JPH09168412A - スライドファスナー用スライダー - Google Patents
スライドファスナー用スライダーInfo
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- JPH09168412A JPH09168412A JP7333189A JP33318995A JPH09168412A JP H09168412 A JPH09168412 A JP H09168412A JP 7333189 A JP7333189 A JP 7333189A JP 33318995 A JP33318995 A JP 33318995A JP H09168412 A JPH09168412 A JP H09168412A
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- JP
- Japan
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- slider
- pull tab
- slide fastener
- recessed
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/26—Sliders
- A44B19/30—Sliders with means for locking in position
- A44B19/308—Sliders with means for locking in position in the form of a spring-actuated locking member actuated by the pull member
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/26—Sliders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2561—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material
- Y10T24/2586—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including pull tab attaching means
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライダー胴体の強度アップと引手の把握の
容易性および操作の円滑性を図る。 【構成】 スライダー胴体１の上翼板６上面に設けた一
対の引手取付柱１１の基部周辺に胴体１面より凸出する
凸出面１２を設け、上翼板６と取付柱１１とを補強し、
この取付柱１１間に枢着する引手２は、枢軸２１を中心
として凸出面１２に当接し、凸出面１２を収容できる凹
窪面２３を凹設し、引手２の摘み部２０の両側を分厚く
形成して把握し易く形成し、冬期手袋を着用してもスラ
イダー操作が円滑に行える。
容易性および操作の円滑性を図る。 【構成】 スライダー胴体１の上翼板６上面に設けた一
対の引手取付柱１１の基部周辺に胴体１面より凸出する
凸出面１２を設け、上翼板６と取付柱１１とを補強し、
この取付柱１１間に枢着する引手２は、枢軸２１を中心
として凸出面１２に当接し、凸出面１２を収容できる凹
窪面２３を凹設し、引手２の摘み部２０の両側を分厚く
形成して把握し易く形成し、冬期手袋を着用してもスラ
イダー操作が円滑に行える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライドファス
ナー用スライダーが胴体と引手とから構成された自由ス
ライダー、あるいは停止装置付スライダー、また胴体、
引手、爪杆、板バネ、カバーとから構成された自動停止
装置付スライダーなどであって、スライダーの胴体上面
に引手装着部が装備された形態のスライドファスナー用
スライダーに関するものである。
ナー用スライダーが胴体と引手とから構成された自由ス
ライダー、あるいは停止装置付スライダー、また胴体、
引手、爪杆、板バネ、カバーとから構成された自動停止
装置付スライダーなどであって、スライダーの胴体上面
に引手装着部が装備された形態のスライドファスナー用
スライダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスライドファスナー用スライダー
は、引手装着部における引手取付柱は胴体の上翼板上に
単純に立設されたタイプのものであり、引手は平板の短
冊形のものが多く用いられ、また長方体の摘み片からな
る引手を環状の連結環によって引手装着部に取付けた形
態のものが一般に知られている。
は、引手装着部における引手取付柱は胴体の上翼板上に
単純に立設されたタイプのものであり、引手は平板の短
冊形のものが多く用いられ、また長方体の摘み片からな
る引手を環状の連結環によって引手装着部に取付けた形
態のものが一般に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた公知のス
ライドファスナー用スライダーは、引手装着部における
引手取付柱が上翼板上に単純に立設されたタイプであ
り、この立設された取付柱または取付柱間に引手の枢軸
を装着させるが、胴体に設置する取付柱の設置個所の補
強は何らなされていないため、頑丈な強度アップされた
スライダーとはいえず、したがって強力な引張力に耐え
得るスライダーは期待できないという問題点がある。
ライドファスナー用スライダーは、引手装着部における
引手取付柱が上翼板上に単純に立設されたタイプであ
り、この立設された取付柱または取付柱間に引手の枢軸
を装着させるが、胴体に設置する取付柱の設置個所の補
強は何らなされていないため、頑丈な強度アップされた
スライダーとはいえず、したがって強力な引張力に耐え
得るスライダーは期待できないという問題点がある。
【０００４】またスライダーの胴体に装備された引手が
単板の場合、冬期においてスキーウエアなどに装備され
たスライドファスナーを戸外でスライダーの開閉操作を
行うとき、手袋を着用したままでは、引手を把握するの
がきわめて困難で引手操作が面倒である。また長方体の
引手の場合は、引手の把握は容易であるが、連結環を介
して装着されているため、安定した引手操作ができずス
ライダーの円滑な操作が望めないという問題点がある。
単板の場合、冬期においてスキーウエアなどに装備され
たスライドファスナーを戸外でスライダーの開閉操作を
行うとき、手袋を着用したままでは、引手を把握するの
がきわめて困難で引手操作が面倒である。また長方体の
引手の場合は、引手の把握は容易であるが、連結環を介
して装着されているため、安定した引手操作ができずス
ライダーの円滑な操作が望めないという問題点がある。
【０００５】この発明は、上述の問題点を考慮し発明さ
れたものであり、請求項１記載の発明は、スライダーの
厚さは従来品と同厚であるが、引手取付柱の設置個所の
胴体を補強しスライダーの強度アップを図り、かつ胴体
上の補強部と連係した形態の引手に形成し、手袋を着用
した状態でも容易に引手を把握し、安定したスライダー
操作が行える頑丈なスライドファスナー用スライダーを
提供することが主たる目的である。
れたものであり、請求項１記載の発明は、スライダーの
厚さは従来品と同厚であるが、引手取付柱の設置個所の
胴体を補強しスライダーの強度アップを図り、かつ胴体
上の補強部と連係した形態の引手に形成し、手袋を着用
した状態でも容易に引手を把握し、安定したスライダー
操作が行える頑丈なスライドファスナー用スライダーを
提供することが主たる目的である。
【０００６】請求項２、３記載の発明は、請求項１記載
の発明の目的に加え、特にスライドファスナーにおける
自動停止装置付スライダーに適した形態のスライダーで
あって、スライダーの強度アップおよび操作の容易性を
図ったスライドファスナー用スライダーを提供すること
が目的である。
の発明の目的に加え、特にスライドファスナーにおける
自動停止装置付スライダーに適した形態のスライダーで
あって、スライダーの強度アップおよび操作の容易性を
図ったスライドファスナー用スライダーを提供すること
が目的である。
【０００７】請求項４、５、６記載の発明は、請求項
１、２または３記載の発明の目的に加え、引手の形態を
特定することによって、スライダー胴体に対し、引手を
安定した状態で装着することができ、そのうえ引手の把
握が容易であり、かつ引手に装飾機能を兼備させた体裁
のよいスライドファスナー用スライダーを提供すること
が目的である。
１、２または３記載の発明の目的に加え、引手の形態を
特定することによって、スライダー胴体に対し、引手を
安定した状態で装着することができ、そのうえ引手の把
握が容易であり、かつ引手に装飾機能を兼備させた体裁
のよいスライドファスナー用スライダーを提供すること
が目的である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、スライダー
の胴体１の上翼板６に立設した引手取付柱１１の基部周
辺に、上翼板６の上面に凸出する凸出面１２を形成して
補強するとともに、胴体１に対し回動自在に取付けられ
る引手２の枢軸２１の近傍に、前記上翼板６に凸設した
凸出面１２が当接し遊嵌できる凹状の凹窪面２３を摘み
部２０の表裏に凹設したスライドファスナー用スライダ
ーを主な構成とするものである。
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、スライダー
の胴体１の上翼板６に立設した引手取付柱１１の基部周
辺に、上翼板６の上面に凸出する凸出面１２を形成して
補強するとともに、胴体１に対し回動自在に取付けられ
る引手２の枢軸２１の近傍に、前記上翼板６に凸設した
凸出面１２が当接し遊嵌できる凹状の凹窪面２３を摘み
部２０の表裏に凹設したスライドファスナー用スライダ
ーを主な構成とするものである。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、スライダーにおける胴体１の上翼板６
の前後に一対の取付柱１１を立設し、この取付柱１１の
基部周辺に、上翼板６の上面に凸出する凸出面１２を形
成して補強し、前後の取付柱１１間に引手２の枢軸２１
を配置して装備したスライドファスナー用スライダーで
ある。
明の構成に加え、スライダーにおける胴体１の上翼板６
の前後に一対の取付柱１１を立設し、この取付柱１１の
基部周辺に、上翼板６の上面に凸出する凸出面１２を形
成して補強し、前後の取付柱１１間に引手２の枢軸２１
を配置して装備したスライドファスナー用スライダーで
ある。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、スライダーにおける胴体１の
上翼板６の前後に立設した取付柱１１間に配した凸出面
１２に、引手２の枢軸２１が遊嵌し配置できる凹溝状の
横溝２６を上翼板６と同一面に設けたスライドファスナ
ー用スライダーである。
記載の発明の構成に加え、スライダーにおける胴体１の
上翼板６の前後に立設した取付柱１１間に配した凸出面
１２に、引手２の枢軸２１が遊嵌し配置できる凹溝状の
横溝２６を上翼板６と同一面に設けたスライドファスナ
ー用スライダーである。
【００１１】請求項４記載の発明は、請求項１、２また
は３記載の発明の構成に加え、引手２に設けた凹窪面２
３から摘み部２０の先端にかけて、凹窪面２３と同一面
に配された凹陥面２４を中央に連設して摘み部２０の両
側を凸出させたスライドファスナー用スライダーであ
る。
は３記載の発明の構成に加え、引手２に設けた凹窪面２
３から摘み部２０の先端にかけて、凹窪面２３と同一面
に配された凹陥面２４を中央に連設して摘み部２０の両
側を凸出させたスライドファスナー用スライダーであ
る。
【００１２】請求項５記載の発明は、請求項４記載の発
明の構成に加え、引手２の表裏両面に設けた凹窪面２３
と凹陥面２４の表面に、他の摘み部２０の表面と異なる
小凸起が群設された粗面２５に形成したスライドファス
ナー用スライダーである。
明の構成に加え、引手２の表裏両面に設けた凹窪面２３
と凹陥面２４の表面に、他の摘み部２０の表面と異なる
小凸起が群設された粗面２５に形成したスライドファス
ナー用スライダーである。
【００１３】請求項６記載の発明は、請求項４または５
記載の発明の構成に加え、引手２の枢軸２１の両外端を
胴体１の外形と合致させるとともに、摘み部２０の外形
を先細の弛緩状の輪郭に形成したスライドファスナー用
スライダーである。
記載の発明の構成に加え、引手２の枢軸２１の両外端を
胴体１の外形と合致させるとともに、摘み部２０の外形
を先細の弛緩状の輪郭に形成したスライドファスナー用
スライダーである。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明のスライドファス
ナー用スライダーの実施の形態について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。
ナー用スライダーの実施の形態について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【００１５】図１〜４に示したスライドファスナー用ス
ライダーは、胴体１、引手２、爪杆３、板バネ４、カバ
ー５から構成された自動停止装置付スライダーであっ
て、金属製の各パーツから形成されている。胴体１は上
翼板６、下翼板７が案内柱８によって連結され、上翼板
６と下翼板７の両側は屈曲したフランジ９が設けられ、
ファスナーエレメントをガイドするガイド溝１０が形成
されている。
ライダーは、胴体１、引手２、爪杆３、板バネ４、カバ
ー５から構成された自動停止装置付スライダーであっ
て、金属製の各パーツから形成されている。胴体１は上
翼板６、下翼板７が案内柱８によって連結され、上翼板
６と下翼板７の両側は屈曲したフランジ９が設けられ、
ファスナーエレメントをガイドするガイド溝１０が形成
されている。
【００１６】上翼板６の上面には前後に配された一対の
取付柱１１が立設され、この取付柱１１の基部周辺に上
翼板６の上面に一段と凸出する長円形の凸出面１２が形
成され、上翼板６および取付柱１１を補強している。そ
して取付柱１１の対向面は傾斜したガイド面１３が形成
され、引手２の枢軸２１を滑動する。また取付柱１１の
上面中央には固定用突片１４が突設され、両取付柱１１
間に載架された板バネ４を固定する。さらに取付柱１１
の両側基部には凹部１７が設けられ、カバー５の側面を
加締め加工してカバー５を取付柱１１に固定する。
取付柱１１が立設され、この取付柱１１の基部周辺に上
翼板６の上面に一段と凸出する長円形の凸出面１２が形
成され、上翼板６および取付柱１１を補強している。そ
して取付柱１１の対向面は傾斜したガイド面１３が形成
され、引手２の枢軸２１を滑動する。また取付柱１１の
上面中央には固定用突片１４が突設され、両取付柱１１
間に載架された板バネ４を固定する。さらに取付柱１１
の両側基部には凹部１７が設けられ、カバー５の側面を
加締め加工してカバー５を取付柱１１に固定する。
【００１７】さらに一方の取付柱１１の内側基部には爪
杆３の基部を収容するための凹部１５が設けられ、その
両側には板バネ４を載置するための載台１６が設けら
れ、他方の取付柱１１の内側基部には爪杆３の停止爪１
７が挿通できる爪孔１８が穿設され、その両側には板バ
ネ４を載置するための載台１９が設けられ、爪杆３およ
びその上面に板バネ４を配して引手２の枢軸２１の作動
よって停止機能が働くように形成されている。
杆３の基部を収容するための凹部１５が設けられ、その
両側には板バネ４を載置するための載台１６が設けら
れ、他方の取付柱１１の内側基部には爪杆３の停止爪１
７が挿通できる爪孔１８が穿設され、その両側には板バ
ネ４を載置するための載台１９が設けられ、爪杆３およ
びその上面に板バネ４を配して引手２の枢軸２１の作動
よって停止機能が働くように形成されている。
【００１８】引手２は摘み部２０の一端に枢軸２１が設
けられ、この枢軸２１を中心としてカバー５が嵌入でき
る透孔２２が穿設され、この透孔２２の周囲に前記上翼
板６の上面に配設した凸出面１２と当接し、かつ凸出面
１２を収容できる同形の凹窪面２３が摘み部２０の表裏
に設けられ、その両側は分厚く形成されて把握し易くな
っている。
けられ、この枢軸２１を中心としてカバー５が嵌入でき
る透孔２２が穿設され、この透孔２２の周囲に前記上翼
板６の上面に配設した凸出面１２と当接し、かつ凸出面
１２を収容できる同形の凹窪面２３が摘み部２０の表裏
に設けられ、その両側は分厚く形成されて把握し易くな
っている。
【００１９】摘み部２０の長手方向の中央部に、先端に
向って透孔２２から凹窪面２３と同厚の凹陥面２４が表
裏に形成され、かつ凹窪面２３と凹陥面２４の表面に
は、他の摘み部２０の表面とは異なり、小凸起が群設さ
れた粗面２５が形成され、装飾的要素を具備させる。ま
た摘み部２０における枢軸２１は、凹窪面２３と略同厚
に形成され、そして両外端は上翼板６の外形と合致し、
かつ摘み部２０の外形は先端に向って先細の弛緩状の輪
郭を描くように形成され、引手２を垂下させたとき、た
とえば図２に示すようにきわめて美麗な形態を現出する
ように形成されている。なお引手２の摘み部２０におけ
る凹陥面２４の両側には、凹陥面２４と同様の表面形態
の装飾的な凹部２８が凹設され、一層美麗な引手に仕上
げる。
向って透孔２２から凹窪面２３と同厚の凹陥面２４が表
裏に形成され、かつ凹窪面２３と凹陥面２４の表面に
は、他の摘み部２０の表面とは異なり、小凸起が群設さ
れた粗面２５が形成され、装飾的要素を具備させる。ま
た摘み部２０における枢軸２１は、凹窪面２３と略同厚
に形成され、そして両外端は上翼板６の外形と合致し、
かつ摘み部２０の外形は先端に向って先細の弛緩状の輪
郭を描くように形成され、引手２を垂下させたとき、た
とえば図２に示すようにきわめて美麗な形態を現出する
ように形成されている。なお引手２の摘み部２０におけ
る凹陥面２４の両側には、凹陥面２４と同様の表面形態
の装飾的な凹部２８が凹設され、一層美麗な引手に仕上
げる。
【００２０】次に図５、６に示すスライドファスナー用
スライダーは、前例と同様自動停止装置付スライダーで
あり、前例のスライダーと異なるところは、取付柱１１
間に配設された凸出面１２に、引手２の枢軸２１が遊嵌
し収容できる横溝２６が刻設され、この横溝２６面は上
翼板６の表面と同一面に形成されているほかは同一形態
である。一方引手２は、枢軸２１の径を太くとり、摘み
部２０の分厚い両側部分と同一の厚さに形成し、頑丈な
引手形態に形成されている。
スライダーは、前例と同様自動停止装置付スライダーで
あり、前例のスライダーと異なるところは、取付柱１１
間に配設された凸出面１２に、引手２の枢軸２１が遊嵌
し収容できる横溝２６が刻設され、この横溝２６面は上
翼板６の表面と同一面に形成されているほかは同一形態
である。一方引手２は、枢軸２１の径を太くとり、摘み
部２０の分厚い両側部分と同一の厚さに形成し、頑丈な
引手形態に形成されている。
【００２１】図７に示したスライドファスナー用スライ
ダーは、自由スライダーと称され、胴体１の上翼板６上
面に立設された取付柱１１の両側に穿設した軸孔に、引
手２の摘み部２０における端部両側から内方に突設した
短尺の枢軸を嵌入し加締め加工して固定し、引手２を回
動自在に枢着したスライダーである。
ダーは、自由スライダーと称され、胴体１の上翼板６上
面に立設された取付柱１１の両側に穿設した軸孔に、引
手２の摘み部２０における端部両側から内方に突設した
短尺の枢軸を嵌入し加締め加工して固定し、引手２を回
動自在に枢着したスライダーである。
【００２２】このスライダーの上翼板６上面に立設され
た取付柱１１の周辺には凸出面１２が設けられ、かつ引
手２の摘み部２０の表面には、この凸出面１２に当接し
収容できる凹窪部２３が凹設され、この凹窪部２３から
摘み部２０の先端にかけて凹陥部２４が形成されている
形態は前例と同様である。
た取付柱１１の周辺には凸出面１２が設けられ、かつ引
手２の摘み部２０の表面には、この凸出面１２に当接し
収容できる凹窪部２３が凹設され、この凹窪部２３から
摘み部２０の先端にかけて凹陥部２４が形成されている
形態は前例と同様である。
【００２３】さらに、図示を省略したが、図７に示した
形態のスライダーであって、引手の裏面に停止爪を設
け、上翼板に穿設した爪孔に嵌挿できる停止装置付スラ
イダーにも用いることができる。
形態のスライダーであって、引手の裏面に停止爪を設
け、上翼板に穿設した爪孔に嵌挿できる停止装置付スラ
イダーにも用いることができる。
【００２４】図８に示すように、上翼板６の長手方向に
長い立方体形の取付柱１１を上翼板６上に立設し、この
取付柱１１の側面に枢軸用の摺動溝２７を横設し、この
摺動溝２７に引手２の短尺に枢軸２１を遊嵌させ、引手
２を摺動自在に枢着した自由スライダーにも適用でき、
上翼板６上面に長円形の凸出面１２を凸設し、引手２の
表裏には凹窪面２３および凹陥面２４を凹設し、凸出面
１２と凹窪面２３とを対向させることもできる。
長い立方体形の取付柱１１を上翼板６上に立設し、この
取付柱１１の側面に枢軸用の摺動溝２７を横設し、この
摺動溝２７に引手２の短尺に枢軸２１を遊嵌させ、引手
２を摺動自在に枢着した自由スライダーにも適用でき、
上翼板６上面に長円形の凸出面１２を凸設し、引手２の
表裏には凹窪面２３および凹陥面２４を凹設し、凸出面
１２と凹窪面２３とを対向させることもできる。
【００２５】
【発明の効果】この発明のスライドファスナー用スライ
ダーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成に
よって下記の効果を奏する。
ダーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成に
よって下記の効果を奏する。
【００２６】この発明のうち請求項１記載の発明は、胴
体の上翼板に立設した取付柱の基部周辺に凸出面を凸設
し、引手の枢軸を中心に凸出面と当接遊嵌できる凹窪面
を凹設したことによって、上翼板および取付柱が補強さ
れ、頑丈なスライダー胴体が得られ、また引手には凹窪
部が凹設されているので、引手が胴体に当接しても凸出
面の逃げ場が形成され、スライダーの厚さを厚く形成す
る必要はないが引手は厚く形成することができるから、
手袋を着用していても容易に引手を把握することがで
き、円滑なスライダー操作ができる効果がある。
体の上翼板に立設した取付柱の基部周辺に凸出面を凸設
し、引手の枢軸を中心に凸出面と当接遊嵌できる凹窪面
を凹設したことによって、上翼板および取付柱が補強さ
れ、頑丈なスライダー胴体が得られ、また引手には凹窪
部が凹設されているので、引手が胴体に当接しても凸出
面の逃げ場が形成され、スライダーの厚さを厚く形成す
る必要はないが引手は厚く形成することができるから、
手袋を着用していても容易に引手を把握することがで
き、円滑なスライダー操作ができる効果がある。
【００２７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、上翼板に一対の取付柱を立設して凸出
面を凸設したので、自動停止装置付スライダーに簡単に
用いることでき、頑丈な自動停止装置付スライドファス
ナーに仕上げることができる効果がある。
明の効果に加え、上翼板に一対の取付柱を立設して凸出
面を凸設したので、自動停止装置付スライダーに簡単に
用いることでき、頑丈な自動停止装置付スライドファス
ナーに仕上げることができる効果がある。
【００２８】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の効果に加え、取付柱間に凸設した凸出面
に、引手の枢軸が遊嵌できる横溝を設けたことによっ
て、引手の枢軸を太く形成することができるから、強力
な引張力を要するスライダーとして好適で、頑丈でしか
も引手が安定した状態で保持できる自動停止装置付スラ
イドファスナーに仕上げることができる効果がある。
記載の発明の効果に加え、取付柱間に凸設した凸出面
に、引手の枢軸が遊嵌できる横溝を設けたことによっ
て、引手の枢軸を太く形成することができるから、強力
な引張力を要するスライダーとして好適で、頑丈でしか
も引手が安定した状態で保持できる自動停止装置付スラ
イドファスナーに仕上げることができる効果がある。
【００２９】請求項４記載の発明は、請求項１、２また
は３記載の発明の効果に加え、引手の摘み部に凹陥面を
凹設することによって、引手の両側を凸出状態に形成し
厚手の引手に形成することができるから、引手の把握が
きわめて容易にできる効果がある。
は３記載の発明の効果に加え、引手の摘み部に凹陥面を
凹設することによって、引手の両側を凸出状態に形成し
厚手の引手に形成することができるから、引手の把握が
きわめて容易にできる効果がある。
【００３０】請求項５記載の発明は、請求項４記載の発
明の効果に加え、引手の凹窪面および凹陥面の表面を他
の面とは異なり粗面に形成したことによって、引手に装
飾的機能が備えられ、体裁のよい異色のスライダーが得
られ、服飾品として利用できる効果がある。
明の効果に加え、引手の凹窪面および凹陥面の表面を他
の面とは異なり粗面に形成したことによって、引手に装
飾的機能が備えられ、体裁のよい異色のスライダーが得
られ、服飾品として利用できる効果がある。
【００３１】請求項６記載の発明は、請求項４または５
記載の発明の効果に加え、引手の枢軸の両外端を胴体の
外形に合致させ、摘み部の外形を先細の弛緩状の輪郭に
形成したことによって、美的感覚に優れたスライダーに
仕上げることができ、意匠的に見栄えのするスライドフ
ァスナーに仕上げられる効果があるなど、この発明の効
果はきわめて顕著である。
記載の発明の効果に加え、引手の枢軸の両外端を胴体の
外形に合致させ、摘み部の外形を先細の弛緩状の輪郭に
形成したことによって、美的感覚に優れたスライダーに
仕上げることができ、意匠的に見栄えのするスライドフ
ァスナーに仕上げられる効果があるなど、この発明の効
果はきわめて顕著である。
【図１】自動停止装置付スライダーの分解斜視図であ
る。
る。
【図２】同上スライダーの平面図である。
【図３】同上スライダーの正面図である。
【図４】同上スライダーの縦断面図である。
【図５】他の自動停止装置付スライダーの分解斜視図で
ある。
ある。
【図６】同上スライダーの平面図である。
【図７】自由スライダーの平面図である。
【図８】他の自由スライダーの平面図である。
１ 胴体 ２ 引手 ６ 上翼板 １１ 取付柱 １２ 凸出面 ２０ 摘み部 ２１ 枢軸 ２３ 凹窪面 ２４ 凹陥面 ２５ 粗面 ２６ 横溝
Claims (6)
- 【請求項１】 胴体１の上翼板６に立設した引手取付柱
１１の基部周辺に上翼板６の上面に凸出する凸出面１２
を形成するとともに、胴体１に回動自在に取付けられる
引手２の枢軸２１の近傍に前記凸出面１２が当接遊嵌で
きる凹窪面２３を表裏に凹設したことを特徴とするスラ
イドファスナー用スライダー。 - 【請求項２】 胴体１の上翼板６の前後に一対の取付柱
１１を立設し、該取付柱１１の周辺に凸出面１２を形成
し、取付柱１１間に引手２の枢軸２１を配装してなる請
求項１記載のスライドファスナー用スライダー。 - 【請求項３】 胴体１の上翼板６に立設した一対の取付
柱１１間の凸出面１２に、引手２の枢軸２１が遊嵌可能
な横溝２６を設けてなる請求項１または２記載のスライ
ドファスナー用スライダー。 - 【請求項４】 引手２の凹窪面２３から摘み部２０の先
端にかけて凹窪面２３と同一面の凹陥面２４を中央に連
設し、摘み部２０の両側を凸出させてなる請求項１、２
または３記載のスライドファスナー用スライダー。 - 【請求項５】 引手２の凹窪面２３および凹陥面２４の
表面を他の摘み部２０の表面と異なる粗面２５に形成し
てなる請求項４記載のスライドファスナー用スライダ
ー。 - 【請求項６】 引手２の枢軸２１の両外端を胴体１の外
形と合致させるとともに、摘み部２０の外形を先細の弛
緩状の輪郭に形成してなる請求項４または５記載のスラ
イドファスナー用スライダー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333189A JPH09168412A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スライドファスナー用スライダー |
| TW087220805U TW365119U (en) | 1995-12-21 | 1996-11-22 | Slider for slide fastener |
| IT96TO001016A IT1289739B1 (it) | 1995-12-21 | 1996-12-12 | Cursore per cerniera lampo |
| KR1019960066402A KR100214179B1 (ko) | 1995-12-21 | 1996-12-16 | 슬라이드 파스너용 슬라이더 |
| US08/769,898 US5729874A (en) | 1995-12-21 | 1996-12-19 | Slider for slide fastener |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333189A JPH09168412A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スライドファスナー用スライダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168412A true JPH09168412A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18263309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7333189A Pending JPH09168412A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | スライドファスナー用スライダー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5729874A (ja) |
| JP (1) | JPH09168412A (ja) |
| KR (1) | KR100214179B1 (ja) |
| IT (1) | IT1289739B1 (ja) |
| TW (1) | TW365119U (ja) |
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| WO2012177003A2 (ko) * | 2011-06-21 | 2012-12-27 | Jung Ji Ong | 슬라이드 파스너용 자동 잠김 슬라이더 |
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| US11006703B2 (en) * | 2016-04-01 | 2021-05-18 | Shah Technologies, LLC | Metal one piece slide and pull for slide fastener |
| US10492573B2 (en) | 2018-02-02 | 2019-12-03 | Talon Technologies, Inc. | Zipper slider with attachment |
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-
1995
- 1995-12-21 JP JP7333189A patent/JPH09168412A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-22 TW TW087220805U patent/TW365119U/zh unknown
- 1996-12-12 IT IT96TO001016A patent/IT1289739B1/it active IP Right Grant
- 1996-12-16 KR KR1019960066402A patent/KR100214179B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-12-19 US US08/769,898 patent/US5729874A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| US5729874A (en) | 1998-03-24 |
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| ITTO961016A1 (it) | 1998-06-12 |
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| IT1289739B1 (it) | 1998-10-16 |
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