JPH09106921A - 防音変圧器 - Google Patents
防音変圧器Info
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- JPH09106921A JPH09106921A JP7263397A JP26339795A JPH09106921A JP H09106921 A JPH09106921 A JP H09106921A JP 7263397 A JP7263397 A JP 7263397A JP 26339795 A JP26339795 A JP 26339795A JP H09106921 A JPH09106921 A JP H09106921A
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、取付工数が少ない防音変圧器
の防音壁の防音パネルの取付構成を提供する。 【解決手段】 変圧器のタンク2の外壁にT字形鋼材を
縦方向に配置して溶接して縦補強部材1を構成し、防音
パネル挿入溝4を有する防振レール3と防振レール座1
0の間に防振ゴム11を配置して接着または一体モール
ドにより取り付け、この防振レール座10を前記縦補強
部材1に取付ボルト12により取り付け、前記防音パネ
ル挿入溝4に、防音パネルの挿入部7を挿入して積み重
ね、前記防音パネル5と防音パネル挿入溝4との合わせ
目および防音パネル5の折り曲げ部6の相互間に雨水の
浸入防止と防音を目的に防水コーキング9を施し、防音
壁8を構成する。
の防音壁の防音パネルの取付構成を提供する。 【解決手段】 変圧器のタンク2の外壁にT字形鋼材を
縦方向に配置して溶接して縦補強部材1を構成し、防音
パネル挿入溝4を有する防振レール3と防振レール座1
0の間に防振ゴム11を配置して接着または一体モール
ドにより取り付け、この防振レール座10を前記縦補強
部材1に取付ボルト12により取り付け、前記防音パネ
ル挿入溝4に、防音パネルの挿入部7を挿入して積み重
ね、前記防音パネル5と防音パネル挿入溝4との合わせ
目および防音パネル5の折り曲げ部6の相互間に雨水の
浸入防止と防音を目的に防水コーキング9を施し、防音
壁8を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音変圧器に係る
ものであり、詳しくは防音壁の構成に関するものであ
る。
ものであり、詳しくは防音壁の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】防音変圧器として、2枚の鋼板をサンド
イッチ状に粘弾性高分子樹脂で接着した制振鋼板を、変
圧器タンクの補強部材に取り付けて変圧器全体を覆い、
変圧器から発生する騒音を減衰させる防音構造がある。
これは変圧器タンクの側板の外壁に溶接された補強部材
に制振鋼板を取り付け、この制振鋼板によって変圧器か
らの振動を切るようにしているが、この振動切りの良し
悪しによって減衰効果が大きく異なってくる。
イッチ状に粘弾性高分子樹脂で接着した制振鋼板を、変
圧器タンクの補強部材に取り付けて変圧器全体を覆い、
変圧器から発生する騒音を減衰させる防音構造がある。
これは変圧器タンクの側板の外壁に溶接された補強部材
に制振鋼板を取り付け、この制振鋼板によって変圧器か
らの振動を切るようにしているが、この振動切りの良し
悪しによって減衰効果が大きく異なってくる。
【0003】図10は従来の防音変圧器の防音壁の構成
の概念図で、(a)は要部正面図、(b)はその横断平
面図、図11は従来の変圧器の防音壁の防音パネル取付
部の詳細を示す要部断面拡大図、図12は制振鋼板の構
成を示す要部断面図で、これら図10、図11および図
12において、22は変圧器タンク2の側壁に縦,横方
向に設けられた補強部材で、T字形鋼材より成り、垂直
端部をタンク2の側壁に溶接し、頭部水平部は、タンク
側壁と所定の間隔を有し、四角形状の突起部を形成して
いる。
の概念図で、(a)は要部正面図、(b)はその横断平
面図、図11は従来の変圧器の防音壁の防音パネル取付
部の詳細を示す要部断面拡大図、図12は制振鋼板の構
成を示す要部断面図で、これら図10、図11および図
12において、22は変圧器タンク2の側壁に縦,横方
向に設けられた補強部材で、T字形鋼材より成り、垂直
端部をタンク2の側壁に溶接し、頭部水平部は、タンク
側壁と所定の間隔を有し、四角形状の突起部を形成して
いる。
【0004】24は防音板で、四角形状をなし、その周
縁は、縦,横補強部材で形成された四角形状突起部に取
り付けられる。この取り付けは、図11に示すように、
クッションゴム23により挟んで、補強部材22に溶接
して設けたスタットボルト25に座金26を介して袋ナ
ット27で締め付けて固定する。防音板24は図12に
示すように、2枚の鋼板20を、その間に粘弾性高分子
樹脂等の接着剤21をサンドイッチ状に挾んで接着して
形成され、スタットボルト25の位置と合わせてボルト
挿入孔を設けてある。
縁は、縦,横補強部材で形成された四角形状突起部に取
り付けられる。この取り付けは、図11に示すように、
クッションゴム23により挟んで、補強部材22に溶接
して設けたスタットボルト25に座金26を介して袋ナ
ット27で締め付けて固定する。防音板24は図12に
示すように、2枚の鋼板20を、その間に粘弾性高分子
樹脂等の接着剤21をサンドイッチ状に挾んで接着して
形成され、スタットボルト25の位置と合わせてボルト
挿入孔を設けてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた防
音変圧器の防音構成では、下記のような課題を有してい
た。
音変圧器の防音構成では、下記のような課題を有してい
た。
【0006】(1)変圧器からの振動伝達を切る構造が
複雑である。
複雑である。
【0007】(2)ボルトの取付本数が多く、多くの工
数を必要とする。
数を必要とする。
【0008】(3)防音構造が複雑で、防水のためのコ
ーキングが困難である。
ーキングが困難である。
【0009】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、取付工
数が少ない防音変圧器を提供することを目的とする。
問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、取付工
数が少ない防音変圧器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明における変圧器の防音壁は、防音パネル挿
入溝を有する防振レールを縦補強部材に取り付け、前記
防音パネル挿入溝に、制振鋼板製の防音パネルを挿入し
て積み重ね、前記防音パネルと取付溝との合わせ目およ
び防音パネルの相互間に防水コーキングを施して防音パ
ネルを固定するものである。
めに、本発明における変圧器の防音壁は、防音パネル挿
入溝を有する防振レールを縦補強部材に取り付け、前記
防音パネル挿入溝に、制振鋼板製の防音パネルを挿入し
て積み重ね、前記防音パネルと取付溝との合わせ目およ
び防音パネルの相互間に防水コーキングを施して防音パ
ネルを固定するものである。
【0011】そして、防振レールの取付手段は、防音パ
ネル挿入溝を有する防振レールと防振レール座を間に防
振ゴムを配置して接着または一体モールドにより取り付
け、この防振レール座を前記縦補強部材に取り付けた構
成とする。また、防音パネル挿入溝を有する防振レール
を防振ゴムを介して前記縦補強部材に取り付ける構成と
なす。さらに、防音パネル挿入溝を有する防音レールを
支柱に取り付け、この支柱の上端部を防振ゴムを介して
前記縦補強部材の上部に取り付け、この支柱の下端部は
変圧器タンクの下部のベースに取り付けて支柱を固定し
た構成となすものである。
ネル挿入溝を有する防振レールと防振レール座を間に防
振ゴムを配置して接着または一体モールドにより取り付
け、この防振レール座を前記縦補強部材に取り付けた構
成とする。また、防音パネル挿入溝を有する防振レール
を防振ゴムを介して前記縦補強部材に取り付ける構成と
なす。さらに、防音パネル挿入溝を有する防音レールを
支柱に取り付け、この支柱の上端部を防振ゴムを介して
前記縦補強部材の上部に取り付け、この支柱の下端部は
変圧器タンクの下部のベースに取り付けて支柱を固定し
た構成となすものである。
【0012】上述のように、ボルトレス化したので組立
・加工工数が少なくなり、防音パネルを単一化したので
安価にでき、防音パネルの合わせ目、防振レールへの取
付構造が単純であるので防水コーキングが容易となり、
単一化した防音パネルの組み合わせでフリーサイズ、形
状にフィットした形で防音壁が構築でき、防音パネルが
小形軽量で取り扱いが容易となる。
・加工工数が少なくなり、防音パネルを単一化したので
安価にでき、防音パネルの合わせ目、防振レールへの取
付構造が単純であるので防水コーキングが容易となり、
単一化した防音パネルの組み合わせでフリーサイズ、形
状にフィットした形で防音壁が構築でき、防音パネルが
小形軽量で取り扱いが容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の防音変圧器の第1の実施の
形態の防音パネルの取付状態における概念図で要部横断
の平面図を示す。図1において、1は従来と同様のT字
形鋼材より成る縦補強部材で、変圧器のタンク2の側面
外周にタンク2の所要の強度を持たせるために必要な間
隔を空けて垂直端部が溶接されており、前記タンク2の
側板の強度を補強するものである。3は長尺の防振レー
ルで、両側端部に防音パネル挿入溝4が設けられてお
り、この防振レール3を前記縦補強部材1に取り付け、
左右2本の防振レール3の防音パネル挿入溝4に制振鋼
板製の防音パネル5を順次差し込んで、積み上げて防音
壁8を構成するものである。
形態の防音パネルの取付状態における概念図で要部横断
の平面図を示す。図1において、1は従来と同様のT字
形鋼材より成る縦補強部材で、変圧器のタンク2の側面
外周にタンク2の所要の強度を持たせるために必要な間
隔を空けて垂直端部が溶接されており、前記タンク2の
側板の強度を補強するものである。3は長尺の防振レー
ルで、両側端部に防音パネル挿入溝4が設けられてお
り、この防振レール3を前記縦補強部材1に取り付け、
左右2本の防振レール3の防音パネル挿入溝4に制振鋼
板製の防音パネル5を順次差し込んで、積み上げて防音
壁8を構成するものである。
【0015】この防音パネル5と前記防音パネル挿入溝
4との合わせ目および防音パネル5の折り曲げ部の相互
間を雨水の浸入防止と防音を目的とした防水コーキング
等を行う。この防水コーキングについては、図2および
図3により後で詳細に説明する。このように防音パネル
を差し込み構造としたので、組立・加工工数が少なくな
り、防音パネルの合わせ目の構造、および防振レールへ
の防音パネルの取付構造が単純であるので、防水コーキ
ングが容易にでき、防音および防水効果が大きくなる。
4との合わせ目および防音パネル5の折り曲げ部の相互
間を雨水の浸入防止と防音を目的とした防水コーキング
等を行う。この防水コーキングについては、図2および
図3により後で詳細に説明する。このように防音パネル
を差し込み構造としたので、組立・加工工数が少なくな
り、防音パネルの合わせ目の構造、および防振レールへ
の防音パネルの取付構造が単純であるので、防水コーキ
ングが容易にでき、防音および防水効果が大きくなる。
【0016】図2は本発明の防音変圧器の第2の実施の
形態における防音パネル取り付けの説明図で、その
(a)は正面図、(b)は横断平面図、図3は図2
(b)の要部拡大図で、防音パネルの取り付けは、図2
および図3に示すように、変圧器のタンク2の外壁にT
字形鋼材を縦方向に配設して溶接した縦補強部材1の頭
部水平部に、防振レール座10を取付ボルト12で取り
付け、該防振レール座10に、防振ゴム11を介して防
音パネル挿入溝4を有する防振レール3を取り付ける。
そして、防音パネル挿入溝4に防音パネル5の左右端側
の挿入部7,7を嵌入して、図2(a)に示すように上
方から滑らせて挿入して積み重ねる。
形態における防音パネル取り付けの説明図で、その
(a)は正面図、(b)は横断平面図、図3は図2
(b)の要部拡大図で、防音パネルの取り付けは、図2
および図3に示すように、変圧器のタンク2の外壁にT
字形鋼材を縦方向に配設して溶接した縦補強部材1の頭
部水平部に、防振レール座10を取付ボルト12で取り
付け、該防振レール座10に、防振ゴム11を介して防
音パネル挿入溝4を有する防振レール3を取り付ける。
そして、防音パネル挿入溝4に防音パネル5の左右端側
の挿入部7,7を嵌入して、図2(a)に示すように上
方から滑らせて挿入して積み重ねる。
【0017】そして、防音パネル5と防音パネル挿入溝
4との合わせ目、および防音パネル5間の接合部(折り
曲げ部6)に雨水の浸入防止と防音を目的の防水コーキ
ング9を施して、防音壁8を構成する。
4との合わせ目、および防音パネル5間の接合部(折り
曲げ部6)に雨水の浸入防止と防音を目的の防水コーキ
ング9を施して、防音壁8を構成する。
【0018】なお、前記の防振レール座10,防振ゴム
11,防振レール3の1又は2を、夫々別々に構成して
接着剤等で一体に形成してもよいし、またモールド等で
一体構成してもよい。
11,防振レール3の1又は2を、夫々別々に構成して
接着剤等で一体に形成してもよいし、またモールド等で
一体構成してもよい。
【0019】また、防音パネル5は、図12に示した制
振鋼板19で形成され、その形状の一例は、図6に示す
ように二辺の両端部を折り曲げて折り曲げ部6を設けた
もので、この防音パネル5の折り曲げていない他の二辺
の両端のストレートの挿入部7を、防振レール3の防音
パネル挿入溝4に嵌め込んで積み上げ、防音壁8を構成
するものである。
振鋼板19で形成され、その形状の一例は、図6に示す
ように二辺の両端部を折り曲げて折り曲げ部6を設けた
もので、この防音パネル5の折り曲げていない他の二辺
の両端のストレートの挿入部7を、防振レール3の防音
パネル挿入溝4に嵌め込んで積み上げ、防音壁8を構成
するものである。
【0020】また、防振ゴム11の形状は、図7に示す
ように、種々の形状のものがある。即ち、(A)は断面
形状がI形,(B)は断面形状がX形,(C)はπ形の
防振ゴムの例であり、いずれを使用してもよい。
ように、種々の形状のものがある。即ち、(A)は断面
形状がI形,(B)は断面形状がX形,(C)はπ形の
防振ゴムの例であり、いずれを使用してもよい。
【0021】図4は本発明の防音変圧器の第3の実施の
形態における概念図で要部側面図を示す。図2〜図3に
おいては、防振レール3を防振ゴム11を介して縦補強
部材1に取り付けた例であるが、図4においては、縦又
は横の補強部材13に複数の腕14を設け、この腕14
に直接又は防振ゴムを介して防振レール13を取り付
け、防振レール3の防音パネル挿入溝4に防音パネル5
を嵌め込んで防音壁8を構成し、そして、図2の場合と
同様に、この防音パネル5と前記防音パネル挿入溝4と
の合わせ目および防音パネル5の折り曲げ部6の相互間
に防水コーキング9を施して防音および防水構造とした
ものである。なお、15は変圧器のベースである。
形態における概念図で要部側面図を示す。図2〜図3に
おいては、防振レール3を防振ゴム11を介して縦補強
部材1に取り付けた例であるが、図4においては、縦又
は横の補強部材13に複数の腕14を設け、この腕14
に直接又は防振ゴムを介して防振レール13を取り付
け、防振レール3の防音パネル挿入溝4に防音パネル5
を嵌め込んで防音壁8を構成し、そして、図2の場合と
同様に、この防音パネル5と前記防音パネル挿入溝4と
の合わせ目および防音パネル5の折り曲げ部6の相互間
に防水コーキング9を施して防音および防水構造とした
ものである。なお、15は変圧器のベースである。
【0022】図5は本発明の防音変圧器の第4の実施の
形態における要部側面の概念図を示す。本実施の形態に
おいては、図5に示すように、変圧器のタンク2のベー
ス15と、タンク2の側面に溶接された補強部材13に
取り付けた支持部材16に支柱17を取り付け、この支
柱17に直接又は防振ゴムを介して防振レール3を取り
付け、防振レール3の防音パネル挿入溝4に防音パネル
5を嵌め込んで積み上げて防音壁を構成したものであ
る。そして、図2の場合と同様に、この防音パネル5と
前記防音パネル挿入溝4との合わせ目および防音パネル
5の折り曲げ部6の相互間に防水コーキング9を施して
防音および防水構造としたものである。
形態における要部側面の概念図を示す。本実施の形態に
おいては、図5に示すように、変圧器のタンク2のベー
ス15と、タンク2の側面に溶接された補強部材13に
取り付けた支持部材16に支柱17を取り付け、この支
柱17に直接又は防振ゴムを介して防振レール3を取り
付け、防振レール3の防音パネル挿入溝4に防音パネル
5を嵌め込んで積み上げて防音壁を構成したものであ
る。そして、図2の場合と同様に、この防音パネル5と
前記防音パネル挿入溝4との合わせ目および防音パネル
5の折り曲げ部6の相互間に防水コーキング9を施して
防音および防水構造としたものである。
【0023】防音変圧器においては、変圧器のタンク2
からの付属品,配管,電気配線等を防音パネルから外部
に引き出す場合がある。かかる場合、本発明において
は、図8および図9に示すように防音パネルを貫通させ
ることなく、防音パネルの接合部分から引き出す。
からの付属品,配管,電気配線等を防音パネルから外部
に引き出す場合がある。かかる場合、本発明において
は、図8および図9に示すように防音パネルを貫通させ
ることなく、防音パネルの接合部分から引き出す。
【0024】即ち、図8は引出部の断面図、図9は正面
図を示し、変圧器のタンク2から引き出した配管または
電気配線等18は図8および図9に示すように、防音パ
ネル5の合わせ部分から引き出す構造とし、防音パネル
5を貫通させない。このような構造とすることにより、
引出部分から騒音が漏れなくなり、防音効果が向上す
る。
図を示し、変圧器のタンク2から引き出した配管または
電気配線等18は図8および図9に示すように、防音パ
ネル5の合わせ部分から引き出す構造とし、防音パネル
5を貫通させない。このような構造とすることにより、
引出部分から騒音が漏れなくなり、防音効果が向上す
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のようにボルト等による
防音パネルの取付を行わず、防音パネルを防振レールに
挿入して積み上げるように構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
防音パネルの取付を行わず、防音パネルを防振レールに
挿入して積み上げるように構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
【0026】防音パネルは防振レールに嵌入する構成と
したので、組立・加工工数が少なくなった。
したので、組立・加工工数が少なくなった。
【0027】防音パネルを単一化したので、共通化がで
き、安価にできる。
き、安価にできる。
【0028】防音パネルの合わせ目の構造および防振レ
ールへの防音パネルの取付構造が単純であるので、防水
コーキングが容易にでき、防音および防水効果が大き
い。
ールへの防音パネルの取付構造が単純であるので、防水
コーキングが容易にでき、防音および防水効果が大き
い。
【0029】単一化したパネルの組み合わせでフリーサ
イズとなり、また、形状にフィットした形で防音壁が構
築できる。
イズとなり、また、形状にフィットした形で防音壁が構
築できる。
【0030】防音パネルが小型軽量となり、取り扱いが
容易である。
容易である。
【図1】本発明の第1の実施の形態の防音パネルの取付
状態における概念図。
状態における概念図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における防音パネル
取付の説明図。
取付の説明図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】本発明の第3の実施の形態における要部側面の
概念図。
概念図。
【図5】本発明の第4の実施の形態における要部側面の
概念図。
概念図。
【図6】本発明に使用した防音パネルの形状の説明図。
【図7】本発明に使用した防音パネル取付用の防振ゴム
の形状の断面図。
の形状の断面図。
【図8】本発明における付属品、配管、電気配管等を防
音パネルから引き出す引出部の説明図。
音パネルから引き出す引出部の説明図。
【図9】本発明における付属品、配管、電気配管等を防
音パネルから引き出す引出部の説明図。
音パネルから引き出す引出部の説明図。
【図10】従来の防音変圧器の防音壁の構成の概念図。
【図11】図10の要部拡大図。
【図12】制振鋼板の構成を示す断面図。
1…縦補強部材 2…タンク 3…防振レール 4…防音パネル挿入溝 5…防音パネル 6…折り曲げ部 7…挿入部 8…防音壁 9…防水コーキング 10…防振レール座 11…防振ゴム 12…取付ボルト 13…補強部材 14…腕 15…ベース 16…支持部材 17…支柱 18…配管または電気配線
Claims (3)
- 【請求項1】 変圧器中身本体を冷却絶縁媒体とともに
タンクの内部に収容し、該タンクの側板の外壁に所要の
間隔をおいて縦補強部材を溶接してなり、この縦補強部
材に防音パネルを取り付けて防音壁とした防音変圧器に
おいて、前記縦補強部材に、縦方向に防音パネ挿入溝を
有する防振レールを取り付け、この防音パネル挿入溝に
防音パネルの側端を挿入して積み重ねて防音壁を構成
し、前記パネル挿入溝と防音パネルとの合わせ目および
防音パネル間の接合部に、防水コーキングを施したこと
を特徴とする防音変圧器。 - 【請求項2】 縦補強部材に防振レールを取り付ける手
段は、縦補強部材に防振レール座を取り付け、該防振レ
ール座に防振ゴムを介して防振レールを取り付けたこと
を特徴とする請求項1記載の防音変圧器。 - 【請求項3】 縦補強部材に防振レールを取り付ける手
段は、縦補強部材に縦長の支柱を取り付け、該支柱に直
接又は防振ゴムを介して防振レールを取り付けたことを
特徴とする請求項1記載の防音変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7263397A JPH09106921A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 防音変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7263397A JPH09106921A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 防音変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106921A true JPH09106921A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17388937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7263397A Pending JPH09106921A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 防音変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106921A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146776A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
JP2013135152A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
JP2015023066A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | 静止誘導電器 |
CN106601437A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-04-26 | 王秋林 | 增强型变压器油箱 |
CN106783024A (zh) * | 2016-12-12 | 2017-05-31 | 孙荣华 | 增强型低噪声变压器 |
EP3979275A1 (en) * | 2020-10-05 | 2022-04-06 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Sound and vibration damping system for transformer tanks and reactor tanks |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP7263397A patent/JPH09106921A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146776A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
JP2013135152A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Toshiba Corp | 静止誘導電器 |
JP2015023066A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | 静止誘導電器 |
CN106601437A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-04-26 | 王秋林 | 增强型变压器油箱 |
CN106783024A (zh) * | 2016-12-12 | 2017-05-31 | 孙荣华 | 增强型低噪声变压器 |
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