このボーダー部が存在することにより、F
LCD20に転送される画素データのフォーマットは、
図12(A)または図12(B)に示すものとなる。図
12(A)は図11に示す表示ラインA、すなわち全て
の表示ラインがボーダー部に含まれる表示ラインのデー
タフォーマットであり、図12(B)は、図11に示す
表示ラインB、すなわち表示に用いられるラインのデー
タフォーマットである。表示ラインAのデータフォーマ
ットは、先頭にラインアドレスが付され、これにボーダ
ー画素データが続く。これに対して表示ラインBは両端
部がボーダー部に含まれるので、そのデータフォーマッ
トは、ラインアドレスに続いて、ボーダー画素データ、
画素データ、ボーダー画素データの順で続く。
LCD20に転送される画素データのフォーマットは、
図12(A)または図12(B)に示すものとなる。図
12(A)は図11に示す表示ラインA、すなわち全て
の表示ラインがボーダー部に含まれる表示ラインのデー
タフォーマットであり、図12(B)は、図11に示す
表示ラインB、すなわち表示に用いられるラインのデー
タフォーマットである。表示ラインAのデータフォーマ
ットは、先頭にラインアドレスが付され、これにボーダ
ー画素データが続く。これに対して表示ラインBは両端
部がボーダー部に含まれるので、そのデータフォーマッ
トは、ラインアドレスに続いて、ボーダー画素データ、
画素データ、ボーダー画素データの順で続く。
【0038】ボーダー生成回路197で生成されたボー
ダー画素データは、合成回路196において二値化中間
調処理回路194からの表示データと直列合成される。
この合成データは、メモリ制御回路198を介してVR
AM(2)199に格納される。
ダー画素データは、合成回路196において二値化中間
調処理回路194からの表示データと直列合成される。
この合成データは、メモリ制御回路198を介してVR
AM(2)199に格納される。
【0039】メモリ制御回路198では、FLCD20
から出力される表示情報出力要求信号HSYNCに従
い、CPU193からの要求ラインアドレスに応じた表
示データをVRAM(2)199から読み出し、ライン
アドレスと合成した後にFLCD20へ出力する。
から出力される表示情報出力要求信号HSYNCに従
い、CPU193からの要求ラインアドレスに応じた表
示データをVRAM(2)199から読み出し、ライン
アドレスと合成した後にFLCD20へ出力する。
【0040】また、CPU193は、FLCD20とシ
リアル通信を行う機能を有しており、FLCD20に対
してコマンド信号、リセット信号の送出を行ったり、F
LCD20からトリマ情報やその他のステータス情報の
受信を行う。
リアル通信を行う機能を有しており、FLCD20に対
してコマンド信号、リセット信号の送出を行ったり、F
LCD20からトリマ情報やその他のステータス情報の
受信を行う。
【0041】次に、CPU193において、要求ライン
アドレスがどのように決定されるかを、図8の画面構成
の例に基づいて説明する。
アドレスがどのように決定されるかを、図8の画面構成
の例に基づいて説明する。
【0042】本形態では、FLCDインターフェース部
19内のVRAM(1)192から読み出された画像デ
ータの表示を行う画像データ表示領域33に描かれてい
る文字データおよび棒グラフを示したグラフィックデー
タ31のうち、文字データは更新されることなく書き換
えが行われずに、グラフィックデータ31はグラフの作
図作業が行われているものとする。CPU193はVR
AM(1)192の書換えが行われている領域を、SV
GA191から部分書換ラインフラグ情報として知るこ
とができる。本形態では、グラフィックデータ31の書
かれているラインアドレスを、381ラインから700
ラインまでとしている。また、CPU193は、映像入
力装置であるビデオカメラ10やビデオディスクプレー
ヤ9から取り込まれた映像データの表示の行われる領域
を、ビデオインターフェース8からの映像データ領域情
報として知ることができる。本形態では、映像データの
表示される領域のラインアドレスを、201ラインから
400ラインまでとしている。
19内のVRAM(1)192から読み出された画像デ
ータの表示を行う画像データ表示領域33に描かれてい
る文字データおよび棒グラフを示したグラフィックデー
タ31のうち、文字データは更新されることなく書き換
えが行われずに、グラフィックデータ31はグラフの作
図作業が行われているものとする。CPU193はVR
AM(1)192の書換えが行われている領域を、SV
GA191から部分書換ラインフラグ情報として知るこ
とができる。本形態では、グラフィックデータ31の書
かれているラインアドレスを、381ラインから700
ラインまでとしている。また、CPU193は、映像入
力装置であるビデオカメラ10やビデオディスクプレー
ヤ9から取り込まれた映像データの表示の行われる領域
を、ビデオインターフェース8からの映像データ領域情
報として知ることができる。本形態では、映像データの
表示される領域のラインアドレスを、201ラインから
400ラインまでとしている。
【0043】この中で、ビデオインターフェース8から
送られてくる映像データは、1秒間に30フレームの速
度で表示内容が更新される動画像データであり、表示品
位を向上させるためには優先的に表示を行う必要があ
る。そこで、CPU193は見かけ上の表示更新速度が
1秒間に30フレームとなるように、動画像データ表示
更新の際のインターレース値を動画像データの表示領域
の大きさに応じて決定する。
送られてくる映像データは、1秒間に30フレームの速
度で表示内容が更新される動画像データであり、表示品
位を向上させるためには優先的に表示を行う必要があ
る。そこで、CPU193は見かけ上の表示更新速度が
1秒間に30フレームとなるように、動画像データ表示
更新の際のインターレース値を動画像データの表示領域
の大きさに応じて決定する。
【0044】CPU193はビデオインターフェース8
から送られてくる映像データ領域情報から、映像データ
表示領域32の存在するラインが、201ラインから4
00ラインまでであることを知ることができる。CPU
193はこれらの値を減算することにより、動画像デー
タの表示領域の大きさが200ラインであると判断す
る。
から送られてくる映像データ領域情報から、映像データ
表示領域32の存在するラインが、201ラインから4
00ラインまでであることを知ることができる。CPU
193はこれらの値を減算することにより、動画像デー
タの表示領域の大きさが200ラインであると判断す
る。
【0045】今、FLCD20の1ライン当りの表示更
新速度が64マイクロセカンドだとすると、FLCD2
0から64マイクロセカンド毎に表示データの出力要求
信号が送出されることとなり、1秒間に15625ライ
ンの表示更新を行うことができる。すなわち、1秒間に
30フレームの速度で表示内容を更新するためには、1
フレーム当り約521ライン以内で更新する必要があ
る。
新速度が64マイクロセカンドだとすると、FLCD2
0から64マイクロセカンド毎に表示データの出力要求
信号が送出されることとなり、1秒間に15625ライ
ンの表示更新を行うことができる。すなわち、1秒間に
30フレームの速度で表示内容を更新するためには、1
フレーム当り約521ライン以内で更新する必要があ
る。
【0046】グラフィックデータの存在する領域を3イ
ンターレースで表示更新することとし、その他のライン
は優先順位が低いため31インターレース表示とする
と、動画像を表示する領域のインターレースの本数は表
1に示すように決定することができる。本形態では最悪
の場合を想定し、動画像表示以外の領域は全てグラフィ
ックデータが存在し、3インターレースで表示の更新が
行われているものと想定して、動画像表示のために割り
当てられる表示更新のためのライン数を決定している。
ンターレースで表示更新することとし、その他のライン
は優先順位が低いため31インターレース表示とする
と、動画像を表示する領域のインターレースの本数は表
1に示すように決定することができる。本形態では最悪
の場合を想定し、動画像表示以外の領域は全てグラフィ
ックデータが存在し、3インターレースで表示の更新が
行われているものと想定して、動画像表示のために割り
当てられる表示更新のためのライン数を決定している。
【0047】
【表1】
【0048】すなわち、動画像を表示する領域のライン
数が1本から350本までの間であればその領域をノン
・インターレースで表示更新を行い、350本以上であ
った場合には1インターレースで表示更新を行うことに
より、1秒間に30フレームの表示更新速度での動画像
表示が可能となる。
数が1本から350本までの間であればその領域をノン
・インターレースで表示更新を行い、350本以上であ
った場合には1インターレースで表示更新を行うことに
より、1秒間に30フレームの表示更新速度での動画像
表示が可能となる。
【0049】図8の例で説明すると、映像データ表示領
域32の存在する201ラインから400ラインまで
は、表示ライン数が200ラインであるため表1に従っ
てノン・インターレースで表示を行い、グラフィックデ
ータ31の存在する401ラインから700までは3イ
ンターレース表示とする。その他のラインは優先順位が
低いため、31インターレースで表示することとなる。
以上のように決定されたラインアドレスとインターレー
スモードとの関係を、表2に示す。
域32の存在する201ラインから400ラインまで
は、表示ライン数が200ラインであるため表1に従っ
てノン・インターレースで表示を行い、グラフィックデ
ータ31の存在する401ラインから700までは3イ
ンターレース表示とする。その他のラインは優先順位が
低いため、31インターレースで表示することとなる。
以上のように決定されたラインアドレスとインターレー
スモードとの関係を、表2に示す。
【0050】ここで、3インターレース表示とは、1番
目にラインアドレス1が選択された場合、2番目にはラ
インアドレス5が選択され、3番目にはラインアドレス
9が選択されるというように、ラインアドレスが3ライ
ンおきに選択されていくことである。同様に31インタ
ーレース表示とは、1番目にラインアドレス1が選択さ
れた場合、2番目にはラインアドレス33が選択され、
3番目にはラインアドレス65が選択されるというよう
に、ラインアドレスが31ラインおきに選択されていく
ことである。
目にラインアドレス1が選択された場合、2番目にはラ
インアドレス5が選択され、3番目にはラインアドレス
9が選択されるというように、ラインアドレスが3ライ
ンおきに選択されていくことである。同様に31インタ
ーレース表示とは、1番目にラインアドレス1が選択さ
れた場合、2番目にはラインアドレス33が選択され、
3番目にはラインアドレス65が選択されるというよう
に、ラインアドレスが31ラインおきに選択されていく
ことである。
【0051】
【表2】
【0052】以上の操作によれば、表示画面1回分の走
査で、映像データ表示領域32は全てのラインアドレス
が選択され、グラフィックデータ31の領域は3ライン
おきにラインアドレスが選択され、その他の領域は31
ラインおきにラインアドレスが選択されることになる。
この操作によりラインアドレスの選択される様子を、表
3に示す。
査で、映像データ表示領域32は全てのラインアドレス
が選択され、グラフィックデータ31の領域は3ライン
おきにラインアドレスが選択され、その他の領域は31
ラインおきにラインアドレスが選択されることになる。
この操作によりラインアドレスの選択される様子を、表
3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】以上のようにして、上述した手段により生
成された要求ラインアドレスに従い、VRAM(2)1
99から読み出された表示データと表示ラインアドレス
が、FLCD20へ転送されて表示されることとなる。
その様子を図13に示す。本形態では表示ラインアドレ
スと画素データがAD0からAD7までの8ビットパラ
レルデータとしてFLCD20へ転送されるものとして
表示されている。まず、FLCD20からデータの送信
要求を示す同期信号HSYNCがメモリ制御回路198
に入力されると、メモリ制御回路198ではCPU19
3からの要求ラインアドレスに従い、VRAM199
(2)から表示データを読み出して表示ラインアドレス
とともにFLCD20へ出力する。同時にメモリ制御回
路198は、表示ラインアドレスと画素データを識別す
るAHDL信号をFLCD20へ転送する。ここでAH
DL信号は、ハイレベル”1”の時にAD0からAD7
までの信号線に表示ラインアドレスが出力されているこ
とを示し、ローレベル”0”の時にAD0からAD7ま
での信号線に画素データが出力されていることを示す信
号である。まずAHDL信号をハイレベル”1”にして
FLCD20に出力表示ラインアドレスを転送し、転送
し終えた時点でAHDL信号をローレベル”0”にして
表示データをFLCD20に出力することになる。
成された要求ラインアドレスに従い、VRAM(2)1
99から読み出された表示データと表示ラインアドレス
が、FLCD20へ転送されて表示されることとなる。
その様子を図13に示す。本形態では表示ラインアドレ
スと画素データがAD0からAD7までの8ビットパラ
レルデータとしてFLCD20へ転送されるものとして
表示されている。まず、FLCD20からデータの送信
要求を示す同期信号HSYNCがメモリ制御回路198
に入力されると、メモリ制御回路198ではCPU19
3からの要求ラインアドレスに従い、VRAM199
(2)から表示データを読み出して表示ラインアドレス
とともにFLCD20へ出力する。同時にメモリ制御回
路198は、表示ラインアドレスと画素データを識別す
るAHDL信号をFLCD20へ転送する。ここでAH
DL信号は、ハイレベル”1”の時にAD0からAD7
までの信号線に表示ラインアドレスが出力されているこ
とを示し、ローレベル”0”の時にAD0からAD7ま
での信号線に画素データが出力されていることを示す信
号である。まずAHDL信号をハイレベル”1”にして
FLCD20に出力表示ラインアドレスを転送し、転送
し終えた時点でAHDL信号をローレベル”0”にして
表示データをFLCD20に出力することになる。
【0055】(第2の実施形態)第1実施形態では、ホ
ストCPU1から表示要求の行われた画像データとビデ
オインタフェース8を介して取り込まれた映像データと
を合成してVRAM(2)199に蓄え、そのデータを
VRAM(2)199から読み出して表示する際に、映
像データを表示する領域を検出して、その大きさに応じ
て映像データを表示する際のインターレースモードを決
定する手段について説明した。
ストCPU1から表示要求の行われた画像データとビデ
オインタフェース8を介して取り込まれた映像データと
を合成してVRAM(2)199に蓄え、そのデータを
VRAM(2)199から読み出して表示する際に、映
像データを表示する領域を検出して、その大きさに応じ
て映像データを表示する際のインターレースモードを決
定する手段について説明した。
【0056】本形態ではFLCD20の周囲温度を検知
し、映像データを表示する際のインターレースモードを
決定する要因としてFLCD20の周囲温度情報を追加
した手段について説明する。
し、映像データを表示する際のインターレースモードを
決定する要因としてFLCD20の周囲温度情報を追加
した手段について説明する。
【0057】FLCD20は周囲温度によって書換え速
度が変化するため、1ラインの更新時間、すなわち、H
SYNCの出力周期が変わる。すなわち、FLCD20
の周囲温度が高い時には書換え速度が速いために30フ
レーム/秒以上の表示更新速度が実現されていた動画像
表示も、低温時には30フレーム/秒以上の表示更新速
度が実現できないということが起きてしまう。従って、
FLCD20の周囲温度によってインターレースの本数
を変化させることは、温度環境によるFLCD20の書
換え速度の変化に影響を受けない、安定した動画像表示
を提供することが可能となる。
度が変化するため、1ラインの更新時間、すなわち、H
SYNCの出力周期が変わる。すなわち、FLCD20
の周囲温度が高い時には書換え速度が速いために30フ
レーム/秒以上の表示更新速度が実現されていた動画像
表示も、低温時には30フレーム/秒以上の表示更新速
度が実現できないということが起きてしまう。従って、
FLCD20の周囲温度によってインターレースの本数
を変化させることは、温度環境によるFLCD20の書
換え速度の変化に影響を受けない、安定した動画像表示
を提供することが可能となる。
【0058】図14に、本実施形態におけるFLCDイ
ンターフェース部19の構成例を示す。図14におい
て、20AはFLCD20の周囲温度状態を監視する温
度センサである。本形態では、この温度センサ20Aに
より検出された温度状態は、FLCD20からトリマ情
報やその他のステータス情報を受信するためのシリアル
通信機能を介して、FLCDインターフェース部19に
通知されることとする。第1実施形態では、1ラインの
更新時間を64マイクロセカンドとして説明したが、本
形態では、FLCD20から温度センサ20Aにより検
出された温度状態が2ビットの情報として通知され、そ
れぞれのビットの組合せとFLCD20の周囲温度状
態、およびそのときの1ラインの更新時間が表4のよう
に対応するものとする。
ンターフェース部19の構成例を示す。図14におい
て、20AはFLCD20の周囲温度状態を監視する温
度センサである。本形態では、この温度センサ20Aに
より検出された温度状態は、FLCD20からトリマ情
報やその他のステータス情報を受信するためのシリアル
通信機能を介して、FLCDインターフェース部19に
通知されることとする。第1実施形態では、1ラインの
更新時間を64マイクロセカンドとして説明したが、本
形態では、FLCD20から温度センサ20Aにより検
出された温度状態が2ビットの情報として通知され、そ
れぞれのビットの組合せとFLCD20の周囲温度状
態、およびそのときの1ラインの更新時間が表4のよう
に対応するものとする。
【0059】本実施形態において、FLCDインターフ
ェース19内のCPU193では、映像データの表示の
行われる領域の大きさと、FLCD20からシリアル通
信機能を介して送られてくるFLCD20の周囲温度情
報から、映像データを表示する際のインターレースモー
ドを決定し、生成されたラインアドレスをメモリインタ
ーフェースユニット198へ出力することにより、対応
する表示データをVRAM(2)199から読み出して
FLCD20に表示することとなる。
ェース19内のCPU193では、映像データの表示の
行われる領域の大きさと、FLCD20からシリアル通
信機能を介して送られてくるFLCD20の周囲温度情
報から、映像データを表示する際のインターレースモー
ドを決定し、生成されたラインアドレスをメモリインタ
ーフェースユニット198へ出力することにより、対応
する表示データをVRAM(2)199から読み出して
FLCD20に表示することとなる。
【0060】
【表4】
【0061】周囲温度情報と、映像データの表示の行わ
れる領域の大きさとで、映像データを表示する際のイン
ターレースモードがどのように決定されるかを表5に示
す。表5に示す通り、FLCD20の周囲温度が10度
以上で、動画像の表示するライン数が200ライン以下
であれば、ノン・インターレースモードで最適に動画像
を表示することができ、FLCD20の周囲温度が10
度以下の場合、あるいは、動画像の表示するライン数が
200ライン以上の場合でも、インターレースの本数を
変えることで、見かけ上の表示更新速度を1秒当り30
フレーム以上とすることができる。
れる領域の大きさとで、映像データを表示する際のイン
ターレースモードがどのように決定されるかを表5に示
す。表5に示す通り、FLCD20の周囲温度が10度
以上で、動画像の表示するライン数が200ライン以下
であれば、ノン・インターレースモードで最適に動画像
を表示することができ、FLCD20の周囲温度が10
度以下の場合、あるいは、動画像の表示するライン数が
200ライン以上の場合でも、インターレースの本数を
変えることで、見かけ上の表示更新速度を1秒当り30
フレーム以上とすることができる。
【0062】
【表5】
【0063】本形態においても、第1実施形態と同様
に、図8に示されるような表示の更新が行われる場合に
ついての動作を説明する。図8において、画像データ表
示領域30に描かれている文字データ及び棒グラフを示
したグラフィックデータ31については、第1実施形態
の場合と同様に、文字データは更新されることなく書換
えが行われずに、グラフィックデータ31はグラフの作
図作業が行われているものとする。
に、図8に示されるような表示の更新が行われる場合に
ついての動作を説明する。図8において、画像データ表
示領域30に描かれている文字データ及び棒グラフを示
したグラフィックデータ31については、第1実施形態
の場合と同様に、文字データは更新されることなく書換
えが行われずに、グラフィックデータ31はグラフの作
図作業が行われているものとする。
【0064】FLCD20の周囲温度が、電源立上げ直
後でまだ充分に上がっておらず、10度から15度の範
囲にあるものとすると、グラフィックデータ31の存在
する401ラインから700ラインまでは16インター
レースで表示される。映像データ表示領域32の存在す
る201ラインから400ラインまでは、表示ライン数
が200ラインであるため、表5に従いノン・インター
レースで表示が行われる。その他のラインは優先順位が
低いため、31インターレースで表示する。以上のよう
に決定されたラインアドレスとインターレースモードと
の関係を、表6に示す。
後でまだ充分に上がっておらず、10度から15度の範
囲にあるものとすると、グラフィックデータ31の存在
する401ラインから700ラインまでは16インター
レースで表示される。映像データ表示領域32の存在す
る201ラインから400ラインまでは、表示ライン数
が200ラインであるため、表5に従いノン・インター
レースで表示が行われる。その他のラインは優先順位が
低いため、31インターレースで表示する。以上のよう
に決定されたラインアドレスとインターレースモードと
の関係を、表6に示す。
【0065】
【表6】
【0066】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1回の画面走査で更新を行うライン本数を決定する
要因としてFLCD20の周囲温度情報を追加すること
により、より繊細な表示制御を行うことが可能となり、
周囲温度に影響されない動画像表示の表示品位を保つこ
とができる。
ば、1回の画面走査で更新を行うライン本数を決定する
要因としてFLCD20の周囲温度情報を追加すること
により、より繊細な表示制御を行うことが可能となり、
周囲温度に影響されない動画像表示の表示品位を保つこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストCPU等からの画像情報により表示更新の行われ
る走査領域を検出し、この画像情報に合成される、映像
信号入力装置からの映像情報の走査領域およびその大き
さを検出し、そして、画像情報により表示更新の行なわ
れる領域、及び、映像情報により表示更新の行われる領
域の表示情報を優先的に表示装置に出力し、更に、映像
情報により表示更新の行われる領域と、画像情報により
表示更新の行われる領域と、それ以外の領域とでインタ
ーレス数を異ならせ、そのうち、映像情報により表示更
新の行われる領域のインターレス数は、前記映像情報の
走査領域の大きさに応じて決定するようにしたため、映
像信号入力装置からの映像情報の見かけ上の表示更新速
度を30フレーム/秒以上に保つことができ、FLCD
の特徴である部分書換制御を生かした高品位の表示画面
を得ることができる。
ホストCPU等からの画像情報により表示更新の行われ
る走査領域を検出し、この画像情報に合成される、映像
信号入力装置からの映像情報の走査領域およびその大き
さを検出し、そして、画像情報により表示更新の行なわ
れる領域、及び、映像情報により表示更新の行われる領
域の表示情報を優先的に表示装置に出力し、更に、映像
情報により表示更新の行われる領域と、画像情報により
表示更新の行われる領域と、それ以外の領域とでインタ
ーレス数を異ならせ、そのうち、映像情報により表示更
新の行われる領域のインターレス数は、前記映像情報の
走査領域の大きさに応じて決定するようにしたため、映
像信号入力装置からの映像情報の見かけ上の表示更新速
度を30フレーム/秒以上に保つことができ、FLCD
の特徴である部分書換制御を生かした高品位の表示画面
を得ることができる。
【図1】 は本発明の一実施形態に係る表示制御装置を
組み込んだ情報処理装置全体のブロック構成図である。
組み込んだ情報処理装置全体のブロック構成図である。
【図2】 図1の装置におけるFLCDインターフェー
ス部の構成を示すブロック図である。
ス部の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1の装置におけるSVGAの構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】 図1の装置におけるVRAMアドレスからラ
インアドレスへの変換を説明するための模式図である。
インアドレスへの変換を説明するための模式図である。
【図5】 図1の装置における書換表示画素と書換えラ
インフラグレジスタとの関係を示す模式図である。
インフラグレジスタとの関係を示す模式図である。
【図6】 図1の装置におけるビデオインターフェース
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図7】 図1の装置におけるビデオインターフェース
から出力される映像データ領域情報のデータフォーマッ
トを示す模式図である。
から出力される映像データ領域情報のデータフォーマッ
トを示す模式図である。
【図8】 図1の装置におけるFLCDへ出力する表示
情報の一例を示した模式図である。
情報の一例を示した模式図である。
【図9】 図1の装置における表示データ切換器の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図10】 図1の装置の表示データ切換器において、
表示データの切り換えが行われる様子を示すタイミング
チャートである。
表示データの切り換えが行われる様子を示すタイミング
チャートである。
【図11】 図1の装置におけるFLCD表示画面を示
す模式図である。
す模式図である。
【図12】 図1の装置のける表示データのデータフォ
ーマットを示す模式図である。
ーマットを示す模式図である。
【図13】 図1の装置においてFLCDヘラインアド
レスと画素データが転送される様子を示すタイミングチ
ャートである。
レスと画素データが転送される様子を示すタイミングチ
ャートである。
【図14】 本発明の第2の実施形態におけるFLCD
インターフェースの構成を示すブロック図である。
インターフェースの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1:ホストCPU、2:高速バス、3:中速バス、4:
ROM、5:DRAM、8:ビデオインターフェース、
9:ビデオディスクプレーヤ、10:ビデオカメラ、1
1:1/0コントローラ、12:ハードディスク、1
3:フロッピーデイスク、14:RTC、15:オーデ
ィオサブシステム、16:KBDコントローラ、17:
キーボード、18:マウス、19:ディスプレイコント
ローラ(FLCDインターフェース部)、20:FLC
D、20A:トリマ、191:SVGA、192:VR
AM(1)、193:CPU、194:二値化中間調処
理回路、195:表示データ切換器、196:合成回
路、197:ボーダー生成回路、198:メモリ制御回
路、199:VRAM(2)、1911:FIFO
(1)、1912:バスインターフェースユニット、1
913:データマニピュレータ、1914:グラフィッ
クエンジン、1914:メモリインターフェースユニッ
ト、1916:FIFO(2)、1917:VGA、1
918:書換検出/フラグ生成回路、1919:部分書
換ラインフラグレジスタ、801:YC分離器、80
2:マトリクス回路、803:A/Dコンバータ、80
4:ウィンドウコントローラ、1951:カウンタ
(1)、1952:カウンタ(2)、1953:X1サ
イズレジスタ、1954:X2サイズレジスタ、195
5:Y1サイズレジスタ、1956:Y2サイズレジス
タ、1957:X1サイズ比較器、1958X2サイズ
比較器、1959:Y1サイズ比較器、1960:Y2
サイズ比較器、1961:ANDゲート、1962:セ
レクタ。
ROM、5:DRAM、8:ビデオインターフェース、
9:ビデオディスクプレーヤ、10:ビデオカメラ、1
1:1/0コントローラ、12:ハードディスク、1
3:フロッピーデイスク、14:RTC、15:オーデ
ィオサブシステム、16:KBDコントローラ、17:
キーボード、18:マウス、19:ディスプレイコント
ローラ(FLCDインターフェース部)、20:FLC
D、20A:トリマ、191:SVGA、192:VR
AM(1)、193:CPU、194:二値化中間調処
理回路、195:表示データ切換器、196:合成回
路、197:ボーダー生成回路、198:メモリ制御回
路、199:VRAM(2)、1911:FIFO
(1)、1912:バスインターフェースユニット、1
913:データマニピュレータ、1914:グラフィッ
クエンジン、1914:メモリインターフェースユニッ
ト、1916:FIFO(2)、1917:VGA、1
918:書換検出/フラグ生成回路、1919:部分書
換ラインフラグレジスタ、801:YC分離器、80
2:マトリクス回路、803:A/Dコンバータ、80
4:ウィンドウコントローラ、1951:カウンタ
(1)、1952:カウンタ(2)、1953:X1サ
イズレジスタ、1954:X2サイズレジスタ、195
5:Y1サイズレジスタ、1956:Y2サイズレジス
タ、1957:X1サイズ比較器、1958X2サイズ
比較器、1959:Y1サイズ比較器、1960:Y2
サイズ比較器、1961:ANDゲート、1962:セ
レクタ。
Claims (8)
- 【請求項1】 映像信号入力装置からの映像情報と中央
処理装置からの画像情報とを合成し、この合成情報に基
づいて、表示状態の記憶性を有する表示装置により表示
を行なうための表示制御方法において、 前記画像情報において更新の行われる走査領域を検出
し、 前記合成情報における、映像情報の走査領域とその大き
さを検出し、 前記検出された各走査領域に基づいて、前記映像情報と
画像情報のうち表示更新の行われているものを優先的に
前記表示装置に出力し、 前記優先的な出力は、前記映像情報により更新される走
査領域と、前記画像情報において更新される走査領域
と、それ以外の走査領域とでインターレス数を異ならせ
ることで実現し、更に前記映像情報の走査領域の大きさ
に応じてその走査領域におけるインターレス数を決定す
ることを特徴とする表示制御方法。 - 【請求項2】 前記インターレス数を決定する要因とし
て、前記表示装置の周囲温度の情報を更に加えることを
特徴とする請求項1記載の表示制御方法。 - 【請求項3】 前記表示装置は、強誘電性液晶表示装置
であることを特徴とする請求項1〜2に記載の表示制御
方法。 - 【請求項4】 映像信号入力装置からの映像情報と中央
処理装置からの画像情報とを合成し、この合成情報に基
づいて、表示状態の記憶性を有する表示装置により表示
を行なうための表示制御装置であって、 前記画像情報において更新の行われる走査領域を検出す
る第1の検出手段と、 前記合成情報における、映像情報の走査領域を検出する
第2の検出手段と、 前記映像情報の走査領域からその走査領域の大きさを検
出する第3の検出手段と、 前記第1ないし第3検出手段による検出結果に基づい
て、前記映像情報と画像情報のうち表示更新の行われて
いるものを優先的に前記表示装置に出力する表示制御手
段とを具え、 前記表示制御手段は、前記映像情報により更新される走
査領域と、前記画像情報において更新される走査領域
と、それ以外の走査領域とでインターレス数を異なら
せ、更に前記映像情報の走査領域の大きさに応じてその
走査領域におけるインターレス数を決定する走査線制御
手段を具備することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項5】 映像信号入力装置からの映像情報と中央
処理装置からの画像情報とを合成し、この合成情報に基
づいて、表示状態の記憶性を有する表示装置により表示
を行なうための表示制御装置であって、 前記画像情報を一時的に記憶する第1の記憶手段と、 前記映像情報と前記画像情報とを合成して前記表示装置
へ出力する表示情報を生成する合成手段と、 前記表示情報を一時的に記憶する第2の記憶手段と、 前記第1記憶手段における画像情報のうちの更新される
走査領域を検出する第1の検出手段と、 前記表示情報における、映像情報の走査領域を検出する
第2の検出手段と、 前記映像情報の走査領域の大きさを検出する第3の検出
手段と、 前記第1ないし第3検出手段による検出結果に基づき、
前記映像情報と画像情報のうち表示更新の行われている
ものを優先的に前記表示装置に出力する表示制御手段と
を備え、 前記表示制御手段は、前記映像情報により更新される走
査領域と、前記画像情報において更新される走査領域
と、それ以外の走査領域とでインターレス数を異なら
せ、更に前記映像情報の走査領域の大きさに応じてその
走査領域におけるインターレス数を異ならせる走査制御
手段を具備することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項6】 前記インターレス数を決定する要因とし
て、前記表示装置の周囲温度の情報を更に加えることを
特徴とする請求項4または5記載の表示制御装置。 - 【請求項7】 前記表示装置は、強誘電性液晶表示装置
であることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載
の表示制御装置。 - 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載の表示制
御装置と強誘電性液晶表示装置とを有する表示システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7930696A JPH09244595A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 表示制御方法および装置ならびに表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7930696A JPH09244595A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 表示制御方法および装置ならびに表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244595A true JPH09244595A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13686172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7930696A Pending JPH09244595A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 表示制御方法および装置ならびに表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09244595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003177729A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-06-27 | Samsung Electronics Co Ltd | Lcdフレーム比率制御回路及び方法とlcdシステム |
CN102194420A (zh) * | 2010-03-09 | 2011-09-21 | 精工爱普生株式会社 | 电光装置的驱动方法、电光装置以及控制装置 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP7930696A patent/JPH09244595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003177729A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-06-27 | Samsung Electronics Co Ltd | Lcdフレーム比率制御回路及び方法とlcdシステム |
CN102194420A (zh) * | 2010-03-09 | 2011-09-21 | 精工爱普生株式会社 | 电光装置的驱动方法、电光装置以及控制装置 |
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