JPH0924057A - 電動型歯ブラシ - Google Patents
電動型歯ブラシInfo
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- JPH0924057A JPH0924057A JP19702195A JP19702195A JPH0924057A JP H0924057 A JPH0924057 A JP H0924057A JP 19702195 A JP19702195 A JP 19702195A JP 19702195 A JP19702195 A JP 19702195A JP H0924057 A JPH0924057 A JP H0924057A
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯間部に遺留したり、挾まったりしている食
物残渣を迅速円滑に除去できる電動型歯ブラシを提供す
る。 【構成】 筒体1内に乾電池4を電源とする電動機3を
内蔵し、また、電動機側ピニオン6−支軸8で支持され
たクラウン歯車9−クラウン歯車に一体とした偏心軸部
10−この偏心軸部に緩く嵌め合わせた環子11−この
環子に連結した軸部材12−この軸部材が筒体の先端開
口部13から突出する端部に装着した歯間部刷掃用歯ブ
ラシ15の運動機構を構成し、電動機の回転を軸部材1
2の直線往復運動に変換させる。電動機の駆動回路はス
イッチ5で操作する。 【効果】 歯間部にブラシ15のブラシ部15bを挿入
し、往復動させることにより、歯間部の刷掃を迅速円滑
に行うことができると共に歯間部の各軟組織の強化を促
進する。
物残渣を迅速円滑に除去できる電動型歯ブラシを提供す
る。 【構成】 筒体1内に乾電池4を電源とする電動機3を
内蔵し、また、電動機側ピニオン6−支軸8で支持され
たクラウン歯車9−クラウン歯車に一体とした偏心軸部
10−この偏心軸部に緩く嵌め合わせた環子11−この
環子に連結した軸部材12−この軸部材が筒体の先端開
口部13から突出する端部に装着した歯間部刷掃用歯ブ
ラシ15の運動機構を構成し、電動機の回転を軸部材1
2の直線往復運動に変換させる。電動機の駆動回路はス
イッチ5で操作する。 【効果】 歯間部にブラシ15のブラシ部15bを挿入
し、往復動させることにより、歯間部の刷掃を迅速円滑
に行うことができると共に歯間部の各軟組織の強化を促
進する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシに係るも
ので、とくに電動型歯ブラシに関する。
ので、とくに電動型歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、口腔衛生思想が普及し、口腔内の
衛生管理への関心が著しく高められている。それに伴
い、歯石除去、むし歯、歯周病(いわゆる歯槽膿漏症)
等の予防と早期発見、早期治療が実施されるようになっ
てきている。加えて、口臭に対する関心も非常に高くな
り、若い婦人はもとより、一般の人々の間にも、単に口
腔の衛生管理の面のみでなく、身だしなみ、エチケット
の問題からも口臭の消去は常識とさえなってきている。
同時に、歯科医師に対する口臭の原因追及や消去への要
望は日増しに高まりつつある。
衛生管理への関心が著しく高められている。それに伴
い、歯石除去、むし歯、歯周病(いわゆる歯槽膿漏症)
等の予防と早期発見、早期治療が実施されるようになっ
てきている。加えて、口臭に対する関心も非常に高くな
り、若い婦人はもとより、一般の人々の間にも、単に口
腔の衛生管理の面のみでなく、身だしなみ、エチケット
の問題からも口臭の消去は常識とさえなってきている。
同時に、歯科医師に対する口臭の原因追及や消去への要
望は日増しに高まりつつある。
【0003】ところで、口臭の原因の大部分は、図8に
示すように、歯と歯の間、すなわち歯間部aの衛生状態
の不良にあり、その改善により口臭消去の問題の大部分
は解消される。前記歯間部aの口臭発現の要因には、下
記の点が挙げられる。 (1)食物残渣が遺留したり、挾まったりして停滞し、
各種の有害な細菌の増殖が甚だしくなる。 (2)歯垢が留り易く、したがって歯石の沈着が著しく
なる。 (3)歯ブラシ(従来品)でも死角となり、刷掃不行き
届きになり易く、口腔内で最も不潔な場所とされてい
る。 (4)むし歯の好発部位とされている。 (5)歯間乳頭部b(図8参照)の毛細血管は、細菌と
不潔な食物残渣、歯垢、歯石の悪影響を受け易く、しか
も血管壁は極めて脆弱なために、外部からの極めて小さ
な刺激にも損傷を受け易く、容易に出血し、血色素等の
成分が歯間に貯留・変質して腐敗し、更に異臭の度を強
めるという悪循環をくり返していく。
示すように、歯と歯の間、すなわち歯間部aの衛生状態
の不良にあり、その改善により口臭消去の問題の大部分
は解消される。前記歯間部aの口臭発現の要因には、下
記の点が挙げられる。 (1)食物残渣が遺留したり、挾まったりして停滞し、
各種の有害な細菌の増殖が甚だしくなる。 (2)歯垢が留り易く、したがって歯石の沈着が著しく
なる。 (3)歯ブラシ(従来品)でも死角となり、刷掃不行き
届きになり易く、口腔内で最も不潔な場所とされてい
る。 (4)むし歯の好発部位とされている。 (5)歯間乳頭部b(図8参照)の毛細血管は、細菌と
不潔な食物残渣、歯垢、歯石の悪影響を受け易く、しか
も血管壁は極めて脆弱なために、外部からの極めて小さ
な刺激にも損傷を受け易く、容易に出血し、血色素等の
成分が歯間に貯留・変質して腐敗し、更に異臭の度を強
めるという悪循環をくり返していく。
【0004】また、咀嚼機能のより完全な回復を図る方
法として、図10に示すように、インプラント法と稱し
て、チタン合金、セラミック、ハイドロキシアパタイト
等による人工歯根cを埋入手術する手段が盛んに行われ
ている。しかし、この咀嚼部分としての上部構造dを支
えるところの、人工歯根の部分と一体になっている頸部
eは(この部分は骨内に植立した人工歯根とつながり、
歯肉から口腔内に露出している。)、食物残渣が溜り、
歯垢が付着し、歯石の沈着が著しい場所でもある。した
がって細菌による感染も当然甚だしく、如何にこの部分
の清潔を保つかが、インプラント手術の成否を左右する
ものである。
法として、図10に示すように、インプラント法と稱し
て、チタン合金、セラミック、ハイドロキシアパタイト
等による人工歯根cを埋入手術する手段が盛んに行われ
ている。しかし、この咀嚼部分としての上部構造dを支
えるところの、人工歯根の部分と一体になっている頸部
eは(この部分は骨内に植立した人工歯根とつながり、
歯肉から口腔内に露出している。)、食物残渣が溜り、
歯垢が付着し、歯石の沈着が著しい場所でもある。した
がって細菌による感染も当然甚だしく、如何にこの部分
の清潔を保つかが、インプラント手術の成否を左右する
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に挙げたマイナス
要因としての症状を改善するため、各種の歯間部刷掃用
の歯ブラシが提案され、実用化されているが、いずれ
も、ブラシの把柄を指で持ち、指で操作する手動型であ
るため、刷掃能力が劣り、とくに臼歯部がやりにくい。
また、前記歯間部刷掃用歯ブラシは破損し易い等の欠点
が指摘され、充分な成果を期待し難いのが現状である。
要因としての症状を改善するため、各種の歯間部刷掃用
の歯ブラシが提案され、実用化されているが、いずれ
も、ブラシの把柄を指で持ち、指で操作する手動型であ
るため、刷掃能力が劣り、とくに臼歯部がやりにくい。
また、前記歯間部刷掃用歯ブラシは破損し易い等の欠点
が指摘され、充分な成果を期待し難いのが現状である。
【0006】本発明は、歯間部への刷掃能力に優れ、か
つ刷掃作業の迅速円滑化を可能とすると共に、摩擦の効
果によって歯間部の歯肉乳頭や毛細血管壁を強化し、小
刺激による出血を防ぐようにするための電動型歯ブラシ
を提供することを主たる目的としている。更に本発明の
目的は、歯間部への刷掃作業のみならず、歯の表裏面部
への刷掃作業にも幅広く使用可能な電動型歯ブラシを提
供することにある。
つ刷掃作業の迅速円滑化を可能とすると共に、摩擦の効
果によって歯間部の歯肉乳頭や毛細血管壁を強化し、小
刺激による出血を防ぐようにするための電動型歯ブラシ
を提供することを主たる目的としている。更に本発明の
目的は、歯間部への刷掃作業のみならず、歯の表裏面部
への刷掃作業にも幅広く使用可能な電動型歯ブラシを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明による電
動型歯ブラシは、筒体内に電動機およびこの電動機の回
転を直線往復運動に変換する機構が内蔵され、かつ筒体
内に前記電動機の電源用乾電池が出し入れ自在に収納さ
れ、前記筒体の外側に電動機駆動回路の操作スイッチが
設けられ、前記運動変換機構の出力側の往復動軸部材が
筒体の先端開口部を通して外に突出する軸端部に歯間部
刷掃用歯ブラシが装着されていることを要旨としてい
る。
動型歯ブラシは、筒体内に電動機およびこの電動機の回
転を直線往復運動に変換する機構が内蔵され、かつ筒体
内に前記電動機の電源用乾電池が出し入れ自在に収納さ
れ、前記筒体の外側に電動機駆動回路の操作スイッチが
設けられ、前記運動変換機構の出力側の往復動軸部材が
筒体の先端開口部を通して外に突出する軸端部に歯間部
刷掃用歯ブラシが装着されていることを要旨としてい
る。
【0008】さらに本願の第2発明による電動型歯ブラ
シは、筒体内に電動機およびこの電動機の回転を直線往
復運動に変換することができ、しかもその出力側の往復
動軸部材がその支点を中心として傾動自在とされた機構
が内蔵され、かつ筒体内に前記電動機の電源用乾電池が
出し入れ自在に収納され、前記筒体の外側に電動機駆動
回路の操作スイッチが設けられ、前記筒体の先端開口部
にその開口部を通して外に突出する前記軸部材を筒体の
外から所要の角度範囲内に傾動操作させることができる
ガイド部材が摺動自在に組み付けられ、前記軸部材の軸
端に歯間部刷掃用歯ブラシまたは他の歯ブラシが着脱自
在に装着可能とされていることを要旨としている。
シは、筒体内に電動機およびこの電動機の回転を直線往
復運動に変換することができ、しかもその出力側の往復
動軸部材がその支点を中心として傾動自在とされた機構
が内蔵され、かつ筒体内に前記電動機の電源用乾電池が
出し入れ自在に収納され、前記筒体の外側に電動機駆動
回路の操作スイッチが設けられ、前記筒体の先端開口部
にその開口部を通して外に突出する前記軸部材を筒体の
外から所要の角度範囲内に傾動操作させることができる
ガイド部材が摺動自在に組み付けられ、前記軸部材の軸
端に歯間部刷掃用歯ブラシまたは他の歯ブラシが着脱自
在に装着可能とされていることを要旨としている。
【0009】本願の第1発明による電動型歯ブラシの構
成によれば、筒体を把持し、筒体先端に往復動軸部材を
介して装着されている歯間部用歯ブラシを歯間部に挿入
させ、スイッチをオンにして、歯間部用歯ブラシを往復
動させることにより、歯間部に遺留していたり、挾まっ
たりしている食物残渣は外部に迅速円滑に除去される。
成によれば、筒体を把持し、筒体先端に往復動軸部材を
介して装着されている歯間部用歯ブラシを歯間部に挿入
させ、スイッチをオンにして、歯間部用歯ブラシを往復
動させることにより、歯間部に遺留していたり、挾まっ
たりしている食物残渣は外部に迅速円滑に除去される。
【0010】本願の第2発明による電動型歯ブラシの構
成によれば、前記ガイド部材の操作によって、軸部材を
介して歯間部刷掃用歯ブラシを所望の角度範囲内に傾け
ることにより、歯間部刷掃用歯ブラシを歯間部へ挿入し
易い角度位置に設定できる。また、第2の発明による電
動型歯ブラシは、歯間部刷掃用歯ブラシに限らず、他の
タイプのブラシやフロス用刷掃具に取り替えて、口腔内
の歯の刷掃を能率よく行うことができる。
成によれば、前記ガイド部材の操作によって、軸部材を
介して歯間部刷掃用歯ブラシを所望の角度範囲内に傾け
ることにより、歯間部刷掃用歯ブラシを歯間部へ挿入し
易い角度位置に設定できる。また、第2の発明による電
動型歯ブラシは、歯間部刷掃用歯ブラシに限らず、他の
タイプのブラシやフロス用刷掃具に取り替えて、口腔内
の歯の刷掃を能率よく行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本願請求項1の発
明の実施例であって、筒体1に内蔵した乾電池4を電源
とする電動機3のピニオン6に、支軸8に支持されたク
ラウン歯車9を噛合させ、クラウン歯車9に一体とした
偏心軸部10に環子11を緩く嵌め合わせ、環子11に
軸部材12の一端を連結し、軸部材12の他端側を筒体
1の球面状頭壁1aの中心に設けた開口部13から外に
突出させ、その先端に歯間部刷掃用歯ブラシ15を取り
付けて構成している。電動機の回転はクラウン歯車9に
伝わり、それに一体の偏心軸部10の偏心運動が環子1
1を介して軸部材12に往復直線運動として伝えられ
る。
明の実施例であって、筒体1に内蔵した乾電池4を電源
とする電動機3のピニオン6に、支軸8に支持されたク
ラウン歯車9を噛合させ、クラウン歯車9に一体とした
偏心軸部10に環子11を緩く嵌め合わせ、環子11に
軸部材12の一端を連結し、軸部材12の他端側を筒体
1の球面状頭壁1aの中心に設けた開口部13から外に
突出させ、その先端に歯間部刷掃用歯ブラシ15を取り
付けて構成している。電動機の回転はクラウン歯車9に
伝わり、それに一体の偏心軸部10の偏心運動が環子1
1を介して軸部材12に往復直線運動として伝えられ
る。
【0012】図4〜図7は、本願請求項2の発明の実施
例であって、請求項1の構成において、軸部材12を所
要の角度範囲内に傾動できるようにしたものである。即
ち、筒体1の球面状頭壁1aの一部に開放部1bを形成
すると共に、その内面側に同じ球面状のガイド部材16
を支軸8を中心として回動自在となし、ガイド部材16
に設けた開口部17に前記軸部材12を挿通支持させ、
その先端に歯間部刷掃用歯ブラシ15を装着する。ガイ
ド部材16にはピン18を固定し、このピン18を球面
状頭壁1aにあけたガイド用長穴1cを通して外に突出
させ、その突出端に操作用ツマミ19を取り付ける。上
記構成によれば、ツマミ19の操作により、ガイド部材
16を回動させ、それにより軸部材12を2点鎖線で示
す位置に傾けることにより、歯間部刷掃用歯ブラシを歯
間部へ挿入し易い角度位置に設定できる。
例であって、請求項1の構成において、軸部材12を所
要の角度範囲内に傾動できるようにしたものである。即
ち、筒体1の球面状頭壁1aの一部に開放部1bを形成
すると共に、その内面側に同じ球面状のガイド部材16
を支軸8を中心として回動自在となし、ガイド部材16
に設けた開口部17に前記軸部材12を挿通支持させ、
その先端に歯間部刷掃用歯ブラシ15を装着する。ガイ
ド部材16にはピン18を固定し、このピン18を球面
状頭壁1aにあけたガイド用長穴1cを通して外に突出
させ、その突出端に操作用ツマミ19を取り付ける。上
記構成によれば、ツマミ19の操作により、ガイド部材
16を回動させ、それにより軸部材12を2点鎖線で示
す位置に傾けることにより、歯間部刷掃用歯ブラシを歯
間部へ挿入し易い角度位置に設定できる。
【0013】
【実施例】図1〜図3に、本願の第1発明の実施例を示
す。同図において、1は所要の長さを有する把持可能な
筒体、2はその後端開口部に着脱自在に設けた蓋、3は
筒体内の所要部位に内蔵された電動機、4は筒体の後端
開口部から収納された給電用乾電池、5は前記乾電池を
含む電動機の駆動回路(図示してない)の操作スイッチ
である。
す。同図において、1は所要の長さを有する把持可能な
筒体、2はその後端開口部に着脱自在に設けた蓋、3は
筒体内の所要部位に内蔵された電動機、4は筒体の後端
開口部から収納された給電用乾電池、5は前記乾電池を
含む電動機の駆動回路(図示してない)の操作スイッチ
である。
【0014】前記筒体1内には、電動機3の回転を直線
往復運動に変換する機構が組み付けられている。即ち、
電動機3の回転軸側のピニオン6が、軸受板7,7間の
支軸8に支持されたクラウン歯車9に噛合され、クラウ
ン歯車9の内面側に一体に形成した偏心軸部10に環子
11が緩く嵌め合わされ、その環子11の外側に歯ブラ
シの支持用軸部材12が連結され、軸部材12は筒体1
の上端を形成している球面状頭壁1aの中心にあけた開
口部13を通して外に突出され、その突出軸端に歯間部
刷掃用歯ブラシ15が取外し自在に装着されている。し
たがって、前記電動機3の回転はクラウン歯車9に伝わ
り、それに一体の偏心軸部10の偏心運動が環子11を
介して軸部材12に往復直線運動として伝えられる。
往復運動に変換する機構が組み付けられている。即ち、
電動機3の回転軸側のピニオン6が、軸受板7,7間の
支軸8に支持されたクラウン歯車9に噛合され、クラウ
ン歯車9の内面側に一体に形成した偏心軸部10に環子
11が緩く嵌め合わされ、その環子11の外側に歯ブラ
シの支持用軸部材12が連結され、軸部材12は筒体1
の上端を形成している球面状頭壁1aの中心にあけた開
口部13を通して外に突出され、その突出軸端に歯間部
刷掃用歯ブラシ15が取外し自在に装着されている。し
たがって、前記電動機3の回転はクラウン歯車9に伝わ
り、それに一体の偏心軸部10の偏心運動が環子11を
介して軸部材12に往復直線運動として伝えられる。
【0015】前記歯間部刷掃用歯ブラシ15としては、
例えば先細状の支持部15aに、U字状に折り曲げた
0.25〜0.30mmのステンレス製針金の間に多数の
ナイロン製の毛を挾み込ませて捩りをかけて作ったブラ
シ部15bを嵌合して構成したものを示しているが、特
にそれに限定されるものではない。上記構成の電動型歯
ブラシは、その歯間部刷掃用歯ブラシ15のブラシ部1
5bを歯間部に挿入し、スイッチをオン操作して歯ブラ
シ15を往復動させることにより、歯間部に停滞してい
る食物残渣を迅速円滑に除去することができると共にマ
ッサージ効果によって、歯肉、毛細血管壁を強化し、異
臭・腐敗臭の発生と、むし歯、歯槽膿漏等の発生の予防
に寄与する。
例えば先細状の支持部15aに、U字状に折り曲げた
0.25〜0.30mmのステンレス製針金の間に多数の
ナイロン製の毛を挾み込ませて捩りをかけて作ったブラ
シ部15bを嵌合して構成したものを示しているが、特
にそれに限定されるものではない。上記構成の電動型歯
ブラシは、その歯間部刷掃用歯ブラシ15のブラシ部1
5bを歯間部に挿入し、スイッチをオン操作して歯ブラ
シ15を往復動させることにより、歯間部に停滞してい
る食物残渣を迅速円滑に除去することができると共にマ
ッサージ効果によって、歯肉、毛細血管壁を強化し、異
臭・腐敗臭の発生と、むし歯、歯槽膿漏等の発生の予防
に寄与する。
【0016】図4〜図7は、本願の第2発明の一実施例
を示す。なお、同図において、図1〜図3と同一または
類似する部材には同じ符号が付されている。本実施例で
は、筒体1の上端を形成している球面状頭壁1aの一部
を所要の角度範囲に切除して開放部1bとなし、球面状
頭壁1aの内面側に、同じ球面状に形成され、その球面
に案内されて回動自在にし得る球面状ガイド部材16が
設けられ、このガイド部材16に設けた開口部17に前
述した往復動軸部材12が挿通支持され、その先端に歯
間部刷掃用歯ブラシ15が装着されている。
を示す。なお、同図において、図1〜図3と同一または
類似する部材には同じ符号が付されている。本実施例で
は、筒体1の上端を形成している球面状頭壁1aの一部
を所要の角度範囲に切除して開放部1bとなし、球面状
頭壁1aの内面側に、同じ球面状に形成され、その球面
に案内されて回動自在にし得る球面状ガイド部材16が
設けられ、このガイド部材16に設けた開口部17に前
述した往復動軸部材12が挿通支持され、その先端に歯
間部刷掃用歯ブラシ15が装着されている。
【0017】前記球面状ガイド部材16には、前記クラ
ウン歯車9の支軸8の両端部が挿入され、この支軸8が
ガイド部材16の回動中心支軸に供用されている。前記
ガイド部材16には、その所要部位にピン18の一端が
固定され、ピン18の他端は、筒体側の球面状頭壁1a
にあけたガイド用長穴1cを通して外に突出され、その
突出端に操作用のツマミ19が取り付けられている。
ウン歯車9の支軸8の両端部が挿入され、この支軸8が
ガイド部材16の回動中心支軸に供用されている。前記
ガイド部材16には、その所要部位にピン18の一端が
固定され、ピン18の他端は、筒体側の球面状頭壁1a
にあけたガイド用長穴1cを通して外に突出され、その
突出端に操作用のツマミ19が取り付けられている。
【0018】上記構成の電動型歯ブラシにあっては、図
1〜図3に示した構成を同様に、電動機3の回転は軸部
材12に直線往復運動として伝えられるから、歯間部刷
掃用歯ブラシにより、歯間部である停滞している食物残
渣を迅速円滑に除去できる。加えて、前記構成の電動型
歯ブラシは、ツマミ19の操作によりガイド部材16を
回動させ、それによって軸部材12を、図4および図7
の2点鎖線で示す位置に傾けることにより、歯間部刷掃
用歯ブラシを歯間部へ挿入し易い角度位置に設定するこ
とができる。
1〜図3に示した構成を同様に、電動機3の回転は軸部
材12に直線往復運動として伝えられるから、歯間部刷
掃用歯ブラシにより、歯間部である停滞している食物残
渣を迅速円滑に除去できる。加えて、前記構成の電動型
歯ブラシは、ツマミ19の操作によりガイド部材16を
回動させ、それによって軸部材12を、図4および図7
の2点鎖線で示す位置に傾けることにより、歯間部刷掃
用歯ブラシを歯間部へ挿入し易い角度位置に設定するこ
とができる。
【0019】前記軸部材12を傾けたり、元に戻したり
するための球面状ガイド部材16は、筒体側の球面状頭
壁1aの内面に当接されているので、その当接による摩
擦力でその位置に保持可能であるが、例えば、図8に示
すように、ガイド部材16にネジ軸20を固定し、それ
に螺合するネジツマミ21を設け、このネジツマミ21
の締付けにより、ガイド部材16を筒体の球面状頭壁1
aに固く当接させて保持する手段を適用するのが好まし
い。また、前述したピン18のツマミ19側にスプリン
グ座金を介在させ、その弾力によって、ガイド部材16
を頭壁1aに固く保持させる手段を適用することもでき
る。なお、前記実施例では、ガイド部材16は筒体の球
面状頭壁1aの内側に回動自在に配設しているが、球面
状頭壁1aの外側に回動自在に配設するように構成して
もよい。
するための球面状ガイド部材16は、筒体側の球面状頭
壁1aの内面に当接されているので、その当接による摩
擦力でその位置に保持可能であるが、例えば、図8に示
すように、ガイド部材16にネジ軸20を固定し、それ
に螺合するネジツマミ21を設け、このネジツマミ21
の締付けにより、ガイド部材16を筒体の球面状頭壁1
aに固く当接させて保持する手段を適用するのが好まし
い。また、前述したピン18のツマミ19側にスプリン
グ座金を介在させ、その弾力によって、ガイド部材16
を頭壁1aに固く保持させる手段を適用することもでき
る。なお、前記実施例では、ガイド部材16は筒体の球
面状頭壁1aの内側に回動自在に配設しているが、球面
状頭壁1aの外側に回動自在に配設するように構成して
もよい。
【0020】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、口腔内の衛生管理で問題とされている歯間部の刷掃
に大きく寄与し、かつ優れた刷掃機能を発揮する電動型
歯ブラシを得ることができる。
ば、口腔内の衛生管理で問題とされている歯間部の刷掃
に大きく寄与し、かつ優れた刷掃機能を発揮する電動型
歯ブラシを得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す電動型歯ブラシの正面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】図2のB−B線の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す電動型歯ブラシの正
面図である。
面図である。
【図5】前記電動型歯ブラシの側面図である。
【図6】図4のC−C線の断面図である。
【図7】図6のD−D線の断面図である。
【図8】ガイド部材の正面図である。
【図9】口腔内の歯列部分の説明図である。
【図10】上部構造を有する人工歯根の埋入状態を示す
説明図である。
説明図である。
1 筒体 1a 球面状頭壁 1b 開放部 1c 長孔 2 蓋 3 電動機 4 乾電池 5 操作スイッチ 6 ピニオン 7 軸受板 8 支軸 9 クラウン歯車 10 偏心軸部 11 環子 12 軸部材 13 開口部 15 歯間部刷掃用歯ブラシ 15a 支持部 15b ブラシ部 16 ガイド部材 17 開口部 18 ピン 19 ツマミ 20 ネジ軸 21 ツマミ
Claims (2)
- 【請求項1】 筒体内に電動機およびこの電動機の回転
を直線往復運動に変換する機構が内蔵され、かつ筒体内
に前記電動機の電源用乾電池が出し入れ自在に収納さ
れ、前記筒体の外側に電動機駆動回路の操作スイッチが
設けられ、前記運動変換機構の出力側の往復動軸部材が
筒体の先端開口部を通して外に突出する軸端部に歯間部
刷掃用歯ブラシが装着されていることを特徴とする電動
型歯ブラシ。 - 【請求項2】 筒体内に電動機およびこの電動機の回転
を直線往復運動に変換することができ、しかもその出力
側の往復動軸部材がその支点を中心として傾動自在とさ
れた機構が内蔵され、かつ筒体内に前記電動機の電源用
乾電池が出し入れ自在に収納され、前記筒体の外側に電
動機駆動回路の操作スイッチが設けられ、前記筒体の先
端開口部に、その開口部を通して外に突出する前記軸部
材を筒体の外から所要の角度範囲内に傾動操作させるこ
とができるガイド部材が摺動自在に組み付けられ、前記
軸部材の軸端に歯間部刷掃用歯ブラシまたは他の歯ブラ
シが着脱自在に装着可能とされていることを特徴とする
電動型歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19702195A JPH0924057A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電動型歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19702195A JPH0924057A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電動型歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0924057A true JPH0924057A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16367451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19702195A Pending JPH0924057A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 電動型歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0924057A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005124878A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Isamu Miura | 電動歯ブラシ |
US7810200B2 (en) | 2004-11-17 | 2010-10-12 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electric toothbrush |
KR101690683B1 (ko) * | 2015-09-25 | 2017-01-09 | 선문대학교 산학협력단 | 전동 칫솔 장치 |
KR20190001249A (ko) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 울산과학대학교 산학협력단 | 치간치솔 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP19702195A patent/JPH0924057A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005124878A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Isamu Miura | 電動歯ブラシ |
US7810200B2 (en) | 2004-11-17 | 2010-10-12 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electric toothbrush |
KR101690683B1 (ko) * | 2015-09-25 | 2017-01-09 | 선문대학교 산학협력단 | 전동 칫솔 장치 |
KR20190001249A (ko) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 울산과학대학교 산학협력단 | 치간치솔 |
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