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JPH09201677A - アルミニウム薄板t型継手のすみ肉ミグアーク溶接方法 - Google Patents

アルミニウム薄板t型継手のすみ肉ミグアーク溶接方法

Info

Publication number
JPH09201677A
JPH09201677A JP840396A JP840396A JPH09201677A JP H09201677 A JPH09201677 A JP H09201677A JP 840396 A JP840396 A JP 840396A JP 840396 A JP840396 A JP 840396A JP H09201677 A JPH09201677 A JP H09201677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
fillet
arc
wire
penetration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP840396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sagawa
恭広 寒川
Shuhei Ido
周平 井土
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP840396A priority Critical patent/JPH09201677A/ja
Publication of JPH09201677A publication Critical patent/JPH09201677A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミまたはアルミ合金からなる板厚2mm
以下の薄板で構成されるT型継手をミグアークによる脚
長3mm以下のすみ肉溶接で接合するに際し、溶込みの
安定したすみ肉ビードを形成できること。 【解決手段】 ワイヤ径1.2mm以下の溶接ワイヤを
用い、溶接速度を180〜350cm/minにてすみ
肉溶接を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなる薄板(以下、アルミニウ
ム薄板という)で板厚2mm以下のもので構成されるT
型継手を、ミグアークによる脚長3mm以下のすみ肉溶
接で接合するアーク溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両、船舶等の輸送機分野においては、
高速化、軽量化の要請に応えるため、車体や船体として
アルミニウム製の溶接構造物の採用が進展しており、最
近では部位によっては板厚2mm以下のアルミニウム薄
板が使用されるようになっている。
【0003】これらのアルミニウム製溶接構造物のアー
ク溶接法としては、溶接部に対する要求特性や作業能率
等の点から、アルゴンガスなどの不活性ガスを主体とし
たシールドガスと定速度送給される溶接ワイヤとを用い
るミグ溶接(Metal Inert Gas Welding )が多用されて
いる。溶接される継手の構造は、主に、二枚の板材を突
き合わせて構成する突合せ継手と、図3に示すように、
下板M1の上に立板M2を立設して構成したT型継手と
があり、アルミニウムによる軽量化の進展が著しい漁船
などでは、ミグアークによるすみ肉溶接で接合するT型
継手の占める割合が多い。
【0004】板厚2mm以下(2.0mm,1.5mm
など)のアルミニウム薄板で構成されるT型継手のすみ
肉ミグアーク溶接を行う場合、すみ肉ビードの脚長は、
大き過ぎると過大溶接入熱による溶接母材の強度低下や
溶接変形の発生を招くことになるので、板厚と同等程度
であって最大でも3mmを超えないことが良く、従来、
溶接法としては、ワイヤ径1.2mm、もしくは1.0
mmの溶接ワイヤとアルゴンガスをシールドガスとして
用い、直流の逆極性(溶接ワイヤ:陽極、溶接母材:陰
極)において、溶接ワイヤをスプレー移行させる臨界電
流値以上のパルス電流とアークを維持するだけの小さい
ベース電流とを交互に繰り返して溶接を行う直流パルス
ミグアーク溶接が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来のすみ
肉ミグアーク溶接方法では、平均溶接電流が溶接ワイヤ
の臨界電流値以下の範囲においても溶滴のスプレー移行
化ができるようにした逆極性の直流パルスミグアーク溶
接であっても、板厚が薄く2mm以下となると、溶接入
熱が過大となって、図5に示すように、過大溶込みB
や、溶接ビード裏面の膨れCなどの溶接変形の原因とな
る欠陥がしばしば発生し、溶接条件によってはアークの
板貫通によるビードの溶け落ちが発生した。そして、こ
のような過大溶込みを回避するために溶接電流を下げる
と逆に溶込み不足となり、溶込みの安定したすみ肉ビー
ドを得ることが難しかった。
【0006】また、アルミニウム製の溶接ワイヤは鋼製
の溶接ワイヤに比べて軟らかであり、ワイヤの巻き癖や
送給抵抗の影響を受けて溶接中にT型継手の開先コーナ
ー部A(図2参照)に対するワイヤ狙い位置のずれが発
生し易く、図4に示すように、不等脚長で、下板M1と
立板M2とで溶込みが不均一な偏肉ビードとなる場合が
しばしばあった。
【0007】そこでこの発明は、板厚2mm以下のアル
ミニウム薄板で構成されるT型継手をミグアークによる
脚長3mm以下のすみ肉溶接で接合するに際し、溶込み
の安定したすみ肉ビードを形成でき、また、過大入熱に
起因する過大溶込みやアークの板貫通によるビードの溶
け落ちを防止でき、さらに、偏肉のない等脚長のすみ肉
ビードを形成できる、アルミニウム薄板T型継手のすみ
肉ミグアーク溶接方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの請求項1記載の発明は、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金からなる板厚2mm以下の薄板で構成される
T型継手をミグアークによる脚長3mm以下のすみ肉溶
接で接合するに際し、ワイヤ径1.2mm以下の溶接ワ
イヤを用い、溶接速度を180〜350cm/minに
てすみ肉溶接を行うことを特徴とするアルミニウム薄板
T型継手のすみ肉ミグアーク溶接方法である。
【0009】請求項2記載の発明は、前記請求項1のア
ルミニウム薄板T型継手のすみ肉ミグアーク溶接方法に
おいて、交流1周期における正極性期間の時間比率を1
0〜50%の範囲で設定し、交流パルスミグアークによ
るすみ肉溶接を行うことを特徴とするものである。ま
た、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は請求項2
のアルミニウム薄板T型継手のすみ肉ミグアーク溶接方
法において、溶接母材と通電チップ間距離を7〜12m
mの範囲に設定し、すみ肉溶接を行うことを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明による溶接方法では、
1.2mm,1.0mmなどのワイヤ径1.2mm以下
の溶接ワイヤを用い、溶接速度を180〜350cm/
minにてすみ肉溶接を行う必要がある。溶接ワイヤ径
については、1.4mm,1.6mmなど1.2mmを
超えると、低溶接電流値でのアーク安定性が劣る。ま
た、脚長3mm以下の小脚長を得るには開先コーナー部
にアークを集中させる必要があり、ワイヤ径が1.2m
mを超えると、ワイヤ先端からのアークが拡がっていわ
ゆる周辺溶込み型の溶込み形状となって溶込み不足が発
生し、すみ肉ビード形状も凹型ビード形状となって強度
不足が発生する。したがって、使用溶接ワイヤ径は1.
2mm以下とする必要がある。
【0011】溶接速度については、180cm/min
を下回ると、脚長3mm以下のすみ肉ビードを得るため
の溶接電流値が低くなりすぎて、溶接入熱不足、アーク
力不足となって溶込み不足が発生する。一方、350c
m/minを上回ると、溶接電流値が高くなりすぎて、
アーク力過大となっていわゆるアンダーカットやハンピ
ングビードなどの溶接欠陥が発生する。したがって、溶
接速度を180〜350cm/minの範囲とし、これ
に対応して適正な溶接電流値を設定することにより、溶
込みの安定したすみ肉ビードを形成できる。
【0012】またこの発明による溶接方法では、過大入
熱に起因する過大溶込みやアークの板貫通によるビード
の溶け落ちを防止するため、図1にその溶接電流波形を
示すように、溶接ワイヤとT型継手との間に、溶接ワイ
ヤが陽極となる逆極性期間T EPにベース電流IB とパル
ス電流IP とからなる逆極性溶接電流を通電し、溶接ワ
イヤが陰極となる正極性期間TENに正極性溶接電流IEN
を通電し、この逆極性期間TEPと正極性期間TENとを交
互に繰り返す交流パルスミグアークを発生させ、交流1
周期における正極性期間の時間比率である正極性比率を
10〜50%の範囲で設定してすみ肉溶接を行うことが
よい。ここで、正極性比率=〔TEN/(TEN+TEP)〕
×100%で表され、交流アークの周波数は50Hz程
度である。
【0013】周知のように、逆極性アーク(溶接ワイヤ
が陽極で溶接母材が陰極)と、正極性アーク(溶接ワイ
ヤが陰極で溶接母材が陽極)とを比較すると、逆極性ア
ークでは深い溶込みが得られる一方、正極性アークで
は、逆極性アークに比べて溶接入熱が低く浅い溶込みと
なる。したがって、両極性の交流パルスミグアーク溶接
によると、正極性比率を適正範囲で増加させることによ
り、従来の逆極性の直流パルスミグアーク溶接に比べて
溶接母材(T型継手)への溶接入熱を減少させて、過大
入熱に起因する過大溶込みやアークの板貫通によるビー
ドの溶け落ちを防止できる。
【0014】正極性比率については、10%を下回ると
前記溶接入熱減少効果が得られずに過大溶込みが発生す
ることがある一方、50%を超えると溶込みが小さく、
また凸ビート形状となるので、10〜50%の範囲がよ
い。
【0015】またさらに、この発明による溶接方法で
は、図2に示すように、溶接母材(開先コーナー部A)
と通電チップ1aとの距離L、すなわちワイヤ突出し長
さLを7〜12mmの範囲に設定し、すみ肉溶接を行う
ことがよい。ワイヤ突出し長さLをこの範囲のように短
くすることにより、ワイヤの巻き癖や送給抵抗の影響が
緩和されて開先コーナー部Aへのワイヤ狙い位置の変動
を大幅に小さくできることで、下板M1もしくは立板M
2の側にビードが偏るというような偏肉のない、等脚長
のすみ肉ビードを形成できる。
【0016】ワイヤ突出し長さLについては、12mm
より長いと、前記ワイヤ狙い位置の変動抑制効果が十分
得られず、溶接中にワイヤ狙い位置の調整をしばしば必
要とするという溶接作業性の悪化を招き、一方、7mm
より短くなると、アークスタート時(溶接開始時)に、
ワイヤ先端と開先コーナー部間に発生したアークが這い
上がって通電チップ1a先端部が溶着するいわゆるバー
ンバックを起こすことがある。したがって、ワイヤ突出
し長さL(溶接母材と通電チップ間距離L)は従来より
短い7〜12mmの範囲がよく、このための手段として
は、例えば、図2に示すように、従来より長尺の通電チ
ップ1aを溶接トーチ1に装着し、通電チップ1a先端
を円筒状のトーチノズル1b先端から前方に突き出すよ
うにすればよい。なお、トーチノズル1bの内径寸法D
を例えば16mmとすると、開先コーナー部Aとトーチ
ノズル1b先端との距離L′は17〜20mm程度に保
持される。
【0017】
【実施例】以下、実施例について説明する。溶接機(溶
接電源)は神戸製鋼所製の「センサークAL350」を
使用し、逆極性の直流パルスミグアーク溶接(正極性比
率:ゼロ)、及び交流パルスミグアーク溶接によるすみ
肉溶接を実施した。
【0018】後述の実施例1〜3では、各実験No.ごと
に溶接長500mmのT型継手を10本すみ肉溶接し、
健全なすみ肉ビードが得られる成功率によって溶接結果
を評価した。成功率(%)=〔(健全なすみ肉ビードの
本数)/(全ビード本数:10本)〕×100、であ
る。また、健全なすみ肉ビードの基準は、安定した溶
込みが得られ、溶込み不足、逆に過大溶込みやアークの
板貫通がないこと、溶接中にワイヤ狙い位置の調整が
不要であること、スティッキング(アーク切れによる
ワイヤの母材への突っ込み)、バーンバック等による溶
接不良が生じないこと、シールド性が良好であるこ
と、である。
【0019】前記成功率に基づく溶接結果の評価は、
×:成功率ゼロ、▽:成功率10〜50%、△:成功率
60〜70%、○:成功率80〜90%、◎:成功率1
00%、の5段階とした。
【0020】後述の実施例1〜3における溶接に係る共
通条件は、母材(下板及び立板):A5052−H3
4、下板寸法:幅250mm×長さ500mm、立板寸
法:幅50mm×長さ500mm、溶接ワイヤ:A53
56−WY、シールドガス:アルゴンガス(流量20〜
30リットル/min)、である。
【0021】〔実施例1〕 ワイヤ径、溶接速度、溶接
電流を変化させて、板厚2.0mm、1.5mmの各場
合において、アルミニウム合金薄板で構成されるT型継
手を逆極性の直流パルスミグアーク溶接にて脚長が2.
8mmになるようにすみ肉溶接し、その溶接結果を評価
した。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示すように、実験No.11,13及
び16の比較例では、溶接速度に比べ溶接電流値が低
く、溶込み不足により極端な凹ビードとなった。また実
験No.12,14及び17の比較例では、高溶接速度に
伴う溶接電流値の増加により、アーク力過大となってい
わゆるアンダーカットやハンピングビードなどの溶接欠
陥が発生した。実験No.15の比較例では、ワイヤ径が
1.6mmと太く、アークの集中性が劣り、溶込み不足
が発生した。
【0024】これに対して、実験No.1,2,5,6及
び8の発明例では、アーク安定性に優れ、溶込み不足の
ない安定した溶込みのすみ肉ビードが得られた。実験N
o.3,4,7,9及び10の発明例では、ビードの一
部に溶落ちを発生したものの、アーク安定性は優れてい
た。なお、実験No.1〜10のいずれにおいても、ワイ
ヤ狙い位置の変動によるビードの偏肉が発生し、成功率
100%は実現できなかった。
【0025】〔実施例2〕 実施例2では、前記実施例
1での溶落ちを改善するため、直流パルスミグアーク溶
接に代えて交流パルスミグアーク溶接にて脚長が2.8
mmになるようにすみ肉溶接し、その溶接結果を評価し
た。結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2に示すように、実験No.1〜5の発明
例では、正極性比率を10〜50%の範囲で設定して交
流パルスミグアークによるすみ肉溶接を行って溶接母材
への溶接入熱を減少させることにより、実施例1での過
大入熱に起因するビードの溶け落ちを確実になくすこと
ができた。一方、正極性比率を60%に設定した実験N
o.6〜10の比較例では、溶込みの浅い凸ビードとな
った。
【0028】〔実施例3〕 実施例3では、前記実施例
1、2でのワイヤ狙い位置の変動によるビードの偏肉や
不等脚長を改善するため、ワイヤ突出し長さL(溶接母
材と通電チップ間距離L)を7〜12mmの範囲となる
ように短く設定してすみ肉溶接し、その溶接結果を評価
した。結果を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】表3に示すように、実験No.1〜10の発
明例では、ワイヤ突出し長さLを7〜12mmの範囲と
なるように短く設定することで、ワイヤの巻き癖や送給
抵抗の影響が緩和されて開先コーナー部Aに対するワイ
ヤ狙い位置の変動を大幅に小さくでき、溶接中にワイヤ
狙い位置の再調整を行うことなく、偏肉のない、等脚長
のすみ肉ビードを形成できた。この結果、前記実施例
1、2でのビードの偏肉や不等脚長が改善されて、過大
溶込みやビードの溶け落ちを発生することなく、偏肉の
ない等脚長で溶込みの安定したすみ肉ビードを形成する
ことができた。これによって溶接変形の発生による溶接
歪み取り作業や溶接欠陥の発生による補修溶接作業を大
幅に低減し、生産性の向上を図ることができる。なお、
実験No.11〜20の比較例では、ワイヤ突出し長さL
が短すぎて通電チップ1a先端部が溶着するバーンバッ
クが発生し、溶接不可能となった。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によると、板厚2mm以
下のアルミニウム薄板で構成されるT型継手をミグアー
クによる脚長3mm以下のすみ肉溶接で接合するに際
し、ワイヤ径1.2mm以下の溶接ワイヤを用い、所定
の溶接速度にてすみ肉溶接を行うようにしたものである
から、溶込みの安定したすみ肉ビードが得られるすみ肉
ミグアーク溶接方法を提供することができる。
【0032】また、請求項2の発明によると、上述の溶
込みの安定したすみ肉ビードを形成できることに加え、
過大入熱に起因する過大溶込みやアークの板貫通による
ビードの溶け落ちを確実に防止可能なすみ肉ミグアーク
溶接方法を提供することができる。さらに、請求項3の
発明によると、過大溶込みやビードの溶け落ちを発生す
ることなく、等脚長で溶込みの安定したすみ肉ビードが
得られるすみ肉ミグアーク溶接方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る交流パルスミグアーク溶接の説
明図である。
【図2】この発明に係る溶接トーチの説明図である。
【図3】T型継手のすみ肉溶接の説明図である。
【図4】T型継手における不等脚すみ肉溶接ビードの説
明図である。
【図5】T型継手におけるすみ肉溶接ビードの過大溶込
み、および溶接ビード裏面の膨れの説明図である。
【符号の説明】
1…溶接トーチ 1a…通電チップ 1b…トーチノズ
ル M1…下板 M2…立板 A…開先コーナー部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/173 B23K 9/173 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
    らなる板厚2mm以下の薄板で構成されるT型継手をミ
    グアークによる脚長3mm以下のすみ肉溶接で接合する
    に際し、ワイヤ径1.2mm以下の溶接ワイヤを用い、
    溶接速度を180〜350cm/minにてすみ肉溶接
    を行うことを特徴とするアルミニウム薄板T型継手のす
    み肉ミグアーク溶接方法。
  2. 【請求項2】 交流1周期における正極性期間の時間比
    率を10〜50%の範囲で設定し、交流パルスミグアー
    クによるすみ肉溶接を行うことを特徴とする請求項1記
    載のアルミニウム薄板T型継手のすみ肉ミグアーク溶接
    方法。
  3. 【請求項3】 溶接母材と通電チップ間距離を7〜12
    mmの範囲に設定し、すみ肉溶接を行うことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のアルミニウム薄板T型継手の
    すみ肉ミグアーク溶接方法。
JP840396A 1996-01-22 1996-01-22 アルミニウム薄板t型継手のすみ肉ミグアーク溶接方法 Withdrawn JPH09201677A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103537784A (zh) * 2013-10-29 2014-01-29 南京南车浦镇城轨车辆有限责任公司 一种高速列车用铝合金薄板的mig焊接方法
CN111922602A (zh) * 2020-08-25 2020-11-13 天津捷强动力装备股份有限公司 一种防止铝合金零件变形的焊接工艺方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401