JPH0921691A - フィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置 - Google Patents
フィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置Info
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- JPH0921691A JPH0921691A JP17215995A JP17215995A JPH0921691A JP H0921691 A JPH0921691 A JP H0921691A JP 17215995 A JP17215995 A JP 17215995A JP 17215995 A JP17215995 A JP 17215995A JP H0921691 A JPH0921691 A JP H0921691A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 7
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 6
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- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
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- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はフィルタ出力特性中の減衰特性を可変
制御できるフィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置に
関し、減衰特性を任意に可変制御できるフィルタ装置を
小規模な構成で実現することを目的とする。 【構成】折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周
波数Fc とその肩特性の共振度合いQc とを可変設定で
きるディジタルフィルタを備え、このディジタルフィル
タの上記出力特性に該折返し雑音を含めた総合出力特性
が、該折返し雑音特性の度合いを変えることにより実現
目標とする出力特性の減衰勾配の度合いK env と目標カ
ットオフ周波数fc を持つように、該ディジタルフィル
タの出力特性のカットオフ周波数と共振度合いを可変調
整することで、減衰特性を可変制御するものである。
制御できるフィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置に
関し、減衰特性を任意に可変制御できるフィルタ装置を
小規模な構成で実現することを目的とする。 【構成】折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周
波数Fc とその肩特性の共振度合いQc とを可変設定で
きるディジタルフィルタを備え、このディジタルフィル
タの上記出力特性に該折返し雑音を含めた総合出力特性
が、該折返し雑音特性の度合いを変えることにより実現
目標とする出力特性の減衰勾配の度合いK env と目標カ
ットオフ周波数fc を持つように、該ディジタルフィル
タの出力特性のカットオフ周波数と共振度合いを可変調
整することで、減衰特性を可変制御するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルタ出力特性中の減
衰特性を可変制御できるフィルタ減衰特性制御方法とフ
ィルタ装置に関する。本発明のフィルタ装置は、例えば
電子楽器等に用いると、楽音信号をフィルタリングする
ことで所望の音色を作ることができる。
衰特性を可変制御できるフィルタ減衰特性制御方法とフ
ィルタ装置に関する。本発明のフィルタ装置は、例えば
電子楽器等に用いると、楽音信号をフィルタリングする
ことで所望の音色を作ることができる。
【0002】
【従来の技術】自然楽器で発生される自然音の音色の変
化は、倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低
いほど減衰が遅くなる。電子楽器でこのような音色の変
化を実現するには、楽音信号を所要の周波数特性の低域
フィルタでフィルタリングすることによる。この場合、
倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低いほど
減衰が遅くなる音色の周波数特性を実現するためには、
低域フィルタの減衰特性を制御して目的とする音色の周
波数特性を得ることが必要となる。
化は、倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低
いほど減衰が遅くなる。電子楽器でこのような音色の変
化を実現するには、楽音信号を所要の周波数特性の低域
フィルタでフィルタリングすることによる。この場合、
倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低いほど
減衰が遅くなる音色の周波数特性を実現するためには、
低域フィルタの減衰特性を制御して目的とする音色の周
波数特性を得ることが必要となる。
【0003】電子楽器で使用される低域フィルタは現在
はディジタルフィルタで実現されるのが一般的である。
ディジタルフィルタはその周波数特性のカットオフ周波
数を可変制御することは容易であるが、減衰減衰を制御
することは容易ではなかった。図11はこの説明であ
り、図示するように、従来の低域フィルタはそのカット
オフ周波数を矢印方向に例えばfc1、fc2のように変化
させることは一般に行なわれていたが、その減衰勾配を
変化させることはほとんど行なわれていなかった。この
理由としては、減衰勾配を制御可能にするディジタルフ
ィルタは、そのフィルタ自体の構成が大きくなったり、
制御するフィルタ係数の数が多いので制御すること自体
が非常に面倒であるためである。
はディジタルフィルタで実現されるのが一般的である。
ディジタルフィルタはその周波数特性のカットオフ周波
数を可変制御することは容易であるが、減衰減衰を制御
することは容易ではなかった。図11はこの説明であ
り、図示するように、従来の低域フィルタはそのカット
オフ周波数を矢印方向に例えばfc1、fc2のように変化
させることは一般に行なわれていたが、その減衰勾配を
変化させることはほとんど行なわれていなかった。この
理由としては、減衰勾配を制御可能にするディジタルフ
ィルタは、そのフィルタ自体の構成が大きくなったり、
制御するフィルタ係数の数が多いので制御すること自体
が非常に面倒であるためである。
【0004】複数の減衰勾配を実現するための一例とし
ては、例えば特開平5−94193号に示されるよう
に、それぞれ減衰勾配の異なる複数のディジタルフィル
タを設けておいてそのうちから目的の音色に応じて一つ
を選択して使用するようにしている。
ては、例えば特開平5−94193号に示されるよう
に、それぞれ減衰勾配の異なる複数のディジタルフィル
タを設けておいてそのうちから目的の音色に応じて一つ
を選択して使用するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに複数のディジタルフィルタを用意することは、それ
をハードウェアで実現する場合にはハードウェア規模の
増大を招く。またディジタルフィルタをDSP(ディジ
タル信号プロセッサ)で実現する場合にもハードウェア
およびソフトウェアの増大を招き、このためフィルタ装
置の構成が大掛かりになってしまい、実際に電子楽器等
に搭載することは難しかった。
うに複数のディジタルフィルタを用意することは、それ
をハードウェアで実現する場合にはハードウェア規模の
増大を招く。またディジタルフィルタをDSP(ディジ
タル信号プロセッサ)で実現する場合にもハードウェア
およびソフトウェアの増大を招き、このためフィルタ装
置の構成が大掛かりになってしまい、実際に電子楽器等
に搭載することは難しかった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、減衰特性を任意に可変制御できるフィルタ装
置を小規模な構成で実現することを目的とする。
のであり、減衰特性を任意に可変制御できるフィルタ装
置を小規模な構成で実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のフィルタ装置の減衰特性制御方法は、折
返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc と
その肩特性の共振度合いQc とを可変設定できるディジ
タルフィルタを備え、このディジタルフィルタの上記出
力特性に該折返し雑音を含めた総合出力特性が、該折返
し雑音特性の度合いを変えることにより実現目標とする
出力特性の減衰勾配の度合いKenv と目標カットオフ周
波数fc を持つように、該ディジタルフィルタの出力特
性のカットオフ周波数と共振度合いを可変調整すること
で、減衰特性を可変制御するものである。
めに、本発明のフィルタ装置の減衰特性制御方法は、折
返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc と
その肩特性の共振度合いQc とを可変設定できるディジ
タルフィルタを備え、このディジタルフィルタの上記出
力特性に該折返し雑音を含めた総合出力特性が、該折返
し雑音特性の度合いを変えることにより実現目標とする
出力特性の減衰勾配の度合いKenv と目標カットオフ周
波数fc を持つように、該ディジタルフィルタの出力特
性のカットオフ周波数と共振度合いを可変調整すること
で、減衰特性を可変制御するものである。
【0008】また本発明のフィルタ装置は、一つの形態
として、折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周
波数Fc とその肩特性の共振度合いQc とを可変設定で
きるディジタルフィルタと、実現目標とする出力特性の
減衰勾配の度合いKenv と目標カットオフ周波数fc と
を入力する入力手段と、該入力手段で入力された減衰勾
配の度合いと目標カットオフ周波数とを該ディジタルフ
ィルタの出力特性に折返し雑音を含める演算式に従って
該ディジタルフィルタのカットオフ周波数と共振度合い
とに変換する変換手段と、該変換手段で変換されたカッ
トオフ周波数と共振度合いに応じたフィルタ係数を該デ
ィジタルフィルタに設定する設定手段とを備えて構成さ
れる。
として、折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周
波数Fc とその肩特性の共振度合いQc とを可変設定で
きるディジタルフィルタと、実現目標とする出力特性の
減衰勾配の度合いKenv と目標カットオフ周波数fc と
を入力する入力手段と、該入力手段で入力された減衰勾
配の度合いと目標カットオフ周波数とを該ディジタルフ
ィルタの出力特性に折返し雑音を含める演算式に従って
該ディジタルフィルタのカットオフ周波数と共振度合い
とに変換する変換手段と、該変換手段で変換されたカッ
トオフ周波数と共振度合いに応じたフィルタ係数を該デ
ィジタルフィルタに設定する設定手段とを備えて構成さ
れる。
【0009】上記変換手段は、ディジタルフィルタの出
力特性のカットオフ周波数をFc 、その肩特性の共振度
合いをQc 、実現目標とする出力特性の減衰勾配の度合
いをKenv 、その目標カットオフ周波数をfc 、ディジ
タルフィルタのサンプリング周波数をfs とするとき、 Fc (log) =fc (log) +〔log(fs /4) −fc (lo
g) 〕×Kenv (但し、Fc (log) とfc (log) は対数スケールである
ことを表す)で求めたFc (log) を対数線形変換してカ
ットオフ周波数Fc を求め、 Qc =α+Kenv 但し、αは1.0などの係数で共振指定値Qc を求める
ことで変換を行うように構成するとよい。
力特性のカットオフ周波数をFc 、その肩特性の共振度
合いをQc 、実現目標とする出力特性の減衰勾配の度合
いをKenv 、その目標カットオフ周波数をfc 、ディジ
タルフィルタのサンプリング周波数をfs とするとき、 Fc (log) =fc (log) +〔log(fs /4) −fc (lo
g) 〕×Kenv (但し、Fc (log) とfc (log) は対数スケールである
ことを表す)で求めたFc (log) を対数線形変換してカ
ットオフ周波数Fc を求め、 Qc =α+Kenv 但し、αは1.0などの係数で共振指定値Qc を求める
ことで変換を行うように構成するとよい。
【0010】上記フィルタ装置は、上記入力手段で入力
される減衰勾配の度合いを時間経過とともに変化させる
手段をさらに備えるよう構成することができる。
される減衰勾配の度合いを時間経過とともに変化させる
手段をさらに備えるよう構成することができる。
【0011】
【作用】本発明はその動作原理として、折返し雑音(エ
イリアシング)特性を積極的に利用している。折返し雑
音は被サンプリング信号の中で(1/2) fs (但し、fs
はサンプリング周波数)よりも大きい周波数成分がサン
プリング定理を満足していないため、低い周波数に折り
返されて生じるものである。図3はこの折返し雑音を説
明するもので、図3(A)に示すように、ディジタルフ
ィルタのゲインが(1/2) fs までに完全に減衰するなら
ば、(1/2) fs を超える被サンプリング信号の周波数成
分はないから、低い周波数に対して折返し雑音は生じな
い。一方、図3(B)に示すように、ディジタルフィル
タのゲインが(1/2) fs を超えて存在する場合には、(1
/2) fs を超える被サンプリング周波数の周波数成分が
あるので、図中に斜線部分で示す折返し雑音が生じる。
イリアシング)特性を積極的に利用している。折返し雑
音は被サンプリング信号の中で(1/2) fs (但し、fs
はサンプリング周波数)よりも大きい周波数成分がサン
プリング定理を満足していないため、低い周波数に折り
返されて生じるものである。図3はこの折返し雑音を説
明するもので、図3(A)に示すように、ディジタルフ
ィルタのゲインが(1/2) fs までに完全に減衰するなら
ば、(1/2) fs を超える被サンプリング信号の周波数成
分はないから、低い周波数に対して折返し雑音は生じな
い。一方、図3(B)に示すように、ディジタルフィル
タのゲインが(1/2) fs を超えて存在する場合には、(1
/2) fs を超える被サンプリング周波数の周波数成分が
あるので、図中に斜線部分で示す折返し雑音が生じる。
【0012】図1は本発明の原理を説明する。いま、デ
ィジタルフィルタで低域フィルタを作るものとし、折返
し雑音を含めない出力特性(計算値)を図1(A)に示
すようなものにするものとする。図1(B)はこの出力
特性に対するサンプリング周波数fs を考慮した折返し
雑音特性である。フィルタの総合出力特性は図1(A)
と図1(B)を合わせたものであり、図1(C)に示す
ようなものになる。このフィルタ出力特性は高域が充分
にカットできない特性となっているが、図中のa区間の
減衰勾配に着目すると、ディジタルフィルタの折返し雑
音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc と肩特性
の共振度合いQc を変えることで、この出力特性と折返
し特性を変化させ、結果としてその総合出力特性も変化
させることができ、それによりこの総合出力特性の減衰
勾配を変化させることができる。
ィジタルフィルタで低域フィルタを作るものとし、折返
し雑音を含めない出力特性(計算値)を図1(A)に示
すようなものにするものとする。図1(B)はこの出力
特性に対するサンプリング周波数fs を考慮した折返し
雑音特性である。フィルタの総合出力特性は図1(A)
と図1(B)を合わせたものであり、図1(C)に示す
ようなものになる。このフィルタ出力特性は高域が充分
にカットできない特性となっているが、図中のa区間の
減衰勾配に着目すると、ディジタルフィルタの折返し雑
音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc と肩特性
の共振度合いQc を変えることで、この出力特性と折返
し特性を変化させ、結果としてその総合出力特性も変化
させることができ、それによりこの総合出力特性の減衰
勾配を変化させることができる。
【0013】図2は総合出力特性の減衰特性の変化を説
明する図であり、図示のように、ディジタルフィルタの
折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc
と肩特性の共振度合いQc を変えることで、図中の矢印
で示す方向に総合出力特性の減衰特性(減衰勾配とカッ
トオフ周波数)を変化させることができる。
明する図であり、図示のように、ディジタルフィルタの
折返し雑音を含めない出力特性のカットオフ周波数Fc
と肩特性の共振度合いQc を変えることで、図中の矢印
で示す方向に総合出力特性の減衰特性(減衰勾配とカッ
トオフ周波数)を変化させることができる。
【0014】また本発明を例えば電子楽器の楽音信号処
理用に適用する場合、入力される減衰勾配の度合いK
env を楽音信号のエンベロープ変化に従って時変させる
と、倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低い
ほど減衰が遅くなるといった自然楽器で発生される自然
音の音色の変化をシミュレートすることが可能になる。
理用に適用する場合、入力される減衰勾配の度合いK
env を楽音信号のエンベロープ変化に従って時変させる
と、倍音の次数が高いほど減衰が速く倍音の次数が低い
ほど減衰が遅くなるといった自然楽器で発生される自然
音の音色の変化をシミュレートすることが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図4には本発明のフィルタ装置を電子楽器の楽音
信号処理用に用いた場合の実施例が示される。図中、1
はディジタルフィルタで構成された2次ステートバリア
ブルフィルタであり、折返し雑音特性を含まない出力特
性としてカットオフ周波数Fc と肩特性の共振度合いQ
c とを可変設定できる。カットオフ周波数Fcはここで
は3dBダウンする点の周波数をとってある。共振度合
いQc は主にレゾナンスに関係するパラメータであり、
いわゆるアナログ共振回路でのQ(quality factor) と
は逆数関係になる。
する。図4には本発明のフィルタ装置を電子楽器の楽音
信号処理用に用いた場合の実施例が示される。図中、1
はディジタルフィルタで構成された2次ステートバリア
ブルフィルタであり、折返し雑音特性を含まない出力特
性としてカットオフ周波数Fc と肩特性の共振度合いQ
c とを可変設定できる。カットオフ周波数Fcはここで
は3dBダウンする点の周波数をとってある。共振度合
いQc は主にレゾナンスに関係するパラメータであり、
いわゆるアナログ共振回路でのQ(quality factor) と
は逆数関係になる。
【0016】図5はこの2次ステートバリアブルフィル
タ1の構成例を示す図であり、係数乗算器10〜13、
1サンプル遅延器14、15、加算器16〜19等を含
み構成される。このフィルタ1は係数乗算器10、11
にフィルタ係数CFCを設定することでカットオフ周波数
Fc を、係数乗算器12にフィルタ係数CQCを設定する
ことで肩特性の共振度合いQc を可変制御できる。
タ1の構成例を示す図であり、係数乗算器10〜13、
1サンプル遅延器14、15、加算器16〜19等を含
み構成される。このフィルタ1は係数乗算器10、11
にフィルタ係数CFCを設定することでカットオフ周波数
Fc を、係数乗算器12にフィルタ係数CQCを設定する
ことで肩特性の共振度合いQc を可変制御できる。
【0017】2はフィルタ係数設定部であり、このフィ
ルタ係数設定部2は、受信したカットオフ周波数Fc と
共振度合いQc に対応したフィルタ係数CFC、CQCをフ
ィルタ1に設定する機能を持つ。
ルタ係数設定部2は、受信したカットオフ周波数Fc と
共振度合いQc に対応したフィルタ係数CFC、CQCをフ
ィルタ1に設定する機能を持つ。
【0018】3はフィルタ係数設定部2にカットオフ周
波数Fc と共振度合いQc を供給するパラメータ変換部
である。このパラメータ変換部3は、入力されたカット
オフ周波数fc と減衰勾配の度合いKenv を、後述のパ
ラメータ変換演算に従ってカットオフ周波数Fc と共振
度合いQc に変換する。
波数Fc と共振度合いQc を供給するパラメータ変換部
である。このパラメータ変換部3は、入力されたカット
オフ周波数fc と減衰勾配の度合いKenv を、後述のパ
ラメータ変換演算に従ってカットオフ周波数Fc と共振
度合いQc に変換する。
【0019】4は時変パラメータ発生部であり、鍵盤等
からのキーオン信号をトリガに、その楽音のエンベロー
プenvを時間とともに変化させつつ発生し、そのエン
ベロープenvの変化に対応して減衰勾配の度合いK
env を変化させてパラメータ変換部3に供給する。
からのキーオン信号をトリガに、その楽音のエンベロー
プenvを時間とともに変化させつつ発生し、そのエン
ベロープenvの変化に対応して減衰勾配の度合いK
env を変化させてパラメータ変換部3に供給する。
【0020】ここで、fc は折返し雑音特性を含めたフ
ィルタ1の総合出力特性(実現目標とするフィルタ出力
特性)のカットオフ周波数である。Kenv は総合出力特
性の減衰勾配の度合いを決めるパラメータであって、0
〜1.0の範囲で時変する。この減衰勾配の度合いK
env は0の近いほど勾配が大きく、1.0に近いほど勾
配が小さくなり、1.0ではフラットになるよう値が定
められている。
ィルタ1の総合出力特性(実現目標とするフィルタ出力
特性)のカットオフ周波数である。Kenv は総合出力特
性の減衰勾配の度合いを決めるパラメータであって、0
〜1.0の範囲で時変する。この減衰勾配の度合いK
env は0の近いほど勾配が大きく、1.0に近いほど勾
配が小さくなり、1.0ではフラットになるよう値が定
められている。
【0021】前述のパラメータ変換演算式を次に示す。
但し、各パラメータの意味は以下の通りである。 fs :サンプリング周波数(fs は具体的には44.1
kHz 程度に選ばれるが、ここではfs を2.0の値に
対応させて単位系としている。従って例えばfs /2は
1.0となる) Fc :折返し雑音特性を含めない出力特性のカットオフ
周波数(但しfs =2.0とする単位系で表示) fc :総合出力特性のカットオフ周波数(但しfs =
2.0とする単位系で表示) Qc :折返し雑音特性を含めない出力特性の共振度合い
(Qc =0〜2.0) Kenv :総合出力特性の減衰勾配の度合い(0〜1.
0) Fc (log) :カットオフ周波数Fc の対数領域での値 fc (log) :カットオフ周波数fc の対数領域での値
但し、各パラメータの意味は以下の通りである。 fs :サンプリング周波数(fs は具体的には44.1
kHz 程度に選ばれるが、ここではfs を2.0の値に
対応させて単位系としている。従って例えばfs /2は
1.0となる) Fc :折返し雑音特性を含めない出力特性のカットオフ
周波数(但しfs =2.0とする単位系で表示) fc :総合出力特性のカットオフ周波数(但しfs =
2.0とする単位系で表示) Qc :折返し雑音特性を含めない出力特性の共振度合い
(Qc =0〜2.0) Kenv :総合出力特性の減衰勾配の度合い(0〜1.
0) Fc (log) :カットオフ周波数Fc の対数領域での値 fc (log) :カットオフ周波数fc の対数領域での値
【0022】〔パラメータ変換演算式〕 Fc(log)=fc(log)+〔log(fs /4) −fc (log) 〕×Kenv (1) この(1)式で求めたFc (log) を対数線形(ログ・リ
ニア)変換してカットオフ周波数Fc を求める。 Qc =1. 0+Kenv (2) 但し、Qc +Fc ≧2. 0ならば、Qc =2. 0−Fc (3)
ニア)変換してカットオフ周波数Fc を求める。 Qc =1. 0+Kenv (2) 但し、Qc +Fc ≧2. 0ならば、Qc =2. 0−Fc (3)
【0023】(1)式では、減衰勾配の度合いKenv を
0〜1.0間で変化させることにより、カットオフ周波
数fc を上限fs /4まで変化させることができる。こ
の(1)式によれば、減衰勾配を定めるKenv が減衰勾
配が緩やかになる方向に変化するとき、カットオフ周波
数Fc が高い方向に変化するように演算処理される。ま
た(3)式は安定領域で処理を行うための条件式であ
り、共振度合いQc が基準の値の時の肩特性より急激な
肩特性にならないように補正するものであり、この
(3)式によりQc は1より小さい値になるよう補正さ
れる。
0〜1.0間で変化させることにより、カットオフ周波
数fc を上限fs /4まで変化させることができる。こ
の(1)式によれば、減衰勾配を定めるKenv が減衰勾
配が緩やかになる方向に変化するとき、カットオフ周波
数Fc が高い方向に変化するように演算処理される。ま
た(3)式は安定領域で処理を行うための条件式であ
り、共振度合いQc が基準の値の時の肩特性より急激な
肩特性にならないように補正するものであり、この
(3)式によりQc は1より小さい値になるよう補正さ
れる。
【0024】このパラメータ変換演算はDSP(ディジ
タル信号プロセッサ)によりリアルタイムに演算処理し
て求めてもよいが、カットオフ周波数fc と減衰勾配の
度合いKenv により予め算出されたカットオフ周波数F
c と共振度合いQc をROM等のメモリに変換テーブル
の形で記憶させておいて、入力されたカットオフ周波数
fc と度合いKenv に対してこの変換テーブルからカッ
トオフ周波数Fc と共振度合いQc を読み出す構成とし
てもよい。
タル信号プロセッサ)によりリアルタイムに演算処理し
て求めてもよいが、カットオフ周波数fc と減衰勾配の
度合いKenv により予め算出されたカットオフ周波数F
c と共振度合いQc をROM等のメモリに変換テーブル
の形で記憶させておいて、入力されたカットオフ周波数
fc と度合いKenv に対してこの変換テーブルからカッ
トオフ周波数Fc と共振度合いQc を読み出す構成とし
てもよい。
【0025】図8〜図10は折返し雑音特性を含めない
出力特性におけるカットオフ周波数Fc と共振度合いQ
c の変化の様子を示す図である。各図中、横軸が周波
数、縦軸がレベルを表し、カットオフ周波数Fc はサン
プリング周波数fs を2.0とする単位系で表示されて
いる。図8は共振度合いQc =1.0に固定してカット
オフ周波数Fc を変化させた場合の特性図、図9はカッ
トオフ周波数Fc を0.5に固定して共振度合いQc を
変化させた場合の特性図、図10はカットオフ周波数F
c を1.0に固定して共振度合いQc を変化させた場合
の特性図である。これらの図から明らかなように、カッ
トオフ周波数Fc と共振度合いQc を変化させることに
より出力特性(折返し雑音特性を含めない)が変化し、
従ってその出力特性を折り返した折返し雑音特性も変化
するので、この出力特性と折返し雑音特性を合成した総
合出力特性が変化することが分かり、この総合出力特性
ではカットオフ周波数Fc が高域になるにつれて、折返
しによる周波数特性の影響で減衰勾配が緩やかになる。
出力特性におけるカットオフ周波数Fc と共振度合いQ
c の変化の様子を示す図である。各図中、横軸が周波
数、縦軸がレベルを表し、カットオフ周波数Fc はサン
プリング周波数fs を2.0とする単位系で表示されて
いる。図8は共振度合いQc =1.0に固定してカット
オフ周波数Fc を変化させた場合の特性図、図9はカッ
トオフ周波数Fc を0.5に固定して共振度合いQc を
変化させた場合の特性図、図10はカットオフ周波数F
c を1.0に固定して共振度合いQc を変化させた場合
の特性図である。これらの図から明らかなように、カッ
トオフ周波数Fc と共振度合いQc を変化させることに
より出力特性(折返し雑音特性を含めない)が変化し、
従ってその出力特性を折り返した折返し雑音特性も変化
するので、この出力特性と折返し雑音特性を合成した総
合出力特性が変化することが分かり、この総合出力特性
ではカットオフ周波数Fc が高域になるにつれて、折返
しによる周波数特性の影響で減衰勾配が緩やかになる。
【0026】図6および図7はフィルタ1から出力され
る折返し雑音特性を含めた総合出力特性を示す図であ
る。図6は総合出力特性のカットオフ周波数fc をおお
よそfs /32に設定し、減衰勾配の度合いKenv を0
〜1.0で種々に変化させた場合の特性であり、図7は
総合出力特性のカットオフ周波数fc をおおよそfs /
16に設定し、減衰勾配の度合いKenv を0〜1.0で
種々に変化させた場合の特性である。カットオフ周波数
Fc =fs /4、Qc =1のときに総合出力特性はフラ
ットになる。これらの特性を得るには前述のパラメータ
変換式(1)〜(3)に従ってカットオフ周波数fc 、
減衰勾配の度合いKenv をそれぞれカットオフ周波数F
c 、共振度合いQc に変換してそれに対応したフィルタ
係数CFC、CQCをフィルタ1に設定すればよい。
る折返し雑音特性を含めた総合出力特性を示す図であ
る。図6は総合出力特性のカットオフ周波数fc をおお
よそfs /32に設定し、減衰勾配の度合いKenv を0
〜1.0で種々に変化させた場合の特性であり、図7は
総合出力特性のカットオフ周波数fc をおおよそfs /
16に設定し、減衰勾配の度合いKenv を0〜1.0で
種々に変化させた場合の特性である。カットオフ周波数
Fc =fs /4、Qc =1のときに総合出力特性はフラ
ットになる。これらの特性を得るには前述のパラメータ
変換式(1)〜(3)に従ってカットオフ周波数fc 、
減衰勾配の度合いKenv をそれぞれカットオフ周波数F
c 、共振度合いQc に変換してそれに対応したフィルタ
係数CFC、CQCをフィルタ1に設定すればよい。
【0027】なお、以上の説明では、パラメータ変換部
3で既にFc 、Qc はフィルタ係数で演算しているた
め、フィルタ係数設定部2によって設定されるフィルタ
係数C FCとCQCは、そのフィルタ係数設定部2に入力さ
れるカットオフ周波数Fc と共振度合いQc と等しい値
になっている。
3で既にFc 、Qc はフィルタ係数で演算しているた
め、フィルタ係数設定部2によって設定されるフィルタ
係数C FCとCQCは、そのフィルタ係数設定部2に入力さ
れるカットオフ周波数Fc と共振度合いQc と等しい値
になっている。
【0028】2次ステートバリアブルフィルタ1の減衰
域では、12dB/octの特性が得られるが、ピアノ
の音等でベロシティに追従したフィルタの開閉をするよ
うな場合、高次倍音の減衰が大き過ぎて「閉まり過ぎ」
の状態になる。本実施例のフィルタ装置は時変するエン
ベロープenvパラメータを減衰勾配に反映するよう共
振度合いQc を補正演算することにより、減衰勾配をコ
ントロールし、倍音の次数が高いほど速く減衰し、倍音
の次数が低いほど減衰が遅くなるような自然音の音色変
化に近い特性をシミュレートしている。通常の倍音のバ
ランスを変化させるという目的では、−12dBぐらい
までが実用範囲でそれ以上の減衰は「ほとんど聞こえな
い」音になるので、−12dB〜0dB間の特性を重視
するようにする。
域では、12dB/octの特性が得られるが、ピアノ
の音等でベロシティに追従したフィルタの開閉をするよ
うな場合、高次倍音の減衰が大き過ぎて「閉まり過ぎ」
の状態になる。本実施例のフィルタ装置は時変するエン
ベロープenvパラメータを減衰勾配に反映するよう共
振度合いQc を補正演算することにより、減衰勾配をコ
ントロールし、倍音の次数が高いほど速く減衰し、倍音
の次数が低いほど減衰が遅くなるような自然音の音色変
化に近い特性をシミュレートしている。通常の倍音のバ
ランスを変化させるという目的では、−12dBぐらい
までが実用範囲でそれ以上の減衰は「ほとんど聞こえな
い」音になるので、−12dB〜0dB間の特性を重視
するようにする。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、減衰勾配を任意に可変制御できるフィルタ装置を小
規模な構成で実現することができる。
ば、減衰勾配を任意に可変制御できるフィルタ装置を小
規模な構成で実現することができる。
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】本発明の原理を説明する図である。
【図3】折返し雑音特性を説明する図である。
【図4】本発明を電子楽器の楽音信号処理用に適用した
場合の実施例のブロック構成図である。
場合の実施例のブロック構成図である。
【図5】実施例における2次ステートバリアブルフィル
タの構成例を示す図である。
タの構成例を示す図である。
【図6】実施例装置の総合出力特性の一例を示す図であ
る。
る。
【図7】実施例装置のフィルタ総合出力特性の他の例を
示す図である。
示す図である。
【図8】折返し雑音を含めないフィルタ出力特性の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図9】折返し雑音を含めないフィルタ出力特性の他の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図10】折返し雑音を含めないフィルタ出力特性のま
た他の例を示す図である。
た他の例を示す図である。
【図11】従来のフィルタの出力特性を説明する図であ
る。
る。
1 ディジタルフィルタ(2次ステートバリアブルフィ
ルタ) 2 フィルタ係数設定部 3 パラメータ変換部 4 時変パラメータ発生部(エンベロープ発生部) 10〜13 フィルタ係数乗算部 14、15 1サンプル遅延器 16〜19 加算器
ルタ) 2 フィルタ係数設定部 3 パラメータ変換部 4 時変パラメータ発生部(エンベロープ発生部) 10〜13 フィルタ係数乗算部 14、15 1サンプル遅延器 16〜19 加算器
Claims (4)
- 【請求項1】折返し雑音特性を含めない出力特性のカッ
トオフ周波数(Fc)とその肩特性の共振度合い(Qc
)とを可変設定できるディジタルフィルタを備え、こ
のディジタルフィルタの上記出力特性に該折返し雑音特
性を含めた総合出力特性が、該折返し雑音特性の度合い
を変えることにより実現目標とする出力特性の減衰勾配
の度合い(Kenv )と目標カットオフ周波数(fc )を
持つように、該ディジタルフィルタの出力特性のカット
オフ周波数と共振度合いを可変調整することで、減衰特
性を可変制御するフィルタ減衰特性制御方法。 - 【請求項2】折返し雑音特性を含めない出力特性のカッ
トオフ周波数(Fc)とその肩特性の共振度合い(Qc
)とを可変設定できるディジタルフィルタと、 実現目標とする出力特性の減衰勾配の度合い(Kenv )
と目標カットオフ周波数(fc )とを入力する入力手段
と、 該入力手段で入力された減衰勾配の度合いと目標カット
オフ周波数とを該ディジタルフィルタの出力特性に折返
し雑音特性を含める演算式に従って該ディジタルフィル
タのカットオフ周波数と共振度合いとに変換する変換手
段と、 該変換手段で変換されたカットオフ周波数と共振度合い
に応じたフィルタ係数を該ディジタルフィルタに設定す
る設定手段とを備えたフィルタ装置。 - 【請求項3】上記変換手段は、ディジタルフィルタの出
力特性のカットオフ周波数をFc 、その肩特性の共振度
合いをQc 、実現目標とする出力特性の減衰勾配の度合
いをKenv 、その目標カットオフ周波数をfc 、ディジ
タルフィルタのサンプリング周波数をfs とするとき、 Fc (log) =fc (log) +〔log(fs /4) −fc (lo
g) 〕×Kenv (但し、Fc (log) とfc (log) は対数スケールである
ことを表す)で求めたFc (log) を対数線形変換してカ
ットオフ周波数Fc を求め、 Qc =α+Kenv 但し、αは定数で共振指定値Qc を求めることで変換を
行うように構成された請求項2記載のフィルタ装置。 - 【請求項4】上記入力手段で入力される減衰勾配の度合
いを時間経過とともに変化させる手段をさらに備えた請
求項2または3記載のフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17215995A JPH0921691A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | フィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17215995A JPH0921691A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | フィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921691A true JPH0921691A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15936672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17215995A Pending JPH0921691A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | フィルタ減衰特性制御方法とフィルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921691A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181984A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Ono Sokki Co Ltd | 波形変換装置および波形変換方法 |
JP2014224747A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社小野測器 | 波形変換装置および波形変換方法 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17215995A patent/JPH0921691A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181984A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Ono Sokki Co Ltd | 波形変換装置および波形変換方法 |
JP2014224747A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社小野測器 | 波形変換装置および波形変換方法 |
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