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JPH09106848A - コネクター - Google Patents

コネクター

Info

Publication number
JPH09106848A
JPH09106848A JP7290326A JP29032695A JPH09106848A JP H09106848 A JPH09106848 A JP H09106848A JP 7290326 A JP7290326 A JP 7290326A JP 29032695 A JP29032695 A JP 29032695A JP H09106848 A JPH09106848 A JP H09106848A
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JP
Japan
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terminal
terminal block
connector
shield cover
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Application number
JP7290326A
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English (en)
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JP2824452B2 (ja
Inventor
Akira Tajiri
彬 田尻
Kiyoshi Ikeda
清 池田
Shoichi Tanaka
正一 田仲
Yoshihisa Tsuruta
喜久 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAKA SEISAKUSHO KK
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
WAKA SEISAKUSHO KK
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAKA SEISAKUSHO KK, Sony Computer Entertainment Inc filed Critical WAKA SEISAKUSHO KK
Priority to JP7290326A priority Critical patent/JP2824452B2/ja
Publication of JPH09106848A publication Critical patent/JPH09106848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2824452B2 publication Critical patent/JP2824452B2/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品としてのコネクタの信頼性を向上するこ
と等を課題とする。 【解決手段】 接片2のコンタクト部16に対して端子
台1の合成樹脂による成形を行って、接片2と端子台1
とを一体化するようにして、端子部16をプリント基板
に半田付けする際に発生したフラックスが、コンタクト
部の方へと流れて該コンタクト部に付着する虞をなくす
と共に、コンタクト部16と相手側コネクタのコンタク
ト部との接触圧が各接片2毎に均一となるようにし、か
つシールドカバー3に、各接片2の端子部16を貫通支
持する複数の孔を有する補助カバー40を装着するよう
にして、端子部16のピッチを揃えるようにし、更に、
シールドカバー3内面に相手側コネクタのシールドカバ
ー54のストッパとなる突起部を形成すると共に、端子
台1のコンタクト部保持部6にシールドカバー54のス
トッパとなる板バネ42を装着するようにして、ストッ
パとしての機能を長期にわたり維持できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器へのデー
タ入出力用プラグ等のコネクターを接続するための接続
用ソケット等のコネクターの構造に関し、特に、コネク
ターとしての製品の品質を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、電子機器へのデータ入出
力用プラグ等のコネクターを接続するための接続用ソケ
ット等のコネクターとして、図16に示すようなものが
ある(実開平2−115280号公報参照)。
【0003】即ち、図において、コネクターは、一端部
にプリント基板に半田付けされるスズメッキが施された
端子部60を有すると共に、他端部に相手側コネクター
のコンタクト部と接触可能な金メッキが施されたコンタ
クト部61を有する複数の略L字形状の接片62と、各
接片62を貫通支持した状態で前記コンタクト部61を
保持部63外面に保持する端子台64と、この端子台6
4を、該端子台64に支持された各接片62の端子部6
0を外部に突出させた状態で取り囲むシールドカバー6
5と、を含んで構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクターにあっては、次のような種々の問
題点があった。即ち、従来のコネクターにおいては、各
接片62を端子台64に支持させる際には、各接片62
を端子台64に差し込んで、該端子台64に設けられた
溝64aに貫通させ、コンタクト部61の先端を端子台
64に設けられた保持部63先端の小孔(図示せず)に
挿入係止させ、コンタクト部61を保持部63外面に保
持するようにしている。
【0005】この構成では、端子台64の接片62貫通
支持部には隙間があり、端子部60をプリント基板に半
田付けする際に発生したフラックスが、前記隙間を経て
コンタクト部61の方へと流れ、該コンタクト部61に
付着する虞がある。このようにコンタクト部61にフラ
ックスが付着すると、該コンタクト部61と相手側コネ
クターのコンタクト部との接触不良が生じる。
【0006】又、上記のような従来の接片62の端子台
64への支持状態では、各接片62毎の支持状態が均一
とは言えず、コンタクト部61と相手側コネクターのコ
ンタクト部との接触圧が各接片毎に不均一となり、製品
全体でみても接触圧の均一性を保つことができず、電気
的接続の信頼性に欠けることになる。
【0007】更に、各接片62を端子台64に支持させ
るという手間の掛かる工程が必要となるため、製作工数
が増加するという問題点もある。
【0008】又、従来のコネクターにあっては、端子部
60は、端子台64から突出した状態においては、その
ピッチが揃えられておらず、端子部60をプリント基板
に半田付けする前に該プリント基板側の端子部挿入用の
孔に差し込む場合、該孔への位置合わせが難しく、挿入
に手間がかかるという問題点がある。
【0009】又、従来のコネクターにあっては、相手側
のコネクターと接続した際に、容易に外れないようにす
るためのストッパとして、シールドカバー65の内面に
突起部65aを設け、コネクター同士の接続時に、この
突起部が相手側のコネクターのシールドカバー外面に圧
接する構成としているが、コネクター同士の頻繁な抜き
差しにより、突起部65aの摩耗等によって前記圧接状
態が次第にあまくなり、ストッパとして機能しなくなる
という問題点もある。
【0010】そこで、本発明は、端子部をプリント基板
に半田付けする際に発生したフラックスのよるコンタク
ト部への影響をなくして、電気的接続の信頼性を高める
と共に、プリント基板側の端子部挿入用の孔への位置合
わせの容易化を図り、更に、コネクターの相手側コネク
ターとの接続時のストッパ機能の確実性の向上を図っ
て、製品としての信頼性を向上すること等を課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、一端部に端子部を有すると共に他端部に相手
側コネクターのコンタクト部と接触可能なコンタクト部
を有する複数の略L字形状の接片と、各接片を貫通支持
した状態で前記コンタクト部を保持部外面に保持する端
子台と、前記端子台を該端子台に支持された各接片の端
子部を外部に突出させた状態で取り囲むシールドカバー
と、を含んで構成されるコネクターにおいて、前記接片
に対して端子台の樹脂による成形を行って、接片と端子
台とを一体化するようにした。
【0012】請求項2に係る発明は、前記シールドカバ
ーに、該シールドカバーから外部に突出する各接片の端
子部が貫通支持される複数の孔を有する補助カバーを装
着するようにした。
【0013】請求項3に係る発明は、前記補助カバーに
設けられた複数の孔の断面は、接片端子部の入口部で大
きく、出口部で小さく形成されているようにした。
【0014】請求項4に係る発明は、前記補助カバーに
は係合爪が、前記シールドカバーには係合孔が形成さ
れ、前記係合爪と係合孔との係合により、シールドカバ
ーに補助カバーが装着されるようにした。
【0015】請求項5に係る発明は、前記補助カバーに
は、電子機器本体のコネクター取付部位に形成された係
合溝に係合される複数の係合爪が形成されるようにし
た。
【0016】請求項6記載の発明は、前記端子台のコン
タクト部保持部の反コンタクト部側の面と相対面するシ
ールドカバー内面に相手側コネクターのシールドカバー
のストッパとなる突起部を形成すると共に、前記端子台
のコンタクト部保持部の反コンタクト部側の面に相手側
コネクターのシールドカバーのストッパとなる板バネを
装着するようにした。
【0017】請求項7に係る発明は、前記板バネには突
起部が形成され、該突起部は、相手側コネクターのシー
ルドカバーに形成された孔に嵌め込まれるようにした。
【0018】請求項8に係る発明は、前記相手側コネク
ターのシールドカバーに前記孔と連なる切溝を形成し、
該切溝を前記突起部が通過して前記孔に嵌め込まれるよ
うに構成した。
【0019】請求項9に係る発明は、前記接片のコンタ
クト部に対する端子台の樹脂による成形を、インサート
成形とした。
【0020】かかる構成によれば、請求項1に係る発明
では、接片に対して端子台の樹脂による成形を行って、
接片と端子台とを一体化するようにしたから、端子台の
各接片の貫通支持部に隙間がなくなり、端子部をプリン
ト基板に半田付けする際に発生したフラックスがコンタ
クト部の方へと流れて付着する虞がなくなる。したがっ
て、コネクターのコンタクト部と相手側コネクターのコ
ンタクト部との接触不良が生じなくなる。
【0021】又、接片と端子台とを一体化したので、接
片の端子台への支持状態では、各接片毎の支持状態が均
一となり、コンタクト部と相手側コネクターのコンタク
ト部との接触圧が各接片毎に均一となり、製品全体でみ
て接触圧の均一性を保つことでき、信頼性の向上を図る
ことができる。しかも、各接片を端子台に支持させると
いう手間の掛かる工程が不要となるため、製作工数の低
減を図ることができる。
【0022】また、請求項2に係る発明によれば、シー
ルドカバーに、該シールドカバーから外部に突出する各
接片の端子部を貫通支持する複数の孔を有する補助カバ
ーを装着するようにしたから、端子部は、端子台から突
出した状態において、そのピッチが揃えられ、コネクタ
ーの端子部をプリント基板に半田付けする前に、該プリ
ント基板側の端子部挿入用の孔へ差し込む際の位置合わ
せが容易となる。
【0023】また、請求項3に係る発明によれば、補助
カバーに設けられた複数の孔の断面を、接片端子部の入
口部で大きく、出口部で小さく形成したので、補助カバ
ー装着作業が容易となり、組立工数の低減を図ることが
できる。
【0024】また、請求項5に係る発明によれば、補助
カバーには、電子機器本体のコネクター取付部位に形成
された係合溝に係合される複数の係合爪が形成され手い
るので、コネクターに対し相手側コネクターを抜き差し
する際に、コネクターがこじられるようなことがあって
も、該コネクターの取付状態を確実に維持することがで
きる。
【0025】また、請求項6に係る発明によれば、端子
台のコンタクト部保持部の反コンタクト部側の面と相対
面するシールドカバー内面にプラグのシールドカバーの
ストッパとなる突起部を形成すると共に、前記端子台の
コンタクト部保持部の反コンタクト部側の面にプラグの
シールドカバーのストッパとなる板バネを装着するよう
にしたから、コネクター同士の頻繁な抜き差しによって
も、両者の嵌合状態が長期にわたり確実となり、ストッ
パとしての機能を長期にわたり維持できる。
【0026】また、請求項7に係る発明によれば、板バ
ネには突起部が形成され、該突起部は、相手側コネクタ
ーのシールドカバーに形成された孔に嵌め込まれるよう
にしたので、コネクター同士の位置決めが確実に行え
る。
【0027】また、請求項8に係る発明によれば、相手
側コネクターのシールドカバーに形成された孔と連なる
切溝を形成し、該切溝を前記突起部が通過して前記孔に
嵌め込まれるようにしたので、板バネの突起部と相手側
コネクターのシールドカバーに形成された孔との嵌合が
容易となる。
【0028】また、請求項9に係る発明によれば、接片
のコンタクト部に対する端子台の樹脂による成形を容易
に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明に係る実施の一形態を詳述する。図1〜図10に
おいて、本発明に係るコネクターとして、電子機器への
データ入出力用プラグを接続するための接続用ソケット
は、一端部に端子部15を有すると共に他端部に相手側
コネクター(後述するプラグ)のコンタクト部と接触可
能なコンタクト部16を有する複数の略L字形状の接片
2と、各接片2を貫通支持した状態で前記コンタクト部
16を保持部6外面に保持する端子台1と、前記端子台
1を、該端子台1に支持された各接片2の端子部15を
外部に突出させた状態で取り囲むシールドカバー3と、
を含んで構成されている。
【0030】かかるコネクターの構成要素の構成を詳述
すると、前記端子台1は、図8に示すように、端子台本
体4と、該端子台本体4の高さ方向の略中央部から突出
された保持部6とを一体に備えた合成樹脂成形体から成
形され、端子台本体4の下部両側に夫々係合溝部4aを
有している。又、端子台本体4は、複数の溝部4Aを有
しており、この溝部4Aが保持部6に形成された複数の
スリット状の開口(図示せず)に夫々つながっている。
又、保持部6の基端部下側には係合溝部13が形成され
ている。又、前記保持部6は、その左右両端部及び前記
開口部の相互間に縦リブ9が形成されており、縦リブ9
の表面には凹溝10が形成されている。
【0031】一方、接片2は、端子部15と水平片部か
らなるコンタクト部16とを有する略L字形の金属片か
ら構成されている。前記コンタクト部16には金メッキ
が施されている。ここで、かかる金属製の接片2に対し
て端子台1の合成樹脂による成形を行うことによって、
接片2と端子台1とは一体化される。この場合、接片2
が端子台本体4の溝部4Aに差し込まれて該端子台本体
4に貫通支持され、その先端部のコンタクト部16の全
長部分が保持部6表面の凹溝10に保持される。
【0032】尚、上記樹脂成形としてはインサート成形
が採用され、例えば多数の接片2が繋がった状態の部品
に対してインサート成形による接片2と端子台1との一
体化を行い、その後、多数の接片2が繋がった状態の部
品を切断して各接片2を得るようにする。
【0033】このような接片2と端子台1との一体化部
品において、端子部15は、その下端部が端子台本体4
の下面から突き出ており、その突出し部分が配線基板
(図示せず)の孔に挿入されて半田付けされるようにな
っている。ここで、従来技術の問題点でも述べたよう
に、端子部15は、端子台本体4から突出した状態にお
いては、そのピッチが揃えられておらず、端子部15を
プリント基板に半田付けする前に該プリント基板側の端
子部挿入用の孔に差し込む場合に、該孔への位置合わせ
が難しく、挿入に手間がかかる。
【0034】そこで、本実施形態の構成においては、シ
ールドカバー3に、該シールドカバー3から外部に突出
する各接片2の端子部15が貫通支持される複数の孔4
0aを有する合成樹脂製の補助カバー40を装着するよ
うにしている。前記補助カバー40の一方の面に開口さ
れる孔40aの大きさは図9(A)に示すように大きく
形成されて、端子部15を挿入させ易くなっており、他
方の面に開口される孔40aの大きさは図9(C)に示
すように小さく形成されて、端子部15の位置決め支持
を確実に行うようになっている。
【0035】又、この補助カバー40には、図9に示す
ように、2か所に係合爪40bが、1か所に係合爪40
dが形成され、シールドカバー3には係合孔3aが形成
され、前記係合爪40bと係合孔3aとの係合並びに係
合爪40dとシールドカバー3の端縁部との係合によ
り、シールドカバー3に補助カバー40がワッタッチで
かつ容易に離脱することなく装着できるようになってい
る。
【0036】かかる補助カバー40を、突出する各接片
2の端子部15を貫通支持させることにより、端子部1
5は、端子台本体4から突出した状態においては、その
ピッチが揃えられ、端子部15をプリント基板に半田付
けする前に差し込む場合に、プリント基板側の端子部挿
入用の孔への位置合わせが容易となる。
【0037】尚、かかる補助カバー40には、複数の係
合爪40cが形成されており、コネクターを電子機器本
体のコネクター取付穴に嵌入取付した際に、前記係合爪
40cが電子機器本体のコネクター取付部位に形成され
た係合溝に係合されるように構成されている。即ち、補
助カバー40がコネクターの取付にも供されている結
果、コネクターに対し相手側コネクター(プラグ)を抜
き差しする際に、コネクターがこじられるようなことが
あっても、該コネクターの取付状態を確実に維持するこ
とができる。
【0038】一方、シールドカバー3は、筒形部20と
該筒形部20の後端に延出された略コ字形部21と該略
コ字形部21の後端に延出された平坦な板状部22とを
一体に有している。これらの各部は比較的剛性の大きな
一枚の金属板を曲げ加工することにより形成されてい
る。
【0039】そして、特に筒形部20は筒形に曲げ加工
した金属板の両端部20a、20aを突き合わせること
によって形成されており、その両端部20a、20aの
夫々に後方に突出する状態に爪片23、23が形成され
ている。又、略コ字形部21は断面視形状が略コ字形状
をなすもので、係合片部26と端子部27と切起こし状
の係止片28とが形成されている。更に、上記板状部2
2は略コ字形部21の上板部分から延出されており、そ
の端部の両側に下向き折曲され係合片29が形成されて
いる。30は係合片29に開設された係合孔である。
【0040】所要数の接片2が上述したように端子台本
体4に一体化された端子台1は、板状部22がその略コ
字形部21の後方に突き出た状態のシールドカバー3に
組み付けられる。即ち、端子台1をシールドカバー3に
差し込むことによって、シールドカバー3における筒状
部20の爪片23、23を端子台本体4の係合溝部13
に挿入する共に、その筒状部20の両端部20a、20
aの後縁を端子台本体4の係合溝部13の両側部に重ね
合わせ、更に略コ字形部21の係合片部26を端子台本
体4の係合溝部4aに係合させる。
【0041】そして、上記の後に板状部22を略コ字形
部21との境界部分で折曲することにより端子台本体4
の背面を覆わせる。このように板状部22を折曲する
と、その係合片29の係合孔30に略コ字形部21の係
止片28が係合して板状部22のスプリングバックよる
戻りが防止され、端子台本体4の背面が確実に覆われ
る。
【0042】ここで、従来技術の問題点でも述べたよう
に、従来では相手側のコネクターと接続した際に、容易
に外れないようにするためのストッパとして、シールド
カバーの内面に突起部を設け、コネクター同士の接続時
に、この突起部が相手側のコネクターのシールドカバー
外面に圧接する構成としているが、コネクター同士の頻
繁な抜き差しにより、突起の摩耗等によって前記圧接状
態が次第にあまくなり、ストッパとして機能しなくなる
という問題点もある。
【0043】そこで、本実施形態の構成においては、前
記端子台1の保持部6の反コンタクト部16側の面と相
対面するシールドカバー3内面に相手側コネクター(プ
ラグ)のシールドカバーのストッパとなる突起部41を
形成すると共に、前記端子台1の保持部6の反コンタク
ト部16側の面に相手側コネクター(プラグ)のシール
ドカバーのストッパとなる板バネ42を装着するように
している。
【0044】前記板バネ42は、図10に示すように、
一端部に折り曲げられて形成された係止部42aを端子
台本体4側に形成された係合溝部13に係合させ、かつ
他端部に折り曲げられて形成された係止部42bを端子
台本体4の保持部6の反コンタクト部16側の面に形成
された係合溝部4dに係合することにより、該端子台本
体4に装着されるようになっている。
【0045】尚、前記板バネ42には突起部42cが形
成され、該突起部42cは、後述する相手側コネクター
(プラグ)のシールドカバーに形成された孔に嵌め込ま
れるようになっていると共に、相手側コネクター(プラ
グ)のシールドカバーに前記孔と連なる切溝が形成さ
れ、この切溝を前記突起部が通過して前記孔に嵌め込ま
れるように構成されている。尚、相手側コネクター(プ
ラグ)のかかる構成については後述する。
【0046】以上のようにして組み付けられたコネクタ
ーにあっては、シールドカバー3の筒形部20によって
接片2のコンタクト部16が取り囲まれ、シールドカバ
ー3の略コ字形部21によって端子台本体4の上面と左
右の側面とが取り囲まれ、板状部22によって端子台本
体4の背面が覆われる。尚、シールドカバー3が取り囲
まれていない部分は端子台1の下面だけであり、しかも
この部分はコネクターを配線基板に搭載することにより
シールドされる。
【0047】図11〜図13には、コネクター(ソケッ
ト)の相手側コネクターであるプラグPの構成を示して
ある。このプラグPは、接片51を収容した端子台52
の周囲を上下一対のシールドカバー53,54で完全に
取り囲み、それらのシールドカバー53,54の後端側
部分をキャップ55で被覆したものである。57はコー
ドである。かかるプラグPのシールドカバー54の端縁
部には、前述したように、コネクター(ソケット)の板
バネ42に形成された突起部42cが嵌め込まれる孔5
4aが形成されると共に、この孔54aと連なる切溝5
4bが形成されている。
【0048】図14は、上述したコネクター(ソケッ
ト)に上記相手側コネクターであるプラグPを接続した
状態を示してある。同図のようにプラグPをソケットに
おけるシールドカバー3の筒形部20に差し込むと、プ
ラグP側のシールドカバー53,54とソケット側のシ
ールドカバー3の筒形部20とが略全周で接触し、しか
も前述の突起部41と板バネ42の突起部42cとが下
側のシールドカバー54の内面と外面に局部的に強く圧
接するため、これら両シールドカバー3,53,54に
よってソケットとプラグPとの接続箇所が完全に取り囲
まれて高いシールド効果が得られる。
【0049】以上の実施形態によるコネクター(ソケッ
ト)によれば、接片2に対して端子台1の合成樹脂によ
る成形を行って、接片2と端子台1とを一体化するよう
にしたから、端子台1の各接片2の貫通支持部に隙間が
なくなり、端子部15をプリント基板に半田付けする際
に発生したフラックスがコンタクト部16の方へと流れ
て付着する虞がなくなる。
【0050】この結果、コネクター(ソケット)のコン
タクト部16とプラグPの接片51のコンタクト部との
接触不良が生じなくなる。又、接片2と端子台1とを一
体化した場合の接片2の端子台1への支持状態では、各
接片2毎の支持状態が均一となり、コンタクト部16と
プラグPのコンタクト部との接触圧が各接片2毎に均一
となり、製品全体でみて接触圧の均一性を保つことがで
き、信頼性の向上を図ることができる。更に、各接片2
を端子台1に支持させるという手間の掛かる工程が不要
となるため、製作工数の低減を図ることができる。
【0051】又、シールドカバー3に、該シールドカバ
ー3から外部に突出する各接片2の端子部15を貫通支
持する複数の孔を有する補助カバーを装着するようにし
たから、端子部15は、端子台1から突出した状態にお
いては、そのピッチが揃えられ、端子部15をプリント
基板に半田付けする前に、該プリント基板側の端子部挿
入用の孔へ差し込む際の位置合わせが容易となる。
【0052】又、前記端子台1のコンタクト部保持部6
の反コンタクト部16側の面と相対面するシールドカバ
ー3内面にプラグPのシールドカバー54のストッパと
なる突起部41を形成すると共に、前記端子台1のコン
タクト部保持部6の反コンタクト部16側の面にプラグ
Pのシールドカバー54のストッパとなる板バネ42を
装着するようにしたから、コネクター同士の頻繁な抜き
差しによっても、両者の嵌合状態を長期にわたり確実に
維持でき、ストッパとしての機能を長期にわたり維持で
きる。
【0053】特に、板バネ42には突起部42cが形成
され、該突起部42cが、相手側コネクター(プラグ
P)のシールドカバー54に形成された孔54aに嵌め
込まれるようにすると共に、シールドカバー54に前記
孔54aと連なる切溝54bを形成し、該切溝54bを
前記突起部42cが通過して前記孔54aに嵌め込まれ
るように構成したから、コネクター同士の接続時の位置
決めが確実に行えると共に、板バネ42の突起部42c
とプラグPのシールドカバー54に形成された孔54a
との嵌合が容易となる。
【0054】次に、本発明の他の実施の形態を図15に
基づき説明する。即ち、このものは、前記図1〜図10
に示す実施の形態とは、接片の数を8Pから12Pに増
やしたものであり、他の構成は同一であるので、同一符
号を付してその説明を省略する。これによると、回線数
の増加に対処できると共に、前記実施の形態と同様の作
用・効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、接片に対して端子台の樹脂による成形を行
って、接片と端子台とを一体化するように構成したの
で、コネクターのコンタクト部と相手側コネクターのコ
ンタクト部との接触不良が生じなくなると共に、コンタ
クト部と相手側コネクターのコンタクト部との接触圧が
各接片毎に均一となり、製品全体でみて接触圧の均一性
を保つことでき、信頼性の向上を図ることができ、しか
も、製作工数の低減を図ることができる。
【0056】請求項2に係る発明によれば、シールドカ
バーに、該シールドカバーから外部に突出する各接片の
端子部が貫通支持される複数の孔を有する補助カバーを
装着するように構成したので、コネクターの端子部をプ
リント基板に半田付けする前に、該プリント基板側の端
子部挿入用の孔へ差し込む際の位置合わせが容易とな
る。
【0057】請求項3に係る発明によれば、補助カバー
に設けられた複数の孔の断面を、接片端子部の入口部で
大きく、出口部で小さく形成したので、補助カバー装着
作業が容易となり、組立工数の低減を図ることができ
る。
【0058】請求項5に係る発明によれば、補助カバー
に、電子機器本体のコネクター取付部位に形成された係
合溝に係合される複数の係合爪を形成するように構成し
たので、コネクターに対し相手側コネクターを抜き差し
する際に、コネクターがこじられるようなことがあって
も、該コネクターの取付状態を確実に維持することがで
きる。
【0059】請求項6に係る発明によれば、端子台のコ
ンタクト部保持部の反コンタクト部側の面と相対面する
シールドカバー内面に相手側コネクターのシールドカバ
ーのストッパとなる突起部を形成すると共に、前記端子
台のコンタクト部保持部の反コンタクト部側の面に相手
側コネクターのシールドカバーのストッパとなる板バネ
を装着したので、コネクター同士の頻繁な抜き差しによ
っても、両者の嵌合状態が長期にわたり確実となり、ス
トッパとしての機能を長期にわたり維持できる。
【0060】請求項7に係る発明によれば、板バネには
突起部が形成され、該突起部は、相手側コネクターのシ
ールドカバーに形成された孔に嵌め込まれるように構成
したので、コネクター同士の位置決めが確実に行える。
【0061】請求項8に係る発明によれば、相手側コネ
クターのシールドカバーに前記孔と連なる切溝を形成
し、該切溝を前記突起部が通過して前記孔に嵌め込まれ
るように構成したので、板バネの突起部と相手側コネク
ターのシールドカバーに形成された孔との嵌合が容易と
なる。
【0062】請求項9に係る発明によれば、接片のコン
タクト部に対する端子台の樹脂による成形を、インサー
ト成形としたので、接片のコンタクト部に対する端子台
の樹脂による成形を容易に行うことができる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコネクターの一実施形態を示す
正面図
【図2】 同平面図
【図3】 同底面図
【図4】 同側面図
【図5】 同背面図
【図6】 図1中A−A矢視断面図
【図7】 図4中B−B矢視断面図
【図8】 同上の実施形態における端子台の構成を示す
図で、(A)は平面図、(B)は正面図
【図9】 同上の実施形態における補助カバーの構成を
示す図で、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は
背面図
【図10】 同上の実施形態における板バネの構成を示す
図で、(A)は平面図、(B)は側面図
【図11】 相手側コネクターとしてのプラグの構成を示
す平面図
【図12】 同上のプラグの側面図
【図13】 同上のプラグの背面図
【図14】 本発明に係るコネクター(ソケット)と相手
側コネクター(プラグ)との接続状態を示す断面図
【図15】 本発明に係るコネクターの他の実施形態を示
す正面図
【図16】 従来のコネクターの構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 端子台 2 接片 3 シールドカバー 3a 係合孔 4 端子台本体 6 保持部 10 凹溝 13 係合溝部 15 端子部 16 コンタクト部 20 筒形部 21 コ字形部 22 板状部 23 爪片 29 係合片 40 補助カバー 40a 係合爪 40c 係合爪 41 突起部 42 板バネ 42a 係止部 42c 突起部 52 端子台 54a 孔 54b 切溝 55 キャップ 57 コード P プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 清 東京都港区赤坂8丁目1番22号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 田仲 正一 東京都品川区荏原1−24−24 伊藤ビル2 F 株式会社ワカ製作所荏原分室内 (72)発明者 鶴田 喜久 東京都品川区荏原1−24−24 伊藤ビル2 F 株式会社ワカ製作所荏原分室内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に端子部を有すると共に他端部に
    相手側コネクターのコンタクト部と接触可能なコンタク
    ト部を有する複数の略L字形状の接片と、 各接片を貫通支持した状態で前記コンタクト部を保持部
    外面に保持する端子台と、 前記端子台を該端子台に支持された各接片の端子部を外
    部に突出させた状態で取り囲むシールドカバーと、 を含んで構成されるコネクターにおいて、 前記接片に対して端子台の樹脂による成形を行って、接
    片と端子台とを一体化したことを特徴とするコネクタ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記シールドカバーに、該シールドカバ
    ーから外部に突出する各接片の端子部が貫通支持される
    複数の孔を有する補助カバーを装着したことを特徴とす
    る請求項1記載のコネクター。
  3. 【請求項3】 前記補助カバーに設けられた複数の孔の
    断面は、接片端子部の入口部で大きく、出口部で小さく
    形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネク
    ター。
  4. 【請求項4】 前記補助カバーには係合爪が、前記シー
    ルドカバーには係合孔が形成され、前記係合爪と係合孔
    との係合により、シールドカバーに補助カバーが装着さ
    れることを特徴とする請求項2又は3記載のコネクタ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記補助カバーには、電子機器本体のコ
    ネクター取付部位に形成された係合溝に係合される複数
    の係合爪が形成されたことを特徴とする請求項2〜4の
    うちいずれか1つに記載のコネクター。
  6. 【請求項6】 前記端子台のコンタクト部保持部の反コ
    ンタクト部側の面と相対面するシールドカバー内面に相
    手側コネクターのシールドカバーのストッパとなる突起
    部を形成すると共に、前記端子台のコンタクト部保持部
    の反コンタクト部側の面に相手側コネクターのシールド
    カバーのストッパとなる板バネを装着したことを特徴と
    する請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のコネクタ
    ー。
  7. 【請求項7】 前記板バネには突起部が形成され、該突
    起部は、相手側コネクターのシールドカバーに形成され
    た孔に嵌め込まれることを特徴とする請求項6記載のコ
    ネクター。
  8. 【請求項8】 前記相手側コネクターのシールドカバー
    に前記孔と連なる切溝を形成し、該切溝を前記突起部が
    通過して前記孔に嵌め込まれるように構成したことを特
    徴とする請求項7記載のコネクター。
  9. 【請求項9】 前記接片のコンタクト部に対する端子台
    の樹脂による成形は、インサート成形であることを特徴
    とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載のコネク
    ター。
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