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JPH09217445A - 壁の開口部補強構造 - Google Patents

壁の開口部補強構造

Info

Publication number
JPH09217445A
JPH09217445A JP4802196A JP4802196A JPH09217445A JP H09217445 A JPH09217445 A JP H09217445A JP 4802196 A JP4802196 A JP 4802196A JP 4802196 A JP4802196 A JP 4802196A JP H09217445 A JPH09217445 A JP H09217445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
opening
reinforcing member
upper edge
lower edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4802196A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Wakao
修 若尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clion Co Ltd
Original Assignee
Onoda ALC Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onoda ALC Co Ltd filed Critical Onoda ALC Co Ltd
Priority to JP4802196A priority Critical patent/JPH09217445A/ja
Publication of JPH09217445A publication Critical patent/JPH09217445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部を十分に補強しながらも、従来必要で
あった長い縦補強材を不要にして、補強材の数を減らす
ことができ、また、煩雑な補強材の溶接作業やALC壁
パネルの小口面の切削を不要にして、簡単に施工するこ
とができ、もってコストを下げることができ、さらに
は、ALC壁パネルの建て込みと略並行して施工でき、
施工期間を短縮することもできる壁の開口部補強構造を
得る。 【解決手段】 壁40の開口部補強構造では、開口部4
1の左右両隣に一対のALC壁パネル1を各々建て込
み、これにパイプアンカー6を埋設しておく。開口部4
1の上下両縁を各々補強する上縁補強材20及び下縁補
強材25の左右両端部を、一対のALCパネル1の裏面
4に当てるとともにパイプアンカー6に対しボルト8を
介して結合することにより、上縁補強材20及び下縁補
強材25を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量気泡コンクリ
ート壁パネル(以下、ALC壁パネルという)で壁を構
築し、該壁に窓、扉等の取付物を取り付けるための開口
部を設けた場合に必要な、開口部の補強構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11は、ALC壁パネル51,52で
構築された壁50と、該壁50に設けられた開口部53
とを示している。この開口部53には窓、扉等の取付物
(図示略)が取り付けられるが、該取付物にかかる風荷
重に耐え得るように、開口部53を補強する必要があ
る。そこで従来は、ALC壁パネル51,52の建て込
みに先立って、縦方向に長く延びる左右2本の縦補強材
(アングル材)54を上下の梁55にアングルピース5
6又はアングルバー57を介して溶接固定するととも
に、横方向に延びる上下2本の横補強材58(アングル
材)をこれらの縦補強材54に溶接固定し、縦補強材5
4によって開口部53の左右両縁を、横補強材58によ
って開口部53の上下両縁を各々補強していた。その
後、開口部53の左右両隣にALC壁パネル51を各々
建て込むとともに、開口部53の上下両方に小形のAL
C壁パネル52を建て込むのである。この開口部補強構
造によれば、開口部53への取付物にかかる風荷重が、
2本の縦補強材54を介して上下の梁55にかかり、A
LC壁パネル51,52にはかからないという利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の開口
部補強構造には、4本の補強材54,58、とりわけ開
口部53より上下に長い2本の縦補強材54が必要なの
で、部品コストがかさむという問題があった。また、4
本の補強材54,58は全て溶接により固定していたた
め、大変手間がかかり、作業コストも上昇していた。さ
らに、開口部53に面した左右のALC壁パネル51の
小口面の一部には、図12に網掛けで示すように、縦補
強材54の厚さ分の削除部59を切削して、縦補強材5
4を面一に収める必要があったため、その切削の手間が
かかり、作業コストも上昇していた。また、4本の補強
材54,58を溶接固定する工程と、その後にALC壁
パネル51,52を建て込む工程とがはっきり分かれて
いるため、施工期間が長くなっていた。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、開口
部を十分に補強しながらも、従来必要であった長い縦補
強材を不要にして、補強材の数を減らすことができ、ま
た、煩雑な補強材の溶接作業やALC壁パネルの小口面
の切削を不要にして、簡単に施工することができ、もっ
てコストを下げることができ、さらには、ALC壁パネ
ルの建て込みと略並行して施工でき、施工期間を短縮す
ることもできる壁の開口部補強構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の壁の開口部補強構造は、ALC壁パネルで
構築された壁の開口部を補強する構造において、開口部
の左右両隣に各々建て込んだ一対のALC壁パネルにア
ンカー部材を埋設しておき、開口部の上下両縁を各々補
強する上縁補強材及び下縁補強材の左右両端部を、前記
一対のALC壁パネルの裏面に当てるとともにアンカー
部材に対し取付部材を介して結合することにより、該上
縁補強材及び下縁補強材を支持したことを特徴としてい
る。
【0006】ここで、「アンカー部材」は、特定の素材
・形状に限定されず、金属製のパイプ、棒又は板を例示
できるが、これらのうちでは耐力性と軽量性という二律
背反した条件を共に満たしやすい金属製のパイプが好ま
しい。金属製のパイプの寸法は、長さ160±10m
m、直径17.3±3mm、肉厚3.2±0.5mmの
ものが好ましい。上記範囲内にある金属製のパイプは曲
がり難く、また、引張力に対するALC壁パネルの抵抗
力が大きいからである(パイプの長さが短過ぎると、A
LC壁パネルの表面に亀裂が生じ易くなるとともに、A
LC壁パネルから抜け易くなる)。
【0007】また、「取付部材」も、アンカー部材に対
して結合できるものであれば特定のものに限定されない
が、ALC壁パネルの裏面に形成したボルト挿通孔を経
てアンカー部材に螺合するボルトを例示できる。このボ
ルトの場合、上縁補強材及び下縁補強材の左右両端部に
設けた切欠又は穴を該ボルトに掛着できる。
【0008】そして、上縁補強材及び下縁補強材の左右
両端部を、取付部材に相対回動可能に結合することが好
ましい。
【0009】「上縁補強材及び下縁補強材」は、各々、
特定の素材・形状に限定されないが、開口部に入り込む
横面部と前記一対のALC壁パネルの裏面に当てる縦面
部とからなる金属製の断面L字状のアングル材を例示で
きる。この場合、縦面部に補強リブを設けて、縦面部の
強度を高めることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した壁の開口
部補強構造の形態例について、図1〜図7を参照して説
明する。なお、以下に挙げる各数字は例示にすぎず、適
宜変更することができる。図1に示すように、ALC壁
パネル1,1,15,15で構築された構造物の壁40
には、窓(サッシ)、扉等の取付物(図示略)を取り付
けるための開口部41が設けられている。開口部41は
横幅600mm、高さ1000mmの空間であって、そ
の上縁及び下縁を各々補強する上縁補強材20及び下縁
補強材25によって補強構造が構成されている。
【0011】上縁補強材20は、図1、図2及び図6に
示すように、横幅600mm、奥行60mmの水平な横
面部21と、横面部21の後縁から上側に垂設された横
幅880mm、高さ60mmの縦面部22とからなる断
面L字状のアングル鋼材である。縦面部22の左右両端
部は横面部21の左右端縁より左右に各々140mm突
出しており、この突出した左右各端部には、下縁から切
り欠かれた切欠23と該切欠23に続く横長の掛着穴2
4とが略T字状に設けられている。
【0012】下縁補強材25は、図1、図3及び図6に
示すように、横幅600mm、奥行60mmの水平な横
面部26と、横面部26の後縁から下側に垂設された横
幅880mm、高さ60mmの縦面部27とからなる断
面L字状のアングル鋼材である。縦面部27の左右両端
部は横面部26の左右端縁より左右に各々140mm突
出しており、この突出した左右各端部には、下縁から切
り欠かれた切欠28と該切欠28に続く横長の掛着穴2
9とが略T字状に設けられている。
【0013】この上縁補強材20及び下縁補強材25を
使用した開口部41の補強構造を、ALC壁パネル1,
1,15,15の建て込み構造とともに、施工順に従っ
て説明する。
【0014】(1)開口部41の左右両隣に各々建て込
まれるALC壁パネル1の寸法は、横幅600mm、高
さ3000mm、厚さ100mmである。その建て込み
に先立って、図4に示すように、開口部41に面した左
右の長辺小口面2の上下2箇所に、上下2つのアンカー
挿入孔3を穿設する。両アンカー挿入孔3は、上のアン
カー挿入孔3が開口部41の上縁より30mm上方に位
置し、下のアンカー挿入孔3が開口部41の下縁より3
0mm下方に位置するように、穴あけガイド及び直径1
8mmのドリル(図示略)にて200mmの深さまで穴
開けして設ける。また、ALC壁パネル1の裏面4の上
下各アンカー挿入孔3の高さに対応する箇所には、各々
ボルト挿通孔5を穿設する。両ボルト挿通孔5は、アン
カー挿入孔3の穿設と同様にして、裏面4の小口面2か
ら90mmの位置を、アンカー挿入孔3に連通する深さ
まで穴開けして設ける。
【0015】(2)上下のアンカー挿入孔3に、長さ1
60mm、直径17.3mm、肉厚3.2mmの円筒状
の鋼製パイプアンカー6を各々挿入する。パイプアンカ
ー6の周壁のうちボルト挿通孔5と連通する箇所には、
前もって雌ねじ孔7を形成しておく。そして、上下のボ
ルト挿通孔5にボルト8の軸部10を各々挿入し、該軸
部10の雄ねじ先端をパイプアンカー6の雌ねじ孔7に
浅く螺合しておく(仮止め)。このボルト8の仮止めに
より、アンカー挿入孔3中でのパイプアンカー6の回転
が防止され、雌ねじ孔7とボルト挿通孔5とのずれが防
止されるとともに、ボルト8の頭部9とパネル裏面4と
の間に、前記上縁補強材20及び下縁補強材25の縦面
部22,27の厚さより少し大きい隙間が残る。
【0016】(3)図5に示すように、構造躯体として
の梁35の上面前端に溶接固定されたアングルバー36
の前面に断面L字状の受けプレート37を複数枚溶接固
定し(一部のみ図示)、この受けプレート37の上に下
の短辺小口面の端部を載置することにより、開口部41
の左右両隣にALC壁パネル1を各々建て込む。なお、
この建て込み方法の詳細については、本発明と直接関係
がないので説明を省略する。
【0017】(4)図6に示すように、開口部41の上
縁より上方において、上縁補強材20の横面部21を左
右の長辺小口面2間に入り込ませるとともに、縦面部2
2の左右各端部を左右のパネル裏面4に摺接させながら
前記頭部9・パネル裏面4間の隙間に上側から差し入
れ、切欠23をボルト8の軸部10に落とし込むことに
より、掛着穴24を軸部10に掛着させる。ボルト8を
締め付けトルク100cm・kgfで締め付け、軸部1
0の雄ねじ先端をパイプアンカー6の雌ねじ孔7に深く
螺合させれば、図1に示すように、上縁補強材20を開
口部41の上縁に支持することができる。下縁補強材2
5についても、上縁補強材20と同様にして、縦面部2
7の掛着穴29を軸部10に掛着させ、ボルト8を締め
付けて、開口部41の下縁に支持する。
【0018】掛着穴24,29は軸部10に掛着してい
るだけであり、また、縦面部22,27の左右両端部は
ボルト8の頭部9とパネル裏面4との間に前記締め付け
トルクで挟まれているだけなので、地震等で強い外力が
加わったときには、縦面部22,27の左右両端部はボ
ルト8に対して相対回動可能である。
【0019】(5)図1に示すように、受けプレート3
7の上に短辺小口面の端部を載置することによって、開
口部41の下方に小形のALC壁パネル15を建て込
み、該ALC壁パネル15の裏面にボルト39で取り付
けられた取付プレート38を下縁補強材25の縦面部2
7に係止させる。また、上縁補強材20の横面部21の
上に短辺小口面の端部を載置することによって、開口部
41の上方に小形のALC壁パネル15を建て込み、該
ALC壁パネル15の裏面にボルト39で取り付けられ
た取付プレート38を上縁補強材20の縦面部22に係
止させる。
【0020】本実施形態の壁の開口部補強構造によれ
ば、従来必要であった長い縦補強材が不要であるため、
補強材の数を減らして部品コストを下げることができ
る。また、上縁補強材20及び下縁補強材25は煩雑な
溶接作業によることなく簡単に取り付けることができ、
ALC壁パネル1の小口面2を切削する手間も省けるの
で、作業コストを下げることができる。さらに、上縁補
強材20及び下縁補強材25はALC壁パネル1の建て
込みと略並行して施工できるので、施工期間を短縮する
ことができる。
【0021】また、この補強構造では、開口部41への
取付物にかかる風荷重はパイプアンカー6を介してAL
C壁パネル1にかかるが、ALC壁パネル1は、該風荷
重に対して十分な耐力を有することが確認されているの
で、開口部41を十分に補強することができる。
【0022】また、上縁補強材20及び下縁補強材25
の左右両端部は、従来の様に縦補強材を介してALC壁
パネル1に溶接固定されておらず、ボルト8に相対回動
可能に結合され、該ボルト8を介してALC壁パネル1
内に埋設されたパイプアンカー6に結合されている。こ
のため、図7に簡単に示すように、地震等による躯体
(梁35)の変形に対してALC壁パネル1,15が一
枚ごとに階段状にずれて追従し優れた免震性を発揮す
る、いわゆるロッキング構法によって壁40が構築され
ている場合にも、上縁補強材20及び下縁補強材25は
独自に回転スライドできるので、開口部41の左右両隣
のALC壁パネル1のロッキング性能を害する心配がな
い。
【0023】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば次のように発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)上縁補強材20及び下縁補強材25の縦面部2
2,27に補強リブを設け、縦面部22,27の強度を
高めること。特に、縦面部22,27の左右両端部の付
根付近は、横面部21,26の連結が無くなって、最も
応力集中しやすい部位なので、該付根付近に補強リブを
設けることが好ましい。図8は、縦面部27の左右両端
部の付根付近の後面に、左右2条ずつの鋼片製の補強リ
ブ30を溶接した例である。図9及び図10は、縦面部
27の左右両端部の付根付近に、左右1条ずつの補強リ
ブ31をプレス成形した例である。
【0024】(2)パイプアンカー6を棒状又は板状の
アンカー部材に替えること。 (3)上縁補強材20及び下縁補強材25の横面部21
及び横面部26の横幅を例えば1200mmにまで広
げ、開口部41の上下両方に小形のALC壁パネル15
を2枚ずつ建て込むこと。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係る壁
の開口部補強構造によれば、開口部を十分に補強しなが
らも、従来必要であった長い縦補強材を不要にして、補
強材の数を減らすことができ、また、煩雑な補強材の溶
接作業やALC壁パネルの小口面の切削を不要にして、
簡単に施工することができ、もってコストを下げること
ができ、さらには、ALC壁パネルの建て込みと略並行
に施工して施工期間を短縮することもできるという優れ
た効果を奏する。
【0026】上記効果に加え、請求項2に係る壁の開口
部補強構造によれば、アンカー部材が耐力性と軽量性と
いう二律背反した条件を共に満たしやすい。上記効果に
加え、請求項3に係る壁の開口部補強構造によれば、上
縁補強材及び下縁補強材を簡単に取り付けることができ
る。また、請求項4に係る壁の開口部補強構造によれ
ば、ALC壁パネルがロッキング性能を有する場合であ
っても、上縁補強材及び下縁補強材が該ロッキング性能
を害する心配がない。
【0027】また、請求項5に係る壁の開口部補強構造
によれば、上縁補強材及び下縁補強材の形状をシンプル
にできる。さらに、請求項6に係る壁の開口部補強構造
によれば、上縁補強材及び下縁補強材の縦面部の強度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る壁の開口部補強構造を
背面側から見た斜視図である。
【図2】同開口部補強構造で使用する上縁補強材を正面
側から見た要部拡大斜視図である。
【図3】同開口部補強構造で使用する下縁補強材を正面
側から見た要部拡大斜視図である。
【図4】同開口部補強構造で使用するALC壁パネルを
背面側から見た斜視図である。
【図5】同開口部補強構造の構築時を正面側から見た要
部拡大斜視図である。
【図6】同開口部補強構造の構築時を背面側から見た斜
視図である。
【図7】同開口部補強構造の要部概略背面図である。
【図8】変更例の下縁補強材を背面側から見た要部拡大
斜視図である。
【図9】別の変更例の下縁補強材を背面側から見た要部
拡大斜視図である。
【図10】同下縁補強材の断面図である。
【図11】従来の壁の開口部補強構造を正面側から見た
斜視図である。
【図12】同開口部補強構造で使用するALC壁パネル
の端面図である。
【符号の説明】
1 ALC壁パネル 4 裏面 5 ボルト挿通孔 6 パイプアンカー 8 ボルト 20 上縁補強材 21 横面部 22 縦面部 23 切欠 24 掛着穴 25 下縁補強材 26 横面部 27 縦面部 28 切欠 29 掛着穴 30 補強リブ 31 補強リブ 40 壁 41 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 631 E04B 2/56 631 643 643A 2/94 2/94 E06B 1/02 E06B 1/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量気泡コンクリート壁パネルで構築さ
    れた壁の開口部を補強する構造において、 前記開口部の左右両隣に各々建て込んだ一対の軽量気泡
    コンクリート壁パネルにアンカー部材を埋設しておき、
    前記開口部の上下両縁を各々補強する上縁補強材及び下
    縁補強材の左右両端部を、前記一対の軽量気泡コンクリ
    ート壁パネルの裏面に当てるとともに前記アンカー部材
    に対し取付部材を介して結合することにより、該上縁補
    強材及び下縁補強材を支持したことを特徴とする壁の開
    口部補強構造。
  2. 【請求項2】 前記アンカー部材は金属製のパイプであ
    る請求項1記載の壁の開口部補強構造。
  3. 【請求項3】 前記取付部材は、前記一対の軽量気泡コ
    ンクリート壁パネルの裏面に形成したボルト挿通孔を経
    て前記アンカー部材に螺合するボルトであり、前記上縁
    補強材及び下縁補強材の左右両端部に設けた切欠又は穴
    を該ボルトに掛着した請求項1又は2記載の壁の開口部
    補強構造。
  4. 【請求項4】 前記上縁補強材及び下縁補強材の左右両
    端部を、前記取付部材に相対回動可能に結合したことを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の壁の開口部補強構
    造。
  5. 【請求項5】 前記上縁補強材及び下縁補強材は、各
    々、前記開口部に入り込む横面部と前記一対の軽量気泡
    コンクリート壁パネルの裏面に当てる縦面部とからなる
    断面L字状のアングル材である請求項1、2、3又は4
    記載の壁の開口部補強構造。
  6. 【請求項6】 前記縦面部に補強リブを設けた請求項5
    記載の壁の開口部補強構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101687959B1 (ko) * 2016-08-11 2016-12-20 오장호 흙막이 구조물 시공방법
CN111877618A (zh) * 2020-08-05 2020-11-03 大潮建设集团有限公司 一种玻璃幕墙的安装结构及其安装方法
WO2024087791A1 (zh) * 2022-10-27 2024-05-02 中建科工集团有限公司 洞口施工节点及其装配式建筑

Cited By (3)

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KR101687959B1 (ko) * 2016-08-11 2016-12-20 오장호 흙막이 구조물 시공방법
CN111877618A (zh) * 2020-08-05 2020-11-03 大潮建设集团有限公司 一种玻璃幕墙的安装结构及其安装方法
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