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JPH09226413A - インストルメントパネル及びインストルメントパネルの成形方法 - Google Patents

インストルメントパネル及びインストルメントパネルの成形方法

Info

Publication number
JPH09226413A
JPH09226413A JP8033603A JP3360396A JPH09226413A JP H09226413 A JPH09226413 A JP H09226413A JP 8033603 A JP8033603 A JP 8033603A JP 3360396 A JP3360396 A JP 3360396A JP H09226413 A JPH09226413 A JP H09226413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
substrate
door
air bag
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8033603A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Ukai
順三 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8033603A priority Critical patent/JPH09226413A/ja
Priority to EP97102198A priority patent/EP0791508A1/en
Publication of JPH09226413A publication Critical patent/JPH09226413A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2165Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/0053Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
    • B29C37/0057Moulding single grooves or ribs, e.g. tear lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1676Making multilayered or multicoloured articles using a soft material and a rigid material, e.g. making articles with a sealing part
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3038Air bag covers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ装置を内蔵するインストルメント
パネルの外観品質を向上させる。 【解決手段】 インストルメントパネル10は、硬質樹
脂を用いたインパネ基板24の背面側に低温衝撃吸収性
及び低温引張り伸度の高い樹脂を用いたドアモジュール
14を一体に成形している。ドアモジュールは、凹部4
2によって形成された薄肉部44に対向して形成され、
エアバッグ装置が作動すると、膨張する袋体16によっ
てエアバッグドア基板30と薄肉部44がティアライン
36に沿って破断する。インストルメントパネルは、エ
アバッグモジュール22に対向した領域が、薄肉部とエ
アバッグドア基板の2層構造となているため、表面側に
ティアラインが現れることがないと共に、成形時に歪み
等が生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のインストル
メントパネルに係り、詳細には、助手席用のエアバッグ
装置が設けられるインストルメントパネル及びインスト
ルメントパネルの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられるエアバッグ装置には、
助手席に着座した乗員に対して設けられた助手席用のエ
アバッグ装置がある。この助手席用のエアバッグ装置
(以下「エアバッグ装置」と言う)は、インストルメン
トパネルの背面側(車室側と反対側)に設けられてお
り、インストルメントパネルには、エアバッグ装置が作
動して内部の袋体が膨張したときに、この膨張する袋体
に押されることにより破断して、袋体を車室内に展開さ
せるエアバッグドアが形成されている。
【0003】このようなエアバッグドアをインストルメ
ントパネルに設ける方法の一つとして、インストルメン
トパネルの所定の位置に開口を形成し、この開口にエア
バッグドアが形成されたエアバッグドアモジュールを取
り付ける方法がある。この方法では、インストルメント
パネルにエアバッグドアモジュールを取り付けるための
作業が必要となる。また、この方法では、インストルメ
ントパネルの外観品質を低下させることがないようにイ
ンストルメントパネルに形成する開口とエアバッグドア
モジュールとの見切り等の適切な管理が必要となる。
【0004】いま一つの方法としては、インストルメン
トパネルに一体でエアバッグドアを成形する方法があ
る。この方法では、インストルメントパネルに予めエア
バッグドアを成形しているため、インストルメントパネ
ルへのエアバッグ装置の取付けが容易となる。インスト
ルメントパネルにエアバッグドアを予め成形したエアバ
ッグ装置としては、特開平6−298034号公報、特
開平5−185893号公報及び特開平7−13759
6号公報等がある。
【0005】特開平6−298034号公報や特開平5
−185893号公報に示されるように、インストルメ
ントパネルにエアバッグドアを一体に成形する場合、エ
アバッグドアの周囲ないし破断する中心部に、エアバッ
グ装置が作動したときに、袋体が容易にかつ確実に展開
するように、インストルメントパネルの表面に溝状の破
断ライン(ティアライン)を形成する必要がある。この
ようなインストルメントパネルでは、表面にティアライ
ンが現れるため、このティアラインがインストルメント
パネルの外観品質の低下を招かないように、形状等の適
切な管理が必要であり、また、エアバッグ装置が取付け
られていることが明瞭に判別できる。
【0006】これに対して、特開平7−137596号
公報では、樹脂成形によってインストルメントパネルを
形成するときに、エアバッグドアを成形するための開口
を設け、この開口内にエアバッグドアを形成する樹脂を
流し込んで一体に成形する樹脂の2色成形を行ってい
る。
【0007】このような樹脂の2色成形を行うことによ
り、インストルメントパネルの強度を損ねることなく、
エアバッグドアが確実に破断するようにできる。また、
インストルメントパネルの表面にティアラインが現れな
いようにすることもできる。
【0008】例えば、図6(A)に示すように、インス
トルメントパネル90を主に形成するインストルメント
パネル基板(以下「インパネ基板」と言う)92に開口
部92Aを形成し、この開口部92A内に樹脂成形によ
ってエアバッグドア部94を一体成形する。さらに、イ
ンパネ基板92及びエアバッグドア部94の表面側を樹
脂製の表皮96で覆ったり塗装を施すことにより、イン
パネ基板92を形成する樹脂とエアバッグドア部94を
形成する樹脂の間に光沢や触感の相違があっても、イン
ストルメントパネル90の表面を均一な光沢及び触感と
することができ、極めて外観品質の高いインストルメン
トパネル90を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂成
形を行うときには、インストルメントパネルを形成する
樹脂とエアバッグドアを形成する樹脂とが異なれば、成
形時の収縮率の差、熱線膨張係数(CLTE)に相違が
ある。このために、図6(B)に示すように、上記の方
法で樹脂の2色成形を行った場合、インパネ基板92内
の開口部92Aに形成するエアバッグドア94に波状の
歪みが生じる。パネル基板92の開口部92A内に樹脂
の2色成形によってエアバッグドア部94を成形すると
きの樹脂の流動範囲の制御が極めて困難であるため、エ
アバッグドア部94に歪み等の変形の生じる部位が特定
できず、形状的な対策が困難となっている。
【0010】このような樹脂成形時の変形は、インスト
ルメントパネル90の表面に現れて、インストルメント
パネル90の外観品質を低下させてしまう。この歪みが
小さいときには、表皮96によって隠すことも考えられ
るが、この場合、表皮96の肉厚が厚くなり、エアバッ
グドアの的確な位置での破断を妨げる恐れがある。
【0011】本発明は、上記事実に鑑みてなされたもの
であり、外観品質を損ねることなくエアバッグドアを一
体に成形したインストルメントパネル及びこのインスト
ルメントパネルの成形方法を提案することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
袋体を膨張させて車室内に展開させるエアバッグ装置を
内蔵するインストルメントパネルであって、樹脂成形に
よって前記車室内と反対側の面の前記エアバッグ装置に
対向する位置に周囲の肉厚よりも薄肉とする凹部が形成
されたインストルメントパネル基板と、前記インストル
メントパネル基板の凹部に一体成形され前記袋体が膨張
したときに袋体が車室内へ展開可能に破断するエアバッ
グドアが設けられたエアバッグドア基板と、を有するこ
とを特徴とする。
【0013】この発明によれば、インストルメントパネ
ル基板に開口を形成せずに薄肉の凹部を形成し、この凹
部にエアバッグドア基板を成形した樹脂の2層構造とし
ている。インストルメントパネル基板の凹部にエアバッ
グドア基板を成形しているため、インストルメントパネ
ル基板を形成する樹脂とエアバッグドア基板を形成する
樹脂の間で、熱線膨張率や成形時に収縮率に相違があっ
ても、インストルメントパネル基板の表面側に歪みが現
れて、インストルメントパネルの仕上がり品質を損ねる
ことがない。
【0014】なお、エアバッグドアを確実に破断させる
ためのティアラインは、エアバッグドア基板に形成すれ
ばよく、これによって、ティアラインがインストルメン
トパネルの表面に現れることがない。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
発明であって、前記インストルメントパネル基板が硬質
樹脂によって成形され、前記エアバッグドア基板が低温
衝撃吸収性及び低温引張り伸度の高い樹脂によって成形
されていることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、エアバッグドア基板に
低温衝撃吸収性の高い樹脂を使用しているため、所望の
部位に剪断力を集中させて破断させることができる。エ
アバッグドア基板に対向するインストルメントパネル基
板は薄肉であるため、硬質樹脂を用いても、エアバッグ
ドア基板のエアバッグドアと一体に破断し、エアバッグ
装置の袋体の車室内への展開を妨げることがない。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
発明であって、前記エアバッグドア基板は前記エアバッ
グ装置を取り付ける取付け部が一体に成形されたエアバ
ッグドアモジュールであることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、インストルメントパネ
ル基板にエアバッグドアモジュールを一体に形成してい
るため、インストルメントパネルへのエアバッグ装置の
取付け作業が極めて容易となる。また、この取付け部が
エアバッグドア基板と同じ低温衝撃吸収性及び低温引張
り伸度の高い樹脂であるため、袋体が膨張したときに破
損することなく、袋体の車室内へ向けての確実な展開を
可能とする。
【0019】請求項4に係る発明は、袋体を膨張させて
車室内に展開させるエアバッグ装置を内蔵するインスト
ルメントパネルの成形方法であって、前記車室内と反対
側の面の前記エアバッグ装置に対向する位置に周囲の肉
厚よりも薄肉とする凹部に合わせてスライドコアを配置
した金型によってインストルメントパネル基板を樹脂成
形した後、前記スライドコアを移動させ、前記金型内の
前記インストルメントパネル基板の凹部に合わせて、前
記袋体が車室内へ展開可能に破断するエアバッグドアを
設けるエアバッグドア基板の形状に応じた空間を形成
し、該空間内に前記エアバッグドア基板の射出成形して
インストルメントパネルを成形することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、スライドコアの移動に
よって樹脂成形する金型の形状を段階的に変更してい
る。これにより、インストルメントパネル基板とエアバ
ッグドア基板とを2層に成形するときに、それぞれの形
状に合わせて段階的に金型を起こす必要がない。また、
金型の形状の変更は、スライドコアを移動させるだけで
よいため、インストルメントパネル基板とエアバッグド
ア基板を2層に成形する作業が極めて容易となり、イン
ストルメントパネル成形作業の簡略化及び成形コストの
削減を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態を説明する。
【0022】図1には、車両の車室内に設けられている
インストルメントパネル10の外観斜視図を示してい
る。このインストルメントパネル10には、助手席側
(図1の紙面右側)の内方にエアバッグ装置12(図2
に一部を図示)が配設されている。
【0023】図2に示すように、エアバッグ装置12
は、インストルメントパネル10に設けられているドア
モジュール14と、袋体16及びインフレータ18をモ
ジュールケース20内に収容しているエアバッグモジュ
ール22と、によって構成されている。
【0024】また、図1及び図2に示すように、インス
トルメントパネル10は、インストルメントパネル10
の基本形状を形成するインストルメントパネル基板(以
下「インパネ基板24」と言う)の車室内方側の表面が
表皮26によって覆われている。エアバッグ装置12
は、インパネ基板24の表皮26と反対側の面(以下背
面と言う)の所定の位置に配設されている。
【0025】エアバッグ装置12は、図示しない機械的
又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減速を検
出すると、エアバッグモジュール22内のインフレータ
18が作動して、モジュールケース20内に折り畳まれ
て収容されている袋体16をドアモジュール14へ向け
て膨張させる。この袋体16は、ドアモジュール14の
所定の領域を押圧してインストルメントパネル10を破
断させ車室内に展開するようになっている。このよう
に、エアバッグ装置12としては、従来公知の一般的構
成を適用でき、本実施の形態では、エアバッグ装置12
の詳細な説明を省略する。
【0026】図2に示すように、ドアモジュール14
は、中央部にエアバッグドア28が形成されたエアバッ
グドア基板30と、エアバッグドア基板30の周縁部か
ら立設された立壁部32と、が一体に成形されている。
これにより、ドアモジュール14は、モジュールケース
20を収容するハウジングを形成している。なお、エア
バッグバックモジュール22は、モジュールケース20
を、ドアモジュール14の立壁部32へボルト締めする
などして固定されて、インストルメントパネル10に組
み付けられる。また、ドアモジュール14は、立壁部3
2によってモジュールケース20の周囲を囲うことによ
り、袋体16が膨張したときにインパネ基板24の背面
に沿って展開するのを防止している。
【0027】エアバッグドア28は、エアバッグドア基
板30に設けられた玉溝34とティアライン36によっ
て囲われて形成されている。玉溝34は、断面形状が半
円状の溝として立壁部32の一辺に沿って形成されてい
る。また、ティアライン36は、断面形状が略三角形状
とされてエアバッグドア基板30を深く切り欠いた形状
となっており、玉溝34が形成されていない立壁部32
に沿った溝を形成している。このティアライン36の両
端は、それぞれ玉溝34の両端に連結している(図示省
略)。
【0028】エアバッグドア基板30は、ティアライン
36が形成されている部分が脆弱となっており、エアバ
ッグドア28が膨張する袋体16に押圧されると、ティ
アライン36に沿って破断する。また、エアバッグドア
基板30には、玉溝34に対向してインパネ基板24側
に断面形状が半円状に突出する突出部38が形成されて
いる。エアバッグドア基板30には、この突出部38と
玉溝34とによってヒンジ部40が形成されており、テ
ィアライン36に沿って破断したエアバッグドア28
が、このヒンジ部40を中心に回動して、袋体16を車
室内へ展開可能とする開口が形成される。
【0029】ところで、インストルメントパネル10の
インパネ基板24には、ドアモジュール14に対向して
凹部42が形成されている。これによりインパネ基板2
4は、エアバッグドア28に対向する領域の肉厚が、凹
部42の周囲の肉厚よりも薄肉となっている薄肉部44
が形成されており、この薄肉部44によってエアバッグ
バックドア基板30の車室内方側を一体で覆っている。
また、インパネ基板24は、薄肉部44がエアバッグド
ア28と共にティアライン36に沿って破断するように
なっている。
【0030】このようなインストルメントパネル10
は、樹脂の2色成形によってインパネ基板24とドアモ
ジュール14とを一体に成形することができる。インス
トルメントパネル10のインパネ基板24を成形するた
めの樹脂としては、ゴム又はタルクを含むPP(ポリプ
ロピレン)、PPG(プリプロピレングリコール)やP
C(ポリカーボネイト)をブレンドしたABS樹脂又は
変性PPO(変性ポリフェニレンオキシド)等、従来か
らインストルメントパネルに用いられている硬質樹脂材
を使用することができる。
【0031】一方、インパネ基板24を形成する硬質樹
脂材と一体に成形するドアモジュール14の材質として
は、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー;例え
ば三菱化学(株)製の商品名サーモラン)、TPE(熱
可塑性エラストマー;例えばAdvanced Elastomar Syste
m 社製の商品名サントプレン)、TPSポリエステルエ
ラストマー( 例えばDuPont社製の商品名DYM)等の低
温衝撃吸収性及び低温引張り伸度の高い(良好)な樹脂
を用いることが好ましい。
【0032】すなわち、インパネ基板24としては、常
温の曲げ弾性率が8000〜18000 kgf/cm2 、常温での引張
伸び率が250 〜600 %、脆化温度が0°C〜−25°C
の樹脂を用いることが好ましい。また、エアバッグドア
28を形成するエアバッグドア基板30は、常温の曲げ
弾性率が2000〜8000 kgf/cm2、常温での引張伸び率が20
0 〜800 %、低温(−35°C)での引張り伸度が50
〜400%、脆化温度が−30°C以下の樹脂を用いる
ことが好ましい。
【0033】エアバッグドア基板24を成形する樹脂と
して、低温衝撃吸収性及び低温引張り伸度の高い樹脂を
用いることにより、エアバッグ装置12の袋体16が膨
張して、この袋体16にエアバッグドア基板30が押圧
されたときに、ティアライン36に剪断力を集中させる
ことができ、ティアライン36に沿って確実に破断させ
ることができる。
【0034】なお、表皮26としては、例えばPVC
(塩化ビニル)等を用いることができる。このような表
皮26によってインパネ基板24の車室内方側の面を覆
うことにより、インパネ基板24に用いる樹脂の材質に
拘らず、インストルメントパネル10の表面(車室内方
側の面)を所望の光沢(グロス)、触感に仕上げること
ができる。
【0035】本実施の形態では、一例として、低温衝撃
吸収性及び低温引張り伸度の高い樹脂を用いたエアバッ
グ基板30の肉厚である厚さt2 を2〜4.5mmとして
いる。また、本実施の形態では、硬質樹脂を用いたイン
パネ基板24の薄肉部44の表皮26を含めた厚さt1
を1.5mm以下としている。このようにインパネ基板2
4の薄肉部44の肉厚を薄くすることにより、確実に薄
肉部44がエアバッグドア基板30と一体に破断するよ
うにしている。なお、これらの寸法は、使用する樹脂、
ドアモジュール14の形状やエアバッグ装置12の袋体
16の膨張力等に応じて設定すればよく、上記寸法に限
定するものではない。
【0036】一方、図3(A)及び図4(B)に示すよ
うに、インストルメントパネル10を成形する金型50
は、スライドコア52を備えている。このスライドコア
52は、ドアモジュール14の形状と一致するか、少な
くともにドアモジュール14を形成する部分にインパネ
基板24を成形するときに樹脂が流れ込むのを防止する
形状であれば良い。
【0037】図3(C)に示すように、この金型50内
には、インパネ基板24を射出成形した後に、スライド
コア52を退避させるか所定の位置に移動させることに
より、ドアモジュール14の形状と一致する空間が生じ
るようになっている。この金型50では、スライドコア
52を移動させて形成した空間内にドアモジュール14
を形成する樹脂を流し込むことにより、インパネ基板2
4にドアモジュール14を一体に射出成形したインスト
ルメントパネル10が形成される(図3(D)参照)。
なお、図3(A)乃至図3(D)では、金型50の内部
に樹脂を射出するゲートを省略している。
【0038】また、スライドコア52を移動させた金型
50の内部には、玉溝34及びティアライン36に対応
する形状の突起部54、56が設けられている。このた
め、スライドコア52を移動させた金型50によってド
アモジュール14を成形するきに、エアバッグドア基板
30に玉溝34とティアライン36が一体に成形され
る。なお、ティアライン36は、エアバッグドア基板3
0を成形した後に、熱刃等によってエアバッグドア基板
30を切り欠いて形成するようにしてもよく、これによ
って、インストルメントパネル10を形成するための金
型50の形状が複雑化することがない。
【0039】次に本実施の形態の作用として、先ず、図
3(A)乃至図3(D)を参照しながらインストルメン
トパネル10の成形作業の流れを説明する。
【0040】インストルメントパネル10の樹脂成形
は、インパネ基板24を先に射出成形したのちにドアモ
ジュール14の射出成形を行う。
【0041】図3(A)に示すように、インストルメン
トパネル10を成形する金型50には、スライドコア5
2が設けられており、このスライドコア52を金型50
内の所定の位置に突出させておくことにより、金型50
の内部に、インパネ基板24の形状に応じた空間が形成
される。このスライドコア52としては、少なくともイ
ンパネ基板24の所定の位置に凹部42を形成する形状
となっている。
【0042】図3(B)に示すように、スライドコア5
2を突出させた金型50内にインパネ基板24を成形す
るための樹脂を流し込んで射出成形することにより、イ
ンパネ基板24が樹脂成形される。なお、インパネ基板
24を成形するときに、インパネ基板24の表面に表皮
26を一体で樹脂成形している。
【0043】次に、図3(C)に示すように、金型50
内のスライドコア52を所定のタイミングで移動させ、
ドアモジュール14の形状と一致した空間を金型50と
インパネ基板24の凹部42によって囲って形成する。
図3(D)に示すように、金型50の内部に金型50と
インパネ基板24とによって形成されている空間内に、
ドアモジュール14を成形するための樹脂を流し込んで
射出成形することにより、金型50の内部にインパネ基
板24とドアモジュール14を一体にしたインストルメ
ントパネル10が形成される。
【0044】一般に、スライドコアは成形品のアンダー
カット部分の型抜きを容易にするために適用されるが、
金型50にスライドコア52を設け、このスライドコア
52を移動させて金型50内部の型形状を変更すること
により、型形状の変更が極めて容易となり、段階的な成
形作業を効率的に行うことができる。すなわち、成形段
階に応じて形状が少しずつ異なる複数の金型を用いる必
要がなく、インストルメントパネル10の成形コストの
削減を図ることができる。
【0045】また、ドアモジュール14を成形するとき
に、金型50の内部でインパネ基板24がドアモジュー
ル14を成形する樹脂の流動範囲を制限しているため、
所望の形状のドアモジュール14の成形が可能である。
これと共に、インパネ基板24がドアモジュール14
(エアバッグドア基板30)の表面側を一体で覆ってい
るため、ドアモジュール14を成形する樹脂とインパネ
基板24を成形する樹脂との間で、成形時の収縮率の差
や熱線膨張率の相違があっても、インパネ基板24の表
面側に歪み等を生じさせてインストルメントパネル10
の外観品質を低下させることがない。
【0046】また、インストルメントパネル10では、
エアバッグ装置12が作動したときにエアバッグドア基
板30を容易に破断させるためのティアライン36を、
インパネ基板24ではなく、エアバッグドア基板30に
設けているため、インストルメントパネル10の表面を
滑らかにしたり、エアバッグ装置12と無関係に所望の
装飾を施すことができ、外観品質の極めて良好なインス
トルメントパネル10を形成することができる。
【0047】このように、インパネ基板24とドアモジ
ュール14を一体に成形しているインストルメントパネ
ル10では、エアバッグモジュール22を取付ける場
合、ドアモジュール14の立壁部32へモジュールケー
ス20を取り付けるだけでよい。このため、インストル
メントパネル10へのエアバッグ装置12の組み付けが
極めて容易となっている。
【0048】また、エアバッグ装置12が作動して、袋
体16が膨張するときには、ドアモジュール14の立壁
部32が、袋体16の膨張方向を制限して、袋体16が
確実にエアバッグドア基板30の中央部のエアバッグド
ア28を押圧する。また、このドアモジュール14(エ
アバッグドア基板30)として低温衝撃吸収性及び低温
引張り伸度の高い樹脂を用いているため、膨張する袋体
16によって部分的に押圧されても、この押圧力をティ
アライン36に剪断力として集中させることができるの
で、エアバッグドア28が、ティアライン36に沿って
確実に破断する。
【0049】インパネ基板24は、硬質樹脂を用いてい
るが、エアバッグドア28に対向する領域が脆弱な薄肉
部44となっているため、エアバッグドア28と一体に
確実に破断し、袋体16を確実に車室内へ展開させるこ
とができる。
【0050】なお、本実施の形態は、本発明のインスト
ルメントパネル及びインストルメントパネルの成形方法
の一例を示すものであり、本発明を限定するものではな
い。本発明のインパネ基板24を成形する樹脂として
は、種々の硬質性樹脂を用いることができ、また、ドア
モジュール14を成形する樹脂としては、低温衝撃吸収
性樹脂を用いることが好ましいが、これらに限らずイン
ストルメントパネルの形成に好ましい種々の樹脂を用い
ることができる。
【0051】また、本実施の形態では、インストルメン
トパネル10を成形するときに、金型50内にスライド
コア52を設け、段階的に型形状を変更して樹脂の2色
成形を行ったが、本発明のインストルメントパネルは、
エアバッグ装置12に対向する部分がインパネ基板24
とエアバッグドア基板30の2層構造にできれば、この
成形方法に限定するものではない。
【0052】例えば、図4(A)及び図4(B)に示す
ように、インパネ基板24を成形する金型60にコアブ
ロック62を配置して、インパネ基板24の所定の位置
に凹部42を形成する(図4(A)参照)。次に、コア
ブロック62をインパネ基板24の凹部42にドアモジ
ュール14を形成するためのコアブロック64に交換し
て、ドアモジュール14を射出成形する(図4(B)参
照)。このように、金型50とスライドコア52を用い
たときと同じ形状で、インパネ基板24とエアバッグド
ア基板30の2層構造としたインストルメントパネル1
0を成形することができれば、従来公知の成形方法を用
いることができる。
【0053】さらに、本実施の形態では、インパネ基板
24の表面を表皮26によって覆っているが、本発明の
インストルメントパネルは、表皮26等を設けていない
ものであってもよい。
【0054】図5(A)には、インパネ基板24の表面
側に表皮26を設けていないインストルメントパネル1
0Aを示している。このようなインストルメントパネル
10Aにおいもて、ドアモジュール14がインパネ基板
24の表面側に露出していないため、インパネ基板24
の材質に応じた均一な光沢及び触感が得られる。すなわ
ち、インパネ基板24を形成する樹脂を選択することに
よりインパネ基板24の表面に表皮26を設けたり塗装
を施すことなく、所望の光沢、触感のインストルメント
パネル10Aを簡単に製作することができる。
【0055】また、本実施の形態では、エアバッグドア
基板30に立壁部32を一体に設けたドアモジュール1
4をインパネ基板24へ一体に成形したが、これに限ら
ず、少なくともエアバッグドア28が設けられているエ
アバッグドア基板30を樹脂の2色成形によってインパ
ネ基板24に成形したものであればよい。
【0056】例えば、図5(B)に示すインストルメン
トパネル10Bは、インパネ基板24の凹部42にエア
バッグドア基板30のみを一体に成形している。このよ
うに形成したインストルメントパネル10Bにおいて
も、インパネ基板24とエアバッグドア基板30とを形
成する樹脂の間で、成形時の収縮率、熱線膨張率に相違
があっても、表面の仕上がりが損ねられることがない。
【0057】この場合、インパネ基板24にエアバッグ
モジュール22を取付ける立壁部32Aを形成するよう
にしてもよい。これにより、インストルメントパネル1
0Bへのエアバッグ装置12の組み付けを容易にするこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明では、インス
トルメントパネル基板によってエアバッグドア基板を覆
う2層構造としているので、成形収縮率の差や熱線膨張
率の相違等によって、インストルメントパネルの表面に
歪み等の成形不良を生じさせることなく、また、エアバ
ッグ装置を取付けるためのティアライン等が凹凸となっ
て現れることがなく、外観品質の向上が可能となる。ま
た、本発明では、インストルメントパネル基板を硬質樹
脂によって形成しても、袋体を確実に車室内へ展開させ
ることができ、エアバッグ装置の組み付けも極めて容易
となる。
【0059】さらに、本発明では、成形時に段階的に金
型を変更するときにスライドコアを用いているため、樹
脂の2色成形を簡単に行うことができ、外観品質を向上
させたインストルメントパネルを低コストで製作するこ
とができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のインストルメントパネルの外観を示す概
略斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿ったインストルメントパネ
ルの概略拡大断面図である。
【図3】(A)から(D)のそれぞれは、インストルメ
ントパネルの成形作業の流れを示す金型及びインストル
メントパネルの概略断面図であり、(A)はインストル
メントパネルを成形する金型を示し、(B)はインスト
ルメントパネル基板の成形時を示し、(C)はエアバッ
グドアモジュールの成形に先立ってスライドコアを退避
させた状態を示し、(D)はエアバッグドアモジュール
の成形時を示している。
【図4】(A)及び(B)は図3とは異なる金型を用い
たインストルメントパネルの成形作業の一部を示すイン
ストルメントパネルと金型の概略断面図であり、(A)
はパネル基板の成形時を示し、(B)はエアバッグドア
モジュールの成形時をそれぞれ示している。
【図5】本発明を適用したインストルメントパネルの他
の一例を示す概略断面図である。
【図6】(A)は、樹脂の2色成形によるインストルメ
ントパネルを示す概略断面図、(B)は樹脂の2色成形
によって歪みが生じたインストルメントパネルを示す概
略断面図である。
【符号の説明】
10、10A、10B インストルメントパネル 12 エアバッグ装置 14 ドアモジュール 16 袋体 22 エアバッグモジュール 24 インストルメントパネル基板(インパネ基板) 28 エアバッグドア 30 エアバッグドア基板 32A 取付け部 36 ティアライン 42 凹部 44 薄肉部 50、60 金型 52 スライドコア 62、64 コアブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体を膨張させて車室内に展開させるエ
    アバッグ装置を内蔵するインストルメントパネルであっ
    て、 樹脂成形によって前記車室内と反対側の面の前記エアバ
    ッグ装置に対向する位置に周囲の肉厚よりも薄肉とする
    凹部が形成されたインストルメントパネル基板と、 前記インストルメントパネル基板の凹部に一体成形され
    前記袋体が膨張したときに袋体が車室内へ展開可能に破
    断するエアバッグドアが設けられたエアバッグドア基板
    と、 を有することを特徴とするインストルメントパネル。
  2. 【請求項2】 前記インストルメントパネル基板が硬質
    樹脂によって成形され、前記エアバッグドア基板が低温
    衝撃吸収性及び低温引張り伸度の高い樹脂によって成形
    されていることを特徴とする請求項1に記載のインスト
    ルメントパネル。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグドア基板は前記エアバッ
    グ装置を取り付ける取付け部が一体に成形されたエアバ
    ッグドアモジュールであることを特徴とする請求項2に
    記載のインストルメントパネル。
  4. 【請求項4】 袋体を膨張させて車室内に展開させるエ
    アバッグ装置を内蔵するインストルメントパネルの成形
    方法であって、前記車室内と反対側の面の前記エアバッ
    グ装置に対向する位置に周囲の肉厚よりも薄肉とする凹
    部に合わせてスライドコアを配置した金型によってイン
    ストルメントパネル基板を樹脂成形した後、前記スライ
    ドコアを移動させ、前記金型内の前記インストルメント
    パネル基板の凹部に合わせて、前記袋体が車室内へ展開
    可能に破断するエアバッグドアを設けるエアバッグドア
    基板の形状に応じた空間を形成し、該空間内に前記エア
    バッグドア基板を射出成形してインストルメントパネル
    を成形することを特徴とするインストルメントパネルの
    成形方法。
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