JPH09244016A - 背面投写型液晶プロジェクタ装置 - Google Patents
背面投写型液晶プロジェクタ装置Info
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- JPH09244016A JPH09244016A JP8058053A JP5805396A JPH09244016A JP H09244016 A JPH09244016 A JP H09244016A JP 8058053 A JP8058053 A JP 8058053A JP 5805396 A JP5805396 A JP 5805396A JP H09244016 A JPH09244016 A JP H09244016A
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 投写される映像のコントラスト低下を防止
し、映像品位を向上させることが可能な背面投写型液晶
プロジェクタ装置を提供する。 【解決手段】 光源ランプ111と、放物面鏡113
と、放物面鏡113より得られた略平行光を制限通過さ
せる第1の偏光板119と、液晶パネル121と、任意
偏光光のみを通過させる第2の偏光板123と、投写レ
ンズ127と、フレネルレンズ129と、レンチキュラ
レンズ131とから成る背面投写型液晶プロジェクタ装
置において、投写レンズ127からレンチキュラレンズ
131前面までの任意位置に設けられた第3の偏光板1
3と、第2の偏光板123と第3の偏光板13の前面ま
での任意位置に設けられ、第2の偏光板123を通過し
た光の偏光方向を変換して第3の偏光板13の偏光方向
に合わせる位相差板11とから成る。
し、映像品位を向上させることが可能な背面投写型液晶
プロジェクタ装置を提供する。 【解決手段】 光源ランプ111と、放物面鏡113
と、放物面鏡113より得られた略平行光を制限通過さ
せる第1の偏光板119と、液晶パネル121と、任意
偏光光のみを通過させる第2の偏光板123と、投写レ
ンズ127と、フレネルレンズ129と、レンチキュラ
レンズ131とから成る背面投写型液晶プロジェクタ装
置において、投写レンズ127からレンチキュラレンズ
131前面までの任意位置に設けられた第3の偏光板1
3と、第2の偏光板123と第3の偏光板13の前面ま
での任意位置に設けられ、第2の偏光板123を通過し
た光の偏光方向を変換して第3の偏光板13の偏光方向
に合わせる位相差板11とから成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン等の
映像を再生する拡大投写装置に関し、特に液晶パネルを
光シャッタとして用いてスクリーン背面から映像を投写
する背面投写型液晶プロジェクタ装置に関するものであ
る。
映像を再生する拡大投写装置に関し、特に液晶パネルを
光シャッタとして用いてスクリーン背面から映像を投写
する背面投写型液晶プロジェクタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョン放送に続いて、地上
波テレビジョン放送もワイド画面による放送が始められ
た。また、ケーブルテレビジョンの普及や、今後開始さ
れるディジタルテレビジョン放送、さらにはディジタル
ビデオディスク等の高解像度ソフトウェアが新しく登場
することにより、高品質な大画面映像再生装置が望まれ
ている。ところが従来の直視型ディスプレイ装置に用い
られるCRTは、製造技術、製造コスト、製品の寸法重
量等から40型程度がほぼ限界となる。このため、これ
以上の大画面を実現するものとして、前面投写型または
背面投写型のプロジェクタ方式がある。
波テレビジョン放送もワイド画面による放送が始められ
た。また、ケーブルテレビジョンの普及や、今後開始さ
れるディジタルテレビジョン放送、さらにはディジタル
ビデオディスク等の高解像度ソフトウェアが新しく登場
することにより、高品質な大画面映像再生装置が望まれ
ている。ところが従来の直視型ディスプレイ装置に用い
られるCRTは、製造技術、製造コスト、製品の寸法重
量等から40型程度がほぼ限界となる。このため、これ
以上の大画面を実現するものとして、前面投写型または
背面投写型のプロジェクタ方式がある。
【0003】さらに、これらのプロジェクタ方式は、そ
の拡大投写される元の画面を形成するデバイスによっ
て、それぞれCRT方式と液晶方式とがあり、液晶方式
はCRT方式に比べて最大輝度では劣るが、フォーカス
性能、装置重量および容積の点で勝ると考えられてい
る。
の拡大投写される元の画面を形成するデバイスによっ
て、それぞれCRT方式と液晶方式とがあり、液晶方式
はCRT方式に比べて最大輝度では劣るが、フォーカス
性能、装置重量および容積の点で勝ると考えられてい
る。
【0004】図14は、従来の背面投写型液晶プロジェ
クタ装置の概要を示すシステム構成図である。また、図
15は、この背面投写型液晶プロジェクタ装置の断面図
である。図14において、従来の背面投写型液晶プロジ
ェクタ装置101は、光源となる光源ランプ111と、
光源ランプ111に電源を供給する電源回路113と、
焦点に光源ランプ111が位置するように配設された放
物面鏡115と、紫外線および赤外線をカットするUV
・IRフィルタ117と、画像を再生する光シャッタを
構成する第1の偏光板119、液晶パネル121および
第2の偏光板123と、再生された画像を拡大投写する
投写レンズ127と、スクリーンを構成するフレネルレ
ンズ129、レンチキュラレンズ131と、映像信号が
入力される映像入力端子133と、映像信号から液晶パ
ネル駆動信号を生成する信号処理回路135と、を備え
て構成されている。
クタ装置の概要を示すシステム構成図である。また、図
15は、この背面投写型液晶プロジェクタ装置の断面図
である。図14において、従来の背面投写型液晶プロジ
ェクタ装置101は、光源となる光源ランプ111と、
光源ランプ111に電源を供給する電源回路113と、
焦点に光源ランプ111が位置するように配設された放
物面鏡115と、紫外線および赤外線をカットするUV
・IRフィルタ117と、画像を再生する光シャッタを
構成する第1の偏光板119、液晶パネル121および
第2の偏光板123と、再生された画像を拡大投写する
投写レンズ127と、スクリーンを構成するフレネルレ
ンズ129、レンチキュラレンズ131と、映像信号が
入力される映像入力端子133と、映像信号から液晶パ
ネル駆動信号を生成する信号処理回路135と、を備え
て構成されている。
【0005】この従来の背面投写型液晶プロジェクタ装
置101の動作は以下の通りである。まず、ハロゲンラ
ンプ、メタルハライドランプ等を使用した光源ランプ1
11は、電源回路113から所定の電力供給を受けて発
光する。光源ランプ111より発する光は、放物面鏡1
15により右方向に放射する略平行光に制御反射され
る。
置101の動作は以下の通りである。まず、ハロゲンラ
ンプ、メタルハライドランプ等を使用した光源ランプ1
11は、電源回路113から所定の電力供給を受けて発
光する。光源ランプ111より発する光は、放物面鏡1
15により右方向に放射する略平行光に制御反射され
る。
【0006】次いで、この放物面鏡115より得られた
略平行光から映像形成に不要かつ有害な紫外線および赤
外線領域の波長がUV・IRフィルタ117によりカッ
トされる。次いで、可視光の波長域の略平行光が偏光方
向を制限通過させるために第1の偏光板119に入射さ
れる。この第1の偏光板119により直線偏光された略
平行光は、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリ
ックス状に配置された複数の液晶セルを備えた液晶パネ
ル121に入射し、信号処理回路135から与えられる
液晶パネル駆動信号に応じた液晶セル毎の旋光性の空間
分布が与えられる。
略平行光から映像形成に不要かつ有害な紫外線および赤
外線領域の波長がUV・IRフィルタ117によりカッ
トされる。次いで、可視光の波長域の略平行光が偏光方
向を制限通過させるために第1の偏光板119に入射さ
れる。この第1の偏光板119により直線偏光された略
平行光は、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリ
ックス状に配置された複数の液晶セルを備えた液晶パネ
ル121に入射し、信号処理回路135から与えられる
液晶パネル駆動信号に応じた液晶セル毎の旋光性の空間
分布が与えられる。
【0007】次いで、この液晶パネル121により旋光
性の空間分布が与えられた光を第2の偏光板123に入
射させ、この第2の偏光板123より任意偏光方向の光
のみを選択的に通過させることにより、前記旋光性の空
間分布を光の強さの空間分布すなわち明暗の空間分布を
持つ光(画像を担う光)に変換する。
性の空間分布が与えられた光を第2の偏光板123に入
射させ、この第2の偏光板123より任意偏光方向の光
のみを選択的に通過させることにより、前記旋光性の空
間分布を光の強さの空間分布すなわち明暗の空間分布を
持つ光(画像を担う光)に変換する。
【0008】次いで、この第2の偏光板123を通過し
た光を、図15に示すように第2の偏光板123と投写
レンズ127の間に設けられた第1の反射板137によ
り方向を変更させて投写レンズ127に入射させる。次
いで、この投写レンズ127からフレネルレンズ129
およびレンチキュラレンズ131により構成されたスク
リーンの背面に向かって拡大投写する。
た光を、図15に示すように第2の偏光板123と投写
レンズ127の間に設けられた第1の反射板137によ
り方向を変更させて投写レンズ127に入射させる。次
いで、この投写レンズ127からフレネルレンズ129
およびレンチキュラレンズ131により構成されたスク
リーンの背面に向かって拡大投写する。
【0009】フレネルレンズ129は、投写レンズ12
7から発せられた光を観察位置に集光させ、レンチキュ
ラレンズ131は、フレネルレンズ129を通過した光
を任意方向に制御及びまたは拡散する。
7から発せられた光を観察位置に集光させ、レンチキュ
ラレンズ131は、フレネルレンズ129を通過した光
を任意方向に制御及びまたは拡散する。
【0010】一方、映像入力端子133に入力された映
像信号に基づいて信号処理回路135により液晶パネル
121の各セルの旋光性を制御するために液晶パネル駆
動信号が発生される。
像信号に基づいて信号処理回路135により液晶パネル
121の各セルの旋光性を制御するために液晶パネル駆
動信号が発生される。
【0011】そして、この背面投写型液晶プロジェクタ
装置101は、レンチキュラレンズ131の前面が裸出
す筐体に格納され、レンチキュラレンズ131の右方か
ら符号141で視点を示す観察者により観察される。
装置101は、レンチキュラレンズ131の前面が裸出
す筐体に格納され、レンチキュラレンズ131の右方か
ら符号141で視点を示す観察者により観察される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
背面投写型液晶プロジェクタ装置101では、通常の室
内等のように周囲が明るい場合、レンチキュラレンズ1
31に周囲光が反射するため、コントラストが低下し、
映像が見辛いという問題があった。
背面投写型液晶プロジェクタ装置101では、通常の室
内等のように周囲が明るい場合、レンチキュラレンズ1
31に周囲光が反射するため、コントラストが低下し、
映像が見辛いという問題があった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、投写される映像のコントラスト低下を防止し、映像
品位を向上させることが可能な背面投写型液晶プロジェ
クタ装置を提供することを目的とする。
で、投写される映像のコントラスト低下を防止し、映像
品位を向上させることが可能な背面投写型液晶プロジェ
クタ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、光源ランプと、この光源ランプ
より発する光を略平行光に制御反射する放物面鏡と、こ
の放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通過
させる第1の偏光板と、この第1の偏光板を通過した略
平行光が照射されるとともに、それぞれの旋光性を制御
可能なようにマトリックス状に配置された複数の液晶セ
ルを備えた液晶パネルと、この液晶パネルを通過した光
から任意偏光方向の光のみを選択的に通過させる第2の
偏光板と、この第2の偏光板を通過した光を拡大投写す
る投写レンズと、この投写レンズより発せられた光を任
意位置に集光させるフレネルレンズと、このフレネルレ
ンズを通過した光を任意方向に制御およびまたは拡散す
るレンチキュラレンズとを備えて構成される背面投写型
液晶プロジェクタ装置において、前記投写レンズから前
記レンチキュラレンズ前面までの任意の位置に設けら
れ、前記光源ランプより発せられる光を除く光による反
射を軽減する第3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記
第3の偏光板の前面までの任意の位置に設けられ、前記
第2の偏光板を通過した光の偏光方向を変換して前記第
3の偏光板の偏光方向に合わせる偏光方向変換手段とを
備えることを要旨とする。
請求項1記載の発明は、光源ランプと、この光源ランプ
より発する光を略平行光に制御反射する放物面鏡と、こ
の放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通過
させる第1の偏光板と、この第1の偏光板を通過した略
平行光が照射されるとともに、それぞれの旋光性を制御
可能なようにマトリックス状に配置された複数の液晶セ
ルを備えた液晶パネルと、この液晶パネルを通過した光
から任意偏光方向の光のみを選択的に通過させる第2の
偏光板と、この第2の偏光板を通過した光を拡大投写す
る投写レンズと、この投写レンズより発せられた光を任
意位置に集光させるフレネルレンズと、このフレネルレ
ンズを通過した光を任意方向に制御およびまたは拡散す
るレンチキュラレンズとを備えて構成される背面投写型
液晶プロジェクタ装置において、前記投写レンズから前
記レンチキュラレンズ前面までの任意の位置に設けら
れ、前記光源ランプより発せられる光を除く光による反
射を軽減する第3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記
第3の偏光板の前面までの任意の位置に設けられ、前記
第2の偏光板を通過した光の偏光方向を変換して前記第
3の偏光板の偏光方向に合わせる偏光方向変換手段とを
備えることを要旨とする。
【0015】請求項1記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられた第3の偏光板によ
り、光源ランプより発せられる光を除く光による反射が
軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の前面までの任
意の位置に設けられた偏光方向変換手段により、第2の
偏光板を通過した光の偏光方向が変換されて前記第3の
偏光板の偏光方向に合わせられる。このため、投写され
る映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上
させることが可能となる。
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられた第3の偏光板によ
り、光源ランプより発せられる光を除く光による反射が
軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の前面までの任
意の位置に設けられた偏光方向変換手段により、第2の
偏光板を通過した光の偏光方向が変換されて前記第3の
偏光板の偏光方向に合わせられる。このため、投写され
る映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上
させることが可能となる。
【0016】また、請求項2記載の発明は、光源ランプ
と、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射
する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光の
偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1の
偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、それ
ぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配置
され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向で
ある複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パ
ネルを通過した光から前記斜め方向の光のみを選択的に
通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板を通過し
た光を拡大投写する投写レンズと、この投写レンズより
発せられた光を任意位置に集光させるフレネルレンズ
と、このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御
およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備えて構
成される背面投写型液晶プロジェクタ装置において、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させる偏光特性を有し、前記光源ランプより発せ
られる光を除く光による反射を軽減する第3の偏光板
と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光
の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合
わせる偏光方向変換手段とを備えることを要旨とする。
と、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射
する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光の
偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1の
偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、それ
ぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配置
され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向で
ある複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パ
ネルを通過した光から前記斜め方向の光のみを選択的に
通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板を通過し
た光を拡大投写する投写レンズと、この投写レンズより
発せられた光を任意位置に集光させるフレネルレンズ
と、このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御
およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備えて構
成される背面投写型液晶プロジェクタ装置において、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させる偏光特性を有し、前記光源ランプより発せ
られる光を除く光による反射を軽減する第3の偏光板
と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光
の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合
わせる偏光方向変換手段とを備えることを要旨とする。
【0017】請求項2記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、投写レンズから前記レンチキュラレ
ンズ前面までの任意の位置に設けられた第3の偏光板に
より、映像走査方向と同一方向の光のみが通過され、光
源ランプより発せられる光を除く光による反射が軽減さ
れ、第2の偏光板と第3の偏光板の前面までの任意の位
置に設けられた偏光方向変換手段により、第2の偏光板
を通過した光の偏光方向が変換されて前記第3の偏光板
の偏光特性に合わせられる。このため、投写される映像
のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上させる
ことが可能となる。
タ装置にあっては、投写レンズから前記レンチキュラレ
ンズ前面までの任意の位置に設けられた第3の偏光板に
より、映像走査方向と同一方向の光のみが通過され、光
源ランプより発せられる光を除く光による反射が軽減さ
れ、第2の偏光板と第3の偏光板の前面までの任意の位
置に設けられた偏光方向変換手段により、第2の偏光板
を通過した光の偏光方向が変換されて前記第3の偏光板
の偏光特性に合わせられる。このため、投写される映像
のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上させる
ことが可能となる。
【0018】さらに、請求項3記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光から前記斜め方向の光のみを選択的
に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板を通過
した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レンズよ
り発せられた光を任意位置に集光させるフレネルレンズ
と、このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御
およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備えて構
成される背面投写型液晶プロジェクタ装置において、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方向の偏
光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光源ランプよ
り発せられる光を除く光による反射を軽減する第3の偏
光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面ま
での任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過し
た光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性
に合わせる偏光方向変換手段とを備えることを要旨とす
る。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光から前記斜め方向の光のみを選択的
に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板を通過
した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レンズよ
り発せられた光を任意位置に集光させるフレネルレンズ
と、このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御
およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備えて構
成される背面投写型液晶プロジェクタ装置において、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方向の偏
光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光源ランプよ
り発せられる光を除く光による反射を軽減する第3の偏
光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面ま
での任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過し
た光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性
に合わせる偏光方向変換手段とを備えることを要旨とす
る。
【0019】請求項3記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し
垂直方向の偏光のみを通過させる偏光特性を有する第3
の偏光板により、光源ランプより発せられる光を除く光
による反射が軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の
前面までの任意の位置に設けられた偏光方向変換手段に
より、前記第2の偏光板を通過した光の偏光方向が変換
されて第3の偏光板の偏光特性に合わせられる。このた
め、投写される映像のコントラスト低下を防止でき、映
像品位を向上させることが可能となる。
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し
垂直方向の偏光のみを通過させる偏光特性を有する第3
の偏光板により、光源ランプより発せられる光を除く光
による反射が軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の
前面までの任意の位置に設けられた偏光方向変換手段に
より、前記第2の偏光板を通過した光の偏光方向が変換
されて第3の偏光板の偏光特性に合わせられる。このた
め、投写される映像のコントラスト低下を防止でき、映
像品位を向上させることが可能となる。
【0020】さらに、請求項4記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向と同一方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズと、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特性
を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く光によ
る反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを要旨と
する。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向と同一方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズと、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特性
を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く光によ
る反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを要旨と
する。
【0021】請求項4記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し斜め方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換さ
れ、投写レンズからレンチキュラレンズ前面までの任意
の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を有す
る第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光を
除く光による反射が軽減される。このため、投写される
映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上さ
せることが可能となる。
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し斜め方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換さ
れ、投写レンズからレンチキュラレンズ前面までの任意
の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を有す
る第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光を
除く光による反射が軽減される。このため、投写される
映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上さ
せることが可能となる。
【0022】さらに、請求項5記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向に対し垂
直方向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変
換手段を通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第
2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、
この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光
を任意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレ
ンズと、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前
面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同
じ偏光特性を有し、前記光源ランプより発せられる光を
除く光による反射を軽減する第3の偏光板とを備えるこ
とを要旨とする。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し斜め方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向に対し垂
直方向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変
換手段を通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第
2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、
この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光
を任意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレ
ンズと、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前
面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同
じ偏光特性を有し、前記光源ランプより発せられる光を
除く光による反射を軽減する第3の偏光板とを備えるこ
とを要旨とする。
【0023】請求項5記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し斜め方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変
換され、投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特
性を有する第3の偏光板により、光源ランプより発せら
れる光を除く光による反射が軽減される。このため、投
写される映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位
を向上させることが可能となる。
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し斜め方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変
換され、投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特
性を有する第3の偏光板により、光源ランプより発せら
れる光を除く光による反射が軽減される。このため、投
写される映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位
を向上させることが可能となる。
【0024】さらに、請求項6記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一方向であ
る複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パネ
ルを通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備
えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置におい
て、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方
向の偏光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光源ラ
ンプより発せられる光を除く光による反射を軽減する第
3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の
前面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を
通過した光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏
光特性に合わせる偏光方向変換手段とを備えることを要
旨とする。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一方向であ
る複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パネ
ルを通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズとを備
えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置におい
て、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方
向の偏光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光源ラ
ンプより発せられる光を除く光による反射を軽減する第
3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の
前面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板を
通過した光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板の偏
光特性に合わせる偏光方向変換手段とを備えることを要
旨とする。
【0025】請求項6記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、前記投写レンズから前記レンチキュ
ラレンズ前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方
向に対し垂直方向の偏光のみを通過させる偏光特性を有
する第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光
を除く光による反射が軽減され、第2の偏光板と前記第
3の偏光板の前面までの任意の位置に設けられた偏光方
向変換手段により、第2の偏光板を通過した光の偏光方
向が変換されて第3の偏光板の偏光特性に合わせられ
る。このため、投写される映像のコントラスト低下を防
止でき、映像品位を向上させることが可能となる。
タ装置にあっては、前記投写レンズから前記レンチキュ
ラレンズ前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方
向に対し垂直方向の偏光のみを通過させる偏光特性を有
する第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光
を除く光による反射が軽減され、第2の偏光板と前記第
3の偏光板の前面までの任意の位置に設けられた偏光方
向変換手段により、第2の偏光板を通過した光の偏光方
向が変換されて第3の偏光板の偏光特性に合わせられ
る。このため、投写される映像のコントラスト低下を防
止でき、映像品位を向上させることが可能となる。
【0026】さらに、請求項7記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し垂直方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第
2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、
この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光
を任意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレ
ンズとを備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ
装置において、前記投写レンズから前記レンチキュラレ
ンズ前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向と
同一方向の光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光
源ランプより発せられる光を除く光による反射を軽減す
る第3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光
板の前面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光
板を通過した光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板
の偏光特性に合わせる偏光方向変換手段とを備えること
を要旨とする。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し垂直方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第
2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、
この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光
を任意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレ
ンズとを備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ
装置において、前記投写レンズから前記レンチキュラレ
ンズ前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向と
同一方向の光のみを通過させる偏光特性を有し、前記光
源ランプより発せられる光を除く光による反射を軽減す
る第3の偏光板と、前記第2の偏光板と前記第3の偏光
板の前面までの任意の位置に設けられ、前記第2の偏光
板を通過した光の偏光方向を変換して前記第3の偏光板
の偏光特性に合わせる偏光方向変換手段とを備えること
を要旨とする。
【0027】請求項7記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向と同一
方向の光のみを通過させる偏光特性を有する第3の偏光
板により、光源ランプより発せられる光を除く光による
反射が軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の前面ま
での任意の位置に設けられた偏光方向変換手段により、
第2の偏光板を通過した光の偏光方向が変換されて第3
の偏光板の偏光特性に合わせられる。このため、投写さ
れる映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向
上させることが可能となる。
タ装置にあっては、投写レンズからレンチキュラレンズ
前面までの任意の位置に設けられ、映像走査方向と同一
方向の光のみを通過させる偏光特性を有する第3の偏光
板により、光源ランプより発せられる光を除く光による
反射が軽減され、第2の偏光板と第3の偏光板の前面ま
での任意の位置に設けられた偏光方向変換手段により、
第2の偏光板を通過した光の偏光方向が変換されて第3
の偏光板の偏光特性に合わせられる。このため、投写さ
れる映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向
上させることが可能となる。
【0028】さらに、請求項8記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し垂直方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向と同一方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズと、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特性
を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く光によ
る反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを要旨と
する。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し垂直方向
である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶
パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向と同一方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向と同一方向の光のみを
選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の偏光板
を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この投写レ
ンズより発せられた光を任意位置に集光させるフレネル
レンズと、このフレネルレンズを通過した光を任意方向
に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズと、前
記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの任
意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特性
を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く光によ
る反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを要旨と
する。
【0029】請求項8記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し垂直方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換さ
れ、投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を
有する第3の偏光板により、光源ランプより発せられる
光を除く光による反射が軽減される。このため、投写さ
れる映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向
上させることが可能となる。
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向に対し垂直方向である液晶パネルを通
過した光の偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換さ
れ、投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を
有する第3の偏光板により、光源ランプより発せられる
光を除く光による反射が軽減される。このため、投写さ
れる映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向
上させることが可能となる。
【0030】さらに、請求項9記載の発明は、光源ラン
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一方向であ
る複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パネ
ルを通過した光の偏光方向を映像走査方向に対し垂直方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の偏光
のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の
偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この
投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させるフ
レネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光を任
意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズ
と、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏
光特性を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く
光による反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを
要旨とする。
プと、この光源ランプより発する光を略平行光に制御反
射する放物面鏡と、この放物面鏡より得られた略平行光
の偏光方向を制限通過させる第1の偏光板と、この第1
の偏光板を通過した略平行光が照射されるとともに、そ
れぞれの旋光性を制御可能なようにマトリックス状に配
置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一方向であ
る複数の液晶セルを備える液晶パネルと、この液晶パネ
ルを通過した光の偏光方向を映像走査方向に対し垂直方
向に変換する偏光方向変換手段と、この偏光方向変換手
段を通過した光から映像走査方向に対し垂直方向の偏光
のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、この第2の
偏光板を通過した光を拡大投写する投写レンズと、この
投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させるフ
レネルレンズと、このフレネルレンズを通過した光を任
意方向に制御およびまたは拡散するレンチキュラレンズ
と、前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面ま
での任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏
光特性を有し、前記光源ランプより発せられる光を除く
光による反射を軽減する第3の偏光板とを備えることを
要旨とする。
【0031】請求項9記載の背面投写型液晶プロジェク
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向と同一方向である液晶パネルを通過し
た光の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換さ
れ、投写レンズからレンチキュラレンズ前面までの任意
の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を有す
る第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光を
除く光による反射が軽減される。このため、投写される
映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上さ
せることが可能となる。
タ装置にあっては、偏光方向変換手段により、透過軸方
向が映像走査方向と同一方向である液晶パネルを通過し
た光の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換さ
れ、投写レンズからレンチキュラレンズ前面までの任意
の位置に設けられ、第2の偏光板と同じ偏光特性を有す
る第3の偏光板により、光源ランプより発せられる光を
除く光による反射が軽減される。このため、投写される
映像のコントラスト低下を防止でき、映像品位を向上さ
せることが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る背面投写
型液晶プロジェクタ装置の第1実施形態の概要を示すシ
ステム構成図である。尚、図中、図14で示したものと
同一のものは同一の符号を付して詳細な説明を省略し
た。
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る背面投写
型液晶プロジェクタ装置の第1実施形態の概要を示すシ
ステム構成図である。尚、図中、図14で示したものと
同一のものは同一の符号を付して詳細な説明を省略し
た。
【0033】図1に示すように、第1実施形態の背面投
写型液晶プロジェクタ装置1は、図14に示した従来の
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、第2の
偏光板123と投写レンズ127の間に偏光方向変換手
段としての法位相差板11を設けると共に、レンチキュ
ラレンズ131の外側に第3の偏光板13を設け、第2
の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向が異なる
場合に、第2の偏光板123を通過した光の偏光方向を
位相差板11により変換して第3の偏光板13の偏光方
向に合わせるようにしたものである。
写型液晶プロジェクタ装置1は、図14に示した従来の
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、第2の
偏光板123と投写レンズ127の間に偏光方向変換手
段としての法位相差板11を設けると共に、レンチキュ
ラレンズ131の外側に第3の偏光板13を設け、第2
の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向が異なる
場合に、第2の偏光板123を通過した光の偏光方向を
位相差板11により変換して第3の偏光板13の偏光方
向に合わせるようにしたものである。
【0034】位相差板11は、第2の偏光板123と投
写レンズ127の間に設けられ、x軸方向に振動する成
分とz軸方向に振動する成分の位相差が1/4波長であ
るλ/4波長板であり、第2の偏光板123を通過した
光の偏光方向(映像走査方向に対し略45度の角を成す
偏光方向)を変換して第3の偏光板13の偏光方向(映
像走査方向と同一方向もしくは映像走査方向に対し垂直
方向)に合わせる。
写レンズ127の間に設けられ、x軸方向に振動する成
分とz軸方向に振動する成分の位相差が1/4波長であ
るλ/4波長板であり、第2の偏光板123を通過した
光の偏光方向(映像走査方向に対し略45度の角を成す
偏光方向)を変換して第3の偏光板13の偏光方向(映
像走査方向と同一方向もしくは映像走査方向に対し垂直
方向)に合わせる。
【0035】この位相差板11としては、例えばプラス
チックシートに応力を掛け、その残留歪の光弾性効果等
により位相差を作り出すプラスチックシート位相差板、
水晶や方解石等の複屈折結晶の厚みをコントロールして
位相差を作り出すもしくは位相差のある結晶板2枚を接
合して位相差を作り出す複屈折を示す結晶による位相差
板等を用いる。また、電界もしくは磁界により複屈折が
生じたり変化する物質を位相差板11として用い、この
物質に掛かる電界もしくは磁界を変化させることによ
り、位相差を調整するようにしても良い。尚、この位相
差板11は、変換後の偏光方向が第3の偏光板13の偏
光方向と合う方向で配設される。
チックシートに応力を掛け、その残留歪の光弾性効果等
により位相差を作り出すプラスチックシート位相差板、
水晶や方解石等の複屈折結晶の厚みをコントロールして
位相差を作り出すもしくは位相差のある結晶板2枚を接
合して位相差を作り出す複屈折を示す結晶による位相差
板等を用いる。また、電界もしくは磁界により複屈折が
生じたり変化する物質を位相差板11として用い、この
物質に掛かる電界もしくは磁界を変化させることによ
り、位相差を調整するようにしても良い。尚、この位相
差板11は、変換後の偏光方向が第3の偏光板13の偏
光方向と合う方向で配設される。
【0036】第3の偏光板13は、レンチキュラレンズ
131の外側に接合され、その偏光方向が映像走査方向
と同一方向(横方向)もしくは映像走査方向に対し垂直
方向(縦方向)であり、光源ランプ111より発せられ
る光を除く光、例えば周囲光による反射を軽減する。
131の外側に接合され、その偏光方向が映像走査方向
と同一方向(横方向)もしくは映像走査方向に対し垂直
方向(縦方向)であり、光源ランプ111より発せられ
る光を除く光、例えば周囲光による反射を軽減する。
【0037】次に、第1実施形態の動作を図1〜図5を
用いて説明する。尚ここでは、図2に示すように、第3
の偏光板13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横
方向)である場合と、図4に示すように、第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)である場合の2つに分けて説明する。尚、図2と図
4では、図1に示した光源ランプ111と電源回路11
3ととUV・IRフィルタ117と映像入力端子133
と信号処理回路135は省略している。
用いて説明する。尚ここでは、図2に示すように、第3
の偏光板13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横
方向)である場合と、図4に示すように、第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)である場合の2つに分けて説明する。尚、図2と図
4では、図1に示した光源ランプ111と電源回路11
3ととUV・IRフィルタ117と映像入力端子133
と信号処理回路135は省略している。
【0038】まず、第3の偏光板13の偏光方向が映像
走査方向と同一方向(横方向)である場合を図2と図3
を主に用いて説明する。
走査方向と同一方向(横方向)である場合を図2と図3
を主に用いて説明する。
【0039】この状態でまず、図1に示す光源ランプ1
11は、電源回路113から所定の電力供給を受けて発
光する。光源ランプ111より発する光は、放物面鏡1
15により右方向に放射する略平行光に制御反射され
る。
11は、電源回路113から所定の電力供給を受けて発
光する。光源ランプ111より発する光は、放物面鏡1
15により右方向に放射する略平行光に制御反射され
る。
【0040】次いで、この放物面鏡115より得られた
略平行光から映像形成に不要かつ有害な紫外線および赤
外線領域の波長がUV・IRフィルタ117によりカッ
トされる。次いで、可視光の波長域の略平行光が偏光方
向を制限通過させるために第1の偏光板119に入射さ
れる。
略平行光から映像形成に不要かつ有害な紫外線および赤
外線領域の波長がUV・IRフィルタ117によりカッ
トされる。次いで、可視光の波長域の略平行光が偏光方
向を制限通過させるために第1の偏光板119に入射さ
れる。
【0041】第1の偏光板119に入射する光は図3の
「入射光」に示すようにあらゆる方向の光を含んでい
る。このため、第1の偏光板119では、入射した光の
内、図3の「第1の偏光板」に示すように映像走査方向
に対し略45度の角を成す光のみを通過させる。そし
て、この第1の偏光板を通過した光は、図2に示すよう
に液晶パネル121に入射される。
「入射光」に示すようにあらゆる方向の光を含んでい
る。このため、第1の偏光板119では、入射した光の
内、図3の「第1の偏光板」に示すように映像走査方向
に対し略45度の角を成す光のみを通過させる。そし
て、この第1の偏光板を通過した光は、図2に示すよう
に液晶パネル121に入射される。
【0042】次いで、液晶パネル121では、信号処理
回路135から与えられる液晶パネル駆動信号に応じ
て、図3の「液晶パネル」に示すように電圧オン状態か
ら電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度旋光
する。そして、この略90度旋光された光は図2に示す
ように第2の偏光板123に入射される。
回路135から与えられる液晶パネル駆動信号に応じ
て、図3の「液晶パネル」に示すように電圧オン状態か
ら電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度旋光
する。そして、この略90度旋光された光は図2に示す
ように第2の偏光板123に入射される。
【0043】次いで、第2の偏光板123では、図3の
「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透過
軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過さ
せる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図2に示すように位相差板11に入射される。
「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透過
軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過さ
せる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図2に示すように位相差板11に入射される。
【0044】次いで、位相差板11では、図3の「位相
差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を通
過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板1
3の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同一
方向に変換させる。
差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を通
過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板1
3の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同一
方向に変換させる。
【0045】この偏光方向が変換された光は、図示しな
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
【0046】そして、第3の偏光板13では、図3の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
【0047】次に、第3の偏光板13の偏光方向が映像
走査方向に対し垂直方向(縦方向)である場合を図3と
図4を用いて説明する。尚、光源ランプ111、放物面
鏡115、第1の偏光板119、液晶パネル121およ
び第2の偏光板123の動作は、前述した第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
ある場合と同一であるので、ここでは位相差板11から
の動作を説明する。
走査方向に対し垂直方向(縦方向)である場合を図3と
図4を用いて説明する。尚、光源ランプ111、放物面
鏡115、第1の偏光板119、液晶パネル121およ
び第2の偏光板123の動作は、前述した第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
ある場合と同一であるので、ここでは位相差板11から
の動作を説明する。
【0048】第3の偏光板13の偏光方向が映像走査方
向に対し垂直方向(縦方向)である場合、位相差板11
では、図5の「位相差板」に示すように偏光方向を第2
の偏光板123を通過した光の偏光方向(破線の方向)
から第3の偏光板13の偏光方向(実線の方向)、即
ち、映像走査方向に対し垂直方向に変換させる。
向に対し垂直方向(縦方向)である場合、位相差板11
では、図5の「位相差板」に示すように偏光方向を第2
の偏光板123を通過した光の偏光方向(破線の方向)
から第3の偏光板13の偏光方向(実線の方向)、即
ち、映像走査方向に対し垂直方向に変換させる。
【0049】この偏光方向が変換された光は、図示しな
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
【0050】そして、第3の偏光板13では、図5の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向の対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下を防止することができる。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向の対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下を防止することができる。
【0051】このように、第1実施形態では、第3の偏
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下の割合を小さくすることができる。また、第1実
施形態では、第2の偏光板123を通過した光の偏光方
向を位相差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方向
に合わせるようにしているので、液晶パネル121を第
3の偏光板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要
が無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相
差板11と第3の偏光板13を配設するのみで従来と略
同程度の製造コストで背面投写型液晶プロジェクタ装置
1を製造することができる。
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下の割合を小さくすることができる。また、第1実
施形態では、第2の偏光板123を通過した光の偏光方
向を位相差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方向
に合わせるようにしているので、液晶パネル121を第
3の偏光板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要
が無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相
差板11と第3の偏光板13を配設するのみで従来と略
同程度の製造コストで背面投写型液晶プロジェクタ装置
1を製造することができる。
【0052】さらに、他の製品、例えばパーソナルコン
ピュータの表示装置用の液晶パネルや、液晶テレビジョ
ン用の液晶パネルは、映像走査方向と同一方向(横方
向)の視野角を広くするために透過軸方向が映像走査方
向に対し斜めであることが一般的であるが、第1実施形
態では、使用される液晶パネル121の透過軸方向が映
像走査方向に対し斜め(略45度)であり、液晶パネル
121およびに第2の偏光板123を通過した光の偏光
方向を位相差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方
向に合わせているので、他の製品の液晶パネルを共用も
しくは他の製品の液晶パネルの製造工程を共用すること
ができる。
ピュータの表示装置用の液晶パネルや、液晶テレビジョ
ン用の液晶パネルは、映像走査方向と同一方向(横方
向)の視野角を広くするために透過軸方向が映像走査方
向に対し斜めであることが一般的であるが、第1実施形
態では、使用される液晶パネル121の透過軸方向が映
像走査方向に対し斜め(略45度)であり、液晶パネル
121およびに第2の偏光板123を通過した光の偏光
方向を位相差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方
向に合わせているので、他の製品の液晶パネルを共用も
しくは他の製品の液晶パネルの製造工程を共用すること
ができる。
【0053】次に、本発明に係る背面投写型液晶プロジ
ェクタ装置の第2実施形態を図6〜図9を用いて説明す
る。尚、図1に示した第1実施形態の背面投写型液晶プ
ロジェクタ装置1と同一のものには同一の符号を付して
詳細な説明を省略した。
ェクタ装置の第2実施形態を図6〜図9を用いて説明す
る。尚、図1に示した第1実施形態の背面投写型液晶プ
ロジェクタ装置1と同一のものには同一の符号を付して
詳細な説明を省略した。
【0054】第2実施形態では、図14に示した従来の
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、図6と
図8に示すように、液晶パネル121と第2の偏光板1
23の間に位相差板11を設けると共に、レンチキュラ
レンズ131の外側に第2の偏光板123と同一偏光方
向の第3の偏光板13を設け、液晶パネル121の透過
軸方向と、第2の偏光板123および第3の偏光板13
との偏光方向が異なる場合に、液晶パネル121を通過
した光の偏光方向を位相差板11により変換して第2の
偏光板123および第3の偏光板13の偏光方向に合わ
せるようにしたものである。尚、第2実施形態では、第
2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向は同一
となっている。また、図6と図8では、図1に示した光
源ランプ111と電源回路113ととUV・IRフィル
タ117と映像入力端子133と信号処理回路135は
省略している。
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、図6と
図8に示すように、液晶パネル121と第2の偏光板1
23の間に位相差板11を設けると共に、レンチキュラ
レンズ131の外側に第2の偏光板123と同一偏光方
向の第3の偏光板13を設け、液晶パネル121の透過
軸方向と、第2の偏光板123および第3の偏光板13
との偏光方向が異なる場合に、液晶パネル121を通過
した光の偏光方向を位相差板11により変換して第2の
偏光板123および第3の偏光板13の偏光方向に合わ
せるようにしたものである。尚、第2実施形態では、第
2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向は同一
となっている。また、図6と図8では、図1に示した光
源ランプ111と電源回路113ととUV・IRフィル
タ117と映像入力端子133と信号処理回路135は
省略している。
【0055】次に、第2実施形態の動作を図6〜図9を
用いて説明する。尚ここでは、図6に示すように、第2
の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向が映像走
査方向と同一方向(横方向)である場合と、図8に示す
ように、第2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光
方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)である場
合の2つに分けて説明する。
用いて説明する。尚ここでは、図6に示すように、第2
の偏光板123と第3の偏光板13の偏光方向が映像走
査方向と同一方向(横方向)である場合と、図8に示す
ように、第2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光
方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)である場
合の2つに分けて説明する。
【0056】まず、第2の偏光板123と第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
ある場合を図6と図7を用いて説明する。尚、光源ラン
プ111、放物面鏡115および第1の偏光板119の
動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であるの
で、ここでは、液晶パネル121からの動作を説明す
る。
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
ある場合を図6と図7を用いて説明する。尚、光源ラン
プ111、放物面鏡115および第1の偏光板119の
動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であるの
で、ここでは、液晶パネル121からの動作を説明す
る。
【0057】第2の偏光板123と第3の偏光板13の
偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)である場
合、液晶パネル121は、図示しない信号処理回路から
与えられる液晶パネル駆動信号に応じて、図7の「液晶
パネル」に示すように電圧オン状態から電圧オフ状態に
することにより入射光を略90度旋光する。そして、こ
の略90度旋光された光は図6に示すように位相差板1
1に入射される。
偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)である場
合、液晶パネル121は、図示しない信号処理回路から
与えられる液晶パネル駆動信号に応じて、図7の「液晶
パネル」に示すように電圧オン状態から電圧オフ状態に
することにより入射光を略90度旋光する。そして、こ
の略90度旋光された光は図6に示すように位相差板1
1に入射される。
【0058】次いで、位相差板11では、図7の「位相
差板」に示すように偏光方向を液晶パネル121を通過
した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板13
の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同一方
向に変換させる。この偏光方向が変換された光は、図示
しない反射板を介して投写レンズ127に入射され、図
示しない反射板を介してフレネルレンズ129に映像と
して投写される。この投写された映像は、フレネルレン
ズ129により観察位置に集光され、レンチキュラレン
ズ131により任意方向に制御及びまたは拡散される。
即ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が
暗くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131によ
り視野角が広げられる。
差板」に示すように偏光方向を液晶パネル121を通過
した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板13
の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同一方
向に変換させる。この偏光方向が変換された光は、図示
しない反射板を介して投写レンズ127に入射され、図
示しない反射板を介してフレネルレンズ129に映像と
して投写される。この投写された映像は、フレネルレン
ズ129により観察位置に集光され、レンチキュラレン
ズ131により任意方向に制御及びまたは拡散される。
即ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が
暗くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131によ
り視野角が広げられる。
【0059】そして、第3の偏光板13では、図7の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
【0060】次に、第2の偏光板123と第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)である場合を図8と図9を用いて説明する。尚、光
源ランプ111、放物面鏡115および第1の偏光板1
19の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であ
るので、ここでは、液晶パネル121からの動作を説明
する。
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)である場合を図8と図9を用いて説明する。尚、光
源ランプ111、放物面鏡115および第1の偏光板1
19の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であ
るので、ここでは、液晶パネル121からの動作を説明
する。
【0061】第2の偏光板123と第3の偏光板13の
偏光方向が映像走査方向に対し垂直(縦方向)である場
合、液晶パネル121は、図示しない信号処理回路から
与えられる液晶パネル駆動信号に応じて、図9の「液晶
パネル」に示すように電圧オン状態から電圧オフ状態に
することにより入射光を略90度旋光する。そして、こ
の略90度旋光された光は図8に示すように位相差板1
1に入射される。
偏光方向が映像走査方向に対し垂直(縦方向)である場
合、液晶パネル121は、図示しない信号処理回路から
与えられる液晶パネル駆動信号に応じて、図9の「液晶
パネル」に示すように電圧オン状態から電圧オフ状態に
することにより入射光を略90度旋光する。そして、こ
の略90度旋光された光は図8に示すように位相差板1
1に入射される。
【0062】次いで、位相差板11では、図9の「位相
差板」に示すように偏光方向を液晶パネル121を通過
した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板13
の偏光方向(実線の方向)、即ち、映像走査方向に対し
垂直方向に変換させる。この偏光方向が変換された光
は、図示しない反射板を介して投写レンズ127に入射
され、図示しない反射板を介してフレネルレンズ129
に映像として投写される。この投写された映像は、フレ
ネルレンズ129により観察位置に集光され、レンチキ
ュラレンズ131により任意方向に制御及びまたは拡散
される。即ち、フレネルレンズ129によりスクリーン
周辺部が暗くなるのが防止され、レンチキュラレンズ1
31により視野角が広げられる。
差板」に示すように偏光方向を液晶パネル121を通過
した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板13
の偏光方向(実線の方向)、即ち、映像走査方向に対し
垂直方向に変換させる。この偏光方向が変換された光
は、図示しない反射板を介して投写レンズ127に入射
され、図示しない反射板を介してフレネルレンズ129
に映像として投写される。この投写された映像は、フレ
ネルレンズ129により観察位置に集光され、レンチキ
ュラレンズ131により任意方向に制御及びまたは拡散
される。即ち、フレネルレンズ129によりスクリーン
周辺部が暗くなるのが防止され、レンチキュラレンズ1
31により視野角が広げられる。
【0063】そして、第3の偏光板13では、図9の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下の割合を小さくすることができ
る。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下の割合を小さくすることができ
る。
【0064】このように、第2実施形態では、第3の偏
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下の割合を小さくすることができる。また、第2実
施形態では、液晶パネル121を通過した光の偏光方向
を位相差板11を用いて第2の偏光板121および第3
の偏光板13の偏光方向に合わせるようにしているの
で、液晶パネル121を第2の偏光板123および第3
の偏光板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要が
無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相差
板11と第3の偏光板13を配設するのみで従来と道程
どの製造コストで背面投写射型液晶プロジェクタ装置1
を製造することができる。
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下の割合を小さくすることができる。また、第2実
施形態では、液晶パネル121を通過した光の偏光方向
を位相差板11を用いて第2の偏光板121および第3
の偏光板13の偏光方向に合わせるようにしているの
で、液晶パネル121を第2の偏光板123および第3
の偏光板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要が
無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相差
板11と第3の偏光板13を配設するのみで従来と道程
どの製造コストで背面投写射型液晶プロジェクタ装置1
を製造することができる。
【0065】さらに、他の製品、例えばパーソナルコン
ピュータの表示装置用の液晶パネルや、液晶テレビジョ
ン用の液晶パネルは、映像走査方向と同一方向(横方
向)の視野角を広くするために透過軸方向が映像走査方
向に対し斜めであることが一般的であるが、第2実施形
態では、使用される液晶パネル121の透過軸方向が映
像走査方向に対し斜め(略45度)であり、液晶パネル
121を通過した光の偏光方向を位相差板11を用いて
第2の偏光板123および第3の偏光板13の偏光方向
に合わせているので、他の製品の液晶パネルを共用もし
くは他の製品の液晶パネルの製造工程を共用することが
できる。
ピュータの表示装置用の液晶パネルや、液晶テレビジョ
ン用の液晶パネルは、映像走査方向と同一方向(横方
向)の視野角を広くするために透過軸方向が映像走査方
向に対し斜めであることが一般的であるが、第2実施形
態では、使用される液晶パネル121の透過軸方向が映
像走査方向に対し斜め(略45度)であり、液晶パネル
121を通過した光の偏光方向を位相差板11を用いて
第2の偏光板123および第3の偏光板13の偏光方向
に合わせているので、他の製品の液晶パネルを共用もし
くは他の製品の液晶パネルの製造工程を共用することが
できる。
【0066】次に、本発明に係る背面投写型液晶プロジ
ェクタ装置の第3実施形態を図10〜図13を用いて説
明する。尚、図1に示した第1実施形態の背面投写型液
晶プロジェクタ装置1と同一のものには同一の符号を付
して詳細な説明を省略した。
ェクタ装置の第3実施形態を図10〜図13を用いて説
明する。尚、図1に示した第1実施形態の背面投写型液
晶プロジェクタ装置1と同一のものには同一の符号を付
して詳細な説明を省略した。
【0067】第3実施形態では、図14に示した従来の
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、図10
と図12に示すように、第2の偏光板123と投写レン
ズ127の間に位相差板11を設けると共に、レンチキ
ュラレンズ131の外側に第3の偏光板13を設け、第
2の偏光板123を通過した光の偏光方向を位相差板1
1により変換して第3の偏光板13の偏光方向に合わせ
るようにしたものである。尚、第1実施形態と第2実施
形態では、液晶パネル121の透過軸方向が映像走査方
向に対し、斜めであったが、第3実施形態では、液晶パ
ネル121の透過軸方向が映像走査方向と同一方向もし
くは映像走査方向に対し垂直方向としている。また、図
10と図12では、図1に示した光源ランプ111と電
源回路113ととUV・IRフィルタ117と映像入力
端子133と信号処理回路135は省略している。
背面投写型液晶プロジェクタ装置101に加え、図10
と図12に示すように、第2の偏光板123と投写レン
ズ127の間に位相差板11を設けると共に、レンチキ
ュラレンズ131の外側に第3の偏光板13を設け、第
2の偏光板123を通過した光の偏光方向を位相差板1
1により変換して第3の偏光板13の偏光方向に合わせ
るようにしたものである。尚、第1実施形態と第2実施
形態では、液晶パネル121の透過軸方向が映像走査方
向に対し、斜めであったが、第3実施形態では、液晶パ
ネル121の透過軸方向が映像走査方向と同一方向もし
くは映像走査方向に対し垂直方向としている。また、図
10と図12では、図1に示した光源ランプ111と電
源回路113ととUV・IRフィルタ117と映像入力
端子133と信号処理回路135は省略している。
【0068】次に、第3実施形態の動作を図10〜図1
3を用いて説明する。尚ここでは、図10に示すよう
に、第1の偏光板119と第3の偏光板13の偏光方向
が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)で第2の偏光
板123の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方
向)である場合と、図12に示すように、第1の偏光板
119と第3の偏光板13の偏光方向が映像走査方向と
同一方向(横方向)で第2の偏光板123の偏光方向が
映像走査方向に対し垂直方向である場合の2つに分けて
説明する。
3を用いて説明する。尚ここでは、図10に示すよう
に、第1の偏光板119と第3の偏光板13の偏光方向
が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)で第2の偏光
板123の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方
向)である場合と、図12に示すように、第1の偏光板
119と第3の偏光板13の偏光方向が映像走査方向と
同一方向(横方向)で第2の偏光板123の偏光方向が
映像走査方向に対し垂直方向である場合の2つに分けて
説明する。
【0069】まず、第1の偏光板119と第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)で第2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向と
同一方向(横方向)である場合を図10と図11を用い
て説明する。尚、光源ランプ111および放物面鏡11
5の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一である
ので、ここでは、第1の偏光板119からの動作を説明
する。
13の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方
向)で第2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向と
同一方向(横方向)である場合を図10と図11を用い
て説明する。尚、光源ランプ111および放物面鏡11
5の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一である
ので、ここでは、第1の偏光板119からの動作を説明
する。
【0070】第1の偏光板119と第3の偏光板13の
偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)で第
2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向と同一方向
(横方向)である場合、第1の偏光板119は、入射し
た光の内、図11の「第1の偏光板」に示すように映像
走査方向に対し垂直方向の偏光のみを通過させる。そし
て、この第1の偏光板を通過した光は、図10に示すよ
うに液晶パネル121に入射される。
偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向(縦方向)で第
2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向と同一方向
(横方向)である場合、第1の偏光板119は、入射し
た光の内、図11の「第1の偏光板」に示すように映像
走査方向に対し垂直方向の偏光のみを通過させる。そし
て、この第1の偏光板を通過した光は、図10に示すよ
うに液晶パネル121に入射される。
【0071】次いで、液晶パネル121では、図示しな
い信号処理回路から与えられる液晶パネル駆動信号に応
じて、図11の「液晶パネル」に示すように電圧オン状
態から電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度
旋光する。そして、この略90度旋光された光は図10
に示すように第2の偏光板123に入射される。
い信号処理回路から与えられる液晶パネル駆動信号に応
じて、図11の「液晶パネル」に示すように電圧オン状
態から電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度
旋光する。そして、この略90度旋光された光は図10
に示すように第2の偏光板123に入射される。
【0072】次いで、第2の偏光板123では、図11
の「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透
過軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過
させる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図10に示すように位相差板11に入射される。
の「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透
過軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過
させる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図10に示すように位相差板11に入射される。
【0073】次いで、位相差板11では、図11の「位
相差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板
13の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向に対
し垂直方向に変換させる。
相差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板
13の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向に対
し垂直方向に変換させる。
【0074】この偏光方向が変換された光は、図示しな
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
【0075】そして、第3の偏光板13では、図11の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下の割合を小さくすることができ
る。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させる。このとき、位相差板1
1により偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向に変換
されているので、映像の輝度、コントラストは低下しな
い。また、第3の偏光板13は、映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを通過させるので、光源ランプ111
より発せられる光を除く光、例えば周囲光の内、映像走
査方向と同一方向の光の反射は防止できる。このため、
画面のコントラスト低下の割合を小さくすることができ
る。
【0076】次に、第1の偏光板119と第3の偏光板
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
第2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向に対し垂
直方向(縦方向)である場合を図12と図13を用いて
説明する。尚、光源ランプ111および放物面鏡115
の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であるの
で、ここでは、第1の偏光板119からの動作を説明す
る。
13の偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で
第2の偏光板123の偏光方向が映像走査方向に対し垂
直方向(縦方向)である場合を図12と図13を用いて
説明する。尚、光源ランプ111および放物面鏡115
の動作は、前述した第1実施形態の場合と同一であるの
で、ここでは、第1の偏光板119からの動作を説明す
る。
【0077】第1の偏光板119と第3の偏光板13の
偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で第2の
偏光板123の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向
(縦方向)である場合、第1の偏光板119は、入射し
た光の内、図13の「第1の偏光板」に示すように映像
走査方向と同一方向の光のみを通過させる。そして、こ
の第1の偏光板を通過した光は、図12に示すように液
晶パネル121に入射される。
偏光方向が映像走査方向と同一方向(横方向)で第2の
偏光板123の偏光方向が映像走査方向に対し垂直方向
(縦方向)である場合、第1の偏光板119は、入射し
た光の内、図13の「第1の偏光板」に示すように映像
走査方向と同一方向の光のみを通過させる。そして、こ
の第1の偏光板を通過した光は、図12に示すように液
晶パネル121に入射される。
【0078】次いで、液晶パネル121では、図示しな
い信号処理回路から与えられる液晶パネル駆動信号に応
じて、図13の「液晶パネル」に示すように電圧オン状
態から電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度
旋光する。そして、この略90度旋光された光は図12
に示すように第2の偏光板123に入射される。
い信号処理回路から与えられる液晶パネル駆動信号に応
じて、図13の「液晶パネル」に示すように電圧オン状
態から電圧オフ状態にすることにより入射光を略90度
旋光する。そして、この略90度旋光された光は図12
に示すように第2の偏光板123に入射される。
【0079】次いで、第2の偏光板123では、図13
の「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透
過軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過
させる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図12に示すように位相差板11に入射される。
の「第2の偏光板」に示すように液晶パネル121の透
過軸方向と同一方向の偏光方向の光のみを選択的に通過
させる。そして、この第2の偏光板123を通過した光
は、図12に示すように位相差板11に入射される。
【0080】次いで、位相差板11では、図13の「位
相差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板
13の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同
一方向に変換させる。
相差板」に示すように偏光方向を第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向(破線の方向)から第3の偏光板
13の偏光方向(実線の方向)、即ち映像走査方向と同
一方向に変換させる。
【0081】この偏光方向が変換された光は、図示しな
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
い反射板を介して投写レンズ127に入射され、図示し
ない反射板を介してフレネルレンズ129に映像として
投写される。この投写された映像は、フレネルレンズ1
29により観察位置に集光され、レンチキュラレンズ1
31により任意方向に制御及びまたは拡散される。即
ち、フレネルレンズ129によりスクリーン周辺部が暗
くなるのが防止され、レンチキュラレンズ131により
視野角が広げられる。
【0082】そして、第3の偏光板13では、図13の
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
「第3の偏光板」に示すように、映像走査方向と同一方
向の光のみを通過させる。このとき、位相差板11によ
り偏光方向が映像走査方向と同一方向に変換されている
ので、映像の輝度、コントラストは低下しない。また、
第3の偏光板13は、映像走査方向と同一方向の光のみ
を通過させるので、光源ランプ111より発せられる光
を除く光、例えば周囲光の内、映像走査方向に対し垂直
方向の偏光の反射は防止できる。このため、画面のコン
トラスト低下の割合を小さくすることができる。
【0083】このように、第3実施形態では、第3の偏
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下を防止することができる。また、第3実施形態で
は、第2の偏光板123を通過した光の偏光方向を位相
差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方向に合わせ
るようにしているので、液晶パネル121を第3の偏光
板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要が無く、
従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相差板11
と第3の偏光板13を配設するのみで従来と同程度の製
造コストで背面投写型液晶プロジェクタ装置1を製造す
ることができる。
光板13をレンチキュラレンズ131の外側に設けてい
るので、光源ランプ111より発せられる光を除く光、
例えば周囲光による反射を軽減でき、画面のコントラス
ト低下を防止することができる。また、第3実施形態で
は、第2の偏光板123を通過した光の偏光方向を位相
差板11を用いて第3の偏光板13の偏光方向に合わせ
るようにしているので、液晶パネル121を第3の偏光
板13の偏光方向に合わて新たに製造する必要が無く、
従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置に位相差板11
と第3の偏光板13を配設するのみで従来と同程度の製
造コストで背面投写型液晶プロジェクタ装置1を製造す
ることができる。
【0084】尚、第3実施形態では、第1の偏光板11
9と第3の偏光板13は映像走査方向に対し垂直方向も
しくは映像走査方向と同一方向の偏光方向を有し、液晶
パネル121と第2の偏光板123は、第1の偏光板1
19と第3の偏光板13の偏光方向に対し略90度の透
過軸方向または偏光方向を有し、第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向を位相差板11により変換して第
3の偏光板13の偏光方向に合わせるようにしている
が、本発明はこれに限定されること無く、第1の偏光板
119と第2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光
方向を映像走査方向に対し垂直方向もしくは映像走査方
向と同一方向とすると共に、液晶パネル121の透過軸
方向を第1の偏光板119と第2の偏光板123と第3
の偏光板13の偏光方向に対し略90度の角を成すよう
にし、第2実施形態と同様に液晶パネル121と第2の
偏光板123の間に位相差板11を設け、液晶パネル1
21を通過した光の偏光方向を位相差板11により変換
して第2の偏光板123および第3の偏光板13の偏光
方向に合わせるようにしても良い。
9と第3の偏光板13は映像走査方向に対し垂直方向も
しくは映像走査方向と同一方向の偏光方向を有し、液晶
パネル121と第2の偏光板123は、第1の偏光板1
19と第3の偏光板13の偏光方向に対し略90度の透
過軸方向または偏光方向を有し、第2の偏光板123を
通過した光の偏光方向を位相差板11により変換して第
3の偏光板13の偏光方向に合わせるようにしている
が、本発明はこれに限定されること無く、第1の偏光板
119と第2の偏光板123と第3の偏光板13の偏光
方向を映像走査方向に対し垂直方向もしくは映像走査方
向と同一方向とすると共に、液晶パネル121の透過軸
方向を第1の偏光板119と第2の偏光板123と第3
の偏光板13の偏光方向に対し略90度の角を成すよう
にし、第2実施形態と同様に液晶パネル121と第2の
偏光板123の間に位相差板11を設け、液晶パネル1
21を通過した光の偏光方向を位相差板11により変換
して第2の偏光板123および第3の偏光板13の偏光
方向に合わせるようにしても良い。
【0085】尚、上記の実施の形態の第3の偏光板13
の外側もしくはレンチキュラレンズ131と第3の偏光
板13の間に任意の透過率を有する光透過板を設けても
良い。この場合、投写される映像の輝度は多少低下する
が、コントラストを向上させることができる。
の外側もしくはレンチキュラレンズ131と第3の偏光
板13の間に任意の透過率を有する光透過板を設けても
良い。この場合、投写される映像の輝度は多少低下する
が、コントラストを向上させることができる。
【0086】また、上記の実施の形態では、液晶パネル
121が1枚の背面投写型液晶プロジェクタ装置に適用
した場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定さ
れること無く、液晶パネルが赤、緑、青の3枚に分けら
れている場合についても位相差板11を液晶パネル12
1毎に設けることで同様に適用することができる。
121が1枚の背面投写型液晶プロジェクタ装置に適用
した場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定さ
れること無く、液晶パネルが赤、緑、青の3枚に分けら
れている場合についても位相差板11を液晶パネル12
1毎に設けることで同様に適用することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至請求項
9記載の発明によれば、レンチキュラレンズの外側に第
3の偏光板を設けているので、投写される映像のコント
ラスト低下を防止し、映像品位を向上させることが可能
となる。また、請求項1、請求項2、請求項3、請求項
6および請求項7記載の発明によれば、第2の偏光板を
通過した光の偏光方向を偏光方向変換手段を用いて第3
の偏光板の偏光方向に合わせるようにしているので、液
晶パネルを第3の偏光板の偏光方向に合わて新たに製造
する必要が無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装
置に偏光方向変換手段と第3の偏光板を配設するのみで
従来と略同程度の製造コストで本発明を実現することが
できる。さらに、請求項4、請求項5、請求項8および
請求項9記載の発明によれば、液晶パネルを通過した光
の偏光方向を偏光方向変換手段により第2の偏光板およ
び第3の偏光板の偏光方向に合わせるようにしているの
で、液晶パネルを第2の偏光板および第3の偏光板の偏
光方向に合わて新たに製造する必要が無く、従来の背面
投写型液晶プロジェクタ装置に偏光方向変換手段と第3
の偏光板を配設するのみで従来と略同程度の製造コスト
で本発明を実現することができる。さらに、請求項2乃
至請求項5記載の発明によれば、液晶パネルの透過軸方
向が、映像走査方向に対し斜め方向で、他の装置に一般
的に用いられている液晶パネルの透過軸方向と同様であ
るので、液晶パネルもしくは液晶パネルの製造工程を他
の装置と共用することができる。
9記載の発明によれば、レンチキュラレンズの外側に第
3の偏光板を設けているので、投写される映像のコント
ラスト低下を防止し、映像品位を向上させることが可能
となる。また、請求項1、請求項2、請求項3、請求項
6および請求項7記載の発明によれば、第2の偏光板を
通過した光の偏光方向を偏光方向変換手段を用いて第3
の偏光板の偏光方向に合わせるようにしているので、液
晶パネルを第3の偏光板の偏光方向に合わて新たに製造
する必要が無く、従来の背面投写型液晶プロジェクタ装
置に偏光方向変換手段と第3の偏光板を配設するのみで
従来と略同程度の製造コストで本発明を実現することが
できる。さらに、請求項4、請求項5、請求項8および
請求項9記載の発明によれば、液晶パネルを通過した光
の偏光方向を偏光方向変換手段により第2の偏光板およ
び第3の偏光板の偏光方向に合わせるようにしているの
で、液晶パネルを第2の偏光板および第3の偏光板の偏
光方向に合わて新たに製造する必要が無く、従来の背面
投写型液晶プロジェクタ装置に偏光方向変換手段と第3
の偏光板を配設するのみで従来と略同程度の製造コスト
で本発明を実現することができる。さらに、請求項2乃
至請求項5記載の発明によれば、液晶パネルの透過軸方
向が、映像走査方向に対し斜め方向で、他の装置に一般
的に用いられている液晶パネルの透過軸方向と同様であ
るので、液晶パネルもしくは液晶パネルの製造工程を他
の装置と共用することができる。
【図1】本発明に係る背面投写型液晶プロジェクタ装置
の第1実施形態の概要を示すシステム構成図である。
の第1実施形態の概要を示すシステム構成図である。
【図2】第3の偏光板の偏光方向が映像走査方向と同一
方向である場合の構成を示した図である。
方向である場合の構成を示した図である。
【図3】図2に示した各部の偏光方向および液晶パネル
の透過軸方向を示した図である。
の透過軸方向を示した図である。
【図4】第3の偏光板の偏光方向が映像走査方向に対し
垂直方向である場合を示した図である。
垂直方向である場合を示した図である。
【図5】図4に示した各部の偏光方向および液晶パネル
の透過軸方向を示した図である。
の透過軸方向を示した図である。
【図6】本発明に係る背面投写型液晶プロジェクタ装置
の第2実施形態(第2の偏光板と第3の偏光板の偏光方
向が映像走査方向と同一方向である場合)を示した図で
ある。
の第2実施形態(第2の偏光板と第3の偏光板の偏光方
向が映像走査方向と同一方向である場合)を示した図で
ある。
【図7】図6に示した各部の偏光方向および液晶パネル
の透過軸方向を示した図である。
の透過軸方向を示した図である。
【図8】本発明に係る背面投写型液晶プロジェクタ装置
の第2実施形態(第2の偏光板と第3の偏光板の偏光方
向が映像走査方向に対し垂直方向である場合)を示した
図である。
の第2実施形態(第2の偏光板と第3の偏光板の偏光方
向が映像走査方向に対し垂直方向である場合)を示した
図である。
【図9】図8に示した各部の偏光方向および液晶パネル
の透過軸方向を示した図である。
の透過軸方向を示した図である。
【図10】本発明に係る背面投写型液晶プロジェクタ装
置の第3実施形態(第1の偏光板と第3の偏光板の偏光
方向が映像走査方向に対し垂直方向、第2の偏光板の偏
光方向が映像走査方向と同一方向である場合)を示した
図である。
置の第3実施形態(第1の偏光板と第3の偏光板の偏光
方向が映像走査方向に対し垂直方向、第2の偏光板の偏
光方向が映像走査方向と同一方向である場合)を示した
図である。
【図11】図10に示した各部の偏光方向および液晶パ
ネルの透過軸方向を示した図である。
ネルの透過軸方向を示した図である。
【図12】本発明に係る背面投写型液晶プロジェクタ装
置の第3実施形態(第1の偏光板と第3の偏光板の偏光
方向が映像走査方向と同一方向、第2の偏光板の偏光方
向が映像走査方向に対し垂直方向である場合)を示した
図である。
置の第3実施形態(第1の偏光板と第3の偏光板の偏光
方向が映像走査方向と同一方向、第2の偏光板の偏光方
向が映像走査方向に対し垂直方向である場合)を示した
図である。
【図13】図12に示した各部の偏光方向および液晶パ
ネルの透過軸方向を示した図である。
ネルの透過軸方向を示した図である。
【図14】従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置の概
要を示すシステム構成図である。
要を示すシステム構成図である。
【図15】従来の背面投写型液晶プロジェクタ装置の断
面図である。
面図である。
1 背面投写型液晶プロジェクタ装置 11 位相差板 13 第3の偏光板 111 光源ランプ 115 放物面鏡 117 UV・IRフィルタ 119 第1の偏光板 121 液晶パネル 123 第2の偏光板 127 投写レンズ 129 フレネルレンズ 131 レンチキュラレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅沢 俊光 埼玉県深谷市幡羅町1−9−2 株式会社 東芝深谷工場内 (72)発明者 斉藤 裕 埼玉県深谷市幡羅町1−9−2 株式会社 東芝深谷工場内 (72)発明者 尾林 稔夫 埼玉県深谷市幡羅町1−9−2 株式会社 東芝深谷工場内
Claims (12)
- 【請求項1】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置された複数の液晶セルを備えた液晶パネル
と、 この液晶パネルを通過した光から任意偏光方向の光のみ
を選択的に通過させる第2の偏光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 を備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置に
おいて、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、前記液晶パネルを通過した光を
除く光による反射を軽減する第3の偏光板と、 前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの任意
の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光の偏
光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光方向に合わせ
る偏光方向変換手段と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項2】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
斜め方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光から前記斜め方向の光のみ
を選択的に通過させる第2の偏光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 を備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置に
おいて、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、映像走査方向と同一方向の光の
みを通過させる偏光特性を有し、前記液晶パネルを通過
した光を除く光による反射を軽減する第3の偏光板と、 前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの任意
の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光の偏
光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合わせ
る偏光方向変換手段と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項3】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
斜め方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光から前記斜め方向の光のみ
を選択的に通過させる第2の偏光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 を備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置に
おいて、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを通過させる偏光特性を有し、前記液晶パネル
を通過した光を除く光による反射を軽減する第3の偏光
板と、 前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの任意
の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光の偏
光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合わせ
る偏光方向変換手段と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項4】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
斜め方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向
と同一方向に変換する偏光方向変換手段と、 この偏光方向変換手段を通過した光から映像走査方向と
同一方向の光のみを選択的に通過させる第2の偏光板
と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特
性を有し、前記液晶パネルを通過した光を除く光による
反射を軽減する第3の偏光板と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項5】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
斜め方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向
に対し垂直方向に変換する偏光方向変換手段と、 この偏光方向変換手段を通過した光から映像走査方向に
対し垂直方向の偏光のみを選択的に通過させる第2の偏
光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特
性を有し、前記液晶パネルを通過した光を除く光による
反射を軽減する第3の偏光板と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項6】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一
方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光から映像走査方向と同一方
向の光のみを選択的に通過させる第2の偏光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 を備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置に
おいて、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、映像走査方向に対し垂直方向の
偏光のみを通過させる偏光特性を有し、前記液晶パネル
を通過した光を除く光による反射を軽減する第3の偏光
板と、 前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの任意
の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光の偏
光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合わせ
る偏光方向変換手段と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項7】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
垂直方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光から映像走査方向に対し垂
直方向の偏光のみを選択的に通過させる第2の偏光板
と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 を備えて構成される背面投写型液晶プロジェクタ装置に
おいて、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、映像走査方向と同一方向の光の
みを通過させる偏光特性を有し、前記液晶パネルを通過
した光を除く光による反射を軽減する第3の偏光板と、 前記第2の偏光板と前記第3の偏光板の前面までの任意
の位置に設けられ、前記第2の偏光板を通過した光の偏
光方向を変換して前記第3の偏光板の偏光特性に合わせ
る偏光方向変換手段と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項8】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向に対し
垂直方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向
と同一方向に変換する偏光方向変換手段と、 この偏光方向変換手段を通過した光から映像走査方向と
同一方向の光のみを選択的に通過させる第2の偏光板
と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特
性を有し、前記液晶パネルを通過した光を除く光による
反射を軽減する第3の偏光板と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項9】 光源ランプと、 この光源ランプより発する光を略平行光に制御反射する
放物面鏡と、 この放物面鏡より得られた略平行光の偏光方向を制限通
過させる第1の偏光板と、 この第1の偏光板を通過した略平行光が照射されるとと
もに、それぞれの旋光性を制御可能なようにマトリック
ス状に配置され、その透過軸方向が映像走査方向と同一
方向である複数の液晶セルを備える液晶パネルと、 この液晶パネルを通過した光の偏光方向を映像走査方向
に対し垂直方向に変換する偏光方向変換手段と、 この偏光方向変換手段を通過した光から映像走査方向に
対し垂直方向の偏光のみを選択的に通過させる第2の偏
光板と、 この第2の偏光板を通過した光を拡大投写する投写レン
ズと、 この投写レンズより発せられた光を任意位置に集光させ
るフレネルレンズと、 このフレネルレンズを通過した光を任意方向に制御およ
びまたは拡散するレンチキュラレンズと、 前記投写レンズから前記レンチキュラレンズ前面までの
任意の位置に設けられ、前記第2の偏光板と同じ偏光特
性を有し、前記液晶パネルを通過した光を除く光による
反射を軽減する第3の偏光板と、 を備えることを特徴とする背面投写型液晶プロジェクタ
装置。 - 【請求項10】 前記偏光方向変換手段は、位相差板で
あることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか
1項記載の背面投写型液晶プロジェクタ装置。 - 【請求項11】 前記第3の偏光板の外側もしくは前記
レンチキュラレンズと前記第3の偏光板との間に任意の
透過率を有する光透過板をさらに設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の背面投
写型液晶プロジェクタ装置。 - 【請求項12】 前記投写レンズと前記フレネルレンズ
との間に反射鏡がさらに設けられ、前記投写レンズより
出射される光の偏光方向が前記反射鏡に対してS偏光で
あることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ
か1項記載の背面投写型液晶プロジェクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058053A JPH09244016A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 背面投写型液晶プロジェクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058053A JPH09244016A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 背面投写型液晶プロジェクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244016A true JPH09244016A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13073183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058053A Pending JPH09244016A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 背面投写型液晶プロジェクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09244016A (ja) |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8058053A patent/JPH09244016A/ja active Pending
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