JPH09236712A - 光分岐モジュール - Google Patents
光分岐モジュールInfo
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- JPH09236712A JPH09236712A JP8041883A JP4188396A JPH09236712A JP H09236712 A JPH09236712 A JP H09236712A JP 8041883 A JP8041883 A JP 8041883A JP 4188396 A JP4188396 A JP 4188396A JP H09236712 A JPH09236712 A JP H09236712A
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- optical fiber
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置や取り出し作業に鑑みて実装密度の向上
が困難であった。活線状態において光通信に影響を与え
ることなく接続切り替え等の作業を行うことが困難であ
った。 【解決手段】 光ファイバ心線Fを保持する心線保持手
段26に対して接近離間自在に設けられ、心線保持手段
26に臨む端部に分岐接続用光コネクタ29を支持する
本体30内に、多心の光ファイバTを分岐して分岐接続
用光コネクタ29と接続する光ファイバ34と、該光フ
ァイバ34の途中に介在された光カプラ32等の光部品
32、33、39と、光ファイバT、34同士を切り替
え可能に接続する切替用コネクタ31とを収納し、分岐
接続用光コネクタ29に接続した各光ファイバ心線Fに
本体の心線保持手段26に対する移動を許容する引出余
長F2を設けた。
が困難であった。活線状態において光通信に影響を与え
ることなく接続切り替え等の作業を行うことが困難であ
った。 【解決手段】 光ファイバ心線Fを保持する心線保持手
段26に対して接近離間自在に設けられ、心線保持手段
26に臨む端部に分岐接続用光コネクタ29を支持する
本体30内に、多心の光ファイバTを分岐して分岐接続
用光コネクタ29と接続する光ファイバ34と、該光フ
ァイバ34の途中に介在された光カプラ32等の光部品
32、33、39と、光ファイバT、34同士を切り替
え可能に接続する切替用コネクタ31とを収納し、分岐
接続用光コネクタ29に接続した各光ファイバ心線Fに
本体の心線保持手段26に対する移動を許容する引出余
長F2を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用の光心線に
試験光を挿入するための光分岐モジュールに関するもの
である。
試験光を挿入するための光分岐モジュールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバネットワークにおいて、例え
ば、光ケーブルを光コネクタ接続により光ファイバ心線
へ分岐接続するには、多数の局内外光ファイバを成端し
て大群構成とする光配線架が使用される。特に加入者系
伝送路に用いられる光配線架としては、FTM(Fib
er Termination Module)が用い
られる。図3および図4は、FTMに適用された従来の
光配線架を示す図であり、図中、符号1はフレーム、2
は端子板、3は光コネクタ、4は光分岐モジュールであ
る。
ば、光ケーブルを光コネクタ接続により光ファイバ心線
へ分岐接続するには、多数の局内外光ファイバを成端し
て大群構成とする光配線架が使用される。特に加入者系
伝送路に用いられる光配線架としては、FTM(Fib
er Termination Module)が用い
られる。図3および図4は、FTMに適用された従来の
光配線架を示す図であり、図中、符号1はフレーム、2
は端子板、3は光コネクタ、4は光分岐モジュールであ
る。
【0003】前記フレーム1は、水平に配置された仕切
板5によって等間隔の複数段に仕切られた棚状に形成さ
れており、前記光分岐モジュール4を収納する段が複数
段形成されている。このフレーム1の各段の同一側開口
部には、該開口部を略覆う端子板2が固定されている。
この端子板2には前記光コネクタ3の取り付け用の穴6
が複数並べて連設され、この穴6内に周知のSC形の光
コネクタ3が2個づつ配置・固定されている。この光コ
ネクタ3は、外側に局内光ファイバ心線7が接続される
図示しないSC形端子が複数配置され、内側に局外光フ
ァイバ心線が接続される図示しない複数のSC形端子が
前記局内光ファイバ心線7用の端子に対応する位置に配
置されている。
板5によって等間隔の複数段に仕切られた棚状に形成さ
れており、前記光分岐モジュール4を収納する段が複数
段形成されている。このフレーム1の各段の同一側開口
部には、該開口部を略覆う端子板2が固定されている。
この端子板2には前記光コネクタ3の取り付け用の穴6
が複数並べて連設され、この穴6内に周知のSC形の光
コネクタ3が2個づつ配置・固定されている。この光コ
ネクタ3は、外側に局内光ファイバ心線7が接続される
図示しないSC形端子が複数配置され、内側に局外光フ
ァイバ心線が接続される図示しない複数のSC形端子が
前記局内光ファイバ心線7用の端子に対応する位置に配
置されている。
【0004】以下、光分岐モジュール4の基本構成を図
7に示す。図7に示すように、光分岐モジュール4内に
は、光カプラ9、光フィルタ4d、および光ファイバ4
cを切り替え接続するための光コネクタ10等の光部品
が収納される。光線路の試験・管理を行うには、まず、
試験対象となる心線を収納する光分岐モジュールを心線
選択装置4aにて選択し、光パルス試験装置4bから送
出された試験光(光パルス)を、光カプラ9を経由して
測定対象となる局外側の光ファイバ4cへ送出し、さら
に、当該光ファイバ4cで発生する後方散乱光を光カプ
ラ9を経由して光パルス試験装置4bの受光部で受光
し、次いで、受光された後方散乱光の波形を解析するこ
とにより光線路の損失異常をモニタする。
7に示す。図7に示すように、光分岐モジュール4内に
は、光カプラ9、光フィルタ4d、および光ファイバ4
cを切り替え接続するための光コネクタ10等の光部品
が収納される。光線路の試験・管理を行うには、まず、
試験対象となる心線を収納する光分岐モジュールを心線
選択装置4aにて選択し、光パルス試験装置4bから送
出された試験光(光パルス)を、光カプラ9を経由して
測定対象となる局外側の光ファイバ4cへ送出し、さら
に、当該光ファイバ4cで発生する後方散乱光を光カプ
ラ9を経由して光パルス試験装置4bの受光部で受光
し、次いで、受光された後方散乱光の波形を解析するこ
とにより光線路の損失異常をモニタする。
【0005】図5、図6に沿って、従来の4心用分岐モ
ジュールについて説明すれば、この光分岐モジュール
は、全体として薄板状のパッケージであり、図示しない
開閉蓋により開閉可能である。光分岐モジュール4の後
面側(図5、図6左側)には、局外光ケーブル(成端ケ
ーブル)Kから導出された4心光ファイバテープ8a
と、心線選択装置から導出された1本の8心光ファイバ
テープ8bが導入される。光分岐モジュール4内には、
4個のファイバ形光カプラ9が収納されており、心線選
択装置側の光ファイバテープ8bは、8心MTコネクタ
10により、光カプラ9側の8心光ファイバテープに接
続される。
ジュールについて説明すれば、この光分岐モジュール
は、全体として薄板状のパッケージであり、図示しない
開閉蓋により開閉可能である。光分岐モジュール4の後
面側(図5、図6左側)には、局外光ケーブル(成端ケ
ーブル)Kから導出された4心光ファイバテープ8a
と、心線選択装置から導出された1本の8心光ファイバ
テープ8bが導入される。光分岐モジュール4内には、
4個のファイバ形光カプラ9が収納されており、心線選
択装置側の光ファイバテープ8bは、8心MTコネクタ
10により、光カプラ9側の8心光ファイバテープに接
続される。
【0006】次に、局外光ケーブル(成端ケーブル)側
の光ファイバテープ8aは、4心MTコネクタ10によ
り、光カプラ9側の光ファイバテープ(図示せず)に接
続される。一方、光カプラ9の局内側のポートから導出
される1本の4心光ファイバテープは、光コード8wと
してパッケージ外部へ導出され、さらに、側板に固定さ
れた多心単心分岐器Fにて単心光ファイバ8yへ分岐さ
れる。分岐された各単心光ファイバ8yの先端は、SC
形プラグへ成端されており、フレーム1の端子板2に固
定されたSC形光アダプタ3へ接続される。
の光ファイバテープ8aは、4心MTコネクタ10によ
り、光カプラ9側の光ファイバテープ(図示せず)に接
続される。一方、光カプラ9の局内側のポートから導出
される1本の4心光ファイバテープは、光コード8wと
してパッケージ外部へ導出され、さらに、側板に固定さ
れた多心単心分岐器Fにて単心光ファイバ8yへ分岐さ
れる。分岐された各単心光ファイバ8yの先端は、SC
形プラグへ成端されており、フレーム1の端子板2に固
定されたSC形光アダプタ3へ接続される。
【0007】この光分岐モジュール4は、前記フレーム
1の各段に、例えば13.5mm幅で、一段に50個程
度設けられる。光分岐モジュール4の内部には、光コー
ド8wと、該光コード8wに接続された光カプラ9と、
光ファイバテープ8a、8bと光コード8wとを接続切
り替え可能に光接続するMTコネクタ10(Mecha
nically Transferable)とが収納
されている。光分岐モジュール4の収納時に上側となる
側部には、フレーム1の各段の上部に架設された吊り下
げレール11から吊り下げるための吊り下げ部材12が
取り付けられている。
1の各段に、例えば13.5mm幅で、一段に50個程
度設けられる。光分岐モジュール4の内部には、光コー
ド8wと、該光コード8wに接続された光カプラ9と、
光ファイバテープ8a、8bと光コード8wとを接続切
り替え可能に光接続するMTコネクタ10(Mecha
nically Transferable)とが収納
されている。光分岐モジュール4の収納時に上側となる
側部には、フレーム1の各段の上部に架設された吊り下
げレール11から吊り下げるための吊り下げ部材12が
取り付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光分岐モジュール4の場合、部品点数が多い上、収容
心線数の増大や実装密度の高度化の要求に鑑みて各段に
十分な広さが確保されていないため、狭隘な空間におい
て光コネクタ3等の光部品の取付作業を行なわねばなら
ず、作業性が極めて悪かった。また、特定の1個の光分
岐モジュール4の交換においても、その光分岐モジュー
ル4の近傍の光分岐モジュール4も取り外して作業者の
手が入る程度の空間を確保する必要があり、光配線架の
高密度化に伴い作業に困難をきたすようになってきた。
な光分岐モジュール4の場合、部品点数が多い上、収容
心線数の増大や実装密度の高度化の要求に鑑みて各段に
十分な広さが確保されていないため、狭隘な空間におい
て光コネクタ3等の光部品の取付作業を行なわねばなら
ず、作業性が極めて悪かった。また、特定の1個の光分
岐モジュール4の交換においても、その光分岐モジュー
ル4の近傍の光分岐モジュール4も取り外して作業者の
手が入る程度の空間を確保する必要があり、光配線架の
高密度化に伴い作業に困難をきたすようになってきた。
【0009】すなわち、心線の切り替えに際して光分岐
モジュール4内に収納されたMTコネクタ10を切り替
えるために光ファイバ切替接続システムを使用する場合
には、図6に示すように、該当の光分岐モジュール4を
フレーム1から引き出して棚に載置し、引き出した光分
岐モジュール4内を開放して、内部からMTコネクタ1
0を引き出すが、光分岐モジュール4内のMTコネクタ
10の引き出し時には、光コード8wなどに接続されて
いる前記光カプラ9やフィルタ等(図示せず)の光部品
まで一緒に引き出すこととなり、活線状態では光通信に
影響を与えることなく作業を行うことが困難になってい
た。
モジュール4内に収納されたMTコネクタ10を切り替
えるために光ファイバ切替接続システムを使用する場合
には、図6に示すように、該当の光分岐モジュール4を
フレーム1から引き出して棚に載置し、引き出した光分
岐モジュール4内を開放して、内部からMTコネクタ1
0を引き出すが、光分岐モジュール4内のMTコネクタ
10の引き出し時には、光コード8wなどに接続されて
いる前記光カプラ9やフィルタ等(図示せず)の光部品
まで一緒に引き出すこととなり、活線状態では光通信に
影響を与えることなく作業を行うことが困難になってい
た。
【0010】前記光配線架にあっては、収容心線数の増
大に伴いさらなる実装密度の向上の要求があるが、前述
した光分岐モジュール4を引き出すための各光分岐モジ
ュール間の空間やMTコネクタ10で接続切り替えする
ための作業場所を確保する必要があるため、実装密度の
向上には限界があった。
大に伴いさらなる実装密度の向上の要求があるが、前述
した光分岐モジュール4を引き出すための各光分岐モジ
ュール間の空間やMTコネクタ10で接続切り替えする
ための作業場所を確保する必要があるため、実装密度の
向上には限界があった。
【0011】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光分岐モジュールを載置するような引出用の作業
スペースを削減して実装密度を向上することができると
ともに、接続切り替え等の作業時に光通信に与える影響
を可及的に軽減することができる光分岐モジュールを提
供することを目的とするものである。
ので、光分岐モジュールを載置するような引出用の作業
スペースを削減して実装密度を向上することができると
ともに、接続切り替え等の作業時に光通信に与える影響
を可及的に軽減することができる光分岐モジュールを提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光分岐モジュー
ルでは、多心の光ファイバを光コネクタ接続により光フ
ァイバ心線へ分岐接続するための光分岐モジュールであ
って、光ファイバ心線を保持する心線保持手段に対して
接近離間自在に設けられ、心線保持手段に臨む端部に分
岐接続用光コネクタを支持する本体内に、多心の光ファ
イバを分岐して分岐接続用光コネクタと接続する光ファ
イバと、光ファイバの途中に介在された光カプラ等の光
部品と、光ファイバ同士を切り替え可能に接続する切替
用コネクタとを収納し、分岐接続用光コネクタに接続し
た各光ファイバ心線に本体の心線保持手段に対する移動
を許容する引出余長を設けたことを前記課題の解決手段
とした。
ルでは、多心の光ファイバを光コネクタ接続により光フ
ァイバ心線へ分岐接続するための光分岐モジュールであ
って、光ファイバ心線を保持する心線保持手段に対して
接近離間自在に設けられ、心線保持手段に臨む端部に分
岐接続用光コネクタを支持する本体内に、多心の光ファ
イバを分岐して分岐接続用光コネクタと接続する光ファ
イバと、光ファイバの途中に介在された光カプラ等の光
部品と、光ファイバ同士を切り替え可能に接続する切替
用コネクタとを収納し、分岐接続用光コネクタに接続し
た各光ファイバ心線に本体の心線保持手段に対する移動
を許容する引出余長を設けたことを前記課題の解決手段
とした。
【0013】以下、本発明の光分岐モジュールの作用を
説明する。本発明の光分岐モジュールは、心線保持手段
に対して本体を接近離間させる場合に、分岐接続用光コ
ネクタが本体と一体となって移動するので、本体内の光
ファイバと分岐接続用光コネクタとの接続等が引き出し
た位置において行なえる。本体を元の位置に再収納すれ
ば、光ファイバ心線の引出余長が変動して元の状態に戻
る。
説明する。本発明の光分岐モジュールは、心線保持手段
に対して本体を接近離間させる場合に、分岐接続用光コ
ネクタが本体と一体となって移動するので、本体内の光
ファイバと分岐接続用光コネクタとの接続等が引き出し
た位置において行なえる。本体を元の位置に再収納すれ
ば、光ファイバ心線の引出余長が変動して元の状態に戻
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図1
および図2を参照して説明する。図中符号21は、本実
施の形態の光分岐モジュールである。光分岐モジュール
21は、局外光ファイバケーブルCから導出した多心光
ファイバとしてのテープコードTを光コネクタ接続によ
り局内側の光ファイバ心線Fへ分岐接続するものであ
り、棚状のフレーム20に多段に配置され、かつ各段に
おいて複数横並びに配列される偏平板状に形成されてい
る。
および図2を参照して説明する。図中符号21は、本実
施の形態の光分岐モジュールである。光分岐モジュール
21は、局外光ファイバケーブルCから導出した多心光
ファイバとしてのテープコードTを光コネクタ接続によ
り局内側の光ファイバ心線Fへ分岐接続するものであ
り、棚状のフレーム20に多段に配置され、かつ各段に
おいて複数横並びに配列される偏平板状に形成されてい
る。
【0015】前記フレーム20には、該フレーム20内
に水平に配置された仕切板22によって前記光分岐モジ
ュール21を配列するための段が複数段形成されてい
る。この仕切板22の下面には、光分岐モジュール21
をフレーム20に挿抜自在に支持する挿抜手段として光
分岐モジュール21の端部に固定された係合部材24と
係合して、この係合部材24を水平方向(図中左右方
向)にスライド移動自在に吊支するレール25(挿抜手
段)と、このレール25のフレーム20前面側(図中右
側)に突設され、前記係合部材24を係止して光分岐モ
ジュール21を位置決めするための位置決め突起23と
が設けられている。
に水平に配置された仕切板22によって前記光分岐モジ
ュール21を配列するための段が複数段形成されてい
る。この仕切板22の下面には、光分岐モジュール21
をフレーム20に挿抜自在に支持する挿抜手段として光
分岐モジュール21の端部に固定された係合部材24と
係合して、この係合部材24を水平方向(図中左右方
向)にスライド移動自在に吊支するレール25(挿抜手
段)と、このレール25のフレーム20前面側(図中右
側)に突設され、前記係合部材24を係止して光分岐モ
ジュール21を位置決めするための位置決め突起23と
が設けられている。
【0016】フレーム20の前面側には、多数の光ファ
イバ心線Fを挟持する心線保持手段としての挟持部材2
6と、フレーム20における光分岐モジュール21の設
置位置27との間に取り付けられた引出余長保持部28
とが設けられている。引出余長保持部28は、断面U字
状のフレームであって、開口側を上方に向けて配置され
ている。光ファイバ心線Fの先端にはプラグF1が装着
されている。光ファイバ心線Fは、プラグF1を介して
光分岐モジュール21の前端部に支持された分岐接続用
光コネクタとしての光アダプタ29と光接続されるよう
になっている。光ファイバ心線F1の挟持部材26から
光分岐モジュール21の設置位置27の間に位置する部
分は、プラグF1を光アダプタ29に接続した状態にお
いて光分岐モジュール21の移動を許容するための引出
余長F2とされている。この引出余長F2は、φ0.9m
mのナイロン心線であって、前記引出余長保持部28内
に撓んだ状態で収納される。
イバ心線Fを挟持する心線保持手段としての挟持部材2
6と、フレーム20における光分岐モジュール21の設
置位置27との間に取り付けられた引出余長保持部28
とが設けられている。引出余長保持部28は、断面U字
状のフレームであって、開口側を上方に向けて配置され
ている。光ファイバ心線Fの先端にはプラグF1が装着
されている。光ファイバ心線Fは、プラグF1を介して
光分岐モジュール21の前端部に支持された分岐接続用
光コネクタとしての光アダプタ29と光接続されるよう
になっている。光ファイバ心線F1の挟持部材26から
光分岐モジュール21の設置位置27の間に位置する部
分は、プラグF1を光アダプタ29に接続した状態にお
いて光分岐モジュール21の移動を許容するための引出
余長F2とされている。この引出余長F2は、φ0.9m
mのナイロン心線であって、前記引出余長保持部28内
に撓んだ状態で収納される。
【0017】前記光分岐モジュール21は、偏平板状の
本体30と、該本体30の前端部に支持した前記光アダ
プタ29とで概略構成されている。前記本体30内に
は、切替用コネクタとしてのMTコネクタ31を介して
テープコードTと接続されるテープコード34と、テー
プコード34に途中に介在された光カプラ32および光
フィルタ33と、光ファイバテープ34を融着して単心
コードSに分岐する分岐部39といった光部品が収納さ
れている。該本体30は、プラスチック等のある程度の
剛性を有する材料で、開閉自在な二つ割状に形成されて
いる。また、本体30は、中央部に配置された仕切板3
0aによって内部が前後に仕切られ、前側の領域に単心
コードSを収納し、後側の領域にその他の光部品やテー
プコードT、34の接続余長を収納するようになってい
る。光アダプタ29は、位置決め用リングスリーブが内
蔵された単心光ファイバ用の4連一括のSC型アダプタ
を2基並設したものである。光カプラ32は、基板導波
路型の1:8スターカプラである。
本体30と、該本体30の前端部に支持した前記光アダ
プタ29とで概略構成されている。前記本体30内に
は、切替用コネクタとしてのMTコネクタ31を介して
テープコードTと接続されるテープコード34と、テー
プコード34に途中に介在された光カプラ32および光
フィルタ33と、光ファイバテープ34を融着して単心
コードSに分岐する分岐部39といった光部品が収納さ
れている。該本体30は、プラスチック等のある程度の
剛性を有する材料で、開閉自在な二つ割状に形成されて
いる。また、本体30は、中央部に配置された仕切板3
0aによって内部が前後に仕切られ、前側の領域に単心
コードSを収納し、後側の領域にその他の光部品やテー
プコードT、34の接続余長を収納するようになってい
る。光アダプタ29は、位置決め用リングスリーブが内
蔵された単心光ファイバ用の4連一括のSC型アダプタ
を2基並設したものである。光カプラ32は、基板導波
路型の1:8スターカプラである。
【0018】本体30の後方側下部には、光分岐モジュ
ール21内部に導入されるテープコードTを引き留める
コード引留具35が取り付けられている。このコード引
留具35は、本体30の後方側下端部に開口された図示
しない開口部から導入された前記テープコードTを把持
する構成になっている。本体30の後方側上部には、光
分岐モジュール21をフレーム20に対して挿抜操作す
るための樹脂製の止め具36が突設されている。この止
め具36は、光分岐モジュール21をフレーム20内の
所定の設置位置に差し込む際に、前記仕切板22の後方
側において下方に突設された位置決め突起37に当接す
ることにより、光分岐モジュール21を目的位置に位置
決めするとともに、手動で回転操作することにより前記
位置決め突起37と係脱して光分岐モジュール21のフ
レーム20からの引き出しをロックおよびロック解除す
るようになっている。止め具36は、光分岐モジュール
21のフレーム20への差し込み時に、先端が位置決め
突起37に形成された図示しない止め穴に挿入され、さ
らに先端を止め穴に押し込むことにより拡径して、位置
決め突起37に仮留めされるようになっている。
ール21内部に導入されるテープコードTを引き留める
コード引留具35が取り付けられている。このコード引
留具35は、本体30の後方側下端部に開口された図示
しない開口部から導入された前記テープコードTを把持
する構成になっている。本体30の後方側上部には、光
分岐モジュール21をフレーム20に対して挿抜操作す
るための樹脂製の止め具36が突設されている。この止
め具36は、光分岐モジュール21をフレーム20内の
所定の設置位置に差し込む際に、前記仕切板22の後方
側において下方に突設された位置決め突起37に当接す
ることにより、光分岐モジュール21を目的位置に位置
決めするとともに、手動で回転操作することにより前記
位置決め突起37と係脱して光分岐モジュール21のフ
レーム20からの引き出しをロックおよびロック解除す
るようになっている。止め具36は、光分岐モジュール
21のフレーム20への差し込み時に、先端が位置決め
突起37に形成された図示しない止め穴に挿入され、さ
らに先端を止め穴に押し込むことにより拡径して、位置
決め突起37に仮留めされるようになっている。
【0019】本体30の後側領域内部は、図1および図
2に示すように、本体30の厚さ方向(図1紙面奥行方
向、図2左右方向)中央部に配置された仕切板30bに
よって二つの領域に仕切られている。一方の領域には、
光カプラ32、光フィルタ33といった光部品およびテ
ープコード34の接続余長が収納されている。テープコ
ード34の接続余長は、仕切板30bに複数突設された
余長処理片38に適宜卷回されることにより、規定以上
の湾曲半径を維持して収納されている。仕切板30bに
よって仕切られる他方の領域には、MTコネクタ31お
よび分岐部39、単心コードSが収納されている。本体
30の前側領域内部の前記光アダプタ29近傍には、分
岐部39が固定されている。分岐部39において分岐さ
れた単心コードSは、先端に装着されたプラグPが光ア
ダプタ29と光接続されている。前記単心コードSは、
2φコードである。
2に示すように、本体30の厚さ方向(図1紙面奥行方
向、図2左右方向)中央部に配置された仕切板30bに
よって二つの領域に仕切られている。一方の領域には、
光カプラ32、光フィルタ33といった光部品およびテ
ープコード34の接続余長が収納されている。テープコ
ード34の接続余長は、仕切板30bに複数突設された
余長処理片38に適宜卷回されることにより、規定以上
の湾曲半径を維持して収納されている。仕切板30bに
よって仕切られる他方の領域には、MTコネクタ31お
よび分岐部39、単心コードSが収納されている。本体
30の前側領域内部の前記光アダプタ29近傍には、分
岐部39が固定されている。分岐部39において分岐さ
れた単心コードSは、先端に装着されたプラグPが光ア
ダプタ29と光接続されている。前記単心コードSは、
2φコードである。
【0020】本実施の形態の光分岐モジュール21は、
完成した光分岐モジュール21をフレーム20に後方側
から挿入して、係合部材24と位置決め突起23、止め
具36と位置決め突起37の各組が当接するまで押し込
み、止め具36を操作して光分岐モジュール21の引き
出しをロックした上、光分岐モジュール21の設置位置
27近傍に引き込んだ光ファイバ心線FのプラグF1を
光アダプタ29に接続する。この際、光ファイバ心線F
には、光分岐モジュール21の引き出しに十分な引出余
長F2を確保し、引出余長保持部28に収納する。ま
た、光ファイバ心線FのプラグF1を光アダプタ29と
接続する際の押し込み力は、止め具36を介して位置決
め突起37において支持される。
完成した光分岐モジュール21をフレーム20に後方側
から挿入して、係合部材24と位置決め突起23、止め
具36と位置決め突起37の各組が当接するまで押し込
み、止め具36を操作して光分岐モジュール21の引き
出しをロックした上、光分岐モジュール21の設置位置
27近傍に引き込んだ光ファイバ心線FのプラグF1を
光アダプタ29に接続する。この際、光ファイバ心線F
には、光分岐モジュール21の引き出しに十分な引出余
長F2を確保し、引出余長保持部28に収納する。ま
た、光ファイバ心線FのプラグF1を光アダプタ29と
接続する際の押し込み力は、止め具36を介して位置決
め突起37において支持される。
【0021】完成された光配線架において、光分岐モジ
ュール21内のMTコネクタ31の切替作業を行なうに
は、まず、止め具36を操作して光分岐モジュール21
をフレーム20に対して引き出し可能状態とした後、止
め具36を後方側に引くことにより光分岐モジュール2
1を引き出す。次いで、図示しない所定の作業台上で引
き出した光分岐モジュール21を開放して、内部からM
Tコネクタ31を引き出し、CATS(光ファイバ切替
接続システム)によって切り替える。この際、光分岐モ
ジュール21の移動に伴って引出余長保持部28から引
出余長F2が適切長引き出される。また、MTコネクタ
31と他の光部品とは光分岐モジュール21内において
仕切板30bによって仕切られた異なる領域に収納され
ているので、MTコネクタ31の引き出し時には引き出
し不要な光部品が光分岐モジュール21の外に引き出さ
れず、作業性が良好であるとともに、これら光部品の光
学特性に影響を与える心配が無い。切り替え作業の完了
後、MTコネクタ31およびテープコード34の接続余
長を光分岐モジュール21に収め、光分岐モジュール2
1をフレーム20の元の位置に戻す。この際、前記引出
余長F2も引出余長保持部28内に再び戻る。
ュール21内のMTコネクタ31の切替作業を行なうに
は、まず、止め具36を操作して光分岐モジュール21
をフレーム20に対して引き出し可能状態とした後、止
め具36を後方側に引くことにより光分岐モジュール2
1を引き出す。次いで、図示しない所定の作業台上で引
き出した光分岐モジュール21を開放して、内部からM
Tコネクタ31を引き出し、CATS(光ファイバ切替
接続システム)によって切り替える。この際、光分岐モ
ジュール21の移動に伴って引出余長保持部28から引
出余長F2が適切長引き出される。また、MTコネクタ
31と他の光部品とは光分岐モジュール21内において
仕切板30bによって仕切られた異なる領域に収納され
ているので、MTコネクタ31の引き出し時には引き出
し不要な光部品が光分岐モジュール21の外に引き出さ
れず、作業性が良好であるとともに、これら光部品の光
学特性に影響を与える心配が無い。切り替え作業の完了
後、MTコネクタ31およびテープコード34の接続余
長を光分岐モジュール21に収め、光分岐モジュール2
1をフレーム20の元の位置に戻す。この際、前記引出
余長F2も引出余長保持部28内に再び戻る。
【0022】したがって、本発明の光分岐モジュール2
1によれば、光アダプタ29が直接光分岐モジュール2
1に装着され、光分岐モジュール21の移動に対応する
引出余長F2を光ファイバ心線Fに設けたので、光分岐
モジュール21の引き出し時に光アダプタ29からプラ
グPを引き抜くための治具等を使用すること無く、目的
の光分岐モジュール21のみを単独で引き出すことが可
能になり、MTコネクタ31の切り替えやメンテナンス
等の光分岐モジュール21の引き出しを要する作業の能
率が向上する。この結果、フレーム20に配列状態の光
分岐モジュール21同士の間にプラグP引き抜き用の治
具の挿入用空間が不要となるので、光分岐モジュール2
1の配列ピッチを縮小することができ、フレーム20に
おける光分岐モジュール21の実装密度の高度化が可能
となる。
1によれば、光アダプタ29が直接光分岐モジュール2
1に装着され、光分岐モジュール21の移動に対応する
引出余長F2を光ファイバ心線Fに設けたので、光分岐
モジュール21の引き出し時に光アダプタ29からプラ
グPを引き抜くための治具等を使用すること無く、目的
の光分岐モジュール21のみを単独で引き出すことが可
能になり、MTコネクタ31の切り替えやメンテナンス
等の光分岐モジュール21の引き出しを要する作業の能
率が向上する。この結果、フレーム20に配列状態の光
分岐モジュール21同士の間にプラグP引き抜き用の治
具の挿入用空間が不要となるので、光分岐モジュール2
1の配列ピッチを縮小することができ、フレーム20に
おける光分岐モジュール21の実装密度の高度化が可能
となる。
【0023】また、前記の結果、光分岐モジュール21
内に複数のテープコードT、34を収納できるようにし
たので、光分岐モジュール21のテープコードT、34
や光部品の実装密度を向上させることができる。また、
光分岐モジュール21は、仕切板30bによって仕切ら
れた異なる領域にMTコネクタ31とその他の光部品と
を分離して収納したことにより、接続切り替え時に光カ
プラ32や光フィルタ33等の光学特性に影響を与える
ことを防止したので、活線状態における接続切替作業が
可能となる。
内に複数のテープコードT、34を収納できるようにし
たので、光分岐モジュール21のテープコードT、34
や光部品の実装密度を向上させることができる。また、
光分岐モジュール21は、仕切板30bによって仕切ら
れた異なる領域にMTコネクタ31とその他の光部品と
を分離して収納したことにより、接続切り替え時に光カ
プラ32や光フィルタ33等の光学特性に影響を与える
ことを防止したので、活線状態における接続切替作業が
可能となる。
【0024】引出余長F2および引出余長保持部28は
フレーム20の前面側に露出しているので、引出余長F
2に適切な長さを確保する作業が容易であるとともに、
引出余長F2先端に装着されたプラグF1を光アダプタ2
9に接続する作業は、従来の局外側テープコードをフレ
ームの後方側からコネクタ接続する場合に比して作業が
極めて容易であり、光配線架の構成の能率が向上する。
フレーム20の前面側に露出しているので、引出余長F
2に適切な長さを確保する作業が容易であるとともに、
引出余長F2先端に装着されたプラグF1を光アダプタ2
9に接続する作業は、従来の局外側テープコードをフレ
ームの後方側からコネクタ接続する場合に比して作業が
極めて容易であり、光配線架の構成の能率が向上する。
【0025】また、テープコードTが光分岐モジュール
21引き出しに伴う応力を負担しないので、分岐部39
の支持を簡略化することができ、光配線架の構成の能率
を一層向上することができる。さらに、従来、テープコ
ードから分岐された光ファイバ心線には、光分岐モジュ
ール21の引き出しに伴う応力負担のために補強を施す
ことが一般的であったが、光アダプタ29に接続する光
ファイバ心線Fは一般に最初から補強された心線である
ので、別途補強の手間が不要であり、光配線架の構成の
能率をさらに一層向上することができる。
21引き出しに伴う応力を負担しないので、分岐部39
の支持を簡略化することができ、光配線架の構成の能率
を一層向上することができる。さらに、従来、テープコ
ードから分岐された光ファイバ心線には、光分岐モジュ
ール21の引き出しに伴う応力負担のために補強を施す
ことが一般的であったが、光アダプタ29に接続する光
ファイバ心線Fは一般に最初から補強された心線である
ので、別途補強の手間が不要であり、光配線架の構成の
能率をさらに一層向上することができる。
【0026】なお、光分岐モジュール21の本体30
は、図示した長方形板状以外の他の形状であってもよ
い。光アダプタ29は8連一括のSC型光アダプタであ
ってもよい。テープコードや光ファイバ心線は、細径コ
ードであってもよい。本発明の光分岐モジュールは、光
配線架以外、光配線盤や光成端箱等にも適用することが
できる。
は、図示した長方形板状以外の他の形状であってもよ
い。光アダプタ29は8連一括のSC型光アダプタであ
ってもよい。テープコードや光ファイバ心線は、細径コ
ードであってもよい。本発明の光分岐モジュールは、光
配線架以外、光配線盤や光成端箱等にも適用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光分岐モ
ジュールによれば、多心の光ファイバを光コネクタ接続
により光ファイバ心線へ分岐接続するための光分岐モジ
ュールであって、光ファイバ心線を保持する心線保持手
段に対して接近離間自在に設けられ、心線保持手段に臨
む端部に分岐接続用光コネクタを支持する本体内に、多
心の光ファイバを分岐して分岐接続用光コネクタと接続
する光ファイバと、光ファイバの途中に介在された光カ
プラ等の光部品と、光ファイバ同士を切り替え可能に接
続する切替用コネクタとを収納し、分岐接続用光コネク
タに接続した各光ファイバ心線に本体の心線保持手段に
対する移動を許容する引出余長を設けたことにより、
(1)心線保持手段と本体との間に光ファイバを分岐接
続用光コネクタに接続するための余長を配置するための
スペースを確保する必要が無いので、複数本の光ファイ
バを本体内に収納することができ、光ファイバや光部品
の実装密度が向上する、(2)複数を横並びに配列した
場合の目的の光分岐モジュールの本体を引き出すための
作業スペースを大幅に縮小できるので、光分岐モジュー
ルの実装密度や引き出しの作業能率が向上する、(3)
本体内に十分なスペースを確保することができるので、
切替用コネクタを光部品と干渉しない場所に収納するこ
とが可能となり、光部品に影響を与えることなく接続切
り替え等の作業を行なうことができる、といった優れた
効果を奏する。
ジュールによれば、多心の光ファイバを光コネクタ接続
により光ファイバ心線へ分岐接続するための光分岐モジ
ュールであって、光ファイバ心線を保持する心線保持手
段に対して接近離間自在に設けられ、心線保持手段に臨
む端部に分岐接続用光コネクタを支持する本体内に、多
心の光ファイバを分岐して分岐接続用光コネクタと接続
する光ファイバと、光ファイバの途中に介在された光カ
プラ等の光部品と、光ファイバ同士を切り替え可能に接
続する切替用コネクタとを収納し、分岐接続用光コネク
タに接続した各光ファイバ心線に本体の心線保持手段に
対する移動を許容する引出余長を設けたことにより、
(1)心線保持手段と本体との間に光ファイバを分岐接
続用光コネクタに接続するための余長を配置するための
スペースを確保する必要が無いので、複数本の光ファイ
バを本体内に収納することができ、光ファイバや光部品
の実装密度が向上する、(2)複数を横並びに配列した
場合の目的の光分岐モジュールの本体を引き出すための
作業スペースを大幅に縮小できるので、光分岐モジュー
ルの実装密度や引き出しの作業能率が向上する、(3)
本体内に十分なスペースを確保することができるので、
切替用コネクタを光部品と干渉しない場所に収納するこ
とが可能となり、光部品に影響を与えることなく接続切
り替え等の作業を行なうことができる、といった優れた
効果を奏する。
【図1】 本発明の光分岐モジュールの実施の形態を示
す図であって、光分岐モジュールを示す正面図である。
す図であって、光分岐モジュールを示す正面図である。
【図2】 図1の光分岐モジュールを示す側面図であ
る。
る。
【図3】 光配線架を示す側面図である。
【図4】 光配線架を示す正面図である。
【図5】 従来の光分岐モジュールを示す側面図であ
る。
る。
【図6】 従来の光分岐モジュールを示す図であって、
MTコネクタでの接続切り替えを示す側面図である。
MTコネクタでの接続切り替えを示す側面図である。
【図7】 光分岐モジュールの基本構成を示す略図であ
る。
る。
7…光ファイバ心線、20…フレーム、21…光分岐モ
ジュール、26…心線保持手段(挟持部材)、29…分
岐接続用光コネクタ(光アダプタ)、30…本体、31
…切替用コネクタ(MTコネクタ)、32…光カプラ、
33…光部品(光フィルタ)、34…光ファイバ(テー
プコード)、39…光部品(分岐部)、F…光ファイバ
心線、F2…引出余長、T…多心光ファイバ(テープコ
ード)。
ジュール、26…心線保持手段(挟持部材)、29…分
岐接続用光コネクタ(光アダプタ)、30…本体、31
…切替用コネクタ(MTコネクタ)、32…光カプラ、
33…光部品(光フィルタ)、34…光ファイバ(テー
プコード)、39…光部品(分岐部)、F…光ファイバ
心線、F2…引出余長、T…多心光ファイバ(テープコ
ード)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 英行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 片寄 浩一 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 美馬 隆司 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 黒岩 真人 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 海老原 孝 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 多心の光ファイバ(T)を光コネクタ接
続により光ファイバ心線(F)へ分岐接続するための光
分岐モジュール(21)であって、 光ファイバ心線を保持する心線保持手段(26)に対し
て接近離間自在に設けられ、心線保持手段に臨む端部に
分岐接続用光コネクタ(29)を支持する本体(30)
内に、 多心の光ファイバを分岐して分岐接続用光コネクタと接
続する光ファイバ(34)と、光ファイバの途中に介在
された光カプラ(32)等の光部品(32、33、3
9)と、光ファイバ同士を切り替え可能に接続する切替
用コネクタ(31)とを収納し、 分岐接続用光コネクタに接続した各光ファイバ心線に本
体の心線保持手段に対する移動を許容する引出余長(F
2)を設けたことを特徴とする光分岐モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041883A JPH09236712A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 光分岐モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041883A JPH09236712A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 光分岐モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09236712A true JPH09236712A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12620683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041883A Pending JPH09236712A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 光分岐モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09236712A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008519309A (ja) * | 2004-11-03 | 2008-06-05 | エイディシィ・テレコミュニケーションズ・インコーポレイテッド | リヤコネクタを備える光ファイバモジュールおよびシステム |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041883A patent/JPH09236712A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008519309A (ja) * | 2004-11-03 | 2008-06-05 | エイディシィ・テレコミュニケーションズ・インコーポレイテッド | リヤコネクタを備える光ファイバモジュールおよびシステム |
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