JPH09123863A - 脚部保護装置 - Google Patents
脚部保護装置Info
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- JPH09123863A JPH09123863A JP7303488A JP30348895A JPH09123863A JP H09123863 A JPH09123863 A JP H09123863A JP 7303488 A JP7303488 A JP 7303488A JP 30348895 A JP30348895 A JP 30348895A JP H09123863 A JPH09123863 A JP H09123863A
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- vehicle
- knee airbag
- knee
- airbag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の衝突時に、乗員の脚部へ向かって展開
するエアバッグ及びその内側に設けられたブラケットに
より、脚部を確実に保護できるようにする。 【解決手段】 車両のインスツルメントパネル1に取り
付けられたアンダーカバー2の内部に、運転者の左右膝
部6の前方にそれぞれ位置してニーエアバッグモジュー
ル7が配置され、それぞれ屈曲部をそなえた左右の取付
けブラケット21により各ニーエアバッグモジュール7
がフロントデッキクロスメンバー10に連結されてい
て、車体に所定値以上の衝撃が作用すると、各ニーエア
バッグモジュール7から車室内へニーエアバッグが展開
し、このニーエアバッグにより受け止めきれなかった膝
部6の衝撃が取付けブラケット21に作用したとき、上
記屈曲部が変形してエネルギを吸収するように構成され
ている。
するエアバッグ及びその内側に設けられたブラケットに
より、脚部を確実に保護できるようにする。 【解決手段】 車両のインスツルメントパネル1に取り
付けられたアンダーカバー2の内部に、運転者の左右膝
部6の前方にそれぞれ位置してニーエアバッグモジュー
ル7が配置され、それぞれ屈曲部をそなえた左右の取付
けブラケット21により各ニーエアバッグモジュール7
がフロントデッキクロスメンバー10に連結されてい
て、車体に所定値以上の衝撃が作用すると、各ニーエア
バッグモジュール7から車室内へニーエアバッグが展開
し、このニーエアバッグにより受け止めきれなかった膝
部6の衝撃が取付けブラケット21に作用したとき、上
記屈曲部が変形してエネルギを吸収するように構成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突時に乗
員、とくに、運転者の脚部をエアバッグ等により保護す
るための装置に関する。
員、とくに、運転者の脚部をエアバッグ等により保護す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突時に前上方へ移動する運転者
の膝部が車内装備に衝突することを緩和するため、従来
は図11及び図12に例示されているように、車両のイ
ンスツルメントパネル1の下端へねじやクリップ等によ
りアンダーカバー2が一体的に取り付けられて、その内
面側にリンホースメント3が固定され、ステアリングシ
ャフト4を覆うステアリングコラムカバー5の下方左右
で運転者の各膝部6前方に位置するアンダーカバー2の
内側には、車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作動
するニーエアバッグモジュール7がそれぞれ固定され、
ニーエアバッグモジュール7の車室側にはアンダーカバ
ー2に窓8が形成されて、窓8がリッド9により塞がれ
ていると共に、アンダーカバー2とフロントデッキクロ
スメンバー10とを左右の屈曲部材11が連結してい
る。
の膝部が車内装備に衝突することを緩和するため、従来
は図11及び図12に例示されているように、車両のイ
ンスツルメントパネル1の下端へねじやクリップ等によ
りアンダーカバー2が一体的に取り付けられて、その内
面側にリンホースメント3が固定され、ステアリングシ
ャフト4を覆うステアリングコラムカバー5の下方左右
で運転者の各膝部6前方に位置するアンダーカバー2の
内側には、車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作動
するニーエアバッグモジュール7がそれぞれ固定され、
ニーエアバッグモジュール7の車室側にはアンダーカバ
ー2に窓8が形成されて、窓8がリッド9により塞がれ
ていると共に、アンダーカバー2とフロントデッキクロ
スメンバー10とを左右の屈曲部材11が連結してい
る。
【0003】従って、車両の衝突時には、ニーエアバッ
グモジュール7が作動して高圧ガスを噴出させ、そのガ
スにより膨張したニーエアバッグモジュール7のニーエ
アバッグ12がアンダーカバー2のリッド9を割り破
り、2点鎖線で示すようにステアリングコラムカバー5
下方の車室内へ展開するので、この展開したニーエアバ
ッグ12に運転者の膝部6が当って、膝部6に作用する
衝撃が緩和されると共に、ニーエアバッグ12では十分
に受け止めきれずに膝部6がアンダーカバー2へ衝突す
ると、上記取り付け部分が容易に破損もしくは折損し、
あるいは、クリッブが外れてアンダーカバー2が前方へ
押し込まれる結果、屈曲部材11がさらに折れ曲がって
エネルギ吸収を行うことにより、膝部6に大きな衝撃が
作用することを防止して、運転者を保護することが考え
られている。
グモジュール7が作動して高圧ガスを噴出させ、そのガ
スにより膨張したニーエアバッグモジュール7のニーエ
アバッグ12がアンダーカバー2のリッド9を割り破
り、2点鎖線で示すようにステアリングコラムカバー5
下方の車室内へ展開するので、この展開したニーエアバ
ッグ12に運転者の膝部6が当って、膝部6に作用する
衝撃が緩和されると共に、ニーエアバッグ12では十分
に受け止めきれずに膝部6がアンダーカバー2へ衝突す
ると、上記取り付け部分が容易に破損もしくは折損し、
あるいは、クリッブが外れてアンダーカバー2が前方へ
押し込まれる結果、屈曲部材11がさらに折れ曲がって
エネルギ吸収を行うことにより、膝部6に大きな衝撃が
作用することを防止して、運転者を保護することが考え
られている。
【0004】しかしながら、運転者の各膝部に対する上
記脚部保護装置においては、それぞれリンホースメント
3に対するニーエアバッグモジュール7の固定機構、及
び、アンダーカバー2とフロントデッキクロスメンバー
10とを連結する屈曲部材11等を必要とし、その構造
が比較的複雑となって部品点数が増加することは避けら
れない不具合がある。
記脚部保護装置においては、それぞれリンホースメント
3に対するニーエアバッグモジュール7の固定機構、及
び、アンダーカバー2とフロントデッキクロスメンバー
10とを連結する屈曲部材11等を必要とし、その構造
が比較的複雑となって部品点数が増加することは避けら
れない不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の衝突
時に、乗員の脚部へ向かって展開するエアバッグ及びそ
の内側に設けられたブラケットにより、脚部を保護でき
るようにしようとするものである。
時に、乗員の脚部へ向かって展開するエアバッグ及びそ
の内側に設けられたブラケットにより、脚部を保護でき
るようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る脚部保護装置は、車両における乗員の膝部に向かって
配置され上記車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作
動してエアバッグを車室内に展開させるエアバッグモジ
ュール、及び、同エアバッグモジュールを車内強度部材
に連結するブラケットを有し、上記エアバッグモジュー
ルのエアバッグケース及びまたは上記ブラケットに弱点
部を設け、上記弱点部に作用する衝撃力の少なくとも一
部を上記弱点部の変形により吸収するように構成されて
いる。
る脚部保護装置は、車両における乗員の膝部に向かって
配置され上記車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作
動してエアバッグを車室内に展開させるエアバッグモジ
ュール、及び、同エアバッグモジュールを車内強度部材
に連結するブラケットを有し、上記エアバッグモジュー
ルのエアバッグケース及びまたは上記ブラケットに弱点
部を設け、上記弱点部に作用する衝撃力の少なくとも一
部を上記弱点部の変形により吸収するように構成されて
いる。
【0007】すなわち、車両における乗員の膝部に向か
ってエアバッグモジュールが配置され、車両に所定値以
上の衝撃が作用したときエアバッグモジュールが作動し
てエアバッグが車室内に展開するので、上記衝撃により
変位する乗員の膝部は展開したエアバッグに受けられ
て、膝部に作用する衝撃が緩和されると共に、エアバッ
グでは受け切れなかった膝部からの衝撃がエアバッグモ
ジュールのエアバッグケース及びまたはエアバッグモジ
ュールを車内強度部材に連結するブラケットに作用する
と、その衝撃力の少なくとも一部は上記弱点部の変形に
より吸収されるので、乗員の脚部を保護することができ
るようになる。
ってエアバッグモジュールが配置され、車両に所定値以
上の衝撃が作用したときエアバッグモジュールが作動し
てエアバッグが車室内に展開するので、上記衝撃により
変位する乗員の膝部は展開したエアバッグに受けられ
て、膝部に作用する衝撃が緩和されると共に、エアバッ
グでは受け切れなかった膝部からの衝撃がエアバッグモ
ジュールのエアバッグケース及びまたはエアバッグモジ
ュールを車内強度部材に連結するブラケットに作用する
と、その衝撃力の少なくとも一部は上記弱点部の変形に
より吸収されるので、乗員の脚部を保護することができ
るようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例につ
いて、前記従来装置と同等部分にはそれぞれ同一符号を
付けて説明する。図1〜図3において、車両のインスツ
ルメントパネル1の下端へねじやクリップ等によりアン
ダーカバー2が一体的に取り付けられて、その内面側に
リンホースメント3が固定され、ステアリングシャフト
4を覆うステアリングコラムカバー5の下方左右におい
て、運転者の各膝部6前方に位置するアンダーカバー2
の内側には、車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作
動するニーエアバッグモジュール7がそれぞれ配置さ
れ、ニーエアバッグモジュール7の車室側にはアンダー
カバー2に窓8が形成されて、窓8がリッド9により塞
がれている。
いて、前記従来装置と同等部分にはそれぞれ同一符号を
付けて説明する。図1〜図3において、車両のインスツ
ルメントパネル1の下端へねじやクリップ等によりアン
ダーカバー2が一体的に取り付けられて、その内面側に
リンホースメント3が固定され、ステアリングシャフト
4を覆うステアリングコラムカバー5の下方左右におい
て、運転者の各膝部6前方に位置するアンダーカバー2
の内側には、車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作
動するニーエアバッグモジュール7がそれぞれ配置さ
れ、ニーエアバッグモジュール7の車室側にはアンダー
カバー2に窓8が形成されて、窓8がリッド9により塞
がれている。
【0009】また、各ニーエアバッグモジュール7とフ
ロントデッキクロスメンバー10とは、左右一対の屈曲
腕20をそなえた金属板製の取付けブラケット21によ
って連結されている。
ロントデッキクロスメンバー10とは、左右一対の屈曲
腕20をそなえた金属板製の取付けブラケット21によ
って連結されている。
【0010】従って、車両の衝突により車両に所定値以
上の衝撃が作用した場合には、各ニーエアバッグモジュ
ール7が作動して、窒素ガス、燃焼ガス等の高圧ガスを
噴出させ、そのガスにより膨張した各ニーエアバッグモ
ジュール7のニーエアバッグ12がそれぞれアンダーカ
バー2のリッド9を割り破り、図1の2点鎖線で示すよ
うにステアリングコラムカバー5下方の車室内へそれぞ
れ展開するが、このとき、展開したニーエアバッグ12
の反力は取付けブラケット21を介して車内強度部材で
あるフロントデッキクロスメンバー10へ伝達され、フ
ロントデッキクロスメンバー10により十分強固に支持
されているので、ニーエアバッグ12は車内に対し常に
設定したとおりの方向及び形状に展開するため、展開し
たニーエアバッグ12に運転者の膝部6が当ることによ
り、膝部6に作用する衝撃を緩和させることができる。
上の衝撃が作用した場合には、各ニーエアバッグモジュ
ール7が作動して、窒素ガス、燃焼ガス等の高圧ガスを
噴出させ、そのガスにより膨張した各ニーエアバッグモ
ジュール7のニーエアバッグ12がそれぞれアンダーカ
バー2のリッド9を割り破り、図1の2点鎖線で示すよ
うにステアリングコラムカバー5下方の車室内へそれぞ
れ展開するが、このとき、展開したニーエアバッグ12
の反力は取付けブラケット21を介して車内強度部材で
あるフロントデッキクロスメンバー10へ伝達され、フ
ロントデッキクロスメンバー10により十分強固に支持
されているので、ニーエアバッグ12は車内に対し常に
設定したとおりの方向及び形状に展開するため、展開し
たニーエアバッグ12に運転者の膝部6が当ることによ
り、膝部6に作用する衝撃を緩和させることができる。
【0011】また、ニーエアバッグ12では十分に受け
止めきれずに膝部6からアンダーカバー2へ衝撃力が作
用すると、上記取り付け部分が容易に破損もしくは折損
し、あるいは、クリップが外れてアンダーカバー2が前
方へ押し込まれる結果、各取付けブラケット21の両屈
曲腕20が図2の2点鎖線で示すようにさらに折れ曲が
り、この折れ曲がりによって上記衝撃力の少なくとも一
部のエネルギが吸収されるので、膝部6に大きな衝撃が
作用することを防止して、運転者を確実に保護すること
ができ、運転者脚部保護装置としての信頼性を高めるこ
とができる。
止めきれずに膝部6からアンダーカバー2へ衝撃力が作
用すると、上記取り付け部分が容易に破損もしくは折損
し、あるいは、クリップが外れてアンダーカバー2が前
方へ押し込まれる結果、各取付けブラケット21の両屈
曲腕20が図2の2点鎖線で示すようにさらに折れ曲が
り、この折れ曲がりによって上記衝撃力の少なくとも一
部のエネルギが吸収されるので、膝部6に大きな衝撃が
作用することを防止して、運転者を確実に保護すること
ができ、運転者脚部保護装置としての信頼性を高めるこ
とができる。
【0012】しかも、ニーエアバッグモジュール7は取
付けブラケット21によりフロントデッキクロスメンバ
ー10と連結されていて、ニーエアバッグモジュール7
をアンダーカバー2に取り付けるための機構は特別に必
要としないので、これら装置の全体構造が簡素化されて
部品点数も少なくてすみ、装置のコスト及び取付け工数
を低減させることができる。
付けブラケット21によりフロントデッキクロスメンバ
ー10と連結されていて、ニーエアバッグモジュール7
をアンダーカバー2に取り付けるための機構は特別に必
要としないので、これら装置の全体構造が簡素化されて
部品点数も少なくてすみ、装置のコスト及び取付け工数
を低減させることができる。
【0013】なお、上記実施形態例においては、各ニー
エアバッグモジュールをフロントデッキクロスメンバー
に連結する取付けブラケットの屈曲腕が左右一対設けら
れているが、この屈曲腕を上下一対設けるようにし、あ
るいはまた、図4に例示するように、下方への屈曲腕2
2をそなえた左右の各取付けブラケット23によりそれ
ぞれニーエアバッグモジュール7をフロントデッキクロ
スメンバー10へ連結するようにし、車両に所定値以上
の衝撃が作用したときニーエアバッグモジュール7が作
動して、展開したニーエアバッグに運転者の膝部が当る
ことにより、膝部に作用する衝撃を確実に緩和させ、か
つ、車室内へ展開したニーエアバッグでは十分に受け止
めきれずに膝部からアンダーカバーへ衝撃力が作用する
と、アンダーカバーの取り付け部分が容易に破損もしく
は折損し、あるいは、クリップが外れてアンダーカバー
が前方へ押し込まれるため、各取付けブラケット23の
屈曲腕22がそれぞれ2点鎖線で示すようにさらに折れ
曲がり、この折れ曲がりにより上記衝撃力の少なくとも
一部がエネルギ吸収されるようにしても、それぞれ上記
実施形態例と同等の作用効果を奏することができる。
エアバッグモジュールをフロントデッキクロスメンバー
に連結する取付けブラケットの屈曲腕が左右一対設けら
れているが、この屈曲腕を上下一対設けるようにし、あ
るいはまた、図4に例示するように、下方への屈曲腕2
2をそなえた左右の各取付けブラケット23によりそれ
ぞれニーエアバッグモジュール7をフロントデッキクロ
スメンバー10へ連結するようにし、車両に所定値以上
の衝撃が作用したときニーエアバッグモジュール7が作
動して、展開したニーエアバッグに運転者の膝部が当る
ことにより、膝部に作用する衝撃を確実に緩和させ、か
つ、車室内へ展開したニーエアバッグでは十分に受け止
めきれずに膝部からアンダーカバーへ衝撃力が作用する
と、アンダーカバーの取り付け部分が容易に破損もしく
は折損し、あるいは、クリップが外れてアンダーカバー
が前方へ押し込まれるため、各取付けブラケット23の
屈曲腕22がそれぞれ2点鎖線で示すようにさらに折れ
曲がり、この折れ曲がりにより上記衝撃力の少なくとも
一部がエネルギ吸収されるようにしても、それぞれ上記
実施形態例と同等の作用効果を奏することができる。
【0014】図5及び図6に示す実施形態例において
は、車両のインスツルメントパネル1の下端へねじやク
リップ等により一体的に取り付けられたアンダーカバー
2の内面側にリンホースメント3が固定され、ステアリ
ングシャフト4を覆うステアリングコラムカバー5の下
方左右において、運転者の各膝部6前方に位置するアン
ダーカバー2の内側には、車両に所定値以上の衝撃が作
用したとき作動するニーエアバッグモジュール7がそれ
ぞれ配置され、ニーエアバッグモジュール7の車室側に
はアンダーカバー2に窓8が形成されて、窓8がリッド
9により塞がれている。
は、車両のインスツルメントパネル1の下端へねじやク
リップ等により一体的に取り付けられたアンダーカバー
2の内面側にリンホースメント3が固定され、ステアリ
ングシャフト4を覆うステアリングコラムカバー5の下
方左右において、運転者の各膝部6前方に位置するアン
ダーカバー2の内側には、車両に所定値以上の衝撃が作
用したとき作動するニーエアバッグモジュール7がそれ
ぞれ配置され、ニーエアバッグモジュール7の車室側に
はアンダーカバー2に窓8が形成されて、窓8がリッド
9により塞がれている。
【0015】また、各ニーエアバッグモジュール7にお
いて、ニーエアバッグ12を収納するケース25の左右
端部26がそれぞれ車両前方へ延びており、金属板で形
成された取付けブラケット27の前端部がフロントデッ
キクロスメンバー10に固着されていると共に、ブラケ
ット27における左右一対の腕28の後端部が前方へ屈
曲し、その屈曲部29の先端部がケース端部26と溶接
もしくはねじ止めされて、各ニーエアバッグモジュール
7が取付けブラケット27によりそれぞれフロントデッ
キクロスメンバー10に連結されている。
いて、ニーエアバッグ12を収納するケース25の左右
端部26がそれぞれ車両前方へ延びており、金属板で形
成された取付けブラケット27の前端部がフロントデッ
キクロスメンバー10に固着されていると共に、ブラケ
ット27における左右一対の腕28の後端部が前方へ屈
曲し、その屈曲部29の先端部がケース端部26と溶接
もしくはねじ止めされて、各ニーエアバッグモジュール
7が取付けブラケット27によりそれぞれフロントデッ
キクロスメンバー10に連結されている。
【0016】従って、上記各実施形態例の場合と同様
に、車両に所定値以上の衝撃が作用したときニーエアバ
ッグモジュール7が作動して、図5の2点鎖線で示すよ
うに車室内へ展開したニーエアバッグ12に運転者の膝
部6が当ることにより、膝部6に作用する衝撃を確実に
緩和させることができ、また、車室内へ展開したニーエ
アバッグ12では十分に受け止めきれずに膝部6からア
ンダーカバー2へ衝撃力が作用すると、インスツルメン
トパネル1に対するアンダーカバー2の取り付け部分が
容易に破損もしくは折損し、あるいは、クリップが外れ
てアンダーカバー2が車両前方へ押し込まれるため、ニ
ーエアバッグモジュール7も前方へ押し込まれる結果、
図6の2点鎖線で示すように、ニーエアバッグモジュー
ル7のケース端部26が前方へ変位して、各取付けブラ
ケット27における左右の腕28の後端屈曲部29が一
層深く屈曲することにより、上記衝撃力の少なくとも一
部のエネルギが吸収されるようにしても、それぞれ上記
各実施形態例と同等の作用効果を奏することができるも
のである。
に、車両に所定値以上の衝撃が作用したときニーエアバ
ッグモジュール7が作動して、図5の2点鎖線で示すよ
うに車室内へ展開したニーエアバッグ12に運転者の膝
部6が当ることにより、膝部6に作用する衝撃を確実に
緩和させることができ、また、車室内へ展開したニーエ
アバッグ12では十分に受け止めきれずに膝部6からア
ンダーカバー2へ衝撃力が作用すると、インスツルメン
トパネル1に対するアンダーカバー2の取り付け部分が
容易に破損もしくは折損し、あるいは、クリップが外れ
てアンダーカバー2が車両前方へ押し込まれるため、ニ
ーエアバッグモジュール7も前方へ押し込まれる結果、
図6の2点鎖線で示すように、ニーエアバッグモジュー
ル7のケース端部26が前方へ変位して、各取付けブラ
ケット27における左右の腕28の後端屈曲部29が一
層深く屈曲することにより、上記衝撃力の少なくとも一
部のエネルギが吸収されるようにしても、それぞれ上記
各実施形態例と同等の作用効果を奏することができるも
のである。
【0017】図7〜図10に示す実施形態例において
は、車両のインスツルメントパネル1の下端へねじやク
リップ等によりアンダーカバー2が一体的に取り付けら
れ、ステアリングコラム30を覆うステアリングコラム
カバー5の内部には、車両に所定値以上の衝撃が作用し
たとき作動する比較的小型のニーエアバッグモジュール
31が配置され、ニーエアバッグモジュール31は、左
右二股に屈曲板部32をそなえた取付けブラケット33
により車内強度部材であるステアリングコラム30に連
結されて、ステアリングコラムカバー5の下面に形成さ
れた窓34の周囲に押し当てられ、窓34から下方へ向
けられている。
は、車両のインスツルメントパネル1の下端へねじやク
リップ等によりアンダーカバー2が一体的に取り付けら
れ、ステアリングコラム30を覆うステアリングコラム
カバー5の内部には、車両に所定値以上の衝撃が作用し
たとき作動する比較的小型のニーエアバッグモジュール
31が配置され、ニーエアバッグモジュール31は、左
右二股に屈曲板部32をそなえた取付けブラケット33
により車内強度部材であるステアリングコラム30に連
結されて、ステアリングコラムカバー5の下面に形成さ
れた窓34の周囲に押し当てられ、窓34から下方へ向
けられている。
【0018】ニーエアバッグモジュール31はニーエア
バッグ35を収納したケース36と、車両に所定値以上
の衝撃が作用したとき窒素ガス、燃焼ガス等を噴出して
車室内へニーエアバッグ35を膨出させるインフレータ
37とを有し、図9によく見られるように、ケース36
の折り曲げ縁部及び隅部にそれぞれ切欠き38が適宜形
成されている。
バッグ35を収納したケース36と、車両に所定値以上
の衝撃が作用したとき窒素ガス、燃焼ガス等を噴出して
車室内へニーエアバッグ35を膨出させるインフレータ
37とを有し、図9によく見られるように、ケース36
の折り曲げ縁部及び隅部にそれぞれ切欠き38が適宜形
成されている。
【0019】車両の衝突により車両に所定値以上の衝撃
が作用した場合には、各ニーエアバッグモジュール31
のインフレータ37が作動して、窒素ガス、燃焼ガス等
の高圧ガスを噴出させ、そのガスにより膨張したニーエ
アバッグ35が、ステアリングコラムカバー5の窓34
を経て、図7の2点鎖線で示すようにステアリングコラ
ムカバー5下方の車室内へ展開するが、各ニーエアバッ
グモジュール31がそれぞれ左右二股の屈曲板部32を
そなえた取付けブラケット33を介してステアリングコ
ラム30により安定的に支持されていて、ニーエアバッ
グ35が車室内に対し常に設定された通りの方向及び形
状に展開するので、車両の衝突時に変位する運転者の膝
部6はニーエアバッグ35により確実に受けられて、膝
部6に作用する衝撃を効果的に緩和することができる。
が作用した場合には、各ニーエアバッグモジュール31
のインフレータ37が作動して、窒素ガス、燃焼ガス等
の高圧ガスを噴出させ、そのガスにより膨張したニーエ
アバッグ35が、ステアリングコラムカバー5の窓34
を経て、図7の2点鎖線で示すようにステアリングコラ
ムカバー5下方の車室内へ展開するが、各ニーエアバッ
グモジュール31がそれぞれ左右二股の屈曲板部32を
そなえた取付けブラケット33を介してステアリングコ
ラム30により安定的に支持されていて、ニーエアバッ
グ35が車室内に対し常に設定された通りの方向及び形
状に展開するので、車両の衝突時に変位する運転者の膝
部6はニーエアバッグ35により確実に受けられて、膝
部6に作用する衝撃を効果的に緩和することができる。
【0020】さらに、膝部6の変位をニーエアバッグ3
5では十分に受け止めきれずに膝部6がステアリングコ
ラムカバー5へ衝突するときには、屈曲板部32により
取付けブラケット33に弱点部が構成されていると共
に、切欠き38によってケース36の折り曲げ縁部及び
隅部にそれぞれ弱点部が構成されているため、ステアリ
ングコラムカバー5の上方変位に応じて、ブラケット3
3の屈曲板部32がさらに深く屈曲し、及びまたは、ケ
ース36はその折り曲げ縁部がそれぞれ屈曲することに
より、ケース36の横壁面39に対して図10の2点鎖
線で示すようにインフレータ37が相対的にめり込むよ
うに変形し、これらの変形によってそれぞれ膝部6の衝
突に対するエネルギ吸収が行われるため、膝部6に大き
な衝撃が作用することは防止されて、運転者を確実に保
護することができる。
5では十分に受け止めきれずに膝部6がステアリングコ
ラムカバー5へ衝突するときには、屈曲板部32により
取付けブラケット33に弱点部が構成されていると共
に、切欠き38によってケース36の折り曲げ縁部及び
隅部にそれぞれ弱点部が構成されているため、ステアリ
ングコラムカバー5の上方変位に応じて、ブラケット3
3の屈曲板部32がさらに深く屈曲し、及びまたは、ケ
ース36はその折り曲げ縁部がそれぞれ屈曲することに
より、ケース36の横壁面39に対して図10の2点鎖
線で示すようにインフレータ37が相対的にめり込むよ
うに変形し、これらの変形によってそれぞれ膝部6の衝
突に対するエネルギ吸収が行われるため、膝部6に大き
な衝撃が作用することは防止されて、運転者を確実に保
護することができる。
【0021】なお、上記実施形態例において、ブラケッ
ト33の弱点部とケース36の弱点部とは、それぞれの
強度を適宜の大きさに設定することによって、随意の順
序により、もしくは、ほぼ同時に変形させることができ
るのはいうまでもなく、また、ケース36の横壁面39
にも適宜スリット等の切欠きを形成させることにより、
ケース36の横壁面39が変形して、弱点部を形成する
ように構成することも可能である。
ト33の弱点部とケース36の弱点部とは、それぞれの
強度を適宜の大きさに設定することによって、随意の順
序により、もしくは、ほぼ同時に変形させることができ
るのはいうまでもなく、また、ケース36の横壁面39
にも適宜スリット等の切欠きを形成させることにより、
ケース36の横壁面39が変形して、弱点部を形成する
ように構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかる脚部保護装置では、車両
における乗員の膝部に向かってエアバッグモジュールが
配置され、車両に所定値以上の衝撃が作用したときエア
バッグモジュールが作動してエアバッグが車室内に展開
するので、上記衝撃により変位する乗員の膝部は展開し
たエアバッグに受けられて、膝部に作用する衝撃が緩和
されると共に、エアバッグでは受け切れなかった膝部か
らの衝撃がエアバッグモジュールのケース及びまたはエ
アバッグモジュールを車内強度部材に連結するブラケッ
トに作用すると、その衝撃力の少なくとも一部は上記弱
点部の変形により吸収されるので、比較的簡単な構成に
よって乗員の脚部を確実に保護することができるように
なる。
における乗員の膝部に向かってエアバッグモジュールが
配置され、車両に所定値以上の衝撃が作用したときエア
バッグモジュールが作動してエアバッグが車室内に展開
するので、上記衝撃により変位する乗員の膝部は展開し
たエアバッグに受けられて、膝部に作用する衝撃が緩和
されると共に、エアバッグでは受け切れなかった膝部か
らの衝撃がエアバッグモジュールのケース及びまたはエ
アバッグモジュールを車内強度部材に連結するブラケッ
トに作用すると、その衝撃力の少なくとも一部は上記弱
点部の変形により吸収されるので、比較的簡単な構成に
よって乗員の脚部を確実に保護することができるように
なる。
【図1】本発明の実施形態例における概略縦断面図。
【図2】図1のII−II横断面拡大図。
【図3】上記実施形態例における要部の概略斜視図。
【図4】本発明の他の実施形態例における要部の概略斜
視図。
視図。
【図5】本発明のさらに他の実施形態例における概略斜
視図。
視図。
【図6】図5のVI−VI横断面拡大図。
【図7】本発明のさらに他の実施形態例における概略斜
視図。
視図。
【図8】図7のVIII−VIII縦断面拡大図。
【図9】図7の実施形態例における要部の概略斜視拡大
図。
図。
【図10】図9のX−X縦断面図。
【図11】従来装置における概略縦断面図。
【図12】図11の XII矢視図。
1 インスツルメントパネル 2 アンダーカバー 3 リンホースメント 5 ステアリングコラムカバー 6 膝部 7 ニーエアバッグモジュール 10 フロントデッキクロスメンバー 20 屈曲腕 21 取付けブラケット 22 屈曲腕 23 取付けブラケット 25 ケース 27 取付けブラケット 28 腕 29 屈曲部 30 ステアリングコラム 31 ニーエアバッグモジュール 32 屈曲板部 33 取付けブラケット 35 ニーエアバッグ 36 ケース 37 インフレータ 38 切欠き
Claims (7)
- 【請求項1】 車両における乗員の膝部に向かって配置
され上記車両に所定値以上の衝撃が作用したとき作動し
てエアバッグを車室内に展開させるエアバッグモジュー
ル、及び、同エアバッグモジュールを車内強度部材に連
結するブラケットを有し、上記エアバッグモジュールの
エアバッグケース及びまたは上記ブラケットに弱点部を
設け、上記弱点部に作用する衝撃力の少なくとも一部を
上記弱点部の変形により吸収するように構成された脚部
保護装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記弱点部が上記ブ
ラケットに設けられた屈曲部である脚部保護装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
ブラケットが左右もしくは上下に一対設けられた脚部保
護装置。 - 【請求項4】 請求項1において、上記弱点部が上記エ
アバッグケースに設けられた切欠きである脚部保護装
置。 - 【請求項5】 請求項4において、上記切欠きが上記エ
アバッグケースの折り曲げ縁部、隅部及びまたは横壁面
に形成された脚部保護装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
て、上記エアバッグモジュールが上記車両のインスツル
メントパネルもしくは同インスツルメントパネルの下部
に取り付けられたアンダーカバーの内側に配置され、上
記車内強度部材がフロントデッキクロスメンバーである
脚部保護装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
て、上記エアバッグモジュールが上記車両のステアリン
グコラムカバー内に配置され、上記車内強度部材がステ
アリングコラムである脚部保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303488A JPH09123863A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 脚部保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303488A JPH09123863A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 脚部保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123863A true JPH09123863A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17921566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7303488A Withdrawn JPH09123863A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 脚部保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09123863A (ja) |
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- 1995-10-27 JP JP7303488A patent/JPH09123863A/ja not_active Withdrawn
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