JPH09173876A - 精穀ロール及び精穀機 - Google Patents
精穀ロール及び精穀機Info
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- JPH09173876A JPH09173876A JP34057295A JP34057295A JPH09173876A JP H09173876 A JPH09173876 A JP H09173876A JP 34057295 A JP34057295 A JP 34057295A JP 34057295 A JP34057295 A JP 34057295A JP H09173876 A JPH09173876 A JP H09173876A
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Abstract
させることが可能な精穀ロール及び精穀機を提供する。 【解決手段】 軸状に形成された精穀ロール10に、周
面に沿った螺旋突条10aを形成するとともに、この精
穀ロール10の周面の全体に、金属メッキ層を用いた電
着によって砥粒aを固着する。この精穀ロール10を精
穀機の精穀筒の内部で回転駆動し、螺旋突条10aによ
り穀粒を軸方向に搬送するとともに、搬送される穀粒の
表面を砥粒aにより研削する。なお、砥粒aは、ダイヤ
モンド,サファイア,ジルコニア系セラミックス等の超
硬砥粒とするのが望ましい。
Description
穀機に関するものである。
式の精穀機とに大別される。摩擦式の精穀機は、精穀筒
内で、周面に攪拌突条を有する精穀ロールを回転させ、
穀粒相互間に作用する摩擦力によって穀粒表面の糠層を
引き裂くようにして取り除くものであって、玄米を通常
の飯用米に加工する用途に広く用いられているものであ
る。
乳部)の一部まで除去する場合もある。すなわち、澱粉
層の表層部分には蛋白質が多く含まれているため、酒造
用米に加工する場合や、蛋白質にアレルギー反応を起こ
すアトピー性皮膚炎患者用の飯用米に加工する場合に
は、澱粉層の一部まで除去することになる。ところが、
澱粉層は糠層よりも硬いので、摩擦式の精穀機では除去
できない。また、麦のように糠層が硬い穀物の精白も、
摩擦式の精穀機では難しい。
うな研削式の精穀機が用いられる。同図において、符号
91は一端側に穀粒の導入口92を有し他端側に穀粒の
排出口93を有する精穀筒、94はモータ等の駆動装置
(不図示)により回転駆動される回転軸、95は周面に
螺旋突条を有する送穀ロール、96は精穀ロール、97
は排出口93に臨ませて設けられバネ等の付勢手段(不
図示)により排出口93を塞ぐ方向に付勢された抵抗蓋
である。
ダム)等からなる砥粒を結合剤で固めて円筒形に成形し
たものであって、この精穀ロール96は送穀ロール95
とともに回転軸94に固定され、一体的に回転するよう
になっている。また、付勢手段による抵抗蓋97への付
勢力は任意に調節できるように構成されている。
精穀筒91内に導入された穀粒は、回転する送穀ロール
95の螺旋突条により排出口93に向けて搬送され、精
穀ロール96周面と精穀筒91内面との間隙を通過する
際に、精穀ロール96周面の砥粒により、その表面を研
削される。そして、このように研削されながら、穀粒は
送穀ロール95により順次搬送されてくる他の穀粒に押
されてさらに排出口93向きに移動させられ、排出口9
3に達すると、抵抗蓋97を押し開けて排出口93から
精穀筒91外へ出る。
号公報に記載された精穀機の精穀ロールを示している。
この精穀ロール100は略円筒状に形成されるととも
に、外周面に軸方向に延びる複数の突条101が並列状
に形成されている。突条101は断面三角形状をなして
おり、且つ、精穀ロール100が回転駆動されたとき先
に進む側の面には砥粒102が添着されている。なお、
この精穀ロール100が用いられる精穀機の他の部分の
構成は図9と同様である。
精穀機には以下のような問題点があった。すなわち、精
穀筒91内の穀粒を排出口93に向けて搬送する搬送作
用は送穀ロール95には有るが、円筒状の精穀ロール9
6には無いので、精穀効率を高めるために抵抗蓋97へ
の付勢力を強くして、精穀筒91の内部圧力を上昇させ
ると、精穀ロール96の周囲で穀粒がブロッキング(石
垣を積んだような状態に固まって、詰まってしまうこ
と)を起こし、駆動装置がロック状態となって異常停止
してしまう。
蓋97への付勢力を弱くして精穀筒91の内部圧力を低
くするとともに、精穀ロール96の回転速度を高くし
て、精穀筒91内の穀粒を踊らせるような状態に攪拌す
る必要があり、このような状態で精穀していたために、
穀粒と精穀ロール96の砥粒との接触圧力は極めて小さ
いものとなって、精穀効率が低くならざるを得なかっ
た。
ネルギーが穀粒相互の間及び穀粒と精穀筒91内面との
間の無効摩擦(精穀作用に寄与しない摩擦)による発熱
に消費される率が高いために、穀粒の温度上昇が激しか
った。なお、精穀時に穀粒が高温になると、穀粒内部の
水分が激しく蒸発して乾燥するので、例えば玄米を飯用
米に加工した場合には、得られた飯用米を炊飯する際に
米粒が急激に吸水して割れる率が高くなり、その結果、
恰も小米を炊いたような、糊状で、極めて食感(歯応
え、舌触り)の悪い米飯になってしまう。
を用いた場合には、突条101との衝突により穀粒が激
しく攪拌されるので、同じ圧力条件ならブロッキングが
生じにくくなる反面、穀粒と砥粒102との接触が断続
的なものとなるために、精穀効率がさらに低くなる。か
と言って、精穀効率を高めようとして精穀筒91の内部
圧力を上昇させると、精穀ロール100に搬送作用が無
いために、やはりブロッキングが起こってしまう。した
がって、例えば籾を精白筒91内に供給し、突条101
と衝突する際の衝撃作用で籾殻を割り破って除去するよ
うな用途には適しているが、穀粒の糠層や澱粉層の一部
を除去する用途には不向きであった。
たものであって、精穀筒の内部圧力を高めて、精穀効率
を向上させることが可能な精穀ロール及び精穀機を提供
することを目的とするものである。
め、本発明に係る精穀ロールは、軸状に形成された精穀
ロールであって、周面に沿って螺旋突条が形成されると
ともに、この螺旋突条の表面の少なくとも一部に砥粒を
備えており、回転駆動されたときに螺旋突条により穀粒
を軸方向に搬送するとともに、搬送される穀粒の表面を
砥粒により研削するように構成されているものである。
条の表面に固着手段により固着されてなるものである。
ヤモンド,サファイア,ジルコニア系セラミックス等の
超硬砥粒であるものである。
粒の導入口を有し他端側に穀粒の排出口を有する精穀筒
と、この精穀筒の内部で回転駆動される軸状の精穀ロー
ルとを備え、前記精穀ロールは、周面に沿って螺旋突条
が形成されるとともに、この螺旋突条の表面の少なくと
も一部に砥粒が固着手段により固着されており、導入口
から精穀筒内に導入された穀粒を精穀ロールの螺旋突条
により排出口に向けて搬送するとともに、搬送される穀
粒の表面を砥粒により研削するように構成されているも
のである。
却する冷却手段を備えているものである。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る精穀ロールを示している。図中、符号10で示される
精穀ロールは、鉄等の金属材料を用いて中空の軸状に形
成されるとともに、その周面に沿って一条の螺旋突条1
0aが形成されている。なお、P1は螺旋突条10aの
ピッチを示している。
るねじ山の頂部を少し平らにしたような形状であって、
精穀ロール10をその軸線を通過する平面で切断した場
合、切断面の端縁が略サインカーブ状をなすように形成
されている。
に砥粒aを備えている。図2に示すように、砥粒aは精
穀ロール10の表面に形成されたクロム,ニッケル等の
金属メッキ層10b(固着手段の一例)により、尖った
刃先部分が露出した状態で精穀ロール10に固着されて
いる。なお、このような砥粒aの固着方法は一般的に
「電着」等と呼ばれている公知の技術である。砥粒aの
材質は限定されないが、精穀ロール10の耐久性を良く
するためには例えばダイヤモンド,サファイア,ジルコ
ニア系セラミックス等の、モース硬度9.5以上の超硬
砥粒を用いるのが望ましく、中でもモース硬度10のダ
イヤモンドを用いるのが特に望ましい。
えた、本発明の一実施形態に係る精穀機を、図3〜図6
に基づいて説明する。図3において全体を符号20で示
される精穀機は、精穀機本体21と、モータ22と、精
穀機本体21に回転自在に枢支されるとともにプーリ及
びベルトを介してモータ22により回転駆動される回転
軸23と、回転軸23の精穀機本体21前面側に突き出
た部分に外嵌されるとともに回転軸23に対して回動し
ないようにねじ(不図示)等により止着された送穀ロー
ル24及び精穀ロール10と、送穀ロール24及び精穀
ロール10を覆う状態に精穀機本体21に取り付けられ
た精穀筒25とを備えている。
又は円筒状に形成されるとともに、一端側に穀粒の導入
口25aが、他端側に排出口25bが、それぞれ形成さ
れている。なお、符号25cは精穀筒25の精穀ロール
10を覆う部分に多数穿設されたスリット孔、26は導
入口25aに設けられた給穀用ホッパ、27は排出口2
5bに臨ませて設けられバネ等の付勢手段(不図示)に
より排出口25bを塞ぐ方向に付勢された抵抗蓋、28
は精穀筒25の下方に設けられ吸引ファン(不図示)等
と接続される集糠用ホッパである。
る。送穀ロール24は、鉄等の金属材料を用いて中空の
軸状に形成されるとともに、その周面に沿って一条の螺
旋突条24aが形成されている。螺旋突条24aは薄い
羽根状をなしており、そのピッチP2は、精穀ロール1
0における螺旋突条10aのピッチP1の2倍近い大き
さになっている。符号24bは螺旋突条24aの一部を
弓形に切り落として形成された切欠部を示しており、こ
の切欠部24bは図5に示すように送穀ロール24を正
面から見たときに、その左右両側に対称に形成されてい
る。
り回転軸23を排出口25b側から見て反時計方向に回
転駆動しながら給穀用ホッパ26に穀粒を供給すると、
穀粒は導入口25aから精穀筒25内に導入され、回転
軸23と一体的に回転する送穀ロール24の螺旋突条2
4aにより排出口25bに向けて搬送される。そして、
精穀ロール10周面と精穀筒25内面との間隙に入った
穀粒は、回転軸23と一体的に回転する精穀ロール10
の螺旋突条10aにより、さらに排出口25bに向けて
搬送されるとともに、精穀ロール10の砥粒aによりそ
の表面を研削される。
中、符号bは穀粒を、矢印cは螺旋突条10aによる穀
粒bの搬送方向を示している。このように、穀粒bは螺
旋突条10aの、断面において搬送方向下流側の面に接
触して搬送されるため、この面と精穀筒25内面との間
で押圧されて穀粒bの密度が高まり、この高密度となっ
た状態で砥粒aにより研削される。研削により生じた糠
はスリット孔25cから精穀筒25外へ排出される。
内面との間隙から螺旋突条10aの背後側に逃れた穀粒
bは押圧状態から開放され、密度が低くなって穀粒bが
自由に動ける状態となるため、精穀ロール10の攪拌作
用により穀粒bが激しく転動することになって、その位
置が相互に入れ替わる。
て、密度の高いところと低いところが交互にあるという
状態で研削・攪拌されながら搬送され、排出口25bに
達すると、穀粒bは付勢手段の付勢力に抗して抵抗蓋2
7を押し開け、排出口25bから精穀筒25外へ出る。
ロール10が研削作用と搬送作用とを有しているので、
抵抗蓋27への付勢力を強くしても、穀粒は排出口25
bに向けて確実に搬送されることになって、精穀ロール
10の周囲で穀粒がブロッキングを起こす危険性は低
い。したがって、従来の研削式の精穀機のように精穀筒
内の穀粒を踊らせるような状態に攪拌する必要がなくな
り、精穀筒25の内部圧力をある程度まで高め、穀粒と
砥粒aとの接触圧力を大きくすることが可能となる。そ
して、これにより精穀効率を向上させることが可能とな
る。
エネルギーが穀粒相互の間及び穀粒と精穀筒25内面と
の間の無効摩擦による発熱に消費される率が低いため、
精穀時の穀粒の温度上昇が僅かである。したがって、穀
粒が高温になって乾燥することが防止されるので、例え
ばアトピー性皮膚炎患者用の飯用米を得るために玄米を
歩留率75〜76%まで精穀した場合でも、得られた飯
用米は、炊飯する際に米粒が急激に吸水して割れること
がなく、歩留率90%前後に精穀した一般的な飯用米と
同様、飯粒がしっかりとした、極めて食感の良い米飯に
炊飯できるものとなる。
ため、精穀ロール10の長さLと直径Dとの比率(L/
D)を、従来の研削式の精穀ロールよりも大きくすると
ともに、これに応じて精穀筒25も長くして、精穀筒2
5内での穀粒の滞留時間が長くなるように構成すること
も可能であり、これによっても精穀効率を向上させるこ
とが可能となる。
から排出された穀粒を昇降機(不図示)等により導入口
25aに戻す循環型に構成した場合、従来の研削式の精
穀機よりも少ない循環回数で所望の歩留率まで精穀でき
ることになって、精穀作業の作業性が向上するので、酒
造用米や麦の精穀も容易に行なえる。
筒内の穀粒を踊らせるような状態に攪拌しながら研削し
ていたので、砥粒と接触する際の穀粒の向きが不揃いで
あって、低歩留率まで精穀すればするほど、穀粒が球形
に近付いていくことになったが、この精穀機20では穀
粒を密度が高まった状態で研削するので、穀粒の向きが
ある程度揃えられることになって、元の穀粒と相似した
形状に精穀することができる。
4aには切欠部24bが形成されており、精穀ロール1
0の周囲の穀粒が詰まり気味になってきた場合には、穀
粒は切欠部24bを経て螺旋突条24aの背後側に逃れ
ることができるため、精穀ロール10の搬送能力を超え
た量の穀粒が送穀ロール24によって精穀ロール10周
面と精穀筒25内面との間に送り込まれ、これにより穀
粒が精穀ロール10の周囲に詰まる危険もない。
を用いれば、砥粒aの磨耗は極めて遅くなるが、それで
も長期間使用するうちには、突条10aの穀粒搬送方向
下流側の面の、図6に符号dで示す部分の砥粒aが磨耗
して、切れ味が鈍ってくることも考えられる。そのよう
な場合、この実施形態では、精穀ロール10をいったん
回転軸23から引き抜き、反対向きに回転軸23に差し
嵌めて固定することにより、それまで突条10aの穀粒
搬送方向上流側に位置していて砥粒aがそれほど磨耗し
ていない面を穀粒搬送方向下流側に位置させて使用する
ことができて、突条10aの片面のみしか使用できない
ものに比べて、精穀ロール10の寿命を実質的に2倍に
することができる。
温には弱いので、その寿命を伸ばすために、精穀ロール
10を冷却することが考えられる。図7は、その冷却手
段の一例として、精穀筒25に給水装置31を取り付
け、ホース32からの水が所定流量で精穀筒25内部に
供給されるように構成した精穀機20を示しており、こ
のような給水装置31から給水し、穀粒を介して精穀ロ
ール10の表面に水を付与すれば、水により精穀ロール
10が冷却されるために、ダイヤモンド砥粒の寿命が長
くなる。なお、精穀ロール10を冷却する冷却手段がこ
れに限定されることはなく、例えば回転軸23を中空状
に形成し、その中空部を通じて供給される冷却媒体によ
り精穀ロール10を冷却するようなものでもよいことは
もちろんである。
り、例えば前記精穀ロール10のように螺旋突条10a
の両面の砥粒aを使用することが必要でない場合は、図
8に示す精穀ロール40のように、螺旋突条40aの、
穀粒搬送方向c下流側の面のみに砥粒aを固着すればよ
い。なお、この場合は、螺旋突条40aの穀粒搬送方向
c上流側の面は、どのような形状でも構わない。
の面は図6及び図8に示した程度に傾斜しているのが望
ましく、この部分が垂直になっていると、精穀筒25内
面との間で穀粒を圧縮できないので、精穀効率が低くな
る。また、穀粒搬送方向下流側の面から螺旋突条の頂部
にかけては、ゆるやかな曲面状に形成されていることが
望ましく、この部分に鋭角に尖った箇所があると、その
尖った部分の砥粒のみが磨耗したり脱落したりしやすく
なって、好ましくない。
したが、螺旋突条は二条以上であってもよい。また、砥
粒を精穀ロールの表面に固着する固着手段は前記した金
属メッキ層に限られず、充分な強度さえ得られれば、接
着剤でも構わない。
精穀ロールが回転駆動されたときに螺旋突条により穀粒
を軸方向に搬送するとともに、搬送される穀粒の表面を
砥粒により研削するようになっているので、精穀ロール
の周囲で穀粒がブロッキングを起こす危険性が低い。し
たがって、精穀筒の内部圧力をある程度まで高めて、穀
粒と砥粒との接触圧力を大きくすることができて、精穀
効率を向上させることが可能となる。
穀粒と精穀筒内面との間の無効摩擦による発熱が少ない
ため、精穀時の穀粒の温度上昇が僅かである。したがっ
て、穀粒が高温になって乾燥することが防止されるの
で、例えば玄米を歩留率75〜76%まで精穀した場合
でも、極めて食感の良い米飯に炊飯可能な飯用米が得ら
れる。
である。
面図である。
ある。
正面図である。
筒の要部拡大断面図である。
拡大断面図である。
面図である。
に切断して示した断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 軸状に形成された精穀ロールであって、 周面に沿って螺旋突条が形成されるとともに、この螺旋
突条の表面の少なくとも一部に砥粒を備えており、 回転駆動されたときに螺旋突条により穀粒を軸方向に搬
送するとともに、搬送される穀粒の表面を砥粒により研
削するように構成されていることを特徴とする精穀ロー
ル。 - 【請求項2】 砥粒が、螺旋突条の表面に固着手段によ
り固着されてなる請求項1に記載の精穀ロール。 - 【請求項3】 砥粒が、ダイヤモンド,サファイア,ジ
ルコニア系セラミックス等の超硬砥粒である請求項2に
記載の精穀ロール。 - 【請求項4】 一端側に穀粒の導入口を有し他端側に穀
粒の排出口を有する精穀筒と、この精穀筒の内部で回転
駆動される軸状の精穀ロールとを備え、 前記精穀ロールは、周面に沿って螺旋突条が形成される
とともに、この螺旋突条の表面の少なくとも一部に砥粒
が固着手段により固着されており、 導入口から精穀筒内に導入された穀粒を精穀ロールの螺
旋突条により排出口に向けて搬送するとともに、搬送さ
れる穀粒の表面を砥粒により研削するように構成されて
いることを特徴とする精穀機。 - 【請求項5】 精穀ロールを冷却する冷却手段を備えて
なる請求項4に記載の精穀機。
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JP34057295A JP3535641B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 精穀ロール及び精穀機 |
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-
1995
- 1995-12-27 JP JP34057295A patent/JP3535641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031104 |
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A521 | Written amendment |
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