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JPH0837686A - 無線電話システムのアクセス方法及び無線電話システム及びそのアクセス方法 - Google Patents

無線電話システムのアクセス方法及び無線電話システム及びそのアクセス方法

Info

Publication number
JPH0837686A
JPH0837686A JP6191230A JP19123094A JPH0837686A JP H0837686 A JPH0837686 A JP H0837686A JP 6191230 A JP6191230 A JP 6191230A JP 19123094 A JP19123094 A JP 19123094A JP H0837686 A JPH0837686 A JP H0837686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ach
pch
channel
equal
overhead message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6191230A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sato
寿雄 佐藤
Yoshikatsu Sano
佳克 佐野
Kenji Aoyama
賢司 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP6191230A priority Critical patent/JPH0837686A/ja
Publication of JPH0837686A publication Critical patent/JPH0837686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の無線電話システムに関連しないAch
に移動機ユニットが同調する割合を低減させ、チャネル
の捕捉を迅速かつ確実に行うことができる無線電話シス
テムのアクセス方法及び無線電話システム及びそのアク
セス方法を提供する。 【構成】 Pch捕捉手段11でPchを捕捉し、Pc
hデータ処理手段12で、Pchから受信したオーバー
ヘッドメッセージのCPAの値を判別し、CPA=”
1”でPchとAchの周波数範囲が同一であると判別
された場合は、即座にPchの周波数範囲をもってAc
h捕捉手段16でAchを捕捉する無線電話システムの
アクセス方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムが管理する基
地局と携帯無線電話機の移動機との間の通信を行う無線
電話システムに係り、特に所望の無線電話システムに関
連しないアクセスチャネルに移動機が同調する割合を少
なくし、更に所望のアクセスチャネルの捕捉を迅速に行
うことができる無線電話システムのアクセス方法及び無
線電話システム及びそのアクセス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチゾーン無線電話システムとしてセ
ルラ無線電話システムが一般に知られている。従来のセ
ルラ無線電話システムは、セルと称する小さな無線ゾー
ンを複数個用いて比較的大きな地理的領域をカバーする
ものである。
【0003】従来のセルラ無線電話システムについて図
4を使って説明する。図4は、従来の無線電話システム
の概略図である。従来の無線電話システムは、図4に示
すように、システムaの管理下でセルA(領域A)をカ
バーする基地局1aと、システムaをホームシステムと
する移動機ユニット3と、システムbの管理下でセルB
をカバーする基地局1bとから構成されている。
【0004】図4に示す無線電話システムの動作を説明
すると、基地局1から制御チャネル(ページングチャネ
ル:Pch)とアクセスチャネル(Ach)が与えら
れ、移動機ユニット3は、制御チャネル(Pch)を捕
捉し、そのPchのオーバーヘッドメッセージに含まれ
るAchの存在する範囲内を走査して複数のAchを受
信し、これら複数のAchの内で電界強度レベルの強い
方から一定数のAchを走査リストに格納する。そし
て、移動機ユニット3は、走査リストから最良の信号強
度を有するAchを選択し、選択したチャネルのシステ
ム識別子(SID)を内部のメモリ等に格納する。この
状態が、チャネルを捕捉した状態であって、電話呼出し
が可能となるものである。
【0005】しかし、図4でセルAとセルBがオーバー
ラップするように、システムが異なる隣接するセルのカ
バー領域がオーバーラップするような場合に、移動機ユ
ニット3がホームシステム(ここではシステムa)のセ
ルAの基地局1aにアクセスするのが望ましい場合で
も、移動機ユニット3が上述したように最良の選択強度
を有するチャネル(Ach)を選択する関係から、隣接
する別のシステム(このではシステムb)のセルBの基
地局1bからのチャネルを捕捉することがある。
【0006】そうなると、移動機ユニット3は、制御チ
ャネルをセルBの中のAchに残すことになって、無線
伝播等の理由により、移動機ユニット3は、他のシステ
ム(ここではシステムb)のAchを捕捉してしまい、
不要なアクセス動作を行ったり、場合によってはアクセ
ス完了不能になることがあった。
【0007】上記問題を解決するものとして、従来の無
線電話システムのアクセス方法について、図5を用いて
説明する。図5は、従来の無線電話システムの移動機ユ
ニット3のアクセス方法の処理の流れを示すフローチャ
ート図である。従来の無線電話システムの移動機ユニッ
ト3のアクセス方法の処理は、図5に示すように、制御
チャネルのPchを捕捉し(300)、Pchに含まれ
るオーバーヘッドメッセージを受信して、オーバーヘッ
ドメッセージに含まれるシステム識別子(SID)を格
納する(302)。次に、Pchのオーバーヘッドメッ
セージ内に示されているAchの存在範囲の情報に基づ
きAchを走査し、最強信号のものN個を選択して信号
の強い順に走査リストに格納する(310)。
【0008】その結果、走査リストにAchが存在する
か判断し(320)、走査リストにAchが存在しなけ
れば、アクセス失敗としてアクセス処理を終了し、走査
リストにAchが存在すれば、走査リスト中で信号強度
が最高のAchを読み込み、読み込んだAchを選択し
(322)、Achのチャネルデータ内のオーバーヘッ
ドメッセージからAchのシステム識別子(SID′)
を読み取り(324)、更に、PchのSIDとAch
のSID′とを比較し(326)、同一の場合にAch
の捕捉を行って(330)、チャネルの捕捉が為されて
アクセス処理が終了するようになっている。
【0009】一方、処理326においてPchのSID
とAchのSID′とが同一でない場合は、処理320
に戻って走査リスト中で次に高い信号強度を持つAch
について、PchとAchのシステム識別子を比較する
処理(処理320〜処理326)を行うようになってい
る。
【0010】つまり、PchのSIDとAchのSI
D′とが異なる場合にチャネルの捕捉を行わないように
しているので、他のシステスのAchを捕捉することが
なく、所望のシステムにのみアクセス可能とすることが
でき、アクセス完了不能等を防止できるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線電話システムのアクセス方法では、Pchの周
波数範囲とAchの周波数範囲が同じ場合でも、Ach
を走査して走査リストに格納した後に、最良の信号強度
のAchを選択して、該AchのSID′とPchのS
IDとを比較して、SID=SID′となった時にAc
hを捕捉するため、チャネル捕捉に時間がかかり、処理
を迅速にできないという問題点があった。
【0012】また、Pchの周波数範囲とAchの周波
数範囲とが同じ場合でも、該当するAchが走査リスト
に格納されなければアクセス失敗となって初期化状態に
戻って始めから処理を行わなければならず、Ach捕捉
を確実にできないという問題点があった。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、所望の無線電話システムに関連しないAchに移動
機ユニットが同調する割合を低減させ、チャネルの捕捉
を迅速かつ確実に行うことができる無線電話システムの
アクセス方法及び無線電話システム及びそのアクセス方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、基地局から送出さ
れるページングチャネル(Pch)とアクセスチャネル
(Ach)を移動機ユニットが捕捉する無線電話システ
ムのアクセス方法において、前記Pchのオーバーヘッ
ドメッセージに含まれる前記Pchと前記Achの周波
数範囲が等しいかどうかを示す情報を前記移動機ユニッ
トが読み取り、前記Pchの周波数範囲と前記Achの
周波数範囲が等しい場合に前記PchのチャネルをAc
hのチャネルとして捕捉することを特徴としている。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、無線電話システムにおいて、Pch
を捕捉し、Pchのオーバーヘッドメッセージを格納す
るPch捕捉手段と、Achを走査し、候補となるAc
hを信号強度が最高のものから順に走査リストに格納す
るAch走査手段と、前記走査リストから順にAchを
選択し、該Achのオーバーヘッドメッセージを格納す
るAch選択手段と、PchとAchの周波数範囲が等
しいかどうかを判定し、等しい場合に前記Pchのチャ
ネルを捕捉するAchのチャネルと決定し、PchとA
chの周波数範囲が等しくない場合に移動機ユニットが
有するホームシステムの識別子と前記Pchのオーバー
ヘッドメッセージ内のPchのシステム識別子とを比較
するPchデータ処理手段と、前記ホームシステムの識
別子と前記Pchの識別子が等しい場合に前記ホームシ
ステムの識別子と前記Achのオーバーヘッドメッセー
ジ内のAchのシステム識別子とを比較して捕捉するA
chのチャネルを決定するAchデータ処理手段と、前
記Pchデータ処理手段又は前記Achデータ処理手段
で決定したAchを捕捉するAch捕捉手段とを有する
ことを特徴としている。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項2記載の無線電話システムの
アクセス方法において、Pch捕捉手段がPchを捕捉
し、Pchのオーバーヘッドメッセージを格納し、Ac
h走査手段がAchを走査し、候補となるAchを信号
強度が最高のものから順に走査リストに格納し、Ach
選択手段が前記走査リストから順にAchを選択し、該
Achのオーバーヘッドメッセージを格納し、Pchデ
ータ処理手段がPchとAchの周波数範囲が等しいか
どうか判定し、等しい場合に前記Pchのチャネルを捕
捉するAchのチャネルとして決定し、PchとAch
の周波数範囲が等しくない場合に移動機ユニットが有す
るホームシステムの識別子と前記Pchのオーバーヘッ
ドメッセージ内のPchのシステム識別子とを比較し、
Achデータ処理手段が前記ホームシステムの識別子と
前記Pchの識別子が等しい場合に前記ホームシステム
の識別子と前記Achのオーバーヘッドメッセージ内の
Achのシステム識別子とを比較して捕捉するAchの
チャネルを決定し、Ach捕捉手段が前記Pchデータ
処理手段又は前記Achデータ処理手段で決定したAc
hを捕捉することを特徴としている。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項2記載の無線電話システムに
おいて、Achデータ処理手段が、移動機ユニットが有
するホームシステムの識別子とPchの識別子とが等し
くない場合に、Pchのオーバーヘッドメッセージ内の
システム属性とAchのオーバーヘッドメッセージ内の
システム属性とを比較して等しい場合に前記Achを捕
捉するAchのチャネルとして決定する手段で、Ach
捕捉手段が、前記決定されたAchを捕捉する手段であ
ることを特徴としている。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項4記載の無線電話システムの
アクセス方法において、Achデータ処理手段が、移動
機ユニットが有するホームシステムの識別子とPchの
識別子とが等しくない場合に、Pchのオーバーヘッド
メッセージ内のシステム属性とAchのオーバーヘッド
メッセージ内のシステム属性とを比較して等しい場合に
前記Achを捕捉するAchのチャネルとして決定し、
Ach捕捉手段が、前記決定されたAchを捕捉するこ
とを特徴としている。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項2記載の無線電話システムに
おいて、Pchデータ処理手段が、Pchのオーバーヘ
ッドメッセージ内のPchの周波数範囲とAchの周波
数範囲が等しいかどうかを示す情報から両チャネルの周
波数範囲が等しいかどうかを判定し、等しい場合に前記
Pchのチャネルを捕捉するAchのチャネルとして決
定する手段で、Ach捕捉手段が、前記決定されたAc
hを捕捉する手段であることを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明によれば、Pchのオーバ
ーヘッドメッセージに含まれるPchとAchの周波数
範囲が等しいかどうかを示す情報から周波数範囲が等し
い場合にPchのチャネルをAchのチャネルとして捕
捉する無線電話システムのアクセス方法としているの
で、チャネルの捕捉を迅速に確実に行うことができる。
【0021】請求項2,3記載の発明によれば、Pch
データ処理手段が、PchとAchの周波数範囲が等し
い場合にPchのチャネルを捕捉するAchのチャネル
として決定し、PchとAchの周波数範囲が等しくな
い場合に移動機ユニットが有するホームシステムの識別
子とPchのシステム識別子とを比較し、Achデータ
処理手段が、ホームシステムの識別子とPchの識別子
が等しい場合にホームシステムの識別子とAchのシス
テム識別子とを比較して捕捉するAchを決定し、Ac
h捕捉手段がPchデータ処理手段又はAchデータ処
理手段で決定されたAchを捕捉する無線電話システム
及びそのアクセス方法としているので、チャネルの捕捉
を迅速に確実に行うことができ、更に移動機ユニットが
有するホームシステムの識別子に適合するチャネルを移
動機ユニットのホームエリアで捕捉することができる。
【0022】請求項4,5記載の発明によれば、移動機
ユニットが有するホームシステムの識別子とPchの識
別子とが等しくない場合に、Achデータ処理手段が、
Pchのオーバーヘッドメッセージ内のシステム属性と
Achのオーバーヘッドメッセージ内のシステム属性と
を比較し、等しい場合に前記Achを捕捉するAchと
して決定し、Ach捕捉手段が、該Achを捕捉する請
求項2記載の無線電話システム及びそのアクセス方法と
しているので、移動機ユニットのホームエリアではない
けれど他の一つのシステムから送出されるPchとAc
hを捕捉することができ、チャネル捕捉の範囲を広げる
ことができる。
【0023】請求項6記載の発明によれば、Pchデー
タ処理手段が、Pchのオーバーヘッドメッセージ内の
Pchの周波数範囲とAchの周波数範囲が等しいかど
うかを示す情報から両チャネルの周波数範囲が等しいか
どうかを判定し、等しい場合にPchのチャネルを捕捉
するAchのチャネルとして決定し、Ach捕捉手段
が、該Achを捕捉する請求項2記載の無線電話システ
ムとしているので、チャネルの捕捉を迅速に確実に行う
ことができる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本発明の一実施例に係る無線電話システム
は、図4に示したように、異なるシステムの隣接するセ
ルがオーバーラップするエリア内で、移動機ユニットが
異なったシステムから別々のPch(ページングチャネ
ル)とAch(アクセスチャネル)を捕捉する事態を回
避するために考え出されたものである。尚、PchとA
chは図4で説明したように基地局1から送出されるも
のであり、移動機ユニット3はPchに対応したAch
を捕捉するようになっている。
【0025】次に、本実施例の無線電話システムの移動
機ユニット3のアクセス方法について、図1を用いて説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る無線電話シス
テムの移動機ユニット3のアクセス方法を実現する機能
構成ブロック図である。本実施例の無線電話システムの
移動機ユニット3におけるアクセス方法は、制御チャネ
ル(ページングチャネル:Pch)捕捉手段11と、P
chデータ処理手段12と、アクセスチャネル(Ac
h)走査手段13と、Ach選択手段14と、Achデ
ータ処理手段15と、Ach捕捉手段16とから構成さ
れている。
【0026】そして、各手段で使用するデータ領域とし
て、Pchから受信したオーバーヘッドメッセージを記
憶する第1のメモリ20と、Achから受信したオーバ
ーヘッドメッセージを記憶する第2のメモリ30と、移
動機ユニット3のホームシステムのシステム識別子(S
IDH)を記憶するナンバーアサインメントモジュール
(NAM)40と、Pchのシステム識別子(SID)
と移動機ユニット3のSIDHとが一致したかの判別結
果を記憶する記憶部(本実施例ではROAMと呼ぶ)4
2と、Achの走査リストを記憶するAch走査リスト
エリア43とが設けられている。
【0027】次に、各部の働きを具体的に説明する。第
1のメモリ20は、Pchから受信したオーバーヘッド
メッセージを記憶するメモリである。通常オーバーヘッ
ドメッセージは、システム識別子(SID)が含まれる
ワード1と、各無線システム毎にその属性を設定したワ
ード2とから構成される2ワードのメッセージである。
【0028】ワード1に含まれるSIDは、各無線電話
システムに固有に割り当てられているシステム識別子
で、14ビットのデータである。また、ワード2には、
PchとAchの周波数範囲が等しい(共通である)か
どうかを示すコンバインページングアクセス情報(CP
A)と、Pchに対応するAchの存在範囲の情報(A
ch走査範囲)等が含まれている。
【0029】ここで、CPAはワードの17ビット目
で、その値は、PchとAchの周波数範囲が共通の場
合はCPA=1であり、共通でない場合はCPA=0で
ある。また、Pchに対応するAchの存在範囲の情報
は、具体的には、ワード2に含まれる複数のデータ項目
を組み合わせてAchの走査範囲を特定するようになっ
ている。
【0030】同様に、第2のメモリ30は、Achから
受信したオーバーヘッドメッセージを記憶するメモリで
ある。
【0031】次に、ナンバーアサインメントモジュール
(NAM)40は、移動機ユニット3のホームシステム
のSID(SIDH)を予め登録し記憶しておくもので
ある。
【0032】ROAM42は、捕捉したPchから受信
したオーバーヘッドメッセージから読み取ったSID
と、NAM40に予め記憶されているSIDHとが一致
したかの判別結果を記憶する記憶部である。ここで、P
chのSIDとSIDHとが一致するということは、移
動機ユニット3が、現在ホームシステムのエリア(ホー
ムエリア)内に位置していて、ホームシステムのPch
を使用して制御される状況にあるということを示してい
る。
【0033】そして、ROAM42は、Pchデータ処
理手段12の中で、PchのSIDとSIDHとが一致
したなら”0”に設定され、不一致の場合は”1”に設
定されるようになっている。また、Achデータ処理手
段15において、ROAM42の値からAchの捕捉を
行うか否かの判別方法を切り分けるようになっている。
【0034】Ach走査リストエリア43は、Pch捕
捉手段11で捕捉したPchに対応するAchのチャネ
ル(Ach)の走査リストを記憶するエリアで、Ach
走査手段13において走査したAchの中で最も強い信
号強度を有するN個のチャネルを選択して、信号強度の
強い順にそのチャネル番号を格納するようになってい
る。
【0035】次に、各処理手段について説明する。Pc
h捕捉手段11は、移動機ユニット3の初期化及びアイ
ドル時の処理であり、Pchの走査をおこない最大信号
強度を有するPchを捕捉し、捕捉したPchからオー
バーヘッドメッセージを受信して第1のメモリ20に格
納する手段である。
【0036】Pchデータ処理手段12は、Pch捕捉
手段11で受信し第1のメモリ20に格納されたPch
からのオーバーヘッドメッセージの内容を判別し、その
内容に従って処理を行う手段である。具体的には、まず
第1のメモリ20に格納されたワード2内のCPA20
cの値によって、Achの走査を行うか否かを判別す
る。つまり、CPA20cの値が”1”の場合は、Pc
hとAchの周波数範囲が共通であるから、Achの走
査を全く行わずにPchのチャネルを捕捉するAchの
チャネルとして決定する。一方、CPA20cの値が”
0”の場合は、PchとAchとが共通でない場合であ
るから、Achの走査及びAchを決定する処理を行う
ことになる。
【0037】そこで、CPA20cの値が”0”でAc
hの走査を行う場合は、現在移動機ユニット3がホーム
エリア内に位置しているかどうかを判別して,ROAM
42に判別結果を設定する。具体的には、第1のメモリ
20内のSID20aのデータと、NAM40に予め記
憶されているSIDHのデータとを比較し、一致する場
合は移動機ユニット3がホームエリア内に位置している
としてROAM42に”0”を設定する。一方、SDI
20aのデータとSIDHとが一致しない場合はROA
M42に”1”を設定するようになっている。
【0038】次に、Ach走査手段13は、Pchデー
タ処理手段12においてPchとAchの周波数範囲が
共通でなかった場合に起動され、Pch捕捉手段11で
捕捉したPchに対応する走査範囲でAchのチャネル
(Ach)を全て走査し、Achの走査リストを作成す
る手段である。
【0039】具体的には、第1のメモリ20内のAch
走査範囲20dのデータに基づいて、Achを全て走査
し、信号強度の強い順にN個を選択してAch走査リス
トエリア43に格納するようになっている。
【0040】次に、Ach選択手段14は、Ach走査
リストエリア43に格納されたAchを順に選択し、選
択したAchからオーバーヘッドメッセージを受信して
第2のメモリ30に格納する手段である。
【0041】次に、Achデータ処理手段15は、Ac
h選択手段14で選択されたAchから受信し第2のメ
モリ30に格納されたオーバーヘッドメッセージの内容
を判別し、その内容に従って選択されたAchの捕捉を
行うか否かを決定する手段である。
【0042】具体的には、まずPchデータ処理手段1
2で設定されたROAM42の値によって、現在移動機
ユニット3がホームエリア内に位置しているかどうかを
判別する。そして、移動機ユニット3がホームエリア内
に位置している場合は、Achから受信し第2のメモリ
30に格納されたオーバーヘッドメッセージのSID3
0aと、予めNAM40に記憶されているSIDHとを
比較することによって、選択されたAchが移動機ユニ
ット3のホームシステムのチャネルであるかどうかを判
別する。
【0043】そして、選択されたAchが移動機ユニッ
ト3のホームシステムのチャネルである場合(SID3
0a=SIDH)は、その選択されたAchを捕捉する
Achとし、選択されたAchが移動機ユニット3のホ
ームシステムのチャネルでない場合(SID30a≠S
IDH)は、捕捉を行わずAch選択手段14に戻って
次のAchについて処理を繰り返すようになっている。
【0044】一方、移動機ユニット3がホームエリア内
に位置していない場合は、選択されたAchから受信し
第2のメモリ30に格納されたオーバーヘッドメッセー
ジのSID30aと、予めNAM40に記憶されている
SIDHとを比較することによって、選択されたAch
が移動機ユニット3のホームシステムのチャネルである
かどうかを判別する。
【0045】そして、選択されたAchが移動機ユニッ
ト3のホームシステムのチャネルである場合(SID3
0a=SIDH)は、既に捕捉されているPchのSI
Dと選択されたAchのSIDとが異なるということで
あり、捕捉を行わずAch選択手段14に戻って次のA
chについての処理を繰り返すようになっている。
【0046】一方、選択されたAchが移動機ユニット
3のホームシステムのチャネルでない場合(SID≠S
IDH)は、捕捉されているPchから受信したオーバ
ーヘッドメッセージのワード2(20d)と選択された
Achから受信したオーバーヘッドメッセージのワード
2(30d)とを比較することによって、PchとAc
hとが同一のエリアのチャネルであるか否かを判別す
る。
【0047】そして、Pchのワード2と選択されたA
chのワード2とが一致する場合は、PchとAchと
がホームシステムではないけれど他の一つのシステムの
チャネルであるから、選択されたAchを捕捉するAc
hとして決定する。また、Pchのワード2と選択され
たAchのワード2とが一致しない場合は、PchとA
chとが同一のシステムのチャネルでないから、Ach
選択手段14に戻って次のAchについての処理を繰り
返すようになっている。
【0048】次に、Ach捕捉手段16は、Pchデー
タ処理手段12から起動される場合はPchと同じ周波
数範囲のチャネルで、またAchデータ処理手段15か
ら起動される場合は選択されたAchでAchの捕捉を
行う手段である。これにより、Pch捕捉手段11で捕
捉したPchと対になるAchが捕捉され、チャネルの
捕捉が完了し、移動機ユニット3のアクセスが可能とな
る。
【0049】次に、本実施例の無線電話システムのアク
セス方法を、図1,図2を用いて説明する。図2は、本
実施例の無線電話システムの移動機ユニット3のアクセ
ス方法の処理の流れを示すフローチャート図である。本
実施例の無線電話システムの移動機ユニット3のアクセ
ス方法の処理は、図2に示すように、初期化及びアイド
ル時の処理であるPch捕捉手段11の動作として、P
chを捕捉し(100)、Pchからオーバーヘッドメ
ッセージを受信し(102)、オーバーヘッドメッセー
ジを第1のメモリ20に格納する(104)。
【0050】次に、移動機ユニット3からアクセスを行
うための処理として、まずPchデータ処理手段12の
動作として、PchのオーバーヘッドメッセージのCP
A20c=1かどうか判断し(110)、CPA20c
=1の場合は、PchとAchの周波数範囲が共通であ
ることから、捕捉するAchをPchと同じ周波数範囲
のチャネルとし(112)、処理140に飛び、Ach
捕捉手段16の動作としてAchの捕捉処理を行い(1
40)、アクセス処理を終了する。
【0051】一方、処理110において、CPA20c
≠1(=0)の場合は、第1のメモリ20内のSID2
0aとNAM40のSIDHとが一致するかどうか判断
し(120)、SID20aとSIDHとが一致する場
合はROAM42に”0”を設定し(122)、SDI
20aとSIDHとが一致しない場合はROAM42
に”1”を設定する(124)。
【0052】そして、処理122又は処理124終了後
は、Achの走査及びAch決定処理を行い(13
0)、続いて処理130で決定されたAchについてA
ch捕捉手段16の動作でAchの捕捉処理を行い(1
40)、アクセス処理を終了する。
【0053】次に、図2の処理130のAchの走査及
びAch決定処理の内部処理について、図1,図3を用
いて説明する。図3は、Achの走査及びAch決定処
理内部の処理の流れを示すフローチャート図である。
尚、図3では、Ach走査リストエリア43に格納され
たAchの数をn(0≦n≦N)として説明している。
【0054】図2の処理130であるAchの走査及び
Ach決定処理の内部処理は、図3に示すように、まず
Ach走査手段13の動作として、第1のメモリ20の
Ach走査範囲20dに基づいて、Achを全て走査し
(200)、走査したAchを信号強度の強い順に並び
替え(202)、信号強度の強い順に並び替えたAch
の強い方からN個をAch走査リストエリア43に格納
する(204)。
【0055】次に、Ach選択手段14の動作として、
まずiに0を代入し(210)、iに1を加算し(21
2)、iがAch走査リストエリア43に格納されたA
chの数(n)よりも大きいかどうか判断し(21
4)、iがnより大きい場合は、Ach走査リストエリ
ア43に格納されたAchに捕捉すべきAchが無かっ
たことになるので、初期化及びアイドル処理である図2
の処理100に戻る。
【0056】一方、処理214においてiがnより大き
くない場合は、Ach走査リストエリア43に格納され
たi番目のAchを選択して監視し(220)、オーバ
ーヘッドメッセージを受信したか判断し(222)、オ
ーバーヘッドメッセージを受信した場合は、オーバーヘ
ッドメッセージを第2のメモリ30に格納する(22
4)。
【0057】次に、Achデータ処理手段15の動作と
して、まず移動機ユニット3がホームエリア内に位置し
ている(つまりROAM42=0)かどうかを判断し
(230)、ホームエリア内(ROAM=0)の場合
は、Achから受信したオーバーヘッドメッセージのS
ID30aと予めNAM40に記憶されているSIDH
とが一致するか判断し(232)、SID30aとSI
DHが一致しない場合は、処理212に戻って次のAc
hに対する処理を行い、SID30aとSIDHが一致
する場合は、選択されたAchを捕捉するAchとして
(234)、Achの走査及びAch決定処理を終了す
るようになっている。
【0058】一方、処理230において移動機ユニット
3がホームエリア内に位置していない(ROAM42≠
0)場合は、AchのSID30aとSIDHとが一致
するか判断し(240)、SID30aとSIDHが一
致する場合は、処理212に戻って次のAchに対する
処理を行い、SID30aとSIDHが一致しない場合
は、捕捉されているPchから受信したオーバーヘッド
メッセージのワード2と選択されたAchから受信した
オーバーヘッドメッセージのワード2とが一致するかを
判断する(242)。
【0059】そして、Pchのワード2と選択されたA
chのワード2とが一致しない場合は、処理212に戻
って次のAchに対する処理を行い、Pchのワード2
と選択されたAchのワード2とが一致する場合は、処
理234に飛んで処理234の後にAchの走査及びA
ch決定処理を終了する。
【0060】また、処理222において、選択されたA
chからオーバーヘッドメッセージを受信しない場合、
タイマカウントを行いタイムアウトになったかどうかを
判断し(250)、タイムアウトになっていない場合は
処理222に戻り、タイムアウトになった場合は、処理
212に戻って次のAchに対する選択、オーバーヘッ
ドメッセージ受信処理(処理212〜処理222)を行
う。
【0061】尚、本実施例において、移動機ユニット3
の接続可能範囲をホームエリア内に限定するような場合
は、処理240及び処理242は不要である。つまり、
処理230においてROAM42≠0で、移動機ユニッ
ト3がホームエリア内に位置していないと判別された場
合は、そのまま処理212に戻って次のAchに対する
処理を行うようになる。但し、移動機ユニット3がホー
ムエリア内に位置していない場合は、Ach走査リスト
の全てのAchについて、処理230で移動機ユニット
3がホームエリア内に位置していないと判別され、最終
的には処理214から移動機ユニット3のアクセスが失
敗に終わり、初期化及びアイドル処理(図2の処理10
0)に戻ることになる。
【0062】よって、移動機ユニット3の接続可能範囲
をホームエリア内に限定するような場合は、図2の処理
130の前にROAM42の値の判別処理を行い、移動
機ユニット3がホームエリア内に位置していないと判別
された場合は、即座に処理100に戻るようにすれば、
更に効率的なアクセスサービスを実現することができ
る。
【0063】本実施例の無線電話システム及びその制御
方法によれば、Pchの周波数範囲とAchの周波数範
囲が等しい場合(Pchのオーバーヘットメッセージの
ワード2内のCPA=1の場合)には、Achの走査を
行うことなくPchのチャネルをAchのチャネルとし
て捕捉するようになっているので、PchとAchの周
波数範囲が等しい場合にはチャネルの捕捉が迅速に行う
ことができる効果がある。
【0064】また、本実施例の無線電話システム及びそ
の制御方法によれば、PchとAchの周波数範囲が等
しい場合にはAchの走査を行わず、チャネル捕捉を行
うためAchの捕捉が確実にできる効果がある。
【0065】また、PchとAchの周波数範囲が等し
くない場合に、まず移動機ユニット3に予め設定してお
いたSIDH(NAM40のSIDH)とPchのオー
バーヘッドメッセージ内のPchのSIDとを比較し、
SIDHとPchのSIDが等しい場合にSIDHとA
chのオーバーヘッドメッセージ内のAchのSIDと
を比較し、SIDHとAchのSIDが等しい場合に、
該Achを捕捉するので、SIDHを基準にしてPch
とAchのSIDが一致するかどうか判断し、移動機ユ
ニット3のホームエリア内でPchに対応するAchで
チャネルを捕捉でき、他のシステムのチャネルを補足す
ることがない。
【0066】また、ホームエリアでない場合でも、Pc
hのワード2(システムの属性)とAchのワード2
(システムの属性)とを比較し、一致した場合にそのチ
ャネルを捕捉するようにしているので、ホームエリアで
はないが他のシステムでPchとAchが同じシステム
から送出されたものであればチャネルを捕捉でき、チャ
ネル捕捉の範囲を広げることができる効果がある。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、Pchの
オーバーヘッドメッセージに含まれるPchとAchの
周波数範囲が等しいかどうかを示す情報から周波数範囲
が等しい場合にPchのチャネルをAchのチャネルと
して捕捉する無線電話システムのアクセス方法としてい
るので、チャネルの捕捉を迅速に確実に行うことができ
る効果がある。
【0068】請求項2,3記載の発明によれば、Pch
データ処理手段が、PchとAchの周波数範囲が等し
い場合にPchのチャネルを捕捉するAchのチャネル
として決定し、PchとAchの周波数範囲が等しくな
い場合に移動機ユニットが有するホームシステムの識別
子とPchのシステム識別子とを比較し、Achデータ
処理手段が、ホームシステムの識別子とPchの識別子
が等しい場合にホームシステムの識別子とAchのシス
テム識別子とを比較して捕捉するAchを決定し、Ac
h捕捉手段がPchデータ処理手段又はAchデータ処
理手段で決定されたAchを捕捉する無線電話システム
及びそのアクセス方法としているので、チャネルの捕捉
を迅速に確実に行うことができ、更に移動機ユニットが
有するホームシステムの識別子に適合するチャネルを移
動機ユニットのホームエリアで捕捉することができる効
果がある。
【0069】請求項4,5記載の発明によれば、移動機
ユニットが有するホームシステムの識別子とPchの識
別子とが等しくない場合に、Achデータ処理手段が、
Pchのオーバーヘッドメッセージ内のシステム属性と
Achのオーバーヘッドメッセージ内のシステム属性と
を比較し、等しい場合に前記Achを捕捉するAchと
して決定し、Ach捕捉手段が、該Achを捕捉する請
求項2記載の無線電話システム及びそのアクセス方法と
しているので、移動機ユニットのホームエリアではない
けれど他の一つのシステムから送出されるPchとAc
hを捕捉することができ、チャネル捕捉の範囲を広げる
ことができる効果がある。
【0070】請求項6記載の発明によれば、Pchデー
タ処理手段が、Pchのオーバーヘッドメッセージ内の
Pchの周波数範囲とAchの周波数範囲が等しいかど
うかを示す情報から両チャネルの周波数範囲が等しいか
どうかを判定し、等しい場合にPchのチャネルを捕捉
するAchのチャネルとして決定し、Ach捕捉手段
が、該Achを捕捉する請求項2記載の無線電話システ
ムとしているので、チャネルの捕捉を迅速に確実に行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無線電話システムの移
動機ユニット3のアクセス方法を実現する機能構成ブロ
ック図である。
【図2】本実施例の無線電話システムの移動機ユニット
3のアクセス方法の処理の流れを示すフローチャート図
である。
【図3】Achの走査及びAch決定処理内部の処理の
流れを示すフローチャート図である。
【図4】従来の無線電話システムの概略図である。
【図5】従来の無線電話システムの移動機ユニット3の
アクセス方法の処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1…基地局、 3…移動機ユニット、 11…Pch捕
捉手段、 12…Pchデータ処理手段、 13…Ac
h走査手段、 14…Ach選択手段、 15…Ach
データ処理手段、 16…Ach捕捉手段、 20…第
1のメモリ、30…第2のメモリ、 40…NAM、
42…ROAM、 43…Ach走査リストエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送出されるページングチャネ
    ル(Pch)とアクセスチャネル(Ach)を移動機ユ
    ニットが捕捉する無線電話システムのアクセス方法にお
    いて、前記Pchのオーバーヘッドメッセージに含まれ
    る前記Pchと前記Achの周波数範囲が等しいかどう
    かを示す情報を前記移動機ユニットが読み取り、前記P
    chの周波数範囲と前記Achの周波数範囲が等しい場
    合に前記PchのチャネルをAchのチャネルとして捕
    捉することを特徴とする無線電話システムのアクセス方
    法。
  2. 【請求項2】 Pchを捕捉し、Pchのオーバーヘッ
    ドメッセージを格納するPch捕捉手段と、Achを走
    査し、候補となるAchを信号強度が最高のものから順
    に走査リストに格納するAch走査手段と、前記走査リ
    ストから順にAchを選択し、該Achのオーバーヘッ
    ドメッセージを格納するAch選択手段と、PchとA
    chの周波数範囲が等しいかどうかを判定し、等しい場
    合に前記Pchのチャネルを捕捉するAchのチャネル
    と決定し、PchとAchの周波数範囲が等しくない場
    合に移動機ユニットが有するホームシステムの識別子と
    前記Pchのオーバーヘッドメッセージ内のPchのシ
    ステム識別子とを比較するPchデータ処理手段と、前
    記ホームシステムの識別子と前記Pchの識別子が等し
    い場合に前記ホームシステムの識別子と前記Achのオ
    ーバーヘッドメッセージ内のAchのシステム識別子と
    を比較して捕捉するAchのチャネルを決定するAch
    データ処理手段と、前記Pchデータ処理手段又は前記
    Achデータ処理手段で決定したAchを捕捉するAc
    h捕捉手段とを有することを特徴とする無線電話システ
    ム。
  3. 【請求項3】 Pch捕捉手段がPchを捕捉し、Pc
    hのオーバーヘッドメッセージを格納し、Ach走査手
    段がAchを走査し、候補となるAchを信号強度が最
    高のものから順に走査リストに格納し、Ach選択手段
    が前記走査リストから順にAchを選択し、該Achの
    オーバーヘッドメッセージを格納し、Pchデータ処理
    手段がPchとAchの周波数範囲が等しいかどうか判
    定し、等しい場合に前記Pchのチャネルを捕捉するA
    chのチャネルとして決定し、PchとAchの周波数
    範囲が等しくない場合に移動機ユニットが有するホーム
    システムの識別子と前記Pchのオーバーヘッドメッセ
    ージ内のPchのシステム識別子とを比較し、Achデ
    ータ処理手段が前記ホームシステムの識別子と前記Pc
    hの識別子が等しい場合に前記ホームシステムの識別子
    と前記Achのオーバーヘッドメッセージ内のAchの
    システム識別子とを比較して捕捉するAchのチャネル
    を決定し、Ach捕捉手段が前記Pchデータ処理手段
    又は前記Achデータ処理手段で決定したAchを捕捉
    することを特徴とする請求項2記載の無線電話システム
    のアクセス方法。
  4. 【請求項4】 Achデータ処理手段が、移動機ユニッ
    トが有するホームシステムの識別子とPchの識別子と
    が等しくない場合に、Pchのオーバーヘッドメッセー
    ジ内のシステム属性とAchのオーバーヘッドメッセー
    ジ内のシステム属性とを比較して等しい場合に前記Ac
    hを捕捉するAchのチャネルとして決定する手段で、
    Ach捕捉手段が、前記決定されたAchを捕捉する手
    段であることを特徴とする請求項2記載の無線電話シス
    テム。
  5. 【請求項5】 Achデータ処理手段が、移動機ユニッ
    トが有するホームシステムの識別子とPchの識別子と
    が等しくない場合に、Pchのオーバーヘッドメッセー
    ジ内のシステム属性とAchのオーバーヘッドメッセー
    ジ内のシステム属性とを比較して等しい場合に前記Ac
    hを捕捉するAchのチャネルとして決定し、Ach捕
    捉手段が、前記決定されたAchを捕捉することを特徴
    とする請求項4記載の無線電話システムのアクセス方
    法。
  6. 【請求項6】 Pchデータ処理手段が、Pchのオー
    バーヘッドメッセージ内のPchの周波数範囲とAch
    の周波数範囲が等しいかどうかを示す情報から両チャネ
    ルの周波数範囲が等しいかどうかを判定し、等しい場合
    に前記Pchのチャネルを捕捉するAchのチャネルと
    して決定する手段で、Ach捕捉手段が、前記決定され
    たAchを捕捉する手段であることを特徴とする請求項
    2記載の無線電話システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053631A1 (en) * 1998-04-14 1999-10-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of continuously transmitting user data on a reverse common channel in a mobile communication system
WO2002104061A1 (fr) * 2001-06-15 2002-12-27 Sony Corporation Appareil de communication cellulaire et procede de capture de canal

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