JPH09189233A - 船外機のエンジン支持装置 - Google Patents
船外機のエンジン支持装置Info
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- JPH09189233A JPH09189233A JP7354175A JP35417595A JPH09189233A JP H09189233 A JPH09189233 A JP H09189233A JP 7354175 A JP7354175 A JP 7354175A JP 35417595 A JP35417595 A JP 35417595A JP H09189233 A JPH09189233 A JP H09189233A
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- JP
- Japan
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- engine
- exhaust
- exhaust guide
- cooling water
- passage
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/02—Pressure lubrication using lubricating pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
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-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1816—Number of cylinders four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エンジンが載置される排気ガイドを利用してス
タータモータやオイルポンプを配置し、配置スペースの
確保が容易で、かつ小型である。 【解決手段】排気ガイド9にエンジン8を載置する船外
機のエンジン支持装置において、排気ガイド9に、エン
ジン8のスタータモータ65を取り付けている。
タータモータやオイルポンプを配置し、配置スペースの
確保が容易で、かつ小型である。 【解決手段】排気ガイド9にエンジン8を載置する船外
機のエンジン支持装置において、排気ガイド9に、エン
ジン8のスタータモータ65を取り付けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排気ガイドにエ
ンジンを載置する船外機のエンジン支持装置に関する。
ンジンを載置する船外機のエンジン支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のエンジンには、スタータモータ
やオイルポンプが備えられており、このエンジンは、例
えば排気ガスを水中に排出する排気通路が形成された排
気ガイドに載置するものがある。
やオイルポンプが備えられており、このエンジンは、例
えば排気ガスを水中に排出する排気通路が形成された排
気ガイドに載置するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スタータモ
ータは、例えばエンジンの上方に配置されるが、エンジ
ン上方は、新気を供給するための吸気系の吸気通路やス
ロットル装置等が配置されるため、スタータモータが邪
魔になる。
ータは、例えばエンジンの上方に配置されるが、エンジ
ン上方は、新気を供給するための吸気系の吸気通路やス
ロットル装置等が配置されるため、スタータモータが邪
魔になる。
【0004】このため、スタータモータをエンジンの下
方に配置するようにした方が、吸気系の配置スペースを
確保できるようになるが、エンジンの下方位置にはオイ
ルポンプ等が配置されており、配置スペースの確保が容
易でない。
方に配置するようにした方が、吸気系の配置スペースを
確保できるようになるが、エンジンの下方位置にはオイ
ルポンプ等が配置されており、配置スペースの確保が容
易でない。
【0005】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、エンジンが載置される排気ガイドを利用し
てスタータモータやオイルポンプを配置し、配置スペー
スの確保が容易で、かつ小型である船外機のエンジン支
持装置を提供することを目的としている。
れたもので、エンジンが載置される排気ガイドを利用し
てスタータモータやオイルポンプを配置し、配置スペー
スの確保が容易で、かつ小型である船外機のエンジン支
持装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、排気ガ
イドにエンジンを載置する船外機のエンジン支持装置に
おいて、前記排気ガイドに、前記エンジンのスタータモ
ータを取り付けたことを特徴としている。スタータモー
タをエンジンに取り付けないで排気ガイドに取り付け、
エンジンの下方に配置することができ、エンジンの上方
に吸気系の吸気通路やスロットル装置等を配置するスペ
ースの確保が容易になる。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、排気ガ
イドにエンジンを載置する船外機のエンジン支持装置に
おいて、前記排気ガイドに、前記エンジンのスタータモ
ータを取り付けたことを特徴としている。スタータモー
タをエンジンに取り付けないで排気ガイドに取り付け、
エンジンの下方に配置することができ、エンジンの上方
に吸気系の吸気通路やスロットル装置等を配置するスペ
ースの確保が容易になる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記エンジンの動
弁機構と反対の船体側に、前記スタータモータを配置し
たことを特徴としている。エンジンの動弁機構と反対の
船体側にスタータモータを配置することで、スタータモ
ータに邪魔なく動弁機構側に吸気系や排気系等を配置す
ることができる。
弁機構と反対の船体側に、前記スタータモータを配置し
たことを特徴としている。エンジンの動弁機構と反対の
船体側にスタータモータを配置することで、スタータモ
ータに邪魔なく動弁機構側に吸気系や排気系等を配置す
ることができる。
【0008】請求項3記載の発明は、前記排気ガイドに
下方を開口した凹部を形成し、この凹部に前記エンジン
のクランク軸に連結したフライホイールを配置したこと
を特徴としている。フライホイールが排気ガイドの凹部
に収容して配置され、エンジンの下方にフライホイール
を配置することで、エンジンの上方に吸気系の吸気通路
やスロットル装置等を配置するスペースの確保が容易に
なる。
下方を開口した凹部を形成し、この凹部に前記エンジン
のクランク軸に連結したフライホイールを配置したこと
を特徴としている。フライホイールが排気ガイドの凹部
に収容して配置され、エンジンの下方にフライホイール
を配置することで、エンジンの上方に吸気系の吸気通路
やスロットル装置等を配置するスペースの確保が容易に
なる。
【0009】請求項4記載の発明は、前記フライホイー
ルの外周にギヤを形成し、このギヤを前記スタータモー
タの出力ギヤとを噛み合わせたことを特徴としている。
エンジンの下方のフライホイールを介してスタータモー
タが、クランク軸と一体回転可能に配置され、クランク
軸にスタータモータと連結するための専用のギヤが不要
になり、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コスト
である。
ルの外周にギヤを形成し、このギヤを前記スタータモー
タの出力ギヤとを噛み合わせたことを特徴としている。
エンジンの下方のフライホイールを介してスタータモー
タが、クランク軸と一体回転可能に配置され、クランク
軸にスタータモータと連結するための専用のギヤが不要
になり、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コスト
である。
【0010】請求項5記載の発明は、前記フライホイー
ルの下方位置に、前記オイルポンプを配置したことを特
徴としている。オイルポンプがフライホイールの下方位
置に配置され、エンジンの下方周りに配置スペースがで
きスタータモータ等の配置が容易になる。
ルの下方位置に、前記オイルポンプを配置したことを特
徴としている。オイルポンプがフライホイールの下方位
置に配置され、エンジンの下方周りに配置スペースがで
きスタータモータ等の配置が容易になる。
【0011】請求項6記載の発明は、前記フライホイー
ルとドライブ軸とを、前記オイルポンプを介して一体回
転可能に連結したことを特徴としている。オイルポンプ
によりフライホイールとドライブ軸とを連結する部材が
不要になり、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コ
ストである。
ルとドライブ軸とを、前記オイルポンプを介して一体回
転可能に連結したことを特徴としている。オイルポンプ
によりフライホイールとドライブ軸とを連結する部材が
不要になり、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コ
ストである。
【0012】請求項7記載の発明は、前記排気ガイド
に、前記オイルポンプのオイル通路を形成したことを特
徴としている。排気ガイドにオイルポンプが配置される
と共に、オイル通路が形成し、排気ガイドを利用するこ
とでオイルポンプやオイル通路の配置が容易になる。
に、前記オイルポンプのオイル通路を形成したことを特
徴としている。排気ガイドにオイルポンプが配置される
と共に、オイル通路が形成し、排気ガイドを利用するこ
とでオイルポンプやオイル通路の配置が容易になる。
【0013】請求項8記載の発明は、前記排気ガイドを
上下に分割し、前記フライホイールを収納する第1の排
気ガイドの下方に、前記オイルポンプを収納する第2の
排気ガイドを配置したことを特徴としている。排気ガイ
ドを上下に分割し、フライホイールとオイルポンプとを
上下に配置することで、オイルポンプの容量を大きくす
ることができる。
上下に分割し、前記フライホイールを収納する第1の排
気ガイドの下方に、前記オイルポンプを収納する第2の
排気ガイドを配置したことを特徴としている。排気ガイ
ドを上下に分割し、フライホイールとオイルポンプとを
上下に配置することで、オイルポンプの容量を大きくす
ることができる。
【0014】請求項9記載の発明は、前記第2の排気ガ
イドの下面に前記オイルポンプを配置し、この第2の排
気ガイドに前記オイルポンプを通過する前記オイル通路
を形成し、このオイル通路を前記第1の排気ガイドを介
してエンジンの潤滑部に連結したことを特徴としてい
る。第2の排気ガイドにオイルポンプを通過するオイル
通路が形成され、このオイル通路は第1の排気ガイドを
介してエンジンの潤滑部に連結されており、フライホイ
ールを避けるためのオイル通路の形成が容易である。
イドの下面に前記オイルポンプを配置し、この第2の排
気ガイドに前記オイルポンプを通過する前記オイル通路
を形成し、このオイル通路を前記第1の排気ガイドを介
してエンジンの潤滑部に連結したことを特徴としてい
る。第2の排気ガイドにオイルポンプを通過するオイル
通路が形成され、このオイル通路は第1の排気ガイドを
介してエンジンの潤滑部に連結されており、フライホイ
ールを避けるためのオイル通路の形成が容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の船外機のエンジ
ン支持装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は
船舶に搭載した船外機の側面図、図2は船外機の一部を
破断した側面図、図3は船外機の平面図、図4は図3の
IV−IV線に沿う断面図、図5は図4のV−V線に沿
う断面図、図6はカバーの取付を示す平面図、図7は図
6のVII−VII線に沿う断面図、図8は排気マニホ
ルドの断面図、図9は上排気ガイドの平面図、図10は
下排気ガイドの平面図、図11は図4のXI−XI線に
沿う断面図、図12は冷却水経路を示す図である。
ン支持装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は
船舶に搭載した船外機の側面図、図2は船外機の一部を
破断した側面図、図3は船外機の平面図、図4は図3の
IV−IV線に沿う断面図、図5は図4のV−V線に沿
う断面図、図6はカバーの取付を示す平面図、図7は図
6のVII−VII線に沿う断面図、図8は排気マニホ
ルドの断面図、図9は上排気ガイドの平面図、図10は
下排気ガイドの平面図、図11は図4のXI−XI線に
沿う断面図、図12は冷却水経路を示す図である。
【0016】船外機1は、図1に示すように、前部にス
イベルブラケット2及びクランプブラケット3が設けら
れている。クランプブラケット3は船舶の船体4の船尾
板5に取付けられ、クランプブラケット3にスイベルブ
ラケット2が横方向の支持軸6を支点に上下揺動自在に
取り付けられている。さらに、スイベルブラケット2に
は船外機1がシフトリンク7により操舵自在に取付けら
れている。
イベルブラケット2及びクランプブラケット3が設けら
れている。クランプブラケット3は船舶の船体4の船尾
板5に取付けられ、クランプブラケット3にスイベルブ
ラケット2が横方向の支持軸6を支点に上下揺動自在に
取り付けられている。さらに、スイベルブラケット2に
は船外機1がシフトリンク7により操舵自在に取付けら
れている。
【0017】船外機1には4サイクル4気筒のエンジン
8が備えられ、このエンジン8は、排気ガイド9の上に
載置されている。エンジン8には、シリンダボディ1
0、シリンダヘッド11、排気系12及び吸気系13が
備えられている。シリンダボディ10には、シリンダヘ
ッド11がボルト750により取り付けられている。
8が備えられ、このエンジン8は、排気ガイド9の上に
載置されている。エンジン8には、シリンダボディ1
0、シリンダヘッド11、排気系12及び吸気系13が
備えられている。シリンダボディ10には、シリンダヘ
ッド11がボルト750により取り付けられている。
【0018】エンジン8のクランク軸14は上下方向へ
向けると共に、4個の気筒15を上下方向に並べかつそ
れぞれ前後方向ヘ向けて形成され、クランク軸14を前
側に位置づけて載置されている。エンジン8のクランク
軸14にはドライブ軸16が連結され、ドライブ軸16
の下端部に設けられたシフト切換機構17を介してエン
ジン8の動力がプロペラ軸18からプロペラ19に伝え
られて回転する。シフト切換機構17の切換作動によっ
てプロペラ19の回転を前進、後進、中立にする。
向けると共に、4個の気筒15を上下方向に並べかつそ
れぞれ前後方向ヘ向けて形成され、クランク軸14を前
側に位置づけて載置されている。エンジン8のクランク
軸14にはドライブ軸16が連結され、ドライブ軸16
の下端部に設けられたシフト切換機構17を介してエン
ジン8の動力がプロペラ軸18からプロペラ19に伝え
られて回転する。シフト切換機構17の切換作動によっ
てプロペラ19の回転を前進、後進、中立にする。
【0019】また、排気ガイド9の下部には、オイルパ
ン20及び略筒状の排気管52が取付けられている。エ
ンジン8からの排気は、排気管52からアッパーケース
22内の排気通路21及びロアケース23内の排気通路
24を通り、プロペラ19内の排気通路25を介して水
中排気口26から船外機外の水中に連通されている。ア
イドル時には、排気が排気通路21から図示しないアイ
ドル膨張室から空中排気通路を介して空中排気口27に
導かれ、この空中排気口27を通って船外機後方へ排出
される。エンジン8は上カウリング28と下部カウリン
グ29で覆われている。
ン20及び略筒状の排気管52が取付けられている。エ
ンジン8からの排気は、排気管52からアッパーケース
22内の排気通路21及びロアケース23内の排気通路
24を通り、プロペラ19内の排気通路25を介して水
中排気口26から船外機外の水中に連通されている。ア
イドル時には、排気が排気通路21から図示しないアイ
ドル膨張室から空中排気通路を介して空中排気口27に
導かれ、この空中排気口27を通って船外機後方へ排出
される。エンジン8は上カウリング28と下部カウリン
グ29で覆われている。
【0020】エンジン8のシリンダボディ10には、船
体と反対側にシリンダヘッド11が配置され、シリンダ
ボディ10には横方向にシリンダ30が形成されてい
る。シリンダ30に往復運動可能にピストン31が設け
られ、コンロッド32を介してクランク軸14に連結さ
れている。シリンダボディ10のシリンダ30、ピスト
ン31及びシリンダヘッド11により燃焼室33が形成
され、シリンダヘッド11に点火プラグ34が燃焼室3
3に臨むように取り付けられている。
体と反対側にシリンダヘッド11が配置され、シリンダ
ボディ10には横方向にシリンダ30が形成されてい
る。シリンダ30に往復運動可能にピストン31が設け
られ、コンロッド32を介してクランク軸14に連結さ
れている。シリンダボディ10のシリンダ30、ピスト
ン31及びシリンダヘッド11により燃焼室33が形成
され、シリンダヘッド11に点火プラグ34が燃焼室3
3に臨むように取り付けられている。
【0021】シリンダヘッド11には、ヘッドカバー3
5がシール101を介して設けられ、このヘッドカバー
35に点火プラグ34のプラグキャップ36が貫通して
取り付けられている。ヘッドカバー35に形成された貫
通部35aには、プラグキャップ36の形状に合わせた
フランジ部35bが形成され、プラグキャップ36をシ
ールしている。ヘッドカバー35は、プラグキャップ3
6が取り付けられる部分に凹部35cを有し、この凹部
35cにプラグキャップ36を覆うカバー37がボルト
102により取り付けられている。カバー37の周囲の
取付部37aにゴムシール38が設けられ、水の侵入を
防止している。また、カバー37のゴムシール38の下
側から点火プラグ34のコード39が引き込まれ、コー
ド39の引込部から水が侵入しないようになっている。
コード39には点火コイル400が接続されている。
5がシール101を介して設けられ、このヘッドカバー
35に点火プラグ34のプラグキャップ36が貫通して
取り付けられている。ヘッドカバー35に形成された貫
通部35aには、プラグキャップ36の形状に合わせた
フランジ部35bが形成され、プラグキャップ36をシ
ールしている。ヘッドカバー35は、プラグキャップ3
6が取り付けられる部分に凹部35cを有し、この凹部
35cにプラグキャップ36を覆うカバー37がボルト
102により取り付けられている。カバー37の周囲の
取付部37aにゴムシール38が設けられ、水の侵入を
防止している。また、カバー37のゴムシール38の下
側から点火プラグ34のコード39が引き込まれ、コー
ド39の引込部から水が侵入しないようになっている。
コード39には点火コイル400が接続されている。
【0022】シリンダヘッド11には、吸気通路40と
排気通路41が形成され、吸気通路40は吸気バルブ4
2により、また排気通路41は排気バルブ43により所
定のタイミングで開閉される。吸気通路40には、イン
ジェクタ100が設けられ、エンジンの運転状態に応じ
て所定のタイミングで燃料を噴射する。吸気系13を構
成する吸気管44が接続され、吸気管44は船体側に向
かって延びてサージタンク45に接続される。上方の2
個の吸気管44と、下方の2個の吸気管44は、シリン
ダボディ10の側部で一体になってサージタンク45に
接続され、一体にすることで組付性を向上させている。
排気通路41が形成され、吸気通路40は吸気バルブ4
2により、また排気通路41は排気バルブ43により所
定のタイミングで開閉される。吸気通路40には、イン
ジェクタ100が設けられ、エンジンの運転状態に応じ
て所定のタイミングで燃料を噴射する。吸気系13を構
成する吸気管44が接続され、吸気管44は船体側に向
かって延びてサージタンク45に接続される。上方の2
個の吸気管44と、下方の2個の吸気管44は、シリン
ダボディ10の側部で一体になってサージタンク45に
接続され、一体にすることで組付性を向上させている。
【0023】サージタンク45はシリンダボディ10の
船体側に上下方向に配置され、サージタンク45の上部
にスロットル装置46が配置され、スロットルボディ4
7はサージタンク45の上部に連結され、スロットルボ
ディ47にはスロットル弁48が設けられ、スロットル
軸49を駆動することで吸入量が調整され、吸気を上方
から取り入れて下方のサージタンク45に送る。
船体側に上下方向に配置され、サージタンク45の上部
にスロットル装置46が配置され、スロットルボディ4
7はサージタンク45の上部に連結され、スロットルボ
ディ47にはスロットル弁48が設けられ、スロットル
軸49を駆動することで吸入量が調整され、吸気を上方
から取り入れて下方のサージタンク45に送る。
【0024】排気通路41には、排気マニホルド50が
接続され、この排気マニホルド50はシリンダボディ1
0の船体と反対側の側部に配置されている。排気マニホ
ルド50は、ボルト54によりシリンダヘッド11に取
り付けられている。排気マニホルド50は、直列に配置
した4個の気筒15に接続され、このそれぞれ気筒15
に連通する排気開口部50aを有し、この4個の排気開
口部50aからの排気を排気集合部50bにより集合さ
せるように構成されている。複数の排気開口部50a
は、略直線L1上に配置され、排気集合部50bは、複
数の排気開口部50aに対して蛇行させて形成されてい
る。複数の排気開口部50a及び排気集合部50bは上
下方向に配置され、排気集合部50bの下部に排気取出
口部50cを設け、この排気取出口部50cに連結配管
51を介して排気管52が接続され、この排気管52に
より下方へ排気される。さらに、排気開口部50a及び
排気集合部50bには、冷却水通路53が形成されてい
る。
接続され、この排気マニホルド50はシリンダボディ1
0の船体と反対側の側部に配置されている。排気マニホ
ルド50は、ボルト54によりシリンダヘッド11に取
り付けられている。排気マニホルド50は、直列に配置
した4個の気筒15に接続され、このそれぞれ気筒15
に連通する排気開口部50aを有し、この4個の排気開
口部50aからの排気を排気集合部50bにより集合さ
せるように構成されている。複数の排気開口部50a
は、略直線L1上に配置され、排気集合部50bは、複
数の排気開口部50aに対して蛇行させて形成されてい
る。複数の排気開口部50a及び排気集合部50bは上
下方向に配置され、排気集合部50bの下部に排気取出
口部50cを設け、この排気取出口部50cに連結配管
51を介して排気管52が接続され、この排気管52に
より下方へ排気される。さらに、排気開口部50a及び
排気集合部50bには、冷却水通路53が形成されてい
る。
【0025】このように、排気マニホルド50の複数の
排気開口部50aからの排気を集合させ、複数の排気開
口部50aを略直線L1上に並設し、排気マニホルド5
0の取付部50fを排気開口部50aの間にその並設方
向に略平行に位置させ、さらに並設方向に折り曲げて延
在させており、排気マニホルド50を複数の排気開口部
50aの並設方向に折り曲げて延在させも排気マニホル
ド50の取付部50fは、幅方向に広がらずにコンパク
トなものとできる。
排気開口部50aからの排気を集合させ、複数の排気開
口部50aを略直線L1上に並設し、排気マニホルド5
0の取付部50fを排気開口部50aの間にその並設方
向に略平行に位置させ、さらに並設方向に折り曲げて延
在させており、排気マニホルド50を複数の排気開口部
50aの並設方向に折り曲げて延在させも排気マニホル
ド50の取付部50fは、幅方向に広がらずにコンパク
トなものとできる。
【0026】また、複数の排気開口部50aに対して、
排気マニホルド50の取付部50fを交互に設けて排気
集合部50bを蛇行させており、所定の排気断面積或は
長さが容易に確保することができる。また、エンジンの
下方に連結配管51及び排気管52を介して船外機の外
部に排気を排出する排気通路を形成し、複数の排気開口
部50a及び排気集合部50bを上下方向に配置し、排
気集合部50bの下部に排気通路に連通する排気取出口
部50aを設け、排気マニホルド50の複数の排気開口
部50a及び排気集合部50bが上下方向に配置され、
船外機のエンジンの気筒に一体的に、エンジンの下方の
ケーシング内の排気通路に連通するようにコンパクトに
配置することができる。
排気マニホルド50の取付部50fを交互に設けて排気
集合部50bを蛇行させており、所定の排気断面積或は
長さが容易に確保することができる。また、エンジンの
下方に連結配管51及び排気管52を介して船外機の外
部に排気を排出する排気通路を形成し、複数の排気開口
部50a及び排気集合部50bを上下方向に配置し、排
気集合部50bの下部に排気通路に連通する排気取出口
部50aを設け、排気マニホルド50の複数の排気開口
部50a及び排気集合部50bが上下方向に配置され、
船外機のエンジンの気筒に一体的に、エンジンの下方の
ケーシング内の排気通路に連通するようにコンパクトに
配置することができる。
【0027】また、排気集合部50bに沿って冷却水通
路53が形成され、排気取出口部50c側から冷却水が
上方に流れて排気マニホルド50全体を冷却し、上部の
冷却水取出口部210から送り出すことができるから、
排気マニホルド50を効率的に冷却することができる。
路53が形成され、排気取出口部50c側から冷却水が
上方に流れて排気マニホルド50全体を冷却し、上部の
冷却水取出口部210から送り出すことができるから、
排気マニホルド50を効率的に冷却することができる。
【0028】排気ガイド9は、上排気ガイド60、中排
気ガイド61及び下排気ガイド62から構成されてい
る。上排気ガイド60の下側を開口した凹部60aにフ
ライホイール63が配置され、フライホイール63はク
ランク軸14の下部にボルト64により連結され、エン
ジン8の下方位置に配置されている。フライホイール6
3が上排気ガイド60の凹部60aに収容して配置さ
れ、エンジン8の下方にフライホイール63を配置する
ことで、エンジン8の上方に吸気系13の吸気通路93
やスロットル装置46等を配置するスペースの確保が容
易になる。
気ガイド61及び下排気ガイド62から構成されてい
る。上排気ガイド60の下側を開口した凹部60aにフ
ライホイール63が配置され、フライホイール63はク
ランク軸14の下部にボルト64により連結され、エン
ジン8の下方位置に配置されている。フライホイール6
3が上排気ガイド60の凹部60aに収容して配置さ
れ、エンジン8の下方にフライホイール63を配置する
ことで、エンジン8の上方に吸気系13の吸気通路93
やスロットル装置46等を配置するスペースの確保が容
易になる。
【0029】上排気ガイド60の船体側には、スタータ
取付部60bが設けられ、このスタータ取付部60bに
スタータモータ65が取り付けられている。スタータモ
ータ65をエンジン8に取り付けないで排気ガイド9に
取り付け、エンジン8の下方に配置することができ、エ
ンジン8の上方に吸気系13の吸気通路93やスロット
ル装置46等を配置するスペースの確保が容易になる。
また、エンジン8の動弁機構と反対の船体側にスタータ
モータ65を配置することで、スタータモータ65に邪
魔なく動弁機構側に吸気系13や排気系12等を配置す
ることができる。
取付部60bが設けられ、このスタータ取付部60bに
スタータモータ65が取り付けられている。スタータモ
ータ65をエンジン8に取り付けないで排気ガイド9に
取り付け、エンジン8の下方に配置することができ、エ
ンジン8の上方に吸気系13の吸気通路93やスロット
ル装置46等を配置するスペースの確保が容易になる。
また、エンジン8の動弁機構と反対の船体側にスタータ
モータ65を配置することで、スタータモータ65に邪
魔なく動弁機構側に吸気系13や排気系12等を配置す
ることができる。
【0030】スタータモータ65の出力ギヤ65aは、
フライホイール63のギヤ63aと噛み合い、スタータ
モータ65の駆動によりフライホイール63を介してク
ランク軸14を強制的に回転してエンジン8を始動させ
る。エンジン8の下方のフライホイール63を介してス
タータモータ65が、クランク軸14と一体回転可能に
配置されることで、クランク軸14にスタータモータ6
5と連結するための専用のギヤが不要になり、軸方向を
短縮できてコンパクトでかつ低コストである。
フライホイール63のギヤ63aと噛み合い、スタータ
モータ65の駆動によりフライホイール63を介してク
ランク軸14を強制的に回転してエンジン8を始動させ
る。エンジン8の下方のフライホイール63を介してス
タータモータ65が、クランク軸14と一体回転可能に
配置されることで、クランク軸14にスタータモータ6
5と連結するための専用のギヤが不要になり、軸方向を
短縮できてコンパクトでかつ低コストである。
【0031】フライホイール63の軸部63bには、オ
イルポンプ66のポンプ軸67を介してドライブ軸16
が連結され、これによりクランク軸14、フライホイー
ル63及びドライブ軸16が一体回転する。オイルポン
プ65によりフライホイール63とドライブ軸16とを
連結する部材が不要になり、軸方向を短縮できてコンパ
クトでかつ低コストである。また、オイルポンプ66が
フライホイール63の下方位置に配置され、エンジン8
の下方周りに配置スペースができスタータモータ65等
の配置が容易になる。
イルポンプ66のポンプ軸67を介してドライブ軸16
が連結され、これによりクランク軸14、フライホイー
ル63及びドライブ軸16が一体回転する。オイルポン
プ65によりフライホイール63とドライブ軸16とを
連結する部材が不要になり、軸方向を短縮できてコンパ
クトでかつ低コストである。また、オイルポンプ66が
フライホイール63の下方位置に配置され、エンジン8
の下方周りに配置スペースができスタータモータ65等
の配置が容易になる。
【0032】オイルポンプ66は、ポンプ軸67の回転
によって駆動し、オイルパン20内のオイルをオイルス
トレーナ68、オイル配管69及び中排気ガイド61に
形成されたオイル通路70を介して汲み上げる。汲み上
げられたオイルは、オイルポンプ66の駆動により中排
気ガイド61に形成されたオイル圧送通路71、上排気
ガイド60に形成されたオイル圧送通路72からオイル
配管73またはオイル配管76を介してオイルフィルタ
74に送られ、オイルフィルタ74からオイル通路75
を介してエンジン8の各部に送られて潤滑する。オイル
フィルタ74は、シリンダボディ10の略中央部に取り
付けられている。また、エンジン8の各部を潤滑したオ
イルは、上排気ガイド60の落とし開口部60c、中排
気ガイド61の落とし開口部61aを介してオイルパン
20に戻される。このように、排気ガイド9に、オイル
ポンプ66のオイル通路70、オイル圧送通路72また
はオイル配管76、落とし開口部60c及び開口部61
a等のオイル通路を形成し、排気ガイド9にオイルポン
プ66が配置されると共に、オイル通路が形成し、排気
ガイド9を利用することでオイルポンプ66やオイル通
路の配置が容易になる。
によって駆動し、オイルパン20内のオイルをオイルス
トレーナ68、オイル配管69及び中排気ガイド61に
形成されたオイル通路70を介して汲み上げる。汲み上
げられたオイルは、オイルポンプ66の駆動により中排
気ガイド61に形成されたオイル圧送通路71、上排気
ガイド60に形成されたオイル圧送通路72からオイル
配管73またはオイル配管76を介してオイルフィルタ
74に送られ、オイルフィルタ74からオイル通路75
を介してエンジン8の各部に送られて潤滑する。オイル
フィルタ74は、シリンダボディ10の略中央部に取り
付けられている。また、エンジン8の各部を潤滑したオ
イルは、上排気ガイド60の落とし開口部60c、中排
気ガイド61の落とし開口部61aを介してオイルパン
20に戻される。このように、排気ガイド9に、オイル
ポンプ66のオイル通路70、オイル圧送通路72また
はオイル配管76、落とし開口部60c及び開口部61
a等のオイル通路を形成し、排気ガイド9にオイルポン
プ66が配置されると共に、オイル通路が形成し、排気
ガイド9を利用することでオイルポンプ66やオイル通
路の配置が容易になる。
【0033】このように、排気ガイド9を上下に分割
し、フライホイール63を収納する第1の排気ガイドで
ある上排気ガイド60の下方に、オイルポンプ66を収
納する第2の排気ガイドである中排気ガイド61を配置
し、フライホイール63とオイルポンプ66とを上下に
配置することで、オイルポンプ66の容量を大きくする
ことができる。また、第2の排気ガイドである中排気ガ
イド61の下面にオイルポンプ66を配置し、この第2
の排気ガイドである中排気ガイド61にオイルポンプ6
6を通過するオイル通路を形成し、このオイル通路を第
1の排気ガイドである中排気ガイド61を介してエンジ
ンの潤滑部に連結し、フライホイール63を避けるため
のオイル通路の形成が容易である。
し、フライホイール63を収納する第1の排気ガイドで
ある上排気ガイド60の下方に、オイルポンプ66を収
納する第2の排気ガイドである中排気ガイド61を配置
し、フライホイール63とオイルポンプ66とを上下に
配置することで、オイルポンプ66の容量を大きくする
ことができる。また、第2の排気ガイドである中排気ガ
イド61の下面にオイルポンプ66を配置し、この第2
の排気ガイドである中排気ガイド61にオイルポンプ6
6を通過するオイル通路を形成し、このオイル通路を第
1の排気ガイドである中排気ガイド61を介してエンジ
ンの潤滑部に連結し、フライホイール63を避けるため
のオイル通路の形成が容易である。
【0034】エンジン8のクランク軸14の上部には、
スプロケット78及びプーリ79が取り付けられ、プー
リ79はベルト80を介してオルタネータ82のプーリ
81に連結され、クランク軸14によってオルタネータ
82が駆動される。オルタネータ82は、シリンダボデ
ィ10の船体側上部にボルト83により取り付けられて
いる。
スプロケット78及びプーリ79が取り付けられ、プー
リ79はベルト80を介してオルタネータ82のプーリ
81に連結され、クランク軸14によってオルタネータ
82が駆動される。オルタネータ82は、シリンダボデ
ィ10の船体側上部にボルト83により取り付けられて
いる。
【0035】スプロケット78は、カム巻掛手段である
カムベルト84により吸気側カム軸85及び排気側カム
軸86にそれぞれ設けられたカムスプロケット87,8
8に連結され、クランク軸14に連動して吸気側カム軸
85及び排気側カム軸86が回転し、カム89,90て
吸気バルブ42及び排気バルブ43を所定のタイミング
で開閉する。タイミングベルト84には、シリンダボデ
ィ10に設けられたテンショナ91で所定の張力が与え
られている。
カムベルト84により吸気側カム軸85及び排気側カム
軸86にそれぞれ設けられたカムスプロケット87,8
8に連結され、クランク軸14に連動して吸気側カム軸
85及び排気側カム軸86が回転し、カム89,90て
吸気バルブ42及び排気バルブ43を所定のタイミング
で開閉する。タイミングベルト84には、シリンダボデ
ィ10に設けられたテンショナ91で所定の張力が与え
られている。
【0036】エンジン8のクランク軸14と吸気側カム
軸85及び排気側カム軸86とを連動するカムベルト8
4を覆うカム巻掛カバー92が配置され、このカム巻掛
カバー92と上カウリング28とで吸気通路93が形成
されている。カム巻掛カバー92には吸気系部品である
スロットル装置46に連通する連通部92aが設けら
れ、吸気通路93をスロットル装置46の吸入開口部4
6eに連通させている。カム巻掛カバー92の連通部9
2aと、スロットル装置46のスロットルボディ47と
は、ゴム等の可撓性部材94を介して連通される。この
ようにして、エンジン8の上方位置に吸気通路93が配
置され、この吸気通路93に新気を取り入れる開口部2
8aが上カウリング28の船体と反対側の上部に形成さ
れている。上カウリング28の開口部28aから吸気通
路93に空気を取り入れ、スロットル装置46を介して
吸気サージタンク45から吸気する。
軸85及び排気側カム軸86とを連動するカムベルト8
4を覆うカム巻掛カバー92が配置され、このカム巻掛
カバー92と上カウリング28とで吸気通路93が形成
されている。カム巻掛カバー92には吸気系部品である
スロットル装置46に連通する連通部92aが設けら
れ、吸気通路93をスロットル装置46の吸入開口部4
6eに連通させている。カム巻掛カバー92の連通部9
2aと、スロットル装置46のスロットルボディ47と
は、ゴム等の可撓性部材94を介して連通される。この
ようにして、エンジン8の上方位置に吸気通路93が配
置され、この吸気通路93に新気を取り入れる開口部2
8aが上カウリング28の船体と反対側の上部に形成さ
れている。上カウリング28の開口部28aから吸気通
路93に空気を取り入れ、スロットル装置46を介して
吸気サージタンク45から吸気する。
【0037】エンジン8のドライブ軸16には、冷却水
ポンプ200が設けられ、冷却水ポンプ200の駆動で
冷却水を水中から吸い上げて冷却水通路201から排気
管52の接続部202に送り、冷却水ポンプ200から
の冷却水を、排気系12に導く。排気管52の接続部2
02には、図11に示すように、排気管52の周囲に冷
却水通路203が形成され、排気管52を冷却する。
ポンプ200が設けられ、冷却水ポンプ200の駆動で
冷却水を水中から吸い上げて冷却水通路201から排気
管52の接続部202に送り、冷却水ポンプ200から
の冷却水を、排気系12に導く。排気管52の接続部2
02には、図11に示すように、排気管52の周囲に冷
却水通路203が形成され、排気管52を冷却する。
【0038】この冷却水通路203は、図5及び図8に
示すように、排気マニホルド50の冷却水通路53に連
通しており、冷却水により排気マニホルド50が冷却さ
れる。排気マニホルド50の上部には、冷却水取出口部
210が設けられ、一方シリンダヘッド11の下部には
冷却水取出入口部211が設けられ、冷却水取出口部2
10と冷却水取出入口部211とを冷却水配管212で
連結して、排気マニホルド50を冷却した冷却水を排気
マニホルド50の最上部からシリンダヘッド11の最下
部に導く。シリンダヘッド11に導かれた冷却水は、シ
リンダヘッド11及びシリンダボディ10の冷却水通路
213,214を流れて冷却し、シリンダボディ10か
ら冷却する。
示すように、排気マニホルド50の冷却水通路53に連
通しており、冷却水により排気マニホルド50が冷却さ
れる。排気マニホルド50の上部には、冷却水取出口部
210が設けられ、一方シリンダヘッド11の下部には
冷却水取出入口部211が設けられ、冷却水取出口部2
10と冷却水取出入口部211とを冷却水配管212で
連結して、排気マニホルド50を冷却した冷却水を排気
マニホルド50の最上部からシリンダヘッド11の最下
部に導く。シリンダヘッド11に導かれた冷却水は、シ
リンダヘッド11及びシリンダボディ10の冷却水通路
213,214を流れて冷却し、シリンダボディ10か
ら冷却する。
【0039】シリンダヘッド11の下部には、排気系1
2からシリンダヘッド11へ冷却水を導く冷却水通路に
圧力調整弁215が配置され、冷却水が所定圧力以上に
なると冷却水を排出冷却水配管216により排出するよ
うになっている。このように、圧力調整弁215の作動
でシリンダボディ10及びシリンダヘッド11を冷却す
る冷却水の圧力を一定にすることができる。
2からシリンダヘッド11へ冷却水を導く冷却水通路に
圧力調整弁215が配置され、冷却水が所定圧力以上に
なると冷却水を排出冷却水配管216により排出するよ
うになっている。このように、圧力調整弁215の作動
でシリンダボディ10及びシリンダヘッド11を冷却す
る冷却水の圧力を一定にすることができる。
【0040】シリンダボディ10の上部には、冷却水を
排気系12に戻すための冷却水通路217が形成され、
冷却水はサーモスタット218、冷却水配管219を介
して排気系12に導き排出する。冷却水配管219は、
下排気ガイド62に形成された冷却水排出部220に接
続され、冷却水は冷却水排出部220から排気管52の
接続部202に形成された冷却水通路221から排出さ
れる。
排気系12に戻すための冷却水通路217が形成され、
冷却水はサーモスタット218、冷却水配管219を介
して排気系12に導き排出する。冷却水配管219は、
下排気ガイド62に形成された冷却水排出部220に接
続され、冷却水は冷却水排出部220から排気管52の
接続部202に形成された冷却水通路221から排出さ
れる。
【0041】このエンジン8の冷却水経路は、図12に
示すように、冷却水ポンプ200からの冷却水を、排気
管52、排気ガイド9を介して排気系12に導き、まず
排気系12の排気マニホルド50を冷却し、さらに圧力
調整弁215を介してシリンダヘッド11、シリンダボ
ディ10を冷却する。そして、サーモスタット218を
介して排気ガイド9に戻され、排気管52を冷却して排
出される。このように、エンジン8の温度の高い部分か
ら低い部分へ冷却水を供給して冷却するため、エンジン
8を効率的に冷却することができ、エンジン8の熱影響
を軽減して、部品の耐久性を向上させると共に、エンジ
ン性能を向上させることができる。
示すように、冷却水ポンプ200からの冷却水を、排気
管52、排気ガイド9を介して排気系12に導き、まず
排気系12の排気マニホルド50を冷却し、さらに圧力
調整弁215を介してシリンダヘッド11、シリンダボ
ディ10を冷却する。そして、サーモスタット218を
介して排気ガイド9に戻され、排気管52を冷却して排
出される。このように、エンジン8の温度の高い部分か
ら低い部分へ冷却水を供給して冷却するため、エンジン
8を効率的に冷却することができ、エンジン8の熱影響
を軽減して、部品の耐久性を向上させると共に、エンジ
ン性能を向上させることができる。
【0042】また、冷却水配管212により冷却水通路
が、冷却水を排気系12の排気マニホルド50からシリ
ンダヘッド11の下部に導き、シリンダボディ10の上
部から排気系12の排気管52に導くから、冷却水の流
れがシリンダヘッド11からシリンダボディ10にわた
り円滑であり、冷却水のよどみがなくなり冷却水でシリ
ンダボディ10及びシリンダヘッド10が効率的に、か
つ均一に冷却することができる。
が、冷却水を排気系12の排気マニホルド50からシリ
ンダヘッド11の下部に導き、シリンダボディ10の上
部から排気系12の排気管52に導くから、冷却水の流
れがシリンダヘッド11からシリンダボディ10にわた
り円滑であり、冷却水のよどみがなくなり冷却水でシリ
ンダボディ10及びシリンダヘッド10が効率的に、か
つ均一に冷却することができる。
【0043】また、排気系12に、シリンダヘッド11
に接続した排気マニホルド50と、排気マニホルド50
に連結配管51を介して接続した排気管52を備え、こ
の排気管52の接続部202に、冷却水ポンプ200か
ら排気マニホルド50に導く冷却水通路203と、シリ
ンダボディ10からの冷却水を排出する冷却水通路22
1を形成し、排気マニホルド50に接続した排気管52
に、エンジン8を冷却するための冷却水通路203と、
エンジン8を冷却した冷却水通路221が形成され、コ
ンパクトな構造で、排気管52を効率的に冷却すること
ができる。
に接続した排気マニホルド50と、排気マニホルド50
に連結配管51を介して接続した排気管52を備え、こ
の排気管52の接続部202に、冷却水ポンプ200か
ら排気マニホルド50に導く冷却水通路203と、シリ
ンダボディ10からの冷却水を排出する冷却水通路22
1を形成し、排気マニホルド50に接続した排気管52
に、エンジン8を冷却するための冷却水通路203と、
エンジン8を冷却した冷却水通路221が形成され、コ
ンパクトな構造で、排気管52を効率的に冷却すること
ができる。
【0044】また、シリンダボディ10の上部に、冷却
水温度に応じて冷却水通路217を開閉するサーモスタ
ット218を配置し、排気系12からシリンダボディ1
0及びシリンダヘッド11を冷却した冷却水が流れ、冷
却水の温度が均一であり、サーモスタット218の適切
な開閉が可能である。
水温度に応じて冷却水通路217を開閉するサーモスタ
ット218を配置し、排気系12からシリンダボディ1
0及びシリンダヘッド11を冷却した冷却水が流れ、冷
却水の温度が均一であり、サーモスタット218の適切
な開閉が可能である。
【0045】サーモスタット218はシリンダボディ1
0の上部に配置され、カム巻掛手段のカムベルト84に
張力を与えるテンショナ91と反対側に位置し、シリン
ダボディ10の上部に、カム巻掛手段のカムベルト84
の両側のスペースを利用してサーモスタット218とテ
ンショナ91が配置され、サーモスタット218の配置
スペースの確保が容易である。
0の上部に配置され、カム巻掛手段のカムベルト84に
張力を与えるテンショナ91と反対側に位置し、シリン
ダボディ10の上部に、カム巻掛手段のカムベルト84
の両側のスペースを利用してサーモスタット218とテ
ンショナ91が配置され、サーモスタット218の配置
スペースの確保が容易である。
【0046】この実施例では、シリンダボディ10の上
部に、サーモスタット取付カバー260を取り付けて冷
却水通路217を形成し、このサーモスタット取付カバ
ー260にサーモスタット218を取り付けている。こ
のように、サーモスタット取付カバー260により冷却
水通路217を容易に形成することができる。
部に、サーモスタット取付カバー260を取り付けて冷
却水通路217を形成し、このサーモスタット取付カバ
ー260にサーモスタット218を取り付けている。こ
のように、サーモスタット取付カバー260により冷却
水通路217を容易に形成することができる。
【0047】また、図3に示すように、エンジンを上方
から視て、カム巻掛手段のカムベルト84を横切るよう
に冷却水通路217が形成され、カムベルト84の外側
にサーモスタット218を着脱可能に配置されており、
カムベルト84が邪魔にならずサーモスタット218を
容易に着脱することができる。
から視て、カム巻掛手段のカムベルト84を横切るよう
に冷却水通路217が形成され、カムベルト84の外側
にサーモスタット218を着脱可能に配置されており、
カムベルト84が邪魔にならずサーモスタット218を
容易に着脱することができる。
【0048】また、図5に示すように、気筒15のシリ
ンダボディ10のボア間以外の位置に、妨蝕電極290
を冷却水通路214に臨ませて配置している。妨蝕電極
290が配置されている部分は冷却水のよどみが生じな
いで流れが円滑であり、妨蝕電極による妨蝕効率がよ
い。また、妨蝕電極290を、直列気筒の左右のシリン
ダボディ10の側壁に交互に配置し、妨蝕電極290が
複数の直列気筒15に均等に配置され、妨蝕電極290
によりシリンダボディ10を均等に妨蝕することができ
る。また、図4に示すように、エンジン8のシリンダヘ
ッド11に、妨蝕電極291を冷却水通路213に臨ま
せて配置し、シリンダヘッドに錆が発生することを防止
できる。妨蝕電極290,291は、シリンダボディ1
0またはシリンダヘッド11の鋳型成形時の砂抜き孔部
293,294に取り付けている。鋳型成形時の砂抜き
孔部293,294を兼用して、妨蝕電極290,29
1が取り付けられ、特別な取付部を形成しない分、構造
が簡単で低コストである。
ンダボディ10のボア間以外の位置に、妨蝕電極290
を冷却水通路214に臨ませて配置している。妨蝕電極
290が配置されている部分は冷却水のよどみが生じな
いで流れが円滑であり、妨蝕電極による妨蝕効率がよ
い。また、妨蝕電極290を、直列気筒の左右のシリン
ダボディ10の側壁に交互に配置し、妨蝕電極290が
複数の直列気筒15に均等に配置され、妨蝕電極290
によりシリンダボディ10を均等に妨蝕することができ
る。また、図4に示すように、エンジン8のシリンダヘ
ッド11に、妨蝕電極291を冷却水通路213に臨ま
せて配置し、シリンダヘッドに錆が発生することを防止
できる。妨蝕電極290,291は、シリンダボディ1
0またはシリンダヘッド11の鋳型成形時の砂抜き孔部
293,294に取り付けている。鋳型成形時の砂抜き
孔部293,294を兼用して、妨蝕電極290,29
1が取り付けられ、特別な取付部を形成しない分、構造
が簡単で低コストである。
【0049】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、スタータモータをエンジンに取り付けないで排気ガ
イドに取り付けたから、エンジンの下方に配置すること
ができ、エンジンの上方に吸気系の吸気通路やスロット
ル装置等を配置するスペースの確保が容易になる。
は、スタータモータをエンジンに取り付けないで排気ガ
イドに取り付けたから、エンジンの下方に配置すること
ができ、エンジンの上方に吸気系の吸気通路やスロット
ル装置等を配置するスペースの確保が容易になる。
【0050】請求項2記載の発明は、エンジンの動弁機
構と反対の船体側にスタータモータを配置するから、ス
タータモータに邪魔なく動弁機構側に吸気系や排気系等
を配置することができる。
構と反対の船体側にスタータモータを配置するから、ス
タータモータに邪魔なく動弁機構側に吸気系や排気系等
を配置することができる。
【0051】請求項3記載の発明は、フライホイールが
排気ガイドの凹部に収容して配置され、エンジンの下方
にフライホイールを配置するから、エンジンの上方に吸
気系の吸気通路やスロットル装置等を配置するスペース
の確保が容易になる。
排気ガイドの凹部に収容して配置され、エンジンの下方
にフライホイールを配置するから、エンジンの上方に吸
気系の吸気通路やスロットル装置等を配置するスペース
の確保が容易になる。
【0052】請求項4記載の発明は、エンジンの下方の
フライホイールを介してスタータモータが、クランク軸
と一体回転可能に配置される構造であり、クランク軸に
スタータモータと連結するための専用のギヤが不要にな
り、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コストであ
る。
フライホイールを介してスタータモータが、クランク軸
と一体回転可能に配置される構造であり、クランク軸に
スタータモータと連結するための専用のギヤが不要にな
り、軸方向を短縮できてコンパクトでかつ低コストであ
る。
【0053】請求項5記載の発明は、オイルポンプをフ
ライホイールの下方位置に配置したから、エンジンの下
方周りに配置スペースができ、スタータモータ等の配置
が容易になる。
ライホイールの下方位置に配置したから、エンジンの下
方周りに配置スペースができ、スタータモータ等の配置
が容易になる。
【0054】請求項6記載の発明は、フライホイールと
ドライブ軸とを、オイルポンプを介して一体回転可能に
連結したから、フライホイールとドライブ軸とを連結す
る部材が不要になり、軸方向を短縮できてコンパクトで
かつ低コストである。
ドライブ軸とを、オイルポンプを介して一体回転可能に
連結したから、フライホイールとドライブ軸とを連結す
る部材が不要になり、軸方向を短縮できてコンパクトで
かつ低コストである。
【0055】請求項7記載の発明は、排気ガイドにオイ
ルポンプが配置されると共に、オイル通路が形成し、排
気ガイドを利用することでオイルポンプやオイル通路の
配置が容易になる。
ルポンプが配置されると共に、オイル通路が形成し、排
気ガイドを利用することでオイルポンプやオイル通路の
配置が容易になる。
【0056】請求項8記載の発明は、排気ガイドを上下
に分割し、フライホイールとオイルポンプとを上下に配
置することで、オイルポンプの容量を大きくすることが
できる。
に分割し、フライホイールとオイルポンプとを上下に配
置することで、オイルポンプの容量を大きくすることが
できる。
【0057】請求項9記載の発明は、第2の排気ガイド
にオイルポンプを通過するオイル通路が形成され、この
オイル通路は第1の排気ガイドを介してエンジンの潤滑
部に連結されているから、フライホイールを避けるため
のオイル通路の形成が容易である。
にオイルポンプを通過するオイル通路が形成され、この
オイル通路は第1の排気ガイドを介してエンジンの潤滑
部に連結されているから、フライホイールを避けるため
のオイル通路の形成が容易である。
【図1】船舶に搭載した船外機の側面図である。
【図2】船外機の一部を破断した側面図である。
【図3】船外機の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】カバーの取付を示す平面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】排気マニホルドの断面図である。
【図9】上排気ガイドの平面図である。
【図10】下排気ガイドの平面図である。
【図11】図4のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】冷却水経路を示す図である。
8 エンジン 9 排気ガイド 10 シリンダボディ 11 シリンダヘッド 12 排気系 15 気筒 65 スタータモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 11/00 F02N 11/00 J
Claims (9)
- 【請求項1】排気ガイドにエンジンを載置する船外機の
エンジン支持装置において、前記排気ガイドに、前記エ
ンジンのスタータモータを取り付けたことを特徴とする
船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項2】前記エンジンの動弁機構と反対の船体側
に、前記スタータモータを配置したことを特徴とする請
求項1記載の船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項3】前記排気ガイドに下方を開口した凹部を形
成し、この凹部に前記エンジンのクランク軸に連結した
フライホイールを配置したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項4】前記フライホイールの外周にギヤを形成
し、このギヤを前記スタータモータの出力ギヤとを噛み
合わせたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項5】前記フライホイールの下方位置に、前記オ
イルポンプを配置したことを特徴とする請求項4記載の
船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項6】前記フライホイールとドライブ軸とを、前
記オイルポンプを介して一体回転可能に連結したことを
特徴とする請求項3乃至請求項記5のいずれかに記載の
船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項7】前記排気ガイドに、前記オイルポンプのオ
イル通路を形成したことを特徴とする請求項3乃至請求
項記6のいずれかに記載の船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項8】前記排気ガイドを上下に分割し、前記フラ
イホイールを収納する第1の排気ガイドの下方に、前記
オイルポンプを収納する第2の排気ガイドを配置したこ
とを特徴とする請求項3乃至請求項記7のいずれかに記
載の船外機のエンジン支持装置。 - 【請求項9】前記第2の排気ガイドの下面に前記オイル
ポンプを配置し、この第2の排気ガイドに前記オイルポ
ンプを通過する前記オイル通路を形成し、このオイル通
路を前記第1の排気ガイドを介してエンジンの潤滑部に
連結したことを特徴とする請求項3乃至請求項記8のい
ずれかに記載の船外機のエンジン支持装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354175A JPH09189233A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 船外機のエンジン支持装置 |
US08/775,454 US5803036A (en) | 1995-12-30 | 1996-12-30 | Engine for outboard motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354175A JPH09189233A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 船外機のエンジン支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189233A true JPH09189233A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=18435798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7354175A Pending JPH09189233A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 船外機のエンジン支持装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5803036A (ja) |
JP (1) | JPH09189233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7296552B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-11-20 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Air intake structure for engine |
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JP4386397B2 (ja) | 2000-09-13 | 2009-12-16 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機における内燃機関冷却用水調圧装置 |
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US11028761B1 (en) | 2018-06-06 | 2021-06-08 | Brunswick Corporation | Serviceable cooling water strainers for straining cooling water in marine propulsion devices |
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CA2138335C (en) * | 1993-12-18 | 1998-08-04 | Kouji Koishikawa | Engine and outboard engine structure |
-
1995
- 1995-12-30 JP JP7354175A patent/JPH09189233A/ja active Pending
-
1996
- 1996-12-30 US US08/775,454 patent/US5803036A/en not_active Expired - Lifetime
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US7296552B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-11-20 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Air intake structure for engine |
Also Published As
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---|---|
US5803036A (en) | 1998-09-08 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040115 |