JPH09233311A - 画像通信装置 - Google Patents
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- JPH09233311A JPH09233311A JP8041467A JP4146796A JPH09233311A JP H09233311 A JPH09233311 A JP H09233311A JP 8041467 A JP8041467 A JP 8041467A JP 4146796 A JP4146796 A JP 4146796A JP H09233311 A JPH09233311 A JP H09233311A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信に際して通信費を節約でき、一方、受信
に際して記録紙を有効に利用できる画像通信装置を提供
することにある。 【構成】 原稿を光電変換して読み取る光学読取部13
と、光学読取部13からの画像データを格納する画像メ
モリ130と、当該画像メモリ130に格納してある画
像データをファクシミリ符号化するデータ圧縮/伸張回
路120とファクシミリ符号化した画像データを送信す
るモデム110を有するファクシミリ装置で、データ通
信に先だってなされる受信機と送信機とのネゴシエーシ
ョンで得られる受信機の最大記録幅と最大記録長と伝送
する原稿サイズに基づいて画像データに回転処理や結合
処理を施すか否かを判定し、画像メモリ130に格納し
てある画像データに回転処理や結合処理を施すマイクロ
プロセッサ150を備える。
に際して記録紙を有効に利用できる画像通信装置を提供
することにある。 【構成】 原稿を光電変換して読み取る光学読取部13
と、光学読取部13からの画像データを格納する画像メ
モリ130と、当該画像メモリ130に格納してある画
像データをファクシミリ符号化するデータ圧縮/伸張回
路120とファクシミリ符号化した画像データを送信す
るモデム110を有するファクシミリ装置で、データ通
信に先だってなされる受信機と送信機とのネゴシエーシ
ョンで得られる受信機の最大記録幅と最大記録長と伝送
する原稿サイズに基づいて画像データに回転処理や結合
処理を施すか否かを判定し、画像メモリ130に格納し
てある画像データに回転処理や結合処理を施すマイクロ
プロセッサ150を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを通信回
線を介して通信する画像通信装置に関し、特に通信前手
順によって得られる受信機の能力に基づいて画像処理を
変更する機能を有する画像通信装置に関する。
線を介して通信する画像通信装置に関し、特に通信前手
順によって得られる受信機の能力に基づいて画像処理を
変更する機能を有する画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データを通信回線を介して通
信するファクシミリ機能を有する画像通信装置は、デー
タ伝送に先立ち送信相手先の画像通信装置(以降、これ
を受信機と略称する)と送信側の画像通信装置(以降、
これを送信機と略称する)とでネゴシエーションしてい
る。従って、受信機は、ネゴシエーションにより最大記
録幅、最大記録長を送信機に通知している。送信機は、
ネゴシエーションで送信データ幅や送信データ長を受信
機に指示している。
信するファクシミリ機能を有する画像通信装置は、デー
タ伝送に先立ち送信相手先の画像通信装置(以降、これ
を受信機と略称する)と送信側の画像通信装置(以降、
これを送信機と略称する)とでネゴシエーションしてい
る。従って、受信機は、ネゴシエーションにより最大記
録幅、最大記録長を送信機に通知している。送信機は、
ネゴシエーションで送信データ幅や送信データ長を受信
機に指示している。
【0003】仮に受信機の最大記録幅が送信原稿の幅よ
りも小さい場合、送信機は受信機の記録幅能力に合わせ
るために画像データに縮小処理を施して送信している。
又、例えば、A4原稿の長手方向が主走査方向となるよ
うにセットされて原稿読取がなされた場合、送信機は例
えばA4原稿から読み取った画像データであるにも拘わ
らず、送信データの幅がA3原稿の記録幅に相当するた
めにA3原稿として送信している。
りも小さい場合、送信機は受信機の記録幅能力に合わせ
るために画像データに縮小処理を施して送信している。
又、例えば、A4原稿の長手方向が主走査方向となるよ
うにセットされて原稿読取がなされた場合、送信機は例
えばA4原稿から読み取った画像データであるにも拘わ
らず、送信データの幅がA3原稿の記録幅に相当するた
めにA3原稿として送信している。
【0004】一方、受信機は、A4サイズの画像データ
を受信したが、A4サイズの記録紙ぎれである場合に、
余白を付加してA3サイズの記録紙に画像記録したり、
或いは受信した画像データの送信データ幅が記録幅より
も大きい場合、受信した画像データを縮小して記録紙に
収まるような処理をしていた。
を受信したが、A4サイズの記録紙ぎれである場合に、
余白を付加してA3サイズの記録紙に画像記録したり、
或いは受信した画像データの送信データ幅が記録幅より
も大きい場合、受信した画像データを縮小して記録紙に
収まるような処理をしていた。
【0005】現在、ファクシミリ機能を有する画像通信
装置は最小サイズを一般にA4としている。しかし、一
般の事務所ではB5サイズの原稿も使用されている。そ
こで、現在の画像通信装置はB5サイズの原稿もA4幅
の原稿として送信している。
装置は最小サイズを一般にA4としている。しかし、一
般の事務所ではB5サイズの原稿も使用されている。そ
こで、現在の画像通信装置はB5サイズの原稿もA4幅
の原稿として送信している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たファクシミリ通信方式では、縮小し過ぎて見にくかっ
たり、余白等の冗長なデータ伝送のために通信時間が長
くなるという技術的課題があった。受信機も記録紙を有
効に利用できなかった。
たファクシミリ通信方式では、縮小し過ぎて見にくかっ
たり、余白等の冗長なデータ伝送のために通信時間が長
くなるという技術的課題があった。受信機も記録紙を有
効に利用できなかった。
【0007】図8を参照して一般のファクシミリ通信方
式に伴う技術的課題を具体的に説明する。
式に伴う技術的課題を具体的に説明する。
【0008】図8はファクシミリ通信方式における伝送
状態と記録状態を示す模式図である。
状態と記録状態を示す模式図である。
【0009】図8(a)はB5横原稿を伝送する場合の
受信機の記録態様を示したものである。ここで、B5横
原稿等のように横原稿というのは、送信機が原稿の長手
方向が主走査方向となるようにセットして読み取った状
態をいうものであり、従って、A4横原稿やA3横原稿
やB4横原稿もある。送信機はB5横原稿を読み取った
ものであり、斯かる状態で原稿から読み取った画像デー
タは送信データの幅がB4原稿の記録幅に相当する。こ
のため、受信機側にB4記録紙が無くA3記録紙がある
場合は、A3サイズの記録紙に画像記録している。斯か
る場合、記録紙は図8(a)に示すように余白が多くて
有効利用していると言えない。
受信機の記録態様を示したものである。ここで、B5横
原稿等のように横原稿というのは、送信機が原稿の長手
方向が主走査方向となるようにセットして読み取った状
態をいうものであり、従って、A4横原稿やA3横原稿
やB4横原稿もある。送信機はB5横原稿を読み取った
ものであり、斯かる状態で原稿から読み取った画像デー
タは送信データの幅がB4原稿の記録幅に相当する。こ
のため、受信機側にB4記録紙が無くA3記録紙がある
場合は、A3サイズの記録紙に画像記録している。斯か
る場合、記録紙は図8(a)に示すように余白が多くて
有効利用していると言えない。
【0010】図8(b)も図8(a)と同様にB5横原
稿を伝送する場合のA4サイズの記録紙専用機である受
信機の記録態様を示したものであるが、受信機がA4サ
イズの記録紙専用機であるため、送信機は受信機の記録
幅能力に合わせるために画像データにB5から送信デー
タのサイズをA5横原稿のサイズに縮小処理を施して送
信している。受信機はA4サイズの記録紙に画像記録す
る。斯かる場合、縮小し過ぎて見にくかったり、受信機
も記録紙を有効に利用できていなかった。
稿を伝送する場合のA4サイズの記録紙専用機である受
信機の記録態様を示したものであるが、受信機がA4サ
イズの記録紙専用機であるため、送信機は受信機の記録
幅能力に合わせるために画像データにB5から送信デー
タのサイズをA5横原稿のサイズに縮小処理を施して送
信している。受信機はA4サイズの記録紙に画像記録す
る。斯かる場合、縮小し過ぎて見にくかったり、受信機
も記録紙を有効に利用できていなかった。
【0011】本発明の目的は、上記技術的課題に鑑み、
通信相手の能力に応じた画像処理を施して画像通信を行
うことにより、通信費を節約し、記録紙を有効利用でき
る画像通信装置を提供することにある。
通信相手の能力に応じた画像処理を施して画像通信を行
うことにより、通信費を節約し、記録紙を有効利用でき
る画像通信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
によって達成される。
によって達成される。
【0013】(1) 画像データを格納する画像メモリ
と、通信前手順後に前記画像メモリから読み出した画像
データを符号化するデータ圧縮部と、当該符号化したデ
ータを送信するモデムを設けた画像通信装置であって、
前記通信前手順で得られた通信相手の最大記録幅と最大
記録長を検知するサイズ検知手段と、当該サイズ検知手
段で検知した最大記録幅と最大記録長に基づいて画像デ
ータに回転処理や結合処理を施すか否かを判定する制御
部と、当該制御部の判定に基づいて前記画像メモリに格
納してある画像データに回転処理を施す回転手段と、前
記制御部の判定に基づいて前記画像メモリ上で複数頁の
画像データに結合処理を施す結合手段とを備えることを
特徴とする画像通信装置。上記構成を備えることによ
り、縮小し過ぎる頻度を削減することができる。
と、通信前手順後に前記画像メモリから読み出した画像
データを符号化するデータ圧縮部と、当該符号化したデ
ータを送信するモデムを設けた画像通信装置であって、
前記通信前手順で得られた通信相手の最大記録幅と最大
記録長を検知するサイズ検知手段と、当該サイズ検知手
段で検知した最大記録幅と最大記録長に基づいて画像デ
ータに回転処理や結合処理を施すか否かを判定する制御
部と、当該制御部の判定に基づいて前記画像メモリに格
納してある画像データに回転処理を施す回転手段と、前
記制御部の判定に基づいて前記画像メモリ上で複数頁の
画像データに結合処理を施す結合手段とを備えることを
特徴とする画像通信装置。上記構成を備えることによ
り、縮小し過ぎる頻度を削減することができる。
【0014】(2) 通信前手順後に符号化したデータ
を受信するモデムと、当該モデムで受信し符号化したデ
ータを伸張するデータ伸張部と、当該伸張部から得られ
る画像データを格納する画像メモリとを設けた画像通信
装置であって、受信した画像データの記録幅と記録長に
基づいて画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定する制御部と、当該制御部の判定に基づいて回転
及び又は結合処理を施した画像データに回転処理を施す
回転処理手段と、前記制御部の判定に基づいて前記画像
メモリ上で複数頁の画像データに結合処理を施す結合手
段と、前記画像メモリに格納してある画像データで画像
を記録紙に記録する記録部とを備えることを特徴とする
画像通信装置。上記構成を備えることにより、受信に際
して記録紙を有効に利用して画像記録することができ
る。
を受信するモデムと、当該モデムで受信し符号化したデ
ータを伸張するデータ伸張部と、当該伸張部から得られ
る画像データを格納する画像メモリとを設けた画像通信
装置であって、受信した画像データの記録幅と記録長に
基づいて画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定する制御部と、当該制御部の判定に基づいて回転
及び又は結合処理を施した画像データに回転処理を施す
回転処理手段と、前記制御部の判定に基づいて前記画像
メモリ上で複数頁の画像データに結合処理を施す結合手
段と、前記画像メモリに格納してある画像データで画像
を記録紙に記録する記録部とを備えることを特徴とする
画像通信装置。上記構成を備えることにより、受信に際
して記録紙を有効に利用して画像記録することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の画像通信装置はファクシ
ミリ機能を有するものであれば、全てに適用されるもの
であるが、以下に述べる実施の形態においてファクシミ
リ装置を代表して説明する。
ミリ機能を有するものであれば、全てに適用されるもの
であるが、以下に述べる実施の形態においてファクシミ
リ装置を代表して説明する。
【0016】図1は本発明の適用されるファクシミリ装
置の一例を示したもので、図1(a)は外観図を示して
おり、図1(b)は内部断面図を示してある。
置の一例を示したもので、図1(a)は外観図を示して
おり、図1(b)は内部断面図を示してある。
【0017】本実施の形態におけるファクシミリ装置は
原稿読取部10と画像記録部20よりなり、通信回線1
(図2参照)をもって外部と接続している。
原稿読取部10と画像記録部20よりなり、通信回線1
(図2参照)をもって外部と接続している。
【0018】原稿読取部10は、原稿載置台11と給紙
ローラ12と光学読取部13とからなり、上面に設けた
原稿載置台11に送信原稿を原稿面を下向きにした状態
でセットし、センサSによって原稿セットしてあること
を検知すれば、送信スタート信号により原稿載置台11
上の原稿を下側から即ち複数枚の原稿の先頭から1枚毎
に給紙ローラ12によって搬送され、光学読取部13に
よって原稿の読み取りがなされる。斯かる読み取りによ
って得られる画像データがモデム110(図2参照)を
介して通信回線1に送信される。
ローラ12と光学読取部13とからなり、上面に設けた
原稿載置台11に送信原稿を原稿面を下向きにした状態
でセットし、センサSによって原稿セットしてあること
を検知すれば、送信スタート信号により原稿載置台11
上の原稿を下側から即ち複数枚の原稿の先頭から1枚毎
に給紙ローラ12によって搬送され、光学読取部13に
よって原稿の読み取りがなされる。斯かる読み取りによ
って得られる画像データがモデム110(図2参照)を
介して通信回線1に送信される。
【0019】センサSは、発光素子と受光素子とを一対
としたフォトカプラからなる。斯かるセンサSが原稿サ
イズの幅に相当する間隔で原稿載置台11の図1(b)
に示す位置に設けたことにより、原稿がセットされてい
ない状態ではOFF信号を送出し、原稿がセットされた
状態でON信号を送出するものである。マイクロプロセ
ッサ150(図2参照)はセンサSから検出されるON
信号の数をカウントすることにより原稿サイズも検知で
きる。給紙ローラ12は、駆動ローラと従動ローラから
ローラ対であり、原稿載置台11の端部に駆動ローラを
下方にして設けたことにより、原稿束の下側にある原稿
から1枚毎に光学読取部13に搬送するものである。光
学読取部13は、光源(図示せず)によって原稿面を照
射し、照射された原稿を集光レンズ(図示せず)によっ
てCCD等の固体撮像素子(図示せず)上に結像させて
原稿の読み取りを行うものである。送受話器14は、フ
ァクシミリ通信と併用するものである。
としたフォトカプラからなる。斯かるセンサSが原稿サ
イズの幅に相当する間隔で原稿載置台11の図1(b)
に示す位置に設けたことにより、原稿がセットされてい
ない状態ではOFF信号を送出し、原稿がセットされた
状態でON信号を送出するものである。マイクロプロセ
ッサ150(図2参照)はセンサSから検出されるON
信号の数をカウントすることにより原稿サイズも検知で
きる。給紙ローラ12は、駆動ローラと従動ローラから
ローラ対であり、原稿載置台11の端部に駆動ローラを
下方にして設けたことにより、原稿束の下側にある原稿
から1枚毎に光学読取部13に搬送するものである。光
学読取部13は、光源(図示せず)によって原稿面を照
射し、照射された原稿を集光レンズ(図示せず)によっ
てCCD等の固体撮像素子(図示せず)上に結像させて
原稿の読み取りを行うものである。送受話器14は、フ
ァクシミリ通信と併用するものである。
【0020】画像記録部20は、給紙カセット21と記
録紙搬送部22と記録部23と排紙部24とからなり、
通信回線1から受信した画像データを記録紙に記録し、
当該記録紙の白紙面を上になるようにフェースダウンし
て排紙部24に排出する。
録紙搬送部22と記録部23と排紙部24とからなり、
通信回線1から受信した画像データを記録紙に記録し、
当該記録紙の白紙面を上になるようにフェースダウンし
て排紙部24に排出する。
【0021】給紙カセット21は印字されるべき白紙状
態の記録紙を収納する。記録紙搬送部22は記録紙を記
録部23に搬送するものである。記録部23は記録紙搬
送部22で搬送される記録紙に画像を印字するものであ
る。本実施の形態において記録部23は電子写真方式を
採用しており、感光体ドラム231上に帯電、像露光、
現像を行いトナー像を形成したのち記録紙上に転写、定
着して排出される。ここで像露光には直線状のLEDア
レイ232が用いられ、回転する感光体ドラム231上
に画像記録がなされる。なお本実施の形態では電子写真
方式の記録部を用いているが、本発明のファクシミリ装
置はこれに限定されるものでなく、例えばインクジェッ
ト方式、磁気記録方式等を採用するものでもよい。
態の記録紙を収納する。記録紙搬送部22は記録紙を記
録部23に搬送するものである。記録部23は記録紙搬
送部22で搬送される記録紙に画像を印字するものであ
る。本実施の形態において記録部23は電子写真方式を
採用しており、感光体ドラム231上に帯電、像露光、
現像を行いトナー像を形成したのち記録紙上に転写、定
着して排出される。ここで像露光には直線状のLEDア
レイ232が用いられ、回転する感光体ドラム231上
に画像記録がなされる。なお本実施の形態では電子写真
方式の記録部を用いているが、本発明のファクシミリ装
置はこれに限定されるものでなく、例えばインクジェッ
ト方式、磁気記録方式等を採用するものでもよい。
【0022】操作部30は、送信相手先のダイヤル番号
を入力するテンキーや、送信相手先のダイヤル番号を呼
出す短縮ナンバーキーや、送信相手先のダイヤル番号を
呼出して送信をスタートさせるワンタッチキーや、送信
開始を指示するスタートキー、或いは液晶等を用いて必
要情報の表示を行う表示器を備えてある。
を入力するテンキーや、送信相手先のダイヤル番号を呼
出す短縮ナンバーキーや、送信相手先のダイヤル番号を
呼出して送信をスタートさせるワンタッチキーや、送信
開始を指示するスタートキー、或いは液晶等を用いて必
要情報の表示を行う表示器を備えてある。
【0023】図2は本実施の形態に係るファクシミリ装
置に登載したファクシミリ通信回路の概略構成を示した
ブロック図である。
置に登載したファクシミリ通信回路の概略構成を示した
ブロック図である。
【0024】ファクシミリ通信回路100は、モデム1
10と圧縮/伸長回路120と画像メモリ130とI/
O141,142とマイクロプロセッサ150とRAM
160とROM170とからなり、これらは共通の伝送
路であるバスライン180で接続することにより、デー
タや制御情報を転送できる。以下に各部構成を説明す
る。
10と圧縮/伸長回路120と画像メモリ130とI/
O141,142とマイクロプロセッサ150とRAM
160とROM170とからなり、これらは共通の伝送
路であるバスライン180で接続することにより、デー
タや制御情報を転送できる。以下に各部構成を説明す
る。
【0025】モデム110は、通信回線1を介して伝送
する信号を変復調するものである。圧縮/伸長回路12
0は、請求項に記載のデータ圧縮回路及びデータ伸長回
路に相当するものであり、マイクロプロセッサ150か
らのコントロール信号に基づいて頁単位で圧縮した画像
データをモデム110に転送し、またモデム110から
転送される画像データを伸長して画像メモリ130に書
き込むものである。
する信号を変復調するものである。圧縮/伸長回路12
0は、請求項に記載のデータ圧縮回路及びデータ伸長回
路に相当するものであり、マイクロプロセッサ150か
らのコントロール信号に基づいて頁単位で圧縮した画像
データをモデム110に転送し、またモデム110から
転送される画像データを伸長して画像メモリ130に書
き込むものである。
【0026】画像メモリ130は、Aサイズの原稿画像
を格納するに十分な記憶容量と後述する画像回転する際
のワーク領域に相当する記憶容量を有するものである。
を格納するに十分な記憶容量と後述する画像回転する際
のワーク領域に相当する記憶容量を有するものである。
【0027】I/O141は光学読取部13からの画像
データをバスラインに接続するものである。I/O14
2は記録部23をバスライン180に接続するものであ
る。
データをバスラインに接続するものである。I/O14
2は記録部23をバスライン180に接続するものであ
る。
【0028】マイクロプロセッサ150は、請求項に記
載する制御部と回転手段及び結合手段に相当するもので
あり、モデム110と圧縮/伸長回路120の駆動を有
無の設定や後述するアルゴリズムにより画像データを回
転する回転処理を実行することにより、画像データを送
信したり、又は画像データを受信して記録部23に送出
するものである。マイクロプロセッサ150は、データ
送信に先だってなされる受信機と送信機とのネゴシエー
ションにより得られる受信機の最大記録幅、最大記録
長、伝送する原稿サイズに基づいて、原稿から読み取っ
た画像データに回転処置や結合処理を施すか否かを判定
する。マイクロプロセッサ150は、データ受信に先だ
ってなされる受信機と送信機とのネゴシエーションによ
り得られる送信機からの受信データ幅、受信データ長さ
と記録紙サイズに基づいて、受信した画像データに回転
処置や結合処理を施すか否かも判定する。
載する制御部と回転手段及び結合手段に相当するもので
あり、モデム110と圧縮/伸長回路120の駆動を有
無の設定や後述するアルゴリズムにより画像データを回
転する回転処理を実行することにより、画像データを送
信したり、又は画像データを受信して記録部23に送出
するものである。マイクロプロセッサ150は、データ
送信に先だってなされる受信機と送信機とのネゴシエー
ションにより得られる受信機の最大記録幅、最大記録
長、伝送する原稿サイズに基づいて、原稿から読み取っ
た画像データに回転処置や結合処理を施すか否かを判定
する。マイクロプロセッサ150は、データ受信に先だ
ってなされる受信機と送信機とのネゴシエーションによ
り得られる送信機からの受信データ幅、受信データ長さ
と記録紙サイズに基づいて、受信した画像データに回転
処置や結合処理を施すか否かも判定する。
【0029】なお、マイクロプロセッサ150は、画像
データの書き込み/読み出し動作状態を示す書き込み/
読み出しフラグ及び先頭アドレスを参照することによ
り、画像メモリ130の使用状態を管理することができ
る。
データの書き込み/読み出し動作状態を示す書き込み/
読み出しフラグ及び先頭アドレスを参照することによ
り、画像メモリ130の使用状態を管理することができ
る。
【0030】RAM160は送信相手先のダイヤル番
号、送信相手先の受信機の記録幅及び記録長さ、送信相
手先からの送信データ長等を記録するものである。
号、送信相手先の受信機の記録幅及び記録長さ、送信相
手先からの送信データ長等を記録するものである。
【0031】ROM170は、請求項に記載の回転手段
や結合手段や縮小手段を構成するものであり、図3及び
図4に示す画像データの回転処理を示すアルゴリズムを
示すソフトウエアを格納してある。
や結合手段や縮小手段を構成するものであり、図3及び
図4に示す画像データの回転処理を示すアルゴリズムを
示すソフトウエアを格納してある。
【0032】以上が本実施の形態におけるファクシミリ
装置の概略構成である。次に本実施の形態に係るファク
シミリ装置におけるネゴシエーションに基づいた画像処
理モードの判定動作と斯かる判定動作に基づく画像処理
動作の設定を図3を参照して説明する。図3に示す動作
は送信機であっても受信機であっても略共通したもので
あり、送信機は通信前手順で得られた通信相手の最大記
録幅と最大記録長を検知し、マイクロプロセッサ150
はサイズ検知手段で検知したに最大記録幅と最大記録長
基づいて画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定するのに対して、受信機はマイクロプロセッサ1
50で受信した画像データの記録幅と記録長に基づいて
画像データに回転処理や結合処理を施すか否かを判定す
る点のみが相違し、その他の制御手順及び回路構成等に
相違がない。そこで、本実施の形態では画像処理動作を
送信機側における動作を代表して説明する。
装置の概略構成である。次に本実施の形態に係るファク
シミリ装置におけるネゴシエーションに基づいた画像処
理モードの判定動作と斯かる判定動作に基づく画像処理
動作の設定を図3を参照して説明する。図3に示す動作
は送信機であっても受信機であっても略共通したもので
あり、送信機は通信前手順で得られた通信相手の最大記
録幅と最大記録長を検知し、マイクロプロセッサ150
はサイズ検知手段で検知したに最大記録幅と最大記録長
基づいて画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定するのに対して、受信機はマイクロプロセッサ1
50で受信した画像データの記録幅と記録長に基づいて
画像データに回転処理や結合処理を施すか否かを判定す
る点のみが相違し、その他の制御手順及び回路構成等に
相違がない。そこで、本実施の形態では画像処理動作を
送信機側における動作を代表して説明する。
【0033】ここで、本実施の形態では、説明を容易と
するために記録紙能力がA4又はA3として説明してあ
るが、受信機の記録能力がB4の場合を含めて同様な処
理を行うことができる。
するために記録紙能力がA4又はA3として説明してあ
るが、受信機の記録能力がB4の場合を含めて同様な処
理を行うことができる。
【0034】図3はネゴシエーションに基づいた判定処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【0035】ユーザによって送信原稿が原稿載置台11
にセットされ、マイクロプロセッサ150は、いずれか
のセンサSによってOFF→ONの変化から、送信原稿
があることが確認されると、ダイヤルデータ入力済を確
認すると、ファクシミリ制御(呼接続)手順を実行す
る。なお、本実施の形態では、画像通信装置を掲げてい
るので、請求項に記載の通信前手順としてファクシミリ
制御手順を示してあるが、これに限定されるものでな
く、JPEG,TIFF等であってもよい。
にセットされ、マイクロプロセッサ150は、いずれか
のセンサSによってOFF→ONの変化から、送信原稿
があることが確認されると、ダイヤルデータ入力済を確
認すると、ファクシミリ制御(呼接続)手順を実行す
る。なお、本実施の形態では、画像通信装置を掲げてい
るので、請求項に記載の通信前手順としてファクシミリ
制御手順を示してあるが、これに限定されるものでな
く、JPEG,TIFF等であってもよい。
【0036】マイクロプロセッサ150は、呼接続動作
に並行してセンサSから検知信号のOFF→ONに変化
した数をカウントすることにより、原稿サイズを検知す
る。マイクロプロセッサ150は、原稿サイズを判別す
る(ステップ1〜ステップ4)。マイクロプロセッサ1
50は、ステップ1からステップ4における原稿サイズ
判別処理によりB5横置き原稿、A4縦置き原稿、A4
横置き原稿、A3縦置き原稿のいずれかのサイズである
かを判別できる。ここで、横置き原稿とは、原稿の長辺
を主走査する向きに原稿載置台11にセットしたことを
示したものである。縦置き原稿とは、原稿の短辺を主走
査する向きに原稿載置台11にセットしたことを示した
ものである。
に並行してセンサSから検知信号のOFF→ONに変化
した数をカウントすることにより、原稿サイズを検知す
る。マイクロプロセッサ150は、原稿サイズを判別す
る(ステップ1〜ステップ4)。マイクロプロセッサ1
50は、ステップ1からステップ4における原稿サイズ
判別処理によりB5横置き原稿、A4縦置き原稿、A4
横置き原稿、A3縦置き原稿のいずれかのサイズである
かを判別できる。ここで、横置き原稿とは、原稿の長辺
を主走査する向きに原稿載置台11にセットしたことを
示したものである。縦置き原稿とは、原稿の短辺を主走
査する向きに原稿載置台11にセットしたことを示した
ものである。
【0037】マイクロプロセッサ150は、図3を参照
して説明したネゴシエーションにより得られた受信機の
最大記録幅及び最大記録長から受信機の記録能力を判別
する(ステップ5からステップ7)。本実施の形態にお
いて受信機の最大記録幅はA3またはA4を想定してお
り、最大記録長は無限大を想定している。
して説明したネゴシエーションにより得られた受信機の
最大記録幅及び最大記録長から受信機の記録能力を判別
する(ステップ5からステップ7)。本実施の形態にお
いて受信機の最大記録幅はA3またはA4を想定してお
り、最大記録長は無限大を想定している。
【0038】マイクロプロセッサ150は、ステップ1
〜ステップ4における原稿サイズ判別結果とステップ5
〜ステップ7の記録能力判別結果に基づいて原稿から読
み取った画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定する(ステップ8〜ステップ15)。以下に具体
例を図3及び図6を参照して説明する。
〜ステップ4における原稿サイズ判別結果とステップ5
〜ステップ7の記録能力判別結果に基づいて原稿から読
み取った画像データに回転処理や結合処理を施すか否か
を判定する(ステップ8〜ステップ15)。以下に具体
例を図3及び図6を参照して説明する。
【0039】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをB5横原稿で受信機の記録能力をA3であると
判断すれば、B5横画像データを90度回転して、2枚
分の画像データを結合するように処理動作を設定する
(ステップ8)。
サイズをB5横原稿で受信機の記録能力をA3であると
判断すれば、B5横画像データを90度回転して、2枚
分の画像データを結合するように処理動作を設定する
(ステップ8)。
【0040】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをB5横原稿で受信機の記録能力をA4であると
判断すれば、B5横画像データを90度回転したB5画
像データにするように処理動作を設定する(ステップ
9)。
サイズをB5横原稿で受信機の記録能力をA4であると
判断すれば、B5横画像データを90度回転したB5画
像データにするように処理動作を設定する(ステップ
9)。
【0041】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA4原稿で受信機の記録能力をA3であると判
断すれば、A4画像データを90度回転して、2枚分の
画像データを結合したA3データとするように処理動作
を設定する(ステップ10)。
サイズをA4原稿で受信機の記録能力をA3であると判
断すれば、A4画像データを90度回転して、2枚分の
画像データを結合したA3データとするように処理動作
を設定する(ステップ10)。
【0042】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA4原稿で受信機の記録能力をA4であると判
断すれば、原稿から読み取ったA4画像データになにも
画像処理を施さない(ステップ11)。
サイズをA4原稿で受信機の記録能力をA4であると判
断すれば、原稿から読み取ったA4画像データになにも
画像処理を施さない(ステップ11)。
【0043】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA4横原稿で受信機の記録能力をA3であると
判断すれば、A4横画像データを90度回転して、2枚
分の画像データを結合してA3画像データを生成するよ
うに処理動作を設定する(ステップ12)。
サイズをA4横原稿で受信機の記録能力をA3であると
判断すれば、A4横画像データを90度回転して、2枚
分の画像データを結合してA3画像データを生成するよ
うに処理動作を設定する(ステップ12)。
【0044】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA4横原稿で受信機の記録能力をA4であると
判断すれば、A4横画像データを90度回転したA4画
像データにするように処理動作を設定する(ステップ1
3)。
サイズをA4横原稿で受信機の記録能力をA4であると
判断すれば、A4横画像データを90度回転したA4画
像データにするように処理動作を設定する(ステップ1
3)。
【0045】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA3原稿で受信機の記録能力をA3であると判
断すれば、原稿から読み取ったA3画像データになにも
画像処理を施さない(ステップ14)。
サイズをA3原稿で受信機の記録能力をA3であると判
断すれば、原稿から読み取ったA3画像データになにも
画像処理を施さない(ステップ14)。
【0046】マイクロプロセッサ150は、送信原稿の
サイズをA3原稿で受信機の記録能力をA4であると判
断すれば、原稿から読み取ったA3画像データをA4画
像データに縮小処理を施すように処理動作を設定する
(ステップ15)。
サイズをA3原稿で受信機の記録能力をA4であると判
断すれば、原稿から読み取ったA3画像データをA4画
像データに縮小処理を施すように処理動作を設定する
(ステップ15)。
【0047】以上が本実施の形態におけるファクシミリ
通信回路はネゴシエーションに基づいた判定処理により
画像データに回転、結合、縮小の画像処理を行うか否か
を決定している。
通信回路はネゴシエーションに基づいた判定処理により
画像データに回転、結合、縮小の画像処理を行うか否か
を決定している。
【0048】続いて、画像データの回転処理を図4及び
図5を参照して説明する。
図5を参照して説明する。
【0049】図5は回転処理を行う際の画像メモリマッ
プを示した模式図である。
プを示した模式図である。
【0050】図5(a)は回転処理を施す前のメモリマ
ップであり、従って、光学読取部13から順次転送され
る画像データを先頭アドレスから昇順に格納したもので
あり、先頭アドレスに画素番号1の画像データを格納し
ており、最終の画素番号を付した画像データを最終アド
レスに格納してあることになる。図5(b)は回転処理
後のメモリマップであり、図5(a)に示した配列状態
を画像メモリ130のメモリ空間で画像データ群の中心
で90度回転して得られるアドレスに画像データを再割
り当てしてある。
ップであり、従って、光学読取部13から順次転送され
る画像データを先頭アドレスから昇順に格納したもので
あり、先頭アドレスに画素番号1の画像データを格納し
ており、最終の画素番号を付した画像データを最終アド
レスに格納してあることになる。図5(b)は回転処理
後のメモリマップであり、図5(a)に示した配列状態
を画像メモリ130のメモリ空間で画像データ群の中心
で90度回転して得られるアドレスに画像データを再割
り当てしてある。
【0051】図4は本実施の形態における回転処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0052】マイクロプロセッサ150は、ダイヤルデ
ータ入力済みを確認し、送信原稿があることを確認する
と、給紙ローラ12によって原稿を搬送し、光学読取部
13によって原稿から画像データを読み取り、画像メモ
リ130に格納する。斯かる格納状態を示した画像メモ
リ130のメモリマップが図5(a)である。
ータ入力済みを確認し、送信原稿があることを確認する
と、給紙ローラ12によって原稿を搬送し、光学読取部
13によって原稿から画像データを読み取り、画像メモ
リ130に格納する。斯かる格納状態を示した画像メモ
リ130のメモリマップが図5(a)である。
【0053】マイクロプロセッサ150は、回転処理を
要すると判断した場合(ステップ8〜10,13)、画
像メモリ130への画像データの格納の完了後に図4に
示す回転処理を実行する。
要すると判断した場合(ステップ8〜10,13)、画
像メモリ130への画像データの格納の完了後に図4に
示す回転処理を実行する。
【0054】マイクロプロセッサ150は、リードポイ
ンタを図5(a)の先頭アドレスにセットし、ライトポ
インタを図5(b)に示す回転後の先頭アドレスにセッ
トする(ステップ101)。
ンタを図5(a)の先頭アドレスにセットし、ライトポ
インタを図5(b)に示す回転後の先頭アドレスにセッ
トする(ステップ101)。
【0055】マイクロプロセッサ150は、リードポイ
ンタにて1ビットの画像データを読み出し、ライトポイ
ンタにて1ビットの画像データを書き込む(ステップ1
02)。
ンタにて1ビットの画像データを読み出し、ライトポイ
ンタにて1ビットの画像データを書き込む(ステップ1
02)。
【0056】マイクロプロセッサ150は、リードポイ
ンタを1だけインクリメントし、ライトポインタを回転
後におけるメモリ空間で進める(ステップ103)。
ンタを1だけインクリメントし、ライトポインタを回転
後におけるメモリ空間で進める(ステップ103)。
【0057】マイクロプロセッサ150は、リードポイ
ンタのアドレス値を参照することにより、全ビットの回
転処理を終了したか否かを確認する(ステップ10
4)。マイクイロプロセッサ150は、全ビットの回転
処理を終了していないと判断すれば、ステップ2に復帰
して以降の処理を実行するし、全ビットの回転処理を終
了していれば、本ルーチンを終了する。以上の処理を実
行することにより画像データを回転することができる。
ンタのアドレス値を参照することにより、全ビットの回
転処理を終了したか否かを確認する(ステップ10
4)。マイクイロプロセッサ150は、全ビットの回転
処理を終了していないと判断すれば、ステップ2に復帰
して以降の処理を実行するし、全ビットの回転処理を終
了していれば、本ルーチンを終了する。以上の処理を実
行することにより画像データを回転することができる。
【0058】なお、本実施の形態で回転手段はソフトウ
エアによってマイクロプロセッサ150で実現している
が、これに限定されるものでなく、ゲートアレイによっ
て実現しても同様の効果を得ることができる。
エアによってマイクロプロセッサ150で実現している
が、これに限定されるものでなく、ゲートアレイによっ
て実現しても同様の効果を得ることができる。
【0059】図7は本実施の形態における結合処理を示
す模式図であり、画像メモリ130のメモリマップを示
したものである。
す模式図であり、画像メモリ130のメモリマップを示
したものである。
【0060】本実施の形態におけるファクシミリ通信回
路は、送信原稿のサイズを受信機の受信能力の2倍以上
であると判断すれば(図3におけるステップ8,10,
12)、結合処理を実行する。具体的には、マイクロプ
ロセッサ150は、図6に示すように光学読取部13か
ら得られる1枚目の画像データを画像メモリ130に格
納し、1枚目の画像データを格納した最終アドレスに続
けて2枚目の画像データを画像メモリ130に格納す
る。
路は、送信原稿のサイズを受信機の受信能力の2倍以上
であると判断すれば(図3におけるステップ8,10,
12)、結合処理を実行する。具体的には、マイクロプ
ロセッサ150は、図6に示すように光学読取部13か
ら得られる1枚目の画像データを画像メモリ130に格
納し、1枚目の画像データを格納した最終アドレスに続
けて2枚目の画像データを画像メモリ130に格納す
る。
【0061】本実施の形態におけるファクシミリ通信回
路は、複数枚の画像データを連続したメモリ空間に格納
することにり、画像データの送信に際して複数枚の画像
データを一括して送信することになる。
路は、複数枚の画像データを連続したメモリ空間に格納
することにり、画像データの送信に際して複数枚の画像
データを一括して送信することになる。
【0062】図6は受信機で記録紙に画像を再生した状
態を示す模式図である。
態を示す模式図である。
【0063】図6(a)は記録幅能力がA3の受信機に
送信機がB5縦原稿を回転して2枚結合して送信して、
受信機が受信データをA3サイズの記録紙に画像再生し
た場合を示したものである。前者の送信手続きを採用す
れば、送信に際して複数の原稿から読み取った画像デー
タを結合して送信することにより、余白を含む冗長なデ
ータの送信時間、ページ間の手順に要する時間を省ける
ので、送信時間が短縮されて電話回線の使用時間を短縮
できる。
送信機がB5縦原稿を回転して2枚結合して送信して、
受信機が受信データをA3サイズの記録紙に画像再生し
た場合を示したものである。前者の送信手続きを採用す
れば、送信に際して複数の原稿から読み取った画像デー
タを結合して送信することにより、余白を含む冗長なデ
ータの送信時間、ページ間の手順に要する時間を省ける
ので、送信時間が短縮されて電話回線の使用時間を短縮
できる。
【0064】図6(b)は図3に示すステップ9、ステ
ップ13のように送信原稿と受信機の記録紙の向きが不
一致な場合に画像データに90度の回転処理を施して送
信した場合や受信機で画像データを受信した際に回転処
理を施して記録紙に画像を再生した場合を示している。
前者は前述の送信処理を採用することにより、縮小が無
く見やすくなる。後者は受信に際して記録紙を有効に利
用することができる。
ップ13のように送信原稿と受信機の記録紙の向きが不
一致な場合に画像データに90度の回転処理を施して送
信した場合や受信機で画像データを受信した際に回転処
理を施して記録紙に画像を再生した場合を示している。
前者は前述の送信処理を採用することにより、縮小が無
く見やすくなる。後者は受信に際して記録紙を有効に利
用することができる。
【0065】上述した本実施の形態におけるファクシミ
リ装置は、上記構成を備えることにより、送信及び受信
に際して縮小処理の頻度を減らして見やすいファクシミ
リ画像を得ることができるファクシミリ装置を提供する
ことができる。
リ装置は、上記構成を備えることにより、送信及び受信
に際して縮小処理の頻度を減らして見やすいファクシミ
リ画像を得ることができるファクシミリ装置を提供する
ことができる。
【0066】又、本実施の形態におけるファクシミリ装
置は、上記構成を備えることにより、送信に際して複数
の原稿から読み取った画像データを結合して送信するこ
とにより、余白を含む冗長なデータを省けるので、送信
時間が短縮されて電話回線の使用時間を短縮できるファ
クシミリ装置を提供できる。
置は、上記構成を備えることにより、送信に際して複数
の原稿から読み取った画像データを結合して送信するこ
とにより、余白を含む冗長なデータを省けるので、送信
時間が短縮されて電話回線の使用時間を短縮できるファ
クシミリ装置を提供できる。
【0067】なお、上述した本実施の形態は、ファクシ
ミリ装置として説明してあるが、これに限定されるもの
でなく、ファクシミリ通信回路を備える画像記録装置で
あれば、複写機とファクシミリ装置との複合機にも同様
に適用できる。
ミリ装置として説明してあるが、これに限定されるもの
でなく、ファクシミリ通信回路を備える画像記録装置で
あれば、複写機とファクシミリ装置との複合機にも同様
に適用できる。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上記構成を備え
ることにより、送信に際して縮小処理の頻度を減らして
見やすいファクシミリ画像を得ることができ、かつ余白
を含む冗長なデータを省けるので、送信時間を短縮する
ことができた。
ることにより、送信に際して縮小処理の頻度を減らして
見やすいファクシミリ画像を得ることができ、かつ余白
を含む冗長なデータを省けるので、送信時間を短縮する
ことができた。
【0069】請求項2記載の発明は、上記構成を備える
ことにより、受信に際して余白を含む冗長なデータを省
けるので、送信時間が短縮して、記録紙を有効に利用す
ることができた。
ことにより、受信に際して余白を含む冗長なデータを省
けるので、送信時間が短縮して、記録紙を有効に利用す
ることができた。
【図1】本発明のファクシミリ装置の外観図と断面図で
ある。
ある。
【図2】本実施の形態に係るファクシミリ装置に登載し
たファクシミリ通信回路の概略構成を示したブロック図
である。
たファクシミリ通信回路の概略構成を示したブロック図
である。
【図3】ネゴシエーションに基づいた判定処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本実施の形態における回転処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】回転処理を行う際の画像メモリマップを示した
模式図である。
模式図である。
【図6】受信機で記録紙に画像した再生した状態を示す
模式図である。
模式図である。
【図7】本実施の形態における結合処理を示す模式図で
ある。
ある。
【図8】ファクシミリ通信方式における伝送状態と記録
状態を示す模式図である。
状態を示す模式図である。
10 原稿読取部 11 原稿載置台 12 給紙ローラ 13 光学読取部 20 画像記録部 23 記録部 110 モデム 120 圧縮/伸張回路 130 画像メモリ 150 マイクロプロセッサ 160 RAM 170 ROM S センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データを格納する画像メモリと、通
信前手順後に前記画像メモリから読み出した画像データ
を符号化するデータ圧縮部と、当該符号化したデータを
送信するモデムを設けた画像通信装置において、前記通
信前手順で得られた通信相手の最大記録幅と最大記録長
を検知するサイズ検知手段と、当該サイズ検知手段で検
知した最大記録幅と最大記録長に基づいて画像データに
回転処理や結合処理を施すか否かを判定する制御部と、
当該制御部の判定に基づいて前記画像メモリに格納して
ある画像データに回転処理を施す回転手段と、前記制御
部の判定に基づいて前記画像メモリ上で複数頁の画像デ
ータに結合処理を施す結合手段とを備えることを特徴と
する画像通信装置。 - 【請求項2】 通信前手順後に符号化したデータを受信
するモデムと、当該モデムで受信し符号化したデータを
伸張するデータ伸張部と、当該伸張部から得られる画像
データを格納する画像メモリとを設けた画像通信装置に
おいて、受信した画像データの記録幅と記録長に基づい
て画像データに回転処理や結合処理を施すか否かを判定
する制御部と、当該制御部の判定に基づいて回転及び又
は結合処理を施した画像データに回転処理を施す回転処
理手段と、前記制御部の判定に基づいて前記画像メモリ
上で複数頁の画像データに結合処理を施す結合手段と、
前記画像メモリに格納してある画像データで画像を記録
紙に記録する記録部とを備えることを特徴とする画像通
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041467A JPH09233311A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041467A JPH09233311A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233311A true JPH09233311A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12609186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041467A Pending JPH09233311A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233311A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171354A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Brother Ind Ltd | ファクシミリ装置 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041467A patent/JPH09233311A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171354A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Brother Ind Ltd | ファクシミリ装置 |
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