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JPH09176937A - エアジェットルームにおける噴流指向方向測定方法及び装置 - Google Patents

エアジェットルームにおける噴流指向方向測定方法及び装置

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Publication number
JPH09176937A
JPH09176937A JP7341350A JP34135095A JPH09176937A JP H09176937 A JPH09176937 A JP H09176937A JP 7341350 A JP7341350 A JP 7341350A JP 34135095 A JP34135095 A JP 34135095A JP H09176937 A JPH09176937 A JP H09176937A
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JP
Japan
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jet
weft
wall surface
wind pressure
passage
Prior art date
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Granted
Application number
JP7341350A
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English (en)
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JP3103758B2 (ja
Inventor
Fujio Suzuki
藤雄 鈴木
Kazunori Yoshida
一徳 吉田
Masao Shiraki
雅雄 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP07341350A priority Critical patent/JP3103758B2/ja
Publication of JPH09176937A publication Critical patent/JPH09176937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3103758B2 publication Critical patent/JP3103758B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/277Guide mechanisms
    • D03D47/278Guide mechanisms for pneumatic looms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】緯入れ用補助ノズルから噴射される空気噴流の
緯糸飛走通路の壁面近傍での流速やプロフィ−ルの正確
かつ迅速に測定する。 【解決手段】変形筬12の上部に載置される風圧表示ボ
ックス17にはデジタル表示器19及びバーグラフ表示
器20が備えられている。支持体21に支持された複数
本のピトー管22〜26が緯糸飛走通路T内に挿入され
ている。デジタル表示器19はピトー管22〜26によ
って測定された風圧値のうちのピトー管24によって測
定された風圧値を代表値としてデジタル表示する。ピト
ー管24で測定された風圧と他のピトー管で測定された
風圧との差はバーグラフ表示器20でレベル表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筬羽を緯入れ方向
に多数列設して形成された緯入れ飛走通路内に緯入れ用
補助ノズルから噴射されたエアの噴流の緯糸飛走通路内
におけるプロフィールを測定する方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図14は前記緯糸飛走通路を有する変形
筬を用いた緯入れ装置を示す。スレイ11上には変形筬
12が立設固定されている。変形筬12は多数枚の筬羽
13を緯入れ方向に列設して構成されている。各筬羽1
3にはガイド孔14が凹設されており、このガイド孔1
4の列が緯糸飛走通路Tを形成する。緯入れ用メインノ
ズル15から射出された緯糸Yは緯糸飛走通路T内を飛
走する。ガイド孔14は、水平な上壁面141と、垂直
な奥壁面142と、ガイド孔14の開口部145側に向
かうにつれて徐々に下り傾斜となる下壁面143と、上
壁面141と奥壁面142とをつなぐ曲面形状の上部角
部144と、奥壁面142と下壁面143とをつなぐ曲
面形状の下部角部146とによって形成されている。こ
れら各壁面141〜145が緯糸飛走通路Tの壁面を形
成する。
【0003】スレイ11の前面には複数本の緯入れ用補
助ノズル16が緯糸飛走通路Tに沿って所定間隔を置い
て装着されている。緯入れ用補助ノズル16の先端には
噴射孔161が形成されている。噴射孔161からの噴
射主流は図14に矢印Sで示すように緯糸飛走通路Tに
沿って斜め方向に向かうようにしてある。噴射主流Sは
緯入れ用補助ノズル16から噴射される空気噴流の最高
流速点の軌跡をしめす。噴射主流Sは緯糸飛走通路Tの
開口部146の下方位置から緯糸飛走通路Tの下流側に
向けて斜めに推移し、上部角部144の近傍に到達した
後に開口部146側に向きを変えて緯糸飛走通路Tの下
流側に進む。このような空気噴射が緯入れ用補助ノズル
16毎に順次繰り返され、緯入れ用メインノズル15に
よって射出された緯糸Yが複数の緯入れ用補助ノズル1
6のリレー噴射によって緯入れ末端まで搬送される。
【0004】緯入れ用補助ノズル16から噴射される空
気噴流の指向方向は、緯糸Yの搬送の安定性及び空気消
費の効率を大きく左右する。その為、緯入れ用補助ノズ
ル16から噴射される空気噴流の指向方向を測定する事
が重要となる。この測定方法としては、緯糸飛走通路T
内に径の細いピトー管や熱線流速計のプローブを挿入
し、これらを3次元移動装置を用いて上下、前後、左右
の各方向にトラバースして飛走通路内における位置と空
気流速との関係を求める方法がある。しかし、この測定
方法は、測定精度が高い反面、装置が大規模となること
に加えて測定に時間がかかりすぎるという問題があり、
実用的ではなかった。
【0005】緯入れ用補助ノズルから噴射される空気噴
流の指向方向を測定する実用的な方法及び装置として、
特開平6−41846号公報、特開平6−73641号
公報、特開昭61−174455号公報に開示される方
法及び装置がある。
【0006】特開平6−41846号公報に開示されて
いる測定方法及び装置では、空気圧によって物理的変化
を生じる感圧フィルムが空気噴流の指向方向の測定に用
いられている。この感圧フィルムは圧力に応じて色の濃
度が変化する物であり、このような感圧フィルムの使用
によって空気噴流の指向方向を視覚的に求めることがで
きる。
【0007】特開平6−73641号公報に開示されて
いる方法及び測定装置では、モータによって緯糸飛走通
路内の縦方向及び横方向の二次元に1本のピトー管をト
ラバースして流速分布を測定し、この測定に基づいて緯
入れ用補助ノズルからの空気噴流の指向方向性の不具合
判定が行われる。
【0008】特開平61−17445号公報に開示され
ている装置のうち、第2実施例に示す装置では、束ねら
れた9本のピトー管が緯糸飛走通路内に配置され、緯糸
飛走通路の一断面内における空気流速分布が測定され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−4
1846号公報に示す方法及び装置では、感圧フィルム
が緯糸飛走通路を塞いでしまうため、緯糸飛走通路内の
空気流が乱されて本来の流れとは変わってしまう。その
ため、感圧フィルムを配置した測定位置での正確な噴流
指向方向が求まらず、風圧あるいは流速という噴流強度
反映要素の値も分からないという問題がある。また、一
度使用した感圧フィルムは繰り返し使う事が出来ないた
め、緯入れ用補助ノズルの取り付け角度等の調整用とし
て使用するには不向きである。
【0010】特開平6−703641号公報に示す方法
及び装置では、ピトー管が緯糸飛走通路の上下方向には
トラバース出来ないため、空気噴流の最高流速点では緯
糸飛走通路の奥壁面側に到達する場合にはその到達点の
測定が不可能である。しかも、空気噴流の指向方向の測
定及び判定には多くの時間が必要となり、緯入れ用補助
ノズルの取り付け角度の調整用としては不向きである。
特開昭61−174455号公報に示す装置では、9本
のピトー管が緯糸飛走通路内に一定間隔で配置されてい
るため、空気噴流の指向方向の測定には適している。し
かし、ピトー管が緯糸飛走通路の壁面から中央寄りに離
れて配置されているため、搬送性能に重要な影響を及ぼ
す緯糸飛走通路の壁面近傍での空気流のプロフィールが
掴めないという問題がある。しかも、ピトー管9本の適
切なデーター表示方法が示されておらず、実用的とはい
えない。
【0011】ところで、本願出願人は、緯糸Yを効率よ
く安定して搬送するためには、緯入れ用補助ノズル16
からの空気噴流の噴射主流Sが緯糸飛走通路Tの上部角
部144付近の一定の位置に噴射すると良い事を実験で
確認している。この実験結果は本願出願人の出願した特
願平7−117411号に記載してある。
【0012】本発明は、この実験結果に着目するという
新たな観点に立って考えられたもので、緯入れ用補助ノ
ズルから噴射される空気噴流の緯糸飛走通路の壁面近傍
での流速やプロフィールの正確かつ迅速に測定し得る噴
流指向方向測定方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、緯糸飛走通路の複数の断面位置において緯糸飛
走通路の上壁面から奥壁面にかけて複数位置で緯入れ用
補助ノズルからの噴流の噴流強度反映要素を検出するよ
うにした。
【0014】請求項1の発明によれば、緯入れ用補助ノ
ズルからの噴流の風圧あるいは風速といった噴流強度反
映要素が上壁面から奥壁面にかけた複数位置で検出され
る。
【0015】請求項2の発明では、前記緯糸飛走通路の
複数の断面位置において噴流強度反映要素を検出するよ
うにした。請求項2の発明によれば、検出は、緯糸飛走
通路の複数の断面位置で行われる。このようにして得ら
れる噴流強度反映要素の最高強度の位置が空気噴流の最
高流速の到達点となる。
【0016】請求項3の発明では、前記噴流強度反映要
素を検出するための複数位置の各中心は、いずれも緯糸
飛走通路の壁面から緯糸飛走通路側へ1mmの範囲内に設
置した。
【0017】請求項3の発明によれば、噴流強度反映要
素の検出が壁面から1mm以内の範囲で行われる。この範
囲内での噴流強度反映要素の検出は精度の高い噴流指向
方法測定結果をもたらす。
【0018】請求項4の発明では、前記複数位置の噴流
強度反映要素の差を検出し、この検出差をレベル表示し
た。請求項4の発明によれば、検出された複数位置の噴
流強度反映要素の差がレベル表示される。このようなレ
ベル表示により緯糸飛走通路の壁面付近の流れのプロフ
ィールがわかり、この噴流強度反映要素の分布状態から
緯糸飛走通路の断面位置における噴流強度反映要素の最
高強度の位置が把握できる。緯糸飛走通路の複数の断面
位置における噴流強度反映要素の差のレベル表示を行な
うことにより噴流指向方向を把握することができる。
【0019】請求項5の発明では、前記噴流強度反映要
素の代表値を表示するようにした。請求項5の発明によ
れば、前記複数位置の噴流強度反映要素のうちの1つが
代表値として表示される。この代表値としては例えば緯
糸飛走通路の上部角部の近傍において測定された噴流強
度反映要素が選択される。
【0020】請求項6の発明では、上壁面から奥壁面に
沿うように複数の噴流強度反映要素を検出する噴流強度
反映要素検知部を配置した噴流指向方向測定装置を構成
した。
【0021】請求項7の発明では、緯糸飛走通路の上壁
面から奥壁面に沿うように配列された複数のピトー管を
備えた噴流強度反映要素検知部を構成した。緯糸飛走通
路の上壁面から奥壁面にかけた複数位置における噴流強
度反映要素が例えば請求項6あるいは請求項7の発明に
おける噴流指向方向測定装置を用いて測定される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。図14と
同じ構成部には同じ符号が付してある。
【0023】変形筬12を構成する筬羽13の厚みは
0.2mmであり、筬羽13を密に配列して構成した変形
筬12の上部には風圧表示ボックス17が案内体18を
介して緯入れ方向へ移動可能に載置されている。風圧表
示ボックス17にはデジタル表示器19及びバーグラフ
表示器20が備えられている。本実施の形態における噴
流指向方法測定装置は、図3に示す風圧検知部37、セ
ンサ部43、差圧演算部44及び風圧表示部66から構
成されており、デジタル表示器19及びバーグラフ表示
器20は風圧表示部66を構成する。
【0024】案内体18の下端には支持体21が取り付
けられている。支持体21の下部は緯糸飛走通路Tの上
壁面141及び奥壁面142に接触するように緯糸飛走
通路T内に挿入されている。奥壁面142に接する支持
体21の垂直部211には2本のピトー管22,23が
固定支持されており、上壁面141に接する支持体21
の水平部212には2本のピトー管25,26が固定支
持されている。又、垂直部211と水平部212との交
差部にはピトー管24が固定支持されている。これらピ
トー管22〜26はいずれも緯糸飛走通路Tに対して平
行となるように配列されている。各ピトー管22〜26
の先端は支持体21から緯糸飛走通路Tの上流側へ15
mm程度突き出して面一に配置されている。
【0025】各ピトー管22〜26の外径は0.7mmで
ある。ピトー管22,23の管の中心221,231は
奥壁面142から0.4mm離れており、ピトー管25,
26の管の中心251,261は上壁面141から0.
4mm離れている。又、ピトー管24の管の中心241は
上部角部144の壁面から0.4mm離れている。これら
ピトー管22〜26は図3に示す風圧検知部37を構成
する。
【0026】各ピトー管22〜26の基端にはそれぞれ
フレキシブルチューブ27,28,29,30,31が
接続されている。風圧表示ボックス17内にはゲージ圧
センサ32,33,34,35,36及び差圧演算器3
8,39,40,41,42が内蔵されている。
【0027】図4に示すようにピトー管22はフレキシ
ブルチューブ27を介してゲージ圧センサ32に接続さ
れており、ピトー管23はフレキシブルチューブ28を
介してゲージ圧センサ33に接続されている。ピトー管
25はフレキシブルチューブ30を介してゲージ圧セン
サ35に接続されており、ピトー管26はフレキシブル
チューブ31を介してゲージ圧センサ36に接続されて
いる。又、ピトー管24はフレキシブルチューブ29を
介してゲージ圧センサ34に接続されている。各ゲージ
圧センサ32〜36はピトー管22〜26で測定した風
圧を電圧信号に変換して出力する。これらゲージ圧セン
サ32〜36は図3に示すセンサ部43を構成する。
【0028】差圧演算器38はゲージ圧センサ32,3
4から得られる風圧値の差を演算し、差圧演算器37は
ゲージ圧センサ33,34から得られる風圧値の差を演
算する。差圧演算値41はゲージ圧センサ35,34か
ら得られる風圧値の差を演算し、差圧演算器42はゲー
ジ圧センサ36,34から得られる風圧値の差を演算す
る。又、差圧演算器40はゲージ圧センサ34から得ら
れる風圧値情報のみを取り込む。これら差圧演算器38
〜42は図3に示す差圧演算部44を構成する。
【0029】ゲージ圧センサ34から出力される電圧信
号はデジタル表示器19にも取り込まれる。デジタル表
示器19はピトー管22〜26によって測定された風圧
値のうちのピトー管24によって測定された風圧値を代
表値としてデジタル表示する。図示の場合には987mm
Aqが表示されている。このデジタル表示値は緯糸飛走
通路Tの上部角部144の近傍の風圧値を表す。
【0030】差圧演算部44で演算された風圧差はバー
グラフ表示器20でレベル表示される。バーグラフ表示
器20は発光素子(LED)を縦に12段配列したバー
グラフ表示器201,202,203,204,205
を備えている。差圧演算器38で演算された風圧差はバ
ー表示部201に発光表示され、差圧演算器39で演算
された風圧差はバー表示部202に発光表示される。差
圧演算器41で演算された風圧差はバー表示部204に
発光表示され、差圧演算器42で演算された風圧差はバ
ー表示部205に発光表示される。差圧演算41で演算
された風圧差はバー表示部204に発光表示され、差圧
演算器42で演算された風圧差はバー表示部205に発
光表示される。差圧演算器40で演算される風圧差は常
に0であるが、差圧演算器40で演算されたこの風圧差
0はバー表示部203でLEDを下から8段まで発光し
て表示される。他のバー表示部201,202,20
4,205においても差圧演算器38,39,41,4
2において演算された風圧差が0の場合にはLEDが下
から8段まで発光される。すなわち、風圧差0はLED
の8段の発光で表示される。
【0031】各バー表示部201〜205におけるLE
Dの発光あるいは消光は風圧差25mmAqの単位で行わ
れる。例えば、ピトー管24によって測定された風圧値
が987mmAqであり、ピトー管23で測定された風圧
値が1037mmAqであった場合には、ピトー管23に
よって測定された風圧値がピトー管24によって測定さ
れた風圧値よりも50mmAq大きい。従って、バー表示
部202では下から10段のLEDが発光される。
【0032】次に本実施の形態における空気噴流指向方
向の測定方法について説明する。織機が停止した状態で
先ず手動操作で緯入れ用補助ノズル16から空気を噴射
させる。この噴射状態で風圧表示ボックス17を変形筬
12の上ですべらせ、測定対象となる補助ノズル16の
下流側において風圧値の最も高くなる緯入れ方向(図1
においてXで示す方向)の位置を探る。Xは測定対象と
なる緯入れ用ノズル16から下流側への距離を示す。こ
のようにして得られた最高風圧値の緯入れ方向の位置が
空気噴流の最高流速点の到達位置である。
【0033】図5(a)、図6(a)、図7(a)及び
図8(a)は、緯入れ用補助ノズル16から3kgf/
cm2 で空気噴射しながら1本のピトー管を3次元移動
装置を用いて緯糸飛走通路T内をトラバースして得られ
た風圧分布図を表す。図5(a)では緯入れ用補助ノズ
ル16から下流側へX=50mm離れた緯糸飛走通路Tの
断面位置における風圧分布が示されており、図6(a)
では緯入れ用補助ノズル16から下流側へX=60mm離
れた緯糸飛走通路Tの断面位置に於ける風圧分布が示さ
れている。図7(a)ではX=70mmで表す緯糸飛走通
路Tの断面位置における風圧分布が示されており、図8
(a)ではX=80mmで示す緯糸飛走通路Tの断面位置
における風圧分布が示されている。図5(a)、図6
(a)、図7(a)及び図8(a)における緯糸飛走通
路T内の数字はmmAq単位で表した風圧値を示す。
【0034】1本のピトー管を三次元移動装置でトラバ
ースした測定方法による風圧分布図は、実際の風圧分布
を非常に高い精度で反映する。空気噴流の最高流速点は
緯入れ用補助ノズル16からX=60mm下流の位置で上
部角部144に到達し、その後に向きを変えて開口部1
46側に推移している。このときの上部角部144近傍
(すなわち、図示の座標系y−zで表示するとy=1m
m、z=1mm)の風圧値の変化をみると、空気噴流の最
高流速点が上部角部144に到達したX=60mmの位置
において風圧値が最も高くなっていることがわかる。
【0035】図5(b)、図6(b)、図7(b)及び
図8(b)は本実施の形態の測定装置を用いて得られた
結果を表す。緯入れ用補助ノズル16における噴射圧は
3kgf/cm2 である。
【0036】図5(b)、図6(b)、図7(b)及び
図8(b)で表される本実施の形態における測定結果
は、図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8
(a)で表される測定結果を忠実に表している。即ち、
本実施の形態の測定方法及び装置によれば、緯糸飛走通
路T内の空気流の乱れは非常に小さく、精度の高い風圧
分布の測定結果が得られる。又、緯入れ用補助ノズル1
6の下流X=60mmの位置におけるバーグラフ表示器2
0の表示高さをみると、ピトー管24によって測定され
た風圧値がもっとも高い。この事実は図6(b)によっ
て示される。すなわち図6(b)のレベル表示は、図6
(a)の風圧分布が示す空気噴流の最高流速点が上部角
部144という到達位置の結果と一致している。図5
(b)、図6(b)、図7(b)及び図8(b)で表さ
れる風圧差のレベル表示及び代表値の表示は噴流指向方
向の迅速な把握を可能にする。
【0037】尚、本実施の形態では、各ピトー管22〜
26の管の中心221〜261が緯糸飛走通路Tの壁面
から緯糸飛走通路T側へ0.4mmの範囲に配置している
が、実験によればその配置位置は前記壁面から1mm以下
がよいことがわかった。噴流強度反映要素である風圧を
検出するための位置の中心が緯糸飛走通路Tの壁面に近
いほど緯入れ用補助ノズル16からの空気噴流の最高流
速点の前記壁面への到達点が正確に掴める。前記検出位
置の中心、即ち各ピトー管22〜26の管の中心221
〜261が前記壁面から1mmより大きく離れてしまう
と、前記到達位置の測定精度が低下する。
【0038】以上の説明から以下のような第1の実施の
形態の効果が得られる。 (1)ペンレコーダ等の特別の記録計を用いなくても、
緯入れ用補助ノズルの噴流の指向方向及び風圧値を正確
かつ迅速に求めることができる。 (2)緯入れ用補助ノズルの噴射角度の調整の変更も実
機上で簡単に行なうことができ、しかも緯入れ用補助ノ
ズルや筬の異常チェックも簡単に行なうことができる。 (3)ピトー管が細く、かつその先端が支持体21より
も上流側に充分突き出してあるため、緯糸飛走通路T内
の測定領域における空気噴流の乱れはひじょうに小さ
く、精度の高い風圧測定が行われる。
【0039】次に、第2の実施の形態を図9に基づいて
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。ピトー管22〜26の配列の仕方は第1
の実施の形態と同じであり、基準値となるピトー管24
には5ポートの分岐管45がフレキシブルチューブ29
を介して接続されている。分岐管45の1つのポートに
はゲージ圧センサ34が接続されており、他の4つのポ
ートには差圧センサ46,47,48,49が接続され
ている。又、各差圧センサ46,47,48,49はフ
レキシブルチューブ27,28,30,31を介してピ
トー管22,23,25,26に接続されている。ゲー
ジ圧センサ34及び差圧センサ46〜49は図3に示す
センサ部43を構成する。
【0040】差圧センサ46はピトー管22,24によ
って測定した風圧の差に応じた電圧信号を演算増幅器5
0に出力する。差圧センサ47は、ピトー管23,24
によって測定した風圧の差に応じた電圧信号を演算増幅
器51に出力する。差圧センサ48はピトー管25,2
4によって測定した風圧の差に応じた電圧信号を演算増
幅器52に出力する。又、差圧センサ49はピトー管2
6,24によって測定した風圧の差に応じた電圧信号を
演算増幅器53に出力する。これら演算増幅器50〜5
3は基準電圧設定器54とともに図3に示す差圧演算部
44を構成する。
【0041】演算増幅器50,51,52,53は差圧
センサ46,47,48,49から得られた電圧信号を
演算増幅してバーグラフ表示器55に出力する。又、基
準電圧設定器54は設定された値の電圧信号をバーグラ
フ表示器55に出力する。バーグラフ表示器55におけ
るバー表示部551,552,553,554,555
は、いずれもLEDを20段重ねて構成されている。バ
ー表示部553は基準電圧設定器54によって設定され
た基準電圧値に対してLEDを下から14段まで発光さ
せる。表示部553におけるLEDの14段の発光はピ
トー管24によって測定された風圧値に対応させたもの
である。バー表示部551,552,554,555に
おけるLEDの発光あるいは消光が風圧差10mmAq単
位で行われる。この実施の形態では、上部角部144の
近傍における風圧を測定したピトー管24から得られる
風圧値を基準としてレベル表示するようにするため、バ
ー表示部553におけるレベル表示が基準電圧設定器5
4によって常に一定値に表示されるようにした。この実
施の形態においては第1の実施の形態と同じ効果が得ら
れるとともに、以下のような効果が得られる。 (1)差圧センサ46〜49の採用により風圧差の測定
精度が第1の実施の形態の場合よりも高くなる。 (2)バーグラフ表示器55では20段階のLED表示
を行なうため、第1の実施の形態の場合よりも風圧差の
表示分解能が高くなる。
【0042】前記した各実施の形態では風圧差のレベル
表示にLEDを用いたが、LEDのかわりに液晶(LC
D)を用いてもよい。又、前記各実施の形態では風圧検
知用のピトー管を5本用いたが、その数は最低3本あれ
ばよい。しかし、ピトー管の本数が多いほど空気噴流の
最高流速点の緯糸飛走通路の壁面への到達位置の測定分
解能は上がる。
【0043】次に、図10の第3の実施の形態を説明す
る。この実施の形態では風圧検知部37を構成するピト
ー管56,57,58,59,60が緯糸飛走通路Tの
奥壁面142側に集中して配置されている。上部角部1
44の近傍の風圧の測定はピトー管57によって行われ
る。
【0044】この実施の形態によれば、緯入れ用補助ノ
ズルからの空気噴流の最高流速点を奥壁面142側に精
度よく到達させるようにする場合に有効である。次に、
図11の第4の実施の形態を説明する。この実施の形態
では、風圧検知部37を構成するピトー管61,62,
63,64,65が上壁面141側に集中して配置され
ている。上部角部144の近傍における風圧測定はピト
ー管62によって行われる。
【0045】この実施の形態によれば、緯入れ用補助ノ
ズルからの噴流の最高流速点を上壁面141側に精度よ
く到達させるようにする場合に有効である。次に、図1
2の第5の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と
同じ構成部には同じ符号が付してある。
【0046】この実施の形態では、支持体21に多数の
装着孔213が形成されている。ピトー管22,23,
24,25,26はこれら装着孔213のいずれかに選
択して装着支持される。従って、第1の実施の形態、第
3の実施の形態あるいは第4の実施の形態のような風圧
検知の仕方を選択することができる。
【0047】次に図13の第6の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、支持体21の垂直部21
1の壁面あるいは水平部212の壁面からピトー管2
2,23,24,25,26の周面の一部が露出するよ
うにピトー管22〜26が支持体21に支持されてい
る。従って、各ピトー管22〜26の周面が緯糸飛走通
路Tの壁面に接触し、各ピトー管22〜26の管の中心
が前壁面に最接近する。このような最接近の構成は緯入
れ用補助ノズルからの空気噴流の最高流速点の前記壁面
への到達位置の検出精度を最も高くする。
【0048】又、本発明では、1本のピトー管を緯糸飛
走通路内で上壁面から奥壁面にかけてトラバースさせ、
上壁面から奥壁面にわたる壁面近傍の流れのプロフィー
ルを測定するようにした実施の形態も可能である。
【0049】さらに本発明では、熱線流速計のプローブ
を用いて噴流強度反映要素である風圧の代わりに噴流強
度反映要素である風速を測定するようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、緯糸飛
走通路の上壁面から奥壁面にかけて風圧あるいは風速と
いった噴流強度反映要素を測定するようにしたので、緯
糸の効率のよい安定した搬送に必要な緯入れ用補助ノズ
ルからの噴流指向方向を正確かつ迅速に求めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】緯糸飛通路内のピトー管の配列状態を示す要部
拡大側面図。
【図3】噴流指向方向測定装置のブロック図。
【図4】噴流指向方向測定装置の構成図。
【図5】(a)は緯糸飛走通路内の風圧分布図。(b)
は本発明による測定結果を示すレベル表示図。
【図6】(a)は緯糸飛走通路内の風圧分布図。(b)
は本発明による測定結果を示すレベル表示図。
【図7】(a)は緯糸飛走通路内の風圧分布図。(b)
は本発明による測定結果を示すレベル表示図。
【図8】(a)は緯糸飛走通路内の風圧分布図。(b)
は本発明による測定結果を示すレベル表示図。
【図9】第2の実施の形態を示す噴流指向方向測定装置
の構成図。
【図10】第3の実施の形態における緯糸飛走通路内の
ピトー管の配列状態を示す要部拡大側面図。
【図11】第4の実施の形態における緯糸飛走通路内の
ピトー管の配列状態を示す要部拡大側面図。
【図12】第5の実施の形態を示す要部拡大斜視図。
【図13】第6の実施の形態を示す要部拡大側面図。
【図14】エアジェットルームにおける緯入れ装置を示
す斜視図。
【符号の説明】
12…変形筬、141…上壁面、142…奥壁面、14
4…上部角部、16…緯入れ用補助ノズル、19…噴流
強度反映要素の代表値を表示するデジタル表示器、20
…噴流強度反映要素の差をレベル表示するバーグラフ表
示器、22〜26…ピトー管、221〜261…検出位
置の中心、37…噴流強度反映要素検知部となる風圧検
知部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 一徳 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 白木 雅雄 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筬羽を緯入れ方向に多数列設して緯糸飛走
    通路を形成する筬を備え、上壁面、奥壁面及び下壁面か
    らなる前記緯糸飛走通路内に緯入れ用補助ノズルからエ
    アを噴射するエアジェットルームにおいて、 前記緯糸飛走通路の上壁面から奥壁面にかけて複数位置
    で前記緯入れ用補助ノズルからのエア噴流の噴流強度反
    映要素を検出するエアジェットルームにおける噴流指向
    方向測定方法。
  2. 【請求項2】前記緯糸飛走通路の複数の断面位置におい
    て噴流強度反映要素を検出する請求項1に記載のエアジ
    ェットルームにおける噴流指向方向測定方法。
  3. 【請求項3】前記噴流強度反映要素を検出するための複
    数位置の各中心は、いずれも緯糸飛走通路の壁面から緯
    糸飛走通路側へ1mmの範囲内に配置した請求項1及び請
    求項2のいずれか1項に記載のエアジェットルームにお
    ける噴流指向方向測定方法。
  4. 【請求項4】前記複数位置の噴流強度反映要素の差を検
    出し、この検出差をレベル表示する請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項に記載のエアジェットルームにおける
    噴流指向方向測定方法。
  5. 【請求項5】前記噴流強度反映要素の代表値を表示する
    請求項5に記載のエアジェットルームにおける噴流指向
    方向測定方法。
  6. 【請求項6】筬羽を緯入れ方向に多数列設して緯糸飛走
    通路を形成する筬を備え、上壁面、奥壁面及び下壁面か
    らなる前記緯糸飛走通路内に緯入れ用補助ノズルからエ
    アを噴射するエアジェットルームに用いる噴流指向方向
    測定装置において、 前記緯糸飛走通路の上壁面から奥壁面に沿うように複数
    の噴流強度反映要素を検出する噴流強度反映要素検知部
    を配置したエアジェットルームにおける噴流指向方向測
    定装置。
  7. 【請求項7】前記噴流強度反映要素検知部は、前記上壁
    面から奥壁面に沿うように配列された複数のピトー管を
    備えている請求項6に記載のエアジェットルームに用い
    る噴流指向方向測定装置。
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