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JPH09137503A - ドーマ付きユニット式建物 - Google Patents

ドーマ付きユニット式建物

Info

Publication number
JPH09137503A
JPH09137503A JP29410395A JP29410395A JPH09137503A JP H09137503 A JPH09137503 A JP H09137503A JP 29410395 A JP29410395 A JP 29410395A JP 29410395 A JP29410395 A JP 29410395A JP H09137503 A JPH09137503 A JP H09137503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
unit
dormer
building
trapezoidal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29410395A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Shimozaka
純子 下坂
Teruo Nakada
照男 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP29410395A priority Critical patent/JPH09137503A/ja
Publication of JPH09137503A publication Critical patent/JPH09137503A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部材の削減を図って建てることができる
ドーマ付きユニット式建物を提供する。 【解決手段】 台形ユニット5は、底面部5A、高さの
高い第1側面部5B、高さの低い第2側面部5C、第1
側面部5Bと第2側面部5Cとの上端間同士を結ぶ傾斜
面部5Dを有する。この台形ユニット5を2個背中合わ
せにして、かつ、傾斜面部5Dを屋根8としてドーマ6
を形成し、上階建物ユニット4等と組み合わせてユニッ
ト式建物1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドーマ付きユニッ
ト式建物に関する。
【0002】
【背景技術】小屋裏に、例えば採光や通風等のためにド
ーマを設けたドーマ付きユニット式建物は、複数の建物
ユニットと、これらの建物ユニットの上方に設けられる
屋根パネルや屋根ユニット等の屋根構成部材と、この屋
根構成部材に取り付けられるドーマとを備えて構成され
ている。また、屋根パネルや屋根ユニット等は、屋根骨
組みに屋根面材を取り付けることにより形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のドーマ付き
ユニット式建物では、複数の建物ユニットの他に、屋根
構成部材とドーマとが必要となり、構成部材が多いとい
う問題があった。
【0004】本発明の目的は、構成部材の削減を図って
建てることができるドーマ付きユニット式建物を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドーマ付き
ユニット式建物は、図面を参照して説明すると、図1に
示すように、直方体状の複数の建物ユニット3,4と、
複数の台形ユニット5とを組み合わせて建てられるドー
マ付きユニット式建物1であって、台形ユニット5は、
水平な底面部5Aと、この底面部5Aの一端に底面部5
Aと直交して上方へ延びる高さの高い第1側面部5B
と、底面部5Aの他端に第1側面部5Bと同一方向かつ
平行に延びる高さの低い第2側面部5Cと、これらの第
1側面部5Bと第2側面部5Cとの間に設けられる傾斜
面部5Dとを有し、この傾斜面部5Dを屋根8として台
形ユニット5によってドーマ6が形成されていることを
特徴とするものである。
【0006】このようなドーマ付きユニット式建物によ
れば、傾斜面部5Dを有する台形ユニット5が傾斜面部
5Dを屋根8としてドーマ6に形成されており、この台
形ユニット5と上階建物ユニット4等とユニット式建物
の屋根7とを組み合わせるだけでドーマ付きユニット式
建物が構成されるので、従来と比べてドーマを別個に形
成する必要がなく、これにより、構成部材の削減を図れ
る。
【0007】このドーマ付きユニット式建物1におい
て、図1に示すように、傾斜面部5Dを、第1側面部5
Bと第2側面部5Cとの上端間同士を結んで形してもよ
い。このようなユニット式建物によれば、第1側面部5
Bと第2側面部5Cとの上端間同士を傾斜面部5Dで直
接結べばよいので、傾斜面部5Dを容易に形成できる。
【0008】本発明のドーマ付きユニット式建物におい
て、図6に示すように、第1側面部25Bの上端部に、
底面部25Aより幅寸法の狭い上面部25Gを、その一
端を第1側面部25Bの上端部に結合し、他端を底面部
25Aと平行かつ第2側面部25C側に向かって延出さ
せ、傾斜面部25Dを、第2側面部25Cの上端と上面
部25Gの他端とを結んで形成してもよい。このような
ユニット式建物によれば、変化に富んだ形状のドーマの
屋根とすることができる。
【0009】本発明のドーマ付きユニット式建物におい
て、図1,4等に示すように、ドーマ6,16等を、2
個の台形ユニット5,15等を、それぞれの第1の側面
部5B同士、15B同士を背中合わせに隣接させて形成
してもよい。このようなユニット式建物によれば、左右
均等のドーマが形成される。
【0010】本発明のドーマ付きユニット式建物におい
て、図4に示すように、台形ユニット15を、直方体状
の建物ユニット3,4よりも高さ寸法が低く形成された
低建物ユニット9を介して設けてもよい。このようなユ
ニット式建物によれば、台形ユニット15の高さ寸法を
高くしなくてもすみ、輸送時等の管理が容易となる。
【0011】本発明に係るドーマ付きユニット式建物
は、図9に示すように、直方体状の複数の建物ユニット
3,4と、複数の台形ユニット55とを組み合わせて建
てられるドーマ付きユニット式建物51であって、台形
ユニット55は、水平な底面部55Aと、この底面部5
5Aの一端に底面部55Aと直交して上方へ延びる高さ
の高い第1側面部55Bと、底面部55Aの他端に第1
側面部55Bと同一方向かつ平行に延びる高さの低い第
2側面部55Cと、これらの第1側面部55Bと第2側
面部55Cとの間に設けられる傾斜面部55Dとを有
し、この傾斜面部55Dをユニット式建物51の屋根5
7とするとともに、この傾斜面部55Dにドーマ56が
形成されていることを特徴とするものである。
【0012】このようなドーマ付きユニット式建物51
によれば、傾斜面部55Dを有する台形ユニット55が
傾斜面部55Dをユニット式建物51の屋根57とし
て、この屋根57にドーマ56が設けられており、傾斜
面部55Dで屋根構成部材の屋根面材を支持できるの
で、この傾斜面部55Dの範囲ては、屋根構成部材の骨
組みが不要となり、これにより、構成部材の削減を図れ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。本発明の第1実施形態のドーマ付
きユニット式建物1は、図1に示すように、基礎2の上
に配置された複数の下階建物ユニット3と、これらの下
階建物ユニット3の上に載置された複数の上階建物ユニ
ット4、および複数の台形ユニット5を備えて構成され
ている。そして、これらの台形ユニット5を背中合わせ
に隣接させることによってドーマ6が形成されている。
また、上階建物ユニット4の上方には切妻屋根7が、台
形ユニット5の傾斜面部5Dにはドーマ6用の屋根8が
それぞれ設けられている。なお、ドーマ6は、ユニット
式建物1の長手方向のほぼ中央部に配置されている。
【0014】下階建物ユニット3と上階建物ユニット4
とは直方体状に形成されており、図2に示すような骨組
み10を有している。すなわち、骨組み10は、四隅に
立設される4本の柱17と、これらの柱17の上端間同
士および下端間同士を結合する各4本の上梁18、下梁
19とを備えて形成されており、標準高さ寸法を有して
いる。そして、このような骨組み10の所定位置に外壁
や内壁、天井面材や床面材等を取り付けることにより、
前記下階建物ユニット3、上階建物ユニット4等が形成
される。
【0015】前記台形ユニット5の骨組み20は、図3
に示すように、四隅に立設される長さ寸法の長い2本の
第1柱27A、および長さ寸法の短い2本の第2柱27
Bと、これらの第1柱27Aの上端間同士、および第2
柱27Bの上端間同士を結合する2本の長辺上梁28A
と、第1柱27Aと第2柱27Bの上端間同士を結合す
る2本の傾斜上梁28Bと、これらの第1柱27Aと第
2柱27Bの下端間同士を結合する4本の下梁29とを
備えている。そして、このような骨組み20の所定位置
に外壁や内壁、天井面材や床面材等を取り付けることに
より、上記台形ユニット5が形成される。
【0016】これにより、台形ユニット5は、水平な底
面部5Aと、この底面部5Aの幅方向一端に設けられ、
上方へ延び、かつ、高さ寸法が高くなっている第1側面
部5Bと、底面部5Aの他端に設けられ、上記第1側面
部5Bと同一方向、かつ、平行に延びる高さの低い第2
側面部5Cと、第1側面部5Bと第2側面部5Cとの間
に設けられ、両者5B,5Cの上端間同士を結ぶ傾斜面
部5Dと、第1側面部5Bと第2側面部5C、および底
面部5Aと傾斜面部5Dとを繋ぐ互いに平行な第3,4
側面部5E,5Fとを有していることになる。
【0017】台形ユニット5の第2柱27Bの高さ寸法
は、前記上階建物ユニット4等の柱17とほぼ同一高さ
とされるとともに、台形ユニット5の第1柱27Aの高
さ寸法は、上階建物ユニット4等の高さと、この上階建
物ユニット4の上面から切妻屋根7の稜線までの高さと
を合計した寸法とほぼ等しくなっている。
【0018】前述したように、このような2個の台形ユ
ニット5を、それぞれの第1側面部5A同士を背中合わ
せに隣り合わせることによりドーマ6が形成されてい
る。ドーマ6の前面には適宜窓6Aが設けられ、また、
内部には適宜造作が施されている。さらに、前述のよう
に、各台形ユニット5のそれぞれの傾斜面部5Dには、
この傾斜面5Dに沿った屋根面材等が設けられ、これに
より、ドーマ6用の前記屋根8が形成されている。ま
た、屋根8の稜線と切妻屋根7の稜線とはほぼ等しい高
さとなっている。
【0019】前述のような第1実施形態によれば次のよ
うな効果がある。すなわち、台形ユニット5を、それぞ
れの第1側面部5A同士を背中合わせにするだけでドー
マ6が形成され、この台形ユニット5は、建物ユニット
4等と構造的にはほぼ同一であり、このようなドーマ6
を上階建物ユニット4等と組み合わせれば、ドーマ付き
ユニット式建物1となるので、別個にドーマを製作しな
くてもよく、これにより、構成部材の削減を図ることが
できるとともに、ドーマを容易に設けることができる。
【0020】図4には、本発明の第2実施形態のドーマ
付きユニット式建物11が示されている。この第2実施
形態のドーマ付きユニット式建物11は、前記第1実施
形態のユニット式建物1で台形ユニット5が下階建物ユ
ニット3の上に直接載置されていたものを、下階建物ユ
ニット3の上に低建物ユニット9を載置するとともに、
これらの低建物ユニット9の上に、2つの台形ユニット
15を背中合わせにして載置し、これらの台形ユニット
15をドーマ16としたものである。この第2実施形態
を含みこれ以後の実施形態では、前記第1実施形態のユ
ニット式建物1と同一構造および同一使用部材には、同
一符号を付すとともに、それらの詳細な説明は省略また
は簡略化し、異なる部分についてのみ説明する。
【0021】台形ユニット15の骨組みは図示しない
が、前記第1実施形態の台形ユニット5より、その高さ
寸法のみを低く形成したものである。すなわち、台形ユ
ニット15の第1側面部15Bと第2側面部15Cとの
高さが低くなっており、この台形ユニット15を低建物
ユニット9の上に載置したとき、前記台形ユニット5の
高さと等しくなっている。この台形ユニット15の傾斜
面部15Dには、前記と同様に屋根部材等が取り付けら
れ、これにより、前記ドーマ用屋根8が形成されてい
る。また、ドーマ16には適宜ドーマ用の窓16Aが設
けられている。
【0022】低建物ユニット9は、図5に示すように、
下階建物ユニット3等より高さ寸法が低いのみで、構造
は下階建物ユニット3等とほぼ同様である。すなわち、
低建物ユニット9は、四隅に立設される4本の柱17’
と、これらの柱17’の上端間同士および下端間同士を
結合する前記各4本の上梁18、下梁19とを備えた骨
組み10’を有している。そして、このような骨組み1
0’の所定位置に外壁や内壁、床面材等を取り付けるこ
とにより、上記低建物ユニット9が形成される。
【0023】このような第2実施形態によれば、前記第
1実施形態の効果と同様の、構成部材の削減を図ること
ができるとともに、ドーマを容易に設けることができる
という効果の他、台形ユニット15の第1側面部15B
と第2側面部15Cとの高さ寸法が低いので、柱を長く
せずにすみ、また、輸送や取扱いが容易であるという効
果がある。
【0024】図6には、本発明の第3実施形態のドーマ
付きユニット式建物21が示されている。この第3実施
形態のドーマ付きユニット式建物21の台形ユニット2
5は、底面部25Aと平行な上面部25Eを有するもの
となっており、このような台形ユニット25を背中合わ
せにしてドーマ26を形成したものである。
【0025】台形ユニット25は、高さの高い第1側面
部25Bと、高さの低い第2側面部25Cとを有し、前
記上面部25Gと第2側面部25Cとの間に傾斜面部2
5Dが設けられている。そして、傾斜面部25Dおよび
上面部25Gに前記と同様に屋根部材等が取り付けら
れ、これにより、前記ドーマ用屋根8’が形成されてい
る。また、ドーマ26には適宜ドーマ用の窓26Aが設
けられている。
【0026】このような第3実施形態によれば、前記第
1実施形態の効果と同様の効果の他、台形ユニット25
に上面部25Gを設け、この上面部25Gと傾斜面部2
5Dとで屋根8’が形成されているので、形状の変わっ
たドーマとでき、変化に富んだ外観とすることができる
という効果がある。
【0027】図7には、本発明の第4実施形態のドーマ
付きユニット式建物31が示されている。この第4実施
形態のドーマ付きユニット式建物31における台形ユニ
ット35は、その傾斜面部35Dを建物の内側に向けて
配置したものである。すなわち、この台形ユニット35
は、高さの高い第1側面部35Bが建物の前面に向けら
れた状態で下階建物ユニット3の上に載置されており、
この実施形態では1個の台形ユニット35によって、ド
ーマ36が形成されている。
【0028】台形ユニット35の傾斜面部35Dは建物
の内側に向いて配置されており、このような傾斜面部3
5Dには、前記と同様に屋根部材等が取り付けられ、こ
れにより、前記ドーマ36用屋根38が形成されてい
る。また、ドーマ36には適宜ドーマ用の窓36Aが設
けられている。この実施形態のドーマ36は、陸屋根風
となっているため、ユニット式建物31の切妻屋根7’
との接合部は、側面ほぼV字状となっている。
【0029】このような第4実施形態によれば、前記第
1実施形態の効果と同様の効果の他、台形ユニット35
の傾斜面部35Dを屋根38として台形ユニット35を
ドーマ36としながら、陸屋根風のドーマ36を形成す
ることができ、変化に富んだ外観とすることができると
いう効果と、ユニット式建物31の切妻屋根7’とドー
マ36用屋根38との接合部が、直線状となるため、接
合部における切妻屋根7’の加工が容易であるという効
果とがある。
【0030】図8には、本発明の第5実施形態のドーマ
付きユニット式建物41が示されている。この第5実施
形態のドーマ付きユニット式建物41における台形ユニ
ット45は、前記第1実施形態の台形ユニット5より、
第1側面部45Bの高さ寸法のみを低くしたものであ
り、かつ、この台形ユニット45を平面L字状の一端部
に配置したものである。そして、背中合わせの2つの台
形ユニット45でドーマ46が形成されている。このド
ーマ46の前面には、窓46Aが設けられている。
【0031】台形ユニット45の第1側面部45Bの高
さ寸法は低くなっているので、ドーマ用屋根48の稜線
は、ユニット式建物41の屋根37の稜線より低くなっ
ている。また、屋根37においてドーマ46の上部は寄
せ棟に形成され、台形ユニット45の第1側面部45B
は建物の外壁となっている。
【0032】このような第5実施形態によれば、前記第
1実施形態の効果と同様の、構成部材の削減を図ること
ができるとともに、ドーマを容易に設けることができる
という効果がある。
【0033】図9には、本発明の第6実施形態のドーマ
付きユニット式建物51が示されている。この第6実施
形態のドーマ付きユニット式建物51における台形ユニ
ット55は、長辺方向上面に傾斜面部55Dが形成され
ている。そして、このような台形ユニット55が長辺方
向の側面同士を対向させて並設されている。これらの台
形ユニット55は、底面部55Aを有するとともに、長
辺方向に直交する面に第1側面部55B、第2側面部5
5Cが形成されている。
【0034】これらの台形ユニット55のそれぞれの傾
斜面部55Dには、屋根面材が取り付けられ、この屋根
面材は屋根パネル等の屋根構成部材の骨組みにも取り付
けられ、これらの屋根面材同士は連続している。つま
り、台形ユニット55の傾斜面部55Dの骨組みは、屋
根構成部材をも兼ねていることになり、これにより、ユ
ニット式建物51の屋根57が形成されている。
【0035】台形ユニット55の傾斜面部55Dには、
ドーマ56が取り付けられている。このドーマ56は切
妻タイプとなっており、その屋根58はパネル等で形成
されている。また、ドーマ56の前面には、窓56Aが
設けられている。
【0036】このような第6実施形態によれば、ユニッ
ト式建物51の屋根57を構成する屋根面材を、台形ユ
ニット55の傾斜面部55Dの範囲では、台形ユニット
55の骨組みに取り付ければよく、この範囲では、屋根
構成部材の骨組みが不要となり、これにより、構成部材
の削減を図ることができる。
【0037】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示すような変形形態を含むものである。例え
ば、前記第3〜5実施形態では、台形ユニット25,3
5,45を、下階建物ユニット3の上に載置したが、こ
れに限らず、第2実施形態と同様に、台形ユニット2
5,35,45と下階建物ユニット3との間に低建物ユ
ニット9を介在させてもよい。この場合、台形ユニット
25,35,45の高さ寸法も、第2実施形態の台形ユ
ニット15と同様の高さ寸法を有するものとすればよ
い。
【0038】また、前記第4実施形態のドーマ付きユニ
ット式建物31での台形ユニット35は、傾斜面部35
Dを、第1側面部35Bと第2側面部35Cとの上端間
同士を結ぶものとされているが、これに限らず、例え
ば、第3実施形態の台形ユニット25と同様に、上面部
を有する台形ユニットを、第4実施形態のような向きに
配置してドーマを形成してもよい。
【0039】さらに、前記第6実施形態のドーマ付きユ
ニット式建物51では、3個の台形ユニット55を並設
し、そのうちの1個にドーマ56を設けたが、これに限
らず、例えば、3個の台形ユニット55のそれぞれにド
ーマ56を設けてもよく、あるいは2個の台形ユニット
55に設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のドーマ
付きユニット式建物によれば、傾斜面部を有する台形ユ
ニットが傾斜面部を屋根としてドーマに形成されてお
り、この台形ユニットと上階建物ユニット等とユニット
式建物の屋根とを組み合わせるだけでドーマ付きユニッ
ト式建物が構成されるので、ドーマを別個に形成する必
要がなく、従来と比べて、構成部材の削減を図れる。
【0041】また、台形ユニットの傾斜面部を屋根とす
るとともに、この屋根にドーマを設けたので、台形ユニ
ットの傾斜面部の範囲では、屋根面材を台形ユニットの
骨組みに取り付ければよく、この範囲では、屋根構成部
材の骨組みが不要となり、これにより、構成部材の削減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【図2】本実施形態に係る直方体状の建物ユニットを示
す斜視図である。
【図3】本実施形態に係る台形ユニットを示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【図5】本実施形態に係る低建物ユニットを示す全体斜
視図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【図9】本発明の第6実施形態に係るドーマ付きユニッ
ト式建物を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51 ドーマ付きユニッ
ト式建物 3 下階建物ユニット 5,15,25,35,45,55 台形ユニット 5A 底面部 5B 第1側面部 5C 第2側面部 5D 傾斜面部 6,16,26,36,46,56 ドーマ 8,8’,38,58 ドーマ用屋根 27A 第1柱 27B 第2柱 28A 長辺上梁 28B 傾斜上梁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の複数の建物ユニットと、複数
    の台形ユニットとを組み合わせて建てられるドーマ付き
    ユニット式建物であって、前記台形ユニットは、水平な
    底面部と、この底面部の一端に底面部と直交して上方へ
    延びる高さの高い第1側面部と、前記底面部の他端に前
    記第1側面部と同一方向かつ平行に延びる高さの低い第
    2側面部と、これらの第1側面部と第2側面部との間に
    設けられる傾斜面部とを有し、この傾斜面部を屋根とし
    て前記台形ユニットによって前記ドーマが形成されてい
    ることを特徴とするドーマ付きユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドーマ付きユニット式
    建物において、前記傾斜面部は、前記第1側面部と第2
    側面部との上端間同士を結んで形成されていることを特
    徴とするドーマ付きユニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドーマ付きユニット式
    建物において、前記第1側面部の上端部には、前記底面
    部より幅寸法の狭い上面部をその一端が前記第1側面部
    の上端部に結合され、他端が前記底面部と平行かつ前記
    第2の側面部側に向かって延出して設けられ、前記傾斜
    面部は、前記第2の側面部の上端と前記上面部の前記他
    端とを結んで形成されていることを特徴とするドーマ付
    きユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のドーマ
    付きユニット式建物において、前記ドーマは、2個の前
    記台形ユニットをそれぞれの第1の側面部同士を背中合
    わせに隣接させて形成されていることを特徴とするドー
    マ付きユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のドーマ
    付きユニット式建物において、前記台形ユニットは、前
    記直方体状の建物ユニットよりも高さ寸法が低く形成さ
    れた低建物ユニットを介して設けられていることを特徴
    とするドーマ付きユニット式建物。
  6. 【請求項6】 直方体状の複数の建物ユニットと、複数
    の台形ユニットとを組み合わせて建てられるドーマ付き
    ユニット式建物であって、前記台形ユニットは、水平な
    底面部と、この底面部の一端に底面部と直交して上方へ
    延びる高さの高い第1側面部と、前記底面部の他端に前
    記第1側面部と同一方向かつ平行に延びる高さの低い第
    2側面部と、これらの第1側面部と第2側面部との間に
    設けられる傾斜面部とを有し、この傾斜面部を前記ユニ
    ット式建物の屋根とするとともに、この傾斜面部にドー
    マが形成されていることを特徴とするドーマ付きユニッ
    ト式建物。
JP29410395A 1995-11-13 1995-11-13 ドーマ付きユニット式建物 Withdrawn JPH09137503A (ja)

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JP29410395A JPH09137503A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 ドーマ付きユニット式建物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025150A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Sekisui Chem Co Ltd 建物の屋根部構造及び該屋根部構造に用いる屋根ユニット
JP2013036165A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Asahi Kasei Homes Co 建物

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