JPH0910634A - 建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置 - Google Patents
建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置Info
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- JPH0910634A JPH0910634A JP7162514A JP16251495A JPH0910634A JP H0910634 A JPH0910634 A JP H0910634A JP 7162514 A JP7162514 A JP 7162514A JP 16251495 A JP16251495 A JP 16251495A JP H0910634 A JPH0910634 A JP H0910634A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基材表面に対する被覆層の表面装飾模様を均
一にできるとともに、被覆層の厚みを全体的に均一にで
き、しかも被覆層を効率良く形成して、生産性を向上さ
せることができる建築物表面仕上げ用シートの製造方法
およびその製造装置を提供する。 【構成】 不織布よりなる基材12は、ローラ13など
により一定方向に搬送される。搬送される基材12の上
流側では、ナイフコータ15により基材12表面に塗布
材14が塗布され、下地被覆層39が形成される。基材
12の下流側においては、基材12の上方位置に配置さ
れて基材12の移動方向と直交する方向に移動する複数
の吹付けノズル21〜23から、塗布材14が下地被覆
層39の表面に吹付けられ、仕上げ被覆層40が形成さ
れる。複数の吹付けノズル21〜23による基材12に
対する塗布材14の吹付け範囲は一定範囲である。
一にできるとともに、被覆層の厚みを全体的に均一にで
き、しかも被覆層を効率良く形成して、生産性を向上さ
せることができる建築物表面仕上げ用シートの製造方法
およびその製造装置を提供する。 【構成】 不織布よりなる基材12は、ローラ13など
により一定方向に搬送される。搬送される基材12の上
流側では、ナイフコータ15により基材12表面に塗布
材14が塗布され、下地被覆層39が形成される。基材
12の下流側においては、基材12の上方位置に配置さ
れて基材12の移動方向と直交する方向に移動する複数
の吹付けノズル21〜23から、塗布材14が下地被覆
層39の表面に吹付けられ、仕上げ被覆層40が形成さ
れる。複数の吹付けノズル21〜23による基材12に
対する塗布材14の吹付け範囲は一定範囲である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の壁面などの
表面仕上げに用いられる建築物表面仕上げ用シートの製
造方法および製造装置に関するものである。
表面仕上げに用いられる建築物表面仕上げ用シートの製
造方法および製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の建築物表面仕上げ用シートを連
続的に製造する方法が、例えば特開平6−101316
号公報に開示されている。すなわち、基材を上流から下
流へ移動させるとともに、基材の上流側の上方に少なく
とも1個のノズルを配置し、基材の下流側の上方に少な
くとも2個のノズルを配置する。下流側の少なくとも2
個のノズルは基材の移動方向に対し横切る方向に移動す
る。
続的に製造する方法が、例えば特開平6−101316
号公報に開示されている。すなわち、基材を上流から下
流へ移動させるとともに、基材の上流側の上方に少なく
とも1個のノズルを配置し、基材の下流側の上方に少な
くとも2個のノズルを配置する。下流側の少なくとも2
個のノズルは基材の移動方向に対し横切る方向に移動す
る。
【0003】そして、各ノズルから互いに色の異なった
吹付材を噴射することにより、基材表面に所定の装飾模
様を有する被覆層を連続的に形成することができる。
吹付材を噴射することにより、基材表面に所定の装飾模
様を有する被覆層を連続的に形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、基材表面に
形成される被覆層は、複数のノズルから噴射されて形成
され、しかも各ノズルの噴射範囲が相違することから、
色調や模様などの表面装飾模様が不均一なものになると
いう問題があった。さらに、被覆層は、厚みにむらがで
きて全体に均一な厚みになりにくいという問題があっ
た。
形成される被覆層は、複数のノズルから噴射されて形成
され、しかも各ノズルの噴射範囲が相違することから、
色調や模様などの表面装飾模様が不均一なものになると
いう問題があった。さらに、被覆層は、厚みにむらがで
きて全体に均一な厚みになりにくいという問題があっ
た。
【0005】加えて、基材表面に対する被覆層の形成を
ノズルからの噴射のみで形成すると、基材の幅全体にわ
たって効率良く被覆層を形成することができず、生産性
が悪いとう問題があった。
ノズルからの噴射のみで形成すると、基材の幅全体にわ
たって効率良く被覆層を形成することができず、生産性
が悪いとう問題があった。
【0006】この発明は、以上のような従来技術に存在
する問題に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、基材表面に対する被覆層の表面装飾模様を
均一にできるとともに、被覆層の厚みを全体的に均一に
できる建築物表面仕上げ用シートの製造方法およびその
製造装置を提供することにある。また、他の目的とする
ところは、被覆層を効率良く形成して、生産性を向上さ
せることができる建築物表面仕上げ用シートの製造方法
およびその製造装置を提供することにある。
する問題に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、基材表面に対する被覆層の表面装飾模様を
均一にできるとともに、被覆層の厚みを全体的に均一に
できる建築物表面仕上げ用シートの製造方法およびその
製造装置を提供することにある。また、他の目的とする
ところは、被覆層を効率良く形成して、生産性を向上さ
せることができる建築物表面仕上げ用シートの製造方法
およびその製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明の建築物表面仕上げ用シートの製造方
法の発明では、基材を一定方向に搬送するとともに、基
材の上方位置に配置されて基材の搬送方向と交差する方
向に移動する複数の吹付けノズルから吹付け範囲が一定
範囲となるように基材に向けて塗布材を吹付け、基材表
面に被覆層を形成するものである。
めに、第1の発明の建築物表面仕上げ用シートの製造方
法の発明では、基材を一定方向に搬送するとともに、基
材の上方位置に配置されて基材の搬送方向と交差する方
向に移動する複数の吹付けノズルから吹付け範囲が一定
範囲となるように基材に向けて塗布材を吹付け、基材表
面に被覆層を形成するものである。
【0008】第2に発明では、第1の発明において、搬
送される基材の上流側において基材表面に塗布材を塗布
して下地被覆層を形成するものである。第3の発明で
は、第2の発明において、下地被覆層を形成する方法
が、ナイフコータまたはロールコータにより形成する方
法である。
送される基材の上流側において基材表面に塗布材を塗布
して下地被覆層を形成するものである。第3の発明で
は、第2の発明において、下地被覆層を形成する方法
が、ナイフコータまたはロールコータにより形成する方
法である。
【0009】第4の発明では、第1〜第3のいずれかの
発明において、前記複数の吹付けノズルが基材の搬送方
向と同じ方向に並んでいるものである。第5の発明の建
築物表面仕上げ用シートの製造装置では、基材を一定方
向に搬送する搬送装置と、基材の上方位置に配置されて
基材の搬送方向と交差する方向に移動して塗布材を基材
に向けて吹付け、その表面上における塗布材の吹付け範
囲が一定範囲となる複数の吹付けノズルとを備えたもの
である。
発明において、前記複数の吹付けノズルが基材の搬送方
向と同じ方向に並んでいるものである。第5の発明の建
築物表面仕上げ用シートの製造装置では、基材を一定方
向に搬送する搬送装置と、基材の上方位置に配置されて
基材の搬送方向と交差する方向に移動して塗布材を基材
に向けて吹付け、その表面上における塗布材の吹付け範
囲が一定範囲となる複数の吹付けノズルとを備えたもの
である。
【0010】
【作用】第1または第5の発明においては、基材が一定
方向に搬送されるとともに、基材の上方位置に配置され
た複数の吹付けノズルが基材の搬送方向と交差する方向
に移動される。そして、複数の吹付けノズルから吹付け
範囲が一定範囲となるように基材表面に塗布材が吹付け
られ、基材表面に被覆層が形成される。
方向に搬送されるとともに、基材の上方位置に配置され
た複数の吹付けノズルが基材の搬送方向と交差する方向
に移動される。そして、複数の吹付けノズルから吹付け
範囲が一定範囲となるように基材表面に塗布材が吹付け
られ、基材表面に被覆層が形成される。
【0011】このため、基材上に形成される被覆層の表
面装飾模様が均一なものになるとともに、その厚みも全
体的に均一なものとなる。第2の発明においては、搬送
される基材の上流側において基材表面に塗布材が塗布さ
れ、下地被覆層が形成される。そのため、下地被覆層が
容易に形成される。
面装飾模様が均一なものになるとともに、その厚みも全
体的に均一なものとなる。第2の発明においては、搬送
される基材の上流側において基材表面に塗布材が塗布さ
れ、下地被覆層が形成される。そのため、下地被覆層が
容易に形成される。
【0012】第3の発明においては、下地被覆層が、ナ
イフコータまたはロールコータにより塗布形成されるた
め、基材の幅全体にわたって塗布材が効率良く、しかも
均一に塗布される。
イフコータまたはロールコータにより塗布形成されるた
め、基材の幅全体にわたって塗布材が効率良く、しかも
均一に塗布される。
【0013】第4の発明においては、複数の吹付けノズ
ルが基材の搬送方向と同じ方向に並んでいることから、
各吹付けノズルによる吹付け範囲がずれても、その後の
一定の吹付け範囲による表面装飾模様により、消され
る。このため、各吹付けノズルによる吹付け範囲の誤差
を吸収することができる。
ルが基材の搬送方向と同じ方向に並んでいることから、
各吹付けノズルによる吹付け範囲がずれても、その後の
一定の吹付け範囲による表面装飾模様により、消され
る。このため、各吹付けノズルによる吹付け範囲の誤差
を吸収することができる。
【0014】
【実施例】以下にこの発明を具体化した実施例について
図1〜5に従って説明する。図1,2に示すように、不
織布よりなり軸芯11に巻回されている基材12は、引
き延ばされてローラ13により支持されるとともに、図
示しない搬送装置により所定の張力で引っ張られてい
る。この実施例では、基材12の移動速度は0.5〜5
m/分に設定されている。内部に塗布材14が収容され
ているナイフコータ15は、ローラ13の上方位置に支
持され、基材12の幅全体に対して塗布材14を所定の
厚み(この実施例では約2mm)で均一に塗布する。
図1〜5に従って説明する。図1,2に示すように、不
織布よりなり軸芯11に巻回されている基材12は、引
き延ばされてローラ13により支持されるとともに、図
示しない搬送装置により所定の張力で引っ張られてい
る。この実施例では、基材12の移動速度は0.5〜5
m/分に設定されている。内部に塗布材14が収容され
ているナイフコータ15は、ローラ13の上方位置に支
持され、基材12の幅全体に対して塗布材14を所定の
厚み(この実施例では約2mm)で均一に塗布する。
【0015】この塗布材14としては、合成樹脂と骨材
とよりなるものの他に、顔料、充填剤と結合剤(バイン
ダー)とよりなるものが使用される。合成樹脂として
は、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂などが、水に分散された水性エマ
ルジョンあるいは有機溶剤に溶解された樹脂溶液の形態
にて使用される。この合成樹脂は、結合剤の1つとなる
ものである。骨材としては、砂、天然石、人工セラミッ
クスの粉砕物などが使用される。顔料としては、酸化
鉄、酸化鉛、炭酸鉛、二酸化チタン、酸化亜鉛などの無
機顔料や、アゾ系顔料、キナクリドンなどの有機顔料が
使用される。この塗布材14の固形分は、80重量%前
後であるが、目的に応じて粘度などを考慮して設定され
る。
とよりなるものの他に、顔料、充填剤と結合剤(バイン
ダー)とよりなるものが使用される。合成樹脂として
は、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂などが、水に分散された水性エマ
ルジョンあるいは有機溶剤に溶解された樹脂溶液の形態
にて使用される。この合成樹脂は、結合剤の1つとなる
ものである。骨材としては、砂、天然石、人工セラミッ
クスの粉砕物などが使用される。顔料としては、酸化
鉄、酸化鉛、炭酸鉛、二酸化チタン、酸化亜鉛などの無
機顔料や、アゾ系顔料、キナクリドンなどの有機顔料が
使用される。この塗布材14の固形分は、80重量%前
後であるが、目的に応じて粘度などを考慮して設定され
る。
【0016】レシプロコータ16は、基材12の下流側
における上方位置に配置されている。摺動子17は、一
対のギヤ18,19間に掛装されたチェーン20に取付
けられ、基材12の移動方向と直交する方向に往復動す
るようになっている。この実施例では、摺動子17は3
0〜100m/分の速度で往復動される。
における上方位置に配置されている。摺動子17は、一
対のギヤ18,19間に掛装されたチェーン20に取付
けられ、基材12の移動方向と直交する方向に往復動す
るようになっている。この実施例では、摺動子17は3
0〜100m/分の速度で往復動される。
【0017】3つの吹付けノズル21,22,23は、
基材12の移動方向と同じ方向に並ぶように連結棒24
により連結され、支持棒25を介して摺動子17に支持
されている。3本の塗布材供給管26,27,28は、
ポンプ29を介して各吹付けノズル21〜23に接続さ
れ、図示しない塗布材の貯溜槽からの塗布材14を所定
の圧力で各吹付けノズル21〜23に供給する。3本の
空気供給管30,31,32は、それぞれ吹付けノズル
21〜23に接続され、圧縮空気を各ノズル21〜23
内に供給し、塗布材14を基材12に向けて吹付ける。
基材12の移動方向と同じ方向に並ぶように連結棒24
により連結され、支持棒25を介して摺動子17に支持
されている。3本の塗布材供給管26,27,28は、
ポンプ29を介して各吹付けノズル21〜23に接続さ
れ、図示しない塗布材の貯溜槽からの塗布材14を所定
の圧力で各吹付けノズル21〜23に供給する。3本の
空気供給管30,31,32は、それぞれ吹付けノズル
21〜23に接続され、圧縮空気を各ノズル21〜23
内に供給し、塗布材14を基材12に向けて吹付ける。
【0018】この実施例では、各ノズル21〜23から
吹付けられる塗布材14は、前記ナイフコータ15に供
給されるものと同様のものが使用され、それぞれ白、
黒、茶色の異なる色調を有するものである。これら複数
のノズル21〜23から吹付けられる塗布材14は、少
なくとも1つが異色であることが、後述する被覆層の優
れた外観を得るために望ましい。
吹付けられる塗布材14は、前記ナイフコータ15に供
給されるものと同様のものが使用され、それぞれ白、
黒、茶色の異なる色調を有するものである。これら複数
のノズル21〜23から吹付けられる塗布材14は、少
なくとも1つが異色であることが、後述する被覆層の優
れた外観を得るために望ましい。
【0019】図4に示すように、吹付けノズル21〜2
3内には中心に空気供給管30〜32が配置されるとと
もに、その周囲に塗布材供給管26〜28から塗布材1
4が供給されるようになっている。また、交換用のノズ
ル口33は、ノズル本体34に対しねじ部35において
螺合され、口径の異なるノズル口33に交換したり、内
部を掃除したりできるようになっている。
3内には中心に空気供給管30〜32が配置されるとと
もに、その周囲に塗布材供給管26〜28から塗布材1
4が供給されるようになっている。また、交換用のノズ
ル口33は、ノズル本体34に対しねじ部35において
螺合され、口径の異なるノズル口33に交換したり、内
部を掃除したりできるようになっている。
【0020】図3に示すように、各ノズル21〜23か
ら基材12に対して吹付けられる塗布材14の吹付け範
囲Raは、ほぼ一定範囲になるようにノズル21〜23
の角度が調整されている。すなわち、各ノズル21〜2
3の軸線が基材12表面においてほぼ交わる(焦点)よ
うに設定される。そして、摺動子17の移動に伴って、
各ノズル21〜23も基材12の進行方向と直交する方
向に往復動しながら、塗布材14を基材12に対して吹
付ける。そして、基材12に対し、常に同一の表面装飾
模様の仕上げ被覆層40が形成できるようにしている。
表面装飾模様とは、塗布材14のランダムな粒子の大き
さと色調の組合わせにより、ランダムに形成される立体
的な装飾模様をいう。この実施例では、仕上げ被覆層4
0の厚みは約4mmである。
ら基材12に対して吹付けられる塗布材14の吹付け範
囲Raは、ほぼ一定範囲になるようにノズル21〜23
の角度が調整されている。すなわち、各ノズル21〜2
3の軸線が基材12表面においてほぼ交わる(焦点)よ
うに設定される。そして、摺動子17の移動に伴って、
各ノズル21〜23も基材12の進行方向と直交する方
向に往復動しながら、塗布材14を基材12に対して吹
付ける。そして、基材12に対し、常に同一の表面装飾
模様の仕上げ被覆層40が形成できるようにしている。
表面装飾模様とは、塗布材14のランダムな粒子の大き
さと色調の組合わせにより、ランダムに形成される立体
的な装飾模様をいう。この実施例では、仕上げ被覆層4
0の厚みは約4mmである。
【0021】ここで、前述のように複数のノズル21〜
23が基材12の搬送方向と同一の方向に並んでいるこ
とから、各ノズル21〜23からの塗布材14の吹付け
範囲Raがわずかにずれた場合、例えば下流側へずれた
場合、そのずれた部分によって現れる表面装飾模様が、
その後に形成される吹付け範囲Raが一定範囲の表面装
飾模様によって消される。従って、各ノズル21〜23
からの塗布材14の吹付け方向にずれが生じても、その
誤差を吸収することができ、仕上げ被覆層40全体とし
て、均一な表面装飾模様を得ることができる。
23が基材12の搬送方向と同一の方向に並んでいるこ
とから、各ノズル21〜23からの塗布材14の吹付け
範囲Raがわずかにずれた場合、例えば下流側へずれた
場合、そのずれた部分によって現れる表面装飾模様が、
その後に形成される吹付け範囲Raが一定範囲の表面装
飾模様によって消される。従って、各ノズル21〜23
からの塗布材14の吹付け方向にずれが生じても、その
誤差を吸収することができ、仕上げ被覆層40全体とし
て、均一な表面装飾模様を得ることができる。
【0022】これに対して、複数のノズル21〜23を
基材12の搬送方向と直交する方向に並べたときには、
塗布材14の吹付け範囲Raが基材12の搬送方向と直
交方向へずれた場合、そのずれた部分によって現れる装
飾模様が線状の模様となって残る。そのため、複数のノ
ズル21〜23をこのように配置する場合には、予めこ
のような点を考慮しておく必要がある。
基材12の搬送方向と直交する方向に並べたときには、
塗布材14の吹付け範囲Raが基材12の搬送方向と直
交方向へずれた場合、そのずれた部分によって現れる装
飾模様が線状の模様となって残る。そのため、複数のノ
ズル21〜23をこのように配置する場合には、予めこ
のような点を考慮しておく必要がある。
【0023】四角箱状をなす回収容器36は、ノズル2
1〜23および基材12の下方位置において、ノズル2
1〜23から吹付けられ、基材の両側縁よりはみ出した
位置に吹付けられた余分な塗布材14を回収する。回収
用配管37は、回収容器36の中央下部から導出されポ
ンプ38を介してナイフコータ15に接続され、余分な
塗布材が回収容器36からナイフコータ15へ回収され
る。回収された塗布材14は、3つのノズル21〜23
から吹出された3種の塗布材14の色調(濃色の黒色と
茶色、淡色の白色)が混合された色調を有するものであ
る。
1〜23および基材12の下方位置において、ノズル2
1〜23から吹付けられ、基材の両側縁よりはみ出した
位置に吹付けられた余分な塗布材14を回収する。回収
用配管37は、回収容器36の中央下部から導出されポ
ンプ38を介してナイフコータ15に接続され、余分な
塗布材が回収容器36からナイフコータ15へ回収され
る。回収された塗布材14は、3つのノズル21〜23
から吹出された3種の塗布材14の色調(濃色の黒色と
茶色、淡色の白色)が混合された色調を有するものであ
る。
【0024】さて、図2に示すように、ナイフコータ1
5内に塗布材14が収容されるとともに、基材12は張
力が付与されて所定の速度で移動する。それと同時に、
摺動子17が往復動を開始し、吹付けノズル21〜23
から塗布材14が基材12に向けて吹付けられる。そし
て、基材12表面に対し、ナイフコータ15によって薄
い下地被覆層39が形成され、その後その下地被覆層3
9上に吹付けノズル21〜23の往復動により、厚い仕
上げ被覆層40が形成される。基材12の両側縁より側
方へ吹付けられた余分な塗布材14は回収容器36に回
収され、ナイフコータ15へ送られる。
5内に塗布材14が収容されるとともに、基材12は張
力が付与されて所定の速度で移動する。それと同時に、
摺動子17が往復動を開始し、吹付けノズル21〜23
から塗布材14が基材12に向けて吹付けられる。そし
て、基材12表面に対し、ナイフコータ15によって薄
い下地被覆層39が形成され、その後その下地被覆層3
9上に吹付けノズル21〜23の往復動により、厚い仕
上げ被覆層40が形成される。基材12の両側縁より側
方へ吹付けられた余分な塗布材14は回収容器36に回
収され、ナイフコータ15へ送られる。
【0025】このようにして、図5に示すように、基材
12表面にナイフコータ15による下地被覆層39と、
吹付けノズル21〜23による仕上げ被覆層40とが順
に形成される。得られた建築物表面仕上げ用シートは、
建築物の外壁、内壁、ドア、天井、柱など所望とする箇
所に接着して使用される。
12表面にナイフコータ15による下地被覆層39と、
吹付けノズル21〜23による仕上げ被覆層40とが順
に形成される。得られた建築物表面仕上げ用シートは、
建築物の外壁、内壁、ドア、天井、柱など所望とする箇
所に接着して使用される。
【0026】前記のように、ナイフコータ15により、
塗布材14による下地被覆層39を全体に均一なものに
することができるとともに、基材12の幅方向全体に同
時に塗布材14を塗布して下地被覆層39を形成できる
ことから、塗布の効率を高めることができる。さらに、
3本の吹付けノズル21〜23からの塗布材14の吹付
け範囲Raが、基材12表面で一定範囲となるように設
定されていることから、仕上げ被覆層40を均一に、し
かも効率良く形成することができる。
塗布材14による下地被覆層39を全体に均一なものに
することができるとともに、基材12の幅方向全体に同
時に塗布材14を塗布して下地被覆層39を形成できる
ことから、塗布の効率を高めることができる。さらに、
3本の吹付けノズル21〜23からの塗布材14の吹付
け範囲Raが、基材12表面で一定範囲となるように設
定されていることから、仕上げ被覆層40を均一に、し
かも効率良く形成することができる。
【0027】すなわち、3本の吹付けノズル21〜23
からの塗布材14の色調が異なっても、吹付けノズル2
1〜23の往復動による色調のずれが発生することな
く、不均一な表面装飾模様が形成されるおそれはない。
従って、基材12上に形成された仕上げ被覆層40の表
面が剥がれ、新たな面が露出しても、その露出面には剥
がれる前と同一の表面装飾模様を得ることができる。す
なわち、3色混合による花崗岩のような天然石の重厚な
装飾模様を得ることができ、外観を向上させることがで
きる。また、仕上げ被覆層40の表面を研磨することに
より、天然石の磨き面のような装飾模様を得ることがで
きる。
からの塗布材14の色調が異なっても、吹付けノズル2
1〜23の往復動による色調のずれが発生することな
く、不均一な表面装飾模様が形成されるおそれはない。
従って、基材12上に形成された仕上げ被覆層40の表
面が剥がれ、新たな面が露出しても、その露出面には剥
がれる前と同一の表面装飾模様を得ることができる。す
なわち、3色混合による花崗岩のような天然石の重厚な
装飾模様を得ることができ、外観を向上させることがで
きる。また、仕上げ被覆層40の表面を研磨することに
より、天然石の磨き面のような装飾模様を得ることがで
きる。
【0028】このように、この実施例の方法によれば、
基材12表面に対する下地被覆層39と仕上げ被覆層4
0をそれぞれ全体に均一に形成することができるととも
に、生産性を向上させることができる。そして、このよ
うな被覆層40が形成された基材12を用いることによ
り、建築物表面を綺麗に仕上げることができる。
基材12表面に対する下地被覆層39と仕上げ被覆層4
0をそれぞれ全体に均一に形成することができるととも
に、生産性を向上させることができる。そして、このよ
うな被覆層40が形成された基材12を用いることによ
り、建築物表面を綺麗に仕上げることができる。
【0029】また、回収容器36により、基材12に塗
布されなかった余分な塗布材14を回収し、ナイフコー
タ15で使用するようにしたので、製造コストの低減を
図ることができる。加えて、回収された塗布材14はナ
イフコータ15で表面に現れない下地被覆層39を形成
するためにそのまま使用されることから、色調を調整す
る必要がなく、製造効率を高めることができる。
布されなかった余分な塗布材14を回収し、ナイフコー
タ15で使用するようにしたので、製造コストの低減を
図ることができる。加えて、回収された塗布材14はナ
イフコータ15で表面に現れない下地被覆層39を形成
するためにそのまま使用されることから、色調を調整す
る必要がなく、製造効率を高めることができる。
【0030】なお、この発明は例えば以下のように構成
を変更して具体化してもよい。 (a)図6に示すように、実施例のナイフコータ15に
代えて、ロールコータ41を使用すること。すなわち、
前記ローラ13の上方に、そのローラ13とほぼ同じ大
きさの塗布ローラ42を配置するとともに、小さい補助
ローラ43を塗布ローラ42の上部に接触するように配
置し、塗布ローラ42と補助ローラ43間に塗布材14
を載せる。そして、塗布ローラ42の回転により、塗布
材14を塗布ローラ42の周面に付着させながら基材1
2表面に塗布する。 (b)下地被覆層39を形成する手段として、フローコ
ータやブラシコータを使用すること。 (c)吹付けノズル21〜23の連結棒24を一本の棒
で構成して水平に配置し、各ノズル21〜23の吹付け
方向を調整可能に構成すること。 (d)吹付けノズル21〜23の位置を基材12から出
来るだけ離し、吹付け範囲Raを大きく設定して、生産
性を向上させること。 (e)各吹付けノズル21〜23をそれぞれ同じような
角度で、レシプロコータ16と直交する方向へ振りなが
ら往復動させること。 (f)吹付けノズル21〜23の数を2個または4個以
上にすること。 (g)基材12の移動を、ベルトコンベア、チェーンコ
ンベアなどの搬送装置で行うこと。 (h)基材12として、アクリル繊維、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維などから形成された布を用いるこ
と。 (i)この発明では、複数の吹付けノズル21〜23の
色調の選択は自由であり、例えば吹付けノズル21〜2
3のうち、濃色の色調を有する塗布材14を中間色(淡
茶色)に変更すること。このようにすれば、御影石(天
然石)のような外観を発現させることができる。 (j)基材12表面を予めプライマーで処理し、基材1
2に対する下地被覆層39の接着性を向上させること。 (k)前記実施例において、3本の吹付けノズル21〜
23を基材12の移動方向と交差するように斜め方向に
並べたりすること。 (l)ナイフコータ15内に回収された塗布材14の他
に、新しい塗布材14を供給したり、回収された塗布材
14を使用しないで新しい塗布材のみ使用したりするこ
と。 (m)塗布材供給管26〜28からの塗布材14の供給
量や、空気供給管30〜32からの空気の供給量を増大
させて生産効率を高めること。 (n)前記実施例において、下地被覆層39の形成を省
略すること。 (o)塗布材14の塗装後にクリア仕上げ材を塗布する
こと。
を変更して具体化してもよい。 (a)図6に示すように、実施例のナイフコータ15に
代えて、ロールコータ41を使用すること。すなわち、
前記ローラ13の上方に、そのローラ13とほぼ同じ大
きさの塗布ローラ42を配置するとともに、小さい補助
ローラ43を塗布ローラ42の上部に接触するように配
置し、塗布ローラ42と補助ローラ43間に塗布材14
を載せる。そして、塗布ローラ42の回転により、塗布
材14を塗布ローラ42の周面に付着させながら基材1
2表面に塗布する。 (b)下地被覆層39を形成する手段として、フローコ
ータやブラシコータを使用すること。 (c)吹付けノズル21〜23の連結棒24を一本の棒
で構成して水平に配置し、各ノズル21〜23の吹付け
方向を調整可能に構成すること。 (d)吹付けノズル21〜23の位置を基材12から出
来るだけ離し、吹付け範囲Raを大きく設定して、生産
性を向上させること。 (e)各吹付けノズル21〜23をそれぞれ同じような
角度で、レシプロコータ16と直交する方向へ振りなが
ら往復動させること。 (f)吹付けノズル21〜23の数を2個または4個以
上にすること。 (g)基材12の移動を、ベルトコンベア、チェーンコ
ンベアなどの搬送装置で行うこと。 (h)基材12として、アクリル繊維、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維などから形成された布を用いるこ
と。 (i)この発明では、複数の吹付けノズル21〜23の
色調の選択は自由であり、例えば吹付けノズル21〜2
3のうち、濃色の色調を有する塗布材14を中間色(淡
茶色)に変更すること。このようにすれば、御影石(天
然石)のような外観を発現させることができる。 (j)基材12表面を予めプライマーで処理し、基材1
2に対する下地被覆層39の接着性を向上させること。 (k)前記実施例において、3本の吹付けノズル21〜
23を基材12の移動方向と交差するように斜め方向に
並べたりすること。 (l)ナイフコータ15内に回収された塗布材14の他
に、新しい塗布材14を供給したり、回収された塗布材
14を使用しないで新しい塗布材のみ使用したりするこ
と。 (m)塗布材供給管26〜28からの塗布材14の供給
量や、空気供給管30〜32からの空気の供給量を増大
させて生産効率を高めること。 (n)前記実施例において、下地被覆層39の形成を省
略すること。 (o)塗布材14の塗装後にクリア仕上げ材を塗布する
こと。
【0031】また、前記実施例より把握される技術的思
想について、以下に記載する。 (1)複数の吹付けノズルを基材の移動方向と直交する
方向に往復動させる請求項1に記載の建築物表面仕上げ
用シートの製造方法。この方法によれば、吹付けノズル
の往復動の距離を短くして、塗布材を効率良く吹付ける
ことができる。 (2)基材からの吹付けノズルの距離を調整して吹付け
範囲を調整可能にした請求項1に記載の建築物表面仕上
げ用シートの製造方法。このように構成すれば、塗布材
の吹付け範囲を大きくして塗布効率を高めることができ
る。 (3)吹付けノズルは交換可能な吹付け口を備えたもの
である請求項5に記載の建築物表面仕上げ用シートの製
造装置。このように構成すれば、吹付け量の異なる吹付
け口に容易に交換できるとともに、吹付けノズル内の清
掃を容易に行うことができる。 (4)搬送される基材の上流側において基材表面に塗布
材を塗布して下地被覆層を形成する塗布装置を備えた請
求項5に記載の建築物表面仕上げ用シートの製造装置。
この構成により、下地被覆層を容易に形成し、吹付けノ
ズルによる被覆層の装飾効果を向上させることができ
る。
想について、以下に記載する。 (1)複数の吹付けノズルを基材の移動方向と直交する
方向に往復動させる請求項1に記載の建築物表面仕上げ
用シートの製造方法。この方法によれば、吹付けノズル
の往復動の距離を短くして、塗布材を効率良く吹付ける
ことができる。 (2)基材からの吹付けノズルの距離を調整して吹付け
範囲を調整可能にした請求項1に記載の建築物表面仕上
げ用シートの製造方法。このように構成すれば、塗布材
の吹付け範囲を大きくして塗布効率を高めることができ
る。 (3)吹付けノズルは交換可能な吹付け口を備えたもの
である請求項5に記載の建築物表面仕上げ用シートの製
造装置。このように構成すれば、吹付け量の異なる吹付
け口に容易に交換できるとともに、吹付けノズル内の清
掃を容易に行うことができる。 (4)搬送される基材の上流側において基材表面に塗布
材を塗布して下地被覆層を形成する塗布装置を備えた請
求項5に記載の建築物表面仕上げ用シートの製造装置。
この構成により、下地被覆層を容易に形成し、吹付けノ
ズルによる被覆層の装飾効果を向上させることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、第1または第5の
発明によれば、基材表面に対する被覆層の表面装飾模様
を均一にすることができるとともに、被覆層の厚みを全
体的に均一にすることができる。さらに、被覆層を効率
良く形成して、生産性を向上させることができる。
発明によれば、基材表面に対する被覆層の表面装飾模様
を均一にすることができるとともに、被覆層の厚みを全
体的に均一にすることができる。さらに、被覆層を効率
良く形成して、生産性を向上させることができる。
【0033】第2の発明によれば、下地被覆層を効率良
く形成して、生産性を高めることができる。第3の発明
によれば、基材の幅全体にわたって塗布材を効率良く、
しかも均一かつ確実に塗布することができる。
く形成して、生産性を高めることができる。第3の発明
によれば、基材の幅全体にわたって塗布材を効率良く、
しかも均一かつ確実に塗布することができる。
【0034】第4の発明によれば、各吹付けノズルによ
る塗布材の吹付け範囲の誤差を効果的に吸収することが
できる。
る塗布材の吹付け範囲の誤差を効果的に吸収することが
できる。
【図1】 実施例の建築物表面仕上げ用シートの製造装
置を示す斜視図。
置を示す斜視図。
【図2】 同じく建築物表面仕上げ用シートの製造装置
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】 吹付けノズルを示す正面図。
【図4】 吹付けノズルを示す断面図。
【図5】 基材上に塗布材の被覆層を形成した状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図6】 この発明の別例のロールコータを示す断面
図。
図。
12…基材、14…塗布材、15…ナイフコータ、21
〜23…吹付けノズル、36…回収容器、37…回収用
配管、39…下地被覆層、40…仕上げ被覆層、41…
ロールコータ。
〜23…吹付けノズル、36…回収容器、37…回収用
配管、39…下地被覆層、40…仕上げ被覆層、41…
ロールコータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/00 8913−2E E04F 13/00 B 13/08 8913−2E 13/08 F
Claims (5)
- 【請求項1】 基材を一定方向に搬送するとともに、基
材の上方位置に配置されて基材の搬送方向と交差する方
向に移動する複数の吹付けノズルから吹付け範囲が一定
範囲となるように基材に向けて塗布材を吹付け、基材表
面に被覆層を形成する建築物表面仕上げ用シートの製造
方法。 - 【請求項2】 搬送される基材の上流側において基材表
面に塗布材を塗布して下地被覆層を形成する請求項1に
記載の建築物表面仕上げ用シートの製造方法。 - 【請求項3】 下地被覆層を形成する方法が、ナイフコ
ータまたはロールコータにより形成する方法である請求
項2に記載の建築物表面仕上げ用シートの製造方法。 - 【請求項4】 前記複数の吹付けノズルが基材の搬送方
向と同じ方向に並んでいる請求項1〜3のいずれかに記
載の建築物表面仕上げ用シートの製造方法。 - 【請求項5】 基材を一定方向に搬送する搬送装置と、 基材の上方位置に配置されて基材の搬送方向と交差する
方向に移動して塗布材を基材に向けて吹付け、その表面
上における塗布材の吹付け範囲が一定範囲となる複数の
吹付けノズルとを備えた建築物表面仕上げ用シートの製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7162514A JP2811292B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7162514A JP2811292B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13492998A Division JPH10323592A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910634A true JPH0910634A (ja) | 1997-01-14 |
JP2811292B2 JP2811292B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=15756075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7162514A Expired - Fee Related JP2811292B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 建築物表面仕上げ用シートの製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811292B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072153A1 (de) * | 2007-12-20 | 2009-06-24 | Voith Patent GmbH | Auftragsvorrichtung |
JP2013231276A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | サイディング材 |
CN110013930A (zh) * | 2019-04-13 | 2019-07-16 | 镇江安之盾高温纤维制品有限公司 | 一种特种涂层玻璃纤维布制备用涂覆设备 |
CN114918114A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-08-19 | 苏州天义合精密科技有限公司 | 一种硅胶表面光固化处理装置及其处理工艺 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187968A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド | 基板に流体を散布する方法およびその装置 |
JPS61197071A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-09-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 建築用板の塗装方法 |
JPS63209770A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-08-31 | Trinity Ind Corp | 自動塗装方法 |
JPH04118075A (ja) * | 1990-09-06 | 1992-04-20 | Kubota Corp | 多彩塗装方法 |
JPH06101316A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-12 | Yamamoto Yogyo Kako Kk | 建築物表面仕上用シートの製造方法 |
JPH07308629A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-11-28 | Sekisui House Ltd | 多彩塗装方法 |
JPH07328491A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-19 | Ig Tech Res Inc | 多色塗装システム |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP7162514A patent/JP2811292B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013231276A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | サイディング材 |
CN110013930A (zh) * | 2019-04-13 | 2019-07-16 | 镇江安之盾高温纤维制品有限公司 | 一种特种涂层玻璃纤维布制备用涂覆设备 |
CN110013930B (zh) * | 2019-04-13 | 2020-11-13 | 镇江安之盾高温纤维制品有限公司 | 一种特种涂层玻璃纤维布制备用涂覆设备 |
CN114918114A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-08-19 | 苏州天义合精密科技有限公司 | 一种硅胶表面光固化处理装置及其处理工艺 |
CN114918114B (zh) * | 2022-05-31 | 2024-01-26 | 苏州天义合精密科技有限公司 | 一种硅胶表面光固化处理装置及其处理工艺 |
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---|---|
JP2811292B2 (ja) | 1998-10-15 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |