JPH09149921A - 救護支援装置 - Google Patents
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- JPH09149921A JPH09149921A JP8039030A JP3903096A JPH09149921A JP H09149921 A JPH09149921 A JP H09149921A JP 8039030 A JP8039030 A JP 8039030A JP 3903096 A JP3903096 A JP 3903096A JP H09149921 A JPH09149921 A JP H09149921A
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- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S5/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
- G01S5/0009—Transmission of position information to remote stations
- G01S5/0018—Transmission from mobile station to base station
- G01S5/0027—Transmission from mobile station to base station of actual mobile position, i.e. position determined on mobile
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- G—PHYSICS
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- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/14—Receivers specially adapted for specific applications
- G01S19/17—Emergency applications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B29/00—Apparatus for mountaineering
- A63B29/02—Mountain guy-ropes or accessories, e.g. avalanche ropes; Means for indicating the location of accidentally buried, e.g. snow-buried, persons
- A63B29/021—Means for indicating the location of accidentally buried, e.g. snow-buried, persons
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S2205/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
- G01S2205/001—Transmission of position information to remote stations
- G01S2205/008—Transmission of position information to remote stations using a mobile telephone network
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- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】被捜索者自身が救護要請を行い得ない場合に
も、捜索者側の意志のみにより装置を完全作動状態にす
ることのできるようにする。 【解決手段】この発明の救護支援装置は、被捜索者が携
帯するものであって、無線信号を受信する無線受信部1
と無線信号を発信する無線発信部2、および、作動用電
力を供給する電力供給部3とを備え、捜索者側から発せ
られる無線探索信号を無線受信部1が受信すると、電力
供給部3が無線発信部2に作動用電力を供給して装置を
完全作動状態にするとともに、保護が必要な現在位置不
明の被捜索者の探索を可能とする応答信号用の無線信号
が無線発信部2より発信される構成を特徴とする。
も、捜索者側の意志のみにより装置を完全作動状態にす
ることのできるようにする。 【解決手段】この発明の救護支援装置は、被捜索者が携
帯するものであって、無線信号を受信する無線受信部1
と無線信号を発信する無線発信部2、および、作動用電
力を供給する電力供給部3とを備え、捜索者側から発せ
られる無線探索信号を無線受信部1が受信すると、電力
供給部3が無線発信部2に作動用電力を供給して装置を
完全作動状態にするとともに、保護が必要な現在位置不
明の被捜索者の探索を可能とする応答信号用の無線信号
が無線発信部2より発信される構成を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、行方がわからな
くなった徘徊老人や痴呆(ぼけ)老人、海上あるいは山
岳地帯等における遭難者などのように緊急に保護を必要
とする現在位置不明の被捜索者に対する捜索活動を支援
する携帯式の救護支援装置に係り、特に、捜索者の側か
ら被捜索者側の装置を完全作動させることができるよう
にするための技術に関する。
くなった徘徊老人や痴呆(ぼけ)老人、海上あるいは山
岳地帯等における遭難者などのように緊急に保護を必要
とする現在位置不明の被捜索者に対する捜索活動を支援
する携帯式の救護支援装置に係り、特に、捜索者の側か
ら被捜索者側の装置を完全作動させることができるよう
にするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自分が現在いる位置(自己位置)を正確
に把握確認する手だてのひとつに、衛星航法手段(Navi
gation System with Time And Ranging/Global Positio
ning System:以下GPSと称す)がある。これは、米国
国防省により開発されたシステムであり、地球の周りを
約12時間で一周する24個の人工衛星と5ケ所のモニ
ター局および制御局とから構成されている。その基本的
な位置確認技術は、GPS衛星3個以上から各々の衛星
の地球を原点とした直交座標(x,y,z)と時間信号
の入った衛星電波を受信した際に、その受信位置からみ
た各衛星の位置と衛星電波の伝達速度等から直線距離を
割り出し、三角測量の要領で関係方程式を求め、その受
信位置を高精度で割り出すというものである。また、4
個以上の衛星電波を受信利用する場合には同システムに
より高度を含めた3次元での位置確認を行うことができ
る。このようにして、利用者は専用の受信機を携帯する
だけで高い精度で正確な自己位置を知ることができる。
このシステムは当初は軍事利用を目的として開発された
ものであるが、近年は民需用にも開放されていて、例え
ば自動車のナビゲーションシステムとして普及しつつあ
る。
に把握確認する手だてのひとつに、衛星航法手段(Navi
gation System with Time And Ranging/Global Positio
ning System:以下GPSと称す)がある。これは、米国
国防省により開発されたシステムであり、地球の周りを
約12時間で一周する24個の人工衛星と5ケ所のモニ
ター局および制御局とから構成されている。その基本的
な位置確認技術は、GPS衛星3個以上から各々の衛星
の地球を原点とした直交座標(x,y,z)と時間信号
の入った衛星電波を受信した際に、その受信位置からみ
た各衛星の位置と衛星電波の伝達速度等から直線距離を
割り出し、三角測量の要領で関係方程式を求め、その受
信位置を高精度で割り出すというものである。また、4
個以上の衛星電波を受信利用する場合には同システムに
より高度を含めた3次元での位置確認を行うことができ
る。このようにして、利用者は専用の受信機を携帯する
だけで高い精度で正確な自己位置を知ることができる。
このシステムは当初は軍事利用を目的として開発された
ものであるが、近年は民需用にも開放されていて、例え
ば自動車のナビゲーションシステムとして普及しつつあ
る。
【0003】上記のような自己位置検出機能の応用とし
て、GPS機能付き携帯型装置を山岳登山者や海上航行
者に予め携帯させ、遭難時にはGPS機能により確認さ
れた自己位置を示すデータを含むかたちで無線信号を発
信して自己位置を捜索者に伝えることによって、救護活
動の迅速化を図る試みがなされている。
て、GPS機能付き携帯型装置を山岳登山者や海上航行
者に予め携帯させ、遭難時にはGPS機能により確認さ
れた自己位置を示すデータを含むかたちで無線信号を発
信して自己位置を捜索者に伝えることによって、救護活
動の迅速化を図る試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような捜索手法は、遭難者が負傷して重体、意識不
明、最悪には死亡している場合や、ぼけ老人や徘徊老人
等のように通常の判断能力が欠如している場合、自己位
置の連絡または救護要請活動が全く行えないという問題
点がある。また、徘徊老人や山岳遭難者等のように救護
要請が本人以外から出される場合、捜索者は遭難者本人
からの連絡を待つか、手当たりしだいロスの多い探索を
多大の時間をかけてやみくもに行うか以外に正確な現在
位置を知ることができず、迅速かつ効率的な捜索は期待
しがたいのが実情である。
たような捜索手法は、遭難者が負傷して重体、意識不
明、最悪には死亡している場合や、ぼけ老人や徘徊老人
等のように通常の判断能力が欠如している場合、自己位
置の連絡または救護要請活動が全く行えないという問題
点がある。また、徘徊老人や山岳遭難者等のように救護
要請が本人以外から出される場合、捜索者は遭難者本人
からの連絡を待つか、手当たりしだいロスの多い探索を
多大の時間をかけてやみくもに行うか以外に正確な現在
位置を知ることができず、迅速かつ効率的な捜索は期待
しがたいのが実情である。
【0005】勿論、装置が常に完全作動状態にあって自
己位置を把握できる無線信号が装置から常時発信されて
いれるならば、被捜索者の正確な現在位置を捜索者がい
つでも把握できるけれども、無線信号を常時発信するた
めには、大型電源(大型バッテリー)の装備が必要にな
り、装置の携帯性が著しく損なわれてしまう。
己位置を把握できる無線信号が装置から常時発信されて
いれるならば、被捜索者の正確な現在位置を捜索者がい
つでも把握できるけれども、無線信号を常時発信するた
めには、大型電源(大型バッテリー)の装備が必要にな
り、装置の携帯性が著しく損なわれてしまう。
【0006】この発明は、以上のような問題点に鑑みな
されたものであり、被捜索者自身が救護要請を行い得な
い場合にも、捜索者の意志のみにより装置を完全作動状
態にして被捜索者の正確な現在位置を迅速に把握し早急
に保護することができる救護支援装置を提供することを
第1の目的とする。また、被捜索者の自己位置の把握が
より迅速になされる救護支援装置を提供することを第2
の目的とする。さらに、構成が簡単な救護支援装置を提
供することを第3の目的とする。
されたものであり、被捜索者自身が救護要請を行い得な
い場合にも、捜索者の意志のみにより装置を完全作動状
態にして被捜索者の正確な現在位置を迅速に把握し早急
に保護することができる救護支援装置を提供することを
第1の目的とする。また、被捜索者の自己位置の把握が
より迅速になされる救護支援装置を提供することを第2
の目的とする。さらに、構成が簡単な救護支援装置を提
供することを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の救
護支援装置は、上記第1の目的を達成するために、捜索
者側から発せられる探索信号としての無線信号を受信す
る無線受信手段と、保護が必要とされる現在位置不明の
被捜索者の探索を可能とする応答信号としての無線信号
を発信する無線発信手段と、探索信号の受信に伴って前
記無線受信手段から出力される制御信号により前記無線
発信手段に対し作動用電力を供給する電力供給手段とを
備えているというものである。
護支援装置は、上記第1の目的を達成するために、捜索
者側から発せられる探索信号としての無線信号を受信す
る無線受信手段と、保護が必要とされる現在位置不明の
被捜索者の探索を可能とする応答信号としての無線信号
を発信する無線発信手段と、探索信号の受信に伴って前
記無線受信手段から出力される制御信号により前記無線
発信手段に対し作動用電力を供給する電力供給手段とを
備えているというものである。
【0008】請求項2に係る発明の救護支援装置は、上
記第2の目的を達成するために、請求項1に記載の救護
支援装置において、前記無線発信手段が、複数の電波発
信局が発する電波の受信信号に基づいて演算を行い自己
位置に対応するデータを得る自己位置演算部と、この自
己位置演算部により得られた自己位置を示すデータを含
むかたちでもって無線信号を出力する位置データ付き信
号送信部を具備するというものである。
記第2の目的を達成するために、請求項1に記載の救護
支援装置において、前記無線発信手段が、複数の電波発
信局が発する電波の受信信号に基づいて演算を行い自己
位置に対応するデータを得る自己位置演算部と、この自
己位置演算部により得られた自己位置を示すデータを含
むかたちでもって無線信号を出力する位置データ付き信
号送信部を具備するというものである。
【0009】請求項3に係る発明の救護支援装置は、上
記第3の目的を達成するために、請求項1に記載の救護
支援装置において、前記無線発信手段が、自己位置を示
すデータを含まないかたちでもって無線信号を出力する
位置データ抜き信号送信部を具備するというものであ
る。
記第3の目的を達成するために、請求項1に記載の救護
支援装置において、前記無線発信手段が、自己位置を示
すデータを含まないかたちでもって無線信号を出力する
位置データ抜き信号送信部を具備するというものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明に係る救護支援装置の作
用は次のとおりである。保護が必要とされる現在位置不
明の被捜索者が携帯する救護支援装置の無線受信手段
が、捜索者側から発せられた探索信号(呼び出し信号)
用の無線信号を受信して制御信号を出力すると、制御信
号を受けた電力供給手段が無線発信手段に対し作動用電
力の供給を開始し、救護支援装置は完全作動状態に入
る。その結果、救護支援装置の無線発信手段は、直ちに
被捜索者の探索を可能とする応答信号としての無線信号
を発信する。捜索者側は、被捜索者からの応答信号(コ
ールバック信号)である無線信号を受信することで被捜
索者の現在位置の把握が可能となる。
用は次のとおりである。保護が必要とされる現在位置不
明の被捜索者が携帯する救護支援装置の無線受信手段
が、捜索者側から発せられた探索信号(呼び出し信号)
用の無線信号を受信して制御信号を出力すると、制御信
号を受けた電力供給手段が無線発信手段に対し作動用電
力の供給を開始し、救護支援装置は完全作動状態に入
る。その結果、救護支援装置の無線発信手段は、直ちに
被捜索者の探索を可能とする応答信号としての無線信号
を発信する。捜索者側は、被捜索者からの応答信号(コ
ールバック信号)である無線信号を受信することで被捜
索者の現在位置の把握が可能となる。
【0011】請求項2に係る発明の救護支援装置の場合
は、無線発信手段が具備する自己位置演算部により、複
数の電波発信局が発する電波の受信信号に基づいて演算
を行い自己位置に対応するデータを得る一方、位置デー
タ付き信号送信部が得られた自己位置を示すデータを含
むかたちでもって無線信号を出力する。捜索者側では、
応答信号を受信して、その中の自己位置に対応するデー
タから被捜索者の現在位置をいち早く知れることにな
る。
は、無線発信手段が具備する自己位置演算部により、複
数の電波発信局が発する電波の受信信号に基づいて演算
を行い自己位置に対応するデータを得る一方、位置デー
タ付き信号送信部が得られた自己位置を示すデータを含
むかたちでもって無線信号を出力する。捜索者側では、
応答信号を受信して、その中の自己位置に対応するデー
タから被捜索者の現在位置をいち早く知れることにな
る。
【0012】請求項3に係る発明の救護支援装置の場合
は、無線発信手段の具備する位置データ抜き信号送信部
が、自己位置を示すデータを含まないかたちでもって応
答信号用の無線信号を送り出してくる。捜索者側では、
複数の受信箇所を設定し、応答信号の送られてくる方向
(応答信号の到来方向)情報に基づいて被捜索者の現在
位置を割り出すことになる。
は、無線発信手段の具備する位置データ抜き信号送信部
が、自己位置を示すデータを含まないかたちでもって応
答信号用の無線信号を送り出してくる。捜索者側では、
複数の受信箇所を設定し、応答信号の送られてくる方向
(応答信号の到来方向)情報に基づいて被捜索者の現在
位置を割り出すことになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施例を図面を
参照しながら詳しく説明する。図1は、請求項1および
請求項2の発明に係る救護支援装置の実施例の全体構成
を示すブロック図である。
参照しながら詳しく説明する。図1は、請求項1および
請求項2の発明に係る救護支援装置の実施例の全体構成
を示すブロック図である。
【0014】実施例の救護支援装置は、探索信号として
捜索者側から出される無線信号を受信する無線受信部
(無線受信手段)1と、被捜索者の探索を可能とする応
答信号としての無線信号を出す無線発信部(無線発信手
段)2と、無線受信部1からの制御信号により無線発信
部1に対し作動用電力を供給する電力供給部3とを備
え、さらに無線発信部2の前段に電波受信部2aを備え
た構成となっている。以下、各部についてより具体的に
説明する。
捜索者側から出される無線信号を受信する無線受信部
(無線受信手段)1と、被捜索者の探索を可能とする応
答信号としての無線信号を出す無線発信部(無線発信手
段)2と、無線受信部1からの制御信号により無線発信
部1に対し作動用電力を供給する電力供給部3とを備
え、さらに無線発信部2の前段に電波受信部2aを備え
た構成となっている。以下、各部についてより具体的に
説明する。
【0015】無線受信部1は、捜索者側からの探索信号
をキャッチするための平面型の受信アンテナ4を有する
通信アンテナユニット5とIDコード一致判別部6とか
らなる。捜索者側から発せられる探索信号は、多数の携
帯者をそれぞれ区別できるように各救護支援装置ごとに
付与されたIDコードを含んでいる。受信アンテナ4が
キャッチした探索信号は、通信アンテナユニット5で前
置増幅・検波されたあとIDコード一致判別部6に送ら
れる。IDコード一致判別部6は、受信した探索信号の
IDコードがその救護支援装置のIDコードと一致して
いるか否かを判別し、一致しておれば制御信号を出力
し、一致していなければ制御信号を出力しない。
をキャッチするための平面型の受信アンテナ4を有する
通信アンテナユニット5とIDコード一致判別部6とか
らなる。捜索者側から発せられる探索信号は、多数の携
帯者をそれぞれ区別できるように各救護支援装置ごとに
付与されたIDコードを含んでいる。受信アンテナ4が
キャッチした探索信号は、通信アンテナユニット5で前
置増幅・検波されたあとIDコード一致判別部6に送ら
れる。IDコード一致判別部6は、受信した探索信号の
IDコードがその救護支援装置のIDコードと一致して
いるか否かを判別し、一致しておれば制御信号を出力
し、一致していなければ制御信号を出力しない。
【0016】電力供給部3は、電池式の電源部7とスイ
ッチ部8とからなり、探索信号の受信に伴ってIDコー
ド一致判別部6から出力される制御信号を受けると、ス
イッチ部8の接点8aが閉じられる構成となっている。
図1中に一点鎖線で示すように、スイッチ部8の接点8
aが閉じられると、電源部7から無線発信部2および無
線受信部2aに作動用電力が供給される。つまり、被捜
索者自身が救護要請のために装置を作動させられないよ
うな場合でも、捜捜索者側から探索信号を出せば、接点
8aが閉じて救護支援装置を完全作動状態に入る構成に
なっている。
ッチ部8とからなり、探索信号の受信に伴ってIDコー
ド一致判別部6から出力される制御信号を受けると、ス
イッチ部8の接点8aが閉じられる構成となっている。
図1中に一点鎖線で示すように、スイッチ部8の接点8
aが閉じられると、電源部7から無線発信部2および無
線受信部2aに作動用電力が供給される。つまり、被捜
索者自身が救護要請のために装置を作動させられないよ
うな場合でも、捜捜索者側から探索信号を出せば、接点
8aが閉じて救護支援装置を完全作動状態に入る構成に
なっている。
【0017】なお、無線受信部1は常に探索信号の受信
に備えている必要があり、作動用電力が常時供給されて
いる。しかし、無線受信部1は消費電力が僅かであるた
め、常時作動用電力が供給されていても何ら問題はな
い。また、必要に応じて、接点8aを閉じるスイッチを
救護支援装置に設け、被捜索者自身でも、装置を完全作
動状態にすることができるようにしてもよい。
に備えている必要があり、作動用電力が常時供給されて
いる。しかし、無線受信部1は消費電力が僅かであるた
め、常時作動用電力が供給されていても何ら問題はな
い。また、必要に応じて、接点8aを閉じるスイッチを
救護支援装置に設け、被捜索者自身でも、装置を完全作
動状態にすることができるようにしてもよい。
【0018】電波受信部2aはGPS衛星から電波をキ
ャッチするための平面型の受信アンテナ9を有するGP
Sアンテナユニット10からなる。受信アンテナ9がキ
ャッチしたGPS衛星からのスペクトラム拡散された電
波をGPSアンテナユニット10で前置増幅・検波して
から無線発信部2へ送り出す。
ャッチするための平面型の受信アンテナ9を有するGP
Sアンテナユニット10からなる。受信アンテナ9がキ
ャッチしたGPS衛星からのスペクトラム拡散された電
波をGPSアンテナユニット10で前置増幅・検波して
から無線発信部2へ送り出す。
【0019】無線発信部2は自己位置演算部11と位置
データ付き信号送信部12および発信アンテナ13とか
らなる。なお、発振アンテナ13は受信アンテナ4と兼
用してもよい。GPSアンテナユニット10から送り込
まれる信号を自己位置演算部11が復調して航法データ
を取り出し複数の衛星からの距離を測定して自己位置を
自動演算して自己位置を示すデータを位置データ付き信
号送信部12へ送る。位置データ付き信号送信部12
は、自己位置演算部11により得られた自己位置を示す
データを含むかたちでもって応答信号としての無線信号
を発信アンテナ13から自動発信することになる。自己
位置を示すデータ(位置情報)は、救護支援装置(つま
り被捜索者)の現在位置についての少なくとも緯度およ
び経度であり、必要に応じて高度情報も含ませてもよ
い。無線信号には、VHF無線などが用いられる。
データ付き信号送信部12および発信アンテナ13とか
らなる。なお、発振アンテナ13は受信アンテナ4と兼
用してもよい。GPSアンテナユニット10から送り込
まれる信号を自己位置演算部11が復調して航法データ
を取り出し複数の衛星からの距離を測定して自己位置を
自動演算して自己位置を示すデータを位置データ付き信
号送信部12へ送る。位置データ付き信号送信部12
は、自己位置演算部11により得られた自己位置を示す
データを含むかたちでもって応答信号としての無線信号
を発信アンテナ13から自動発信することになる。自己
位置を示すデータ(位置情報)は、救護支援装置(つま
り被捜索者)の現在位置についての少なくとも緯度およ
び経度であり、必要に応じて高度情報も含ませてもよ
い。無線信号には、VHF無線などが用いられる。
【0020】電波受信部2aがキャッチする電波はGP
S衛星からの電波に限られるものではない。自己位置演
算に用いる基準電波を発信する電波発信局を地上や海上
の異なる位置に3つ以上設置しておいて、これらの電波
発信局をGPS衛星の代わりに用いるようにしてもよ
い。例えば、特定の山岳地帯の適当な場所に3個ないし
4個(4個の場合、被捜索者の高度も知ることができ
る)以上の基準電波発信局を設ける一方、個々の登山者
に救護支援装置を携帯させるようにする。もし遭難があ
ったら、捜索者側からの探索信号によって救護支援装置
を作動させ、基準電波発信局の電波に基づいて、救護支
援装置が遭難者の自己位置を示すデータを演算決定する
という構成であってもよい。
S衛星からの電波に限られるものではない。自己位置演
算に用いる基準電波を発信する電波発信局を地上や海上
の異なる位置に3つ以上設置しておいて、これらの電波
発信局をGPS衛星の代わりに用いるようにしてもよ
い。例えば、特定の山岳地帯の適当な場所に3個ないし
4個(4個の場合、被捜索者の高度も知ることができ
る)以上の基準電波発信局を設ける一方、個々の登山者
に救護支援装置を携帯させるようにする。もし遭難があ
ったら、捜索者側からの探索信号によって救護支援装置
を作動させ、基準電波発信局の電波に基づいて、救護支
援装置が遭難者の自己位置を示すデータを演算決定する
という構成であってもよい。
【0021】上記のように応答信号に自己位置を示すデ
ータが含まれている場合、救護支援装置から応答信号が
常に発信されている必要はなく、せいぜい間欠的に応答
信号を出しておれば十分であり、小さな電源部(バッテ
リー)7でも、装置の長期間の使用が可能であるととも
に、強い応答信号を発信することができるようにもな
る。
ータが含まれている場合、救護支援装置から応答信号が
常に発信されている必要はなく、せいぜい間欠的に応答
信号を出しておれば十分であり、小さな電源部(バッテ
リー)7でも、装置の長期間の使用が可能であるととも
に、強い応答信号を発信することができるようにもな
る。
【0022】続いて、上述した構成の実施例装置の動作
を、保護を必要とする現在位置不明の被捜索者を探索す
るとき捜索システムを示す図2を参照しながら説明す
る。
を、保護を必要とする現在位置不明の被捜索者を探索す
るとき捜索システムを示す図2を参照しながら説明す
る。
【0023】図2に示すように、被捜索者が携帯する救
護支援装置Aは、携帯電話のように電波交信局(地方基
地局)Bと相互に無線交信が可能であり、また、自己位
置の演算に用いる電波を発信する基準電波発信局C〜E
の発信する電波が受信可能である。一方、電波交信局B
は信号回線(例えば公衆電話回線)で捜索本部に設置さ
れた操作表示装置Fと接続されている。操作表示装置F
は、モニタFaおよび操作ボードFbとディスクドライ
ブFcからなるいわゆるパーソナルコンピュータ構成の
装置である。そして、被捜索者に対する捜索を実施する
必要が出てきた場合には、図3のフローチャートに示す
流れに従って捜索活動がすすめられることになる。な
お、基準電波発信局C〜EはGPS衛星あるいは地上や
海上の基準電波発信局である。
護支援装置Aは、携帯電話のように電波交信局(地方基
地局)Bと相互に無線交信が可能であり、また、自己位
置の演算に用いる電波を発信する基準電波発信局C〜E
の発信する電波が受信可能である。一方、電波交信局B
は信号回線(例えば公衆電話回線)で捜索本部に設置さ
れた操作表示装置Fと接続されている。操作表示装置F
は、モニタFaおよび操作ボードFbとディスクドライ
ブFcからなるいわゆるパーソナルコンピュータ構成の
装置である。そして、被捜索者に対する捜索を実施する
必要が出てきた場合には、図3のフローチャートに示す
流れに従って捜索活動がすすめられることになる。な
お、基準電波発信局C〜EはGPS衛星あるいは地上や
海上の基準電波発信局である。
【0024】〔ステップF1〕 操作表示装置Fの操作
ボードFbからIDコードを含む探索信号の発信指令が
入力される。
ボードFbからIDコードを含む探索信号の発信指令が
入力される。
【0025】〔ステップF2〕 IDコードを含む探索
信号の発信指令は信号回線を通して電波交信局Bに届け
られて、電波交信局BからIDコード付きの無線信号が
探索信号として発信される。
信号の発信指令は信号回線を通して電波交信局Bに届け
られて、電波交信局BからIDコード付きの無線信号が
探索信号として発信される。
【0026】〔ステップF3〕 救護支援装置Aの受信
アンテナ4で探索信号がキャッチされて、IDコード一
致判別部6によりIDコードの確認が行われる。
アンテナ4で探索信号がキャッチされて、IDコード一
致判別部6によりIDコードの確認が行われる。
【0027】〔ステップF4〕 IDコードが一致しな
ければ、そのまま何も起こらないが、IDコードが一致
していれば、直ちに制御信号が出力されてスイッチ部8
の接点8aが閉じられる。
ければ、そのまま何も起こらないが、IDコードが一致
していれば、直ちに制御信号が出力されてスイッチ部8
の接点8aが閉じられる。
【0028】〔ステップF5〕 スイッチ部8の接点8
aが閉じられると、電力が供給されるので、電波受信部
2aおよび無線発信部2が作動し始める。つまり、救護
支援装置Aは完全作動状態に入ることになる。同時に、
基準電波発信局C〜Eからの電波は受信アンテナ9でキ
ャッチされて自己位置演算部11へ送られて被捜索者の
緯度・経度やさらには高度(基準電波発信局の局数は4
以上となる)等の自己位置を示すデータが求められる。
aが閉じられると、電力が供給されるので、電波受信部
2aおよび無線発信部2が作動し始める。つまり、救護
支援装置Aは完全作動状態に入ることになる。同時に、
基準電波発信局C〜Eからの電波は受信アンテナ9でキ
ャッチされて自己位置演算部11へ送られて被捜索者の
緯度・経度やさらには高度(基準電波発信局の局数は4
以上となる)等の自己位置を示すデータが求められる。
【0029】〔ステップF6〕 自己位置を示すデータ
(経度・緯度・高度など)を含む無線信号が応答信号と
して発信アテナ13から発信される。
(経度・緯度・高度など)を含む無線信号が応答信号と
して発信アテナ13から発信される。
【0030】〔ステップF7〕 発信アテナ13からの
応答信号が電波交信局Bで受信されて信号回線を通して
操作表示装置Fに送られる。
応答信号が電波交信局Bで受信されて信号回線を通して
操作表示装置Fに送られる。
【0031】〔ステップF8〕 操作表示装置Fでは自
己位置を示すデータが解読される一方、ディスクドライ
ブFcのCD−ROMから対応する地図が読みだされて
モニタFaの上に被捜索者が現在居る場所の地図が映し
出されるとともに、被捜索者の現在位置がプロット表示
される。これで被捜索者の現在位置が把握されたことに
なる。勿論、経度・緯度・高度を直にモニタFaに数字
表示したり、経度・緯度を対応する住所番地に変換して
文字表示したりしてもよい。
己位置を示すデータが解読される一方、ディスクドライ
ブFcのCD−ROMから対応する地図が読みだされて
モニタFaの上に被捜索者が現在居る場所の地図が映し
出されるとともに、被捜索者の現在位置がプロット表示
される。これで被捜索者の現在位置が把握されたことに
なる。勿論、経度・緯度・高度を直にモニタFaに数字
表示したり、経度・緯度を対応する住所番地に変換して
文字表示したりしてもよい。
【0032】次に、この発明の他の実施例を図面を参照
しながら詳しく説明する。図4は、請求項3の発明に対
応する救護支援装置の実施例の全体構成を示すブロック
図である。
しながら詳しく説明する。図4は、請求項3の発明に対
応する救護支援装置の実施例の全体構成を示すブロック
図である。
【0033】図4に示す実施例装置は、無線受信部1お
よび電力供給部3の構成・動作が、図1の実施例装置と
同じものであって、被捜索者自身では救護要請のために
装置を作動させられないような場合でも、捜捜索者側か
ら探索信号を出して接点8aを閉じ救護支援装置を完全
作動状態に入らせることができる点でも同じであるの
で、この点に関する説明はここでは省略する。図4に示
す実施例装置の場合、無線発信部14は単なる無線信
号、すなわち自己位置を示すデータ(位置情報)は含ま
ない自己位置データ抜きの無線信号を発信するだけの自
己位置データ抜き信号送信部15であり、図1に示した
実施例装置のような電波受信部2aや自己位置演算部1
1がない分だけ、装置構成は簡単である。
よび電力供給部3の構成・動作が、図1の実施例装置と
同じものであって、被捜索者自身では救護要請のために
装置を作動させられないような場合でも、捜捜索者側か
ら探索信号を出して接点8aを閉じ救護支援装置を完全
作動状態に入らせることができる点でも同じであるの
で、この点に関する説明はここでは省略する。図4に示
す実施例装置の場合、無線発信部14は単なる無線信
号、すなわち自己位置を示すデータ(位置情報)は含ま
ない自己位置データ抜きの無線信号を発信するだけの自
己位置データ抜き信号送信部15であり、図1に示した
実施例装置のような電波受信部2aや自己位置演算部1
1がない分だけ、装置構成は簡単である。
【0034】ただ、図4の救護支援装置は、装置構成は
簡単であるが、保護を必要とする現在位置不明の被捜索
者を探索する場合には、応答信号を2か所以上で受信す
る必要がある。例えば、図5に示した捜索システムの場
合、操作表示装置Fの操作ボードFbからIDコードを
含む探索信号の発信指令を行えるようにする一方、操作
表示装置Fから両側へ相当距離へだてた2地点a,bに
おいて、指向性のあるアンテナを用いた受信装置16,
17を操作表示装置Fからアンテナの方向などをコント
ロール可能なように設置しておき、両受信装置16,1
7から操作表示装置Fへ送られてくる応答信号の受信状
況に基づき2地点a,bにおける応答信号の到来方向
(到来角度θ1,θ2)を計測するとともに、2地点間
の距離Lと応答信号の到来角度θ1,θ2の関係から三
角形をモニタFaの画面に作図すると、三角形の頂点が
被捜索者の現在位置である。合わせて、ディスクドライ
ブFcのCD−ROMから対応する地図を読み出し、作
図する三角形をモニタFaの画面に同時表示するように
してもよい。なお、到来角度θ1,θ2を求めるために
は、応答信号が相当期間継続して発信されることにな
る。
簡単であるが、保護を必要とする現在位置不明の被捜索
者を探索する場合には、応答信号を2か所以上で受信す
る必要がある。例えば、図5に示した捜索システムの場
合、操作表示装置Fの操作ボードFbからIDコードを
含む探索信号の発信指令を行えるようにする一方、操作
表示装置Fから両側へ相当距離へだてた2地点a,bに
おいて、指向性のあるアンテナを用いた受信装置16,
17を操作表示装置Fからアンテナの方向などをコント
ロール可能なように設置しておき、両受信装置16,1
7から操作表示装置Fへ送られてくる応答信号の受信状
況に基づき2地点a,bにおける応答信号の到来方向
(到来角度θ1,θ2)を計測するとともに、2地点間
の距離Lと応答信号の到来角度θ1,θ2の関係から三
角形をモニタFaの画面に作図すると、三角形の頂点が
被捜索者の現在位置である。合わせて、ディスクドライ
ブFcのCD−ROMから対応する地図を読み出し、作
図する三角形をモニタFaの画面に同時表示するように
してもよい。なお、到来角度θ1,θ2を求めるために
は、応答信号が相当期間継続して発信されることにな
る。
【0035】上記実施例は、下記のように変形して実施
することができる。 (1)図2に示すような大がかりな操作表示装置Fを用
いた捜索システムではなく、携帯電話のような簡単な操
作装置とし、探索信号の送信をプッシュホンダイヤル操
作程度のことで行うとともに、自己位置を示すデータを
電波交信局Bで解読して経度・緯度を○○町○番地とい
った住所に検索変換するようにし、被捜索者の現在位置
を示す情報が、捜索者に音声でわかり易いかたちで告げ
られるような捜索システムとすることもできる。一般家
庭でぼけ老人が行方不明となった場合などに威力を発揮
する捜索システムと言える。
することができる。 (1)図2に示すような大がかりな操作表示装置Fを用
いた捜索システムではなく、携帯電話のような簡単な操
作装置とし、探索信号の送信をプッシュホンダイヤル操
作程度のことで行うとともに、自己位置を示すデータを
電波交信局Bで解読して経度・緯度を○○町○番地とい
った住所に検索変換するようにし、被捜索者の現在位置
を示す情報が、捜索者に音声でわかり易いかたちで告げ
られるような捜索システムとすることもできる。一般家
庭でぼけ老人が行方不明となった場合などに威力を発揮
する捜索システムと言える。
【0036】(2)図1に示す救護支援装置では、無線
受信部2aに対する作動用電力の供給が、探索信号の受
信後に開始される構成であったが、無線受信部2aも消
費電力がごく少ないため、作動用電力が常に供給されて
いて、無線発信部2だけが探索信号の受信後に作動用電
力の供給を受けるという形態であってもよい。
受信部2aに対する作動用電力の供給が、探索信号の受
信後に開始される構成であったが、無線受信部2aも消
費電力がごく少ないため、作動用電力が常に供給されて
いて、無線発信部2だけが探索信号の受信後に作動用電
力の供給を受けるという形態であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明の救護支援装置によれば、捜索者側からの
探索信号でもって救護支援装置を完全作動させられる構
成であることから、被捜索者自身では救護要請のために
装置を作動させられないような場合にも、捜索者の意志
のみにより被捜索者の正確な現在位置を迅速に把握し早
急に保護することができる。また、救護支援装置を常に
完全作動状態にしておく必要がないことから、大型電源
の装備が不要であり、装置の携帯性が損なわれる心配は
全くない。
1に係る発明の救護支援装置によれば、捜索者側からの
探索信号でもって救護支援装置を完全作動させられる構
成であることから、被捜索者自身では救護要請のために
装置を作動させられないような場合にも、捜索者の意志
のみにより被捜索者の正確な現在位置を迅速に把握し早
急に保護することができる。また、救護支援装置を常に
完全作動状態にしておく必要がないことから、大型電源
の装備が不要であり、装置の携帯性が損なわれる心配は
全くない。
【0038】請求項2に係る発明の救護支援装置によれ
ば、さらに応答信号に自己位置示すデータが含まれてい
るため、応答信号を受けて直ちに被捜索者の現在位置を
知ることができる。
ば、さらに応答信号に自己位置示すデータが含まれてい
るため、応答信号を受けて直ちに被捜索者の現在位置を
知ることができる。
【0039】請求項3に係る発明の救護支援装置によれ
ば、無線発信手段が自己位置データを含まない単なる無
線信号を出すだけのものであることから、装置構成が簡
単となり、装置価格の低減や携帯性の向上が見込めるよ
うになる。
ば、無線発信手段が自己位置データを含まない単なる無
線信号を出すだけのものであることから、装置構成が簡
単となり、装置価格の低減や携帯性の向上が見込めるよ
うになる。
【0040】
【図1】実施例に係る救護支援装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】実施例装置を用いた被捜索者の探索システム示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】実施例装置による探索活動の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】他の実施例に係る救護支援装置の全体構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】他の実施例装置を用いた被捜索者の探索システ
ム示すブロック図である。
ム示すブロック図である。
1…無線受信部 2…無線発信部 3…電力供給部 11…自己位置演算部 12…位置データ付き信号送信部 15…位置データ抜き信号送信部
Claims (3)
- 【請求項1】 捜索者側から発せられる探索信号として
の無線信号を受信する無線受信手段と、保護が必要とさ
れる現在位置不明の被捜索者の探索を可能とする応答信
号としての無線信号を発信する無線発信手段と、探索信
号の受信に伴って前記無線受信手段から出力される制御
信号により前記無線発信手段に対し作動用電力を供給す
る電力供給手段とを備えていることを特徴とする救護支
援装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の救護支援装置におい
て、前記無線発信手段が、複数の電波発信局が発する電
波の受信信号に基づいて演算を行い自己位置に対応する
データを得る自己位置演算部と、この自己位置演算部に
より得られた自己位置を示すデータを含むかたちでもっ
て無線信号を出力する位置データ付き信号送信部を具備
する救護支援装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の救護支援装置におい
て、前記無線発信手段が、自己位置を示すデータを含ま
ないかたちでもって無線信号を出力する位置データ抜き
信号送信部を具備する救護支援装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039030A JPH09149921A (ja) | 1995-09-26 | 1996-01-31 | 救護支援装置 |
EP96115075A EP0766096A3 (en) | 1995-09-26 | 1996-09-19 | Rescue aiding apparatus and search system |
US08/717,718 US5754136A (en) | 1995-09-26 | 1996-09-23 | Rescue aiding apparatus and search system |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24790295 | 1995-09-26 | ||
JP7-247902 | 1995-09-26 | ||
JP8039030A JPH09149921A (ja) | 1995-09-26 | 1996-01-31 | 救護支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149921A true JPH09149921A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=26378343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8039030A Pending JPH09149921A (ja) | 1995-09-26 | 1996-01-31 | 救護支援装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5754136A (ja) |
EP (1) | EP0766096A3 (ja) |
JP (1) | JPH09149921A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016118828A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 能美防災株式会社 | 自動火災報知設備及び火災感知器 |
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1996
- 1996-01-31 JP JP8039030A patent/JPH09149921A/ja active Pending
- 1996-09-19 EP EP96115075A patent/EP0766096A3/en not_active Withdrawn
- 1996-09-23 US US08/717,718 patent/US5754136A/en not_active Expired - Fee Related
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