JPH09218662A - 自発光画像表示パネルの駆動方法 - Google Patents
自発光画像表示パネルの駆動方法Info
- Publication number
- JPH09218662A JPH09218662A JP8027087A JP2708796A JPH09218662A JP H09218662 A JPH09218662 A JP H09218662A JP 8027087 A JP8027087 A JP 8027087A JP 2708796 A JP2708796 A JP 2708796A JP H09218662 A JPH09218662 A JP H09218662A
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- JP
- Japan
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- divided
- subfield
- subfields
- field
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- Pending
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偽輪郭の発生を抑制することの出来る発光表
示パネルの駆動方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 画素データのビット桁の重みづけが最も
大なる第N番サブフィールドを2n個の第N番分割サブ
フィールドに分割し、第(N−1)番サブフィールドを
2n個の第(N−1)番分割サブフィールドに分割し、
第(N−2)番サブフィールドをn個の第(N−2)番
分割サブフィールドに分割し、第(N−3)番サブフィ
ールドをn個の第(N−3)番分割サブフィールドに分
割し、上記第N番分割サブフィールド及び第(N−1)
番分割サブフィールドが互いに隣接して配列されてなる
分割サブフィールド対の2つと、第(N−2)番分割サ
ブフィールド及び第(N−3)番分割サブフィールドが
互いに隣接して配列されてなる分割サブフィールド対の
1つとが互いに隣接して各フィールドを構成する。
示パネルの駆動方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 画素データのビット桁の重みづけが最も
大なる第N番サブフィールドを2n個の第N番分割サブ
フィールドに分割し、第(N−1)番サブフィールドを
2n個の第(N−1)番分割サブフィールドに分割し、
第(N−2)番サブフィールドをn個の第(N−2)番
分割サブフィールドに分割し、第(N−3)番サブフィ
ールドをn個の第(N−3)番分割サブフィールドに分
割し、上記第N番分割サブフィールド及び第(N−1)
番分割サブフィールドが互いに隣接して配列されてなる
分割サブフィールド対の2つと、第(N−2)番分割サ
ブフィールド及び第(N−3)番分割サブフィールドが
互いに隣接して配列されてなる分割サブフィールド対の
1つとが互いに隣接して各フィールドを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル、ELパネル等の自発光画像表示パネルの駆
動方法に関する。
レイパネル、ELパネル等の自発光画像表示パネルの駆
動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自発画像表示パネルとして、例えば、プ
ラズマディスプレイは放電現象を利用しているために、
発光量の制御を連続的に行う事が出来ない。そのため発
光をパルスで行い、そのパルス数、すなわち発光の頻度
で明るさを表現する。視覚的には単位時間当りの発光回
数すなわち発光頻度が高いほど明るく見えるので、これ
によって階調が表現できるのである。
ラズマディスプレイは放電現象を利用しているために、
発光量の制御を連続的に行う事が出来ない。そのため発
光をパルスで行い、そのパルス数、すなわち発光の頻度
で明るさを表現する。視覚的には単位時間当りの発光回
数すなわち発光頻度が高いほど明るく見えるので、これ
によって階調が表現できるのである。
【0003】プラズマディスプレイでは自然画像を表現
するのにサブフィールド法と言う方法を用いる。これは
ディジタル化した映像信号データを各画素単位で点順次
に表示するのではなく、画素毎の各ビットの重みがビッ
トプレーン単位で面順次に繰り返し表示することで階調
を表現する点である。各画素毎に映像信号データを8ビ
ットでディジタル化して、輝度成分に対応して重みづけ
された画素データビットD8,D7,……D1を生成す
る。この際、高輝度成分のビットから順にD8,D7,
……D1となる。
するのにサブフィールド法と言う方法を用いる。これは
ディジタル化した映像信号データを各画素単位で点順次
に表示するのではなく、画素毎の各ビットの重みがビッ
トプレーン単位で面順次に繰り返し表示することで階調
を表現する点である。各画素毎に映像信号データを8ビ
ットでディジタル化して、輝度成分に対応して重みづけ
された画素データビットD8,D7,……D1を生成す
る。この際、高輝度成分のビットから順にD8,D7,
……D1となる。
【0004】ここで、図1(A)に示す如く、1フィー
ルドを8つのサブフィールドSF8〜SF1に分割し
て、各サブフィールドに夫々画素データビットD8,D
7,……D1を割り当て、各サブフィールド毎に、割り
当てられた画素データビットに応じた発光を実行する。
この場合は一枚の画像を完結するのにD8用の画面、D
7用の画面……最後にD1用の画面と合計8回の面順次
走査が必要となる。
ルドを8つのサブフィールドSF8〜SF1に分割し
て、各サブフィールドに夫々画素データビットD8,D
7,……D1を割り当て、各サブフィールド毎に、割り
当てられた画素データビットに応じた発光を実行する。
この場合は一枚の画像を完結するのにD8用の画面、D
7用の画面……最後にD1用の画面と合計8回の面順次
走査が必要となる。
【0005】例えば、サブフィールドSF8に対応する
画素データビットD8の値が論理“1”すなわち発光論
理値であったとするとその画素は、かかるサブフィール
ドSF8において128回発光する。又、かかる画素デ
ータビットD8の値が“0”すなわち消光論理値のとき
はサブフィールドSF8による発光は実行されない。同
様に、サブフィールドSF7に対応する画素データビッ
トD7の値が論理“1”すなわち発光論理値であったと
するとその画素は、かかるサブフィールドSF7におい
て64回発光するが、“0”の画素は発光しない。
画素データビットD8の値が論理“1”すなわち発光論
理値であったとするとその画素は、かかるサブフィール
ドSF8において128回発光する。又、かかる画素デ
ータビットD8の値が“0”すなわち消光論理値のとき
はサブフィールドSF8による発光は実行されない。同
様に、サブフィールドSF7に対応する画素データビッ
トD7の値が論理“1”すなわち発光論理値であったと
するとその画素は、かかるサブフィールドSF7におい
て64回発光するが、“0”の画素は発光しない。
【0006】この様に発光回数は、図1(B)に示した
如く、順に128,64,32,16,8,4,2,1
となる。全部で8回の面順次走査を行うと、各画素は8
回のサブフィールドでパルス点灯した数の合計に相当し
た明るさで視覚的に認識される。即ちゼロから255ま
での任意の階調が表現できるのである。図1(C)は、
8ビットの単位画素データ(1,1,1,1,1,1,
1,1),(1,0,0,0,0,0,0,0)及び
(0,0,0,0,0,0,0,1)の各々に対応した
各サブフィールド期間内の発光期間を示している。
如く、順に128,64,32,16,8,4,2,1
となる。全部で8回の面順次走査を行うと、各画素は8
回のサブフィールドでパルス点灯した数の合計に相当し
た明るさで視覚的に認識される。即ちゼロから255ま
での任意の階調が表現できるのである。図1(C)は、
8ビットの単位画素データ(1,1,1,1,1,1,
1,1),(1,0,0,0,0,0,0,0)及び
(0,0,0,0,0,0,0,1)の各々に対応した
各サブフィールド期間内の発光期間を示している。
【0007】ところで、上記サブフィールド法は、1と
0の二つの階調しか表現できない単階調ディスプレイで
も多階調表現が出来る技術として優れた方法であるが、
「偽輪郭」という画質上の問題を解決する必要に迫られ
ている。偽輪郭発生現象は視覚の特性から来るもので、
平坦な映像でその信号レベルが上記の128,64,3
2,16など、2のn乗境界を横切る付近に沿って、あ
たかも階調が失われた映像のような縞状の偽輪郭が視認
される現象である。特に平坦な物体が動いたときに顕著
に認められる。しかし、画像が完全に静止している場
合、すなわち映像のメモリーに蓄積した静止画像を表示
した場合には偽輪郭は感知されない。映像の動きのある
部分で且つ上記レベルの周辺でのみ感知されるのが偽輪
郭の特徴である。又、静止していても画像信号に含まれ
るノイズによって信号レベルに揺らぎがある場合は動き
のある場合と同じように上記レベル周辺で偽輪郭が感知
されるのである。
0の二つの階調しか表現できない単階調ディスプレイで
も多階調表現が出来る技術として優れた方法であるが、
「偽輪郭」という画質上の問題を解決する必要に迫られ
ている。偽輪郭発生現象は視覚の特性から来るもので、
平坦な映像でその信号レベルが上記の128,64,3
2,16など、2のn乗境界を横切る付近に沿って、あ
たかも階調が失われた映像のような縞状の偽輪郭が視認
される現象である。特に平坦な物体が動いたときに顕著
に認められる。しかし、画像が完全に静止している場
合、すなわち映像のメモリーに蓄積した静止画像を表示
した場合には偽輪郭は感知されない。映像の動きのある
部分で且つ上記レベルの周辺でのみ感知されるのが偽輪
郭の特徴である。又、静止していても画像信号に含まれ
るノイズによって信号レベルに揺らぎがある場合は動き
のある場合と同じように上記レベル周辺で偽輪郭が感知
されるのである。
【0008】サブフィールド法による階調表現方式で偽
輪郭が何故発生するかについて図2を用いて説明する。
図2のnフィールドにおいては、第j+1列から右方の
部分の画素が“10000000”以上の明るさであ
り、しかも第j列から左方の部分の画素が“01111
111”以下の明るさである。そしてこの映像は1フィ
ールド当り3列(3画素)の速度で画面左方に移動して
いる。これに伴って、その連続部分(“0111111
1”以下の明るさの画素と“10000000”以上の
明るさの画素の境界部分)もn+1フィールドでは第j
−3列目、n+2フィールドでは第j−6列目、n+3
フィールドでは第j−9列目と移動する。
輪郭が何故発生するかについて図2を用いて説明する。
図2のnフィールドにおいては、第j+1列から右方の
部分の画素が“10000000”以上の明るさであ
り、しかも第j列から左方の部分の画素が“01111
111”以下の明るさである。そしてこの映像は1フィ
ールド当り3列(3画素)の速度で画面左方に移動して
いる。これに伴って、その連続部分(“0111111
1”以下の明るさの画素と“10000000”以上の
明るさの画素の境界部分)もn+1フィールドでは第j
−3列目、n+2フィールドでは第j−6列目、n+3
フィールドでは第j−9列目と移動する。
【0009】ここで、nフィールドでは第j+1列から
右方の列において垂直走査期間の後半時期に発光期間
(D8)が設けられる一方、第j列から左方の列におい
て垂直走査期間の前半時期に発光期間(D7,D6,D
5)が設けられる。続いて、n+1フィールドでは、第
j−2列から右方の列において垂直走査期間の後半時期
に発光期間(D8)が設けられる一方、第j−3列から
左方の列において垂直走査期間の前半時期に発光期間
(D7,D6,D5)が設けられる。続いて、n+2フ
ィールドでは、第j−5列から右方の列において垂直走
査期間の後半時期に発光期間(D8)が設けられる一
方、第j−6列から左方の列において垂直走査期間の前
半時期に発光期間(D7,D6,D5)が設けられる。
続いて、n+3フィールドでは、第j−8列から右方の
列において垂直走査期間の後半時期に発光期間(D8)
が設けられる一方、第j−9列から左方の列において垂
直走査期間の前半時期に発光期間(D7,D6,D5)
が設けられる。
右方の列において垂直走査期間の後半時期に発光期間
(D8)が設けられる一方、第j列から左方の列におい
て垂直走査期間の前半時期に発光期間(D7,D6,D
5)が設けられる。続いて、n+1フィールドでは、第
j−2列から右方の列において垂直走査期間の後半時期
に発光期間(D8)が設けられる一方、第j−3列から
左方の列において垂直走査期間の前半時期に発光期間
(D7,D6,D5)が設けられる。続いて、n+2フ
ィールドでは、第j−5列から右方の列において垂直走
査期間の後半時期に発光期間(D8)が設けられる一
方、第j−6列から左方の列において垂直走査期間の前
半時期に発光期間(D7,D6,D5)が設けられる。
続いて、n+3フィールドでは、第j−8列から右方の
列において垂直走査期間の後半時期に発光期間(D8)
が設けられる一方、第j−9列から左方の列において垂
直走査期間の前半時期に発光期間(D7,D6,D5)
が設けられる。
【0010】そこで、nフィールドとn+1フィールド
との間では第j列から第j−2列に亘って、n+1フィ
ールドとn+2フィールドとの間では第j−3列から第
j−5列に亘って、又、n+2フィールドとn+3フィ
ールドとの間では第j−6列から第j−8列に亘って帯
状に移動する非発光期間が生じる。従って、かかる画面
上において、視線を図2中の矢印Sの如く移動させてい
くと、nフィールドでの第j列、n+1フィールドでの
第j−3列、n+2フィールドでの第j−6列、n+3
フィールドでの第j−9列の各部分において生じてい
る”隙間”(破線領域Pにて示す)を順次、追って見る
ことになる。よって、かかる部分に集中して黒い線とし
ての偽輪郭が強く視認されてしまうのである。これが動
きによる偽輪郭である。動きの方向が逆になると白い線
として視認される。また、サブフィールドの並び順を時
間的に逆にしても白い線として視認される。
との間では第j列から第j−2列に亘って、n+1フィ
ールドとn+2フィールドとの間では第j−3列から第
j−5列に亘って、又、n+2フィールドとn+3フィ
ールドとの間では第j−6列から第j−8列に亘って帯
状に移動する非発光期間が生じる。従って、かかる画面
上において、視線を図2中の矢印Sの如く移動させてい
くと、nフィールドでの第j列、n+1フィールドでの
第j−3列、n+2フィールドでの第j−6列、n+3
フィールドでの第j−9列の各部分において生じてい
る”隙間”(破線領域Pにて示す)を順次、追って見る
ことになる。よって、かかる部分に集中して黒い線とし
ての偽輪郭が強く視認されてしまうのである。これが動
きによる偽輪郭である。動きの方向が逆になると白い線
として視認される。また、サブフィールドの並び順を時
間的に逆にしても白い線として視認される。
【0011】ここで、かかる偽輪郭発生現象を回避する
ことを目的とした技術が既に特開平第4−211294号公報
によって知られている。かかる技術においては、サブフ
ィールドの並び順を入れ替えることにより偽輪郭の発生
を防止しようとするものである。例えば、最上位ビット
に対応するサブフィールドの前後に、それより下位のビ
ットに対応するサブフィールドを夫々配置することによ
り、特に最上位ビットのレベルでの輝度変化を少なくさ
せて、偽輪郭の発生を抑えているのである。
ことを目的とした技術が既に特開平第4−211294号公報
によって知られている。かかる技術においては、サブフ
ィールドの並び順を入れ替えることにより偽輪郭の発生
を防止しようとするものである。例えば、最上位ビット
に対応するサブフィールドの前後に、それより下位のビ
ットに対応するサブフィールドを夫々配置することによ
り、特に最上位ビットのレベルでの輝度変化を少なくさ
せて、偽輪郭の発生を抑えているのである。
【0012】しかしながら、本願発明者による実験によ
れば、最上位ビットのレベルのみならず、それより下位
のビットに対応するサブフィールドの輝度変化が生じた
場合にも偽輪郭が視認されることが判明した。よって、
上記従来例によっても偽輪郭の防止は十分ではないこと
が確認された。
れば、最上位ビットのレベルのみならず、それより下位
のビットに対応するサブフィールドの輝度変化が生じた
場合にも偽輪郭が視認されることが判明した。よって、
上記従来例によっても偽輪郭の防止は十分ではないこと
が確認された。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、偽輪郭の発生を十分に抑制することの出来る発光表
示パネルの駆動方法を提供することである。
は、偽輪郭の発生を十分に抑制することの出来る発光表
示パネルの駆動方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による自発光表示パネルの駆動方法にお
いては、各々がビデオ信号の各フィールドの画素毎の輝
度に応じたN(Nは自然数)ビットの画素データの各ビ
ット桁の重みづけに対応した時間だけ発光を行う複数の
サブフィールドにて1フィールド分の発光表示を行う自
発光画像表示パネルの駆動方法であって、前記サブフィ
ールドの内、前記ビット桁の重みづけが最も大なる第N
番サブフィールドを2n(nは2以上の自然数)個の第
N番分割サブフィールドに分割し、前記第N番サブフィ
ールドの次に重みづけが大なる第(N−1)番サブフィ
ールドを2n個の第(N−1)番分割サブフィールドに
分割し、前記第(N−1)番サブフィールドの次に重み
づけが大なる第(N−2)番サブフィールドをn個の第
(N−2)番分割サブフィールドに分割し、前記第(N
−2)番サブフィールドの次に重みづけが大なる第(N
−3)番サブフィールドをn個の第(N−3)番分割サ
ブフィールドに分割し、前記第N番分割サブフィールド
及び前記第(N−1)番分割サブフィールドが互いに隣
接して配列されてなる第1分割サブフィールド対の2つ
と、前記第(N−2)番分割サブフィールド及び前記第
(N−3)番分割サブフィールドが互いに隣接して配列
されてなる第2分割サブフィールド対の1つとを互いに
隣接して配列して各フィールドを構成する。
ために、本発明による自発光表示パネルの駆動方法にお
いては、各々がビデオ信号の各フィールドの画素毎の輝
度に応じたN(Nは自然数)ビットの画素データの各ビ
ット桁の重みづけに対応した時間だけ発光を行う複数の
サブフィールドにて1フィールド分の発光表示を行う自
発光画像表示パネルの駆動方法であって、前記サブフィ
ールドの内、前記ビット桁の重みづけが最も大なる第N
番サブフィールドを2n(nは2以上の自然数)個の第
N番分割サブフィールドに分割し、前記第N番サブフィ
ールドの次に重みづけが大なる第(N−1)番サブフィ
ールドを2n個の第(N−1)番分割サブフィールドに
分割し、前記第(N−1)番サブフィールドの次に重み
づけが大なる第(N−2)番サブフィールドをn個の第
(N−2)番分割サブフィールドに分割し、前記第(N
−2)番サブフィールドの次に重みづけが大なる第(N
−3)番サブフィールドをn個の第(N−3)番分割サ
ブフィールドに分割し、前記第N番分割サブフィールド
及び前記第(N−1)番分割サブフィールドが互いに隣
接して配列されてなる第1分割サブフィールド対の2つ
と、前記第(N−2)番分割サブフィールド及び前記第
(N−3)番分割サブフィールドが互いに隣接して配列
されてなる第2分割サブフィールド対の1つとを互いに
隣接して配列して各フィールドを構成する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図3以下
の図面を参照しつつ説明する。図3において、ビデオ信
号処理回路1は、供給された複合ビデオ信号から赤色映
像成分に対応したRビデオ信号、緑色映像成分に対応し
たGビデオ信号、及び青色映像成分に対応したBビデオ
信号を夫々分離抽出して、これらをA/D変換器3に供
給する。同期分離回路5は、かかる複合ビデオ信号中か
ら水平及び垂直同期信号を抽出してこれらをタイミング
パルス発生回路6に供給する。タイミングパルス発生回
路6は、これら水平及び垂直同期信号に基づいた種々の
タイミングパルスを発生する。A/D変換器3は、タイ
ミングパルス発生回路6から供給されたタイミングパル
スに同期して、上記Rビデオ信号、Gビデオ信号及びB
ビデオ信号各々を1画素毎に対応した単位画素データか
らなる8ビットの画素データに変換してこれを順次フレ
ームメモリ8に供給する。
の図面を参照しつつ説明する。図3において、ビデオ信
号処理回路1は、供給された複合ビデオ信号から赤色映
像成分に対応したRビデオ信号、緑色映像成分に対応し
たGビデオ信号、及び青色映像成分に対応したBビデオ
信号を夫々分離抽出して、これらをA/D変換器3に供
給する。同期分離回路5は、かかる複合ビデオ信号中か
ら水平及び垂直同期信号を抽出してこれらをタイミング
パルス発生回路6に供給する。タイミングパルス発生回
路6は、これら水平及び垂直同期信号に基づいた種々の
タイミングパルスを発生する。A/D変換器3は、タイ
ミングパルス発生回路6から供給されたタイミングパル
スに同期して、上記Rビデオ信号、Gビデオ信号及びB
ビデオ信号各々を1画素毎に対応した単位画素データか
らなる8ビットの画素データに変換してこれを順次フレ
ームメモリ8に供給する。
【0016】書込・読出パルス発生回路20は、タイミ
ングパルス発生回路6から供給されたタイミングパルス
に応じて書込パルス及び読出パルス各々を発生してこれ
らをメモリ制御回路9に供給すると共に、かかる読出パ
ルスをメモリ制御回路9、出力装置10、及び書込・消
去制御回路21各々に供給する。メモリ制御回路9は、
かかる書込パルス及び読出パルス各々に同期したメモリ
書込信号及びメモリ読出信号を生成してフレームメモリ
8に供給する。フレームメモリ8は、かかるメモリ書込
信号に応じて、上記A/D変換器3から供給されてくる
8ビット画素データを順次取り込む。又、フレームメモ
リ8は、かかるメモリ読出信号に応じて、このフレーム
メモリ8内に記憶されている画素データを順次読み出し
て次段の出力装置10へ供給する。
ングパルス発生回路6から供給されたタイミングパルス
に応じて書込パルス及び読出パルス各々を発生してこれ
らをメモリ制御回路9に供給すると共に、かかる読出パ
ルスをメモリ制御回路9、出力装置10、及び書込・消
去制御回路21各々に供給する。メモリ制御回路9は、
かかる書込パルス及び読出パルス各々に同期したメモリ
書込信号及びメモリ読出信号を生成してフレームメモリ
8に供給する。フレームメモリ8は、かかるメモリ書込
信号に応じて、上記A/D変換器3から供給されてくる
8ビット画素データを順次取り込む。又、フレームメモ
リ8は、かかるメモリ読出信号に応じて、このフレーム
メモリ8内に記憶されている画素データを順次読み出し
て次段の出力装置10へ供給する。
【0017】書込・消去制御回路21は、上記書込・読
出パルス発生回路20から供給された読出パルスに同期
したタイミングにて、後述するリセットパルス、走査パ
ルス、維持パルス、及び消去パルス各々を発生せしめる
べきタイミング信号を発生してこれらを行電極駆動パル
ス発生回路11に供給する。行電極駆動パルス発生回路
11は、書込・消去制御回路21から供給された各タイ
ミング信号に応答して、残留電荷量を初期状態にするた
めのリセットパルス、画素データを書き込むための走査
パルス、放電発光状態を維持するための維持パルス、放
電発光を停止させるための消去パルスを夫々発生してP
DP(プラズマディスプレイパネル)12の行電極Y
1,Y2,Y3…Yn-1,Yn及びX1,X2,X3…Xn-1,
Xnに供給する。
出パルス発生回路20から供給された読出パルスに同期
したタイミングにて、後述するリセットパルス、走査パ
ルス、維持パルス、及び消去パルス各々を発生せしめる
べきタイミング信号を発生してこれらを行電極駆動パル
ス発生回路11に供給する。行電極駆動パルス発生回路
11は、書込・消去制御回路21から供給された各タイ
ミング信号に応答して、残留電荷量を初期状態にするた
めのリセットパルス、画素データを書き込むための走査
パルス、放電発光状態を維持するための維持パルス、放
電発光を停止させるための消去パルスを夫々発生してP
DP(プラズマディスプレイパネル)12の行電極Y
1,Y2,Y3…Yn-1,Yn及びX1,X2,X3…Xn-1,
Xnに供給する。
【0018】出力装置10は、フレームメモリ8から供
給されてくる画素データから、その輝度成分の大きさに
対応して重みづけされた画素データビットD8、D7…
D1各々を分離抽出し、これらを画素データパルス発生
回路13に供給する。この際、画素データビットD8は
最高輝度成分に対応したものであり、このビット桁が下
がるほど高輝度成分が低くなる。かかる画素データビッ
トD1〜画素データビットD8各々に対応している輝度
成分比は、
給されてくる画素データから、その輝度成分の大きさに
対応して重みづけされた画素データビットD8、D7…
D1各々を分離抽出し、これらを画素データパルス発生
回路13に供給する。この際、画素データビットD8は
最高輝度成分に対応したものであり、このビット桁が下
がるほど高輝度成分が低くなる。かかる画素データビッ
トD1〜画素データビットD8各々に対応している輝度
成分比は、
【数1】{ D1:D2:D3:D4:D5:D6:D7:D8 }= { 1:2:4:8:
16:32:64:128 } である。
16:32:64:128 } である。
【0019】画素データパルス発生回路13は、出力装
置10から供給されてくる画素データビットの論理
「1」又は「0」夫々に対応した電圧値を有する画素デ
ータパルスを発生してこれを列電極D1,D2,D3…Dm
-1,Dmへ印加する。かかる列電極及び行電極各々の交
差部分にて1画素を形成している。ここで、かかる画素
データパルスが列電極に印加されている間に、行電極駆
動パルス発生回路11から走査パルスが行電極に印加さ
れると発光が生じこの印加された画素データパルスに対
応した電荷がPDP12に書き込まれる。その後、行電
極駆動パルス発生回路11から維持パルスが印加される
と、この維持パルスが印加されるパルス数に応じた時間
だけ上記の発光状態が維持される。視覚上においては、
この発光状態が維持されている時間、すなわち維持発光
時間に応じた輝度が感じられるのである。
置10から供給されてくる画素データビットの論理
「1」又は「0」夫々に対応した電圧値を有する画素デ
ータパルスを発生してこれを列電極D1,D2,D3…Dm
-1,Dmへ印加する。かかる列電極及び行電極各々の交
差部分にて1画素を形成している。ここで、かかる画素
データパルスが列電極に印加されている間に、行電極駆
動パルス発生回路11から走査パルスが行電極に印加さ
れると発光が生じこの印加された画素データパルスに対
応した電荷がPDP12に書き込まれる。その後、行電
極駆動パルス発生回路11から維持パルスが印加される
と、この維持パルスが印加されるパルス数に応じた時間
だけ上記の発光状態が維持される。視覚上においては、
この発光状態が維持されている時間、すなわち維持発光
時間に応じた輝度が感じられるのである。
【0020】上記の如き各データビット毎に対応した輝
度を得る為に、行電極駆動パルス発生回路11は、画素
データビットD1に基づいた発光を実行する際には、維
持パルスを1つだけ行電極に印加する(サブフィールド
SF1)。又、画素データビットD2に基づいた発光を
実行する際には、維持パルスを2つ連続して行電極に印
加する(サブフィールドSF2)。又、行電極駆動パル
ス発生回路11は、画素データビットD3に基づいた発
光を実行する際には、維持パルスを4つ連続して行電極
に印加する(サブフィールドSF3)。又、画素データ
ビットD4に基づいた発光を実行する際には、維持パル
スを8つ連続して行電極に印加する(サブフィールドS
F4)。
度を得る為に、行電極駆動パルス発生回路11は、画素
データビットD1に基づいた発光を実行する際には、維
持パルスを1つだけ行電極に印加する(サブフィールド
SF1)。又、画素データビットD2に基づいた発光を
実行する際には、維持パルスを2つ連続して行電極に印
加する(サブフィールドSF2)。又、行電極駆動パル
ス発生回路11は、画素データビットD3に基づいた発
光を実行する際には、維持パルスを4つ連続して行電極
に印加する(サブフィールドSF3)。又、画素データ
ビットD4に基づいた発光を実行する際には、維持パル
スを8つ連続して行電極に印加する(サブフィールドS
F4)。
【0021】又、画素データビットD5に基づいた発光
を実行する際には、1フィールド期間内において維持パ
ルスを16個だけ行電極に印加する(サブフィールドS
F5)。又、行電極駆動パルス発生回路11は、画素デ
ータビットD6に基づいた発光を実行する際には、1フ
ィールド期間内において維維持パルスを32個だけ行電
極に印加する(サブフィールドSF6)。又、画素デー
タビットD7に基づいた発光を実行する際には、1フィ
ールド期間内において維持パルスを64個だけ行電極に
印加する(サブフィールドSF7)。又、画素データビ
ットD8に基づいた発光を実行する際には、1フィール
ド期間内において維持パルスを128個だけ行電極に印
加する(サブフィールドSF8)。この際、かかる維持
パルスの数は、各サブフィールドの発光時間に対応した
ものである。
を実行する際には、1フィールド期間内において維持パ
ルスを16個だけ行電極に印加する(サブフィールドS
F5)。又、行電極駆動パルス発生回路11は、画素デ
ータビットD6に基づいた発光を実行する際には、1フ
ィールド期間内において維維持パルスを32個だけ行電
極に印加する(サブフィールドSF6)。又、画素デー
タビットD7に基づいた発光を実行する際には、1フィ
ールド期間内において維持パルスを64個だけ行電極に
印加する(サブフィールドSF7)。又、画素データビ
ットD8に基づいた発光を実行する際には、1フィール
ド期間内において維持パルスを128個だけ行電極に印
加する(サブフィールドSF8)。この際、かかる維持
パルスの数は、各サブフィールドの発光時間に対応した
ものである。
【0022】ここで、本発明においては、1フィールド
内において、上記サブフィールドSF8を分割サブフィ
ールドDSF81〜DSF84に4分割して配置する。よ
って、分割サブフィールドDSF81〜DSF84各々が
受け持つ維持発光回数は32となる。又、1フィールド
内において、上記サブフィールドSF7を分割サブフィ
ールドDSF71〜DSF74に4分割して配置する。よ
って、分割サブフィールドDSF71〜DSF74各々が
受け持つ維持発光回数は16となる。更に、1フィール
ド内において、上記サブフィールドSF6を分割サブフ
ィールドDSF61及びDSF62に2分割して配置す
る。よって、分割サブフィールドDSF6 1及びDSF
62各々が受け持つ維持発光回数は16となる。更に、
1フィールド内において、上記サブフィールドSF5を
分割サブフィールドDSF51及びDSF52に2分割し
て配置する。よって、分割サブフィールドDSF51及
びDSF52各々が受け持つ維持発光回数は8となる。
内において、上記サブフィールドSF8を分割サブフィ
ールドDSF81〜DSF84に4分割して配置する。よ
って、分割サブフィールドDSF81〜DSF84各々が
受け持つ維持発光回数は32となる。又、1フィールド
内において、上記サブフィールドSF7を分割サブフィ
ールドDSF71〜DSF74に4分割して配置する。よ
って、分割サブフィールドDSF71〜DSF74各々が
受け持つ維持発光回数は16となる。更に、1フィール
ド内において、上記サブフィールドSF6を分割サブフ
ィールドDSF61及びDSF62に2分割して配置す
る。よって、分割サブフィールドDSF6 1及びDSF
62各々が受け持つ維持発光回数は16となる。更に、
1フィールド内において、上記サブフィールドSF5を
分割サブフィールドDSF51及びDSF52に2分割し
て配置する。よって、分割サブフィールドDSF51及
びDSF52各々が受け持つ維持発光回数は8となる。
【0023】図4は、これら分割サブフィールドDSF
5〜DSF8及びサブフィールドSF1〜SF4が配列
されてなる1フィールド期間中の駆動フォーマットを示
す図である。尚、図4中において各サブフィールド毎に
示されているWは、各サブフィールド内で印加される維
持パルスの数に対応した発光時間を示すものである。
5〜DSF8及びサブフィールドSF1〜SF4が配列
されてなる1フィールド期間中の駆動フォーマットを示
す図である。尚、図4中において各サブフィールド毎に
示されているWは、各サブフィールド内で印加される維
持パルスの数に対応した発光時間を示すものである。
【0024】かかる図4に示されるが如く、サブフィー
ルドSF1〜SF8の内、画素データビットの重みづけ
が大なるサブフィールドSF5〜SF8に関しては、1
フィールド期間内において更に分割して配置されてい
る。つまり、上述したように、サブフィールドSF8に
よる発光は1フィールド期間中にW=128なる時間に
亘り実施する必要があるが、本発明においては、これを
図4に示されるが如く、各々がW=32の時間に亘って
発光を行う分割サブフィールドDSF81〜DSF84に
て4分割しているのである。同様に、サブフィールドS
F7による発光についても、1フィールド期間中にW=
64なる時間に亘り実施する必要があるが、これを図4
に示されるが如く、各々がW=16の時間に亘って発光
を行う分割サブフィールドDSF71〜DSF74にて4
分割しているのである。更に、サブフィールドSF6に
よる発光についても、1フィールド期間中にW=32な
る時間に亘り実施する必要があるが、これを図4に示さ
れるように、各々がW=16の時間に亘って発光を行う
という分割サブフィールドDSF61及びDSF62にて
2分割している。更に、サブフィールドSF5による発
光も、1フィールド期間中にW=16なる時間に亘って
実施する必要があるが、これを図4に示されるように、
各々がW=8の時間に亘って発光を行うという分割サブ
フィールドDSF51及びDSF52にて2分割している
のである。
ルドSF1〜SF8の内、画素データビットの重みづけ
が大なるサブフィールドSF5〜SF8に関しては、1
フィールド期間内において更に分割して配置されてい
る。つまり、上述したように、サブフィールドSF8に
よる発光は1フィールド期間中にW=128なる時間に
亘り実施する必要があるが、本発明においては、これを
図4に示されるが如く、各々がW=32の時間に亘って
発光を行う分割サブフィールドDSF81〜DSF84に
て4分割しているのである。同様に、サブフィールドS
F7による発光についても、1フィールド期間中にW=
64なる時間に亘り実施する必要があるが、これを図4
に示されるが如く、各々がW=16の時間に亘って発光
を行う分割サブフィールドDSF71〜DSF74にて4
分割しているのである。更に、サブフィールドSF6に
よる発光についても、1フィールド期間中にW=32な
る時間に亘り実施する必要があるが、これを図4に示さ
れるように、各々がW=16の時間に亘って発光を行う
という分割サブフィールドDSF61及びDSF62にて
2分割している。更に、サブフィールドSF5による発
光も、1フィールド期間中にW=16なる時間に亘って
実施する必要があるが、これを図4に示されるように、
各々がW=8の時間に亘って発光を行うという分割サブ
フィールドDSF51及びDSF52にて2分割している
のである。
【0025】更に、本発明においては、かかる図4に示
されるように、1フィールド内においては、分割サブフ
ィールドDSF7及び分割サブフィールドDSF8を互
いに隣接配列して分割サブフィールド対を形成させる。
同様に、分割サブフィールドDSF5及び分割サブフィ
ールドDSF6も互いに隣接配列して分割サブフィール
ド対を形成させる。
されるように、1フィールド内においては、分割サブフ
ィールドDSF7及び分割サブフィールドDSF8を互
いに隣接配列して分割サブフィールド対を形成させる。
同様に、分割サブフィールドDSF5及び分割サブフィ
ールドDSF6も互いに隣接配列して分割サブフィール
ド対を形成させる。
【0026】かかる配列により、重みづけの大なる発光
を司るサブフィールド、すなわち高輝度成分に対応した
発光を司るサブフィールドが分割されると共に、この分
割されたサブフィールドが配列されているブロック内で
は、必ず、各分割サブフィールドに隣接する少なくとも
一方の分割サブフィールドが1桁だけ重みづけの異なる
ビットに対応したものとなるのである。
を司るサブフィールド、すなわち高輝度成分に対応した
発光を司るサブフィールドが分割されると共に、この分
割されたサブフィールドが配列されているブロック内で
は、必ず、各分割サブフィールドに隣接する少なくとも
一方の分割サブフィールドが1桁だけ重みづけの異なる
ビットに対応したものとなるのである。
【0027】よって、かかる配列によれば、隣接するサ
ブフィールド間での発光時間の落差が少なくなり、この
落差によって生じるという偽輪郭を十分に抑制すること
が出来るようになるのである。ここで、重みづけの低い
ビットに対応しているサブフィールドSF1〜SF4に
よる発光は視覚上、偽輪郭が目立たないので分割は行わ
ない。これらサブフィールドSF1〜SF4は、図4に
示されているように、1フィールド期間中の時間軸上の
中央区間にて実行する。これらサブフィールドSF1〜
SF4の前後で、上述した如き分割サブフィールド各々
を配列するのである。
ブフィールド間での発光時間の落差が少なくなり、この
落差によって生じるという偽輪郭を十分に抑制すること
が出来るようになるのである。ここで、重みづけの低い
ビットに対応しているサブフィールドSF1〜SF4に
よる発光は視覚上、偽輪郭が目立たないので分割は行わ
ない。これらサブフィールドSF1〜SF4は、図4に
示されているように、1フィールド期間中の時間軸上の
中央区間にて実行する。これらサブフィールドSF1〜
SF4の前後で、上述した如き分割サブフィールド各々
を配列するのである。
【0028】かかる図4に示されるが如き方法にてPD
P12を発光駆動したところ、偽輪郭の発生が抑制さ
れ、その表示品質が向上した。尚、かかる図4に示され
る実施例以外でも、例えば、図5〜図9に示される駆動
パターンにおいても上記実施例と同様に偽輪郭の発生を
抑制することが出来る。更に、画素データビットのビッ
ト数も上述の如き8ビットに限定されるものではない。
又、上述した如き分割数も、4回及び2回に限定される
ものではない。
P12を発光駆動したところ、偽輪郭の発生が抑制さ
れ、その表示品質が向上した。尚、かかる図4に示され
る実施例以外でも、例えば、図5〜図9に示される駆動
パターンにおいても上記実施例と同様に偽輪郭の発生を
抑制することが出来る。更に、画素データビットのビッ
ト数も上述の如き8ビットに限定されるものではない。
又、上述した如き分割数も、4回及び2回に限定される
ものではない。
【0029】要するに、先ず、画素データビットのビッ
ト桁の重みづけが最も大なる第N番サブフィールド及び
かかる第N番サブフィールドよりも1桁だけ重みづけの
低い第(N−1)番サブフィールド各々を2n(nは2
以上の自然数)個の第N番分割サブフィールド及び2n
個の第(N−1)番分割サブフィールドに夫々分割する
と共に、第(N−2)番サブフィールド及び第(N−
3)番サブフィールド各々を、n個の第(N−2)番分
割サブフィールド及びn個の第(N−3)番分割サブフ
ィールドに夫々分割する。ここで、1フィールド内にお
いて、上記第N番分割サブフィールド及び第(N−1)
番分割サブフィールドを互いに隣接して配列して第1の
分割サブフィールド対を形成させ、この第1の分割サブ
フィールド対の2組と、上記第(N−2)番分割サブフ
ィールド及び第(N−3)番分割サブフィールドを互い
に隣接して配列されてなる第2分割サブフィールド対の
1つとを互いに隣接して配列するようにすれば良いので
ある。
ト桁の重みづけが最も大なる第N番サブフィールド及び
かかる第N番サブフィールドよりも1桁だけ重みづけの
低い第(N−1)番サブフィールド各々を2n(nは2
以上の自然数)個の第N番分割サブフィールド及び2n
個の第(N−1)番分割サブフィールドに夫々分割する
と共に、第(N−2)番サブフィールド及び第(N−
3)番サブフィールド各々を、n個の第(N−2)番分
割サブフィールド及びn個の第(N−3)番分割サブフ
ィールドに夫々分割する。ここで、1フィールド内にお
いて、上記第N番分割サブフィールド及び第(N−1)
番分割サブフィールドを互いに隣接して配列して第1の
分割サブフィールド対を形成させ、この第1の分割サブ
フィールド対の2組と、上記第(N−2)番分割サブフ
ィールド及び第(N−3)番分割サブフィールドを互い
に隣接して配列されてなる第2分割サブフィールド対の
1つとを互いに隣接して配列するようにすれば良いので
ある。
【0030】更に、かかる分割を行っていないサブフィ
ールド各々を、1フィールドの時間軸上の中央区間に配
置すれば良いのである。尚、分割を行わないサブフィー
ルドSF1〜SF4の内、サブフィールドSF1及びサ
ブフィールドSF4を、それぞれ図10に示されるが如
く、1フィールド期間の先頭及び後尾に配置するように
しても良い。
ールド各々を、1フィールドの時間軸上の中央区間に配
置すれば良いのである。尚、分割を行わないサブフィー
ルドSF1〜SF4の内、サブフィールドSF1及びサ
ブフィールドSF4を、それぞれ図10に示されるが如
く、1フィールド期間の先頭及び後尾に配置するように
しても良い。
【0031】行電極駆動パルス発生回路11及び画素デ
ータパルス発生回路13は、上述した図4〜図10に示
されるが如き形態にてPDP12の発光駆動を実行すべ
く、各サブフィールド及び分割サブフィールド内におい
て、リセットパルス、走査パルス、維持パルス、消去パ
ルス及び画素データパルスなる駆動パルス各々の印加を
行う。
ータパルス発生回路13は、上述した図4〜図10に示
されるが如き形態にてPDP12の発光駆動を実行すべ
く、各サブフィールド及び分割サブフィールド内におい
て、リセットパルス、走査パルス、維持パルス、消去パ
ルス及び画素データパルスなる駆動パルス各々の印加を
行う。
【0032】図11及び図12は、本発明による1サブ
フィールド内における各駆動パルスの印加タイミングを
示す図である。尚、図11は、発光駆動すべき1フィー
ルドが奇数フィールドの場合におけるタイミングを示す
ものであり、一方、図12は、発光駆動すべき1フィー
ルドが偶数フィールドの場合におけるタイミングを示す
図である。
フィールド内における各駆動パルスの印加タイミングを
示す図である。尚、図11は、発光駆動すべき1フィー
ルドが奇数フィールドの場合におけるタイミングを示す
ものであり、一方、図12は、発光駆動すべき1フィー
ルドが偶数フィールドの場合におけるタイミングを示す
図である。
【0033】これら図11及び図12において、先ず、
行電極駆動パルス発生回路11は、PDP12の行電極
X及びYにそれぞれリセットパルスRx及びRYを同時に
印加して、PDP12の残留電荷を初期化せしめる。次
に、画素データパルス発生回路13は、各行毎に対応し
たデータパルスDPを列電極Dに順次印加して行く。か
かるデータパルスDPの印加タイミングと同タイミング
にて、行電極駆動パルス発生回路11は、走査パルスS
Pを2行同時に行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。
この際、発光駆動すべき1フィールドが偶数フィールド
の場合には、図12に示されるが如く、行電極Y1に対
してだけは単独で走査パルスSPを印加し、この行電極
Y1以降の行電極Y2〜Ynに対して走査パルスSPの2
行同時印加を行う。走査パルスSPが印加された行にお
いて、画素データの書き込みが為される。 この際、行
電極Y1に走査パルスSPが印加されてから行電極Ynに
走査パルスSPが印加されるまでの時間が、1サブフィ
ールド内にて費やされる画素データの書き込み時間とな
るのである。
行電極駆動パルス発生回路11は、PDP12の行電極
X及びYにそれぞれリセットパルスRx及びRYを同時に
印加して、PDP12の残留電荷を初期化せしめる。次
に、画素データパルス発生回路13は、各行毎に対応し
たデータパルスDPを列電極Dに順次印加して行く。か
かるデータパルスDPの印加タイミングと同タイミング
にて、行電極駆動パルス発生回路11は、走査パルスS
Pを2行同時に行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。
この際、発光駆動すべき1フィールドが偶数フィールド
の場合には、図12に示されるが如く、行電極Y1に対
してだけは単独で走査パルスSPを印加し、この行電極
Y1以降の行電極Y2〜Ynに対して走査パルスSPの2
行同時印加を行う。走査パルスSPが印加された行にお
いて、画素データの書き込みが為される。 この際、行
電極Y1に走査パルスSPが印加されてから行電極Ynに
走査パルスSPが印加されるまでの時間が、1サブフィ
ールド内にて費やされる画素データの書き込み時間とな
るのである。
【0034】走査パルスSPが行極Ynまで印加される
と、行電極駆動パルス発生回路11は、行電極X及びY
に交互に維持パルスIX及びIYを印加する。かかる維持
パルスが印加される度に発光が生じる。かかる維持パル
スの印加により、上記図4〜図10にて示されているW
の分だけ維持発光が終了すると、行電極駆動パルス発生
回路11は、PDP12の行電極Xに消去パルスDPを
印加して、その発光を停止せしめる。
と、行電極駆動パルス発生回路11は、行電極X及びY
に交互に維持パルスIX及びIYを印加する。かかる維持
パルスが印加される度に発光が生じる。かかる維持パル
スの印加により、上記図4〜図10にて示されているW
の分だけ維持発光が終了すると、行電極駆動パルス発生
回路11は、PDP12の行電極Xに消去パルスDPを
印加して、その発光を停止せしめる。
【0035】以上の如く、かかる駆動パルスの印加方法
においては、画素データの書き込みを2行同時に実施す
ることにより、1サブフィールド内にて費やされる画素
データの書き込み時間を1/2に短縮しているのであ
る。よって、上記図4〜図10に示されるが如く、1フ
ィールド内のサブフィールド(分割サブフィールドを含
む)数が、1フィールドを単に8サブフィールドに分割
して発光駆動を行った場に比べて2倍になっても、その
画素データの書き込みに費やされる時間を同一とするこ
とが出来るのである。
においては、画素データの書き込みを2行同時に実施す
ることにより、1サブフィールド内にて費やされる画素
データの書き込み時間を1/2に短縮しているのであ
る。よって、上記図4〜図10に示されるが如く、1フ
ィールド内のサブフィールド(分割サブフィールドを含
む)数が、1フィールドを単に8サブフィールドに分割
して発光駆動を行った場に比べて2倍になっても、その
画素データの書き込みに費やされる時間を同一とするこ
とが出来るのである。
【0036】上記の如く、重み付けの大きいサブフィー
ルドを分割、分離する一方、図11及び図12に示す2
行同時書込みの手法を併用することにより、十分な画素
データの書込み時間を確保して動画像の画質の改善を実
現することができる。
ルドを分割、分離する一方、図11及び図12に示す2
行同時書込みの手法を併用することにより、十分な画素
データの書込み時間を確保して動画像の画質の改善を実
現することができる。
【0037】
【発明の効果】上記したことから明らかな如く本発明に
よる自発光表示パネルの駆動方法においては、画素デー
タビットのビット桁の重みづけが最も大なる第N番サブ
フィールド及び第(N−1)番サブフィールド各々を、
2n(nは2以上の自然数)個の第N番分割サブフィー
ルド、及び2n個の第(N−1)番分割サブフィールド
に夫々分割すると共に、第(N−2)番サブフィールド
及び第(N−3)番サブフィールド各々を、n個の第
(N−2)番分割サブフィールド及びn個の第(N−
3)番分割サブフィールドに夫々分割し、1フィールド
内において、かかる第N番分割サブフィールド及び第
(N−1)番分割サブフィールドを互いに隣接配列して
分割サブフィールド対を形成させ、これら分割サブフィ
ールド対の2組と、第(N−2)番分割サブフィールド
及び第(N−3)番分割サブフィールドを互いに隣接し
て配列されてなる分割サブフィールド対の1つとを互い
に隣接して配列する。
よる自発光表示パネルの駆動方法においては、画素デー
タビットのビット桁の重みづけが最も大なる第N番サブ
フィールド及び第(N−1)番サブフィールド各々を、
2n(nは2以上の自然数)個の第N番分割サブフィー
ルド、及び2n個の第(N−1)番分割サブフィールド
に夫々分割すると共に、第(N−2)番サブフィールド
及び第(N−3)番サブフィールド各々を、n個の第
(N−2)番分割サブフィールド及びn個の第(N−
3)番分割サブフィールドに夫々分割し、1フィールド
内において、かかる第N番分割サブフィールド及び第
(N−1)番分割サブフィールドを互いに隣接配列して
分割サブフィールド対を形成させ、これら分割サブフィ
ールド対の2組と、第(N−2)番分割サブフィールド
及び第(N−3)番分割サブフィールドを互いに隣接し
て配列されてなる分割サブフィールド対の1つとを互い
に隣接して配列する。
【0038】よって、この分割されたサブフィールドが
配列されているブロック内では、必ず、各分割サブフィ
ールドに隣接する少なくとも一方の分割サブフィールド
が1桁だけ重みづけの異なるビットに対応したものとな
るので、隣接している分割サブフィールド間同士での発
光時間の落差が少なくなり、この落差によって生じると
いう偽輪郭を十分に抑制することが出来るようになるの
である。
配列されているブロック内では、必ず、各分割サブフィ
ールドに隣接する少なくとも一方の分割サブフィールド
が1桁だけ重みづけの異なるビットに対応したものとな
るので、隣接している分割サブフィールド間同士での発
光時間の落差が少なくなり、この落差によって生じると
いう偽輪郭を十分に抑制することが出来るようになるの
である。
【図1】 各サブフィールドの発光期間及び単位画素デ
ータと発光期間との対応関係を示す説明図。
ータと発光期間との対応関係を示す説明図。
【図2】 偽輪郭の発生する状態の例を示す図。
【図3】 本発明による駆動方法を実行するプラズマデ
ィスプレイパネル及びその駆動装置を示すブロック図。
ィスプレイパネル及びその駆動装置を示すブロック図。
【図4】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図5】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図6】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図7】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図8】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図9】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法による
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を示
す図である。
【図10】 本発明の自発光表示パネルの駆動方法によ
る1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を
示す図である。
る1フィールド期間中の発光駆動フォーマットの一例を
示す図である。
【図11】 奇数フィールドにおける駆動パルス印加タ
イミングを示す図である。
イミングを示す図である。
【図12】 偶数フィールドにおける駆動パルス印加タ
イミングを示す図である。
イミングを示す図である。
11 行電極駆動パルス発生回路 12 プロズマディスプレイパネル 13 画素データパルス発生回路
Claims (9)
- 【請求項1】 各々がビデオ信号の各フィールドの画素
毎の輝度に応じたN(Nは自然数)ビットの画素データ
の各ビット桁の重みづけに対応した時間だけ発光を行う
複数のサブフィールドにて1フィールド分の発光表示を
行う自発光画像表示パネルの駆動方法であって、 前記サブフィールドの内、前記ビット桁の重みづけが最
も大なる第N番サブフィールドを2n(nは2以上の自
然数)個の第N番分割サブフィールドに分割し、前記第
N番サブフィールドの次に重みづけが大なる第(N−
1)番サブフィールドを2n個の第(N−1)番分割サ
ブフィールドに分割し、前記第(N−1)番サブフィー
ルドの次に重みづけが大なる第(N−2)番サブフィー
ルドをn個の第(N−2)番分割サブフィールドに分割
し、前記第(N−2)番サブフィールドの次に重みづけ
が大なる第(N−3)番サブフィールドをn個の第(N
−3)番分割サブフィールドに分割し、 前記第N番分割サブフィールド及び前記第(N−1)番
分割サブフィールドが互いに隣接して配列されてなる第
1分割サブフィールド対の2つと、前記第(N−2)番
分割サブフィールド及び前記第(N−3)番分割サブフ
ィールドが互いに隣接して配列されてなる第2分割サブ
フィールド対の1つとを互いに隣接して配列して各フィ
ールドを構成することを特徴とする自発光画像表示パネ
ルの駆動方法。 - 【請求項2】 1フィールド内において、前記第1分割
サブフィールド対の2つの間に前記第2分割サブフィー
ルド対を配列したことを特徴とする請求項1記載の自発
光画像表示パネルの駆動方法。 - 【請求項3】 1フィールド内において、前記第1分割
サブフィールド対の2つを隣接して配列しその直後に前
記第2分割サブフィールド対を配列したことを特徴とす
る請求項1記載の自発光画像表示パネルの駆動方法。 - 【請求項4】 前記ビット桁の重みづけが小なるサブフ
ィールドを前記1フィールドの時間軸上の中央区間に配
置することを特徴とする請求項1記載の自発光画像表示
パネルの駆動方法。 - 【請求項5】 前記N=8及び前記n=2であることを
特徴とする請求項1記載の自発光画像表示パネルの駆動
方法。 - 【請求項6】 前記第N番サブフィールドを2n個の第
N番分割サブフィールドに等分割し、前記第(N−1)
番サブフィールドを2n個の第(N−1)番分割サブフ
ィールドに等分割し、前記第(N−2)番サブフィール
ドをn個の第(N−2)番分割サブフィールドに等分割
し、前記第(N−3)番サブフィールドをn個の第(N
−3)番分割サブフィールドに等分割することを特徴と
する請求項1記載の自発光画像表示パネルの駆動方法。 - 【請求項7】 各々がビデオ信号の各フィールドの画素
毎の輝度に応じたN(Nは自然数)ビットの画素データ
の各ビット桁の重みづけに対応した時間だけ発光を行う
複数のサブフィールドにて1フィールド分の発光表示を
行う自発光画像表示パネルの駆動方法であって、 前記ビット桁の重みづけが大なるサブフィールドほど多
い分割数にて前記サブフィールドを分割し、この分割し
た複数のサブフィールドの内、互いに重みづけが異なる
m個のサブフィールドを含む複数のサブフィールドを1
つのブロックとし、 前記ブロック内においては、各サブフィールドに隣接す
る少なくとも一方のサブフィールドが1桁異なるビット
に対応したものとなるように配列されていることを特徴
とする自発光画像表示パネルの駆動方法。 - 【請求項8】 前記ビット桁の重みづけが小なるサブフ
ィールドを前記1フィールドの時間軸上の中央区間に配
置することを特徴とする請求項7記載の自発光画像表示
パネルの駆動方法。 - 【請求項9】 複数の行電極と前記行電極の各々に直交
する方向に配列された複数の列電極を備え、各々がビデ
オ信号の各フィールドの画像毎の輝度に応じた画素デー
タの各ビット桁の重みづけに対応した時間だけ発光を行
う複数のサブフィールドにて1フィールド分の発光表示
を行う自発光画像表示パネルの駆動方法であって、 前記サブフィールドの内、前記ビット桁の重みづけが大
なるサブフィールドを含む少なくとも1のサブフィール
ドは複数の分割サブフィールドに分割されて、その分割
サブフィールドの各々が前記1フィールドの期間内にお
いて所定間隔を隔てて配置されており、 奇数フィールド駆動時には、連続した2行の行電極を1
走査単位として線順次にて前記画素データの2行同時書
込みを行う一方、偶数フィールド駆動時には1行電極だ
けずれた連続した2行の行電極を1走査単位として線順
次にて前記画素データの2行同時書込みを行うことを特
徴とする自発光画像表示パネルの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027087A JPH09218662A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 自発光画像表示パネルの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8027087A JPH09218662A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 自発光画像表示パネルの駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218662A true JPH09218662A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12211302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8027087A Pending JPH09218662A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 自発光画像表示パネルの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09218662A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-02-14 JP JP8027087A patent/JPH09218662A/ja active Pending
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