JPH09187058A - 制御用キャリアサーチ方法 - Google Patents
制御用キャリアサーチ方法Info
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- JPH09187058A JPH09187058A JP8000388A JP38896A JPH09187058A JP H09187058 A JPH09187058 A JP H09187058A JP 8000388 A JP8000388 A JP 8000388A JP 38896 A JP38896 A JP 38896A JP H09187058 A JPH09187058 A JP H09187058A
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- control
- carriers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 代行制御用キャリアについての情報を統括制
御用キャリアを用いて報知できない場合に、移動局が全
キャリアのサーチに要する時間を短縮する。 【解決手段】 制御用キャリアである可能性の高いキャ
リアを優先的にサーチし、制御用キャリアである可能性
の低いキャリアはサーチしないようにする。例えば、捕
捉すべきでない中継局が制御用キャリアとして使用して
いるキャリアが見つかった場合は、捕捉すべき中継局が
制御用キャリアとして使用していないと判断することが
できるので、そのキャリアをサーチしない。また、ある
中継局が通信用キャリアとして使用しているキャリアが
見つかった場合には、いずれかの中継局が制御用キャリ
アとして使用している可能性が高いと判断してそのブロ
ックを優先的にサーチする。
御用キャリアを用いて報知できない場合に、移動局が全
キャリアのサーチに要する時間を短縮する。 【解決手段】 制御用キャリアである可能性の高いキャ
リアを優先的にサーチし、制御用キャリアである可能性
の低いキャリアはサーチしないようにする。例えば、捕
捉すべきでない中継局が制御用キャリアとして使用して
いるキャリアが見つかった場合は、捕捉すべき中継局が
制御用キャリアとして使用していないと判断することが
できるので、そのキャリアをサーチしない。また、ある
中継局が通信用キャリアとして使用しているキャリアが
見つかった場合には、いずれかの中継局が制御用キャリ
アとして使用している可能性が高いと判断してそのブロ
ックを優先的にサーチする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルMCA
(Multi Channel Access)システムにおける移動局によ
る全ての制御用キャリアのサーチ方法に関する。
(Multi Channel Access)システムにおける移動局によ
る全ての制御用キャリアのサーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルMCAシステムにおいては、周
波数割り当てに関する定めがある。まず中継局には、デ
ジタルMCAシステム開設時に、統括制御用キャリアと
呼ばれる制御用キャリアとして使用する1つのキャリア
が割り当てられる。中継局は、4キャリアで1つのブロ
ックとして、1つから最大8つまでのブロックのキャリ
アを、制御用キャリア、通信用キャリアのいずれかに使
用することができる。また中継局は、移動局加入の増加
に対処するため、その中継局が使用している通信用キャ
リアのいずれかを制御用キャリアとして増設することが
できる。これに対し移動局は、捕捉すべき中継局の統括
制御用キャリアのみの情報をID−ROMに保有してお
り、サービスを受けたいゾーンが固定で指定されてい
る。中継局は、増設した制御用キャリアについての情報
を統括制御用キャリアを用いて移動局に報知する。
波数割り当てに関する定めがある。まず中継局には、デ
ジタルMCAシステム開設時に、統括制御用キャリアと
呼ばれる制御用キャリアとして使用する1つのキャリア
が割り当てられる。中継局は、4キャリアで1つのブロ
ックとして、1つから最大8つまでのブロックのキャリ
アを、制御用キャリア、通信用キャリアのいずれかに使
用することができる。また中継局は、移動局加入の増加
に対処するため、その中継局が使用している通信用キャ
リアのいずれかを制御用キャリアとして増設することが
できる。これに対し移動局は、捕捉すべき中継局の統括
制御用キャリアのみの情報をID−ROMに保有してお
り、サービスを受けたいゾーンが固定で指定されてい
る。中継局は、増設した制御用キャリアについての情報
を統括制御用キャリアを用いて移動局に報知する。
【0003】制御用キャリアが電波妨害等により使用不
可能となった場合、中継局は、それとは異なるキャリア
を制御用キャリアとして代行する必要がある。その際、
中継局は、その中継局が使用しているキャリアのいずれ
かのキャリアを代行制御用キャリアとして使用すること
ができ、その代行制御用キャリアについての情報を、統
括制御用キャリアを用いて移動局に報知する。
可能となった場合、中継局は、それとは異なるキャリア
を制御用キャリアとして代行する必要がある。その際、
中継局は、その中継局が使用しているキャリアのいずれ
かのキャリアを代行制御用キャリアとして使用すること
ができ、その代行制御用キャリアについての情報を、統
括制御用キャリアを用いて移動局に報知する。
【0004】中継局は、制御用キャリアが障害等により
停波した場合にも、そのキャリアとは異なるキャリアを
制御用キャリアとして代行する必要がある。その際、デ
ジタルMCAシステムで使用することのできる任意のキ
ャリアを代行制御用キャリアとして使用することができ
るが、統括制御用キャリアが停波しているので、代行制
御用キャリアについての情報を移動局に報知することが
できない。このため、移動局は全キャリアをサーチして
代行制御用キャリアを探し出さなければならない。
停波した場合にも、そのキャリアとは異なるキャリアを
制御用キャリアとして代行する必要がある。その際、デ
ジタルMCAシステムで使用することのできる任意のキ
ャリアを代行制御用キャリアとして使用することができ
るが、統括制御用キャリアが停波しているので、代行制
御用キャリアについての情報を移動局に報知することが
できない。このため、移動局は全キャリアをサーチして
代行制御用キャリアを探し出さなければならない。
【0005】このような場合、従来は、図5に示すよう
な方法で代行制御用キャリアを探していた。図5は4つ
のキャリアで構成される1ブロックが120個あるゾー
ンの場合であり、ブロック番号39のキャリア2が統括
制御用キャリアであるとする。まず(1)で統括制御用
キャリアと同一ブロックのキャリアをサーチする。次に
統括制御用キャリアから導き出せる対称的な周波数系列
のキャリアを(2)、(3)、・・・(9)の順序でサ
ーチする。このような順序で全キャリアをサーチするこ
とにより、代行制御用キャリアを探し出すことができ
る。
な方法で代行制御用キャリアを探していた。図5は4つ
のキャリアで構成される1ブロックが120個あるゾー
ンの場合であり、ブロック番号39のキャリア2が統括
制御用キャリアであるとする。まず(1)で統括制御用
キャリアと同一ブロックのキャリアをサーチする。次に
統括制御用キャリアから導き出せる対称的な周波数系列
のキャリアを(2)、(3)、・・・(9)の順序でサ
ーチする。このような順序で全キャリアをサーチするこ
とにより、代行制御用キャリアを探し出すことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、代行制御用キャリアを探すために全ての
キャリアをサーチするため、キャリアのサーチに膨大な
時間を要するという問題があった。
来の方法では、代行制御用キャリアを探すために全ての
キャリアをサーチするため、キャリアのサーチに膨大な
時間を要するという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、代行制御用キャリアについての情報を統
括制御用キャリアを用いて報知できない場合に、全キャ
リアのサーチに要する時間を短縮することのできる制御
用キャリアサーチ方法を提供することを目的とする。
るものであり、代行制御用キャリアについての情報を統
括制御用キャリアを用いて報知できない場合に、全キャ
リアのサーチに要する時間を短縮することのできる制御
用キャリアサーチ方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、制御用キャリアである可能性の高いキャ
リアを優先的にサーチし、制御用キャリアである可能性
の低いキャリアはサーチしないようにしたものであり、
これにより、従来に比べて短い時間で全キャリアをサー
チすることができ、捕捉すべき代行制御用キャリアを探
し出すことができる。なお、本発明では、1ブロックの
4キャリアは1つの中継局のみが使用しているものとす
る。
成するために、制御用キャリアである可能性の高いキャ
リアを優先的にサーチし、制御用キャリアである可能性
の低いキャリアはサーチしないようにしたものであり、
これにより、従来に比べて短い時間で全キャリアをサー
チすることができ、捕捉すべき代行制御用キャリアを探
し出すことができる。なお、本発明では、1ブロックの
4キャリアは1つの中継局のみが使用しているものとす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、デジタルMCAシステムにおいて、サービスを受け
たいゾーンを固定で指定されている場合に、移動局が制
御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサーチしてい
る際、その移動局が捕捉すべきでない中継局が制御用キ
ャリアとして使用しているキャリアが見つかった場合に
は、捕捉すべき中継局がそのキャリアを制御用キャリア
として使用していないと判断して、そのキャリアを除外
してサーチすることを特徴とするものである。あるキャ
リアが、捕捉すべきでない中継局が制御用キャリアとし
て使用していることが判断できた場合は、そのキャリア
と同一ブロックのキャリアはその中継局以外の中継局は
使用していないことになる。勿論捕捉すべき中継局もそ
のキャリアと同一ブロックのキャリアを制御用キャリア
として使用していないことになる。したがって、捕捉す
べきでない中継局が使用しているブロックのキャリアの
サーチを除外することにより、従来に比べて短い時間で
捕捉すべき制御用キャリアを探し出すことが可能にな
る。
は、デジタルMCAシステムにおいて、サービスを受け
たいゾーンを固定で指定されている場合に、移動局が制
御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサーチしてい
る際、その移動局が捕捉すべきでない中継局が制御用キ
ャリアとして使用しているキャリアが見つかった場合に
は、捕捉すべき中継局がそのキャリアを制御用キャリア
として使用していないと判断して、そのキャリアを除外
してサーチすることを特徴とするものである。あるキャ
リアが、捕捉すべきでない中継局が制御用キャリアとし
て使用していることが判断できた場合は、そのキャリア
と同一ブロックのキャリアはその中継局以外の中継局は
使用していないことになる。勿論捕捉すべき中継局もそ
のキャリアと同一ブロックのキャリアを制御用キャリア
として使用していないことになる。したがって、捕捉す
べきでない中継局が使用しているブロックのキャリアの
サーチを除外することにより、従来に比べて短い時間で
捕捉すべき制御用キャリアを探し出すことが可能にな
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、デジタ
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、ある
中継局が通信用キャリアとして使用しているキャリアが
見つかった場合には、そのキャリアを含むブロック内の
他のキャリアをいずれかの中継局が制御用キャリアとし
て使用している可能性が高いと判断して、そのキャリア
を優先的にサーチすることを特徴とするものである。あ
るキャリアが、ある中継局で通信用キャリアとして使用
していることが判断できた場合は、そのキャリアと同一
ブロック内の他のキャリアをいずれかの中継局が制御用
キャリアとして使用している可能性が高いということに
なる。したがって、そのキャリアを優先的にサーチする
ことにより、従来に比べて短い時間で全キャリアをサー
チし、捕捉すべき制御用キャリアを探し出すことが可能
になる。
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、ある
中継局が通信用キャリアとして使用しているキャリアが
見つかった場合には、そのキャリアを含むブロック内の
他のキャリアをいずれかの中継局が制御用キャリアとし
て使用している可能性が高いと判断して、そのキャリア
を優先的にサーチすることを特徴とするものである。あ
るキャリアが、ある中継局で通信用キャリアとして使用
していることが判断できた場合は、そのキャリアと同一
ブロック内の他のキャリアをいずれかの中継局が制御用
キャリアとして使用している可能性が高いということに
なる。したがって、そのキャリアを優先的にサーチする
ことにより、従来に比べて短い時間で全キャリアをサー
チし、捕捉すべき制御用キャリアを探し出すことが可能
になる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、デジタ
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、捕捉
できたキャリアを順次記憶しておき、以後の全キャリア
のサーチにおいてその記憶したキャリアを優先的にサー
チすることを特徴とするものである。移動局は、制御用
キャリアの捕捉のために全キャリアをサーチする場合、
捕捉すべき中継局の統括制御用キャリア以外のキャリア
で一旦は捕捉できたものの、その後に捕捉できなくなる
ことがある。通常、移動局が捕捉すべき中継局は複数存
在するので、複数の捕捉すべき中継局の統括制御用キャ
リア以外のキャリアで捕捉できた場合は、その捕捉でき
たキャリアを記憶しておき、以後の全キャリアのサーチ
においてそのキャリアを優先的にサーチすることによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、捕捉
できたキャリアを順次記憶しておき、以後の全キャリア
のサーチにおいてその記憶したキャリアを優先的にサー
チすることを特徴とするものである。移動局は、制御用
キャリアの捕捉のために全キャリアをサーチする場合、
捕捉すべき中継局の統括制御用キャリア以外のキャリア
で一旦は捕捉できたものの、その後に捕捉できなくなる
ことがある。通常、移動局が捕捉すべき中継局は複数存
在するので、複数の捕捉すべき中継局の統括制御用キャ
リア以外のキャリアで捕捉できた場合は、その捕捉でき
たキャリアを記憶しておき、以後の全キャリアのサーチ
においてそのキャリアを優先的にサーチすることによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、デジタ
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、その
移動局が捕捉すべき中継局の統括制御用キャリアと、そ
れまで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアのサーチ
において捕捉できたキャリアである場合にはそのキャリ
アとを、優先的にサーチすることを特徴とするものであ
る。捕捉すべき中継局が使用していると認識しているキ
ャリアサーチの統括制御用キャリアは、それまで捕捉で
きたキャリアでの捕捉の可能性が最も高いので優先的に
サーチするとともに、それまで捕捉できたキャリアが前
回の全キャリアのサーチにおいて捕捉できたキャリアで
ある場合はそのキャリアを優先的にサーチすることによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
ルMCAシステムにおいて、サービスを受けたいゾーン
を固定で指定されている場合に、移動局が制御用キャリ
アの捕捉のために全キャリアをサーチしている際、その
移動局が捕捉すべき中継局の統括制御用キャリアと、そ
れまで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアのサーチ
において捕捉できたキャリアである場合にはそのキャリ
アとを、優先的にサーチすることを特徴とするものであ
る。捕捉すべき中継局が使用していると認識しているキ
ャリアサーチの統括制御用キャリアは、それまで捕捉で
きたキャリアでの捕捉の可能性が最も高いので優先的に
サーチするとともに、それまで捕捉できたキャリアが前
回の全キャリアのサーチにおいて捕捉できたキャリアで
ある場合はそのキャリアを優先的にサーチすることによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図4を参照して説明するが、以下の各実施の形態にお
いては、図5に示した従来例と同様に、4つのキャリア
で構成される1ブロックが120個あるゾーンの場合で
あり、ブロック番号39のキャリア2が統括制御用キャ
リアであるとする。
ら図4を参照して説明するが、以下の各実施の形態にお
いては、図5に示した従来例と同様に、4つのキャリア
で構成される1ブロックが120個あるゾーンの場合で
あり、ブロック番号39のキャリア2が統括制御用キャ
リアであるとする。
【0014】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における制御用キャリアサーチ方法を示すもの
である。図1において、まず図5の従来例と同様に、
(1)で統括制御用キャリアと同一ブロックのキャリア
をサーチする。次に統括制御用キャリアから導き出せる
対称的な周波数系列のキャリアを(2)、(3)、・・
・(9)の順序でサーチする。(3)でキャリアサーチ
中に、ブロック番号42で他局のキャリアを捕捉する
が、システム情報が一致しないので、捕捉すべきでない
中継局が制御用キャリアに使用しているものと判断す
る。デジタルMCAシステムでは、4キャリアで1つの
ブロックとして、中継局はいくつかのブロックの組を使
用することになっているので、ブロック番号42の他の
キャリアは捕捉すべきでない中継局が使用しているもの
と判断する。したがって、(5)、(7)、(9)でキ
ャリアをサーチする際は、ブロック番号42のキャリア
はサーチしないことにする。
施の形態における制御用キャリアサーチ方法を示すもの
である。図1において、まず図5の従来例と同様に、
(1)で統括制御用キャリアと同一ブロックのキャリア
をサーチする。次に統括制御用キャリアから導き出せる
対称的な周波数系列のキャリアを(2)、(3)、・・
・(9)の順序でサーチする。(3)でキャリアサーチ
中に、ブロック番号42で他局のキャリアを捕捉する
が、システム情報が一致しないので、捕捉すべきでない
中継局が制御用キャリアに使用しているものと判断す
る。デジタルMCAシステムでは、4キャリアで1つの
ブロックとして、中継局はいくつかのブロックの組を使
用することになっているので、ブロック番号42の他の
キャリアは捕捉すべきでない中継局が使用しているもの
と判断する。したがって、(5)、(7)、(9)でキ
ャリアをサーチする際は、ブロック番号42のキャリア
はサーチしないことにする。
【0015】このように、上記第1の実施の形態では、
捕捉すべきでない中継局が制御用キャリアとして使用し
ているキャリアが見つかった場合は、捕捉すべき中継局
が制御用キャリアとして使用していないと判断すること
ができるので、そのキャリアをサーチしないことによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
捕捉すべきでない中継局が制御用キャリアとして使用し
ているキャリアが見つかった場合は、捕捉すべき中継局
が制御用キャリアとして使用していないと判断すること
ができるので、そのキャリアをサーチしないことによ
り、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリア
を探し出すことが可能になる。
【0016】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態における制御用キャリアサーチ方法を図2を参照
して説明する。図2において、まず図5の従来例と同様
に、(1)で統括制御用キャリアと同一ブロックのキャ
リアをサーチする。次に統括制御用キャリアから導き出
せる対称的な周波数系列のキャリアを(2)、(3)、
・・・(10)の順序でサーチする。(3)でキャリア
サーチ中に、ブロック番号42で通信用キャリアを捕捉
したとする。デジタルMCAシステムでは、4キャリア
で1つのブロックとして、中継局はいくつかのブロック
の組を使用することになっているので、1つの通信用キ
ャリアが見つかった場合は、そのキャリアを含むブロッ
ク番号42の他のキャリアをどこかの中継局が制御用キ
ャリアとして使用している可能性が高いと判断すること
ができる。勿論、捕捉すべきでない中継局が使用してい
る可能性もあるが、捕捉すべき中継局が使用している可
能性もあるので、(4)でそのブロック42を優先的に
サーチし、見つからなかった場合に、(5)から(1
0)の順序でサーチする。
の形態における制御用キャリアサーチ方法を図2を参照
して説明する。図2において、まず図5の従来例と同様
に、(1)で統括制御用キャリアと同一ブロックのキャ
リアをサーチする。次に統括制御用キャリアから導き出
せる対称的な周波数系列のキャリアを(2)、(3)、
・・・(10)の順序でサーチする。(3)でキャリア
サーチ中に、ブロック番号42で通信用キャリアを捕捉
したとする。デジタルMCAシステムでは、4キャリア
で1つのブロックとして、中継局はいくつかのブロック
の組を使用することになっているので、1つの通信用キ
ャリアが見つかった場合は、そのキャリアを含むブロッ
ク番号42の他のキャリアをどこかの中継局が制御用キ
ャリアとして使用している可能性が高いと判断すること
ができる。勿論、捕捉すべきでない中継局が使用してい
る可能性もあるが、捕捉すべき中継局が使用している可
能性もあるので、(4)でそのブロック42を優先的に
サーチし、見つからなかった場合に、(5)から(1
0)の順序でサーチする。
【0017】このように、上記第2の実施の形態によれ
ば、ある中継局が通信用キャリアとして使用しているキ
ャリアが見つかった場合には、いずれかの中継局が制御
用キャリアとして使用している可能性が高いと判断し
て、そのブロックを優先的にサーチすることにより、従
来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し
出すことが可能になる。
ば、ある中継局が通信用キャリアとして使用しているキ
ャリアが見つかった場合には、いずれかの中継局が制御
用キャリアとして使用している可能性が高いと判断し
て、そのブロックを優先的にサーチすることにより、従
来に比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し
出すことが可能になる。
【0018】(実施の形態3)次に本発明の第3の実施
の形態を図3を参照して説明する。図3において、まず
図5の従来例と同様にしてキャリアをサーチし、統括制
御用キャリアとは異なるブロックで捕捉すべき中継局の
制御用キャリアを受信して圏内に至った場合には、その
キャリアを記憶しておく。ここではブロック番号4、4
2、119のキャリアが記憶されている。次に(1)で
統括制御用キャリアと同一ブロックのキャリアをサーチ
した後、(2)で以前に圏内に至ったとして記憶されて
いるキャリアのブロックを優先的にサーチし、見つから
なかった場合に、(3)から(10)の順序でサーチす
る。
の形態を図3を参照して説明する。図3において、まず
図5の従来例と同様にしてキャリアをサーチし、統括制
御用キャリアとは異なるブロックで捕捉すべき中継局の
制御用キャリアを受信して圏内に至った場合には、その
キャリアを記憶しておく。ここではブロック番号4、4
2、119のキャリアが記憶されている。次に(1)で
統括制御用キャリアと同一ブロックのキャリアをサーチ
した後、(2)で以前に圏内に至ったとして記憶されて
いるキャリアのブロックを優先的にサーチし、見つから
なかった場合に、(3)から(10)の順序でサーチす
る。
【0019】このように、上記第3の実施の形態によれ
ば、移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリア
をサーチする度に捕捉できたキャリアを順次記憶してお
き、以後に全キャリアのサーチする場合に、その記憶し
たキャリアを優先的にサーチすることにより、従来に比
べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し出すこ
とが可能になる。
ば、移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリア
をサーチする度に捕捉できたキャリアを順次記憶してお
き、以後に全キャリアのサーチする場合に、その記憶し
たキャリアを優先的にサーチすることにより、従来に比
べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し出すこ
とが可能になる。
【0020】(実施の形態4)次に本発明の第4の実施
の形態を図4を参照して説明する。図4において、まず
図5の従来例と同様にして、(1)で統括制御用キャリ
アと同一のブロック39のキャリアをサーチし、次に
(2)で統括制御用キャリアから導き出せる対称的な周
波数系列のキャリアをサーチする。次に、(3)でそれ
まで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアサーチにお
いて圏内で捕捉できたブロック42のキャリアである場
合は、そのキャリアを優先的にサーチする。そして、従
来例と同様に(4)、(6)、(8)、(10)、(1
2)、(14)、(16)のように統括制御用キャリア
の周波数系列のキャリアをサーチする合間に、(5)、
(7)、(9)、(11)、(13)、(15)、(1
7)のように前回圏内のキャリアをサーチする。
の形態を図4を参照して説明する。図4において、まず
図5の従来例と同様にして、(1)で統括制御用キャリ
アと同一のブロック39のキャリアをサーチし、次に
(2)で統括制御用キャリアから導き出せる対称的な周
波数系列のキャリアをサーチする。次に、(3)でそれ
まで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアサーチにお
いて圏内で捕捉できたブロック42のキャリアである場
合は、そのキャリアを優先的にサーチする。そして、従
来例と同様に(4)、(6)、(8)、(10)、(1
2)、(14)、(16)のように統括制御用キャリア
の周波数系列のキャリアをサーチする合間に、(5)、
(7)、(9)、(11)、(13)、(15)、(1
7)のように前回圏内のキャリアをサーチする。
【0021】このように、上記第4の実施の形態によれ
ば、移動局が捕捉すべき中継局の統括制御用キャリア
と、それまで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアの
サーチにおいて捕捉できたキャリアである場合にはその
キャリアとを、優先的にサーチすることにより、従来に
比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し出す
ことが可能になる。
ば、移動局が捕捉すべき中継局の統括制御用キャリア
と、それまで捕捉できたキャリアが前回の全キャリアの
サーチにおいて捕捉できたキャリアである場合にはその
キャリアとを、優先的にサーチすることにより、従来に
比べて短い時間で捕捉すべき制御用キャリアを探し出す
ことが可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、代行制御用キャリアについての情報を統括制御
用キャリアを用いて報知できない場合に、制御キャリア
の捕捉のための全キャリアサーチに優先度を付与して行
なうことにより、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制
御用キャリアを探し出すことが可能になリ、圏内、圏外
判定の迅速化を図ることができる。また、移動局が中継
局の電波が届くゾーンの端のエリアに位置している場合
であっても、サービスを受けるために指定されたゾーン
で捕捉できる可能性の最も高いキャリアをサーチする頻
度を高めることができるので、一旦捕捉できなくなって
も再度捕捉できる可能性が高く、通信の安定性および確
実性を高めることができる。
ように、代行制御用キャリアについての情報を統括制御
用キャリアを用いて報知できない場合に、制御キャリア
の捕捉のための全キャリアサーチに優先度を付与して行
なうことにより、従来に比べて短い時間で捕捉すべき制
御用キャリアを探し出すことが可能になリ、圏内、圏外
判定の迅速化を図ることができる。また、移動局が中継
局の電波が届くゾーンの端のエリアに位置している場合
であっても、サービスを受けるために指定されたゾーン
で捕捉できる可能性の最も高いキャリアをサーチする頻
度を高めることができるので、一旦捕捉できなくなって
も再度捕捉できる可能性が高く、通信の安定性および確
実性を高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における制御用キャ
リアサーチ方法を示す線図
リアサーチ方法を示す線図
【図2】本発明の第2の実施の形態における制御用キャ
リアサーチ方法を示す線図
リアサーチ方法を示す線図
【図3】本発明の第3の実施の形態における制御用キャ
リアサーチ方法を示す線図
リアサーチ方法を示す線図
【図4】本発明の第4の実施の形態における制御用キャ
リアサーチ方法を示す線図
リアサーチ方法を示す線図
【図5】従来例における制御用キャリアサーチ方法を示
す線図
す線図
Claims (4)
- 【請求項1】 デジタルMCAシステムにおいて、サー
ビスを受けたいゾーンを固定で指定されている場合に、
移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサ
ーチしている際、その移動局が捕捉すべきでない中継局
が制御用キャリアとして使用しているキャリアが見つか
った場合には、捕捉すべき中継局がそのキャリアを制御
用キャリアとして使用していないと判断して、そのキャ
リアを除外してサーチすることを特徴とする制御用キャ
リアサーチ方法。 - 【請求項2】 デジタルMCAシステムにおいて、サー
ビスを受けたいゾーンを固定で指定されている場合に、
移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサ
ーチしている際、ある中継局が通信用キャリアとして使
用しているキャリアが見つかった場合には、そのキャリ
アを含むブロック内の他のキャリアをいずれかの中継局
が制御用キャリアとして使用している可能性が高いと判
断して、そのキャリアを優先的にサーチすることを特徴
とする制御用キャリアサーチ方法。 - 【請求項3】 デジタルMCAシステムにおいて、サー
ビスを受けたいゾーンを固定で指定されている場合に、
移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサ
ーチしている際、捕捉できたキャリアを順次記憶してお
き、以後の全キャリアのサーチにおいてその記憶したキ
ャリアを優先的にサーチすることを特徴とする制御用キ
ャリアサーチ方法。 - 【請求項4】 デジタルMCAシステムにおいて、サー
ビスを受けたいゾーンを固定で指定されている場合に、
移動局が制御用キャリアの捕捉のために全キャリアをサ
ーチしている際、その移動局が捕捉すべき中継局の統括
制御用キャリアと、それまで捕捉できたキャリアが前回
の全キャリアのサーチにおいて捕捉できたキャリアであ
る場合にはそのキャリアとを、優先的にサーチすること
を特徴とする制御用キャリアサーチ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00038896A JP3537244B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 制御用キャリアサーチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00038896A JP3537244B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 制御用キャリアサーチ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09187058A true JPH09187058A (ja) | 1997-07-15 |
JP3537244B2 JP3537244B2 (ja) | 2004-06-14 |
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ID=11472429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00038896A Expired - Fee Related JP3537244B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 制御用キャリアサーチ方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3537244B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP00038896A patent/JP3537244B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3537244B2 (ja) | 2004-06-14 |
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