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JPH09228160A - 炭素質ファイバーの作成方法 - Google Patents

炭素質ファイバーの作成方法

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JPH09228160A
JPH09228160A JP8028087A JP2808796A JPH09228160A JP H09228160 A JPH09228160 A JP H09228160A JP 8028087 A JP8028087 A JP 8028087A JP 2808796 A JP2808796 A JP 2808796A JP H09228160 A JPH09228160 A JP H09228160A
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JP
Japan
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metal
substrate
layer
carbon
producing
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JP8028087A
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Yoshimasa Oki
芳正 大木
Masako Yudasaka
雅子 湯田坂
Rie Kikuchi
理恵 菊地
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Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板の選択的に必要な場所にファイバー状の炭
素を析出させる方法に関する。 【構成】触媒となる金属を構成要素として含む金属有機
化合物を原料として化学気相成長法によりグラファイト
ファイバーを作成するに当たり、基板として反応性に乏
しい物質を使い、その基板表面の特定の場所にあらかじ
め炭素あるいは金属を付着せしめておく事を特徴とする
炭素質ファイバーの作成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細いファイバー状の炭
素材料の作成に関するものであり、特に選択的に必要な
場所にファイバー状の炭素を析出させる方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】炭素材料のファイバーを作成する方法と
しては、有機物質を先ず紡糸しファイバー状にしてこれ
を高温で熱処理する方法と、鉄を触媒に用いて気相成長
でファイバーを成長させる方法があり、最近、炭素を電
極としてアーク放電によりファイバーを成長させる方法
が報告されている。これらの方法において、有機物を紡
糸してこれを高温処理する方法によって炭素質のファイ
バーを作成する方法は、炭素質材料の構造を制御するこ
とが困難であり、結晶製の良い物は得られない。鉄を触
媒として気相成長法によってファイバーを作成する方法
では、グラファイト面が同心円柱状に巻いた構造を持つ
ファイバーが得られることが報告されている。最近、本
発明者等は、ある種の原料を用いて気相堆積法により石
英基板上に形成したニッケルのパターンの部分にのみ炭
素質ファイバーを生成させる技術を発明した(特願平7
−210161号)。この炭素質ファイバーは構造の僅
かな違いにより、金属的な導電性から半導体的な導電性
までの幅広い特性を示すことが予想され、新規な応用が
期待されている物質である。
【0003】しかしながら上記の従来のグラファイトフ
ァイバーの作成法の内、同心状にグラファイトの網面が
巻いた、いわゆるグラファイトナノチューブを作ること
のできるのは、鉄を触媒に使う方法とアーク放電を用い
る方法がある。鉄を使う方法は、成分として鉄を含んだ
原料気体、例えばフェロセンを用い、気相反応で鉄の微
粒子を生成し、それをそのまま反応容器中で触媒として
用いてグラファイトファイバーを生成させるという方法
である。この方法では、ファイバーを生成するために1
000℃以上の高い温度が必要である。また、ファイバ
ーの生成は反応管の中の空間および壁面のあらゆる部分
で起こり、必要とする領域に限定してファイバーを作成
することができない。
【0004】また、アーク放電による方法では、放電電
極のうち、陰極側にだけグラファイトファイバーが塊と
なって生成する。そのためアーク放電用の特殊な装置が
必要となるだけでなく、この場合にも必要な場所にファ
イバーを生成させることはできない。本発明者等が開発
した方法においては、局所的にファイバーを作成するこ
とができるが、触媒材料がニッケルに限られることやそ
のニッケルの膜厚が極めて制限されていること、ファイ
バー生成原料が特定の物質に限られること、ファイバー
生成温度が限られることなどの制約があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の制約を除き、基体上の選択的位置にグラファイトファ
イバーをサブミクロン以下の精度で形成される方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、触媒と
なる金属を構成要素として含む金属有機化合物を原料と
して化学気相成長法によりグラファイトファイバーを作
成するに当たり、基板として反応性に乏しい物質を使
い、その基板表面の特定の場所にあらかじめ炭素あるい
は金属を付着せしめておく事を特徴とする炭素質ファイ
バーの作成方法である。
【0007】
【作用】本発明は上記手段のように反応性の乏しい基板
上に、局所的に炭素ないし金属を堆積させておき、化学
気相堆積法を適用すると、露出した基板表面上には何も
堆積しないのに対して、炭素ないし金属をあらかじめ堆
積した領域には炭素質のファイバーが生成する。このよ
うに本発明によれば簡単に炭素質ファイバーを基板の必
要な領域に生成させることができる。更に、この方法に
よれば、例えば炭素ないし金属の表面を反応性の乏しい
物質の薄膜で覆い、その薄膜を局所的に除去して下の層
を露出させることにより、その部分にだけ炭素質ファイ
バーを生成させることができる。例えば下の層が導電性
のものであれば、それぞれの炭素質ファイバーは電気的
に接続されたものとすることができる。
【0008】以下、本発明について詳細に述べる。本発
明における化学気相成長法によりグラファイトファイバ
ーを作成する方法とは、気体状原料の熱分解・重合反応
をいうのであって、この反応に触媒として作用する金属
としては、コバルト、ニッケル、鉄ないしこれらの合金
等である。本願発明では、原料物質はこのような触媒と
なる金属を含む金属有機化合物で、CVDを行うに適し
た蒸気圧を有する金属有機化合物である。具体的には触
媒となる金属を含んだフタロシアニン系化合物、メタロ
セン系化合物等が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。例えば、触媒として作用する金属としてコ
バルトを含んだ原料物質としては、フタロシアニンコバ
ルトが好適である。本発明はこのような金属有機化合物
を使用して基板上に気相堆積法により炭素質ファイバー
を作成する。その際、原料物質を加熱する温度は原料に
よって異なるが、通常、約300℃〜1000℃程度で
あり、また、基板を加熱することが好ましく、その温度
としては700℃以上、特に750℃以上が好ましい。
反応室の雰囲気としては1気圧又は減圧下でアルゴン、
窒素等の不活性雰囲気ないし真空が好ましい。
【0009】本発明において基板として使用する反応性
に乏しい物質とは、本発明の化学気相反応に関与しない
と共に反応温度で金属とも反応しない物質であれば何れ
でもよいが、具体的には石英、アルミナ、シリコン酸化
物等である。そして、この基板表面に炭素または金属を
付着させ、該付着部位より炭素質ファイバーを成長させ
る。炭素または金属と言うときの金属は遷移金属で、鉄
族ないし白金族が好ましく、コバルト、白金等を挙げる
ことができる。特に、原料である金属有機化合物に構成
要素として含まれている金属と基板上に付着させる金属
は同じでも、また、異なっていてもよいが、同一の金属
の場合が好ましく、特に、原料としてコバルトを含んだ
フタロシアニンないし類似の金属有機化合物を使用し、
基板にコバルトを付着した基板を使用し、該コバルト上
に炭素質ファイバーを作成することが好ましい。基板表
面に炭素質ファイバーを生成せしめようとする領域にあ
らかじめ炭素または金属を付着させておく。炭素または
金属を付着させる方法としては、基板上にフォトレジス
トの層を形成した後、フォトリゾグラフィーによりパタ
ーンを形成、その後加熱、炭化するか、或いは、基板上
に金属を蒸着させ、得られた金属膜をフォトリソグラフ
ィーの技術により1μm以下の幅の条状或いはドット状
ないし必要なパターンを形成する等の方法によって行な
う。金属薄膜の場合はその厚さは特に制限されないが、
炭素質薄膜の場合には50nm以下が好ましい。また粒
子の場合も炭素質の場合はサイズが50nm以下である
ことが好ましい。
【0010】更に、予め炭素又は金属の層と反応に乏し
い物質の層とを交互に付着して積層し、最表面層の反応
に乏しい物質の層の一部を除去して炭素又は金属の層を
露出した積層体を基板として使用することができる。こ
のような積層体の基板を使用することによって、炭素質
ファイバーは下の層の炭素又は金属の層より生成するの
で、炭素又は金属が導電性のものであれば、電気的に接
続された炭素質ファイバーが得られる等の効果を奏する
ことができる。
【0011】
【実施例及び比較例】以下、実施例をもって具体的に本
発明を説明する。実施例では主としてコバルトを含んだ
系について述べるが、本発明は必ずしもこれに限られる
ものではない。 実施例1 以下、本発明の第1の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図1は本発明の一実施例におけるグラフ
ァイトファイバー作成のプロセスの模式図である。図1
において、反応管4は石英製のものであって、反応によ
って反応管内壁に析出物が付着し変質するのを防ぐため
反応管4内にライナー管41を載置した。このライナー
管41は反応を行う毎に清浄なものと交換した。CVD
の原料1は適当な容器2に入れライナー管中に設置し
た。本実施例においては、フタロシアニンコバルトを使
用した。
【0012】反応管4の温度は電気炉6により加熱し、
原料1の蒸発量を電気炉6により制御した。同じライナ
ー管41中に設置した基板3の温度は電気炉5により制
御した。ここで用いた基板3は、石英ガラス上にニッケ
ルを5nmの厚さに蒸着し、それをフォトリソグラフィ
ーの技術により1μm以下の幅の筋状に加工したもので
ある。また反応管4内には高純度アルゴンガスを流量制
御器7によって供給できるようにした。反応管4の排気
側にはパルプ8を介して排気装置9を接続して、反応管
4内の圧力を制御できるようにした。原料1を設置した
部分の温度を380℃に設定した。この温度は原料1を
適当な蒸気圧で蒸発させることを目的に設定した。また
基板設置部の温度を850℃に設定した。高純度Arガ
スを毎分300ccの割合で流し、1気圧で1時間反応
させた。反応終了後この試料を顕微鏡観察したところ、
太さ1μm以下で長さは50μm以上の炭素質ファイバ
ーがニッケルのストライプに沿って生成していた。一
方、露出した石英の上には何も堆積していなかった。
【0013】石英基板上にあらかじめパターンを作成す
る金属として、コバルト、鉄、白金等を試してみたとこ
ろ、いずれの金属でもファイバーが生成することが分か
った。このファイバーを透過電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、層状のグラファイト面が同心円筒形に巻いていて、
中央が中空で一部コバルト粒子を内包した構造になって
いることが分かった。基板を設置する所の温度すなわち
反応塩を300℃から1000℃まで変えて見たとこ
ろ、カーボンナノチューブの生成する温度は、フタロシ
アニンコバルトを原料とした場合には700℃以上、特
に800℃以上が好ましいことが分かった。また、反応
中の雰囲気の圧力を1気圧でなく、減圧条件にしたとこ
ろ0.01気圧まで下げても1気圧の場合と同様にカー
ボンナノチューブが生成した。
【0014】実施例2 以下、本発明の第2の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。図2は本発明の一実施例の反応装置を示
す図であり、石英反応管24は、ターボ分子ポンプを含
む排気系29により10~6パスカルの圧力までの真空排
気が可能である。この石英反応管24の中に原料物質1
と基板3が設置してある。この原料1と基板3は実施例
1の時と同じ物を用いた。原料1と基板3を設置した
後、排気系により、先ず反応管内を10~5Paまで排気
した。その後、排気をしながら基板3を850℃まで温
度を上げ、しかる後に原料部の温度を380℃に昇温し
た。原料が蒸発し、基板の上で反応し、反応生成物が反
応管の低温部に堆積した。堆積した物は青色を呈してい
た。反応時間は1時間にした。反応終了後、電気炉の温
度を下げ、基板を取り出して調べた結果、実施例1の場
合と同じように炭素質ファイバーが生成していることが
分かった。基板1を設置している所の温度、すなわち反
応温度を300℃から1000℃まで変えて見たとこ
ろ、炭素質ファイバーの生成する温度は、原料としてフ
タロシアニンコバルトを用いたときは700℃以上であ
ることを見出した。フタロシアニンニッケルを用いたと
きは650℃以上で炭素質ファイバーが生成した。
【0015】実施例3 石英の代りにアルミナの板を用いて実施例2と同様の実
験を行ったところ、同様に金属のストライプの部分にの
み炭素質ファイバーが生成した。 実施例4 実施例2において、ストライプ状のパターンの代りにド
ット状のパターンを形成してそれ以外は実施例2と同様
な実験を行った。フォトリソグラフィーの際の、エッチ
ングの時間を調整することにより2μmから1nm程度
と思われるパターンまで作ることができた。これは微粒
子と考えても良いものである。このようなパターンを持
った基板を用いたところ、大きなパターンには複数の炭
素質ファイバーが生成したが、小さくなると一本のファ
イバーのみが生成することが分かった。またこのことか
ら石英上のパターンはファイバー生成のきっかけを与え
るものであることが分かった。
【0016】実施例5 基板として石英を用い、その上にフォトレジスト(AZ
−1400)を0.2μmの厚さにコートし、フォトリ
ソグラフィーの技術により1μm幅のパターンを形成し
た。この石英上のレジストパターンをアルゴン気流中で
700℃に加熱炭化したものを用いて実施例2と同様な
実験を行ったところ、炭化したレジストの部分にのみフ
ァイバーが成長した。しかしレジストの厚さを厚くして
いくと、ファイバーの生成はむしろ妨げられることが分
かった。良好なファイバー生成にはレジストの厚さが1
0μm以下であることが好ましいことが分かった。いず
れの膜厚の場合にも、石英表面が露出した領域には何も
生成しなかった。
【0017】実施例6 本発明の別の実施例として、基板の構成の違うものを説
明する。図3(a)は本実施例の基板の構造の断面図で
ある。図で石英板31上に厚さ250nmの金属コバル
ト層32を蒸着し、その上にプラズマ気相成長で厚さ8
0nmの石英層33を形成する。石英層33はフォトリ
ソグラフィーの技術により局所的に除去し、その下のコ
バルト層32を露出させる。このような基板を用いて、
実施例2と同様な方法で反応を行ったところ、露出した
コバルトの表面には炭素質ファイバーが生成したが、表
面の石英層の上にはなにも生成しなかった。この様子を
模式的に図3(b)に示す。
【0018】実施例7 図4は更に別の基板構成を示す。図4で石英板31の上
に、厚さ250nmの金属コバルト層32を蒸着し、そ
の上にプラズマ気相成長で厚さ80nmの石英層33を
形成した。石英層33及びコバルト層32をフォトリソ
グラフィーの技術により局所的に除去して一番下の石英
板状面が露出している。すなわち金属が露出しているの
は石英に挟まれた層の断面部分だけで有る。このような
基板を用いて、実施例2と同様な方法で反応を行ったと
ころ、石英に挟まれた狭いコバルトの露出表面にのみ炭
素質ファイバーが生成し、それ以外の石英層表面にはな
にも生成しなかった。この様子を模式的に図4(b)に
示す。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は炭素質ファイバー
を局所的に生成させる方法を与えるものであり、この方
法によれば、サブミクロン以下の精度でファイバーが生
成する位置を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における炭素質ファイバ
ー作成に用いた装置の図
【図2】本発明の第2の実施例における炭素質ファイバ
ー作成に用いた装置の図
【図3】(a)本発明の第6の実施例において用いた基
板の構造と、(b)この基板を用いたときの炭素質ファ
イバーの生成状況を示す模式図
【図4】(a)本発明の第7の実施例において用いた基
板の構造と、(b)この基板を用いたときの炭素質ファ
イバーの生成状況を示す模式図
【符号の説明】
1 原料物質 2 原料容器 3 基体
31 石英基板 32 金属コバルト層 33 プラズマCVDによ
る石英層 4 石英反応管 41 石英ライナー管 5、
6 電気炉 7 流量調整器 8 ニードルバルブ 9 排
出装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒となる金属を構成要素として含む金
    属有機化合物を原料として化学気相成長法によりグラフ
    ァイトファイバーを作成するに当たり、基板として反応
    性に乏しい物質を使い、その基板表面の特定の場所にあ
    らかじめ炭素あるいは金属を付着せしめておく事を特徴
    とする炭素質ファイバーの作成方法。
  2. 【請求項2】 基板表面にあらかじめ付着せしめておく
    炭素あるいは金属は、薄膜状あるいは微粒子状である請
    求項1記載の炭素質ファイバーの作成方法。
  3. 【請求項3】 基板表面にあらかじめ付着せしめておく
    金属は、原料である金属有機化合物の構成要素として含
    まれている金属原子と同一もしくは安定な化学量論的金
    属炭化物を作らない別種の金属であることを特徴とする
    請求項1に記した炭素質ファイバーの作成方法。
  4. 【請求項4】 基板が、あらかじめ基板上に付着する炭
    素ないし金属の層と、基板を構成する反応性に乏しい物
    質の層との積層体であり、該積層体の最表面層の反応性
    に乏しい物質の層を一部除去し、炭素ないし金属の層を
    露出させたものである請求項1記載の炭素質ファイバー
    の作成方法。
  5. 【請求項5】 最上層の反応性に乏しい物質の層の一部
    と共に2番目の炭素ないし金属の層の一部を除去した請
    求項4記載の炭素質ファイバーの作成方法。
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