[go: up one dir, main page]

JPH09161845A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

Info

Publication number
JPH09161845A
JPH09161845A JP7323307A JP32330795A JPH09161845A JP H09161845 A JPH09161845 A JP H09161845A JP 7323307 A JP7323307 A JP 7323307A JP 32330795 A JP32330795 A JP 32330795A JP H09161845 A JPH09161845 A JP H09161845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
battery
negative electrode
carbonate
electrolyte solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7323307A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yoshio
真幸 芳尾
Yoshihiko Mori
吉彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP7323307A priority Critical patent/JPH09161845A/ja
Publication of JPH09161845A publication Critical patent/JPH09161845A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高容量で繰り返し安定性に優れた非水電解液
二次電池を提供する。 【解決手段】 リチウムイオン二次電池の非水電解液と
して、溶媒が、ドナー数14〜20の高活性溶媒(S)
と、ドナー数10以下の低活性溶媒との混合溶媒であ
り、高活性溶媒(S)とリチウムイオンのモル比(S/
Li)が3.0以下であるのものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は、高容量で繰り返
し安定性に優れた非水電解液二次電池(電解質を有機溶
媒に溶解させた溶液を電解液(電解質溶液)とする二次
電池)に関し、特にその非水電解液の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、リチウムイオン二次電池等の非水
電解液二次電池は、高いエネルギー密度を有することか
ら注目を集めている。従来、この種の電池では、非水電
解液を構成する溶媒として、プロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、γーブチロラクトン、1、2ー
ジメトキシエタン、ジメチルカーボネート、ジエチルカ
ーボネート、エチルメチルカーボネート、テトラヒドロ
フラン、1、3ージオキソランなどの一種または二種以
上の混合物が使用されている。
【0003】また、上記溶媒に溶解して用いられる電解
質としては、LiBF4 ,LiPF 6 ,CF3 SO3
i,(CF3 SO2 2 NLiなどの含フッ素リチウム
塩が単独あるいは混合して用いられている。また、負極
材料としては、リチウムの吸蔵・放出が可能な炭素材料
が主に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
溶質を前述の非水溶媒に溶解した溶液を電解液として有
する二次電池では、充放電の繰り返しによって電解液の
分解が徐々に起こり、電池の容量が低下していく傾向が
ある。この傾向は、負極に炭素材料を用いたときにも一
般的に見られ、さらにグラファイトを用いたときその傾
向はいっそう強くなる。
【0005】例えば、グラファイトを負極に用い、プロ
ピレンカーボネートのみを電解液の溶媒として用いた電
池では、プロピレンカーボネートがグラファイト負極上
で分解され易いため充電ができ難く、容量の極めて低い
電池となるか、充放電の繰り返しによる容量の低下が大
きいものとなり、二次電池としての性能に劣るという問
題点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決することを課題とし、高容量で、繰り返し安定性に
優れた非水電解液二次電池を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者らは、リチウム二次電池の繰り返し安定性
と非水電解液の関係について鋭意検討した結果、電解液
の分解は、溶媒のドナー数が大きい場合に、溶質である
リチウムイオンに溶媒和していない遊離の溶媒分子によ
って生じることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】すなわち、本発明の非水電解液二次電池
は、負極活物質が、充電時にリチウムイオンを吸蔵し、
且つ放電時にリチウムイオンを放出する材料であり、電
解質溶液が、有機溶媒にリチウム化合物を溶解した溶液
である非水電解液二次電池において、前記有機溶媒は、
ドナー数が14〜20の高活性溶媒と、ドナー数が10
以下の低活性溶媒との混合溶媒であり、前記電解質溶液
は、前記高活性溶媒(S)とリチウムイオン(Li+
のモル比(S/Li)が3.0以下であることを特徴と
するものである。
【0009】前記負極活物質としては、種々の形態のグ
ラファイト、コークス、ハードカーボン、ソフトカーボ
ンなどの炭素質材料、導電性高分子、リチウム金属、リ
チウム合金が用いられるが、請求項2のように、前記負
極活物質が、X線回折により求められる面間隔
(d002 )が0.3365nm以上の炭素材料であると
好適である。
【0010】ここで、前記面間隔(d002 )は、CuK
α線を用いたX線回折から学振法により求めた値であ
る。また、溶媒のドナー数(以下、「DN」と略記す
る。)とは、ウィーン工科大学のV.グットマン教授に
より報告されている、溶媒の金属イオンへの配位力を表
すパラメータである。
【0011】ドナー数の大きい溶媒(活性溶媒:S)と
小さい溶媒の混合溶媒中のリチウムイオン(Li+ )に
おいては、各々のドナー数の差が3以上であれば、ドナ
ー数の大きい溶媒が優先的に配位する。そして、リチウ
ムイオン「1」に対して活性溶媒Sが「3.0」以下に
なるように、前記混合溶媒にリチウム化合物を溶解させ
れば、モル比(S/Li)が3.0以下となる例えばL
iS3 + 、LiS2.5 + 、LiS2 + などの溶媒和錯体
が生成する。一般に、リチウムイオンに対して溶媒は3
分子以上配位することが知られている。
【0012】したがって、本発明の電解質溶液のよう
に、高活性溶媒(S)とリチウムイオン(Li+ )のモ
ル比(S/Li)が3.0以下であれば、溶媒和しない
遊離の溶媒分子が実質的になくなり、この高活性溶媒S
は分解され難くなる。また、前記面間隔(d002 )が
0.3365nm以上の炭素材料を負極活物質として用
いると、高活性溶媒の分解がより一層抑えられて、充放
電の繰り返しによる容量の低下が小さくなる。
【0013】V.グットマン教授により報告されたドナ
ー数は、溶媒と五塩化アンチモンとの反応で生成する熱
をKcal/molの単位で示したものであるが、この
方法は五塩化アンチモンの吸湿性が強く測定が非常に困
難である。そのため、ドナー数が知られているのは電解
液溶媒として用いられる溶媒のごく一部である。そこ
で、本発明におけるドナー数は、K.Tabata等Ana.Sci.,1
0,p383(1994)、K.Sone等"Inorganic Thermochromism"Sp
ringer,New York,p98(1987) に示されている分光光度法
を用いて下記のようにして求めた値である。すなわち、
対象となる溶媒中にアセチルアセトンVO錯体(VO(a
cac)2 )を10-4mol/l となるように溶解した溶液につ
いて吸収スペクトルを測定し、可視部に出現する2つの
吸収ピークの中心波長λI (長波長側)、λII(短波長
側)を下記の(A)式に代入することにより、ドナー数
Dを計算する。
【0014】 D=1.19×105 [(1/λII)ー(1/λI )]‥‥(A) V.グットマン教授によるドナー数DNが既知である溶
媒について、上記方法でドナー数Dを求めたところ、求
めたドナー数DとV.グットマン教授によるドナー数D
Nとは線形関係にあるため、これを利用してD値からD
N値を換算した値をドナー数とした。
【0015】本発明の高活性溶媒Sとしては、ドナー数
が14〜20であればいかなる溶媒でも用いることがで
きるが、特に、環状炭酸エステル、環状エステル、鎖状
エステル、環状エーテル、鎖状エーテル、ニトリル類を
用いたとき良好な結果が得られる。ここでいう環状炭酸
エステルとは、下記の一般式(1)で表されるものであ
って、
【0016】
【化1】
【0017】(式中、nは2又は3又は4であり、R1
およびR2 は、水素または任意のアルキル基であって、
両者は同一でも異なるものでもよく、C−C結合で環を
形成していてもよい。) その具体例としては、エチレンカーボネート、プロピレ
ンカーボネート、trans−2,3−ブチレンカーボ
ネート、1,2−ペンテンカーボネート、2,3−ペン
テンカーボネート、1,3−ジオキサ−2−シクロヘキ
サノン、4−メチル−1,3−ジオキサ−2−シクロヘ
キサノン、4−イソプロピル−5,5−ジメチル−1,
3−ジオキサ−2−シクロヘキサノン、シクロヘキシル
カーボネートが挙げられる。
【0018】また、環状エステルとは、下記の一般式
(2)で表されるものであって、
【0019】
【化2】
【0020】(式中、nは2から5の整数であり、R1
およびR2 は、水素または任意のアルキル基であって、
両者は同一でも異なるものでもよい。) その具体例としては、β−ブチロラクトン、γ−ブチロ
ラクトン、2メチルーγ−ブチロラクトン、γ−バレロ
ラクトン、δ−バレロラクトンなどが挙げられる。
【0021】また、鎖状エステルとは、下記の一般式
(3)で表されるものであって、
【0022】
【化3】
【0023】(式中、R1 は水素または任意のアルキル
基であり、R2 は任意のアルキル基である。) その具体例としては、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プ
ロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ペンチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、
プロピオン酸ブチル、酪酸メチル、酪酸エチルなどが挙
げられる。
【0024】また、環状エーテルとしては、例えば、テ
トラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなど
の環状エーテル類、1,3−ジオキソラン、1,4−ジ
オキサン、2−メチルジオキソラン、4−メチルジオキ
ソランなどの環状ジエーテル類が挙げられる。また、鎖
状エーテルとしては、例えば、エチルエーテル、プロピ
ルエーテル、ブチルエーテル、ペンチルエーテル、ヘキ
シルエーテル、フェニルエーテルなどのエーテル類、
1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタ
ン、1,2−ジメトキシプロパン、1,2−ジエトキシ
プロパン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールジブチルエーテルなどのジエーテル類が挙げられ
る。
【0025】また、ニトリル類としては、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル、マロノニトリル、スクシノニト
リル、グルタロニトリル、アジポニトリル、ピメロニト
リル、1,5−ジシアノペンタンなどが挙げられる。ま
た、スルフォラン、2ーメチルスルフォランなどの含硫
黄化合物も良好に用いることができる。
【0026】これらの高活性溶媒は1種のみを用いても
よいし、あるいは2種以上を混合して用いても良い。本
発明の低活性溶媒としては、ドナー数が10以下であれ
ばいかなる溶媒でも用いることができるが、具体的に
は、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート、メチルプロピルカーボネー
ト、ジプロピルカーボネート、エチルプロピルカーボネ
ート、メチルイソプロピルカーボネート、エチルイソプ
ロピルカーボネート、ジイソプロピルカーボネート、メ
チルブチルカーボネート、エチルブチルカーボネート、
ジブチルカーボネートなどが挙げられる。
【0027】これらの低活性溶媒は1種のみを用いても
よいし、あるいは2種以上を混合して用いても良い。本
発明における電解質溶液の濃度は、0.5〜2.0mo
l/dm3 であることが好ましい。本発明の非水電解液
を構成する電解質(リチウム化合物)の具体例として
は、LiPF6 ,LiBF4 ,LiAsF6 ,LiCl
4 ,LiSbF6 ,LiI,LiBr,LiCl,L
iAlCl4 ,LiHF2 ,LiSCN,CF3 SO 3
Li,C4 9 SO3 Li,(CF3 SO2 2 NL
i,(C4 9 SO2 2 NLiなどを用いることがで
きる。
【0028】本発明の二次電池の正極に用いる物質は特
に限定されるものではなく、その目的に応じて適宜選
択、使用することができる。その具体例としては、Ti
2 ,TiS3 ,MoS2 ,MoS3 ,FeS,FeS
2 ,CuCoS4 などの金属硫化物、V2 5 ,V6
13,MoO3 ,MnO2 ,CuO,Cu5 2 10,C
2 3 ,TiO2 などの金属酸化物、NbSe3 ,V
Se2 などの金属セレン化物、LiVO2 ,LiCrO
2 ,LiFeO2 ,LiNiO2 ,LiCoO2,Li
MnO2 ,LiCox Sny 2 ,LiCox Niy
2 ,LiCox Fey 2 などのアルカリ金属含有複合
酸化物が挙げられる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を具体的
な実施例によって詳細に説明する。 〔実施例1〕市販の鱗片状グラファイト((株)中越黒
鉛製、BF−20A、d002 =0.3354nm)の粉
末1重量部に対して、結合剤としてポリフッ化ビニリデ
ン0.05重量部を加え、ジメチルホルムアミドを用い
てペースト状にしたものを、厚さ10μmの銅箔の片面
に乾燥膜厚が95μmになるように塗布することにより
負極を作製した。この負極と厚さ50μmのリチウム箔
からなる正極とを、ポリエチレン製の微多孔膜からなる
セパレーターを介在させて密着することにより単一セル
を形成した。
【0030】また、プロピレンカーボネート(DN=1
5.1)20体積%とメチルブチルカーボネート(DN
=8.4)80体積%との混合溶媒に、LiPF6 を1
mol/dm3 の濃度になるように溶解することにより
電解液を調製した。この電解液の、プロピレンカーボネ
ート(PC)とLiPF6 のモル比(PC/LiP
6 )すなわち(S/Li)は2.3である。
【0031】この電解液に、前記単一セルを窒素雰囲気
下で浸漬し、さらに金属リチウム板を負極の電位を測定
するための参照極として設けて、サイクリックボルタン
メトリーにより充放電特性を調べた。この系で前記単一
セルに電流密度0.4mA/cm2 で電流を流すことに
より、負極のグラファイト中にリチウムイオンを挿入す
ると、この系での充放電特性を示す図1のグラフから分
かるように、初め1.5Vであった負極の電位は徐々に
低下し、グラファイト中にリチウムイオンは0.2V以
下の電位で挿入され、第1回目の挿入量は330mAh
/gであった。次いで、極性を変えて同じ電流密度で電
流を流すことにより、グラファイト中に挿入されたリチ
ウムイオンを脱離した。その総容量は255mAh/g
であった。以後は同じ容量で充放電サイクルの繰り返し
が可能であった。 〔比較例1〕プロピレンカーボネート50体積%、メチ
ルブチルカーボネート50体積%の混合溶媒に、LiP
6 を1mol/dm3 になるように溶解することによ
り電解液を調製した。この電解液のプロピレンカーボネ
ート(PC)とLiPF6 のモル比(PC/LiP
6 )すなわち(S/Li)は5.5である。この電解
液を用いて実施例1と同様の実験を行った。この系での
充放電特性を示す図2のグラフから分かるように、プロ
ピレンカーボネートは0.7〜0.8Vで分解され、リ
チウムイオンは負極のグラファイト中には挿入されなか
った。 〔実施例2〕図3に示すような円筒型非水電解液電池
を、下記のようにして作製した。
【0032】まず、LiCoO2 をボールミルで平均粒
径3μmに粉砕した後、この粉末1重量部に対しグラフ
ァイト0.025重量部、アセチレンブラック0.02
5重量部、結合剤としてポリフッ化ビニリデン0.02
重量部を加え、ジメチルホルムアミドを用いてペースト
状にしたものを、厚さ15μmのアルミ箔の片面に乾燥
膜厚が100μmになるように塗布することにより正極
1を作製した。
【0033】一方、市販の石油系ニードルコークス(興
亜石油社製、KOA−SJ Coke、d002 =0.3
44nm)をボールミルで平均粒径10μmに粉砕した
後、この粉末1重量部に対して結合剤としてポリフッ化
ビニリデン0.05重量部を加え、ジメチルホルムアミ
ドを用いてペースト状にしたものを、厚さ10μmの銅
箔の片面に乾燥膜厚が130μmになるように塗布する
ことにより負極2を作製した。なお、正極1及び負極2
には、集電を行うためのアルミニウム製の正極リード端
子3、銅製の負極リード端子4をそれぞれ溶接した。
【0034】そして、正極1と負極2とを、両者の間に
ポリエチレン製の微多孔膜からなるセパレータ5を介在
させて重ね合わせながら、多数回渦巻き状に捲回するこ
とにより、渦巻型の積層電極体を作製した。この積層電
極体をステンレス製の円筒体からなる電池容器6中に収
納した。また、負極リード端子4を電池容器6の内底部
にスポット溶接により接続し、正極リード端子3を電池
封口板7に同様にして接続した。
【0035】一方、エチレンカーボネート(EC)(D
N=16.4)とエチルメチルカーボネート(EMC)
(DN=6.5)とを下記の表1に示す体積比で混合し
た各溶媒に、LiPF6 を1mol/dm3 の濃度にな
るように溶解することにより、各サンプル毎に電解液を
調製した。また、各電解液のエチレンカーボネート(E
C)とLiPF6 のモル比(EC/LiPF6 )すなわ
ち(S/Li)を、下記の表1に併せて示す。
【0036】
【表1】
【0037】次に、各サンプル毎に、前述の積層電極体
が収納された電池容器6内に、前記各電解液を注液した
後、電池容器6の開口部6aと電池封口板7とを、ポリ
プロピレン製パッキング8を介して嵌合してかしめるこ
とで密封し、外径20mm、長さ50mmである円筒型
の非水電解液二次電池10を作製した。なお、図3の符
号9は絶縁板である。
【0038】このようにして作製された電解液のみが異
なる各電池A〜Gについて、充放電サイクル特性を調べ
た。試験条件は、充放電電流1A、充電終止電圧4.2
V、放電終止電圧2.7Vとし、20℃で充放電を30
0サイクル繰り返し、300サイクル目の放電容量の1
サイクル目の放電容量に対する比を放電容量保持率とし
て算出した。電池A〜Fの300サイクル目の放電容量
保持率を下記の表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】表2の結果から分かるように、エチレンカ
ーボネート(EC)とLiPF6 のモル比が3.0以下
であると、前記放電容量保持率が80%以上となり、充
放電サイクル特性に優れている。また、電池Gは、DN
が14〜20の高活性溶媒を含まず、DNが10以下の
低活性溶媒であるEMCだけを電解質の溶媒として用い
ているため、1サイクル目の放電容量が低いとともに、
充放電サイクル特性にも劣るものであった。 〔実施例3〕電解液として、γ−ブチロラクトン(DN
=15.9)18体積%とジメチルカーボネート(DN
=8.7)82体積%の混合溶媒に、LiBF4 を1m
ol/dm3 の濃度となるように溶解したものを用いた
以外は、実施例2と同様にして電池を作製した。この電
解液のγ−ブチロラクトン(BL)とLiBF4 のモル
比(BL/LiBF4 )すなわち(S/Li)は2.4
である。
【0041】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1115mAh、300サイクル目の容量保持率
は83%であり、いずれも良好な値であった。 〔比較例2〕電解液として、トリブチルホスフェート
(DN=23.7)30体積%とジメチルカーボネート
(DN=8.7)370体積%の混合溶媒に、LiBF
4 を1mol/dm3 の濃度となるように溶解したもの
を用いる以外は、実施例2と同様にして電池を作製し
た。この電解液のトリブチルホスフェート(TBP)と
LiBF4 のモル比(TBP/LiBF4 )すなわち
(S/Li)は、1.1である。
【0042】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は112mAhと低く、10サイクル後に放電容量
は0mAhになった。 〔比較例3〕電解液として、ジメチルスルフォキサイド
(DN=29.8)17体積%とジメチルカーボネート
(DN=8.7)83体積%の混合溶媒に、LiPF6
を1mol/dm3 の濃度となるように溶解したものを
用いる以外は、実施例2と同様にして電池を作製した。
この電解液のジメチルスルフォキサイド(DMS)とL
iPF6 のモル比(DMS/LiBF4 )すなわち(S
/Li)は2.4である。
【0043】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は572mAhと低く、100サイクル後に放電容
量は0mAhになった。 〔実施例4〕電解液として、1,2−ジメトキシエタン
(DN=20.0)25体積%とメチルプロピルカーボ
ネート(DN=7.4)75体積%の混合溶媒に、Li
PF 6 を1mol/dm3 の濃度に溶解したものを用い
る以外は実施例2と同様にして電池を作製した。この電
解液の1,2−ジメトキシエタン(DME)とLiPF
6 のモル比(DME/LiBF4 )すなわち(S/L
i)は2.4である。
【0044】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1128mAh、300サイクル目の容量保持率
は85%であり、いずれも良好な値であった。 〔実施例5〕電解液として、プロピオニトリル(DN=
16.1)17.8体積%とメチルイソプロピルカーボ
ネート(DN=7.4)82.2体積%の混合溶媒に、
LiPF6 を1mol/dm3 の濃度となるように溶解
したものを用い、負極活物質としてニードルコークスの
代わりに球状炭素(川崎製鉄(株)製、ASK−2、d
002 =0.3367nm)を用いた以外は、実施例2と
同様にして電池を作製した。この電解液のプロピオニト
リル(PN)とLiPF6 のモル比(PN/LiB
4 )すなわち(S/Li)は、2.5である。
【0045】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1132mAh、300サイクル目の容量保持率
は87%であり、いずれも良好な値であった。 〔実施例6〕電解液として、グルタロニトリル(DN=
14)19体積%とジメチルカーボネート(DN=8.
7)81体積%の混合溶媒に、LiPF6 を1mol/
dm 3 の濃度となるように溶解したものを用いる以外
は、実施例5と同様にして電池を作製した。この電解液
のグルタロニトリル(GN)とLiPF6 のモル比(G
N/LiBF4 )すなわち(S/Li)は2.0であ
る。
【0046】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1124mAh、300サイクル目の容量保持率
は89%であり、いずれも良好な値であった。 〔実施例7〕電解液として、スルフォラン(DN=1
4.8)22体積%とジエチルカーボネート(DN=
9.2)78体積%の混合溶媒に、LiPF6 を1mo
l/dm 3 の濃度となるように溶解したものを用いる以
外は、実施例5と同様にして電池を作製した。この電解
液のスルフォラン(SF)とLiPF6 のモル比(SF
/LiBF4 )すなわち(S/Li)は2.3である。
【0047】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1111mAh、300サイクル目の容量保持率
は83%であり、いずれも良好な値であった。 〔実施例8〕電解液として、1,4−ジオキサン(DN
=19)20体積%とエチルメチルカーボネート(DN
=6.5)80体積%の混合溶媒に、LiPF6 を1m
ol/dm3 の濃度となるように溶解したものを用いる
以外は、実施例5と同様にして電池を作製した。この電
解液の1,4−ジオキサン(DO)とLiPF6 のモル
比(DO/LiBF4 )すなわち(S/Li)は2.2
である。
【0048】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1121mAh、300サイクル目の容量保持率
は87%であり、いずれも良好な値であった。 〔比較例4〕負極活物質として、ニードルコークスの代
わりに鱗片状グラファイト((株)中越黒鉛製、BF−
20A、d002 =0.3354nm)を用いる以外は、
実施例2の電池Eと同様にして電池を作製した。
【0049】この電池について実施例2と同様にして充
放電サイクル特性を調べたところ、1サイクル目の放電
容量は1280mAhと高かったが、300サイクル目
の容量保持率は62%と低かった。以上の結果から分か
るように、電解液が本発明の範囲にあって負極活物質が
請求項2の範囲にある実施例1,2(A〜Eのみ),3
〜8では、1サイクル目の放電容量および300サイク
ル目の容量保持率のいずれについても良好な結果とな
り、高容量で繰り返し安定性に優れた電池が得られた。
【0050】これに対して、高活性溶媒のDNが14〜
20の範囲から外れる比較例2,3、および高活性溶媒
を含まない実施例2の電池Gでは、低容量で繰り返し安
定性に劣る電池となった。また、負極活物質が請求項2
の範囲から外れる比較例4、および電解液のモル比(S
/Li)が本発明の範囲から外れる実施例2の電池Fで
は、1サイクル目の放電容量は高かったが、繰り返し安
定性の点では、実施例1,実施例2のA〜E,実施例3
〜8と比べると劣るものとなった。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用する非水電解液を、溶媒のドナー数および高活性溶
媒とリチウムイオンのモル比(S/Li)で特定するこ
とによって、高容量で、繰り返し安定性に優れた二次電
池を得ることができる。これに加えて、請求項2では、
負極活物質を特定することにより、充放電繰り返し特性
がさらに向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた充放電特性を示すグラフで
ある。
【図2】比較例1で得られた充放電特性を示すグラフで
ある。
【図3】本発明における非水電解液二次電池の一実施形
態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極 10 非水電解液二次電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極活物質が、充電時にリチウムイオン
    を吸蔵し、且つ放電時にリチウムイオンを放出する材料
    であり、電解質溶液が、有機溶媒にリチウム化合物を溶
    解した溶液である非水電解液二次電池において、 前記有機溶媒は、ドナー数が14〜20の高活性溶媒
    と、ドナー数が10以下の低活性溶媒との混合溶媒であ
    り、前記電解質溶液は、前記高活性溶媒(S)とリチウ
    ムイオン(Li+ )のモル比(S/Li)が3.0以下
    であることを特徴とする非水電解液二次電池。
  2. 【請求項2】 前記負極活物質は、X線回折により求め
    られる面間隔(d00 2 )が0.3365nm以上の炭素
    材料であることを特徴とする請求項1記載の非水電解液
    二次電池。
JP7323307A 1995-12-12 1995-12-12 非水電解液二次電池 Withdrawn JPH09161845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7323307A JPH09161845A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 非水電解液二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7323307A JPH09161845A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 非水電解液二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09161845A true JPH09161845A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18153331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7323307A Withdrawn JPH09161845A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 非水電解液二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09161845A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156244A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Japan Storage Battery Co Ltd 非水電解質二次電池
JP2003086247A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Mitsubishi Chemicals Corp 非水系電解液二次電池
US6908712B2 (en) 2000-12-27 2005-06-21 Mitsubishi Chemical Corporation Lithium secondary cell
JP2006139951A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Mitsubishi Chemicals Corp 非水系電解液二次電池及び非水系電解液二次電池用電解液
WO2007020876A1 (ja) 2005-08-18 2007-02-22 Ube Industries, Ltd. 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池
WO2008069267A1 (ja) * 2006-12-06 2008-06-12 Mitsubishi Chemical Corporation 非水系電解液および非水系電解液二次電池
JP2008277002A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Mitsubishi Chemicals Corp 二次電池用非水系電解液及びそれを用いた非水系電解液二次電池
JP2009158464A (ja) * 2007-06-28 2009-07-16 Mitsubishi Chemicals Corp 二次電池用非水系電解液及びそれを用いた非水系電解液二次電池
JP2011181284A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
US8372550B2 (en) 2004-01-15 2013-02-12 Lg Chem, Ltd. Electrochemical device comprising aliphatic nitrile compound
KR101273853B1 (ko) * 2002-07-15 2013-06-11 우베 고산 가부시키가이샤 비수성 전해액 및 리튬 전지
US9093716B2 (en) 2007-04-05 2015-07-28 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
JP2016103468A (ja) * 2014-11-17 2016-06-02 株式会社Gsユアサ 非水電解質二次電池
JP2019212442A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社日本触媒 非水電解液、及びリチウムイオン二次電池

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156244A (ja) * 1998-11-18 2000-06-06 Japan Storage Battery Co Ltd 非水電解質二次電池
US7312002B2 (en) 2000-12-27 2007-12-25 Mitsubishi Chemical Corporation Lithium secondary cell
US6908712B2 (en) 2000-12-27 2005-06-21 Mitsubishi Chemical Corporation Lithium secondary cell
JP2003086247A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Mitsubishi Chemicals Corp 非水系電解液二次電池
US20140227612A1 (en) * 2002-07-15 2014-08-14 Ube Industries, Ltd. Non-aqueous electrolytic solution and lithium battery
US10050307B2 (en) * 2002-07-15 2018-08-14 Ube Industries, Ltd. Non-aqueous electrolytic solution and lithium battery
US9742033B2 (en) 2002-07-15 2017-08-22 Ube Industries, Ltd. Non-aqueous electrolytic solution and lithium battery
US20170104239A1 (en) * 2002-07-15 2017-04-13 Ube Industries, Ltd. Non-aqueous electrolytic solution and lithium battery
US20170104238A1 (en) * 2002-07-15 2017-04-13 Ube Industries, Ltd. Non-aqueous electrolytic solution and lithium battery
KR101273853B1 (ko) * 2002-07-15 2013-06-11 우베 고산 가부시키가이샤 비수성 전해액 및 리튬 전지
US8372550B2 (en) 2004-01-15 2013-02-12 Lg Chem, Ltd. Electrochemical device comprising aliphatic nitrile compound
US8492036B2 (en) 2004-01-15 2013-07-23 Lg Chem, Ltd. Electrochemical device comprising aliphatic nitrile compound
JP2006139951A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Mitsubishi Chemicals Corp 非水系電解液二次電池及び非水系電解液二次電池用電解液
JP5374871B2 (ja) * 2005-08-18 2013-12-25 宇部興産株式会社 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池
WO2007020876A1 (ja) 2005-08-18 2007-02-22 Ube Industries, Ltd. 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池
US8568932B2 (en) 2005-08-18 2013-10-29 Ube Industries, Ltd. Nonaqueous electrolyte solution and lithium secondary battery using same
WO2008069267A1 (ja) * 2006-12-06 2008-06-12 Mitsubishi Chemical Corporation 非水系電解液および非水系電解液二次電池
US8697295B2 (en) 2006-12-06 2014-04-15 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolytic solution and nonaqueous electrolyte secondary battery
US9941544B2 (en) 2006-12-06 2018-04-10 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolytic solution and nonaqueous electrolyte secondary battery
US9093716B2 (en) 2007-04-05 2015-07-28 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
US9853326B2 (en) 2007-04-05 2017-12-26 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
US10468720B2 (en) 2007-04-05 2019-11-05 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
US11367899B2 (en) 2007-04-05 2022-06-21 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
US11616253B2 (en) 2007-04-05 2023-03-28 Mitsubishi Chemical Corporation Nonaqueous electrolyte for secondary battery and nonaqueous-electrolyte secondary battery employing the same
JP2008277002A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Mitsubishi Chemicals Corp 二次電池用非水系電解液及びそれを用いた非水系電解液二次電池
JP2009158464A (ja) * 2007-06-28 2009-07-16 Mitsubishi Chemicals Corp 二次電池用非水系電解液及びそれを用いた非水系電解液二次電池
JP2011181284A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2016103468A (ja) * 2014-11-17 2016-06-02 株式会社Gsユアサ 非水電解質二次電池
JP2019212442A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社日本触媒 非水電解液、及びリチウムイオン二次電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3617447B2 (ja) リチウム二次電池
JP5645144B2 (ja) 非水電解液およびそれを用いたリチウム電池
JPH0837024A (ja) 非水電解液二次電池
CN102576906B (zh) 锂离子电池用电解液
JP5392259B2 (ja) 非水電解液及びそれを用いたリチウム電池
CN111640975B (zh) 用于锂离子电化学电池的电解质组合物
JP5357517B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2008027782A (ja) リチウム二次電池
JPH09161845A (ja) 非水電解液二次電池
JPH08298134A (ja) 非水電解液
JP3883726B2 (ja) 非水系電解質二次電池
JP2009054318A (ja) 非水電解液リチウムイオン二次電池
JP5124170B2 (ja) リチウムイオン二次電池
KR100408085B1 (ko) 비수전해질 이차전지 및 그 제조방법
JP2009187880A (ja) 非水電解液二次電池
JPH0744042B2 (ja) リチウム二次電池用電解液
JP2008288049A (ja) リチウムイオン二次電池
JP2000215911A (ja) 難燃性電解液及び非水電解液二次電池
JP4176435B2 (ja) 非水電解質電池
JPH087922A (ja) 有機電解液二次電池
JP4568920B2 (ja) 非水電解液二次電池及びそれに用いる非水電解液
CN101604769A (zh) 非水电解液和锂电池
JP2003331914A (ja) 非水電解質二次電池
JPH11317242A (ja) 非水系電解液電池の製造方法
CN110690498B (zh) 一种高电压锂离子电池电解液及高电压锂离子电池

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304