JPH0919814A - ドリル工具 - Google Patents
ドリル工具Info
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- JPH0919814A JPH0919814A JP8158569A JP15856996A JPH0919814A JP H0919814 A JPH0919814 A JP H0919814A JP 8158569 A JP8158569 A JP 8158569A JP 15856996 A JP15856996 A JP 15856996A JP H0919814 A JPH0919814 A JP H0919814A
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Abstract
し,ドリル作業中に生ずる合成半径方向力による弾性曲
げ変形に抵抗するドリル本体の剛性を著しく大きくす
る。 【解決手段】 各切りくず排出スペース14は軸方向に
隣接している3つの区分に分割されている。第1の区分
I においては,切りくず排出スペースはほぼ直線状の
溝又は斜めの溝であり,第2の区分 II においては,切
りくず排出スペースは,その全長にわたってドリル本体
の縦軸線を中心として90゜よりも小さいねじり角度で
らせん状にねじられている。第3の区分 III において
は切りくず排出スペースは再びほぼ直線状の溝として形
成されている。
Description
めのドリル工具であって,ほぼ円柱状のドリル本体を有
し,このドリル本体は,一方の端部である固定端部に同
軸的な締め込みシャンクを有しており,かつ他方の端部
である切刃端部にチップを備えている形式のものに関す
る。ドリル本体の外周面には,少なくとも1つの切りく
ず排出スペースが形成されており,この切りくず排出ス
ペースはドリル本体の切刃端部の端面に開いており,こ
の端面からドリル本体の全長に沿って固定端部の領域に
まで延びている。2つあるいはそれ以上の切りくず排出
スペースが設けられている場合には,これらの切りくず
排出スペースはドリル本体の縦軸線の両側に位置せしめ
られている。
るこのような形式のドリル工具は例えば米国特許第 5,0
49,011 号明細書に記載されている。このドリル工具に
おいては,チップは,ドリル本体の切刃端部のところで
2つの切りくず排出スペースの領域に形成されているチ
ップ座に取り付けられる。チップは周辺に複数の切刃を
有している板状のチップとして構成されていて,中央に
貫通孔を有しており,固定ねじによってドリル本体に取
り外し可能に固定される。一方のチップはドリル本体の
半径方向で外方に位置せしめられていて,主切刃の半径
方向で外側のコーナがドリル本体の外周面から半径方向
に突出している。これに対し他方のチップは,一方のチ
ップの突出している主切刃コーナの作業軌跡円の内側に
位置せしめられている。ドリル作業中にドリル本体の切
刃端面のところのチップの切刃に作用する切削力は合成
半径方向力を生ぜしめる。この合成半径方向力はドリル
工具の回転軸線から半径方向で外方に向いており,チッ
プに対して特定の角度で半径方向に向いている。この特
定の角度は,切刃の幾何学的条件及びチップの取り付け
位置に関連して左右される角度である。この合成半径方
向力が生ぜしめられること,並びにその方向について
は,前述の米国特許明細書に記載されている。この合成
半径方向力は,ドリル本体の切刃端面で作業しているチ
ップの主切刃に対してほぼ横方向に向いており,ドリル
作業中に曲げモーメントをドリル本体に及ぼす。この曲
げモーメントの大きさは,ドリル本体の固定端部から切
刃端部へ向かう距離(てこ腕の長さ)が増大するにつれ
て増大する。したがって長いドリル工具の場合には,こ
の曲げモーメントはかなり大きくなる。
の縦軸線の両側で軸方向に設けられている切りくず排出
スペースは,直線状の溝であって,ドリル本体の縦軸線
に対して平行である。これらの切りくず排出スペースは
当然のことながらドリル本体の強度を幾分か弱める。ド
リル作業中に生じる合成半径方向力はドリル本体の面積
慣性モーメントの主軸線に対して斜めに向いているの
で,ドリル本体をある程度弾性変形させる。したがっ
て,ドリル切削された孔の直径は,ドリル本体が変形せ
しめられない場合に半径方向で外側に位置しているチッ
プの外側の切刃コーナが画く作業軌跡円の理論的直径よ
りも幾分か大きくなる。公知のドリル工具においてはこ
の現象が利用されて,ドリル工具を引き抜く際に孔の壁
面に傷がつくことが回避されている。しかしながら,特
にドリル本体が極めて長い場合に,ドリル作業中に生じ
るドリル本体の弾性曲げ変形の程度が不都合に大きくな
る場合がある。また,合成半径方向力の向き及び大きさ
によっては,ドリル切削された孔の直径が理論的直径に
相当する値よりも小さくなることもあり得る。
は,ドリル作業中に生じた合成半径方向力をドリル切削
された孔の壁面内に導き得るような箇所においてドリル
本体の外周面に,硬質金属製の条片状の支持部材を設け
ることが記載されている。しかしながらこのような支持
部材は高価であって,ドリル直径が比較的に小さい場合
には実施することができない。
の提案として,ドリル工具の切刃を適当に幾何学的に設
計することによって,ドリル作業中にどのような合成半
径方向力も生じないようにすることが記載されている。
しかしながら,なかんづく経済的な理由から,多数のチ
ップを使用することは好ましくないので,1セットのド
リル工具のすべてのドリル直径の場合に合成半径方向力
の生成を回避することは,実地において極めて困難であ
る。ヨーロッパ特許庁特許出願公開第 0 613 746 号明
細書に記載されている基本的に類似しているドリル工
具,すなわちやはり合成半径方向力を補償するように切
刃の幾何学的形状が設計されているドリル工具の場合
も,同じことである。ドリル本体がドリル切削された孔
から引き出されるときに,外周面のチップがまだ回転し
ている場合には,合成半径方向力が切刃に生じて,切刃
コーナの半径方向の変位を生ぜしめ,ドリル切削された
孔の端部の直径が小さくなる。
の縦軸線の両側に位置せしめられている2つの切りくず
排出スペースを,ドリル本体の固定端部までの全長にわ
たって,完全にらせん状に形成することが行われてお
り,この場合ドリル本体の軸方向長さに沿った2つの切
りくず排出スペースのそれぞれのねじり角は少なくとも
110゜である。切りくず排出スペースをこのように完
全にらせん状にすることは,ドリル本体のほかにドリル
切削された孔を弱くし,また完全にらせん状の切りくず
排出スペースの傾斜角度を,1セットのすべての長さの
ドリル工具において変化させ,各長さのドリル工具にお
いて,合成半径方向力が,ドリル本体の固定端部におけ
る最大及び最小の面積慣性モーメントの軸線の向きに対
して所望の角度位置になるようにしなければならない。
細書に記載されているドリル工具は,米国特許第 4,56
3,113 号明細書に記載されている類似のドリル工具と同
じように,ドリル本体の縦軸線に対して平行な直線状の
溝として構成された切りくず排出スペースを有している
が,なかんづく切りくずの運動を助けるという目的で,
切りくず排出スペースがらせん状にねじられているドリ
ル工具もある。
スペースを有するドリル工具は,直線状の切りくず排出
スペースを有するドリル工具と比較して,切りくず排出
経路が長く,ドリル本体を著しく弱くすることは別にし
ても,次のような大きな欠点を有している。すなわち,
直径が所定の値である1セットのドリル工具の場合に,
合成半径方向力によって生ずるドリル本体の弾性的曲げ
変形がドリル工具の長さに応じて著しく変動する。それ
は,面積慣性モーメントを含む慣性力の主軸線の角度位
置が,切りくず排出スペースのらせん状のねじりに応じ
て,ドリル本体の軸方向に回転していき,その結果,切
りくず排出スペースの基部におけるドリル本体の面積慣
性モーメントの慣性力の主作用向きに対する合成力の向
きが,その都度の切りくず排出スペースの端部が位置す
る外周面上の点に関連しているからである。ドリル本体
の固定点における面積慣性力の主軸線に対する合成半径
方向力の角度位置は,ドリル作業中にドリル本体の切刃
端部に生じる弾性的な半径方向変位の向き及び大きさを
決定するので,基本的な構造は同じであるが,長さがわ
ずかにしか異なっていないらせん状溝付きのドリル工具
のドリル切削の結果が著しく異なることがある。このよ
うならせん状の溝を有するドリル工具の例は,ヨーロッ
パ特許庁特許出願公開第 0 589 333 号明細書及びヨー
ロッパ特許庁特許第 0 118 035 号明細書に記載されて
おり,これらのドリル工具のうち若干のものはチップの
ためのらせん状に延びる内部冷却剤ダクトを有してい
る。しかしながらこのような冷却剤ダクトは複雑であ
り,制作費が高価である。
の領域に直線状の又はわずかに斜めの溝として形成され
た切りくず排出スペースを有しており,これに接続して
いる著しくねじられた切りくず排出スペース区分がドリ
ル本体の固定領域にまで延びているドリル工具も知られ
ている。ねじられた区分自体は,種々のらせん傾斜角の
小区分に分割しておくことができる。このようなドリル
工具も,上述のような欠点を有している。
する課題は,切りくずの排出が支障なく行われるように
し,ドリル作業中に生ずる合成半径方向力による弾性曲
げ変形に抵抗するドリル本体の剛性を著しく大きくする
ことである。
に,本発明によれば最初に述べた形式のドリル工具にお
いて,ドリル作業中に生ずる合成半径方向力による弾性
曲げ変形に抗するドリル本体の剛性を増大させる手段と
して,ドリル本体の切りくず排出スペースが特別に構成
された。
は軸方向に隣接している3つの区分に分割され,ドリル
本体の切刃端部の端面に隣接してチップ座を有している
第1の区分においては,切りくず排出スペースはほぼ直
線状の溝又は斜めの溝であり,第1の区分に隣接する第
2の区分においては,切りくず排出スペースは,その全
長にわたってドリル本体の縦軸線を中心として90゜よ
りも小さいねじり角度で部分的にらせん状にねじられて
いて,この部分的にらせん状である第2の区分における
ねじり角度は,隣接の第3の区分に接続する終端部にお
ける面積慣性モーメントの主軸線が少なくともほぼ合成
半径方向力の方向に向くように,定められており,隣接
の第3の区分においては切りくず排出スペースは再びほ
ぼ直線状の溝として形成されているようにした。
求項2から請求項18までに記載したとおりである。
いて本発明の構成を具体的に説明する。
並びにプラスチックなどから成る工作物に孔を形成する
ために使用されるものである。このドリル工具はほぼ円
柱状の鋼製ドリル本体1を有しており,このドリル本体
は一方の端部である固定端部に同軸的な円柱状締め込み
シャンク2を有しており,この締め込みシャンクは一方
の側において同軸的な大径の環状フランジ3に接続して
おり,環状フランジは切頭円すい面5を介してドリル本
体1に結合されている。締め込みシャンク2は通常の締
め込み用の平面部6を有している。
領域において,硬質金属から成る2つのチップ7・8が
取り付けられている。図示の実施例においては,チップ
はほぼ方形の,周辺に複数の切刃を有しているチップで
あって,その貫通孔を通る固定ねじ9によって,ドリル
本体1に取り外し可能に固定されている。各チップ7・
8はいわゆる正のチップとして切頭四角すい体の形状に
構成されており,2つのほぼ溝状の切りくず排出スペー
ス14・15の側壁12・13(図5)に形成されてい
るポケット状の凹所としてのチップ座10・11に取り
付けられている。切りくず排出スペースは,ドリル本体
の縦軸線16(図3)の両側に形成されていて,それぞ
れドリル本体1の切刃端面17に開いており,そこから
環状フランジ3の領域の基部18まで延びている。
ずつ平行になっている4つの切刃を有しており,これら
の切刃は磨滅するとチップを90゜ずつ回して取り付け
ることによって順次に使用され,作業位置にある主切刃
は符号7a及び8aで示されていて,ドリル本体1の切
刃端面17において半径方向に突出している。特に図3
及び図5に示すように,チップ7・8はドリル本体1の
縦軸線16からの半径方向の位置が互いに異なってい
て,半径方向で外方に位置しているチップ7の主切刃7
aの半径方向で外方のコーナ7bはドリル本体1の外周
面から半径方向に突出しており,半径方向で内方に位置
している他方のチップ8の主切刃8aはドリル本体の縦
軸線16と交差しているか,あるいはその直ぐ近くを延
びていて,チップ7の主切刃の半径方向で外方のコーナ
7bの作業軌跡円の内部に位置している。両方のチップ
7・8は,米国特許第 5,049,011 号明細書に記載され
ているような軸方向角度及び半径方向角度で取り付けら
れている。
主切刃7a・8aは切削力に対する反作用力を受ける。
切刃の幾何学的形状に応じて,これらの反作用力はドリ
ル本体の縦軸線16から,2つのチップ7・8の,ほぼ
共通の直径線上に位置する主切刃7a・8aに対してほ
ぼ横方向の半径方向で外方に向いた合成半径方向力Fを
生ぜしめる。この合成半径方向力の,図5〜図7の座標
系X―Yにおける正確な角度位置は,切刃の幾何学的形
状とチップ7・8の取り付け位置とによって決まる。こ
のデカルト座標系X―Yはドリル本体の縦軸線16をZ
座標軸とするものであって,Y座標軸は主切刃7a・8
aをほぼ含む直径線上に位置している。切削ドリル作業
中にドリル本体1の切刃端部4に作用する合成半径方向
力Fはドリル本体1に曲げモーメントを作用させる。こ
の曲げモーメントは,ドリル本体の切刃端面17から固
定端部に向かって増大し,切りくず排出スペース14・
15の基部18において最大値になる。この曲げモーメ
ントはドリル本体1をある程度横方向に曲げ変形させ,
これによって,半径方向で外方のチップ7の主切刃の半
径方向で外方のコーナ7bが図5の矢印fの方向にずれ
動く。ドリル工具の長さが短い場合には,この効果を利
用して,ドリル工具をドリル切削された孔から引き抜く
際に孔の壁面に傷がつくことを防止することができる。
しかしながら,特にドリル工具が長い場合には,ドリル
切削された孔の精度に不都合な影響が出ることがある。
ドリル作業中のドリル本体の弾性曲げ変形を実地におい
て無視することのできる最小限にまで減少させるため
に,以下の手段がドリル本体に設けられている。
15は図2及び図4に示すようにそれぞれ3つの区分 I
・II 及び III に分割されていて,各区分において切り
くず排出スペースは互いに異なって形成されている。
ドリル本体1の切刃端面17から始まり,チップ7・8
を軸方向でわずかに越えたところまで延びている。この
区分I においては,頂点がドリル本体の縦軸線16に向
いた方形の溝として形成されている切りくず排出スペー
ス14・15は,ほぼ直線状に延びており,その側壁1
2・12a及び13・13aはドリル本体の縦軸線16
に対してほぼ平行になっている。切りくず排出スペース
14・15が第1の区分 I においてわずかに斜めに延
びていて,ドリル本体の縦軸線16に対してわずかな軸
方向角度を形成しているようにすることも可能である。
チップ座10・11を形成されている側壁12・13は
平らであり,ほぼドリル本体1の直径面に配置されてい
る。チップ座10・11を形成しているポケット状の凹
所は,チップ7・8の頂面が側壁12・13と同一の平
面を形成するか,あるいはこれらの側壁を越えてわずか
に突出するように,形成されている。他の2つの側壁1
2a・13aも,半径方向で内方のチップ8に近い側壁
13aにおいて示されているように,平らな面にするこ
とができる。しかしながら,側壁12aにおいて示され
ているように,凹面に湾曲させることもできる。
いる第2の区分 II においては,両方の切りくず排出ス
ペース14・15は部分的にねじられている。半径方向
で外方のチップ7を有している切りくず排出スペース1
4の展開図である図4から分かるように,ドリル本体の
縦軸線16を含む直径面に対するねじりの傾斜角度20
は,15゜であり(ドリル本体の直径は24mm),この
傾斜角度は,区分 IIの軸方向長さにわたって,切りく
ず排出スペース14・15の図1で見て時計回り方向の
ほぼ30゜のねじり角度に相当するものである。普通の
孔直径に対する傾斜角度20は一般にほぼ5゜から30
゜の範囲であり,区分 II の軸方向長さにわたる切りく
ず排出スペース14・15のねじり角度は普通はほぼ1
0゜から60゜の範囲である。しかしながら,部分的に
ねじられた区分 II の長さにわたっての切りくず排出ス
ペースのこのねじり角度は,どのような場合でもドリル
本体1の外周面に沿って90゜よりも小さい。このこと
は,図5のドリル本体12の端面図と,区分 II の終わ
りにおける図7の横断面図とを比較すれば明らかであ
り,図7においてねじり角度は符号21で示されてい
る。
にわたるねじり角度の正確な大きさは,切りくず排出ス
ペース14・15の形状とドリル本体1の形状によって
左右される。このねじり角度は次のように選択される。
すなわち,部分的にねじられた区分 II の端部におい
て,ドリル本体1を曲げるように作用する面積慣性モー
メントの主軸線0―0(図7)が,ドリル本体の縦軸線
16を中心として,ドリル作業中に生ずる図5の合成半
径方向力Fの角度位置に少なくともほぼ相当する角度位
置に回転せしめられているように,選択される。ドリル
本体1は,部分的にねじられた区分 II に接続している
区分 III においては,慣性力の主軸線0―0つまり最
大の面積慣性モーメントの方向での曲げ変形に対して最
大の剛性を有しているので,このように面積慣性モーメ
ントの慣性力の主軸線が合成半径方向力Fの方向に合わ
されることによって,ドリル作業中に生ずる半径方向で
外方のチップの主切刃の半径方向で外方のコーナ7bの
半径方向のずれ動きは最小限になり,いずれにせよ極め
てわずかであって,ドリル作業の達成可能な精度に不都
合な影響を及ぼすことはない。
る切りくず排出スペース14・15に対する慣性主軸線
0―0の正確な角度位置は計算するか又は実験によって
確かめることができる。切刃の幾何学的形状及びチップ
7・8の取り付け位置によって変化する合成半径方向力
Fの向きについても同じことである。
方の切りくず排出スペース14・15は,直線状の溝を
付けられた第1の区分 I の平らな側壁12・13に隣
接して,それぞれらせん状に湾曲せしめられた条片状区
域12′・13′を有しており,これらの条片状区域は
ドリル本体1の外周面のところから始まっていて,長さ
方向に対して横方向に平らである。条片状区域12′及
び13′の内縁に半径方向に続いたところで,両方の切
りくず排出スペース14・15は区分 II において,例
えば図6に示すように,ほぼだ円形に湾曲せしめられて
おり,この場合図6の鎖線23はだ円の形状を補完する
ものである。
接する区分 III (図2・図4)において,両方の切り
くず排出スペース14・15は直線状の溝を付けられて
いて,ドリル本体の縦軸線16に対して平行になってい
る。第2の区分 II においてらせん状にねじられた平ら
な条片状区域12′及び13′は,第3の区分 IIIにお
いては連続して条片状区域12″及び13″として直線
状に延びている。また区分 III においては,切りくず
排出スペース14・15は,図7に示すように,やはり
だ円形の横断面形状を有している。
II において直線状の溝であり,ドリル本体1の直径は
一定不変であるので,ドリル本体1の面積慣性モーメン
トは区分 III の軸方向長さにわたって不変である。ド
リル工具の所望の長さに応じて,ドリル本体1の直線状
の区分 III の長さが適当に決定され,区分 I あるいは
区分 II に何らかの変向を加える必要はない。ドリル切
削される孔の深さに無関係に,ドリル本体の曲げ剛性及
びねじり剛性に関して常に一定の条件が生ぜしめられ,
単にドリル本体1の区分 III の長さを調節するだけで
よい。
7a・8aにおいて生ぜしめられる切りくずは,チップ
7及び8とは逆の側の側壁12′a及び13′aによっ
て区分 II 内に受け入れられ,孔の壁面に向かって半径
方向で外方に押し出されることはない。切りくずは区分
II 内で相応してねじられて,直線状の区分 III 内に
導かれ,次いで環状フランジ3に形成されている湾曲し
た排出凹所24によって,半径方向で外方に導かれる。
直線状の区分 I 内で形成された切りくずは,部分的に
ねじられた区分 II 内で,切りくず排出スペース14・
15のらせん形状に基づいて,その運動をある程度助長
せしめられる。なぜならねじりの向きが,ドリル工具の
作業回転方向とは逆向きになっているからである。この
効果は,切りくず排出スペース14・15が区分 II 及
び III 内でほぼ4゜からほぼ20゜までの正の半径方
向角度を有している場合には,更に強められる。平らな
条片状区域12′・12″及び13′・13″が半径線
に対して形成するこの正の半径方向角度は,図6及び図
7において符号25及び26によって示されている。図
示の実施例では,切りくず排出スペース14及び15の
正の半径方向角度25・26は互いに異なっていて,半
径方向で内方のチップ8の方の正の半径方向角度は半径
方向で外方のチップ7の方の正の半径方向角度よりも小
さい。しかし両方の半径方向角度は同じ大きさであって
もよいし,大小を逆にすることもできる。
れている切りくず排出スペース14・15を有している
ドリル本体1は,チップ7及び8のための冷却剤ダクト
の形成を簡単にする。特に図6・図7から分かるよう
に,ドリル本体の全長にわたるI字形又はダンベル形の
横断面は,特に2つの軸方向で平行な冷却剤ダクト27
を収容することを可能にする。これらの冷却剤ダクトは
ドリル本体の縦軸線16から半径方向で離れており,切
刃端面17において開いている。冷却剤ダクトは湾曲さ
せたり,その他の複雑な形状にする必要はない。溝状の
接続ダクト28(図1)は切刃端面17に形成されてお
り,チップ7・8の近くで切りくず排出スペース14・
15内に通じている。冷却剤ダクト27は他方の端部に
おいて,図2に示すように,止まり穴として形成された
半径方向の分配ダクト28を介して環状フランジ3内に
通じている。分配ダクトは一方の端部をねじプラグ30
によって閉じられている。分配ダクトには,ドリル本体
の縦軸線16と同軸的な供給ダクト31が締め込みシャ
ンク2を通して開口している。締め込みシャンク2内に
形成されている内ねじ山32は図示していない冷却剤導
管を接続するのに役立つ。
を有しているドリル工具においては,チップ7・8への
冷却剤の供給は,図3に示したような形式で行うことも
できる。図3の実施例においては,ドリル本体の縦軸線
と同軸的な供給ダクト31は,区分 II の領域内の分岐
点33のところまで延長されている。分岐点33から,
真っ直ぐな孔として形成されていて互いに鋭角を形成し
ている2つのダクト34がドリル本体1の切刃端面17
に通じており,そこで冷却剤を接続ダクト28に排出す
る。この実施例においては,2つの切りくず排出スペー
ス14・15の間でドリル本体1に残されている心部が
充分に大きくて,ドリル本体1を過度に弱くすることな
しに中央の供給ダクト31を収容することができなけれ
ばならない。
出スペース14・15は1つの条片状区域12・12′
・12″及び13・13′・13″を有しており,この
条片状区域はドリル本体1の外周面のところで始まり,
かつ平らであって,単に部分的にねじられた区域 II に
おいて付加的にらせん状にねじられている。しかし,こ
の条片状区域を凹面又は凸面とすることもできる。
以上の切りくず排出スペースを備えたドリル工具もある
が,本発明はこのようなドリル工具にも適用することが
できる。単に1つの切りくず排出スペースを有している
ドリル工具においても,本発明を同様に適用することが
できる。
ではなく,更に種々の態様で実施することができる。
れば次のような効果が奏せられる。
の面積慣性力の主軸線が,ドリル作業中に生ずる合成半
径方向力の方向に向けられていることによって,ドリル
本体が申し分のない剛性を有することになる。ドリル工
具の固定端部に隣接する第3の区分が直線状の溝である
ので,同じ型の種々異なる長さのドリル工具に対して,
切りくず排出スペースの基部を中心とするドリル本体の
弾性曲げ変形に関して,同じような予定し得る条件を生
ぜしめることができる。部分的にねじられている第2の
区分は,その長さが短いので,切りくず排出スペースを
真っ直ぐな溝として構成された切りくず排出スペースよ
りもわずかに長くするにすぎず,ドリル本体を最低限弱
化するだけであって,ドリル本体のねじり剛性に不都合
な影響を及ぼすことはない。同時に,部分的にねじられ
ている切りくず排出スペースは,第1の区分においてチ
ップの切刃によって生ぜしめられた切りくずの運動を助
け,チップは第3の区分の真っ直ぐな溝内に支障なく導
かれる。チップ座に直接に隣接しているこの区分は,ド
リル切削された孔によって取り囲まれている切りくずダ
クト内での切りくずの形成及び運動の向きにとって,重
要である。軸方向で後方の第3の区分内への切りくずの
排出は,溝の形状が真っ直ぐであるので,支障なく行わ
れる。切りくずは単に押し出すだけでよい。第2の区分
においては,切りくずは孔の壁面から離れるように変向
せしめられ,例えば切りくずが孔の壁面に押し付けられ
ることが防止される。この効果を強めるために,切りく
ず排出スペースを,特に正の半径方向角度で,形成する
こともできる。
ねじれが比較的にわずかであることによって,チップの
ための冷却剤ダクトの形成が極めて簡単になる。特に,
切りくず排出スペースの少なくとも一部分にわたって,
あるいは全長にわたって,真っ直ぐな冷却剤ダクトをド
リル本体の内部に簡単に形成することができる。
側面図である。
分的展開図である。
図である。
面図である。
フランジ, 4 切刃端部, 5 切頭円すい面, 6
平面部, 7 チップ, 7a 主切刃, 7b 主
切刃のコーナ, 8 チップ, 8a 主切刃, 9
固定ねじ, 10及び11 チップ座, 12及び12
a 側壁, 12′条片状区域, 12′a 側壁,
12″ 条片状区域, 13及び13a 側壁, 1
3′条片状区域, 13′a 側壁, 13″ 条片状
区域, 14及び15 切りくず排出スペース, 16
縦軸線, 17 切刃端面, 18 基部, 19
直径平面, 20 傾斜角度, 21 ねじり角度,
23 鎖線, 24 排出凹所, 25及び26 正の
半径方向角度, 27 冷却剤ダクト, 28 接続ダ
クト, 29 分配ダクト, 30 ねじプラグ, 3
1 供給ダクト, 32内ねじ山, 33 分岐点,
34 ダクト, 0―0 面積慣性モーメントの主軸
線, I・II 及び III 切りくず排出スペースの区分,
f 矢印, F合成半径方向力, X・Y及びZ 座
標軸
Claims (18)
- 【請求項1】 特に金属材料のためのドリル工具であっ
て,ほぼ円柱状のドリル本体(1)が,その一方の端部
である固定端部に同軸的な締め込みシャンク(2)を有
していて,かつその他方の端部である切刃端部(4)に
チップ(7・8)を備えており,ドリル本体(1)の外
周面には少なくとも1つの溝状の切りくず排出スペース
(14;15)が形成されていて,この切りくず排出ス
ペースは,ドリル本体(1)の切刃端部(4)の端面
(17)に開いていて,この端面からドリル本体の全長
に沿って固定端部の領域にまで延びており,ドリル本体
(1)の切刃端部(4)において切りくず排出スペース
(14;15)の領域内に,チップ(7;8)を取り付
けるためのチップ座(10;11)が形成されており,
チップ座(10;11)に固定されるチップ(7)は,
ドリル本体の端面のところで作用する少なくとも1つの
切刃(7a)を有していて,切刃(7a)の外側コーナ
(7b)がドリル本体(1)の外周面を越えて半径方向
に突出しており,ドリル作業の際にドリル本体(1)の
端面において少なくとも切刃(7a)に作用する切削力
が合成半径方向力(F)を生ぜしめ,この合成半径方向
力はチップに対して特定の角度位置で半径方向に向いて
おり,更に,合成半径方向力(F)による弾性的な曲げ
に抗するドリル本体(1)の剛性を増大させる手段が設
けられており,この手段においては,ドリル本体(1)
の切りくず排出スペース(14;15)が軸方向に隣接
している3つの区分(I・II・III)に分割されており,
ドリル本体(1)の切刃端部(4)の端面(17)に隣
接してチップ座(10;11)を有している第1の区分
(I)においては,切りくず排出スペース(14;1
5)はほぼ直線状の溝又は斜めの溝であり,第1の区分
(I)に隣接する第2の区分(II)においては,切りく
ず排出スペース(14;15)は,その全長にわたって
ドリル本体の縦軸線(16)を中心として90゜よりも
小さいねじり角度(21)で部分的にらせん状にねじら
れていて,この部分的にらせん状である第2の区分(I
I)におけるねじり角度は,隣接の第3の区分(III)に
接続する終端部における面積慣性モーメントの主軸線
(0―0)が少なくともほぼ合成半径方向力(F)の方
向に向くように,定められており,隣接の第3の区分
(III)においては切りくず排出スペース(14;1
5)は再びほぼ直線状の溝として形成されているドリル
工具。 - 【請求項2】 部分的にらせん状である第2の区分(I
I)における傾斜角度(20)がほぼ5゜とほぼ30゜
との間の値,殊にほぼ15゜である,請求項1記載のド
リル工具。 - 【請求項3】 部分的にらせん状である第2の区分(I
I)における軸方向全長に沿ったねじれ角(21)がほ
ぼ10゜とほぼ60゜との間の値,殊にほぼ30゜であ
る,請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項4】 第1の区分(I)において,切りくず排
出スペース(14;15)の,少なくともチップ座(1
0;11)を有している方の側壁(12;13)がほぼ
平らである,請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項5】 第1の区分(I)において,切りくず排
出スペース(15)が2つのほぼ平らな側壁(13・1
3a)によって仕切られている,請求項4記載のドリル
工具。 - 【請求項6】 少なくとも,部分的にらせん状である第
2の区分(II)において,半径方向で外方に位置してい
る方のチップ(7)の側で切りくず排出スペース(1
4)を仕切っている側壁(12)がらせん状にねじられ
ている条片状区域(12′)を有しており,この条片状
区域(12′)は,ドリル本体(1)の外周面のところ
から始まっている,請求項4記載のドリル工具。 - 【請求項7】 切りくず排出スペース(14;15)
の,少なくともドリル本体縦軸線に向いた側の横断面が
ほぼ円形に,あるいはだ円形に,湾曲せしめられてい
る,請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項8】 第2の区分(II)において,切りくず排
出スペース(14;15)を仕切っている側壁が,0゜
とは異なる半径方向角度(25・26)を有している,
請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項9】 半径方向角度が正である,請求項8記載
のドリル工具。 - 【請求項10】 半径方向角度がほぼ4゜とほぼ20゜
との間の値,殊にほぼ6゜〜8゜である,請求項9記載
のドリル工具。 - 【請求項11】 第3の区分(III)において,切りく
ず排出スペース(14;15)を仕切っている側壁が,
少なくとも一方の側において,0゜とは異なる半径方向
角度を有している,請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項12】 半径方向角度が正である,請求項11記
載のドリル工具。 - 【請求項13】 半径方向角度がほぼ4゜とほぼ20゜
との間の値,殊にほぼ6゜〜8゜である,請求項11記
載のドリル工具。 - 【請求項14】 切りくず排出スペースの第1の区分
(I)の一方の側壁(12・13)にチップ座(10・
11)のためのポケット状の凹所が形成されており,こ
の一方の側壁は,チップ(7・8)の頂面と同じ平面に
位置しているか,あるいはチップの頂面からわずかに引
き込められている,請求項1記載のドリル工具。 - 【請求項15】 ほぼ直線状の冷却剤ダクト(27・3
1)がドリル本体(1)内に形成されていて,少なくと
も1つのチップ(7・8)のところに達しており,かつ
少なくとも切りくず排出スペース(14・15)の長さ
の一部分にわたって延びている,請求項1記載のドリル
工具。 - 【請求項16】 冷却剤ダクト(27・34)がドリル
本体(1)の切刃端面(17)に開いている,請求項1
5記載のドリル工具。 - 【請求項17】 第1の区分(I)において,少なくと
も1つの接続ダクト(28)が形成されており,この接
続ダクトは冷却剤ダクト(27)から切りくず排出スペー
ス(14;15)内に通じている,請求項16記載のド
リル工具。 - 【請求項18】 接続ダクト(28)がドリル本体
(1)の切刃端面(17)の溝として形成されている,
請求項17記載のドリル工具。
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