JPH0912008A - ストレッチフィルム包装機 - Google Patents
ストレッチフィルム包装機Info
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- JPH0912008A JPH0912008A JP16555195A JP16555195A JPH0912008A JP H0912008 A JPH0912008 A JP H0912008A JP 16555195 A JP16555195 A JP 16555195A JP 16555195 A JP16555195 A JP 16555195A JP H0912008 A JPH0912008 A JP H0912008A
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Abstract
向上できるストレッチフィルム包装機を提供することに
ある。 【構成】 フィルムロールからフィルムを引き出し、そ
のフィルムの幅方向両側縁部を搬送ベルトで挟持して包
装部へ搬送すると共に張架し、そのフィルムの下側から
エレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包装物
の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の
底面に折り込むストレッチフィルム包装機において、前
記搬送ベルトDより上流側にフィルムを切断するカッタ
Eと、そのカッタより上流位置に該カッタより上流側の
フィルム先端を前記搬送ベルトまで移送して渡すフィル
ム渡し手段Cを配置し、且つフィルムが所定量搬送され
た時に前記カッタEを作動させるカッタ制御手段と、前
記フィルム渡し手段によりフィルムを受け取ってからフ
ィルムを包装部の所定位置に搬送するまで該搬送ベルト
を連続運転させる搬送ベルト制御手段とを備えた。
Description
機に関し、詳しくは被包装物を覆うストレッチフィルム
の幅方向端部を搬送ベルトで挟持し、特に該被包装物の
大きさに応じてフィルムの幅方向にプリストレッチして
包装する包装機に関する。
ではフィルムロールから引き出したフィルムを所定長さ
で切断する際、その切り口(切断縁)が綺麗な直線とな
るようにフィルムを所定量引き出してフィルム搬送を停
止させてカッタを作動させていた。特に、被包装物の大
きさに応じてフィルムの幅方向のプリストレッチ量を変
えることで、幅狭の1つのフィルムロールで様々な大き
さの被包装物を包装する包装機では、フィルムの切断縁
が綺麗な直線でないとプリストレッチ量が大きい時はプ
リストレッチ時にフィルムが裂けてしまうという問題を
有するため、フィルム切断時は搬送ベルトを止め、フィ
ルム切断後に搬送ベルトを再起動して切断した所定長さ
のフィルムを包装部へ搬送していた。
定長さのフィルムを包装部に搬送すると共に、所定位置
にセンタリングを行う場合は、フィルム搬送装置を再起
動させており、搬送速度が立ち上がるまでの時間が必要
となり、センタリングを完了するまで余計な時間がかか
ってしまい、結果として単位時間当りの包装処理能力を
低下させていた。
引き出した後、フィルムと等速度でカッタを移動させな
がらフィルムを切断して、フィルムを停止させること無
く所定位置に移動させる包装機を特願平6−32821
1号で提案している。しかし、上記の包装機はカッタを
移動させる機構と、カットされたフィルムの後端を掴む
機構が必要となり、装置全体の構造が複雑でコスト高に
なるといった問題点を有する。
点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは、
フィルムの供給時間を短縮し包装処理能力を向上できる
ストレッチフィルム包装機を提供することにある。
めに本発明が講じた技術的手段は、フィルムロールから
フィルムを引き出し、そのフィルムの幅方向両側縁部を
搬送ベルトで挟持して包装部へ搬送すると共に張架し、
そのフィルムの下側からエレベータ機構により被包装物
を突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィ
ルムの端部を被包装物の底面に折り込むストレッチフィ
ルム包装機において、前記搬送ベルトより上流側にフィ
ルムを切断するカッタと、そのカッタより上流位置に該
カッタより上流側のフィルム先端を前記搬送ベルトまで
移送して渡すフィルム渡し手段を配置し、且つフィルム
が所定量搬送された時に前記カッタを作動させるカッタ
制御手段と、前記フィルム渡し手段によりフィルムを受
け取ってからフィルムを包装部の所定位置に搬送するま
で該搬送ベルトを連続運転させる搬送ベルト制御手段と
を備えることを特徴とする。
ルムロールからフィルムの繰り出しを行う繰り出しロー
ラを設け、その繰り出しローラを前記カッタの作動と同
時に停止させる繰り出しローラ制御手段を設けてもよ
い。
方向にプリストレッチして張架し、そのフィルムの下側
からエレベータ機構により被包装物を突き上げて該被包
装物の上面をフィルムで覆うと共に被包装物を突き上げ
る前に被包装物の寸法に応じてフィルムを幅方向にプリ
ストレッチすることで幅狭のフィルムを使用して包装を
行うストレッチフィルム包装機において、前記搬送ベル
トより上流側にフィルムを切断するカッタと、そのカッ
タより上流位置に該カッタより上流側のフィルム先端を
前記搬送ベルトまで移送して渡すフィルム渡し手段を配
置し、且つフィルムが所定量搬送された時に前記カッタ
を作動させるカッタ制御手段と、前記フィルム渡し手段
によりフィルムを受け取ってからフィルムを包装部の所
定位置に搬送するまで該搬送ベルトを運転させる搬送ベ
ルト制御手段とを備え、更に被包装物の寸法値が所定値
より大か否かを判定する判定手段を設け、その判定手段
の出力で前記搬送ベルト制御手段を制御し、所定量搬送
したフィルムを切断する際、その判定手段の出力がYE
Sの場合には搬送ベルトを停止させてフィルムを切断
し、判定手段の出力がNOの場合は搬送ベルトを停止さ
せずにフィルムを切断することを特徴とする。被包装物
の大きさを検出する検出手段は、被包装物を載置台aに
載せコンベアBでエレベータ1まで搬送する途中に配置
する。
フィルムを引き出し所定長さで切断する時、該フィルム
を引き出し搬送する搬送ベルトの駆動を停止させずに切
断するため、切断後連続して所定長さに切断したフィル
ムを包装部の所定位置まで搬送できる。因って、包装部
へのフィルム張架を素早く行うことが可能となり、1包
装に要する時間を短縮できる。そして、請求項2によれ
ば上記フィルムの切断時、フィルムロールからフィルム
を繰り出す繰り出しローラがカッタの作動と同時に停止
されるため、フィルムの切断は送りが停止した状態の下
で瞬時に行われるので、切断を容易にして綺麗にでき、
次のフィルムの先端位置は一定となる。又、請求項3に
よれば、被包装物の大きさによってフィルムの切断時搬
送ベルトの駆動、停止が切り換え制御されるため、処理
能力を高めながら安定したプリストレッチが行われる。
る。図1及び図2に示すストレッチフィルム包装機は、
機枠Aの側方に被包装物を載置する商品載置部aを設
け、該商品載置部aに載せた被包装物をコンベアBによ
り機枠A内部に設けたエレベータ1まで搬送する。この
コンベアBの周辺に、被包装物の幅,奥行き,高さの各
寸法を測定するセンサが設けられている。上記エレベー
タ1の上方には包装部bが設けられ、その包装部bの側
方にフィルムロール配置部2とその配置部2にセットさ
れたフィルムロール3から繰り出されるフィルム3’の
先端部を保持するフィルム渡し手段Cが設けられ、その
フィルム渡し手段Cで保持されているフィルム先端を挟
持して引き出し、包装部bまで搬送する搬送ベルトDが
前記フィルム渡し手段Cの先端に接近させて配置され、
且つフィルム渡し手段Cと搬送ベルトDとの間には搬送
ベルトで挟持され引き出されたフィルムを所定長さに切
断するカッターEが配置されている。又、搬送ベルトD
の上方には左右折り込み板4,4’と後折り込み板5、
及び後折り込み板5の上方に位置して排出プッシャ6が
配設されている。
物は、エレベータの上昇により上記包装部bに展張され
たフィルム3’に対して突き上げられ、引き伸ばされた
状態のフィルムの端部を、左右折り込み板4,4’と後
折り込み板5とにより被包装物の底面に折り込んだ後、
排出プッシャ6により被包装物を機枠A前側の排出部へ
向けて水平に押動させながら、上記フィルム3’の前側
端部を折り込んでフィルムの折り込みを行う。
置部2にセットされたフィルムロール3のフィルム3’
両側部を挟持して保持するもので、図3に示すようにフ
ィルムの下側に位置して前後方向にフィルムロール3の
フィルム幅と対応する間隔をおいて平行に配置した無端
ベルト7に亘って架設固定されたフィルム受け板8と、
そのフィルム受け板8の表面に支持されるフィルムを前
記フィルム受け板8とで挟んで保持する保持板9と、そ
の保持板9に取り付けた保持ローラ10とで構成され、保
持板9は機枠Aに対して開閉回動自在とした保護カバー
11の内側に上下摺動自在に支持されると共に、無端ベル
ト7に架設固定されているフィルム受け板8と係着して
一緒に上下摺動し、フィルム受け板8と保持板9とで挟
着保持するフィルム3’の先端を搬送ベルトDに受け渡
し得るように構成されている。又、保持板9に取り付け
られている保持ローラ10はその外表面を該保持板9に開
設した通孔12よりフィルム受け板8に開設した通孔17内
に嵌入突出させて該フィルムを保持ローラ10の周面に沿
って蛇行させフィルム保持を確実に行うと共に、該保持
ローラ10はフィルムの引き出し方向のみ回転自在に構成
されている。
回転軸に固定したプーリと、繰出しローラ14と同軸のプ
ーリ15と、従動プーリ16とに亘って巻回されており、モ
ータ13の駆動によって無端ベルト7がフィルムの移動方
向に沿って上下(回転)するように構成されている。
又、上記したフィルム渡し手段Cにフィルムロール3の
フィルムを引き出し供給する繰出しローラ14の駆動は後
述する搬送ベルトDの駆動系にプーリを介して連結さ
れ、その中間の伝達プーリ18はブレーキ及びクラッチ付
きが用いられて繰出しローラの駆動、停止が前記フィル
ム渡し手段Cとは別々に制御され、且つフィルムを切断
するカッタの作動と同時に停止するよう制御されてい
る。尚、フィルム渡し手段Cはフィルムロール配置部2
にセットするフィルムロールに対応できるようにフィル
ム幅に応じて渡し手段の一方又は両方を幅方向に移動で
きるように構成するも任意である。
部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト18,18’
と、下側の弾性ベルト18’を上側の弾性ベルト18側へ圧
接するクランプ板19と、下側の弾性ベルト18’の始端側
の上面に重ね合わせて配置すると共に、その先端側を開
閉移動自在とした押えベルト20とで構成され、それらが
包装部bを挟んで前後に配置され、その間隔は前記した
フィルム渡し手段Cを構成する前後一対の保持手段と同
じ間隔である。そして、その前後一対の構成部材は取り
付け枠21,21’に支持され、その取り付け枠21,21’は
該取り付け枠21,21’の下側に直角に交差して配置され
た2本の案内杆22,22’に連結部材23,23’を介して支
持されており、一方の搬送ベルトD1 を取り付けた取り
付け枠21’は固定され、他方の搬送ベルトD2 を取り付
けた取り付け枠21は案内杆22,22’に沿って移動自在に
構成され、その可動側の搬送ベルトD2 には間隔拡張手
段(図示省略)が連結されて固定側の搬送ベルトD1 と
の間隔を広狭調節し得るように構成されている。
端状の弾性ベルト18,18’はフィルムを挟持して搬送し
得るよう同方向に駆動回転され、その駆動方式は減速機
付モータ24で下側の弾性ベルト18’が巻回されている駆
動ローラを回転し、且つその駆動ローラの軸に固着した
チェーンスプロケットと上側の弾性ベルト18が巻回され
ている駆動ローラの軸に固着したチェーンスプロケット
とに亘ってチェーンを巻回して動力伝達が行われ上側の
弾性ベルト18も回転するように構成されている。又、上
側の弾性ベルト18に対して下側の弾性ベルト18’を圧接
するクランプ板19は図示した3分割に限らず4個以上の
分割でも良く、そうしたクランプ板は搬送及び拡張が均
等に行われるようにフィルムのほぼ中心に対して左右対
称となるように配置されている。
の作動で引き出されたフィルムを所定長さに切断するカ
ッタEは電磁ソレノイド25によって構成された制御手段
によりフィルム3’に対してほぼ直角に出没するように
構成され、電磁ソレノイド25への通電の制御によってフ
ィルム3’の切断が行われるようになっている。
切断、搬送の動作を、(A)搬送ベルトを停止させてフ
ィルムの切断を行う動作と、(B)搬送ベルトを駆動回
転させたままでフィルムを切断する動作、について図5
及び図6のタイムチャートに基づいて説明する。尚、
(A)と(B)の切り換えは、フィルムロール配置部2
にセットされているフィルムロール幅と、包装に供され
る被包装物の奥行き寸法(縦幅)によって決定され、例
えばフィルムロール幅が250mmの場合、被包装物の奥
行き寸法が150mm以上の場合は(A)、被包装物の奥
行き寸法が150mm未満の場合は(B)に切り替わる。
又、フィルムを繰り出す繰出しローラの駆動・停止、カ
ッタの作動・停止、フィルム渡し手段Cの上下動、搬送
ベルトDの駆動・停止の各制御はエレベータを駆動する
カム26の回転角度に基づいて行われ、そのカムが1回転
すると包装の1サイクルが行われる。このカムの回転角
度の検出は、カム軸に取付けられているロータリーエン
コーダ27からの出力パルスをカウントし、そのカウント
値で検出される。
と、主モータが回転を開始する。この主モータでカムを
回転させ、カムの1回転によりエレベータは図示のタイ
ミングで上下する。そして、待機している被包装物の奥
行き寸法が所定値以上と判断した場合は、搬送ベルトを
停止させてフィルム切断を行うモードにし、且つ主モー
タを低速モードにする。この時に、タイムチャートは0
゜からスタートする。 (II)すぐにコンベアBが駆動して前回載置されてエレベ
ータ1の手前で待機している被包装物をエレベータ1に
載せる。 (III) コンベアBの駆動とほぼ同時にフィルム渡し手段
Cを構成するフィルム受け板8と保持板9とが一体とな
って降下する。 (IV)次に搬送ベルトDが駆動し、少し遅れて繰出しロー
ラ14も駆動回転してフィルムロール3から前回の被包装
物の包装に最適な長さのフィルムを引き出して同時に停
止される。尚、フィルムの引き出した長さの検出は搬送
ベルトの回転軸に光学式カウンタを設けてベルトの移動
量を測定している。 (V) 次にカッタEをフィルム側に移動させる電磁ソレノ
イド25がONされてカッタが作動し、停止しているフィ
ルム3’をきれいな直線の切断縁となるように切断す
る。
OFFされてカッタEが元の位置に戻されると共に、搬
送ベルトDのモータが再起動されて切断されたフィルム
を包装部bの中心に位置するように該搬送ベルトDを所
定量移動させて停止する。 (VII) 搬送ベルトDの停止と同時にフィルムの拡張を開
始し、エレベータ1が上昇してくる前に拡張を完了す
る。この間に後折り込み板と左右折り込み板は最も開い
た状態となる。そして、被包装物の搬入も終了し、今回
計量した被包装物は搬入の初期に「幅」を、後期に「奥
行き寸法」が検出され、奥行き寸法が150mm以上を検
出すると該被包装物はエレベータ1の手前で待機され
る。 (VIII)エレベータ1が上昇を開始し頂点に達する時点で
後折り込み板と左右折り込み板の閉動を開始させると共
に、フィルムの拡張を行っていた搬送ベルトDにおける
可動側の搬送ベルトD2 は閉じる方向に動き始める。こ
の可動側の搬送ベルトD2 を閉じる方向に動かしてフィ
ルム拡張を弱めることで、フィルムの張り強さを緩和さ
せている。
と、搬送ベルトDの始端側上部に設けられた押えベルト
20の始端側が上方に回動し、次にフィルム渡し手段Cが
搬送ベルトD側に上昇される。この時、繰出しローラ14
は自由回転の状態とされ、フィルム渡し手段Cに設けた
保持ローラがフィルムを保持しているため、該フィルム
渡し手段Cの上昇によってフィルム3’が引き出され、
フィルム先端は搬送ベルトDにおける下側の弾性ベルト
18’と押えベルト20との間に位置させる。これで次回の
搬送ベルトDによるフィルム引出しが可能な状態となり
1包装サイクルを終了する。
搬入されて待機している被包装物の奥行き寸法が150
mm未満と検出された場合の動作で、前記した(IX)に連続
する動作と考えてよい。(図6参照) (X) 次の被包装物の計量が完了すると、待機している被
包装物の奥行き寸法が150mm未満であるかを判断し、
その判断結果が「YES」であるので、搬送ベルトDを
駆動回転させたままフィルムを切断するモードにし、且
つ主モータを高速モードにして起動する。 (XI)(A)の(II)と同じ。 (XII) (A)の(III) と同じ。
出しローラ14を駆動回転させてフィルムロール3から待
機している被包装物に最適な長さのフィルムを引き出す
直前にカッタEを作動させて正確な長さにフィルムを切
断する。所定長さ引き出した時に繰出しローラ14は搬送
ベルトDとの連動を行わないよう伝達プーリ18のクラッ
チをOFFし、且つ、ブレーキをONして繰出しローラ
14は急停止される。 (XIV) フィルムの切断後、電磁ソレノイドがOFFされ
てカッタEが元の位置に戻される。 (XV)搬送ベルトDは切断したフィルムがセンタリング位
置に達するまで上記(XIII)から連続運転を行う。それ以
降は(A)の(VII) 以降と同じである。
ィルムのセンタリング終了時間は(A)の場合は約1.
0秒、(B)の場合は約0.7秒と、(B)の方が0.
3秒程早いことが分かる。このため、以降の動作をその
分早く開始することができ、結果として包装処理能力を
高めることができる。尚、上述した(A)と(B)のモ
ードの切り換えは、被包装物の奥行き寸法だけを判断し
て行うのではなく、高さ寸法も含めて判断する方が包装
仕上がり面からより好ましい。フィルム引き出しを包装
機の後部から手前に行うタイプでは被包装物の横幅寸法
を判断すべきである。寸法データは検出して得るのでは
なく、予め商品毎に設定しておき、呼び出してもよい。
又、上記した繰出しローラ14の駆動は実施例で示した搬
送ベルトDの駆動系に連係させた構成に限られるもので
はなく、搬送ベルトDの駆動系とは別の独立した駆動系
で作動させてもよい。更に又、フィルム渡し手段は前述
した実施例の形態に限定されず、フィルム先端を把持し
て渡す形式でも可能である。又、本実施例は1本のフィ
ルムロールが装着されたタイプについて行ったが、フィ
ルム幅の異なる複数本のフィルムロールを装着するタイ
プの包装機であっても請求項1,2には適用可能である
ばかりでなく、被包装物の寸法によってプリストレッチ
量を変えるタイプであれば請求項3にも適用可能であ
る。
は請求項1の構成により、搬送ベルトを止めずに回転さ
せたままでフィルムの切断を行うことが出来るため、搬
送ベルトを止めて再起動させた場合の立上がり時間がな
く、切断したフィルムを包装部の所定位置に早く張架で
き、包装処理速度を高めることができる。請求項2に示
した構成とした場合は、フィルムの切断時繰出しローラ
でフィルムが繰り出されるのを瞬時に停止できるため、
切断が安定し、次のフィルム先端位置を一定にすること
ができる。又、請求項3に示した構成とした場合は、全
ての被包装物について均一の動作でなく、フィルム拡張
量の少ない被包装物に対しては搬送ベルトを回転させた
ままフィルムの切断を行うことができるので、何等問題
なく包装処理能力を高めることができる。
を示す縦断側面図である。
渡し部を示す拡大図である。
ルムを渡した状態を示す同拡大図である。
のタイムチャートである。
行う場合のタイムチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向両側縁部を搬送ベルトで挟持
して包装部へ搬送すると共に張架し、そのフィルムの下
側からエレベータ機構により被包装物を突き上げて該被
包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包
装物の底面に折り込むストレッチフィルム包装機におい
て、前記搬送ベルトより上流側にフィルムを切断するカ
ッタと、そのカッタより上流位置に該カッタより上流側
のフィルム先端を前記搬送ベルトまで移送して渡すフィ
ルム渡し手段を配置し、且つフィルムが所定量搬送され
た時に前記カッタを作動させるカッタ制御手段と、前記
フィルム渡し手段によりフィルムを受け取ってからフィ
ルムを包装部の所定位置に搬送するまで該搬送ベルトを
連続運転させる搬送ベルト制御手段とを備えることを特
徴とするストレッチフィルム包装機。 - 【請求項2】 前記フィルム渡し手段より上流側にフィ
ルムロールからフィルムの繰り出しを行う繰り出しロー
ラを設け、且つその繰り出しローラを前記カッタの作動
と同時に停止させる繰り出しローラ制御手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のストレッチフィルム包装
機。 - 【請求項3】 フィルムロールからフィルムを引き出
し、そのフィルムの幅方向両側縁部を搬送ベルトで挟持
して包装部へ搬送すると共に張架し、そのフィルムの下
側からエレベータ機構により被包装物を突き上げて該被
包装物の上面をフィルムで覆うと共に、被包装物を突き
上げる前に被包装物の寸法に応じてフィルムを幅方向に
プリストレッチすることで幅狭のフィルムを使用して包
装を行うストレッチフィルム包装機において、前記搬送
ベルトより上流側にフィルムを切断するカッタと、その
カッタより上流位置に該カッタより上流側のフィルム先
端を前記搬送ベルトまで移送して渡すフィルム渡し手段
を配置し、且つフィルムが所定量搬送された時に前記カ
ッタを作動させるカッタ制御手段と、前記フィルム渡し
手段によりフィルムを受け取ってからフィルムを包装部
の所定位置に搬送するまで該搬送ベルトを運転させる搬
送ベルト制御手段とを備え、更に被包装物の寸法値が所
定値より大か否かを判定する判定手段を設け、その判定
手段の出力で前記搬送ベルト制御手段を制御し、所定量
搬送したフィルムを切断する際、その判定手段の出力が
YESの場合には搬送ベルトを停止させてフィルムを切
断し、判定手段の出力がNOの場合は搬送ベルトを停止
させずにフィルムを切断することを特徴とするストレッ
チフィルム包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16555195A JP2932971B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ストレッチフィルム包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16555195A JP2932971B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ストレッチフィルム包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912008A true JPH0912008A (ja) | 1997-01-14 |
JP2932971B2 JP2932971B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15814526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16555195A Expired - Lifetime JP2932971B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ストレッチフィルム包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2932971B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11171123A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | ストレッチフィルム包装機 |
JP2002362510A (ja) * | 2002-05-27 | 2002-12-18 | Teraoka Seiko Co Ltd | ストレッチフィルム包装機 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16555195A patent/JP2932971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11171123A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | ストレッチフィルム包装機 |
JP2002362510A (ja) * | 2002-05-27 | 2002-12-18 | Teraoka Seiko Co Ltd | ストレッチフィルム包装機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2932971B2 (ja) | 1999-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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