JPH09208253A - アルカリを含有しないアルミノホウケイ酸塩ガラスとその使用 - Google Patents
アルカリを含有しないアルミノホウケイ酸塩ガラスとその使用Info
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- JPH09208253A JPH09208253A JP9023102A JP2310297A JPH09208253A JP H09208253 A JPH09208253 A JP H09208253A JP 9023102 A JP9023102 A JP 9023102A JP 2310297 A JP2310297 A JP 2310297A JP H09208253 A JPH09208253 A JP H09208253A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/004—Refining agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/089—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
- C03C3/091—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
- C03C3/093—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium containing zinc or zirconium
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイに特に適したガラスの提供
【解決手段】 熱膨脹係数α20/300が約3.7×
10-6/Kで、アニール温度OKPが700℃を超え、
処理温度VA が1220℃より低く、かつ化学的安定性
が非常に優れており、そしてフロート装置で製造するこ
とができ、下記の組成(酸化物に基づいた重量%):S
iO2 52〜62;B2 O3 4〜14;Al2 O3
12〜20;MgO 0〜8;CaO 4〜11;B
aO 0〜2;ZnO 2〜8;ZrO2 0〜2;S
nO2 0〜2有するアルカリを含有しないアルミノホ
ウケイ酸塩ガラスによる。Al2 O3 /B2 O3 の比率
は3以上が好ましい。
10-6/Kで、アニール温度OKPが700℃を超え、
処理温度VA が1220℃より低く、かつ化学的安定性
が非常に優れており、そしてフロート装置で製造するこ
とができ、下記の組成(酸化物に基づいた重量%):S
iO2 52〜62;B2 O3 4〜14;Al2 O3
12〜20;MgO 0〜8;CaO 4〜11;B
aO 0〜2;ZnO 2〜8;ZrO2 0〜2;S
nO2 0〜2有するアルカリを含有しないアルミノホ
ウケイ酸塩ガラスによる。Al2 O3 /B2 O3 の比率
は3以上が好ましい。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロート法によっ
て、優れた品質で製造することができる、ディスプレイ
技術で用いるアルカリを含有しないアルミノホウケイ酸
塩ガラスに関する。
て、優れた品質で製造することができる、ディスプレイ
技術で用いるアルカリを含有しないアルミノホウケイ酸
塩ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフラットスクリーンのフロントパ
ネルのようなディスプレイ技術で用いられるガラスの必
要条件は、M.CableおよびJ.M.Parker
編集“High−Performance Glass
es”,Blackie and Son Limit
ed社、グラスゴーおよびロンドン、1992年中の
W.H.Dumbaugh、P.l.Bockoおよび
F.P.Fehlnerの論文“Glasses fo
r Flat−Panel Displays”に詳細
に述べられている。このような用途に現在利用できるガ
ラス類は、J.C.Lapp、P.L.Bockoおよ
びJ.W.Nelsonの論文“Advanced G
lass Substrates for Plat
PanelDisplays”,Corning Re
seach 1994年にも列挙されている。
ネルのようなディスプレイ技術で用いられるガラスの必
要条件は、M.CableおよびJ.M.Parker
編集“High−Performance Glass
es”,Blackie and Son Limit
ed社、グラスゴーおよびロンドン、1992年中の
W.H.Dumbaugh、P.l.Bockoおよび
F.P.Fehlnerの論文“Glasses fo
r Flat−Panel Displays”に詳細
に述べられている。このような用途に現在利用できるガ
ラス類は、J.C.Lapp、P.L.Bockoおよ
びJ.W.Nelsonの論文“Advanced G
lass Substrates for Plat
PanelDisplays”,Corning Re
seach 1994年にも列挙されている。
【0003】LCD(液晶ディスプレイ)、AMLCD
[活性マトリックス液晶ディスプレイ(active
matrix Liquid Crystal Dis
ply)]、TFELD(薄膜電界発光ディスプレイ)
またはPDP(プラズマディスプレイパネル)の基板と
して用いられるガラスは、周期的な熱の負荷に対して安
定性に優れ、かつフラットスクリーンの製造工程に用い
られる薬剤に対して化学安定性に優れていなければなら
ず、かつその熱膨脹特性は多結晶シリコンに適応してい
なければならない。その上こられのガラスは、そのガラ
ス基板に直接取付けられる場合がある集積回路が、内部
に拡散するアルカリイオンによって汚染されないように
できるだけアルカリを含有しないようにしなければなら
ない。この場合、生産に関連する酸化ナトリウムの部分
は1000ppmまでの含量がこのガラスには許容する
ことができる。
[活性マトリックス液晶ディスプレイ(active
matrix Liquid Crystal Dis
ply)]、TFELD(薄膜電界発光ディスプレイ)
またはPDP(プラズマディスプレイパネル)の基板と
して用いられるガラスは、周期的な熱の負荷に対して安
定性に優れ、かつフラットスクリーンの製造工程に用い
られる薬剤に対して化学安定性に優れていなければなら
ず、かつその熱膨脹特性は多結晶シリコンに適応してい
なければならない。その上こられのガラスは、そのガラ
ス基板に直接取付けられる場合がある集積回路が、内部
に拡散するアルカリイオンによって汚染されないように
できるだけアルカリを含有しないようにしなければなら
ない。この場合、生産に関連する酸化ナトリウムの部分
は1000ppmまでの含量がこのガラスには許容する
ことができる。
【0004】フラットスクリーンを製造するのに適した
板ガラスは、生産工程で起こる温度において固有の安定
性に優れ、収縮[コンパクション(compactio
n)]が低く、かつ結晶、核(node)および泡の併
入がなく、品質が非常に優れていなければならない。フ
ラットディスプレイの用途に用いるガラスに必要な特性
は次のとおりである。 −熱膨脹係数α20/300が約3.7×10-6/K
(多結晶シリコンに適応するため)である。 −1013dpasの粘度になる温度(=アニール温度O
KP)が700℃を超える(低コンパクションのた
め)。 −耐薬品性に優れている。 −失透し難い。
板ガラスは、生産工程で起こる温度において固有の安定
性に優れ、収縮[コンパクション(compactio
n)]が低く、かつ結晶、核(node)および泡の併
入がなく、品質が非常に優れていなければならない。フ
ラットディスプレイの用途に用いるガラスに必要な特性
は次のとおりである。 −熱膨脹係数α20/300が約3.7×10-6/K
(多結晶シリコンに適応するため)である。 −1013dpasの粘度になる温度(=アニール温度O
KP)が700℃を超える(低コンパクションのた
め)。 −耐薬品性に優れている。 −失透し難い。
【0005】分析の結果、ほぼ次の組成(酸化物に基づ
いた重量%):SiO2 57.7;B2 O3 8.
4;Al2 O3 16.4;MgO 0.8;CaO
4.2;SrO 2.0;BaO 9.5;As2 O3
1.0を有する市販のガラス(V1)は、上記の必要
条件を基本的に満たしている。このガラスは特別の“オ
ーバーフローヒュージョン(overflow−fus
ion)”法によって製造され、この方法によれば表面
品質が優れた薄いガラスを確実に製造することができ
る。しかし、この方法に適したガラスは、結晶化の傾向
はごくわずかでなければならず、すなわち液相温度(こ
の温度を超えると、生成している結晶はすべて再び溶融
する)は、処理温度VA (104 dpasの粘度になる
温度)より低くなければならないことは明らかである。
またこのことは、このガラスのVA が1300℃を超え
る非常に高い温度である主な理由である。しかし、VA
が高ければ高いほど、耐火物の腐食が速くなり、かつガ
ラスの生産中そのバッチからの一次エネルギーの損失が
高くなる。
いた重量%):SiO2 57.7;B2 O3 8.
4;Al2 O3 16.4;MgO 0.8;CaO
4.2;SrO 2.0;BaO 9.5;As2 O3
1.0を有する市販のガラス(V1)は、上記の必要
条件を基本的に満たしている。このガラスは特別の“オ
ーバーフローヒュージョン(overflow−fus
ion)”法によって製造され、この方法によれば表面
品質が優れた薄いガラスを確実に製造することができ
る。しかし、この方法に適したガラスは、結晶化の傾向
はごくわずかでなければならず、すなわち液相温度(こ
の温度を超えると、生成している結晶はすべて再び溶融
する)は、処理温度VA (104 dpasの粘度になる
温度)より低くなければならないことは明らかである。
またこのことは、このガラスのVA が1300℃を超え
る非常に高い温度である主な理由である。しかし、VA
が高ければ高いほど、耐火物の腐食が速くなり、かつガ
ラスの生産中そのバッチからの一次エネルギーの損失が
高くなる。
【0006】上記ガラスVlの他の欠点は、酸化ヒ素の
比率が大きいことであるが、酸化ヒ素は選択された製造
法で泡の生成を確実に最少にする清澄剤(refini
ngagent)として明らかに必要である。酸化ヒ素
は有毒であるため、このようなガラス成分の使用を避け
ることは良いアイデアであることとは別に、酸化ヒ素の
存在による影響は、このガラスをフロート装置へ引出す
ことができないことである。というのは、フロート装置
において支配的な還元条件(液状スズ、還元性保護ガス
雰囲気i.a.生成ガス)によって金属ヒ素が沈殿して
ガラスを望ましくない灰色に着色させて使用できなくな
るからである。
比率が大きいことであるが、酸化ヒ素は選択された製造
法で泡の生成を確実に最少にする清澄剤(refini
ngagent)として明らかに必要である。酸化ヒ素
は有毒であるため、このようなガラス成分の使用を避け
ることは良いアイデアであることとは別に、酸化ヒ素の
存在による影響は、このガラスをフロート装置へ引出す
ことができないことである。というのは、フロート装置
において支配的な還元条件(液状スズ、還元性保護ガス
雰囲気i.a.生成ガス)によって金属ヒ素が沈殿して
ガラスを望ましくない灰色に着色させて使用できなくな
るからである。
【0007】米国特許第3,496,401号には、
“ハロゲンランプ電球(halogen bulb c
one)”用ガラスの組成の範囲(酸化物に基づいた重
量%)として、ガラスVlの組成に類似の組成:SiO
2 55〜70;B2 O3 0〜10;Al2 O3 1
3〜25;アルカリ土類酸化物10〜25が示されてい
る。しかし清澄化については何も指示されていない。こ
れらのガラスの熱膨脹率は低く、かつ1013dpasの
粘度になる温度が高い。これらガラスの化学安定性につ
いては記載されていない。
“ハロゲンランプ電球(halogen bulb c
one)”用ガラスの組成の範囲(酸化物に基づいた重
量%)として、ガラスVlの組成に類似の組成:SiO
2 55〜70;B2 O3 0〜10;Al2 O3 1
3〜25;アルカリ土類酸化物10〜25が示されてい
る。しかし清澄化については何も指示されていない。こ
れらのガラスの熱膨脹率は低く、かつ1013dpasの
粘度になる温度が高い。これらガラスの化学安定性につ
いては記載されていない。
【0008】日本国特許公開公報2−133334号に
は、耐熱性、化学安定性および光学的な均一性に優れ、
そして以下の組成範囲(酸化物に基づいた重量%):S
iO2 54〜60;B2 O3 6〜10;Al2 O3
10〜15;MgO 0〜2;CaO 8〜15;B
aO 4〜10;ZnO 1〜6;TiO2 および/ま
たはZrO2 0.3〜4を示す電子部品用のアルカリ
を含有しないガラスが記載されている。
は、耐熱性、化学安定性および光学的な均一性に優れ、
そして以下の組成範囲(酸化物に基づいた重量%):S
iO2 54〜60;B2 O3 6〜10;Al2 O3
10〜15;MgO 0〜2;CaO 8〜15;B
aO 4〜10;ZnO 1〜6;TiO2 および/ま
たはZrO2 0.3〜4を示す電子部品用のアルカリ
を含有しないガラスが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、20
〜300℃における熱膨脹係数αが約3.7×10-6/
Kで、ガラスが1013dpasの粘度になる温度が70
0℃を超え、処理温度VA が1220℃より低く、そし
て化学的安定性が非常に優れており、かつ基本的にアル
カリ酸化物を含有していないディスプレイ技術に用いる
透明ガラスを見出すことである。その上に、そのガラス
は、容易に還元可能な成分を含有せず、したがってフロ
ート装置で製造することができる。
〜300℃における熱膨脹係数αが約3.7×10-6/
Kで、ガラスが1013dpasの粘度になる温度が70
0℃を超え、処理温度VA が1220℃より低く、そし
て化学的安定性が非常に優れており、かつ基本的にアル
カリ酸化物を含有していないディスプレイ技術に用いる
透明ガラスを見出すことである。その上に、そのガラス
は、容易に還元可能な成分を含有せず、したがってフロ
ート装置で製造することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】熱膨脹係数α20/30
0が約3.7×10-6/Kで、アニール温度OKPが7
00℃を超え、処理温度VA が1220℃より低く、か
つ化学的安定性が非常に優れており、そしてフロート装
置で製造することができ、下記の組成(酸化物に基づい
た重量%):SiO2 52〜62;B2 O3 4〜1
4;Al2 O312〜20;MgO 0〜8;CaO
4〜11;BaO 0〜2;ZnO2〜8;ZrO2
0〜2;SnO2 0〜2有するアルカリを含有しない
アルミノホウケイ酸塩ガラスによって達成される。
0が約3.7×10-6/Kで、アニール温度OKPが7
00℃を超え、処理温度VA が1220℃より低く、か
つ化学的安定性が非常に優れており、そしてフロート装
置で製造することができ、下記の組成(酸化物に基づい
た重量%):SiO2 52〜62;B2 O3 4〜1
4;Al2 O312〜20;MgO 0〜8;CaO
4〜11;BaO 0〜2;ZnO2〜8;ZrO2
0〜2;SnO2 0〜2有するアルカリを含有しない
アルミノホウケイ酸塩ガラスによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のガラスは、52〜62重
量%のSiO2 を含有している。SiO2 の比率が高い
場合、VA は過度の高い値になり、SiO2 の比率が低
い場合、優れた耐加水分解性が損われる。SiO2 の比
率は55〜60重量%が好ましい。Al2 O3 の含量は
12〜20重量%の範囲内である。この場合もAl2 O
3の含量が大きいとVA が高くなり、またAl2 O3 の
含量が小さすぎると結晶化現象が起こる。Al2 O3 の
含量は15〜18重量%が好ましい。望ましい優れた化
学安定性を達成するため、本発明のガラスは4〜14重
量%のB2 O3 を含有し、その上このB2 O3 はこの範
囲内で融剤として作用して、通常の凝集体のガラスの可
溶融性(meltability)が保証される。B2
O3 は5〜12重量%の範囲が好ましい。本発明の特に
好ましい実施態様では、成分Al2 O3 とB2 O3 がA
l2 O3 /B2 O3 の重量比≧3で存在している。
量%のSiO2 を含有している。SiO2 の比率が高い
場合、VA は過度の高い値になり、SiO2 の比率が低
い場合、優れた耐加水分解性が損われる。SiO2 の比
率は55〜60重量%が好ましい。Al2 O3 の含量は
12〜20重量%の範囲内である。この場合もAl2 O
3の含量が大きいとVA が高くなり、またAl2 O3 の
含量が小さすぎると結晶化現象が起こる。Al2 O3 の
含量は15〜18重量%が好ましい。望ましい優れた化
学安定性を達成するため、本発明のガラスは4〜14重
量%のB2 O3 を含有し、その上このB2 O3 はこの範
囲内で融剤として作用して、通常の凝集体のガラスの可
溶融性(meltability)が保証される。B2
O3 は5〜12重量%の範囲が好ましい。本発明の特に
好ましい実施態様では、成分Al2 O3 とB2 O3 がA
l2 O3 /B2 O3 の重量比≧3で存在している。
【0012】アルカリ土類酸化物およびZrO2 とZn
Oによって所望どおりにアニール温度OKPが上昇す
る。したがって本発明のガラスは、4〜11重量%のC
aO(好ましくは6〜10重量%)、0〜8重量%のM
gO(好ましくは0〜6重量%)および、0〜2重量%
のBaO(好ましくは0〜1重量%)を含有している。
酸化バリウムの比率がガラスVlに比べて小さいので、
ガラスの望ましい低密度化が促進される。このBaO含
量が低いことの他の利点については、清澄剤について考
察するときに述べる。または本発明のガラスは、2〜8
重量%のZnO(好ましくは2〜6重量%)および0〜
2重量%のZrO2 を含有している。これらの成分は溶
解性が劣るため、最後に挙げたこれらの成分の最大比率
は、本発明のガラス系では著しく制限される。
Oによって所望どおりにアニール温度OKPが上昇す
る。したがって本発明のガラスは、4〜11重量%のC
aO(好ましくは6〜10重量%)、0〜8重量%のM
gO(好ましくは0〜6重量%)および、0〜2重量%
のBaO(好ましくは0〜1重量%)を含有している。
酸化バリウムの比率がガラスVlに比べて小さいので、
ガラスの望ましい低密度化が促進される。このBaO含
量が低いことの他の利点については、清澄剤について考
察するときに述べる。または本発明のガラスは、2〜8
重量%のZnO(好ましくは2〜6重量%)および0〜
2重量%のZrO2 を含有している。これらの成分は溶
解性が劣るため、最後に挙げたこれらの成分の最大比率
は、本発明のガラス系では著しく制限される。
【0013】本発明の特に有利な実施態様では、2つの
成分MgOとCaOはドロマイトで導入される。この方
法によってバッチ製造の計算が簡単になる。このように
して得られるモル比1:1によってCaO/MgOの重
量比は1.4になる。さらに本発明のガラスは、2重量
%までのSnO2 を含有していてもよい。0.5〜2.
0重量%の含量のSnO2 が好ましく、0.5〜1.0
重量%の範囲が特に有利である。すでに述べた理由(ヒ
素元素への還元)のため、実際の溶融プロセスの後、フ
ロート装置のペイン(pane)中に引出されるガラス
を清澄化するのに酸化ヒ素は使用できない。他の方法で
は代替物としてしばしば使用される酸化アンチモンにも
同じことが当てはまる。
成分MgOとCaOはドロマイトで導入される。この方
法によってバッチ製造の計算が簡単になる。このように
して得られるモル比1:1によってCaO/MgOの重
量比は1.4になる。さらに本発明のガラスは、2重量
%までのSnO2 を含有していてもよい。0.5〜2.
0重量%の含量のSnO2 が好ましく、0.5〜1.0
重量%の範囲が特に有利である。すでに述べた理由(ヒ
素元素への還元)のため、実際の溶融プロセスの後、フ
ロート装置のペイン(pane)中に引出されるガラス
を清澄化するのに酸化ヒ素は使用できない。他の方法で
は代替物としてしばしば使用される酸化アンチモンにも
同じことが当てはまる。
【0014】食塩は、アルカリ酸化物含有溶融物にしば
しば用いられ、約1410℃で昇華を開始することによ
って清澄化に寄与するもう1つの標準的な清澄剤である
が、使用される塩化ナトリウムの一部は、やはりガラス
中に酸化ナトリウムの形態で出現する。しかしディスプ
レイ用ガラスは、できるだけアルカリを含有しないよう
にしなければならないので、この清澄剤も本発明には使
えない。アルカリ土類塩化物類は、そのうちの特に塩化
バリウムのが有効であることが立証されたが、食塩と類
似の清澄化力をもっているので清澄剤として適してい
る。しかし、その昇華温度が約150℃高いので、これ
に対応して高い溶融温度が必要になる。この成分の別の
欠点は、可溶性のバリウム化合物はすべてかなり有毒な
ので、塩化バリウムによる清澄化を利用する場合、最強
許容濃度値を維持するため、バッチハウス内で熱処理を
行う場合、高価な安全対策をとる必要があることであ
る。
しば用いられ、約1410℃で昇華を開始することによ
って清澄化に寄与するもう1つの標準的な清澄剤である
が、使用される塩化ナトリウムの一部は、やはりガラス
中に酸化ナトリウムの形態で出現する。しかしディスプ
レイ用ガラスは、できるだけアルカリを含有しないよう
にしなければならないので、この清澄剤も本発明には使
えない。アルカリ土類塩化物類は、そのうちの特に塩化
バリウムのが有効であることが立証されたが、食塩と類
似の清澄化力をもっているので清澄剤として適してい
る。しかし、その昇華温度が約150℃高いので、これ
に対応して高い溶融温度が必要になる。この成分の別の
欠点は、可溶性のバリウム化合物はすべてかなり有毒な
ので、塩化バリウムによる清澄化を利用する場合、最強
許容濃度値を維持するため、バッチハウス内で熱処理を
行う場合、高価な安全対策をとる必要があることであ
る。
【0015】[実施例]表1は、本発明によって不可欠
のガラス組成とガラス特性を有する本発明の2つのガラ
スを示す。これらのガラスは、通常の原料から1620
℃で溶練した。清澄化を行うため、金属を2.5時間1
600℃に保持した。
のガラス組成とガラス特性を有する本発明の2つのガラ
スを示す。これらのガラスは、通常の原料から1620
℃で溶練した。清澄化を行うため、金属を2.5時間1
600℃に保持した。
【0016】 表1 ガラスの組成(酸化物に基づいた重量%)とガラスの不可欠な特性 実施例1 実施例2 SiO2 57.00 59.40 B2 O3 5.00 5.00 Al2 O3 18.00 15.00 MgO 5.80 5.10 CaO 6.60 7.10 BaO 1.00 1.00 ZnO 3.60 5.40 ZrO2 2.00 1.00 SnO2 1.00 1.00 As2 O3 α20/3001)[10-6] 3.68 3.72 Tg2)[℃] 725 706 OKP3)[℃] 732 719 EW4)[℃] 927 916 VA 5)[℃] 1218 1216 密 度[103 kg/m3 ] 2.603 2.597 コンパクション6)[ppm] −6 ISO719による耐加水分解性 [1g当りのNa2 Oのμg] 12 13 H2 O7)[mg/cm2 ] 0.02 5%HCL8)[mg/cm2 ] 0.16 5%NaOH9)[mg/cm2 ] 0.64 10%NH4 F:HF10) [mg/cm2 ] 0.03 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1)20〜300℃の温度範囲における熱膨脹係数。 2)DIN52324による膨脹試験のガラス転移温度。 3)アニール温度、1013dpasの粘度になる温度。 4)軟化点、粘度が107.6 dpasになる温度。 5)処理温度、粘度が104 dpasになる温度。 6)ガラスを400℃で1時間焼戻した後の収縮。 7)95℃で24時間、水中で磨きガラス薄板(70mm×50mm×2mm )を処理した後の重量減。 8)95℃で24時間、5%塩酸中で磨きガラス薄板(70mm×50mm× 2mm)を処理した後の重量減。 9)95℃で6時間、5%塩化ナトリウム溶液中で磨きガラス薄板(70mm ×50mm×2mm)を処理した後の重量減。 10)20℃で20分間、10%NH4 F−HF溶液中で磨きガラス薄板(7 0mm×50mm×2mm)を処理した後の重量減。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス シュナイダー ドイツ連邦共和国、デェー 99510 アポ ルダ、ロバート−ビルクナーヴェーグ 16 (72)発明者 トーマス クロス ドイツ連邦共和国、デェー 07743 イェ ーナ、ヘルデーシュトラーセ 28
Claims (6)
- 【請求項1】 フロート装置で製造することができ、か
つ下記組成(酸化物に基づいた重量%): SiO2 52〜62 B2 O3 4〜14 Al2 O3 12〜20 MgO 0〜8 CaO 4〜11 BaO 0〜2 ZnO 2〜8 ZrO2 0〜2 SnO2 0〜2 を有する、20℃〜300℃における熱膨脹係数αが約
3.7×10−6 /Kであり、アニール温度OKPが7
00℃を超え、処理温度VA が1220℃より低く、か
つ化学安定性が極めて優れているアルカリを含有しない
アルミノホウケイ酸塩ガラス。 - 【請求項2】 組成(酸化物に基づいた重量%): SiO2 52〜62 B2 O3 4〜14 Al2 O3 12〜20 MgO 0〜8 CaO 4〜11 BaO 0〜2 ZnO 2〜8 ZrO2 0〜2 SnO2 0.5〜2 である請求項1記載のアルミノホウケイ酸塩ガラス。
- 【請求項3】 組成(酸化物に基づいた重量%): SiO2 55〜60 B2 O3 5〜12 Al2 O3 15〜18 MgO 0〜6 CaO 6〜10 BaO 0〜1 ZnO 2〜6 ZrO2 0〜2 SnO2 0.5〜1 である請求項1または2に記載のアルミノホウケイ酸塩
ガラス。 - 【請求項4】 Al2 O3 :B2 O3 の重量比が≧3で
ある請求項1〜3のいずれか1つに記載のアルミノホウ
ケイ酸塩ガラス。 - 【請求項5】 Cao:MgOのモル比が1(=重量比
では、四捨五入して1.4)である請求項1〜4のいず
れか1つに記載のアルミノホウケイ酸塩ガラス。 - 【請求項6】 ディスプレイ技術における基板ガラスと
しての請求項1〜5のいずれか1つに記載のアルミノホ
ウケイ酸塩ガラスの使用。
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