JPH09153271A - 情報記録媒体の記録再生装置及び再生装置 - Google Patents
情報記録媒体の記録再生装置及び再生装置Info
- Publication number
- JPH09153271A JPH09153271A JP4802996A JP4802996A JPH09153271A JP H09153271 A JPH09153271 A JP H09153271A JP 4802996 A JP4802996 A JP 4802996A JP 4802996 A JP4802996 A JP 4802996A JP H09153271 A JPH09153271 A JP H09153271A
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- Japan
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- information
- recording
- drive unit
- toc
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- Pending
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数枚の記録媒体を装着して連続再生する場
合にも、音切れ、音飛びの生じない記録再生装置を提供
することにある。 【解決手段】 MD或いはCD−Rを装着して記録再生
するための複数のドライブユニット11〜14と、前記
MD或いはCD−RからTOCデ−タを得て、これらの
TOCデ−タを識別可能に記憶するメモリ部5と、これ
ら記憶されたTOCデ−タを一元的に管理して各ドライ
ブユニット11〜14の動作を制御するCPU6とを設
け、動作タイミング良く連続再生可能な記録再生装置を
構成する。
合にも、音切れ、音飛びの生じない記録再生装置を提供
することにある。 【解決手段】 MD或いはCD−Rを装着して記録再生
するための複数のドライブユニット11〜14と、前記
MD或いはCD−RからTOCデ−タを得て、これらの
TOCデ−タを識別可能に記憶するメモリ部5と、これ
ら記憶されたTOCデ−タを一元的に管理して各ドライ
ブユニット11〜14の動作を制御するCPU6とを設
け、動作タイミング良く連続再生可能な記録再生装置を
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極く一般的に使用
されている音楽情報再生専用のコンパクトディスク(C
D−DA)と同形状で、内周部にTOC(Table
Of Contents)領域を有し、その外周部に音
楽情報が記録可能なCD−R(コンパクトディスク−レ
コ−ダブル)、或いは、同様にその内周部にTOC領域
を有し、CD−DA及びCD−Rより小径で記録可能な
ミニディスク(以下、単にMDと称す)の記録再生装置
に関する。
されている音楽情報再生専用のコンパクトディスク(C
D−DA)と同形状で、内周部にTOC(Table
Of Contents)領域を有し、その外周部に音
楽情報が記録可能なCD−R(コンパクトディスク−レ
コ−ダブル)、或いは、同様にその内周部にTOC領域
を有し、CD−DA及びCD−Rより小径で記録可能な
ミニディスク(以下、単にMDと称す)の記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダビング時等に信号劣化が少
なく、信号処理がし易く、しかも、高品質の音を再現す
る記録媒体として、音楽再生専用のCD−DAが知られ
ていることは周知の通りである。また、このCD−DA
と同形状で記録可能なCD−Rも知られている。また、
近年では、CD−DA及びCD−Rより、小径で、記録
再生が自由に行えるミニディスク(MD)もすでに販売
され、これらに対応した種々の装置が出回っている。と
ころで、上述した各ディスクの夫々を使用できたり、複
数枚同時に装着して連続再生させたり、連続記録させた
りする装置が好まれている。このような機能を有する装
置としては、既に、ダブルカセットデッキと称される装
置や、チェンジャ−機能を有した装置が種々知られてい
る。
なく、信号処理がし易く、しかも、高品質の音を再現す
る記録媒体として、音楽再生専用のCD−DAが知られ
ていることは周知の通りである。また、このCD−DA
と同形状で記録可能なCD−Rも知られている。また、
近年では、CD−DA及びCD−Rより、小径で、記録
再生が自由に行えるミニディスク(MD)もすでに販売
され、これらに対応した種々の装置が出回っている。と
ころで、上述した各ディスクの夫々を使用できたり、複
数枚同時に装着して連続再生させたり、連続記録させた
りする装置が好まれている。このような機能を有する装
置としては、既に、ダブルカセットデッキと称される装
置や、チェンジャ−機能を有した装置が種々知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの記録
媒体内に記録される音楽情報は、その記録媒体内で完結
している場合がほとんどで、このような記録媒体を複数
装着して連続再生する場合には、その一つ目の記録媒体
から二つ目の記録媒体に移行する時点においても、違和
感なく聞くことができる。しかしながら、一つの記録媒
体内では完結せずに、他の記録媒体とで完結するような
音楽情報、例えば、一曲の記録時間が長く二枚目のディ
スクを含めて一曲が完了するような場合がある。このよ
うな記録媒体を前述したような装置で連続再生しようと
すると、どうしても一方の記録媒体の再生から他方の記
録媒体の再生へと移る瞬間において、その再生タイミン
グが合わず、どうしても音切れ、音飛びが発生してしま
うという問題があった。
媒体内に記録される音楽情報は、その記録媒体内で完結
している場合がほとんどで、このような記録媒体を複数
装着して連続再生する場合には、その一つ目の記録媒体
から二つ目の記録媒体に移行する時点においても、違和
感なく聞くことができる。しかしながら、一つの記録媒
体内では完結せずに、他の記録媒体とで完結するような
音楽情報、例えば、一曲の記録時間が長く二枚目のディ
スクを含めて一曲が完了するような場合がある。このよ
うな記録媒体を前述したような装置で連続再生しようと
すると、どうしても一方の記録媒体の再生から他方の記
録媒体の再生へと移る瞬間において、その再生タイミン
グが合わず、どうしても音切れ、音飛びが発生してしま
うという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題に鑑
み、特に、TOC(Table OfContent
s)情報が設けられる媒体に着目し、このTOC情報を
積極的に利用して、作動時の管理や、制御が行い易く、
連続再生時にも音飛び、音切れ等が発生せず、使用勝手
の良い情報記録媒体の記録再生装置を提供することにあ
る。
み、特に、TOC(Table OfContent
s)情報が設けられる媒体に着目し、このTOC情報を
積極的に利用して、作動時の管理や、制御が行い易く、
連続再生時にも音飛び、音切れ等が発生せず、使用勝手
の良い情報記録媒体の記録再生装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、その第1の発明は、TOC情報が記録される複数の
情報記録媒体を装着して前記情報記録媒体の記録内容を
連続又は交互に所定の順序で再生する情報記録媒体の記
録再生装置において、入来する記録情報を、装着された
複数の情報記録媒体に記録すると共に、これら記録情報
に基づいてTOC情報を作成し、これら作成されたTO
C情報に基づいて、前記夫々の情報記録媒体に対応した
TOC情報を前記夫々の情報記録媒体の所定の領域に記
録する一方、再生時において、前記所定の領域に記録さ
れた夫々のTOC情報を再生して、これらTOC情報を
識別可能に記憶すると共に、これら記憶されたTOC情
報を、一元的に管理するように構成した情報記録媒体の
記録再生装置を提供するものである。
に、その第1の発明は、TOC情報が記録される複数の
情報記録媒体を装着して前記情報記録媒体の記録内容を
連続又は交互に所定の順序で再生する情報記録媒体の記
録再生装置において、入来する記録情報を、装着された
複数の情報記録媒体に記録すると共に、これら記録情報
に基づいてTOC情報を作成し、これら作成されたTO
C情報に基づいて、前記夫々の情報記録媒体に対応した
TOC情報を前記夫々の情報記録媒体の所定の領域に記
録する一方、再生時において、前記所定の領域に記録さ
れた夫々のTOC情報を再生して、これらTOC情報を
識別可能に記憶すると共に、これら記憶されたTOC情
報を、一元的に管理するように構成した情報記録媒体の
記録再生装置を提供するものである。
【0006】また、第2の発明として、TOC情報が記
録された複数の情報記録媒体を装着して前記情報記録媒
体の記録内容を連続又は交互に所定の順序で再生する情
報記録媒体の再生装置において、前記夫々の情報記録媒
体からTOC情報を再生して、これらTOC情報を識別
可能に記憶すると共に、これら記憶されたTOC情報
を、一元的に管理するようにしたことを特徴とする情報
記録媒体の再生装置を提供するものである。
録された複数の情報記録媒体を装着して前記情報記録媒
体の記録内容を連続又は交互に所定の順序で再生する情
報記録媒体の再生装置において、前記夫々の情報記録媒
体からTOC情報を再生して、これらTOC情報を識別
可能に記憶すると共に、これら記憶されたTOC情報
を、一元的に管理するようにしたことを特徴とする情報
記録媒体の再生装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態を好ましい実施例によって説明する。本発明は、複
数のディスクを夫々のドライブユニットに装着し、これ
らの記録内容に基づくTOC情報を一元的に管理して、
夫々のドライブユニットの制御を行い易くしようという
ものである。まず、図1のブロック図を用いて本願発明
の第1の発明に係る情報記録媒体の記録再生装置の全体
概略構成につき説明する。1は音声信号の入力端子、2
はアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D
変換回路、3はMDに対応して設けられたデジタル音声
デ−タを圧縮及び伸張するためのATRAC回路で、い
わゆるAdaptive Transform Aco
ustic Coding方式の圧縮伸張を行うための
回路である。
形態を好ましい実施例によって説明する。本発明は、複
数のディスクを夫々のドライブユニットに装着し、これ
らの記録内容に基づくTOC情報を一元的に管理して、
夫々のドライブユニットの制御を行い易くしようという
ものである。まず、図1のブロック図を用いて本願発明
の第1の発明に係る情報記録媒体の記録再生装置の全体
概略構成につき説明する。1は音声信号の入力端子、2
はアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D
変換回路、3はMDに対応して設けられたデジタル音声
デ−タを圧縮及び伸張するためのATRAC回路で、い
わゆるAdaptive Transform Aco
ustic Coding方式の圧縮伸張を行うための
回路である。
【0008】4はメモリコントロ−ル部、5はそのメモ
リコントロ−ル部4の制御の基に一時デ−タの蓄積を行
うためのメモリ部、6は本装置の各部を総合的にコント
ロ−ルするためのCPU(中央制御装置)である。7,
8はCD−R及びMDの信号を処理するための一対の信
号処理回路で、周知のEFM変調及び復調を行うための
回路や、CD−Rに対応する周知のCross−Int
erleave Read− Solomon Cod
e(CIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ダや、MDに対応するAdvanced
CIRC(ACIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付
加するためのエンコ−ダや、エラ−訂正回路等が夫々一
対づつ設けられた構成となっている。
リコントロ−ル部4の制御の基に一時デ−タの蓄積を行
うためのメモリ部、6は本装置の各部を総合的にコント
ロ−ルするためのCPU(中央制御装置)である。7,
8はCD−R及びMDの信号を処理するための一対の信
号処理回路で、周知のEFM変調及び復調を行うための
回路や、CD−Rに対応する周知のCross−Int
erleave Read− Solomon Cod
e(CIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ダや、MDに対応するAdvanced
CIRC(ACIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付
加するためのエンコ−ダや、エラ−訂正回路等が夫々一
対づつ設けられた構成となっている。
【0009】11,12は夫々一対ずつ設けられた周知
の構成のMDドライブユニットであり、13,14は同
様に一対ずつ設けられた周知の構成のCD−Rドライブ
ユニットである。また、9,10はそれらのドライブユ
ニットの動作を切り換えるための切り換え器で、15は
操作部(OP)、16は操作状況及び動作状況を確認す
るための表示部であり、本願実施例の装置は概略以上の
構成となっている。
の構成のMDドライブユニットであり、13,14は同
様に一対ずつ設けられた周知の構成のCD−Rドライブ
ユニットである。また、9,10はそれらのドライブユ
ニットの動作を切り換えるための切り換え器で、15は
操作部(OP)、16は操作状況及び動作状況を確認す
るための表示部であり、本願実施例の装置は概略以上の
構成となっている。
【0010】次に、上述のMDドライブユニット11,
12の構成につき図2を用いて説明する。同図におい
て、前述の両ユニットとも同一構成を呈していることか
ら、一方のMDドライブユニット11について説明す
る。11aは磁界変調型の記録ヘッドで、MDの裏面側
に設けられた光ピックアップ11fと一体に設けられて
おり、光ピックアップ11fのレ−ザ−光により、照射
加熱された位置に上面側より変調磁界を印加して所定の
信号を記録するためのヘッドである。11cはRFアン
プ11gから位置補正信号を受けて、光ピックアップ1
1fのレ−ザ−スポットがMD面に正しく焦点を結ぶよ
う制御するフォ−カスサ−ボや、その光ピックアップ1
1fを所定のトラック位置に正確にトレ−スさせるため
に円周方向(ディスクの回転方向)に制御したり、その
光ピックアップ11fを移動させる送りモ−タ11d
や、MDを回転させるためのスピンドルモ−タ11eの
制御を行うためのトラッキング用のサ−ボ回路11cが
設けられた構成となっている。
12の構成につき図2を用いて説明する。同図におい
て、前述の両ユニットとも同一構成を呈していることか
ら、一方のMDドライブユニット11について説明す
る。11aは磁界変調型の記録ヘッドで、MDの裏面側
に設けられた光ピックアップ11fと一体に設けられて
おり、光ピックアップ11fのレ−ザ−光により、照射
加熱された位置に上面側より変調磁界を印加して所定の
信号を記録するためのヘッドである。11cはRFアン
プ11gから位置補正信号を受けて、光ピックアップ1
1fのレ−ザ−スポットがMD面に正しく焦点を結ぶよ
う制御するフォ−カスサ−ボや、その光ピックアップ1
1fを所定のトラック位置に正確にトレ−スさせるため
に円周方向(ディスクの回転方向)に制御したり、その
光ピックアップ11fを移動させる送りモ−タ11d
や、MDを回転させるためのスピンドルモ−タ11eの
制御を行うためのトラッキング用のサ−ボ回路11cが
設けられた構成となっている。
【0011】また、図3はCD−Rドライブユニット1
3,14のブロック図で、これについても両ユニットと
も同一構成を呈していることから、一方のユニット13
について説明する。13aは光ピックアップで、この光
ピックアップ13aはサ−ボ回路13cの制御の基に送
りモ−タ13bにより半径方向に移動自在な構成であ
り、前記のサ−ボ回路13cはRFアンプ13dから位
置補正信号を受けて光ピックアップ13aのフォ−カス
制御を行ったり、スピンドルモ−タ13fの回転制御も
行うようになっている。また、13eはアドレスデコ−
ダで、MDに予め形成されたトラック内のアドレス情報
をデコ−ドするためのデコ−ダである。
3,14のブロック図で、これについても両ユニットと
も同一構成を呈していることから、一方のユニット13
について説明する。13aは光ピックアップで、この光
ピックアップ13aはサ−ボ回路13cの制御の基に送
りモ−タ13bにより半径方向に移動自在な構成であ
り、前記のサ−ボ回路13cはRFアンプ13dから位
置補正信号を受けて光ピックアップ13aのフォ−カス
制御を行ったり、スピンドルモ−タ13fの回転制御も
行うようになっている。また、13eはアドレスデコ−
ダで、MDに予め形成されたトラック内のアドレス情報
をデコ−ドするためのデコ−ダである。
【0012】本願実施例の装置は、概略以上のような構
成であり、次にこれらの構成による動作の説明をする。
図4〜図10は、その動作を行わせるために、CPU6
内のメモリに予め格納されたプログラムのフロ−チャ−
トである。本装置は、MDドライブユニット及びCD−
Rドライブユニットを夫々単独で使用したり、同種類の
ユニット同士を同時に使用することが可能な構成になっ
ている。
成であり、次にこれらの構成による動作の説明をする。
図4〜図10は、その動作を行わせるために、CPU6
内のメモリに予め格納されたプログラムのフロ−チャ−
トである。本装置は、MDドライブユニット及びCD−
Rドライブユニットを夫々単独で使用したり、同種類の
ユニット同士を同時に使用することが可能な構成になっ
ている。
【0013】図4は、本装置のメインル−チンを示すフ
ロ−チャ−トで、各ステップ(ステップS1〜S6)に
おいて、どのドライブユニットにディスクが装着されて
いるかが順次チェックされる。その結果、ディスクが装
着されている場合には、対応するドライブユニットの動
作ル−チンが実行されることになる(ステップS7〜S
12)。
ロ−チャ−トで、各ステップ(ステップS1〜S6)に
おいて、どのドライブユニットにディスクが装着されて
いるかが順次チェックされる。その結果、ディスクが装
着されている場合には、対応するドライブユニットの動
作ル−チンが実行されることになる(ステップS7〜S
12)。
【0014】まず、MDドライブユニット11にのみM
Dが装着された場合につき説明する。その装着は図4の
ステップS1の実行により検出され、ステップS7にお
けるMDドライブユニット11の動作ル−チンが実行さ
れることになる。図5はその動作ル−チンを示すフロ−
チャ−トである。同図において、その後、操作部(O
P)15により記録動作が選択されると、そのことがス
テップS1の実行により検出され、ステップS10の記
録(録音)動作の実行へと移行する。これにより、CP
U6から切り換え器9に制御信号が供給され、MDドラ
イブユニット11側が動作するように切り換えられると
共に、信号処理部7内のエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ダやエラ−訂正回路が作動状態にされる
(ステップS11)。また、切り換え器10にも制御信
号が供給され、MDドライブユニット12、CD−Rド
ライブユニット14及び信号処理部8が順次非作動にさ
れると共に(ステップS12,13)、ATRAC部3
が作動状態にされる。
Dが装着された場合につき説明する。その装着は図4の
ステップS1の実行により検出され、ステップS7にお
けるMDドライブユニット11の動作ル−チンが実行さ
れることになる。図5はその動作ル−チンを示すフロ−
チャ−トである。同図において、その後、操作部(O
P)15により記録動作が選択されると、そのことがス
テップS1の実行により検出され、ステップS10の記
録(録音)動作の実行へと移行する。これにより、CP
U6から切り換え器9に制御信号が供給され、MDドラ
イブユニット11側が動作するように切り換えられると
共に、信号処理部7内のエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ダやエラ−訂正回路が作動状態にされる
(ステップS11)。また、切り換え器10にも制御信
号が供給され、MDドライブユニット12、CD−Rド
ライブユニット14及び信号処理部8が順次非作動にさ
れると共に(ステップS12,13)、ATRAC部3
が作動状態にされる。
【0015】そして、これらの初期設定が終了すると、
記録動作が開始されることになる。これにより、図1に
示すように、入力端子1から入力されたアナログオ−デ
ィオ信号は、A/D変換回路2においてデジタル信号に
変換され、そのデジタル信号がATRAC回路3におい
て周知のAdaptive TransformAco
ustic Coding方式の圧縮処理が施される。
記録動作が開始されることになる。これにより、図1に
示すように、入力端子1から入力されたアナログオ−デ
ィオ信号は、A/D変換回路2においてデジタル信号に
変換され、そのデジタル信号がATRAC回路3におい
て周知のAdaptive TransformAco
ustic Coding方式の圧縮処理が施される。
【0016】その後、圧縮デ−タは、メモリコントロ−
ル部4をスル−状態で通過し、信号処理部7に供給され
る。この入力デ−タは、ここで、EFM変調やCIRC
(ACIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ド処理等が行われ、この信号が記録ヘッド
11aを通じて磁界変調された信号として記録される。
ル部4をスル−状態で通過し、信号処理部7に供給され
る。この入力デ−タは、ここで、EFM変調やCIRC
(ACIRC)と称するエラ−訂正コ−ドを付加するた
めのエンコ−ド処理等が行われ、この信号が記録ヘッド
11aを通じて磁界変調された信号として記録される。
【0017】また、一方、この記録ヘッド11aと一体
に設けられた光ピックアップ11fは、MDの裏面側の
対応する位置をレ−ザ−光により加熱照射している。ま
た、この照射位置は、MDに予め形成された溝状のトラ
ックに設けられたアドレス情報をアドレスデコ−ダ11
hでデコ−ドし、この情報に基づき、その位置が制御さ
れるようになっている。以上のようにして記録が行われ
て終了すると、今度は、例えば、操作部15により記録
終了を指示し、続いて、TOCデ−タの作成指示をす
る。これによりCPU6の制御の基に、メモリコントロ
−ル部4を通じてメモリ部5内に予め用意されている所
定のアドレステ−ブルにおいて、曲目開始時間、リ−ド
イン・リ−ドアウト時間情報等の周知のTOCデ−タが
作成される(ステップS17)。
に設けられた光ピックアップ11fは、MDの裏面側の
対応する位置をレ−ザ−光により加熱照射している。ま
た、この照射位置は、MDに予め形成された溝状のトラ
ックに設けられたアドレス情報をアドレスデコ−ダ11
hでデコ−ドし、この情報に基づき、その位置が制御さ
れるようになっている。以上のようにして記録が行われ
て終了すると、今度は、例えば、操作部15により記録
終了を指示し、続いて、TOCデ−タの作成指示をす
る。これによりCPU6の制御の基に、メモリコントロ
−ル部4を通じてメモリ部5内に予め用意されている所
定のアドレステ−ブルにおいて、曲目開始時間、リ−ド
イン・リ−ドアウト時間情報等の周知のTOCデ−タが
作成される(ステップS17)。
【0018】このメモリ部5は、例えば、図10に概念
的に示すように、TOCデ−タエリアと音響デ−タエリ
アとに分離されており、TOCデ−タはTOCデ−タエ
リアに格納され、各ディスクからの音響デ−タは音響デ
−タエリアに格納されるようになっている。そして、T
OCデ−タエリアは、TOC1専用デ−タエリアとTO
C2専用デ−タエリアとに分離されており、TOC1専
用デ−タエリアには、MDドライブユニット11及びC
D−Rドライブユニット13に装着されるディスクのT
OCデ−タが格納され、TOC2専用デ−タエリアに
は、MDドライブユニット12及びCD−Rドライブユ
ニット14に装着されるディスクのTOCデ−タが格納
されるようになっている。このように、格納エリアを分
離することで、各ディスクのTOCデ−タの識別を容易
に行えるようにしている。
的に示すように、TOCデ−タエリアと音響デ−タエリ
アとに分離されており、TOCデ−タはTOCデ−タエ
リアに格納され、各ディスクからの音響デ−タは音響デ
−タエリアに格納されるようになっている。そして、T
OCデ−タエリアは、TOC1専用デ−タエリアとTO
C2専用デ−タエリアとに分離されており、TOC1専
用デ−タエリアには、MDドライブユニット11及びC
D−Rドライブユニット13に装着されるディスクのT
OCデ−タが格納され、TOC2専用デ−タエリアに
は、MDドライブユニット12及びCD−Rドライブユ
ニット14に装着されるディスクのTOCデ−タが格納
されるようになっている。このように、格納エリアを分
離することで、各ディスクのTOCデ−タの識別を容易
に行えるようにしている。
【0019】前記のデ−タの作成に続いて、CPU6か
らヘッド駆動回路11b及びサ−ボ回路11cに制御信
号が供給されて、記録ヘッド11a及び光ピックアップ
11fがMDの内周方向に移動されると共に(ステップ
S18)、メモリコントロ−ル部4に前記作成したTO
Cデ−タの信号処理部7への転送指示がなされ、そこに
供給されたTOCデ−タは所定の信号処理が施された
後、記録ヘッド11aによりMDの内周エリアに記録さ
れて、このル−チンが終了される。
らヘッド駆動回路11b及びサ−ボ回路11cに制御信
号が供給されて、記録ヘッド11a及び光ピックアップ
11fがMDの内周方向に移動されると共に(ステップ
S18)、メモリコントロ−ル部4に前記作成したTO
Cデ−タの信号処理部7への転送指示がなされ、そこに
供給されたTOCデ−タは所定の信号処理が施された
後、記録ヘッド11aによりMDの内周エリアに記録さ
れて、このル−チンが終了される。
【0020】また、一方、操作部15により再生動作が
選択されると、切り換え器9がMDドライブユニット1
1側に切り換えられると共に、信号処理回路7に制御信
号が供給されて、エラ−訂正コ−ドをデコ−ドするため
のデコ−ダのACIRCが作動状態にされる(ステップ
S3)。続いて、切り換え器10によりMDドライブユ
ニット12及びCD−Rドライブユニット14が非作動
とされ、信号処理部8も非作動とされると共に、ATR
AC回路3が作動状態にされる(ステップS4〜S
6)。
選択されると、切り換え器9がMDドライブユニット1
1側に切り換えられると共に、信号処理回路7に制御信
号が供給されて、エラ−訂正コ−ドをデコ−ドするため
のデコ−ダのACIRCが作動状態にされる(ステップ
S3)。続いて、切り換え器10によりMDドライブユ
ニット12及びCD−Rドライブユニット14が非作動
とされ、信号処理部8も非作動とされると共に、ATR
AC回路3が作動状態にされる(ステップS4〜S
6)。
【0021】また、サ−ボ回路11cに制御信号が供給
されて光ピックアップ11fが内周のTOC記録エリア
方向に移動せられ、再生されたTOCデ−タが信号処理
部7を通じてメモリコントロ−ル部4よりメモリ部5に
格納される(ステップS7,S8)。そして、このTO
Cデ−タは、操作部15からの操作情報に応じて、例え
ば、第2曲目の音楽情報の再生リクエストがあった場合
には、光ピックアップ11fを該当するトラック位置に
移動させる等の利用に提供されることになる(ステップ
S9)。
されて光ピックアップ11fが内周のTOC記録エリア
方向に移動せられ、再生されたTOCデ−タが信号処理
部7を通じてメモリコントロ−ル部4よりメモリ部5に
格納される(ステップS7,S8)。そして、このTO
Cデ−タは、操作部15からの操作情報に応じて、例え
ば、第2曲目の音楽情報の再生リクエストがあった場合
には、光ピックアップ11fを該当するトラック位置に
移動させる等の利用に提供されることになる(ステップ
S9)。
【0022】光ピックアップ11aにより再生されて信
号処理回路7に供給された信号は、ここで、記録時とは
逆にEFM信号が復調されると共に、誤り符号訂正等の
ACIRCデコ−ド処理が施される。そして、この信号
はメモリコントロ−ル部4の制御の基に、メモリ部5内
の所定のアドレス位置に一旦記憶される。そして、この
記憶されたデ−タは、圧縮デ−タであることから、所定
の時間毎に間欠的に読み出されて、ATRAC部3に供
給されるようになっている。このため、光ピックアップ
11aが何らかの衝撃を受け所定の位置から外れた場合
にも、間欠読み出しが故に、読み出し動作が行われる前
に光ピックアップ11aが正規の位置に戻れば、デ−タ
飛びが防止できるように配慮されているものである。更
に、この圧縮信号は、ATRAC部3において伸張処理
され、D/A変換回路17でアナログ信号に変換された
後、出力端子18から出力されるようになっている。
号処理回路7に供給された信号は、ここで、記録時とは
逆にEFM信号が復調されると共に、誤り符号訂正等の
ACIRCデコ−ド処理が施される。そして、この信号
はメモリコントロ−ル部4の制御の基に、メモリ部5内
の所定のアドレス位置に一旦記憶される。そして、この
記憶されたデ−タは、圧縮デ−タであることから、所定
の時間毎に間欠的に読み出されて、ATRAC部3に供
給されるようになっている。このため、光ピックアップ
11aが何らかの衝撃を受け所定の位置から外れた場合
にも、間欠読み出しが故に、読み出し動作が行われる前
に光ピックアップ11aが正規の位置に戻れば、デ−タ
飛びが防止できるように配慮されているものである。更
に、この圧縮信号は、ATRAC部3において伸張処理
され、D/A変換回路17でアナログ信号に変換された
後、出力端子18から出力されるようになっている。
【0023】次に、図6はMDドライブユニット12の
動作フロ−で、前述の図5の説明と基本的に変るところ
はなく、MDドライブユニット11とMDドライブユニ
ット12との制御動作が入れ替わったもので、その他は
前述と変わるところはないので、更なる説明を省略す
る。
動作フロ−で、前述の図5の説明と基本的に変るところ
はなく、MDドライブユニット11とMDドライブユニ
ット12との制御動作が入れ替わったもので、その他は
前述と変わるところはないので、更なる説明を省略す
る。
【0024】次に、CD−Rドライブユニット13にC
D−Rが装着された場合につき図7を用いて説明する。
この場合においても、基本的には前述の図5で説明した
と変わるところはなく、記録動作の使用例においてはC
D−Rドライブユニット13を作動状態にし、MDドラ
イブユニット11、MDドライブユニット12、及びC
D−Rドライブユニット14を非作動にし、信号処理部
7内のエラ−訂正コ−ドを付加するためのCIRCエン
コ−ダを作動状態にし(ステップS3)、ATRAC部
3をスル−状態にし、その他は、前述の図5で説明した
と同様の動作フロ−となる。また、再生動作について
も、改めて詳述するまでもなく、図7により明らかであ
ろう。
D−Rが装着された場合につき図7を用いて説明する。
この場合においても、基本的には前述の図5で説明した
と変わるところはなく、記録動作の使用例においてはC
D−Rドライブユニット13を作動状態にし、MDドラ
イブユニット11、MDドライブユニット12、及びC
D−Rドライブユニット14を非作動にし、信号処理部
7内のエラ−訂正コ−ドを付加するためのCIRCエン
コ−ダを作動状態にし(ステップS3)、ATRAC部
3をスル−状態にし、その他は、前述の図5で説明した
と同様の動作フロ−となる。また、再生動作について
も、改めて詳述するまでもなく、図7により明らかであ
ろう。
【0025】更に、図8はCD−RをCD−Rドライブ
ユニット14に装着した場合のフロ−チャ−トであり、
これについても同図に示すように前述の図6に準じた動
作を呈し、詳細な説明を省略する。
ユニット14に装着した場合のフロ−チャ−トであり、
これについても同図に示すように前述の図6に準じた動
作を呈し、詳細な説明を省略する。
【0026】次に、本実施例の主要使用例であるMDを
MDドラブユニット11とMDドラブユニット12とに
装着して使用する場合につき、図9を使用して説明す
る。まず、操作部(OP)15により記録動作が選択さ
れると、そのことがステップS1の動作により検出さ
れ、ステップS9の記録(録音)動作のステップへと移
行する。これにより、CPU6から切り換え器9に制御
信号が供給され、MDドライブユニット11側が動作す
るように切り換えられると共に、切り換え器10にも制
御信号が供給されてMDドライブユニット12側に切り
換えられる(ステップS10)。
MDドラブユニット11とMDドラブユニット12とに
装着して使用する場合につき、図9を使用して説明す
る。まず、操作部(OP)15により記録動作が選択さ
れると、そのことがステップS1の動作により検出さ
れ、ステップS9の記録(録音)動作のステップへと移
行する。これにより、CPU6から切り換え器9に制御
信号が供給され、MDドライブユニット11側が動作す
るように切り換えられると共に、切り換え器10にも制
御信号が供給されてMDドライブユニット12側に切り
換えられる(ステップS10)。
【0027】次に、信号処理部7,8内のエラ−訂正コ
−ドを付加するためのACIRCエンコ−ダが作動状態
にされると共に、ATRAC部3のATRACエンコ−
ダが作動状態にされる(ステップS11,12)。そし
て、これらの動作が終了すると、MDドライブユニット
11,12が前述の図5を用いて説明したと同様の記録
動作が開始される。この記録動作の終了後、CPU6に
より各ディスクのTOCデ−タの作成指示がなされ、こ
の指示の基にメモリコントロ−ル部4を通じて対応する
デ−タ格納エリア内のアドレステ−ブルにおいて夫々の
TOCデ−タが作成される。(ステップS15)。
−ドを付加するためのACIRCエンコ−ダが作動状態
にされると共に、ATRAC部3のATRACエンコ−
ダが作動状態にされる(ステップS11,12)。そし
て、これらの動作が終了すると、MDドライブユニット
11,12が前述の図5を用いて説明したと同様の記録
動作が開始される。この記録動作の終了後、CPU6に
より各ディスクのTOCデ−タの作成指示がなされ、こ
の指示の基にメモリコントロ−ル部4を通じて対応する
デ−タ格納エリア内のアドレステ−ブルにおいて夫々の
TOCデ−タが作成される。(ステップS15)。
【0028】続いて、CPU6からヘッド駆動回路11
b,12b及びサ−ボ回路11c,12cに制御信号が
供給されて、記録ヘッド11a,12a及び光ピックア
ップ11f,12fが各MDの内周方向のTOCエリア
に移動されると共に(ステップS16)、メモリコント
ロ−ル部4に一方のMDのTOCデ−タを信号処理部7
に供給するよう転送指示をなし、ここでTOCデ−タは
所定の信号処理がなされた後、記録ヘッド11aを通じ
てMDの内周エリアに記録される(ステップS17)。
また、同様に、他方のMDに対応するTOCデ−タも記
録ヘッド12aを介して、TOCエリアに記録される
(ステップS18) このようにして、記録時のル−チンが終了される。
b,12b及びサ−ボ回路11c,12cに制御信号が
供給されて、記録ヘッド11a,12a及び光ピックア
ップ11f,12fが各MDの内周方向のTOCエリア
に移動されると共に(ステップS16)、メモリコント
ロ−ル部4に一方のMDのTOCデ−タを信号処理部7
に供給するよう転送指示をなし、ここでTOCデ−タは
所定の信号処理がなされた後、記録ヘッド11aを通じ
てMDの内周エリアに記録される(ステップS17)。
また、同様に、他方のMDに対応するTOCデ−タも記
録ヘッド12aを介して、TOCエリアに記録される
(ステップS18) このようにして、記録時のル−チンが終了される。
【0029】また、次に、操作部15により再生動作が
選択されると、切り換え器9がMDドライブユニット1
1側に切り換えられ、CD−Rドライブユニット13が
非動作とされると共に(ステップS2)、切り換え器1
0がMDドライブユニット12側に切り換えられ、CD
−Rドライブユニット14が非動作とされる(ステップ
S3)。
選択されると、切り換え器9がMDドライブユニット1
1側に切り換えられ、CD−Rドライブユニット13が
非動作とされると共に(ステップS2)、切り換え器1
0がMDドライブユニット12側に切り換えられ、CD
−Rドライブユニット14が非動作とされる(ステップ
S3)。
【0030】その後、信号処理回路7,8に制御信号が
供給されて、エラ−訂正コ−ドをデコ−ドするためのデ
コ−ダが作動状態にされ(ステップS3)、ATRAC
部3のATRACデコ−ダも作動状態とされる(ステッ
プS5)。続いて、MDドライブユニット11に装着さ
れているMDのTOCデ−タが再生され、このMDの情
報であることが判別できるように、メモリ部5内に用意
された所定のテ−ブル領域に記憶される。
供給されて、エラ−訂正コ−ドをデコ−ドするためのデ
コ−ダが作動状態にされ(ステップS3)、ATRAC
部3のATRACデコ−ダも作動状態とされる(ステッ
プS5)。続いて、MDドライブユニット11に装着さ
れているMDのTOCデ−タが再生され、このMDの情
報であることが判別できるように、メモリ部5内に用意
された所定のテ−ブル領域に記憶される。
【0031】同様に、MDドライブユニット12に装着
されているMDについても、そのTOCデ−タが再生さ
れ、このMDに対応したTOCデ−タであることが判別
できるように、メモリ部5の所定の領域に記憶される。
このように、これらの二つのTOCデ−タは、メモリ部
5内においてCPU6の制御の基に一元的に管理されな
がら記録される。
されているMDについても、そのTOCデ−タが再生さ
れ、このMDに対応したTOCデ−タであることが判別
できるように、メモリ部5の所定の領域に記憶される。
このように、これらの二つのTOCデ−タは、メモリ部
5内においてCPU6の制御の基に一元的に管理されな
がら記録される。
【0032】次に、ステップS8において、操作部15
により、例えば、MDドライブユニット11とMDドラ
イブユニット12との連続再生が選択された場合には、
前記CPU6によってTOCデ−タを一元的に管理して
連続再生が行われることになる。図11は、前記ステッ
プS8における両ドライブユニットの再生タイミングを
示したフロ−チャ−トである。即ち、操作部15より連
続再生の指示がなされると、ステップS1において再生
中のMD1の最終アドレスが近いか否かが判断される。
この判断は、TOC1専用デ−タエリア内に格納されて
いるMD1の最終記録アドレスが、予めCPU6におい
て、予め読み込んでおき、これを参照することにより行
われる。
により、例えば、MDドライブユニット11とMDドラ
イブユニット12との連続再生が選択された場合には、
前記CPU6によってTOCデ−タを一元的に管理して
連続再生が行われることになる。図11は、前記ステッ
プS8における両ドライブユニットの再生タイミングを
示したフロ−チャ−トである。即ち、操作部15より連
続再生の指示がなされると、ステップS1において再生
中のMD1の最終アドレスが近いか否かが判断される。
この判断は、TOC1専用デ−タエリア内に格納されて
いるMD1の最終記録アドレスが、予めCPU6におい
て、予め読み込んでおき、これを参照することにより行
われる。
【0033】最終アドレスに近づいていない場合には、
MD1の再生状態を続行させ(ステップS6)、デ−タ
転送が可能なか否かのスタンバイ状態が確認される(ス
テップS2)。スタンバイ状態でない場合には、スタン
バイ状態にし、ステップS6に戻る。スタンバイ状態で
ある場合には、ステップS3に進み、再生中のMD1に
おける最終のアドレス位置にあるデ−タがメモリ部5に
転送されて、それが終了したか否かのチェックが行われ
る(ステップS3)。
MD1の再生状態を続行させ(ステップS6)、デ−タ
転送が可能なか否かのスタンバイ状態が確認される(ス
テップS2)。スタンバイ状態でない場合には、スタン
バイ状態にし、ステップS6に戻る。スタンバイ状態で
ある場合には、ステップS3に進み、再生中のMD1に
おける最終のアドレス位置にあるデ−タがメモリ部5に
転送されて、それが終了したか否かのチェックが行われ
る(ステップS3)。
【0034】この転送が終了し、メモリコントロ−ル部
4から他方のディスクであるMD2へのデ−タ要求があ
ったか否かのチェックが行われる(ステップS4)。こ
のチェックは、メモリ部5におけるデ−タの格納に余裕
があるかのチェックを行っているものである。余裕があ
る場合には、その時点で、MDドライブユニット11の
動作を完全に停止し、今度はMDドライブユニット12
側が再生状態に移り、その再生デ−タの転送が開始され
るようになっている(ステップS5)。
4から他方のディスクであるMD2へのデ−タ要求があ
ったか否かのチェックが行われる(ステップS4)。こ
のチェックは、メモリ部5におけるデ−タの格納に余裕
があるかのチェックを行っているものである。余裕があ
る場合には、その時点で、MDドライブユニット11の
動作を完全に停止し、今度はMDドライブユニット12
側が再生状態に移り、その再生デ−タの転送が開始され
るようになっている(ステップS5)。
【0035】次に、図10は、CD−Rドライブユニッ
ト13及びCD−Rドライブユニット14に同時にCD
−Rを装着した場合の使用例で、これにつき説明する。
この使用例の場合も、基本的には、前述の図9で説明し
た場合と変るところはなく、CD−Rドライブユニット
とMDドライブユニットが入れ替わった制御動作となっ
ており、同図のフロ−チャ−トにより明らかであろう。
ト13及びCD−Rドライブユニット14に同時にCD
−Rを装着した場合の使用例で、これにつき説明する。
この使用例の場合も、基本的には、前述の図9で説明し
た場合と変るところはなく、CD−Rドライブユニット
とMDドライブユニットが入れ替わった制御動作となっ
ており、同図のフロ−チャ−トにより明らかであろう。
【0036】上述したように、前記実施例の装置によれ
ば、例え、夫々のディスクには一つの曲が完結録音され
ておらず、複数のディスクに跨がって記録されているよ
うな場合にも、一方のディスクから他方のディスクへ
と、不自然な曲間を伴うことなく、一つの曲がスム−ズ
に連続再生できる。また、一つの曲が夫々ディスクに完
結記録されており、これらのディスクを再生する場合に
おいても、従来のチェンジャ−以上にスム−ズな連続再
生が可能である。また、CPU6内のプログラムを変更
することで、一方のディスクの曲から他方のディスクの
曲へ、また、他方のディスクの曲から一方のディスクの
曲へと、切り替えタイミング良く、スム−ズな再生がで
きるものである。また、MDドライブ11とCD−Rド
ライブ14があり、異種間のディスクからディスクへと
不自然な曲間をともなうことなく、一つの曲がスム−ズ
に連続再生することもできる。
ば、例え、夫々のディスクには一つの曲が完結録音され
ておらず、複数のディスクに跨がって記録されているよ
うな場合にも、一方のディスクから他方のディスクへ
と、不自然な曲間を伴うことなく、一つの曲がスム−ズ
に連続再生できる。また、一つの曲が夫々ディスクに完
結記録されており、これらのディスクを再生する場合に
おいても、従来のチェンジャ−以上にスム−ズな連続再
生が可能である。また、CPU6内のプログラムを変更
することで、一方のディスクの曲から他方のディスクの
曲へ、また、他方のディスクの曲から一方のディスクの
曲へと、切り替えタイミング良く、スム−ズな再生がで
きるものである。また、MDドライブ11とCD−Rド
ライブ14があり、異種間のディスクからディスクへと
不自然な曲間をともなうことなく、一つの曲がスム−ズ
に連続再生することもできる。
【0037】また、上述の使用例においては説明しなか
ったが、一方のユニットを再生状態にし、他方のユニッ
トを録音モ−ドとしてダビングを行うことも可能であ
る。その場合にも前述のTOCデ−タをCPU6で一元
的に管理できるので、制御が極めて行い易くなる。
ったが、一方のユニットを再生状態にし、他方のユニッ
トを録音モ−ドとしてダビングを行うことも可能であ
る。その場合にも前述のTOCデ−タをCPU6で一元
的に管理できるので、制御が極めて行い易くなる。
【0038】また、次に、図13〜図17は第2の発明
である情報記録媒体の再生装置の実施例に係る概略構成
図とその動作フロ−を示す図である。この実施例は、再
生専用の装置に係るもので、前述の図1に示した構成の
装置におけるMDドライブユニット11,12をMD再
生専用ドライブユニット110,120に構成変更し、
CD−Rドライブユニット13,14をCDドライブユ
ニット130,140に夫々構成変更したものである。
である情報記録媒体の再生装置の実施例に係る概略構成
図とその動作フロ−を示す図である。この実施例は、再
生専用の装置に係るもので、前述の図1に示した構成の
装置におけるMDドライブユニット11,12をMD再
生専用ドライブユニット110,120に構成変更し、
CD−Rドライブユニット13,14をCDドライブユ
ニット130,140に夫々構成変更したものである。
【0039】図14は、前述の図5に対応した図で、M
D再生専用ドライブユニット110の動作ル−チンを示
した図、図15は前述の図7に対応した図で、CDドラ
イブユニット130の動作ル−チンを示した図、図16
は前述の図9に対応した図で、MD再生専用ドライブユ
ニット110,120の動作ル−チンを示した図、図1
7は前述の図10に対応した図で、CDドライブユニッ
ト130,140の動作ル−チンを夫々示した図であ
る。これらの図から明らかなように、本実施例の装置
は、再生専用の装置であることから、その構成は、前述
の記録再生装置の構成中、再生部のみによる構成とした
ものである。これに関する動作も、前述の対応する図の
再生系の説明と変わるところはないので、改めて説明す
るのを省略する。このような装置においても、前述の装
置と同一の効果を奏するものである。
D再生専用ドライブユニット110の動作ル−チンを示
した図、図15は前述の図7に対応した図で、CDドラ
イブユニット130の動作ル−チンを示した図、図16
は前述の図9に対応した図で、MD再生専用ドライブユ
ニット110,120の動作ル−チンを示した図、図1
7は前述の図10に対応した図で、CDドライブユニッ
ト130,140の動作ル−チンを夫々示した図であ
る。これらの図から明らかなように、本実施例の装置
は、再生専用の装置であることから、その構成は、前述
の記録再生装置の構成中、再生部のみによる構成とした
ものである。これに関する動作も、前述の対応する図の
再生系の説明と変わるところはないので、改めて説明す
るのを省略する。このような装置においても、前述の装
置と同一の効果を奏するものである。
【0040】
【発明の効果】本発明の装置によれば、装着される複数
の情報記録媒体のTOC情報が一元的に管理できるよう
になっているため、対応する複数の再生手段の動作タイ
ミングを制御し易く、例えば、複数の記録媒体に一つの
音楽情報が跨がって記録されているような場合にも、音
切れ、音飛びが生じることのないように連続再生が可能
である。また、複数の記録媒体の記録情報を、交互に、
再生する場合にも、音切れ、音飛びが生じることのな
く、スム−ズな再生ができる等の効果を奏する。
の情報記録媒体のTOC情報が一元的に管理できるよう
になっているため、対応する複数の再生手段の動作タイ
ミングを制御し易く、例えば、複数の記録媒体に一つの
音楽情報が跨がって記録されているような場合にも、音
切れ、音飛びが生じることのないように連続再生が可能
である。また、複数の記録媒体の記録情報を、交互に、
再生する場合にも、音切れ、音飛びが生じることのな
く、スム−ズな再生ができる等の効果を奏する。
【図1】本願第1の発明に係る記録再生装置の全体構成
を示す概略ブロック図である。
を示す概略ブロック図である。
【図2】MDドライブユニット11の概略ブロック図で
ある。
ある。
【図3】CD−Rドライブユニット13の概略ブロック
図である。
図である。
【図4】本実施例に係る記録再生装置の全体システムを
示すフロ−チャ−トである。
示すフロ−チャ−トである。
【図5】MDドライブユニット11の動作ル−チンを示
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
【図6】MDドライブユニット12の動作ル−チンを示
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
【図7】CD−Rドライブユニット13の動作ル−チン
を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
【図8】CD−Rドライブユニット14の動作ル−チン
を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
【図9】MDドライブユニット11,12の動作ル−チ
ンを示すフロ−チャ−トである。
ンを示すフロ−チャ−トである。
【図10】メモリ部5内の格納エリアを示す概念図であ
る。
る。
【図11】図9のステップ8の詳細フロ−チャ−トであ
る。
る。
【図12】CD−Rドライブユニット13,14の動作
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
【図13】本願第2の発明に係る記録再生装置の全体構
成を示す概略ブロック図である。
成を示す概略ブロック図である。
【図14】MD専用ドライブユニット110の動作ル−
チンを示すフロ−チャ−トである。
チンを示すフロ−チャ−トである。
【図15】ドライブユニット130の動作ル−チンを示
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
【図16】MD専用ドライブユニット110,120の
動作ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
動作ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
【図17】CDドライブユニット130,140の動作
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
ル−チンを示すフロ−チャ−トである。
1 入力端子 2 A/D(アナログ/デジタル)変換回路 3 ATRAC回路 4 メモリコントロ−ル部 5 メモリ部 6 CPU(中央制御装置) 7,8 信号処理回路 11,12 MDドライブユニット 13,14 CD−Rドライブユニット 110,120 MD専用ドライブユニット 130,140 CDドライブユニット
Claims (2)
- 【請求項1】TOC情報が記録される複数の情報記録媒
体を装着して前記複数の情報記録媒体の記録内容を連続
又は交互に所定の順序で再生する情報記録媒体の記録再
生装置において、 入来する記録情報を、装着された複数の情報記録媒体に
記録すると共に、これら記録情報に基づいてTOC情報
を作成し、これら作成されたTOC情報に基づいて、前
記夫々の情報記録媒体に対応したTOC情報を前記夫々
の情報記録媒体の所定の領域に記録する一方、 再生時において、前記所定の領域に記録された夫々のT
OC情報を再生して、これらTOC情報を識別可能に記
憶すると共に、これら記憶されたTOC情報を、一元的
に管理するようにしたことを特徴とする情報記録媒体の
記録再生装置。 - 【請求項2】TOC情報が記録された複数の情報記録媒
体を装着して前記情報記録媒体の記録内容を連続又は交
互に所定の順序で再生する情報記録媒体の再生装置にお
いて、 前記夫々の情報記録媒体からTOC情報を再生して、こ
れらTOC情報を識別可能に記憶すると共に、これら記
憶されたTOC情報を、一元的に管理するようにしたこ
とを特徴とする情報記録媒体の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4802996A JPH09153271A (ja) | 1995-09-29 | 1996-02-09 | 情報記録媒体の記録再生装置及び再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-276226 | 1995-09-29 | ||
JP27622695 | 1995-09-29 | ||
JP4802996A JPH09153271A (ja) | 1995-09-29 | 1996-02-09 | 情報記録媒体の記録再生装置及び再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153271A true JPH09153271A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=26388241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4802996A Pending JPH09153271A (ja) | 1995-09-29 | 1996-02-09 | 情報記録媒体の記録再生装置及び再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09153271A (ja) |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP4802996A patent/JPH09153271A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050624 |