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JPH09189295A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

Info

Publication number
JPH09189295A
JPH09189295A JP8354446A JP35444696A JPH09189295A JP H09189295 A JPH09189295 A JP H09189295A JP 8354446 A JP8354446 A JP 8354446A JP 35444696 A JP35444696 A JP 35444696A JP H09189295 A JPH09189295 A JP H09189295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pump
stator
fluid
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8354446A
Other languages
English (en)
Inventor
Geoffrey Luxford
ラックスフォ−ド ジェフリ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Domino Printing Sciences PLC
Original Assignee
Domino Printing Sciences PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Domino Printing Sciences PLC filed Critical Domino Printing Sciences PLC
Publication of JPH09189295A publication Critical patent/JPH09189295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17596Ink pumps, ink valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/0027Varying behaviour or the very pump
    • F04D15/0033By-passing by increasing clearance between impeller and its casing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D5/00Pumps with circumferential or transverse flow
    • F04D5/001Shear force pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘性抵抗により流体が圧送されるタイプのポ
ンプのロータとステータの間隙の制御を容易にするこ
と。 【解決手段】 ロータ4と、ロータに近接して設けられ
ロータ方向に附勢されているが、該ロータの表面からは
離間しているステータ3とを有し、ステータ又はロータ
は、対向する表面に複数の凹部30が形成され、また各
凹部へ流体を供給するための導入口と、各凹部から流体
を排出するための排出口が形成される。ロータ4がその
軸心を中心に回転することにより、ステータに対するロ
ータの回転に起因した流体の粘性抵抗によって、導入口
から排出口へ流体が圧送される。ロータと該ステータを
互いに附勢する力の一部分は、ポンプからのフィードバ
ックした流体圧力により供給されて、ロータとステータ
間の附勢力が自動的に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプに関し、特
に、比較的低い流量で比較的高い流体圧を供給できるポ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】低流量で高流体圧の流体を圧送するポン
プは、いわゆる連続インクジェット型プリンタに用いら
れる。このプリンタは液滴の流れを利用して適当な基材
上に印刷を行うもので、液滴を噴射する1以上のノズル
を有する印字ヘッドにインク溜から流体を圧送する。流
体をかなり高圧でノズルから噴射する必要があるので、
従来は、ギヤポンプを使用して高流量の流体を高圧で圧
送していた。しかし、その流体の大部分はノズルを通過
させる必要がなく、バイパス経路を通って再循環させて
いた。こうしたポンプの使用により、印刷に必要としな
い多量の流体をポンプが圧送する必要があるので、低能
率のもとになる。更に、こうしたポンプ、つまり実質的
に全ての従来のポンプ、は流体の流れに小さな脈動を与
えてしまい、これらは印刷処理に有害となり、あるいは
克服困難となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
る必要があり、英国特許第1,400,531号公報に
は、粘性タイプのポンプを使用することが一つの考え方
として提示された。この種類のポンプは、ロータと、そ
のロータに近接して設けられかつロータに向けて附勢さ
れたステータとから成り、ステータはロータに面した表
面に複数の円弧状ポンプ溝が形成され、ロータがその軸
を中心に回転すると、ステータに対するロータの回転に
起因した流体の粘性抵抗により、流体が導入口から排出
口に圧送される。しかし、このタイプのポンプはロータ
とステータとの間隙を必要な程度に制御するのが難しい
ので、ほとんど使われていない。他のタイプの粘性ポン
プはフランス特許第1,439、499号公報、英国特
許第313,531号公報、米国特許第3,735、1
99号公報に記載されている。
【0004】本発明は、粘性抵抗により流体が圧送され
るタイプのポンプにおいて、ロータとステータの間隙の
制御を容易にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ロータ
と、該ロータに近接して設けられ、該ロータ方向に附勢
されているが、該ロータの表面からは離間しているステ
ータとを有し、該ステータ又はロータは、互いに対向す
る表面に複数の凹部が形成され、また各凹部へ流体を供
給するための導入口と、各凹部から流体を排出するため
の排出口が形成され、該ロータがその軸心を中心に回転
することにより、該ステータに対する該ロータの回転に
起因した流体の粘性抵抗によって、該導入口から排出口
へ流体を圧送するように構成したポンプにおいて、該ロ
ータと該ステータを互いに附勢する力の一部分は、該ポ
ンプからのフィードバックした流体圧力により供給され
て、該ロータと該ステータ間の附勢力を自動的に制御す
るようにしたポンプを提供している。
【0006】上述したように、凹部(溝部)はロータか
ステータのいずれかに形成され、また、ロータかステー
タの表面、又はその上に設置したシムに形成することも
できる。更に、複数のロータとステータを積み重ねた構
成にすることもできる。この方法では、ポンプの径を変
更せずに出力流体を増加させることが可能である。また
更に、ポンプに余分な能力があることが、ポンプの設計
を最適にすることができる。即ち、この余分な流体の見
返りとして付加的な圧力を得ることを可能にする。この
凹部は螺旋形状が望ましく、またポンピング動作は内側
向きでも外側向きでもよい。
【0007】流体圧のフィードバックを利用することに
より、ロータ方向へのステータの付勢力が自動的に制御
可能となり、その結果、ロータとステータを互いに離間
する方向への圧力が増大すると、同時にこの付勢力も増
大し、所望のレベルで力のバランスを得ることができ
る。
【0008】流体のフィードバックはポンプ出力側から
の圧力が供給される蛇腹アセンブリを介して提供される
のが望ましい。この蛇腹アセンブリに、ロータおよびス
テータへの負荷を始動時に維持するための予め付勢力を
有するバネを組込んでもよい。蛇腹アセンブリの代り
に、ピストンとシリンダのアセンブリやダイヤフラム構
造物がある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態によるポ
ンプについて図面に基づき説明する。図1に示されるポ
ンプ1は、圧送対象の流体内に浸すように設計されてい
る。ポンプ1は略円筒状容器2を有し、その容器内2に
は上下一対のステンレススチール製のステータ3がカー
ボンロータ4の両端に設けられている。ロータ4とステ
ータ3は図1の垂直方向で「浮く」ことが可能であり、
この2者間の隙間は下部ステータ3の下部面を支持し力
のバランスを調整する蛇腹型ユニット5により制御され
る。
【0010】蛇腹型ユニット5は、容器2の底に螺合し
て設けたエンドキャップ6内で支持される。これにより
蛇腹ユニット5の位置が調整可能になり、またロータと
ステータの「非作動」位置が予め設定可能となる。蛇腹
ユニット5は外周の環状蛇腹部材51を支持する中心部
材50を有し、また、蛇腹部材51は下部ステータ3の
下部面に当接するトップキャップ52を支持する。その
当接面の平坦性により、良好な静的密閉状態が提供され
る。トップキャップ52の下面52aは、圧力作用面を
なし、蛇腹ユニット5内に導入された液体の圧力がトッ
プキャップの下面52aに作用してトップキャップ52
を上方に付勢するように構成されている。トップキャッ
プ52が上方に付勢されるので、下部ステータ3が上方
に押圧されそのため、ステータ3とロータ4との間隔を
狭めることができる。またトップキャップ52には後述
するオリフィス53に流体を導入するための通路が形成
されている。なお トップキャップ52は下部ステータ
3に溶接することも可能であるが、実用化試験では溶接
の必要は認められず、しかも溶接した場合には下部ステ
ータを損傷する可能性がある。
【0011】中心部材50は、蛇腹ユニット5内に形成
されたキャビティ54内の流体圧を制御した状態で、ポ
ンプ吐出側に流体を流すためのオリフィス53が形成さ
れている。オリフィス53の内径は極めて小さく、その
ため、蛇腹ユニット5内に導入された流体が蛇腹ユニッ
ト5内で液圧を高めることができる。
【0012】差込55が下部ステータ3の下側に形成さ
れたキャビティ35内に突出しており、蛇腹ユニット5
に吸込まれた空気が出力流体と共に排出される。よって
空気の自動的な排出が確実となる。即ち、蛇腹ユニット
5内には液体に混入した空気も導入されるが、導入され
た空気はキャビティ35内に導かれ、オリフィス53を
通じて外部に排出されるので、蛇腹ユニット5内に空気
が停滞するのを防止できる。また、使用の際には、ポン
プは四角形状の駆動ドグ70を有する駆動軸7を介して
駆動され、駆動ドグ70はロータ4の四角形ソケット4
2内に緩く嵌合している。
【0013】圧送対象の流体はフィルタ8を介して容器
2に供給され、容器2の内周面と上部閉止ソケット9の
円筒形外周面との間の軸方向通路11を通過し、ロータ
4の回りの環状空間12に至る。他の構成としては、こ
のフィルタは必要とされず、インクは容器の側面にある
導入口を通じてロータの外周に直接供給することが可能
である。ロータ4に隣接した上下ステータ3のそれぞれ
の面31には複数の螺旋円弧溝(凹部)30が形成さ
れ、流体はロータの周辺から螺旋円弧溝30に流入す
る。これらの螺旋円弧溝30は、図2、図3に示される
ように、流体が隣接する溝間を渡って洩れてしまうのを
防止するため、隣接する溝間にはランド部34によって
仕切られて、ロータ4に対するシールの役目をする。流
体の洩れによるエネルギ損失と摩擦によるエネルギ損失
とのバランスを図る必要があるが、ランド部34の摩擦
面積を減少すると同時にポンピング面積を最大にするよ
うにランド部34は溝30に比較してかなり狭くなって
いる。溝30は望ましくは断面形状が矩形状である。こ
れは製造が比較的容易という利点があると共に、摩耗に
よっても溝の形状に重大な影響を与えることなく、摩耗
によるポンピング特性が大きく変動するのを回避するこ
とができる。特定の条件においては、他の断面形状を有
する溝が有利であろうし、また別の長所を有する。いず
れにせよ溝の螺旋パターンはポンピング条件や圧送対象
の液体に合わせて設定される。
【0014】ロータ4の半径方向内方には、環状の収集
溝40が設けられ、流体はステータの溝30の内端から
その収集溝40内へ排出される。ロータの収集溝40は
複数の経路41で接続され、流体はロータ収集溝40か
ら下部ステータ3の通路32内に流れ、流体は蛇腹ユニ
ット5内のキャビティ54内に排出され、更にキャビテ
ィ35、オリフィス53を通って中央排出部56に送ら
れる。中央排出部56は排出パイプ17が接続され、容
器2を通ってポンプ吐出口に至る。なお図1の矢印は流
体の経路を示す。ロータの環状収集溝40の半径方向内
方位置であって、それぞれのステータには環状ランド部
33が形成されており、これは駆動軸7の回りの空間に
流体が漏出するのを阻止するためのシールとして機能
し、ポンプの外部に流体が漏出するのを防止している。
製造を簡素にするために、このランド部33は溝30を
仕切るためのランド部34と同じ高さを有し、ステータ
4に対して同じ隙間で動作するものである。従って、洩
れの程度は設計により調整でき、洩れによるエネルギ損
失と、狭い隙間や広いシール用のランド部によって発生
する摩擦損失とを勘案して最適化させる。
【0015】以上のように、ポンピング圧力の上昇に伴
い、環状空間12内の液圧が上昇するので、ステータ3
はロータ4から離間する方向に付勢される。しかし、こ
の液圧は、通路32を介して蛇腹ユニット5内に作用
し、また蛇腹ユニットに連通するオリフィス53の断面
積は小さいので、蛇腹ユニット5の内圧の上昇に伴いト
ップキャップ52を介してステータ3はロータ4方向に
付勢され、ステータとロータが互いに離間するのが自動
的に防止される。
【0016】本発明の第2の実施の形態によるポンプ
1’について図4、図6に基づき説明する。図4に示し
たポンプ1’は図1から図3のポンプとほぼ同一であ
り、圧送対象の流体内に浸すように設計されているが、
シールの施された容器2は設けられていない。そのため
にポンプの周囲の流体の循環を向上させ、流体が加熱さ
れるのを防止できる。ロータ4’とステータ3’は垂直
方向で浮くことが可能であり、両者間の隙間は、下部ス
テータ3’の下部面を支持し力のバランスをはかる蛇腹
型ユニット5’により制御される。しかし、気泡がポン
プ機構に吸い込まれるのを防止して拡散させるようにす
るために、上部ステータ3’はロータ4’の直径より若
干大きく設けられる。
【0017】蛇腹ユニット5’の下端は底板6’に、上
端は下部ステータ3’にシールされている。これらのシ
ール8’は電子ビーム溶接によって形成されるか、ある
いはコストを下げるために図示のようなOリングシール
57を用いることも可能である。蛇腹ユニット5’はプ
ラスチック材料又はゴムで成型でき、さらにコストを下
げるにはダイヤフラムを用いることも可能である。
【0018】蛇腹ユニット5’の位置は調整可能とする
必要があり、ロータとステータの非作動位置を予め設定
可能とする。これは3本の低コストの締結ボルト13を
使用することにより達成される。この締結ボルトによ
り、下部ステータ3’の位置や、ロータに対向するステ
ータの表面に設けたステンレススチール製の一対の溝付
きシム14(図6参照)の位置も決定することができ
る。この位置決め方法は振動による不安定さを防止する
うえで重要である。締結ボルト13はロックナット18
で固定される。
【0019】溝付きシム14は、図1の溝付きロータ4
と同等に機能する。シム14上の溝30のエッチングは
製造上かなり簡単であり、製造コストの低下にも寄与す
る。
【0020】溝30内のインクと図6に示されるシム1
4の反対側のドレン溝36内のインクとの圧力差によっ
て、シム14はロータ4’に対して所定の位置に保持さ
れる。ドレン溝36はインクタンク101(図5)内で
開き、ドレン溝36内の圧力をタンク101の圧力に維
持し、シム14の上下の圧力差を作るようにする。ドレ
ン溝36は対向するステータ3’の表面に形成すること
もでき、またドレン溝の形状は様々に変更可能である。
【0021】蛇腹ユニット5’は、下部ステータ3’に
貫通形成され排出パイプ17に接続された排出部15を
有し、蛇腹ユニット5’のキャビティ内にある流体は制
御された液圧で排出パイプ17を介して流れるように構
成される。そして排出パイプ17は、駆動軸7や他のア
タッチメントを内蔵する取付けブロック(図示せず)を
介してインクタンク101の外側に抜け出る。このよう
な構成では、インクタンク101の壁を貫くような別の
排出用接続を必要としないので、取付けブロックが取り
外し自在となるようにインクタンク101を簡潔なシー
ルをしたユニットとすることが可能となる。
【0022】定速度でポンプを運転することはモータの
コスト低下という意味で有用であるが、これではポンプ
の吐出圧を外部から制御することができない。解決方法
としては、例えば図5に示されるように、バネ114と
制御ノブ105を用いて、シム14が取り付けられてい
る下部ステータ3’に別の調整可能な附勢力を作用する
ことである。制御ノブ105を回転させてバネ114の
付勢力を調整し、バネにより下部ステータに作用する負
荷が変化する。このことにより、ロータとステータ間の
間隔が変化し、最終的にポンプ吐出圧を変化させる。ポ
ンプ圧を長い期間に渡り一定に維持するようにこの付勢
力調整機構は手動で設定可能である。又は電動アクチュ
エータを用いて、この附勢力調整機構を制御可能とする
ようにしてもよい。
【0023】本発明によるポンプで流体をポンピングす
る際の潜在的な問題点がポンプの始動時に認められる。
即ち、ロータに対するステータの附勢力により、高い始
動トルクを必要とするからである。この問題を克服する
ため、始動時にステータ及び/又はロータが軸方向に移
動するように駆動メカニズムを設計して、充分な流体力
学的な潤滑がポンプにより実現されるまで始動時の摩擦
力を減少させればよい。これはモータと駆動軸との間、
又は駆動軸とロータ及び/又はステータの重合わせ端部
との間に螺旋状のカムドライブを設けることにより実現
できる。そのことにより、初期段階で軸回転が生じてロ
ータが駆動を開始した後においてのみ、ロータとステー
タが一緒に駆動される。
【0024】図5に示されるように、ポンプ1、1’は
インクタンク101内に沈められ、インクジェットプリ
ンタシステム100の一部分を構成する。インクは、例
えば補充用カートリッジ等のインク供給容器102から
インクタンク101にインク供給ソレノイド103を通
じて供給される。インクの粘度は粘度計113によって
測定可能である。インクタンク101内に位置したポン
プ1、1’は、軸シール106によってシールされた駆
動軸7に接続されたポンプモータ104によって駆動さ
れ、ポンプ圧は制御ノブ105によって制御可能であ
り、制御ノブ105はバネ114により底板にかかる附
勢力を調節する。ポンプ吐出部115から吐出されたイ
ンクは、圧力トランスデューサ107、ヘッドインクソ
レノイド108、ヘッドインクフィルタ109を介し
て、一定圧力でプリンタヘッド110に供給される。印
刷に供されなかったインクは、回収溝111又は手動調
節可能なブリードバルブ112を介して、別のフィルタ
119を経てインクタンク101に還流される。
【0025】
【発明の効果】本発明のポンプは、ポンプ処理対象の液
体が、例えば食用インク、蛍光インク、顔料含有インク
等のように、微粒子を含んでいたり凝固する傾向がある
場合に特に好適である。また、本発明のポンプの利点の
一つは、発生する圧力と流れがポンプ速度により制御で
きるので、別の圧力調整機が不要となることである。
【0026】本発明によれば、ポンプの径を変更せずに
出力流体を増加させることが可能となり、ポンプに余分
な能力があることが、ポンプの設計を最適にすることが
できる。即ち、この余分な出力流体を、付加的な圧力を
作用させるために利用することができる。そして、流体
圧のフィードバックを利用することにより、ロータ方向
へのステータの付勢力が自動的に制御可能となる。即
ち、ロータとステータを互いに離間する方向へ流体圧力
が増大しても、同時にこの付勢力も増大してステータを
ロータ方向に付勢できるので、所望のレベルで力のバラ
ンスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるポンプの長手
方向の断面図。
【図2】第1の実施の形態によるポンプのステータに設
けられたポンピング溝(凹部)を示す概略平面図。
【図3】第1の実施の形態によるロータとステータの組
合せの一部分を示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるポンプの長手
方向の断面図。
【図5】本発明によるポンプを利用したインクジェット
プリンタシステムの一例を示す概略図。
【図6】図4のポンプに使用したシムの反対側の概略
図。
【符号の説明】
1、1’ ポンプ 2 容器 3、3’ ステータ 4、4’ ロータ 5、5’ 蛇腹型ユニット 7 駆動軸 12 環状空間 14 シム 30 螺旋円弧溝(凹部) 33 環状平坦部 34 溝の間の平坦部 40 収集溝 50 中心部材 51 蛇腹部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ4と、 該ロータ4に近接して設けられ、該ロータ方向に附勢さ
    れているが、該ロータの表面からは離間しているステー
    タ3とを有し、 該ステータ又はロータは、互いに対向する表面に複数の
    凹部30が形成され、また各凹部へ流体を供給するため
    の導入口と、各凹部から流体を排出するための排出口が
    形成され、該ロータ4がその軸心を中心に回転すること
    により、該ステータ3に対する該ロータ4の回転に起因
    した流体の粘性抵抗によって、該導入口から排出口へ流
    体を圧送するように構成したポンプにおいて、 該ロータ4と該ステータ3を互いに附勢する力の一部分
    は、該ポンプからのフィードバックした流体圧力により
    供給されて、該ロータと該ステータ間の附勢力を自動的
    に制御するようにしたことを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 複数のステータ3及び/又はロータ4が
    設けられそれらが互いに重なっていること特徴とする請
    求項1に記載のポンプ。
  3. 【請求項3】 該凹部30は螺旋形状であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 該導入口は該排出口より半径方向内方に
    位置し、ポンピング作用が外側へ向かうようにしたこと
    を特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のポン
    プ。
  5. 【請求項5】 該導入口は該排出口より半径方向外方に
    位置し、ポンピング作用が内側へ向かうようにしたこと
    を特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のポン
    プ。
  6. 【請求項6】 該ロータ4又はスタータ3上に位置した
    シム14が設けられ、該凹部30はシム14の表面に形
    成されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいず
    れかに記載のポンプ。
  7. 【請求項7】 該シムは、該凹部30内のインクの圧力
    により該ロータ4に向けて保持されることを特徴とす
    る、請求項6に記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 該凹部30はロータ4かステータ3の表
    面に直接形成されていることを特徴とする、請求項1乃
    至5のいずれかに記載のポンプ。
  9. 【請求項9】 ポンプの出力側からの圧力が供給される
    蛇腹ユニット5が設けられ、該フィードバックする流体
    圧力は蛇腹ユニットによって提供されることを特徴とす
    る、請求項1乃至8のいずれかに記載のポンプ。
  10. 【請求項10】 該フィードバックする流体圧力は、ポ
    ンプの出力側からの圧力が供給されるピストンとシリン
    ダのアセンブリによって提供されることを特徴とする、
    請求項1乃至8のいずれかに記載のポンプ。
  11. 【請求項11】 該フィードバックする流体圧力は、ポ
    ンプの出力側からの圧力が供給される膜とシリンダのア
    センブリによって提供されることを特徴とする、請求項
    1乃至8のいずれかに記載のポンプ。
  12. 【請求項12】 該蛇腹ユニット5又はピストンとシリ
    ンダのアセンブリ又は膜とシリンダのアセンブリは、立
    ち上がり時に該ロータ4と該ステータ3への負荷を維持
    するために予め負荷力を有するバネが組込まれているこ
    とを特徴とする、請求項9乃至11のいずれかに記載の
    ポンプ。
  13. 【請求項13】 フィードバックする流体圧力とは無関
    係にポンプ圧力を変更するために、附勢力調整装置が付
    設され、追加の調節可能な附勢力を提供することを特徴
    とする、請求項1乃至12のいずれかに記載のポンプ。
  14. 【請求項14】 該追加の附勢力調整装置は、バネ11
    4と該バネの付勢力を調節するための手段とを有するこ
    とを特徴とする、請求項13に記載のポンプ。
JP8354446A 1995-12-19 1996-12-19 ポンプ Pending JPH09189295A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9525972.7 1995-12-19
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