JPH09240835A - 棒状体の積換え装置 - Google Patents
棒状体の積換え装置Info
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- JPH09240835A JPH09240835A JP7962896A JP7962896A JPH09240835A JP H09240835 A JPH09240835 A JP H09240835A JP 7962896 A JP7962896 A JP 7962896A JP 7962896 A JP7962896 A JP 7962896A JP H09240835 A JPH09240835 A JP H09240835A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棒状体を箱体からパレットに自動的に積換え
て、作業効率の向上を図る。 【解決手段】 紙箱内に直立状態で整列された各棒状体
を供給コンベアによって取出し位置まで搬送し、この取
出し位置で取出し機構14によって紙箱から各棒状体を
一列毎に取出した後、ピッチ調整機構42によって各棒
状体間のピッチをパレットの各棒状体収容部間のピッチ
となるように調整し、この各棒状体を積込み機構54で
パレットに積込んで排出コンベア52により排出する構
成としている。従って、紙箱内での各棒状体間のピッチ
とパレットの各棒状体収容部間のピッチが異なる場合で
も、各棒状体を自動的に積換えることができる。また、
棒状体は人手に触れることなく衛生的である。
て、作業効率の向上を図る。 【解決手段】 紙箱内に直立状態で整列された各棒状体
を供給コンベアによって取出し位置まで搬送し、この取
出し位置で取出し機構14によって紙箱から各棒状体を
一列毎に取出した後、ピッチ調整機構42によって各棒
状体間のピッチをパレットの各棒状体収容部間のピッチ
となるように調整し、この各棒状体を積込み機構54で
パレットに積込んで排出コンベア52により排出する構
成としている。従って、紙箱内での各棒状体間のピッチ
とパレットの各棒状体収容部間のピッチが異なる場合で
も、各棒状体を自動的に積換えることができる。また、
棒状体は人手に触れることなく衛生的である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化粧品、食
料品、薬品等を製造するにあたって、納入される棒状を
なす部品(棒状体)を製造ラインに適したパレットに積
換えるのに用いて好適な棒状体の積換え装置に関する。
料品、薬品等を製造するにあたって、納入される棒状を
なす部品(棒状体)を製造ラインに適したパレットに積
換えるのに用いて好適な棒状体の積換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧品、食料品、薬品等を製造
する工場、例えば、口紅等を製造する工場では口紅用ケ
ース等の棒状体が納入されるが、この棒状体は、上方に
開口すると共に内部が井桁状に組まれた仕切板によって
仕切られた紙製の箱体(紙箱)内に直立して整列収容さ
れた状態で納入される。そして、紙箱内の各棒状体は、
口紅を製造するためのラインに適合するように形状や棒
状体収容部間のピッチが設定されたパレットに積換えら
れる。
する工場、例えば、口紅等を製造する工場では口紅用ケ
ース等の棒状体が納入されるが、この棒状体は、上方に
開口すると共に内部が井桁状に組まれた仕切板によって
仕切られた紙製の箱体(紙箱)内に直立して整列収容さ
れた状態で納入される。そして、紙箱内の各棒状体は、
口紅を製造するためのラインに適合するように形状や棒
状体収容部間のピッチが設定されたパレットに積換えら
れる。
【0003】そして、この棒状体の積換え時には、自動
機によって棒状体を積換えることが考えられるが、紙箱
は変形しやすく棒状体を正確に位置決めすることができ
ない上に、箱体内に整列された各棒状体間のピッチとパ
レットの各棒状体収容部間のピッチとが異なることから
自動機による積換えが難しく、現状では人手によって積
換え作業を行なっている。
機によって棒状体を積換えることが考えられるが、紙箱
は変形しやすく棒状体を正確に位置決めすることができ
ない上に、箱体内に整列された各棒状体間のピッチとパ
レットの各棒状体収容部間のピッチとが異なることから
自動機による積換えが難しく、現状では人手によって積
換え作業を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、棒状体を紙箱からパレットに人手によって積換え
作業を行なった場合には、作業性が低く作業効率が低下
する上に、ケース等の棒状体に汚れが付着し易く、衛生
面で好ましくないという問題がある。
うに、棒状体を紙箱からパレットに人手によって積換え
作業を行なった場合には、作業性が低く作業効率が低下
する上に、ケース等の棒状体に汚れが付着し易く、衛生
面で好ましくないという問題がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、棒状体を箱体からパレットに自動的に積
換えることができ、作業効率を向上することができるよ
うにした棒状体の積換え装置を提供することを目的とし
ている。
されたもので、棒状体を箱体からパレットに自動的に積
換えることができ、作業効率を向上することができるよ
うにした棒状体の積換え装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する棒状体の積換え装置
は、直立状態で箱体内に整列された複数本の棒状体を取
出し、取出した各棒状体を所定のピッチで複数の棒状体
収容部が形成されたパレットに積換える棒状体の積換え
装置であって、前記箱体内に整列された前記各棒状体を
取出し位置に向けて搬送する供給コンベアと、該供給コ
ンベアによって取出し位置に搬送された各棒状体を箱体
から一列毎に取出す取出し手段と、該取出し手段によっ
て箱体から取出された各棒状体を前記パレットの各棒状
体収容部間のピッチに対応するように該各棒状体間のピ
ッチを調整するピッチ調整手段と、該ピッチ調整手段に
よってピッチ調整された各棒状体をパレットの各棒状体
収容部に積込む積込み手段と、各棒状体が積込まれたパ
レットを排出する排出コンベアとから構成してなる。
ために、請求項1の発明が採用する棒状体の積換え装置
は、直立状態で箱体内に整列された複数本の棒状体を取
出し、取出した各棒状体を所定のピッチで複数の棒状体
収容部が形成されたパレットに積換える棒状体の積換え
装置であって、前記箱体内に整列された前記各棒状体を
取出し位置に向けて搬送する供給コンベアと、該供給コ
ンベアによって取出し位置に搬送された各棒状体を箱体
から一列毎に取出す取出し手段と、該取出し手段によっ
て箱体から取出された各棒状体を前記パレットの各棒状
体収容部間のピッチに対応するように該各棒状体間のピ
ッチを調整するピッチ調整手段と、該ピッチ調整手段に
よってピッチ調整された各棒状体をパレットの各棒状体
収容部に積込む積込み手段と、各棒状体が積込まれたパ
レットを排出する排出コンベアとから構成してなる。
【0007】このように構成したことにより、供給コン
ベアによって箱体内に収容された各棒状体が搬送されて
きて取出し位置に達すると、取出し手段によって各棒状
体が一列毎に取出され、この取出された各棒状体は、該
各棒状体間のピッチがピッチ調整手段によりパレットの
各棒状体収容部間のピッチに合せて調整される。そし
て、ピッチ調整された各棒状体は積込み手段によってパ
レットの各棒状体収容部に積込まれ、排出コンベアで排
出されるから、箱体からピッチの異なるパレットへの積
換えを自動的に行なうことができる。
ベアによって箱体内に収容された各棒状体が搬送されて
きて取出し位置に達すると、取出し手段によって各棒状
体が一列毎に取出され、この取出された各棒状体は、該
各棒状体間のピッチがピッチ調整手段によりパレットの
各棒状体収容部間のピッチに合せて調整される。そし
て、ピッチ調整された各棒状体は積込み手段によってパ
レットの各棒状体収容部に積込まれ、排出コンベアで排
出されるから、箱体からピッチの異なるパレットへの積
換えを自動的に行なうことができる。
【0008】請求項2の発明は、前記供給コンベアの取
出し位置には、この取出し位置に配置された各棒状体を
箱体と共に上方に移動する上昇手段を設けたことにあ
る。このように、供給コンベアの取出し位置に配置され
た各棒状体は、上昇手段によって箱体と共に上昇される
から、例えば各棒状体がコンテナ等に収容された状態で
搬送されてきても、取出し手段によって各棒状体を箱体
から容易に取出すことができる。
出し位置には、この取出し位置に配置された各棒状体を
箱体と共に上方に移動する上昇手段を設けたことにあ
る。このように、供給コンベアの取出し位置に配置され
た各棒状体は、上昇手段によって箱体と共に上昇される
から、例えば各棒状体がコンテナ等に収容された状態で
搬送されてきても、取出し手段によって各棒状体を箱体
から容易に取出すことができる。
【0009】請求項3の発明は、前記取出し手段は、移
動自在なアーム部と、該アーム部の先端に設けられ箱体
内に整列された各棒状体を一列毎に把持する把持部と、
該把持部で各棒状体を把持して箱体から引き抜くときに
該箱体を押えて固定する箱体固定部と、前記把持部によ
って各棒状体が把持されたか否かを検出する棒状体検出
センサとから構成したことにある。
動自在なアーム部と、該アーム部の先端に設けられ箱体
内に整列された各棒状体を一列毎に把持する把持部と、
該把持部で各棒状体を把持して箱体から引き抜くときに
該箱体を押えて固定する箱体固定部と、前記把持部によ
って各棒状体が把持されたか否かを検出する棒状体検出
センサとから構成したことにある。
【0010】このように構成したことにより、供給コン
ベアの取出し位置に各棒状体が配置されると、アーム部
の移動によって把持部が各棒状体上に配置され、該把持
部によって各棒状体が一列毎に箱体から取出される。こ
の棒状体の取出し時には、箱体固定部によって箱体を押
えて固定しているから、各棒状体と共に箱体が移動する
のを防止することができる。また、把持部によって各棒
状体を把持したか否かを棒状体検出センサで検出してい
るから、把持部による各棒状体の把持不良を防止するこ
とができる。
ベアの取出し位置に各棒状体が配置されると、アーム部
の移動によって把持部が各棒状体上に配置され、該把持
部によって各棒状体が一列毎に箱体から取出される。こ
の棒状体の取出し時には、箱体固定部によって箱体を押
えて固定しているから、各棒状体と共に箱体が移動する
のを防止することができる。また、把持部によって各棒
状体を把持したか否かを棒状体検出センサで検出してい
るから、把持部による各棒状体の把持不良を防止するこ
とができる。
【0011】請求項4の発明は、前記ピッチ調整手段
は、ケースと、該ケースの長手方向に移動自在となり、
移動方向と直交するように前記棒状体を載置する複数個
の棒状体載置部と、前記ケースの長手方向に伸縮自在と
なるパンタグラフ形状をなし、該各棒状体載置部がそれ
ぞれ連結されたピッチ調整部と、該ピッチ調整部を伸縮
駆動する駆動部とから構成したことにある。
は、ケースと、該ケースの長手方向に移動自在となり、
移動方向と直交するように前記棒状体を載置する複数個
の棒状体載置部と、前記ケースの長手方向に伸縮自在と
なるパンタグラフ形状をなし、該各棒状体載置部がそれ
ぞれ連結されたピッチ調整部と、該ピッチ調整部を伸縮
駆動する駆動部とから構成したことにある。
【0012】このように構成したことにより、各棒状体
載置部間のピッチは、最初に箱体内に収容された状態の
各棒状体間のピッチに合せて調整されているから、取出
し手段によって取出された各棒状体を載置台上に載置す
ることができる。そして各載置台上に棒状体が載置され
たら、駆動部によってピッチ調整部を伸縮駆動する。こ
こで、該ピッチ調整部はパンタグラフ形状をなしている
から伸縮することにより、連結された各棒状体載置部間
のピッチを均等に変位させることができ、各棒状体間の
ピッチをパレットの各棒状体収容部間のピッチに合せて
調整することができる。
載置部間のピッチは、最初に箱体内に収容された状態の
各棒状体間のピッチに合せて調整されているから、取出
し手段によって取出された各棒状体を載置台上に載置す
ることができる。そして各載置台上に棒状体が載置され
たら、駆動部によってピッチ調整部を伸縮駆動する。こ
こで、該ピッチ調整部はパンタグラフ形状をなしている
から伸縮することにより、連結された各棒状体載置部間
のピッチを均等に変位させることができ、各棒状体間の
ピッチをパレットの各棒状体収容部間のピッチに合せて
調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
棒状体の積換え装置を添付図面に従って詳細に説明す
る。
棒状体の積換え装置を添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0014】図中、1は積換え装置の入口側に設けられ
た供給コンベアを示し、該供給コンベア1は、図2、図
3に示すように、台座2と、該台座2の左,右両側に配
設された搬送ベルト3,3とから大略構成されている。
そして、供給コンベア1は、例えば口紅のケース、キャ
ップ等の棒状体Rを収容した後述のコンテナ4を各搬送
ベルト3によって取出し位置に向け矢示A方向に搬送す
るものである。
た供給コンベアを示し、該供給コンベア1は、図2、図
3に示すように、台座2と、該台座2の左,右両側に配
設された搬送ベルト3,3とから大略構成されている。
そして、供給コンベア1は、例えば口紅のケース、キャ
ップ等の棒状体Rを収容した後述のコンテナ4を各搬送
ベルト3によって取出し位置に向け矢示A方向に搬送す
るものである。
【0015】4は供給コンベア1によって搬送されるコ
ンテナで、該コンテナ4は、図4、図5に示す如く、方
形状の底板4Aと、該底板4Aの周縁から上向きに延設
された側板4Bとから上方に開口する箱形状に形成さ
れ、該底板4Aには後述する紙箱昇降機構8の各昇降ロ
ッド11が挿通するロッド挿通穴4C,4C,…が左,
右に5個ずつ穿設されている。また、前記底板4A上に
は前記各昇降ロッド11によって昇降される昇降板5が
設けられ、該昇降板5の上面側には後述する紙箱6を位
置決めする位置決め段部5A,5Aが左,右に凹設され
ている。
ンテナで、該コンテナ4は、図4、図5に示す如く、方
形状の底板4Aと、該底板4Aの周縁から上向きに延設
された側板4Bとから上方に開口する箱形状に形成さ
れ、該底板4Aには後述する紙箱昇降機構8の各昇降ロ
ッド11が挿通するロッド挿通穴4C,4C,…が左,
右に5個ずつ穿設されている。また、前記底板4A上に
は前記各昇降ロッド11によって昇降される昇降板5が
設けられ、該昇降板5の上面側には後述する紙箱6を位
置決めする位置決め段部5A,5Aが左,右に凹設され
ている。
【0016】6はコンテナ4内に位置して昇降板5の各
位置決め段部5Aに位置決めされた箱体をなす2個の紙
箱を示し、該各紙箱6は、底板6Aと側板6Bとから上
方に開口するように形成され、該側板6Bの高さ寸法
は、各棒状体Rの上部が突出するように設定されてい
る。また、各紙箱6内は井桁状に組まれた複数枚の仕切
板7,7,…によって仕切られ、これにより各紙箱6内
には該各仕切板7によって一列に9本で9列、合計81
本の棒状体RがそれぞれピッチP1 ,P1 ,…をもって
直立した状態で整列されている。
位置決め段部5Aに位置決めされた箱体をなす2個の紙
箱を示し、該各紙箱6は、底板6Aと側板6Bとから上
方に開口するように形成され、該側板6Bの高さ寸法
は、各棒状体Rの上部が突出するように設定されてい
る。また、各紙箱6内は井桁状に組まれた複数枚の仕切
板7,7,…によって仕切られ、これにより各紙箱6内
には該各仕切板7によって一列に9本で9列、合計81
本の棒状体RがそれぞれピッチP1 ,P1 ,…をもって
直立した状態で整列されている。
【0017】8は供給コンベア1の取出し位置に設けら
れた箱体上昇手段をなす紙箱昇降機構を示し、該紙箱昇
降機構8は、図2、図3に示すように、取出し位置に配
置されたコンテナ4の下側に位置し、供給コンベア1の
台座2に取付けられた昇降シリンダ9と、該昇降シリン
ダ9のロッド9A先端に固着された平板10と、該平板
10上にコンテナ4の各ロッド挿通穴4Cに対応するよ
うに上向きに突設された昇降ロッド11,11,…とか
ら大略構成されている。
れた箱体上昇手段をなす紙箱昇降機構を示し、該紙箱昇
降機構8は、図2、図3に示すように、取出し位置に配
置されたコンテナ4の下側に位置し、供給コンベア1の
台座2に取付けられた昇降シリンダ9と、該昇降シリン
ダ9のロッド9A先端に固着された平板10と、該平板
10上にコンテナ4の各ロッド挿通穴4Cに対応するよ
うに上向きに突設された昇降ロッド11,11,…とか
ら大略構成されている。
【0018】また、12,12は取出し位置に配置され
たコンテナ4の左,右両側に設けられたコンテナ固定機
構で、該各コンテナ固定機構12は、供給コンベア1に
よって取出し位置に搬送されたコンテナ4を取出し位置
に固定するものである。
たコンテナ4の左,右両側に設けられたコンテナ固定機
構で、該各コンテナ固定機構12は、供給コンベア1に
よって取出し位置に搬送されたコンテナ4を取出し位置
に固定するものである。
【0019】そして、このように構成された紙箱昇降機
構8と各コンテナ固定機構12は、該各コンテナ固定機
構12によって取出し位置に搬送されたコンテナ4を固
定し、この状態で紙箱昇降機構8の昇降シリンダ9のロ
ッド9Aを伸長する。これにより、各昇降ロッド11を
コンテナ4の各ロッド挿通穴4Cを挿通させ、昇降板5
と共に各紙箱6を上昇し、該各紙箱6内の各棒状体Rを
コンテナ4から上方に突出させるものである。
構8と各コンテナ固定機構12は、該各コンテナ固定機
構12によって取出し位置に搬送されたコンテナ4を固
定し、この状態で紙箱昇降機構8の昇降シリンダ9のロ
ッド9Aを伸長する。これにより、各昇降ロッド11を
コンテナ4の各ロッド挿通穴4Cを挿通させ、昇降板5
と共に各紙箱6を上昇し、該各紙箱6内の各棒状体Rを
コンテナ4から上方に突出させるものである。
【0020】13は供給コンベア1の下流側近傍から後
述する排出コンベアの上流側近傍に亘って設けられた基
台で、該基台13上には、後述する取出し機構14、姿
勢変更機構29、ピッチ調整機構42、中継テーブル4
8、積込み機構54等が搭載されている。
述する排出コンベアの上流側近傍に亘って設けられた基
台で、該基台13上には、後述する取出し機構14、姿
勢変更機構29、ピッチ調整機構42、中継テーブル4
8、積込み機構54等が搭載されている。
【0021】14は供給コンベア1の下流側近傍に位置
して基台13上に設けられ、紙箱6内から各棒状体Rを
取出すための取出し手段をなす取出し機構を示し、該取
出し機構14は、基台13に取付けられた第1アーム部
15と、該第1アーム部15に取付けられた第2アーム
部16と、該第2アームに取付けられた把持部をなす把
持ユニット17とから大略構成され、前記第1アーム部
15は第2アーム部16を供給コンベア1の搬送方向に
移動し、第2アーム部16は前記把持ユニット17を供
給コンベア1の搬送方向に直交する方向に移動するもの
である。
して基台13上に設けられ、紙箱6内から各棒状体Rを
取出すための取出し手段をなす取出し機構を示し、該取
出し機構14は、基台13に取付けられた第1アーム部
15と、該第1アーム部15に取付けられた第2アーム
部16と、該第2アームに取付けられた把持部をなす把
持ユニット17とから大略構成され、前記第1アーム部
15は第2アーム部16を供給コンベア1の搬送方向に
移動し、第2アーム部16は前記把持ユニット17を供
給コンベア1の搬送方向に直交する方向に移動するもの
である。
【0022】ここで、前記把持ユニット17について図
6ないし図9を参照しつつ説明するに、該把持ユニット
17は、第2アーム部16に移動自在に取付けられた移
動ブラケット18と、該移動ブラケット18の下端側に
固着された支持板19と、該支持板19上に位置して
左,右方向に離間して配設された2つのヘッド昇降シリ
ンダ20,20と、該ヘッド昇降シリンダ20,20の
ロッド20A,20A先端に取付けられた把持部をなす
把持ヘッド21,21とから構成されている。
6ないし図9を参照しつつ説明するに、該把持ユニット
17は、第2アーム部16に移動自在に取付けられた移
動ブラケット18と、該移動ブラケット18の下端側に
固着された支持板19と、該支持板19上に位置して
左,右方向に離間して配設された2つのヘッド昇降シリ
ンダ20,20と、該ヘッド昇降シリンダ20,20の
ロッド20A,20A先端に取付けられた把持部をなす
把持ヘッド21,21とから構成されている。
【0023】また、前記各把持ヘッド21は、前記ヘッ
ド昇降シリンダ20のロッド20A先端に取付けられ、
下向きに開口するコ字状に形成されたフレーム部22
と、該フレーム部22の一方の先端に固着された固定把
持板23と、前記フレーム部22の他方の先端側に取付
けられた把持シリンダ24と、該把持シリンダ24のロ
ッド24Aの先端に固着され、前記固定把持板23に対
面した移動把持板25と、前記固定把持板23の一側面
に沿って昇降可能に設けられた箱体固定部をなすシャッ
タ26と、該シャッタ26を昇降動作するために前記フ
レーム部22に取付けられたシャッタ昇降シリンダ27
とから大略構成され、前記移動把持板25には、前記固
定把持板23に対面する側にクッション部材25Aが固
着され、該クッション部材25Aは固定把持板23との
間で各棒状体Rを把持したときに、該各棒状体Rを傷付
けることなく、確実に把持するためのものである。
ド昇降シリンダ20のロッド20A先端に取付けられ、
下向きに開口するコ字状に形成されたフレーム部22
と、該フレーム部22の一方の先端に固着された固定把
持板23と、前記フレーム部22の他方の先端側に取付
けられた把持シリンダ24と、該把持シリンダ24のロ
ッド24Aの先端に固着され、前記固定把持板23に対
面した移動把持板25と、前記固定把持板23の一側面
に沿って昇降可能に設けられた箱体固定部をなすシャッ
タ26と、該シャッタ26を昇降動作するために前記フ
レーム部22に取付けられたシャッタ昇降シリンダ27
とから大略構成され、前記移動把持板25には、前記固
定把持板23に対面する側にクッション部材25Aが固
着され、該クッション部材25Aは固定把持板23との
間で各棒状体Rを把持したときに、該各棒状体Rを傷付
けることなく、確実に把持するためのものである。
【0024】また、28は固定把持板23と移動把持板
25との間に位置して該各把持板23,25の長手方向
に向けて配設された棒状体検出センサを示し、該棒状体
検出センサ28は、発光器と受光器を備えた反射式のセ
ンサとして形成されている。そして、棒状体検出センサ
28は、固定把持板23と移動把持板25との間で各棒
状体Rを把持したときの該各棒状体Rの有,無を検出す
ることにより、棒状体Rの把持不良を検出するものであ
る。
25との間に位置して該各把持板23,25の長手方向
に向けて配設された棒状体検出センサを示し、該棒状体
検出センサ28は、発光器と受光器を備えた反射式のセ
ンサとして形成されている。そして、棒状体検出センサ
28は、固定把持板23と移動把持板25との間で各棒
状体Rを把持したときの該各棒状体Rの有,無を検出す
ることにより、棒状体Rの把持不良を検出するものであ
る。
【0025】そして、このように構成された取出し機構
14は、各棒状体Rを収容したコンテナ4が供給コンベ
ア1の取出し位置に配置され、各棒状体Rが紙箱昇降機
構8によって紙箱6と共に上昇されると、第2アーム部
16、把持ユニット17を適宜移動し、図6に示すよう
に各棒状体Rの上方に把持ユニット17を配置する。次
に、ヘッド昇降シリンダ20のロッド20Aを伸長して
把持ヘッド21を下降させ、図7に示す如く、固定把持
板23と移動把持板25との間に一列の各棒状体Rを配
置し、この状態で把持シリンダ24のロッド24Aを伸
長して移動把持板25を固定把持板23に向けて移動す
ることにより、図8に示すように、該移動把持板25と
固定把持板23との間で一列の各棒状体Rを把持する。
14は、各棒状体Rを収容したコンテナ4が供給コンベ
ア1の取出し位置に配置され、各棒状体Rが紙箱昇降機
構8によって紙箱6と共に上昇されると、第2アーム部
16、把持ユニット17を適宜移動し、図6に示すよう
に各棒状体Rの上方に把持ユニット17を配置する。次
に、ヘッド昇降シリンダ20のロッド20Aを伸長して
把持ヘッド21を下降させ、図7に示す如く、固定把持
板23と移動把持板25との間に一列の各棒状体Rを配
置し、この状態で把持シリンダ24のロッド24Aを伸
長して移動把持板25を固定把持板23に向けて移動す
ることにより、図8に示すように、該移動把持板25と
固定把持板23との間で一列の各棒状体Rを把持する。
【0026】次に、移動把持板25と固定把持板23と
の間に一列の各棒状体Rを把持したら、図9に示す如
く、ヘッド昇降シリンダ20のロッド20Aを縮小させ
て把持ヘッド21を上昇することにより、紙箱6から一
列の各棒状体Rを引抜いて取出す。また、この各棒状体
Rの取出し時には、ヘッド昇降シリンダ20のロッド2
0Aの縮小と同じ速度でシャッタ昇降シリンダ27を伸
長させており、これによってシャッタ26が紙箱6およ
び各仕切板7の上部に当接した状態となるから、各棒状
体Rを引抜いて取出す時に紙箱6、各仕切板7が各棒状
体Rと共に上昇するのを防止することができる。さら
に、各棒状体Rの取出し時には、一列の各棒状体Rが確
実に取出されたか棒状体検出センサ28によって検出し
ているから、棒状体Rの取出し不良等を未然に防ぐこと
ができる。
の間に一列の各棒状体Rを把持したら、図9に示す如
く、ヘッド昇降シリンダ20のロッド20Aを縮小させ
て把持ヘッド21を上昇することにより、紙箱6から一
列の各棒状体Rを引抜いて取出す。また、この各棒状体
Rの取出し時には、ヘッド昇降シリンダ20のロッド2
0Aの縮小と同じ速度でシャッタ昇降シリンダ27を伸
長させており、これによってシャッタ26が紙箱6およ
び各仕切板7の上部に当接した状態となるから、各棒状
体Rを引抜いて取出す時に紙箱6、各仕切板7が各棒状
体Rと共に上昇するのを防止することができる。さら
に、各棒状体Rの取出し時には、一列の各棒状体Rが確
実に取出されたか棒状体検出センサ28によって検出し
ているから、棒状体Rの取出し不良等を未然に防ぐこと
ができる。
【0027】29は基台13の中央寄りに設けられた姿
勢変更機構を示し、該姿勢変更機構29は、図10、図
11に示す如く、ベース板30と、該ベース板30上に
設けられた2個のピローブロック31,31と、該各ピ
ローブロック31に回転自在に支持された回転軸32
と、該回転軸32を正転または逆転方向に90度回転
(回動)するエア式のロータリアクチュエータ33と、
前記回転軸32に2個のブラケット34,34を介して
固定された回動ヘッド35とから大略構成され、該姿勢
変更機構29は、前記ロータリアクチュエータ33によ
って回転軸32を正転または逆転回転することにより、
前記回動ヘッド35を各棒状体Rを受け取る直立状態
(図10に示す状態)または各棒状体Rを排出する水平
状態(図11に示す状態)とに姿勢変更するものであ
る。
勢変更機構を示し、該姿勢変更機構29は、図10、図
11に示す如く、ベース板30と、該ベース板30上に
設けられた2個のピローブロック31,31と、該各ピ
ローブロック31に回転自在に支持された回転軸32
と、該回転軸32を正転または逆転方向に90度回転
(回動)するエア式のロータリアクチュエータ33と、
前記回転軸32に2個のブラケット34,34を介して
固定された回動ヘッド35とから大略構成され、該姿勢
変更機構29は、前記ロータリアクチュエータ33によ
って回転軸32を正転または逆転回転することにより、
前記回動ヘッド35を各棒状体Rを受け取る直立状態
(図10に示す状態)または各棒状体Rを排出する水平
状態(図11に示す状態)とに姿勢変更するものであ
る。
【0028】また、前記回動ヘッド35は、裏面側に各
ブラケット34が固着された底板36と、回動ヘッド3
5の水平状態で下側となるように該底板36に固定され
た固定ブロック37と、該固定ブロック37に接近、離
間するように設けられた可動ブロック38,38と、前
記底板36に取付けられ、該各可動ブロック38を固定
ブロック37に接近、離間させる挟持シリンダ39,3
9と、前記各ブロック37,38間に設けられた排出板
40,40と、該各排出板40を各ブロック37,38
間で移動させる排出シリンダ41,41とから大略構成
され、前記固定ブロック37、各可動ブロック38に
は、互いに対向する面に各棒状体Rを挟持するための挟
持溝37A,37A,…、38A,38A,…がピッチ
P1 をもって形成されている。
ブラケット34が固着された底板36と、回動ヘッド3
5の水平状態で下側となるように該底板36に固定され
た固定ブロック37と、該固定ブロック37に接近、離
間するように設けられた可動ブロック38,38と、前
記底板36に取付けられ、該各可動ブロック38を固定
ブロック37に接近、離間させる挟持シリンダ39,3
9と、前記各ブロック37,38間に設けられた排出板
40,40と、該各排出板40を各ブロック37,38
間で移動させる排出シリンダ41,41とから大略構成
され、前記固定ブロック37、各可動ブロック38に
は、互いに対向する面に各棒状体Rを挟持するための挟
持溝37A,37A,…、38A,38A,…がピッチ
P1 をもって形成されている。
【0029】このように姿勢変更機構29は、各棒状体
Rを受け取るときには回動ヘッド35を図10に示す直
立状態で待機させ、取出し機構14によって紙箱6から
取出された各棒状体Rが固定ブロック37の各挟持溝3
7Aと各可動ブロック38の各挟持溝38Aとの間に落
し込まれると、図10中に二点鎖線で示すように各挟持
シリンダ39によって各可動ブロック38を固定ブロッ
ク37側に移動し、該各ブロック37,38間に挟持す
る。次に、ロータリアクチュエータ33によって回転軸
32を任意の方向に回転させることにより、回動ヘッド
35を図11に示す水平状態に姿勢変更した後、各挟持
シリンダ39によって各可動ブロック38を固定ブロッ
ク37から離間させて各棒状体Rの挟持を解除する。そ
して、この状態で各排出シリンダ41によって各排出板
40を各棒状体Rに向けて移動することにより、該各棒
状体Rをピッチ調整機構42側に排出するようになって
いる。
Rを受け取るときには回動ヘッド35を図10に示す直
立状態で待機させ、取出し機構14によって紙箱6から
取出された各棒状体Rが固定ブロック37の各挟持溝3
7Aと各可動ブロック38の各挟持溝38Aとの間に落
し込まれると、図10中に二点鎖線で示すように各挟持
シリンダ39によって各可動ブロック38を固定ブロッ
ク37側に移動し、該各ブロック37,38間に挟持す
る。次に、ロータリアクチュエータ33によって回転軸
32を任意の方向に回転させることにより、回動ヘッド
35を図11に示す水平状態に姿勢変更した後、各挟持
シリンダ39によって各可動ブロック38を固定ブロッ
ク37から離間させて各棒状体Rの挟持を解除する。そ
して、この状態で各排出シリンダ41によって各排出板
40を各棒状体Rに向けて移動することにより、該各棒
状体Rをピッチ調整機構42側に排出するようになって
いる。
【0030】42は基台13上の中央に設けられたピッ
チ調整機構を示し、該ピッチ調整機構42は、後述する
ケース43、ガイドロッド44、棒状体載置部45、ピ
ッチ調整部46、スライダ47から大略構成されてい
る。
チ調整機構を示し、該ピッチ調整機構42は、後述する
ケース43、ガイドロッド44、棒状体載置部45、ピ
ッチ調整部46、スライダ47から大略構成されてい
る。
【0031】43は基台13上に固定されたケースを示
し、該ケース43は、長方形状の底板43Aと、該底板
43Aの周縁から上方に向けて形成された側板43Bと
から箱体状をなし、長手方向の一方の側板43Bには、
ピッチ調整部46の一端側が連結されるブラケット43
Cが突設されている。また、ケース43内には2本のガ
イドロッド44,44が設けられ、該各ガイドロッド4
4はケース43の開口側に位置して長手方向に平行に伸
長し、その両端側が側板43Bに固着されている。
し、該ケース43は、長方形状の底板43Aと、該底板
43Aの周縁から上方に向けて形成された側板43Bと
から箱体状をなし、長手方向の一方の側板43Bには、
ピッチ調整部46の一端側が連結されるブラケット43
Cが突設されている。また、ケース43内には2本のガ
イドロッド44,44が設けられ、該各ガイドロッド4
4はケース43の開口側に位置して長手方向に平行に伸
長し、その両端側が側板43Bに固着されている。
【0032】45,45,…は各ガイドロッド44に支
持された状態でケース43内に設けられた複数個の棒状
体載置部を示し、該各棒状体載置部45は、算盤珠のよ
うに各ガイドロッド44に連続して取付けられると共に
該各ガイドロッド44に沿ってケース43の長手方向に
移動自在となっている。また、各棒状体載置部45の上
部側には、ケース43の長手方向と直交する方向に伸長
し、棒状体Rを載置する載置台45Aがそれぞれ設けら
れ、下端側はピッチ調整部46に連結されている。
持された状態でケース43内に設けられた複数個の棒状
体載置部を示し、該各棒状体載置部45は、算盤珠のよ
うに各ガイドロッド44に連続して取付けられると共に
該各ガイドロッド44に沿ってケース43の長手方向に
移動自在となっている。また、各棒状体載置部45の上
部側には、ケース43の長手方向と直交する方向に伸長
し、棒状体Rを載置する載置台45Aがそれぞれ設けら
れ、下端側はピッチ調整部46に連結されている。
【0033】46は各棒状体載置部45の下側に設けら
れたピッチ調整部を示し、該ピッチ調整部46は、図1
3、図14に示す如く、中央部および両端部がピン46
A,46A,…によってピン結合された複数枚の長板4
6B,46B,…と、該各長板46Bの両端側にピン結
合された短板46C,46C,…とからパンタグラフ形
状をなすように形成されている。また、ピッチ調整部4
6の一端側はケース43のブラケット43Cにピン結合
され、他端側は後述する移動ブロック47Bに連結され
ている。また、ピッチ調整部46は中央のピン46Aが
各棒状体載置部45の下端部に連結され、これによって
該ピッチ調整部46が伸縮したときには、該各棒状体載
置部45を各ガイドロッド44に沿って移動するように
なっている。
れたピッチ調整部を示し、該ピッチ調整部46は、図1
3、図14に示す如く、中央部および両端部がピン46
A,46A,…によってピン結合された複数枚の長板4
6B,46B,…と、該各長板46Bの両端側にピン結
合された短板46C,46C,…とからパンタグラフ形
状をなすように形成されている。また、ピッチ調整部4
6の一端側はケース43のブラケット43Cにピン結合
され、他端側は後述する移動ブロック47Bに連結され
ている。また、ピッチ調整部46は中央のピン46Aが
各棒状体載置部45の下端部に連結され、これによって
該ピッチ調整部46が伸縮したときには、該各棒状体載
置部45を各ガイドロッド44に沿って移動するように
なっている。
【0034】47はケース43の底部側に設けられた駆
動部をなすスライダを示し、該スライダ47は、ボール
ねじ(図示せず)等が内蔵されたスライダ本体47A
と、該スライダ本体47A上に位置してボールねじに接
続された移動ブロック47Bと、ケース43の側板43
Bから外部に突出し、前記スライダ本体47Aのボール
ねじを回転駆動する駆動モータ47Cとから大略構成さ
れ、前記移動ブロック47Bはピッチ調整部46の他端
側に連結されている。そして、スライダ47は、駆動モ
ータ47Cによってスライダ本体47Aに内蔵されたボ
ールねじを回転させることにより、移動ブロック47B
をケース43の長手方向に移動し、該移動ブロック47
Bに連結されたピッチ調整部46を伸縮させるものであ
る。
動部をなすスライダを示し、該スライダ47は、ボール
ねじ(図示せず)等が内蔵されたスライダ本体47A
と、該スライダ本体47A上に位置してボールねじに接
続された移動ブロック47Bと、ケース43の側板43
Bから外部に突出し、前記スライダ本体47Aのボール
ねじを回転駆動する駆動モータ47Cとから大略構成さ
れ、前記移動ブロック47Bはピッチ調整部46の他端
側に連結されている。そして、スライダ47は、駆動モ
ータ47Cによってスライダ本体47Aに内蔵されたボ
ールねじを回転させることにより、移動ブロック47B
をケース43の長手方向に移動し、該移動ブロック47
Bに連結されたピッチ調整部46を伸縮させるものであ
る。
【0035】このように構成されたピッチ調整部46
は、姿勢変更機構29から各棒状体Rが供給されるとき
には、図13に示すように、各ブロック37,38の各
挟持溝37A,38AのピッチP1 に合せてピッチ調整
部46を縮小させることにより、図15に示す如く、各
棒状体載置部45(載置台45A)間のピッチをP1 と
する。そして、各載置台45A上に各棒状体Rが載置さ
れたら、スライダ47の駆動モータ47Cを駆動して移
動ブロック47Bと共にピッチ調整部46の他端側を図
12中の矢示B方向に移動し、図14に示すように、該
ピッチ調整部46を伸長させる。このときに、ピッチ調
整部46は、各長板46B等によってパンタグラフ形状
をなしているから、中央のピン46Aの離間寸法(ピッ
チ)は同寸法ずつ大きくなる。これにより、ピッチ調整
部46を任意の位置まで伸長させることにより、図16
に示す如く、各棒状体載置部45の載置台45A上に載
置された棒状体Rを後述するパレット53の各棒状体収
容部53A間のピッチP2 に調整するようになってい
る。
は、姿勢変更機構29から各棒状体Rが供給されるとき
には、図13に示すように、各ブロック37,38の各
挟持溝37A,38AのピッチP1 に合せてピッチ調整
部46を縮小させることにより、図15に示す如く、各
棒状体載置部45(載置台45A)間のピッチをP1 と
する。そして、各載置台45A上に各棒状体Rが載置さ
れたら、スライダ47の駆動モータ47Cを駆動して移
動ブロック47Bと共にピッチ調整部46の他端側を図
12中の矢示B方向に移動し、図14に示すように、該
ピッチ調整部46を伸長させる。このときに、ピッチ調
整部46は、各長板46B等によってパンタグラフ形状
をなしているから、中央のピン46Aの離間寸法(ピッ
チ)は同寸法ずつ大きくなる。これにより、ピッチ調整
部46を任意の位置まで伸長させることにより、図16
に示す如く、各棒状体載置部45の載置台45A上に載
置された棒状体Rを後述するパレット53の各棒状体収
容部53A間のピッチP2 に調整するようになってい
る。
【0036】48は基台13上に位置してピッチ調整機
構42に隣接して設けられた中継テーブルで、該中継テ
ーブル48は移動シリンダ48Aによりピッチ調整機構
42に沿って移動するようになっている。また、中継テ
ーブル48の側方には排出テーブル49が隣接して設け
られている。さらに、ピッチ調整機構42の上方には、
該ピッチ調整機構42から中継テーブル48に各棒状体
Rを移載する第1の移載ローダ50が設けられ、前記中
継テーブル48の上方には該中継テーブル48から排出
テーブル49にパレット53に供給される横一列分の各
棒状体Rを移載する第2の移載ローダ51が設けられて
いる。
構42に隣接して設けられた中継テーブルで、該中継テ
ーブル48は移動シリンダ48Aによりピッチ調整機構
42に沿って移動するようになっている。また、中継テ
ーブル48の側方には排出テーブル49が隣接して設け
られている。さらに、ピッチ調整機構42の上方には、
該ピッチ調整機構42から中継テーブル48に各棒状体
Rを移載する第1の移載ローダ50が設けられ、前記中
継テーブル48の上方には該中継テーブル48から排出
テーブル49にパレット53に供給される横一列分の各
棒状体Rを移載する第2の移載ローダ51が設けられて
いる。
【0037】52は排出テーブル49の近傍に位置して
供給コンベア1と並行に設けられた排出コンベアを示
し、該排出コンベア52は、供給コンベア1とほぼ同様
の構成を有している。そして、排出コンベア52は、図
17に示すように、各棒状体Rが積込まれたパレットを
図1中の矢示C方向に移動することにより、後工程に向
けて排出するものである。
供給コンベア1と並行に設けられた排出コンベアを示
し、該排出コンベア52は、供給コンベア1とほぼ同様
の構成を有している。そして、排出コンベア52は、図
17に示すように、各棒状体Rが積込まれたパレットを
図1中の矢示C方向に移動することにより、後工程に向
けて排出するものである。
【0038】ここで、前記パレット53は方形状で浅底
な箱体として形成され、その上面側には各棒状体Rを収
容するための棒状体収容部53A,53A,…が横一列
に8個で3列、合計24個凹設されている。また、各棒
状体収容部53A間は、後工程において各棒状体Rをロ
ボットハンド(図示せず)等で掴み易いピッチP2 に設
定されている。
な箱体として形成され、その上面側には各棒状体Rを収
容するための棒状体収容部53A,53A,…が横一列
に8個で3列、合計24個凹設されている。また、各棒
状体収容部53A間は、後工程において各棒状体Rをロ
ボットハンド(図示せず)等で掴み易いピッチP2 に設
定されている。
【0039】54は排出コンベア52の近傍に位置して
基台13上に設けられた積込み機構を示し、該積込み機
構54は、取出し機構14とほぼ同様に、第1アーム部
55と、該第1アーム部55に取付けられた第2アーム
部56と、該第2アーム部56に取付けられた把持ユニ
ット57とから構成されている。そして、積込み機構5
4は、排出テーブル49にピッチP2 をもって移載され
た8本の棒状体Rを把持ユニット57で把持した後、各
アーム部55,56によって該把持ユニット57を移動
し、排出コンベア52の積込み位置に配置されたパレッ
ト53の各棒状体収容部53Aに積込むものである。
基台13上に設けられた積込み機構を示し、該積込み機
構54は、取出し機構14とほぼ同様に、第1アーム部
55と、該第1アーム部55に取付けられた第2アーム
部56と、該第2アーム部56に取付けられた把持ユニ
ット57とから構成されている。そして、積込み機構5
4は、排出テーブル49にピッチP2 をもって移載され
た8本の棒状体Rを把持ユニット57で把持した後、各
アーム部55,56によって該把持ユニット57を移動
し、排出コンベア52の積込み位置に配置されたパレッ
ト53の各棒状体収容部53Aに積込むものである。
【0040】本実施例による棒状体の積換え装置は上述
の如き構成を有するもので、次に、棒状体の積換え装置
全体の動作について説明する。
の如き構成を有するもので、次に、棒状体の積換え装置
全体の動作について説明する。
【0041】まず、各紙箱6を介して各棒状体Rを直立
した整列状態で収容したコンテナ4が供給コンベア1に
よって図1中の矢示A方向に搬送され、図2に示すよう
に、該コンテナ4が供給コンベア1の取出し位置に配置
されると、図3に示すようにコンテナ4は各コンテナ固
定機構12で固定され、該コンテナ4内の各棒状体Rは
紙箱6と共に紙箱昇降機構8によってコンテナ4から突
出するように上昇される。そして、この状態で紙箱6内
の各棒状体Rは、図6ないし図9に示す如く、取出し機
構14の把持ユニット17によって一列分が取出され、
この紙箱6から取出された各棒状体Rは図10、図11
に示す姿勢変更機構29によって直立状態から水平状態
に姿勢変更された後、図15に示すようにピッチ調整機
構42に供給される。
した整列状態で収容したコンテナ4が供給コンベア1に
よって図1中の矢示A方向に搬送され、図2に示すよう
に、該コンテナ4が供給コンベア1の取出し位置に配置
されると、図3に示すようにコンテナ4は各コンテナ固
定機構12で固定され、該コンテナ4内の各棒状体Rは
紙箱6と共に紙箱昇降機構8によってコンテナ4から突
出するように上昇される。そして、この状態で紙箱6内
の各棒状体Rは、図6ないし図9に示す如く、取出し機
構14の把持ユニット17によって一列分が取出され、
この紙箱6から取出された各棒状体Rは図10、図11
に示す姿勢変更機構29によって直立状態から水平状態
に姿勢変更された後、図15に示すようにピッチ調整機
構42に供給される。
【0042】次に、ピッチ調整機構42に供給された各
棒状体Rは、図16に示す如く、ピッチ調整部46の伸
長によって紙箱6内に収容されていたときのピッチP1
からパレット53の各棒状体収容部53A間のピッチP
2 に調整され、この状態で中継テーブル48に移載され
る。そして、中継テーブル48に移載された各棒状体R
は8本ずつ排出テーブル49に移載され、図17に示す
ように、積込み機構54によって排出コンベア52の積
込み位置に待機するパレット53の各棒状体収容部53
A内に積込まれる。
棒状体Rは、図16に示す如く、ピッチ調整部46の伸
長によって紙箱6内に収容されていたときのピッチP1
からパレット53の各棒状体収容部53A間のピッチP
2 に調整され、この状態で中継テーブル48に移載され
る。そして、中継テーブル48に移載された各棒状体R
は8本ずつ排出テーブル49に移載され、図17に示す
ように、積込み機構54によって排出コンベア52の積
込み位置に待機するパレット53の各棒状体収容部53
A内に積込まれる。
【0043】このようにしてパレット53の各棒状体収
容部53A内に規定本数の棒状体Rが積込まれたら、排
出コンベア52はパレット53を図1中の矢示C方向に
移動して後工程に向けて排出する。
容部53A内に規定本数の棒状体Rが積込まれたら、排
出コンベア52はパレット53を図1中の矢示C方向に
移動して後工程に向けて排出する。
【0044】かくして、本実施例によれば、ピッチ調整
機構42を設け、パンタグラフ形状をなすピッチ調整部
46によって紙箱6内に収容された状態での各棒状体R
間のピッチP1 からパレット53の各棒状体収容部53
A間のピッチP2 にピッチ調整するようにしたから、紙
箱6からパレット53に自動的に各棒状体Rを積換える
ことができ、作業性を向上して作業効率を高めることが
できる。しかも、従来技術のように作業者が各棒状体R
に触れることがないから、該各棒状体Rに汚れが付着す
るのを防止でき、衛生的にすることができる。
機構42を設け、パンタグラフ形状をなすピッチ調整部
46によって紙箱6内に収容された状態での各棒状体R
間のピッチP1 からパレット53の各棒状体収容部53
A間のピッチP2 にピッチ調整するようにしたから、紙
箱6からパレット53に自動的に各棒状体Rを積換える
ことができ、作業性を向上して作業効率を高めることが
できる。しかも、従来技術のように作業者が各棒状体R
に触れることがないから、該各棒状体Rに汚れが付着す
るのを防止でき、衛生的にすることができる。
【0045】また、供給コンベア1の取出し位置にコン
テナ4内の紙箱6と共に各棒状体Rを上昇させる紙箱昇
降機構8を設けているから、コンテナ4から各棒状体R
を突出させることができ、取出し機構14による各棒状
体Rの取出しを容易かつ確実なものにして積換え作業時
の動作不良の発生を防止することができる。
テナ4内の紙箱6と共に各棒状体Rを上昇させる紙箱昇
降機構8を設けているから、コンテナ4から各棒状体R
を突出させることができ、取出し機構14による各棒状
体Rの取出しを容易かつ確実なものにして積換え作業時
の動作不良の発生を防止することができる。
【0046】また、取出し機構14では、紙箱6内の各
棒状体Rを一列毎に取出すようにしているから、変形し
やすく各棒状体Rを正確に位置決めすることができない
紙箱6を使用した場合でも、各棒状体Rを把持すること
ができ、紙箱6から各棒状体Rを確実に取出すことがで
きる。
棒状体Rを一列毎に取出すようにしているから、変形し
やすく各棒状体Rを正確に位置決めすることができない
紙箱6を使用した場合でも、各棒状体Rを把持すること
ができ、紙箱6から各棒状体Rを確実に取出すことがで
きる。
【0047】さらに、取出し機構14にはシャッタ2
6、シャッタ昇降シリンダ27を設け、紙箱6から各棒
状体Rを引抜いて取出すときに、シャッタ昇降シリンダ
27でシャッタ26を下降させて紙箱6、各仕切板7に
押付けるようにしているから、各棒状体Rの取出し時に
紙箱6、各仕切板7が各棒状体Rと共に上昇するのを防
止することができ、紙箱6等の変形による作動不良の発
生を防止することができる。
6、シャッタ昇降シリンダ27を設け、紙箱6から各棒
状体Rを引抜いて取出すときに、シャッタ昇降シリンダ
27でシャッタ26を下降させて紙箱6、各仕切板7に
押付けるようにしているから、各棒状体Rの取出し時に
紙箱6、各仕切板7が各棒状体Rと共に上昇するのを防
止することができ、紙箱6等の変形による作動不良の発
生を防止することができる。
【0048】また、取出し機構14の把持ヘッド21に
は棒状体検出センサ28を設け、該棒状体検出センサ2
8によって一列の各棒状体Rが確実に取出されたか否か
を検出しているから、棒状体Rの取出し不良等を未然に
防ぐことができ、信頼性を向上することができる。
は棒状体検出センサ28を設け、該棒状体検出センサ2
8によって一列の各棒状体Rが確実に取出されたか否か
を検出しているから、棒状体Rの取出し不良等を未然に
防ぐことができ、信頼性を向上することができる。
【0049】一方、ピッチ調整機構42のピッチ調整部
46を各ピン46A、長板46B等からなるパンタグラ
フ形状にしているから、該ピッチ調整部46を伸縮させ
るだけで、各棒状体載置部45の載置台45A上に載置
された各棒状体R間のピッチを均等かつ容易に調整する
ことができ、ピッチ調整機構42の構成を簡略化してコ
ストの低減を図ることができる。
46を各ピン46A、長板46B等からなるパンタグラ
フ形状にしているから、該ピッチ調整部46を伸縮させ
るだけで、各棒状体載置部45の載置台45A上に載置
された各棒状体R間のピッチを均等かつ容易に調整する
ことができ、ピッチ調整機構42の構成を簡略化してコ
ストの低減を図ることができる。
【0050】なお、前記実施例では、円柱状の棒状体R
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、楕円柱状、多角柱状等の他の形状を有する棒状体に
も適用することができる。
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば、楕円柱状、多角柱状等の他の形状を有する棒状体に
も適用することができる。
【0051】また、紙箱6に収容された棒状体Rの本数
やパレット53に積込まれる棒状体Rの本数は、生産状
況に応じて適宜変更されるもので、実施例で述べた本数
に限るものではない。
やパレット53に積込まれる棒状体Rの本数は、生産状
況に応じて適宜変更されるもので、実施例で述べた本数
に限るものではない。
【0052】さらに、前記実施例では、棒状体Rを口紅
のケース、キャップ等として述べたが、他の化粧品や薬
品、食料品等で棒状をなすものに適用してもよい。
のケース、キャップ等として述べたが、他の化粧品や薬
品、食料品等で棒状をなすものに適用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、箱体に収容された各棒状体を供給コンベアによっ
て取出し位置に搬送することにより、この取出し位置に
配置された各棒状体を取出し手段によって一列毎に取出
し、取出した各棒状体間のピッチをピッチ調整手段によ
りパレットの各棒状体収容部間のピッチに合せて調整し
た後、各棒状体を積込み手段によってパレットの各棒状
体収容部に積込み、排出コンベアで排出するようにして
いるから、箱体からピッチの異なるパレットへの積換え
を自動的に行なうことができ、作業性を向上して作業効
率を高めることができる。しかも、従来技術のように作
業者が棒状体に触れることがないから、該棒状体に汚れ
が付着するのを防止でき、衛生面を良好にすることがで
きる。
れば、箱体に収容された各棒状体を供給コンベアによっ
て取出し位置に搬送することにより、この取出し位置に
配置された各棒状体を取出し手段によって一列毎に取出
し、取出した各棒状体間のピッチをピッチ調整手段によ
りパレットの各棒状体収容部間のピッチに合せて調整し
た後、各棒状体を積込み手段によってパレットの各棒状
体収容部に積込み、排出コンベアで排出するようにして
いるから、箱体からピッチの異なるパレットへの積換え
を自動的に行なうことができ、作業性を向上して作業効
率を高めることができる。しかも、従来技術のように作
業者が棒状体に触れることがないから、該棒状体に汚れ
が付着するのを防止でき、衛生面を良好にすることがで
きる。
【0054】請求項2の発明によれば、供給コンベアの
取出し位置に配置された各棒状体を、上昇手段によって
箱体と共に上昇させることにより、例えば各棒状体がコ
ンテナ等に収容された状態で搬送されてきても、取出し
手段によって各棒状体を箱体から容易かつ確実に取出す
ことができ、積換え作業時の動作不良の発生を防止する
ことができる。
取出し位置に配置された各棒状体を、上昇手段によって
箱体と共に上昇させることにより、例えば各棒状体がコ
ンテナ等に収容された状態で搬送されてきても、取出し
手段によって各棒状体を箱体から容易かつ確実に取出す
ことができ、積換え作業時の動作不良の発生を防止する
ことができる。
【0055】請求項3の発明によれば、供給コンベアの
取出し位置に各棒状体を配置することにより、アーム部
の移動によって把持部を各棒状体上に配置し、該把持部
によって各棒状体を一列毎に箱体から取出すことができ
るから、箱体が変形しやすく各棒状体を正確に位置決め
することができない場合でも、各棒状体を確実に取出す
ことができる。また、棒状体の取出し時には、箱体固定
部によって箱体を押えて固定しているから、各棒状体と
共に箱体が移動するのを防止することができ、箱体等の
変形による作動不良の発生を防止することができる。さ
らに、把持部によって各棒状体を把持したことを棒状体
検出センサで検出しているから、棒状体の取出し不良等
を未然に防ぐことができ、信頼性を向上することができ
る。
取出し位置に各棒状体を配置することにより、アーム部
の移動によって把持部を各棒状体上に配置し、該把持部
によって各棒状体を一列毎に箱体から取出すことができ
るから、箱体が変形しやすく各棒状体を正確に位置決め
することができない場合でも、各棒状体を確実に取出す
ことができる。また、棒状体の取出し時には、箱体固定
部によって箱体を押えて固定しているから、各棒状体と
共に箱体が移動するのを防止することができ、箱体等の
変形による作動不良の発生を防止することができる。さ
らに、把持部によって各棒状体を把持したことを棒状体
検出センサで検出しているから、棒状体の取出し不良等
を未然に防ぐことができ、信頼性を向上することができ
る。
【0056】請求項4の発明によれば、各棒状体を箱体
内に収容された状態から、取出し手段によって取出し載
置台上に載置し、この状態で駆動部によってピッチ調整
部を伸縮駆動することにより、パンタグラフ形状をなし
たピッチ調整部に連結された各棒状体載置部間のピッチ
を均等に変位させることができるから、該各載置台上の
各棒状体間のピッチをパレットの各棒状体収容部間のピ
ッチに合せて容易に調整することができ、ピッチ調整手
段の構成を簡略化してコストの低減を図ることができ
る。
内に収容された状態から、取出し手段によって取出し載
置台上に載置し、この状態で駆動部によってピッチ調整
部を伸縮駆動することにより、パンタグラフ形状をなし
たピッチ調整部に連結された各棒状体載置部間のピッチ
を均等に変位させることができるから、該各載置台上の
各棒状体間のピッチをパレットの各棒状体収容部間のピ
ッチに合せて容易に調整することができ、ピッチ調整手
段の構成を簡略化してコストの低減を図ることができ
る。
【図1】本発明の実施例による棒状体の積換え装置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】供給コンベア、紙箱昇降機構、コンテナ固定機
構等を示す図1中の矢示II−II方向からみた断面図であ
る。
構等を示す図1中の矢示II−II方向からみた断面図であ
る。
【図3】コンテナ固定機構でコンテナを固定した状態で
紙箱昇降機構で紙箱と共に各棒状体を上昇させた状態を
示す図2と同様位置からみた断面図である。
紙箱昇降機構で紙箱と共に各棒状体を上昇させた状態を
示す図2と同様位置からみた断面図である。
【図4】各棒状体、紙箱、コンテナ等を示す平面図であ
る。
る。
【図5】各棒状体、紙箱、コンテナ等を示す図4中矢示
V−V方向からみた断面図である。
V−V方向からみた断面図である。
【図6】取出し機構の把持ユニットを各棒状体の上方に
配置した状態で拡大して示す側面図である。
配置した状態で拡大して示す側面図である。
【図7】把持ヘッドを各棒状体に向けて下降させた状態
を示す図6と同様位置からみた側面図である。
を示す図6と同様位置からみた側面図である。
【図8】固定把持板と移動把持板との間に一列の各棒状
体を把持した状態を示す図6と同様位置からみた側面図
である。
体を把持した状態を示す図6と同様位置からみた側面図
である。
【図9】シャッタで紙箱を押えつつ一列の各棒状体を取
出した状態を示す図6と同様位置からみた側面図であ
る。
出した状態を示す図6と同様位置からみた側面図であ
る。
【図10】図1中の姿勢変更機構を回動ヘッドが直立位
置となった状態で示す拡大平面図である。
置となった状態で示す拡大平面図である。
【図11】姿勢変更機構を回動ヘッドが図10の状態か
ら反転して水平位置となった状態で示す拡大平面図であ
る。
ら反転して水平位置となった状態で示す拡大平面図であ
る。
【図12】図1中のピッチ調整機構を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図13】ピッチ調整部を縮小させた状態で示す図12
中の矢示XIII−XIII方向からみた断面図である。
中の矢示XIII−XIII方向からみた断面図である。
【図14】ピッチ調整部を伸長させた状態で示す図13
と同様位置からみた断面図である。
と同様位置からみた断面図である。
【図15】姿勢変更機構から各棒状体載置部の載置台上
に各棒状体が載置された状態を示すピッチ調整機構の平
面図である。
に各棒状体が載置された状態を示すピッチ調整機構の平
面図である。
【図16】各棒状体載置部の載置台上に載置された各棒
状体をパレットの各棒状体収容部間のピッチに調整した
状態を示すピッチ調整機構の平面図である。
状体をパレットの各棒状体収容部間のピッチに調整した
状態を示すピッチ調整機構の平面図である。
【図17】各棒状体収容部に各棒状体を収容した状態を
示すパレットの平面図である。
示すパレットの平面図である。
1 供給コンベア 4 コンテナ 6 紙箱(箱体) 8 紙箱昇降機構(箱体上昇手段) 14 取出し機構 15 第1アーム部 16 第2アーム部 21 把持ヘッド(把持部) 26 シャッタ(箱体固定部) 28 棒状体検出センサ 42 ピッチ調整機構(ピッチ調整手段) 43 ケース 45 棒状体載置部 45A 載置台 46 ピッチ調整部 47 スライダ(駆動部) 52 排出コンベア 53 パレット 53A 棒状体収容部 54 積込み機構(積込み手段) R 棒状体 P1 紙箱内の各棒状体間のピッチ P2 パレットの各棒状体収容部間のピッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 直立状態で箱体内に整列された複数本の
棒状体を取出し、取出した各棒状体を所定のピッチで複
数の棒状体収容部が形成されたパレットに積換える棒状
体の積換え装置であって、前記箱体内に整列された前記
各棒状体を取出し位置に向けて搬送する供給コンベア
と、該供給コンベアによって取出し位置に搬送された各
棒状体を箱体から一列毎に取出す取出し手段と、該取出
し手段によって箱体から取出された各棒状体を前記パレ
ットの各棒状体収容部間のピッチに対応するように該各
棒状体間のピッチを調整するピッチ調整手段と、該ピッ
チ調整手段によってピッチ調整された各棒状体をパレッ
トの各棒状体収容部に積込む積込み手段と、各棒状体が
積込まれたパレットを排出する排出コンベアとから構成
してなる棒状体の積換え装置。 - 【請求項2】 前記供給コンベアの取出し位置には、こ
の取出し位置に配置された各棒状体を箱体と共に上方に
移動する上昇手段を設けてなる請求項1に記載の棒状体
の積換え装置。 - 【請求項3】 前記取出し手段は、移動自在なアーム部
と、該アーム部の先端に設けられ箱体内に整列された各
棒状体を一列毎に把持する把持部と、該把持部で各棒状
体を把持して箱体から引き抜くときに該箱体を押えて固
定する箱体固定部と、前記把持部によって各棒状体が把
持されたか否かを検出する棒状体検出センサとから構成
してなる請求項1または2に記載の棒状体の積換え装
置。 - 【請求項4】 前記ピッチ調整手段は、ケースと、該ケ
ースの長手方向に移動自在となり、移動方向と直交する
ように前記棒状体を載置する複数個の棒状体載置部と、
前記ケースの長手方向に伸縮自在となるパンタグラフ形
状をなし、該各棒状体載置部がそれぞれ連結されたピッ
チ調整部と、該ピッチ調整部を伸縮駆動する駆動部とか
ら構成してなる請求項1,2または3に記載の棒状体の
積換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7962896A JPH09240835A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 棒状体の積換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7962896A JPH09240835A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 棒状体の積換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09240835A true JPH09240835A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13695351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7962896A Pending JPH09240835A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 棒状体の積換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09240835A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170622A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Toyo Glass Kikai Kk | 物品整列装置 |
JP2011006212A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Omori Mach Co Ltd | Ptpシート群の供給装置及びそれを用いた製品供給システム |
KR200477194Y1 (ko) * | 2013-11-29 | 2015-05-18 | (주)아모레퍼시픽 | 립스틱 용기 공급 및 성형된 립스틱 용기의 배출장치 |
CN109455521A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-12 | 浙江阿克希龙舜华铝塑业有限公司 | 一种口红管自动下料机 |
CN109484841A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-03-19 | 戴毅 | 智能化药房中的药品快速供应系统 |
CN113647670A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-16 | 河南施普盈科技有限公司 | 立式棒状物料输送缓存装置 |
JP2022088664A (ja) * | 2018-10-31 | 2022-06-14 | 株式会社ダイフク | 移載装置 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP7962896A patent/JPH09240835A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170622A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Toyo Glass Kikai Kk | 物品整列装置 |
JP2011006212A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Omori Mach Co Ltd | Ptpシート群の供給装置及びそれを用いた製品供給システム |
KR200477194Y1 (ko) * | 2013-11-29 | 2015-05-18 | (주)아모레퍼시픽 | 립스틱 용기 공급 및 성형된 립스틱 용기의 배출장치 |
JP2022088664A (ja) * | 2018-10-31 | 2022-06-14 | 株式会社ダイフク | 移載装置 |
CN109484841A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-03-19 | 戴毅 | 智能化药房中的药品快速供应系统 |
CN109484841B (zh) * | 2018-11-07 | 2020-08-07 | 戴毅 | 智能化药房中的药品快速供应系统 |
CN109455521A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-12 | 浙江阿克希龙舜华铝塑业有限公司 | 一种口红管自动下料机 |
CN109455521B (zh) * | 2018-12-07 | 2024-02-06 | 浙江阿克希龙舜华铝塑业有限公司 | 一种口红管自动下料机 |
CN113647670A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-16 | 河南施普盈科技有限公司 | 立式棒状物料输送缓存装置 |
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